JPH0244709A - 金属化フィルムコンデンサ - Google Patents

金属化フィルムコンデンサ

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Publication number
JPH0244709A
JPH0244709A JP19656588A JP19656588A JPH0244709A JP H0244709 A JPH0244709 A JP H0244709A JP 19656588 A JP19656588 A JP 19656588A JP 19656588 A JP19656588 A JP 19656588A JP H0244709 A JPH0244709 A JP H0244709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
shrinkage rate
thermal shrinkage
fuse
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19656588A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Kuniya
国谷 一郎
Katsumi Nishigaki
西垣 克己
Shoichi Yamamoto
正一 山本
Kenkichi Hiraki
謙吉 平木
Takeshi Yoshimoto
武志 吉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は保安機能を具備した金属化フィルムコンデンサ
に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の金属化フィルムコンデンサについて図面
を用いて説明する。
第2図は同フィルムコンデンサ素子の断面図であり、図
中21.22は金属化グラヌチックフィルムである。第
3図は従来の保安機能を具備したコンデンサの蒸着パタ
ーン図である。保安機能の動作のメカニズムとしてはコ
ンデンサ内部に異常箇所(仮に第3図のaのポイントと
する)がありそこで生じる絶縁破壊時に流れる電流によ
ってヒユーズ(第3図のb)が溶断されるというもので
ある。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来の方法ではヒユーズのバラツキ、ヒ
ユーズ溶断エネルギーの拡散等の問題によりヒユーズが
溶断せずに絶縁破壊が生じ、コンデンサ破裂に至る場合
があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、より安全に
保安機能を動作させ、その動作率を向上させようとする
ものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するため、熱収縮率の異なるフ
ィルムを交互に巻回し、熱収縮率の大きいフィルムの外
側又は熱収縮率の小さいフィルムの内側に保安機能を施
すものである。
作用 上記手段によシ熱を加えることにより保安機能を具備し
である蒸着面上に非常に狭いエアーギャップ層を形成さ
せ、前記エアーギャップで自己回復作用を助長させ、か
つヒユーズの溶断作用を向上でき、大きな絶縁破壊に至
るまえに、より多くの自己回復作用を起こさせ安全に保
安機能を動作させることができる。
実施例 以下本発明の一実施例について図面を参照して説明する
第1図はムσ蒸着金属化プラヌチックフィルムコンデン
サ素子の絶縁構成の断面図で、図の下方が巻芯部で上方
が外周部になっている。また図中の斜線部は電極導出金
属溶射層で黒色部はムe蒸着層である。
同図に示すように熱収縮率の大きいPPフィルム11と
熱収縮率の小さいPETフィルム12を交互に巻回する
ことによシ、熱収縮率の大きなPPフィルム11が熱を
加えた時に巻芯方向(第1図の下方)に収縮し熱収縮率
の小さなフィルム12との間に非常に狭いエアーギャッ
プ層(第1図の13)が形成された状態になっている。
またこの部分に保安機能、ヒユーズ部14(第3図のb
に相当する)が施されている。
上記構成においてコンデンサ破壊に至らしめるような過
電圧が加わった場合13のエアーギャップ層が形成され
ているため、破壊に至る前に11のフィルムに蒸着され
た自己回復作用の良いムe金属蒸着層(第1図の16)
で盛んに自己回復作用が起こシ、その際に自己回復部に
流れ込む電流でヒユーズ14が溶断される。すなわち破
壊に至る前の印加電圧において安全に溶断せしめる機構
となっているのである。ま走ヒユーズ14においてはエ
アーギャップ層13が形成されているため12のフィル
ムとの間が非接触になっているのでヒユーズの溶断熱エ
ネルギーが上部フィルム12に拡散することなく、バラ
ツキ少なく確実に溶断する。
次に本実施例は熱収縮の異なるフィルムとしてPETフ
ィルムとPPフィルムを示したが、他の実施例として熱
収縮率(120°C30分後のMD力方向4%+7)P
Pフィルムと2%のPPフィルムの絶縁構成でも高い保
安性を得ることができる。
また前記実施例には片面蒸着フィルム構成で示したが両
面蒸着においても同様の作用効果が奏せられる。
なお前記実施例の保安性をJ I 5−C−4908−
1987の保安機構付きコンデンサの保安試験(内容に
ついては割愛させていただく)にて調べた試験結果が第
4図である。同図から明らかなように、同一熱収縮率の
フィルム構成に比し異なる熱収縮率のフィルム構成され
たコンデンサは高い保安性を有している。なお絶縁構成
以外の製造条件はすべて同じである。
発明の効果 以上のように、本発明によれば熱収縮率の異なるフィル
ム構成にて熱を加えることによって保安機構蒸着面上に
エアーギャップ層を形成させ、そのために破壊に至る前
の自己回復作用を助長し、またヒユーズ部の溶断作用も
向上し、破壊に至る前に安全確実に保安機構が動作する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す巻回コンデンサの絶縁
構成図、第2図は従来の巻回コンデンサの絶縁構成図、
第3図は保安機構付きコンデンサの素子の構成図、第4
図はJ I 5−C−4908−1987の保安性試験
の結果を示す図である。 11・・・・・・p p誘電体フィルム、12・・・・
・・PET誘電体フィルム 15・・・・・・エアーギ
ャップ層。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名第 図 第 図 n −FP訪4藁=イ苓74ルム +5’−−f7−%ff・y7”4 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一方の蒸着電極を複数個分割してなる保安機構付き金属
    化フィルムコンデンサにおいて、熱収縮率の異なる1対
    のフィルムを用い、熱収縮率の大きいフィルムの外側又
    は熱収縮率の小さいフィルムの内側に保安機能を施した
    金属化フィルムコンデンサ。
JP19656588A 1988-08-05 1988-08-05 金属化フィルムコンデンサ Pending JPH0244709A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007192900A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Ricoh Co Ltd 光反射ユニット、画像読取装置、光書込装置及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007192900A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Ricoh Co Ltd 光反射ユニット、画像読取装置、光書込装置及び画像形成装置

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