JP2002005260A - トルクコンバータ - Google Patents

トルクコンバータ

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JP2002005260A
JP2002005260A JP2000183516A JP2000183516A JP2002005260A JP 2002005260 A JP2002005260 A JP 2002005260A JP 2000183516 A JP2000183516 A JP 2000183516A JP 2000183516 A JP2000183516 A JP 2000183516A JP 2002005260 A JP2002005260 A JP 2002005260A
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浩司 前田
Toshihiro Yamashita
智弘 山下
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H41/00Rotary fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H41/24Details
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H41/00Rotary fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H41/24Details
    • F16H2041/246Details relating to one way clutch of the stator

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トルクコンバータのステータの内周側の軸長
を短縮する。 【解決手段】 トルクコンバータは、ステータ3を固定
部材に一方向回転可能に径方向支持するワンウェイクラ
ッチ4と、ステータをポンプインペラ1とタービンラン
ナ2とに軸方向支持する一対のスラストベアリング5
A,5Bとを備える。ワンウェイクラッチと両スラスト
ベアリングの直径を異ならせ、ワンウェイクラッチのサ
イドベアリング45A,45Bに対してスラストベアリ
ングが軸方向に重ならない配置とすることで、スラスト
荷重がかからなくなるサイドベアリングを薄肉化した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トルクコンバータに関
し、特に、そのステータのスラスト力支持構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】トルクコンバータは対向配置されたポン
プインペラとタービンランナとの間にステータを配した
構成を備える。ステータは環状のワンウェイクラッチを
介して適宜の固定部材に一方向回転可能に径方向支持さ
れ、かつ環状のスラストベアリングを介してポンプイン
ペラとタービンランナ(詳しくは、そのハブ)に軸方向
支持される。従来、このようにステータを支持するワン
ウェイクラッチとスラストベアリングは、ほぼ同径とさ
れ、ワンウェイクラッチを軸方向両側からスラストベア
リングで挟む形態で、ワンウェイクラッチとスラストベ
アリングが軸方向に重なった配置とされている(一例と
して特開平8−14382号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
トルクコンバータでは、ステータの内周側で、ワンウェ
イクラッチと一対のスラストベアリングがほぼ同様の径
方向位置で軸方向に並ぶ配列となり、この配列がトルク
コンバータの内周部の軸方向長さを長くし、ひいてはト
ルクコンバータの軸長短縮を妨げる要因となっていた。
また、こうした配置では、スラストベアリングがワンウ
ェイクラッチのサイドベアリングに重なる位置になるた
め、スラスト力がスラストベアリングとワンウェイクラ
ッチのアウタレースとの間で、ワンウェイクラッチのサ
イドベアリングを介して伝達されるため、このスラスト
力に耐えるようにサイドベアリングの肉厚の確保も必要
であり、更に、径方向位置の異なるスラストベアリング
とワンウェイクラッチのアウタレースとの間でのスラス
ト力伝達のために、サイドベアリングの形状が複雑にな
るのを避けられなかった。
【0004】ところで、トルクコンバータが用いられる
典型例としての車両用自動変速機では、多段化が進んで
おり、それに伴う変速機構の複雑化による軸長の増大を
防ぐ意味で、特に自動変速機とエンジンとを軸方向に並
べてトレッド幅内に横置き配置するフロントエンジンフ
ロントドライブ車やリヤエンジンリヤドライブ車用の自
動変速機では、トルクコンバータに対する軸長短縮の要
請が強い。
【0005】このような事情に鑑み、本発明は、ワンウ
ェイクラッチとスラストベアリングの配置を改善するこ
とで、特にステータの内周側の軸長を短縮したトルクコ
ンバータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、ステータを固定部材に一方向回転可能に
径方向支持するワンウェイクラッチと、ステータをポン
プインペラとタービンランナとに軸方向支持するスラス
トベアリングとを備えるトルクコンバータにおいて、前
記ワンウェイクラッチとスラストベアリングの直径を異
ならせ、少なくともワンウェイクラッチのサイドベアリ
ングに対してスラストベアリングが軸方向に重ならない
配置としたことを特徴とする。
【0007】上記の構成において、前記スラストベアリ
ングは、その少なくとも一部がワンウェイクラッチと径
方向に重なる配置とすると更に有効である。
【0008】また、上記の構成において、前記スラスト
ベアリングは、ワンウェイクラッチの外周側に配置され
るのが有効である。
【0009】また、上記の構成において、前記スラスト
ベアリングの外周側と内周側とを連通させる油路が、ス
ラストベアリングと当接する部材の支持面に設けられた
構成とすることもできる。
【0010】
【作用及び発明の効果】本発明の項1記載の構成では、
ステータとスラストベアリングとの間でのスラスト力の
伝達が、ワンウェイクラッチのサイドベアリングを介す
ることなく行なわれ、サイドベアリングにスラスト荷重
がかからなくなるので、サイドベアリングを薄肉化する
ことができ、それによりトルクコンバータのステータの
内周側の軸長を短縮することができる。また、サイドベ
アリングを介するスラスト力の伝達が不用となること
で、その形状も簡素化することができる。
【0011】次に、請求項2記載の構成では、ワンウェ
イクラッチとスラストベアリングの配設のための軸方向
長さが、両者の径方向重合分だけ節減できるため、ステ
ータの径方向内側の軸方長さを一層短縮することができ
る。
【0012】また、請求項3記載の構成では、スラスト
ベアリングをワンウェイクラッチの外周側に配置するこ
とで、同径のもので比較した場合にワンウェイクラッチ
に比べて耐久性の確保が難しいスラストベアリングの大
径化による耐久性の向上が自ずと可能となる。
【0013】また、請求項4記載の構成では、トルクコ
ンバータのトーラス部に対する作動油の給排に必須の油
路を、サイドベアリングに油路を設けることなく構成す
ることができるので、サイドベアリングの形状を簡素に
できるため、加工コストが低減できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿い、本発明の実施
形態を説明する。図1は本発明を適用した第1実施形態
に係るトルクコンバータのトーラス部とロックアップク
ラッチ部の図示を省略した部分半截側断面図であり、図
2はそのステータのみを示す正面図である。図1に示す
ように、このトルクコンバータは、従来のものと同様
に、ステータ3を固定部材(図示せず)に一方向回転可
能に径方向支持するワンウェイクラッチ4と、ステータ
3をポンプインペラ1とタービンランナ2とに軸方向支
持する一対のスラストベアリング5A,5Bとを備え
る。
【0015】本発明の特徴とするところに従い、ワンウ
ェイクラッチ4と両スラストベアリング5A,5Bの直
径は異ならせてあり、少なくともワンウェイクラッチ4
のサイドベアリング45A,45Bに対してスラストベ
アリング5A,5Bが軸方向に重ならない配置とされて
いる。更にこの形態では、両スラストベアリング5A,
5Bは、それらの少なくとも一部がワンウェイクラッチ
4と径方向に重なる配置とされている。また、両スラス
トベアリング5A,5Bの外周側と内周側とを連通させ
る油路Gが、両スラストベアリング5A,5Bと当接す
る部材(本形態において後記するステータハブ)32の
支持面32a(図2参照)に設けられている。そして、
スラストベアリング5A,5Bは、ワンウェイクラッチ
4の外周側に配置されている。
【0016】更に詳述すると、トルクコンバータは、図
示しないエンジンのクランクシャフトにセンタピース1
1を心出し嵌合させ、ドライブプレートに取付けられる
コンバータカバー12と、これに溶接一体化されたポン
プシェル13と、ポンプシェル13に溶接一体化され、
図示しないオイルポンプに連結されるポンプハブ14と
で外形を囲われている。ポンプシェル13と対向するタ
ービンシェル21は、その内周側をダンパディスク6と
合わせて、スラストベアリング5Bの径方向位置より径
方向内側で、タービンハブ22にリベット8止めされて
いる。タービンハブ22のコンバータカバー12側(図
示右方)に延びるボス部外周には、図示しないロックア
ップクラッチのピストン7が軸方向摺動自在に支持され
ている。
【0017】ポンプシェル13とタービンシェル21の
間にブレード部31を介在させたステータ3は、その内
周側のハブ32をワンウェイクラッチ4に支持させて、
ワンウェイクラッチ4を介して自動変速機のケースから
延びる適宜の中空軸状固定部材に支持されている。この
形態では、アルミ材からなるステータハブ32が、ワン
ウェイクラッチ4の鋼材からなるアウタレース42の外
周に鋳込み固定されている。
【0018】ワンウェイクラッチ4は、上記のアウタレ
ース42と、その内周側のインナレース41と、それら
両レースの間に配設された一方向係合のための各要素
と、アウタレース42をインナレース41に径方向支持
する軸方向両端の一対のサイドベアリング45A,45
Bとで構成されており、インナレース41がスプライン
嵌合で前記中空軸状固定部材に連結されている。この形
態では、一対のサイドベアリング45A,45Bは、コ
スト低減のために同一形状とされ、それぞれその外周側
をアウタレース42に同様にかしめ止めして、アウタレ
ース42側に支持されている。
【0019】ステータ3を軸方向支持する一対のスラス
トベアリング5A,5Bは、それぞれポンプシェル13
の最内周側側面とステータハブ32の側面及び同側面と
タービンハブ22の最外周側側面との間に配置されてい
る。この形態では、両スラストベアリング5A,5B
は、ケージで周方向間隔保持されたベアリングローラ5
1を薄肉レース52と厚肉レース53からなる一対のレ
ースの間に配した同一規格すなわち同径かつ同形状のも
のとされ、ステータハブ32を挟んで厚肉レース53が
向い合う面対称となるように表裏を相互に逆に向けて配
置されている。この同一規格品の使用は、コスト低減を
意図するものである。
【0020】ポンプシェル13とステータハブ32との
間の一方のスラストベアリング5Aの径方向位置決め
は、ポンプシェル13とポンプハブ14との嵌め合わせ
部で若干ポンプシェル13側に入りこんだポンプハブ1
4外周面でスラストベアリング5Aの薄肉レース52を
支持することでなされ、ステータハブ32とタービンハ
ブ22との間の他方のスラストベアリング5Bの径方向
位置決めは、タービンハブ22からステータハブ32方
向に張出すボス部22aの外周面でスラストベアリング
5Bの薄肉レース52を支持することでなされ、これら
の位置決めによる他の部材を介さない心出し構成の踏襲
により、一対のスラストベアリング5A,5Bをワンウ
ェイクラッチ4より外周側に配置した構成を採りなが
ら、耐久性を左右するベアリング心出し精度が維持され
ている。
【0021】トルクコンバータのトーラス部を作動油の
給排油路に両スラストベアリング5A,5Bをバイパス
して連通させるべく、両スラストベアリング5A,5B
の外周側と内周側とを連通させて設けられる油路Gは、
それぞれのスラストベアリング5A,5Bの厚肉レース
53と当接するステータハブ32の支持面32a(図2
参照)に、それぞれが径方向溝と軸方向溝が連続した複
数の溝として形成されている。図2はこれらの溝の配置
を示し、この形態では、周方向に等間隔の8本の溝とさ
れている。
【0022】こうした構成からなるトルクコンバータで
は、ステータ3とスラストベアリング5A,5Bとの間
でのスラスト力の伝達が、ワンウェイクラッチ4のサイ
ドベアリング45A,45Bを介することなく行なわ
れ、サイドベアリング45A,45Bにスラスト荷重が
かからなくなるため、サイドベアリング45A,45B
が薄肉化されており、また、その形状もスラスト力の伝
達が不用となることで簡素化されている。
【0023】更に、ワンウェイクラッチ4と両スラスト
ベアリング5A,5Bの径方向での一部重合配置によ
り、ワンウェイクラッチ4と両スラストベアリング5
A,5Bの配設のための軸方向長さが、両者の径方向重
合分だけ節減され、ステータ4の径方向内側の軸方長さ
が一層短縮されている。しかも、こうしたステータ4の
径方向内側の軸方長さの削減は、それのみに止まらず、
近時の流体解析の進歩によりトルク伝達能力に対するト
ーラス部の小型化が可能となることでトーラス部内側に
生じる余裕スペースを有効に利用した配置を実現するこ
とができ、トルクコンバータ全体の軸長の短縮にも有効
な配置となる。
【0024】また、従来の構成によれば、ワンウェイク
ラッチのサイドベアリングに設けざるを得なかった油路
を、本形態では型製造されるステータハブ32側に設け
ているので、サイドベアリング45A,45Bの形状を
溝のない単純な平板状とすることができ、それにより加
工コストが低減されている。
【0025】また、スラストベアリング5A,5Bをワ
ンウェイクラッチ4の外周側に配置することで、同径の
もので比較した場合にワンウェイクラッチ4に比べて耐
久性の確保が難しいスラストベアリング5A,5Bの大
径化による耐久性の向上が自ずと可能となっている。
【0026】ところで、前記第1実施形態では、ステー
タとワンウェイクラッチのアウタレースをアウタレース
の外周部で鋳込みにより連結する構成を採ったが、この
両者の連結構造については、他に種々の形態を採ること
ができる。以下、これらの形態について説明する。
【0027】図3は連結のための鋳込み位置をトーラス
部側に変更した本発明の第2実施形態を示す。この形態
では、ワンウェイクラッチ4のアウタレース42をステ
ータのブレード付け根部位置まで延長し、ステータハブ
32の径方向内側への延長部をなくし、その位置でステ
ータハブ32が、ワンウェイクラッチ4のアウタレース
42の外周に鋳込み固定されている。この鋳込み位置の
変更に伴い、両スラストベアリング5A,5Bの外周側
と内周側とを連通させて設けられる油路Gは、それぞれ
のスラストベアリング5A,5Bの厚肉レース53と当
接するアウタレース42の支持面に形成した径方向溝
と、ステータハブ32の内周面に形成した軸方向溝を連
通させた構成とされている。その余の構成については、
実質上第1実施形態の場合と同様である。こうした構成
を採っても、前記第1実施形態と同様の効果が得られ
る。
【0028】次の図4は、本発明の第3実施形態を示
す。この形態は、鋳込みをリベット止めに変更したもの
である。詳しくは、ワンウェイクラッチ4のアウタレー
ス42の一部をステータ3のブレード付け根部位置まで
延長し、ステータハブ32の径方向内側への延長部を第
1実施形態に対して薄肉化し、これら両延長部で軸方向
の重合部を形成して、該重合部に挿通させた周方向に複
数配置のリベット9でアウタレース42とステータ3を
固定したものである。この形態の場合、リベット止めの
径方向位置と、スラストベアリング5A,5Bの直径を
一致させることで、リベット9とスラストベアリングの
厚肉レース53の位置を軸方向に整合させて、スラスト
力がリベット9を介して双方の厚肉レース53に相互に
伝達される構成とすることができる。この場合の両スラ
ストベアリング5A,5Bの外周側と内周側とを連通さ
せて設けられる油路Gは、先の第1及び第2実施形態の
折衷案といえる構成となり、スラストベアリング5B側
は、ステータハブ32に径方向溝と軸方向溝が連続した
複数の溝として形成され、スラストベアリング5A側に
ついては、アウタレース42に形成した径方向溝と、ス
テータハブ32の内周面に形成した軸方向溝を連通させ
た構成とされている。これらの溝の周方向位置は、図示
のようにリベット9の位置と同位置としても、別位置と
してもよい。その余の構成については、実質上第1実施
形態の場合と同様である。こうした構成を採っても、前
記第1実施形態と同様の効果が得られる。
【0029】更に図5は、本発明の第4実施形態を示
す。この形態は、リベット止めをスナップリング止めに
変更したものである。詳しくは、ステータ3とアウタレ
ース42は、ステータ3のブレード付け根部位置の内周
側に形成したスナップリング溝にスナップリング10を
嵌合させることで相互に軸方向止めされ、ステータハブ
32とアウタレース42相互の嵌合部で心合わせされて
いる。更にこの形態では、前記第3実施形態に対してス
テータハブ32を更に径方向内側に延長してワンウェイ
クラッチ4の一方のサイドベアリング45Bと一体化さ
せている。この形態の場合、両スラストベアリング5
A,5Bは、厚肉レース53側で位置決めさせるべく、
断面L字状とされ、その屈曲部でベアリングローラ51
のケージを支持している。この場合の両スラストベアリ
ング5A,5Bの外周側と内周側とを連通させて設けら
れる油路Gは、先の第3実施形態のものと同様である。
その余の構成については、実質上第3実施形態の場合と
同様である。こうした構成を採っても、先の各実施形態
と同様の効果が得られる。
【0030】最後に図6は、本発明の第5実施形態を示
す。この形態は、先の第1実施形態の鋳込み部をセレー
ション圧入に変更したものである。この形態の場合、ス
テータハブ32とアウタレース42は、セレーション圧
入部Sで相互に軸方向止めされ、かつ心合わせされてい
る。この場合も、先の第4実施形態と同様に、ステータ
ハブ32をワンウェイクラッチ4の一方のサイドベアリ
ングと一体化させている。その余の構成については、実
質上第1実施形態の場合と同様である。こうした構成を
採っても、先の各実施形態と同様の効果が得られる。
【0031】以上、本発明を5つの実施形態に基づき詳
説したが、本発明は他の種々の異なる形態で実施するこ
とができる。例えば、両スラストベアリング5A,5B
とワンウェイクラッチ4の内外周位置関係を例示の実施
形態とは逆にして、スラストベアリング5A,5Bの外
周側にワンウェイクラッチ4を配する構成を採ることも
できる。この場合、両スラストベアリング5A,5Bが
当接する部材の支持面は、ワンウェイクラッチ4のイン
ナレース41となり、両スラストベアリング5A,5B
の外周側と内周側とを連通させる油路が、インナレース
41のスラストベアリング5A,5Bとの当接面とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したトルクコンバータの第1実施
形態をトーラス部とロックアップクラッチ部を省略して
示す部分半截側断面図である。
【図2】トルクコンバータのステータのみを示す正面図
である。
【図3】本発明の第2実施形態を示す図1と同様の部分
の半截側断面図である。
【図4】本発明の第3実施形態を示す図1と同様の部分
の半截側断面図である。
【図5】本発明の第4実施形態を示す図1と同様の部分
の半截側断面図である。
【図6】本発明の第5実施形態を示す図1と同様の部分
の半截側断面図である。
【符号の説明】
1 ポンプインペラ 2 タービンランナ 3 ステータ 4 ワンウェイクラッチ 5A,5B スラストベアリング 32a 支持面 45A,45B サイドベアリング G 油路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータを固定部材に一方向回転可能に
    径方向支持するワンウェイクラッチと、ステータをポン
    プインペラとタービンランナとに軸方向支持するスラス
    トベアリングとを備えるトルクコンバータにおいて、 前記ワンウェイクラッチとスラストベアリングの直径を
    異ならせ、少なくともワンウェイクラッチのサイドベア
    リングに対してスラストベアリングが軸方向に重ならな
    い配置としたことを特徴とするトルクコンバータ。
  2. 【請求項2】 前記スラストベアリングは、その少なく
    とも一部がワンウェイクラッチと径方向に重なる配置と
    された、請求項1記載のトルクコンバータ。
  3. 【請求項3】 前記スラストベアリングは、ワンウェイ
    クラッチの外周側に配置された、請求項1記載のトルク
    コンバータ。
  4. 【請求項4】 前記スラストベアリングの外周側と内周
    側とを連通させる油路が、スラストベアリングと当接す
    る部材の支持面に設けられた、請求項2記載のトルクコ
    ンバータ。
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