JP4303406B2 - 流体継手 - Google Patents

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0294Single disk type lock-up clutch, i.e. using a single disc engaged between friction members

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,ポンプ羽根車とタービン羽根車とを対向させて,これらの間に作動オイルの循環回路を形成し,またタービン羽根車の背面と,ポンプ羽根車に連設されてタービン羽根車の背面を覆うサイドカバーとの間に,循環回路に連通する油室を画成し,この油室及び循環回路に,作動オイルの供給,排出のための第1及び第2油路をそれぞれ接続し,ポンプ羽根車には入力軸が連結され,タービン羽根車のハブにスプライン嵌合される主軸をサイドカバーのハブに回転可能に嵌合するようにした流体継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
流体継手において,ポンプ羽根車とタービン羽根車とを対向させて,これらの間に作動オイルの循環回路を形成し,またタービン羽根車の背面と,ポンプ羽根車に連設されてタービン羽根車の背面を覆うサイドカバーとの間に,循環回路に連通する油室を画成し,タービン羽根車のハブにスプライン嵌合される主軸をサイドカバーのハブに回転可能に嵌合するようにしたものが,例えば,実公昭62−12912号公報に開示されているように,既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の流体継手では,上記公報に開示されているように,ポンプ羽根車及びタービン羽根車の同心精度を確保するために,ポンプ羽根車のハブにボールベアリングを介して嵌合した主軸にタービン羽根車のハブをスプライン嵌合している。したがって,流体継手に主軸を取り付ける前の状態では,ポンプ羽根車,タービン羽根車及びサイドカバーの三者を同心上に保持するものが存在しないため,上記三者のハブに主軸を嵌合する作業は容易でなく,主軸の取り付け作業性が悪いという欠点がある。また上記のものは,ポンプ羽根車及び主軸間のボールベアリングの潤滑のための油路と,両羽根車間の循環回路に給油するための油路とを個別に持っているので,油路構成が複雑であって加工性が悪く,コストの低減が困難であるという欠点もある。
【0004】
本発明は,従来の上記欠点をすべて解消し得るようにした前記流体継手を提供することを他の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本発明は,ポンプ羽根車とタービン羽根車とを対向させて,これらの間に作動オイルの循環回路を形成し,またタービン羽根車の背面と,ポンプ羽根車に連設されてタービン羽根車の背面を覆うサイドカバーとの間に,循環回路に連通する油室を画成し,この油室及び循環回路に,作動オイルの供給,排出のための第1及び第2油路をそれぞれ接続し,ポンプ羽根車には入力軸が連結され,タービン羽根車のハブにスプライン嵌合される主軸をサイドカバーのハブに回転可能に嵌合するようにした流体継手であって,タービン羽根車のハブには,タービン羽根車のシェルの内周端を始端としてポンプ羽根車と反対方向に延びる外側円筒部と,この外側円筒部の終端から半径方向内向きに延びる側壁部と,この側壁部の内端からタービン羽根車のシェルの内周端をポンプ羽根車側に越えて軸方向に延びながら主軸の外周に嵌合される内側円筒部とを設け,また,ポンプ羽根車のハブには,前記外側円筒部の内周面に近接させて,前記内側円筒部を同心状に囲繞する中間円筒部を設け,前記中間円筒部の外周面と前記外側円筒部の内周面との間には,環状流路を画成し,この中間円筒部及び前記内側円筒部間に,ポンプ羽根車及びタービン羽根車の対向面間の中心面上に配置されるボールベアリングを介装すると共に,このボールベアリングを介してこれら中間円筒部及び内側円筒部間を軸方向に連結し,このボールベアリング及び前記環状流路を介して前記循環回路及び第2油路間を連通したことを第1の特徴とする。
【0006】
この第1の特徴によれば,タービン羽根車のハブの内側円筒部と,それを同心状に囲繞するポンプ羽根車のハブの中間円筒部との間に,ポンプ羽根車及びタービン羽根車の対向面間の中心面上に配置されるボールベアリングを介裝すると共に,このボールベアリングを介して両羽根車のハブ間を軸方向に連結したので,ポンプ羽根車,タービン羽根車及びサイドカバーの三者のハブに高い同心精度を与えつゝ,前記三者の組立体を構成することができる。したがって,タービン羽根車及びサイドカバーのハブへの主軸の嵌合作業を容易に行うことができる。その上,タービン羽根車のハブの内側円筒部に対するポンプ羽根車のハブの中間円筒部の囲繞配置により,流体継手の軸方向寸法の短縮化に寄与し,車両へのレイアウトの自由度を増大させることができる。
【0007】
しかも,ポンプ羽根車のハブはボールベアリングを介してタービン羽根車のハブに支承されるので,ポンプ羽根車のハブへの主軸の嵌合は不要である。これらによって,主軸の取り付け作業性を著しく向上させることができる。
【0008】
その上,ポンプ羽根車及びタービン羽根車は,ボールベアリングによって高い同心精度が付与されることから,スムーズな相対回転が保障され,安定したカップリング機能を発揮することができる。
【0009】
また,タービン羽根車のハブには,タービン羽根車のシェルの内周端を始端としてポンプ羽根車と反対方向に延びる外側円筒部と,この外側円筒部の終端から半径方向内向きに延びる側壁部と,この側壁部の内端からタービン羽根車のシェルの内周端をポンプ羽根車側に越えて軸方向に延びながら主軸の外周に嵌合される内側円筒部とが設けられ,また,ポンプ羽根車のハブには,前記外側円筒部の内周面に近接させて,前記内側円筒部を同心状に囲繞する中間円筒部が設けられ,中間円筒部の外周面と外側円筒部の内周面との間には環状流路が画成され,この中間円筒部及び内側円筒部間に,ポンプ羽根車及びタービン羽根車の対向面間の中心面上に配置されるボールベアリングが介装されるので,循環回路に出入りする作動オイルが必然的に前記ベアリングを通過することになり,それを効果的に潤滑することができる。しかも,このように前記ボールベアリングが循環回路及び第2油路間の連通路を兼ねることから,油路構成が簡素化され,したがって加工工数,延いてはコストの低減を図ることができる。
【0010】
また本発明は,上記特徴に加えて,前記ボールベアリングのインナレースをタービン羽根車のハブの内側円筒部の外周面に嵌合すると共に,該内側円筒部の環状肩部と該内側円筒部に係止される止環とで軸方向に挟持する一方,そのアウタレースをポンプ羽根車のハブの中間円筒部の内周面に嵌合すると共に,該中間円筒部の環状肩部と該中間円筒部に係止される止環とで軸方向に挟持したことを第2の特徴とする。
【0011】
この第2の特徴によれば,前記ボールベアリングと,ポンプ羽根車及びタービン羽根車の両ハブとの軸方向連結が簡単で,流体継手組立体を容易に構成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。
【0013】
図1は本発明の第1実施例に係るバッフルプレート付き流体継手をロックアップクラッチの非接続状態で示す縦断面図,図2は同流体継手のロックアップクラッチの接続状態を示す作用説明図,図3は本発明の第2実施例に係るバッフルプレート付き流体継手をロックアップクラッチの非接続状態で示す縦断面図,図4は同流体継手のロックアップクラッチの接続状態を示す作用説明図である。
【0014】
先ず,図1及び図2に示す本発明の第1実施例について説明する。
【0015】
自動車用エンジンのクランク軸1と,多段変速機の主軸2とが同軸上に配置され,これらは流体継手Fを介して連結される。
【0016】
流体継手Fは,ポンプ羽根車3と,それに対向してそれとの間に作動オイルの循環回路5を画成するタービン羽根車4とを備えている。各羽根車3,4は,両者の対向面間の中心面S上に位置する循環回路5の中心部で互いに対向するコアリング3c,4cを有しており,タービン羽根車4のコアリング4cの内周壁は,ポンプ羽根車3のコアリング3cの内周壁内側に近接配置される。こうすることにより,作動オイルが循環回路5をタービン羽根車4からポンプ羽根車3側へ流れるとき,コアリング3c,4c内への浸入による伝動効率の低下を防ぐことができる。
【0017】
ポンプ羽根車3には,タービン羽根車4の背面を覆うサイドカバー6が連設されており,このサイドカバー6に,クランク軸1の端部に固着されたフライホイール7が連結される。
【0018】
またサイドカバー6の中心部にはハブ6aが形成され,タービン羽根車4のハブ4bにスプライン結合した主軸2の端部がこのハブ6aにブッシュ8を介して回転自在に支承される。
【0019】
タービン羽根車4のハブ4bは,タービン羽根車4のシェル4aの内周端を始端としてポンプ羽根車3と反対方向に延びる外側円筒部4b 1 と,この外側円筒部4b 1 の終端から半径方向内向きに延びる側壁部4b 2 と,この側壁部4b 2 の内端から軸方向に延びて主軸2にスプライン嵌合される内側円筒部4b 3 とより構成され,その内側円筒部4b 3 の一端は,タービン羽根車4のシェル4aの内終端をポンプ羽根車3側へ越えて軸方向に延びている。また,ポンプ羽根車3のハブ3bは,前記外側円筒部4b 1 の内周面に外周面を近接させて前記内側円筒部4b 3 を同心状に囲繞する中間円筒部3b 1 と,この中間円筒部3b 1 の外端から半径方向内向きに延びる側壁部3b 2 とより構成され,これらハブ3bの中間円筒部3b 1 とハブ4bの内側円筒部4b 3 との間に,ポンプ羽根車3及びタービン羽根車4の対向面間の中心面S上に配置されるボールベアリング9が介裝される。その際,ボールベアリング9のインナレース9aはハブ4bの内側円筒部4b 3 の外周面に嵌合されると共に,該内側円筒部4b 3 の環状肩部10と,該内側円筒部4b 3 に係止される止環11とで軸方向に挟持される。また同ボールベアリング9のアウタレース9bはハブ3bの中間円筒部3b 1 の内周面に嵌合されると共に,該中間円筒部3b 1 の環状肩部12と,該中間円筒部3b 1 に係止される止環13とで軸方向に挟持される。こうしてポンプ羽根車3及びタービン羽根車4の両ハブ3b,4bは,ボールベアリング9を介して軸方向に連結される。このボールベアリング9は,インナ及びアウタレース9a,9b間を作動オイルが流通し得るシール無しとされる。
【0020】
タービン羽根車4のハブ4bの外側円筒部4b 1 には,循環回路5の内周部からコアリング4c側に突出する環状のバッフルプレート15が一体的に連設され,前記外側円筒部4b 1 及び前記バッフルプレート15の連続した内周面と,ポンプ羽根車3のハブ3bの前記中間円筒部3b 1 の外周面との間に環状油路16が画成さる。この環状油路16の周端は,ボールベアリング9の,タービン羽根車4側端面に連通し,該環状油路16の周端は,循環回路5中,ポンプ羽根車3の入口に開口する。
【0021】
またタービン羽根車4とサイドカバー6との間には,それらを直結し得るロックアップクラッチLが設けられる。このロックアップクラッチLは,タービン羽根車4の背面とサイドカバー6の内側壁との間に画成されると共に,循環回路5に連通する油室としてのクラッチ室17と,このクラッチ室17をタービン羽根車4側の内側室17aとサイドカバー6側の外側室17bとに区画するようにクラッチ室17に配設されるクラッチピストン18とから構成され,クラッチピストン18は,サイドカバー6の内側壁に対向する端面に摩擦ライニング18aを備えている。
【0022】
クラッチピストン18は,タービン羽根車4の背面に突設された複数の伝動爪21にトルクダンパ20を介して連結されると共に,摩擦ライニング18aをサイドカバー6の内壁に圧接させる接続位置と,その内壁から離間する非接続位置との間を軸方向に移動し得るように,タービン羽根車4のハブ4bの外周面にシール部材22を介して摺動可能に支承される。
【0023】
主軸2にはロックアップクラッチLの内側室17aに連通する第1油路24が設けられる。またポンプ羽根車3のハブ3bの前記側壁部3b 2 の内周端部には,主軸2を囲繞するように配置されてオイルポンプ27を駆動する筒状のオイルポンプ駆動軸26が一体に形成され,これと主軸2との間に,ボールベアリング9の他端面に連通する第2油路25が画成される。こうして,第2油路25及び循環回路5間は,ボールベアリング9及び環状油路16を介して互いに連通される。
【0024】
第1油路24及び第2油路25は,切換弁29により,オイルポンプ27の吐出側とオイル溜め28とに交互に接続されるようになっている。
【0025】
次に,この第1実施例の作用について説明する。
【0026】
エンジンのアイドリングないし極低速運転域では,切換弁29は,図1に示すように,第1油路24をオイルポンプ27の吐出側に接続する一方,第2油路25をオイル溜め28に接続するように,図示しない電子制御ユニットにより制御される。したがって,エンジンのクランク軸1の回転トルクがフライホイール7,サイドカバー6,ポンプ羽根車3へと伝達して,それを回転駆動し,更にオイルポンプ27をも駆動すると,オイルポンプ27の吐出作動オイルが切換弁29から第1油路24,クラッチ室17の外側室17b,内側室17aを経て循環回路5に流入し,該回路5を満たした後,環状油路16,ボールベアリング9を順次経て第2油路25に移り,切換弁29からオイル溜め28に還流する。
【0027】
而して,クラッチ室17では,上記のような作動オイルの流れにより外側室17bの方が内側室17aよりも高圧となり,その圧力差によりクラッチピストン18がサイドカバー6の内壁から引き離される方向へ押圧されるので,ロックアップクラッチLは非接続状態となっており,ポンプ羽根車3及びタービン羽根車4間に相対回転を許容している。したがって,クランク軸1からポンプ羽根車3が回転駆動されると,循環回路5を満たしている作動オイルが矢印のように循環回路5を循環することにより,ポンプ羽根車3の回転トルクをタービン羽根車4に伝達しようとするが,循環回路5に介入するバッフルプレート15が循環回路5での作動オイルの循環を妨げることにより,ドラッグトルクが下げられ,主軸2の停止状態を容易に保つことができる。
【0028】
車両を発進すべく,クランク軸1の回転数を上げれば,それと共にポンプ羽根車3の回転数が上がることにより,ポンプ羽根車3からタービン羽根車4への流体伝動が盛んになり,タービン羽根車4が回転して主軸2を駆動するようになり,スムーズな発進が可能となる。
【0029】
発進後,エンジンの回転数が所定値以上になると,電子制御ユニット(図示せず)による切換弁29の切換えにより,図2に示すように,第2油路25をオイルポンプ27の吐出側に接続すると共に,第1油路24をオイル溜め28に接続する。その結果,オイルポンプ27の吐出作動オイルは,先刻とは反対に,切換弁29から第2油路25を通過し,ボールベアリング9,環状油路16を順次経て循環回路5に流入して,該回路5を満たした後,クラッチ室17の内側室17aに移って,該室17aをも満たす。一方,クラッチ室17の外側室17bは,第1油路24及び切換弁29を介してオイル溜め28に開放されるので,クラッチ室17では,内側室17aの方が外側室17bよりも高圧となり,クラッチピストン18は,その圧力差によりサイドカバー6側に押圧され,摩擦ライニング18aをサイドカバー6の内側壁に圧接させ,ロックアップクラッチLは接続状態となる。
【0030】
このようなロックアップクラッチLの接続によれば,ポンプ羽根車3及びタービン羽根車4を相互に直結するので,バッフルプレート15による流体伝動効率の低下に関係なく,クランク軸1の回転トルクを主軸2に効率良く伝達することができ,即ち高伝動効率の状態にして,燃費の低減を図ることができる。
【0031】
かくして,ドラッグトルクの低減と,エンジンの常用運転時での両羽根車3,4間の伝動効率の向上の両方を満足させることができる。
【0032】
また,タービン羽根車4のハブ4bには,タービン羽根車4のシェル4aの内周端を始端としてポンプ羽根車3と反対方向に延びる外側円筒部4b 1 と,この外側円筒部4b 1 の終端から半径方向内向きに延びる側壁部4b 2 と,この側壁部4b 2 の内端からタービン羽根車4のシェル4aの内周端をポンプ羽根車3側に越えて軸方向に延びながら主軸2の外周に嵌合される内側円筒部4b 3 とが設けられ,また,ポンプ羽根車3のハブ3bには,前記外側円筒部4b 1 の内周面に近接させて,前記内側円筒部4b 3 を同心状に囲繞する中間円筒部3b 1 が設けられ,中間円筒部3b 1 の外周面と外側円筒部4bの内周面との間には,環状流路16が画成され,この中間円筒部3b 1 前記内側円筒部4b 3 間に,ポンプ羽根車3及びタービン羽根車4の対向面間の中心面S上に配置されるボールベアリング9が介装されたことで,循環回路5と第2油路25との間では,ボールベアリング9及び環状油路16を介して作動オイルの流通が行われるので,流体継手Fの冷却と共に該ベアリング9の潤滑を効果的に促進することができる。特に,環状油路16は,循環回路5中,比較的低圧のポンプ羽根車3の入口に開口するので,図2の場合のように,第2油路からボールベアリング9及び環状油路16を通して循環回路5へ作動オイルをスムーズに供給することができ,ロックアップクラッチLの接続状態への応答性を高めることができる。
【0033】
またボールベアリング9及び環状油路16を通過する作動オイルは,ポンプ羽根車3及びタービン羽根車4の両ハブ3b,4b,並びにバッフルプレート15に沿って流れることになるから,それらの冷却をも効果的に行うことができる。
【0034】
またボールベアリング9が循環回路及び第2油路間の連通路を兼ねることから,油路構成が簡素化され,したがって加工工数,延いてはコストの低減を図ることができる。
【0035】
さらにタービン羽根車4のハブ4bの内側円筒部4b 3 と,それを囲繞するポンプ羽根車3のハブ3bの中間円筒部3b 1 との間にボールベアリング9を介裝すると共に,このボールベアリング9を介して両羽根車3,4のハブ間を軸方向に連結したので,ポンプ羽根車3,タービン羽根車4及びサイドカバー6の三者のハブ3,4,6に高い同心精度を与えつゝ,流体継手組立体を構成することができる。したがって,タービン羽根車4及びサイドカバー6のハブ4b,6aへの主軸2の嵌合作業を容易に行うことができる。しかも,ポンプ羽根車3のハブ3bはボールベアリング9を介してタービン羽根車4のハブ4bに支承されるので,ポンプ羽根車3のハブ3bへの主軸2の嵌合は不要である。これらによって,主軸2の取り付け作業性を著しく向上させることができる。
【0036】
その上,タービン羽根車4のハブ4bの内側円筒部4b 3 に対するポンプ羽根車3のハブ3bの中間円筒部3b 1 の囲繞配置により,流体継手Fの軸方向寸法の短縮化を図ることができるので,車両へのレイアウトの自由度を増大させることができる。
【0037】
しかもポンプ羽根車3及びタービン羽根車4は,両者の対向面間の中心面上に位置するボールベアリング9によって高い同心精度が付与されることから,スムーズな相対回転が保障され,安定したカップリング機能を発揮することができる。
【0038】
次に,図3及び図4に示す本発明の第2実施例について説明する。
【0039】
この第2実施例では,バッフルプレート15がポンプ羽根車3のハブ3bの中間円筒部3b 1 に一体的に連設され,そのハブ3bの中間円筒部3b 1 とタービン羽根車4のハブ4bの外側円筒部4b 1 との間には,循環回路5中,タービン羽根車4の出口に開口する環状油路30が設けられる。この環状油路30はボールベアリング9を介して第2油路25と連通される。
【0040】
またポンプ羽根車3のハブ3bには,第2油路25を循環回路5中,ポンプ羽根車3の入口に連通する複数の放射状油路31が設けられる。
【0041】
図3に示すロックアップクラッチLの非接続状態では,第1油路24からクラッチ室17の外側室17b,内側室17a,循環回路5へと流入した作動オイルは,タービン羽根車4の出口から環状油路30に続く流路と,ポンプ羽根車3の入口から放射状油路31に続く流路との両方を通過して,第2油路25へ流出する。
【0042】
特に,環状油路30が開口するタービン羽根車4の出口は,循環回路5中,比較的高圧のところであるので,循環回路5から環状油路30への作動オイルの流出が促進され,流体継手Fの冷却を効果的に行うことができる。しかも,その作動オイルはボールベアリング9を通過して第2油路25に向かうので,該ベアリング9の潤滑をも効果的に行うことができる。
【0043】
また放射状油路31が開口するポンプ羽根車3の入口は,循環回路5中,比較的低圧のところであるので,図4に示すように,第2油路から放射状油路31を通して循環回路5へ作動オイルを供給するとき,その供給をスムーズに行うことができ,ロックアップクラッチLの接続状態への応答性を高めることができる。
【0044】
その他の構成は,前実施例と同様であるので,図3及び図4中,前実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して,その説明を省略する。
【0045】
本発明は上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
【0046】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば,タービン羽根車のハブの内側円筒部と,それを同心状に囲繞するポンプ羽根車のハブの中間円筒部との間に,ポンプ羽根車及びタービン羽根車の対向面間の中心面上に配置されるボールベアリングを介裝すると共に,このボールベアリングを介して両羽根車のハブ間を軸方向に連結したので,ポンプ羽根車,タービン羽根車及びサイドカバーの三者のハブに高い同心精度を与えつゝ,前記三者の組立体を構成することができる。したがって,タービン羽根車及びサイドカバーのハブへの主軸の嵌合作業を容易に行うことができ,しかもポンプ羽根車のハブへの主軸の嵌合は不要であることから,主軸の取り付け作業性を著しく向上させることができる。またポンプ羽根車及びタービン羽根車は,ボールベアリングによって高い同心精度が付与されることから,スムーズな相対回転が保障され,安定したカップリング機能を発揮することができる。
【0047】
またタービン羽根車のハブの内側円筒部に対するポンプ羽根車のハブの中間円筒部の囲繞配置により,流体継手の軸方向寸法の短縮化に寄与し,車両へのレイアウトの自由度を増大させることができる。さらにタービン羽根車のハブには,タービン羽根車のシェルの内周端を始端としてポンプ羽根車と反対方向に延びる外側円筒部と,この外側円筒部の終端から半径方向内向きに延びる側壁部と,この側壁部の内端からタービン羽根車のシェルの内周端をポンプ羽根車側に越えて軸方向に延びながら主軸の外周に嵌合される内側円筒部とが設けられ,また,ポンプ羽根車のハブには,前記外側円筒部の内周面に近接させて,前記内側円筒部を同心状に囲繞する中間円筒部が設けられ,中間円筒部の外周面と外側円筒部の内周面との間には環状流路が画成され,この中間円筒部及び内側円筒部間に,ポンプ羽根車及びタービン羽根車の対向面間の中心面上に配置されるボールベアリングが介装されるので,循環回路に出入りする作動オイルが必然的に前記ベアリングを通過することになり,それを効果的に潤滑することができ,しかも前記ボールベアリングが循環回路及び第2油路間の連通路を兼ねることから,油路構成が簡素化され,加工工数,延いてはコストの低減を図ることができる。
【0048】
また本発明によれば,前記ボールベアリングのインナレースをタービン羽根車のハブの内側円筒部の外周面に嵌合すると共に,該内側円筒部の環状肩部と該内側円筒部に係止される止環とで軸方向に挟持する一方,そのアウタレースをポンプ羽根車のハブの中間円筒部の内周面に嵌合すると共に,該中間円筒部の環状肩部と該中間円筒部に係止される止環とで軸方向に挟持することにより,前記ボールベアリングと,ポンプ羽根車及びタービン羽根車の両ハブとの軸方向連結が簡単で,前記三者の組立体を容易に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るバッフルプレート付き流体継手をロックアップクラッチの非接続状態で示す縦断面図。
【図2】同流体継手のロックアップクラッチの接続状態を示す作用説明図。
【図3】本発明の第2実施例に係るバッフルプレート付き流体継手をロックアップクラッチの非接続状態で示す縦断面図。
【図4】同流体継手のロックアップクラッチの接続状態を示す作用説明図。
【符号の説明】
F・・・・・流体継手
S・・・・・タービン羽根車およびポンプ羽根車の対向面間の中心面
2・・・・・主軸
3・・・・・ポンプ羽根車
3b・・・・ポンプ羽根車のハブ
3b 1 ・・・ポンプ羽根車のハブの中間円筒部
3b 2 ・・・ポンプ羽根車のハブの側壁部
4・・・・・タービン羽根車
4a・・・・タービン羽根車のシェル
4b・・・・タービン羽根車のハブ
4b 1 ・・・タービン羽根車のハブの外側円筒部
4b 2 ・・・タービン羽根車のハブの側壁部
4b 3 ・・・タービン羽根車のハブの内側円筒部
5・・・・・循環回路
6・・・・・サイドカバー
9・・・・・ボールベアリング
9a・・・・インナレース
9b・・・・アウタレース
10・・・・肩部
11・・・・止環
12・・・・肩部
13・・・・止環
16,30・・・・・環状流路
17・・・・油室(クラッチ室)
24・・・・第1油路
25・・・・第2油路

Claims (2)

  1. ポンプ羽根車(3)とタービン羽根車(4)とを対向させて,これらの間に作動オイルの循環回路(5)を形成し,またタービン羽根車(4)の背面と,ポンプ羽根車(3)に連設されてタービン羽根車(4)の背面を覆うサイドカバー(6)との間に,循環回路(5)に連通する油室(17)を画成し,この油室(17)及び循環回路(5)に,作動オイルの供給,排出のための第1及び第2油路(24,25)をそれぞれ接続し,タービン羽根車(4)のハブ(4b)にスプライン嵌合される主軸(2)をサイドカバー(6)のハブ(6a)に回転可能に嵌合するようにした流体継手であって,
    タービン羽根車(4)のハブ(4b)には,タービン羽根車(4)のシェル(4a)の内周端を始端としてポンプ羽根車(3)と反対方向に延びる外側円筒部(4b 1 )と,この外側円筒部(4b 1 )の終端から半径方向内向きに延びる側壁部(4b 2 )と,この側壁部(4b 2 )の内端からタービン羽根車(4)のシェル(4a)の内周端をポンプ羽根車(3)側に越えて軸方向に延びながら主軸(2)の外周に嵌合される内側円筒部(4b 3 )とを設け,
    また,ポンプ羽根車(3)のハブ(3b)には,前記外側円筒部(4b 1 )の内周面に近接させて,前記内側円筒部(4b 3 )を同心状に囲繞する中間円筒部(3b 1 )を設け,前記中間円筒部(3b 1 )の外周面と前記外側円筒部(4b 1 )の内周面との間には,環状流路(16,30)を画成し,
    この中間円筒部(3b 1 )及び前記内側円筒部(4b 3 )間に,ポンプ羽根車(3)及びタービン羽根車(4)の対向面間の中心面(S)上に配置されるボールベアリング(9)を介装すると共に,このボールベアリング(9)を介してこれら中間円筒部(3b 1 )及び内側円筒部(4b 3 )間を軸方向に連結し,
    このボールベアリング(9)及び前記環状流路(16,30)を介して前記循環回路(5)及び第2油路(25)間を連通したことを特徴とする,流体継手。
  2. 請求項1記載の流体継手において,前記ボールベアリング(9)のインナレース(9a)をタービン羽根車(4)のハブ(4b)の内側円筒部(4b 3 )の外周面に嵌合すると共に,該内側円筒部(4b 3 の環状肩部(10)と該内側円筒部(4b 3 に係止される止環(11)とで軸方向に挟持する一方,そのアウタレース(9b)をポンプ羽根車(3)のハブ(3b)の中間円筒部(3b 1 )の内周面に嵌合すると共に,該中間円筒部(3b 1 の環状肩部(12)と該中間円筒部(3b 1 に係止される止環(13)とで軸方向に挟持したことを特徴とする,流体継手。
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