JP2002004702A - 反動防止ストッパー付引き戸 - Google Patents

反動防止ストッパー付引き戸

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JP2002004702A
JP2002004702A JP2000192376A JP2000192376A JP2002004702A JP 2002004702 A JP2002004702 A JP 2002004702A JP 2000192376 A JP2000192376 A JP 2000192376A JP 2000192376 A JP2000192376 A JP 2000192376A JP 2002004702 A JP2002004702 A JP 2002004702A
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door
stop
locking
lock
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JP2000192376A
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Masazumi Ishida
政澄 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般住宅に使用されている引き戸やサッシ
は、その戸車の性能向上に伴って引き戸が非常に軽く開
閉され、開閉の仕方によっては引き戸が勢いよく走り、
戸当たりへの衝突衝撃とその反動が大きくなる場合があ
り、従って引き戸が反動移動して勢いよく走り戻る欠点
があった。本発明は、開閉戸時の戸当たり衝突衝撃とそ
の反動及び引き戸の停止に反応し、該戸当たりへの衝突
時において該引き戸が即停止して反動移動せず、該引き
戸の停止と同時にその係止を自然解除する反動防止スト
ッパー付き引き戸やサッシを提供することを目的とした
ものである。 【解決手段】 係止具台1に揺動係止具5を載置又は振
り子状に垂下して引き戸10の上部側に設け、鴨居11
の一面を被係止部として用い又は該鴨居11或いは戸当
たり13(框、柱)に被係止具9を設けて反動ストッパ
ーを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引き戸の開閉にお
いて該引き戸が反動する程度又はそれ以上の戸当たりや
框への衝突に対してその衝突と同時に係止して引き戸を
即停止させ、停止と同時に自然的に係止を解除して該引
き戸を即解放する反動防止ストッパーを設けた引き戸に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば病院などに用いられている比較的
大きな引き戸には、大形引き戸用のドアクローザー等の
衝撃暖和装置が使用されている様であるが、一般住宅な
どの引き戸やサッシにおいては開閉戸時の衝撃暖和にゴ
ム系等の素材が戸当たりに使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の一般住宅に使用
されている引き戸やサッシは、その戸車の性能向上に伴
って非常に軽く開閉され、その開閉の仕方によっては引
き戸が想像を越える程度の勢いで走る事もあり、戸当た
りに衝突するとその反動で跳ね返りを起こして引き戸が
逆に走り戻って人体に衝突する危険性も考えられるよう
な欠点があった。本発明は、引き戸の戸当たりへの衝突
による衝撃とその反動及び該引き戸の停止に反応し、該
戸当たりへの衝突において該引き戸が即停止して反動移
動せず、該引き戸の停止と同時に係止を自然解除する反
動防止ストッパー付引き戸やサッシを提供する事を目的
としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するもので、揺動係止具を載置又は振り子状に垂下
した係止具台を引き戸の上部側に設け、鴨居の一面を被
係止部として用い又は鴨居或は戸当たりに被係止具を設
けて反動防止ストッパーを構成する。
【0005】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
ずき図面を参照して説明する。図1、図2において、1
は係止具台である。係止具台1は、ビスやボルトなど棒
形状の係止具支え2及び背凭れ3を設け、該係止具支え
2に揺動係止具5を鞍掛け状に載置して引き戸10の上
部側面に取り付け反動防止ストッパーを構成する。
【0006】図1、2において、2は係止具支えであ
る。係止具支え2は、ビスやボルトなどの丸形状又は多
角形状の棒状或は短冊状のものを係止具台1に突出して
設け、揺動係止具5の下側に開口して形成した二股6を
鞍掛け状に該揺動係止具5を載置する。また係止具支え
2は、係止具台1を省いて、直接引き戸10に設けても
よい。ちなみに載置した揺動係止具5の高低調整を可能
にするために、該係止具支え2を偏心させ回動可能にし
て設けてもよい。
【0007】図1、2において、3は背凭れである。背
凭れ3は、ビスやボルトなどの丸形状又は多角形状の棒
状或は短冊状のものを係止具台1に突出して設け、係止
を解除した状態の時に後方へ傾倒した揺動係止具5の後
部を支える。また背凭れ3は、係止具台1を省いて、直
接引き戸10に設けてもよい。ちなみに揺動係止具5の
後方への傾倒程度と高低を必要に応じて調整可能にする
ために、該背凭れ3を偏心させ回動可能にして設けても
よい。
【0008】図1、2において、5は揺動係止具であ
る。揺動係止具5は、側面卵形状にして一端を開口して
二股6を形成し、係止具台1に設けた係止具支え2に該
二股6を鞍掛け状にして載置し、図2で示す様に、後方
の背凭れ3に凭れ掛かり、後方側へ傾倒した状態で係止
片7の部位が被係止する鴨居12との間に距離を置き引
き戸10を開放状態にしてスムーズに開閉させる。
【0009】引き戸10が反動する程度又はそれ以上の
強さで戸当たり13に衝突した場合、図1で示す様に衝
突と同時にその惰性で揺動係止具5が該戸当たり13側
につんのめって立ち上がり、該揺動係止具5の先端部す
なわち係止片7が鴨居面12に接触し、衝突した引き戸
10の瞬間的な反動によって該揺動係止具5が該戸当た
り13側へ更に振られ、従って引き戸10の反動する方
向と揺動係止具5が戸当たり13側へ振られる方向とが
相反する方向への逆らい合う動きとなって鴨居面12に
突っ張り、従って該引き戸10を該戸当たり13への衝
突と同時に即停止させ、またその停止と同時に図2で示
す様に突っ張りが解かれ後方に再度傾倒すると同時に該
引き戸10を開放して次の衝撃に備える形体となる。
【0010】図1、2において、6は二股である。二股
6は、揺動係止具5の下側中央に開口して設け、該揺動
係止具5を係止具支え2に鞍掛け状にして載置し、該揺
動係止具5の自在な揺動を得ると共に該揺動係止具5の
着脱を容易にする。また開口形状の二股6とせず該揺動
係止具5を揺動可能に載置するビス穴を設けて構成して
もよい。
【0011】図1、2において、7は係止片である。係
止片7は、揺動係止具5の先端を半円状に成形して、引
き戸10が反動する程度の戸当たり13への衝突によっ
て該係止具5が該戸当たり13側へつんのめって立ち上
がると、該係止片7が鴨居面12に接触して閊え、該揺
動係止具5が突っ張り該引き戸10を係止する。
【0012】図1、2において、10は引き戸である。
引き戸10は、家屋や部屋の出入り口又は窓に設けられ
る戸で、横方向の左右へ軽く移動開閉し、戸当たり13
(框、柱)に接して密着し部屋又は窓の気密を保つ。
【0013】図1、2において、11は鴨居である。鴨
居11は、家屋や部屋の出入り口開口部の上部に溝を付
けて渡した横木で、敷居及び戸当たり枠や柱等と共に出
入り口枠として組み込み、引き戸を建て込んで出入り口
や窓を構成する。
【0014】図1、2において、12は鴨居面である。
鴨居面12は、鴨居11の下面又は側面である。
【0015】図1、2において、13は戸当たりであ
る。戸当たり13は、出入り口の左右又は窓の左右の枠
柱で鴨居11と敷居及び戸当たり枠や柱等と共に出入り
口枠又はサッシ枠として組み込み、引き戸を建て込んで
出入り口や窓を構成する。
【0016】図3、図4において、1aは係止具台であ
る。係止具台1aは、ビスやボルトなど棒形状の係止具
支え2aを設け、該係止具支え2aに揺動係止具5aを
振り子状に垂下して引き戸10の上部側面に取り付け、
反動防止ストッパーを構成する。
【0017】図3、4において、2aは係止具支えであ
る。係止具支え2aは、ビスやボルトなどの丸棒形状又
は多角形状のものを係止具台1aに突出して設け、揺動
係止具5aの本体上側に穿設した掛け下げ穴を該係止具
支え2aに掛け通して該揺動係止台1aに垂設する。ま
た係止具支え2aは、係止具台1aを省いて、直接引き
戸10の上部に設けてもよい。ちなみに揺動係止具5a
の垂下状態の高低を必要に応じて調整可能にするため
に、係止具支え2aを偏心させて回動可能にして設けて
もよい。
【0018】図3,4において、5aは揺動係止具であ
る。揺動係止具5aは、側面縦長の2段駒形状に形成し
て、上側一端に駒形の係止片7aを設け、振り子側の胴
体上側に係止具支え2aが貫通する通し穴(掛け穴)を
設け、係止具台1aに突出して設けた該係止具支え2a
を該掛け穴に通して垂設し、図2で示す様に、該係止具
支え2aを軸にして偏心垂下した該揺動係止具5aの下
方が、重力によって後方へ振られた状態で、鴨居面12
に設けた被係止具9の位置から係止片7aの部位が係合
しない程度に僅かに下がって離れ、引き戸10の係止を
解除した状態で引き戸をスムーズに開閉させる。
【0019】図3、4において、7aは係止片である。
係止片7aは、揺動係止具5aの上部に鉤形を形成して
設け、引き戸10が反動する程度の戸当たり13への衝
突と同時に惰性によって、該係止具5aの本体下方が戸
当たり13側へ振られ、従って該係止片7aが持ち上が
り該引き戸10の反動で鴨居面12に設けた被係止具9
に鉤状の該係止片7aが引っ掛かり、戸当たり13への
衝突と同時に引き戸を即停止させる。
【0020】図3、4において、10は引き戸である。
引き戸10は、出入り口又は窓に設けられる戸で、横方
向の左右へ軽く移動開閉し、戸当たり13(框、柱)に
接して密着し部屋又は窓の気密を保つ。
【0021】図3、4において、11は鴨居である。鴨
居11は、家屋や部屋の出入り口開口部の上部に溝を付
けて渡した横木で、敷居及び戸当たり枠や柱等と共に出
入り口枠として組み込み、引き戸を建て込んで出入り口
や窓を構成する。
【0022】図3、4において、12は鴨居面である。
鴨居面12は、鴨居11の下面又は側面である。
【0023】図3、4において、13は戸当たりであ
る。戸当たり13は、出入り口の左右又は窓の左右の枠
柱で鴨居11と敷居及び戸当たり枠や柱等と共に出入り
口枠として組み込み、引き戸を建て込んで出入り口や窓
を構成する。
【0024】図5、図6において、1bは係止具台であ
る。係止具台1bは、係止具支え2b及び背凭れ3bと
する窪みと、迫り上げ片8bが乗り上がる迫り上げ4b
を形成し、ビスやその他の取り付け具を用いて引き戸1
0の上方側面に取り付け固定する。
【0025】図5、6において、2bは係止具支えであ
る。係止具支え2bは、係止具台1bに側面V字形で底
部を半円形状にして窪みを形成し、揺動係止具5bを落
とし込んで載置する。引き戸10が解放状態の時に、図
6で示す様に該揺動係止具5bを揺動可能にしてその底
部が受け支える。
【0026】図5、6において、3bは背凭れである。
背凭れ3bは、係止具台1bに設けた窪みの係止具支え
2bの斜面で図6で示す様に通常は引き戸10が解放さ
れた状態の場合に後方へ傾倒する揺動係止具5bが凭れ
掛かって載置される。
【0027】図5、6において、4bは迫り上げであ
る。迫り上げ4bは、係止具台1bに小高く形成し、開
閉時に引き戸10が反動する程度に戸当たり13(框、
柱)に衝突すると、その衝撃と反動の瞬間に揺動係止具
5bが該戸当たり13側へつんのめって瞬時に立ち上が
り、係止片7bが鴨居面13に接触し、引き戸10の反
動によって該揺動係止具5bの下方が引かれ、迫り上げ
片8bが該迫り上げ4bに乗り上げて、より一層該係止
片7bを該鴨居面13に押し付けて係止させる。
【0028】図5,6において、5bは揺動係止具であ
る。揺動係止具5bは、ト字形状に成形し、上部先端を
係止片7bにして下部先端を機軸にし、中程に迫り上げ
片8bを突出させて設け、下部側を係止具台1bの係止
具支え2bの窪みに落とし込んで載置し、図2で示す様
に通常時は後方側へ傾倒して背凭れ3bに凭れ掛かった
状態で該係止片7bと鴨居面13の間に距離ができ、従
って引き戸10が解放された状態で開閉が行われる。
【0029】また開閉において引き戸10が跳ね返りを
起こす程度に、戸当たり13に衝突した場合、その衝撃
によって該揺動係止具5bが戸当たり13側へつんのめ
って起き上がり、係止片7bが鴨居面13に接触し、更
に該引き戸10の瞬間的な反動によって一層強く係止さ
れ、従って該戸当たり13に衝突と同時に該引き戸10
を係止させる。
【0030】図5、6において、7bは係止片である。
係止片7bは、揺動係止具5bの先端で、引き戸10が
反動する程度の戸当たり13への衝突によって、該係止
具5bが該戸当たり13側へつんのめると該係止片7b
が鴨居面12に接触して閊え、従って揺動係止具5bが
突っ張り、引き戸10を停止させる。
【0031】図5、6において、8bは迫り上げ片であ
る。迫り上げ片8bは、揺動係止具5bの前面中程に突
出して設け、閉戸において引き戸10が反動する程度の
衝突衝撃に該揺動係止具5bが反応して戸当たり13側
につんのめって起き上がると該迫り上げ片8bが迫り上
げ4bに乗り上げ、該迫り上げ片8bが支点となって更
に立ち上がり、係止片7bを鴨居面13に強く押し付け
係止し、該引き戸10が瞬時に即停止する。
【0032】図5、6において、10は引き戸である。
引き戸10は、出入り口又は窓に設けられる戸で、横方
向の左右へ軽く移動開閉し、戸当たり13(框、柱)に
接して密着し部屋又は窓の機密を保つ。
【0033】図5、6において、11は鴨居である。鴨
居11は、出入り口開口部の上部に溝を付けて渡した横
木で、敷居及び戸当たり枠や柱等と共に出入り口枠とし
て組み込み、引き戸を建て込んで出入り口や窓を構成す
る。
【0034】図5、6において、12は鴨居面である。
鴨居面12は、鴨居11の下面又は側面である。
【0035】図5、6において13は戸当たりである。
戸当たり13は、出入り口の左右又は窓の左右の枠柱で
鴨居11と敷居及び戸当たり枠や柱等と共に出入り口と
して組み込み、引き戸を建て込んで出入り口や窓を構成
する。
【0036】図7、図8において、1cは係止具台であ
る。係止具台1cは、ビスやボルトなど棒形状の係止具
支え2c及び背凭れ3cを設け、該係止具支え2cに揺
動係止具5cを鞍掛け状に載置して引き戸10の上部側
面に取り付け反動防止ストッパーを構成する。
【0037】図7、8において、2cは係止具支えであ
る。係止具支え2cは、ビスやボルトなどの丸形状又は
多角形状の棒状或いは短冊状のものを係止具台1cに突
出して設け、揺動係止具5c下側中央に開口して形成し
た二股6cを鞍掛けして該揺動係止具5cを載置する。
また係止具2cは、係止具台1cを省いて直接引き戸1
0に設けてもよい。ちなみに揺動係止具5cの載置高低
を必要に応じて調整可能にするため、係止具支え2cを
偏心させて回動可能に設けてもよい。
【0038】図7、8において、3cは背凭れである。
背凭れ3cは、ビスやボルトなどの丸形状又は多角形状
の棒状或いは短冊状のものを係止具台1cに突出して設
け、係止解除の状態時に後ろへ傾倒した該揺動係止具5
cの後部を支える。また該背凭れ3cは、係止具台1c
を省いて直接引き戸10に設けてもよい。ちなみに揺動
係止具5cの後方への傾倒程度と高低を必要に応じて調
整可能にするため、該背凭れ3cを偏心させて回動可能
に設けてもよい。
【0039】図7、8において、4cは迫り上げであ
る。迫り上げ4cは、ビスやボルトなどの丸形状又は多
角形状の棒状或いは短冊状のものを係止具台1cに突出
して設け、開閉時に引き戸10が反動する程度に戸当た
り13(框、柱)に衝突すると、その衝撃と反動の瞬間
に揺動係止具5cが該戸当たり13側へ瞬時につんのめ
り、係止片7cが鴨居面12に接触し、引き戸10の反
動によって該揺動係止具5cの下方が引かれ、迫り上げ
片8cが該迫り上げ4cに乗り上げて、より一層該係止
片7cを該鴨居面12に押し付けて係止させる。
【0040】図7,8において、5cは揺動係止具であ
る。揺動係止具5cは、側面ト字形状にして、下部側中
央に開口して二股6cを形成し係止具台1cに突出して
設けた係止具支え2cに該二股6cを鞍掛け状に載置
し、図2で示す様に後方の背凭れ3cに凭れ掛かり後方
側へ傾倒した状態で係止片7cの部位が被係止する鴨居
面12との間に距離を置き、引き戸10を解放状態にし
てスムーズに開閉させる。引き戸10が反動する程度又
はそれ以上の勢いで戸当たり13に衝突した場合、図1
で示す様に衝突と同時にその惰性で揺動係止具5cが該
戸当たり13側につんのめって立ち上がり、該揺動係止
具5cの先端部すなわち係止片7cが鴨居面12に接触
し、衝突した引き戸10の瞬間的な反動によって該揺動
係止具5cが該戸当たり13側へ更に振られ、従って引
き戸10の反動する方向と揺動係止具5cが戸当たり1
3側へ振られる方向とは相反する方向への逆らい合う動
きとなって鴨居面12に突っ張り、従って該引き戸10
が該戸当たり13へ衝突と同時に即停止され又その停止
と同時に図2で示す様にに突っ張りが解かれ、後方に再
度傾倒すると同時に鴨居面12から離れ、該引き戸10
を解放して次の衝撃に備える。
【0041】図7、8において、6cは二股である。二
股6cは、揺動係止具5cの下側中央に開口して設け、
該揺動係止具5cを係止具支え2cに鞍掛け状にして載
置し、該揺動係止具5cの自在な揺動を得ると共に該揺
動係止具5cの着脱を容易にする。また開口形状の二股
とせず該揺動係止具5を揺動可能に載置するビス穴を設
けて構成してもよい。
【0042】図7、8において、7cは係止片である。
係止片7cは、揺動係止具5cの先端で、引き戸10が
反動する程度の戸当たり13への衝突によって該揺動係
止具5cが該戸当たり13側へつんのめると該係止片7
cが鴨居面12に接触して閊え、従って揺動係止具5c
が突っ張り、該引き戸10を停止させる。
【0043】図7、8において、8cは迫り上げ片であ
る。迫り上げ片8cは、揺動係止具5cの前面中程に突
出して設けた一片で、閉戸において引き戸10が反動す
る程度の衝突衝撃に該揺動係止具5cが反応して戸当た
り13側につんのめって起き上がると該迫り上げ片8c
が迫り上げ4cに乗り上げ、該迫り上げ片8cが支点と
なって更に立ち上がり、係止片7cを鴨居面12に強く
押し付け係止し、該引き戸10が瞬時に即停止する。
【0044】図7、8において、10は引き戸である。
引き戸10は、出入り口又は窓に設けられる戸で、横方
向の左右へ軽く移動開閉し、戸当たり13(框、柱)に
接して密着し部屋又は窓の機密を保つ。
【0045】図7、8において、11は鴨居である。鴨
居11は、出入り口開口部の上部に溝を付けて渡した横
木で敷居及び戸当たり13枠や柱等と共に出入り口枠と
して組み込み、引き戸を建て込んで出入り口や窓を構成
する。
【0046】図7、8において、12は鴨居面である。
鴨居面12は、鴨居11の下面又は側面である。
【0047】図7、8において13は戸当たりである。
戸当たり13は、出入り口の左右又は窓の左右の枠柱で
鴨居11と敷居及び戸当たり枠や柱等と共に出入り口と
して組み込み、引き戸を建て込んで出入り口や窓を構成
する。
【0048】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0049】近代の引き戸は至極軽く僅かな力で動くた
め、その開閉戸においてややもすると引き戸が走りやす
く、例えば急激に開閉した場合、その分反動が大きく急
激な跳ね返りを伴い、これまでは軽く動く使い良さとは
裏腹に危険性も考えられ、本発明の反動ストッパーを引
き戸に用いることによって、戸当たりへの衝突反動に瞬
時に反応して引き戸を即時停止させ、その停止直後に引
き戸が自然解放されるので人手を煩わすことなく急激な
開閉にも反動移動せず安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】引き戸係止状態の一実施例を示す側面図(一部
透視図)。
【図2】図1で示した一実施例の解放状態を示す側面図
(一部透視図)。
【図3】引き戸係止状態の他の一実施例を示す側面図
(一部透視図)。
【図4】図3で示した一実施例の解放状態を示す側面図
(一部透視図)。
【図5】引き戸係止状態の他の一実施例を示す側面図
(一部断面図と一部透視図)。
【図6】図5で示した一実施例の解放状態を示す側面図
(一部断面図と一部透視図)。
【図7】引き戸係止状態の他の一実施例を示す側面図
(一部透視図)。
【図8】図7で示した一実施例の解放状態を示す側面図
(一部透視図)。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c 係止具台 2、2a、2b、2c 係止具支え 3、3b、3c 背凭れ 4b、4c 迫り上げ 5、5a、5b、5c 揺動係止具 6、6c 二股 7、7a、7b、7c 係止片 8b、8c 迫り上げ片 9 被係止具 10 引き戸 11 鴨居 12 鴨居面 13 戸当たり(框、柱)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺動係止具を載置又は振り子状に垂下し
    た係止具台を引き戸の上部側に設け、鴨居の一面を被係
    止具として用い又は鴨居或は戸当たりに被係止具を設け
    て構成する事を特徴とする反動防止ストッパー及びこれ
    を用いた引き戸。
JP2000192376A 2000-06-27 2000-06-27 反動防止ストッパー付引き戸 Pending JP2002004702A (ja)

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JP2000192376A Pending JP2002004702A (ja) 2000-06-27 2000-06-27 反動防止ストッパー付引き戸

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7461648B2 (ja) 2020-08-24 2024-04-04 株式会社ムラコシ精工 跳上抑制装置および引戸

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