JP2002004601A - 情報化住宅 - Google Patents

情報化住宅

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JP2002004601A
JP2002004601A JP2000185998A JP2000185998A JP2002004601A JP 2002004601 A JP2002004601 A JP 2002004601A JP 2000185998 A JP2000185998 A JP 2000185998A JP 2000185998 A JP2000185998 A JP 2000185998A JP 2002004601 A JP2002004601 A JP 2002004601A
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Hiroyuki Yoshida
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報化機器の保守点検や追加、変更に容易に
対応することができ、しかも、情報化機器からの配線を
各方向に容易に延ばすことができる構造の情報化住宅を
提供する。 【解決手段】 折返し階段1の踊り場2を囲む壁5に情
報化機器6が設置され、この情報化機器6を収容する態
様で情報化配線9を通すパイプシャフト7が設けられ、
このパイプシャフト7の壁に情報化機器6の点検口8が
設けられ、この点検口8を開閉する書棚12が備えられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報化住宅に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び課題】住宅内において、ISDNに必
要なDSUなどの機材は、分電盤とともに、冷蔵庫の上
などの小さな空きスペースを利用して設置されている。
【0003】しかし、住宅の情報化が進むに連れて、今
後は、LAN用の設備とか、ホームサーバーなどの情報
化機器を住宅内に設置する必要が出てくる。これらの機
器は、比較的頻繁に保守点検を行う必要があり、また、
技術の進歩に伴って情報化機器を容易に追加、変更しう
るようにしておくことも必要である。また、2階建ての
戸建て住宅などでは情報化機器からの配線を階下のみな
らず、階上にも延ばせるようにしておく必要がある。
【0004】本発明は、上記のような要請に鑑み、情報
化機器の保守点検や追加、変更に容易に対応することが
でき、しかも、情報化機器からの配線を容易に延ばすこ
とができる構造の情報化住宅を提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、折返し階
段の踊り場を囲む壁に情報化機器が設置され、この情報
化機器を収容する態様で情報化配線を通すパイプシャフ
トが設けられ、このパイプシャフトの壁に情報化機器の
点検口が設けられ、この点検口を開閉する開閉手段が備
えられていることを特徴とする情報化住宅によって解決
される。
【0006】この情報化住宅では、情報化機器の設置場
所を、折返し階段の踊り場を囲む壁としているから、踊
り場スペースを利用し、情報化機器の設置や保守点検、
追加、変更を容易に行うことができる。これら作業のた
めの階上や階下への移動も容易に行うことができる。踊
り場のスペースが情報化機器やパイプシャフトの設置で
狭くなる場合には、踊り場スペースを奥方に向けて予め
広くしておけばよい。しかも、階上と階下を空間的につ
なぐ折返し階段の踊り場を囲む壁に情報化機器を設置し
ているから、情報化配線は、そこから階下へも、階下の
天井裏へも、階上へも、階上の天井裏や小屋裏へも、パ
イプシャフトの中を通じて外に露出させることなく、容
易に延ばすことができる。また、情報化機器はパイプシ
ャフト内に設置され、パイプシャフトに設けられた点検
口には開閉手段が備えられているから、平時は情報化機
器が外に露出してしまうこともない。
【0007】前記開閉手段が収納家具からなる場合は、
踊り場の奥方領域を、情報化機器が設置されていること
を思わせない収納として利用することができる。
【0008】パイプシャフトが踊り場の奥方の壁の一方
半部に設けられると共に、点検口がパイプシャフトの壁
の正面側に設けられ、テーブルがこのパイプシャフトよ
りも手前側に張り出すように踊り場の奥方の壁の一方半
部から他方半部にわたってパイプシャフト部分を避けて
設けられ、パイプシャフト部分よりも手前側に張り出す
テーブル張出し部の上面にレールが設けられ、このレー
ルに開閉手段としての書棚が移動可能に設置され、この
書棚をレールに沿って左右に移動させることで点検口が
開閉されるものとなされているのもよい。
【0009】この場合、平時は、踊り場を、生活の場の
一つである書斎として使用することができる。パイプシ
ャフトの側と横方向において隣り合うテーブル部分につ
いては、パイプシャフトの奥行き寸法分を加え、奥行き
の大きいテーブル部分にすることができる。情報機器や
情報化配線の保守点検等の作業を行うときは、書棚を横
に移動し点検口を開いて作業を行うことができ、その場
合に、パイプシャフトの前方に張り出すテーブル部分を
作業テーブルとして使用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0011】図1乃至図3は戸建て住宅の階段部分を示
すもので、階段1は、一階床面と二階床面との間の中間
高さ位置に踊り場2を有する折返し階段からなる。3
は、一階床面と踊り場2をつなぐ下側の階段部であり、
4は、踊り場2と二階床面とをつなぐ上側の階段部であ
る。
【0012】この踊り場2の奥方の壁5に、下側の階段
部3を昇っていって正面となる側の半部の目線高さ領域
において、LAN用設備やホームサーバーなどの情報化
機器6が取り付けれている。その高さ位置は、概ね、一
階天井裏の高さ位置である。そして、この情報化機器6
を収容する態様において、同じ側の半部に、上下方向に
延びるパイプシャフト7が設けられている。このパイプ
シャフト7の正面側の壁には、情報化機器6の設置高さ
領域において、情報化機器6の設置や点検等を行うこと
ができる点検口8が設けられている。情報化機器6に接
続されるLANやBS、CS等の情報化配線9は、この
位置から、一階天井裏へ通されたり、パイプシャフト7
内を通じて一階や二階、小屋裏へと延ばすことができ
る。
【0013】そして、踊り場2には、テーブル10が、
このパイプシャフト7よりも手前側に張り出すようにし
て、踊り場2の奥方の壁5の一方半部から他方半部にわ
たってパイプシャフト7を避けるようにして設けられ、
パイプシャフト7よりも手前側に張り出すテーブル部分
の上面に左右方向に延びるレール11が設けられ、この
レール11に書棚12が移動可能に設置され、この書棚
12をレール11に沿って左右に移動させることで、点
検口8が開閉されるようになっている。13は、上側の
レールが備えられた棚である。また、本実施形態では、
テーブル10の下側にも書棚14が備えられている。
【0014】なお、踊り場2の下方の空きスペースを利
用して分電盤15が設置されており、また、上側の階段
部4の下方の空きスペースを利用してシューズボックス
16が設置されている。
【0015】上記のような階段室構造を備えた情報化住
宅では、踊り場2のスペースを利用し、情報化機器6の
設置や保守点検、追加、変更を容易に行うことができ
る。踊り場2に設置されているから、これら作業におい
て、階上や階下への移動も容易に行うことができる。し
かも、情報化機器6を折返し階段1の踊り場2に設置し
ているから、情報化配線9…は、そこから階下へも、階
下の天井裏へも、階上へも、階上の天井裏や小屋裏へ
も、容易に延ばすことができる。また、情報化機器6は
パイプシャフト7内に設置され、パイプシャフト7に設
けられた点検口8は、収納家具としての書棚12を開閉
扉として開閉される構造としているから、平時は情報化
機器6が外に露出してしまうこともなく、情報化機器が
設置されていることを思わせない収納として利用するこ
とができる。
【0016】しかも、収納は書棚12からなり、テーブ
ル10も備えられているから、平時は、踊り場2を、生
活の場の一つである書斎として使用することができる。
パイプシャフト7の側と横方向において隣り合うテーブ
ル部分10aについては、パイプシャフト7の奥行き寸
法分を加え、大きな奥行きをもたせることができる。情
報機器6や情報化配線9…の保守点検等の作業を行うと
きは、書棚12を横に移動し点検口8を開いて作業を行
うことができ、パイプシャフト7の前方に張り出すテー
ブル部分10bを作業テーブルとして使用することがで
きる。その場合に、パイプシャフト7の隣りのテーブル
部分10aは、移動した書棚12によって隠すことがで
きる。
【0017】以上に、本発明の実施形態を示したが、本
発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱し
ない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実
施形態では、情報化機器6とパイプシャフト7を踊り場
2の奥方の壁5に設置した場合を示しているが、踊り場
の左右いずれかの壁に設置するようにしてもよい。ま
た、点検口8の開閉手段として、書棚12を用いた場合
を示しているが、書棚以外の他の収納家具であってもよ
いし、意匠パネルであってもよいし、点検口用の専用の
蓋ないしは扉であってもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上のとおりのものであるか
ら、情報化機器の保守点検や追加、変更に容易に対応す
ることができ、しかも、情報化機器からの配線を各方向
に容易に延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示すもので、情報化住宅の階段部分
の平面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】図2のI−I線矢視図である。
【符号の説明】
1…折返し階段 2…踊り場 5…奥方の壁 6…情報化機器 7…パイプシャフト 8…点検口 9…情報化配線 10…テーブル 11…レール 12…書棚(収納家具、開閉手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折返し階段の踊り場を囲む壁に情報化機
    器が設置され、この情報化機器を収容する態様で情報化
    配線を通すパイプシャフトが設けられ、このパイプシャ
    フトの壁に情報化機器の点検口が設けられ、この点検口
    を開閉する開閉手段が備えられていることを特徴とする
    情報化住宅。
  2. 【請求項2】 前記開閉手段が収納家具からなる請求項
    1に記載の情報化住宅。
  3. 【請求項3】 パイプシャフトが踊り場の奥方の壁の一
    方半部に設けられると共に、点検口がパイプシャフトの
    壁の正面側に設けられ、テーブルがこのパイプシャフト
    よりも手前側に張り出すように踊り場の奥方の壁の一方
    半部から他方半部にわたってパイプシャフト部分を避け
    て設けられ、パイプシャフト部分よりも手前側に張り出
    すテーブル張出し部の上面にレールが設けられ、このレ
    ールに開閉手段としての書棚が移動可能に設置され、こ
    の書棚をレールに沿って左右に移動させることで点検口
    が開閉されるものとなされている請求項1に記載の情報
    化住宅。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007291687A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Misawa Homes Co Ltd 収納構造
WO2010064484A1 (ja) * 2008-12-05 2010-06-10 シャープ株式会社 操作システム
JP2015081488A (ja) * 2013-10-24 2015-04-27 旭化成ホームズ株式会社 建物

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WO2010064484A1 (ja) * 2008-12-05 2010-06-10 シャープ株式会社 操作システム
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