JP4444454B2 - 情報化住宅 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報化住宅に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】
住宅内において、ISDNに必要なDSUなどの機材は、分電盤とともに、冷蔵庫の上などの小さな空きスペースを利用して設置されている。
【0003】
しかし、住宅の情報化が進むに連れて、今後は、LAN用の設備とか、ホームサーバーなどの情報化機器を住宅内に設置する必要が出てくる。これらの機器は、比較的頻繁に保守点検を行う必要があり、また、技術の進歩に伴って情報化機器を容易に追加、変更しうるようにしておくことも必要である。また、2階建ての戸建て住宅などでは情報化機器からの配線を階下のみならず、階上にも延ばせるようにしておく必要がある。
【0004】
本発明は、上記のような要請に鑑み、情報化機器の保守点検や追加、変更に容易に対応することができ、しかも、情報化機器からの配線を容易に延ばすことができる構造の情報化住宅を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、折返し階段の踊り場を囲む壁に情報化機器が設置され、この情報化機器を収容する態様で情報化配線を通すパイプシャフトが設けられ、このパイプシャフトの壁に情報化機器の点検口が設けられ、この点検口を開閉する開閉手段が備えられていることを特徴とする情報化住宅によって解決される。
【0006】
この情報化住宅では、情報化機器の設置場所を、折返し階段の踊り場を囲む壁としているから、踊り場スペースを利用し、情報化機器の設置や保守点検、追加、変更を容易に行うことができる。これら作業のための階上や階下への移動も容易に行うことができる。踊り場のスペースが情報化機器やパイプシャフトの設置で狭くなる場合には、踊り場スペースを奥方に向けて予め広くしておけばよい。しかも、階上と階下を空間的につなぐ折返し階段の踊り場を囲む壁に情報化機器を設置しているから、情報化配線は、そこから階下へも、階下の天井裏へも、階上へも、階上の天井裏や小屋裏へも、パイプシャフトの中を通じて外に露出させることなく、容易に延ばすことができる。また、情報化機器はパイプシャフト内に設置され、パイプシャフトに設けられた点検口には開閉手段が備えられているから、平時は情報化機器が外に露出してしまうこともない。
【0007】
前記開閉手段が収納家具からなる場合は、踊り場の奥方領域を、情報化機器が設置されていることを思わせない収納として利用することができる。
【0008】
パイプシャフトが踊り場の奥方の壁の一方半部に設けられると共に、点検口がパイプシャフトの壁の正面側に設けられ、テーブルがこのパイプシャフトよりも手前側に張り出すように踊り場の奥方の壁の一方半部から他方半部にわたってパイプシャフト部分を避けて設けられ、パイプシャフト部分よりも手前側に張り出すテーブル張出し部の上面にレールが設けられ、このレールに開閉手段としての書棚が移動可能に設置され、この書棚をレールに沿って左右に移動させることで点検口が開閉されるものとなされているのもよい。
【0009】
この場合、平時は、踊り場を、生活の場の一つである書斎として使用することができる。パイプシャフトの側と横方向において隣り合うテーブル部分については、パイプシャフトの奥行き寸法分を加え、奥行きの大きいテーブル部分にすることができる。情報機器や情報化配線の保守点検等の作業を行うときは、書棚を横に移動し点検口を開いて作業を行うことができ、その場合に、パイプシャフトの前方に張り出すテーブル部分を作業テーブルとして使用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1乃至図3は戸建て住宅の階段部分を示すもので、階段1は、一階床面と二階床面との間の中間高さ位置に踊り場2を有する折返し階段からなる。3は、一階床面と踊り場2をつなぐ下側の階段部であり、4は、踊り場2と二階床面とをつなぐ上側の階段部である。
【0012】
この踊り場2の奥方の壁5に、下側の階段部3を昇っていって正面となる側の半部の目線高さ領域において、LAN用設備やホームサーバーなどの情報化機器6が取り付けれている。その高さ位置は、概ね、一階天井裏の高さ位置である。そして、この情報化機器6を収容する態様において、同じ側の半部に、上下方向に延びるパイプシャフト7が設けられている。このパイプシャフト7の正面側の壁には、情報化機器6の設置高さ領域において、情報化機器6の設置や点検等を行うことができる点検口8が設けられている。情報化機器6に接続されるLANやBS、CS等の情報化配線9は、この位置から、一階天井裏へ通されたり、パイプシャフト7内を通じて一階や二階、小屋裏へと延ばすことができる。
【0013】
そして、踊り場2には、テーブル10が、このパイプシャフト7よりも手前側に張り出すようにして、踊り場2の奥方の壁5の一方半部から他方半部にわたってパイプシャフト7を避けるようにして設けられ、パイプシャフト7よりも手前側に張り出すテーブル部分の上面に左右方向に延びるレール11が設けられ、このレール11に書棚12が移動可能に設置され、この書棚12をレール11に沿って左右に移動させることで、点検口8が開閉されるようになっている。13は、上側のレールが備えられた棚である。また、本実施形態では、テーブル10の下側にも書棚14が備えられている。
【0014】
なお、踊り場2の下方の空きスペースを利用して分電盤15が設置されており、また、上側の階段部4の下方の空きスペースを利用してシューズボックス16が設置されている。
【0015】
上記のような階段室構造を備えた情報化住宅では、踊り場2のスペースを利用し、情報化機器6の設置や保守点検、追加、変更を容易に行うことができる。踊り場2に設置されているから、これら作業において、階上や階下への移動も容易に行うことができる。しかも、情報化機器6を折返し階段1の踊り場2に設置しているから、情報化配線9…は、そこから階下へも、階下の天井裏へも、階上へも、階上の天井裏や小屋裏へも、容易に延ばすことができる。また、情報化機器6はパイプシャフト7内に設置され、パイプシャフト7に設けられた点検口8は、収納家具としての書棚12を開閉扉として開閉される構造としているから、平時は情報化機器6が外に露出してしまうこともなく、情報化機器が設置されていることを思わせない収納として利用することができる。
【0016】
しかも、収納は書棚12からなり、テーブル10も備えられているから、平時は、踊り場2を、生活の場の一つである書斎として使用することができる。パイプシャフト7の側と横方向において隣り合うテーブル部分10aについては、パイプシャフト7の奥行き寸法分を加え、大きな奥行きをもたせることができる。情報機器6や情報化配線9…の保守点検等の作業を行うときは、書棚12を横に移動し点検口8を開いて作業を行うことができ、パイプシャフト7の前方に張り出すテーブル部分10bを作業テーブルとして使用することができる。その場合に、パイプシャフト7の隣りのテーブル部分10aは、移動した書棚12によって隠すことができる。
【0017】
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、情報化機器6とパイプシャフト7を踊り場2の奥方の壁5に設置した場合を示しているが、踊り場の左右いずれかの壁に設置するようにしてもよい。また、点検口8の開閉手段として、書棚12を用いた場合を示しているが、書棚以外の他の収納家具であってもよいし、意匠パネルであってもよいし、点検口用の専用の蓋ないしは扉であってもよい。
【0018】
【発明の効果】
本発明は、以上のとおりのものであるから、情報化機器の保守点検や追加、変更に容易に対応することができ、しかも、情報化機器からの配線を各方向に容易に延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示すもので、情報化住宅の階段部分の平面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】図2のI−I線矢視図である。
【符号の説明】
1…折返し階段
2…踊り場
5…奥方の壁
6…情報化機器
7…パイプシャフト
8…点検口
9…情報化配線
10…テーブル
11…レール
12…書棚(収納家具、開閉手段)

Claims (3)

  1. 折返し階段の踊り場を囲む壁に情報化機器が設置され、この情報化機器を収容する態様で情報化配線を通すパイプシャフトが設けられ、このパイプシャフトの壁に情報化機器の点検口が設けられ、この点検口を開閉する開閉手段が備えられていることを特徴とする情報化住宅。
  2. 前記開閉手段が収納家具からなる請求項1に記載の情報化住宅。
  3. パイプシャフトが踊り場の奥方の壁の一方半部に設けられると共に、点検口がパイプシャフトの壁の正面側に設けられ、テーブルがこのパイプシャフトよりも手前側に張り出すように踊り場の奥方の壁の一方半部から他方半部にわたってパイプシャフト部分を避けて設けられ、パイプシャフト部分よりも手前側に張り出すテーブル張出し部の上面にレールが設けられ、このレールに開閉手段としての書棚が移動可能に設置され、この書棚をレールに沿って左右に移動させることで点検口が開閉されるものとなされている請求項1に記載の情報化住宅。
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