JP2002002298A - 車両用ルーフ装置 - Google Patents

車両用ルーフ装置

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JP2002002298A
JP2002002298A JP2000183837A JP2000183837A JP2002002298A JP 2002002298 A JP2002002298 A JP 2002002298A JP 2000183837 A JP2000183837 A JP 2000183837A JP 2000183837 A JP2000183837 A JP 2000183837A JP 2002002298 A JP2002002298 A JP 2002002298A
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roof
locking
locking member
restraining
posture
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JP2000183837A
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Makoto Yoshikawa
誠 吉川
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Takada Kogyo KK
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Takada Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ルーフをクローズ状態にする際に、施錠部材を
わざわざ略垂下姿勢に戻す必要がなく、使い勝手をよく
することができる車両用ルーフ装置を提供する。 【解決手段】ルーフ30がトランクルーム11に格納さ
れるとき、トランクルーム11側に配されたカム部材8
42の被摺動面854が施錠部材845を略垂下姿勢か
ら略水平姿勢になる前の中間姿勢に制御するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体の天井を形成
したクローズ状態と後部収容室に格納されたオープン状
態とに移動可能に支持してなる車両用ルーフ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用ルーフ装置は、たとえば、
図22および図23に示すようなものがある。
【0003】すなわち、ルーフ1がオープン状態とクロ
ーズ状態とに駆動可能に支持されており、ルーフ1をク
ローズ状態にし、施解錠操作部材2を略垂下姿勢(解錠
姿勢)から略水平姿勢(施錠姿勢)にして、ロック手段
3を拘束状態にすることによりルーフ1を車体側に拘束
するとともに、ロック手段2を施錠状態にしている。
【0004】ルーフ1をオープン状態にするには、施解
錠操作部材2を略水平姿勢から略垂下姿勢にして、ロッ
ク手段3を解錠状態にするとともに、ロック手段3を拘
束解除状態にして、ルーフ1を折り畳み可能にし、後部
収容室4に格納してオープン状態にする。
【0005】ルーフ1をオープン状態に移動するとき、
図22に示すように、後部扉5は前開き状態になってお
り、ルーフ1は、その下面を上向きにして後部収容室4
に格納される。それにより、略垂下姿勢にあった施解錠
操作部材2は、反対の起立した状態になる。施解錠操作
部材2が起立した状態のままでは、後部収容室4に格納
されたルーフ1が全体的に上下方向に嵩張り、後部収容
室4に収まり難くなる。
【0006】一方、後部収容室4の開口を塞ぐための後
部扉5に緩衝部材6が設けられ、図23に想像線で示す
ように、後部扉5を閉じる際に、緩衝部材6を起立した
状態の施解錠操作部材2に押し当てるようにして、施解
錠操作部材2を倒伏した状態にして、ルーフ1全体を上
下方向で嵩張らないようにして、後部収容室4に収める
ようにしたものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両用ルーフ装置では、緩衝部材6を施解錠
操作部材2に押し当てるようにして、施解錠操作部材2
を倒伏した状態にしたとき、緩衝部材6の押し当てかた
によっては、施解錠操作部材2が略水平姿勢になり、ロ
ック手段3が施錠状態になってしまう。
【0008】ルーフ1をオープン状態からクローズ状態
にして、ロック手段3により、ルーフ1をクローズ状態
に車体側に拘束するには、施解錠操作部材2を略水平姿
勢(施錠姿勢)から略垂下姿勢(解錠姿勢)に戻して、
施錠状態にあるロック手段3を解錠状態にする操作が必
要になり、その操作が煩わしく、使い勝手がよくないと
いう問題点があった。
【0009】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、ルーフをオープン状態にすると
き、施錠部材を略垂下姿勢から略水平姿勢になる前の中
間姿勢に制御するようにして、ルーフをクローズ状態に
する際に、施錠部材をわざわざ略垂下姿勢に戻す必要が
なく、使い勝手をよくすることができる車両用ルーフの
駆動装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]車体(10)の天井を形成したクローズ状態と後
部収容室(11)に格納されたオープン状態とにルーフ
(30)を移動可能に支持してなる車両用ルーフ(3
0)装置において、前記ルーフ(30)をクローズ状態
に拘束するための拘束部材(841、842)と、当該
拘束部材(841、842)を施錠するための施錠部材
(845)と、当該施錠部材(845)の姿勢を制御す
るための姿勢制御手段(850)とを備え、前記拘束部
材(841、842)は、前記ルーフ(30)をクロー
ズ状態に拘束する拘束位置と、拘束解除位置とに移動可
能なものであり、前記施錠部材(845)は、前記拘束
部材(841、842)を前記拘束位置に施錠する略水
平姿勢と、解錠して前記拘束部材(841、842)を
前記拘束解除位置に移動可能にする略垂下姿勢とに移動
可能なものであり、前記姿勢制御手段(850)は、前
記後部収容室(11)内側に配され、前記ルーフ(3
0)が前記後部収容室(11)に格納されるとき、前記
施錠部材(845)を前記略垂下姿勢から前記略水平姿
勢になる前の中間姿勢に制御するものであることを特徴
とする車両用ルーフ(30)装置。
【0011】[2]前記施錠部材(845)は、前記略
水平姿勢と前記略垂下姿勢とに施解錠操作される施解錠
操作部材であることを特徴とする[1]に記載の車両用
ルーフ(30)装置。
【0012】[3]前記姿勢制御手段(850)は、前
記施錠部材(845)が摺動することにより、当該施錠
部材(845)を前記略垂下姿勢から前記中間姿勢に移
動させるカム部材(852)を有することを特徴とする
[1]に記載の車両用ルーフ(30)装置。
【0013】[4]前記カム部材(852)は、前記施
錠部材(845)の摺動する被摺動部(854)を有
し、前記被摺動部(854)は、緩衝部材(855)に
より形成されていることを特徴とする[3]に記載の車
両用ルーフ(30)装置。
【0014】次に、前記各項に記載された発明の作用に
ついて説明する。ルーフ(30)が車体(10)の天井
を形成したクローズ状態にあるとき、拘束部材(84
1、842)は拘束位置にあって、ルーフ(30)をク
ローズ状態に拘束している。また、施錠部材(845)
は略水平姿勢にあって、拘束部材(841、842)を
拘束位置に施錠している。
【0015】ルーフ(30)をクローズ状態からオープ
ン状態にするには、先ず、施錠部材(845)を略水平
姿勢から略垂下姿勢に移動し、拘束部材(841、84
2)を拘束位置から拘束解除位置に移動可能にする。拘
束部材(841、842)が拘束解除位置に移動して、
ルーフ(30)の拘束が解除されると、ルーフ(30)
を後部収納室へ移動可能になる。また、後部収容室(1
1)の開口を塞ぐための後部扉を閉じ状態から前開き状
態にしておく。ルーフ(30)の後部収容室(11)へ
の移動中、施錠部材(845)は略垂下姿勢になってい
る。
【0016】ルーフ(30)が後部収容室(11)に格
納されるとき、後部収容室(11)内側に配された姿勢
制御手段(850)が施錠部材(845)を略垂下姿勢
から略水平姿勢になる前の中間姿勢に制御する。それに
より、施錠部材(845)がルーフ(30)から下方に
突出している状態から引っ込んだ状態になり、ルーフ
(30)を全体的に上下方向に嵩張らせないで済む。
【0017】また、施錠部材(845)が略水平姿勢に
なる前の中間姿勢にあるので、拘束部材(841、84
2)も拘束解除位置のままであり、施錠部材(845)
をわざわざ略垂下姿勢に戻す作業の必要がなく、施錠部
材(845)を中間姿勢のままにして、ルーフ(30)
をオープン状態からクローズ状態に移動することができ
る。ルーフ(30)をオープン状態からクローズ状態に
移動していくと、施錠部材(845)が中間姿勢から略
垂下姿勢に自動的に戻るようになる。
【0018】施錠部材(845)は、拘束部材(84
1、842)に連動して拘束部材(841、842)を
拘束位置に施錠するロッキング部材などのようなもので
あってもよく、また、たとえば、乗員が操作することに
より、拘束部材(841、842)を施錠解錠する施解
錠操作部材であってもよい。
【0019】また、姿勢制御手段(850)としては、
様々なものがあるが、たとえば、カム部材(852)を
有しているものでは、ルーフ(30)が後部収容室(1
1)に格納されるとき、略垂下姿勢にある施錠部材(8
45)がカム部材(852)に摺動していき、それによ
り、施錠部材(845)が略垂下姿勢から中間姿勢にな
る。
【0020】たとえば、略垂下姿勢にある施錠部材(8
45)の下端部が、カム部材(852)に摺動すべきカ
ムフォロアとして形成されているが、施錠部材(84
5)の下端部以外の所にカムフォロアになるべきものを
形成してもよい。
【0021】さらに、施錠部材(845)の摺動する姿
勢制御手段(850)の被摺動部(854)が緩衝部材
(855)により形成されているものでは、施錠部材
(845)と姿勢制御手段(850)との相互の損傷を
防止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。各図は、本発明の一実施の
形態を示している。図3は車両の後部の側面図、図4は
車両の前部の側面図、図13は車両の側面図である。
【0023】図3、図4および図13に示すように、車
体10の後部には、トランクルームである後部収容室1
1および、その後部収容室11を開閉するためのトラン
クリッドである後部扉20が設けられている。後部扉2
0は、開閉装置40によって、後縁24を略中心にして
前縁23を跳ね上げた前開き状態と、後述するリフト機
構47によって、前縁23を略中心にして後縁24を跳
ね上げた後ろ開き状態とに駆動されるものである。開閉
装置40の詳細な構成は後述する。
【0024】また、車体10の天井を形成するルーフ3
0は、フロントルーフ31とリヤルーフ32とに二分割
されている。ルーフ30は、駆動装置50によって、フ
ロントルーフ31とリヤルーフ32とが伸展して天井を
形成するクローズ状態と、折り畳まれて天井を開き後部
収容室11内に収容されるオープン状態とに駆動される
ものである。
【0025】図5は車両用後部扉が前開き状態であり、
ルーフが折り畳み途中の状態である側面図、図6は車両
用後部扉の閉じ状態であり、ルーフが完全に折り畳まれ
た状態である側面図である。
【0026】図3〜図6および図13に示すように、ル
ーフ30をオープン状態にする際には、フロントルーフ
31前部を車体10側に拘束するためのロック手段80
および、フロントルーフ31とリヤルーフ32との連結
部のロック手段90は、拘束解除状態にそれぞれなって
おり、フロントルーフ31とリヤルーフ32とは折り畳
み可能になっている。また、後部扉20は、折り畳まれ
たルーフ30を受け入れるべく前開き状態になってい
る。フロントルーフ31とリヤルーフ32との連結部
は、フロントルーフ31の後部のベース部材33に、リ
ヤルーフ32の前部のヒンジ部材34が回転可能にピン
結合して成る。
【0027】図10は、車両用ルーフの駆動装置50の
部分拡大斜視図である。図3〜図6、図10および図1
3に示すように、車体10のキャビンの後方には円管状
フレーム12が車幅方向に架設されている。円管状フレ
ーム12の両端部には、駆動装置50の本体51が支持
されている。本体51は、前ベース部材511および後
ベース部材512から成る。
【0028】前ベース部材511には、ヒンジ部材56
により、バランスアーム57の基端部が揺動可能に枢支
され、バランスアーム57の先端部がベース部材33に
回転可能に連結されている。また、後ベース部材512
には、動力となる電動機52および、減速機53が装着
されている。電動機52は制御手段110を介して電源
(車載のバッテリー)に接続されている。駆動装置50
の制御手段110の回路については後述する。
【0029】減速機53の出力ギア54には、その回転
中心を揺動中心とする駆動アーム55が固設されてい
る。駆動アーム55は、その先端部がリヤルーフ32の
後端部に固結されている。それにより、フロントルーフ
31、リヤルーフ32(駆動アーム55を含む)、バラ
ンスアーム57および車体10により、4節回転連鎖が
形成されている。
【0030】図7は後部扉の後開き状態の側面図、図9
は開閉装置の部分拡大斜視図、図12は後部扉の開閉装
置の斜視図である。
【0031】図7、図9および図12に示すように、後
部扉20を車体10側に支持するための一対の支持アー
ム41が、後部収容室11内の両側にそれぞれ配されて
いる。一対の支持アーム41は、略Z形状に形成されて
いる。
【0032】一対の支持アーム41は後部が下方に大き
く曲げられ、その後端部41bが後方にそれぞれ延ばさ
れ、パイプ部材411により連結されている。パイプ部
材411は左右一対のヒンジ412を介して車体10に
枢着されている。したがって、ヒンジ412を中心にし
て支持アーム41の前端部41aおよび後部扉20の前
縁23が一体となって跳ね上がると、後部扉20が閉じ
状態から前開き状態になる。
【0033】開閉装置40は、後部扉20の前縁23を
跳ね上げるべく、支持アーム41を駆動するものであ
る。開閉装置40の本体40aには、電動機42およ
び、減速機43が装着されている。減速機43の出力ギ
アであるセクタギア44には、出力リンク45が一体的
に結合されている。出力リンク45の先端部には、連結
リンク46を介して支持アーム41に連結されている。
【0034】図8は開閉装置40の制御手段100を示
している。図8に示すように、電動機42は、制御手段
100を介して電源(車載バッテリー)に接続されてい
る。具体的には、電動機42の両端子は、一対のリレー
R1,R2の各c接点を介して、電源側と接地側とに切
り換えられて接続される。一対のリレーR1,R2の各
コイルは、マイコンに接続されている。
【0035】また、マイコンには、開閉操作スイッチお
よび、後部扉20用の後部扉全閉位置検出スイッチおよ
び、後部扉全開位置検出スイッチが接続されている。開
閉操作スイッチは切換スイッチであり、開操作すべく、
そのスイッチ片が中立位置からオープン側の接点に接続
する第1スイッチおよび、閉操作すべく、そのスイッチ
片が中立位置からクローズ側の接点に接続する第2スイ
ッチの二つの機能を有する。
【0036】また、一対のリレーR1,R2の一方のc
接点は、手動操作用切り替えスイッチの常閉接点を介し
て接地側に接続されている。緊急時に、手動操作用切り
替えスイッチを操作すると、手動操作用切り替えスイッ
チの常閉接点が開いて、電動機42の両端子の一方は接
地側に接続されず、電動機42の両端子の一方が開放状
態となる。それにより、小さな外力により電動機42を
回転して、後部扉20を開閉操作することができる。
【0037】同じように、駆動装置50の制御手段11
0は、前述する制御手段100の構成と共通する構成を
有しており、以下、制御手段100と異なる構成のみを
説明して、制御手段110の説明に代える。
【0038】すなわち、異なる構成としては、後部扉全
閉位置検出スイッチの代わりに、ルーフ全閉位置検出ス
イッチが設けられ、また、後部扉全開位置検出スイッチ
の代わりに、ルーフ全開位置検出スイッチが設けられて
いる。
【0039】図7〜図9および図12に示すように、各
支持アーム41の中間部41cから前端部41aは、後
部扉20の内面に沿って前方へ延ばされている。各支持
アーム41の前端部41aは、後部扉20の前縁23の
近傍まで延ばされている。
【0040】支持アーム41の前端部41aと後部扉2
0の前縁23との間の隙間には、後部扉20を持ち上げ
るためのリフト機構47が介在している。リフト機構4
7は、7節のリンク機構であり、第1リンク471、第
2リンク472、第3リンク473および第4リンク4
74を有している。
【0041】第1リンク471および第3リンク473
の各下端部が支持アーム41の前端部41aに枢着さ
れ、第1リンク471の上端部は第2リンク472の下
端部に連結され、第3リンク473の上端部は第4リン
ク474の下端部に連結されている。第3リンク473
および第4リンク474の各上端部は、ヒンジ部材26
を介して後部扉20のインナーパネル22に連結されて
いる。
【0042】第2リンク472にガススプリング48の
シリンダが連結される一方、後部扉20のインナーパネ
ル22にガススプリング48の出力ロッド481が連結
されている。
【0043】支持アーム41の前端部41aには、矩形
状の孔を有するストライカ413が形成されている。本
体51の両端には、支持アーム41のストライカ413
に係合することにより、リフト機構47を介して後部扉
20の前縁23をストライカ413側に拘束して跳ね上
げ不能にするロック手段60が設けられている。
【0044】一方、一対の支持アーム41の後端部41
bを繋ぐパイプ部材411の中央部にはストライカ41
4が固設され、ストライカ414に係合することによ
り、後部扉20の後縁24をストライカ414側に拘束
して跳ね上げ不能にするロック手段70が設けられてい
る。
【0045】図11はロック手段60の平面図である。
なお、ロック手段70およびロック手段90は、ロック
手段60の構成とほぼ同じ構成をしており、以下、ロッ
ク手段60を代表して説明する。
【0046】図11に示すように、ロック手段60のベ
ース部材61には、ラッチ部材62が揺動可能に支持さ
れるとともに、ロッキングプレート63が回動可能に支
持されている。コイルばね64は、ラッチ部材62をス
トライカ413に係合する方向に付勢するとともに、ロ
ッキングプレート63をラッチ部材62に係止する方向
に付勢する。ロッキングプレート63は、ラッチ部材6
2に係止して、ラッチ部材62をストライカ413に係
合した状態に拘束する。また、付勢力に抗してロッキン
グプレート63をラッチ部材62から外す方向に回動す
るためのリリースレバー65が設けられている。
【0047】次に、図1、図2、および、図14〜図2
1に基づいて、本ルーフ装置の拘束手段840および、
姿勢制御手段850の構成について説明する。拘束手段
840は、ルーフ30をクローズ状態に拘束するもので
あり、姿勢制御手段850は、拘束手段840の施解錠
操作部材である施錠部材845の姿勢を制御するもので
ある。
【0048】図17〜図21に示すように、車体10の
ルーフ開口の前縁の両側には一対のストライカ860が
固設されている。一対のストライカ860に対応して、
フロントルーフ31の前縁部には、一対の拘束手段84
0が設けられている。
【0049】各拘束手段840は、ストライカ860に
上下から係合する拘束部材841、842と、拘束部材
841、842を拘束位置に施錠するための施錠部材8
45とを有する。
【0050】上側の拘束部材841は、拘束手段840
の本体側から略水平方向に突出して、ストライカ860
に上方から係合する拘束位置と、拘束手段840の本体
側に没入してストライカ860の上方から外れた拘束解
除位置とに移動するものである。また、下側の拘束部材
842は、ほぼ水平な状態になってストライカ860に
下方から係合した拘束位置と、ほぼ垂れ下がった状態に
なってストライカ860の下方から外れた拘束解除位置
とに移動するものである。
【0051】施錠部材845は、拘束部材841、84
2を拘束位置に施錠する略水平姿勢(施錠姿勢)と、拘
束部材841、842を解錠して拘束解除位置に移動可
能にする略垂下姿勢(解錠姿勢)とに回動可能に拘束手
段840の本体に支持されている。
【0052】施錠部材845が略垂下姿勢と略水平姿勢
とに回動することにより、ピニオン(施錠部材845と
一体成形)がピニオン(拘束部材841と一体成形)を
繰り出し、かつ、繰り込むようになっており、また、ピ
ン(施錠部材845と一体成形)が回動する一方、カム
フォロア(拘束手段840と一体成形)がカム溝(拘束
部材842と一体成形)内を相対的に移動するようにな
っている。
【0053】また、施錠部材845は、舌片部846を
有している。一方、拘束手段840の本体側には、係止
駒847が設けられている。施錠部材845が略垂下姿
勢(解錠姿勢)から略水平姿勢(施錠姿勢)に回動する
と、コイルばね848の付勢力に抗して、舌片部846
が係止駒847に乗り上がり、コイルばね848の付勢
力により、係止駒847が舌片部846に弾撥的に係止
して、施錠部材845を略水平姿勢(施錠姿勢)に保持
するようになっている。
【0054】姿勢制御手段850は次のように構成され
ている。図1、図2および図14〜図16に基づいて、
姿勢制御手段850の構成を説明する。
【0055】図2、図14および図15に示すように、
後部収容室であるトランクルーム11のトランクフロア
ーはカバートランクフロアー11aにより覆われてい
る。また、トランクルームの周壁は、図示省略したフィ
ニッシャートランクフロント、フィニッシャーラゲージ
サイド11b、フィニッシャートランクリヤーサイド1
1c、フィニッシャートランクリヤ11dからなる。
【0056】フィニッシャーラゲージサイド11bは、
ベースリヤーサスペンションスプリング(以下、ベース
リヤー11eと称する。)を覆うものである。ベースリ
ヤー11eには、姿勢制御手段850が設けられてい
る。
【0057】姿勢制御手段850は、ハットチャンネル
断面形に形成されたカム部材852を有し、カム部材8
52の両脚部がベースリヤー11eに固着されている。
カム部材852の上面は、車体後方へ向かって斜め下方
に傾斜する平滑な傾斜面であり、その傾斜面にはラバー
である緩衝部材855が貼着され、緩衝部材855が施
錠部材845の摺動する被摺動部854に成っている。
【0058】また、フィニッシャーラゲージサイド11
bには矩形状の孔11fが開設され、矩形状の孔11f
には、カム部材852の被摺動部854がはめ込まれて
いて、矩形状の孔11fの孔周縁部と被摺動部854と
は滑らかに連続している。
【0059】図16に示すように、ルーフ30がトラン
クルーム11に格納されるとき、略垂下状態の施錠部材
845の舌片部846が緩衝部材855としての被摺動
部854の前端部に当接し、ルーフ30が格納されるに
応じて、施錠部材845の舌片部846が被摺動部85
4の前端部から後端部に向かって摺動し、やがて、図1
に示すように、施錠部材845が略水平姿勢になる前の
中間姿勢になる。
【0060】次に、後部扉20およびルーフ30の移動
操作について説明する。図13に示す後部扉20の全閉
状態および、ルーフ30のクローズ状態において、後部
扉20を後開きするには、単にロック手段70をストラ
イカ414から外して拘束解除状態にして、後部扉20
を後開き可能にすればよい。後部扉20を後開きしてい
くと、ガススプリング48の付勢力によってリフト機構
47の第1リンク471〜第4リンク474がそれぞれ
起立し、後部扉20が持ち上げられ、やがて、後部扉2
0の後縁24が跳ね上がって後開き状態になる。
【0061】後部扉20を後開き状態から全閉状態にす
るには、ガススプリング48の付勢力に抗して、後部扉
20の後縁24を下げて、リフト機構47の第1リンク
471〜第4リンク474を倒伏させて、ロック手段7
0をストライカ414に係合し、後部扉20の後縁24
をストライカ414側に拘束して後開き不能にする。
【0062】ルーフ30をクローズ状態からオープン状
態にするには、先ず、ロック手段80を拘束解除状態に
する。次に、図8に示す開閉操作スイッチを押して、そ
のスイッチ片をオープン側の接点に接続する。それによ
り、ロック手段60が、内蔵しているアクチュエータの
作用により、ストライカ413から外れ、後部扉20が
前開き可能になる。リレーR1のコイルが通電し、リレ
ーR1のc接点が接地側から電源側に切り換わり、他方
のリレーR2のc接点が接地側にあるので、開閉装置4
0の電動機42の両端子間に電源電圧が印加され、電動
機42が正転する。開閉操作スイッチを押し続けること
により、リレーR1のコイルが通電し続け、電動機42
が正転し続ける。
【0063】開閉装置40の電動機42が正転すると、
電動機42の回転力が減速機43〜セクタギア44〜出
力リンク45〜連結リンク46の順番に支持アーム41
へ伝わり、支持アーム41がヒンジ412を中心にして
揺動する。それにより、支持アーム41の前端部41a
にリフト機構47を介して支持された後部扉20の前縁
23が、跳ね上がって前開きする。そして、後部扉20
が完全に前開き状態になったならば、後部扉全開位置検
出スイッチの検出信号がマイコンに送られ、リレーのコ
イルが通電しないで、c接点が電源側から接地側に切り
換わり、電動機42の両端子が共に接地され、電動機4
2が回転停止する。
【0064】駆動装置50のスイッチ操作は開閉装置4
0とほぼ同じである。すなわち、図8に示す開閉操作ス
イッチを押すことにより、ロック手段90は、内蔵して
いるアクチュエータが作用し、拘束解除状態に成り、リ
レーR3のコイルが通電し、リレーR3のc接点が接地
側から電源側に切り換わり、他方のリレーR4のc接点
は接地側であるので、駆動装置50の電動機52の両端
子間に電源電圧が印加され、電動機52が正転する。同
じく、開閉操作スイッチを押し続けることで、リレーR
3のコイルが通電し続け、電動機52が正転し続ける。
【0065】電動機52が正転すると、電動機52の回
転力が減速機53〜出力ギア54の順に駆動アーム55
に伝わり、駆動アーム55が回動し、リヤルーフ32の
後端部を引き込む。それにより、ヒンジ部材34がベー
ス部材33を引き込み、バランスアーム57が後方へ揺
動する。それにより、図5に示すように、ルーフ30が
フロントルーフ31とリヤルーフ32とに折り畳まれな
がら後方へ移動する。
【0066】さらに、電動機52を正転し続けると、ル
ーフ30が完全に折り畳まれた状態になり、後部収容室
11に収容される。ルーフ30が完全に収容状態になっ
たならば、ルーフ全開位置検出スイッチの検出信号がマ
イコンに送られ、リレーR3のコイルが通電しないで、
リレーR3のc接点が電源側から接地側に切り換えら
れ、電動機52の両端子が共に接地され、電動機52が
回転停止する。
【0067】次に、電動機52が回転停止すると同時
に、リレーR2のコイルが通電し、リレーR2のc接点
が接地側から電源側に切り換わり、リレーR1のc接点
が接地側にあることから、開閉装置40の電動機42の
両端子間に電源電圧が印加され、電動機42が逆転す
る。それにより、支持アーム41がヒンジ412を中心
にして下方に揺動し、さらに、電動機42が逆転する
と、支持アーム41のストライカ413がロック手段6
0のラッチ部材62に係合し、ロッキングプレート63
がラッチ部材62を係合状態に拘束し、後部扉20が図
6に示すように、全閉状態に拘束される。
【0068】前後して、後部扉全閉位置検出スイッチか
らの検出信号がマイコンに送られ、リレーR2のコイル
が通電しないで、リレーR2のc接点が電源側から接地
側に切り換わり、リレーR1のc接点が接地側にあるこ
とから、電動機42の両端子が共に接地され、電動機4
2が回転停止する。
【0069】図6に示すオープン状態において、ルーフ
30をクローズ状態にするには、前述するオープン操作
とは、逆の順番に行う。すなわち、図8に示す開閉操作
スイッチを押して、そのスイッチ片をクローズ側の接点
に接続する。それにより、ロック手段60が、内蔵アク
チュエータの作用により拘束解除状態になり、リレーR
1のコイルが通電し、リレーR1のc接点が接地側から
電源側に切り換わり、開閉装置40の電動機42が正転
し、後部扉20が前開き状態になる。
【0070】後部扉20を前開き状態にした後に、後部
扉全開位置検出スイッチの検出信号がマイコンに入力さ
れると、リレーR4のc接点を接地側から電源側に切り
換え、リレーR3のc接点は接地側にあることから、駆
動装置50の電動機52の両端子間に電源電圧が印加さ
れ、電動機52が逆転する。
【0071】それにより、駆動アーム55がリヤルーフ
32の後端部を押し上げるようになり、ヒンジ部材34
がベース部材33を前方へ押し込み、バランスアーム5
7が前方へ揺動し、フロントルーフ31とリヤルーフ3
2とが折り畳み状態から徐々に伸展しつつ、前方へ移動
し、フロントルーフ31とリヤルーフ32とが完全に伸
展して、天井を形成するようになると、前後して、ロッ
ク手段80,90が拘束状態になる。
【0072】ルーフ全閉位置検出スイッチの検出信号お
よび、ロック検出スイッチの検出信号がマイコンに送ら
れ、リレーR4のコイルが通電しないで、リレーR4の
c接点が電源側から接地側に切り換わり、電動機52の
両端子が共に接地され、電動機52が回転停止する。
【0073】次に、電動機52が回転停止すると同時
に、リレーR2のコイルが通電し、リレーR2のc接点
が接地側から電源側に切り換わり、リレーR1のc接点
が接地側にあることから、開閉装置40の電動機42の
両端子間に電源電圧が印加され、電動機42が逆転す
る。それにより、支持アーム41がヒンジ412を中心
にして下方に揺動し、さらに、電動機42が逆転する
と、支持アーム41のストライカ413がロック手段6
0のラッチ部材62に係合し、ロッキングプレート63
がラッチ部材62を係合状態に拘束し、後部扉20が図
6に示すように、全閉状態に拘束される。
【0074】前後して、後部扉全閉位置検出スイッチか
らの検出信号がマイコンに送られ、リレーR2のコイル
が通電しないで、リレーR2のc接点が電源側から接地
側に切り換わり、リレーR1のc接点が接地側にあるこ
とから、電動機42の両端子が共に接地され、電動機4
2が回転停止する。ロック手段80を手動で拘束状態に
する。
【0075】次に、拘束手段840および姿勢制御手段
850の動作について説明する。ルーフ30が車体10
の天井を形成するクローズ状態においては、拘束手段8
40の施錠部材845は、略水平姿勢(施錠姿勢)にあ
って、拘束部材841、842がストライカ860に上
方および下方からそれぞれ係合し、それにより、ルーフ
30は、クローズ状態に拘束されている。このとき、係
止駒847が施錠部材845の舌片部846に弾撥的に
係止していて、施錠部材845を略水平姿勢(施錠姿
勢)に保持している。
【0076】ルーフ30をクローズ状態からオープン状
態に移動するには、先ず、コイルばね848の付勢力に
抗して、施錠部材845の舌片部846を係止駒847
から外し、施錠部材845を略水平姿勢(施錠姿勢)か
ら略垂下姿勢(解錠姿勢)にする。このとき、下側の拘
束部材842も垂れ下がった状態になる。施錠部材84
5を略垂下姿勢にすることにより、拘束部材841、8
42がストライカ860の上方および下方からそれぞれ
外れ、ルーフ30がオープン状態に移動可能になる。
【0077】ルーフ30をオープン状態にするには、開
閉装置40を作動して、後部扉20を前開きにし、トラ
ンクルーム11の開口を開き、駆動装置50を作動す
る。それにより、駆動装置50の4節回転連鎖も作動
し、ルーフ30は折り畳まれながら後方へ移動してい
き、やがて、ルーフ30がトランクルーム11に格納さ
れるようになる。ルーフ30の移動中において、施錠部
材845は略垂下姿勢(解錠姿勢)のままであり、拘束
部材842も垂れ下がった状態のままである。
【0078】ルーフ30がトランクルーム11に格納さ
れていくと、やがて、図16に示すように、略垂下姿勢
(解錠姿勢)の施錠部材845が下降してきて、施錠部
材845の下端部849が被摺動部854の前端部に当
接し、ルーフ30が格納される(施錠部材845が下降
する)に応じて、施錠部材845の下端部849が被摺
動部854の前端部から後端部に向かって摺動する。こ
のとき、被摺動部854が緩衝部材855により形成さ
れているので、施錠部材845の下端部849の当接や
摺動する際の衝撃を緩衝部材855が吸収し、施錠部材
845およびカム部材852の相互の損傷を防止するこ
とができる。
【0079】さらに、ルーフ30がトランクルーム11
に格納されて(施錠部材845が下降して)いくと、図
1に示すように、施錠部材845が略水平姿勢になる前
(係止駒847が舌片部846に弾撥的に係止する前)
の中間姿勢になる。また、施錠部材845が略垂下姿勢
から中間姿勢に回動することにより、拘束部材842の
カム溝内を拘束手段840のカムフォロアが相対的に移
動することにより、拘束部材842が垂れ下がった状態
からほぼ水平な状態になる。それにより、拘束手段84
0全体の上下方向の厚みが大幅に減少し、ルーフ30が
全体的に上下方向で嵩張らないようになり、ルーフ30
をトランクルーム11内に容易に格納することができ
る。
【0080】ルーフ30をオープン状態からクローズ状
態にするには、拘束手段840を操作することなく、開
閉装置40を作動して、後部扉20を前開きにし、駆動
装置50を作動すればよい。
【0081】それにより、トランクルーム11に格納さ
れていたルーフ30が移動し(施錠部材845が上昇
し)ていき、拘束手段840が被摺動部854に対して
徐々に離れていくと、施錠部材845が中間姿勢(係止
駒847が舌片部846を弾撥的に係止しない状態)に
あるため、施錠部材845がその自重により中間姿勢か
ら略垂下姿勢(解錠姿勢)に自動的に移動し、施錠部材
845の下端部849が被摺動部854の後端部から前
端部に摺動していく。それにより、施錠部材845をわ
ざわざ略垂下姿勢(施錠姿勢)にする作業の必要性がな
い。
【0082】ルーフ30がクローズ状態になると、施錠
部材845を略垂下姿勢(解錠姿勢)から略水平姿勢
(施錠姿勢)に回動する。施錠部材845を略水平姿勢
(施錠姿勢)に回動することにより、拘束部材841が
繰り出されて、ストライカ860に上方から係合し、拘
束部材842が垂れ下がった状態からほぼ水平な状態に
なって、ストライカ860に下方から係合し、それによ
り、ルーフ30をクローズ状態に拘束することができ
る。
【0083】なお、前述の実施の形態では、姿勢制御手
段850をカム部材852により構成したが、これに限
らず、たとえば、トランクルーム11内にあって、車体
後方に突出することにより、略垂下姿勢でトランクルー
ム11内に降りてくる施錠部材845を中間姿勢に強制
的に移動するようにしてもよい。
【0084】また、本実施の形態に示す拘束手段840
は一例であり、姿勢制御手段850により姿勢制御され
る部材は、施錠部材845のような施解錠操作部材に限
らない。たとえば、施錠部材としては、ルーフ30がク
ローズ状態になると、自動的に拘束部材を施錠するロッ
キングレバーのようなものであってもよい。
【0085】
【発明の効果】本発明に係る車両用ルーフ装置によれ
ば、ルーフが後部収容室に格納されるとき、後部収容室
内側に配された姿勢制御手段が施錠部材を略垂下姿勢か
ら略水平姿勢になる前の中間姿勢に制御するようにした
ので、ルーフをクローズ状態にする際に、施錠部材をわ
ざわざ略垂下姿勢に戻す必要がなく、使い勝手をよくす
ることができる。また、施錠部材が略垂下姿勢から中間
姿勢になることで、施錠部材がルーフから下方に突出し
ている状態から引っ込んだ状態になり、ルーフを全体的
に上下方向に嵩張らせないで、ルーフを後部収容室に容
易に格納することができる。また、施錠部材の摺動する
姿勢制御手段の被摺動部が緩衝部材により形成されてい
るので、施錠部材と姿勢制御手段との相互の損傷を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るルーフがオープン
状態にあるとき、中間姿勢にある施錠部材を示す側面図
である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る姿勢制御手段の取
付状態を示す後部収容室の分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る車両の後部の側面
図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る車両の前部の側面
図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る車両用後部扉の前
開き状態の側面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る車両用後部扉の閉
じ状態の側面図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る車両用後部扉の後
開き状態の側面図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係る車両用後部扉の開
閉装置および、車両用ルーフの駆動装置の各制御手段の
回路図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係る車両用後部扉の開
閉装置の部分拡大斜視図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る車両用ルーフの
駆動装置の部分拡大斜視図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係る車両用後部扉の
ロック手段の平面図である。
【図12】本発明の一実施の形態に係る車両用後部扉の
開閉装置の斜視図である。
【図13】本発明の一実施の形態に係る車両の側面図で
ある。
【図14】本発明の一実施の形態に係る姿勢制御手段の
取付状態を示す側面図である。
【図15】本発明の一実施の形態に係る姿勢制御手段の
取付状態を示す後部収容室の部分的な平面図である。
【図16】本発明の一実施の形態に係るルーフが後部収
容室に格納されるとき、略垂下姿勢にある施錠部材を示
す側面図である。
【図17】本発明の一実施の形態に係る拘束手段の取付
状態を示す側面図である。
【図18】本発明の一実施の形態に係る拘束手段の取付
状態を示す断面図である。
【図19】本発明の一実施の形態に係る拘束手段の断面
図である。
【図20】本発明の一実施の形態に係るルーフを除いて
示す拘束手段の取付状態の平面図である。
【図21】図18の部分拡大図である。
【図22】従来例に係るルーフをオープンにするとき、
施錠部材および緩衝部材の各状態を示す斜視図である。
【図23】従来例に係る後部扉を前開き状態から閉じ状
態にするとき、緩衝部材と施錠部材との動きを概念的に
示す側面図である。
【符号の説明】
S1…常閉接点 R1,R2,R3,R4…リレー 10…車体 11…トランクルーム 11a…カバートランクフロアー 11b…フィニッシャーラゲージサイド 11c…フィニッシャートランクリヤーサイド 11d…フィニッシャートランクリヤ 11e…ベースリヤー 11f…矩形状の孔 12…円管状フレーム 17,18…マウント部 20…後部扉 22…インナーパネル 23…前縁 24…後縁 25…中間部 26…ヒンジ部材 27…アウターパネル 30…ルーフ 31…フロントルーフ 32…リヤルーフ 32a…後縁(後縁トリム) 33…ベース部材 34…ヒンジ部材 40…開閉装置 40a…本体 41…支持アーム 41a…前端部 41b…後端部 41c…中間部 42…電動機 43…減速機 44…セクタギア 45…出力リンク 46…連結リンク 47…リフト機構 48…ガススプリング 50…駆動装置 51…本体 52…電動機 53…減速機 54…出力ギア 55…駆動アーム(駆動部品) 56…ヒンジ部材 57…バランスアーム 60…ロック手段 61…ベース部材 62…ラッチ部材 63…ロッキングプレート 64…コイルばね 65…リリースレバー 70…ロック手段 80…ロック手段 90…ロック手段 100…制御手段 110…制御手段 411…パイプ部材 412…ヒンジ 413…ストライカ 414…ストライカ 471…第1リンク 472…第2リンク 473…第3リンク 474…第4リンク 481…出力ロッド 511…前ベース部材 512…後ベース部材 840…拘束手段 841、842…拘束部材 845…施錠部材 846…舌片部 847…係止駒 848…コイルばね 849…下端部 850…姿勢制御手段 852…カム部材 854…被摺動部 855…緩衝部材 860…ストライカ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の天井を形成したクローズ状態と後部
    収容室に格納されたオープン状態とにルーフを移動可能
    に支持してなる車両用ルーフ装置において、 前記ルーフをクローズ状態に拘束するための拘束部材
    と、当該拘束部材を施錠するための施錠部材と、当該施
    錠部材の姿勢を制御するための姿勢制御手段とを備え、 前記拘束部材は、前記ルーフをクローズ状態に拘束する
    拘束位置と、拘束解除位置とに移動可能なものであり、 前記施錠部材は、前記拘束部材を前記拘束位置に施錠す
    る略水平姿勢と、解錠して前記拘束部材を前記拘束解除
    位置に移動可能にする略垂下姿勢とに移動可能なもので
    あり、 前記姿勢制御手段は、前記後部収容室内側に配され、前
    記ルーフが前記後部収容室に格納されるとき、前記施錠
    部材を前記略垂下姿勢から前記略水平姿勢になる前の中
    間姿勢に制御するものであることを特徴とする車両用ル
    ーフ装置。
  2. 【請求項2】前記施錠部材は、前記略水平姿勢と前記略
    垂下姿勢とに施解錠操作される施解錠操作部材であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の車両用ルーフ装置。
  3. 【請求項3】前記姿勢制御手段は、前記施錠部材が摺動
    することにより、当該施錠部材を前記略垂下姿勢から前
    記中間姿勢に移動させるカム部材を有することを特徴と
    する請求項1に記載の車両用ルーフ装置。
  4. 【請求項4】前記カム部材は、前記施錠部材の摺動する
    被摺動部を有し、 前記被摺動部は、緩衝部材により形成されていることを
    特徴とする請求項3に記載の車両用ルーフ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016049833A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 マツダ株式会社 車両の後部車体構造

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JP2016049833A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 マツダ株式会社 車両の後部車体構造

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