JP3650786B2 - 車両用折畳みシート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、荷物を搭載するスペースを広げるために折り畳むことができるようにした車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の車両用折畳みシートには、例えば実開平6−50963号公報に示すものがある。これは、シートバックを折畳み可能としたシートクッションの下側の支持部材の前部を左右方向軸線回りに回動可能に車両のフロアに支持し、この支持部材の後部に折込脚を回動可能に取り付け、シートクッションを折り畳んだときは折込脚がシートクッション下面に沿って倒れ、シートクッションを使用状態に開いたときは折込脚がシートクッション下面に対して起き上がって支持部材の後部を支持するように、シートクッションの起倒と折込脚の回動をリンク機構により連動したものである。折り畳んだ状態で外面に露出するシートクッションの下側に設けたアンダーカバーには、起倒する折込脚が出入りするための開口を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術では、シートを折り畳んだ状態では、折込脚は開口からシートクッション下面のアンダーカバー内に収納されるようにしているが、折込脚の出入りを円滑に行うために開口との間には相当な隙間を設ける必要があり、折込脚及びアンダーカバー内部の一部が見えるので、外観上見栄えがよくないという問題がある。前後方向位置を調整するためにシートを摺動可能としたものでは、この開口は前後方向長さが大きくなるので、この見栄えの低下は特に大きい。また、この開口は相当広いのでアンダーカバー内に塵埃等の異物が入って汚れ易く、またこの異物がアンダーカバーから外に出て車室内の汚れの原因にもなる。
本発明はこのような各問題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明による車両用折畳みシートは、シートバックを折畳み可能に設けたシートクッション下側の支持部材の一側部を水平方向軸線回りに起倒可能に車両のフロアに取り付け、支持部材の他側部に折込脚の一端を回動可能に取り付け、シートクッションと支持部材の下側を折込脚に対応する位置に開口を設けた被覆シールドにより覆い、折込脚を支持部材の起倒と連動して支持部材に対し起倒させて、シートクッションを折り畳んだときは折込脚がシートクッション下面に沿うように倒れて被覆シールド内に収納され、シートクッションを使用状態に開いたときは折込脚が被覆シールドの開口を通してシートクッション下面に対し起き上がって支持部材の他側部をフロア上に支持するようにした車両用折畳みシートに関するものであり、支持部材に対する折込脚の回動軸線と直交する開口の側縁に蓋板を回動可能に取り付け、折込脚が倒れて被覆シールド内に収納された状態では蓋板が開口を閉じ、折込脚が起立して開口から突出した状態では蓋板が開くように構成したものである。
【0005】
開口を開閉する蓋板は1対として、折込脚の回動軸線と直交する開口の両側縁に観音開きに取り付けることが好ましい。
【0006】
各蓋板は開口を閉じる向きに捩りばねにより付勢し、折込脚は起立にともない開口から出る際に蓋板を捩りばねの付勢力に抗して押し開くよう構成することが好ましい。
【0007】
また各蓋板は、折込脚が被覆シールド内に収納された状態では、同折込脚に当接して開口を閉じるよう構成することが好ましい。
【0008】
また支持部材は前側部が左右方向軸線回りに起倒可能に車両のフロアに連結され後側部に折込脚を設けたロアレールとし、シートクッションはロアレールに前後方向摺動可能に案内支持されたアッパレールに取り付け、被覆シールドはアッパレール側に取り付けるようにしてもよい。
【0009】
【発明の効果】
このような本発明によれば、シートを折り畳んだときは折込脚がシートクッション下面に沿うように倒れて開口から被覆シールド内に収納されると共に開口は1対の蓋板により覆われるので、折畳み状態で外面に露出するシートクッション及び支持部材下側の被覆シールドの外観がよくなって見栄えが向上し、またアンダーカバー内に入った塵埃等の異物が再び外に出て車室内を汚すことを防止することができる。
【0010】
開口を開閉する蓋板を1対として開口の両側縁に観音開きに取り付けたものによれば、折込脚が被覆シールドの開口を通して起き上がった状態における蓋板の下方への張り出し量が少なくなるので、他部材との干渉のおそれが少なく、側方から見えるおそれも少ない。
【0011】
蓋板を閉じる向きに捩りばねにより付勢し、この捩りばねの付勢力に抗して折込脚により蓋板を押し開くようにしたものによれば、蓋板の開閉機構の構造が簡単になり、誤作動のおそれが減少して信頼性が向上する。
【0012】
折込脚が被覆シールド内に収納された状態で、蓋板が折込脚に当接して開口を閉じるようにしたものによれば、蓋板の開閉機構の構造は一層簡単になる。
【0013】
また支持部材は前側部が起倒可能に車両のフロアに連結され後側部に折込脚を設けたロアレールとし、シートクッションはロアレールに前後方向摺動可能に案内支持されたアッパレールに取り付け、被覆シールドはアッパレール側に取り付けるようにしたものによれば、開口はシートの摺動量だけ前後方向に細長いものになるが、蓋板は被覆シールドに取り付けられているのでシートの摺動位置如何に拘らず、開口は常に確実に蓋板により閉じられる。
【0014】
【実施の形態】
以下に図1〜図10に示す実施の形態により本発明の説明をする。
シートクッション50とその後部にリクライニング機構(図示省略)を介して傾斜角度調整可能に取り付けられたシートバック51(図10参照)よりなるシートは、ロアレール(支持部材)10及びアッパレール15を介して車両のフロアFに前後方向摺動可能に取り付けられる。互いに一体的に連結された左右1対のロアレール10の前部に固定された各ヒンジブラケット11は、図1及び図4に示すように、フロアFの取付部Faにボルト止め固定されたヒンジブラケット12にピン13を介して左右方向軸線回りに回動可能に取り付けられている。互いに一体的に連結された左右1対のアッパレール15は前後方向摺動可能にロアレール10に案内支持されてパワーアジャスタ(図示省略)により移動され、シートクッション50のフレーム(図示省略)はこのアッパレール15に固定支持されている。これによりシートは、ロアレール10(従ってシートクッション50の下面)がフロアFに対し立ち上がる折畳み状態(図4及び図10参照)と、ロアレール10(従ってシートクッション50の下面)がフロアFとほゞ平行に開かれる使用状態(図1参照)の間で起倒可能であり、使用状態では前後方向位置の調整が可能である。各ヒンジブラケット12,13はそれぞれ合成樹脂製のヒンジカバー17,18により覆われている。
【0015】
主として図1〜図4に示すように、各ロアレール10の後部を支持する折込脚31は、コ字断面形状の板金製の本体31aの両側に1対の角棒状の脚カバー31c,31dを固着したものである。本体31aの一端部は、横方向に延びて各ロアレール10後部に固定した各ブラケット30に回動可能に支持されたシャフト32の両端部に溶接固定され、これにより左右の折込脚31は横方向軸線回りに互いに一体的に回動される。各折込脚31のすぐ内側となるシャフト32に溶接されて半径方向に延びるアーム33の先端部にはピン34bがかしめ固定され、ヒンジブラケット12のアーム部12a先端部にも同様なピン34aがかしめ固定されている。この両ピン34a,34bにリンク34の両端を係合してEリング34cにより抜け止めすることにより、アーム部12aとアーム33の各先端部は互いに連結される。これにより各折込脚31は、図1に示すようにシートの使用状態ではシートクッション50の下面に対し起き上がってシート後部をフロアF上に支持し、図4に示すようにシートを折り畳んだ状態ではシートクッション50の下面に沿うように、シートの起倒と連動してロアレール10に対し起倒される。各ロアレール10の下側中間部には、後述するフック40の第2フック部40cを係止する第2ストライカ45が取付板45aを介して固定されている。
【0016】
主として図2及び図3に示すように、折込脚31の本体31a内にスペーサ41aと共に片持ちかしめ固定された横向きのピン41にはフック40が回動可能に支持されている。フック40には第1及び第2フック部40a,40cが形成され、一側にはフックプレート40eが溶着固定されている。本体31a内のフック40の上側には横向きのピン43が両持ちかしめ固定され、その中間部には回動自在なガイドローラ43aがスペーサ43bにより位置決めされている。フック40はスペーサ43bとフックプレート40eの間に両端を係止した戻しばね42により図2において反時計回転方向に付勢され、自由状態ではフックプレート40eの一部が本体31a内面の一部に当接して停止されている。主として図2に示すように、折込脚31がロアレール10に対し起立してシート後部をフロアF上に支持するシートの使用状態では、折込脚31は先端の末広がり形状の切欠き31bが取付板44aを介してフロアFに固定された第1ストライカ44に係合して位置決めされ、フック40の第1フック部40aは第1ストライカ44に係止される。
【0017】
次に左右の折込脚31の先端部に設けたフック40を、戻しばね42に抗して回動して各フック部40a,40cを対応する各ストライカ44,45から離脱させる操作機構の説明をする。図1及び図4に示すように、左右のアッパレール15の後部を連結するブラケット16の中央部後端には、横向きのピン46bを介してハンドル46が回動可能に支持され、その両側部にそれぞれ設けた係止部46aには、2組のコントロールケーブル47の各インナワイヤの一端がそれぞれ係止されている。各コントロールケーブル47のアウタチューブの両端はブラケット16及び各折込脚31に固着したL金具48に係止され、各インナワイヤの他端はガイドローラ43aを介してフック40のフックプレート40eの一部に係止されている。これにより、図1の二点鎖線46Aに示すようにハンドル46を引けば、各フック40はコントロールケーブル47を介して、二点鎖線40A(図2参照)に示すように戻しばね42の付勢力に抗して時計回転方向に回動し、各ストライカ44,45から離脱される。
【0018】
全体として図10に示すように、シートクッション50とロアレール10の下側は、左右のサイドシールド20、下側のロアシールド21、前部のフロントシールド22及び後部のリヤシールド23よりなる被覆シールドSにより覆われている。各シールド20〜23は薄肉の合成樹脂製で互いに別個に形成され、それぞれアッパレール15とシートクッション50のフレーム(図示省略)に固定されている。ロアシールド21の両側部と左右のサイドシールド20とリヤシールド23の間には、各折込脚31に対応して、ロアレール10に対し前後方向に摺動するシートクッション50とアッパレール15のどの位置においても各折込脚31を出し入れすることができる1対の細長い長方形の開口Oが形成されている。この開口Oの前側には、ヒンジブラケット11,12及びヒンジカバー17,18を通すための切欠きOaが連続して形成されている。リヤシールド23の傾斜した後面に形成した開口にはベゼル24が設けられ、前述のハンドル46はこのベゼル24から外部に出て操作可能となっている。
【0019】
図3、図5〜図7、図9及び図10に示すように、被覆シールドSの各開口Oは各1対の観音開きの蓋板25により開閉される。各蓋板25は開口Oとほゞ同じ長さでほゞ半分の幅であり、主として図5及び図7に示すように、各蓋板25の一側部内側には4個のヒンジボス25aが整列して設けられている。開口Oの長手方向縁部に沿った各サイドシールド20及びロアシールド21の内面には開口Oの上方に突出する3個のヒンジアーム27が整列して設けられ、またリヤシールド23の両側部下部には各ヒンジアーム27の先端部と整列されたボス部27bを有するヒンジブロック27aが固着されている。各蓋板25は、主として図7に示すように、中央の1対のヒンジボス25aを後側の2つのヒンジアーム27の先端部の間に挟んでヒンジピン26により回動自在に支持し、前側のヒンジボス25aと前側のヒンジアーム27の先端部をヒンジピン26aにより回動自在に支持し、後側のヒンジボス25aとヒンジブロック27aのボス部27bをヒンジピン26aにより回動自在に支持する。これにより各蓋板25は、図3、図5、図6及び図9に示すように、被覆シールドSの開口Oの各長辺、すなわち折込脚31のシャフト32と直交する両側縁に観音開きに取り付けられ、前後のヒンジボス25aとヒンジアーム27先端部及びボス部27bの間に挟んだスペーサ29により前後方向の動きは拘束される。
【0020】
各蓋板25は、中央のヒンジピン26に巻き付けた捩りばね28の両端を蓋板25内面に一体的に固着した引掛部25bとヒンジアーム27に係止することにより、開口Oを閉じる向きに付勢される。図4に示すようにシートを折り畳み、折込脚31をシートクッション50の下面に沿うようにして被覆シールドS内に収納した状態では、捩りばね28により付勢された各蓋板25は折込脚31の本体31aに当接し、これにより被覆シールドSの開口Oは閉じられる。
【0021】
図1〜図3に示すシートの使用状態では、ロアレール10に対し起立した各折込脚31は各蓋板25を開いて開口Oから突出してロアレール10の後部を支持し、先端のフック40の第1フック部40aが第1ストライカ44に係止して、折込脚31がフロアFから離脱しないように連結している。シートバック51をシートクッション50上に折り畳んでから、図1の二点鎖線46Aに示すようにハンドル46を回動すれば、前述のようにフック40が回動して第1フック部40aと第1ストライカ44の係合が解除され、ロアレール10及びこれに支持される各部材がピン13回りに回動して、シートを折り畳むことが可能になる。この回動と連動して折込脚31はロアレール10に対し回動して、図4に示す折り畳み状態になる直前にフック40の第2フック部40cの斜面40dが第2ストライカ45に当接してフック40を戻しばね42に抗して時計回転方向に回動させる。シートを完全に折り畳んだ状態では、折込脚31はシートクッション50の下面に沿った位置となって被覆シールドS内に収納され、第2フック部40cは第2ストライカ45に係合されてシートは折り畳み状態に保持され、被覆シールドSの開口Oは捩りばね28により付勢された各蓋板25により閉じられる。
【0022】
この折り畳み状態では、折込脚31は開口Oから被覆シールドS内に収納されると共に開口Oは1対の蓋板25により覆われるので、この状態で外面に露出するシートクッション50下側の被覆シールドSは外観がよくなって見栄えが向上する。また、開口Oから被覆シールドS内に塵埃等の異物が入って汚れたり、またこの異物が被覆シールドSから外に出て車室内を汚すこともなくなる。なおこの折り畳み状態では、蓋板25は折込脚31に当接して開口Oを閉じるようにしたので、蓋板25を閉位置に停止するための部材は不要である。
【0023】
この状態からハンドル46を再び二点鎖線46Aに示すように回動すれば、フック40が時計回転方向に回動して第2フック部40cと第2ストライカ45の係合が解除され、ロアレール10及びこれに支持される各部分がピン13回りに回動して、シートを使用状態に戻すことが可能になる。この回動と連動して折込脚31はロアレール10に対し回動して被覆シールドSの開口Oから突出し、本体31aと脚カバー31c,31dにより捩りばね28に抗して観音開きの蓋板25を左右に押し開き、シートクッション50下面に対し起立する。そして図1及び図2に示す使用状態になる直前にフック40の第1フック部40aの斜面40bが第1ストライカ44に当接してフック40を戻しばね42に抗して時計回転方向に回動させると同時に折込脚31先端の切欠き31bが第1ストライカ44に係合され、シートを使用状態に完全に開いた状態では、折込脚31は先端の切欠き31bが第1ストライカ44に係合して位置決めされ、フロアFに固定された第1ストライカ44に第1フック部40aを介して係止される。
【0024】
この使用状態でパワーアジャスタのモータ(図示省略)を作動させれば、ロアレール10に支持されたアッパレール15より上側のシートは、図8に示す最前進位置と図1に示す最後退位置の間で移動して前後方向位置が調整される。図9に示すように、左右の蓋板25を押し開く折込脚31(脚カバー31c,31dを含む)の幅は、ヒンジブラケット11,12を覆うヒンジカバー17,18の幅と同一またはそれより大であり、図8に示すように、シートは最前進位置では、側方から見て左右の蓋板25の前部がヒンジカバー17,18の両側と重なる位置まで前進する。
【0025】
蓋板25は観音開きであって使用状態における蓋板25の下方への張り出し量が少ないので、他部材との干渉のおそれが少なく、側方から見えるおそれも少ない。また蓋板25は閉じる向きに捩りばね28により付勢し、この捩りばね28の付勢力に抗して折込脚31により蓋板25を押し開いており、蓋板25の開閉機構は特に必要ないので構造が簡単になり、誤作動のおそれも減少して信頼性が向上する。
【0026】
また支持部材10は前側部が起倒可能に車両のフロアFに連結され後側部に折込脚31を設けたロアレール10とし、シートクッション50はロアレール10に前後方向摺動可能に案内支持されたアッパレール15に取り付け、被覆シールドSはアッパレール15側に取り付けているので、開口Oはシートの摺動量だけ前後方向に細長いものになるが、蓋板25は被覆シールドSに取り付けられているのでシートの摺動位置如何に拘らず、開口Oを常に確実に蓋板25により閉じることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による車両用折畳みシートの一実施形態の使用状態における側面図である。
【図2】 図1に示す実施形態の折込脚付近の拡大断面図である。
【図3】 図2の3−3断面図である。
【図4】 図1に示す実施形態の折り畳み状態における側面図である。
【図5】 図4の5−5断面図である。
【図6】 図4の6−6断面図である。
【図7】 図5の7−7断面図である。
【図8】 図1に示す実施形態のシートを最前進位置とした状態の全体側面図である。
【図9】 図8の9−9断面図である。
【図10】 図1に示す実施形態の折り畳み状態における後方から見た斜視図である。
【符号の説明】
10…支持部材(ロアレール)、15…アッパレール、25…蓋板、28…捩りばね、31…折込脚、50…シートクッション、51…シートバック、F…フロア、O…開口、S…被覆シールド。

Claims (5)

  1. シートバックを折畳み可能に設けたシートクッション下側の支持部材の一側部を水平方向軸線回りに起倒可能に車両のフロアに取り付け、前記支持部材の他側部に折込脚の一端を回動可能に取り付け、前記シートクッションと支持部材の下側を前記折込脚に対応する位置に開口を設けた被覆シールドにより覆い、前記折込脚を前記支持部材の起倒と連動して前記支持部材に対し起倒させて、前記シートクッションを起立状態に折り畳んだときは前記折込脚がシートクッション下面に沿うように倒れて前記被覆シールド内に収納され、同シートクッションを使用状態に開いたときは前記折込脚が前記シートクッション下面に対し起立し前記開口を通り抜けて前記支持部材の他側部を前記フロア上に支持するようにしてなる車両用折畳みシートにおいて、前記支持部材に対する前記折込脚の回動軸線と直交する前記開口の側縁に蓋板を回動可能に取り付け、前記折込脚が倒れて前記被覆シールド内に収納された状態では前記蓋板が前記開口を閉じ、前記折込脚が起立して前記開口から突出した状態では前記蓋板が開くように構成したことを特徴とする車両用折畳みシート。
  2. 前記開口を開閉する前記蓋板は1対として、前記折込脚の回動軸線と直交する前記開口の両側縁に観音開きに取り付けてなる請求項1に記載の車両用折畳みシート。
  3. 前記蓋板は前記開口を閉じる向きに捩りばねにより付勢され、前記折込脚は起立にともない前記開口から出る際に前記蓋板を前記捩りばねの付勢力に抗して押し開くよう構成してなる請求項1または請求項2に記載の車両用折畳みシート。
  4. 前記蓋板は、前記折込脚が前記被覆シールド内に収納された状態では、同折込脚に当接して前記開口を閉じるよう構成してなる請求項1、請求項2または請求項3に記載の車両用折畳みシート。
  5. 前記支持部材は前側部が左右方向軸線回りに起倒可能に車両のフロアに連結され後側部に前記折込脚を設けたロアレールであり、前記シートクッションは前記ロアレールに前後方向摺動可能に案内支持されたアッパレールに取り付け、前記被覆シールドは前記アッパレール側に取り付けてなる請求項1、請求項2、請求項3または請求項4に記載の車両用折畳みシート。
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