JP2001525775A - 多段階荷物追跡システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 荷物配達サービス業者からの荷物受領後の組織内の段階で荷物を追跡する能力のある配達追跡システム。このシステムは、受取人の署名と荷物のラベル上に印刷されたコードをスキャンために、そして、収集された情報を他のコンピュータへの転送に先立つ照会の追跡に応ずるために、知的・手持ちタイプ・ポータブル、データ入力兼データ処理装置を利用する。データは、ワンド−タイプバーコードスキャナを利用して、パーソナル・ディジタル・アシスタントの接触感知スクリーン上で入力される。

Description

【発明の詳細な説明】 多段階荷物追跡システム技術分野 本発明は、ポータブルデータ入力端末を利用する荷物追跡システムに関し、さ らに、収集されたデータに対する追跡的分析の実行可能な、手持ちタイプのデー タ入力兼処理装置に特に関している。技術背景 ユナイテッド・パーセル・サービスのような荷物配達会社では、配達の確認を とるために、長期に亘って記録を取り続けている。さらに最近では、そのような 会社では、荷物の翌日渡しの保証を始めている。そして、受取人の署名の記録を 伴う、時刻指定配送の確認情報への高速アクセスを必要としている。ここでいう 「荷物」という言葉は、パッケージ、手紙、コンテナ、あるいは、未包装品など 、広く配送サービス業で扱われるいかなるものをも含む。 典型的に配達車輌の運転手は、１個、あるいはそれ以上の荷物と、UPSの運転 手達に利用されている配達情報取得装置(DIAD)装置のような、ポータブルデータ 取得装置とを携えて、車輌を離れる。前記ＤＩＡＤ装置は、送り主によって荷物 に貼られたバーコードラベルを読み取るために、バーコードスキャナと署名パッ ドとを備えている。この際の情報は、一時的に装置に格納され、そして、光学的 接続によって、車輌内に設置されたドッキングステーションに転送される。情報 は、このステーションから、携帯電話ネットワーク経由で、中央追跡コンピュー タに送信される。他のシステムは、中央コンピュータに追跡情報を中継するため に、無線周波数（ＲＦＣ）ネットワークを用いている。 もし、送り主や意図された受取人が、荷物の状態を知りたいなら、当人は、荷 物配達サービス業者に電話するか、パソコンから中央コンピュータにモデムを経 由して照会文を送るかのいずれかによって、中央追跡コンピュータ内の情報にア クセス可能である。しかしながら、荷物に関する追跡情報がＤＩＡＤから中央コ ンピュータにアップロードされるまで、この追跡システムにはアクセス不能なの である。特に、もし運転手が、車輌から離れ、荷物をいくつか配達しているなら 、前記ポータブル取得装置は、自らのメモリ内に格納した追跡情報を提供する 能力を持たないことになる。 現在の荷物配達追跡システム群は、顧客の郵便ルーム、受付デスク、あるいは 、他の受付施設への荷物のみを追跡する。顧客は、荷物配達サービス業者の中央 追跡コンピュータとの通信のために、該顧客の郵便ルームから送られあるいはそ こで受け取られた荷物の追跡を促進するための、パーソナルコンピュータを所有 しているだろう。 送り主と、受取側の会社の郵便ルームとの間では、地方・地域の各選別センタ ーような配達の様々な段階で、前記追跡システムが、(バーコードをスキャニン グすることによって得られるような)データを受領しているだろう。 しかしな がら、多くの主要な大企業では、社内の個人宛の荷物を配達したり、そのような 配達を確認したりの付加的過程が、配達過程におけるもう一つの重要な段階とな っている。現状では、そのような内部的配達に対する、便利で自動化された追跡 は実用化されていない。また、配達サービス業者の中央コンピュータや、顧客の 郵便ルーム内のパーソナルコンピュータシステムにおいては、追跡情報の内部配 達段階部分における荷物の状態も、利用不能である。 従来のポータブルデータ取得端末は、バーコードスキャナと署名パッドとの両 方共を備えているが、署名には入力ペンのような別体の道具が要求されているに も拘わらず、スキャナはしばしばユニットハウジングへ埋め込まれていたり、端 末とケーブル接続された、ワンドやポイント−アンド−シュート装置として提供 されたりしてきた。 スキャナが端末に埋め込まれている場合には、バーコードのスキャンのために 正しい方向へ端末を操作するのは、困難だろう。 別体のワンドやそれに類するものが取付けられた場合には、使用者はスキャニ ングと署名のための別体の道具に気を取られるという不便を被ることになる。 このように、受け取りの署名の取得や、荷物のラベルに印刷されたコードのス キャンができ、また、収集された情報を異なるコンピュータへ転送に先立つ追跡 の照会への応答ができたりする効率的な装置を使用することによって、荷物配達 サービス業者からの荷物の受け取り後の、内部的な配達の段階においても荷物を 追跡することが可能な、荷物追跡システムが必要とされている。発明の概要 本発明は、荷物配達サービス業者からの荷物の受け取り後の、組織内での内部 的な配達の過程における荷物の追跡に有用な配達追跡システムを伴う技術におけ る上述の要請に応えるものである。本システムは、受取人の署名を取得し、荷物 のラベルに印刷されたコードをスキャンし、そして、収集された情報を異なるコ ンピュータへの転送に先立つ追跡の照会に応答する、知的・手持ちタイプ・ポー タブル、データ入力兼データ処理装置を実用化するものである。 本発明は、大まかに説明すると、知的・手持ちタイプ・ポータブル、データ入 力兼データ処理装置からなる、組織で使用される電子荷物追跡システムを提供す るものである。そして、この装置は、以下を含む。すなわち、ワンド搭載シンボ ルリーダ、接触によって入力され、署名情報を含む、情報を受領と表示が可能で 、データの入力兼表示ディスプレイスクリーン、情報記憶装置、データ転送装置 、そして、前記リーダ、前記スクリーン、前記記憶装置、そして、前記データ転 送装置、に接続されたプロセッサである。前記リーダで読み取られたシンボル情 報、前記スクリーンで取得された署名情報、そして、前記スクリーンで取得され たキー情報を含む、特定の荷物に関するデータを、情報記憶装置内で、連携・記 憶させるように、さらに、該荷物に関するデータを表示することによってスクリ ーンを介して入力された前記特定の荷物に関する照会に応答するように、前記プ ロセッサは構成されている。 前記データ転送装置は、情報記憶装置から組織の荷物受付部署に設置されたパ ーソナルコンピュータシステムへの情報を選択的に転送可能であることが好まし い。また、前記ポータブルデータ入力装置は、前記情報記憶装置と荷物配達事務 所に設置された中央コンピュータシステム間で、特定の荷物に関する情報を転送 するためのモデムを備えていてもよい。 好ましい実施例としては、前記ワンド搭載シンボルリーダは、接触による前記 スクリーンへのデータ入力が可能な透明片を有し、こうして、スキャナと入力ペ ンとの２つの機能を作用させていてもよい。 多段階荷物配達の状況において、本発明は、典型的には以下のように利用され るだろう。組織内の郵便ルームや他の受付施設に搬入された荷物は、パーソナル ・ディジタル・アシスタント(ＰＤＡ)のような、ポータブルデータ入力・データ 処理装置に記録されるだろう。記録は、バーコードのスキャニング、前記ＰＤＡ のデータ入力スクリーンを利用しての情報のキー入力、あるいは、ケーブルや光 学的リンクを経由しての他装置の情報のダウンロード、により達成され得る。 前記荷物情報は、前記ＰＤＡ内のメモリに記憶される。配達の内部的段階では 、郵便ルーム係や他の人物は、意図された受取人に荷物を持参したり、受取人が 荷物を抽出しやすくなるよう整理している。この配達においては、担当者は荷物 を、好ましくはワンドスキャナでのバーコードのスキャニングにより点検し、そ れから、該ワンドを入力ペンとして用いて、受取人に前記ＰＤＡのスクリーンに 署名をさせる。 日付により、時刻により、追跡識別番号により、受取人の氏名により、あるい は、意図された受取人の目的の地点により、担当者がＰＤＡのメモリから追跡情 報を取得できるように、ＰＤＡはプログラムされている。前記ＰＤＡは、組織内 における”スキャン記録”と、荷物配達事務所の中央追跡コンピュータとのモデ ム接続に依った、郵便ルームでの受取り以前の記録とだけでなく、荷物の場所も 表示し得る。例えば一日のような任意の時間間隔の終わりに、ワイヤレス赤外線 リンクのような通信インターフェイスを使用してオンサイトパーソナルコンピュ ータ(ＰＣ)内に、ＰＤＡメモリ内に蓄積された情報ファイルがアップロードされ る。前記ＰＣは、追跡情報を検索するためと、得られた署名を表示するために、 多機能ＰＤＡにより集められた情報を整理することに利用され得る。上述の手続 きの多くのバリエーションが存在し得る。 本発明の他の側面によれば、接触感知データ入力・表示スクリーンとバーコー ドを読み取るように構成されたワンドスキャナとを備えるようにと、それへの接 触によるスクリーンへのデータ入力を可能にする透明片と、前記スクリーンから と前記スキャナからデータを受領するように接続された情報記憶装置と、を有す るように、電子データ取得・記憶装置は提供される。そのような装置では、バー コードやそれに類するものを読み取るためのスキャナと、スクリーン上で手書き 入力するためやスクリーン上に定義されたキー／ボタンを押すための入力ペンと の、両方を備える必要はない。そのような装置の動作方法は、ワンドスキャナに よるバーコード情報のスキャニング、バーコード情報の装置内のプロセッサ への送信、そして、プロセッサへの接触感知データ入力を生じさせるデータ入力 ・表示スクリーンへのワンドスキャナの前記片の押しつけ、の各行程を含んでい る。 このように、本発明は、改良ポータブル荷物追跡システムを提供するが、それ は、荷物追跡のための、知的な、ポータブルデータ入力・データ処理装置を備え 、装置により取得・記憶された情報を利用しつつ追跡の照会に答える能力のある ものである。本発明のデータ処理装置は、リモートコンピュータと追跡データを 共有する能力がある。本発明はまた、スキャンされたデータと、接触で発生する データとの両方を、電子データ取得・記憶装置に入力する能力のあるデータ入力 ツールを包含している。これは、スキャンされたデータと、接触で発生するデー タとの両方を、電子データ取得・記憶装置に入力するのに有効な方法を提供する ものである。本発明の他の長所は、図面と、付随する請求項とを共に参照しつつ 、後述する本発明の好適な実施例の説明を吟味することで明らかになるであろう 。図面の簡単な説明 図１は、本発明を実施する荷物追跡システムのブロック図である。 図２は、図１のシステムで利用されるポータブルデータ入力・データ処理装置 の概略的正面図である。 図３は、本発明を実施するシステムの動作の段階的シーケンスを示すフロー図 である。 図４Ａ−４Ｆは、荷物のチェックイン時に観測されるポータブルデータ入力・ データ処理装置のスクリーンのシーケンスである。 図５Ａ−５Ｆは、荷物のチェックアウト時に観測されるポータブルデータ入力 ・データ処理装置のスクリーンのシーケンスである。 図６は、追跡の照会に対する入力・応答時の、本発明の、技術の段階的シーケ ンスを示すフロー図である。 図７Ａ−７Ｆは、荷物の内部的追跡の照会時に観測されるポータブルデータ入 力・データ処理装置のスクリーンのシーケンスである。 図８Ａ−８Ｆは、追跡の管理に関するユーティリティの使用時に観測されるポ ータブルデータ入力・データ処理装置のスクリーンのシーケンスである。 図９は、データが、ポータブルデータ入力・データ処理装置からダウンロード されるところの、郵便ルームＰＣのメインメニューのスクリーンである。 図１０Ａは、郵便ルームＰＣのリポート選択スクリーンである。 図１０Ｂは、チェックアウトした荷物のリストを表示中の、郵便ルームＰＣの クリーンである。詳細な説明 符号により各部位を対応させているところの図面をさらに詳しく参照すると、 本発明をブロック図形式で表現している図１では、荷物追跡システム10を示して いる。図１と２を参照すると、システム10は、知的な、ポータブルデータ入力・ データ処理装置12を包含しており、それは周知の形式のパーソナル・ディジタル ・アシスタント(ＰＤＡ)である。ＰＤＡ12は、手書き文字を認識し、ボタン／キ ー領域15を定義可能な接触感知データ入力・表示スクリーン14を備えている。 例えば、前記スクリーンは、タイプライタのキーボード、数字キーパッド、あ るいは、使用者があるオペレーションを起動できるようにプログラムされたボタ ン、などを表示し得る。前記ＰＤＡのハウジングに設けられたカーソルコントロ ーラ16は、コントローラ16を周知の方法でマニュアル操作することにより、スク リーン14上のカーソルの移動を可能にする。本発明と接続して使用するのに好適 なＰＤＡは、カシオ製のＺ−７０００型である。 ＰＤＡ12は、前記ＰＤＡ内の様々な装置を制御可能なプロセッサあるいはＣＰ Ｕ17を備えている。プロセッサ17は、データの取得を作動させたりスクリーン14 の機能を表示したりする、スクリーンドライバ回路14ａに接続されている。また 、(バッテリのバックアップで保護されている)おそらくＲＡＭ、リムーバブルメ モリカード、あるいは、ＰＤＡに利用可能な他のメモリ、などであろうメモリ装 置18に、前記プロセッサは接続されている。プロセッサ17に接続の入出力(Ｉ／ Ｏ)回路20は、前記ＰＤＡと、モデム22、赤外線ポート23、そしてワンドスキャ ナ25などの外部装置との通信を制御している。前記モデムは、内蔵モデムや差し 込み増設タイプでよい、そして、メガヘルツによるＸＪＡＣＫ型モデムカードが 好ましい。赤外線ポート23は、他のＰＤＡやＰＣとの通信のためにＰＤＡに普通 にビルトインされた周知の装置である。 ワンドスキャナ25は、ウェルチ・アラインによるScanteam 6180型が好ましい 。 スキャナ25は、光源と、前記ワンドの片25が図２に示されるようなやり方でバ ーコード30に対して祓うようにされてバーコードが読み取られるような検出器と 、を備える。片25は、バーコードが印刷された面に掛けての繰り返しの走査に耐 えうるような堅牢で透明なガラスまたはプラスチックから出来ている。またスキ ャナ25は、バーコード30からの反射光を検出するための検出器と、前記検出器の 出力を解読するための回路とを、ワンド内に備えている。バーコード30の内容に 等しい復帰信号は、前記ＰＤＡの通信ポートに差し込まれたケーブル27を経由し てＩ／Ｏ回路20へ転送される。前記ワンドスキャナは、動作電力のためのバッテ リパック(図示せず)が必要であろう。前記バッテリパックは、ＰＤＡ12に取付け 可能である。 システム10はまた、ＵＰＳ ＤＩＡＤ装置のような、ポータブルデータ取得装 置35を備えている。前記ＤＩＡＤ装置は、光学的データポート37を組み込んでお り、これは、ＰＤＡ12の通信ポートに差し込まれた互換増設光学的データポート 38にデータを転送することが可能である。他のポータブルデータ取得装置も利用 可能であり、それらは、前記ＰＤＡのＲＳ−２３２ポートに、前記ＰＤＡとのデ ータ交信としては一般的な方法、ケーブル、ＲＦリンク、赤外線リンク、あるい は光学的リンクなどの周知の手段、で接続され得る。 システム10はさらに、ＰＤＡ12の赤外線ポート23と互換の赤外線ポート42を備 える、パーソナルコンピュータ40やその他のコンピュータを有してもよい。赤外 線ポート42は、ＡＳＴにより販売されているものが好ましい。本発明におけるこ の赤外線リンクの主な用途は、前記ＰＤＡによって取得された追跡情報をＰＣ40 へアップロードすることである。ＰＣ40はさらに、荷物配達状態の情報を検索ま たは印刷するのに利用可能である。ＰＣ40とＰＤＡ12を適切にプログラミングに よれば、情報は、前記ＰＣから前記ＰＤＡのメモリ19へダウンロード可能である 。前記赤外線ポートに代わる、前記ＰＣと前記ＰＤＡ間のデータ通信は、ケーブ ル、ＲＦリンク、赤外線リンク、あるいは、光学的リンク、がよく知られている 。 また図１に示されるように、ＰＤＡ12は、モデム22とコンピュータ45内の互換 モデムを使用して、一般のあるいは携帯電話の回線経由で、リモートの中央追跡 コンピュータ45に接続され得る。この方法により、前記ＰＤＡは、中央コンピュ ータ45内に蓄積された追跡情報にアクセス可能であり、そのような情報をコンピ ュータ45から受領可能である。 プリンタ48は、前記システムに含まれ、ＰＣ40またはＰＤＡ12に、かつ、適切 なケーブルで、選択的に接続されていてもよい。 バーコードのスキャンの用途に加えて、ワンド25はまた、接触感知スクリーン 14を介してデータを入力するのにも用いられる。これは、前記スクリーンディス プレイで定義されたボタン／キー15を押すか、前記スクリーンに書く、ことのい ずれかによりデータを入力するための前記スクリーンに前記ワンドの片26を押し つけることにより為される。特に、荷物の受取人は、前記ワンドを、彼または彼 女の署名を荷物受領の証明として、前記ＰＤＡに入力させるために利用するだろ う。その署名情報は、メモリ18内に蓄積され、そして、バーコード30のスキャニ ングにより得られた追跡識別番号のような、当該の荷物に関する他の情報と関連 付けられる。本発明によるシステムは、ワンド25以外に入力ペンを必要としない 。 図３は、荷物追跡システム10の作動の概要を大まかに示し、一方、図４から図 ７は、関連する行程のシーケンスのさらなる詳細を示している。図３のブロック 301において、車輌300の運転手のような、ある荷物配達サービス業者の従業員が 、１個あるいはそれ以上の荷物、包装物、または手紙を、この荷物配達サービス 業者の顧客である会社の郵便ルームで引き渡す。 その場面で顧客の従業員、ここでは「担当者」を指すが、は：(1)ワンド25を 用いた物品上のバーコード30のスキャニングによるか、(2)前記ＰＤＡのメモリ に物品に関する追跡情報を、図示されるＤＩＡＤ装置のような運転手のポータブ ルデータ取得装置から、ダウンロードすることによるか、の２方法の一方により 、物品をチェックインするため前記ＰＤＡを操作する。ダウンロードされた情報 とは、追跡識別番号、送り主の属性、意図された受取人の属性、そして物品の「 スキャン記録」すなわち荷物配達サービス業者が当該物品上のバーコードをスキ ャンしたところの当該物品のルートに沿ったステーションやセンターのリスト、 などを含んでいる。 (2)を選択した結果であるダウンロードしつつのチェックインは、大量の荷物 が 前記郵便ルームに配達された場合により頻繁に利用されるだろう。(1)を選択し た結果であるワンドチェックインに依ったバーコード30のスキャニングで得られ た情報は、一般に追跡番号であろうが、それは、中央追跡コンピュータ45内に蓄 積された他の追跡情報にアクセスするために利用可能である。荷物の追跡番号は 、メモリ18内で、荷物がチェックインされた日時と関連付けられる。図４は、チ ェックイン手続時に見られるＰＤＡのスクリーンのシーケンスを示す。 図４Ａのメインメニュースクリーンを見ると、前記担当者は、”Check in Pac kages”ボタン上で”クリック”したり、ワンド片26でボタンに触れたりしてい る。”Scanner Input”か”DIAD Input”のいずれかを選択するメニューを表示 する図４Ｂのような画面が現れる。もし”Scanner Input”が打たれると、何か 新しいパッケージについてスキャンせよとの指示と、前記ＰＤＡがスキャン可能 状態である旨のメッセージとを伴う、図４Ｃに見られるような新しい画面が現れ る。 前記担当者がワンド25を操作して成功裏にバーコード情報を取得すると、荷物の 追跡番号はそれがチェックインされた日時に従って、図４Ｄの示すように表示さ れる。この情報は、ＰＤＡメモリ18内に蓄積される。この手順は、終了時にスク リーン上の適切なボタンが打たれることにより閉じられる。 もし”DIAD Input ”が押されると、ＤＩＡＤインターフェイススクリーンが図４Ｅのように現れ、 そして、担当者がデータ入力用に前記ＰＤＡを準備するために”DIAD receive m ode”ボタンを押す。待機メッセージである”Waiting for Data from DIAD”が 表示される。この転送が完了すると、ファイルが転送データと、受け取られた荷 物の通算数と、チェックインの日と、そして、チェックインの時刻とのために創 出されたことを示す画面が、図４Ｆのように現れる。担当者が”Done(完了)”ボ タンを押せば、メインメニューに戻る。 ブロック302において、前記担当者から受取人への配達が達成される。ＰＤＡ1 2は、一般に、小さく軽量で、それゆえ組織周辺のいろいろな地点で荷物を受取 人に配達する郵便物担当員に携帯され得る。各々のストップまたは郵便ルームに おいて、図５に示すようなチェックアウトの手続きが為される。担当者が、図５ Ａに示すように”Check Out(チェックアウト)”ボタンに対し、クリックまたは 接触を行うと、図５Ｂのように、使用者にチェックアウトされたパッケージのス キャンを示唆する画面が表示される。 担当者が、ワンド25を使ってバーコード30をスキャンすると、図5Cのように、 荷物の追跡番号と日時が画面上に現れ、そして、特定の受取人に配達されたパッ ケージのリストに、あるパッケージが成功裏に追加されたというメッセージが表 示される。そのようなパッケージのすべてがスキャンされると、”Continue(続 行)”へのボタンを打ち、それにより、受取人のファーストネームとラストネー ムを入力するウィンドウと、ウィンドウへ名前を打鍵できるよう前記ワンド片を 用いるためのキーボードディスプレイとを伴う、図５Ｄにあるような画面を、担 当者は目にする。あるいは、画面は存在しうる受取人の名前のリスト(図示せず) を選択的に表示し得る。そのようなリストは、チェックイン時に前記ＰＤＡにダ ウンロードされたデータからコンパイルされてもよい。 名前を入力すると、図５Ｅに示すような画面が現れ、それは、担当者に対し、 存在し得る受取人の所在地のリストを呈示する。担当者がある地点を押すと、そ れが画面上のウィンドウ内に現れる。担当者が”Continue(続行)”を押すと、図 ５Ｆの画面が現れる。担当者が前記ＰＤＡを受取人に手渡し、そして、受取人は 、配達された荷物のリストの呈示を受け、それらに画面内で署名するよう示唆さ れる。図５Ｆに示すように署名が取得された後、受取人は、情報の検証を承認す るために”Confirm(確認)”ボタンを押し、そして、チェックアウトルーチンを 閉じ、それから、前記ＰＤＡを担当者に返却する。 図３のブロック303を参照すると、追跡の照会を為す手順が示されている。こ の追跡の手順は、図６のフローチャートと図７のシーケンス画面内でさらに詳細 に例示されている。図７Ａに示されるようなメインメニューによると、担当者が ”Track Packages(パッケージ追跡)”ボタンを押すと、”Internal Deliveries( 内部的配達)”（すなわち、ＰＤＡ12によりチェックインまたはアウトされた配 達、）か、リモートの中央コンピュータ45内に蓄積された外部的追跡データベー スを参照する”TotalTrack(全体的追跡)”か、を選択するための照会モード選択 画面が呈示される。図６を参照すると、ブロック601における照会のタイプの入 力時に、前記プロセッサは、(内部的または外部的な照会の)ボタンが押されたか どうかを判断する。 もし内部的照会が選択されると、担当者には図７Ｃの画面が呈示され、照会モ ードを：日付、受取人の名前、追跡番号、あるいは、意図された受取人の所在地 ：から選択するよう尋ねられる。担当者は画面上の適切なボタンを押す。それか ら担当者は、所望の日付・名前・少なくとも下３桁の追跡番号などを入力するた めに、キーパッドディスプレイを使用するだろう。もし場所による照会が選択さ れたならば、存在し得る場所のリストを納めた、図７Ｄにあるような画面が担当 者に呈示される。特定の場所を押すと、それがウィンドウ内に表示される。既に 選択されたステップは、図６内のデータ入力ブロック603に対応している。照会 モードと要求データが入力された後、ブロック604において、どのモードが選択 されたかを前記プロセッサは判断する。もし受取人の名前が選択されると、ブロ ック605において前記プロセッサはメモリ18にアクセスし、かつ、身元確認され た人物に対して署名渡しされた荷物の追跡番号のリストを、配達の日付で、そし てオプションとして各配達に関連付けられた署名で、ソートして検索する。 もし日付による照会が選択されたならば、ブロック606において、前記プロセ ッサは、メモリ18にアクセスし、かつ、当日に署名渡しされた荷物の追跡番号の リストを、受取人で、そしてオプションとして各配達に関連付けられた署名で、 ソートして検索する。ブロック607において、図７Ｅに示されるような手法で、 この情報は表示され得る。スクリーン14に収まらない情報は、周知の方法でスク ロールすれば表示されるだろう。 もし、追跡番号が入力されたなら、ブロック608において、前記プロセッサは 、メモリ18にアクセスし、追跡番号に対応する荷物が署名渡しされた日時と、受 取人の名前を、そしてオプションとして受取人の署名を、検索する。前記ＰＤＡ 画面での検索された情報の表示は、図７Ｆに示す。 受取の場所が選択されたなら、ブロック608ａにおいて、前記プロセッサはメ モリ18にアクセスし、日時を、受取人の名前を、そして選択された場所に配達さ れた又はされるべきすべての荷物への署名をオプションとして、検索し表示する 。 このように、前記ＰＤＡ12で取得された追跡情報は、ＰＤＡを使用するどんな 時でもアクセス可能であり、そして、ＰＤＡのメモリが他のコンピュータにロー ドアップされる以前なら特に照会可能である。このことは、本発明の重要な特徴 であるが、なぜならば、それが、ポータブルデータ取得装置その他で獲得され蓄 積された追跡情報にアクセス不能になる期間を排除するからである。 もし、外部的照会が選択されたなら、中央追跡コンピュータ45内のデータベー スファイルに宛てられた照会モードの入力のために、ロジックが図６のブロック 602からブロック609にへと進む。 しかしながら、特に、受取人または日付による広範なリストへの、アクセスす るための照会を作成する際には、適切で確実な身元確認が要求されるだろう。ブ ロック610において、前記プロセッサは、モデム22にコンピュータ45との通信を 開始させる。ブロック611において、前記プロセッサは、どの照会モードが選択 されたかを判断する。もし、追跡番号が入力されたのなら、ブロック612におい て、前記プロセッサは、中央追跡コンピュータ45内のデータベースファイルにア クセスし、入力された追跡番号に関連付けられた荷物のスキャン記録を検索する 。 もし、日付と組織が入力されたのなら、ブロック613において、入力された日 に該組織に受領された荷物のリストが検索される。もし差出人または受取人の名 前が入力されたのなら、ブロック614において、送られたか、受領されたか、ま たは、特定の人物へ配送中か、の荷物リストが検索される。これらのリスト内の 各々のスキャン記録を検索する能力が、確保されている。 図６に示すように、メモリ18またはコンピュータ45から検索された追跡情報の 表示と印刷のために、すべての照会モードがブロック607に至る。 再度図３を参照すると、ブロック304では、赤外線ポート23と42を使用したPC4 0への配信の間中の、ＰＤＡメモリ18内に蓄積された情報の転送を例示している 前記ＰＣに接続された赤外線ポート42は、データが転送準備完了どうかを判断 するために、間欠的に周囲の装置にポーリングするタイプのものであってもよい 。データを受容するためのＰＣのセットアップは、図９Ａに示すようにメインメ ニューから"File Transfer(ファイル転送)"ルーチンを選択することにより為さ れるが、これは、赤外線ポート42に周囲をポーリングさせるものである。ＰＤＡ が赤外線装置42のポーリング区域に置くかれ、かつ、"PC Load(ＰＣロード)"ボ タン(図示せず)が押されると、そのＰＤＡの前記ＰＣへのデータ転送の準備が整 う。 ＰＤＡは最初、ＰＣ”File Transfer(ファイル転送)”ルーチンが起動するま で、バッテリ電力を節約するために休止状態を維持する。ＰＤＡの赤外線ポート 23は、装置42からのポーリング信号を受領し、そして、そのような信号がに応答 し てアクティブになり、前記ＰＣへ身元確認信号を送出する。それから前記ＰＣは 、新規データを前記ＰＤＡメモリから前記ＰＣへ転送させるコマンドを送出する 。データ転送が発生すると、図９Ｂに示すような画面がＰＣに現れ、動画風グラ フィックインジケータ44がデータ転送の方向における動きを表示する。前記ＰＤ Ａから前記ＰＣへのデータの転送は、ある組織の中で利用されているいろいろな ＰＤＡのデータファイルを整理することと、追跡用途のＰＣで発見され得る情報 を提供することとの、二つの目的を有している。プリンタ48は、ハードコピーバ ックアップの為に利用され得る。 図９ＡのＰＣのメインメニューから、ユーザは、図１０Ａの画面内に示すよう な”Reports(リポート)”メニューを選択することができる。図１０Ｂは、図１ ０Ａのメニューから”Checked-Out Listing(チェックアウトリスト)”を選択す ることにより生成される、リポートスクリーンを示している。プリンタ48を使用 して印刷可能なこのリポートは、各々の荷物追跡番号に対して、集荷日と、集荷 時刻と、出荷時と、出荷時刻と、受取人の名前と所在地と、そして、その受取人 の署名の表示と、をリストアップする。”Checked-In Listing(チェックインリ スト)”リポートは、集荷日と、集荷時刻と、そして、もし前記システムに入力 またはダウンロードされていたなら意図された受取人の名前及び所在地と、を表 示する。 ”Location Listing(場所リスト)”と”Recipient Listing(受取人リスト)” のリポートは、上述の情報それぞれを、場所か、受取人の名前かを基に表示し、 そして、目的地に未到達(例えば：”not checked out(非チェックアウト)”)の 荷物の状況を示すだろう。利用者が照会項目を選ぶ拠り所とするであろう、存在 し得る場所と名前のリストが有れば、検索ははかどるだろう。すべてのリストは 印刷可能である。 ＰＤＡプロセッサ17はまた、図８に示すように、一連のユーティリティルーチ ンを実行し得る。図８に示されるメインメニューにおいて、利用者は、図８Ｂに 示すような”Utilities Menu(ユーティリティ メニュー)”画面を出すために、 ”Utilities(ユーティリティ)”ボタンを押し得る。それから利用者は”Managem ent Reports(管理リポート)”、”Site Configuration”、”Call Management( 呼び出し管理)”、そして、”DB Maintenance(ＤＢメンテナンス）”の中から、 選択可能である。図８Ｃは、”Management Reports(管理リポート)”画面を示し ているが、そこでは利用者が、ＰＤＡ12を使用して追跡した配達活動を集約する 様々なリポートの生成を、前記プロセッサにさせている。図８Ｄは、前記郵便ル ームの所在地の住所と電話の情報を調整し、ワンド25、モデム22、そして、プリ ンタ48のような、接続装置とのインターフェイスの構成を、利用者が変更しうる ような”Configuration(コンフィギュレーション)”画面を示している。図８Ｅ は、メモリ18内の追跡情報を削除または修正するのを利用者に許可するところの ”Database Maintenance(データベース メンテナンス)”画面を示している。 ”Purge(削除)”ボタンを押すと、前記ＰＤＡメモリ内のすべての追跡データ を含む、図８Ｆのような画面が現れる。 見ての通り、この画面の上部のプルダウンメニューを利用すると、利用者は、 例えばチェックインの日時、チェックアウトの日時、送り主、追跡番号、あるい は、状況などを基に、荷物を、前記プロセッサに分類させることが可能である。 例えば、利用者はこのデータをチェックアウト日時で分類し、その後、選択中 の日付以外の全レコードを削除するかも知れない。 プロセッサ17と接続された装置群の作用は、当該分野に習熟した者には周知の タイプのソフトウェアによって制御される。当該分野の通常の技術があれば、ソ フトウェアに上述した特定の作用を実行させることが可能であろう。また、利用 者に対しＰＤＡ画面上に呈示された命令本文とステートメントは、ボイス・ウェ イブ・ファイル及びＰＤＡ内にビルトインされたボイスチップを使用して、音声 出力され得る。 要するに、本発明は、特に、ある組織内の荷物配達の内部的段階によく適した 追跡システムを提供するものであるが、該組織に荷物を配達する荷物配達サービ ス業者により保守されている外部追跡データベースと交信する能力も有する。該 組織内においては、重大局面の荷物の所在の確認が可能になり、それは、品質管 理や保安プログラムの一部となり得る。 荷物の配達のはじめにおいて、利用者は、増設バーコード用ワンドスキャナや 前記ＰＤＡの接触感知スクリーンのキー入力能力を使用して、それら荷物を前記 ＰＤＡのデータベースにチェックインする能力を有する。該組織内の意図され る受取人への配達途上で、荷物のバーコードのスキャンしたり受取側の従業員番 号を入力したりする能力と、受取人の署名を取得する能力とを、利用者は有する 。 配達情報の照会の管理は、日付による、追跡番号による、従業員名・番号・所 在地による、追跡情報の取得を、利用者に対し許容する。モデムによる通信は、 さらに、配達サービス業者のリモートデータベース経由の追跡を可能にする。情 報は、他のＰＤＡ群からの同様の情報の整理の為にＰＣにロードアップされ得る 。追跡、署名の表示、バックアップデータ、そして、１日、１週間あるいは１月 のような一定期間をカバーする配達情報のハードコピーの印刷、のために、そし て前記ＰＣは使用される。 さらには、細部に、物資的に亘る変更と、そして本発明の特性を説明するため に既に説明・例示した、部分とパラメータの整理とが、後述する請求項で表現さ れる本発明の原理及び範囲から逸脱しない本分野に習熟した者により生成され得 るであろうことが、理解されよう。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】平成８年１０月３日（１９９６．１０．３） 【補正内容】 ３ページ 差し替え葉 ・・・・・顧客の郵便ルーム・・・・。送り主と、受取側の会社の郵便ルームと の間では、地方・地域の各選別センターような配達の様々な段階で、前記追跡シ ステムが、(バーコードをスキャニングすることによって得られるような)データ を受領しているだろう。しかしながら、多くの主要な大企業では、社内の個人宛 の荷物を配達したり、そのような配達を確認したりの付加的過程が、配達過程に おけるもう一つの重要な段階となっている。現状では、そのような内部的配達に 対する、便利で自動化された追跡は実用化されていない。また、配達サービス業 者の中央コンピュータや、顧客の郵便ルーム内のパーソナルコンピュータシステ ムにおいては、追跡情報の内部配達段階部分における荷物の状態も、利用不能で ある。 インターナショナル・ビジネス・マシン社のヨーロッパ特許出願第0 565 290 号は、荷物追跡情報が、手持ちタイプの知的記憶装置で取得されるという物体追 跡システムを開示している。この記憶装置は、３つの手法で荷物に関する情報を 取得する。第１に、タッチスクリーンが署名を取得する。第２に、タッチスクリ ーンが、ディスプレイキーボードを利用してアルファベットと数字データを取得 する。第３には、該装置がバーコードスキャナを利用して情報を取得する。一旦 、荷物情報に関する情報がそれら３つの手法の内の１つによって取得されると、 該情報は、単に記憶され、その後、中央コンピュータシステムへ、リアルタイム またはバッチモードでダウンロードされる。中央システムへのダウンロードに先 立ち、小包に関して記憶された情報を検索する該手持ちタイプの装置に照会する 機会は何らなく、また、中央コンピュータシステムからの情報を、該手持ちタイ プの装置で表示して、検索するどんな機会も開示されていない。 従来のポータブルデータ取得端末は、バーコードスキャナと署名パッドとの両 方共を備えているが、署名には入力ペンのような別体の道具が要求されているに も拘わらず、スキャナはしばしばユニットハウジングへ埋め込まれていたり、端 末とケーブル接続された、ワンドやポイント−アンド−シュート装置として提供 されたりしてきた。 スキャナが端末に埋め込まれている場合には、バーコードのスキャンのために 正しい方向へ端末を操作するのは、困難だろう。 別体のワンドやそれに類するものが取付けられた場合には、使用者はスキャニ ングと署名のための別体の道具に気を取られるという不便を被ることになる。 ３ａページ 差し替え葉 シンボル・テクノロジー社のヨーロッパ特許出願第0 573 018号は、多くの違 ったタイプのバーコードスキャン用のスキャナを開示している。とりわけ、図７ 、８、そして９は、入力ペン状のスキャナを開示している。該入力ペン群は、バ ーコードからの反射光が受容されるところの透明片を有している。透明片を伴う それら入力ペン群は、ライトペン技術、接触感知回路能力、接触感知圧力、親超 音波感知回路、などを利用してデータ入力に使用されるだろう。 このように、受け取りの署名の取得や、荷物のラベルに印刷されたコードのス キャンができ、また、収集された情報を異なるコンピュータヘ転送に先立つ追跡 の照会への応答ができたりする効率的な装置を使用することによって、荷物配達 サービス業者からの荷物の受け取り後の、内部的な配達の段階においても荷物を 追跡することが可能な、荷物追跡システムが必要とされている。 ２０ページ 差し替え葉 １．ワンド搭載バーコードリーダ(25)と； 接触によって入力された、署名情報を含む、情報の受領と表示が可能な、デー タの入力・表示ディスプレイスクリーン(14)と； 情報記憶装置(18)と； データ転送装置(20)と； 前記リーダ(25)、前記スクリーン(14)、前記記憶装置(18)、そして、前記デー タ転送装置(20)、に接続されたプロセッサであり、前記リーダ(25)で読み取られ たバーコード情報、前記スクリーン(14)で取得された署名情報、そして、前記ス クリーン(14)で取得されたキー情報、を含む、特定の荷物に関するデータを情報 記憶装置(18)内で連携・記憶させるように、構成されているプロセッサと； を含む、知的、手持ちタイプの、ポータブルデータ入力兼データ処理装置(12) と： を包含する、組織で使用される電子荷物追跡システムにおいて： 前記データの入力・表示ディスプレイスクリーン(14)は、接触によって入力さ れた情報の表示が可能であり、そして； 前記プロセッサは、 前記情報記憶装置(18)内の情報を他のコンピュータ(40，45)に転送する以前の該 荷物に関する前記データを表示することによって スクリーン(14)を介して入力された 前記特定の荷物に関する照会に応答するように、構成されている； ことを特徴とする電子荷物追跡システムである。 ２１ページ 差し替え葉 ２．荷物配達事務所に設置された中央コンピュータシステム(45)をさらに備える 請求項１のシステムにおいて、 前記ポータブルデータ入力装置(12)は、前記情報記憶装置(18)と前記中央コン ピュータシステム(45)間で、特定の荷物に関する情報を転送するためのモデムを さらに備え、 前記プロセッサが、前記中央コンピュータシステム(45)との前記モデム経由の 交信の開始と、前記中央コンピュータシステム(45)内に蓄積された前記荷物に関 連付けられたデータを表示と、によって、スクリーン(14)を介して入力された前 記特定の荷物に関する照会に応答するように、構成されていることをさらに特徴 とする、 請求項１の電子荷物追跡システム。 ３．請求項１のシステムにおいて、前記プロセッサは、 受取人の名前、日付、荷物追跡番号、あるいは、目的地によって為された前記照 会に応答するよう構成されているシステム。 ２２ページ 差し替え葉 ４．ワンド搭載バーコードリーダ(25)と； 署名情報を含み、接触により入力される情報を受領し表示する能力のあるデー タ入力表示スクリーン(14)と； 情報記憶装置(18)と； データ転送装置(20)と； そして、前記リーダ(25)、前記スクリーン(14)、前記記憶装置(18)、及び前記 データ転送装置(20)、を接続し、かつ、特定の荷物に関する荷物追跡データを、 前記情報記憶装置(18)内で関連づけと記憶をするよう構成されており、そこにお いて荷物追跡データの入力という前記手順が、前記リーダ(25)で読み取られたバ ーコード情報を含め、前記スクリーン(14)で取得された署名情報と、及び前記ス クリーン(14)で取得されたキー情報との入力を含んでいる、プロセッサと； を含む、知的で手持ちタイプの、ポータブルデータ入力兼データ処理装置(12) への荷物追跡データの入力： という手順を包含し： 前記荷物追跡データの入力後に、前記スクリーン(14)経由で、特定の荷物に関 する照会を入力することと、 前記スクリーン(14)経由で入力された、前記特定の荷物に関する照会への答え として、前記情報記憶装置(18)内の情報を他のコンピュータ(40，45)に転送する よりも前に、前記荷物追跡データを表示することと、 を特徴とする： 組織での荷物追跡方法。 ２３ページ 差し替え葉 ５．請求項４の方法において、前記ポータブルデータ入力装置(12)はさらに、前 記情報記憶装置(18)と中央コンピュータシステム(45)との間で、特定の荷物に関 する情報を転送するためのモデムを含み、荷物追跡の前記方法は、さらに、前記 スクリーン(14)経由で入力された前記特定の荷物に関する照会を入力することと 、前記モデム経由で前記中央コンピュータシステム(45)との通信を開始すること と、記憶しかつ前記中央コンピュータシステム(45)から受領した、前記荷物に関 する荷物追跡情報を表示することと、を特徴とする方法。 ６．請求項４の方法において、前記スクリーン(14)経由で入力された前記照会は 、受取人の名前により、日付により、荷物追跡番号により、または、目的地によ り生成された照会を包含する方法。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モクタン，フリダイ アメリカ合衆国，06804 コネチカット, ブルックフィールド，チェイサム コート 14番地 (72)発明者 パテル，マーク アメリカ合衆国，06851 コネチカット, ノーウォーク，ラフベリー アベニュー １番地 アパートメント ナンバー ８

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．組織で使用される電子荷物追跡システムにおいて： シンボルリーダと； 接触によって入力された、署名情報を含む、情報の受領が可能な、データの入 力・表示ディスプレイスクリーンと； 情報記憶装置と； データ転送装置と； 前記リーダ、前記スクリーン、前記記憶装置、そして、前記データ転送装置、 に接続されたプロセッサであり、前記リーダで読み取られたシンボル情報、前記 スクリーンで取得された署名情報、そして、前記スクリーンで取得されたキー情 報、を含む、特定の荷物に関するデータを情報記憶装置内で連携・記憶させるよ うに構成されているプロセッサと； を含む、知的で手持ちタイプの、ポータブルデータ入力兼データ処理装置と： を包含し、 前記シンボルリーダは、ワンド搭載型であり； 前記データの入力・表示ディスプレイスクリーンは、接触によって入力された 情報の表示が可能であり； そして、前記プロセッサは、該荷物に関する前記データを表示することによっ てスクリーンを介して入力された前記特定の荷物に関する照会に応答するように 構成されている、 ことを特徴とする： 電子荷物追跡システムである。 ２．前記ワンド搭載シンボルリーダは、透明片を備えていることと； 前記データ入力兼表示スクリーンは、前記ワンドを使用して入力され、証明情 報を含む情報の受領と表示が可能であることと、 をさらに特徴とする請求項１のシステム。 ３．荷物配達事務所に設置された中央コンピュータシステムをさらに包含する請 求項１又は２のシステムにおいて、 前記ポータブルデータ入力装置は、前記情報記憶装置と前記中央コンピュータ システム間で、特定の荷物に関する情報を転送するためのモデムを備え、 前記プロセッサは、前記中央コンピュータシステムとの前記モデム経由の交信 の開始と、前記中央コンピュータシステム内に蓄積された前記荷物に関連付けら れたデータを表示と、によって、スクリーンを介して入力された前記特定の荷物 に関する照会に応答するように、構成されていることをさらに、特徴とする、 電子荷物追跡システム。 ４．組織の荷物受付部署に設置されたパーソナルコンピュータシステムと、 前記情報記憶装置から前記パーソナルコンピュータシステムへの情報を選択的 に転送可能な前記データ転送装置と、 をさらに包含する請求項１又は２のシステム。 ５．請求項１又は２のシステムにおいて、前記プロセッサは、 受取人の名前、日付、荷物追跡番号、あるいは、目的地によって為された前記照 会に応答するよう構成されている請求項１又は２のシステム。 ６．スキャナを使ったバーコード情報のスキャニングと； 前記バーコード情報の前記コンピュータへの転送と； の各手順を包含し： 前記方法は、前記スキャナがワンドであり透明片を有していることを特徴とし ており、 さらに、前記ワンドスキャナの前記片を、前記コンピュータへの接触感知デー タ入力を生起せしめるために、前記データ入力兼表示スクリーンに押しつけると いう手順を包含する、 接触感知データ入力・表示スクリーンを有するコンピュータへの情報の入力方 法。 ７．接触感知データ入力兼表示スクリーンと； バーコードを読み取るよう構成されたスキャナと； 前記スクリーンからと前記スキャナからのデータを受領するように接続された 情報記憶装置と、を包含し、 前記スキャナが、接触により前記スクリーンにデータを入力可能な透明片を有 するワンドであることを特徴とする、 電子データ取得兼記憶装置。