JP4469559B2 - クーポン発行システム、クーポン発行方法及びその装置 - Google Patents

クーポン発行システム、クーポン発行方法及びその装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クーポンの管理を行うクーポン管理装置とユーザ端末とが通信可能に接続されたクーポン発行システム等に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、飲食店等の店舗の紹介記事を掲載すると共に、これらの店舗で使用できるクーポンを誌面上に設けたクーポン付き雑誌が広く用いられている。尚、ここで、クーポンとは、該当する店舗で料金の割引や飲み物のサービスといったことが受けられることを示した紙片である。
【0003】
このようなクーポンをユーザが使用する場合、誌面上の該当するクーポンを切り取って店舗に持参し、商品のオーダ時や精算時にこれを渡すといった方法をとっている。
【0004】
また、今日、ネットワーク接続可能なコンピュータや携帯電話等を用いて、インターネット上で電子的なクーポンを入手する手段が実用化されている。これは、インターネット上のWebサイトにおいて、各種の店舗情報と共に、その店舗で使用できるクーポンが提供されており、ユーザがクーポンを必要とする場合は、その画面をプリンタで印刷してクーポン券として使用するといったものである。また、携帯電話といった携帯可能な端末では、クーポンを表示したブラウザ画面そのものをクーポンとして用いたり、クーポンをメールとして受け取り、このメールを表示してクーポンとするといった手段も用いられている。
【0005】
更に、有効期限のあるクーポンの場合は、その有効期限情報に基づいてユーザ端末で保持しているクーポンが有効期限を過ぎている場合等に、サーバ上の新しいクーポンを取得するようにした方法もあった(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2003−6499号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した雑誌のクーポンを用いる方法やクーポンを印刷して用いる方法は、誌面からクーポンを切り取ったり、プリンタで印刷するという手間を必要とし、また、このようなクーポンをユーザは財布等に入れて持参しなければならず、これらの操作がユーザにとって煩わしいものであった。
【0008】
一方、ネットワーク上でクーポンを入手する方法は、クーポン券そのものをユーザが保持する必要はない。しかしながら、例えば、ユーザ自身がどのようなクーポンを保持しているか、また、そのクーポンが有効期限内であるかといったようなクーポンの管理はユーザ側で行わなければならず、このような管理がユーザにとって煩わしいという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の課題を解決するため次の構成を採用する。
〈構成1〉
構成1のクーポン発行システムは、クーポンの管理を行うクーポン管理装置とユーザ端末とが通信可能に接続されたクーポン発行システムであって、クーポン管理装置は、所定のクーポン情報を格納するクーポン情報テーブルと、ユーザ毎に各ユーザが登録したクーポンを保持するクーポンホルダと、任意のユーザ端末から、ユーザ端末のユーザのクーポンホルダで保持されているクーポンの表示要求を受けた場合は、クーポンに対応したクーポン情報をクーポン情報テーブルより取り出し、クーポン情報をユーザ端末に送信するクーポン情報制御部とを備え、ユーザ端末は、クーポンの表示要求を行うと共に、クーポン管理装置から受信したクーポン情報を表示するよう構成されていることを特徴とするものである。
【0010】
本構成のクーポン発行システムによれば、ユーザのクーポンはクーポン管理装置のクーポンホルダで保持されるため、ユーザがクーポンの管理を行う必要がなく、従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0011】
〈構成2〉
構成2のクーポン発行システムは、構成1に記載のクーポン発行システムにおいて、クーポン管理装置は、ユーザ端末より所定のクーポン検索要求を受けた場合は、クーポン検索要求で指定された条件に一致するクーポン情報をクーポン情報テーブルより抽出し、抽出したクーポン情報をユーザ端末に送信するクーポン情報制御部を備え、ユーザ端末は、クーポン検索の条件を付与してクーポン検索要求を送信すると共に、クーポン検索要求結果を表示するよう構成されたことを特徴とするものである。
【0012】
本構成のクーポン発行システムによれば、ユーザ端末から検索条件を指定してクーポン管理装置に検索要求を行うことにより、クーポン管理装置では該当するクーポン情報を検索する。これにより、ユーザは、どのような場合でもユーザ端末によって所望するクーポン情報を取得することができる。
【0013】
〈構成3〉
構成3のクーポン発行システムは、構成2に記載のクーポン発行システムにおいて、クーポン管理装置は、所定の掲示期間情報を有するタイムサービスクーポン情報を格納するクーポン情報テーブルと、ユーザ端末から、所定のクーポン検索要求を受けた場合は、クーポン情報テーブルに格納された掲示期間情報を参照して、掲示期間内であるタイムサービスクーポン情報を抽出し、抽出したタイムサービスクーポン情報をユーザ端末に対して送信するクーポン情報制御部とを備え、ユーザ端末は、クーポンの検索要求を行うと共に、検索要求結果としてクーポン情報を表示するよう構成されたことを特徴とするものである。
【0014】
本構成のクーポン発行システムによれば、クーポンがタイムサービスクーポンであった場合は、掲示期間の範囲内であるか否かを判定して、そうであったクーポンのクーポン情報のみをユーザ端末で表示する。従って、ユーザは確実に使用できるタイムサービスクーポンの情報のみを得ることができる。
【0015】
〈構成4〉
構成4のクーポン発行システムは、構成3に記載のクーポン発行システムにおいて、検索結果の表示が、タイムサービスクーポンのクーポン情報が上位に、通常クーポンのクーポン情報が下位となるよう検索結果を送信するクーポン情報制御部を備えたことを特徴とするものである。
【0016】
本構成のクーポン発行システムによれば、例えばユーザ端末が携帯電話のような表示画面が小さい端末であっても、ユーザにとってよりメリットの大きいタイムサービスクーポンに関する情報から目にすることができ、ユーザへの利便性を向上させることができる。
【0017】
〈構成5〉
構成5のクーポン発行システムは、構成1〜4のいずれかに記載のクーポン発行システムにおいて、ユーザ端末は、クーポン付き雑誌に掲載された店舗の識別情報を、クーポンを登録するための情報として送出するよう構成され、クーポン管理装置は、店舗の識別情報を受信した場合は、識別情報に対応した店舗情報を特定し、店舗情報に対応したクーポンを特定し、クーポンをクーポンホルダに格納するクーポン情報制御部を備えたことを特徴とするものである。
【0018】
本構成のクーポン発行システムによれば、クーポン付き雑誌に記載されている情報を用いてクーポンの登録を行うようにしたので、ユーザは、クーポン管理装置からの情報だけでなく、クーポン付き雑誌に掲載されている店舗の情報に基づいて所望するクーポンを決定することができる。
【0019】
〈構成6〉
構成6のクーポン発行システムは、構成1〜5のいずれかに記載のクーポン発行システムにおいて、クーポン管理装置は、ユーザ端末へのクーポン発行履歴に基づいて、ユーザ端末のユーザに固有の優待クーポン情報を選択し、優待クーポン情報をユーザ端末に送信するクーポン情報制御部を備えたことを特徴とするものである。
【0020】
本構成のクーポン発行システムによれば、クーポン管理装置は、ユーザ端末へのクーポン発行履歴に基づいて、ユーザに固有の優待クーポン情報を選択する。従って、ユーザはクーポン発行システムの利用によって、更に有益なクーポンが得られる。また、このような点から、クーポンサービスの提供者にとっても、よりクーポン発行システムの利用度の向上が望めるため、更にシステムの充実を図ることができる。
【0021】
〈構成7〉
構成7のクーポン発行システムは、構成6に記載のクーポン発行システムにおいて、クーポンホルダで保持されているクーポンに対応したクーポン情報と、それ以外のクーポン情報とを分類して優待クーポン情報を作成するクーポン情報制御部を備えたことを特徴とするものである。
【0022】
本構成のクーポン発行システムによれば、ユーザ端末で優待クーポン情報が画面表示される場合、クーポンホルダで保持されているクーポンに対応したクーポン情報と、それ以外のクーポン情報とが分類されて表示される。これによりユーザは、一目で優待クーポンの内容の概略を把握することができる。
【0023】
〈構成8〉
構成8のクーポン発行システムは、構成6または7のいずれかに記載のクーポン発行システムにおいて、ユーザ端末のクーポン管理装置へのアクセス地点の位置情報を取得し、位置情報に基づいて、ユーザ端末のホームポジションを特定し、ホームポジションに基づいて、優待クーポン情報を作成するクーポン情報制御部を備えたことを特徴とするものである。
【0024】
本構成のクーポン発行システムによれば、クーポン情報制御部は、ユーザ端末の位置情報に基づいて、例えば最もアクセス頻度が高いエリアの店舗を優待クーポンの店舗として決定する。その結果、よりユーザのニーズに合った優待クーポンを提供することができる。
【0025】
〈構成9〉
構成9のクーポン発行システムは、構成1〜8のいずれかに記載のクーポン発行システムにおいて、クーポン管理装置は、クーポン発行を行う場合は、クーポン毎に識別情報を付与し、識別情報に基づいて、各ユーザ毎に使用されたクーポンの利用実績を記録すると共に、利用実績に基づいて、優待クーポン情報を作成するクーポン情報制御部を備えたことを特徴とするものである。
【0026】
本構成のクーポン発行システムによれば、クーポン毎に識別情報を付与しているため、例えば、クーポンが使用された店舗からこの識別情報を取得することにより、実際にクーポンが使用されたことを確実に把握することができる。従って、信頼性の高いクーポンの利用実績を得ることができる。
【0027】
〈構成10〉
構成10のクーポン発行システムは、構成9に記載のクーポン発行システムにおいて、クーポンが使用される店舗に設置され、クーポンが使用された場合に、クーポンの識別情報をクーポン管理装置に送信する店舗端末を備え、クーポン情報制御部は、店舗端末から送信されたクーポンの識別情報に基づいて利用実績を記録するよう構成されたことを特徴とするものである。
【0028】
本構成のクーポン発行システムによれば、クーポンが使用された場合は、店舗端末によって、その識別情報がクーポン管理装置に通知される。従って、クーポンの利用実績をより信頼性の高いものにすることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を具体例を用いて詳細に説明する。
《具体例1》
〈構成〉
図1は、本発明のクーポン発行システムの具体例1を示すブロック構成図である。
図示のクーポン発行システムは、ユーザ端末100とクーポン管理装置200とがネットワーク300を介して接続されることにより実現されている。また、クーポン付き雑誌400は、店舗等の紹介記事とその店舗で使用可能なクーポンが付与された雑誌である。
【0030】
ユーザ端末100は、例えば、ネットワーク接続機能を有する携帯電話やPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯端末である。このユーザ端末100は、入力部101、表示部102、端末制御部103を備えている。入力部101は、キーボードや画面上の任意の箇所を指定するためのポインティングデバイス等からなるものである。表示部102は、クーポン情報に関する種々の画面を表示するための液晶ディスプレイ等からなる表示部である。端末制御部103は、ユーザ端末100全体の制御を司る機能部であり、入力部101から入力された情報に従ってクーポンに関する各種の処理を行うものである。また、この端末制御部103は、各種の制御ソフトウェアと、これらのソフトウェアを実行するためのCPUやメモリといったハードウェアから実現されている。
【0031】
クーポン管理装置200は、インターネット上のWebサイトに設けられたサーバコンピュータであり、クーポン情報データベース(クーポン情報DB)201とクーポン情報制御部202を備えている。また、このWebサイトは、クーポン付き雑誌400を発行すると共に、本クーポンサービスの提供者が管理するサイトである。
【0032】
クーポン管理装置200において、クーポン情報データベース201は、種々のクーポン情報に関するデータベースであり、クーポン情報テーブル211、クーポンホルダ212、ユーザ情報テーブル213、メール情報テーブル214、利用実績情報テーブル215を有している。
【0033】
クーポン情報テーブル211は、クーポンに関する各種の情報を格納する機能部であり、その詳細については後述する。クーポンホルダ212は、ユーザ毎に設けられたクーポンホルダ機能を実現するための機能部であり、ユーザ毎に保持しているクーポンの情報を格納する。ユーザ情報テーブル213は、各ユーザの属性(ユーザIDやパスワード、氏名、生年月日、性別、住所、メールアドレス、好みのジャンル等)や、ユーザのエリア情報(ホームポジション情報)といった、ユーザに関する情報を格納する機能部である。メール情報テーブル214は、優待クーポン等、ユーザ毎にどのようなメールを送信したかを示す情報を格納する機能部である。利用実績情報テーブル215は、ユーザ毎のクーポンの利用実績の情報を格納する機能部である。
【0034】
図2は、クーポン情報データベース201の構成図である。
図において、クーポン情報テーブル211は、クーポンテーブル221と店舗テーブル222からなる。クーポンテーブル221は、クーポンID221a、クーポン区分221b、掲示期間221c、クーポン情報221dのデータからなるテーブルであり、クーポン区分221bのデータとして、通常クーポン221b−1、タイムサービスクーポン221b−2、優待クーポン221b−3のデータを有している。ここでは、通常、タイムサービス、優待といったクーポンの特徴をクーポンの属性と称す。本発明においては、この属性をキーに、クーポンのグルーピング、即ち通常クーポン、タイムサービスクーポン、そして優待クーポン毎に管理することができる。
【0035】
クーポンID221aは、各クーポンの識別情報であり、全てのクーポンに対して固有の番号等が付与される。クーポン区分221bは、そのクーポンが、どのようなクーポンであるか、即ち、通常クーポン221b−1、タイムサービスクーポン221b−2および優待クーポン221b−3のいずれであるかを示すデータである。また、通常クーポン221b−1とは、例えばクーポン情報の更新が月単位である場合、その範囲内の全ての期間で使用可能なクーポンであり、これはクーポン付き雑誌400のクーポンと同様の期間となっている。
【0036】
また、タイムサービスクーポン221b−2とは、通常クーポン221b−1の範囲内の特定の期間(時間帯、日付単位、曜日毎等の期間)のみ使用可能なクーポンである。更に、優待クーポン221b−3とは、あるユーザへの特定のクーポンである。掲示期間221cは、各クーポン区分221bの掲示する期間を示すもので、例えばクーポン情報の更新が月単位である場合、通常クーポン221b−1は1ヶ月、タイムサービスクーポン221b−2は、そのタイムサービスの有効期間に応じたいずれかの期間、優待クーポン221b−3は、その優待クーポンに固有の範囲となっている。クーポン情報221dは、優待内容(割引率・優待商品名)、利用条件(2名から利用可、4名以上のグループのみ利用可)、利用可能店舗名、クーポン券表示用テキスト情報(クーポン券表示用イメージ情報)、バーコード情報等からなる。
【0037】
店舗テーブル222は、店舗ID222a、店舗情報222b、クーポンID222cのデータからなる。店舗ID222aは、その店舗を識別するための固有の情報である。店舗情報222bは、その店舗が例えば飲食店である場合では、住所、電話番号、メニュー、特徴、画像等、店舗に関する全ての情報を示すデータである。クーポンID222cは、クーポンテーブル221と店舗テーブル222とを紐付けるための情報であり、クーポンテーブル221におけるクーポンID221aと同じクーポンIDが格納されている。
【0038】
クーポンホルダ212は、ユーザID212aと店舗ID212bからなる。ユーザID212aは、各ユーザに固有の識別情報であり、後述する会員登録の際に決定されるIDである。店舗ID212bは、そのユーザのクーポンホルダ情報を示すもので、クーポンホルダ212と店舗テーブル222とを紐付けるための情報である。即ち、クーポンホルダ212の店舗ID212bは、店舗テーブル222の店舗ID222aと同じIDが格納されている。尚、本具体例では、クーポンホルダ212におけるクーポンホルダ情報として店舗ID212bを用いているが、クーポンIDであっても同様にクーポンホルダ情報として使用することができる。
【0039】
ユーザ情報テーブル213は、ユーザID213aと、ユーザ情報213bからなる。ユーザID213aは、クーポンホルダ212のユーザID212aと同様のユーザIDであり、ユーザを特定するための情報である。ユーザ情報213bは、そのユーザに関する種々の情報を示すものであり、会員登録時に取得した氏名、生年月日、性別、メールアドレス、興味のあるジャンルといったユーザの属性情報や、そのユーザのアクセス履歴やアクセス場所の情報(携帯電話等の位置情報通知機能を用いて取得する情報であり、これについては後述する)等のデータを含んでいる。
【0040】
メール情報テーブル214は、ユーザID214aと、メール情報214bと、クーポンID214cとからなる。ユーザID214aは、ユーザID212aやユーザID213aと同様のユーザ特定情報である。メール情報214bは、そのユーザに対して、どのような内容メールをいつ配信したかといった、メールに関する情報を示すものである。また、クーポンID214cは、そのメールにて配信したクーポン(優待クーポン)を特定するための情報であり、クーポンID221aやクーポンID222cに対応するものである。
【0041】
利用実績情報テーブル215は、ユーザID215aと、クーポンID215bからなる。ユーザID215aは、上述したユーザID212aやユーザID213a等と同様のユーザ識別情報である。クーポンID215bは、そのユーザがどのクーポンを使用したかを特定するための情報であり、上述したクーポンID221a、クーポンID222c、クーポンID214cに対応するものである。
【0042】
図1に戻って、クーポン情報制御部202は、クーポン管理装置200におけるクーポン情報に関する全ての制御を司る機能部であり、次のような機能を有している。即ち、ユーザ端末100から、そのユーザ端末100のユーザのクーポンホルダ212で保持されているクーポンの表示要求を受けた場合は、クーポンに対応したクーポン情報をクーポン情報テーブル211より取り出し、これをユーザ端末100に送信する機能と、ユーザ端末100より所定のクーポン検索要求を受けた場合は、そのクーポン検索要求で指定された条件に一致するクーポン情報をクーポン情報テーブル211より抽出し、抽出したクーポン情報をユーザ端末100に送信する機能とを有している。
【0043】
また、ユーザ端末100より所定のクーポン検索要求を受けた場合は、クーポン情報テーブル211に格納された掲示期間情報を参照して、掲示期間内であるタイムサービスクーポン情報を抽出し、抽出したタイムサービスクーポン情報をユーザ端末100に対して送信する機能と、クーポン付き雑誌400に掲載されている店舗の識別情報を受信した場合は、店舗情報に基づいてクーポンを特定し、このクーポンをクーポンホルダ212に格納する機能とを有している。
【0044】
また、ユーザ端末100へのクーポン発行履歴に基づいて、ユーザ端末100のユーザに固有の優待クーポン情報を選択し、かつ、この優待クーポン情報を、クーポンホルダで保持されているクーポンに対応した店舗と、それ以外の店舗とを分類して選択し、その優待クーポン情報をユーザ端末100に送信する機能と、ユーザ端末100のクーポン管理装置200へのアクセス地点の位置情報を取得し、この位置情報に基づいて、ユーザ端末100のホームポジションを特定し、このホームポジション情報に基づいて、該当する店舗のクーポン情報を優待クーポン情報として選択する機能とを有している。
【0045】
また、クーポンを発行する場合は、クーポン毎に識別情報を付与し、この識別情報に基づいて、各ユーザ毎に使用されたクーポンの利用実績を記録すると共に、利用実績に基づいて、優待クーポン情報を選択する機能とを有している。
【0046】
尚、これらクーポン情報制御部202の機能は、それぞれの機能に対応したソフトウェアと、これらのソフトウェアを実行するためのCPUやメモリ、ハードディスク装置といったハードウェアとによって実現されている。
【0047】
ネットワーク300は、例えば、通信プロトコルとしてTCP/IPを用いたインターネットといったネットワークである。また、その通信回線としては、無線、有線あるいはその混在環境といった回線であるが、ユーザ端末100とクーポン管理装置200とが通信可能であれば、ネットワーク300のプロトコルや回線環境はどのような形態であってもよい。
【0048】
クーポン付き雑誌400は、例えば、Hot Pepper(株式会社リクルートの登録商標)といった、飲食店や各種教室等の紹介記事と、これらの店舗等で用いることのできるクーポンが付与されている定期的に刊行される雑誌である。このクーポン付き雑誌400では、例えば、飲食店の場合、店舗の場所や特徴、電話番号等が掲載されている。また、掲載されている電話番号は、後述するように、ユーザ端末100から入力することによりクーポンの登録情報として用いることができるものである。
【0049】
〈動作〉
次に、クーポン発行システムの動作について説明する。
最初にユーザの会員登録動作について説明する。
本システムにおけるクーポンホルダ機能を用いるためには先ず会員登録を行う。この会員登録は、ユーザのメールアドレスや生年月日、良く利用するエリア、良く利用する飲食店のジャンル、良く利用する曜日といった情報をユーザ端末100の入力部101より入力して登録操作を行うものである。このような情報はクーポン情報制御部202によって、ユーザ情報テーブル213に格納される。
【0050】
次に、クーポンホルダへの追加登録動作を説明する。先ず、クーポンをクーポン付き雑誌400の情報から追加する場合の動作から説明する。
【0051】
図3は、クーポンを本から追加する場合の画面説明図である。
図3(a)は、ユーザ端末100でクーポン管理装置200のWebサイトに接続した時のトップページを示している。
図示のように、クーポン付き雑誌400の発行日に対応してWebサイトでも現在の発行号の表示がなされている(図示例では東京4月号である)。尚、図中の“ABCDEF”は本サービスの名称を意味している。また、クーポンサービスのページはHTML形式で記述され、選択項目(図面中、点線枠で囲んだ項目)にはハイパーリンクが張られている。これらの選択項目として、ユーザが保持しているクーポンの情報を表示するための「クーポンホルダ」があり、また、検索時に選択する「本から追加」と「検索で追加」が設けられている。また、クーポンホルダの値(図示例では(8))は、クーポンの個数を示している。
【0052】
また、トップページには、タイムサービスクーポンを表示するための「タイムサービスクーポン」、優待クーポン情報を表示させるための「優待クーポン」が選択項目として表示されている。尚、図示例の「タイムサービスクーポン」の値(図示例では(6))、「優待クーポン」の値(図示例では(6))は、それぞれ、存在するクーポンの数を示している。従って、最初は、これらの項目のクーポンの保持数は全て(0)となっている。
【0053】
このようなトップページから、ユーザが「本から追加」を選択したとする。これにより、クーポン情報制御部202は、ユーザ端末100に対して、次の画面を送信し、これが表示部102で図3(b)のように表示される。
【0054】
本具体例では、クーポン付き雑誌400で紹介されている店舗の電話番号を店舗の識別情報として入力する場合を示している。このような画面に対して、ユーザが追加したいクーポンの店舗の電話番号を入力部101より入力すると、クーポン管理装置200のクーポン情報制御部202は、店舗テーブル222の店舗情報222bに基づいて店舗ID222aを抽出し、これをクーポンホルダ212の店舗ID212bとして格納する。また、クーポン情報制御部202は、追加の確認画面をユーザ端末100に送信し、ユーザ端末100でこれを表示する(図3(c)参照)。
【0055】
次に、店舗を検索してクーポンを追加する場合を説明する。
図4は、クーポンを検索で追加する場合の画面説明図である。
図4(a)は、図3(a)と同様のトップページであり、この画面より、「検索で追加」が選択されると、クーポン情報制御部202は、検索画面をユーザ端末100の表示部102に表示させる(図4(b)参照)。
【0056】
この例では、選択項目として設けられた「現在地から探す」「店名から探す」「条件から探す」のうち、「現在地から探す」が選択された状態である。「現在地から探す」とは、例えば、携帯電話の通信事業者が提供するユーザ端末100の位置情報サービスを用いておおよその現在地を特定し、これを元に店舗検索を行うものである。
【0057】
即ち、この「現在地から探す」が選択された場合、クーポン情報制御部202は、先ず、ユーザ端末100の現在地情報を取得する。次に、店舗テーブル222中の店舗情報222bを参照して該当する店舗を抽出する。また、該当する店舗でタイムサービスクーポンがあった場合は、アクセス日時が、クーポンテーブル221の掲示期間221cの範囲内であるかを判定し、そうであった場合は、この店舗を検索結果としてユーザ端末100に送信する。これにより、ユーザ端末100の表示部102では図4(c)に示すような検索結果が表示される。
【0058】
ここで、検索結果の表示としては、タイムサービス中の店舗の情報が上位、通常クーポンの店舗が下位となるよう表示を行う。これは、一般に、タイムサービスクーポンの方がユーザにとってよりメリットの大きい(お得な)内容であるため、これを上位に表示するものである。特に、携帯電話の場合、その表示画面に寸法的な制約があり、全ての情報を一度に表示できないため、このような情報を上位に配置させることで、ユーザにとっての利便性をより向上させることができる。
【0059】
更に、図4(c)の画面から、任意の店舗を選択することにより、店舗の詳細情報を表示する(図4(d)参照)。また、この店舗詳細画面において、該当店舗ではどのようなクーポンが設定されているかが表示される。図中の「優待クーポン」とは、そのユーザに対して優待クーポンが設定されている場合に表示され、「タイムサービス」は、その店舗においてタイムサービスクーポンの設定があることを示している。そして、「本誌クーポン」とは、クーポン付き雑誌400に掲載されている通常クーポンに相当するものである。これらの「優待クーポン」「タイムサービス」「本誌クーポン」にはハイパーリンクが設定されており、いずれかを選択することによって、対応する情報が表示される。尚、この情報については後述する。
【0060】
図4(d)に示す店舗情報において、既にその店舗がクーポンホルダに入っていた場合は「クーポン登録済み」として表示し、かつ選択項目として「クーポン削除」を表示する。また、クーポンホルダにない場合は、「クーポン追加」の選択項目を表示する。そして、この「クーポン追加」が選択された場合は、これがクーポンホルダ212に追加される。
【0061】
また、図4(b)中の「店名から探す」が選択された場合、クーポン情報制御部202は、店名入力画面を表示して(図示省略)、ユーザ端末100より、店名(その一部でも可)が入力されると、この店名をキーとして、店舗テーブル222の店舗情報222bを検索する。この検索結果は図4(c)の画面と同様である。また、以降の画面遷移は上述した「現在地から探す」と同様であるため、その説明は省略する。
【0062】
更に、図4(b)の検索画面において、エリアやジャンルによる条件検索が指定された場合、クーポン情報制御部202は、該当する情報を順次表示させ、検索結果として図4(c)の画面を表示させる。
【0063】
尚、上述した説明では、タイムサービス中の店舗を検索結果とするか否かの判定をアクセス日時に基づいて行っている。これは、ユーザ端末100が携帯電話等である場合に、ユーザの入力操作の簡便さを優先させるためである。一方、検索条件として、実際にクーポンを使用する予定日時を入力させ、クーポン情報制御部202はこの予定日時でタイムサービスクーポンを検索するよう構成してもよく、このようにすれば、より確実なタイムサービスクーポンの検索結果を得ることができる。
【0064】
次にクーポン発行処理を説明する。
図5は、クーポン発行時の流れを示す画面説明図である。
先ず、トップページから「クーポンホルダ」を選択する(図5(a)参照)。これにより、クーポン情報制御部202は、そのユーザのクーポンホルダ212を参照し、保持している全ての店舗情報を表示する(図5(b)参照)。また、該当する店舗でタイムサービスクーポンがあった場合は、アクセス日時が、クーポンテーブル221の掲示期間221cの範囲内であるかを判定し、そうであった場合は、この店舗情報を表示する。また、図5(b)に示すように、表示画面において、タイムサービスクーポンに該当した店舗を上位に表示する。更に、同一店舗でタイムサービスクーポンと通常クーポンの両方があった場合、店舗情報としてはタイムサービスクーポンの情報のみとし、通常クーポンについては店舗名のみとする。これは、表示画面において、件数が多い場合の画面の煩雑さを避け、見やすさを向上させるためである。また、以前ユーザがクーポンホルダに登録していたが、現在ではクーポンサービスの加盟店ではない店舗の場合は、図5(b)の画面において、最下位の領域に、クーポンが提供されていないことがわかる表示と共に残しておく。
【0065】
尚、上記のユーザに対応したクーポンホルダ212を特定する場合のユーザの特定については、本クーポンサービスのサイトにログインする際のユーザID等により行うものである。
【0066】
次に、例えば、図5(b)の画面において、タイムサービスクーポンの該当店舗が選択された場合、対応した店舗詳細情報を表示する(図5(c)参照)。尚、図5(b)の画面において、通常クーポンの店舗名を選択することにより同様の店舗詳細情報が表示される。但し、図5(c)において、クーポンの確認として「タイムサービス」は表示されない。
【0067】
図5(c)の店舗詳細情報には、対応するタイムサービスクーポン等が選択項目として表示される。これをユーザが選択すると、クーポン情報が表示される(図5(d)参照)。そして、ユーザが「クーポン発行」を選択することにより、該当するクーポン情報221dを参照して、実際に店舗で使用するクーポンが発行される(図5(e)参照)。このクーポン発行と同時に、クーポン情報制御部202は、そのユーザがクーポンを使用したものと仮定して(仮使用状態クーポン)、利用実績情報テーブル215のクーポンID215bに追加する。また、クーポン発行時には発行毎に異なる識別番号が付与される(図示例ではクーポンid:123456が付与されている)。この発行クーポンに固有の識別番号も利用実績情報テーブル215に保存される。
【0068】
次に、クーポンサービスのトップページから「タイムサービス中」を選択してクーポンを発行する場合の動作を説明する。
図6は、タイムサービスクーポンを選択してクーポンを発行した場合の画面説明図である。
図6(a)に示す画面から「タイムサービス中」を選択すると、クーポン情報制御部202は、クーポン情報制御部202は、タイムサービスクーポン221b−2の掲示期間221cの範囲内である店舗の一覧をユーザ端末100に表示させる(図6(b)参照)。そして、これ以降の画面遷移は上記図5の場合と同様である。
【0069】
即ち、図6(c)に示す店舗詳細情報において、「タイムサービス」を選択することにより、そのクーポン説明画面(図6(d)参照)が表示され、この状態において、「クーポン発行」を選択することで、クーポンが発行される。これらの基本的な流れは、図5の場合と同様である。
【0070】
次に、優待クーポンの発行について説明する。
クーポン管理装置200では、ユーザへのクーポン発行によって、利用実績情報テーブル215に利用実績情報が蓄積される。これにより、クーポン情報制御部202では、一定期間毎に、利用実績情報に基づいて優待クーポン情報を選択し、これを発行する。この優待クーポンの対象となる店舗の決定方法としては次のようなものがある。
【0071】
即ち、対象となるユーザがどのようなカテゴリの店舗を利用したかといった情報に基づいて、ユーザを特定の条件でのグループに分類(クラスタリング)し、このグループに対応する店舗を優待クーポン発行の候補として抽出する。また、ユーザがアクセスした現在地情報(あるいは、発行されたクーポンの店舗の場所)に基づいて、そのユーザが頻繁に利用するエリアであるホームポジションを判定し、このホームポジションのエリアに位置する店舗を優待クーポン発行の候補とする。また、ユーザが会員登録時に入力した好きな店舗のタイプといった情報に基づいて候補となる店舗を抽出するようにしてもよい。
【0072】
このような方法によって優待クーポンの対象となる店舗を決定し、ユーザ固有の優待クーポンを作成する。そして、クーポン情報制御部202は、選択した優待クーポン情報を電子メールによってユーザ端末100に送信する。ここで、クーポン情報制御部202は、抽出した店舗が、そのユーザがクーポンホルダで保持しているクーポンの店舗であるか、あるいはそれ以外の店舗かをクーポンホルダ212を参照して判定し、それ以外の店舗をおすすめ店として、それぞれのクーポンが識別できるよう電子メールを構成し、これをユーザ端末100に送信する。
【0073】
図7は、優待クーポンに関する画面説明図である。
図7(a)はクーポン管理装置200から送信された電子メールの本文を示しており、図示のように、そのユーザがクーポンホルダに入れているクーポンの店舗とおすすめ店のそれぞれの件数が記載されている。これにより、ユーザは、一目で優待クーポンに関する内容の概略を把握することができる。従って、頻繁に種々のメールを受信するようなユーザであっても他のメールとの違いを容易に知ることができ、電子メールを一度に多く受信することもなくなる。また、このような点から、クーポンサービス提供者にとっても、ユーザの優待クーポン利用度の向上を期待することができる。
【0074】
また、図7(a)に示す画面においても、ユーザ毎の優待クーポンの一覧画面のURLが表示されており、メーラのブラウザ起動機能を使用することにより、その一覧が表示される(図7(c)参照)。また、クーポンサービスのトップページ(図7(b)参照)からも、その「優待クーポン」の部分を選択することにより図7(c)に示す一覧を表示することができる。更に、図中の(d)以降の画面遷移は、上述した図5、図6中の(c)〜(e)と同様であるため、ここでの説明は省略する。
【0075】
次に、ユーザがクーポンを店舗で使用する場合について説明する。
ユーザは、店舗にてクーポンを使用する場合、図5(e)、図6(e)、図7(f)に示したクーポンの表示画面を提示する。店舗側は例えばオーダ受付時や料金の精算時に表示されているクーポンの識別番号を、クーポンの使用履歴として別途設けられた書面に記入しておく。このような処理を行うことにより、間違いなくクーポンが使用されたことの履歴を蓄積することができる。また、このような処理を行うことにより、例えば、精算時の従業員の不正使用を抑止する効果もある。即ち、通常の精算をクーポン使用の精算として扱い、この扱いにより生じる差額を従業員が着服してしまうといった不正を未然に防止することができる。
【0076】
更に、その後、店舗側にて記入したクーポンの利用実績をクーポン管理装置200のWebサイトを管理するクーポンサービス提供者で回収し、これを元に利用実績情報テーブル215の利用実績データとして用いるようにしてもよく、このようにすれば、より正確な利用実績を求めることができる。
【0077】
〈効果〉
以上のように、具体例1によれば、ユーザが使用するクーポンの管理をクーポン管理装置200にて行うようにしたので、ユーザは、自身のユーザ端末100でクーポンの管理をする必要がなく、クーポン利用の利便性を向上させることができる。
【0078】
また、クーポン検索時に、そのクーポンがタイムサービスクーポンであった場合は、掲示期間の範囲内であるか否かを判定して、そうであったクーポンのクーポン情報のみをユーザ端末100で表示するようにしたので、ユーザは確実に使用できるタイムサービスクーポンの情報のみを得ることができる。
【0079】
更に、検索結果の表示を行う場合、タイムサービスクーポンのクーポン情報を上位に、通常クーポンのクーポン情報を下位になるよう画面を構成したので、ユーザ端末100が携帯電話のような表示画面が小さい端末であっても、ユーザにとってよりメリットの大きいタイムサービスクーポンに関する情報から目にすることができる。
【0080】
また、クーポン付き雑誌400の掲載された店舗の識別情報をクーポンの追加に用いるようにしたので、ユーザに対して多様なクーポン登録手段を提供することができ、従って、ユーザへの利便性を更に向上させることができる。
【0081】
また、ユーザ端末100に対して、ユーザに固有の優待クーポン情報を送信すると共に、その電子メールとして、クーポンホルダ212で保持されているクーポンに対応したクーポン情報と、それ以外のクーポン情報とを分類して表示するようにしたので、ユーザにとって更にメリットの大きいクーポンを得ることができると共に、優待クーポンの電子メールで容易にその概略を把握することができる。
【0082】
また、ユーザ端末100のアクセス地点に基づいて、ユーザのホームポジションを求め、このホームポジション情報に基づいて優待クーポンの店舗を抽出するようにしたので、よりユーザのニーズに合った優待クーポンを提供することができる。
【0083】
《具体例2》
具体例2は、クーポンを使用する店舗とクーポン管理装置200がネットワーク接続され、利用実績データをオンラインで取得するようにした例である。
【0084】
〈構成〉
図8は、具体例2の構成図である。
図のシステムは、ユーザ端末100とクーポン管理装置200aとがネットワーク300を介して接続されると共に、店舗500の店舗端末501がクーポン管理装置200aとネットワーク接続されている。
【0085】
店舗500は、本クーポンサービスの加盟店であり、クーポンが使用可能な店舗である。店舗端末501は、例えば現金の管理を行うPOS端末であり、ユーザ端末100で表示したクーポンのバーコードを読み取るためのバーコードリーダ502が接続されている。バーコードリーダ502は、携帯電話等の液晶画面に表示されたバーコードを読取可能なバーコードリーダである。店舗端末501は、バーコードリーダ502で読み取ったクーポンの識別番号を示すバーコードデータをクーポン管理装置200aに送信するよう構成されている。尚、店舗端末501がPOS端末である場合の現金等の管理を行うためのPOSシステムについては、種々のものが既に広く運用されているためその説明は省略する。
【0086】
また、クーポン管理装置200aのクーポン情報制御部202aは、店舗500の店舗端末501から送信されたクーポンの識別番号を元にクーポンの利用実績を記録するよう構成されている。即ち、クーポン情報制御部202aは、店舗端末501からクーポンの識別番号を受け取る度に、これを利用実績情報テーブル215の該当するユーザIDのクーポンID215bとして格納するよう構成されている。
【0087】
また、これ以外のクーポン管理装置200aの構成およびユーザ端末100の構成は、具体例1と同様であるため、ここでの説明は省略する。
【0088】
〈動作〉
図9は、具体例2の動作を示すシーケンスチャートである。
ここで、ユーザ端末100による会員登録動作やクーポン検索処理等は、具体例1と同様であるため、その説明は省略し、ユーザ端末100からクーポン発行指示が送出される動作から説明する。
【0089】
ステップS1において、ユーザ端末100からクーポン発行指示がなされると、クーポン管理装置200aでは、具体例1で説明したように、クーポンが発行される(ステップS2)。これにより、ユーザ端末100ではクーポンが画像として保持される。また、このクーポン画像には、クーポン固有の識別情報がバーコードとして含まれている。尚、クーポン画面の図示は省略する。
【0090】
ユーザが店舗500にてクーポンを使用する場合は、精算時等にクーポン表示画面を提示する(ステップS3)。店舗500側では、クーポン表示画面のバーコードをバーコードリーダ502で読み取り(ステップS4)、これを店舗端末501によってクーポン管理装置200aに送信する(ステップS5)。
【0091】
クーポン管理装置200aでは、バーコードのデータを受け取ると、クーポン情報制御部202aでは、図示しない記憶装置に記憶されているクーポンの識別番号データと照合し、そのクーポンが正当なものであるかを判定する(ステップS6)。判定結果が正当なものであった場合は「クーポン利用可」を送信する(ステップS7)。一方、他の店舗のクーポンといった誤ったクーポンであった場合は「利用不可」を送信する(ステップS8)。そして、正当なクーポンであった場合は、利用実績情報テーブル215に利用実績データとして追加する(ステップS9)。「クーポン利用可」の送信は、その内容として割引率、割引商品コード等の優待情報を含めることができる。このような内容を受信した店舗側(店舗端末)では、割引率や割引商品を特定する情報を手入力する優待処理の操作から解放される。更に、バーコード情報の一部の桁で優待情報を特定することができる場合、店舗側にこの一部のバーコード桁と優待情報の対応関係を示すデータテーブルを用意することにより、店舗側は単独で優待処理を実行することができる。このようなデータテーブルは、定期的に店舗側がクーポン管理装置200aからデータをダウンロードすることにより構築することができる。また、管理装置200aが所定のタイミングで、仮使用状態クーポンに応じて発行されたバーコード情報を店舗側に送信することにより、店舗側でクーポン処理実行時、優待処理すべきバーコード情報がデータテーブル上に存在しない、という事態を回避できる。このような処理は、バーコード情報に限らず、クーポンを特定する情報の全てに適用でき、更に優待情報を表す内容を合わせて管理装置200a側から送信することもできる。
【0092】
このように、クーポン管理装置200a側でのクーポンチェック処理が行われるため、店舗500側でクーポンの識別情報を書き取ったり、そのクーポンが店舗で使用できるものであるか否かの目視チェック等の必要がなく、店舗500側の負担を軽減することができる。なお、クーポン管理装置200から「クーポン利用可」の通知をする際、クーポン管理装置200は、通知された識別番号に基づいて、利用実績情報テーブル215の該当する利用履歴を使用仮定から使用済みに更新することができる。このような更新処理により、クーポンの利用実績を確実に記録することができる。
【0093】
クーポン管理装置200aでは、定期的に利用実績情報テーブル215のクーポンID215bの値に基づいて、優待クーポン情報の作成処理を行う(ステップS10)。即ち、この優待クーポン情報の作成処理では、具体例1と同様に、ユーザの利用実績と共に、ホームポジション情報やよく行く店舗のジャンルといった情報に基づいて優待クーポンの店舗を決定する。そして、クーポン情報制御部202aでは、選択した優待クーポン情報を電子メールでユーザ端末100に送信する。尚、図9では、優待クーポン情報作成処理を上述した一連の動作の最後に行っているが、これはどのタイミングで行ってもよい。
【0094】
〈効果〉
以上のように、具体例2によれば、具体例1の構成に加えて、店舗500からクーポンの利用実績データを送信するようにしたので、より正確なクーポン利用実績データが得られ、その結果、更に有効な優待クーポンの内容とすることができる。また、店舗端末501からクーポン識別情報を受け取った際に、クーポン情報制御部202aはそのユーザの利用実績に基づいて割引率を算出し、これを店舗端末501に応答するといった仕組みも実現可能である。
【0095】
尚、上記具体例2では、店舗端末501をPOS端末としたが、これに限定されるものではなく、例えばバーコードリーダと携帯電話を接続してクーポン識別情報を送信する、といった構成であってもよい。
【0096】
また、上記各具体例において、ユーザ端末100が携帯端末ではなく、据置型のパーソナルコンピュータといった端末であってもよい。この場合、携帯端末でクーポンを表示部102で表示させる代わりにクーポン画面を印刷して持参するといったことで同様の効果が得られる。
【0097】
更に、上記各具体例において、クーポン付き雑誌400に掲載されている店舗の識別情報は、電話番号以外であっても良い。例えば、クーポン付き雑誌400のクーポン毎に識別番号を付与し、これを用いるといった構成であってもよい。
【0098】
また、具体例1、2において、発行されるクーポンに固有の識別情報は識別番号に限定されるものではなく、どのようなものであってもよい。更に、具体例2における識別情報もバーコード以外の手段を用いてもよい。
【0099】
また、各具体例では、タイムサービスクーポン221b−2の情報として掲示期間221cの情報しか持たなかったが、更に、実際のタイムサービス期間を示す有効期間情報を持っていてもよい。
【0100】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、ユーザのクーポンをクーポン管理装置で管理するようにしたので、ユーザ自身がクーポンを管理する必要がなく、ユーザのクーポン使用時における利便性向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクーポン発行システムの具体例1を示すブロック構成図である。
【図2】クーポン情報データベースの構成図である。
【図3】クーポンを本から追加する場合の画面説明図である。
【図4】クーポンを検索で追加する場合の画面説明図である。
【図5】クーポン発行時の流れを示す画面説明図である。
【図6】タイムサービスクーポンを選択してクーポンを発行した場合の画面説明図である。
【図7】優待クーポンに関する画面説明図である。
【図8】具体例2の構成図である。
【図9】具体例2の動作を示すシーケンスチャートである。
【符号の説明】
100 ユーザ端末
200、200a クーポン管理装置
202、202a クーポン情報制御部
211 クーポン情報テーブル
212 クーポンホルダ
213 ユーザ情報テーブル
214 メール情報テーブル
215 利用実績情報テーブル
400 クーポン付き雑誌
500 店舗
501 店舗端末

Claims (12)

  1. クーポンの管理を行うクーポン管理装置とユーザ端末とが通信可能に接続されたクーポン発行システムであって、
    前記クーポン管理装置は、
    店舗を識別する店舗IDごとに、当該店舗に関する店舗情報、および当該店舗で使用可能な一または複数のクーポンに関するクーポン情報を格納し、当該クーポン情報を、前記クーポンを識別するクーポンIDごとに格納するクーポン情報テーブルと、
    ユーザを識別するユーザIDごとに、当該ユーザにより登録された前記クーポンに対応する前記クーポンIDを格納するクーポンホルダと、
    任意のユーザ端末から、当該ユーザ端末のユーザにより登録された前記クーポンの表示要求を受信した場合に、当該ユーザの前記ユーザIDに対応する前記クーポンIDを前記クーポンホルダから取得し、当該取得した前記クーポンIDに対応する前記店舗情報を前記クーポン情報テーブルから抽出して前記ユーザ端末に送信するとともに、当該店舗情報の送信先である前記ユーザ端末から、いずれか一の前記店舗情報に対応する店舗で使用可能なクーポンの発行要求を受信した場合に、前記クーポン情報テーブルに格納されている前記クーポン情報に基づいて前記クーポンの発行要求に対応する前記クーポンを発行し、当該発行した前記クーポンを前記ユーザ端末に送信するクーポン情報制御部と、を備え、
    前記ユーザ端末は、
    前記ユーザの操作指示に従って前記クーポンの表示要求および前記クーポンの発行要求を前記クーポン管理装置に送信する送信部と、
    前記クーポン管理装置から送信された前記店舗情報および前記クーポンを表示する表示部と、を備える
    ことを特徴とするクーポン発行システム。
  2. 前記クーポン情報制御部は、ユーザ端末から所定のクーポン検索要求を受信した場合には、当該クーポン検索要求で指定された条件に一致する前記店舗情報を前記クーポン情報テーブルから抽出して前記ユーザ端末に送信し、
    前記送信部は、クーポン検索の条件を付与して前記クーポン検索要求を前記クーポン管理装置に送信し、
    前記表示部は、前記クーポン管理装置から送信された前記クーポン検索要求の結果である前記店舗情報を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載のクーポン発行システム。
  3. 前記クーポン情報テーブルは、前記クーポンIDごとに、当該クーポンの掲示期間を示す掲示期間情報をさらに格納し、
    前記クーポン情報制御部は、前記店舗情報を前記クーポン情報テーブルから抽出する際に、前記クーポン情報テーブルに格納された前記掲示期間情報を参照し、掲示期間の範囲内である前記店舗情報を抽出する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のクーポン発行システム。
  4. 前記クーポン情報テーブルは、前記クーポンIDごとに、当該クーポンの区分を示すクーポン区分情報をさらに格納し、
    前記クーポン情報制御部は、前記クーポン情報テーブルから抽出した前記店舗情報を前記ユーザ端末に送信する際に、当該店舗情報に対応する前記クーポン区分情報を参照し、当該クーポン区分情報がタイムサービスクーポンであることを示す前記店舗情報が、当該クーポン区分情報が通常クーポンであることを示す前記店舗情報よりも上位に表示されるように送信する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のクーポン発行システム。
  5. 前記送信部は、クーポンを提供している店舗を特定するための店舗特定情報を含むクーポン登録要求を前記クーポン管理装置に送信し、
    前記クーポン情報制御部は、前記クーポン登録要求を受信した場合に、前記店舗特定情報に対応する前記店舗IDを前記クーポン情報テーブルから抽出し、当該抽出した前記店舗IDを、前記クーポン登録要求を入力したユーザの前記ユーザIDに対応付けてクーポンホルダに格納する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のクーポン発行システム。
  6. 前記クーポン情報制御部は、前記ユーザ端末へのクーポン発行履歴に基づいて、当該ユーザ端末のユーザに固有の優待クーポン情報を作成し、当該優待クーポン情報を前記ユーザ端末に送信する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のクーポン発行システム。
  7. 前記クーポン情報制御部は、前記クーポンホルダに格納されている店舗IDに対応するクーポン情報と、それ以外のクーポン情報とを分類して優待クーポン情報を作成する
    ことを特徴とする請求項6に記載のクーポン発行システム。
  8. 前記クーポン情報制御部は、前記ユーザ端末の前記クーポン管理装置へのアクセス地点の位置情報を取得し、当該位置情報に基づいて、前記ユーザ端末のホームポジションを特定し、当該ホームポジションに基づいて、優待クーポン情報を作成する
    ことを特徴とする請求項6または7に記載のクーポン発行システム。
  9. 前記クーポン情報制御部は、クーポンを発行する場合には、クーポン毎にクーポン識別情報を付与し、当該クーポン識別情報に基づいて、ユーザ毎に使用されたクーポンの利用実績を記録するとともに、当該利用実績に基づいて、優待クーポン情報を作成する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のクーポン発行システム。
  10. クーポンが使用される店舗に設置され、当該クーポンが使用された場合に、前記クーポン識別情報をクーポン管理装置に送信する店舗端末をさらに備え、
    前記クーポン情報制御部は、前記店舗端末から送信された前記クーポン識別情報に基づいて前記利用実績を記録する
    ことを特徴とする請求項9に記載のクーポン発行システム。
  11. 店舗を識別する店舗IDごとに、当該店舗に関する店舗情報、および当該店舗で使用可能な一または複数のクーポンに関するクーポン情報を格納し、当該クーポン情報を、前記クーポンを識別するクーポンIDごとに格納するクーポン情報テーブルと、ユーザを識別するユーザIDごとに、当該ユーザにより登録された前記クーポンに対応する前記クーポンIDを格納するクーポンホルダと、を備えるクーポン発行装置におけるクーポン発行方法であって、
    前記クーポン発行装置が、
    任意のユーザ端末から、当該ユーザ端末のユーザにより登録された前記クーポンの表示要求を受信した場合に、当該ユーザの前記ユーザIDに対応する前記クーポンIDを前記クーポンホルダから取得し、当該取得した前記クーポンIDに対応する前記店舗情報を前記クーポン情報テーブルから抽出して前記ユーザ端末に送信するステップと、
    前記店舗情報の送信先である前記ユーザ端末から、いずれか一の前記店舗情報に対応する店舗で使用可能なクーポンの発行要求を受信した場合に、前記クーポン情報テーブルに格納されている前記クーポン情報に基づいて前記クーポンの発行要求に対応する前記クーポンを発行し、当該発行した前記クーポンを前記ユーザ端末に送信するステップと、
    を含むことを特徴とするクーポン発行方法。
  12. 店舗を識別する店舗IDごとに、当該店舗に関する店舗情報、および当該店舗で使用可能な一または複数のクーポンに関するクーポン情報を格納し、当該クーポン情報を、前記クーポンを識別するクーポンIDごとに格納するクーポン情報テーブルと、
    ユーザを識別するユーザIDごとに、当該ユーザにより登録された前記クーポンに対応する前記クーポンIDを格納するクーポンホルダと、
    任意のユーザ端末から、当該ユーザ端末のユーザにより登録された前記クーポンの表示要求を受信した場合に、当該ユーザの前記ユーザIDに対応する前記クーポンIDを前記クーポンホルダから取得し、当該取得した前記クーポンIDに対応する前記店舗情報を前記クーポン情報テーブルから抽出して前記ユーザ端末に送信するとともに、当該店舗情報の送信先である前記ユーザ端末から、いずれか一の前記店舗情報に対応する店舗で使用可能なクーポンの発行要求を受信した場合に、前記クーポン情報テーブルに格納されている前記クーポン情報に基づいて前記クーポンの発行要求に対応する前記クーポンを発行し、当該発行した前記クーポンを前記ユーザ端末に送信するクーポン情報制御部と、
    を備えることを特徴とするクーポン発行装置。
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