JP2014130458A - クーポン提供システムおよびクーポン提供方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】クーポン利用を促進させることが可能なクーポン提供システム等を提供する。
【解決手段】携帯端末の透かし読み取りアプリケーションは、ダイレクトメール上の電子透かし領域を撮影部に読み取らせ(S2)、読み取らせた透かしIDとアプリケーションIDをブラウザ経由で、クーポン管理サーバに送信し、コマーシャル情報送信を要求する(S3、S4)。クーポン管理サーバは、透かしIDに対応するコマーシャル情報を検索し、携帯端末3に返信する(S5、S7)。携帯端末のブラウザは、受信したコマーシャル情報を再生し、再生終了後にクーポン取得ボタンを表示させ、そのボタン押下を検知すると、クーポン管理サーバにクーポン情報送信を要求する(S8〜S11)。クーポン管理サーバは、先に送信したコマーシャル情報のコマーシャルIDに対応するクーポン情報を検索し(S12)、携帯端末に返信する(S19)。
【選択図】図5
【解決手段】携帯端末の透かし読み取りアプリケーションは、ダイレクトメール上の電子透かし領域を撮影部に読み取らせ(S2)、読み取らせた透かしIDとアプリケーションIDをブラウザ経由で、クーポン管理サーバに送信し、コマーシャル情報送信を要求する(S3、S4)。クーポン管理サーバは、透かしIDに対応するコマーシャル情報を検索し、携帯端末3に返信する(S5、S7)。携帯端末のブラウザは、受信したコマーシャル情報を再生し、再生終了後にクーポン取得ボタンを表示させ、そのボタン押下を検知すると、クーポン管理サーバにクーポン情報送信を要求する(S8〜S11)。クーポン管理サーバは、先に送信したコマーシャル情報のコマーシャルIDに対応するクーポン情報を検索し(S12)、携帯端末に返信する(S19)。
【選択図】図5
Description
本発明は、サーバ側で管理されるクーポンを、ネットワークを介して接続された端末等に提供するクーポン提供システム等に関するものである。
近年、携帯電話機やスマートフォンなどの携帯情報端末の普及に伴い、商品の割引サービスや商品の無料サービスなどの特典が付加された紙媒体のクーポン券を電子化した電子クーポンを携帯情報端末に記憶させ、店舗で電子クーポンを利用できるようになってきている。
例えば、特許文献1には、利用者が、クーポンやチケットに関する情報を、ネットワークを介して容易に入手することができるデータ送受信サービスに関する技術が提案されている。また特許文献2には、RFIDタグに記録された電子クーポンのクーポン情報を店舗側で容易に確認することができる電子クーポンサービスに関する技術が提案されている。
特許文献1および特許文献2に記載の技術では、ユーザに電子クーポンを配布したとしても、ユーザがその電子クーポンを利用するとは限らず、販売実績につながらないのが現状である。つまり、ユーザに対し、クーポン利用を促進させるシステムは考慮されていない課題があった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的とすることは、クーポン利用を促進させることが可能なクーポン提供システムなどを提供することである。
前述した目的を達成するための第1の発明は、クーポン情報を管理するクーポン管理サーバと、クーポン利用端末と、携帯端末とがネットワークを介して接続されるクーポン提供システムであって、前記クーポン管理サーバは、前記クーポン情報、コマーシャル情報、および前記携帯端末が所有するアプリケーションのアプリーケーションIDであって携帯端末毎に異なるものを記憶する記憶手段と、前記携帯端末から送信されてくる前記コマーシャル情報の識別情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記コマーシャル情報を読み出し、前記ネットワークを介して前記携帯端末に送信する第1の送信手段と、前記携帯端末からの要求に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記コマーシャル情報に紐付けられた前記クーポン情報のクーポンIDを読み出し、前記ネットワークを介して前記携帯端末に送信する第2の送信手段と、読み出された前記クーポン情報のクーポンIDと前記アプリケーションIDを対応付ける対応付け手段と、を具備し、前記クーポン利用端末は、前記携帯端末から前記アプリケーションIDを受信すると、前記ネットワークを介して前記クーポン管理サーバにアクセスし、前記アプリケーションIDに紐付けられた前記クーポン情報を受信し、提示する提示手段を具備することを特徴とするクーポン提供システムである。
第1の発明によって、クーポン利用を促進させることが可能能となる。
第1の発明によって、クーポン利用を促進させることが可能能となる。
前記コマーシャル情報の識別情報は、印刷物に埋め込まれた透かし情報であり、前記印刷物を撮像することによって得られる。
これによって、クーポン提供のために作成するダイレクトメールのデザイン性を損なわずに済む。
これによって、クーポン提供のために作成するダイレクトメールのデザイン性を損なわずに済む。
前記クーポン管理サーバの記憶手段は、前記クーポン情報の取得履歴、前記コマーシャル情報の閲覧履歴をさらに記憶する。
これによって、ユーザのクーポン取得状況や利用状況を管理することができる。
これによって、ユーザのクーポン取得状況や利用状況を管理することができる。
前記携帯端末および前記クーポン利用端末は、近距離無線通信方式により通信を行う。
これによって、クーポンを、店舗などの利用端末に高速で送信し、簡便に割引処理を受けることができる。
これによって、クーポンを、店舗などの利用端末に高速で送信し、簡便に割引処理を受けることができる。
第2の発明は、クーポン情報を管理するクーポン管理サーバと、クーポン利用端末と、携帯端末とがネットワークを介して接続されるクーポン提供システムで行われるクーポン提供方法であって、前記クーポン管理サーバは、前記クーポン情報、コマーシャル情報、および前記携帯端末が所有するアプリケーションのアプリーケーションIDであって携帯端末毎に異なるものを記憶する記憶ステップと、前記携帯端末から送信されてくる前記コマーシャル情報の識別子に基づいて、前記記憶ステップで記憶されたコマーシャル情報を読み出し、前記ネットワークを介して前記携帯端末に送信する第1の送信ステップと、前記携帯端末からの要求に基づいて、前記記憶ステップで記憶された前記コマーシャル情報に紐付けられた前記クーポン情報のクーポンIDを読み出し、前記ネットワークを介して前記携帯端末に送信する第2の送信ステップと、読み出された前記クーポン情報のクーポンIDと前記アプリケーションIDを対応付ける対応付けステップと、を含み、前記クーポン利用端末は、前記携帯端末から前記アプリケーションIDを受信すると、前記ネットワークを介して前記クーポン管理サーバにアクセスし、前記アプリケーションIDに紐付けられた前記クーポン情報を受信し、提示する提示ステップを含むことを特徴とするクーポン提供方法である。
第2の発明によって、クーポン利用を促進させることが可能能となる。
第2の発明によって、クーポン利用を促進させることが可能能となる。
本発明により、クーポン利用を促進させることが可能なクーポン提供システム等を提供することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
[本発明の実施の形態]
(クーポン提供システムの構成)
図1は、本発明の実施の形態に係るクーポン提供システム1の構成例を示す図である。
(クーポン提供システムの構成)
図1は、本発明の実施の形態に係るクーポン提供システム1の構成例を示す図である。
図1に示すように、クーポン提供システム1は、クーポン管理サーバ2、携帯端末3、およびクーポン利用端末4がネットワーク6を介して接続されることで構成されている。ネットワーク6は、LAN(Local Area Network)、インターネット等である。なお、クーポン管理サーバ2、携帯端末3、クーポン利用端末4、およびR/W(リーダ/ライタ)5の数は、任意であり、それぞれ複数設けることも勿論可能である。
クーポン発行者は、クーポン管理サーバ2に保管されている、対象商品の販促用のコマーシャル情報にアクセスするためのIDを電子透かしとして埋め込んだダイレクトメールを作成し、消費者(携帯端末3のユーザ等)に発送する。
以下、電子透かしとして埋め込んだIDを、透かしIDと称する。本実施の形態においては、ダイレクトメールに透かしIDを埋め込む場合を例に挙げ説明するが、これに限らず、例えば、郵便物(葉書、封書(クレジットカードの明細書等))、郵送に準じる送付手段(メール便等)による印刷物、個人を訪問して直接渡す印刷物(デパート外商部員が、個人宅を訪問して渡すパンプレット等)、消費者に販売促進等を目的に配布される印刷物に透かしIDを埋め込むようにしてもよい。
クーポン管理サーバ2は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等を有するコンピュータであり、クーポン情報、および、クーポン情報に関連するコマーシャル情報をデータテーブルで管理している。
クーポン管理サーバ2は、携帯端末3からのクーポン送信要求を受信すると、その送信要求に含まれる透かしIDに基づいて、データテーブルから対応するコマーシャル情報を読み出し、携帯端末3に返信する。クーポン管理サーバ2は、携帯端末3に先に返信したコマーシャル情報の閲覧(再生)が終了した後、データテーブルからコマーシャル情報に関連するクーポン情報を読み出し、携帯端末3に返信する。クーポン管理サーバ2は、携帯端末3からのクーポン送信要求に含まれる携帯端末3が所有するアプリケーションのアプリケーションIDをクーポン情報に紐付けてデータテーブルに記憶する。
また、クーポン管理サーバ2は、クーポン利用端末4からクーポン送信要求を受信すると、その送信要求に含まれる携帯端末3のアプリケーションIDに基づいて、アプリケーションIDに紐付けられたクーポン情報をデータテーブルから読み出し、クーポン利用端末4に返信する。さらに、クーポン管理サーバ2は、クーポン利用端末4からクーポンの利用通知を受信すると、データテーブルで管理しているクーポン情報の履歴を更新する。
携帯端末3は、CPU、ROM、RAM、入力部、および表示画面などを実装した携帯型コンピュータであって、例えば、スマートフォン、カメラ付き携帯電話機、タブレット端末(携帯情報端末)等である。
携帯端末3は、クーポン発行者から発送されたダイレクトメール上の電子透かしを読み取ると、予め記憶しているクーポン管理サーバ2にアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)に基づいて、ネットワーク6を介してクーポン管理サーバ2にアクセスし、読み取ったデータ(透かしID)を送信し、対応するコマーシャル情報を取得する。携帯端末3は、取得したコマーシャル情報を閲覧(再生)し、閲覧後、そのコマーシャル情報に関連するクーポン情報をクーポン管理サーバ2から受信し、表示する。
携帯端末3は、NFC(Near Field Communication)方式の近距離無線通信機能を備えている。
NFC方式の近距離無線通信とは、ISO/IEC21481(NFCIP−2)規格に沿った通信方式、又は、将来これを含んで拡張される通信方式を意味する。NFC方式のデバイスには、対応すべき3つのモードが規定されている。
1.リーダ/ライタモード
NFCデバイスが、非接触ICカードに相当するデバイスから、データの読み込み及び書き込みを行うモードである。
2.カードエミュレーションモード
NFCデバイスが、非接触ICカードの役割をするモードである。
3.P2P(Pear to Pear)モード
NFC方式のデバイス(イニシエータ)が、他のNFC方式のデバイス(ターゲット)と、双方向通信をするモードである。
1.リーダ/ライタモード
NFCデバイスが、非接触ICカードに相当するデバイスから、データの読み込み及び書き込みを行うモードである。
2.カードエミュレーションモード
NFCデバイスが、非接触ICカードの役割をするモードである。
3.P2P(Pear to Pear)モード
NFC方式のデバイス(イニシエータ)が、他のNFC方式のデバイス(ターゲット)と、双方向通信をするモードである。
クーポン利用端末4は、例えば、店舗や街頭に設置されたPOS(Point Of Sales)システムである。クーポン利用端末4には、NFC方式の近距離無線通信を行うR/W(リーダ/ライタ)5が接続されている。
例えば、商品購入の際、ユーザが、R/W5に携帯端末3をかざす(近接させる)と、クーポン利用端末4は、R/W5を介して、NFC方式のP2Pモードで携帯端末3のアプリケーションIDを取得し、そのアプリケーションIDに基づいて利用可能なクーポン情報をクーポン管理サーバ2に問い合わせ、問い合わせに応じて返信されてくるクーポン情報を取得し、表示画面に提示する。そして、ユーザによって、利用クーポンが選択されると、クーポン利用端末4は、選択されたクーポン情報に基づいた割引処理を実行し、クーポンの利用通知をクーポン管理サーバ2に送信する。
(各端末の構成)
図2は、クーポン管理サーバ2(クーポン利用端末4)の構成例を示す図である。尚、図2の構成はあくまで一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
図2は、クーポン管理サーバ2(クーポン利用端末4)の構成例を示す図である。尚、図2の構成はあくまで一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
クーポン管理サーバ2(クーポン利用端末4)を実現するコンピュータは、制御部11、記憶部12、メディア入出力部13、通信制御部14、入力部15、表示部16、周辺機器I/F(インターフェース)部17等が、バス18を介して接続される。
制御部11は、CPU、ROM、RAM等で構成される。
CPUは、記憶部12、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス18を介して接続された各部を駆動制御し、クーポン管理サーバ2(クーポン利用端末4)が行う後述する処理を実現する。ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS(Basic Input/Output System)等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。RAMは、揮発性メモリであり、記憶部12、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部11が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部12は、HDD(ハードディスクドライブ)であり、制御部11が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等を格納する。プログラムに関しては、OSに相当する制御プログラムや、後述する処理をコンピュータに実行させるためのアプリケーションプログラムが格納されている。これらの各プログラムコードは、制御部11により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
メディア入出力部13(ドライブ装置)は、データの入出力を行い、例えば、CDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)等のメディア入出力装置を有する。通信制御部14は、通信制御装置、通信ポート等を有し、コンピュータとネットワーク6間の通信を媒介する通信インターフェースであり、ネットワーク6を介して、他のコンピュータ間との通信制御を行う。ネットワーク6は、有線、無線を問わない。
入力部15は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。入力部15を介して、コンピュータに対して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。表示部16は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。
周辺機器I/F(インターフェース)部17は、コンピュータに周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部17を介してコンピュータは周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器I/F部17は、USB(Universal Serial Bus)やIEEE(The Institute of
Electrical and Electronics Engineers)1394やRS−232C等で構成されており、通常複数の周辺機器I/Fを有する。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。バス18は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
Electrical and Electronics Engineers)1394やRS−232C等で構成されており、通常複数の周辺機器I/Fを有する。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。バス18は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図3は、クーポン管理サーバ2の記憶部12に記憶されるデータテーブルの一例を示す図である。図3に示すように、クーポン管理サーバ2の記憶部12は、少なくとも、透かし管理テーブル21、コマーシャル管理テーブル22、クーポン管理テーブル23、コマーシャル閲覧履歴テーブル24、クーポン取得履歴テーブル25、およびユーザ情報テーブル26を記憶している。
透かし管理テーブル21は、少なくとも、透かしID21A、コマーシャルID21B、クーポンID21Cを記憶する。透かしID21Aは、ダイレクトメールに電子透かしとして埋め込まれた透かし情報を一意に識別するための情報である。コマーシャルID21Bは、透かしID21Aに紐付けられたコマーシャル情報を一意に識別するための情報である。クーポンID21Cは、透かしID21AおよびコマーシャルID21Bに紐付けられたクーポン情報を一意に識別するための情報である。
コマーシャル管理テーブル22は、少なくとも、コマーシャルID22A、ファイル名22Bを記憶する。コマーシャルID22Aは、コマーシャル情報を一意に識別するための情報であり、透かし管理テーブル21のコマーシャルID21Bに紐付けられている。ファイル名22Bは、動画などのコマーシャル情報である。
クーポン管理テーブル23は、少なくとも、クーポンID23A、特典内容23B、利用回数上限23C、利用開始日時23D、利用終了日時23Eを記憶する。クーポンID23Aは、クーポン情報を一意に識別するための情報であり、透かし管理テーブル21のクーポンID21Cに紐付けられている。特典内容23Bは、クーポン名称、割引率(または割引額)、発行者、画像等を含む。利用回数上限23Cは、クーポン情報の利用可能な上限回数を示す。利用開始日時23Dは、クーポン情報の利用可能な期間の開始日時を示す。利用終了日時23Eは、クーポン情報の利用可能な期間の終了日時を示す。
コマーシャル閲覧履歴テーブル24は、少なくとも、アプリケーションID24A、コマーシャルID24B、閲覧日時24Cを記憶する。アプリケーションID24Aは、携帯端末3が所有する透かし読み取りアプリケーションを一意に識別するための情報である。コマーシャルID24Bは、コマーシャル情報を一意に識別するための情報であり、透かし管理テーブル21のコマーシャルID21B、コマーシャル管理テーブル22のコマーシャルID22Aに紐付けられている。閲覧日時24Cは、コマーシャルID24Bに紐付けられたコマーシャル情報(コマーシャル管理テーブル22のファイル名22B)が携帯端末3で閲覧された日時を示す。
クーポン取得履歴テーブル25は、少なくとも、アプリケーションID25A、クーポンID25B、発行日時25C、利用回数25D、最終利用日時25Eを記憶する。アプリケーションID25Aは、携帯端末3が所有する透かし読み取りアプリケーションを一意に識別するための情報であり、コマーシャル閲覧履歴テーブル24のアプリケーションID24Aに紐付けられている。クーポンID25Bは、クーポン情報を一意に識別するための情報であり、透かし管理テーブル21のクーポンID21C、クーポン管理テーブル23のクーポンID23Aに紐付けられている。発行日時25Cは、クーポン情報を携帯端末3に発行(送信)した日時を示す。利用回数25Dは、携帯端末3がクーポンID25Bに対応するクーポン情報を利用した回数を示す。最終利用日時25Eは、携帯端末3がクーポンID25Bに対応するクーポン情報を利用した最終日時を示す。
ユーザ情報テーブル26は、少なくとも、アプリケーションID26A、メールアドレス26B、性別26C、年齢26D、郵便番号26Eを記憶する。アプリケーションID26Aは、携帯端末3が所有する透かし読み取りアプリケーションを一意に識別するための情報であり、コマーシャル閲覧履歴テーブル24のアプリケーションID24A、クーポン取得履歴テーブル25のアプリケーションID25Aに紐付けられている。メールアドレス26Bは、携帯端末3のユーザが所有するメールアドレスを示す。性別26Cは、携帯端末3のユーザの性別を示す。年齢26Dは、携帯端末3のユーザの年齢を示す。郵便番号26Eは、携帯端末3のユーザが居住する住所の郵便番号を示す。
図4は、携帯端末3の構成例を示す図である。尚、図4の構成は、あくまで一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
携帯端末3は、制御部31、記憶部32、通信制御部33、入力部34、表示部35、近距離無線通信部36、撮影部37などが、バス38を介して接続される。
制御部31は、CPU、ROM、RAM等で構成される。制御部31は、記憶部32に記憶されたプログラムに基づいて所定の処理を行い、通話機能、ブラウザ機能、およびメール機能などを実現する。また制御部31は、撮影部37を制御し、ダイレクトメール上に埋め込まれている電子透かしを撮影させ、その撮影画像から透かし情報を読み取る。
記憶部32は、制御部31が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS等を格納するとともに、近距離無線通信部36経由で提供されたデータ等を記憶する。
通信制御部33は、通信制御装置、通信ポート等を有し、携帯端末3とネットワーク6間の通信を媒介する通信インターフェースであり、ネットワーク6を介して、他のコンピュータ又は他の携帯端末との音声通信やデータ通信の制御を行う。
入力部34は、ボタンやタッチパネルなどで構成され、操作指示、動作指示、データ入力等を行う。表示部35は、液晶パネル等のディスプレイ装置であり、制御部31から供給される情報を表示する。入力部34および表示部35は、タッチパネルディスプレイのように、一体となっていても良い。
近距離無線通信部36は、図示しないアンテナを用いて、NFC方式の近距離無線通信を行う。撮影部37は、デジタルスチルカメラ等からなり、制御部31の制御の下、ダイレクトメールの電子透かしが埋め込まれた所定領域を撮影する。
(クーポン取得処理)
図5は、携帯端末3がクーポン管理サーバ2からクーポンを取得する処理を説明するフローチャートである。この処理を開始するにあたり、携帯端末3のユーザには、予めクーポン発行者から、電子透かしが埋め込まれたダイレクトメールが発送されている。
図5は、携帯端末3がクーポン管理サーバ2からクーポンを取得する処理を説明するフローチャートである。この処理を開始するにあたり、携帯端末3のユーザには、予めクーポン発行者から、電子透かしが埋め込まれたダイレクトメールが発送されている。
ステップS1において、携帯端末3の制御部31は、ユーザからのアプリケーション起動指示に基づいて、記憶部32から透かし読み取りアプリケーションを読み出し、起動する。ステップS2において、携帯端末3の制御部31(透かし読み取りアプリケーション)は、ユーザからの撮影指示に基づいて、撮影部37を制御し、ダイレクトメール上の電子透かしが埋め込まれた所定領域を読み取らせる。
ステップS3において、携帯端末3の制御部31(透かし読み取りアプリケーション)は、記憶部32からブラウザを読み出して起動させるとともに、ステップS2の処理で読み取らせた透かしID、予め記憶しているクーポン管理サーバ2にアクセスするためのURL、および透かし読み取りアプリケーションのアプリケーションIDをブラウザに渡す。
ステップS4において、携帯端末3の制御部31(ブラウザ)は、クーポン管理サーバ2にアクセスするためのURLに基づいて、クーポン管理サーバ2にアクセスし、透かし読み取りアプリケーションから受け取った透かしIDおよびアプリケーションIDを、ネットワーク6を介してクーポン管理サーバ2に送信し、コマーシャル情報の送信を要求する。
ステップS5において、クーポン管理サーバ2の制御部11は、携帯端末3からの要求に応じて、要求に含まれる透かしIDに対応するコマーシャル情報を記憶部12から検索する。より詳細には、透かし管理テーブル21の透かしID21Aに紐付けられたコマーシャルID21Bが検索され、そのコマーシャルID21Bから、コマーシャル管理テーブル22のコマーシャルID22Aに紐付けられたファイル名22Bが検索される。
ステップS6において、クーポン管理サーバ2の制御部11は、ステップS5の処理で受信した要求に含まれるアプリケーションID、ステップS5の処理で検索したコマーシャル情報のコマーシャルID、および閲覧日時(いまの日時)を履歴として、記憶部12のコマーシャル閲覧履歴テーブル24に追加する。ステップS7において、クーポン管理サーバ2の制御部11は、ステップS5の処理で検索したコマーシャル情報(ファイル名22B)を、ネットワーク6を介して携帯端末3に送信する。
ステップS8において、携帯端末3の制御部31(ブラウザ)は、ネットワーク6を介してクーポン管理サーバ2から送信されてきたコマーシャル情報を受信する。ステップS9において、携帯端末3の制御部31(ブラウザ)は、ステップS8の処理で受信したコマーシャル情報を表示部35で再生(閲覧)させる。これにより、例えば、図6に示すようなコマーシャル再生画面が表示部35に再生される。
ステップS10において、携帯端末3の制御部31(ブラウザ)は、表示部35で再生されているコマーシャル情報の再生(閲覧)が終了したと判定した場合、コマーシャル再生画面上に、例えば、図7に示すようなクーポン取得ボタン41を重畳表示させる。ユーザは、クーポン取得ボタン41を押下することで、クーポン管理サーバ2に対し、クーポン情報の送信を要求することができる。
ステップS11において、携帯端末3の制御部31(ブラウザ)は、ユーザによるクーポン取得ボタン41の押下を検知し、ネットワーク6を介してクーポン管理サーバ2にクーポン情報の送信を要求する。
ステップS12において、クーポン管理サーバ2の制御部11は、携帯端末3からの要求に応じて、先に送信したコマーシャル情報のコマーシャルIDに対応するクーポン情報を記憶部12から検索する。より詳細には、透かし管理テーブル21のコマーシャルID21Bに紐付けられたクーポンID21Cが検索され、そのクーポンID21Cから、クーポン管理テーブル23のクーポンID23Aが検索される。
ステップS13において、クーポン管理サーバ2の制御部11は、ステップS5の処理で受信したアプリケーションID、ステップS12の処理で検索したクーポンID、発行日時(いまの日時)、利用回数(いまの場合、1回)、および最終利用日時(いまの場合、発行日時と同じ)を履歴として、記憶部12のクーポン取得履歴テーブル25に追加する。
ステップS14において、クーポン管理サーバ2の制御部11は、ステップS5の処理で受信した要求に含まれるアプリケーションIDが、ユーザ情報テーブル26に登録されているか否かを判定し、ユーザ情報が無い(アプリケーションIDが無い)と判定した場合、ステップS15に進む。ステップS15において、クーポン管理サーバ2の制御部11は、ユーザ情報入力画面のデータを、ネットワーク6を介して携帯端末3に返信する。これにより、携帯端末3の表示部35には、例えば、図8に示すようなユーザ情報入力画面が表示され、ユーザは、メールアドレス、性別、年齢、郵便番号等を入力し、ユーザ登録の手続きを行うことができる。
ステップS16において、携帯端末3の制御部31(ブラウザ)は、表示部35に表示されているユーザ情報入力画面への入力を検知する。ステップS17において、携帯端末3の制御部31(ブラウザ)は、ステップS16の処理で検知したユーザ情報を、ネットワーク6を介してクーポン管理サーバ2へ送信する。
ステップS18において、クーポン管理サーバ2の制御部11は、ネットワーク6を介して携帯端末3より送信されてきたユーザ情報を受信し、ステップS5の処理で受信したアプリケーションIDに紐付けて、記憶部12のユーザ情報テーブル26に登録する。
ステップS14において、クーポン管理サーバ2の制御部11は、ユーザ情報テーブル26にユーザ情報が登録されている(アプリケーションIDが有る)と判定した場合、ステップS15〜S18の処理をスキップし、ステップS19に進む。
ステップS19において、クーポン管理サーバ2の制御部11は、ステップS12の処理で検索したクーポン情報(例えば、クーポンIDおよびクーポン表示画面のデータ)を、ネットワーク6を介して携帯端末3に返信する。ステップS20において、携帯端末3の制御部31は、ネットワーク6を介してクーポン管理サーバ2から送信されてきたクーポン情報を表示部35に表示させる。これにより、例えば、図9に示すようなクーポン表示画面が表示部35に表示される。
(クーポン利用処理)
図10は、携帯端末3のユーザがクーポンを利用する処理を説明するフローチャートである。この処理を開始するにあたり、ユーザは、販売店を訪問し、対象商品を購入する際、携帯端末3をクーポン利用端末4に接続されたR/W5にかざす(近接させる)。
図10は、携帯端末3のユーザがクーポンを利用する処理を説明するフローチャートである。この処理を開始するにあたり、ユーザは、販売店を訪問し、対象商品を購入する際、携帯端末3をクーポン利用端末4に接続されたR/W5にかざす(近接させる)。
ステップS31において、クーポン利用端末4の制御部11は、NFC方式のP2Pモードで、R/W5を介して携帯端末3を検知し、アプリケーション起動コマンドを、R/W5を介して携帯端末3に送信する。ステップS32において、携帯端末3の制御部31は、近距離無線通信部36を介して、NFC方式のP2Pモードで送信されてきたアプリケーション起動コマンドを受信し、記憶部32から透かし読み取りアプリケーションを読み出し、起動する。
ステップS33において、携帯端末3の制御部31(透かし読み取りアプリケーション)は、NFC方式のP2Pモードで、近距離無線通信部36およびR/W5を介してクーポン利用端末4にアプリケーションIDを通知する。ステップS34において、クーポン利用端末4の制御部11は、NFC方式のP2Pモードで、携帯端末3からR/W5を介して送信されてきたアプリケーションIDを取得する。
ステップS35において、クーポン利用端末4の制御部11は、携帯端末3から取得したアプリケーションIDを、ネットワーク6を介してクーポン管理サーバ2に送信し、そのアプリケーションIDに紐付いたクーポンを問い合わせる。
ステップS36において、クーポン管理サーバ2の制御部11は、ネットワーク6を介してクーポン利用端末4から送信されてきたアプリケーションIDに基づいて、記憶部12のクーポン取得履歴テーブル25を参照し、利用可能なクーポン情報を検索する。より詳細には、クーポン取得履歴テーブル25のアプリケーションID25Aに紐付けられたクーポンID25Bが検索され、そのクーポンID25Bから、クーポン管理テーブル23のクーポンID23Aに紐付けられた特典内容23B〜利用終了日時23Eが検索される。
ステップS37において、クーポン管理サーバ2の制御部11は、ステップS36の処理で検索したクーポン情報を、ネットワーク6を介してクーポン利用端末4に送信する。ステップS38において、クーポン利用端末4の制御部11は、ネットワーク6を介してクーポン管理サーバ2から送信されてきたクーポン情報を受信し、表示部16に表示させる。これにより、例えば、図11に示すようなクーポン一覧画面が表示される。ユーザは、クーポン一覧画面の中から、購入する対象商品のクーポンを選択(押下)し、購入手続きを進める。
ステップS39において、クーポン利用端末4の制御部11は、表示部16に表示されているクーポン一覧画面上で、ユーザによる利用クーポンの選択を検知すると、選択されたクーポンに関する情報(例えば、クーポンIDなど)を、ネットワーク6を介してクーポン管理サーバ2に送信する。ステップS40において、クーポン管理サーバ2の制御部11は、ネットワーク6を介してクーポン利用端末4から送信されてきた選択クーポンに関する情報に基づいて、記憶部12のクーポン取得履歴テーブル25の利用回数25Dを更新する。
ステップS41において、クーポン利用端末4の制御部11は、選択されたクーポンの特典情報を使って、清算(割引処理)する。クーポン利用端末4の制御部11は、清算後、表示部12に、「ご利用ありがとうございました」といったメッセージを表示させ、処理を終了する。
以上においては、NFC方式のP2Pモードで、透かし読み取りアプリケーションからクーポン利用端末4にアプリケーションIDを通知するようにしたが(ステップS33)、アプリケーションIDを携帯端末3のNFC領域内に保持させるようにしておくことで、R/W5から読み取ることも可能である。また、NFC方式のP2Pモード以外の通信機能でアプリケーションIDを通知または取得することも可能である。
[本発明の実施の形態における効果]
1.以上のように、対象商品の販促用コマーシャルを閲覧させた後に、その商品のクーポンを取得させるようにしたので、販促効果を期待することができる。
2.クーポン管理サーバ2が、携帯端末3のアプリケーションIDと、コマーシャル情報に紐付けられたクーポン情報のクーポンIDを対応付けて管理するようにしたので、携帯端末3側でクーポン情報を管理する必要がなくなる。
3.クーポン管理サーバ2は、コマーシャル閲覧履歴やクーポン取得履歴をテーブルで管理するようにしたので、ユーザがよく利用するクーポンを把握し、集計することができ、嗜好情報として活用することができる。
4.ダイレクトメールに、コマーシャル情報にアクセスするための情報を電子透かしとして埋め込むことにより、ダイレクトメールのデザイン性を損なわずに、秘匿性を持たせた特典情報をユーザに提示することができる。
5.本実施の形態では、コマーシャル情報の閲覧後、クーポン情報を取得することができるようにしたが、これに限らず、例えば、音楽データや動画データ等のコンテンツを取得することができるようにしたり、または、ゲームカードに埋め込まれた電子透かしを読み取ることでアクションの動画が再生され、アクション動画再生後に、ゲームで利用できるキャラクター等のアイテムを取得することができるようにしてもよい。
1.以上のように、対象商品の販促用コマーシャルを閲覧させた後に、その商品のクーポンを取得させるようにしたので、販促効果を期待することができる。
2.クーポン管理サーバ2が、携帯端末3のアプリケーションIDと、コマーシャル情報に紐付けられたクーポン情報のクーポンIDを対応付けて管理するようにしたので、携帯端末3側でクーポン情報を管理する必要がなくなる。
3.クーポン管理サーバ2は、コマーシャル閲覧履歴やクーポン取得履歴をテーブルで管理するようにしたので、ユーザがよく利用するクーポンを把握し、集計することができ、嗜好情報として活用することができる。
4.ダイレクトメールに、コマーシャル情報にアクセスするための情報を電子透かしとして埋め込むことにより、ダイレクトメールのデザイン性を損なわずに、秘匿性を持たせた特典情報をユーザに提示することができる。
5.本実施の形態では、コマーシャル情報の閲覧後、クーポン情報を取得することができるようにしたが、これに限らず、例えば、音楽データや動画データ等のコンテンツを取得することができるようにしたり、または、ゲームカードに埋め込まれた電子透かしを読み取ることでアクションの動画が再生され、アクション動画再生後に、ゲームで利用できるキャラクター等のアイテムを取得することができるようにしてもよい。
[変形例]
以上においては、透かし読み取りアプリケーションが、クーポン管理サーバ2にアクセスするためのURLを予め記憶しており、ダイレクトメール上の透かしIDを読み取ると、読み取った透かしIDと記憶しているURLをブラウザに渡すようにした。本実施の形態は、これに限らず、例えば、ダイレクトメール上に、透かしIDおよびクーポン管理サーバ2にアクセスするためのURLを埋め込むようにすれば、透かし読み取りアプリケーションでURLを管理(記憶)する必要がなくなる。
以上においては、透かし読み取りアプリケーションが、クーポン管理サーバ2にアクセスするためのURLを予め記憶しており、ダイレクトメール上の透かしIDを読み取ると、読み取った透かしIDと記憶しているURLをブラウザに渡すようにした。本実施の形態は、これに限らず、例えば、ダイレクトメール上に、透かしIDおよびクーポン管理サーバ2にアクセスするためのURLを埋め込むようにすれば、透かし読み取りアプリケーションでURLを管理(記憶)する必要がなくなる。
また以上においては、クーポン管理サーバ2でクーポン情報を管理するようにしたが、これに限らず、透かし読み取りアプリケーション内で管理することも可能である。次に、透かし読み取りアプリケーション内でクーポン情報を管理し、そのクーポンを利用する場合の処理について説明する。
(クーポン取得処理)
図12は、携帯端末3がクーポン管理サーバ2からクーポンを取得し、透かし読み取りアプリケーション内に保存する処理を説明するフローチャートである。この処理を開始するにあたり、携帯端末3のユーザには、予めクーポン発行者から、電子透かしが埋め込まれたダイレクトメールが発送されており、ユーザ登録も既に済んでいるものとする。なお、図5のフローチャートを参照して上述した処理と重複する説明は適宜省略する。
図12は、携帯端末3がクーポン管理サーバ2からクーポンを取得し、透かし読み取りアプリケーション内に保存する処理を説明するフローチャートである。この処理を開始するにあたり、携帯端末3のユーザには、予めクーポン発行者から、電子透かしが埋め込まれたダイレクトメールが発送されており、ユーザ登録も既に済んでいるものとする。なお、図5のフローチャートを参照して上述した処理と重複する説明は適宜省略する。
ステップS51、S52において、携帯端末3の制御部31(透かし読み取りアプリケーション)は、ユーザからのアプリケーション起動指示に基づいて、透かし読み取りアプリケーションを起動し、ユーザからの撮影指示に基づいて、撮影部37に、ダイレクトメール上の電子透かしが埋め込まれた所定領域を読み取らせる。
ステップS53において、携帯端末3の制御部31(透かし読み取りアプリケーション)は、ステップS52の処理で読み取らせた透かしIDおよびアプリケーションIDを、ネットワーク6を介してクーポン管理サーバ2に送信し、コマーシャル情報の送信を要求する。
ステップS54、S55において、クーポン管理サーバ2の制御部11は、携帯端末3からの要求に応じて、要求に含まれる透かしIDに対応するコマーシャル情報を記憶部12から検索し、検索したコマーシャル情報(コマーシャルID)、要求に含まれるアプリケーションID、および閲覧日時を履歴として、記憶部12のコマーシャル閲覧履歴テーブル24に追加する。ステップS56において、クーポン管理サーバ2の制御部11は、ステップS54の処理で検索したコマーシャル情報を、ネットワーク6を介して携帯端末3に送信する。
ステップS57、S58において、携帯端末3の制御部31(透かし読み取りアプリケーション)は、ネットワーク6を介してクーポン管理サーバ2にから送信されてきたコマーシャル情報を受信し、図6に示したようなコマーシャル再生画面を表示部35で再生(閲覧)させる。
ステップS59、S60において、携帯端末3の制御部31(透かし読み取りアプリケーション)は、表示部35で再生されているコマーシャル情報の再生(閲覧)が終了したと判定した場合、コマーシャル再生画面上に、図7に示したようなクーポン取得ボタン41を重畳表示させ、ユーザによるクーポン取得ボタン41の押下を検知し、ネットワーク6を介してクーポン管理サーバ2にクーポン情報の送信を要求する。
ステップS61において、クーポン管理サーバ2の制御部11は、携帯端末3からの要求に応じて、先に送信したコマーシャル情報のコマーシャルIDに対応するクーポン情報を記憶部12から検索する。より詳細には、透かし管理テーブル21のコマーシャルID21Bに紐付けられたクーポンID21Cが検索され、そのクーポンID21Cから、クーポン管理テーブル23のクーポンID23Aに紐付けられた特典内容23B〜利用終了日時23Eが検索される。
ステップS62において、クーポン管理サーバ2の制御部11は、ステップS61の処理で検索したクーポン情報、ステップS54の処理で受信したアプリケーションID、発行日時、利用回数、および最終利用日時を履歴として、記憶部12のクーポン取得履歴テーブル25に追加する。ステップS63において、クーポン管理サーバ2の制御部11は、ステップS61の処理で検索したクーポン情報を、ネットワーク6を介して携帯端末3に返信する。
ステップS64において、携帯端末3の制御部31(透かし読み取りアプリケーション)は、ネットワーク6を介してクーポン管理サーバ2から送信されてきたクーポン情報を透かし読み取りアプリケーション内に保存し、ステップS65において、図9に示したようなクーポン表示画面を表示部35に表示させる。
(クーポン利用処理)
図13は、携帯端末3の透かしアプリケーション内に保存されたクーポンを利用する処理を説明するフローチャートである。この処理を開始するにあたり、ユーザは、販売店を訪問し、対象商品を購入する際、携帯端末3の表示部35に、例えば、図14に示すようなクーポン一覧画面を表示させ、使用するクーポンを選択する。なお、図10のフローチャートを参照して上述した処理と重複する説明は適宜省略する。
図13は、携帯端末3の透かしアプリケーション内に保存されたクーポンを利用する処理を説明するフローチャートである。この処理を開始するにあたり、ユーザは、販売店を訪問し、対象商品を購入する際、携帯端末3の表示部35に、例えば、図14に示すようなクーポン一覧画面を表示させ、使用するクーポンを選択する。なお、図10のフローチャートを参照して上述した処理と重複する説明は適宜省略する。
ステップS71において、携帯端末3の制御部31(透かし読み取りアプリケーション)は、クーポン一覧画面上で、ユーザによる利用クーポンの選択を検知する。ステップS72において、クーポン利用端末4の制御部11は、NFC方式のP2Pモードで、R/W5を介して携帯端末3をターゲットとして検知し、アプリケーション起動コマンドを、R/W5を介して携帯端末3に送信する。
ステップS73において、携帯端末3の制御部31(透かし読み取りアプリケーション)は、近距離無線通信部36を介して、NFC方式のP2Pモードで送信されてきたアプリケーション起動コマンドを受信し、透かし読み取りアプリケーションを起動する。なお、既に、透かし読み取りアプリケーションが起動している場合には、ステップS73の処理は不要である。
ステップS74において、携帯端末3の制御部31(透かし読み取りアプリケーション)は、NFC方式のP2Pモードで、近距離無線通信部36およびR/W5を介してクーポン利用端末4に対し、ユーザにより選択されたクーポン情報を通知する。ステップS75において、クーポン利用端末4の制御部11は、NFC方式のP2Pモードで、携帯端末3からR/W5を介して使用クーポン情報を取得する。
ステップS76において、クーポン利用端末4の制御部11は、ステップS75の処理で取得した使用クーポンの特典情報を使って、清算(割引処理)する。ステップS77において、クーポン利用端末4の制御部11は、NFC方式のP2Pモードで、R/W5を介して携帯端末3にクーポン使用結果を通知する。
ステップS78において、携帯端末3の制御部31(透かし読み取りアプリケーション)は、近距離無線通信部36を介して、NFC方式のP2Pモードで送信されてきたクーポン使用結果を取得する。ステップS79において、携帯端末3の制御部31(透かし読み取りアプリケーション)は、ステップS78の処理で取得したクーポン使用結果に基づいて、アプリケーション内に保存されているクーポン情報の選択クーポンの利用回数を更新する。
ステップS80において、クーポン利用端末4の制御部11は、ネットワーク6を介してクーポン管理サーバ2に対し、選択クーポンのクーポン使用結果を通知する。ステップS81において、クーポン管理サーバ2の制御部11は、ネットワーク6を介してクーポン利用端末4から送信されてきた選択クーポンのクーポン使用結果に基づいて、記憶部12のクーポン取得履歴テーブル25の利用回数25Dを更新する。その後、クーポン利用端末4の制御部11は、表示部12に、「ご利用ありがとうございました」といったメッセージを表示させ、処理を終了する。
以上のように、透かし読み取りアプリケーション内でクーポン情報を管理する場合にも、まずは、対象商品の販促用コマーシャルを閲覧させるようにするため、販促効果を期待することができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係るクーポン提供システム等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………クーポン提供システム
2………クーポン管理サーバ
3………携帯端末
4………クーポン利用端末
5………R/W
6………ネットワーク
11………制御部
12………記憶部
14………通信制御部
16………表示部
31………制御部
32………記憶部
35………表示部
36………近距離無線通信部
37………撮影部
2………クーポン管理サーバ
3………携帯端末
4………クーポン利用端末
5………R/W
6………ネットワーク
11………制御部
12………記憶部
14………通信制御部
16………表示部
31………制御部
32………記憶部
35………表示部
36………近距離無線通信部
37………撮影部
Claims (5)
- クーポン情報を管理するクーポン管理サーバと、クーポン利用端末と、携帯端末とがネットワークを介して接続されるクーポン提供システムであって、
前記クーポン管理サーバは、
前記クーポン情報、コマーシャル情報、および前記携帯端末が所有するアプリケーションのアプリーケーションIDであって携帯端末毎に異なるものを記憶する記憶手段と、
前記携帯端末から送信されてくる前記コマーシャル情報の識別情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記コマーシャル情報を読み出し、前記ネットワークを介して前記携帯端末に送信する第1の送信手段と、
前記携帯端末からの要求に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記コマーシャル情報に紐付けられた前記クーポン情報のクーポンIDを読み出し、前記ネットワークを介して前記携帯端末に送信する第2の送信手段と、
読み出された前記クーポン情報のクーポンIDと前記アプリケーションIDを対応付ける対応付け手段と、
を具備し、
前記クーポン利用端末は、
前記携帯端末から前記アプリケーションIDを受信すると、前記ネットワークを介して前記クーポン管理サーバにアクセスし、前記アプリケーションIDに紐付けられた前記クーポン情報を受信し、提示する提示手段を具備する
ことを特徴とするクーポン提供システム。 - 前記コマーシャル情報の識別情報は、印刷物に埋め込まれた透かし情報であり、前記印刷物を撮像することによって得られる
ことを特徴とする請求項1に記載のクーポン提供システム。 - 前記クーポン管理サーバの記憶手段は、前記クーポン情報の取得履歴、前記コマーシャル情報の閲覧履歴をさらに記憶する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のクーポン提供システム。 - 前記携帯端末および前記クーポン利用端末は、近距離無線通信方式により通信を行う
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のクーポン提供システム。 - クーポン情報を管理するクーポン管理サーバと、クーポン利用端末と、携帯端末とがネットワークを介して接続されるクーポン提供システムで行われるクーポン提供方法であって、
前記クーポン管理サーバは、
前記クーポン情報、コマーシャル情報、および前記携帯端末が所有するアプリケーションのアプリーケーションIDであって携帯端末毎に異なるものを記憶する記憶ステップと、
前記携帯端末から送信されてくる前記コマーシャル情報の識別子に基づいて、前記記憶ステップで記憶されたコマーシャル情報を読み出し、前記ネットワークを介して前記携帯端末に送信する第1の送信ステップと、
前記携帯端末からの要求に基づいて、前記記憶ステップで記憶された前記コマーシャル情報に紐付けられた前記クーポン情報のクーポンIDを読み出し、前記ネットワークを介して前記携帯端末に送信する第2の送信ステップと、
読み出された前記クーポン情報のクーポンIDと前記アプリケーションIDを対応付ける対応付けステップと、
を含み、
前記クーポン利用端末は、
前記携帯端末から前記アプリケーションIDを受信すると、前記ネットワークを介して前記クーポン管理サーバにアクセスし、前記アプリケーションIDに紐付けられた前記クーポン情報を受信し、提示する提示ステップを含む
ことを特徴とするクーポン提供方法。
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-
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