JPS63312749A - 通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はメール情報を送受信する通信装置に関するもの
である。

［従来の技術］ 通イ８回線によりメール情報を送受信する電子メールシ
ステムでは、送信されたメール情報はひとまず受信者側
のメール情報を格納するディスク等のメールボックスに
蓄積される。

この場合、これらメール情報はその緊急度・重要度に関
係なくメールボックスに蓄積される。こうして蓄積され
たメール情報は、受信者によるメールボックスへのアク
セスにより受信側端末に出力されるが、こうした電子メ
ールシステムにおいては、受信者は受信文を吟味するま
で受信文の緊急度・重要度等を把握することができず、
多くのメールの中に緊急度・重要度の高いメール情報が
埋もれてしまうという問題があった。

［発明が解決しようとする問題点］ 本発明は上記従来例に鑑みなされたもので、受信側の通
信端末でメール情報の解析をして、その緊急度・重要度
等の特性を判定し、その特性に対応した出力形態でメー
ル情報を表示出力することにより、例えば緊急度・重要
度の高いメール情報とそうでないメール情報を容易に識
別・認知できるようにした通信装置を提供することを目
的とする。

［問題点を解決するための手段］ 上記目的を達成するために本発明の通信装置は以下の様
な構成からなる。即ち、 メール情報の特性情報を含むメール情報を受イエする受
信手段と、前記特性情報をもとに前記メール情報の出力
形態を決定する手段と、前記出力形態に対応して前記メ
ール情報を表示出力する出力手段とを備える。

［作用］ 以上の構成において、メール情報の特性情報を含むメー
ル情報を受信し、その特性情報をもとにメール情報の出
力形態を決定する。出力手段は決定された出力形態に対
応してメール情報を表示出力するように動作する。

［実施例］ 以下添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細に
説明する。

［第１の実施例の説明　（第１図〜第３図）］第１図は
第１の実施例の通信装置と通信システムの概略構成を示
す図である。

図中、１０は第１の実施例の通信装置で、１は通信装置
１０の動作制御を行う制御部である。制御部１は第３の
フローチャートで示されたＣＰＵの制御プログラムを格
納しているＲＯＭ、マイクロプロセッサ等のＣＰＵ及び
ＣＰＵのワークエリアとして使用されるＲＡＭ等を含む
とともに、入力部４等より入力された送信すべきメール
情報、あるいはメールボックス６より送られてきたメー
ル情報を一時的に格納するメールメモリ２等を備えてい
る。

出力部３は、例えばＣＲＴ等の表示装置あるいはプリン
タ等の印刷装置等からなり、メール情報の可視表示出力
を行っている。尚、この出力部３は後述するようにカラ
ーＣＲＴやカラープリンタであることが望ましい。４は
前述した如くメール情報の人力あるいはメールボックス
６に対しメール情報の読出し指示を行う、例えばキーボ
ード等の入力部である。

このような通信端末である通信装置１０は、通信回線５
により他の通信端末及びメールボックス６と接続されて
おり、メール情報を通信端末間で相互に送受信したり、
メールボックス６にメール情報を登録あるいはメールボ
ックス６よりの読出すことができる構成になっている。

メールボックス６は通信端末よりのメール情報の読出し
コマンドを入力するか、または予め定められた時刻ある
いは時間間隔でメール情報を対応する通信端末に通信回
線５を介して送信する。

第２図はメール情報２０の構成の１例を示す図である。

２１は封筒で、メール情報２０の通信先の通信端末のア
ドレスを示す宛先情報等を含んでいる。

２２はヘッダで、ヘッダ２２には緊急であることを示す
フラグ２４、重要であることを示すフラグ２５及び制御
データ２６が含まれている。２３はメール情報２０の本
文である文書データである。

第３図は第１の実施例の通信装置１０におけるメールボ
ックス６よりのメール情報受信処理のフローチャートで
ある。

本プログラムは入力部４より受信要求が入力されること
により開始され、ステップＳ１で通信回線５を介してメ
ール受信要求をメールボックス６に送信する。ステップ
Ｓ２でメールボックス６よりのメール情報の受信を待ち
、メール情報が送られてくるとステップＳ３でメール情
報をメールメモリ２に格納する。尚、メールボックス６
よりのメール情報の送信は所定の時刻あるいは時間間隔
による送信であっても良く、その場合は本図の制御フロ
ーチャートはステップＳ２より開始されることになる。

ステップＳ４ではメール情報２０のヘッダ２２のフラグ
２４がオンかどうか、即ち緊急度のあるメール情報かど
うかをみる。緊急度のあるメール情報でなければステッ
プＳ５に進み、フラグ２５がオンかどうか、即ち重要な
メール情報であるかがチェックされる。緊急度がなくて
かつ重要でないメール情報のときはステップＳ６に進み
、通常の表示出力あるいは印刷出力により、メール情報
の表示出力が行われる。

一方、ステップＳ４で緊急を要するメール情報と判定さ
れるとステップＳ７に進み、出力部３が印刷装置のとき
は緊急であることを示す印字パターンあるいは印字色に
よりプリント出力を行う。また、出力部３がＣＲＴ等の
表示装置であれば、緊急であることを示す表示パターン
あるいは色により表示を行う。

ステップＳ５で重要なメール情報と判定されるとステッ
プＳ８に進み、出力部３がプリンタ等の印刷装置のとき
は、重要であることを示す印字パターンあるいは印字色
で印字を行い、出力部３がＣＲＴ等の表示装置であれば
、重要であることを示す表示パターンあるいはカラー表
示によりオペレータに知らせる。

［第２の実施例の説明　（第４図、第５図）］第４図は
第２の実施例の通信装置４０と通信システムの概略構成
を示す図である。

図中、４０は第２の実施例の通信装置で、第１図の通信
装置１０と共通部分は同一記号で示し、それらの説明を
省略する。

図中、７は制御部２よリメール情報である文書情報のコ
ード、あるいは特定の音声パターンコードを入力して音
声合成を行う音声合成部、８は音声合成部７で合成され
た音声情報を可聴音として出力する音声出力部である。

制御部４１のＲＯＭには第５図のフローチャートで示さ
れた制御プログラムが格納されており、メールボックス
６より受信したメール情報が緊急を要するのもかあるい
は重要なものであるかを判別し、出力部３にその旨を表
示出力するとともに、音声合成部７、音声出力部８より
その旨を特定の音声情報で出力するようにしている。

第５図は第２の実施例のメール情報の受信処理を示すフ
ローチャートであり、以下第５図のフローチャートをも
とに第２の実施例の動作を説明する。

第５図のステップＳ１０〜Ｓ１２は第３図のステップＳ
１〜Ｓ３と同様であるからその説明を省略する。

ステップＳ１３ではメール情報のヘッダ２２のフラグ２
４により緊急度があるかをみる。緊急度があればステッ
プＳ１４に進み、第３図のステップＳ７と同様に出力部
３に緊急であることを示すパターンあるいは色で表示出
力し、ステップＳ１５で音声合成部７、音声出力部８に
より緊急であることを知らせる特定の音声を出力する。

またステップ３１６ではフラグ２５により受信したメー
ル情報が重要かどうかを調べ、重要であればステップＳ
１８に進み、第３図のステップＳ８と同様に重要である
ことを示すパターンあるいは色により出力部３に表示出
力する。ステップＳ１９では音声合成部７、音声出力部
８により重要であるこを知らせる音声を出力する。

尚、メール情報が緊急なものでなく、重要でなければス
テップＳ１７に進み第３図のステップＳ６と同様に通常
の出力処理を行う。

尚、前記第１及び第２の実施例では、緊急度あるいは重
要度に対応して出力する文字のパターンあるいは文字の
色を変更するようにしたが、出力部３がプリンタ等の印
刷装置である場合、印刷用紙の色、模様、サイズあるい
は紙質等を変えても良い。また出力部がＣＲＴ等の表示
部の場合は、画面の背景を緊急度あるいは重要度に応じ
て変えても良い。

また本実施例ではメール情報の特性情報としてメール情
報の緊急度あるいは重要度について説明したが、これに
限定されるものでなく、例えばメール情報が会議等の報
告文、催物の案内文等、である場合、それらに対応した
特性情報をメール情報に付与し、その特性に対応した文
字パターンや色等で表示出力するようにしてもよい。

以上説明したように本実施例によれば通信端末。

が受信したメール情報のヘッダ部により緊急度や重要度
等のメール情報の特性を判定し、それらに対応した出力
形態によりメール情報を表示出力することにより、数多
くのメールの中から緊急度・重要度の高いメール情報を
容易に識別・認知できるようになった。

［発明の効果］ 以上述べた如く本発明によれば、メール情報の特性に対
応した表示出力を行うことにより、例えば緊急を要する
ものや重要なメール情報を容易に識別できる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１の実施例の通信装置と通信システムの概略
構成を示す図、 第２図はメール情報の構成例を示す図、第３図は第１の
実施例の通信装置におけるメール受信処理を示すフロー
チャート、 第４図は第２の実施例の通信装置と通信システムの概略
構成を示す図、 第５図は第２の実施例の通信装置におけるメール受信処
理を示すフローチャートである。 図中、１．４１・・・制御部、２・・・メールメモリ、
３・・・出力部、４・・・入力部、５・・・通信回線、
６・・・メールボックス、７・・・音声合成部、８・・
・音声出力部、１０．４０・・・通信装置、２０・・・
メール情報、２１・・・封筒１．２２・・・ヘッダ、２
３・・・文書データ、２４．２５・・・フラグである。 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）メール情報の特性情報を含むメール情報を受信す
   る受信手段と、 前記特性情報をもとに前記メール情報の出力形態を決定
   する手段と、 前記出力形態に対応して前記メール情報を表示出力する
   出力手段とを備えることを特徴とする通信装置。
2. （２）前記特性情報は前記メール情報の緊急度あるいは
   重要度の少なくともいずれかの特性を示す情報であるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の通信装置。
3. （３）前記出力形態は表示出力するメール情報の文字パ
   ターン情報あるいはカラー指定情報を含み、前記出力手
   段は前記出力形態に対応した文字パターンあるいは色に
   より前記メール情報を表示出力することを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の通信装置。
4. （４）前記出力手段は音声出力手段を備え、前記出力形
   態は前記特性情報に対応した音声情報を含み、メール情
   報の特性情報に対応した音声出力を行うようにしたこと
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の通信装置。