JP2001517179A - タイヤのリムに対する取付けおよび取外しの簡単化 - Google Patents

タイヤのリムに対する取付けおよび取外しの簡単化

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Abstract

(57)【要約】 組立体はリム12と、閉鎖トロイダルタイヤ1とよりなる。閉鎖トロイダルタイヤ1はタイヤケーシング11と、気密室10を構成するリングとよりなる。リング13はリム12上に取付け基部を境界決めしており、また取付け位置で上記リムに静止するように設計されたスリーブを構成している。リング13は、少なくとも1つの方向での軸方向におけるタイヤとリムとのいずれの相対移動にも抵抗するためにリム12に配置された相補溝120に係合されるようになっている係止面14を横方向に有する突出部140を有している。リングは、室10の圧力低下により広い半径部分に向かう上記突出部の変位を引き起こすような程度の可撓性を有している。タイヤ12を例えば、リム12に嵌合し、次いで突出部140が溝120に係合されるように真空を除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 タイヤのリムに対する取付けおよび取外しの簡単化 本発明はタイヤに関する。詳細には、本発明はタイヤケーシングのリムに対す る取付けおよび取外しに関し、また例えばタイヤケーシングの交換のために車両 に対するタイヤケーシングの取付けおよび取外しに関する。 タイヤを備えたホイールの開発の結果、現在のところ、設計の傾向がホイール を車両から容易に取外し可能にすることよりなり、タイヤは特別化機械により工 場で行われる操作でホイールから取外し可能であることが知られている。周知の ように、ホイールは、通常、一組のボルトを外すことによって車両のハブから取 外し可能である。ホイール、リムおよびタイヤケーシングのビードはこれらの部 品の外形および寸法を指令する製造基準により覆われる(例えば、ヨーロッパの ETRTOを参照されたい)。 ほとんどのホイール/タイヤ組立体は上記原理に従って製造される。乗用車用 のほとんどすべての設備の場合もそうである。また、トラック、構成機械、農耕 用または航行用設備などのほとんどの設備の場合もそうである。例えば、構成機 械または地均し機を備えるために最も大きい寸法に関するかぎり、組立体は、リ ムが一般に多数のボルトにより組付けられる幾つかの部品で製造される以外、類 似する原理に従って構成される。これはタイヤの回転軸線の側に開放したΩ形の 全体外観を有するタイヤケーシング部分に相当し、この部分は他の種類の部分( 例えば、閉鎖トロイダルタイヤ参照)よりも製造容易であるとわかっており、利 用可能な製造設備が開発され、この種類のタイヤ用として最適化されてきた。開 放Ω形状は、ケーシングの内側を点検したり、必要なら修理するためにケーシン グの内側に接近したりすることができるため、高く評価されている。 現在の技術状態は、できるだけ容易に車両に取付けたり取外したりすることが 可能であるタイヤ/ホイール組立体を提供することに長年向けられた技術発展の 結果である。かくして、乗用車用に提案された解決法により、タイヤ/ホイール 組立体を最終ユーザの能力内で十分に簡単にハブから取外すことができる。 タイヤケーシングをホイールに取付ける原理およびホイールを車両に取付け原 理に関するかぎり、過去の数十年の家庭で技術発展かあまり無かった。レーシン グカー(フォーミュラ1のような)用のホイール/タイヤ組立体のような幾つか の特定の適用では、設備をできるだけ素早く取付けたり取外したりすることがで きるために、中心取付けホイールが使用され、ホイールを車両のハブに非常に速 く留めることが可能である。しかし、この種類の留めはほとんどの修理工場で利 用可能ではない非常に特定の締めつけ/緩めレンチの使用を必要とする。また、 トラック隊または建設設備の場合、ホイール/タイヤ設備取付け/取外し時の問 題が生じる。 明細書中、トレッドを有するクラウン部分の取付けられる2つの側壁部を有す る目的で表現「タイヤケーシング」を使用するものとし、2つの側壁部は各々半 径方向内方においてビードで終わっている。これは今日一般に製造されているよ うな商業製品である。タイヤケーシングが取付けられる作用応力で変形不可能な 部品を「リム」と呼び、ビードはタイヤをリムの座部に位置決めするのに役立つ 。「ホイール」はリムと、例えば、通常、ホイールディスクであるハブにリムを 取付けるための手段とを有している。ここで使用する場合、「タイヤ」は設計者 により与えられる普通の作用圧力まで膨らますことができる気密室を境界決めす るトロイドを構成する組立体である。タイヤケーシングをリムに取付けることは (上記の語「タイヤ」に与えられる意味において)タイヤを製造する可能な方法 の1つである。 しかしながら、リムへのタイヤケーシングの取付けはビードをリムのフランジ に当ててリムの座部に位置決めすることよりなる。各リム座部は(半径方向の) 心出しを必要とし、一般に、ビードをフランジに向けてフランジまで軸方向に変 位させると、ケーシングの締めつけ度を可能にする僅かな円錐性を呈し、これは 車両のハブへのホイールの留め面に対する軸方向の位置決めを必要とする。換言 すると、リムの座部はビードをリムの回転軸線に対して位置決めし、リムのフラ ンジはビードをリムの回転軸線と直角な基準に対して位置決めするものと考える ことができる。タイヤケーシングのビードのために幾何学的に正確な位置を与え る機能に加えて、リムの座部およびリムのフランジはリムとタイヤケーシングと の間の気密性を確保する機能をも有しており、またリムへのタイヤの十分な締め つけにより、トルクをリムとタイヤケーシングとの間で伝達するこを可能にする 機能を有している。 本発明の目的は車両に対するタイヤの取付けおよび取外しを徹底的に簡単にす ることである。本発明の一面によれば、タイヤケーシングを支持するリムに対す る多雨やケーシングの取付けおよび取外しはタイヤケーシングのビードが横切っ ているリムのフランジを有することが可能な場合のように、特殊化された取付け 機械を必要としないし、多数のボルトの締めつけたり、緩めたりすることも必要 としない。本発明は、「リム」と呼ぶのが有利である(何故なら、このリムは作 用応力で変形可能でない支持体であるから)支持体にタイヤを非常に簡単な方法 タイヤとリムとの簡単な横方向の相対移動で十分であり、この相対並進移動中、 タイヤおよびリムは合体軸線をもって留まる)で嵌合することを可能にする解決 法を提供する。 本発明は、トロイダルタイヤにおいて、該トロイダルタイヤは、適当なリム上 の取付け位置で見たときに、 リム上の取付け基部を備え、上記基部は、横方向に延びるスリーブを構成して おり、このスリーブは気密室を構成する閉鎖トロイドを形成することが可能であ り、上記基部は上記トロイドの半径方向に最も内側の壁部を構成しており、 上記基部は上記リムに設けられようになっており、 少なくとも2つの方向のうちの一方におけるリム上にタイヤのいずれの相対移 動にも軸方向に抵抗するための固着手段を備え、上記固着手段は 基部の半径方向内側面に配置されており、 少なくとも上記方向での軸方向におけるタイヤとリムとのいずれの相対移動 にも抵抗するためにリムに配置された相補支持部と協力するように設計されてお り、 弛緩自然位置と、固着手段が上記相補要素との係合から外されている半径方 向外方に応力付与された位置との間で或る程度の可撓性を与える基部の一部に配 置されており、基部の上記一部はおよび固着手段は、上記室がその外側に存在す る大気圧と同じ圧力にあるとき、固着手段が相補要素と係合されて、タイヤが少 なくとも上記一方の方向においてリムに自動的に固着されるように、且つ固着手 段の解放が、この固着手段に半径方向外方に応力付与された位置を取らせるのに 役立つ外側手段の作用に固着手段をさらすことを必要とするように、成形されて 構成されていることを特徴とするトロイダルタイヤを提供する。 用途に応じて、「固着手段」は多くの異なる形態をとることができ、これらの 形態のうちの幾つかは固着手段に局部化機械係止要素の形状を与え、他の形態は より広がった形状を与える。ここで、リム上のタイヤのいずれの相対移動にも抵 抗するのに貢献する手段を示す。なお、固着手段のいわゆる「弛緩自然位置」は 固着手段がリムの相補支持部と係合されるときに固着手段がとる位置(この位置 は固着手段が上記相補要素とのいずれの係合から外れているような弛緩自然位置 と半径方向外方に応力付与された質との間の中間位置である)とは異なる。 1つの特定の実施例によれば、上記固着手段は中間位置で基部の半径方向内面 に軸方向に配置された突出部または溝の形態で構成された係止要素を有し、上記 係止要素は基部の内面から半径と平行に測定された所定の高さ(H)を有し、リ ムに配置された上記相補支持部は上記係止要素に適合されている。 タイヤが一般にトレッドを備えたクラウン部分を備えていることが知られてい る。本発明の概念は以上に定義したごとくであり、本発明の優れた作用のために (材料および設計の選択により)可撓性の程度を調整することができることを指 摘しておく。タイヤが気密室を構成する閉鎖トロイド形状にあるとき、室内の圧 力の低下が、クラウンの変形を生じる前に広い半径部分に向かう上記固着手段の 所望の変位を生じ、上記クラウンの変形の程度が広い半径部分への上記基部の上 記変位に抵抗することが適切である。従って、係止要素およびこれを支持する基 部の賢明な寸法決めにより、並びにクラウン部分(その剛性は十分でなければな らない)の賢明な寸法決めにより、係止要素の直径の増大が非常に大きい応力を 課さなく、或いはどうあろうと、クラウン部分が収縮しないように十分に起立す ることが適切である。好ましくは、取外しを取付けと同じ条件下で行うことをで きるようにタイヤの摩耗度にかかわらず、以上で述べたことが事実であることが 望ましい。しかしながら、以下でわかるように、本発明の幾つかの用途はタイヤ の内側質の圧力の低下に頼らない。その結果、この面は万能ではない。 他の面では、本発明は、リムが単一の部片に組み込まれ、トロイドタイヤが、 適当なリム上の取付け位置に見られるように、 2つの側壁部と、 リム上の取付け基部とを備えており、上記基部が各側壁部から他方の側壁部 の方向に横方向に延びるスリーブを構成しており、側壁部の半径方向内端部が上 記基部により延長されており、 トレッドを備えており、且つ側壁部の半径方向上端部に接合されているクラ ウン部分を有しており、上記基部が タイヤがリムに取付けられていないときでも、気密室を構成して側壁部およ びクラウン部分を補足し合うことが可能であり、 側壁部間に軸方向に位置された同時係止部分をリム上に有しており、上記同 時係止部分は、無応力状態で最小の周囲長さ(Pm)を呈し、 リムは、タイヤがリム上の取付け位置にあると考えた場合上記基部の半径方向 突出部に支持領域を有しており、上記支持領域は同時係止部分の一部と対向した 最小の周囲長さ(Pjm)を呈し、係止部分は少なくとも軸方向一方の側におい て最小の周囲長さ(Pjm)を呈し、またリムは(Pjm)より大きい最大の周 囲長さ(PjM)を呈する領域を有しており、上記側に位置された全体リムは任 意の軸方向位置における(PjM)より小さい周囲長さを呈し、 同時係止部分の上記最小の周囲長さ(Pm)はリムの最大周囲長さ(PjM )より小さく、上記同時係止部分は、タイヤがリム上の適所にあるとき、少なく とも軸方向に上記側に向かうリムに対するタイヤのいずれの相対移動に抵抗する のにリムと協力するように弾性的に延び可能であることを特徴とする組み合わせ トロイドタイヤ/リム組立体を提案する。 本発明の幾つかの実施例を如何に説明する。これらの実施例は3つの分類に分 けられる。 第1分類は本発明の優先日において使用されているタイヤケーシングの形状と 同じか或いは非常に近い外観のタイヤケーシングを使用する。これらのタイヤケ ーシングはリムに軸方向外側に位置されたフランジに接触してリムにフック留め されるタイヤケーシングである。例えば、対応するタイヤケーシングおよびリム ビードの標準化形状のより正確な情報を得るのに、本発明の優先日において効力 のあるETRTO基準を考慮すべきである。第2分類は半径方向内壁部のトロイ ドスプリットの全体外観を有するタイヤケーシングを使用する。 最後に、第3分類は管状タイヤの原理を使用し、このタイヤは成形で得られる 気密な閉鎖キャビティを有するトロイド状タイヤを含む。 第2および第3分類は現在利用可能ではないタイヤケーシングまたは閉鎖管状 タイヤを開発すうことを提案する。第1分類に関しては、今日存在するタイヤケ ーシングを使用することができ、これらのタイヤケーシングに特別に開発された リングを付設して、標準タイヤケーシングとの組み合わせにより本発明で提案さ れた取付け/取外し特性を有するタイヤを形成することができる。 従って、本発明はまた、ビードを取付けた後、適合リムに取付けられるように 設計されたタイヤを形成するために、クラウンと、各々がビードで終わっている 2つの側壁部とを有するタイヤケーイングのビードの下に取付けられるように設 計されたリングにも及び、上記リングは、各々がビードを受けるための2つの座 部をゆうしており、且つ少なくとも2の方向のうちの一方におけるリム上のタイ ヤのいずれの相対移動にも軸方向に抵抗するための国手段を有しており、上記固 着手段は リングの半径方向内面に配置されており、 少なくとも上記方向での軸方向におけるタイヤとリムとのいずれの相対移 動にも抵抗するためにリムに配置された相補支持部と協力するように設計されて おり、 弛緩自然位置と、固着手段が上記相補要素との係合から外されている半径 方向外方に応力付与された位置との間で或る程度の可撓性を与える基部の一部に 配置されており、基部の上記一部はおよび固着手段は、上記室がその外側に存在 する大気圧と同じ圧力にあるとき、固着手段が相補要素と係合されて、タイヤが 少なくとも上記一方の方向においてリムに自動的に固着されるように、且つ固着 手段の解放が、この固着手段に半径方向外方に応力付与された位置を取らせるの に役立つ外側手段の作用に固着手段をさらすことを必要とするように、成形され て構成されている。 以上にすでに述べたように、固着手段は座部から軸方向に離れた位置でリング の半径方向内面に配置された突出部または溝の形状をとる係止要素であるのがよ く、上記係止要素はリングの内面から半径と平行に測定された所定高さ(H)を 有しており、リムに配置された上記相補支持部は上記係止要素に適合されている 。可撓性の程度に関して以上で行った所見も適用できる。 リングの材料、設計および寸法決めにより、座部間のメジアン部分に十分な可 撓性を非常に容易に与えることができる。また、リングの柔軟性との比較により 、クラウン部分の剛性は、タイヤの圧力の低下によりクラウン部分の収縮なしで リングのメジアン部分の直径の増大を生じるのに十分でなけらばならない。 分類すべてにおいて、使用したリムが気密ではなく、より正確には、気密であ らねばならないのはタイヤ自身であることを述べておく。第1分類では、タイヤ ケーシングとリングとの間で、第2分類(スプリットトロイダルタイヤ)の場合 、クロージャのところで気密が確保される。言い換えると、空気室に入る空気、 およびタイヤとリムとの間に達した空気は、リムと取付け基部との間に圧力が生 じないように逃げことができなければならない。以下の理由でリムのこのような 緩みを得ることがてきる。すなわち、例えば、構成材料が多孔性であるからであ り、或いは合法的に配置された小さいベントホールがあるからであり、或いは正 しく設けられ、且つリムの半径方向外面に対して配向されている溝があるからで あり、或いは正しく配置され、且つ取付け基部の半径方向内面に対して配向され ている溝があるからである。織物ドレインまたは水切り面皮膜のような他の手段 を使用することもできる。それにより固着効率は時間的に変化しない。 他の面では、本発明はタイヤをリムに容易に嵌合することができるように取付 け基部の一部の直径を増大するか或いは増大し易くするためにタイヤの内側キャ ビティの圧力を低下させることを提案する。リムへのタイヤの最終的固着は真空 を除去することによって行われる。 簡単な相対並進によるこの取付けは、厳密定められた軸方向位置における固着 を達成することを害することなしになされる。従って、本発明によれば、最小深 さがリムフランジの高さにより定められ中心の取付け空間を有するリム、ならび に幾つかの部片におけるリム、またはリムとタイヤケーシングの平面の相対回転 によるビードの内側へのリムの予備挿入に頼る公知の解決法と比較して、取付け を大いに簡単化しながら、リムへのタイヤのしっかりした留めを案出して実施す ることが可能である。リムに対するタイヤの取付け並びに取外しのために、本発 明によれば、取付けおよび取外し中、タイヤの内側室の圧力を低下させる。取付 けおよび取外し操作以外に、本発明は、タイヤが大気圧にあるとき、最新の公知 の解決法と同様に安全かつ確実であるリム上のタイヤの保持を確保する解決法を 提案する。実際、周囲の大気圧では、特別の応力なしに(周囲の大気圧に対する 真空が自然には存在しない)、タイヤは偶発的に取外されることがなく、乗用車 のタイヤケーシングおよびそれらの中空基部リムの場合、本願の優先日に標準化 されたETRTOのように、全収縮の場合、ビードが取付け溝に自発的に係合さ れ、次いでリムフランジ上と通る(リムからの転動離脱として知られる現象)こ とが不可能ではない。 かくして、本発明は、気密室を構成する閉鎖トロイダルタイヤをリムに取付け る方法であって、 タイヤは、 リム取付け基部を備え、上記基部は取付け位置で上記リムに静止するように なっているスリーブを構成しており、 少なくとも2つの方向のうちの一方におけるリム上のタイヤのいずれの相対 移動にも軸方向に抵抗するための固着手段を備えており、上記固着手段は 基部の半径方向内面に配置されており、 少なくとも上記方向での軸方向におけるタイヤとリムとのいずれの相対移 動にも抵抗するためにリムに配置された相補支持部と協力するように設計されて おり、 固着位置と半径方向外方に最も外側の不固着位置との間で或る程度の可撓 性を与える基部の一部に配置されている取付け方法において、 タイヤが気密室を構成する閉鎖トロイド形状にあるとき、広い半径部分に向か う固着手段の十分な変位を生じるまで、室の圧力を低下させ、 リムに対する最終の軸方向位置をとるまで、上記タイヤを上記リムに嵌合する か或いはその嵌合を完了し、 固着手段が狭い半径部分に向けて変位されるように真空を除去する、ことを特 徴とするタイヤをリムに取付けるための方法、に及ぶ。 また、本発明は、気密室を構成する閉鎖トロイダルタイヤをリムから取外すた めの方法であって、 上記タイヤは、 リム取付け基部を備え、上記基部は取付け位置で上記リムに静止するように なっているスリーブを構成しており、 少なくとも2つの方向のうちの一方におけるリム上のタイヤのいずれの相対 移動にも軸方向に抵抗するための固着手段を備えており、上記固着手段は 基部の半径方向内面に配置されており、 少なくとも上記方向での軸方向におけるタイヤとリムとのいずれの相対移 動にも抵抗するためにリムに配置された相補支持部と協力するように設計されて おり、 固着位置と半径方向に最も外側の不固着位置との間で或る程度の可撓性を 与える基部の一部に配置されている取外し方法において、 広い半径部分に向かう固着手段の十分な変位を生じるために、気密室に存在す る圧力より大きいタイヤに作用する圧力をリムとタイヤとの間に生じ、 上記タイヤを軸方向に摺動させることによって上記リムから取り外す、ことを 特徴とするタイヤをリムから取外すための方法に関する。 この取外し方法の有利な使用において、気密室内の圧力より大きい圧力をリム とタイヤとの間に生じるために、上記室内の圧力を低下させ、その間、タイヤが 大気圧で外側に浮上する。変形例として、取付け基部の両側の圧力差を得るため に、大気圧化でタイヤ室に存在する圧力を低下させる代わりに、流体をリムと取 付け基部との間に、理想的には固着手段に近い箇所に圧力下で注入することもで き、これは、例えば、上記のようにリムに設けられたベントホールを通して行う ことができる。上記固着手段はできるだけ機械的に応力付与されてもよく、すな わち、タイヤ室に存在する圧力の低下する箇所に加えて或いはこの箇所で半径方 向に押圧されてもよい。上記取付け/取外し方法は、タイヤケーシングのビード が取付け溝に係合されることを必要することなしにトロイダルタイヤがリムに対 する簡単な軸方向移動により摺動させる工程を提案する。これらの方法は興味深 く、または本発明によるタイヤと関連して広い用途があり、例えば、タイヤをリ ムに対して軸方向に良好に固着すべきである場合、タイヤ室の膨らましによりリ ム上の基部のフーピング作用を生じるか或いはフーピング作用を増大させること によって固着を完璧にすることが必要であり、固着手段を広い半径部分に向けて 応力付与することは基部とリムとの相対軸方向移動に貢献する。 本発明は添付図面を参照して行う幾つかの非限定の例の下記説明により良く理 解されよう。 第1図はリム上の取付け位置に示される第1分類に属するタイヤ/リム組立体 の第1変形例の図である。 第2図ないし第5図はタイヤを製造することができるリム取付け基部を構成す るために第1変形例で使用されるリングの詳細図である。 第6図はリムへの取付け過程における第1変形例のタイヤの図である。 第7図は第1分類に属するタイヤ/リム組立体の第2実施変形例の図である。 第8図は第2変形例において使用されるリングの詳細図である。 第9図は上記リングの内側の強化体の構成を示す部分側面図である。 第10図はタイヤケーシングにおける取付け過程にある上記リングの図である 。 第11図は第2分類に属する第3実施変形例の図である。 第12図はタイヤがリムに対する取付けまたは取外し工程にある上記第3実施 変形例の図である。 第13図は第3変形例のタイヤの詳細図である。 第14図は第3変形例の他の実施例の図である。 第15図は第2分類に属する第4実施変形例の図である。 第16図はタイヤが取付けまたは取外し工程にある上記第4実施変形例の図で ある。 第17図は第5変形例において使用されるブレースの図である。 第18図はリム上の取付け位置における第5変形例の部分図である。 第19図はリム上の取付け位置における第3分離に属する第6実施変形例の図 である。 第20図はリム上の取付け位置における第3分類に属する第7実施変形例の図 である。 第21図はタイヤがリム上への取付け過程にある第7実施変形例の図である。 第22図はタイヤが第1変形例と同じタイヤであり、リムが異なる第8実施変 形例の図である。 第23図はリムへの取付け過程における第8実施変形例のタイヤの図である。 実施例 図1には、クラウン部分114に半径方向上側端部が接合された2つの側壁部 111を有するタイヤケーシング11が示されている。クラウン部分114はト レッド115を有している。側壁部111の各々はその半径方向内側端部がビー ド113で終わっている。タイヤ1の代表的なものである気密な内キャビティを 構成するためにビード113を接合することを可能にするリング13が示されて いる。このリングはここでは取付け基部を構成する。このリングはここでは明ら かに円筒形である。リング13はビード113の各々を取付けることが可能な2 つの座部131を有している。座部131の各々は軸方向内方では、チューブレ ス取付け用の標準リムのハンプに匹敵する肩部134で終わっている。リング1 3は現在の技術状態で公知なようにリムフランジに匹敵する単一のフランジを有 している。リングはたった1つのフランジ132を有するので、著しい変形を与 えなければならないことなしに簡単な相対並進によりタイヤケーシング11のビ ード113(合体されたリングおよびタイヤケーシングの軸線)の内側且つ下側 にリング13を挿入することができる。リング13は内キャビティ10を圧力下 或いは真空下にすることを可能にする弁ハウジング138(図5参照)を有して いる。 使用する弁が気密性を維持することが可能であれば、内室が減圧下にある場合 でも、リム取付け操作中、所望の減圧レベルに達した後、タイヤを真空源から外 すことができる。これは通常の適用に対する規格の新たな必要性をなしている。 たまたま、本発明の効率的な作用に適した低い真空レベルでは、標準の乗用車タ イヤのばねで十分である。 本発明によれば、明らかに平らな係止面を少なくとも横方向に有する係止要素 によりリング13をリムに固着することができる。かかる作用変形例では、リン グ13はその半径方向内側面130に突出部140を有している。この突出部1 40の側部のうちの一方には、係止面14があり、この係止面14はリング13 の軸線と直角な平面においてここではほとんど配向されて、円周方向方向に明ら かに連続している。 支持面14の半径方向における高さをHで示してある。リングの半径方向内側 面130の溝の使用により、タイヤとリムとの間の相対固着の観点から同等な解 決が得られる。しかしながら、突出部はリムが円筒形(無テーパ、無段)である 場合により必要であり、別の解決策はむしろ、タイヤが嵌合される側と反対の側 のリングの下側の直径がリムに設けられた対応突出部の外径より大きいか或いは 外径に等しい値となるように設計されているかどうかを見做すことである。 本発明の明細書全体には、タイヤのリムへの取付けおよび適所への保持が締め つけ技術を用いることが指摘された。タイヤの内側キャビティ10に生じられた 真空により、リムに対するタイヤの着脱時に締めつけ手段を不作用状態にするこ とができる。この真空によれば、係止要素(ここでは突出部140)を支持する 取付け基部の半径方向の拡張を可能にする。従って、取付け基部(ここではリン グ13)の設計は所望の半径方向の拡張を可能にするはずであることは理解でき る。図6でわかるように、タイヤケーシングを室10内の真空の作用にさらすと 、突出部140の支持面14は、その最下箇所がタイヤを横方向に変位させたり 、容易な取付けを考慮に入れて僅かな遊びをもってタイヤをリムに嵌合させたり することができるのに十分な半径の円上に位置するのに十分な値だけ半径方向に 離される。 特に図2ないし図5で、直径の必要な増大を許容するためにリングが如何に製 造されているかがわかる。リングは本質的に、比較的高い弾性係数を有するプラ スチックで製造されている。必要とされる半径方向の増大をもたらすには、座部 131間に位置されたメジアン部分は大まかに軸方向に配向されたスリット13 7を有している。かくして、メジアン部分の半径方向の拡張はスリット137間 に構成されたストリップ139の曲げ強さによってのみ抵抗される。なお、図2 の半径方向切断平面はスリット137を通っており、図5の半径方向切断平面は ストリップ139を通っている。スリット137は室10を気密にするために非 常に低い弾性係数を有する材料136によりシールされている。図3および図4 は材料136を配置するための2つの可能な変更例の図2のaaに沿った図であ る。いずれかの材料136がリング13の半径方向外面全体上の外皮のみを形成 し(図3)、さもなけらば、スリット137に上記材料136が充填される。例 えば、上記材料136はブチルゴムである。あらゆる場合、材料はリング13の メジアン部分の直径の増大に抵抗しないように選択される。 側部から軸方向に離れたリング上の係止要素(詳細には、ここでは突出部14 0)はいずれの応力も無い状態で突出部140の下で測定された最小の周辺長さ (Pm)を呈する(無応力状態は破線で表されており、図の右側に突出部および その直接周囲のみを示している)。しかも、図1及び図6でわかるように、リム 12は、基部の半径方向突起に位置し、ここでは本質的にリング13よりなる支 持領域を有している。この支持領域は、タイヤがリム上の取付け位置にあると考 えた場合、同時係止基部の一部に向かい合っている最小の周囲長さ(Pjm)を 呈する。最小周囲長さ(Pjm)を呈する部分の少なくとも一方の側で軸方向に おいて(図6参照)、リム12は(Pjm)よりも最小の周囲長さ(PjM)を 有する領域を与え、同じ側に位置したリム全体は任意の軸方向位置で(PjM) 未満の周囲長さを有している。換言すると、リムはSR側では(大きい直径の部 分に向けて半径方向に延びるフランジの意味で)リムフランジが無い。タイヤ上 の係止要素の上記最小の周囲長さ(Pm)は最大のリム周囲長さ(PjM)未満 である。上記係止要素および上記係止要素のまわりの上記基部は図6にはっきり 示すように、タイヤの上記気密室内の真空の作用下で弾性的に伸張可能である。 (タイヤ上の)係止要素における基部の上記最小周囲長さ(Pm)は最小のリム 周囲長さ(Pjm)より小さいか或いはその長さに等しい。 本発明が指摘しているように、ビード113の下にリング13を挿入した後、 内側キャビティ10内の圧力は僅かに低減され、これはリング上のタイヤケーシ ングの気密接触がなされることを意味している。要素は十分な気密性が確保され るように寸法決めされる。この真空(0.8〜0.9バール程度の絶対圧力に達 するように0.1/0.2バールが除去される)により、タイヤケーシング11 をリング13との密着状態に保つことが可能であり、ビード113の各々は十分 な摩擦によりおよび/または134のような小さい肩部によりその座部131に 保持される。上記のように設計されたリングがタイヤの都合悪い変形なしに適当 に変形されるに、同じ真空で十分である。局部的でも上記リングの直径が増大し ないようにすれば、タイヤは都合悪く変形される。このような真空はほとんどの 家庭用真空クリーナで容易に達成される。また、或る周囲温度の値が観察される ことを条件として、適当な真空が室10に存在いるちきには、タイヤをディーラ または最終消費者に送達するように構成することができる。なお、弁が閉じられ ており、室がゼロの圧力にある状態では、30℃程度の周囲温度のかなりの低下 により、0.1バール程度の真空を生じることができる。従って、ゼロの相対圧 力にあるときに弁を閉じた後にタイヤを十分に冷却することにより、十分な真空 を生じることができる場合がある。 次いで、リム12とタイヤの取付け基部(ここでは、リング13)との軸線を 明らかに合致した状態に保って、矢印Aで示す並進でタイヤ1をリム12に嵌合 する。これは乗用車タイヤの制限重量を考慮に入れて手で容易に行われる。 取付け基部は、好ましくは、リムとタイヤとの簡単な相対並進により簡単な取 付けおよび取外し時に容易な位置決めを可能にするために、リングとリムとの間 にビードの座部の下で締めつけが無いか、さもなくば、空気室無いのゼロの圧力 で少なくとも容易に可逆的な締めつけが無いように、設計されている。なお、こ こで述べた簡単な相対並進は、作動中、タイヤとリムとの間の摩擦をできるだけ 低く保つ幾つかの再心出し移動を除外するものではない。 図1でわかるように、リム12はたった1つのフランジ122を有している。 相対並進後、図6における左側のビード113がリム12のフランジ122に当 接すると(すなわち、図1の形状にあるとき)、タイヤはリム上の最終的な箇所 にあり、タイヤの気密室内の真空を除去することができる。次いで、突出部14 0を溝120に係合させ、それにより図1でわかるようにタイヤのリムへの締め つけを可能にする。異なった取付け手順によれば、タイヤを取付け始めると、タ イヤがリムに対して最終的な軸方向位置をとる前、圧力が低減されて、固着手段 が、上記相補支持面上に最終位置をとる前にリムと協力する。第1変形例に適用 すると、突出部140はSR側のリムの面上を摺動して進み、かくして出来るだ けすぐに溝120に入り込む。かくして、固着はタイヤがフランジ122に当接 するやいなやすぐに達成される。 かくして、係止要素はSR側に向かう少なくとも軸方向におけるリムに対する タイヤのいずれの相対移動にも抵抗するのにリムと協力する。この変形例では、 タイヤは係止面14を有しており、リムはほぼ軸線と直角な平面に配向された相 補支持面121を有している。締めつけ時、突出部140は溝120に入る。リ ムの相補支持面121への係止面14の支持により、矢印と反対の方向における タイヤの移動に抵抗する。リング13の設計により、静止位置は突出部140が 溝120に係合したままであって、空気室10の減圧を除いて、リムからのタイ ヤの取外しを不可能にするような位置である。かくして、タイヤ11のリムへの 固着は十分に確実であり、少なくとも現在の技術状態の公知な解決策における程 度に確実である。何故なら、真空を偶発的に得ることがほとんど不可能であるか らである。この位置では、リム上のタイヤの保持は、タイヤケーシングが大気圧 にあるとき、(今日のETRTO力規格を満たす)タイヤケーシングの(今日の ETRTO力規格を満たす)リムの保持に匹敵する。 このようなタイヤを膨らますと、ビード113は互いから軸方向に分離する傾 向がある。ビードの変位はフランジ122およびフランジ132により抵抗され 、相補支持面121に当接する係止面14により、且つ基部とリムとの摩擦によ り保持される。 タイヤをそのリム12から取り外すために、以下の如く進行する。まず、タイ ヤケーシング10の内側の膨らまし圧力を除去する。次いで、タイヤケーシング 10の内側に十分な真空を生じて突出部140を溝120から外す。これは、リ ングがリムから完全に外れるまで、タイヤを軸方向に摺動させてリムから外すこ とによって完了される。 他の実施例(図7ないし図18)では、タイヤは明らかに周方向に連続し且つ 明らかに半径方向に配向された2つの支持面を有しており、これらの支持面は互 いに対向して軸方向配向された面をなしており、上記支持面の各々は、タイヤを 両軸方向においてリムに固着するためにリムに配置された相補支持面と協力する ようになっている。 図7ないし図10は第1系統の第1作用変形例を示している。2つのビード2 13と、いずれのフランジも無いリム22とを有するタイヤケーシング21が示 されている。リムは大まかにその中間に配置された溝220を有しており、この 溝220は周方向に連続している。溝220の両側には、2つの相補支持部22 1、222が示されている。リム22の半径方向外面は溝220の両側に僅かに 切頭された円錐形の部分(図7における半径L2の差を参照)を有しており、直 径の大きい方の領域はリムの各々の側の軸方向に外側である。 対称リング23が示されている。リング23は突出部240と、この突出部2 40の両側において周方向に連続している支持面241、242とを有している 。リング23は2つの外側フランジ232と、2つの内側フランジ234とを有 している。上記変形例234では、図8ないし図10で明らかなように、リング 23は半径方向に配置された強化ワイヤ251で強化されたゴム239で作られ ている。リング23の半径方向に内側の表面230は、突出部240の両側に、 僅かに切頭された円錐形の部分(図8における半径LL2の差を参照)を有して おり、直径の大きい方の領域はリムの各側の軸方向外側である。 本発明の他の特徴を説明する。すでに指摘したように、固着手段は上記例に現 れるものとは異なって、必ずしも局部化されるわけではない。上記固着手段は、 半径方向に弾性ベルトを形成し且つ軸方向に広がった基部のメジアン部分よりな り、リムに配置された上記相補支持面は上記弾性ベルトに適合されている。この 変形例の設計を示すために、寸法LL2がむしろ寸法L2の値よりかなり大きい ことを考察する(LL2の値は図8には図7のL2の値より大きいものとして示 してある)。リング23の取付け後、ビード213間の幅のほとんどにわたって フーピング作用が広がっている。フーピング力は、もちろん、考慮した寸法と、 リング23を形成するのに使用された材料の弾性係数とにより決まる。このフー ピング作用により、突出部240上を通ることができる。 もちろん、フーピング作用は締めつけによる固着を強化するのにも有用である 。本発明はタイヤのリムへの固着を想像する多くの可能性、および取付けおよび 取外しを確保するための幾つかの変形例を提供する。なお、上記製品または方法 の 特性の多くを独立して使用することができる。例えば、可撓性の程度について述 べたことは、フーピング作用による或いはフーピング作用の助成による固着にも 関しており、取付け基部はタイヤとともに単一の部品を構成してもしなくてもよ く、別体のリングの場合、このリングは、もちろん、プラスチックであることが でき、非常に低い弾性係数を有する材料136によりシールされたスリット13 7を有しており、また上記のように取付けることができる。 リング23に戻って説明する。外側フランジ232、233は、強化ワイヤ2 51を局部的に支持するのを助ける螺旋ばね252で強化することができる。各 々のフランジでは、強化ワイヤ251は、これが作用応力により強化するゴムマ トリックスに侵入する恐れがないように、図9に示すようにそれらの端部253 で折り返されている。ゴムマトリックスは必ずしも均一ではなく、最適なゴムの 特性はリング23の異なる部分で可変である。設計構造は係止要素の直径の拡張 を許容しなければならなく、並びにタイヤケーシング21のビードの下に挿入さ れるためにインゲンマメ(図10)のように湾曲可能でなければならない。 タイヤ取付けおよび取外し操作は以上に説明したものと同じ室20を減圧工程 を適用する。この変形例は、リム22の一部と構成するフランジが無いので、タ イヤをリムに嵌合するとき、軸方向のストッパが存在しないと言う点で異なる。 タイヤをそのリムに嵌合した後に真空を除去するとき、必要なら、試行錯誤で溝 220における突出部240の締めつけを注意深く観察することが賢明である。 変形例として、小さいフランジがリムに配置されており、その目的はタイヤの膨 らまし圧力の作用下でフランジがビード保持の役割を果たすことなしにリムへの タイヤの簡単な予備位置決めを確保することである。さもなくば、第1変形例に ついて述べたように、突出部240がリム22を覆うやいなや、且つ溝220を 覆う前に、真空を除去するか或いは減少させることにより、正しい位置に達する やいなや、締めつけが自動的に起こることが可能である。再び、他の変形例にお けるように、取付け基部を適当に寸法決めする手段により、0.2バール未満の 室の真空で溝220の高さ(H)より大きい変位を得ることが可能である。 第1および第2変形例では、タイヤは本質的にタイヤケーシングと、このタイ ヤケーシングから分離可能なリングとよりなり、リングは取付け基部を構成し、 上記タイヤケーシングは本質的に2つの側壁部と、各側壁部が半径方向内方にビ ードで終わっているクラウン部分とよりなる。上記リングは取付け基部を構成し 、上記リングはビードの下に戻され、ビードを接合している。それにより、取付 け基部は、ビードの下への挿入および取付け後、単一のスリーブを構成し、この スリーブは側壁部を接合し、且つタイヤケーシングとともに気密室を有する閉鎖 トロイドを構成している。 下記の例(第2および第3系統)では、取付け基部はタイヤ付きの単一の部品 に成形されている。第2系統では、タイヤは取付け基部のところでトロイドスプ リットを構成している。それにより、取付け基部は2つの半スリーブを有してお り、各半スリーブは側壁部の一方と一体に接合されて成形されている。 図11ないし図15は可能な継ぎ部を有する相補形状で終わっている2つの側 壁部311および2つの半スリーブ33を有しているタイヤ3を示している。タ イヤ3は一端から他端まで延びるカーカス強化材を有していることがわかる。端 部の一方はタング36を有している。他端は平行な側面を持つ溝37を有してい る。タングを溝に挿入すると、上記端部はリム32の対応溝320に挿入された 突出部340を構成する。かくして、高さHの係止要素は第1系統の変形例と同 様であることがわかる。相補端部は突出部340の各半体により肩部の圧接する こによって組付けられる。図13は、強化された或いはされていないシールテー プを貼り、例えば、接合し、継手を覆い、且つ/或いはタング36と溝37との 間にセメントのようなシール製品を導入することによって2つの半スリーブ33 間の接合の気密性を向上させることができることを示している。修理のためにタ イヤの内側へ接近することができることを望むならば、選択して接合は元に戻せ る。タイヤは、もちろん、例えば右側半スリーブ33に設置され、ビード313 のワイヤの下を通る弁(図示せず)を有している。タイヤはリムの特別の凹部に 局部的に係合されるボスを構成することができ、かくして、リム上のタイヤの回 転そ止めるのを助けることかできる。凹部は、とりわけ、双マウントの内側タイ ヤを外側から嵌合することができるために、横断することができる。タイヤ上の ボスもまた、弁の装着のために必要でなくても横断(軸線と平行に配向される) することができる。 タイヤの取付けおよび取外しは以上で説明したものと同様である。図12は室 30が低下圧力にあるときを示している。タング36は溝37に完全に係合され ている。突出部340の横方向支持面341、342はリム32上の溝320の 両側の相補支持面321、322間に存在する距離よりわずかに近い。なお、第 2変形例で使用することもできる高さC3(図11参照)のリムフランジの任意 の存在により予備位置決めを容易にすることができる。真空の除去後、取付け基 部の半径方向内側面330ならびに係止突出部340はリム32に堅固に付けら れている。 変形例として図14はダクト39が突出部340の下に設置されたテープ38 のすぐ下方でリムの半径方向外面に位置された穴391に通じている。これによ り、大気圧下でタイヤの室に存在する圧力を降下するかわりに、取付け基部の両 側間の圧力差を得るために、リムと取付け基部との間に流体を圧力下で注入する ことができる。同じ穴391は、普通の使用では、取付け基部とリムとの間の制 限空間をガス抜きするのに役立つ。もちろん、この取外し原理は本発明のたの変 形例でも使用することができる。 取付け基部は好ましくは、リムとタイヤとの間の簡単な相対並進による通例の 取付けおよび取外し時に容易な位置決めを可能にするために、リムに対するビー ド313の下の締めつけが無いか、さもなくば、空気室内のゼロの圧力における 少なくとも容易に可逆な締めつけが無いように設計されている。同じ符号が他の 変形例に当てはまり、相対並進による移動を容易にした結果、上記のように、少 なくとも取付け段階中のリムに対する締めつけ用の備えを行わなくてよい。しか しながら、上記のように、半径方向に拡張するのに十分に可撓性であるので、膨 らまし圧力による推力をリムに良く伝達する取付け基部の最も大きい部分にタイ ヤとリムとの間に存在する広い接触面により、良好な条件下でタイヤとリムとの 間のトルクの伝達が起こる。従って、使用圧力でタイヤが膨らまされ、取付け基 部とリムとの間に、可なりの接触圧力が現れる。 図15および図16に示す第4変形例は支持面441、442の相対間隔の点 で第3変形例と相違している。この場合、左側ビード413の軸方向位置決めの 標準役割を果たすフランジを必ず有するリム42が使用される。支持面441、 442間のより大きい相対間隔は、室40の圧力の低下時に、接合部のところの 移動により、しかし主に上記支持面441、442間のスリーブの長さの短縮に より、支持面441、442の相対合わさりが起こらないことを意味している。 これにより、リム上の支持面441と相補支持面421との間の大きい遊びをよ り容易に生じることが可能である。これにより、設置を確保し易くし、且つタイ ヤおよびリムについての広い製造許容誤差を考慮にいれることができる。それを 除いて、タイヤ4の構成およびリム42に対する取付けおよび取外しが類似して いる。 図17および図18に示す第5変形例は同じ形状の端部を持つ半スリーブ53 を有している。高さHの突出部540および係止面541、542並びにリム5 2に配置された溝520の両側の相補支持面521、522が設けられている。 ブレース58を構成する要素が上記端部530間の挿入されて室を閉じ且つ気密 性を確保している。図17では、ブレース58の半径方向部分はゴム成形中央部 品よりなり、この中央部品においては、例えば、多数の剛性プラスチックまたは 金属スタッドが本質的に回転軸線と平行に沈設配置され、また中央部品は両側で 横方向に延びて留めフック581を構成している。上記ブレース58は半スリー ブ53の端部530に回転軸線に向けて横方向および半径方向に圧接するように なっており、留めフック581は、例えば支持面541、542まで上方に延び ている半スリーブの端部530の下に半径方向に挿入されるようになっている。 留めフック581により、タイヤの内室の圧力の低下時およびタイヤの膨らまし 時に同時に十分な気密性を確保しながら、半スリーブ53にブレース58を正し く位置決めすることが可能である。 以下の第6および第7変形例(第3系統、図19ないし図21)は、製造時に 気密な内キャビティ60または70を構成する閉鎖トロイダルタイヤ6、7を示 している。取付け基部は、側壁部を接合してこれらと一体に成形された単一のス リーブを構成している。係止要素を突出部または局部化溝の形態として設けるこ とができる。本発明のこの応用はこれ以上の注解を必要としない。先の変形例の 説明を参照せよ。なぜなら、半スリーブを接触することにより閉じた後、第2系 統の変形例に閉鎖トロイドが作られるからである。 図19は固着手段が取付け基部に沿った漸増する特別の厚さの広がりであるよ うな変形例を示している。高さHはリム上の小さい周囲長さPjmの位置と大き い周囲長さPjMの位置との間の半径の差を表している。取付けおよび取外しは 以上に説明したように起こる。 図20および図21は、いずれの応力(図20における軸線を参照)以外、タ イヤ7の最小の周囲長さPmは、ここでは支持領域全体のわたって一定であるリ ム周囲長さPjMよりちいさいタイヤ7を示している。このようなタイヤは少な くとも側壁部および取付け基部の存在する管状の半径方向カーカスを有している 。少なくとも取付け基部に対応する領域では、タイヤは上記取付け基部の半径方 向拡張移動に抵抗するようなワイヤまたは他の種類の強化材を有していない。こ のタイヤは、第1系統について説明したように、内キャビティの圧力の低下の助 けにより嵌合することによってリムに対して取付けたり、取外したりすることが できる。タイヤは、これを図20に示すように変形するために、クラウン部分に 支持される。このようなタイヤ7は、真空を除去すると(フーピング作用が広が ると)、自然のフーピング作用単独によりリム72に取付けられて位置決めされ る。 タイヤ6、7を適当な形状の支持体上に製造して加硫する。加硫後、リムに対 する取外しと同じ方法で、つまり、それらの内キャビティの圧力低下を適用する ことによって、これらのタイヤをそれらの支持体から取り出す。これらもまた局 部化されないが、軸方向に広がる固着手段の例である。 これらの第6および第7変形例でも、空気室50の内圧がゼロになると、タイ ヤはそのリム上に留まる。タイヤの半径方向内側壁部630、730がリム62 、72に及ぼす残留接触圧に応じて、タイヤは現在の技術状態で現在使用されて いる解決策におけるのと多少同じゼロの圧力で機能する容量を有している。 最後に、図22および図23はタイヤの室の圧力を低下させることなしに取付 けおよび取外しを行う場合を示している。リム82は単一のフランジ822を有 している。リム82は溝820と、突出部140と協力するように設計された相 補支持部821とを有している。この改造リム82は固着手段を半径方向外方に 圧迫するために固着手段に半径方向の圧力を及ぼすことが可能な少なくとも1つ の穴829を有している。 無応力状態におけるリング13の形状は実線で描かれた形状である。しかしな がら、リング13の可撓性により、リング13は図23に破線で表された変形を 容易にとることができる。取付けは、リングがリム82を覆っているときにリン グを変形させることによって簡単な相対並進により行われる。相対並進後、図2 3における左側ビード113がリム82のフランジ822に当接すると(すなわ ち、左側ビード113が図22の形状にあるとき)、突出部140は溝820に 係合され、それによりタイヤのリムへの自動締めつけを可能にする。 タイヤをそのリム82から取外すためには、下記の如く進行する。まず、タイ ヤ室10の内側の膨らまし圧力を除去する。次いで、流体を穴829を通してリ ムと取付け基部と間に圧力下で注入するか、さもなくば、突出部140を溝82 0から外すために突出部を穴829のような幾つかの穴に押し通す。リングがリ ムから完全に外れるまで、タイヤをリム上に軸方向に摺動させることにより終了 する。流体をリムと取付け基部との間に圧力下で注入するならば、その圧力はリ ムと取付け基部との間に現れる遊びにより取付け基部の全周の下にむしろ容易に 分布される(穴829は普通の使用では、取付け基部とリムとの間に制限された 空間をガス抜きするのに役立つ)。 本発明の幾つかの応用を説明した。本発明は多くの異なる状況で採用すること ができる。リムを液圧モータと一体化することができ、さもなくば、本質的に車 両に永久的に設けることができる任意の機械部品により形成することができる。 何故なら、タイヤを取外すためにリムを取外すことがもはや必要でないからであ る。例えば、乗用車への適用については、リムが取外し可能ではなく、且つ気密 でないなら、ブレーキ点検のための且つブレーキパッド交換のための点検ピット を非常に適切に設けることができる。 なお、乗用車では、旋回時、旋回の外側に位置したタイヤに最も大きい横方向 の応力が現れ、この応力はタイヤを車両に向けて押し戻す傾向がある。従って、 対称の変形例(図1ないし図6)では、リムフックを車両の内側の位置させるの が有利である。 異なる変形例を使用することができる。例えば、係止面は例えば弁の通路のた めに局部的に中断されるのがよい。異なる機能的隙間を設けることができる。例 えば、値Pjmは、例えば、リムの溝の裏面とタイヤの突出部との間の遊びを除 外せず、リム上で測定された最小の直径である。 本発明は異なる可能な適用の全範囲を表す。本発明により設計されたタイヤま たはタイヤ/リム組立体をタイヤの内室の真空なしに取付けたり、取外したりす ることができる。真空の使用により、作動を容易にし、或いは取付けられないか 或いは取外されない、或いは真空に復帰することなしに取付けたり取外したりす ることが非常に困難であるタイヤまたは組立体を設計することが可能である。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.トロイダルタイヤ(1、2、3、4、5、6、7)において、該トロイダル タイヤは、適当なリム(12、22、32、42、52、62、72、82)上 の取付け位置で見たときに、 リム上の取付け基部を備え、上記基部は、横方向に延びるスリーブを構成して おり、該スリーブは気密室(10、20、30、40、70)を構成する閉鎖ト ロイドを形成することが可能であり、上記基部は上記トロイドの半径方向に最も 内側の壁部を構成しており、 上記基部は上記リムに設けられようになっており、 タイヤを少なくとも2つの方向のうちの一方においてリムに軸方向に固着する ための固着手段を備え、上記固着手段は:基部の半径方向内側面に配置されてお り;少なくとも上記方向での軸方向におけるタイヤとリムとのいずれの相対移動 に抵抗するためにリムに配置された相補支持部と協力するように設計されており ;弛緩自然位置と、固着手段が上記相補要素との係合から外されている半径方向 外方に応力付与された位置との間で或る程度の可撓性を与える基部の一部に配置 されており、基部の上記一部はおよび固着手段は、上記室がその外側に存在する 大気圧と同じ圧力にあるとき、固着手段が相補要素と係合されて、タイヤが少な くとも上記一方の方向においてリムに自動的に固着されるように、且つ固着手段 の解放が、この固着手段に半径方向外方に応力付与された位置を取らせのに役立 つ外側手段の作用に固着手段をさらすことを必要とするように、成形されて構成 されていることを特徴とするトロイダルタイヤ。 2.上記固着手段は軸方向中間位置で基部の半径方向内面に配置される突出部( 140、240、340、440、540)の形態で構成された係止要素を有し ており、上記係止要素は基部の内面から半径に対して平行に測定された所定の高 さ(H)を有しており、リムに配置された上記相補支持部は上記係止要素に適合 されていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。 3.トレッドよりなるクラウン部分(114、314、414)を有しており、 上記可撓性の程度は、タイヤが気密室を構成する閉鎖トロイダル形状にあるとき 、室の圧力低下が、クラウンの変形を生じる前に広い半径部分に向かう上記固着 手 段の所望の変位を生じ、上記クラウンの変形の程度が広い半径部分への上記手段 の上記変位に抵抗するような程度であることを特徴とする請求項1または2に記 載のタイヤ。 4.係止要素は少なくとも1つの明らかに平らな係止面(14)を横方向に有す ることを特徴とする請求項2に記載のタイヤ。 5.周方向にほぼ連続しており、且つ回転軸線と直角である平面に配向され、互 いに半径方向に対向した面を構成する2つの係止面(241、242;341、 342;441、442;541、542)を有しており、上記座部は各々、タ イヤを両軸方向においてリムに対して軸方向に不動にするためにリムに配置され た相補支持部と協力するようになっていることを特徴とする請求項4に記載のタ イヤ。 6.上記取付け基部は明らかに円筒形であり、タイヤの軸線と平行であることを 特徴とする請求項1ないし5のうちのいずれかに記載のタイヤ。 7.取付け基部はタイヤと共に単一の部片を構成することを特徴とする請求項1 ないし6のうちのいずれか1項に記載のタイヤ。 8.各々が側壁部のうちの1つと一体に接合されて成形された2つの半スリーブ を有するようにトロイドスプリットを取付け基部に形成したことを特徴とする請 求項7に記載のタイヤ。 9.半スリーブは接合が可能な相補形状の端部(351,352;451、45 2)を有することを特徴とする請求項8に記載のタイヤ。 10.端部の一方はタング(36)を有しており、他方の端部は平行な横面を持 つ溝(37)を有していることを特徴とする請求項9に記載のタイヤ。 11.半スリーブは同一形状(530)の端部を有しており、ブレース(58) を構成する要素が上記端部間に挿入されて室を閉じ、且つ気密性を確保したこと を特徴とする請求項8に記載のタイヤ。 12.上記ブレース(58)の横端部は、半スリーブの端部に回転軸線に向けて 横方向および半径方向に圧接するようになっているリップ(580)を有してお り、半スリーブの端部の下に半径方向に挿入された留めフック(581)を有し ていることを特徴とする請求項11に記載のタイヤ。 13.横方向側壁部を有する閉鎖トロイダルタイヤを構成し、取付け基部が、側 壁を接合し且つ側壁と一体に成形された単一のスリーブを構成するようになって いることを特徴とする請求項7に記載のタイヤ。 14.タイヤケーシングと、該タイヤケーシングから分離可能なリング(13、 23)とよりなり、リングは取付け基部を構成しており、上記タイヤケーシング は2つの側壁部と、トレッドよりなるクラウン部分とを有しており、各側壁部は 半径方向内方においてビード(113、213)で終わっており、上記リングは ビードの下の戻されてビードを接合して、取付け基部が、ビードの下への挿入お よび取付け後、側壁部を接合し且つタイヤケーシングと共に気密室を有する閉鎖 トロイドを形成する単一のスリーブを構成するようになっていることを特徴とす る請求項7に記載のタイヤ。 15.上記リングは本質的にプラスチックであることを特徴とする請求項7に記 載のタイヤ。 16.上記支持面の半径方向の変位を許容するように軸方向に配向されたスリッ ト(137)を有しており、上記スリットは上記室を気密にするために非常に低 い弾性係数を有する材料(136)でシールされていることを特徴とする請求項 15に記載のタイヤ。 17.リングは、半径方向に延び且つビードのうちの一方のビードの軸方向外面 と協力する単一の外側フランジ(132)を有しており、またリングは、半径方 向に延び且つビードのうちの他方のビードの軸方向外面と協力する単一のフラン ジを有するリムに設けられていることを特徴とする請求項14ないし16のうち のいずれか1項に記載のタイヤ。 18.リングは、半径方向に延び且つ上記ビードの軸方向外面と協力する2つの 外側フランジ(232、233)を有していることを特徴とする請求項14ない し16のうちのいずれかに記載のタイヤ。 19.半径方向に延び且つ外側フランジに半径方向内側に設置されてビードのう ちの一方のビードの軸方向内面と協力する内側フランジ(234)を有すること を特徴とする請求項17または18に記載のタイヤ。 20.リングの構造は、固着手段の半径方向拡張を考慮し、タイヤケーシングの ビードに下に挿入されるためにインゲンマメのように湾曲することができるよう に構成されていることを特徴とする請求項14ないし19のうちのいずれか1項 に記載のタイヤ。 21.上記固着手段は、半径方向に弾性ベルトを構成し且つ軸方向に広がった基 部のメジアン部分により構成されており、リムに配置された上記相補支持部は上 記弾性ベルトに適合されていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。 22.トレッドよりなるクラウン部分(114、314、414)を備えており 、上記可撓性の程度は、タイヤが気密室を構成する閉鎖トロイド形状にあるとき 、室の圧力低下により、クラウンの変形を生じる前に広い半径部分に向かう上記 固着手段の所望の変位を生じ、上記変形の程度は上記広い半径部分に向かい上記 ベルトの上記変位に抵抗するような程度であることを特徴とする請求項21に記 載のタイヤ。 23.取付け基部はタイヤと共に単一の部片を構成することを特徴とする請求項 21または22に記載のタイヤ。 24.側壁部を呈する閉鎖トロイドを形成して、取付け基部が、側壁部接合して 側壁部と一体に成形された単一のスリーブを構成するようになっていることを特 徴とする請求項23に記載のタイヤ。 25.タイヤケーシングと、該タイヤケーシングから分離可能なリング(13、 23)とよりなり、リングは取付け基部を構成しており、上記タイヤケーシング は本質的に2つの側壁部と、トレッドよりなるクラウン部分とよりなり、各側壁 部は半径方向内方においてビード(113、213)で終わっており、上記リン グはビードの下の戻されてビードを接合して、取付け基部が、ビードの下への挿 入および取付け後、側壁部を接合し且つタイヤケーシングと共に気密室を有する 閉鎖トロイドを形成する単一のスリーブを構成するようになっていることを特徴 とする請求項21または22に記載のタイヤ。 26.上記リングは本質的にプラスチックであり、また上記リングは、上記支持 部の半径方向の変位を許容するように軸方向に配向されたスリット(137)を 有しており、上記スリットは上記室を気密にするために非常に低い弾性係数を持 つ材料(136)によりシールされていることを特徴とする請求項25に記載の タイヤ。 27.リングは、半径方向に延び且つ上記ビードの軸方向外面と協力する2つの 外側フランジ(232、233)を有していることを特徴とする請求項25また は26に記載のタイヤ。 28.半径方向に延び且つ外側フランジの軸方向内側に設置されたビードのうち の一方のビードの軸方向内面と協力する内側フランジを有することを特徴とする 請求項26または27に記載のタイヤ。 29.リングの構造は、固着手段の半径方向拡張を考慮し、タイヤケーシングの ビードに下に挿入されるためにインゲンマメのように湾曲することができるよう に構成されていることを特徴とする請求項25ないし28のうちのいずれかに記 載のタイヤ。 30.適合リムは固着手段を半径方向外方に押圧するために固着手段に半径方向 の圧力を及ぼすことを可能にする少なくとも1つの穴を有していることを特徴と する請求項1ないし29のうちのいずれか1項に記載のタイヤ。 31.単一の部片にトロイダルタイヤ(1、2、3、4、5、6、7)とリム( 12、22、32、42、52、62、72、82)とを有する組立体において 、 上記トロイダルタイヤは、適当なリム上の取付け位置に見られるように、 2つの側壁部(111、211、311、411)と、 リム上の取付け基部とを有しており、上記基部は、各側壁部から他方の側 壁部の方向に横方向に延びるスリーブを構成しており、側壁部の半径方向内端部 は上記基部により延長されており、 トレッドよりなり、且つ側壁部の半径方向上端部に接合されたるクラウン 部分(114、314、414)を有しており、 上記基部は、 タイヤがリムに取付けられていないときでも、側壁部およびクラウン部分 を補足し合う気密室(10、20、30、40、70)を構成する閉鎖トロイド を形成することが可能であり; 側壁部間に軸方向に位置された同時係止部分をリムに有しており、上記同 時係止部分は無応力状態で最小の周囲長さ(Pm)を呈し、 リムは、タイヤがリム上の取付け位置にあると考えたとき、上記基部の半径方 向突出部に支持領域を有しており、上記支持領域は同時係止部分の一部と対向し た最小の周囲長さ(Pjm)を呈し、軸方向一方の側(SR)において、少なく とも係止部分は最小の周囲長さ(Pjm)を呈し、またリムは(Pjm)より大 きい最大の周囲長さ(PjM)を呈する領域を有しており、上記側(SR)に位 置された全体リムは任意の軸方向位置における(PjM)より小さい周囲長さを 呈し、同時係止部分の上記最小の周囲長さ(Pm)はリムの最大周囲長さ(Pj M)より厳密には小さく、上記同時係止部分は、タイヤがリム上の適所にあると き、少なくとも軸方向に上記側(SR)に向かうリムに対するタイヤのいずれの 相対移動に抵抗するのにリムと協力するように弾性的に延び可能であることを特 徴とする組立体。 32.同時係止部分は側壁部から軸方向に離れた位置で基部の半径方向内面に配 置された突出部または溝の形態の係止要素を有しており、上記係止要素は基部の 内面から半径に対して平行に測定された所定の高さ(H)を有することを特徴と する請求項31に記載の組立体。 33.基部の可撓性は、タイヤが気密室を構成する閉鎖トロイド形状にあるとき 、室(10、20、30、40、70)の圧力の低下により、クラウンの変形を 生じる前に広い半径部分に向かう上記同時係止部分の所望の全体変位を生じ、上 記変形の程度は広い半径部分に向かう基部の上記変位に抵抗するような程度であ ることを特徴とする請求項31または32に記載の組立体。 34.係止要素は少なくとも1つの明らかに平らな係止面(14)を横方向に有 することを特徴とする請求項31ないし33のうちのいずれか1項に記載の組立 体。 35.取付け基部はタイヤと共に単一の部片に成形されていることを特徴とする 請求項31ないし34のうちのいずれか1項に記載の組立体。 36.各々が側壁部のうちの1つと一体に接合されて成形された2つの半スリー ブを有するようにトロイドスプリットを取付け基部に形成したこと特徴とする請 求項35に記載の組立体。 37.半スリーブは接合が可能な相補形状の端部(351、352;451:4 52)でおあわっていること特徴とする請求項36に記載の組立体。 38.半スリーブは同一形状(530)の端部を有しており、ブレース(58) を構成する要素が上記端部間に挿入されて室を閉じ、且つ気密性を確保したこと を特徴とする請求項36に記載の組立体。 39.取付け基部が、側壁部を接合し且つ側壁部と一体に成形された単一のスリ ーブを構成するように閉鎖トロイドを形成することを特徴とする請求項35に記 載の組立体。 40.タイヤケーシングと、該タイヤケーシングから分離可能なリング(13、 23)とよりなり、リングは取付け基部を構成しており、上記タイヤケーシング は本質的に2つの側壁部と、クラウン部分とよりなり、各側壁部は半径方向内方 においてビード(113、213)で終わっており、上記リングは取付け基部を 構成しており、上記リングはビードの下の戻されてビードを接合して、取付け基 部が、ビードの下への挿入および取付け後、側壁部を接合し且つタイヤケーシン グと共に気密室を有する閉鎖トロイドを形成する単一のスリーブを構成するよう になっていることを特徴とする請求項31ないし34のうちのいずれか1項に記 載の組立体。 41.リングは、半径方向に延び且つビードのうちの一方のビードの軸方向外面 と協力する単一の外側フランジ(132)を有しており、リングは、半径方向に 延び且つビードのうちの他方のビードの軸方向外面と協力する単一のフランジを 有するリムに設けられていることを特徴とする請求項40に記載の組立体。 42.リングは、半径方向に延び且つ上記ビードの軸方向外面と協力する2つの 外側フランジ(232、233)を有していることを特徴とする請求項40に記 載の組立体。 43.半径方向に延び且つ外側フランジに軸方向内側に設置されてビードのうち の一方のビードの軸方向内面と協力する内側フランジ(234)を有することを 特徴とする請求項41または42に記載の組立体。 44.リングの構造は、同時係止部分の半径方向拡張を考慮し、タイヤケーシン グのビードに下に挿入されるためにインゲンマメのように湾曲することができる ように構成されていることを特徴とする請求項40ないし43のうちのいずれか 1項に記載の組立体。 45.上記同時係止部分は、半径方向に弾性ベルトを構成し、且つ軸方向に広が った基部のメジアン部分により構成されており、リムに配置された上記相補支持 部は上記弾性ベルトに適合されていることを特徴とする請求項31に記載の組立 体。 46.取付け基部はタイヤと共に単一の部片を構成していることを特徴とする請 求項45に記載の組立体。 47.タイヤは、取付け基部が、側壁部を接合し且つ側壁部と一体に成形された 単一のスリーブを構成するように、閉鎖トロイドを形成することを特徴とする請 求項45または46に記載の組立体。 48.タイヤケーシングと、該タイヤケーシングから分離可能なリング(13、 23)とを有しており、リングは取付け基部を構成しており、上記タイヤケーシ ングは本質的に2つの側壁部と、クラウン部分とよりなり、各側壁部は半径方向 内方においてビード(113、213)で終わっており、上記リングはビードの 下の戻されてビードを接合して、取付け基部が、ビードの下への挿入および取付 け後、側壁部を接合し且つタイヤケーシングと共に気密室を有する閉鎖トロイド を形成する単一のスリーブを構成するようになっていることを特徴とする請求項 45に記載の組立体。 49.タイヤケーシングのビードの下に設けられるように設計されたリング(1 3、23)において、タイヤケーシングは、クラウンと、リング上のビードの取 付け後、適合リムに取付けられるように設計されたタイヤを構成するために各々 がビードで終わっている2つの側壁部とを有しており、上記リングは、各々がビ ードを受けるための2つの座部を有しており、また少なくとも2つの方向のうち の一方におけるリム上のタイヤのいずれの相対移動にも軸方向に抵抗するための 固着手段を有しており、上記固着手段は、 リングの半径方向内面に配置されており、 少なくとも上記方向での軸方向おけるタイヤとリムとのいずれの相対移動 にも抵抗するためにリムに配置された相補支持部と協力するように設計されてお り、 弛緩自然位置と、固着手段が上記相補要素との係合から外されている半径 方向外方に応力付与された位置との間で或る程度の可撓性を与える基部の一部に 配置されており、基部の上記一部はおよび固着手段は、 − 上記室がその外側に存在する大気圧と同じ圧力にあるとき、固着手段 が相補要素と係合されて、タイヤが少なくとも上記一方の方向においてリムに自 動的に固着されるように、 − 固着手段の解放が、この固着手段に半径方向外方に応力付与された位 置を取らせのに役立つ外側手段の作用に固着手段をさらすことを必要とするよう に、成形されて構成されていることを特徴とするリング。 50.固着手段は座部から軸方向に離れた位置でリングの半径方向内面に配置さ れた突出部(140、240)または溝の形態で形成された係止要素よりなり、 上記係止要素はリングの内面から半径と平行に測定された所定の高さ(H)を有 していることを特徴とする請求項49に記載のリング。 51.可撓性の程度は、タイヤが気密室を構成するためにリングにより閉じられ たトロイド形状にあるとき、室内の圧力が、上記タイヤのクラウンの変形を生じ る前に広い半径部分に向かう上記固着手段の所望の変位を生じ、上記クラウンの 変形の程度は広い半径部分に向かう上記手段の変位に抵抗するような程度である ことを特徴とする請求項49に記載のリング。 52.係止要素は少なくとも1つの明らかに平らな係止面を横方向に有している ことを特徴とする請求項50に記載のリング。 53.周方向に明らかに連続し、明らかに半径方向の配向されており、且つ互い に対向して軸方向に配向された面を構成する2つの係止面(241、242)を 有しており上記支持面の各々は両軸方向においてリングをリムに軸方向に係止す るためにリムに配置された相補支持面と協力するようになっていることを特徴と する請求項52に記載のリング。 54.本質的にプラスチック製であることを特徴とする請求項49ないし53の うちのいずれか1項に記載のリング。 55.上記支持面の半径方向変位を許容するように軸方向に配向されたスリット (137)を有していることを特徴とする請求項54に記載のリング。 56.半径方向に延び且つビードのうちの一方のビードの軸方向外面と協力する 単一の外側フランジを有しており、該フランジは、半径方向に延び且つビードの うちの他方のビードの軸方向外面と協働する単一のフランジを有するリムに取付 けられるようになっていることを特徴とする請求項54ないし55のうちのいず れか1項に記載のリング。 57.半径方向に延び且つ上記ビードの軸方向外面と協力する2つの外側フラン ジ(232、233)を有していることを特徴とする請求項54ないし55のう ちのいずれか1項に記載のリング。 58.半径方向に延び且つ外側フランジの内側に軸方向に設置されてビードのう ちの一方のビードの軸方向内面と協力する内側フランジを有していることを特徴 とする請求項56または57に記載のリング。 59.リングの構造は、固着手段の直径の拡張を許容し、タイヤケーシングのビ ードの下に挿入されるためにインゲンマメのように湾曲することができるように 構成されていることを特徴とする請求項49ないし58のうちのいずれか1項に 記載のリング。 60.上記固着手段は、弾性ベルトを半径方向に構成し且つ軸方向に広がった基 部のメジアン部分により構成されており、リムに配置された上記相補支持部は上 記弾性ベルトに適合されていることを特徴とする請求項49に記載のリング。 61.気密室を構成する閉鎖トロイダルタイヤをリムに取付けるための方法であ って、 上記タイヤは、 リム取付け基部を備え、上記基部は取付け位置で上記リムに静止するように なっているスリーブを構成しており、 少なくとも2つの方向のうちの一方におけるリム上のタイヤのいずれの相対 移動にも軸方向に抵抗するための固着手段を備えており、上記固着手段は 基部の半径方向内面に配置されており、 少なくとも上記方向での軸方向におけるタイヤとリムとのいずれの相対移 動にも抵抗するためにリムに配置された相補支持部と協力するように設計されて おり、 固着位置と半径方向外方に位置された不固着位置との間で或る程度の可撓 性を与える基部の一部に配置されている取付け方法において、 タイヤが気密室を構成する閉鎖トロイド形状にあるとき、広い半径部分に向か う固着手段の十分な変位を生じるまで、室の圧力を低下させ、 リムに対する最終の軸方向位置をとるまで、上記タイヤを上記リムに嵌合する か或いはその嵌合を完了し、 固着手段が狭い半径部分に向けて変位されるように真空を除去する、ことを特 徴とするタイヤをリムに取付けるための方法。 62.固着手段は、2つの方向のうちの少なくとも一方での軸方向の不動化のた めに、取付け基部の半径方向内面に配置された突出部または溝の形態で構成され た係止要素と有しており、上記係止要素は基部の内面から半径と平行に測定され た所定の高さ(H)を有しており、上記係止要素は上記方向での軸方向における タイヤとリムとのいずれの相対移動にも抵抗するためにリムに配置された適当な 相補支持部に係合されるようになっており、 係止要素およびこれに近接した基部の部分を備えた同時係止部分の可撓性は、 タイヤが気密室を構成する閉鎖トロイド形状にあるとき、室内の圧力の低下によ り、タイヤのクラウンの変形を生じる前に広い半径部分に向かう係止要素の所望 の全体変位を生じる程度であり、上記変位の程度が広い半径部分に向かう基部の 上記変位に抵抗するような程度であることを特徴とする請求項61に記載の取付 け方法。 63.タイヤの嵌合が始まったとき、且つ側壁部の半径方向内端部がリム上のそ の最終軸方向位置をとる前に、固着手段が上記相補支持面に対向した最終位置を とる前にリムと協力するように、圧力を低下させることを特徴とする請求項61 または62に記載の取付け方法。 64.タイヤケーシングから分離可能である要素を構成する基部を使用し、閉鎖 トロイド形状を生じるために、上記基部はこれをタイヤケーシングのビードの下 に挿入するためにインゲンマメのように湾曲されていることを特徴とする請求項 61ないし63のうちのいずれか1項に記載の取付け方法。 65.気密室を構成する閉鎖トロイダルタイヤをリムから取外すための方法であ って、 上記タイヤは、 リム取付け基部を備え、上記基部は取付け位置で上記リムに静止するように なっているスリーブを構成しており、 少なくとも2つの方向のうちの一方におけるリム上のタイヤのいずれの相対 移動にも軸方向に抵抗するための固着手段を備えており、上記固着手段は、 基部の半径方向内面に配置されており、 少なくとも上記方向での軸方向におけるタイヤとリムとのいずれの相対移 動にも抵抗するためにリムに配置された相補支持部と協力するように設計されて おり、 固着位置と半径方向外方に位置された不固着位置との間で或る程度の可撓 性を与える基部の一部に配置されている取外し方法において、 広い半径部分に向かう固着手段の十分な変位を生じるまで、気密室の圧力より 大きい圧力をリムとタイヤとの間に生じ、 上記タイヤを軸方向に摺らすことによって上記リムから取り外す、ことを特徴 とするタイヤをリムから取外すための方法。 66.上記固着手段は、2つの方向のうちの少なくとも一方での軸方向の不動化 のために、取付け基部の半径方向内面に配置された突出部または溝の形態で構成 された係止要素と有しており、上記係止要素は基部の内面から半径と平行に測定 された所定の高さ(H)を有しており、上記係止要素は上記方向での軸方向にお けるタイヤとリムとのいずれの相対移動にも抵抗するためにリムに配置された適 当な相補支持部に係合されるようになっており、 係止要素およびこれに近接した基部の部分を備えた同時係止部分の可撓性は、 タイヤが気密室を構成する閉鎖トロイド形状にあるとき、室内の圧力の低下によ り、タイヤのクラウンの変形を生じる前に広い半径部分に向かう係止要素の所望 の全体変位を生じる程度であり、上記変位の程度が広い半径部分に向かう基部の 上記変位に抵抗するような程度であることを特徴とする請求項65に記載の取付 け方法。 67.上記大きい圧力は、広い半径部分に向かう固着手段の十分な変位を生じる まで、上記タイヤを窄ませ、室内の圧力を低下させることによって得られること を特徴とする請求項65または66に記載の取付け方法。
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