JP2001516967A - 電気的に結合されているカラーリングを有するプラズマチャンバ支持体 - Google Patents

電気的に結合されているカラーリングを有するプラズマチャンバ支持体

Info

Publication number
JP2001516967A
JP2001516967A JP2000512239A JP2000512239A JP2001516967A JP 2001516967 A JP2001516967 A JP 2001516967A JP 2000512239 A JP2000512239 A JP 2000512239A JP 2000512239 A JP2000512239 A JP 2000512239A JP 2001516967 A JP2001516967 A JP 2001516967A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
substrate
plasma
electrode
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000512239A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4544740B2 (ja
Inventor
クレイグ, エー. ロデリック,
デニス, エス. グリマード,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Applied Materials Inc
Original Assignee
Applied Materials Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Applied Materials Inc filed Critical Applied Materials Inc
Publication of JP2001516967A publication Critical patent/JP2001516967A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4544740B2 publication Critical patent/JP4544740B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/683Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping
    • H01L21/6831Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping using electrostatic chucks
    • H01L21/6833Details of electrostatic chucks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/683Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping
    • H01L21/6831Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping using electrostatic chucks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)

Abstract

(57)【要約】 プラズマ処理チャンバ内で基板(50)を支持するための支持体(200)は、その中に埋め込まれている電極を有し、該基板を受け入れるための受入れ表面を有する誘電部材を備える。誘電部材(205)を支持する電気的な導体(210)は、誘電部材内の電極を越えて伸張している周辺部(228)を備える。電圧源(158)は、RFパワーを電極から導体(210)に容量結合するために、RFバイアス電圧を誘電部材(205)内に埋め込まれている電極に供給し、要すれば、誘電部材に基板(50)を静電的に保持するために、DC電圧を供給する。導体(210)の周辺部(228)上のカラーリング(230)は、プラズマチャンバ(20)内でのチャックの使用中に、カラーリングの上に伸張するプラズマシースまでカラーリングを通して導体の周辺部からRFパワーを静電結合するほど十分に低いRF電界吸収を含む。基板(130)の周縁部の回りに広がるRF電界は、基板の機能強化された、さらに均一な処理を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラズマ内での処理中に基板を支持するための支持体に関する。
【0002】
【従来の技術】
イオン化されたガスまたはプラズマは、例えば、半導体製作工程を含む多くの
種類の製造工程で使用される。例えば、プラズマは化学気相堆積工程、エッチン
グ工程およびイオン注入工程で使用される。図1を参照すると、典型的な従来の
プラズマ処理チャンバ20は、プラズマを形成するためにチャンバ内で処理ガス
を分散するためのガス分散器30を含む。該処理ガスプラズマは、基板50を支
持している陰極40aにRF電圧を印加し、陽極40bを電気的に接地し、チャ
ンバ内に容量RF電界を形成することにより付勢される。しかしながら、従来の
プラズマチャンバは、多くの場合、基板50の表面全体で空間的に均一なプラズ
マシースを提供しない。空間的な均一とは、プラズマシースにより占有されてい
るスペース全体でのプラズマイオンの均一な密度および/またはエネルギー分布
を有するプラズマシースを意味する。プラズマイオンの不均一な分布は、多くの
場合、RFまたはDC電界、あるいは基板50の中心60から周辺端縁70まで
を横切る(矢印80a、80bにより表されているように)電流の変動のために
発生する。
【0003】 例えば、一定のチャンバ内では、陰極40aは、図1に示されているように、
基板50の回りに周方向に伸び、相対的に厚い絶縁体シールド90によって電気
的に隔離されている周辺部を含む。しかしながら、陰極40aの周縁部を隔離す
る絶縁体シールド90は、基板50の周辺端縁70近くにある陰極40aとプラ
ズマシースの間のRF電流に大きく影響を及ぼすことがある。それ以外の処理チ
ャンバにおいては、陰極40aは、基板(図示されていない)の周辺端縁70に
届かず止まり、そこまでずっと伸張していない。その結果、プラズマシースは、
基板の周辺端縁近くで異常または切れ目を形成する。
【0004】 このような従来のチャンバ内で基板50の表面を横切って得られる不均一なプ
ラズマイオン分布により、(典型的には、基板端縁から、15ミリメートルから
20ミリメートルの距離、内向きに伸びている)基板の周縁端縁70は、基板5
0の中心部60を基準にして、異なる速度でまたは異なる特性で処理できる。例
えば、エッチング工程では、プラズマ異常は、基板の端縁70で不均一な側壁輪
郭を有するエッチング済みの形を生じさせることがある。これにより、基板50
の周辺端縁70から得られる集積回路チップの収率は大幅に削減する。基板50
の周辺端縁50で発生することがあるさらに低いプラズマイオン密度も、基板の
周辺端縁70のより低速化し、より非効率な処理につながる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプラズマ処理チャンバの別の不利な点は、処理チャンバ20内で基板を
保持するために使用される基板保持システム100から生じる。従来の保持シス
テム100は、基板の周辺部を保持する機械的なクランプ、真空システム、また
は静電チャッキングシステムを含む。機械的なクランプ(図示されていない)は
、基板の端縁を覆い、基板の収率を削減する。真空チャック(やはり図示されて
いない)は、処理ガスおよび浮遊粒子の基板の後方にある真空口へ向かう流れか
ら基板50の汚染を引き起こすことがある。図1に示されているような静電チャ
ッキングシステムは、典型的には、静電荷を使用して基板50を静電的に誘引す
るために基板50の下に配置されている電気的に絶縁されている電極110を含
む。静電チャックは、機械的なチャックおよび真空チャックの一定の問題を解決
するが、チャックの表面を覆っている絶縁体がプラズマ処理ガス内で容易に腐食
する重合材から作られているため、それらは多くの場合チャンバ内で容易に腐食
する。また、静電チャックは別個の電源120を必要とし、チャックの電極11
0は、チャックの下にある陰極40aから電気的に完全に絶縁されなければなら
ない。さらに、チャックの電極110を取り囲む絶縁材は、陰極40aからプラ
ズマシースへの電気的な結合、および/または基板50から陰極40aへの熱伝
導を削減することがある。
【0006】 したがって、基板の表面全体で空間的により均一なプラズマシースを提供する
機器に対する必要性がある。また、やはり基板の周辺端縁を越えて伸びるプラズ
マシースを形成するために、基板の周辺端縁を越えてチャンバ内のRFおよびD
C界構成成分を拡張する機器に対する必要性もある。支持体上に基板を静電的に
保持し、静電チャックおよび陰極構造物などの複数の上に重なる構造物を必要と
せずに、基板上のプラズマにRFパワーを結合することができる機器に対する追
加の必要性もある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、プラズマ処理チャンバ内で基板の表面全体に均一なプラズマを提供
し、チャンバ内に基板を静電的に保持するためにも使用することができる基板支
持体を目的としている。1つの実施態様においては、本発明は、その中に埋め込
まれている電極、および基板を受け入れるための受入れ面を有する誘電部材を備
える。誘電部材を支持している電気導体は、誘電部材内の電極を越えて伸びる周
辺部を備える。電圧源は、電極から導体までRFパワーを容量結合するために、
誘電部材内に埋め込まれている電極にRFバイアス電圧を供給する。導体の周辺
部上のカラーリングは、プラズマ処理チャンバ内でのチャックの使用中に、導体
の周辺部からカラーリングを通ってプラズマまでRFパワーを容量結合するほど
十分に低いRF電界吸収を備える。基板の周縁部の上で伸びるプラズマシースに
より、処理速度が加速され、処理均一性が高められる。
【0008】 好ましくは、カラーリングは、薄いコーティングまたは層、あるいは導体の周
辺部を覆う誘電材料の環状リングを備える。カラーリングにより、導体の周辺部
からのRF電界構成成分は、そこを通ってプラズマシースに結合できる。好まし
くは、誘電材料は、約10-3Ωcm〜約101Ωcmという低い抵抗を有する半 導体誘電材料を含み、それは、電圧がチャックの電極に印加されるときに小さい
電流が誘電材料を通って流れることができるほど十分に漏れやすい。
【0009】 好まれている実施態様においては、支持体は、静電チャックとしても機能し、
DC電圧はチャックに基板を静電的に保持するために誘電部材内の電極にかけら
れる。二重機能支持体は、チャンバ内でプラズマを発生させるためと、基板を静
電的に保持するための両方で役に立つ。この構成により、別個の静電チャック構
造物などの外来構成成分が、限られた体積のチャンバから排除される。
【0010】 別の態様においては、本発明は、均一性を高めて、プラズマゾーンで基板を処
理するための方法を含む。該方法においては、基板はプラズマゾーン内の誘電部
材の上に置かれる。誘電部材は、その中に埋め込まれている電極を含み、誘電部
材の電極を越えて伸びる周辺部を有する下にある電気導体により支持されている
。RFバイアス電圧は、RFパワーを電極から下にある導体に容量結合するため
に、誘電部材内の電極に供給される。導体の周辺部は、電極の端縁を越えてプラ
ズマに容量結合され、基板の周縁部の回りでプラズマイオンのより均一な密度ま
たはエネルギー分布を提供する広げられたプラズマシースを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の装置は、均一なプラズマイオンと基板の面を横切って分布するプラズ
マエネルギを有するプラズマシースを提供することができる。本装置はプラズマ
エッチングまたは反応イオンエッチングのための;イオン注入によって基板に材
料を注入するための、または、化学気相堆積またはスパッタリングによって基板
上に材料を溶着するためのプラズマを形成するのに使用することができる。半導
体基板130のプラズマ処理に適した例示的な処理装置125を図2に概略的に
示す。ここに示した本装置125の特定の実施形態は、本発明の操作を示しただ
けであって、本発明の範囲を限定して使用されるべきではない。このプラズマ処
理装置125は、通常包囲された処理チャンバ132を含み、側壁135、頂壁
140および底壁145を有している。基板130を処理するのに使用される処
理ガスが、ガス分散システム146を介してチャンバ132内に導入される。こ
のシステムは一般的に処理ガス供給部、ガス量制御システムおよびガス流量メー
タを含んでいる。処理ガスが、図2に示すように基板130の周辺近傍から、ま
たは図3に示したように基板を実質上均一に横切って処理ガスを分布できる有孔
「シャワヘッド」ガス分布器を介して基板130の上方から導入される。一つま
たはそれ以上の排気ポンプおよびスロットル弁を備えた排気システム148が、
使用処理ガスの副産物を排気し、チャンバ132内の処理ガスの圧力を制御する
のに使用される。一般的に、コンピュータ制御システムが、プログラムされた処
理条件を使用してガス分散システム146と排気システム148を作動する。処
理チャンバ132とその中の種々の成分は、ここでは金属、セラミックス、ガラ
ス、ポリマーおよび複合材料を含む多様な材料から従来の機械仕上げおよび成形
方法を使用して作ることができる。処理チャンバ132およびその内部の成分を
製造するのに使用できる金属には、アルミニウム、陽極化アルミニウム、「HA
YNES242」、「A1−6061」、「SS304」、「SS316」が含
まれ、また陽極化アルミニムのINCONELが一般的に好まれる。
【0012】 チャンバ132内の処理ガスは、電源158によって互いに相対的に電気的に
バイアスされた一つまたはそれ以上の処理電極155a、155bと容量的に結
合することによって、また、任意にチャンバ132近傍に一つまたはそれ以上の
誘導コイル150を使用してチャンバ内に誘導電界を発生させることによって、
付勢されてプラズマが形成され、またはプラズマイオンが基板に向けて加速され
る。誘導コイル150と処理電極155a、155bの組み合わされた誘導、容
量結合部は同時に電力が供給され、基板を横切るプラズマのより均一な分布を有
する高密度プラズマを提供する。
【0013】 チャンバ内で基板130を支持するようにも作用する支持体アセンブリ200
は、通常誘電体部材205を含み、これに埋設された電極155bを有し、また
、基板130を受け入れるために電極上方に受容面を有している。一般的に、電
源158は電極155bに電気的に接続され、また他の電極155aは、電気的
に接地されており、これによって両電極は、互いに電気的にバイアスされている
。電源158はRFバイアス電圧源を含み、RFバイアス電圧を電極に提供し、
基板を介して結合された第1RF電界成分を発生し、基板(矢印220で概略示
する)上でプラズマを付勢し、第2RF電界成分が電極155b(矢印225で
概略示する)から下方向に延長している。チャンバ132内のプラズマイオンは
、容量的に結合された二つの処理電極間に形成された第1RF電界成分によって
基板130の方向に引きつけられる。
【0014】 誘電体部材205を支持する導体210が、誘電体部材中の電極を越えて延長
する周辺部228を備えている。導体210の周辺部上に配置されたカラーリン
グ230は、RF電界吸収部を含み、このカラーリング230を介して導体21
0の周辺部228からチャンバ中のプラズマシースへの容量的および抵抗的RF
パワーを十分低くする。基板130の周辺の回りに形成された周辺ないし第3R
F電界成分が拡大プラズマシースを提供し、基板のより均一な処理を提供する。
この方法において、支持体アセンブリ200が、電極155bの端部を越えて、
好ましくは基板の端部を越えてプラズマシースを延長させることによって基板1
30の面を横切る改善されたプラズマイオン分布を提供する。
【0015】 支持体アセンブリの特定の態様につき次に開示する。支持体アセンブリ200
の誘電体部材205は、誘電体材料、より好ましくは半導体誘電体材料を備え、
電極155bから電気的に絶縁され、チャンバ132内でプラズマとの電気的な
ショートニングを回避している。電極155bをカバーする誘電体層は、比較的
低いRF電界吸収材を備え、電極155bが誘電体部材205と上にある基板1
30を介しての容量結合することを許容している。誘電体部材205は、非ドー
プまたはドープされたセラミック材料のような低導電率を有する半導体誘電体材
料とすることもでき、これらの材料には、例えば、酸化アルミニウム、窒化アル
ミニウム、シリコン、炭化珪素、窒化シリコン、酸化チタン、酸化イットリウム
、酸化ジルコニウムおよびこれらの混合物がある。誘電体部材205は、基板1
30と直接接触し、支持する滑らかな受容面を有し、これを通して比較的均一な
電気結合を提供する。誘電体部材は、約109Ωcm〜約1011Ωcmの体積抵
抗(率)を備え、処理温度において電極155bから基板130への電流漏洩を
制限するのが好ましい。
【0016】 誘電体部材205は、埋設電極155bと一体をなすモノリシック・セラミッ
ク構造を備え、少なくとも約10%の有孔率の低気孔レベルを、より好ましくは
少なくとも約5%の有孔率を、また最も好ましくは少なくとも約2%の有孔率を
有している。適したセラミック・モノリス材は、均衡プレス、ホット・プレス、
成形・キャスティングまたはテープ・キャスティングによって製造される。別の
方法として、誘電体部材205は、電極155bの回りに積層されたポリイミド
またはアラミド層のラミネート構造で作ることがもでき、一般的にシャモリアン
(Shamoulian)による1995年1月31日出願の米国特許願第08
/381,786号に開示されている高圧釜圧力形成プロセスによる。この特許
を参照により本明細書に組込む。
【0017】 電極155bの上部および下部にある誘電体部材205の誘電体層の厚みは、
比誘電率、抵抗率および厚みのような誘電体材料の電気特性に依存する。電極1
55bの上部の誘電体部材205の厚みは、RFパワーの過度な減衰なしに電極
に対して上にある基板130を介するRFパワーによるプラズマとの容量的結合
を許容するのに十分な薄さであるのが好ましい。電極155bをカバーする上部
誘電体層は、電極からのRFパワーをプラズマとの電気的な結合を許容するのに
十分な薄さでなければならない。誘電体部材205の上部層は、電極155bか
らプラズマに向かい、また、第2上部電極155aに向かう(または、電極15
5a、155bに印加される異なる電圧に依存して逆方向に)第1RF電界成分
の結合を許容するのに十分小さいRF電界減衰性を有している。上部カバーリン
グ電界層の適した厚みは、約100ミクロン〜約3mmである。電極155bを
支持する下部誘電体層は、電極155bからRF電界の下方向成分が、下にある
導体210からのRFパワーと、RF電界の過度な減衰なしに、容量結合するの
に十分薄くなければならない。下部誘電体層は、下にある導体210に対して下
方向に方向付けられている第2RF電界成分を容量的に結合する。下部誘電体層
の適した厚みは、誘電体材料の電気特性に依存し、また所望の結合強度を提供す
るように注文製作できる。この第2誘電体層の一般的な厚みは、約100ミクロ
ン〜約5mmである。
【0018】 誘電体部材205内に埋設された電極155bは、導電性金属で製作され、こ
の金属は、例えば、アルミニウム、銅、銀、金、モリブデン、タンタル、チタン
またはこれらの混合物である。好ましい金属は、銅、タンタル、タングステン、
プラチナ、レニウム、ハフニウムおよびこれらの合金を備える。これらの金属は
、誘電体部材が高温処理を使用して形成される場合に好ましいのもである。電極
155bは、例えば、約1〜100ミクロン厚の銅層から作ることができ、誘電
体部材205内に埋設される。別の方法として、電極は直径が約0.01〜約5
mmのワイヤを有し、約2〜400メッシュのメッシュ・サイズのワイヤ・メッ
シュから作ることができる。その断面は円形、楕円形または矩形である。
【0019】 埋設電極155bを備えた誘電体部材205は、処理中基板の移動ないし配置
ミスを阻止するように、基板130を支持体材に静電的に保持する静電気チャッ
クとしても作用するのが好ましい。本実施形態において、電源158は誘電体部
材205内の電極155bに電気的接続され、さらにチャッキング電圧を電極1
55bに印加し、電極またはまわりをとりまいている誘電体部材に静電電荷を発
生し、基板130を静電的に保持する。この機能において、電源158は一般的
にチャッキング電圧源を備え、約200ボルト〜約2000ボルトのDCチャッ
キング電圧を発生する。この電圧はRFバイアス電圧の印加と同時に電極155
bに印加される。電極155bは、例えば、電源によって異なる電位に維持され
たバイポーラまたはトリポーラ電極のような互いに電気的に絶縁された一つまた
はそれ以上の導体から作ることもできる。
【0020】 上記支持体アセンブリ200は、さらに誘電体部材205の下に電気的な導体
材料から成る導体210を備え、その導体210は、処理チャンバ132の中で
その誘電体部材205を支持するのに適した上側表面を有する。一つの構成では
、その導体210はアルミニウム等から成る金属板を備え、その金属板はその誘
電体部材205の直下に位置決めされている。その導体は、その電極155bと
その導体210に間ある誘電層を介して、容量的にその電極155bに結合され
ている。周辺部228は電極155の周縁部を越えて広がっており、より好まし
くは、基板130の外周端を超えて広がっている。電極155bに印加されたR
F電圧は第2RF成分を生成し、その周波数成分は、下方に置かれた導体210
に向かって下向きに出て行く。これらの電界成分は電極155bを下方の導体2
10に容量的に結合する。電極155bは誘電体部材205によって導体210
から分離され電気的に絶縁されているので、支持体アセンブリ200は容量部材
として作用し、電極155bからのRFパワーを導体210に結合する。その第
2RF電界成分がその導体と結合すると、その電界成分は、電極155bの周縁
部を越えてその周り延在する導体210の周辺部228へと電気的に導かれる。
このようにして、埋め込まれた電極を有する誘電体部材205は第2RF電界成
分を発生させるために使われ、そして、その電界成分は基板130の周縁部の近
傍の領域に送られる。
【0021】 カラーリング230が、導体210の上に導体210の周辺部228と直接接
触するように配置されている。そのカラーリング230は、十分に小さい電界吸
収能を持ち、これにより導体210の周辺部228からのRFはそのカラーリン
グを介してプラズマと結合することができ、そして、そのプラズマシースが基板
130の周縁部を越えて広がることを可能にしている。これにより、基板130
の端部あるいは周縁部における、プラズマシースの異常あるいは切れ目がかなり
少なくなり、そして、さらに均一なプラズマ処理速度を可能としあるいは基板全
体にわたる特性を均一化することが可能となる。カラーリング230は、導体2
10の周辺部228の中の第2RFを、第3のRF成分と結合させそしてそれを
形成する作用をすると考える。その第3RF成分は、電極155bから上方向に
延びている第1のRF成分とは相補的に、カラーリング230を横方向に通って
延在する。カラーリング230と結合しているRF電界は、導体210の中のR
F電界によってエネルギーが与えられ、矢印235で図示されている第3RF電
界成分で概念的に代表できる。このようにして、導体210の電気的導体である
周縁部とその上のカラーリング230の結合は、電極155bの延長部として機
能する。この結果、カラーリング230に全体で起こる結合によって、電極15
5bの有効容量結合部の面積が増加する。周縁部で結合しているカラーリング2
30により広くされたプラズマシースにより、基板130の周縁部全体において
さらに均一なプラズマイオン分布が得られる。
【0022】 導体210の形状と大きさ、および、導体210の上にあるカラーリング23
0の直径は、電極155bのアクティブな領域を増加させるように選ばれる。そ
の結果、電界の広がりの領域とその結果としてのプラズマシースが、電極155
bの周縁部を越えて延在するようになるようになる。好ましくは、導体210は
、基板130の形状と大きさに対応する形状と大きさに形成された金属板で作ら
れている。直径約200mm(8インチ)の円形基板に対して、導体210の適
切な直径は約200〜約220mmである。図3と図4に図示されているように
、導体210は、典型的には190〜200mmの直径を有する蜂起中央部分2
50とその蜂起中央部分の周りに延在する周縁張り出し部分228を有する、台
形のような形状を有することができる。
【0023】 カラーリング230は、誘電体または半導体性誘電体を備える環状あるいは層
状部分を備える。その部分は導体210の周辺部228を覆い、そして十分に薄
い。この結果、導体210の周縁部からのRFパワーの相当な部分が基板130
の周縁部を取り囲んでいるプラズマシースと結合できる。カラーリング230の
形状と厚さは、カラーを製造するために使われている物質の吸収特性、特に、電
極155bの特定のRF周波数における吸収特性に依存する。導体210の上側
表面とカラーリング230の下側表面の両方は(ここでカラーリングは別の構造
で、導体の滑らか表面に合わせたコーティングしていない)、磨かれて滑らかな
上側表面を備える。これにより、導体210とカラーリング230の間で滑らか
でかつ均一にRFを結合させることができる。この際、中間の空気ギャップおよ
びその他の過度な表面の粗さにより形成される性質に影響される電気的インピー
ダンスと干渉することはない。滑らかな結合表面は、表面間の空気ギャップおよ
びその他の接触抵抗を少なくし、そしてそれらの二つの要素の間で結合している
RF電界の強度を増加させる。さらに、その滑らかな結合表面は、その表面間の
空間におけるアークの発生およびグロー放電をも少なくする。その理由は、その
表面間の領域に外部の電荷を帯びたプラズマ種が接近することが少なくなること
、および/または、励起されたガス状の種の平均自由行程を小さくするからであ
る。この結果、なだれ絶縁破壊およびその結果としてのプラズマの形成の可能性
が少なくなる。好ましくは、滑らかな結合表面は、ピークRMSが約10ミクロ
ン未満、より好ましくは約3ミクロン未満、最も好ましくは約0.5ミクロン未
満の表面粗さを備える。
【0024】 一つの形態では、カラーリング230は、導体210の周辺部228の上側表
面の上に、誘電体あるいは半導体的誘電体物質を備える層を形成することにより
作られる。通常のフレームスプレイ法、プラズマスプレイ法、あるいは溶液を用
いるコーティング法が含まれるコーティング方法によって、導体の周縁部分の上
に誘電体層をつけることができる。別の形態では、そのカラーリング230は中
実の環状リングを備える。それは、均一で導体210の側表面と滑らかな電気的
結合ができるために十分なだけ、滑らかに磨かれた下側結合表面を持つ。その環
状リングは、セラミックスや高分子物質に慣用のキャスティング成形法、インジ
ェクション成形、機械加工等を施すことにより形成される。
【0025】 好ましい実施形態では、カラーリング230は、電極155bと導体210に
同心の環状リングを備え、その環状リングの半径方向内側の表面は、その導体の
半径方向外側の表面に接触している。カラーリング230の内径は、導体210
をぴったりと取り囲むことができるのに十分なだけの大きな寸法になっている。
例えば、約190mmの直径を有する円形の導体210に対しては、カラーリン
グ230の適当な内径は約190〜約200mmである。その環状リングはその
基板130を支持することができる上側表面をも有することができる。好ましく
は、環状リング230の上側表面は支持体アセンブリ200の上側収容表面とほ
ぼ同一面となっており、基板130の周縁部まで延在している。好ましくは、そ
の環状リングは、支持部から取り外すことができ、腐食したときあるいは壊れた
ときに、その環状リングを速やかに交換できるようになっている。慣用の誘電体
あるいは半導体性誘電体である場合には、カラーリング230の厚さは典型的に
は約5〜約10mmである。
【0026】 好ましくは、カラーリング230は、RF電界吸収が十分に小さくなるように
、十分に薄い誘電体物質で作られている。これにより、1〜20MHZのRFに
おいて、導体210の周縁部分からRFパワーをプラズマに容量的に結合させる
。適切な誘電体物質は少なくとも2以上の誘電率を持ち、そして約0.1〜約1
volt/nmの絶縁破壊強度を有する。カラーリング230を製造するために
適切な誘電体セラミックス物質には、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、炭
化ホウ素、窒化ホウ素、シリコン、二酸化珪素、シリコンカーバイド、窒化シリ
コン、酸化チタン、炭化シタン、ホウ化ジルコニウム、炭化ジルコニウム、およ
びそれらの等価物あるいは混合物が含まれる。カラーリング230を形成するの
に適切な高分子物質には、ポリイミド、ポリケトン、ポリエーテルケトン、ポリ
スルホン、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン
、ポリエーテルスルホン、ポリエチレン、ナイロン、シリコン、そしてゴムが含
まれる。基板130を加熱する工程のために、カラーリング230のために選択
される誘電体物質は200℃以上の温度に耐えることが好ましい。
【0027】 好ましい実施形態では、カラーリング230を通ってDC電界成分が伝えられ
あるいは誘導されるように、カラーリング230は低い電気抵抗を有する半導体
性誘電体物質で作られる。この明細書では、半導体性誘電体とは、絶縁体物質よ
り高い導電率を有するが、金属より低い導電率を有する物質をいう。半導体性誘
電体物質は十分に低い電気抵抗をも有する。このため、直流電界成分を導体21
0からカラーリング230に電気的に結合させることができ、この結果、基板の
周縁部の上により一致した均一なプラズマシースができる。普通、基板の端部に
おいてはエッジ効果が顕著であるのであるが、これらの直流電界成分は、基板の
端部における直流ポテンシャルを滑らかにそして均衡のとれたものにする。基板
の周縁部のDC電界成分が均衡がとれたものあるいは平衡がとれたものであれば
あるほど、電極155bの端部におけるアークの発生の可能性が少なくなる。好
ましくは、その半導体カラーリング230は、約10-3Ωcm〜102Ωcm程 度の抵抗値を持ち、もっと好ましくは、約10-3Ωcm〜約101Ωcmの抵抗 値を持つ。カラーリング230を製造するのに適している半導体セラミック物質
は、シリコン、シリコンカーバイドおよび窒化シリコンと同様に、例えば、以下
に記載されたセラミック物質、つまり、酸化アルミニウム、酸化チタニウム、窒
化アルミニウム、および他の導電性添加物の混合物等のドープされたセラミック
物質を含む。典型的には、その導電性を強化する添加物は、セラミックの結晶構
造においてインタースティシャル(侵入原子型)電気伝導あるいはグレイン境界
型電気伝導の種を形成するもので、これにより高い電気伝導度をもたらす。基板
130を加熱する工程のために、好ましくは、半導体性誘電体は、処理チャンバ
132の中の作動温度において所望の抵抗値あるいは電導度を持つように選択さ
れる。シリコン等の物質もまたプラズマ環境においては好ましい。プラズマ環境
においては、シリコン基板とそれを取り囲んでいるカラーリングの間の化学的不
適合がないと基板の曲がりが小さいからである。シリコンのカラーリング230
は、シリコン基板と同じ種のガス副産物をプラズマ環境の中に作る。これ故、基
板の汚染を制限あるいは減少させる。別の方法として、シリコンカーバイドのよ
うな非反応性の物質は、おそらくプラズマ環境の中ではもっと好ましいであろう
。プラズマ環境の中では、カラーリング230とプラズマの間の化学反応を少な
くし、あるいは除去することが望ましいからである。
【0028】 前記の基板30、電極155b、カラーリング230、導体210の周囲の電
界線の双方向分布およびその結果のプラズマイオン密度を、モデル化プログラム
を使って数値モデル化した。RF電界線とそのプラズマ分布のモデル化は、いく
つかの簡略例を利用した。プラズマイオンの衝突を無視し、イオンのランダム移
動がイオンの方向性移動よりかなり小さいと仮定した。また、プラズマ内の電子
が、電位に対するプラズマイオン密度の指数依存性を与えるマクスウェル−ボル
ツマンのエネルギー分布機能を持つと仮定した。処理チャンバ壁135の面との
プラズマイオンの相互反応により、イオンが完全に吸収されると仮定した。電極
155bを覆う誘電部材205の電荷移動度は小さくて、システムでの表面荷電
は、表面に対する電子とイオンの束が等価になるまで蓄積されると仮定する。シ
ミュレーションでは、シミュレーション箱の上部にイオンを発生させ、箱の上端
から導入した。また、基板130上のRF電荷は、イオン化源速度に影響しない
と仮定した。
【0029】 図4は、モデル化研究のため使ったシミュレーション箱内に載置した本発明の
支持体200の部分断面概略図である。支持体200は、電極155b、電極を
覆う誘電部材205、導体210、及び導体210外周縁に支持されたカラーリ
ング230から成る。図5は、支持体200の誘電部材205の表面とカラーリ
ング230を横切り均等に分布した電位線を示す数値特性グラフである。図には
、−200、−400、−600、及び−800ボルトなどの異なる電位におけ
るほぼ平行な電位線が示されている。一般的に、モデル化された電位線は、カラ
ーリング230と誘電部材205の表面に平行であり、基板130の表面を均等
に横切って延びている。電極155bとカラーリング230の間の境界で発生し
た電位東線の小さな「へこみ」は、ほぼ均等な電位線の最小電価値であって、プ
ラズマイオン分布に対する影響はわずか、あるいは、全くない。RF電界線は電
位線とは直角であるため、本発明の支持体200は、基板130の外周面245
の中心線240にほぼ直角であり、それを越えて均等に延びてRF電界線を提供
することができる。また、約1.7または13.56MHzのRF電圧を電力1
55bに印加することにより、電界を形成している。電界が交流RF電界なので
、図5は、支持体200周囲の電位線の瞬時の特性を示している。
【0030】 反対に、図6は、支持体アセンブリ200の部分として、導体210や被覆カ
ラーリング230を使わない従来の支持体での数値モデル化電位線を示す。電位
線または電界線は、垂直線から反れて、支持体の側面まわりに曲がる同心の楕円
形線形成している。電位線は電極下面に向かって下方へカーブしており、電極の
縁部まわりに曲がる(電位線に対して垂直な)電界線が形成される。その結果、
支持体130の表面を横切るプラズマイオン分布が、特に基板の外周面では、均
等でなくなり、基板表面の処理速度も均等でなくなる。
【0031】 本発明の、外周に延びる導体210と被覆カラーリング230を有する支持体
200は、基板の外周面245を横切ってプラズマシースを伸張している。伸張
されたプラズマシースは、基板130の処理表面でのプラズマイオンの分布や束
をより均等にすることができる。基板130の外周面に隣接する伸張されたプラ
ズマシースにより、基板外周面245でのICチップの収率がかなり改善される
。さらなる長所として、カラーリング230は支持体200から脱着可能である
ため、浸食または腐食した場合に、支持体全部を換えることなく、リングだけを
交換できる。また、脱着可能なカラーリング230の導電性や化学薬品耐性も、
所定のプラズマ処理で要する電気的および化学的特性を提供できるよう選択が可
能となる。例えば、基板周囲のプラズマシースをより均等にするため、異なる基
板処理環境によって、電気抵抗や誘電特定値などの異なる電気的特性をもつ所望
のカラーリング230を使い分けることなどは、当業者にとっては明白であろう
【0032】 本発明のプラズマ処理装置125は、基板130上の素材を堆積、エッチング
、埋設したり、基板表面での反応プラズマイオンの伸張プラズマシースや均等分
布を維持したりするのに利用できる。装置125を使うときは、基板130を処
理チャンバ132内に載置してから、制御圧の処理ガスをガス分散器146を経
由して処理チャンバ132内へ導入する。処理ガスの流量、処理チャンバ内圧力
、基板温度は、実行する処理内容によって異なる。基板130上に薄膜を形成す
るため装置125内で行う化学気相堆積(CVD)処理法は、本明細書に参照に
より組込む、Szeによる「VLSI技術、第2版の第9章」、マグローヒル出
版社、ニューヨークに記述されている。また、基板上にSiO2を堆積するため の標準的な化学気相堆積(CVD)処理法では、(i)SiH4やSiCl22 などのシリコン系ガス、および、CO2、H2O、N2Oなどの酸素系ガス、(i i)Si(OC25)などのシリコンと酸素の両方を含む単独ガスを使う。さら
に、基板上にシリコンやSi34などを堆積するためのCVD処理法では、一般
的に、SiH4、NH3、N2、B26、HCl、PH3などのガスが使われる。そ
の他のCVD処理法のガスとしては、NH3、AsH3、B26、HCl、PH3 、SiH4などがある。また、本装置125は、同じく本明細書に参照により組 込まれる、S.M.Szeによる「VLSI技術、第2版の第5章」、マグロー
ヒル出版社(1988)、に記載されているようなプラズマエッチング処理にも
利用できる。標準的なエッチング処理法で使うようなガスとして、BC13、C 12、SF6、CF4、CFC13、CF2Cl2、CF3Cl、CHF3、C38、C 48、C2ClF5などがあげられ、レジストエッチング処理法では、基板上のレ
ジストをエッチング処理するために酸素含有エッチングガスを使う。基板130
を洗浄するためNF3を使うプラズマ処理法が、本明細書に参照により組込まれ るChangらの米国特許第5,201,990号に記述されている。一般的に
、処理ガスの流量は50〜3000sccmの範囲、処理チャンバ内圧力は1m
Torr〜100Torrの範囲、基板温度は25〜500℃の範囲である。
【0033】 図7は、処理チャンバ132内の電極155bに電気的に接続された電圧源1
58の一例を示すブロック図である。電圧源158は、電極155bにプラズマ
発生RF電圧を供給するAC電源と、電極155bにDC把持電圧を供給するD
C電圧を含む。AC電源は400KHZ〜13.56MHZの1つ以上の周波数
を有するRF発生電圧を電極155a、155bに提供し、処理チャンバ内に容
量的に結合されたプラズマを形成する。電極155bに印加されるRFバイアス
電流は典型的に約50〜3000ワットである。別のDC電圧は電極155Bに
印加され、基板を支持体に保持する電荷を形成する。DCチャッキング電圧は典
型的に250〜2000ボルトである。
【0034】 前記の電圧源158には、処理チャンバ132周囲に巻かれたコイル150に
誘電結合電圧を供給するため、電源RF整合回路に接続された発生器310も備
わっている。さらに電圧源158は、DC把持電圧源に電気的に接続されたバイ
アスRF整合DC遮断キャパシタ回路315も備える。その回路からのRF電力
は、約50〜3000ワットの電力レベルで、ケーブル320を経て電極155
bに印加される。処理用電極155a、155bをRF電圧により互いに電気的
にバイアスすると、その結果である処理チャンバ内のRF電界の拡大域により、
処理ガスからプラズマイオンが発生、および/または、基板130に向けてプラ
ズマイオンが吸引される。RFパワーは、電極155bにケーブル320経由で
DC把持電圧を供給するため、ブリッジ回路325とDC変換器330にも接続
される。基板130は、DC電圧でバイアスされた電極155bにより、誘電部
材205の受容面に静電的に把持される。さらにまた、基板130の把持や解除
、および、処理チャンバ132内でのプラズマ発生を促進するため、DC電流、
RF電流、またはその両方を電極に供給することにより電極155bの動作を制
御するためのシステム制御器335を、電圧源158に備えても構わない。
【0035】 前記の電極155bに印加されるRFバイアス電圧は、(i)基板130上で
プラズマを発生させるため基板を横切って延びる第1のRF電界成分と、(ii
)被覆導体210に結合する第2のRF電界成分とを生成すると考えられる。導
体の周囲部228上のカラーリングにより、導体210の第2の電界成分が導体
とプラズマをカラーリング経由で結合し、第1RF電界成分を補足する第3のR
F電界成分をカラーリング上で生成する。その結果、RF電界が基板周縁245
を取り囲んで横切って伸張し、基板周縁245からかなりの距離でプラズマイオ
ンを基板130に向けて吸引するため、プラズマシースが拡張するのである。処
理チャンバ内での均等なプラズマイオン分散の結果、中心線240から基板の周
縁245までほぼ均等な処理速度が維持できることになる。
【0036】 上記の本発明は好適な実施形態を詳細に説明したものであって、その他の変更
例もまた可能である。例えば、カラーリングを処理チャンバの側壁と一体に形成
してもよいし、支持体との一体構造にしてもよいし、また、支持体に電気的に接
続するような別途の導体とカラーリングの組み合わせ構造で形成することも可能
である。カラーリングの形状や構造のその他の様々な変更例は、当業者には明白
であろうし、それら同様の構成も本発明の範囲である。それゆえ、付随する本発
明の請求項は、上記の好適な実施形態の説明に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
本発明のこれら及び他の特徴、態様、及び利点は、以下の記載、付属の請求の
範囲、及び本発明の実施例を説明する付属の図面を参照して、より理解されるで
あろう。
【図1】 図1(従来技術)は、基板の表面を横切る不均一なプラズマシースを説明する
、従来技術の処理チャンバの概略断面図である。
【図2】 図2はチャンバ内の支持体上を横切って得られる均一なプラズマシースを説明
する本発明による基板支持体及び処理チャンバの概略断面図である。
【図3】 図3は本発明による別の形態の処理チャンバ及び支持体の概略断面図である。
【図4】 図4は本発明によるさらに別の実施形態の支持体の概略断面図である。
【図5】 図5は図4の支持体を利用して得られる、均一な電位分布線のグラフである。
【図6】 図6は導体上の従来の支持体を利用して得られる、不均一な電位分布線のグラ
フである。
【図7】 図7は支持体上の電極に電力を供給する電源のブロック図である。
【符号の説明】
120…静電チャック電圧源、205…プラズマ、146…処理ガス分散器シ
ステム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グリマード, デニス, エス. アメリカ合衆国, ミシガン州, アン アーバー, リバティ ポイント 511 Fターム(参考) 5F004 AA01 BA04 BA20 BB22 BB29 BC08 5F031 CA02 HA02 HA19 MA28 MA32 5F045 AA08 BB01 EB02 EB03 EC05 EF05 EH11 EH14 EM05 EM09

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマ処理チャンバ内で基板を支持する支持体であって、 (a)電極を埋め込まれ、且つ基板を受け取る受け取り面を有する誘電部材と
    、 (b)誘電部材を支持し、誘電部材内の電極を越えて伸びる周縁部を有する導
    体と、 (c)電極からのRFパワーを導体へ容量結合するため、RFバイアス電圧を
    誘電部材内に埋め込まれた電極へ供給する電源と、 (d)導体の周縁部上にあるカラーリングであって、導体の周縁部からのRF
    パワーを、カラーリングを介してプラズマ処理チャンバ内のプラズマへ容量結合
    するのに十分低いRF電界吸収を有するカラーリングと を有する支持体。
  2. 【請求項2】 電極の上にある誘電部材の厚さが、電極が上に重なる基板を
    介してRFパワーをプラズマへ容量結合することができるほど十分小さく、電極
    の下にある誘電部材の厚さが、電極がRFパワーを下に重なる導体へ容量結合す
    ることができるほど十分小さい請求項1に記載の支持体。
  3. 【請求項3】 カラーリングが、導体の周縁部をカバーする誘電物質層を含
    む、請求項1に記載の支持体。
  4. 【請求項4】 カラーリングが、少なくとも約2の誘電率を有する誘電物質
    を含み、且つカラーリングが、導体からのRFパワーが1〜20MHZのRF周
    波数でプラズマへ結合することができるほど十分薄い請求項3に記載の支持体。
  5. 【請求項5】 カラーリングが、約10-3Ωcm〜約102Ωcmの抵抗を 有する半導電性誘電体を含む請求項3に記載の支持体。
  6. 【請求項6】 カラーリングが、導体の周縁部と均一に接触して低インピー
    ダンス電気結合を導体へ提供するほど十分滑らかな低結合表面を含む請求項1に
    記載の支持体。
  7. 【請求項7】 電源が、基板を誘電部材へ静電的に保持するため、DC電圧
    を電極へ更に与える請求項1に記載の支持体。
  8. 【請求項8】 DC電圧が約200ボルト〜約2000ボルトである請求項
    7に記載の支持体。
  9. 【請求項9】 電源が、約50〜約3000ワットのパワーレベルでRFバ
    イアス電圧を与える請求項1に記載の支持体。
  10. 【請求項10】 カラーリングが、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、
    炭化ホウ素、窒化ホウ素、シリコン、酸化シリコン、炭化シリコン、窒化シリコ
    ン、酸化チタン、炭化チタン、ホウ化ジルコニウム、及び炭化ジルコニウムの1
    つ又は複数を含む請求項1に記載の支持体。
  11. 【請求項11】 カラーリングが、ポリイミド、ポリケトン、ポリエーテル
    ケトン、ポリスルホン、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
    リプロピレン、ポリエーテルスルホン、ポリエチレン、ナイロン、シリコーン、
    及びゴムの1つ又は複数を含む請求項1に記載の支持体。
  12. 【請求項12】 請求項1の支持体を含む処理チャンバ。
  13. 【請求項13】 基板をプラズマ内で処理する処理チャンバであって、 (a)プラズマを形成するため処理ガスをチャンバ内に分散するガス分散器と
    、 (b)電極を埋め込まれ、且つ基板を受け取るための受け取り面を有する誘電
    部材と、 (c)誘電部材を支持する導体であって、誘電部材内で電極の外辺部を越えて
    伸びる周縁部を有するものと、 (d)電極へ電気的に接続され、電極からのRFパワーを、誘電部材の上にあ
    るプラズマ及び下に重なる導体へ容量結合するため、RFバイアス電圧を電極へ
    与える電源と、 (e)導体の周縁部の上にあるカラーリングであって、導体からのRFパワー
    をチャンバ内のプラズマへ容量結合するのに十分低いRF電界吸収を有するカラ
    ーリングと を有する処理チャンバ。
  14. 【請求項14】 電極へ与えられたRFバイアス電圧が、基板を介して広が
    り且つプラズマへ直接結合する第1のRF電界成分、及び下に重なる導体へ結合
    する第2のRF電界成分を発生する、請求項13に記載の処理チャンバ。
  15. 【請求項15】 カラーリングが、第1のRF電界成分を補足する第3のR
    F電界成分をカラーリングの上に形成するために導体内の第2のRF電界成分が
    カラーリングを介して電気結合し、基板の周縁部をこえて延長するプラズマシー
    スを提供するような、十分低い電界吸収を含む、請求項14に記載の処理チャン
    バ。
  16. 【請求項16】 カラーリングが、少なくとも約2の誘電率を有する誘電物
    質を含み、且つカラーリングが、導体からのRFパワーが1〜20MHZのRF
    周波数でプラズマへ結合することができるほど十分薄い、請求項13に記載の処
    理チャンバ。
  17. 【請求項17】 カラーリングが、導体の周縁部をカバーする誘電物質又は
    半導体物質層を含む、請求項13に記載の処理チャンバ。
  18. 【請求項18】 カラーリングが、約10-3Ωcm〜約102Ωcmの抵抗 を有する半導電性誘電物質を含む、請求項17に記載の処理チャンバ。
  19. 【請求項19】 電極の下にある誘電部材の厚さが、電極からのRFパワー
    が下に重なる導体へ容量結合することができるほど十分小さい、請求項13に記
    載の処理チャンバ。
  20. 【請求項20】 カラーリングが、導体の周縁部と均一に接触して導体へ低
    インピーダンスで電気結合するほど十分滑らかな低結合面を含む、請求項13に
    記載の処理チャンバ。
  21. 【請求項21】 電源が、基板を誘電部材へ静電的に保持するためDC電圧
    を電極へ与える、請求項13に記載の処理チャンバ。
  22. 【請求項22】 基板をプラズマ域で均一に処理する方法であって、 (a)基板を、プラズマ域内で、電極を埋め込まれ且つ電極を越えて伸びる周
    縁部を有する下に重なる導体によって支持される誘電部材の上に置き、 (b)プラズマ域でプラズマを付勢し、且つ電極からのRFパワーを下に重な
    る導体へ容量結合するために、RFバイアス電圧を誘電部材内の電極へ供給し、 (c)導体の周縁部からのRFパワーを、電極を越えて伸びるプラズマシース
    へ容量結合するステップを含む、方法。
  23. 【請求項23】 電極へ与えられたRF電圧が、プラズマと結合するために
    基板を介して広がる第1のRF電界成分、及び下に重なる導体と結合する第2の
    RF電界成分を発生するほど十分高い、請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 ステップ(c)が、導体の周縁部内のRFパワーの少なく
    とも一部分をカラーリングの上にあるプラズマシースへ結合するほど十分低いR
    F電界吸収を有するカラーリングを、導体の周縁部へ電気結合するステップを含
    む、請求項22に記載の方法。
  25. 【請求項25】 ステップ(c)が、誘電物質又は半導体物質の層を含む
    カラーリングを、導体の周縁部へ電気結合するステップを含む、請求項24に記
    載の方法。
  26. 【請求項26】 カラーリングが、約10-3Ωcm〜約102Ωcmの抵抗 を有する半導電性誘電物質を含む、請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 カラーリングが、導体と均一に接触及び結合するほど十分
    滑らかな結合面を含む、請求項24に記載の方法。
  28. 【請求項28】 ステップ(b)が、約50〜約3000ワットのパワーレ
    ベルでRFバイアス電圧を供給するステップを含む、請求項22に記載の方法。
  29. 【請求項29】 ステップ(b)が、基板を誘電部材へ静電的に保持するた
    め、DC電圧を電極へ印加することを含む、請求項22に記載の方法。
  30. 【請求項30】 約200ボルト〜約2000ボルトのDC電圧を印加する
    ことを含む、請求項29に記載の方法。
  31. 【請求項31】 基板をプラズマシースに隣接して静電的に保持するための
    静電チャックであって、 (a)電極を埋め込まれ、且つ基板を受け取るための受け取り面を有する誘電
    部材と、 (b)誘電部材内で電極を越えて伸びる周縁部を有し、且つ誘電部材を支持す
    る導体と、 (c)(i)電極からのRFパワーを、プラズマシース及び下に重なる導体へ
    容量結合するために、埋め込まれた電極へRFバイアス電圧を供給し、且つ(i
    i)基板を誘電部材の上で静電的に保持するため、DC電圧を電極へ供給する電
    源と、 (d)導体の周縁部の上にあるカラーリングであって、導体の周縁部からのR
    Fパワーを、カラーリングを介してカラーリングの上にある延長されたプラズマ
    シースへ容量結合するのに十分低いRF電界吸収を有するカラーリングとを含む
    、静電チャック。
  32. 【請求項32】 電極の上にある誘電部材の厚さが、電極が上で重なる基板
    を介してRFパワーをプラズマへ容量結合することができるほど十分小さく、電
    極の下にある誘電部材の厚さが、電極がRFパワーを下で重なる導体へ容量結合
    することができるほど十分小さい、請求項31に記載の静電チャック。
  33. 【請求項33】 カラーリングが、導体の周縁部をカバーする誘電物質又は
    半導体物質の層を含む、請求項31に記載の静電チャック。
  34. 【請求項34】 カラーリングが、少なくとも約2の誘電率を有する誘電物
    質を含み、且つカラーリングが、導体からのRFパワーが1〜20MHZのRF
    周波数でプラズマと結合することができるほど十分薄い、請求項31に記載の処
    理チャンバ。
  35. 【請求項35】 カラーリングが、約10-3Ωcm〜約102Ωcmの抵抗 を有する半導電性誘電体を含む、請求項31に記載の静電チャック。
  36. 【請求項36】 電源が、約200ボルト〜約2000ボルトのDC電圧、
    及び約50〜約3000ワットのパワーレベルでRFバイアス電圧を供給する、
    請求項31に記載の静電チャック。
  37. 【請求項37】 カラーリングが、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、
    炭化ホウ素、窒化ホウ素、シリコン、酸化シリコン、窒化シリコン、酸化チタン
    、炭化チタン、ホウ化ジルコニウム、及び炭化ジルコニウムの1つ又は複数を含
    む、請求項31に記載の静電チャック。
  38. 【請求項38】 カラーリングが、ポリイミド、ポリケトン、ポリエーテル
    ケトン、ポリスルホン、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
    リプロピレン、ポリエーテルスルホン、ポリエチレン、ナイロン、シリコーン、
    及びゴムの1つ又は複数を含む、請求項31に記載の静電チャック。
  39. 【請求項39】 プラズマ処理チャンバ内で基板を支持する支持体であって
    、 (a)電極を埋め込まれ、且つ基板を受け取る受け取り面を有する誘電部材と
    、 (b)誘電部材を支持し、且つ電極を越えて伸びる周縁部を有する導体と、 (c)電極からのRFパワーを導体へ容量結合するために、十分高いRFバ
    イアス電圧を電極へ供給する電源と、 (d)導体の周縁部をカバーする半導電性誘電体カラーリングであって、約1
    -3Ωcm〜約102Ωcmの抵抗を有し、且つプラズマ処理チャンバにおける 支持体の使用中に、導体の周縁部からのRFパワーをプラズマへ結合するため十
    分低いRF電界吸収を有するカラーリングとを含む支持体。
  40. 【請求項40】 電極と導体との間の誘電部材の厚さが、電極がRFパワー
    を下で重なる導体へ容量結合することができるほど十分小さい、請求項39に記
    載の支持体。
  41. 【請求項41】 カラーリングが、導体の周縁部と均一に接触して導体から
    RFパワーの低インピーダンス結合を提供するのに十分滑らかな低結合表面を含
    む、請求項39に記載の支持体。
  42. 【請求項42】 電源が、基板を誘電部材上で静電的に保持するため、DC
    電圧を電極へ更に与える、請求項39に記載の支持体。
  43. 【請求項43】 DC電圧が、約200ボルト〜約2000ボルトである、
    請求項42に記載の支持体。
  44. 【請求項44】 電源が、約50〜約3000ワットのパワーレベルでRF
    バイアス電圧を与える、請求項39に記載の支持体。
  45. 【請求項45】 カラーリングが、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、
    炭化ホウ素、窒化ホウ素、シリコン、酸化シリコン、炭化シリコン、窒化シリコ
    ン、酸化チタン、炭化チタン、ホウ化ジルコニウム、及び炭化ジルコニウムの1
    つ又は複数を含む、請求項39に記載の支持体。
JP2000512239A 1997-09-16 1998-08-17 プラズマ処理チャンバ内で基板を支持する支持体、基板をプラズマ内で処理する処理チャンバ、及び、基板をプラズマ域で均一に処理する方法 Expired - Fee Related JP4544740B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/931,708 US6074488A (en) 1997-09-16 1997-09-16 Plasma chamber support having an electrically coupled collar ring
US08/931,708 1997-09-16
PCT/US1998/017041 WO1999014796A1 (en) 1997-09-16 1998-08-17 Plasma chamber support having an electrically coupled collar ring

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001516967A true JP2001516967A (ja) 2001-10-02
JP4544740B2 JP4544740B2 (ja) 2010-09-15

Family

ID=25461219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000512239A Expired - Fee Related JP4544740B2 (ja) 1997-09-16 1998-08-17 プラズマ処理チャンバ内で基板を支持する支持体、基板をプラズマ内で処理する処理チャンバ、及び、基板をプラズマ域で均一に処理する方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6074488A (ja)
JP (1) JP4544740B2 (ja)
WO (1) WO1999014796A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002353206A (ja) * 2001-05-24 2002-12-06 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置
JP2004531880A (ja) * 2001-03-13 2004-10-14 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 二重電極を有する基板の支持体
JP2015504244A (ja) * 2011-12-21 2015-02-05 イオン ビーム サービス 静電基板保持具を含む支持具
KR101651242B1 (ko) * 2015-04-27 2016-08-26 (주)보부하이테크 플라즈마 균일도 향상을 위한 웨이퍼 지지체
JP2019151879A (ja) * 2018-03-01 2019-09-12 株式会社アルバック 成膜装置

Families Citing this family (72)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6284093B1 (en) 1996-11-29 2001-09-04 Applied Materials, Inc. Shield or ring surrounding semiconductor workpiece in plasma chamber
US6849557B1 (en) 1997-04-30 2005-02-01 Micron Technology, Inc. Undoped silicon dioxide as etch stop for selective etch of doped silicon dioxide
US6274459B1 (en) * 1998-02-17 2001-08-14 Silicon Genesis Corporation Method for non mass selected ion implant profile control
US6291800B1 (en) * 1998-02-20 2001-09-18 Tokyo Electron Limited Heat treatment apparatus and substrate processing system
US6188564B1 (en) * 1999-03-31 2001-02-13 Lam Research Corporation Method and apparatus for compensating non-uniform wafer processing in plasma processing chamber
JP4339442B2 (ja) * 1999-04-28 2009-10-07 忠弘 大見 プラズマプロセス用装置
US6431112B1 (en) * 1999-06-15 2002-08-13 Tokyo Electron Limited Apparatus and method for plasma processing of a substrate utilizing an electrostatic chuck
US6367413B1 (en) 1999-06-15 2002-04-09 Tokyo Electron Limited Apparatus for monitoring substrate biasing during plasma processing of a substrate
US6395095B1 (en) * 1999-06-15 2002-05-28 Tokyo Electron Limited Process apparatus and method for improved plasma processing of a substrate
US6368410B1 (en) * 1999-06-28 2002-04-09 General Electric Company Semiconductor processing article
US6257168B1 (en) * 1999-06-30 2001-07-10 Lam Research Corporation Elevated stationary uniformity ring design
US6344105B1 (en) 1999-06-30 2002-02-05 Lam Research Corporation Techniques for improving etch rate uniformity
US6214121B1 (en) * 1999-07-07 2001-04-10 Applied Materials, Inc. Pedestal with a thermally controlled platen
US6406545B2 (en) * 1999-07-27 2002-06-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor workpiece processing apparatus and method
DE10050413A1 (de) * 1999-10-14 2001-04-19 Schlumberger Technologies Inc Elektrostatische Spannvorrichtung
US6432833B1 (en) * 1999-12-20 2002-08-13 Micron Technology, Inc. Method of forming a self aligned contact opening
AU2761301A (en) 2000-01-03 2001-07-16 Micron Technology, Inc. Method of forming a self-aligned contact opening
US6478924B1 (en) 2000-03-07 2002-11-12 Applied Materials, Inc. Plasma chamber support having dual electrodes
JP4334723B2 (ja) * 2000-03-21 2009-09-30 新明和工業株式会社 イオンプレーティング成膜装置、及びイオンプレーティング成膜方法。
US6623595B1 (en) * 2000-03-27 2003-09-23 Applied Materials, Inc. Wavy and roughened dome in plasma processing reactor
US6514378B1 (en) 2000-03-31 2003-02-04 Lam Research Corporation Method for improving uniformity and reducing etch rate variation of etching polysilicon
US6364958B1 (en) * 2000-05-24 2002-04-02 Applied Materials, Inc. Plasma assisted semiconductor substrate processing chamber having a plurality of ground path bridges
US6494958B1 (en) * 2000-06-29 2002-12-17 Applied Materials Inc. Plasma chamber support with coupled electrode
US20020197402A1 (en) * 2000-12-06 2002-12-26 Chiang Tony P. System for depositing a film by modulated ion-induced atomic layer deposition (MII-ALD)
US6620520B2 (en) 2000-12-29 2003-09-16 Lam Research Corporation Zirconia toughened ceramic components and coatings in semiconductor processing equipment and method of manufacture thereof
JP2002231649A (ja) * 2001-01-30 2002-08-16 Tokyo Electron Ltd 加熱処理装置とウェーハ支持リング
WO2002063650A1 (en) * 2001-02-06 2002-08-15 Corning Incorporated Plasma fusion splicer electrode
GB0104341D0 (en) * 2001-02-22 2001-04-11 Trikon Holdings Ltd Electronic chuck
US6554954B2 (en) * 2001-04-03 2003-04-29 Applied Materials Inc. Conductive collar surrounding semiconductor workpiece in plasma chamber
US6577113B2 (en) 2001-06-06 2003-06-10 Tokyo Electron Limited Apparatus and method for measuring substrate biasing during plasma processing of a substrate
US7670688B2 (en) * 2001-06-25 2010-03-02 Applied Materials, Inc. Erosion-resistant components for plasma process chambers
TWI234417B (en) 2001-07-10 2005-06-11 Tokyo Electron Ltd Plasma procesor and plasma processing method
KR100397891B1 (ko) * 2001-07-25 2003-09-19 삼성전자주식회사 반도체 장치 식각설비의 척 조립체
US6786175B2 (en) * 2001-08-08 2004-09-07 Lam Research Corporation Showerhead electrode design for semiconductor processing reactor
US6989108B2 (en) * 2001-08-30 2006-01-24 Micron Technology, Inc. Etchant gas composition
US6887340B2 (en) 2001-11-13 2005-05-03 Lam Research Corporation Etch rate uniformity
US6639222B2 (en) * 2001-11-15 2003-10-28 Archimedes Technology Group, Inc. Device and method for extracting a constituent from a chemical mixture
JP4485737B2 (ja) * 2002-04-16 2010-06-23 日本エー・エス・エム株式会社 プラズマcvd装置
US6960263B2 (en) * 2002-04-25 2005-11-01 Applied Materials, Inc. Shadow frame with cross beam for semiconductor equipment
US6896765B2 (en) * 2002-09-18 2005-05-24 Lam Research Corporation Method and apparatus for the compensation of edge ring wear in a plasma processing chamber
US20040173314A1 (en) * 2003-03-05 2004-09-09 Ryoji Nishio Plasma processing apparatus and method
US6944006B2 (en) * 2003-04-03 2005-09-13 Applied Materials, Inc. Guard for electrostatic chuck
US20050016684A1 (en) * 2003-07-25 2005-01-27 Applied Materials, Inc. Process kit for erosion resistance enhancement
US7128806B2 (en) * 2003-10-21 2006-10-31 Applied Materials, Inc. Mask etch processing apparatus
KR100841148B1 (ko) * 2003-10-27 2008-06-24 교세라 가부시키가이샤 복합재료와 웨이퍼 유지부재 및 이들의 제조방법
US7611758B2 (en) * 2003-11-06 2009-11-03 Tokyo Electron Limited Method of improving post-develop photoresist profile on a deposited dielectric film
US7501161B2 (en) * 2004-06-01 2009-03-10 Applied Materials, Inc. Methods and apparatus for reducing arcing during plasma processing
KR100550019B1 (ko) * 2004-07-21 2006-02-08 주식회사 코미코 아크 방지용 에지 돌출부를 갖는 세라믹 정전척 장치 및그 제조 방법
JP4566789B2 (ja) * 2005-03-07 2010-10-20 株式会社日立ハイテクノロジーズ プラズマ処理方法およびプラズマ処理装置
US7837825B2 (en) * 2005-06-13 2010-11-23 Lam Research Corporation Confined plasma with adjustable electrode area ratio
US7544270B2 (en) * 2005-11-14 2009-06-09 Infineon Technologies Ag Apparatus for processing a substrate
US8790499B2 (en) * 2005-11-25 2014-07-29 Applied Materials, Inc. Process kit components for titanium sputtering chamber
JP4847231B2 (ja) * 2006-06-29 2011-12-28 ルネサスエレクトロニクス株式会社 電界に起因する剥離物による汚染を防止する装置
KR100849179B1 (ko) * 2007-01-10 2008-07-30 삼성전자주식회사 갭 발생방지구조 및 이를 갖는 플라즈마 처리설비
US20080296261A1 (en) * 2007-06-01 2008-12-04 Nordson Corporation Apparatus and methods for improving treatment uniformity in a plasma process
US8846516B2 (en) * 2007-07-06 2014-09-30 Micron Technology, Inc. Dielectric charge-trapping materials having doped metal sites
US20090151870A1 (en) * 2007-12-14 2009-06-18 Tokyo Electron Limited Silicon carbide focus ring for plasma etching system
CA2730431A1 (en) * 2008-07-14 2010-01-21 United Solar Ovonic Llc Deposition apparatus for improving the uniformity of material processed over a substrate and method of using the apparatus
US20100326602A1 (en) * 2009-06-30 2010-12-30 Intevac, Inc. Electrostatic chuck
JP5606063B2 (ja) * 2009-12-28 2014-10-15 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置
US9184028B2 (en) * 2010-08-04 2015-11-10 Lam Research Corporation Dual plasma volume processing apparatus for neutral/ion flux control
US8869742B2 (en) 2010-08-04 2014-10-28 Lam Research Corporation Plasma processing chamber with dual axial gas injection and exhaust
US9129795B2 (en) 2011-04-11 2015-09-08 Quadrant Epp Ag Process for plasma treatment employing ceramic-filled polyamideimide composite parts
EP2525387A1 (en) 2011-05-17 2012-11-21 Quadrant Epp Ag Process for plasma treatment employing ceramic-filled polyamideimide composite parts
FR2976400B1 (fr) * 2011-06-09 2013-12-20 Ion Beam Services Machine d'implantation ionique en mode immersion plasma pour procede basse pression.
CN103794460B (zh) * 2012-10-29 2016-12-21 中微半导体设备(上海)有限公司 用于半导体装置性能改善的涂层
KR102098981B1 (ko) * 2012-11-27 2020-04-08 가부시키가이샤 크리에이티브 테크놀러지 정전 척, 유리 기판 처리 방법 및 그 유리 기판
JP6518666B2 (ja) * 2013-08-05 2019-05-22 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 薄い基板をハンドリングするための静電キャリア
US10460968B2 (en) * 2013-12-02 2019-10-29 Applied Materials, Inc. Electrostatic chuck with variable pixelated magnetic field
JP5615454B1 (ja) * 2014-02-25 2014-10-29 コバレントマテリアル株式会社 フォーカスリング
CN106796909A (zh) 2014-06-17 2017-05-31 瑞士艾发科技 具有射频分路的静电卡盘
JP2016051876A (ja) * 2014-09-02 2016-04-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0235438U (ja) * 1988-08-29 1990-03-07

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4184188A (en) * 1978-01-16 1980-01-15 Veeco Instruments Inc. Substrate clamping technique in IC fabrication processes
DE3606959A1 (de) * 1986-03-04 1987-09-10 Leybold Heraeus Gmbh & Co Kg Vorrichtung zur plasmabehandlung von substraten in einer durch hochfrequenz angeregten plasmaentladung
US5556501A (en) * 1989-10-03 1996-09-17 Applied Materials, Inc. Silicon scavenger in an inductively coupled RF plasma reactor
JPH03127822A (ja) * 1989-10-13 1991-05-30 Fuji Electric Co Ltd 平行平板型プラズマcvd装置
US5292399A (en) * 1990-04-19 1994-03-08 Applied Materials, Inc. Plasma etching apparatus with conductive means for inhibiting arcing
US5221403A (en) * 1990-07-20 1993-06-22 Tokyo Electron Limited Support table for plate-like body and processing apparatus using the table
US5298465A (en) * 1990-08-16 1994-03-29 Applied Materials, Inc. Plasma etching system
US5074456A (en) * 1990-09-18 1991-12-24 Lam Research Corporation Composite electrode for plasma processes
WO1992007377A1 (en) * 1990-10-23 1992-04-30 Genus, Inc. Sacrificial metal etchback system
JP2501948B2 (ja) * 1990-10-26 1996-05-29 三菱電機株式会社 プラズマ処理方法及びプラズマ処理装置
DE69130205T2 (de) * 1990-12-25 1999-03-25 Ngk Insulators Ltd Heizungsapparat für eine Halbleiterscheibe und Verfahren zum Herstellen desselben
KR100297358B1 (ko) * 1991-07-23 2001-11-30 히가시 데쓰로 플라즈마에칭장치
US5275683A (en) * 1991-10-24 1994-01-04 Tokyo Electron Limited Mount for supporting substrates and plasma processing apparatus using the same
US5315473A (en) * 1992-01-21 1994-05-24 Applied Materials, Inc. Isolated electrostatic chuck and excitation method
US5252178A (en) * 1992-06-24 1993-10-12 Texas Instruments Incorporated Multi-zone plasma processing method and apparatus
US5352294A (en) * 1993-01-28 1994-10-04 White John M Alignment of a shadow frame and large flat substrates on a support
US5423918A (en) * 1993-09-21 1995-06-13 Applied Materials, Inc. Method for reducing particulate contamination during plasma processing of semiconductor devices
EP0680075B1 (en) * 1993-11-18 2001-11-28 Ngk Insulators, Ltd. Electrode for generating plasma and method for manufacturing the electrode
US5463525A (en) * 1993-12-20 1995-10-31 International Business Machines Corporation Guard ring electrostatic chuck
JPH07249586A (ja) * 1993-12-22 1995-09-26 Tokyo Electron Ltd 処理装置及びその製造方法並びに被処理体の処理方法
US5474649A (en) * 1994-03-08 1995-12-12 Applied Materials, Inc. Plasma processing apparatus employing a textured focus ring
US5685914A (en) * 1994-04-05 1997-11-11 Applied Materials, Inc. Focus ring for semiconductor wafer processing in a plasma reactor
US5484486A (en) * 1994-05-02 1996-01-16 Applied Materials, Inc. Quick release process kit
US5552124A (en) * 1994-06-22 1996-09-03 Applied Materials, Inc. Stationary focus ring for plasma reactor
US5673922A (en) * 1995-03-13 1997-10-07 Applied Materials, Inc. Apparatus for centering substrates on support members

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0235438U (ja) * 1988-08-29 1990-03-07

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004531880A (ja) * 2001-03-13 2004-10-14 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 二重電極を有する基板の支持体
JP2002353206A (ja) * 2001-05-24 2002-12-06 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置
JP2015504244A (ja) * 2011-12-21 2015-02-05 イオン ビーム サービス 静電基板保持具を含む支持具
KR101651242B1 (ko) * 2015-04-27 2016-08-26 (주)보부하이테크 플라즈마 균일도 향상을 위한 웨이퍼 지지체
JP2019151879A (ja) * 2018-03-01 2019-09-12 株式会社アルバック 成膜装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO1999014796A1 (en) 1999-03-25
JP4544740B2 (ja) 2010-09-15
US6074488A (en) 2000-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4544740B2 (ja) プラズマ処理チャンバ内で基板を支持する支持体、基板をプラズマ内で処理する処理チャンバ、及び、基板をプラズマ域で均一に処理する方法
US6478924B1 (en) Plasma chamber support having dual electrodes
KR100803253B1 (ko) 결합 전극을 구비한 플라즈마 챔버 지지 부재
US6273958B2 (en) Substrate support for plasma processing
US8607731B2 (en) Cathode with inner and outer electrodes at different heights
KR200490164Y1 (ko) 극단 엣지 튜닝성을 위한 연장형 및 독립형의 rf 전력공급형 음극 기판과 함께 사용하기 위한 프로세스 키트 구성요소들
TWI508632B (zh) 電漿室中的可調式接地平面
JP6327755B2 (ja) 単体静電チャック
EP1474264B1 (en) A plasma processing apparatus and method
TWI528492B (zh) 具有減少的電弧作用之靜電夾盤
JP4007640B2 (ja) 静電チャック用シールド
KR100893956B1 (ko) 반도체 처리용 포커스링 및 플라즈마 처리 장치
US6887340B2 (en) Etch rate uniformity
JP6442463B2 (ja) 環状のバッフル
US20100224325A1 (en) Plasma processing apparatus and electrode for same
JPH10189296A (ja) 平行板電極プラズマリアクタ
KR20070046166A (ko) 플라즈마 챔버 내부에서의 사용을 위한 이트리아 절연체 링
JP3292270B2 (ja) 静電吸着装置
US11488804B2 (en) Shower head assembly and plasma processing apparatus having the same
JP2004531880A (ja) 二重電極を有する基板の支持体
TWI771770B (zh) 防止約束環發生電弧損傷的等離子體處理器和方法
US20030037879A1 (en) Top gas feed lid for semiconductor processing chamber

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080930

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090105

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100209

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100514

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100601

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100629

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees