JP2001506641A - 置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾール - Google Patents

置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾール

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JP2001506641A JP52723798A JP52723798A JP2001506641A JP 2001506641 A JP2001506641 A JP 2001506641A JP 52723798 A JP52723798 A JP 52723798A JP 52723798 A JP52723798 A JP 52723798A JP 2001506641 A JP2001506641 A JP 2001506641A
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Abstract

(57)【要約】 式で表される置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾール及びその塩: [R1=水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル;R2=シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル;R3=水素、シアノ、ニトロ、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル:R4=水素、ハロゲン;R5=水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ又はC1〜C4ハロアルコキシ; Z=窒素、酸素又は硫黄を介してαと結合する−N=C(XR6)−O−又は−N=C(XR6)−S−;X=化学結合、酸素、硫黄、−S(O)−、−SO2−、−NH−又は−N(R7)−;R6、R7=C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、シアノ−C1〜C4アルキル、ヒドロキシ−C1〜C4アルキル、C3〜C6アルケニル、シアノ−C3〜C6アルケニル、C3〜C6ハロアルケニル、C3〜C6アルキニル、シアノ−C3〜C6アルキニル、C3〜C6ハロアルキニル、C1〜C4アルコキシ−C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルコキシ−C1〜C4アルキル、C3〜C4アルケニルオキシ−C1〜C4アルキル、C3〜C4アルキニルオキシ−C1〜C4アルキル、C3〜C8シクロアルキルオキシ−C1〜C4アルキル、アミノ−C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキルアミノ−C1〜C4アルキル、ジ(C1〜C4アルキル)アミノ−C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキルチオ−C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルチオ−C1〜C4アルキル、C3〜C4アルケニルチオ−C1〜C4アルキル、C3〜C4アルキニルチオ−C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキルスルフィニル−C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル−C1〜C4アルキル、C3〜C4アルケニルスルフィニル−C1〜C4アルキル、C3〜C4アルキニルスルフィニル−C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキルスルホニル−C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル−C1〜C4アルキル、C3〜C4アルケニルスルホニル−C1〜C4アルキル、C3〜C4アルキニルスルホニル−C1〜C4アルキル、ヒドロキシカルボニル−C1〜C4アルキル、シアノ又は(C1〜C4アルコキシ)カルボニル基を有していても良い(C1〜C4アルコキシ)カルボニル−C1〜C4アルキル、(C1〜C4アルキルチオ)カルボニル−C1〜C4アルキル、アミノカルボニル−C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキルアミノカルボニル−C1〜C4アルキル、ジ(C1〜C4アルキル)アミノカルボニル−C1〜C4アルキル、ジ(C1〜C4アルキル)ホスホニル−C1〜C4アルキル、(C1〜C4アルコキシ)イミノ−C1〜C4アルキル、(C3〜C4アルケニルオキシ)イミノ−C1〜C4アルキル、又はC3〜C8シクロアルキル、C3〜C8シクロアルキル−C1〜C4アルキル、フェニル、フェニル−C1〜C4アルキル、3員〜7員のヘテロシクリルまたはヘテロシクリル−C1〜C4アルキルを表し、且つシクロアルキル及びヘテロシクリル環が、カルボニル又はチオカルボニル環員を有していても良く;Xが、化学結合、酸素、硫黄、−NH−又は−N(R7)−を表す場合は、R6が(C1〜C4アルキル)カルボニル、(C1〜C4ハロアルキル)カルボニル、(C1〜C4アルコキシ)カルボニル、C1〜C4アルキルスルホニル又はC1〜C4ハロアルキルスルホニルを表しても良く;Xが、化学結合を表す場合は、R6がさらに水素、シアノ、メルカプト、アミノ、ハロゲン、−CH2−CH(ハロゲン)−R8、−CH=CH−R8又は−CH=C(ハロゲン)−R8{R8=ヒドロキシカルボニル、(C1〜C4アルコキシ)カルボニル、(C1〜C4アルキルチオ)カルボニル、アミノカルボニル、C1〜C4アルキルアミノカルボニル、ジ(C1〜C4アルキル)アミノカルボニル又はジ(C1〜C4アルキル)ホスホニルを表しても良く;又はR6+R7=置換基を有していても良い1,3−プロピレン、テトラメチレン、ペンタメチレン又はエチレンオキシエチレン鎖]用途:除草剤、植物の乾燥及び/又は落葉剤用。

Description

【発明の詳細な説明】 置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾール 本発明は、下記の式I: [但し、R1が、水素、C1〜C4アルキル又はC1〜C4ハロアルキルを表し; R2が、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコ キシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4ハロアルキル チオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1 〜C4アルキルスルホニル又はC1〜C4ハロアルキルスルホニルを表し; R3が、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C4アルキル又はC1〜C4ハ ロアルキルを表し: R4が水素又はハロゲンを表し; R5が水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、 C1〜C4アルコキシ又はC1〜C4ハロアルコキシを表し; Zが、窒素、酸素又は硫黄を介してαと結合しても良い基−N=C(XR6) −O−又は−N=C(XR6)−S−を表し; Xが、化学結合、酸素、硫黄、−S(O)−、−SO2−、−NH−又は−N( R7)−を表し; R6及びR7が、相互に独立してそれぞれ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロア ルキル、シアノ−C1〜C4アルキル、ヒドロキシ−C1〜C4アルキ ル、C3〜C6アルケニル、シアノ−C3〜C6アルケニル、C3〜C6ハロアルケニ ル、C3〜C6アルキニル、シアノ−C3〜C6アルキニル、C3〜C6ハロアルキニ ル、C1〜C4アルコキシ−C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルコキシ−C1〜 C4アルキル、C3〜C4アルケニルオキシ−C1〜C4アルキル、C3〜C4アルキ ニルオキシ−C1〜C4アルキル、C3〜C8シクロアルキルオキシ−C1〜C4アル キル、アミノ−C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキルアミノ−C1〜C4アルキル 、ジ(C1〜C4アルキル)アミノ−C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキルチオ− C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルチオ−C1〜C4アルキル、C3〜C4ア ルケニルチオ−C1〜C4アルキル、C3〜C4アルキニルチオ−C1〜C4アルキル 、C1〜C4アルキルスルフィニル−C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルス ルフィニル−C1〜C4アルキル、C3〜C4アルケニルスルフィニル−C1〜C4ア ルキル、C3〜C4アルキニルスルフィニル−C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキ ルスルホニル−C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル−C1〜C4 アルキル、C3〜C4アルケニルスルホニル−C1〜C4アルキル、C3〜C4アルキ ニルスルホニル−C1〜C4アルキル、ヒドロキシカルボニル−C1〜C4アルキル 、シアノ又は(C1〜C4アルコキシ)カルボニル基を有していても良い(C1〜 C4アルコキシ)カルボニル−C1〜C4アルキル、(C1〜C4アルキルチオ)カ ルボニル−C1〜C4アルキル、アミノカルボニル−C1〜C4アルキル、C1〜C4 アルキルアミノカルボニル−C1〜C4アルキル、ジ(C1〜C4アルキル)アミノ カルボニル−C1〜C4アルキル、ジ(C1〜C4アルキル)ホスホニル−C1〜C4 アルキル、(C1〜C4アルコキシ)イミノ−C1〜C4アルキル、(C3〜C4アル ケニルオキシ)イミノ−C1〜C4アルキル、 C3〜C8シクロアルキル、C3〜C8シクロアルキル−C1〜C4アルキル、フェ ニル、フェニル−C1〜C4アルキル又は3員〜7員のヘテロシクリルまたはヘテ ロシクリル−C1〜C4アルキルを表し、且つシクロアルキル及びヘテロシクリル 環が、カルボニル又はチオカルボニル環員を有していても良く、そしてシクロア ルキル、フェニル及びヘテロシクリル環がそれぞれ1個〜4個の下 記の置換基:即ちシアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、カルボキシル、ハロ ゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜 C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜 C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、(C1〜C4アルコ キシ)カルボニル、(C1〜C4アルキル)カルボニル、(C1〜C4ハロアルキル )カルボニル、(C1〜C4アルキル)カルボニルオキシ、(C1〜C4ハロアルキ ル)カルボニルオキシ及びジ(C1〜C4アルキル)アミノで置換されていても良 く; Xが、化学結合、酸素、硫黄、−NH−又は−N(R7)−を表す場合は、R6 が(C1〜C4アルキル)カルボニル、(C1〜C4ハロアルキル)カルボニル、( C1〜C4アルコキシ)カルボニル、C1〜C4アルキルスルホニル又はC1〜C4ハ ロアルキルスルホニルを表しても良く; Xが、化学結合を表す場合は、R6がさらに水素、シアノ、メルカプト、アミ ノ、ハロゲン、−CH2−CH(ハロゲン)−R8、−CH=CH−R8又は−C H=C(ハロゲン)−R8{但し、R8がヒドロキシカルボニル、(C1〜C4アル コキシ)カルボニル、(C1〜C4アルキルチオ)カルボニル、アミノカルボニル 、C1〜C4アルキルアミノカルボニル、ジ(C1〜C4アルキル)アミノカルボニ ル又はジ(C1〜C4アルキル)ホスホニルを表しても良く; 又はR6とR7が、合体して1〜4個のC1〜C4アルキル基又は1又は2個の(C1 〜C4アルコキシ)カルボニルを有していても良い1,3−プロピレン、テトラ メチレン、ペンタメチレン又はエチレンオキシエチレン鎖を形成する。]で表さ れる新規な置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾール、及び式Iの化合物の農業 上有用な塩に関する。 更に、本発明は、 上記化合物Iを、除草剤として、及び/又は植物の乾燥/落葉(枯葉)のため に使用する方法、 有効成分として化合物Iを含む除草剤組成物及び植物の乾燥及び/又は落葉用 組成物、 化合物I、及び化合物Iを用いる除草剤組成物及び植物の乾燥/落葉用組成物 の製造方法、そして 化合物Iを用いて望ましくない植生の制御方法、及び植物の乾燥/は落葉処理 方法に関する。 特定のアリールピラゾール−アリール基として、一般に、フェニルに加えて、 種々のベンゾヘテロシクリルも言及されている−は、特許出願のWO92/02 509、WO92/06962、WO86/01255、WO96/15115 、WO96/15116及びWO96/40643に除草剤として既に記載され ている。 更に、WO96/01254の一般式は、置換基を適当に選択した場合、特に 下記の式II: の化合物を包含し、除草活性を有すると言われている。 本発明の目的は、公知の化合物に比べて、不要な植物の選択防除に優れた新規 な除草に有効なピラゾール化合物を提供することにある。更に本発明の目的は、 乾燥/落葉作用を有する新規な化合物を提供することにもある。 本発明者等は、上記目的が、本発明の式Iの新規な置換ピラゾール−3−イル ベンゾアゾールにより達成されることを見出した。 更に、本発明者等は、化合物Iを含み、極めて優れた除草活性を有する除草剤 組成物を見出した。さらにまた、本発明者等は、これらの組成物の製造方法及び 化合物Iを用いて望ましくない植生を制御する方法を見出した。 更にまた、本発明者等は、化合物Iが植物の一部の乾燥及び/又は落葉にも好 適である。これに適当な植物としては、綿花、ジャガイモ、セイヨウアブラナ、 ヒマワリ、大豆又は野生豆(field beans)等、特に綿花、の栽培植物が挙げられ る。従って、本発明者等は、植物の乾燥及び/又は落葉用の組成物、これらの組 成物の製造方法、及び化合物Iを用いる植物の乾燥及び/又は落葉方法を見出し た。 置換形式によって、式Iの化合物は1個以上のキラル中心を有することができ 、この場合、化合物はエナンチオマー又はジアステレオマー混合物として存在す る。本発明は、純粋なエナンチオマー又はジアステレオマーのみならず、これら の混合物に関するものでもある。 置換基R1〜R3及びR5〜R8の定義で述べた有機基、あるいはシクロアルキル 、フェニル又はヘテロシクリル環上の基として述べた有機基は、ハロゲンのよう に、各基の例の個々の列挙の共通の用語である。全ての炭素鎖、即ち全てのアル キル、ハロアルキル、シアノアルキル、オキシアルキル、アミノアルキル、オキ シカルボニルアルキル、アミノカルボニルアルキル、ホスホニルアルキル、オキ シアミノアルキル、フェニルアルキル、ヘテロシクリルアルキル、アルケニル、 ハロアルケニル、シアノアルケニル、アルキニル、ハロアルキニル及びシアノア ルキニルの部分は、直鎖でも分岐鎖でも良い。ハロゲン化置換基は、1〜5個の 同一又は異なるハロゲン原子を有することが好ましい。ハロゲンは、それぞれ、 弗素、塩素、臭素又は沃素を表す。 他の例としては、下記のものを挙げることができる: C1〜C4アルキル:CH3、C25、n−プロピル、CH(CH32、n−ブ チル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピル又はC(CH33; C1〜C4ハロアルキル:部分的又は完全に弗素、塩素、臭素及び/又は沃素で 置換された上記のC1〜C4アルキル、即ち、例えばCH2F、CHF2、CF3、 CH2Cl、CH(Cl)2、C(Cl)3、クロロフルオルメチル、ジクロロフ ルオルメチル、クロロジフルオルメチル、2−フルオロエチル、2−クロロエチ ル、2−ブロモエチル、2−ヨードエチル、2,2−ジフルオロエチル、2,2 ,2−トリフルオロエチル、2−クロロ−2−フルオロエチル、2−クロロ−2 ,2−ジフルオロエチル、2,2−ジクロロ−2−フルオロエチル、2,2,2 −トリクロロエチル、C25、2−フルオロプロピル、3−フルオロプロピル、 2,2−ジフルオロプロピル、2,3−ジフルオロプロピル、2−クロロプロピ ル、3−クロロプロピル、2,3−ジクロロプロピル、2−ブロモ プロピル、3−ブロモプロピル、3,3,3−トリフルオロプロピル、3,3, 3−トリクロロプロピル、CH2−C25、CF2−C25、1−フルオロメチル −2−フルオロエチル、1−クロロメチル−2−クロロエチル、1−ブロモメチ ル−2−ブロモエチル、4−フルオロブチル、4−クロロブチル、4−ブロモブ チル及びノナフルオロブチル; C1〜C6アルキル:上述のC1〜C4アルキル、さらに例えば、n−ペンチル、 1−メチルブチル、2−メチルブチル、3−メチルブチル、2,2−ジメチルプ ロピル、1−エチルプロピル、n−ヘキシル、1,1−ジメチルプロピル、1, 2−ジメチルプロピル、1−メチルペンチル、2−メチルペンチル、3−メチル ペンチル、4−メチルペンチル、1,1−ジメチルブチル、1,2−ジメチルブ チル、1,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブ チル、3,3−ジメチルブチル、1−エチルブチル、2−エチルブチル、1,1 ,2−トリメチルプロピル、1,2,2−トリメチルプロピル、1−エチル−1 −メチルプロピルまたは1−エチル−2−メチルプロピル、好ましくはCH3、 C25、CH2−C25、CH(CH32、n−ブチル、C(CH33、n−ペ ンチル又はn−ヘキシル; C1〜C6ハロアルキル:部分的又は完全に弗素、塩素、臭素及び/又は沃素で 置換されたC1〜C6アルキル、即ち、上述のC1〜C4ハロアルキルで述べた基の 1個、さらに5−フルオロ−1−ペンチル、5−クロロ−1−ペンチル、5−ブ ロモ−1−ペンチル、5−ヨード−1−ペンチル、5,5,5−トリクロロ−1 −ペンチル、ウンデカフルオロペンチル、6−フルオロ−1−ヘキシル、6−ク ロロ−1−ヘキシル、6−ブロモ−1−ヘキシル、6−ヨード−1−ヘキシル、 6,6,6−トリクロロ−1−ヘキシル又はドデカフルオロヘキシル; シアノ−C1〜C4アルキル:CH2CN、1−シアノエチル、2−シアノエチ ル、1−シアノプロパ−1−イル、2−シアノプロパ−1−イル、3−シアノプ ロパ−1−イル、1−シアノブタ−1−イル、2−シアノブタ−1−イル、3− シアノブタ−1−イル、4−シアノブタ−1−イル、1−シアノブタ−2−イル 、2−シアノブタ−2−イル、3−シアノブタ−2−イル、4−シアノブタ−2 −イル、1−(CH2CN)エタ−1−イル、1−(CH2CN)−1− (CH3)エタ−1−イル又は1−(CH2CN)プロパ−1−イル; ヒドロキシ−C1〜C4アルキル:CH2OH、1−ヒドロキシエチル、2−ヒ ドロキシエチル、1−ヒドロキシプロパ−1−イル、2−ヒドロキシプロパ−1 −イル、3−ヒドロキシプロパ−1−イル、1−ヒドロキシブタ−1−イル、2 −ヒドロキシブタ−1−イル、3−ヒドロキシブタ−1−イル、4−ヒドロキシ ブタ−1−イル、1−ヒドロキシブタ−2−イル、2−ヒドロキシブタ−2−イ ル、3−ヒドロキシブタ−2−イル、4−ヒドロキシブタ−2−イル、1−(C H2OH)エタ−1−イル、1−(CH2OH)−1−(CH3)エタ−1−イル 又は1−(CH2OH)プロパ−1−イル; アミノ−C1〜C4アルキル:CH2NH2、1−アミノエチル、2−アミノエチ ル、1−アミノプロパ−1−イル、2−アミノプロパ−1−イル、3−アミノプ ロパ−1−イル、1−アミノブタ−1−イル、2−アミノブタ−1−イル、3− アミノブタ−1−イル、4−アミノブタ−1−イル、1−アミノブタ−2−イル 、2−アミノブタ−2−イル、3−アミノブタ−2−イル、4−アミノブタ−2 −イル、1−(CH2NH2)エタ−1−イル、1−(CH2NH2)−1−(CH3 )エタ−1−イル又は1−(CH2NH2)プロパ−1−イル; ヒドロキシカルボニル−C1〜C4アルキル:CH2COOH、1−(COOH )エチル、2−(COOH)エチル、1−(COOH)プロパ−1−イル、2− (COOH)プロパ−1−イル、3−(COOH)プロパ−1−イル、1−(C OOH)ブタ−1−イル、2−(COOH)ブタ−1−イル、3−(COOH) ブタ−1−イル、4−(COOH)ブタ−1−イル、1−(COOH)ブタ−2 −イル、2−(COOH)ブタ−2−イル、3−(COOH)ブタ−2−イル、 4−(COOH)ブタ−2−イル、1−(CH2COOH)エタ−1−イル、1 −(CH2COOH)−1−(CH3)エタ−1−イル又は1−(CH2COOH )プロパ−1−イル; アミノカルボニル−C1〜C4アルキル:CH2CONH2、1−(CONH2) エチル、2−(CONH2)エチル、1−(CONH2)プロパ−1−イル、2− (CONH2)プロパ−1−イル、3−(CONH2)プロパ−1−イル、1−( CONH2)ブタ−1−イル、2−(CONH2)ブタ−1 −イル、3−(CONH2)ブタ−1−イル、4−(CONH2)ブタ−1−イル 、1−(CONH2)ブタ−2−イル、2−(CONH2)ブタ−2−イル、3− (CONH2)ブタ−2−イル、4−(CONH2)ブタ−2−イル、1−(CH2 CONH2)エタ−1−イル、1−(CH2CONH2)−1−(CH3)エタ− 1−イル又は1−(CH2CONH2)プロパ−1−イル; フェニル−C1〜C4アルキル:ベンジル、2−フェニルエチル、2−フェニル エチル、1−フェニルプロパ−1−イル、2−フェニルプロパ−1−イル、3− フェニルプロパ−1−イル、1−フェニルブタ−1−イル、2−フェニルブタ− 1−イル、3−フェニルブタ−1−イル、4−フェニルブタ−1−イル、1−フ ェニルブタ−2−イル、2−フェニルブタ−2−イル、3−フェニルブタ−2− イル、4−フェニルブタ−2−イル、1−ベンジルエタ−1−イル、1−ベンジ ル−1−メチルエタ−1−イルまたは1−ベンジルプロパ−1−イル、好ましく はベンジル又は2−フェニルエチル; ヘテロシクリル−C1〜C4アルキル:ヘテロシクリルメチル、1−ヘテロシク リルエチル、2−ヘテロシクリルエチル、1−ヘテロシクリルプロパ−1−イル 、2−ヘテロシクリルプロパ−1−イル、3−ヘテロシクリルプロパ−1−イル 、1−ヘテロシクリルブタ−1−イル、2−ヘテロシクリルブタ−1−イル、3 −ヘテロシクリルブタ−1−イル、4−ヘテロシクリルブタ−1−イル、1−ヘ テロシクリルブタ−2−イル、2−ヘテロシクリルブタ−2−イル、3−ヘテロ シクリルブタ−2−イル、4−ヘテロシクリルブタ−2−イル、1−(ヘテロシ クリルメチル)エタ−1−イル、1−(ヘテロシクリルメチル)−1−(メチル )エタ−1−イルまたは1−(ヘテロシクリルメチル)プロパ−1−イル、好ま しくはヘテロシクリルメチル又は2−ヘテロシクリルエチル; C1〜C4アルコキシ:OCH3、OC25、OCH2−C25、OCH(CH3 2、n−ブトキシ、OCH(CH3)−C25、OCH2−CH(CH32また はC(CH33、好ましくはOCH3、OC25、OCH(CH32; C1〜C4ハロアルコキシ:部分的又は完全に弗素、塩素、臭素及び/又は沃素 で置換されたC1〜C4アルコキシ、即ち、例えばOCH2F、OCHF2、 OCF3、OCH2Cl、OCH(Cl)2、OC(Cl)3、クロロフルオロメト キシ、ジクロロフルオロメトキシ、クロロジフルオロメトキシ、2−フルオロエ トキシ、2−クロロエトキシ、2−ブロモエトキシ、2−ヨードエトキシ、2, 2−ジフルオロエトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、2−クロロ−2 −フルオロエトキシ、2−クロロ−2,2−ジフルオロエトキシ、2,2−ジク ロロ−2−フルオロエトキシ、2,2,2−トリクロロエトキシ、OC25、2 −フルオロプロポキシ、3−フルオロプロポキシ、2,2−ジフルオロプロポキ シ、2,3−ジフルオロプロポキシ、2−クロロプロポキシ、3−クロロプロポ キシ、2,3−ジクロロプロポキシ、2−ブロモプロポキシ、3−ブロモプロポ キシ、3,3,3−トリフルオロプロポキシ、3,3,3−トリクロロプロポキ シ、OCH2−C25、OCF2−C25、1−(CH2F)−2−フルオロエト キシ、1−(CH2Cl)−2−クロロエトキシ、1−(CH2Br)−2−ブロ モエトキシ、4−フルオロブトキシ、4−クロロブトキシ、4−ブロモブトキシ 又はノナフルオロブトキシ、好ましくはOCHF2、OCF3、ジクロロフルオロ メトキシ、クロロジフルオロメトキシまたは2,2,2−トリフルオロエトキシ ; C1〜C4アルキルチオ:SCH3、SC25、SCH2−C25、SCH(CH32、n−ブチルチオ、1−メチルプロピルチオ、SCH2−CH(CH32又 はSC(CH33、好ましくはSCH3、又はSC25; C1〜C4ハロアルキルチオ:部分的又は完全に弗素、塩素、臭素及び/又は沃 素で置換されたC1〜C4アルキルチオ、即ち、SCH2F、SCHF2、SCF3 、SCH2Cl、SCH(Cl)2、SC(Cl)3、クロロフルオロメチルチオ 、ジクロロフルオロメチルチオ、クロロジフルオロメチルチオ、2−フルオロエ チルチオ、2−クロロエチルチオ、2−ブロモエチルチオ、2−ヨードエチルチ オ、2,2−ジフルオロエチルチオ、2,2,2−トリフルオロエチルチオ、2 −クロロ−2−フルオロエチルチオ、2−クロロ−2,2−ジフルオロエチルチ オ、2,2−ジクロロ−2−フルオロエチルチオ、2,2,2−トリクロロエチ ルチオ、SC25、2−フルオロプロピルチオ、3−フルオロプロ ピルチオ、2,2−ジフルオロプロピルチオ、2,3−ジフルオロプロピルチオ 、2−クロロプロピルチオ、3−クロロプロピルチオ、2,3−ジクロロプロピ ルチオ、2−ブロモプロピルチオ、3−ブロモプロピルチオ、3,3,3−トリ フルオロプロピルチオ、3,3,3−トリクロロプロピルチオ、SCH2−C25 、SCF2−C25、1−(CH2F)−2−フルオロエチルチオ、1−(CH2 Cl)−2−クロロエチルチオ、1−(CH2Br)−2−ブロモエチルチオ、 4−フルオロブチルチオ、4−クロロブチルチオ、4−ブロモブチルチオ又はS CF2−CF2−C25、好ましくはSCHF2、SCF3、ジクロロフルオロメチ ルチオ、クロロジフルオロメチルチオまたは2,2,2−トリフルオロエチルチ オ; C1〜C4アルコキシ−C1〜C4アルキル:上記に述べたC1〜C4アルコキシで 置換されたC1〜C4アルキル、即ち、例えばCH2OCH3、CH2OC25、n −プロポキシメチル、CH2−OCH(CH32、n−ブトキシメチル、(1− メチルプロポキシ)メチル、(2−メチルプロポキシ)メチル、CH2−OC( CH33、2−(メトキシ)エチル、2−(エトキシ)エチル、2−(n−プロ ポキシ)エチル、2−(1−メチルエトキシ)エチル、2−(n−ブトキシ)エ チル、2−(1−メチルプロポキシ)エチル、2−(2−メチルプロポキシ)エ チル、2−(1,1−ジメチルエトキシ)エチル、2−(メトキシ)プロピル、 2−(エトキシ)プロピル、2−(n−プロポキシ)プロピル、2−(1−メチ ルエトキシ)プロピル、2−(n−ブトキシ)プロピル、2−(1−メチルプロ ポキシ)プロピル、2−(2−メチルプロポキシ)プロピル、2−(1,1−ジ メチルエトキシ)プロピル、3−(メトキシ)プロピル、3−(エトキシ)プロ ピル、3−(n−プロポキシ)プロピル、3−(1−メチルエトキシ)プロピル 、3−(n−ブトキシ)プロピル、3−(1−メチルプロポキシ)プロピル、3 −(2−メチルプロポキシ)プロピル、3−(1,1−ジメチルエトキシ)プロ ピル、2−(メトキシ)ブチル、2−(エトキシ)ブチル、2−(n−プロポキ シ)ブチル、2−(1−メチルエトキシ)ブチル、2−(n−ブトキシ)ブチル 、2−(1−メチルプロポキシ)ブチル、2−(2−メチルプロポキシ)ブチル 、2−(1,1−ジメチルエトキシ)ブチル、3− (メトキシ)ブチル、3−(エトキシ)ブチル、3−(n−プロポキシ)ブチル 、3−(1−メチルエトキシ)ブチル、3−(n−ブトキシ)ブチル、3−(1 −メチルプロポキシ)ブチル、3−(2−メチルプロポキシ)ブチル、3−(1 ,1−ジメチルエトキシ)ブチル、4−(メトキシ)ブチル、4−(エトキシ) ブチル、4−(n−プロポキシ)ブチル、4−(1−メチルエトキシ)ブチル、 4−(n−ブトキシ)ブチル、4−(1−メチルプロポキシ)ブチル、4−(2 −メチルプロポキシ)ブチル、又は4−(1,1−ジメチルエトキシ)ブチル、 好ましくはCH2−OCH3、CH2−OC25、2−(OCH3)エチル又は2− (OC25)エチル; C1〜C4ハロアルコキシ−C1〜C4アルキル:前述のC1〜C4ハロアルコキシ で置換されたC1〜C4アルキル、即ち例えば、2−(OCHF2)エチル、2− (OCF3)エチル又は2−(OC25)エチル; C1〜C4アルキルチオ−C1〜C4アルキル:前述のC1〜C4アルキルチオで置 換されたC1〜C4アルキル、即ち、例えばCH2−SCH3、CH2−SC25、 n−プロピルチオメチル、CH2−SCH(CH32、n−ブチルチオメチル、 (1−メチルプロピルチオ)メチル、(2−メチルプロピルチオ)メチル、CH2 −SC(CH33、2−(メチルチオ)エチル、2−(エチルチオ)エチル、 2−(n−プロピルチオ)エチル、2−(1−メチルエチルチオ)エチル、2− (n−ブチルチオ)エチル、2−(1−メチルプロピルチオ)エチル、2−(2 −メチルプロピルチオ)エチル、2−(1,1−ジメチルエチルチオ)エチル、 2−(メチルチオ)プロピル、2−(エチルチオ)プロピル、2−(n−プロピ ルチオ)プロピル、2−(1−メチルエチルチオ)プロピル、2−(n−ブチル チオ)プロピル、2−(1−メチルプロピルチオ)プロピル、2−(2−メチル プロピルチオ)プロピル、2−(1,1−ジメチルエチルチオ)プロピル、3− (メチルチオ)プロピル、3−(エチルチオ)プロピル、3−(n−プロピルチ オ)プロピル、3−(1−メチルエチルチオ)プロピル、3−(n−ブチルチオ )プロピル、3−(1−メチルプロピルチオ)プロピル、3−(2−メチルプロ ピルチオ)プロピル、3−(1,1−ジメチルエチルチオ)プロピル、2−(メ チルチオ)ブチル、2−(エチルチオ)ブチル、2− (n−プロピルチオ)ブチル、2−(1−メチルエチルチオ)ブチル、2−(n −ブチルチオ)ブチル、2−(1−メチルプロピルチオ)ブチル、2−(2−メ チルプロピルチオ)ブチル、2−(1,1−ジメチルエチルチオ)ブチル、3− (メチルチオ)ブチル、3−(エチルチオ)ブチル、3−(n−プロピルチオ) ブチル、3−(1−メチルエチルチオ)ブチル、3−(n−ブチルチオ)ブチル 、3−(1−メチルプロピルチオ)ブチル、3−(2−メチルプロピルチオ)ブ チル、3−(1,1−ジメチルエチルチオ)ブチル、4−(メチルチオ)ブチル 、4−(エチルチオ)ブチル、4−(n−プロピルチオ)ブチル、4−(1−メ チルエチルチオ)ブチル、4−(n−ブチルチオ)ブチル、4−(1−メチルプ ロピルチオ)ブチル、4−(2−メチルプロピルチオ)ブチル又は4−(1,1 −ジメチルエチルチオ)ブチル、好ましくはCH2−SCH3、CH2−SC25 、2−(SCH3)エチル又は2−(SC25)エチル; C1〜C4ハロアルキルチオ−C1〜C4アルキル:前述のCl〜C4ハロアルキル チオで置換されたCl〜C4アルキル、即ち2−(SCHF2)エチル、2−(S CF3)エチル又は2−(SC25)エチル; (C1〜C4アルコキシ)イミノ−C1〜C4アルキル:(C1〜C4アルコキシ) イミノで置換されたC1〜C4アルキル、この(C1〜C4アルコキシ)イミノの例 としては=N−CH3、=N−C25、=N−CH2−C25、=N−CH(CH32、=NCH2−CH2−C25、=N−CH(CH3)−C25、=NCH2− CH(CH32又は=N−C(CH33、(C1〜C4アルコキシ)イミノ−C1 〜C4アルキルの例としては;CH=N−CH3、CH=N−C25、CH2−C H=N−CH3又はCH2−CH=N−C25; (C1〜C4アルキル)カルボニル:CO−CH3、CO−C25、CO−CH2 −C25、CO−CH(CH32、n−ブチルカルボニル、CO−CH(CH3 )−C25、CO−CH2−CH(CH32又はCO−C(CH33、好ましく はCO−CH3又はCO−C25; (C1〜C4ハロアルキル)カルボニル:部分的又は完全に弗素、塩素、臭素及 び/又は沃素で置換されたC1〜C4アルキルカルボニル、即ち、CO− CH2F、CO−CHF2、CO−CF3、CO−CH2Cl、CO−CH(Cl)2 、CO−C(Cl)3、クロロフルオロメチルカルボニル、ジクロロフルオロメ チルカルボニル、クロロジフルオロメチルカルボニル、2−フルオロエチルカル ボニル、2−クロロエチルカルボニル、2−ブロモエチルカルボニル、2−ヨー ドエチルカルボニル、2,2−ジフルオロエチルカルボニル、2,2,2−トリ フルオロエチルカルボニル、2−クロロ−2−フルオロエチルカルボニル、2− クロロ−2,2−ジフルオロエチルカルボニル、2,2−ジクロロ−2−フルオ ロエチルカルボニル、2,2,2−トリクロロエチルカルボニル、CO−C25 、2−フルオロプロピルカルボニル、3−フルオロプロピルカルボニル、2,2 −ジフルオロプロピルカルボニル、2,3−ジフルオロプロピルカルボニル、2 −クロロプロピルカルボニル、3−クロロプロピルカルボニル、2,3−ジクロ ロプロピルカルボニル、2−ブロモプロピルカルボニル、3−ブロモプロピルカ ルボニル、3,3,3−トリフルオロプロピルカルボニル、3,3,3−トリク ロロプロピルカルボニル、CO−CH2−C25、CO−CF2−C25、1−( CH2F)−2−フルオロエチルカルボニル、1−(CH2Cl)−2−クロロエ チルカルボニル、1−(CH2Br)−2−ブロモエチルカルボニル、4−フル オロブチルカルボニル、4−クロロブチルカルボニル、4−ブロモブチルカルボ ニル又はノナフルオロブチルカルボニル、好ましくはCO−CF3、CO−CH2 Clまたは2,2,2−トリフルオロエチルカルボニル; (C1〜C4アルキル)カルボニルオキシ:O−CO−CH3、O−CO−C25 、O−CO−CH2−C25、O−CO−CH(CH32、O−CO−CH2− CH2−C25、O−CO−CH(CH3)−C25、O−CO−CH2−CH( CH32又はO−CO−C(CH33、好ましくは、O−CO−CH3又はO− CO−C25; (C1〜C4ハロアルキル)カルボニルオキシ:部分的又は完全に弗素、塩素、 臭素及び/又は沃素で置換された(C1〜C4アルキル)カルボニル、即ち、O− CO−CH2F、O−CO−CHF2、O−CO−CF3、O−CO−CH2Cl、 O−CO−CH(Cl)2、O−CO−C(Cl)3、クロロフル オロメチルカルボニルオキシ、ジクロロフルオロメチルカルボニルオキシ、クロ ロジフルオロメチルカルボニルオキシ、2−フルオロエチルカルボニルオキシ、 2−クロロエチルカルボニルオキシ、2−ブロモエチルカルボニルオキシ、2− ヨードエチルカルボニルオキシ、2,2−ジフルオロエチルカルボニルオキシ、 2,2,2−トリフルオロエチルカルボニルオキシ、2−クロロ−2−フルオロ エチルカルボニルオキシ、2−クロロ−2,2−ジフルオロエチルカルボニルオ キシ、2,2−ジクロロ−2−フルオロエチルカルボニルオキシ、2,2,2− トリクロロエチルカルボニルオキシ、O−CO−C25、2−フルオロプロピル カルボニルオキシ、3−フルオロプロピルカルボニルオキシ、2,2−ジフルオ ロプロピルカルボニルオキシ、2,3−ジフルオロプロピルカルボニルオキシ、 2−クロロプロピルカルボニルオキシ、3−クロロプロピルカルボニルオキシ、 2,3−ジクロロプロピルカルボニルオキシ、2−ブロモプロピルカルボニルオ キシ、3−ブロモプロピルカルボニルオキシ、3,3,3−トリフルオロプロピ ルカルボニルオキシ、3,3,3−トリクロロプロピルカルボニルオキシ、O− CO−CH2−C25、O−CO−CF2−C25、1−(CH2F)−2−フル オロエチルカルボニルオキシ、1−(CH2Cl)−2−クロロエチルカルボニ ルオキシ、1−(CH2Br)−2−ブロモエチルカルボニルオキシ、4−フル オロブチルカルボニルオキシ、4−クロロブチルカルボニルオキシ、4−ブロモ ブチルカルボニルオキシ又はノナフルオロブチルカルボニルオキシ、好ましくは O−CO−CF3、O−CO−CH2Clまたは2,2,2−トリフルオロエチル カルボニルオキシ; (C1〜C4ルコキシ)カルボニル:CO−OCH3、CO−OC2H45、n− プロポキシカルボニル、CO−OCH(CH32、n−ブトキシカルボニル、C O−OCH(CH3)−C25、CO−OCH2−CH(CH32又はCO−OC (CH33、好ましくは、CO−OCH3又はCO−OC25; (C1〜C4アルコキシ)カルボニル−C1〜C4アルキル:上述の(C1〜C4ア ルコキシ)カルボニルで置換されたC1〜C4アルキル、即ち、例えばCH2−C O−OCH3、CH2−CO−OC25、n−プロポキシカルボニ ルメチル、CH2−CO−OCH(CH32、n−ブトキシカルボニルメチル、 CH2−CO−OCH(CH3)−C25、CH2−CO−OCH2−CH(CH3 2、CH2−CO−OC(CH33、1−(メトキシカルボニル)エチル、1− (エトキシカルボニル)エチル、1−(n−プロポキシカルボニル)エチル、1 −(1−メチルエトキシカルボニル)エチル、1−(n−ブトキシカルボニル) エチル、2−(メトキシカルボニル)エチル、2−(エトキシカルボニル)エチ ル、2−(n−プロポキシカルボニル)エチル、2−(1−メチルエトキシカル ボニル)エチル、2−(n−ブトキシカルボニル)エチル、2−(1−メチルプ ロポキシカルボニル)エチル、2−(2−メチルプロポキシカルボニル)エチル 、2−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)エチル、2−(メトキシカルボ ニル)プロピル、2−(エトキシカルボニル)プロピル、2−(n−プロポキシ カルボニル)プロピル、2−(1−メチルエトキシカルボニル)プロピル、2− (n−ブトキシカルボニル)プロピル、2−(1−メチルプロポキシカルボニル )プロピル、2−(2−メチルプロポキシカルボニル)プロピル、2−(1,1 −ジメチルエトキシカルボニル)プロピル、3−(メトキシカルボニル)プロピ ル、3−(エトキシカルボニル)プロピル、3−(n−プロポキシカルボニル) プロピル、3−(1−メチルエトキシカルボニル)プロピル、3−(n−ブトキ シカルボニル)プロピル、3−(1−メチルプロポキシカルボニル)プロピル、 3−(2−メチルプロポキシカルボニル)プロピル、3−(1,1−ジメチルエ トキシカルボニル)プロピル、2−(メトキシカルボニル)ブチル、2−(エト キシカルボニル)ブチル、2−(n−プロポキシカルボニル)ブチル、2−(1 −メチルエトキシカルボニル)ブチル、2−(n−ブトキシカルボニル)ブチル 、2−(1−メチルプロポキシカルボニル)ブチル、2−(2−メチルプロポキ シカルボニル)ブチル、2−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)ブチル、 3−(メトキシカルボニル)ブチル、3−(エトキシカルボニル)ブチル、3− (n−プロポキシカルボニル)ブチル、3−(1−メチルエトキシカルボニル) ブチル、3−(n−ブトキシカルボニル)ブチル、3−(1−メチルプロポキシ カルボニル)ブチル、3−(2−メチルプロポキシカルボニル)ブチル、3−( 1,1−ジメチルエトキシカルボニル)ブチル、4− (メトキシカルボニル)ブチル、4−(エトキシカルボニル)ブチル、4−(n −プロポキシカルボニル)ブチル、4−(1−メチルエトキシカルボニル)ブチ ル、4−(n−ブトキシカルボニル)ブチル、4−(1−メチルプロポキシカル ボニル)ブチル、4−(2−メチルプロポキシカルボニル)ブチルまたは4−( 1,1−ジメチルエトキシカルボニル)ブチル、好ましくはCH2−CO−O− CH3、CH2−CO−OC25、1−(メトキシカルボニル)エチル又は1−( エトキシカルボニル)エチル; (C1〜C4アルキルチオ)カルボニル:CO−SCH3、CO−SC25、C O−SCH2−C25、CO−SCH(CH32、CO−SCH2−CH2−C25 、CO−SCH(CH3)−C25、CO−SCH2−CH(CH32又はCO −SC(CH33、好ましくは、CO−SCH3又はCO−SC25; (C1〜C4アルキルチオ)カルボニル−C1〜C4アルキル:前述の(C1〜C4 アルキルチオ)カルボニルで置換されたC1〜C4アルキル、即ち、例えばCH2 −CO−SCH3、CH2−CO−SC25、CH2−CO−SCH2−C25、C H2−CO−SCH(CH32、CH2−CO−SCH2CH2−C25、CH2− CO−SCH(CH3)−C25、CH2−CO−SCH2−CH(CH32、C H2−CO−SC(CH33、1−(CO−SCH3)エチル、1−(CO−SC25)エチル、1−(CO−SCH2−C25)エチル、1−[CO−SCH( CH32]エチル、1−(CO−SCH2CH2−C25)エチル、1−[CO− SCH(CH3)−C25]エチル、1−[CO−SCH2−CH(CH32]エ チル、1−[CO−SC(CH33]エチル、2−(CO−SCH3)エチル、 2−(CO−SC25)エチル、2−(CO−SCH2−C25)エチル、2− [CO−SCH(CH32]エチル、2−(CO−SCH2CH2−C25)エチ ル、2−[CO−SCH(CH3)−C25]エチル、2−[CO−SCH2−C H(CH32]エチル、2−[CO−SC(CH33]エチル、2−(CO−S CH3)プロピル、2−(CO−SC25)プロピル、2−(CO−SCH2−C25)プロピル、2−[CO−SCH (CH32]プロピル、2−(CO−SCH2CH2−C25)プロピル、2−[ CO−SCH(CH3)−C25]プロピル、2−[CO−SCH2−CH(CH32]プロピル、2−[CO−SC(CH33]プロピル、3−(CO−SCH3 )プロピル、3−(CO−SC25)プロピル、3−(CO−SCH2−C25 )プロピル、3−[CO−SCH(CH32]プロピル、3−(CO−SCH2 CH2−C25)プロピル、3−[CO−SCH(CH3)−C25]プロピル、 3−[CO−SCH2−CH(CH32]プロピル、3−[CO−SC(CH33 ]プロピル、2−(CO−SCH3)ブチル、2−(CO−SC25)ブチル、 2−(CO−SCH2−C25)ブチル、2−[CO−SCH(CH32]ブチ ル、2−(CO−SCH2CH2−C25)ブチル、2−[CO−SCH(CH3 )−C25]ブチル、2−[CO−SCH2−CH(CH32]ブチル、2−[ CO−SC(CH33]ブチル、3−(CO−SCH3)ブチル、3−(CO− SC25)ブチル、3−(CO−SCH2−C25)ブチル、3−[CO−SC H(CH32]ブチル、3−(CO−SCH2CH2−C25)ブチル、3−[C O−SCH(CH3)−C25]ブチル、3−[CO−SCH2−CH(CH32 ]ブチル、3−[CO−SC(CH33]ブチル、4−(CO−SCH3)ブチ ル、4−(CO−SC25)ブチル、4−(CO−SCH2−C25)ブチル、 4−[CO−SCH(CH32]ブチル、4−(CO−SCH2CH2−C25) ブチル、4−[CO−SCH(CH3)−C25]ブチル、4−[CO−SCH2 −CH(CH32]ブチル又は4−[CO−SC(CH33]ブチル、好ましく はCH2−CO−SCH3、CH2−CO−SC25、1−(CO−SCH3)エチ ル又は1−(CO−SC25)エチル; C1〜C4アルキルスルフィニル:SO−CH3、SO−C25、SO−CH2− C25、SO−CH(CH32、n−ブチルスルフィニル、SO−CH(CH3 )−C25、SO−CH2−CH(CH32又はSO−C(CH33、好ましく は、SO−CH3又はSO−C25; C1〜C4ハロアルキルスルフィニル:部分的又は完全に弗素、塩素、臭素及 び/又は沃素で置換されたC1〜C4アルキルスルフィニル、即ち、例えばSO− CH2F、SO−CHF2、SO−CF3、SO−CH2Cl、SO−CH(Cl)2 、SO−C(Cl)3、クロロフルオロメチルスルフィニル、ジクロロフルオロ メチルスルフィニル、クロロジフルオロメチルスルフィニル、2−フルオロエチ ルスルフィニル、2−クロロエチルスルフィニル、2−ブロモエチルスルフィニ ル、2−ヨードエチルスルフィニル、2,2−ジフルオロエチルスルフィニル、 2,2,2−トリフルオロエチルスルフィニル、2−クロロ−2−フルオロエチ ルスルフィニル、2−クロロ−2,2−ジフルオロエチルスルフィニル、2,2 −ジクロロ−2−フルオロエチルスルフィニル、2,2,2−トリクロロエチル スルフィニル、SO−C25、2−フルオロプロピルスルフィニル、3−フルオ ロプロピルスルフィニル、2,2−ジフルオロプロピルスルフィニル、2,3− ジフルオロプロピルスルフィニル、2−クロロプロピルスルフィニル、3−クロ ロプロピルスルフィニル、2,3−ジクロロプロピルスルフィニル、2−ブロモ プロピルスルフィニル、3−ブロモプロピルスルフィニル、3,3,3−トリフ ルオロプロピルスルフィニル、3,3,3−トリクロロプロピルスルフィニル、 SO−CH2−C25、SO−CF2−C25、1−(CH2F)−2−フルオロ エチルスルフィニル、1−(CH2Cl)−2−クロロエチルスルフィニル、1 −(CH2Br)−2−ブロモエチルスルフィニル、4−フルオロブチルスルフ ィニル、4−クロロブチルスルフィニル、4−ブロモブチルスルフィニル又はノ ナフルオロブチルスルフィニル、好ましくはSO−CF3、SO−CF2Cl、又 は2,2,2−トリフルオロエチルスルフィニル; C1〜C4アルキルスルフィニル−C1〜C4アルキル:前述のC1〜C4アルキル スルフィニルで置換されたC1〜C4アルキル、即ち、例えばCH2SOCH3、C H2SOC25、n−プロピルスルフィニルメチル、CH2SOCH(CH32、 n−ブチルスルフィニルメチル、(1−メチルプロピルスルフィニル)メチル、 (2−メチルプロピルスルフィニル)メチル、(1,1−ジメチルエチルスルフ ィニル)メチル、2−メチルスルフィニルエチル、2−エチルスルフィニルエチ ル、2−(n−プロピルスルフィニル)エチル、2− (1−メチルエチルフィニル)エチル、2−(n−ブチルスルフィニル)エチル 、2−(1−メチルプロピルスルフィニル)エチル、2−(2−メチルプロピル スルフィニル)エチル、2−(1,1−ジメチルエチルスルフィニル)エチル、 2−(SO−CH3)プロピル、3−(SO−CH3)プロピル、2−(SO−C25)プロピル、3−(SO−C25)プロピル、3−(プロピルスルフィニル )プロピル、3−(ブチルスルフィニル)プロピル、4−(SO−CH3)ブチ ル、4−(SO−C25)ブチル、4−(n−プロピルスルフィニル)ブチル又 は4−(n−ブチルスルフィニル)ブチル、特に2−(SO−CH3)エチル; C1〜C4ハロアルキルスルフィニル−C1〜C4アルキル:前述のC1〜C4ハロ アルキルスルフィニルで置換されたC1〜C4アルキル、即ち、例えば2−(2, 2,2−トリフルオロエチルスルフィニル)エチル; C1〜C4アルキルスルホニル:SO2−CH3、SO2−C25、SO2−CH2 −C25、SO2−CH(CH32、n−ブチルスルホニル、SO2−CH(CH 3)−C25、SO2−CH2−CH(CH32又はSO2−C(CH33、好ま しくはSO2−CH3又はSO2−C25; C1〜C4ハロアルキルスルホニル:部分的又は完全に弗素、塩素、臭素及び/ 又は沃素で置換されたC1〜C4アルキルスルホニル、即ち、例えばSO2−CH2 F、SO2−CHF2、SO2−CF3、SO2−CH2Cl、SO2−CH(Cl)2 、SO2−C(Cl)3、クロロフルオロメチルスルホニル、ジクロロフルオロメ チルスルホニル、クロロジフルオロメチルスルホニル、2−フルオロエチルスル ホニル、2−クロロエチルスルホニル、2−ブロモエチルスルホニル、2−ヨー ドエチルスルホニル、2,2−ジフルオロエチルスルホニル、2,2,2−トリ フルオロエチルスルホニル、2−クロロ−2−フルオロエチルスルホニル、2− クロロ−2,2−ジフルオロエチルスルホニル、2,2−ジクロロ−2−フルオ ロエチルスルホニル、2,2,2−トリクロロエチルスルホニル、SO2−C25 、2−フルオロプロピルスルホニル、3−フルオロプロピルスルホニル、2, 2−ジフルオロプロピルスルホニル、2,3−ジフルオロプロピルスルホニル、 2−クロロプロピルスルホニル、3−クロロプロピルスルホ ニル、2,3−ジクロロプロピルスルホニル、2−ブロモプロピルスルホニル、 3−ブロモプロピルスルホニル、3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニル 、3,3,3−トリクロロプロピルスルホニル、SO2−CH2-25、SO2− CF2−C25、1−(フルオロメチル)−2−フルオロエチルスルホニル、1 −(クロロメチル)−2−クロロエチルスルホニル、1−(ブロモメチル)−2 −ブロモエチルスルホニル、4−フルオロブチルスルホニル、4−クロロブチル スルホニル、4−ブロモブチルスルホニル又はノナフルオロブチルスルホニル、 好ましくSO2−CH2Cl、SO2−CF3又は2,2,2−トリフルオロエチル スルホニル; C1〜C4アルキルスルホニル−C1〜C4アルキル:前述のC1〜C4アルキルス ルホニルで置換されたC1〜C4アルキル、即ち、例えばCH2SO2CH3、CH2 SO225、CH2SO2−CH2−C25、CH2SO2−CH(CH32、CH2 SO2−CH2CH2−C25、(1−メチルプロピルスルホニル)メチル、(2 −メチルプロピルスルホニル)メチル、CH2SO2−C(CH33、CH(CH3 )SO2−CH3、CH(CH3)SO2−C25、CH2CH2SO2−CH3、C H2CH2SO2−C25、CH2CH2SO2−CH2−C25、CH2CH2SO2− CH(CH32、CH2CH2SO2−CH2CH2−C25、2−(1−メチルプ ロピルスルホニル)エチル、2−(2−メチルプロピルスルホニル)エチル、C H2CH2SO2−C(CH33、2−(SO2−CH3)プロピル、2−(SO2− C25)プロピル、2−(SO2−CH2−C25)プロピル、2−[SO2−C H(CH32]プロピル、2−(SO2−CH2CH2−C25)プロピル、2− (1−メチルプロピルスルホニル)プロピル、2−(2−メチルプロピルスルホ ニル)プロピル、2−[SO2−C(CH33]プロピル、3−(SO2−CH3 )プロピル、3−(SO2−C25)プロピル、3−(SO2−CH2−C25) プロピル、3−[SO2−CH(CH32]プロピル、3−(SO2−CH2CH2 −C25)プロピル、3−(1−メチルプロピルスルホニル)プロピル、3−( 2−メチルプロピルスルホニル)プロピル、3−[SO2−C(CH33]プロ ピル、2−(SO2− CH3)ブチル、2−(SO2−C25)ブチル、2−(SO2−CH2−C25) ブチル、2−[SO2−CH(CH32]ブチル、2−(SO2−CH2CH2−C25)ブチル、2−(1−メチルプロピルスルホニル)ブチル、2−(2−メチ ルプロピルスルホニル)ブチル、2−[SO2−C(CH33]ブチル、3−( SO2−CH3)ブチル、3−(SO2−C25)ブチル、3−(SO2−CH2− C25)ブチル、3−[SO2−CH(CH32]ブチル、3−(SO2−CH2 CH2−C25)ブチル、3−(1−メチルプロピルスルホニル)ブチル、3− (2−メチルプロピルスルホニル)ブチル、3−[SO2−C(CH33]ブチ ル、4−(SO2−CH3)ブチル、4−(SO2−C25)ブチル、4−(SO2 −CH2−C25)ブチル、4−[SO2−CH(CH32]ブチル、4−(SO2 −CH2CH2−C25)ブチル、4−(1−メチルプロピルスルホニル)ブチ ル、4−(2−メチルプロピルスルホニル)ブチル又は4−[SO2−C(CH3 3]ブチル、特にCH2CH2SO2−CH3またはCH2CH2SO2−C25; C1〜C4ハロアルキルスルホニル−C1〜C4アルキル:前述のC1〜C4ハロア ルキルスルホニルで置換されたC1〜C4アルキル、即ち、例えば2−(2,2, 2−トリフルオロエチルスルホニル)エチル; C1〜C4アルキルアミノ−C1〜C4アルキル:例えば以下のC1〜C4アルキル アミノで置換されたC1〜C4アルキル、即ち、CH3NH−、C25NH−、n −プロピル−NH−、1−メチルエチル−NH−、n−ブチル−NH−、1−メ チルプロピル−NH−、2−メチルプロピル−NH−及び1,1−ジメチルエチ ル−NH−、好ましくはCH3NH−又はC25NH−、C1〜C4アルキルアミ ノ−C1〜C4アルキルの例としては、CH2CH2NH−CH3、CH2CH2N− (CH32、CH2CH2NH−C25又はCH2CH2−N(C252; C1〜C4アルキルアミノカルボニル:CO−NH−CH3、CO−NH−C25 、n−プロピルアミノカルボニル、CO−NH−CH(CH32、CO−NH −CH2CH2−C25、CO−NH−CH(CH3)−C25、CO−NH−C H2−CH(CH32又はCO−NH−C(CH33、 好ましくは:CO−NH−CH3又はCO−NH−C25; C1〜C4アルキルアミノカルボニル−C1〜C4アルキル:例えば以下のC1〜 C4アルキルアミノカルボニルで置換されたC1〜C4アルキル、好ましくはCO −NHCH3またはCO−NHC25、C1〜C4アルキルアミノカルボニル−C1 〜C4アルキルの例として、CH2−CO−NHCH3、CH2−CO−NHC25 、CH2−CO−NHCH225、CH2−CO−NHCH(CH32、CH2− CO−NHCH2CH225、CH2−CO−NH−CH(CH3)−C25、C H2−CO−NH−CH2−CH(CH32、CH2−CO−NH−C(CH33 、CH(CH3)−CO−NH−CH3、CH(CH3)−CO−NH−C25、 2−(CO−NH−CH3)エチル、2−(CO−NH−C25)エチル、2− (CO−NH−CH2−C25)エチル、2−[CH2−CO−NH−CH(CH32]エチル、2−(CO−NH−CH2CH2−C25)エチル、2−[CO− NH−CH(CH3)−C25]エチル、2−[CO−NH−CH2−CH(CH32]エチル、2−[CO−NH−C(CH33]エチル、2−(CO−NH− CH3)プロピル、2−(CO−NH−C25)プロピル、2−(CO−NH− CH2−C25)プロピル、2−[CH2−CO−NH−CH(CH32]プロピ ル、2−(CO−NH−CH2CH2−C25)プロピル、2−[CO−NH−C H(CH3)−C25]プロピル、2−[CO−NH−CH2−CH(CH32] プロピル、2−[CO−NH−C(CH33]プロピル、3−(CO−NH−C H3)プロピル、3−(CO−NH−C25)プロピル、3−(CO−NH−C H2−C25)プロピル、3−[CH2−CO−NH−CH(CH32]プロピル 、3−(CO−NH−CH2CH2−C25)プロピル、3−[CO−NH−CH (CH3)−C25]プロピル、3−[CO−NH−CH2−CH(CH32]プ ロピル、3−[CO−NH−C(CH33]プロピル、2−(CO−NH−CH3 )ブチル、2−(CO−NH−C25)ブチル、2−(CO−NH−CH2−C25)ブチル、2−[CH2−CO−NH−CH(CH32]ブチル、2−(C O−NH−CH2CH2−C25)ブチル、2−[CO−NH−CH (CH3)−C25]ブチル、2−[CO−NH−CH2−CH(CH32]ブチ ル、2−[CO−NH−C(CH33]ブチル、3−(CO−NH−CH3)ブ チル、3−(CO−NH−C25)ブチル、3−(CO−NH−CH2−C25 )ブチル、3−[CH2−CO−NH−CH(CH32]ブチル、3−(CO− NH−CH2CH2−C25)ブチル、3−[CO−NH−CH(CH3)−C25 ]ブチル、3−[CO−NH−CH2−CH(CH32]ブチル、3−[CO− NH−C(CH33]ブチル、4−(CO−NH−CH3)ブチル、4−(CO −NH−C25)ブチル、4−(CO−NH−CH2−C25)ブチル、4−[ CH2−CO−NH−CH(CH32]ブチル、4−(CO−NH−CH2CH2 −C25)ブチル、4−[CO−NH−CH(CH3)−C25]ブチル、4− [CO−NH−CH2−CH(CH32]ブチル又は4−[CO−NH−C(C H33]ブチル、好ましくはCH2−CO−NH−CH3、CH2−CO−NH− C25、CH(CH3)−CO−NH−CH3またはCH(CH3)−CO−NH −C25; ジ(C1〜C4アルキル)アミノ:N(CH32、N(C252、N,N−ジ プロピルアミノ、N,N−ジ(1−メチルエチル)アミノ、N,N−ジブチルア ミノ、N,N−ジ(1−メチルプロピル)アミノ、N,N−ジ(2−メチルプロ ピル)アミノ、N,N−ジ(1,1−ジメチルエチル)アミノ、N−エチル−N −メチルアミノ、N−メチル−N−プロピルアミノ、N−メチル−N−(1−メ チルエチル)アミノ、N−ブチル−N−メチルアミノ、N−メチル−N−(1− メチルプロピル)アミノ、N−メチル−N−(2−メチルプロピル)アミノ、N −(1,1−ジメチルエチル)−N−メチルアミノ、N−エチル−N−プロピル アミノ、N−エチル−N−(1−メチルエチル)アミノ、N−ブチル−N−エチ ルアミノ、N−エチル−N−(1−メチルプロチル)アミノ、N−エチル−N− (2−メチルプロピル)アミノ、N−エチル−N−(1,1−ジメチルエチル) アミノ、N−(1−メチルエチル)−N−プロピルアミノ、N−ブチル−N−プ ロピルアミノ、N−(1−メチルプロピル)−N−プロピルアミノ、N−(2− メチルプロピル)−N−プロピルアミノ、N−(1,1−ジメチルエチ ル)−N−プロピルアミノ、N−ブチル−N−(1−メチルエチル)アミノ、N −(1−メチルエチル)−N−(1−メチルプロピル)アミノ、N−(1−メチ ルエチル)−N−(2−メチルプロピル)アミノ、N−(1,1−ジメチルエチ ル)−N−(1−メチルエチル)アミノ、N−ブチル−N−(1−メチルプロピ ル)アミノ、N−ブチル−N−(2−メチルプロピル)アミノ、N−ブチル−N −(1,1−ジメチルエチル)アミノ、N−(1−メチルプロピル)−N−(2 −メチルプロピル)アミノ、N−(1,1−ジメチルエチル)−N−(1−メチ ルプロピル)アミノ又はN−(1,1−ジメチルエチル)−N−(2−メチルプ ロピル)アミノ、好ましくはN(CH32、N(C252; ジ(C1〜C4−アルキル)アミノ−C1〜C4アルキル:上述のジ(C1〜C4ア ルキル)アミノで置換されたC1〜C4アルキル、即ち、例えばCH2N(CH32 、CH2N(C252、N,N−ジプロピルアミノメチル、N,N−ジ[CH (CH32]アミノメチル、N,N−ジブチルアミノメチル、N,N−ジ(1− メチルプロピル)アミノメチル、N,N−ジ(2−メイルプロピル)アミノメチ ル、N,N−ジ[C(CH33]アミノメチル、N−エチル−N−メチルアミノメ チル、N−メチル−N−プロピルアミノメチル、N−メチル−N−[CH(CH3 2]アミノメチル、N−ブチル−N−メチルアミノメチル、N−メチル−N−( 1−メチルプロピル)アミノメチル、N−メチル−N−(2−メチルプロピル) アミノメチル、N−[C(CH33]−N−メチルアミノメチル、N−エチル− N−プロピルアミノメチル、N−エチル−N−[CH(CH32]アミノメチル 、N−ブチル−N−エチルアミノメチル、N−エチル−N−(1−メチルプロピ ル)アミノメチル、N−エチル−N−(2−メチルプロピル)アミノメチル、N −エチル−N−[C(CH33]アミノメチル、N−[CH(CH32]−N− プロピルアミノメチル、N−ブチル−N−プロピルアミノメチル、N−(1−メ チルプロピル)−N−プロピルアミノメチル、N−(2−メチルプロピル)−N −プロピルアミノメチル、N−[C(CH33]−N−プロピルアミノメチル、 N−ブチル−N−(1−メチルエチル)アミノメチル、N−[CH(CH32] −N−(1−メチルプロピル)アミノメチル、N−[CH(CH32]−N−( 2−メチルプロピル)アミノ メチル、N−[C(CH33]−N−[CH(CH32]アミノメチル、N−ブ チル−N−(1−メチルプロピル)アミノメチル、N−ブチル−N−(2−メチ ルプロピル)アミノメチル、N−ブチル−N−[C(CH33]アミノメチル、 N−(1−メチルプロピル)−N−(2−メチルプロピル)アミノメチル、N− [C(CH33]−N−(1−メチルプロピル)アミノメチル、N−[C(CH33]−N−(2−メチルプロピル)アミノメチル、N,N−ジメチルアミノエチ ル、N,N−ジエチルアミノエチル、N,N−ジ(n−プロピル)アミノエチル 、N,N−ジ[CH(CH32]アミノエチル、N,N−ジブチルアミノエチル 、N,N−ジ(1−メチルプロピル)アミノエチル、N,N−ジ(2−メチルプ ロピル)アミノエチル、N,N−ジ[C(CH33]アミノエチル、N−エチル −N−メチルアミノエチル、N−メチル−N−プロピルアミノエチル、N−メチ ル−N−[CH(CH32]アミノエチル、N−ブチル−N−メチルアミノエチ ル、N−メチル−N−(1−メチルプロピル)アミノエチル、N−メチル−N− (2−メチルプロピル)アミノエチル、N−[C(CH33]−N−メチルアミ ノエチル、N−エチル−N−プロピルアミノエチル、N−エチル−N−[CH( CH32]アミノエチル、N−ブチル−N−エチルアミノエチル、N−エチル− N−(1−メチルプロピル)アミノエチル、N−エチル−N−(2−メチルプロ ピル)アミノエチル、N−エチル−N−[C(CH33]アミノエチル、N−[ CH(CH32]−N−プロピルアミノエチル、N−ブチル−N−プロピルアミ ノエチル、N−(1−メチルプロピル)−N−プロピルアミノエチル、N−(2 −メチルプロピル)−N−プロピルアミノエチル、N−[C(CH33]−N− プロピルアミノエチル、N−ブチル−N−[CH(CH32]アミノエチル、N −[CH(CH32]−N−(1−メチルプロピル)アミノエチル、N−[CH (CH32]−N−(2−メチルプロピル)アミノエチル、N−[C(CH33 ]−N−[CH(CH32]アミノエチル、N−ブチル−N−(1−メチルプロ ピル)アミノエチル、N−ブチル−N−(2−メチルプロピル)アミノエチル、 N−ブチル−N−[C(CH33]アミノエチル、N−(1−メチルプロピル) −N−(2−メチルプロピル)アミノエチル、N−[C(CH33]−N−(1 −メチルプロピ ル)アミノエチル又はN−[C(CH33]−N−(2−メチルプロピル)アミ ノエチル、特にN,N−ジメチルアミノエチル又はN,N−ジエチルアミノエチ ル; ジ(C1〜C4アルキル)アミノカルボニル:CO−N(CH32、CO−N( C252、CO−N(CH2−C252、CO−N[CH(CH322、N, N−ジブチルアミノカルボニル、CO−N[CH(CH3)−C25]2、CO −N[CH2−CH(CH322、CO−N[C(CH332、N−エチル− N−メチルアミノカルボニル、N−メチル−N−プロピルアミノカルボニル、N −メチル−N−[CH(CH32]アミノカルボニル、N−ブチル−N−メチル アミノカルボニル、N−メチル−N−(1−メチルプロピル)アミノカルボニル 、N−メチル−N−(2−メチルプロピル)アミノカルボニル、N−[C(CH33]−N−メチルアミノカルボニル、N−エチル−N−プロピルアミノカルボ ニル、N−エチル−N−[CH(CH32]アミノカルボニル、N−ブチル−N −エチルアミノカルボニル、N−エチル−N−(1−メチルプロピル)アミノカ ルボニル、N−エチル−N−(2−メチルプロピル)アミノカルボニル、N−エ チル−N−アミノカルボニル、N−[CH(CH32]−N−プロピルアミノカ ルボニル、N−ブチル−N−プロピルアミノカルボニル、N−(1−メチルプロ ピル)−N−プロピルアミノカルボニル、N−(2−メチルプロピル)−N−プ ロピルアミノカルボニル、N−[C(CH33]−N−プロピルアミノカルボニ ル、N−ブチル−N−[CH(CH32]アミノカルボニル、N−[CH(CH32]−N−(1−メチルプロピル)アミノカルボニル、N−[CH(CH32 ]−N−(2−メチルプロピル)アミノカルボニル、N−[C(CH33]−N −[CH(CH32]アミノカルボニル、N−ブチル−N−(1−メチルプロピ ル)アミノカルボニル、N−ブチル−N−(2−メチルプロピル)アミノカルボ ニル、N−ブチル−N−[C(CH33]アミノカルボニル、N−(1−メチル プロピル)−N−(2−メチルプロピル)アミノカルボニル、N−[C(CH3 3]−N−(1−メチルプロピル)アミノカルボニル又はN−[C(CH33 ]−N−(2−メチルプロピル)アミノカルボニル、好ましくはCO−N(CH32ま たはCO−N(C252; ジ(C1〜C4アルキル)アミノカルボニル−C1〜C4アルキル:上述のジ(C1C4アルキル)アミノカルボニル、好ましくはCO−N(CH32又はCO− N(C252、で置換されたC1〜C4アルキル、そのジ(C1〜C4アルキル) アミノカルボニル−C1〜C4アルキルの例として、CH2−CO−N(CH32 、CH2−CO−N(C252、CH(CH3)−CO−N(CH32又はCH (CH3)−CO−N(C25)2、好ましくはCH2−CO−N(CH32又は CH(CH3)−CO−N(CH32; ジ(C1〜C4アルキル)ホスホニル:−PO(OCH32、−PO(OC25 2、N,N−ジプロピルホスホニル、N,N−ジ(1−メチルエチル)ホスホ ニル、N,N−ジブチルホスホニル、N,N−ジ(1−メチルプロピル)ホスホ ニル、N,N−ジ(2−メチルプロピル)ホスホニル、N,N−ジ(1,1−ジ メチルエチル)ホスホニル、N−エチル−N−メチルホスホニル、N−メチル− N−プロピルホスホニル、N−メチル−N−(1−メチルエチル)ホスホニル、 N−ブチル−N−メチルホスホニル、N−メチル−N−(1−メチルプロピル) ホスホニル、N−メチル−N−(2−メチルプロピル)ホスホニル、N−(1, 1−ジメチルエチル)−N−メチルホスホニル、N−エチル−N−プロピルホス ホニル、N−エチル−N−(1−メチルエチル)ホスホニル、N−ブチル−N− エチルホスホニル、N−エチル−N−(1−メチルプロピル)ホスホニル、N− エチル−N−(2−メチルプロピル)ホスホニル、N−エチル−N−(1,1− ジメチルエチル)ホスホニル、N−(1−メチルチル)−N−プロピルホスホニ ル、N−ブチル−N−プロピルホスホニル、N−(1−メチルプロピル)−N− プロピルホスホニル、N−(2−メチルプロピル)−N−プロピルホスホニル、 N−(1,1−ジメチルエチル)−N−プロピルホスホニル、N−ブチル−N− (1−メチルエチル)ホスホニル、N−(1−メチルエチル)−N−(1−メチ ルプロピル)ホスホニル、N−(1−メチルエチル)−N−(2−メチルプロピ ル)ホスホニル、N−(1,−ジメチルエチル)−N−(1−メチルエチル)ホ スホニル、N−ブチル−N−(1−メチルプロピル)ホスホニル、N−ブチル− N−(2−メチルプロピル)ホスホニル、N−ブチル− N−(1,1−ジメチルエチル)ホスホニル、N−(1−メチルプロピル)−N −(2−メチルプロピル)ホスホニル、N−(1,1−ジメチルエチル)−N− (1−メチルプロピル)ホスホニル又はN−(1,1−ジメチルエチル)−N− (2−メチルプロピル)ホスホニル、好ましくは−PO(OCH32または−P O(OC252; ジ(C1〜C4アルキル)ホスホニル−C1〜C4アルキル:上述ののジ(C1〜 C4アルキル)ホスホニル、好ましくは−PO(OCH32又は−PO(OC252、で置換されたC1〜C4アルキル、そのジ(C1〜C4アルキル)ホスホニル −C1〜C4アルキルの例として、CH2−PO(OCH32、CH2−PO−(O C252、CH(CH3)−PO(OCH32又はCH(CH3)−PO(OC2 52; C3〜C6アルケニル:プロパ−1−エン−1−イル、アリル、1−メチルエテ ニル、1−ブテン−1−イル、1−ブテン−2−イル、1−ブテン−3−イル、 2−ブテン−1−イル、1−メチルプロパ−1−エン−1−イル、2−メチルプ ロパ−1−エン−1−イル、1−メチルプロパ−2−エン−1−イル、2−メチ ルプロパ−2−エン−1−イル、n−ペンテン−1−イル、n−ペンテン−2− イル、n−ペンテン−3−イル、n−ペンテン−4−イル、1−メチルブタ−1 −エン−1−イル、2−メチルブタ−1−エン−1−イル、3−メチルブタ−1 −エン−1−イル、1−メチルブタ−2−エン−1−イル、2−メチルブタ−2 −エン−1−イル、3−メチルブタ−2−エン−1−イル、1−メチルブタ−3 −エン−1−イル、2−メチルブタ−3−エン−1−イル、3−メチルブタ−3 −エン−1−イル、1,1−ジメチルプロパ−2−エン−1−イル、1,2−ジ メチルプロパ−1−エン−1−イル、1,2−ジメチルプロパ−2−エン−1− イル、1−エチルプロパ−1−エン−2−イル、1−エチルプロパ−2−エン− 1−イル、n−ヘキサ−1−エン−1−イル、n−ヘキサ−2−エン−1−イル 、n−ヘキサ−3−エン−1−イル、n−ヘキサ−4−エン−1−イル、n−ヘ キサ−5−エン−1−イル、1−メチルペンタ−1−エン−1−イル、2−メチ ルペンタ−1−エン−1−イル、3−メチルペンタ−1−エン−1−イル、4− メチルペンタ−1−エン−1−イル、1−メチルペンタ−2−エン−1−イ ル、2−メチルペンタ−2−エン−1−イル、3−メチルペンタ−2−エン−1 −イル、4−メチルペンタ−2−エン−1−イル、1−メチルペンタ−3−エン −1−イル、2−メチルペンタ−3−エン−1−イル、3−メチルペンタ−3− エン−1−イル、4−メチルペンタ−3−エン−1−イル、1−メチルペンタ− 4−エン−1−イル、2−メチルペンタ−4−エン−1−イル、3−メチルペン タ−4−エン−1−イル、4−メチルペンタ−4−エン−1−イル、1,1−ジ メチルブタ−2−エン−1−イル、1,1−ジメチルブタ−3−エン−1−イル 、1,2−ジメチルブタ−1−エン−1−イル、1,2−ジメチルブタ−2−エ ン−1−イル、1,2−ジメチルブタ−3−エン−1−イル、1,3−ジメチル ブタ−1−エン−1−イル、1,3−ジメチルブタ−2−エン−1−イル、1, 3−ジメチルブタ−3−エン−1−イル、2,2−ジメチルブタ−3−エン−1 −イル、2,3−ジメチルブタ−1−エン−1−イル、2,3−ジメチルブタ− 2−エン−1−イル、2,3−ジメチルブタ−3−エン−1−イル、3,3−ジ メチルブタ−1−エン−1−イル、3,3−ジメチルブタ−2−エン−1−イル 、1−エチルブタ−1−エン−1−イル、1−エチルブタ−2−エン−1−イル 、1−エチルブタ−3−エン−1−イル、2−エチルブタ−1−エン−1−イル 、2−エチルブタ−2−エン−1−イル、2−エチルブタ−3−エン−1−イル 、1,1,2−トリメチルプロパ−2−エン−1−イル、1−エチル−1−メチ ルプロパ−2−エン−1−イル、1−エチル−2−メチルプロパ−1−エン−1 −イル又は1−エチル−2−メチルプロパ−2−エン−1−イル; C3〜C6ハロアルケニル:部分的に又は完全に弗素、塩素、臭素及び/又は沃 素で置換された上述のC3〜C6アルケニル、即ち、例えば、2−クロロアリル、 3−クロロアリル、2,3−ジクロロアリル、3,3−ジクロロアリル、2,3 ,3−トリクロロアリル、2,3−ジクロロブタ−2−エニル、2−ブロモアリ ル、3−ブロモアリル、2,3−ジブロモアリル、3,3−ジブロモアリル、2 ,3,3−トリブロモアリル又は2,3−ジブロモブタ−2−エニル; シアノ−C3〜C6アルケニル:例えば、2−シアノアリル、3−シアノアリル 、4−シアノブタ−2−エニル、4−シアノブタ−3−エニル又は5−シアノペ ンタ−4−エニル; C3〜C6アルキニル:プロパ−1−イン−1−イル、プロパ−2−イン−1− イル、n−ブタ−1−イン−1−イル、n−ブタ−1−イン−3−イル、n−ブ タ−1−イン−4−イル、n−ブタ−2−イン−1−イル、n−ペンタ−1−イ ン−1−イル、n−ペンタ−1−イン−3−イル、n−ペンタ−1−イン−4− イル、n−ペンタ−1−イン−5−イル、n−ペンタ−2−イン−1−イル、n −ペンタ−2−イン−4−イル、n−ペンタ−2−イン−5−イル、3−メチル ブタ−1−イン−3−イル、3−メチルブタ−1−イン−4−イル、n−ヘキサ −1−イン−1−イル、n−ヘキサ−1−イン−3−イル、n−ヘキサ−1−イ ン−4−イル、n−ヘキサ−1−イン−5−イル、n−ヘキサ−1−イン−6− イル、n−ヘキサ−2−イン−1−イル、n−ヘキサ−2−イン−4−イル、n −ヘキサ−2−イン−5−イル、n−ヘキサ−2−イン−6−イル、n−ヘキサ −3−イン−1−イル、n−ヘキサ−3−イン−2−イル、3−メチルペンタ− 1−イン−1−イル、3−メチルペンタ−1−イン−3−イル、3−メチルペン タ−1−イン−4−イル、3−メチルペンタ−1−イン−5−イル、4−メチル ペンタ−1−イン−1−イル、4−メチルペンタ−2−イン−4−イル又は4− メチルペンタ−2−イン−5−イル、好ましくはプロパ−2−イン−1−イル; C3〜C6ハロアルキニル:部分的に又は完全に弗素、塩素、臭素及び/又は沃 素で置換された上述のC3〜C6アルキニル、即ち、例えば、1,1−ジフルオロ プロパ−2−イン−1−イル、4−フルオロブタ−2−イン−1−イル、4−ク ロロブタ−2−イン−1−イル、1,1−ジフルオロブタ−2−イン−1−イル 5−フルオロペンタ−3−イン−1−イルまたは6−フルオロヘキサ−4−イン −1−イル; シアノ−C3〜C6アルキニル:例えば3−シアノプロパルギル、4−シアノブ タ−2−イン−1−イル、5−シアノペンタ−3−イン−1−イル又は6−シア ノヘキサ−4−イン−1−イル; C3〜C4アルケニルオキシ−C1−C4アルキル:例えば下記のC3〜C4アルケ ニルオキシで置換されたC1〜C4アルキル、即ちアリルオキシ、ブタ−1−エン −3−イルオキシ、ブタ−1−エン−4−イルオキシ、ブタ−2−エン −1−イルオキシ、1−メチルプロパ−2−エニルオキシ又は2−メチルプロパ −2−エニルオキシ、C3〜C4アルケニルオキシ−C1〜C4アルキルの例として 、アリルオキシメチル、2−アリルオキシエチル又はブタ−1−エン−4−イル オキシメチル、特に2−アリルオキシエチル; C3〜C4アルキニルオキシ−C1〜C4アルキル:例えば下記のC3〜C4アルキ ニルオキシで置換されたC1〜C4アルキル、即ちプロパルギルオキシ、ブタ−1 −イン−3−イルオキシ、ブタ−1−イン−4−イルオキシ、ブタ−2−イン− 1−イルオキシ、1−メチルプロパ−2−イニルオキシ又は2−メチルプロパ− 2−イニルオキシ、好ましくはプロパルギルオキシ、C3〜C4アルキニルオキシ −C1〜C4アルキルの例として、プロパルギルオキシメチル又は2−プロパルギ ルオキシエチル、特に2−プロパルギルオキシエチル; (C3〜C4アルキニルオキシ)イミノ−C1〜C4アルキル:例えば下記の(C3 〜C4アルキニルオキシ)イミノで置換されたC1〜C4アルキル、即ちアリルオ キシイミノ、ブタ−1−エン−3−イルオキシイミノ、ブタ−1−エン−4−イ ルオキシイミノ、ブタ−2−エン−1−イルオキシイミノ、1−メチルプロパ− 2−エニルオキシイミノ又は2−メチルプロパ−2−エニルオキシイミノ、(C3 〜C4アルキニルオキシ)イミノ−C1〜C4アルキルの例として、アリルオキシ −N=CH−CH2又はブタ−1−エン−4−イルオキシ−N=CH)、特にアリ ルオキシ−N=CH−CH2; C3〜C4アルケニルチオ−C1〜C4アルキル:例えば下記のC3〜C4アルケニ ルチオで置換されたC1〜C4アルキル、即ちアリルチオ、ブタ−1−エン−3− イルチオ、ブタ−1−エン−4−イルチオ、ブタ−2−エン−1−イルチオ、1 −メチルプロパ−2−エニルチオ又は2−メチルプロパ−2−エニルチオ、C3 〜C4アルケニルチオ−C1〜C4アルキルの例として、アリルチオメチル、2− アリルチオエチル又はブタ−1−エン−4−イルチオメチル、特に2−アリルチ オエチル; C3〜C4アルキニルチオ−C1〜C4アルキル:例えば下記のC3〜C4アルキニ ルチオで置換されたC1〜C4アルキル、即ちプロパルギルチオ、ブタ−1−イン −3−イルチオ、ブタ−1−イン−4−イルチオ、ブタ−2−イン−1 −イルチオ、1−メチルプロパ−2−イニルチオ又は2−メチルプロパ−2−イ ニルチオ、好ましくはプロパルギルチオ、C3〜C4アルキニルチオ−C1〜C4ア ルキルの例として、プロパルギルチオメチル又は2−プロパルギルチオエチル、 特に2−プロパルギルチオエチル; C3〜C4アルケニルスルフィニル−C1〜C4アルキル:例えば下記のC3〜C4 アルケニルスルフィニルで置換されたC1〜C4アルキル、即ちアリルスルフィニ ル、ブタ−1−エン−3−イルスルフィニル、ブタ−1−エン−4−イルスルフ ィニル、ブタ−2−エン−1−イルスルフィニル、1−メチルプロパ−2−エニ ルスルフィニル又は2−メチルプロパ−2−エニルスルフィニル、C3〜C4アル ケニルスルフィニル−C1〜C4アルキルの例として、アリルスルフィニルメチル 、2−アリルスルフィニルエチル又はブタ−1−エン−4−イルスルフィニルメ チル、特に2−アリルスルフィニルエチル; C3〜C4アルキニルスルフィニル−C1〜C4アルキル:例えば下記のC3〜C4 アルキニルスルフィニルで置換されたC1〜C4アルキル、即ちプロパルギルスル フィニル、ブタ−1−イン−3−イルスルフィニル、ブタ−1−イン−4−イル スルフィニル、ブタ−2−イン−1−イルスルフィニル、1−メチルプロパ−2 −イニルスルフィニル又は2−メチルプロパ−2−イニルスルフィニル、好まし くはプロパルギルスルフィニル、C3〜C4アルキニルスルフィニル−C1〜C4ア ルキルの例として、プロパルギルスルフィニルメチル又は2−プロパルギルスル フィニルエチル、特に2−プロパルギルスルフィニルエチル; C3〜C4アルケニルスルホニル−C1〜C4アルキル:例えば下記のC3〜C4ア ルケニルスルホニルで置換されたC1〜C4アルキル、即ちアリルスルホニル、ブ タ−1−エン−3−イルスルホニル、ブタ−1−エン−4−イルスルホニル、ブ タ−2−エン−1−イルスルホニル、1−メチルプロパ−2−エニルスルホニル 又は2−メチルプロパ−2−エニルスルホニル、C3〜C4アルケニルスルホニル −C1〜C4アルキルの例として、アリルスルホニルメチル、2−アリルスルホニ ルエチル又はブタ−1−エン−4−イルスルホニルメチル、特に2−アリルスル ホニルエチル; C3〜C4アルキニルスルホニル−C1〜C4アルキル:例えば下記のC3〜 C4アルキニルスルホニルで置換されたC1〜C4アルキル、即ちプロパルギルス ルホニル、ブタ−1−イン−3−イルスルホニル、ブタ−1−イン−4−イルス ルホニル、ブタ−2−イン−1−イルスルホニル、1−メチルプロパ−2−イニ ルスルホニル又は2−メチルプロパ−2−イニルスルホニル、好ましくはプロパ ルギルスルホニル、C3〜C4アルキニルスルホニル−C1〜C4アルキルの例とし て、プロパルギルスルホニルメチル又は2−プロパルギルスルホニルエチル、特 に2−プロパルギルスルホニルエチル; C3〜C8シクロアルキル:シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、 シクロヘキシル、シクロヘプチル又はシクロオクチル; C3〜C8シクロアルキル−C1〜C6アルキル:例えばシクロプロピルメチル、 シクロブチルメチル、シクロペンチルメチル、シクロヘキシルメチル、シクロヘ プチルメチル、シクロオクチルメチル、2−(シクロプロピル)エチル、2−( シクロブチル)エチル、2−(シクロペンチル)エチル、2−(シクロヘキシル )エチル、2−(シクロヘプチル)エチル、2−(シクロオクチル)エチル、3 −(シクロプロピル)プロピル、3−(シクロブチル)プロピル、3−(シクロ ペンチル)プロピル、3−(シクロヘキシル)プロピル、3−(シクロヘプチル )プロピル、3−(シクロオクチル)プロピル、4−(シクロプロピル)ブチル 、4−(シクロブチル)ブチル、4−(シクロペンチル)ブチル、4−(シクロ ヘキシル)ブチル、4−(シクロヘプチル)ブチル、4−(シクロオクチル)ブ チル、5−(シクロプロピル)ペンチル、5−(シクロブチル)ペンチル、5− (シクロペンチル)ペンチル、5−(シクロヘキシル)ペンチル、5−(シクロ ヘプチル)ペンチル、5−(シクロオクチル)ペンチル、6−(シクロプロピル )ヘキシル、6−(シクロブチル)ヘキシル、6−(シクロペンチル)ヘキシル 、6−(シクロヘキシル)ヘキシル、6−(シクロヘプチル)ヘキシルまたは6 −(シクロオクチル)ヘキシル; カルボニル又はチオカルボニルの環員を有するC3〜C8シクロアルキル:例え ば、シクロブタノン−2−イル、シクロブタノン−3−イル、シクロペンタノン −2−イル、シクロペンタノン−3−イル、シクロヘキサノン−2−イル、シク ロヘキサノン−4−イル、シクロヘプタノン−2−イル、シクロオクタノン− 2−イル、シクロブタンチオン−2−イル、シクロブタンチオン−3−イル、シ クロペンタンチオン−2−イル、シクロペンタンチオン−3−イル、シクロヘキ サンチオン−2−イル、シクロヘキサンチオン−4−イル、シクロヘプタンチオ ン−2−イル又はシクロオクタンチオン−2−イル、好ましくはシクロペンタノ ン−2−イルまたはシクロヘキサノン−2−イル; カルボニル又はチオカルボニルの環員を有するC3〜C8シクロアルキル−C1 〜C4アルキル:例えば、シクロブタノン−2−イルメチル、シクロブタノン− 3−イルメチル、シクロペンタノン−2−イルメチル、シクロペンタノン−3− イルメチル、シクロヘキサノン−2−イルメチル、シクロヘキサノン−4−イル メチル、シクロヘプタノン−2−イルメチル、シクロオクタノン−2−イルメチ ル、シクロブタンチオン−2−イルメチル、シクロブタンチオン−3−イルメチ ル、シクロペンタンチオン−2−イルメチル、シクロペンタンチオン−3−イル メチル、シクロヘキサンチオン−2−イルメチル、シクロヘキサンチオン−4− イルメチル、シクロヘプタンチオン−2−イルメチル、シクロオクタンチオン− 2−イルメチル、1−(シクロブタノン−2−イル)エチル、1−(シクロブタ ノン−3−イル)エチル、1−(シクロペンタノン−2−イル)エチル、1−( シクロペンタノン−3−イル)エチル、1−(シクロヘキサノン−2−イル)エ チル、1−(シクロヘキサノン−4−イル)エチル、1−(シクロヘプタノン− 2−イル)エチル、1−(シクロオクタノン−2−イル)エチル、1−(シクロ ブタンチオン−2−イル)エチル、1−(シクロブタンチオン−3−イル)エチ ル、1−(シクロペンタンチオン−2−イル)エチル、1−(シクロペンタンチ オン−3−イル)エチル、1−(シクロヘキサンチオン−2−イル)エチル、1 −(シクロヘキサンチオン−4−イル)エチル、1−(シクロヘプタンチオン− 2−イル)エチル、1−(シクロオクタンチオン−2−イル)エチル、2−(シ クロブタノン−2−イル)エチル、2−(シクロブタノン−3−イル)エチル、 2−(シクロペンタノン−2−イル)エチル、2−(シクロペンタノン−3−イ ル)エチル、2−(シクロヘキサノン−2−イル)エチル、2−(シクロヘキサ ノン−4−イル)エチル、2−(シクロヘプタノン−2−イル)エチル、2−( シクロオクタノン−2−イル)エチル、2−(シクロブタンチオン− 2−イル)エチル、2−(シクロブタンチオン−3−イル)エチル、2−(シク ロペンタンチオン−2−イル)エチル、2−(シクロペンタンチオン−3−イル )エチル、2−(シクロヘキサンチオン−2−イル)エチル、2−(シクロヘキ サンチオン−4−イル)エチル、2−(シクロヘプタンチオン−2−イル)エチ ル、2−(シクロオクタンチオン−2−イル)エチル、3−(シクロブタノン− 2−イル)プロピル、3−(シクロブタノン−3−イル)プロピル、3−(シク ロペンタノン−2−イル)プロピル、3−(シクロペンタノン−3−イル)プロ ピル、3−(シクロヘキサノン−2−イル)プロピル、3−(シクロヘキサノン −4−イル)プロピル、3−(シクロヘプタノン−2−イル)プロピル、3−( シクロオクタノン−2−イル)プロピル、3−(シクロブタンチオン−2−イル )プロピル、3−(シクロブタンチオン−3−イル)プロピル、3−(シクロペ ンタンチオン−2−イル)プロピル、3−(シクロペンタンチオン−3−イル) プロピル、3−(シクロヘキサンチオン−2−イル)プロピル、3−(シクロヘ キサンチオン−4−イル)プロピル、3−(シクロヘプタンチオン−2−イル) プロピル、3−(シクロオクタンチオン−2−イル)プロピル、4−(シクロブ タノン−2−イル)ブチル、4−(シクロブタノン−3−イル)ブチル、4−( シクロペンタノン−2−イル)ブチル、4−(シクロペンタノン−3−イル)ブ チル、4−(シクロヘキサノン−2−イル)ブチル、4−(シクロヘキサノン− 4−イル)ブチル、4−(シクロヘプタノン−2−イル)ブチル、4−(シクロ オクタノン−2−イル)ブチル、4−(シクロブタンチオン−2−イル)ブチル 、4−(シクロブタンチオン−3−イル)ブチル、4−(シクロペンタンチオン −2−イル)ブチル、4−(シクロペンタンチオン−3−イル)ブチル、4−( シクロヘキサンチオン−2−イル)ブチル、4−(シクロヘキサンチオン−4− イル)ブチル、4−(シクロヘプタンチオン−2−イル)ブチルまたは4−(シ クロオクタンチオン−2−イル)ブチル、; C3〜C8シクロアルキルオキシ−C1〜C4アルキル:シクロプロピルオキシメ チル、1−シクロプロピルオキシエチル、2−シクロプロピルオキシエチル、1 −シクロプロピルオキシプロパ−1−イル、2−シクロプロピルオキシプロパ− 1−イル、3−シクロプロピルオキシプロパ−1−イル、1−シクロプロ ピルオキシブタ−1−イル、2−シクロプロピルオキシブタ−1−イル、3−シ クロプロピルオキシブタ−1−イル、4−シクロプロピルオキシブタ−1−イル 、1−シクロプロピルオキシブタ−2−イル、2−シクロプロピルオキシブタ− 2−イル、3−シクロプロピルオキシブタ−2−イル、4−シクロプロピルオキ シブタ−2−イル、1−(シクロプロピルオキシメチル)エタ−1−イル、1− (シクロプロピルオキシメチル)−1−(CH3)エタ−1−イル、1−(シク ロプロピルメチルオキシ)−プロパ−1−イル、シクロブチルオキシメチル、1 −シクロブチルオキシエチル、2−シクロブチルオキシエチル、1−シクロブチ ルオキシプロパ−1−イル、2−シクロブチルオキシプロパ−1−イル、3−シ クロブチルオキシプロパ−1−イル、1−シクロブチルオキシブタ−1−イル、 2−シクロブチルオキシブタ−1−イル、3−シクロブチルオキシブタ−1−イ ル、4−シクロブチルオキシブタ−1−イル、1−シクロブチルオキシブタ−2 −イル、2−シクロブチルオキシブタ−2−イル、3−シクロブチルオキシブタ −2−イル、4−シクロブチルオキシブタ−2−イル、1−(シクロブチルオキ シメチル)エタ−1−イル、1−(シクロブチルオキシメチル)−1−(CH3 )エタ−1−イル、1−(シクロブチルオキシメチル)−プロパ−1−イル、シ クロペンチルオキシメチル、1−シクロペンチルオキシエチル、2−シクロペン チルオキシエチル、1−シクロペンチルオキシプロパ−1−イル、2−シクロペ ンチルオキシプロパ−1−イル、3−シクロペンチルオキシプロパ−1−イル、 1−シクロペンチルオキシブタ−1−イル、2−シクロペンチルオキシブタ−1 −イル、3−シクロペンチルオキシブタ−1−イル、4−シクロペンチルオキシ ブタ−1−イル、1−シクロペンチルオキシブタ−2−イル、2−シクロペンチ ルオキシブタ−2−イル、3−シクロペンチルオキシブタ−2−イル、4−シク ロペンチルオキシブタ−2−イル、1−(シクロペンチルオキシメチル)エタ− 1−イル、1−(シクロペンチルオキシメチル)−1−(CH3)エタ−1−イ ル、1−(シクロペンチルオキシメチル)プロパ−1−イル、シクロヘキシルオ キシメチル、1−シクロヘキシルオキシエチル、2−シクロヘキシルオキシエチ ル、1−シクロヘキシルオキシプロパ−1−イル、2−シクロヘキシルオキシプ ロパ−1−イル、3−シクロヘキシルオキシプロパ−1−イル、1− シクロヘキシルオキシブタ−1−イル、2−シクロヘキシルオキシブタ−1−イ ル、3−シクロヘキシルオキシブタ−1−イル、4−シクロヘキシルオキシブタ −1−イル、1−シクロヘキシルオキシブタ−2−イル、2−シクロヘキシルオ キシブタ−2−イル、3−シクロヘキシルオキシブタ−2−イル、4−シクロヘ キシルオキシブタ−2−イル、1−(シクロヘキシルオキシメチル)エタ−1− イル、1−(シクロヘキシルオキシメチル)−1−(CH3)エタ−1−イル、 1−(シクロヘキシルオキシメチル)プロパ−1−イル、シクロヘプチルオキシ メチル、1−シクロヘプチルオキシエチル、2−シクロヘプチルオキシエチル、 1−シクロヘプチルオキシプロパ−1−イル、2−シクロヘプチルオキシプロパ −1−イル、3−シクロヘプチルオキシプロパ−1−イル、1−シクロヘプチル オキシブタ−1−イル、2−シクロヘプチルオキシブタ−1−イル、3−シクロ ヘプチルオキシブタ−1イル、4−シクロヘプチルオキシブタ−1イル、1−シ クロヘプチルオキシブタ−2−イル、2−シクロヘプチルオキシブタ−2−イル 、3−シクロヘプチルオキシブタ−2−イル、4−シクロヘプチルオキシブタ− 2−イル、1−(シクロヘプチルオキシメチル)エタ−1−イル、1−(シクロ ヘプチルオキシメチル)−1−(CH3)エタ−1−イル、1−(シクロヘプチ ルオキシメチル)プロパ−1−イル、シクロオクチルオキシメチル、1−シクロ オクチルオキシエチル、2−シクロオクチルオキシエチル、1−シクロオクチル オキシプロパ−1−イル、2−シクロオクチルオキシプロパ−1−イル、3−シ クロオクチルオキシプロパ−1−イル、1−シクロオクチルオキシブタ−1−イ ル、2−シクロオクチルオキシブタ−1−イル、3−シクロオクチルオキシブタ −1−イル、4−シクロオクチルオキシブタ−1−イル、1−シクロオクチルオ キシブタ−2−イル、2−シクロオクチルオキシブタ−2−イル、3−シクロオ クチルオキシブタ−2−イル、4−シクロオクチルオキシブタ−2−イル、1− (シクロオクチルオキシメチル)エタ−1−イル、1−(シクロオクチルオキシ メチル)−1−(CH3)エタ−1−イルまたは1−(シクロオクチルオキシメ チル)プロパ−1−イル、特にC3〜C6−シクロアルコキシメチル又は2−(C3 〜C6−シクロアルコキシ)エチル; 3員〜7員のヘテロシクリルは、1〜3個の窒素原子、1個又は2個の酸素原 子及び1個又は2個の硫黄原子から選択される1個〜3個のヘテロ原子を有する 飽和複素環(ヘテロシクル)或いは部分又は完全不飽和複素環(ヘテロシクル) 及び芳香族の複素環(ヘテロシクル)を意味する。 カルボニル又はチオカルボニル環員を有する飽和複素環の例としては、下記の ものを挙げることができる: オキシラニル、チイラニル、アジリジン−1−イル、アジリジン−2−イル、 ジアジリジン−1−イル、ジアジリジン−3−イル、オキセタン−2−イル、オ キセタン−3−イル、チエタン−2−イル、チエタン−3−イル、アゼチジン− 1−イル、アゼチジン−2−イル、アゼチジン−3−イル、テトラヒドロフラン −2−イル、テトラヒドロフラン−3−イル、テトラヒドロチオフェン−2−イ ル、テトラヒドロチオフェン−3−イル、ピロリジン−1−イル、ピロリジン− 2−イル、ピロリジン−3−イル、1,3−ジオキソラン−2−イル、1,3− ジオキソラン−4−イル、1,3−オキサチオラン−2−イル、1,3−オキサ チオラン−4−イル、1,3−オキサチオラン−5−イル、1,3−オキサゾリ ジン−2−イル、1,3−オキサゾリジン−3−イル、1,3−オキサゾリジン −4−イル、1,3−オキサゾリジン−5−イル、1,2−オキサゾリジン−2 −イル、1,2−オキサゾリジン−3−イル、1,2−オキサゾリジン−4−イ ル、1,2−オキサゾリジン−5−イル、1,3−ジチオラン−2−イル、1, 3−ジチオラン−4−イル、ピロリジン−1−イル、ピロリジン−2−イル、ピ ロリジン−5−イル、テトラヒドロピラゾール−1−イル、テトラヒドロピラゾ ール−3−イル、テトラヒドロピラゾール−4−イル、テトラヒドロピラン−2 −イル、テトラヒドロピラン−3−イル、テトラヒドロピラン−4−イル、テト ラヒドロチオピラン−2−イル、テトラヒドロチオピラン−3−イル、テトラヒ ドロチオピラン−4−イル、ピペリジン−1−イル、ピペリジン−2−イル、ピ ペリジン−3−イル、ピペリジン−4−イル、1,3−ジオキサン−2−イル、 1,3−ジオキサン−4−イル、1,3−ジオキサン−5−イル、1,4−ジオ キサン−2−イル、1,3−オキサチアン−2−イル、1,3−オキサチアン− 4−イル、1,3−オキサチアン−5−イル、1,3−オキサチアン−6−イル 、1,4−オキサチアン−2−イル、1,4−オキサチアン−3−イル、モ ルホリン−2−イル、モルホリン−3−イル、モルホリン−4−イル、ヘキサヒ ドロピリダジン−1−イル、ヘキサヒドロピリダジン−3−イル、ヘキサヒドロ ピリダジン−4−イル、ヘキサヒドロピリミジン−1−イル、ヘキサヒドロピリ ミジン−2−イル、ヘキサヒドロピリミジン−4−イル、ヘキサヒドロピリミジ ン−5−イル、ピペラジン−1−イル、ピペラジン−2−イル、ピペラジン−3 −イル、ヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン−1−イル、ヘキサヒドロ−1 ,3,5−トリアジン−2−イル、オキセパン−2−イル、オキセパン−3−イ ル、オキセパン−4−イル、チエパン−2−イル、チエパン−3−イル、チエパ ン−4−イル、1,3−ジオキセパン−2−イル、1,3−ジオキセパン−4− イル、1,3−ジオキセパン−5−イル、1,3−ジオキセパン−6−イル、1 ,3−ジチエパン−2−イル、1,3−ジチエパン−4−イル、1,3−ジチエ パン−5−イル、1,3−ジチエパン−6−イル、1,4−ジオキセパン−2− イル、1,4−ジオキセパン−7−イル、ヘキサヒドロアゼピン−1−イル、ヘ キサヒドロアゼピン−2−イル、ヘキサヒドロアゼピン−3−イル、ヘキサヒド ロアゼピン−4−イル、ヘキサヒドロ−1,3−ジアゼピン−1−イル、ヘキサ ヒドロ−1,3−ジアゼピン−2−イル、ヘキサヒドロ−1,3−ジアゼピン− 4−イル、ヘキサヒドロ−1,4−ジアゼピン−1−イル及びヘキサヒドロ−1 ,4−ジアゼピン−2−イル; カルボニル又はチオカルボニルの環員を含む不飽和複素環(ヘテロシクル)の 例として下記のものを挙げることができる: ジヒドロフラン−2−イル、1,2−オキサゾリン−3−イル、1,2−オキ サゾリン−5−イル、1,3−オキサゾリン−2−イル; ヘテロ芳香族の中で好ましいものは5員及び6員構造であり、即ち、例えば、 2−フリル及び3−フリル等のフリル、2−チエニル及び3−チエニル等のチエ ニル、2−ピロリル及び3−ピロリル等のピロリル、3−イソオキサゾリル、4 −イソオキサゾリル及び5−イソオキサゾリル等のイソオキサゾリル、3−イソ チアゾリル、4−イソチアゾリル及び5−イソチアゾリル等のイソチアゾリル、 3−ピラゾリル、4−ピラゾリル及び5−ピラゾリル等のピラゾリル、2−オキ サゾリル、4−オキサゾリル及び5−オキサゾリル等のオキサゾリル、2−チア ゾリル、4−チアゾリル及び5−チアゾリル等のチアゾリル、2−イミダゾリル 及び4−イミダゾリル等のイミダゾリル、1,2,4−オキサジアゾール−3− イル、1,2,4−オキサジアゾール−5−イル及び1,3,4−オキサジアゾ ール−2−イル等のオキサジアゾリル、1,2,4−チアジアゾール−3−イル 、1,2,4−チアジアゾール−5−イル及び1,3,4−チアジアゾール−2 −イル等のチアジアゾリル、1,2,4−トリアゾール−1−イル、1,2,4 −トリアゾール−3−イル及び1,2,4−トリアゾール−4−イル等のトリア ゾリル、2−ピリジニル、3−ピリジニル及び4−ピリジニル等のピリジニル、 3−ピリダジニル及び4−ピリダジニル等のピリダジニル、2−ピリミジニル、 4−ピリミジニル及び5−ピリミジニル等のピリミジニル、更に2−ピラジニル 、1,3,5−トリアジン−2−イル及び1,2,4−トリアジン−3−イル、 特にピリジル、ピリミジル、フラニル及びチエニル。 全てのフェニル、炭素環、ヘテロ環(複素環)は、無置換又は1個の置換基を 有することが好ましい。 置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールを、除草剤又は乾燥剤/落葉剤とし て使用する観点から、置換基は下記の意味を有し、それぞれ単独又は組み合わせ て有する式Iの化合物が好ましい: R1が、C1〜C4アルキル、特にメチルであり; R2が、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ又はC1〜C4アルキ ルスルホニル、特にトリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ又はメチルスルホ ニル、さらにジフルオロメトキシであり; R3が、ハロゲン、特に塩素であり; R4が、水素、フッ素又は塩素、特に塩素又は臭素であり; R5が、シアノ、ハロゲン又はトリフルオロメチル、特にハロゲン、中でも塩 素であり; Zが、酸素又は硫黄を介して(により)α(α位の炭素)と結合する−N=C (XR6)−O−又は−N=C(XR6)−S−、特に硫黄を介してαと結合する −N=C(XR6)−S−であり; Xが、化学結合、酸素、硫黄、−NH−又は−N(R7)−であり; R6及びR7が、相互に独立してそれぞれ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロア ルキル、シアノ−C1〜C4アルキル、ヒドロキシ−C1〜C4アルキル、C3〜C6 アルケニル、C3〜C6アルキニル、C1〜C4アルコキシ−C1〜C4アルキル、C1 〜C4アルキルチオ−C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキルスルホニル−C1〜 C4アルキル、(C1〜C4アルコキシ)カルボニル−C1〜C4アルキル、ジ(C1 〜C4アルキル)アミノカルボニル−C1〜C4アルキル、C3〜C8シクロアルキ ル、C3〜C8シクロアルキル−C1〜C4アルキル、フェニル又はフェニル−C1 〜C4アルキルであり; Xが、化学結合、酸素、硫黄、−NH−又は−N(R7)−を表す場合は、R6 が(C1〜C4アルキル)カルボニル又はC1〜C4アルキルスルホニルをあっても 良く; Xが、化学結合を表す場合は、R6がさらに水素、シアノ、アミノ、ハロゲン 又は−CH=CH−R8であっても良く; 又はR6とR7が、それぞれ、特にC1〜C6アルキル、ヒドロキシC1〜C4アル キル、C3〜C6アルケニル、C3〜C6アルキニル又は(C1〜C4アルコキシ)− カルボニルC1〜C4アルキルであり; Xが、化学結合を表す場合は、R6がさらに特に水素又は−CH=CH−R8あ っても良く; R8が(C1〜C4アルコキシ)カルボニルである。 式Ia(R1=メチル、R2=ジフルオロメトキシ、R3及びR5=塩素、R4= 水素、Z=硫黄を介してαに結合する−N=C(XR6)−S−の場合のIに該 当する)で表される置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールが特に好ましく、 中でも下記の表1に列挙されたものが極めて好ましい。 表1 特に、式Ib〜It及びIA〜ITで表される置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾー ルが特に好ましい;特に下記のものが好ましい。 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R4が塩素である点においてのみ異なる 化合物Ib.001〜Ib.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R4が弗素である点においてのみ異なる 化合物Ic.001〜Ic.384: 対応する化合物Ia.001−Ia.384とは、R2がトリフルオロメチルである点にお いてのみ異なる化合物Id.001〜Id.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がトリフルオロメチル及びR4が塩素 である点においてのみ異なる化合物Ie.001〜Ie.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がトリフルオロメチル及びR4が弗素 である点においてのみ異なる化合物If.001〜If.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がメチルスルホニルである点におい てのみ異なる化合物Ig.001〜Ig.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がメチルスルホニル及びR4が塩素で ある点においてのみ異なる化合物Ih.001〜Ih.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がメチルスルホニル及びR4が弗素で ある点においてのみ異なる化合物Ij.001〜Ij.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、Zが酸素を介してαに結合する−N=C (XR6)−O−である点においてのみ異なる化合物Ik.001〜Ik.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R4が塩素及びZが酸素を介してαに結 合する−N=C(XR6)−O−である点においてのみ異なる化合物Im.001〜Im. 384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R4が弗素及びZが酸素を介してαに結 合する−N=C(XR6)−O−である点においてのみ異なる化合物In.001〜In. 384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がトリフルオロメチル及びZが酸素 を介してαに結合する−N=C(XR6)−O−である点においてのみ異なる化 合物Io.001〜Io.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がトリフルオロメチル、R4が塩素及 びZが酸素を介してαに結合する−N=C(XR6)−O−である点においての み異なる化合物Ip.001〜Ip.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がトリフルオロメチル、R4が弗素及 びZが酸素を介してαに結合する−N=C(XR6)−O−である点においての み異なる化合物Iq.001〜Iq.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がメチルスルホニル及びZが酸素を 介してαに結合する−N=C(XR6)−O−である点においてのみ異なる化合 物Ir.001〜Ir.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がメチルスルホニル、R4が塩素及び Zが酸素を介してαに結合する−N=C(XR6)−O−である点においてのみ 異なる化合物Is.001〜Is.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がメチルスルホニル、R4が弗素及び Zが酸素を介してαに結合する−N=C(XR6)−O−である点においてのみ 異なる化合物It.001〜It.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、Zが窒素を介してαに結合する−N=C (XR6)−S−である点においてのみ異なる化合物IA.001〜IA.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R4が塩素及びZが窒素を介してαに結 合する−N=C(XR6)−S−である点においてのみ異なる化合物IB.001〜IB. 384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R4が弗素及びZが窒素を介してαに結 合する−N=C(XR6)−S−である点においてのみ異なる化合物IC.001〜IC. 384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がトリフルオロメチル及びZが窒素 を介してαに結合する−N=C(XR6)−S−である点においてのみ異なる化 合物ID.001〜ID.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がトリフルオロメチル、R4が塩素及 びZが窒素を介してαに結合する−N=C(XR6)−S−である点においての み異なる化合物IE.001〜IE.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がトリフルオロメチル、R4が弗素及 びZが窒素を介してαに結合する−N=C(XR6)−S−である点においての み異なる化合物IF.001〜IF.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がメチルスルホニル及びZが窒素を 介してαに結合する−N=C(XR6)−S−である点においてのみ異なる化合 物IG.001〜IG.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がメチルスルホニル、R4が塩素及び Zが窒素を介してαに結合する−N=C(XR6)−S−である点においてのみ 異なる化合物IH.001〜IH.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がメチルスルホニル、R4が弗素及び Zが窒素を介してαに結合する−N=C(XR6)−S−である点においての み異なる化合物IJ.001〜IJ.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、Zが窒素を介してαに結合する−N=C (XR6)−O−である点においてのみ異なる化合物IK.001〜IK.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R4が塩素及びZが窒素を介してαに結 合する−N=C(XR6)−O−である点においてのみ異なる化合物IM.001〜IM. 384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R4が弗素及びZが窒素を介してαに結 合する−N=C(XR6)−O−である点においてのみ異なる化合物IN.001〜 IN.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がトリフルオロメチル及びZが窒素 を介してαに結合する−N=C(XR6)−O−である点においてのみ異なる化 合物IO.001〜IO.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がトリフルオロメチル、R4が塩素及 びZが窒素を介してαに結合する−N=C(XR6)−O−である点においての み異なる化合物IP.001〜IP.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がトリフルオロメチル、R4が弗素 及びZが窒素を介してαに結合する−N=C(XR6)−O−である点において のみ異なる化合物IQ.001〜IQ.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がメチルスルホニル及びZが窒素を 介してαに結合する−N=C(XR6)−O−である点においてのみ異なる化合 物IR.001〜IR.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がメチルスルホニル、R4が塩素及び Zが窒素を介してαに結合する−N=C(XR6)−O−である点においてのみ 異なる化合物IS.001〜IS.384: 対応する化合物Ia.001〜Ia.384とは、R2がメチルスルホニル、R4が弗素及び Zが窒素を介してαに結合する−N=C(XR6)−O−である点においてのみ 異なる化合物IT.001〜IT.384: 式Iで表される置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールは、種々の方法で得 られるが、下記の方法の1法に従い得ることができる。 A)式IIIa又はIIIbのアミノフェニルピラゾールと、ハロゲン及びチオシアン 酸アンモニウムとの又はチオシアン酸アルカリ金属もしくはチオシアン酸アルカ リ土類金属との反応: 好ましいハロゲンは塩素又は臭素;チオシアン酸アルカリ金属及びチオシアン 酸アルカリ土類金属の中ではチオシアン酸ナトリウムが好ましい。 一般に、反応は不活性の溶剤/稀釈剤中で行わる。その例としては、炭化水素 (例、トルエン及びヘキサン)、ハロゲン化炭化水素(例、塩化メチレン)、エ ーテル(例、テトラヒドロフラン)、アルコール(例、エタノール)、カルボン 酸(例、酢酸)、又は非プロトン性溶剤(例、ジメチルホルムアミド、アセトニ トリル及びメチルスルホキシド)を挙げることができる。 反応温度は、通常反応混合物の融点〜沸点、好ましくは0〜150℃の範囲で ある。 価値ある生成物を極めて高収率で得るために、ハロゲン及びチオシアン酸アン モニウム又はチオシアン酸アルカリ金属/アルカリ土類金属が、IIIa又はIIIbの 量に対して、等モル量又は5倍モルまでの過剰量で使用される。 上記方法の変法として、アミノフェニルピラゾールIIIa又はIIIbを、チオシア ン酸アンモニウム又はチオシアン酸アルカリ金属もしくはチオシアン酸アルカリ 土類金属と反応させ、チオ尿素IVa又はIVb: を得、次いでIVa又はIVbを、ハロゲンで処理することにより、I(Z=−N=C (XR6)−S−)に転化することからなる方法がある。 B)式IIIa又はIIIbのアミノフェニルピラゾールのジアゾ化、各ジアゾニウム 塩の式Va又はVbのアジドフェニルピラゾールへの転化、及びそれのB.1)又は B.2)のいずれの反応の反応; B.1)カルボン酸との反応、 B.2)まずスルホン酸との反応(V1a又はV1bを与える)、得られたスルホ ネートのアミノフェノールVIIa又はVIIbへの加水分解、そしてそのIへの転化: 方法C)の詳細は、ジアゾ化の実施に当てはまる。アリールアジドVa/Vbの転 化は、IIIa/IIIbをアジ化アルカリ金属又はアジ化アルカリ土類金属(例、アジ 化ナトリウム)と反応させる、或いはトリメチルシリルアジドと反応させること により行うことが好ましい。 B.1)で述べたカルボン酸との反応は、不活性の溶剤中、例えばエーテル( 例、テトラヒドロフラン及びジオキサン)、非プロトン性溶剤(例、ジメチルホ ルムアミド及びアセトニトリル)、炭化水素(例、トルエン及びヘキサン)、ハ ロゲン化炭化水素(例、塩化メチレン)中で、或いはカルボン酸R6− COOHの過剰で、溶剤無しにて行われる。後の場合、燐酸等の鉱酸を添加する ことも有利であろう。 反応温度は、通常高温、例えば反応混合物の沸点が好ましい。 Va/VbとR6−COOHとの反応で述べた詳細は、B.2)で述べたVa/Vbと Ra−SO3H(但し、RaがC1〜C4アルキル又はC1〜C4ハロアルキル、好ま しくはメチル又はトリフルオロメチルを表す)との反応にも当てはまる。 スルホネートVIa/VIbの続く加水分解は、塩基水溶液(例、水酸化ナトリウム 水溶液及び水酸化カリウム水溶液)との反応により行うことが好ましく、所望に より、溶剤、例えばエーテル(例、ジオキサン及びテトラヒドロフラン)、アル コール(例、メタノール及びエタノール)を添加しても良い。 Iを得るための次の反応は、それ自体公知であり、非常に多くの種々の反応に より行うことができる。その詳細は、Houben-Weyl,Methoden der Organischen Chemie,George Thieme Verlag Stuttgart,第E8a巻,1993,1032頁以下)を参 照することができる。 C)式I(XR6がアミノ)の置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールのジ アゾ化、及び次のジアゾニウム塩の化合物I: {但し、XR6=シアノ又はハロゲン{サンドマイヤー反応について、参照、 例えばHouben-Weyl,Methoden der Organischen Chemie,George Thieme Verlag Stuttgart,第5/4巻,第4版,1960,438頁以下}、 −X−=硫黄{参照、例えばHouben-Weyl,Methoden der Organischen Chemie ,George Thieme Verlag Stuttgart,第E11巻,1984,43及び176頁}、 XR6=例えば、−CH2−CH(ハロゲン)−R8、−CH=CH−R8、−C H=C(ハロゲン)−R8{これらは一般にメーヤワインアリール化の生成物で ある;参照、例えばC.S.Rondestredt,Org.React.11(1960),189 & H.P.Doy le et al.,J.Org.Chem.42(1977),2431}; への転化: 一般に、ジアゾニウム塩は、I(XR6=アミノ)を、例えば酸水溶液(例、 塩酸、臭化水素酸又は硫酸)中で、亜硝酸塩(例、亜硝酸ナトリウム又は亜硝酸 カリウム)との反応により、通常の方法で得られる。 しかしながら、無水条件、例えば塩酸含有氷酢酸、無水アルコール、ジオキサ ン又はテトラヒドロフラン中で、アセトニトリル又はアセトン中で、出発物質( XR6=NH2のI)を亜硝酸(例、亜硝酸tert−ブチル及び亜硝酸イソペン チル)で処理することにより行うことも可能である。 こうして得られたジアゾニウム塩の対応する化合物(XR6=シアノ)塩素、 臭素又は沃素)への転化は、銅(I)塩、たとえばシアン化銅(I)、塩化銅( I)、臭化銅(I)もしくは臭化銅(I)の懸濁液での処理、或いはアルカリ金属 塩水溶液での処理により行うことが特に好ましい。 化合物I(−X−=硫黄)は、通常、ジアゾニウム塩をジアルキルジスルフィ ド(例、ジメチルジスルフィド及びジエチルジスルフィド)と、或いは、例えば ジアリルジスルフィド又はジベンジルジスルフィドと反応させることにより得ら れる。 メーヤワイン(Meerwein)アリール化は、通常ジアゾニウム塩とアルケン(ここ ではCH2=CH−R8)又はアルキン(ここではCH≡C−R8)との反応から なる。アルケン又はアルキンは、ジアゾニウム塩の量に対して、3000モル% までの過剰量で使用することが好ましい。 上述のジアゾニウム塩の反応は、例えば、水中、塩酸水溶液又は臭化水素酸水 溶液中、ケトン(例、アセトン、ジエチルケトン及びメチルエチルケトン)中、 ニトリル(例、アセトニトリル)中、エーテル(例、ジオキサン及びテトラヒド ロフラン)中、又はアルコール(例、メタノール及びエタノール)中で行うこと ができる。 上記個々の反応について特に述べない限り、反応温度は通常−30〜+50℃ の範囲である。 全ての反応相手は、ほぼ化学量論量で使用されることが好ましいが、どちらか の成分を3000モル%までの過剰量で使用することも有利な場合がある。 D)置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールI(Xが硫黄)を、X=−SO −のIへの、慣用法(参照、例、Houben-Weyl,Methoden der Organischen Chem ie,George Thieme Verlag Stuttgart,第11/1巻,1985,702頁以下、第IX巻, 第4版,1955,211頁)による酸化: 好適な酸化剤としては、過酸化水素、有機過酸化物(例、過酢酸、トリフルオ ロ過酢酸、m−クロロ過安息香酸、tert−ブチルヒドロペルオキシド及びt ert−ブチル次亜塩素酸)、そして無機化合物(例、ナトリウムメタイオデー ト(metaiodate)、クロム酸及び硝酸)を挙げることができる。 酸化剤の種類により異なるが、反応は、通常有機酸(例、酢酸及びトリクロロ 酢酸)中、塩素化炭化水素(例、塩化メチレン、クロロホルム及び1,2−ジク ロロエタン)中、芳香族炭化水素(例、ベンゼン、クロロベンゼン及びトルエン )又はプロトン性溶剤(例、メタノール及びエタノール)中で、通常行われる。 上記溶剤の混合物も適当であろう。 反応温度は、一般に−30℃C〜個々の反応混合物の沸点の範囲であり、より 低い温度範囲も通常好ましい。 出発物質と酸化剤は、ほぼ化学量論量で使用することが有利であるが、どちら かの成分を過剰に使用しても良い。 E)置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールI(Xが硫黄又は−SO−)を 、X=−SO2−のIへの、慣用法(参照、例、Houben-Weyl,Methoden der Org anischen Chemie,George Thieme Verlag Stuttgart,第11/2巻,1985,1132頁 以下、第IX巻,第4版,1955,222頁)による酸化: 好適な酸化剤としては、過酸化水素、有機過酸化物(例、過酢酸、トリフルオ ロ過酢酸及びm−クロロ過安息香酸)、さらに無機酸化剤(例、過マンガン酸カ リウム)を挙げることができる。触媒(例えばタングステン酸塩)の存在により 反応を促進することができる。 一般に、反応は不活性溶剤中で行われ、適当な溶剤としては、酸化剤の種類に より異なるが、例えば、有機酸(例、酢酸及びプロピオン酸)、塩素化炭化水素 (例、塩化メチレン、クロロホルム及び1,2−ジクロロエタン)、芳香族炭化 水素又はハロゲン化炭化水素(例、ベンゼン、クロロベンゼン及びトルエン)又 水を挙げることができる。上記溶剤の混合物も適当であろう。 反応温度は、通常−30℃〜個々の反応混合物の沸点の範囲であり、より10 ℃〜沸点の範囲が好ましい。 出発物質I(X=硫黄又は−SO−)と酸化剤は、ほぼ化学量論量で使用する ことが有利である。しかしながら、出発物質の転化を最適にするため、酸化剤を 過剰に使用することが有利な場合がある。 F)置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールI(XR6が塩素、臭素、アル キルスルホニル又はハロアルキルスルホニル)の、塩基存在下における、アルコ ール、メルカプタン、アミン又はCH−酸性化合物(VIII)との反応: b及びRcは、相互に独立してそれぞれシアノ又は(C1〜C4アルコキ シ)カルボニルを表す。 反応は、不活性溶剤中で有利に行うことができる。溶剤の例としては、エーテ ル(例、ジエチルエーテル、メチルtert−ブチルエーテル、ジメトキシエタ ン、ジエチレングリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン及びジオキサ ン)、ケトン(例、アセトン、ジエチルケトン、メチルエチルケトン及びシクロ ヘキサノン)中、双極性非プロトン性溶剤(例、アセトニトリル、ジメチルホル ムアミド、N−メチルピロリドン及びジメチルスルホキシド)、プロトン性溶剤 (メタノール及びエタノール)、所望によりハロゲン化されていても良い芳香族 炭化水素(例、ベンゼン、クロロベンゼン及び1,2−ジクロロベンゼン)、複 素芳香族溶剤(例、ピリジン及びキノリン)、及びこれらの溶剤の混合物を挙げ ることができる。テトラヒドロフラン、アセトン、ジエチルケトン及びジメチル ホルムアミドが好ましい。 好適な塩基としては、例えば、アルカリ金属水酸化物及びアルカリ土類金属カ チオンの水酸化物、水素化物、アルコキシド、炭酸塩又は炭酸水素塩;第3級脂 肪族アミン、例えばトリエチルアミン、N−メチルモルホリン及びN−エチル− N,N−ジイソプロピルアミン;二環及び三環アミン、例えばジアザビシクロウ ンデカン(DBU)及びジアザビシクロオクタン(DABCO);又は芳香族窒 素塩基、例えばピリジン、4−ジメチルアミノピリジン及びキノリンを挙げるこ とができる。異種の塩基の組合せも好適であろう。好ましい塩基は、水酸化ナト リウム、水素化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ナトリウムメトキ シド、ナトリウムエトキシド及びカリウムtert−ブトキシドである。 アミンH2NR6又はHN(R6)R7は、反応の相手として、同時に塩基として 働くが、この場合、アミンは出発物質Iの量に対して少なくとも二倍過剰で存在 させるべきである。勿論、I(XR6=Cl、Br、−SO2−アルキル又は−S O2−ハロアルキル)の量に対して10倍モル量までの大過剰で存在させるべき である。 出発材料は、ほぼ化学量論量で通常使用されるが、方法実施の観点から、又は 出発物質I(XR6=Cl、Br、−SO2−アルキル又は−SO2−ハロアルキ ル)の極めて完全な転化を達成するため、いずれかの材料を過剰に使用するこ とが有利な場合がある。 アルコール、メルカプタン、アミン又はCH−酸性化合物(VIII)の塩基に対す るモル比は、一般に1:1〜1:3の範囲である。 出発物質の溶剤中の濃度は通常0.1〜5.0モル/L(リットル)の範囲で ある。 反応は、0℃〜各反応混合物の還流温度の範囲で行うことができる。 G)置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールI(XR6がハロゲン)の、( C1〜C6アルキル)−グリニャール試薬との反応: ここで、Halは塩素又は臭素である。 一般に、反応は、不活性溶剤/稀釈剤中、例えば炭化水素(例、ヘキサン及び トルエン)、又はエーテル(例、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン及びジ オキサン)中で行われる。 所望により、遷移金属触媒を、0.0001〜10モル%の量で転化すること ができる。好適な遷移金属触媒としては、ニッケル及びパラジウム触媒、例えば 塩化ニッケル、ビス(トリフェニルホスフィン)ニッケルジクロリド、[ビス( 1,2−ジフェニルホスフィノ)エタン]ニッケルジクロリド、[ビス(1,3 −ジフェニルホスフィノ)プロパン]ニッケルジクロリド、塩化パラジウム、テ トラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、ビス(トリフェニルホスフィ ン)パラジウムジクロリド、[ビス(1,2−ジフェニルホスフィノ)エタン] パラジウムジクロリド、[ビス(1,3−ジフェニルホスフィノ)プロパン]パ ラジウムジクロリド、及び[ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジ ウムジクロリド、さらには塩化パラジウム又は塩化ニッケル及びホスフィン(例 、トリフェニルホスフィン、ビス(1,2−ジフェニルホスフィノ)エタン及び ビス(1,3−ジフェニルホスフィノ)プロパン)の混合物を挙げることができ る。 反応をどのように行うかによる異なるが、化合物I(XR6=水素又はC1〜C6 アルキル)、又は対応するアルキル化及び無アルキル化合物Iの混合物が得ら れるが、これらは慣用法により分離することができる。 反応温度は、通常−100℃〜反応混合物の沸点の範囲である。 グリニャール試薬の量は臨界的ではない。通常、(C1〜C6アルキル)−Mg Halを、I(XR6=ハロゲン)の量に対して、ほぼ等モル量或いは約10倍 モル量までの過剰で使用される。 特に断らない限り、上記全ての方法は、、大気圧下、あるいは当該の反応混合 物の自然発生圧力下において有利に行われる。 反応混合物の後処理は、通常慣用法で行われる。上記方法で特に述べない限り 、有用な生成物は、反応溶液を水で稀釈し、次いで、ろ過、結晶化又は溶剤抽出 により得るか、或いは溶剤を除去し、残渣を水と適当な有機溶剤の混合物中で分 配し、有機層を後処理することにより得る。 置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールは、製造において異性体の混合物の 形で得ることができるが、所望により異性体の混合物は、実質的に純粋な異性体 に、慣用法、例えば結晶化又はクロマトグラフィー(光学活性吸収剤上でのクロ マトグラフィを含む)により分離することができる。純粋な光学活性異性体は、 好適な光学活性出発材料から有利に作製することができる。 化合物Iの農業上有用な塩は、対応するカチオン、好ましくはアルカリ金属水 酸化物又はアルカリ金属水素化物の塩基と反応させることにより、又は化合物I を対応するアニオン、好ましくは塩酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸又は硝酸の酸と 反応させることにより形成することができる。 金属イオンがアルカリ金属でない化合物Iの塩は、慣用法で対応するアルカリ 金属塩のカチオン交換により得ることができ、同様にアンモニア、ホスホニウム 、スルホニウム又はスルホキソニウムの水酸化物によりアンモニウム塩、ホスホ ニウム塩、スルホニウム塩又はスルホキソニウム塩を得ることができる。 化合物I及びその農業上有用な塩は、異性体混合物として、また純粋な異性体 として、除草剤に好適である。Iを含む除草剤組成物は、非栽培領域の植生の制 御に、特に高い施与率で効果的である。これらの組成物は、オオムギ、米、トウ モロコシ、大豆、及び綿花等の作物の中に広範囲に残った雑草及び牧草に対して 、栽培植物に損傷を与えることなく作用する。この効果は、主に低施与率で観察 される。 施与方法の相違によるが、化合物1又はこれらを含む除草剤組成物は、更に多 くの栽培植物に、望ましくない植物の除去のために使用することができる。 適当な作物として以下のものを挙げることができる。 タマネギ(Allium cepa) パイナップル(Ananas comosus) ナンキンマメ(Arachis hypogaea) アスパラガス(Asparagus officinalis) フダンソウ(Betavulgaris spp.altissima) サトウジシヤ(Betavulgaris spp.rapa) アブラナ(変種カブラ)(Brassica napus var.napus ) カブカンラン(変種ナポプラシーカ)(Brassica napusvar .napobrassica) テンサイ(変種シルベストリス)(Brassica rapavar.si lvestris) トウツバキ(Camellia sinensis) ベニバナ(Carthamus tinctorius) キヤリーヤイリノイネンシス(Carya illinoinensis) レモン(Citrus limon) ナツミカン(Citrus sinensis) コーヒー〔Coffea arabica(Coffeacanephora 、Coffea liberica)〕 キユウリ(Cucumis sativus) ギヨウギシバ(Cynodon dactylon) ニンジン(Daucus carota) アブラヤシ(Elaeis guineensis) イチゴ(Fragaria vesca) 大豆(Glycine max) 木棉[Gossypium hirsutum(Gossypiumarbo reum、Gossypium herbaceum、Gossypiumvi tifolium)] ヒマワリ(Helianthus annuus) ゴムノキ(Hevea brasiliensis) 大麦(Hordeum vulgare) カラハナソウ(Humulus lupulus) アメリカイモ(Ipomoea batatas) オニグルミ(Juglans regia) レンズマメ(Lens culinaris) アマ(Linum usitatissimum) トマト(Lycopersicon lycopersicum) リンゴ属(Malus spec.) キヤツサバ(Manihot esculenta) ムラサキウマゴヤシ(Medicago sativa) バシヨウ属(Musa spec.) タバコ[Nicotiana tabacum(N.rustica)] オリーブ(Olea europaea) イネ(Oryza sativa) アズキ(Phaseolus lunatus) ゴガツササゲ(Phaseolus vulgaris) トウヒ(Picea abies) マツ属(Pinus spec.) シロエンドウ(Pisum sativum) サクラ(Prunus avium) モモ(Prunus persica) ナシ(Pyrus communis) スグリ(Ribes sylvestre) トウゴマ(Ricinus communis) サトウキビ(Saccharum officinarum) ライムギ(Secale cereale) ジャガイモ(Solanum tuberosum) モロコシ[Sorghum bicolor(s.vulgare)] カカオ(Theobroma cacao) ムラサキツメクサ(Trifolium pratense) 小麦(Triticum aestivum) トリテイカム、ドラム(Triticum durum) ソラマメ(Vicia faba) ブドウ(Vitis vinifera) トウモロコシ(Zea mays)。 さらに、上記化合物1は、繁殖の結果、除草剤の作用に耐性を有する作物に、 一般的な処理法を含めて使用することができる。 更に、置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールIは、植物の乾燥及び/又は 落葉(枯葉)処理にも好適である。 乾燥剤として、それらは特に、栽培植物(例、ジャガイモ、セイヨウアブラナ 、ヒマワリ及び大豆)の気生部分の乾燥に適している。これは、これらの重要な 栽培植物の収穫の機械化を完全に可能にする。 経済的な興味は、収穫を促進することにもある。収穫の促進は、柑橘類の果物 、オリーブ及び他の種、及び種々の梨状果物、石果及び木の実において、ある期 間に裂開又は木への低下した密着、又はこれ両方を集中させることにより、可能 となる。同じ機構、即ち植物の果実又は葉と新芽との間の離脱の形成を促進させ ることも、栽培植物、特に綿花の落葉を容易に制御するために重要である。 さらに、個々の綿花植物が熟す期間を短縮し、且つその短縮期間で収穫後によ り良い繊維品質をもたらすものである。 化合物1又はこれらを含む組成物は、例えば直ぐに噴霧可能な水溶液、粉末、 懸濁液、高濃度の水性、油性またはその他の懸濁液または分散液、エマルジョン 、油性分散液、ペースト、ダスト剤、散布剤または顆粒の形で、噴霧、ミスト法 、ダスト法、散布法または注入法によって施与することができる。施与方法は、 使用目的に基づいて決定される。いずれの場合にも、本発明の有効物質の可能な 限りの微細分配が保証されるべきである。 好適な不活性助剤としては、主として次のようなものである:中位乃至高位の 沸点の鉱油留分(例えば燈油またはディーゼル油、更にコールタール油等)、並 びに植物性または動物性産出源の油、脂肪族、環式および芳香族炭化水素(例え ばパラフィン、テトラヒドロナフタリン、アルキル置換ナフタリンまたはその誘 導体、アルキル置換ベンゼン又はその誘導体)、アルコール(例えばメタノール 、エタノール、プロパノール、ブタノール、シクロヘキサノール)、ケトン(例 えばシクロヘキサノン等)、高極性溶剤(例えばN−メチルピロリドン等のアミ ン、水)。 水性使用形態は、乳濁液濃縮物、懸濁液、ペースト、または湿潤可能の粉末、 水分散可能の粉末から水の添加により製造することができる。乳濁液、ペースト または油分散液の製造は、物質をそのまま、または油または溶剤中に溶解して、 湿潤剤、粘着付与剤、分散剤または乳化剤により水中に均質に混合することによ り行うことができる。あるいは有効物質、湿潤剤、粘着付与剤、分散剤または乳 化剤および場合により溶剤または油よりなる濃縮物を製造することもでき、これ は水にて希釈するのに適する。 適当な界面活性剤としては次のものが挙げられる:芳香族スルホン酸(例えば リグニンスルホン酸、フェノールスルホン酸、ナフタリンスルホン酸、ジブチル ナフタリンスルホン酸)のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩及びアンモニウ ム塩;脂肪酸、アルキルスルホナート、アルキルアリールスルホナート、アルキ ルスルファート、ラウリルエーテルスルファート、脂肪アルコールスルファート のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩及びアンモニウム塩;硫酸化ヘキサデカ ノール、ヘプタデカノールおよびオクタデカノールの塩;脂肪アルコールグリコ ールエーテルの塩;並びにスルホン化ナフタリンおよびナフタリン誘導体とホル ムアルデヒドとの縮合生成物、ナフタリン或はナフタリンスルホン酸とフェ ノールおよびホルムアルデヒドとの縮合生成物、ポリオキシエチレンーオクチル フェノールエーテル、エトキシル化イソオクチルフェノール、エトキシル化オク チルフェノール、エトキシル化ノニルフェノール、アルキルフェニルポリグリコ ールエーテル、トリブチルフェニルポリグリコールエーテル、アルキルアリール ポリエーテルアルコール、イソトリデシルアルコール、脂肪アルコール/エチレ ンオキシド縮合物、エトキシル化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテ ル、またはポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ラウリルアルコールポリグ リコールエーテルアセタート、ソルビットエステル、リグニン−亜硫酸廃液およ びメチルセルロース。 粉末、散布剤およびダスト剤は有効物質と固体担体物質とを混合または一緒に 磨砕することにより製造することができる。 粒状体(例えば被覆粒状体、含浸粒状体および均質粒状体)は、有効物質を固 体担体物質に結合させることにより製造することができる。固体担体物質の例と しては、鉱物土(例えばシリカ、シリカゲル、珪酸塩、タルク、カオリン、石灰 石、石灰、白亜、膠塊粒土、石灰質黄色粘土、クレイ、白雲石、珪藻土、硫酸カ ルシウム、硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム、磨砕合成物質)、及び肥料( 例えば硫酸アンモニウム、燐酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素)及び植 物性生成物(例えば穀物粉、樹皮、木材およびクルミ穀粉、セルロース粉末)お よび他の固形担体物質である。 直接使用可能な調製液の有効成分(活性成分)Iの濃度は、広い範囲で変更す ることができる。一般に、その処方は、少なくとも1種の有効成分を、約0.0 01〜98重量%、好ましくは約0.01〜95重量%の量で含む。有効成分は 90〜100%の純度(NMRスペクトルによる)のもの、好ましくは95〜1 00%の純度のものが使用される。 このような生成物の製造を、下記の調製例に示す: I: 20重量部の化合物No.Ic.001を、80重量部のアルキル化ベンゼン、10重 量部の、オレイン酸N−モノエタノールアミド(1モル)のエチレンオキシド (8〜10モル)付加体、5重量部のドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム及 び5重量部の、ヒマシ油(1モル)のエチレンオキシド(40モル)付加体から なる混合物に溶解させる。この溶液を100000重量部の水に注ぎ、その中で 微細に分散させ、これにより0.02重量%の有効成分を含む水性分散液を得る 。 II: 20重量部の化合物No.Ic.321を、40重量部のシクロヘキサノン、30重量 部のイソブタノール、20重量部の、イソオクチルフェノール(1モル)のエチ レンオキシド(7モル)付加体及び10重量部の、ヒマシ油(1モル)のエチレ ンオキシド(40モル)付加体からなる混合物に溶解させる。この溶液を100 000重量部の水に注ぎ、その中で微細に分散させ、これにより0.02重量% の有効成分を含む水性分散液を得る。 III: 20重量部の有効化合物No.Ic.343を、25重量部のシクロヘキサノン、65 重量部の鉱物油(沸点210〜280℃の留分)及び10重量部の、ヒマシ油( 1モル)のエチレンオキシド(40モル)付加体からなる混合物に溶解させる。 この溶液を100000重量部の水に注ぎ、その中で微細に分散させ、これによ り0.02重量%の有効成分を含む水性分散液を得る。 IV: 20重量部の有効化合物No.If.001を、3重量部のジイソブチルナフタレン− α−スルホナート、17重量部のリグノスルホン酸のナトリウム塩(亜硫酸廃液 から得られる)及び60重量部の微粉末のシリカゲルと完全に混合させ、そして その混合物をハンマーミルで磨砕する。最後に、この混合物を20000重量部 の水に分散させ、その中で微細に分散させ、これにより0.1重量%の有効成分 を含む噴霧混合物を得る。 V: 3重量部の有効化合物No.Ic.099を、97重量部の微粉砕カオリンと混合し、 これにより3重量%の有効成分を含むダストを得る。 VI: 20重量部の有効化合物No.If.061を、2重量部のドデシルベンゼンスルホン 酸カルシウム、8重量部の脂肪アルコールポリグリコールエーテル、2重量部の フェノール/尿素/ホルムアルデヒド縮合物のナトリウム塩及び68重量部のパ ラフィン鉱物油と充分に混合させ、これにより安定な油性分散液を得る。 VII: 1重量部の有効成分No.Ij.043を、70重量部のシクロヘキサノン、20重量 部のエトキシル化イソオクチルフェノール及び10重量部のエトキシル化ヒマシ 油からなる混合物に溶解させ、水で稀釈して活性成分の所望の濃縮液を得る。こ れにより安定なエマルジョン濃縮体を得る。 VIII: 1重量部の有効成分No.Iq.003を、80重量部のシクロヘキサノン及び20重 量部のウエットールEM31(WettolR EM31;エトキシ化ひまし油を基礎とする非 イオン乳化剤;BASF AG社製)からなる混合物に溶解させ、水で稀釈して 活性成分の所望の濃縮液を得る。これにより安定なエマルジョン濃縮体を得る。 有効成分I、又は除草剤組成物は、事前法または事後法により施与される。有 効化合物にある種の栽培植物がほとんど耐性を示さない場合は、下部に成長して いる雑草または露出している土壌には付着しても、敏感な栽培植物の葉にできる だけ接触しないように、噴霧装置により除草剤を噴霧することができる(後直接 撒布、レイーバイ)。 有効化合物(物質)Iの施与率は、施与目的、季節、対象の植物および成長段 階に応じて、ヘクタールあたり0.001〜3.0kgの有効物質(a.s.) の量、好ましくは0.01〜1.0kgの量である。 作用範囲を広げ、そして相乗作用を得るために、置換ピラゾール−3−イルベ ンゾ(キシ/チア)アゾールは、多くの他の代表的なグループの除草剤又は成長 調整剤の有効成分と混合することができ、そしてこれらと共に施与することがで きる。混合に適当な成分としては、1,2,4−チアジアゾール、1,3,4− チアジアゾール、アミド、アミノホスホン酸及びその誘導体、アミノトリアゾー ル、アニリド、アリール/ヘテロアリールオキシアルカン酸及びその誘導体、安 息香酸及びその誘導体、ベンゾチアジアジノン、2−(ヘテロアロイル/アロイ ル)−1,3−シクロヘキサンジオン、ヘテロアリールアリールケトン、ベンジ ルイソキサゾリジノン、メタ−CF3−フェニル誘導体、カルバメート、キノリ ンカルボン酸及びその誘導体、クロロアセトアニリド、シクロヘキサン−1,3 −ジオン誘導体、ジアジン、ジクロロプロピオン酸及びその誘導体、ジヒドロベ ンゾフラン、ジヒドロフラン−3−オン、ジニトロアニリン、ジニトロフェノー ル、ジフェニルエーテル、ジピリジル、ハロカルボン酸及びその誘導体、尿素、 3−フェニルウラシル、イミダゾール、イミダゾリノン、N−フェニル−3,4 ,5,6−テトラヒドロナフタルイミド、オキサジアゾール、オキシラン、フェ ノール、アリールオキシ−及びヘテロアリールオキシフェノキシプロピオン酸エ ステル、フェニル酢酸及びその誘導体、2−フェニルプロピオン酸及びその誘導 体、ピラゾール、フェニルピラゾール、ピリダジン、ピリジンカルボン酸及びそ の誘導体、ピリミジルエーテル、スルホンアミド、スルホニル尿素、トリアジン 、トリアジノン、トリアゾリノン、トリアゾールカルボキシアミド及びウラシル 、を挙げることができる。 更に、化合物Iは、単一、あるいは他の除草剤との組合せたものを、他の植物 保護剤、例えば殺虫剤または植物殺菌剤または殺バクテリア剤と共に施用するこ とが有利であり得る。苗栄養不足、希元素欠乏などの症状治癒のために使用され るミネラル塩溶液と混合し得ることことも重要である。植物に無害の油類、油濃 縮物類も添加し得る。 [製造実施例] [実施例1] 2−アミノ−4−クロロ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1− メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオロベンゾチアゾール(No. Ic.080) 29g(0.36モル)のチオシアン酸ナトリウムを29.3g(90ミリモ ル)の2−クロロ−5−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1−メチル− 1H−ピラゾール−3−イル)−4−フルオロアニリンを500mlの酢酸に溶 解した液に、添加した。反応混合物を10分間攪拌し、その後28.7g(0. 18モル)の臭素を加えた。それから攪拌を16時間続けた。次いで、混合物を 2Lの水に注いだ。得られた価値ある固体生成物をろ別し、水洗し、最後に乾燥 させた。収率:定量的。1H−NMR(270MHz、(CDCl3))、δ[ppm]=3.86(s ,3H)、5.44(s,2H)、6.74(t,1H)、7.24(d,1H )。 [実施例2] 4−クロロ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1−メチル−1H −ピラゾール−3−イル)−6−フルオロ−2−(メチルチオ)ベンゾチアゾー ル(No.Ic.099) 0.4g(3.9ミリモル)のジメチルジスルフィド及び1.3g(12.7 ミリモル)の亜硝酸tert−ブチルを、0.5g(1.3ミリモル)の2−ア ミノ−4−クロロ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1−メチル− 1H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオロベンゾチアゾールを50mlの塩 化メチレンに溶解した液に、添加した。反応混合物を16時間攪拌し、次いで濃 縮した。粗生成物をシリカゲル・クロマトグラフィで精製した(溶離液:ヘキサ ン/酢酸エチル=4:1)。収率:0.3g。 1H−NMR(270MHz、(CDCl3))、δ[ppm]=2.81(s ,3H)、3.88(s,3H)、6.75(t,1H)、7.35(d,1H )。 [実施例3] 2−ブロモ−4−クロロ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1− メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオロベンゾチアゾール(No. Ic.041) 35.2g(0.34モル)の臭化ナトリウム及び19.6g(0.14モル )の臭化銅(I)を、26.4g(68ミリモル)の2−アミノ−4−クロロ− 7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1−メチル−1H−ピラゾール− 3−イル)−6−フルオロベンゾチアゾールをILのアセトニトリルに溶解し た液に、添加し、次いで9.2g(89ミリモル)の亜硝酸tert−ブチルを 滴下した。その後、反応混合物を16時間攪拌し、次いで0.2Lの希塩酸と混 合した。固体画分を、ろ別し、200mlの酢酸エチルで洗浄した。水層に残っ た価値ある生成物を200mlの酢酸エチルで抽出した。有機層を集め、水洗し 、硫酸マグネシウム上で乾燥、最後に濃縮した。粗生成物をシリカゲル・クロマ トグラフィで精製した(溶離液:酢酸エチル)。収率:17.3g。 [実施例4] 2−アミノ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1−メチル−1H −ピラゾール−3−イル)−4,6−ジフルオロベンゾチアゾール(No.Ib.080 ) 4.4g(13ミリモル)の5−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1 −メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−2,4−ジクロロアニリン、4.2 g(52ミリモル)のチオシアン酸ナトリウム及び4.1g(26ミリモル)の 臭素を、実施例1の方法により反応させた。収率:定量的。 [実施例5] 7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1−メチル−1H−ピラゾール −3−イル)−4,6−ジクロロ−2−(エチルチオ)ベンゾチアゾール(No. Ib.100) 0.8g(2ミリモル)の2−アミノ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメ トキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−4,6−ジクロロベンゾ チアゾール、0.7g(6ミリモル)のジエチルスルフィド及び0.3g(3ミ リモル)の亜硝酸tert−ブチルを、実施例2の方法により反応させた。収率 :0.2g。 [実施例6] 2−ブロモ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1−メチル−1H −ピラゾール−3−イル)−4,6−ジクロロベンゾチアゾール(No.Ib.041) 3.6g(9ミリモル)の2−アミノ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメ トキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−4,6−ジクロロベンゾ チアゾール、4.6g(45ミリモル)の臭化ナトリウム、2.6g(18ミリ モル)の臭化銅(I)及び1.2g(12ミリモル)の亜硝酸tert−ブチル を、実施例3の方法により反応させた。収率:1.8g。 [実施例7] 7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1−メチル−1H−ピラゾール −3−イル)−4,6−ジクロロベンゾチアゾール(No.Ib.001) 3mlの塩化プロピルマグネシウムの2Mジエチルエーテル溶液(=6ミリモ ルのC37MgCl)を、0.45g(1ミリモル)の2−ブロモ−7−(4− クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル) −4,6−ジクロロベンゾチアゾールを6mlのジエチルエーテルに溶解した液 に、添加した。反応混合物を5時間攪拌し、次いでl0mlの希塩酸と混合した 。その後、有機層、ろ別し、2回水洗し、そして硫酸マグネシウム上で乾燥し、 最後に濃縮した。粗生成物をシリカゲル・クロマトグラフィで精製した(溶離液 :ヘキサン/酢酸エチル=1:1)。収率:0.3g。 [実施例8] 2−アミノ−4−クロロ−7−(4−クロロ−1−メチル−5−トリフルオロ メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオロベンゾチアゾール(No. If.080) 80g(0.24モル)の2−クロロ−5−(4−クロロ−1−メチル−5− トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−イル)−4−フルオロアニリン、 79g(0.98モル)のチオシアン酸ナトリウム及び78g(0.49モル) の臭素を実施例1の方法により反応させた。収率:定量的。 [実施例9] 4−クロロ−7−(4−クロロ−1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H −ピラゾール−3−イル)−6−フルオロ−2−(メチルチオ)ベンゾチアゾー ル(No.If.099) 0.7g(1.8ミリモル)の2−アミノ−4−クロロ−7−(4−クロロ− 1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フ ルオロベンゾチアゾール、0.5g(5.4ミリモル)のジメチルジスルフィド 及び0.33g(2.7ミリモル)の亜硝酸tert−ブチルを実施例2の方法 により反応させた。収率:0.3g。 [実施例10] 2−ブロモ−4−クロロ−7−(4−クロロ−1−メチル−5−トリフルオロ メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオロベンゾチアゾール(No. If.041) 73g(0.12モル)の2−アミノ−4−クロロ−7−(4−クロロ−1− メチル−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオ ロベンゾチアゾール、126g(1.22モル)の臭化ナトリウム、35g(0 .24モル)の臭化銅(I)及び16.3g(0.16モル)の亜硝酸tert −ブチルを実施例3の方法により反応させた。収率:18.2g。 [実施例11] N−(4−クロロ−7−(4−クロロ−1−メチル−5−トリフルオロメチル −1H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオロベンゾチアゾール−2−イル) アセトアミド(No.If.345) 0.12g(4.7ミリモル)の水素化ナトリウム及び0.7g(1.6ミリ モル)の2−ブロモ−4−クロロ−7−(4−クロロ−1−メチル−5−トリフ ルオロメチル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオロベンゾチアゾール を、0.38g(6.4ミリモル)のアセトアミドを20mlのテトラヒドロフ ランに溶解した液に添加した。次いで、反応混合物を16時間攪拌し、その後濃 縮した。得られた粗生成物をシリカゲル・クロマトグラフィで精製した(溶離液 :ヘキサン/酢酸エチル=4:1及び1:1)。収率:0.4g。 [実施例12] メチル3−(4−クロロ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1− メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオロベンゾチアゾール−2− イル)アクリレート(No.Ic.232) 1g(3.1ミリモル)の2−アミノ−4−クロロ−7−(4−クロロ−5− ジフルオロメトキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオ ロベンゾチアゾールを、5.5g(64ミリモル)のアクリル酸メチル、0.4 5g(3.4ミリモル)の塩化銅(I)及び0.33g(3.2ミリモル)の 亜硝酸tert−ブチルを30mlのアセトニトリルに連続的に溶解した。次い で、反応混合物を16時間攪拌し、100mlの希塩酸と混合した。得られた価 値ある生成物をその後200mlのメチルtert−ブチルエーテルで抽出した 。有機層を集め、2回水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、最後に濃縮した。 得られた粗生成物をシリカゲル・クロマトグラフィで精製した(溶離液:ヘキサ ン/酢酸エチル=4:1)。収率:0.13g。 [実施例13] 4−クロロ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1−メチル−1H −ピラゾール−3−イル)−6−フルオロベンゾチアゾール(No.Ic.001)及び 4−クロロ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1−メチル−1H− ピラゾール−3−イル)−6−フルオロ−2−メチル−ベンゾチアゾール(No. Ic.002) 2.9mlの塩化メチルマグネシウムの3Mテトラヒドロフラン溶液(=8. 7ミリモルのCH3MgCl)を、2g(4.4ミリモル)の2−ブロモ−4− クロロ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1−メチル−1H−ピラ ゾール−3−イル)−6−フルオロベンゾチアゾール及び0.15g(0.22 ミリモル)のビス(トリフェニルホスフィン)ニッケルジクロリドを還流温度に 加熱された20mlのテトラヒドロフランに溶解した液に、滴下した。反応混合 物を還流温度でさらに12時間攪拌し、次いで40mlの希塩酸と混合した。得 られた生成物を100mlの酢酸エチルで水層から抽出した。有機層を集め、2 回水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、その後濃縮した。粗生成物をシリカゲ ル・クロマトグラフィで精製した(溶離液:ヘキサン/酢酸エチル=1:1)。 価値ある2種の生成物をシリカゲルMPLCで分離した(溶離液:シクロヘキサ ン/酢酸エチル=20:1)。収率:0.11g(No.Ic.001)及び0.28g (No.Ic.002)。 [実施例14] 4−クロロ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1−メチル−1H −ピラゾール−3−イル)−6−フルオロ−2−プロピルベンゾチアゾール(No .Ic.004) 0.65mlの塩化プロピルマグネシウムの2Mジエチルエーテル溶液(=1 .3ミリモルのC37MgCl)を、0.4g(0.9ミリモル)の2−ブロモ −4−クロロ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1−メチル−1H −ピラゾール−3−イル)−6−フルオロベンゾチアゾールを30mlのジエチ ルエーテルに溶解した液に、滴下した。反応混合物をさらに16時間攪拌し、次 いで40mlの希塩酸と混合した。得られた生成物を100mlの酢酸エチルで 水層から抽出した。有機層を集め、硫酸マグネシウム上で乾燥し、その後濃縮し た。粗生成物をシリカゲル・クロマトグラフィで精製した(溶離液:ヘキサン/ 酢酸エチル=9:1)。収率:0.1g。 [実施例15] 4−クロロ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1−メチル−1H −ピラゾール−3−イル)−6−フルオロ−2−メトキシベンゾチアゾール(No .Ic.042) 0.1g(4.4ミリモル)の水素化ナトリウムを20mlのメタノールに溶 解した。ガスの発生が無くなった後、この溶液を0.7g(1.6ミリモル)の 2−ブロモ−4−クロロ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1−メ チル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオロベンゾチアゾールと混合し た。反応混合物を次いで16時間攪拌し、その後濃縮した。最後に、粗生成物を シリカゲル・クロマトグラフィで精製した(溶離液:ヘキサン/酢酸エチル=1 :1)。収率:0.5g。 [実施例16] 4−クロロ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1−メチル−1H −ピラゾール−3−イル)−2−ジメチルアミノ−6−フルオロベンゾチアゾー ル(No.Ic.082) ガス状のジメチルアミンの低速流を、0.7g(1.6ミリモル)の2−ブロ モ−4−クロロ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1−メチル−1 H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオロベンゾチアゾールを50mlのジメ チルホルムアミド(70〜80℃)に溶解した液に、反応が完結するまで(約3 0分間)導入した。次いで、混合物を濃縮し、残渣を50mlの水と混合し た。得られた生成物を100mlの酢酸エチルで水層から抽出した。有機層を集 め、2回水洗し、そして硫酸マグネシウム上で乾燥し、最後に濃縮した。粗生成 物をシリカゲル・クロマトグラフィで精製した(溶離液:ヘキサン/酢酸エチル =4:1)。収率:0.46g。 [実施例17] メチルN−(4−クロロ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1− メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオロベンゾチアゾール−2− イル)アミノアセテート(No.Ic.343) 0.7g(1.6ミリモル)の2−ブロモ−4−クロロ−7−(4−クロロ− 5−ジフルオロメトキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フ ルオロベンゾチアゾール、0.43g(3.1ミリモル)の炭酸カリウム及び0 .43g(3.1ミリモル)のサルコシンメチルエステルの塩酸塩を、30ml のジメチルホルムアミドに溶解した液を、100℃で2時間加熱した。次いで、 混合物を濃縮し、残渣を50mlの水と混合した。得られた生成物を100ml の酢酸エチルで水層から抽出した。有機層を集め、2回水洗し、そして硫酸マグ ネシウム上で乾燥し、最後に濃縮した。粗生成物をシリカゲル・クロマトグラフ ィで精製した(溶離液:ヘキサン/酢酸エチル=4:1)。収率:0.18g。 [実施例18] メチル2−(4−クロロ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1− メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオロベンゾチアゾール−2− イルオキシ)プロピオネート(No.Ic.321) 0.11g(4.7ミリモル)の水素化ナトリウムを、0.65g(6.2ミ リモル)のメチル2−ヒドロキシプロピオネートを20mlのテトラヒドロフラ ンに溶解した液に添加した。ガスの発生が無くなった後、この混合物を0.7g (1.6ミリモル)の2−ブロモ−4−クロロ−7−(4−クロロ−5−ジフル オロメトキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオロベン ゾチアゾールと混合した。この混合物を3日間攪拌し、その後50mlの水と混 合した。得られた生成物を100mlの酢酸エチルで水層から抽出した。有機層 を集め、2回水洗し、そして硫酸マグネシウム上で乾燥し、最後に濃縮した。粗 生成物をシリカゲル・クロマトグラフィで精製した(溶離液:ヘキサン/酢酸エ チル=4:1)。収率:0.3g。 [実施例19] 2−アミノ−4−クロロ−7−(4−クロロ−1−メチル−5−メチルスルホ ニル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオロベンゾチアゾール(No.Ij .080) 7.5g(21ミリモル)の2−クロロ−5−(4−クロロ−1−メチル−5 −メチルスルホニル−1H−ピラゾール−3−イル)−4−フルオロアニリン、 6.9g(85ミリモル)のチオシアン酸ナトリウム及び6.9g(43ミリモ ル)の臭素を、実施例1の方法で反応させた。収率:定量的。 [実施例20] 4−クロロ−7−(4−クロロ−1−メチル−5−メチルスルホニル−1H− ピラゾール−3−イル)−2−エチルチオ−6−フルオロベンゾチアゾール(No .Ij.100) 1g(2.5ミリモル)の2−アミノ−4−クロロ−7−(4−クロロ−1− メチル−5−メチルスルホニル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオロ ベンゾチアゾール、0.66g(7.3ミリモル)のジエチルジスルフィド及び 0.37g(3.7ミリモル)の亜硝酸tert−ブチルを、実施例2の方法で 反応させた。収率:0.4g。 [実施例21] 2−ブロモ−4−クロロ−7−(4−クロロ−1−メチル−5−メチルスルホ ニル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオロベンゾチアゾール(No.Ij .041) 6g(14ミリモル)の2−アミノ−4−クロロ−7−(4−クロロ−1−メ チル−5−メチルスルホニル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオロベ ンゾチアゾール、7.6g(70ミリモル)の臭化ナトリウム、4.2g(30 ミリモル)の臭化銅(I)及び2.2g(22ミリモル)の亜硝酸tert−ブ チルを実施例3の方法により反応させた。収率:3.6g。 [実施例22] エチルtert−ブチル2−(4−クロロ−7−(4−クロロ−5−ジフルオ ロメトキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオロベンゾ チアゾール−2−イル)マロオネート(No.Ic.381) 0.1g(4.7ミリモル)の水素化ナトリウムを、0.9g(5ミリモル) のエチルtert−ブチルマロネートを10mlのジメチルホルムアミドに溶解 した液に添加した。ガスの発生が無くなった後、この混合物を1.5g(3.3 ミリモル)の2−ブロモ−4−クロロ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメト キシ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオロベンゾチアゾ ールと混合した。この混合物を更に1時間攪拌し、その後濃縮した。残渣を50 mlの水と混合した。価値ある生成物を100mlの酢酸エチルで水層から抽出 した。抽出物を、硫酸マグネシウム上で乾燥し、最後に濃縮した。収率:1g。 [実施例23] エチル2−(4−クロロ−7−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1− メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フルオロベンゾチアゾール−2− イル)アセテート(No.Ic.021) 0.30g(2ミリモル)のトリフルオロメタンスルホン酸を、1g(1.8 ミリモル)のエチルtert−ブチル2−(4−クロロ−7−(4−クロロ−5 −ジフルオロメトキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−フル オロベンゾチアゾール−2−イル)マノレートを10mlの塩化メチレンに溶解 した液に添加した。この混合物を、1時間攪拌し、次いで濃縮した。残渣を10 mlの酢酸と混合した。次いで、この混合物を還流下に8時間加熱した。反応混 合物をその後濃縮し、残渣を50mlの水と混合した。価値ある生成物を100 mlの酢酸エチルで水層から抽出した。抽出物を、炭酸水素ナトリウムの希薄水 溶液と水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、最後に濃縮した。粗生成物を シリカゲル・クロマトグラフィで精製した(溶離液:ヘキサン/酢酸エチル=4 :1)。収率:0.4g。 上述の活性化合物に加えて、更に同様の方法で製造した或いは製造し得る式I のピラゾール−3−イルベンゾアゾールを下記の表2に示す: 表2 [実施例24] 4−クロロ−7−(4−クロロ−1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H −ピラゾール−3−イル)−2−エチル−6−フルオロベンゾオキサゾール(No .Iq.003) 0.5g(1.4ミリモル)の2−クロロ−5−(4−クロロ−1−メチル− 5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−イル)−4−フルオロフェニ ルアジドを100mlのプロピオン酸に溶解した液を、還流温度で20時間加熱 し、その後濃縮した。残渣を100mlの酢酸エチルと混合した。有機層を集め 、炭酸水素ナトリウム飽和水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、最後 に濃縮した。粗生成物をシリカゲル・クロマトグラフィで精製した(溶離液:ヘ キサン/酢酸エチル=15:1)。収率:0.3g。 1H−NMR(400MHz、(CDCl3))、δ[ppm]=1.44(t ,3H)、2.98(q,2H)、4.12(s,3H)、7.25(d,1H )。 [前駆体] 2−クロロ−5−(4−クロロ−1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H −ピラゾール−3−イル)−4−フルオロフェニルアジド 0.46g(4.5ミリモル)の亜硝酸tert−ブチル及び0.3g(4. 5ミリモル)のアジ化ナトリウムを、1g(3ミリモル)の2−クロロ−5−( 4−クロロ−1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−イ ル)−4−フルオロアニリンを20mlのトリフルオロ酢酸に溶解した液に添加 した。次いで、この混合物を2時間攪拌し、50mlの水と混合した。得られた 生成物を100mlのメチルtert−ブチルエーテルを用いて水層から抽出し た。抽出物を10%濃度水酸化ナトリウム水溶液で洗浄し、その後硫酸マグネシ ウム上で乾燥し、最後に濃縮した。粗生成物をシリカゲル・クロマトグラフィで 精製した(溶離液:ヘキサン/酢酸エチル=1:1)。収率:0.7g。 1H−NMR(400MHz、((CD32SO))、δ[ppm]=4.1 0(s,3H)、7.53(d,1H)、7.77(d,1H)。 [使用実施例](除草作用) 置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールIの除草作用を下記の温室実験で示 した。 プラスチック植木鉢を栽培容器として用い、約3.0%の腐葉土を含むローム 質砂を培養基とした。被検植物の種子を種類ごとに播種した。 事前法(pre-emergence treatment)により、水中に懸濁または乳化させた有効 成分を、種子を撒いた後に微細散布ノズルを使用して直接撒布した。出芽と成長 を促進するために容器を軽く灌水し、次いで植物が根付くまで透明のプラスチッ クの覆いを被せた。有効成分により害が与えられない限り、この被覆が被検植物 の均一な出芽をもたらす。 事後法(post-emergence treatment)により、被検植物を、発育型によるが、草 丈3〜15cmとなった後、水中に懸濁または乳化させた有効成分で処理するこ とのみを行った。最後まで、被検植物を直接播種し同一の容器で栽培することも 、当初は別々に苗として植え、処理の行われる2〜3日前に試験用容器に移植す ることも可能である。事後法の場合の有効物質(a.s.)の施与率を、1ha (ヘクタール)当たり31.2g及び15.6gとした。 各被検植物を種類により、10〜25℃または20〜35℃に保持し、実験期 間を2〜4週間とした。この間、被検植物を管理し、個々の処理に対する反応を 評価した。 0〜100の尺度を用いて評価を行った。この尺度において100は植物が全 く出芽しないか、或いは少なくとも地上に出ている部分の全てが破壊してしまっ たことを示し、0は全く被害がなく正常な成長を遂げたことを示す。 以下に温室実験で使用した植物の種類を示す。 事後法で、化合物No.Ic.099を31.2g/ha及び15.6g/haの施与 率で施与した場合、上記広葉植物に対して極めて優れた除草作用を示した。 [使用実施例](乾燥/落葉作用) 使用された被験植物として、(子葉を有さない)四葉の綿花植物の幼苗を用い 、温室条件下で育成した(相対湿度50〜70%、日中温度/夜間温度:27/ 20℃)。 この綿花の幼苗の葉面を有効物質の水性調製物(噴霧混合物に対して0.15 重量%の脂肪アルコールアルコキシド、PlurafacR LF 700(BASF社製の低泡 性非イオン性界面活性剤)を添加)にて液体が滴り落ちる程度に処理した。使用 した水量は1ヘクタールあたり1000リットル(換算した)であった。13日 後、落ちた葉の枚数と落葉の程度を、%を単位として測定した。 未処理対照植物には落葉が全く認められなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AU ,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,GE,HU, IL,JP,KR,KZ,LT,LV,MX,NO,N Z,PL,RO,RU,SG,SI,SK,TR,UA ,US,UZ (72)発明者 メンゲス,マルクス ドイツ国、D―68161、マンハイム、ベル リナー、シュトラーセ、22 (72)発明者 メンケ,オラフ ドイツ国、D―67317、アルトライニンゲ ン、レルヒェンヴェーク、3 (72)発明者 シェファー,ペーター ドイツ国、D―67308、オタースハイム、 レーマーシュトラーセ、1 (72)発明者 ヴェストファレン,カール−オットー ドイツ国、D―67346、シュパイァ、マウ スベルクヴェーク、58 (72)発明者 ミスリッツ,ウルフ ドイツ国、D―67433、ノイシュタット、 マンデルリング、74 (72)発明者 ヴァルター,ヘルムート ドイツ国、D―67283、オブリッヒハイム、 グリューンシュタター、シュトラーセ、82 【要約の続き】 ィニル−C1〜C4アルキル、C3〜C4アルケニルスルフ ィニル−C1〜C4アルキル、C3〜C4アルキニルスルフ ィニル−C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキルスルホニ ル−C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルホニ ル−C1〜C4アルキル、C3〜C4アルケニルスルホニル −C1〜C4アルキル、C3〜C4アルキニルスルホニル− C1〜C4アルキル、ヒドロキシカルボニル−C1〜C4ア ルキル、シアノ又は(C1〜C4アルコキシ)カルボニル 基を有していても良い(C1〜C4アルコキシ)カルボニ ル−C1〜C4アルキル、(C1〜C4アルキルチオ)カル ボニル−C1〜C4アルキル、アミノカルボニル−C1〜 C4アルキル、C1〜C4アルキルアミノカルボニル−C1 〜C4アルキル、ジ(C1〜C4アルキル)アミノカルボ ニル−C1〜C4アルキル、ジ(C1〜C4アルキル)ホス ホニル−C1〜C4アルキル、(C1〜C4アルコキシ)イ ミノ−C1〜C4アルキル、(C3〜C4アルケニルオキ シ)イミノ−C1〜C4アルキル、又はC3〜C8シクロア ルキル、C3〜C8シクロアルキル−C1〜C4アルキル、 フェニル、フェニル−C1〜C4アルキル、3員〜7員の ヘテロシクリルまたはヘテロシクリル−C1〜C4アルキ ルを表し、且つシクロアルキル及びヘテロシクリル環 が、カルボニル又はチオカルボニル環員を有していても 良く;Xが、化学結合、酸素、硫黄、−NH−又は−N (R7)−を表す場合は、R6が(C1〜C4アルキル)カ ルボニル、(C1〜C4ハロアルキル)カルボニル、(C1 〜C4アルコキシ)カルボニル、C1〜C4アルキルスル ホニル又はC1〜C4ハロアルキルスルホニルを表しても 良く;Xが、化学結合を表す場合は、R6がさらに水 素、シアノ、メルカプト、アミノ、ハロゲン、−CH2 −CH(ハロゲン)−R8、−CH=CH−R8又は−C H=C(ハロゲン)−R8{R8=ヒドロキシカルボニ ル、(C1〜C4アルコキシ)カルボニル、(C1〜C4ア ルキルチオ)カルボニル、アミノカルボニル、C1〜C4 アルキルアミノカルボニル、ジ(C1〜C4アルキル)ア ミノカルボニル又はジ(C1〜C4アルキル)ホスホニル を表しても良く;又はR6+R7=置換基を有していても 良い1,3−プロピレン、テトラメチレン、ペンタメチ レン又はエチレンオキシエチレン鎖]用途:除草剤、植 物の乾燥及び/又は落葉剤用。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I: [但し、R1が、水素、C1〜C4アルキル又はC1〜C4ハロアルキルを表し; R2が、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコ キシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4ハロアルキル チオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1 〜C4アルキルスルホニル又はC1〜C4ハロアルキルスルホニルを表し; R3が、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C4アルキル又はC1〜C4ハ ロアルキルを表し: R4が水素又はハロゲンを表し; R5が水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、 C1〜C4アルコキシ又はC1〜C4ハロアルコキシを表し; Zが、窒素、酸素又は硫黄を介してαと結合しても良い基−N=C(XR6) −O−又は−N=C(XR6)−S−を表し; Xが、化学結合、酸素、硫黄、−S(O)−、−SO2−、−NH−又は−N (R7)−を表し; R6及びR7が、相互に独立してそれぞれ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロア ルキル、シアノ−C1〜C4アルキル、ヒドロキシ−C1〜C4アルキル、C3〜C6 アルケニル、シアノ−C3〜C6アルケニル、C3〜C6ハロアルケニル、C3〜C6 アルキニル、シアノ−C3〜C6アルキニル、C3〜C6 ハロアルキニル、C1〜C4アルコキシ−C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルコ キシ−C1〜C4アルキル、C3〜C4アルケニルオキシ−C1〜C4アルキル、C3 〜C4アルキニルオキシ−C1〜C4アルキル、C3〜C8シクロアルキルオキシ− C1〜C4アルキル、アミノ−C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキルアミノ−C1 〜C4アルキル、ジ(C1〜C4アルキル)アミノ−C1〜C4アルキル、C1〜C4 アルキルチオ−C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルチオ−C1〜C4アルキ ル、C3〜C4アルケニルチオ−C1〜C4アルキル、C3〜C4アルキニルチオ−C1 〜C4アルキル、C1〜C4アルキルスルフィニル−C1〜C4アルキル、C1〜C4 ハロアルキルスルフィニル−C1〜C4アルキル、C3〜C4アルケニルスルフィニ ル−C1〜C4アルキル、C3〜C4アルキニルスルフィニル−C1〜C4アルキル、 C1〜C4アルキルスルホニル−C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルホ ニル−C1〜C4アルキル、C3〜C4アルケニルスルホニル−C1〜C4アルキル、 C3〜C4アルキニルスルホニル−C1〜C4アルキル、ヒドロキシカルボニル−C1 〜C4アルキル、シアノ又は(C1〜C4アルコキシ)カルボニル基を有していて も良い(C1〜C4アルコキシ)カルボニル−C1〜C4アルキル、(C1〜C4アル キルチオ)カルボニル−C1〜C4アルキル、アミノカルボニル−C1〜C4アルキ ル、C1〜C4アルキルアミノカルボニル−C1〜C4アルキル、ジ(C1〜C4アル キル)アミノカルボニル−C1〜C4アルキル、ジ(C1〜C4アルキル)ホスホニ ル−C1〜C4アルキル、(C1〜C4アルコキシ)イミノ−C1〜C4アルキル、( C3〜C4アルケニルオキシ)イミノ−C1〜C4アルキル、 C3〜C8シクロアルキル、C3〜C8シクロアルキル−C1〜C4アルキル、フェ ニル、フェニル−C1〜C4アルキル、3員〜7員のヘテロシクリル又はヘテロシ クリル−C1〜C4アルキルを表し、且つシクロアルキル及びヘテロシクリル環が 、カルボニル又はチオカルボニル環員を有していても良く、そしてシクロアルキ ル、フェニル及びヘテロシクリル環がそれぞれ1個〜4個の下記の置換基:即ち シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、カルボキシル、ハロゲン、C1〜C4ア ルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、 C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルチオ、 C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、(C1〜C4ア ルコキシ)カルボニル、(C1〜C4アルキル)カルボニル、(C1〜C4ハロアル キル)カルボニル、(C1〜C4アルキル)カルボニルオキシ、(C1〜C4ハロア ルキル)カルボニルオキシ及びジ(C1〜C4アルキル)アミノで置換されていて も良く; Xが、化学結合、酸素、硫黄、−NH−又は−N(R7)−を表す場合は、R6 が(C1〜C4アルキル)カルボニル、(C1〜C4ハロアルキル)カルボニル、( C1〜C4アルコキシ)カルボニル、C1〜C4アルキルスルホニル又はC1〜C4ハ ロアルキルスルホニルを表しても良く; Xが、化学結合を表す場合は、R6がさらに水素、シアノ、メルカプト、アミ ノ、ハロゲン、−CH2−CH(ハロゲン)−R8、−CH=CH−R8又は−C H=C(ハロゲン)−R8{但し、R8がヒドロキシカルボニル、(C1〜C4アル コキシ)カルボニル、(C1C4アルキルチオ)カルボニル、アミノカルボニル 、C1〜C4アルキルアミノカルボニル、ジ(C1〜C4アルキル)アミノカルボニ ル又はジ(C1〜C4アルキル)ホスホニルを表しても良く; 又はR6とR7が、一緒になって1〜4個のC1〜C4アルキル基又は1又は2個の (C1〜C4アルコキシ)カルボニルを有していても良い1,3−プロピレン、テ トラメチレン、ペンタメチレン又はエチレンオキシエチレン鎖を形成する。] で表される置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾール、及び式Iの化合物の農業 上有用な塩。 2.請求項1に記載の置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾール及びその農業上 有用な塩を、除草剤として、又は植物の乾燥/落葉のために使用する方法。 3.除草有効量の、少なくとも1種の請求項1に記載の式Iで表される置換ピラ ゾール−3−イルベンゾアゾール又はIの農業上有用な塩、及び少なくとも1種 の不活性液体及び/又は固体の担体、そして必要により少なくとも1種の界面活 性剤を含む除草剤組成物。 4.乾燥剤及び/又は落葉剤として作用する量の、少なくとも1種の請求項1に 記載の式Iで表される置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾール又はIの農業上 有用な塩、及び少なくとも1種の不活性液体及び/又は固体の担体、そして必要 により少なくとも1種の界面活性剤を含む植物の乾燥及び/又は落葉用組成物。 5.除草有効量の、少なくとも1種の請求項1に記載の式Iで表される置換ピラ ゾール−3−イルベンゾアゾール又はIの農業上有用な塩、及び少なくとも1種 の不活性液体及び/又は固体の担体、さらに必要により少なくとも1種の界面活 性剤を混合する工程を含む除草に有効な組成物の製造方法。 6.乾燥剤及び/又は落葉剤として作用する量の、少なくとも1種の請求項1に 記載の式Iで表される置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾール又はIの農業上 有用な塩を、少なくとも1種の不活性液体及び/又は固体の担体、さらに必要に より少なくとも1種の界面活性剤と混合する工程を含む乾燥剤及び/又は落葉剤 として作用する組成物の製造方法。 7.除草有効量の、少なくとも1種の請求項1に記載の式Iで表される置換ピラ ゾール−3−イルベンゾアゾール又はIの農業上有用な塩を、植物、その繁殖圏 又は種子に作用させる工程を含む望ましくない植生を制御する方法。 8.乾燥剤及び/又は落葉剤として作用する量の、少なくとも1種の請求項1に 記載の式Iで表される置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾール又はIの農業上 有用な塩を、植物に作用させる工程を含む植物の乾燥及び/又は落葉方法。 9.綿花を処理する請求項8に記載の方法。 10.請求項1に記載の式I[但し、Zが−N=C(NH2)−S−を表す。] で表される置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールを製造する方法であって、 式IIIa又はIIIb: で表されるアミノフェニルピラゾールを、ハロゲン及びチオシアン酸アンモニウ ム又はチオシアン酸アルカリ金属塩もしくはチオシアン酸アルカリ土類金属塩と 反応させるか、或いはまずチオシアン酸アンモニウム又はチオシアン酸アルカリ 金属塩もしくはチオシアン酸アルカリ土類金属塩と反応させた後ハロゲンと反応 させることをことを特徴とする置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールの製造 方法。 11.請求項1に記載の式I[但し、XR6がハロゲン又はシアノを表す。]で 表される置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールを製造する方法であって、 XR6がアミノを表す場合の置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールIをジ アゾ化し、次いで得られたジアゾニウム塩をハロゲン化銅(I)又はシアン化銅 (I)と反応させることを特徴とする置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾール の製造方法。 12.請求項1に記載の式I[但し、Xが硫黄を表す。]で表される置換ピラゾ ール−3−イルベンゾアゾールを製造する方法であって、 XR6がアミノを表す場合の置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールIをジ アゾ化し、次いで得られたジアゾニウム塩を式R6S−SR6で表されるジアルキ ルジスルフィドと反応させることを特徴とする置換ピラゾール−3−イルベンゾ アゾールの製造方法。 13.請求項1に記載の式I[但し、XR6が−CH2−CH(Cl)−R8、− CH2−CH(Br)−R8、−CH=CH−R8、−CH=C(Cl)−R8又は −CH=C(Br)−R8を表す。]で表される置換ピラゾール−3−イルベン ゾアゾールを製造する方法であって、 XR6がアミノを表す場合の置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールIをジ アゾ化し、次いで得られたジアゾニウム塩を、式CH2=CH−R8で表されるア ルケンもしくは式CH≡C−R8で表されるアルキン及び塩化銅(I)、臭化銅 (I)、塩化銅(II)もしくは臭化銅(II)と反応させることを特徴とする置換ピラ ゾール−3−イルベンゾアゾールの製造方法。 14.請求項1に記載の式I[但し、Xが酸素、硫黄、−NH−又は−N(R7 )−を表すか、或いはXR6が−CH(Rb)RC{但し、Rb及びRcが相互に独 立してそれぞれシアノ又は(C1〜C4アルコキシ)カルボニルを表す}を表す。 ]で表される置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールを製造する方法であって 、 XR6が塩素、臭素、−SO2−アルキル又は−SO2−ハロアルキルを表す場 合の置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールIを、塩基の存在下に求核試薬H OR6、HSR6、H2NR6、HN(R6)R7又はH2C(Rb)Rcと反応させる ことを特徴とする置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールの製造方法。 15.請求項1に記載の式I[但し、XR6がC1〜C6アルキルを表す。]で表 される置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールを製造する方法であって、 XR6がハロゲンを表す場合の置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールIを 、必要により触媒の存在下に(C1〜C6アルキル)グリニャール試薬と反応させ ることを特徴とする置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールの製造方法。 16.請求項1に記載の式I[但し、Zが−N=C(Rb)−O−を表す。]で 表される置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールを製造する方法であって、 式IIIa又はIIIb: で表されるアミノフェニルピラゾールをジアゾ化し、 得られたジアゾニウム塩をアルカリ金属アジドと反応させて式Va又はVb: で表されるアジドフェニルピラゾールを得、 そして最後に式R6−COOHで表されるカルボン酸と反応させることを特徴 とする置換ピラゾール−3−イルベンゾアゾールの製造方法。
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