JP2001500902A - 分子状構成成分として、ポリオキシアルキレンジアミンを有するポリエステルイミドおよび/またはポリアミドイミドを含有する線材用塗料 - Google Patents

分子状構成成分として、ポリオキシアルキレンジアミンを有するポリエステルイミドおよび/またはポリアミドイミドを含有する線材用塗料

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、結合剤としてポリエステルイミドおよび/またはポリアミドイミドを含有し、この場合、結合剤がモノマー構成成分として、アミノ末端基を有するポリオキシアルキレンジアミンを含有する線材用塗料に関する。好ましくは、ポリオキシアルキレンジアミンは、ポリオキシエチレンジアミン、ポリオキシプロピレンジアミンおよびポリオキシエチレンプロピレンジアミンの群から選択されている。さらに本発明に包括されるのは、銅線材、殊に太い円形線材または異形線材を塗装するための、本発明による線材用塗料の使用である。

Description

【発明の詳細な説明】 分子状構成成分として、ポリオキシアルキレンジアミンを有するポリエステルイ ミドおよび/またはポリアミドイミドを含有する線材用塗料 技術分野 本発明は、モノマー構成成分として、アミノ末端基を有するポリオキシアルキ レンジアミンを含有するポリエステルイミド樹脂および/またはポリアミドイミ ド樹脂を結合剤として含有する、線材上で改善された付着力を有する、殊に太い 円形線材および異形線材用の線材用塗料に関する。 背景技術 今日常用されている線材用塗料は、一般に有機溶剤中、場合によっては市販の 炭化水素混合物との組合せ物中の典型的な線材用塗料結合剤、例えばポリエステ ル、ポリエステルイミドおよびポリウレタン樹脂の溶液である。直径の小さい、 ないし平均的な線材上での使用には、これらの塗料は十分良好な品質で市場で存 在する。これに反して、太い円形線材または異形線材の被覆のために使用される 線材用塗料に関しては、標準塗料と比較して、付着力への特に高い要求が課され ている。 線材塗装に使用されるポリエステルイミド塗料は、 例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第1445263号および同第14951 00号明細書ならびに国際公開番号WO 91/07469(PCT−EP90 /01911)の記載から公知である。前記の塗料は、塗料の良好な機械的性質 、熱的性質および化学的性質に基づき、線材塗装工業において幅広い使用を見い 出した。この場合、ポリエステルイミドの製造は、ポリオール、ポリカルボン酸 またはこれらの誘導体およびイミド形成成分から公知の方法で行われる。これら の線材用塗料は、一般的には太い円形線材または異形線材上での付着力に対する 記載された高度な要求を、制限的に満たしているだけである。 同様に、線材塗装には結合剤として使用される、ポリアミドイミドが公知であ り、例えば米国特許第3554984号明細書、ドイツ連邦共和国特許出願公開 第2441020号、同第2556523号、同第1266427号および同第 1956512号明細書中に記載されている。さらにこのようなポリアミドイミ ド線材用塗料の場合、付着力への前記の要求は専ら制限的に満たされているにす ぎない。 さらに公知技術水準からは、分子状構成成分としてポリオキシアルキレンジア ミンを含有する、ポリイミドが公知である。 米国特許第4116937号明細書の場合には、アミン末端ポリエチレンポリ プロピレングリコールであ るジェッファミン((Jeffamine)登録商標)ED900が、無水マレイン酸との 反応によってビスマレインイミドへと変換される。さらに他のビスマレインイミ ドを含有するもう1つの配合物の場合には、材料は費用のかかる方法で銅導体上 に押出され、かつ約134.7〜約190.2℃(300〜400°F)で硬化 される。このような方法は、実際的には線材の被覆には不適当である。 欧州特許出願公開第0329833号明細書には、ポリオキシアルキレンジア ミンと無水トリメリット酸とからなる付加物とアルキレンジアミンとからなるヒ ートシール性接着剤の製造が記載されている。このようなヒートシール性接着剤 は、線材の被覆には不適当である。 欧州特許出願公開第0281003号明細書には、ポリオキシアルキレンジア ミンからの付加物、アルカンジオール、無水トリメリット酸およびジメチルテレ フタレートならびにメラミンからなる反応生成物を含有する射出成形用の使用の ための難燃性エラストマーが記載されている。反応成分であるメラミンを有しな い比較可能な反応生成物は、欧州特許出願公開第0270790号明細書中に記 載されている。 ポリオキシアルキレンジアミン、無水トリメリット酸、二量体脂肪酸および1 ,4−ブタンジオールからの反応生成物からなる合成ゴムは、米国特許第454 4734号明細書中に記載されている。ゴムは良好な熱的性質を有しており、化 学的に安定で、かつ押出すことができる。 最後にJournal Appl.Polym.Sci.(1982),27(11),4295〜 4311頁には、同様にポリオキシアルキレンジアミンをモノマー構成成分とし て含有するポリイミドが記載されている。 発明の開示 従って本発明には、従来公知の被覆剤の欠点を回避する、線材用被覆剤を提供 するという基礎となる課題が課されている。 本発明による線材用被覆剤は、貯蔵安定性であるべきであり、殊に太い円形線 材および異形線材上での著しく良好な付着力、高い熱圧力ならびに十分な熱衝撃 を有するべきである。さらに線材用被覆剤は加工のため有利な粘度の際にできる だけ高い固体含量を有すべきである。 驚くべきことにこの課題は、モノマー構成成分としてアミノ末端基を有するポ リオキシアルキレンジアミンを含有するポリエステルイミド樹脂またはポリアミ ドイミド樹脂を含有する、線材用被覆材によって達成される。有利には、ポリオ キシアルキレンジアミンは、ポリオキシエチレンジアミン、ポリオキシプロピレ ンジアミンおよびポリオキシエチレンプロピレンジアミンの群から選択されてい る。 この場合、ポリオキシアルキレンジアミンは、ポリエステルイミドおよび/ま たはポリアミドイミドを合成するために常用されているジアミンおよび/または ジイソシアネートを部分的または全体的に代替する。 さらに本発明の好ましい実施態様の場合、線材用塗料はフェノール樹脂、もし くはポリアミドイミド結合剤の場合には、フェノール樹脂および/またはメラミ ン樹脂0.5〜5重量%、触媒0〜2.5重量%、有機溶剤または溶剤混合物、な らびに場合によっては常用の添加剤または助剤を含有する。 特に好ましくは、 (A):ポリエステルイミド樹脂 35〜55重量%、 (B):触媒 0.1〜1.5重量%、 (C):有機溶剤または溶剤混合物 35〜65重量%、 (D):フェノール樹脂および/またはメラミン樹脂 1〜4重量%、 ならびに (E):常用の添加剤および助剤 0〜1重量%、 から構成される、本発明によるポリエステルイミドを基礎とする線材用塗料であ り、この場合、成分(A)〜(E)の合計は線材用塗料に対して100重量%で ある。 さらに、特に好ましくは、 (F):ポリアミドイミド樹脂 25〜35重量%、 (G):触媒 0〜1.5重量%、 (H):有機溶剤または溶剤混合物 55〜80重量%、 (I):フェノール樹脂および/またはメラミン樹脂 1〜4重量%、 ならびに (K):常用の添加剤および助剤 0〜1重量%、 から構成される、本発明によるポリアミドイミドを基礎とする線材用塗料であり 、この場合、成分(F)〜(K)の合計は線材用塗料に対して100重量%であ る。 発明を実施するための最良の形態 本発明によるポリエステルイミド、該ポリエステルイミドを含有する線材用塗 料、ならびに該線材用塗料の適用 本発明の本質的成分として、線材用塗料のために使用されるポリエステルイミ ドは、モノマー構成成分としてアミノ末端基を有するポリオキシアルキレンジア ミンを含有する。好ましくはアミノ末端基を有するポリオキシエチレンジアミン 、ポリオキシプロピレンジアミンおよび/またはポリオキシエチレンプロピレン ジアミンが使用される。 このようなポリオキシアルキレンジアミンは自体公知の市販製品である。最も 良く知られているものには 、ジェッファミン(Jeffamine(登録商標))の商標名で市販されているポリオキシ エチレンジアミンが属する。分子量は、商標名中に見られる数字によって記載さ れている。すなわち、例えばジェッファミン((Jeffamine(登録商標))D400は 、400ダルトンの平均分子量を有するポリオキシプロピレンジアミンを表わす 。 本発明によるポリエステルイミドの場合には、ジアミン、例えば4,4’−ジ アミノジフェニルメタンは、使用されるジアミンに対して0.5〜100重量% まで、好ましくは1〜95重量%がポリオキシアルキレンジアミンで代替されて いるが、無水トリメリット酸と反応し、相応するジイミドジカルボン酸に変換さ れる。次にこれらの化合物は他の成分と反応し、ポリエステルイミドに変換され る。 本発明によるポリエステルイミドの製造に適当なアルコールは、殊にジオール およびトリオールである。 例は、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコールおよび1,3−プロ ピレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオールおよび1 ,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール、 ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、グリセリン、トリメチロール エタン、トリメチロールプロパンおよびトリス−2−ヒドロキシエチルイソシア ヌレートである。最後に挙 げられたトリオールは、本発明によるポリエステルイミドに有利に使用される。 この化合物の使用は、線材用塗料の特に高い軟化温度をもたらす。 特に好ましいのは、ジオールとトリオールとの混合物の使用である。この場合 、殊にエチレングリコールとトリス−2−ヒドロキシエチルイソシアヌレートと からなる混合物が使用される。 本発明によるポリエステルイミドの製造に適当なカルボン酸は、芳香族酸、も しくはこれらの誘導体、例えばフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、2,6 −ナフタリンジカルボン酸、ならびにこれらのエステル化可能な誘導体、例えば 前記の酸の無水物および低級アルキルエステル、例えばメチルエステル、エチル エステル、プロピルエステル、ブチルエステル、アミルエステル、ヘキシルエス テルおよびオクチルエステルである。この場合も、使用可能であるのは半エステ ル、ジアシルエステルならびにこれらの化合物の混合物である。同様に酸ハロゲ ン化物も該当する。 本発明によれば、脂肪族ジカルボン酸、例えばシュウ酸、マロン酸、琥珀酸、 グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、マレイン酸 、フマル酸またはソルビン酸、ならびにこれらのエステル化可能か、またはエス テル交換可能な誘導体も該当する。 本発明によるポリエステルイミドは、好ましくはイ ミド含有出発物質、または良好な熱的性質に役立つ構成成分を含有する。 イミド基含有出発物質は、例えばその中に1個の5員環の環式カルボン酸無水 物基、ならびに少なくとももう1個の官能基を有し、他方もう1つのものは第一 アミノ基以外にさらに少なくとも1個の他の官能基を含有する化合物間の反応に よって得られてよい。これらの他の官能基は、特にカルボキシル基またはヒドロ キシル基である。しかしまた、他の第一アミノ基またはカルボン酸無水物基も使 用されてよい。 環式カルボン酸無水物基および他の官能基を有する化合物の例は、特にピロメ リット酸ジ無水物および無水トリメリット酸である。しかし、他の芳香族カルボ ン酸無水物、例えばナフタリンテトラカルボン酸ジ無水物、または分子中にベン ゼン核2個を有するテトラカルボン酸のジ無水物も該当し、これらの化合物の場 合、カルボキシル基は3位、3’位、4位および4’位にある。 第一アミノ基を有する化合物の例は、殊にジ一級ジアミン、例えばエチレンジ アミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ノナメチレンジア ミンおよび他の脂肪族ジ一級ジアミンである。 さらに、芳香族ジ一級ジアミン、例えばベンチジン、ジアミノジフェニルメタ ン、ジアミノジフェンスルホン、ジアミノジフェンスルホキシド、ジアミノジフ ェンエーテル、ジアミノジフェンチオエーテル、フェニレンジアミン、トルイレ ンジアミンならびに分子中にベンゼン核3個を有するジアミン、例えばビス(4 −アミノフェノキシ)−1,4−ベンゾールが該当する。 最後に脂環式ジアミン、例えば4,4’−ジシクロヘキシルメタンジアミンが 該当する。 さらにまた、もう1つの官能基を有するアミノ基含有化合物としては、アミノ アルコール、例えばモノエタノールアミン、およびモノプロパノールアミン、さ らにアミノカルボン酸、例えばグリシン、アミノプロパン酸、アミノカプロン酸 またはアミノ安息香酸も使用可能である。 本発明によるポリエステルイミドの製造には、公知の触媒、例えば重金属塩、 有機チタン酸塩、セリウム化合物ならびに有機酸、例えばp−トルオールスルホ ン酸が使用される。 重金属塩の例は、酢酸鉛および酢酸亜鉛である。使用可能なチタン酸塩には、 例えばテトラメチルチタネート、テトラエチルチタネート、テトライソプロピル チタネート、テトラプロピルチタネート、テトラブチルチタネート、テトラアミ ルチタネート、テトラヘキシルチタネート、ジイソプロピルジブチルチタネート 、またはアミルチタネート、例えばテトラフェニルチタネート、テトラクレシル チタネート、テトラヘキシ ルチタネートひいてはトリエタノールアミンチタネートが属する。有機酸には例 示的にp−トルオールスルホン酸が挙げられる。 個々の成分の量は、結合剤合成によりポリエステルイミドが1個のOH価を有 する、すなわちポリエステルイミド−ポリマーがヒドロキシル基を有するように 、選択される。 ポリエステルイミドの製造に常用の方法は、アルコール成分、カルボン酸成分 およびイミド成分が有機溶剤中、有利にクレゾール中で縮合されることによって 行われる。 線材用塗料は、本発明によるポリエステルイミドを線材用塗料の全重量に対し て15〜75重量%、好ましくは35〜55重量%の量で含有していてよい。 この製造法の変法は、ポリエステルイミドが溶融液中で縮合されること、およ び本発明による線材用塗料が有機溶剤中でのポリエステル樹脂の溶解によって製 造されることにある。本発明による線材用塗料に適当な有機溶剤は、クレゾール 性有機溶剤および非クレゾール性有機溶剤である。例はクレゾール、フェノール 、グリコールエーテル、ジメチルグリコール、エチルグリコール、イソプロピル グリコール、ブチルグリコール、メチルジグリコール、エチルジグリコール、ブ チルジグリコール、フェニルグリコールである。またグリコールエーテルエステ ル、例えばメチルグリコー ルアセテート、エチルグリコールアセテート、ブチルグリコールアセテートおよ びメトキシプロピルアセテートも該当する。 有機溶剤の他の例は、環式カルボネート、例えばポリプロピレンカルボネート 、環式エステル、例えばγ−ブチロラクトンならびにジメチルホルムアミド、N ,N−ジメチルアセトアミドおよびN−メチルピロリドンである。さらにまた、 芳香族溶剤、ベンジルアルコール、場合によっては前記の溶剤との組合せ物で使 用されてもよい。有機溶剤は部分的に希釈剤で代替されてよい。有利には純粋溶 剤もしくは純粋溶剤混合物、または溶剤の全重量に対して希釈剤40重量%まで を有する溶剤が使用される。適当な希釈剤の例は、キシロール、ソルベントナフ サ(Solventnaphtha(登録商標))、トルオール、エチルベンゾール、クモール、沸 点160〜200℃位のベンゾール、種々のソルベッソ(Solvesso(登録商標))型 およびシェルソール(Shellsol(登録商標))型ならびにデアソール(Deasol(登録商 標))である。 有利にはポリエステルイミドを基礎とする本発明による線材用塗料は、線材用 塗料の全重量に対して、フェノール樹脂および/またはメラミン樹脂0.5〜5 重量%、有利に1〜4重量%を含有する。 適当なフェノール樹脂は、フェノール、置換フェノールまたはビスフェノール −Aと、ホルムアルデヒド との公知の縮合生成物である。フェノール樹脂の性質は、フェノール成分および アルデヒド成分の種類、製造の際に使用されるpH値、および二つの反応成分の 量比に依存する。もちろん、ホルムアルデヒドとの縮合生成物とともに、他のア ルデヒドとの縮合生成物も使用可能である。 ポリエステルイミドを硬化する場合の触媒としては、既に前記された亜鉛オク トエート、カドミウムオクトエート、テトラブチルチタネート、テトライソプロ ピルチタネートまたはテトラクレシルチタネートが、線材用塗料に対して、5重 量%まで、好ましくは0.1〜2.5重量%、特に好ましくは0.1〜1.5重量% の含量で使用されてよい。 さらに、本発明による線材用塗料はなお、常用の助剤および添加剤を、線材用 塗料に対して好ましくは1重量%までの量で含有していてよい。 線材用塗料のための助剤としては、例えば流展性改善メラミン樹脂、またはポ リアクリレートを基礎とする流展剤が使用されてよい。 特に有利な性質を有する線材用塗料は、次のような組成を示す: (A)本発明によるポリエステルイミド 35〜55重量%、 (B)触媒 0.1〜1.5重量%、 (C)有機溶剤もしくは溶剤混合物 35〜65重量%、 (D)フェノール樹脂および/またはメラミン樹脂 1〜4重量%、 (E)常用の添加剤および助剤 0〜1重量%、 この場合、成分(A)〜(E)の合計は線材用塗料に対して100重量%である 。 ポリエステルイミド線材用塗料は、常用の線材用塗装機を用いて塗布され、か つ硬化される。この場合、それぞれ必要な塗膜強度は、少なくとも1〜10の個 々の塗装によって形成され、その際、それぞれ個々の塗布された塗料は新たに行 われる塗料塗布の前に気泡なしに硬化される。常用の塗装機は、被覆すべき線材 の厚さに応じて、5〜180m/分の流出速度で作業する。典型的な炉温度は3 00〜550℃である。本発明によるポリアミドイミド、該ポリアミドイミドを 含有する線材用塗料、ならびにこのような線材用塗料の使用 本発明の本質的な成分として、線材用塗料に使用されるポリアミドイミドは、 モノマー構成成分としてアミノ末端基を有するポリオキシアルキレンジアミンを 含有する。好ましくは、アミノ末端基を有するポリオキシエチレンジアミン、ポ リオキシプロピレンジアミンおよび/またはポリオキシエチレンプロピレンジア ミンが使用される。 このようなポリオキシアルキレンジアミンは、自体 公知の市販品である。最も良く知られたのものには、ジェッファミン(Jeffamine (登録商標))の商標名で販売されているポリオキシエチレンジアミンが属する。 分子量は、商標名中に見られる数字によって記載されている。すなわち、例えば ジェッファミン((Jeffamine(登録商標))D400は、400ダルトンの平均分子 量を有するポリオキシプロピレンジアミンを表わす。 すなわち、例えば本発明による線材用塗料に適当なポリアミドイミドは、ジイ ソシアネート、例えば4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートおよび無水 トリメリット酸から製造され、この場合、ジイソシアネート0.5〜50モル% 、有利に1〜45モル%はポリオキシアルキレンジアミンによって代替される。 この場合、まずポリオキシアルキレンジアミンと無水物とは完全にジイミドジ カルボン酸に変換され、その後に初めてジイソシアネートが添加されることは、 注目されるべきである。 ポリアミドイミドを基礎とする本発明による結合剤を用いて、ポリエステル下 地塗料上で付加的な被覆として良好な性質を有する線材用塗料が得られる。さら に、このような線材用塗料は裸銅線材上で、下塗りが不必要であるほど良好に付 着する。したがって、ポリアミドイミドだけで被覆された線材が製造されてよく 、この場合、殊に太い円形線材および異形線材は使用のために重要である。 さらに、本発明によるポリアミドイミドの製造のため重要なモノマー構成成分 は、隣位に有利に2個のカルボキシル基があり、かつさらに少なくとももう1個 の官能基を有するポリカルボン酸またはその無水物、ならびにイミド結合の能力 を有する第一アミノ基少なくとも1個を有するポリアミンである。アミン基に代 わって、イソシアネート基もイミド環の形成のために使用されてよい。ポリアミ ドイミドは、ポリアミドと、少なくとも2個のNCO基を含有するポリイソシア ネートと、少なくとももう1個の縮合可能か、または付加可能な基を含有する環 式ジカルボン酸無水物とを反応させることによっても取得されることができる。 さらに、成分が既にイミド基を含有している場合には、ジイソシアネートまた はジアミンとジカルボン酸とからポリアミドイミドを製造することも可能である 。すなわち、殊にまず、トリカルボン酸無水物とジ一級ジアミンとが反応し、相 応するジイミドジカルボン酸に変換され、次にジイソシアネートを用いてポリア ミドイミドに反応されてよい。 ポリアミドイミドには好ましくは、隣位に2個のカルボキシル基があるトリカ ルボン酸、もしくはその無水物が使用される。好ましくは相応する芳香族トリカ ルボン酸無水物、例えば無水トリメリット酸、ナフタリントリカルボン酸無水物 、ビフェニルトリカルボン酸無水物ならびに、分子中にベンゼン核2個、および 2個の隣位のカルボキシル基を有する他のトリカルボン酸であり、これは例えば ドイツ連邦共和国特許出願公開第1956512号明細書中に記載された例のも のである。特に極めて好ましくは無水トリメリット酸が使用される。 アミン成分としては、ジ一級ジアミンが使用されてよい。この場合、1個のチ アゾール環を含有する芳香族ジアミン、例えば2,5−ビス−(4−アミノフェ ニル)−1,3,4−チアジアゾール、2,5−ビス−(3−アミノフェニル) −1,3,4−チアジアゾール、2−(4−アミノフェニル)−5−(3−アミ ノフェニル)−1,3,4−チアジアゾールならびに種々の異性体の混合物も使 用されてよい。 ポリアミドイミドの製造に適当なジイソシアネートは、脂肪族ジイソシアネー ト、例えばテトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート 、ヘプタメチレンジイソシアネートおよびトリメチルヘキサメチレンジイソシア ネートである。脂環式ジイソシアネートとしては、イソホロンジイソシアネート 、 ω,ω’−ジイソシアネート−1,4−ジメチルシクロヘキサン、シクロヘキ サン−1.3−ジイソシアネート、シクロヘキサン−1、4−ジイソシアネート 、1−メチルシクロヘキサン−2,4−ジイソシアネートおよびジシクロヘキシ ルメタン−4,4’−ジイ ソシアネートが適当である。使用可能な芳香族ジイソシアネートは、例えばフェ ニレンジイソシアネート、トルイレンジイソシアネート、ナフタリンジイソシア ネートおよびキシリレンジイソシアネート、ならびに置換された芳香族系、例え ばジフェニルエーテルジイソシアネート、ジフェニルスルフィドジイソシアネー ト、ジフェニルスルホンジイソシアネートおよびジフェニルメタンジイソシアネ ートである。芳香族ジイソシアネートと脂肪族ジイソシアネートとからなる混合 物、もしくは芳香族ジイソシアネートとヒドロ芳香族ジイソシアネートとからな る混合物、例えば4−フェニルイソシアネートメチルイソシアネート、テトラヒ ドロナフチレン−1,5−ジイソシアネート、ヘキサヒドロベンチジン−4,4 −ジイソシアネートは、同様に適当である。有利には、4,4’−ジフェニルメ タンジイソシアネート、2,4−トルイレンジイソシアネートおよび2,6−ト ルイレンジイソシアネートならびにヘキサメチレンジイソシアネートが使用され る。 ポリアミドとしては、ジカルボン酸またはその誘導体とジアミンとの重縮合、 またはアミノカルボン酸およびその誘導体、例えばラクタムの重縮合によって得 られたようなポリアミドが適当である。例示的には次のポリアミドが挙げられる :ジメチレン琥珀酸アミド、ペンタメチレンピメリン酸アミド、ウンデカンメチ レントリデカンジカルボン酸アミド、ヘキサメチレンアジピン酸アミド、ポリカ プロン酸アミド。特に好ましくは、ヘキサメチレンアジピン酸アミドおよびポリ カプロン酸アミドである。 個々の成分の量は、好ましくは、配合物中イソシアネートとカルボキシル基と の分子量比が約1.0となるようにして選択される。 本発明によるポリアミドイミドを製造するための常法は、有機溶剤中、有利に N−メチルピロリドン中で、イソシアネート成分とカルボン酸成分とが反応され ることによって行われる。反応経過は、生じる二酸化炭素量に基づき、比較的簡 単に追跡することができる。反応の終了後、塗料は溶剤、例えばN−メチルピロ リドンおよび希釈剤、例えばキシロールを用いて、所望の塗装粘度に調節される 。 本発明による線材用塗料は、本発明によるポリアミドイミドを、線材用被覆剤 の全重量に対して20〜40重量%、好ましくは25〜35重量%の量で含有し ていてよい。 ポリアミドイミドを基礎とする本発明による線材用塗料に適当な有機溶剤は、 アミド溶剤、例えばN−メチルピロリドン、ならびに他のN−置換ピロリドン、 N,N−ジメチルホルムアミドおよびN,N−ジメチルアセトアミドである。他 の例は、環式カルボネート、例えばエチレンカルボネート、プロピレンカルボネ ート、および環式エステル、例えばγ−ブチロラクトンである。さらにまた芳香 族溶剤、ベンジルアルコールまたはクレゾール、場合によっては前記溶剤との組 合せ物で使用されてもよい。 有機溶剤は、部分的に希釈剤によって代替されてよい。有利には純粋溶剤もし くは純粋溶剤混合物、または溶剤の全重量に対して希釈剤40重量%までを有す る溶剤が使用される。適当な希釈剤の例は、キシロール、ソルベントナフサ(登 録商標)、トルオール、エチルベンゾール、クモール、沸点160〜200℃位 のベンゾール、種々のソルベッソ(Solvesso(登録商標))型およびシェルソール(S hellsol(登録商標))型ならびにデアソール(Deasol(登録商標))である。 有利には、ポリアミドを基礎とする本発明による線材用塗料は、前記のフェノ ール樹脂および/またはメラミン樹脂0.5〜5重量%、有利に1〜4重量%を 含有する。 ポリアミドイミドを硬化させる際の架橋触媒として、既に前記された亜鉛オク トエート、カドミウムオクトエート、テトラブチルチタネート、テトライソプロ ピルチタネート、またはテトラクレシルチタネートは、線材用塗料に対して5重 量%まで、特に好ましくは0〜2.5重量%、特に好ましくは0〜1.5重量%の 含量で使用されてよい。 さらに、ポリアミドイミドを基礎とする本発明によ る線材用塗料は、なお常用の助剤および添加剤を、線材用塗料に対して好ましく は1重量%までの量で含有していてよい。線材用塗料用の助剤としては、例えば 流展改善メラミン樹脂、またはポリアクリレートを基礎とする流展剤が使用され てよい。殊に市販のフッ素化された添加剤が有効であることが証明された。 特に有利な性質を有する線材用塗料は、次のような組成を示す: (F)本発明によるポリアミドイミド 20〜40重量%、 (G)触媒 0〜2.5重量%、 (H)有機溶剤もしくは溶剤混合物 55〜80重量%、 (I)フェノール樹脂および/またはメラミン樹脂 1〜4重量%、 ならびに、 (K)添加剤 0〜1重量%、 この場合、成分(F)〜(K)の合計は線材用塗料に対して100重量%である 。 ポリアミドイミド線材用塗料は、常用の線材用塗装機を用いて塗布され、かつ 硬化される。この場合、ポリアミドイミド塗料は常法によれば上塗り塗料として 、ポリエステル下地塗料またはポリエステルイミド下地塗料上に塗装される。こ の場合、それぞれ必要な塗膜強度は、少なくとも1〜10の個々の塗装によって 形成され、その際、それぞれ個々の塗布された塗料は新たに行われる塗布された 塗料の前に気泡なしに硬化される。常用の塗装機は、被覆すべき線材の厚さに応 じて、5〜180m/分の流出速度で作業する。典型的な炉温度は300〜55 0℃である。 次に記載する実施例により、本発明を詳説する。 実施例 例1:本発明によるポリエステルイミドPEI1を含有する線材用塗料D1の製 造 モノマー構成成分である、エチレングリコール130.2g、ジメチルテレフ タレート291.0g、トリ−2−ヒドロキシエチルイソシアヌレート339.3 g、無水トリメリット酸384g、ジェッファミン(Jeffamine(登録商標))D4 00 434.0g、およびテトラ−n−ブチルチタネート0.6gから、常法に よりポリエステルイミドPEI1を製造する。本発明による線材用塗料D1の製 造には、クレゾール9部とソルベントナフサ(Solventnaphtha(登録商標))1部と からなる混合物中にポリエステルイミドPEI1 6部を溶解し、かつフェノー ル樹脂0.3部ならびにクレシルチタネート(エステル変換触媒)0.1部を添加 する。23℃で1720mPasの粘度の場合、線材用塗料D1は37.0%の 固体を有する(1g/1時間/180℃)。 例2:本発明によるポリエステルイミドPEI2を含 有する線材用塗料D2の製造 モノマー構成成分である、エチレングリコール40.9g、ジメチルテレフタ レート91.5g、無水トリメリット酸120.7g、4,4’−ジアミノジフェ ニルメタン49.8g、ジェッファミン(Jeffamine(登録商標))D400 27. 3g、およびテトラ−n−ブチルチタネート0.2gから、常法によりクレゾー ル100g中でポリエステルイミド樹脂PEI2を製造する。本発明による線材 用塗料D2の製造には、クレゾール3部とソルベントナフサ(Solventnaphtha(登 録商標))1部とからなる混合物中にポリエステルイミドPEI2 2.5部を溶 解し、かつフェノール樹脂0.1部ならびにクレシルチタネート0.02部を添加 する。23℃で980mPasの粘度の場合、線材用塗料D2は38.6%の固 体を有する(1g/1時間/180℃)。 比較例1:公知技術水準によるポリエステルイミドPEI1’を含有する線材用 塗料D1’の製造 公知技術水準のモノマー構成成分である、エチレングリコール130.2g、 トリス−2−ヒドロキシエチルイソシアヌレート339.3g、ジメチルテレフ タレート291.0g、無水トリメリット酸384g、4,4’−ジアミノジフ ェニルメタン198.0g、テトラ−n−ブチルチタネート0.6gから、常法 によりクレゾール150g中でポリエステルイミドPEI1’を製造する。線材 用塗料D1’の製造には、クレゾール3部とソルベントナフサ(Solventnaphtha( 登録商標))1部とからなる混合物中にポリエステルイミドPEI1’2.7部を 溶解し、かつフェノール樹脂0.1部およびクレシルチタネート0.02部を添加 する。 23℃で830mPasの粘度の場合、線材用塗料D1’は39.5%の固体 を有する(1g/1時間/180℃)。 例3:銅線上への線材用塗料D1、D2およびD1’の塗布、および生じる塗装 の性質 線材用塗料D1、D2およびD1’を、次の塗装条件下に銅線上に塗布する: 炉型: MAG AW/1A 温度: 520℃ 塗布系: ノズル 線材直径: 1.12mm 取出速度: 19m/分 通過数: 10 増加度: 2L 塗装された線材をIEC851により試験する。公知技術水準による線材用塗 料D1’と比較した、本発明による線材用塗料D1およびD2の付着力の改善は 、剥離試験値の上昇によって明らかである(第1表) 。 第1表:線材用塗料D1、D2およびD1’の塗装結果 線材用塗料/ D1() D2 D1’ 性質: 直径の増大 0.085 0.077 0.069 (mm) 表面の外観 良好 良好 良好 外部繊維 20 25 15 の伸び1d+x(%) 熱衝撃 1d/x(℃) 20 170 200 熱圧力 385 380 385 (℃) Tg(デルタ) 181 174 190 上昇勾配(℃) 剥離試験 215 195 170 (回転数) 下塗りとして1回の通過を有する線材用塗料D1および9回の通過を有する 線材用塗料D1’での塗装 例4:本発明によるポリアミドイミドPAI1を含有する線材用塗料D3の製造 本発明によるポリアミドイミドPAI1を製造するため、モノマー構成成分で ある、無水トリメリット酸384.0g、ポリオキシエチレンジアミン ジェッ ファミン(Jeffamine(登録商標))D400 434.0g、キシロール150gお よびN−メチルピロリドン735gを加熱し、生じた反応水およびキシロールを 留去し、その後配合物を30℃に冷却する。この後、他のモノマー構成成分とし て、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート285.0gを添加し、配合 物を1時間当たり10℃を用いて150℃に高温加熱する。配合物を、二酸化炭 素がもはや生じなくなるまで、この温度で維持する。 本発明による線材用塗料D3を製造するため、ポリアミドイミドPAI1を含 有する配合物を、N−メチルピロリドン700gおよびキシロール300gを用 いて希釈する。さらにメラミン樹脂35gを添加する。 このようにして得られた線材用塗料D3は、23℃で2300mPasの粘度 の場合、35.8%の固体を有する(1g、1時間、200℃)。 例5:本発明によるポリアミドイミドPAI2を含有する線材用塗料D4の製造 本発明によるポリアミドイミドPAI2を製造するため、モノマー構成成分で ある、無水トリメリット酸38.4g、ジェッファミン(Jeffamine(登録商標))D 400 91.1g、キシロール30gおよびN−メチルピロリドン735gを 加熱し、生じた反応水およびキシロールを留去し、その後配合物を30℃に冷却 する。この後、他のモノマー構成成分として、無水トリメリット酸345.6g および4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート482.5gを添加し、配 合物を1時間当たり10℃を用いて150℃に高温加熱する。配合物を、二酸化 炭素がそれ以上生じなくなるまで、この温度で維持させる。 本発明による線材用塗料D3を製造するため、ポリアミドイミドPAI2を含 有する配合物を、N−メチルピロリドン700gおよびキシロール300gを用 いて希釈する。さらにメラミン樹脂30gを添加する。 このようにして得られた線材用塗料D3は、23℃で660mPasの粘度の 場合、31.0%の固体(1g、1時間、200℃)を有する。 比較例2:公知技術水準によるポリアミドイミドPAI1’を含有する線材用塗 料D2’の製造 公知技術水準によるポリアミドイミドPAI1’を 製造するため、30℃未満の温度でモノマー構成成分である、無水トリメリット 酸115.5g、ジフェニルメタンジイソシアネート160.5gおよびN−メチ ルピロリドン220.5gを混合し、かつ配合物を1時間当たり10℃を用いて 150℃に高温加熱する。配合物を、二酸化炭素がもはや生じなくなるまで、こ の温度で維持する。 線材用塗料D2’を製造するため、ポリアミドイミドPAI1’を含有する配 合物を、N−メチルピロリドン210gおよびキシロール90gを用いて希釈す る。さらにメラミン樹脂10gを添加する。 このようにして得られた線材用塗料D2’は、23℃で430mPasの粘度 の場合、29.7%の固体含量(1g、1時間、200℃)を有する。 例6:銅線材上への線材用塗料D3、D4およびD2’の塗布、および生じる塗 装の性質 線材用塗料D3、D4およびD2’を、次の塗装条件下に銅線材上に塗布する : 炉型: MAG AW/1A 温度: 520℃ 塗布系: ノズル 線材直径: 1.12mm 取出速度: 18.5m/分 通過数: 10 増加度: 2L 塗装された線材をIEC851により試験する。公知技術水準による線材用塗 料D2’と比較した、本発明による線材用塗料D3およびD4の付着力の改善は 、剥離試験値の上昇によって明らかである(第2表)。 第2表:線材用塗料D3、D4およびD2’の塗装結果 線材用塗料/ D3() D4 D2’ 性質: 直径の増大 0.080 0.077 0.061 (mm) 表面 良好 良好 −(#) 外部繊維 20 20 −(#) の伸び1d+x(%) 熱衝撃 1d/x(℃) 300 300 −(#) 熱圧力 360 320 −(#) (℃) Tg(デルタ) 215 210 −(#) 勾配の上昇(℃) 剥離試験 130 125 −(#) (回転数) 下塗りとして1回の通過を有する線材用塗料D3および9回の通過を有する 線材用塗料D3での塗装 # 線材用塗料D2’は裸銅線材上に、試験を可能にするような品質で塗装され ることができなかった。流展性および付着力は不十分であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.結合剤としてポリエステルイミドおよび/またはポリアミドイミドを含有す る線材用塗料において、ポリエステルイミドおよびポリアミドイミドが、モノマ ー構成成分としてアミノ末端基を有するポリオキシアルキレンジアミンを含有す ることを特徴とする、結合剤としてポリエステルイミドおよび/またはポリアミ ドイミドを含有する線材用塗料。 2.アミノ末端基を有するポリオキシアルキレンジアミンが、ポリオキシエチレ ンジアミン、ポリオキシプロピレンジアミンおよび/またはポリオキシエチレン プロピレンジアミンの群から選択されている、請求項1記載の線材用塗料。 3.ポリエステルイミド中にあるモノマージアミン−構成成分の、ジアミン構成 成分に対して0.5〜100重量%までが、請求項1または2記載のポリオキシ アルキレンジアミンから形成されている、請求項1または2記載の線材用塗料。 4.線材用塗料が、請求項3によるポリエステルイミドを、線材用塗料に対して 15〜75重量%含有する、請求項3記載の線材用塗料。 5.線材用塗料が、フェノール樹脂および/またはメラミン樹脂を、線材用塗料 に対して0.5〜5重量%含有する、請求項3または4記載の線材用塗料。 6.線材用塗料が有機溶剤または溶剤混合物を含有する、請求項3から5までの いずれか1項記載の線材用塗料。 7.線材用塗料が触媒を、線材用塗料に対して0〜2.5重量%含有する、請求 項3から6までのいずれか1項記載の線材用塗料。 8.線材用塗料が、 (A):ポリエステルイミド樹脂 35〜55重量%、 (B):触媒 0.1〜1.5重量%、 (C):有機溶剤または溶剤混合物 35〜65重量%、 (D):フェノール樹脂および/またはメラミン樹脂 1〜4重量%、 ならびに (E):常用の添加剤および助剤 0〜1重量%、 から構成されており、この場合、成分(A)〜(E)の合計は線材用塗料に対 して100重量%である、請求項3から7までのいずれか1項記載の線材用塗料 。 9.ポリアミドイミド中に存在するモノマージイソシアネート−構成成分が、ジ イソシアネートに対して0.5〜50モル%まで、請求項1または2によるポリ オキシアルキレンジアミンによって代替されている、請求項1または2記載の線 材用塗料。 10.線材用塗料が、請求項9によるポリアミドイミドを、線材用塗料に対して 20〜40重量%含有する、請求項9記載の線材用塗料。 11.線材用塗料が、フェノール樹脂および/またはメラミン樹脂を、線材用塗 料に対して0.5〜5重量%含有する、請求項9または10記載の線材用塗料。 12.線材用塗料が有機溶剤または溶剤混合物を含有する、請求項9から11ま でのいずれか1項記載の線材用塗料。 13.線材用塗料が、 (F):ポリアミドイミド樹脂 25〜35重量%、 (G):触媒 0〜1.5重量%、 (H):有機溶剤または溶剤混合物 55〜80重量%、 (I):フェノール樹脂および/またはメラミン樹脂 1〜4重量%、 ならびに (K):常用の添加剤および助剤 0〜1重量%、 から構成されており、この場合、成分(F)〜(K)の合計は線材用塗料に対 して100重量%である。 14.銅線材、殊に太い円形線材または異形線材を被覆するための、請求項1か ら13までのいずれか1 項記載の線材用塗料の使用。
JP10509330A 1996-08-09 1997-07-24 分子状構成成分として、ポリオキシアルキレンジアミンを有するポリエステルイミドおよび/またはポリアミドイミドを含有する線材用塗料 Ceased JP2001500902A (ja)

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