JP2001357865A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2001357865A5 JP2001357865A5 JP2000176030A JP2000176030A JP2001357865A5 JP 2001357865 A5 JP2001357865 A5 JP 2001357865A5 JP 2000176030 A JP2000176030 A JP 2000176030A JP 2000176030 A JP2000176030 A JP 2000176030A JP 2001357865 A5 JP2001357865 A5 JP 2001357865A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel cell
- capacitor
- voltage
- output
- current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Description
【発明の名称】燃料電池車両の起動制御装置および燃料電池電源システム
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来技術の一例に係る燃料電池発電装置においては、燃料電池の起動時に、先ず、例えば燃料側の圧力制御弁に空気が供給されて、この空気の圧力に応じた供給圧力で燃料電池の燃料極に燃料ガスが供給されて発電が開始される。
従って、燃料電池の起動以前においては、空気の供給を行うエアーコンプレッサー等に対して蓄電装置から駆動電力が供給される。また、これら燃料電池駆動用補機類や各種制御装置の駆動に加えて、例えば燃料電池の起動直後に車両の走行が開始された場合にも蓄電装置から走行用モータへ電力供給が行われて、蓄電装置に蓄電されているエネルギーが低下して蓄電装置の端子間電圧が低下する。
この場合、端子間電圧が低下した状態の蓄電装置と起動直後の燃料電池とが直接に接続されると、燃料電池から蓄電装置へと向かい急激に大きな電流が流れて、両者の端子間電圧が平衡状態に移行する過程において、燃料電池の端子間電圧が急激に低下してしまう。すると、例えば燃料電池の固体高分子電解質膜内の水素や水分が蒸発してしまったり、燃料電池の耐久性能が低下してしまう虞れがある。
このように、例えば燃料電池の起動時など、蓄電装置の両端電圧(つまり端子間電圧)と燃料電池の両端電圧(つまり出力電圧)が異なる状況で燃料電池を蓄電装置に接続すると、急激に大きな電流が流れて燃料電池の性能が劣化したり、耐久性能が低下してしまう虞れがある。
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来技術の一例に係る燃料電池発電装置においては、燃料電池の起動時に、先ず、例えば燃料側の圧力制御弁に空気が供給されて、この空気の圧力に応じた供給圧力で燃料電池の燃料極に燃料ガスが供給されて発電が開始される。
従って、燃料電池の起動以前においては、空気の供給を行うエアーコンプレッサー等に対して蓄電装置から駆動電力が供給される。また、これら燃料電池駆動用補機類や各種制御装置の駆動に加えて、例えば燃料電池の起動直後に車両の走行が開始された場合にも蓄電装置から走行用モータへ電力供給が行われて、蓄電装置に蓄電されているエネルギーが低下して蓄電装置の端子間電圧が低下する。
この場合、端子間電圧が低下した状態の蓄電装置と起動直後の燃料電池とが直接に接続されると、燃料電池から蓄電装置へと向かい急激に大きな電流が流れて、両者の端子間電圧が平衡状態に移行する過程において、燃料電池の端子間電圧が急激に低下してしまう。すると、例えば燃料電池の固体高分子電解質膜内の水素や水分が蒸発してしまったり、燃料電池の耐久性能が低下してしまう虞れがある。
このように、例えば燃料電池の起動時など、蓄電装置の両端電圧(つまり端子間電圧)と燃料電池の両端電圧(つまり出力電圧)が異なる状況で燃料電池を蓄電装置に接続すると、急激に大きな電流が流れて燃料電池の性能が劣化したり、耐久性能が低下してしまう虞れがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決して係る目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の燃料電池車両の起動制御装置は、負荷(例えば、後述する本実施形態での走行用モータ13、PDU14、エアーコンプレッサー15等)へ電力を供給する燃料電池(例えば、後述する本実施形態での燃料電池11)と、前記負荷への電力供給を補助するキャパシタ(例えば、後述する本実施形態での蓄電装置12)と、前記燃料電池へ反応ガス(例えば、後述する本実施形態での水素ガス及び空気)を供給して前記燃料電池を機能させる燃料電池駆動手段(例えば、後述する本実施形態でのエアーコンプレッサー15)と、前記燃料電池の出力電流(例えば、後述する本実施形態での出力電流Ifc)を制限する電流制限手段(例えば、後述する本実施形態での二次プリチャージ部17)とを備えた燃料電池車両の起動制御装置において、前記燃料電池の起動時に、前記キャパシタは前記燃料電池駆動手段へ電力を供給し、前記電流制限手段は前記燃料電池の出力電圧(例えば、後述する本実施形態での出力電圧Vfc)が所定電圧(例えば、後述する本実施形態でのVMOT≒Vst≒Vfc)に到達するまで電流出力を禁止し、前記出力電圧が所定電圧以上に上昇後、前記電流制限手段は、前記燃料電池の前記出力電圧と前記キャパシタの端子間電圧(例えば、後述する本実施形態での端子間電圧Vst)との電圧差が所定電圧差(例えば、後述する本実施形態での所定の電圧差ΔV)に到達するまで前記出力電流を所定の電流値以下に制限することを特徴としている。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決して係る目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の燃料電池車両の起動制御装置は、負荷(例えば、後述する本実施形態での走行用モータ13、PDU14、エアーコンプレッサー15等)へ電力を供給する燃料電池(例えば、後述する本実施形態での燃料電池11)と、前記負荷への電力供給を補助するキャパシタ(例えば、後述する本実施形態での蓄電装置12)と、前記燃料電池へ反応ガス(例えば、後述する本実施形態での水素ガス及び空気)を供給して前記燃料電池を機能させる燃料電池駆動手段(例えば、後述する本実施形態でのエアーコンプレッサー15)と、前記燃料電池の出力電流(例えば、後述する本実施形態での出力電流Ifc)を制限する電流制限手段(例えば、後述する本実施形態での二次プリチャージ部17)とを備えた燃料電池車両の起動制御装置において、前記燃料電池の起動時に、前記キャパシタは前記燃料電池駆動手段へ電力を供給し、前記電流制限手段は前記燃料電池の出力電圧(例えば、後述する本実施形態での出力電圧Vfc)が所定電圧(例えば、後述する本実施形態でのVMOT≒Vst≒Vfc)に到達するまで電流出力を禁止し、前記出力電圧が所定電圧以上に上昇後、前記電流制限手段は、前記燃料電池の前記出力電圧と前記キャパシタの端子間電圧(例えば、後述する本実施形態での端子間電圧Vst)との電圧差が所定電圧差(例えば、後述する本実施形態での所定の電圧差ΔV)に到達するまで前記出力電流を所定の電流値以下に制限することを特徴としている。
【0006】
上記構成の燃料電池車両の起動制御装置によれば、燃料電池の起動時に出力電流を制限する電流制限手段を備えたことで、燃料電池の端子間電圧が急激に低下することを防止することができる。
すなわち燃料電池の起動時には、先ず、例えばエアーコンプレッサー等の燃料電池駆動手段により、燃料電池の空気極に加えて、燃料極に燃料として水素ガスを供給する圧力流量制御弁に対する信号圧として空気を供給する。この場合、燃料電池駆動手段にはキャパシタから電力が供給されて、キャパシタの残容量が低下すると共にキャパシタの端子間電圧が低下する。なお、キャパシタには、例えば相対的に大きな抵抗器を備えたプリチャージ回路を備えておくことで、キャパシタからの出力電流を抵抗器を介して燃料電池駆動手段や走行用モータのPDU等に出力することができ、例えば急激に大きな電流が出力されることを防止して、いわゆる突入電流の発生を防止することができる。
上記構成の燃料電池車両の起動制御装置によれば、燃料電池の起動時に出力電流を制限する電流制限手段を備えたことで、燃料電池の端子間電圧が急激に低下することを防止することができる。
すなわち燃料電池の起動時には、先ず、例えばエアーコンプレッサー等の燃料電池駆動手段により、燃料電池の空気極に加えて、燃料極に燃料として水素ガスを供給する圧力流量制御弁に対する信号圧として空気を供給する。この場合、燃料電池駆動手段にはキャパシタから電力が供給されて、キャパシタの残容量が低下すると共にキャパシタの端子間電圧が低下する。なお、キャパシタには、例えば相対的に大きな抵抗器を備えたプリチャージ回路を備えておくことで、キャパシタからの出力電流を抵抗器を介して燃料電池駆動手段や走行用モータのPDU等に出力することができ、例えば急激に大きな電流が出力されることを防止して、いわゆる突入電流の発生を防止することができる。
【0007】
この場合、例えばDC−DCチョッパ等の電流制限手段により、燃料電池の出力電圧が所定電圧に到達するまでは燃料電池からの電流出力を禁止して、燃料電池の出力電圧が所定電圧以上に上昇した後には燃料電池からの出力電流を制限することで、端子間電圧が低下したキャパシタに対して燃料電池から急激に大きな電流が流入することを防止することができる。
そして、燃料電池の端子間電圧とキャパシタの端子間電圧との電圧差がゼロを含む所定の電圧差以下になるまでは、燃料電池からキャパシタに向かい急激に大きな電流が流れることが防止されており、制限された出力電流によりキャパシタが徐々に充電されながら、キャパシタの端子間電圧と燃料電池の端子間電圧とが互いに平衡電圧に移行する。このため平衡電圧に移行する過程において、例えば燃料電池の端子間電圧が所定電圧を超えて低下しすぎることで、燃料電池の固体高分子電解質膜内の水素や水分が蒸発してしまったり、燃料電池の耐久性能が低下してしまうことを防止して、燃料電池の寿命の延命化に資することができる。
この場合、例えばDC−DCチョッパ等の電流制限手段により、燃料電池の出力電圧が所定電圧に到達するまでは燃料電池からの電流出力を禁止して、燃料電池の出力電圧が所定電圧以上に上昇した後には燃料電池からの出力電流を制限することで、端子間電圧が低下したキャパシタに対して燃料電池から急激に大きな電流が流入することを防止することができる。
そして、燃料電池の端子間電圧とキャパシタの端子間電圧との電圧差がゼロを含む所定の電圧差以下になるまでは、燃料電池からキャパシタに向かい急激に大きな電流が流れることが防止されており、制限された出力電流によりキャパシタが徐々に充電されながら、キャパシタの端子間電圧と燃料電池の端子間電圧とが互いに平衡電圧に移行する。このため平衡電圧に移行する過程において、例えば燃料電池の端子間電圧が所定電圧を超えて低下しすぎることで、燃料電池の固体高分子電解質膜内の水素や水分が蒸発してしまったり、燃料電池の耐久性能が低下してしまうことを防止して、燃料電池の寿命の延命化に資することができる。
【0008】
しかも、電流制限手段として例えばDC−DCチョッパ等を用いることで、チョッピング動作の制御用に入力されるパルス電流のデューティーを変化させることで容易に出力電流を制御することができ、燃料電池の端子間電圧が低下しすぎることを防止しながら、燃料電池及びキャパシタの各端子間電圧同士が平衡電圧に到達するまでの時間を短縮することができる。
さらに、燃料電池及びキャパシタの端子間電圧の電圧差が大きな場合であっても、電流制御手段として例えばDC−DCチョッパを用いることで、例えば接点方式のスイッチ等により出力経路を切り替えて抵抗器を介して電流を出力させる場合に比べて、より一層、不具合が発生することを防止することができる。
さらに、請求項2に記載の本発明の燃料電池電源システムは、負荷へ電力を供給する燃料電池と、前記負荷への電力供給を補助するキャパシタと、前記燃料電池と前記キャパシタとの間に設けられ、前記燃料電池の出力側と前記キャパシタとを遮断または接続するスイッチング手段(後述する実施形態でのDC−DCチョッパ17a)とを備える燃料電池電源システムであって、前記スイッチング手段を制御する制御部(後述する実施形態での制御部17b)を備え、前記制御部は、前記燃料電池と前記キャパシタとを接続するときに、前記キャパシタの両端電圧(例えば、後述する本実施形態での端子間電圧Vst)と前記燃料電池の両端電圧(例えば、後述する本実施形態での出力電圧Vfc)との差が所定値以上である場合に、前記スイッチング手段をチョッピング制御することを特徴としている。
さらに、請求項3に記載の本発明の燃料電池電源システムは、負荷へ電力を供給する燃料電池と、前記負荷への電力供給を補助するキャパシタと、前記燃料電池と前記キャパシタとの間に設けられ、前記燃料電池の出力側と前記キャパシタとを接続する接続手段(後述する実施形態でのDC−DCチョッパ17a、電流制限器16b)とを備える燃料電池電源システムであって、前記接続手段の接続状態を制御する制御部(後述する実施形態での制御部17b、燃料電池制御部32)を備え、前記制御部は、前記燃料電池と前記キャパシタとを接続するときに、前記キャパシタの両端電圧(例えば、後述する本実施形態での端子間電圧Vst)と前記燃料電池の両端電圧(例えば、後述する本実施形態での出力電圧Vfc)との差が所定値以上である場合に、前記燃料電池から前記キャパシタへ通電される電流の通電量(例えば、後述する本実施形態での出力電流Ifc)を制限することを特徴としている。
さらに、請求項4に記載の本発明の燃料電池電源システムでは、前記制御部は、前記燃料電池が起動した後に前記燃料電池と前記キャパシタとを接続することを特徴としている。
しかも、電流制限手段として例えばDC−DCチョッパ等を用いることで、チョッピング動作の制御用に入力されるパルス電流のデューティーを変化させることで容易に出力電流を制御することができ、燃料電池の端子間電圧が低下しすぎることを防止しながら、燃料電池及びキャパシタの各端子間電圧同士が平衡電圧に到達するまでの時間を短縮することができる。
さらに、燃料電池及びキャパシタの端子間電圧の電圧差が大きな場合であっても、電流制御手段として例えばDC−DCチョッパを用いることで、例えば接点方式のスイッチ等により出力経路を切り替えて抵抗器を介して電流を出力させる場合に比べて、より一層、不具合が発生することを防止することができる。
さらに、請求項2に記載の本発明の燃料電池電源システムは、負荷へ電力を供給する燃料電池と、前記負荷への電力供給を補助するキャパシタと、前記燃料電池と前記キャパシタとの間に設けられ、前記燃料電池の出力側と前記キャパシタとを遮断または接続するスイッチング手段(後述する実施形態でのDC−DCチョッパ17a)とを備える燃料電池電源システムであって、前記スイッチング手段を制御する制御部(後述する実施形態での制御部17b)を備え、前記制御部は、前記燃料電池と前記キャパシタとを接続するときに、前記キャパシタの両端電圧(例えば、後述する本実施形態での端子間電圧Vst)と前記燃料電池の両端電圧(例えば、後述する本実施形態での出力電圧Vfc)との差が所定値以上である場合に、前記スイッチング手段をチョッピング制御することを特徴としている。
さらに、請求項3に記載の本発明の燃料電池電源システムは、負荷へ電力を供給する燃料電池と、前記負荷への電力供給を補助するキャパシタと、前記燃料電池と前記キャパシタとの間に設けられ、前記燃料電池の出力側と前記キャパシタとを接続する接続手段(後述する実施形態でのDC−DCチョッパ17a、電流制限器16b)とを備える燃料電池電源システムであって、前記接続手段の接続状態を制御する制御部(後述する実施形態での制御部17b、燃料電池制御部32)を備え、前記制御部は、前記燃料電池と前記キャパシタとを接続するときに、前記キャパシタの両端電圧(例えば、後述する本実施形態での端子間電圧Vst)と前記燃料電池の両端電圧(例えば、後述する本実施形態での出力電圧Vfc)との差が所定値以上である場合に、前記燃料電池から前記キャパシタへ通電される電流の通電量(例えば、後述する本実施形態での出力電流Ifc)を制限することを特徴としている。
さらに、請求項4に記載の本発明の燃料電池電源システムでは、前記制御部は、前記燃料電池が起動した後に前記燃料電池と前記キャパシタとを接続することを特徴としている。
【0016】
二次プリチャージ部17は、例えばDC−DCチョッパ17aと、制御部17bとを備えて構成されており、ECU18から出力される電流指令値IFCCMD、つまり燃料電池11に対する発電指令に基づいて燃料電池11からの出力電流Ifcを制御する。
図3に示すように、DC−DCチョッパ17aでは、例えば制御部17bからトランジスタTRのベースにパルス電流が供給されてトランジスタTRのオン/オフが制御されている。制御部17bは、出力される電流が大きくなるとトランジスタTRのオフ状態が長くなるようにパルス電流のデユーティー(つまりオン/オフの比率)を変化させ、出力される電流を制限する。
なお、一次プリチャージ部16と二次プリチャージ部17との間にはダイオードが配置されており、蓄電装置12から燃料電池11への電流の逆流が防止されている。
二次プリチャージ部17は、例えばDC−DCチョッパ17aと、制御部17bとを備えて構成されており、ECU18から出力される電流指令値IFCCMD、つまり燃料電池11に対する発電指令に基づいて燃料電池11からの出力電流Ifcを制御する。
図3に示すように、DC−DCチョッパ17aでは、例えば制御部17bからトランジスタTRのベースにパルス電流が供給されてトランジスタTRのオン/オフが制御されている。制御部17bは、出力される電流が大きくなるとトランジスタTRのオフ状態が長くなるようにパルス電流のデユーティー(つまりオン/オフの比率)を変化させ、出力される電流を制限する。
なお、一次プリチャージ部16と二次プリチャージ部17との間にはダイオードが配置されており、蓄電装置12から燃料電池11への電流の逆流が防止されている。
【0019】
燃料電池制御部32は、例えばエアーコンプレッサー15等の燃料電池駆動用補機類に対して駆動指令として回転数指令値Nを出力すると共に、一次及び二次プリチャージ部16,17の動作を制御しており、一次プリチャージ部16の高圧開閉器16a及び電流制限器16bに具備された各リレーの接点の動作を制御し、さらに、二次プリチャージ部17のDC−DCチョッパ17aに対してスイッチング指令として電流指令値IFCCMDを出力し、DC−DCチョッパ17aをチョッピング制御する。
このため、燃料電池制御部32には、例えばモータECU31から出力される走行用モータ13に対する出力要求値*P及び走行用モータ13からの出力値Pに関する信号と、制御部23から出力されるエアーコンプレッサー15を駆動するモータのモータ電流Is/cの信号と、二次プリチャージ部17から出力される燃料電池11の出力電流Ifc及び出力電圧Vfcの信号、及び、二次プリチャージ部17のDC−DCチョッパ17aから出力される直流電圧Vdc−outの信号と、一次プリチャージ部16と二次プリチャージ部17との間に配置された電流検出器36から出力される電流値Iout−Totalの信号とが入力されている。
燃料電池制御部32は、例えばエアーコンプレッサー15等の燃料電池駆動用補機類に対して駆動指令として回転数指令値Nを出力すると共に、一次及び二次プリチャージ部16,17の動作を制御しており、一次プリチャージ部16の高圧開閉器16a及び電流制限器16bに具備された各リレーの接点の動作を制御し、さらに、二次プリチャージ部17のDC−DCチョッパ17aに対してスイッチング指令として電流指令値IFCCMDを出力し、DC−DCチョッパ17aをチョッピング制御する。
このため、燃料電池制御部32には、例えばモータECU31から出力される走行用モータ13に対する出力要求値*P及び走行用モータ13からの出力値Pに関する信号と、制御部23から出力されるエアーコンプレッサー15を駆動するモータのモータ電流Is/cの信号と、二次プリチャージ部17から出力される燃料電池11の出力電流Ifc及び出力電圧Vfcの信号、及び、二次プリチャージ部17のDC−DCチョッパ17aから出力される直流電圧Vdc−outの信号と、一次プリチャージ部16と二次プリチャージ部17との間に配置された電流検出器36から出力される電流値Iout−Totalの信号とが入力されている。
【0024】
次に、ステップS02においては、モータ電圧VMOTと端子間電圧Vstとがほぼ平衡状態に到達した状態、つまりVMOT≒Vstとなった状態で、高圧開閉器16aの各リレーの接点を作動させる。
そして、ステップS03においては、電流制限器16bの各リレーの接点を解放する。これにより、蓄電装置12から出力された電流は高圧開閉器16aを介して出力され、例えばVMOT≒Vst≠Vfcとなる。
次に、ステップS02においては、モータ電圧VMOTと端子間電圧Vstとがほぼ平衡状態に到達した状態、つまりVMOT≒Vstとなった状態で、高圧開閉器16aの各リレーの接点を作動させる。
そして、ステップS03においては、電流制限器16bの各リレーの接点を解放する。これにより、蓄電装置12から出力された電流は高圧開閉器16aを介して出力され、例えばVMOT≒Vst≠Vfcとなる。
【0028】
すなわち、例えば図5に示すように、二次プリチャージ部17のDC−DCチョッパ17aにより燃料電池11の出力電流Ifcを制御する場合には、DC−DCチョッパ17aに入力されるスイッチング指令のデューティー(つまりオン/オフの比率)を変化させることで、DC−DCチョッパ17aをチョッピング制御し、燃料電池11の出力電圧Vfcと、蓄電装置12の端子間電圧Vstとが平衡電圧(VMOT≒Vst≒Vfc)に到達するまでに要する時間を調整することができる。
すなわち、例えば図5に示すように、二次プリチャージ部17のDC−DCチョッパ17aにより燃料電池11の出力電流Ifcを制御する場合には、DC−DCチョッパ17aに入力されるスイッチング指令のデューティー(つまりオン/オフの比率)を変化させることで、DC−DCチョッパ17aをチョッピング制御し、燃料電池11の出力電圧Vfcと、蓄電装置12の端子間電圧Vstとが平衡電圧(VMOT≒Vst≒Vfc)に到達するまでに要する時間を調整することができる。
【0030】
しかも、二次プリチャージ部17においてDC−DCチョッパ17aを用いることで、チョッピング動作の制御(チョッピング制御)用に入力されるパルス電流のデューティー(つまりオン/オフの比率)を変化させることで容易に出力電流Ifcを制御することができ、燃料電池11の出力電圧Vfcが低下しすぎることを防止しながら、燃料電池11の出力電圧Vfc及び蓄電装置12の端子間電圧Vstが平衡電圧に到達するまでの時間を短縮することができる。
また、燃料電池11の出力電圧Vfc及び蓄電装置12の端子間電圧Vstの電圧差が大きな場合であっても、二次プリチャージ部17としてDC−DCチョッパ17aにより電流制限を行うことで、一次プリチャージ部16のような接点方式のスイッチ等により出力経路を切り替えて抵抗器16cを介して電流を出力する場合に比べて、より一層、不具合が発生することを防止することができる。
しかも、二次プリチャージ部17においてDC−DCチョッパ17aを用いることで、チョッピング動作の制御(チョッピング制御)用に入力されるパルス電流のデューティー(つまりオン/オフの比率)を変化させることで容易に出力電流Ifcを制御することができ、燃料電池11の出力電圧Vfcが低下しすぎることを防止しながら、燃料電池11の出力電圧Vfc及び蓄電装置12の端子間電圧Vstが平衡電圧に到達するまでの時間を短縮することができる。
また、燃料電池11の出力電圧Vfc及び蓄電装置12の端子間電圧Vstの電圧差が大きな場合であっても、二次プリチャージ部17としてDC−DCチョッパ17aにより電流制限を行うことで、一次プリチャージ部16のような接点方式のスイッチ等により出力経路を切り替えて抵抗器16cを介して電流を出力する場合に比べて、より一層、不具合が発生することを防止することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の本発明の燃料電池車両の起動制御装置によれば、燃料電池の起動時に出力電流を制限する電流制限手段を備えたことで、燃料電池の端子間電圧が急激に低下することを防止することができる。
すなわち燃料電池の駆動用にエネルギーが消費されて端子間電圧が低下したキャパシタに対して、燃料電池から急激に大きな電流が流入することを防止することができる。そして、制限された出力電流により徐々にキャパシタが充電されながら、キャパシタの端子間電圧と燃料電池の端子間電圧とが互いに平衡電圧に移行するため、例えば燃料電池の端子間電圧が所定電圧を超えて低下しすぎることで、燃料電池の固体高分子電解質膜内の水素や水分が蒸発してしまったり、燃料電池の耐久性能が低下してしまうことを防止して、燃料電池の寿命の延命化に資することができる。
また、請求項2に記載の本発明の燃料電池電源システムによれば、スイッチング手段としてのDC−DCチョッパ等をチョッピング制御することにより、キャパシタに対して燃料電池から急激に大きな電流が流入することを防止することができる。
また、請求項3に記載の本発明の燃料電池電源システムによれば、接続手段としてのDC−DCチョッパや抵抗器を具備する接点方式のスイッチ等の接続状態を制御することにより、キャパシタに対して燃料電池から急激に大きな電流が流入することを防止することができる。
さらに、請求項4に記載の本発明の燃料電池電源システムによれば、燃料電池の両端電圧が所定電圧を超えて低下しすぎることを防止して、燃料電池の寿命の延命化に資することができる。
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の本発明の燃料電池車両の起動制御装置によれば、燃料電池の起動時に出力電流を制限する電流制限手段を備えたことで、燃料電池の端子間電圧が急激に低下することを防止することができる。
すなわち燃料電池の駆動用にエネルギーが消費されて端子間電圧が低下したキャパシタに対して、燃料電池から急激に大きな電流が流入することを防止することができる。そして、制限された出力電流により徐々にキャパシタが充電されながら、キャパシタの端子間電圧と燃料電池の端子間電圧とが互いに平衡電圧に移行するため、例えば燃料電池の端子間電圧が所定電圧を超えて低下しすぎることで、燃料電池の固体高分子電解質膜内の水素や水分が蒸発してしまったり、燃料電池の耐久性能が低下してしまうことを防止して、燃料電池の寿命の延命化に資することができる。
また、請求項2に記載の本発明の燃料電池電源システムによれば、スイッチング手段としてのDC−DCチョッパ等をチョッピング制御することにより、キャパシタに対して燃料電池から急激に大きな電流が流入することを防止することができる。
また、請求項3に記載の本発明の燃料電池電源システムによれば、接続手段としてのDC−DCチョッパや抵抗器を具備する接点方式のスイッチ等の接続状態を制御することにより、キャパシタに対して燃料電池から急激に大きな電流が流入することを防止することができる。
さらに、請求項4に記載の本発明の燃料電池電源システムによれば、燃料電池の両端電圧が所定電圧を超えて低下しすぎることを防止して、燃料電池の寿命の延命化に資することができる。
Claims (4)
- 負荷へ電力を供給する燃料電池と、前記負荷への電力供給を補助するキャパシタと、前記燃料電池へ反応ガスを供給して前記燃料電池を機能させる燃料電池駆動手段と、前記燃料電池の出力電流を制限する電流制限手段とを備えた燃料電池車両の起動制御装置において、
前記燃料電池の起動時に、前記キャパシタは前記燃料電池駆動手段へ電力を供給し、前記電流制限手段は前記燃料電池の出力電圧が所定電圧に到達するまで電流出力を禁止し、
前記出力電圧が所定電圧以上に上昇後、前記電流制限手段は、前記燃料電池の前記出力電圧と前記キャパシタの端子間電圧との電圧差が所定電圧差に到達するまで前記出力電流を所定の電流値以下に制限することを特徴とする燃料電池車両の起動制御装置。 - 負荷へ電力を供給する燃料電池と、
前記負荷への電力供給を補助するキャパシタと、
前記燃料電池と前記キャパシタとの間に設けられ、前記燃料電池の出力側と前記キャパシタとを遮断または接続するスイッチング手段とを備える燃料電池電源システムであって、
前記スイッチング手段を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記燃料電池と前記キャパシタとを接続するときに、前記キャパシタの両端電圧と前記燃料電池の両端電圧との差が所定値以上である場合に、前記スイッチング手段をチョッピング制御することを特徴とする燃料電池電源システム。 - 負荷へ電力を供給する燃料電池と、
前記負荷への電力供給を補助するキャパシタと、
前記燃料電池と前記キャパシタとの間に設けられ、前記燃料電池の出力側と前記キャパシタとを接続する接続手段とを備える燃料電池電源システムであって、
前記接続手段の接続状態を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記燃料電池と前記キャパシタとを接続するときに、前記キャパシタの両端電圧と前記燃料電池の両端電圧との差が所定値以上である場合に、前記燃料電池から前記キャパシタへ通電される電流の通電量を制限することを特徴とする燃料電池電源システム。 - 前記制御部は、前記燃料電池が起動した後に前記燃料電池と前記キャパシタとを接続することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の燃料電池電源システム。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000176030A JP4545285B2 (ja) | 2000-06-12 | 2000-06-12 | 燃料電池車両の起動制御装置 |
US09/871,673 US6815100B2 (en) | 2000-06-12 | 2001-06-04 | Control device for starting fuel cell vehicle |
DE10127892A DE10127892B4 (de) | 2000-06-12 | 2001-06-08 | Startsteuervorrichtung für ein Fahrzeug mit Brennstoffzelle |
US10/813,132 US7807280B2 (en) | 2000-06-12 | 2004-03-31 | Control device for starting fuel cell vehicle |
US12/845,272 US8133631B2 (en) | 2000-06-12 | 2010-07-28 | Control apparatus for starting fuel cell vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000176030A JP4545285B2 (ja) | 2000-06-12 | 2000-06-12 | 燃料電池車両の起動制御装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001357865A JP2001357865A (ja) | 2001-12-26 |
JP2001357865A5 true JP2001357865A5 (ja) | 2004-10-14 |
JP4545285B2 JP4545285B2 (ja) | 2010-09-15 |
Family
ID=18677807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000176030A Expired - Fee Related JP4545285B2 (ja) | 2000-06-12 | 2000-06-12 | 燃料電池車両の起動制御装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US6815100B2 (ja) |
JP (1) | JP4545285B2 (ja) |
DE (1) | DE10127892B4 (ja) |
Families Citing this family (64)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6616424B2 (en) * | 2000-08-25 | 2003-09-09 | General Motors Corporation | Drive system and method for the operation of a fuel cell system |
JP3928154B2 (ja) * | 2001-05-29 | 2007-06-13 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池電源装置 |
DE10147149A1 (de) * | 2001-09-25 | 2003-04-24 | Ballard Power Systems | Verfahren zur dynamischen Bereitstellung von elektrischer Leistung für den Fahrantrieb eines Kraftfahrzeugs |
JP3719229B2 (ja) * | 2001-12-19 | 2005-11-24 | トヨタ自動車株式会社 | 電源装置 |
JP3850284B2 (ja) * | 2001-12-20 | 2006-11-29 | 株式会社エクォス・リサーチ | 燃料電池システム |
AU2003202226A1 (en) * | 2002-01-08 | 2003-07-24 | Hypercar, Inc. | Advanced composite hybrid-electric vehicle |
JP4185708B2 (ja) * | 2002-06-04 | 2008-11-26 | トヨタ自動車株式会社 | 電源装置 |
US7579097B2 (en) * | 2002-08-16 | 2009-08-25 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Fuel cell voltage feedback control system |
JP3832417B2 (ja) * | 2002-10-22 | 2006-10-11 | 日産自動車株式会社 | 燃料電池システム |
JP4506075B2 (ja) * | 2002-11-27 | 2010-07-21 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池の診断装置 |
JP3816436B2 (ja) | 2002-11-28 | 2006-08-30 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池車両の制御装置 |
JP3946623B2 (ja) | 2002-11-29 | 2007-07-18 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池車両の制御装置 |
US8027759B2 (en) | 2002-11-29 | 2011-09-27 | Honda Motor Co., Ltd. | Fuel cell vehicle system |
JP4554151B2 (ja) | 2002-11-29 | 2010-09-29 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池車両の制御装置 |
JP2004248432A (ja) | 2003-02-14 | 2004-09-02 | Toyota Motor Corp | 駆動装置およびこれを備える自動車 |
US8057929B2 (en) * | 2003-10-20 | 2011-11-15 | GM Global Technology Operations LLC | Regenerative compressor motor control for a fuel cell power system |
JP4131411B2 (ja) * | 2004-05-27 | 2008-08-13 | トヨタ自動車株式会社 | 電気自動車の制御装置 |
JP2005348583A (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Fuji Heavy Ind Ltd | 電動車両の制御装置 |
KR100623750B1 (ko) | 2004-07-06 | 2006-09-19 | 현대자동차주식회사 | 연료전지-슈퍼캡 하이브리드 및 그 시동 제어방법 |
EP1784884A1 (en) * | 2004-07-12 | 2007-05-16 | Hydrogenics Corporation | Adaptive current controller for a fuel-cell system |
JP4847043B2 (ja) | 2004-08-02 | 2011-12-28 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池車両の制御方法 |
US20060046107A1 (en) * | 2004-09-01 | 2006-03-02 | Caterpillar Inc. | System for fuel cell power plant load following and power regulation |
US8206858B2 (en) | 2005-01-24 | 2012-06-26 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Fuel cell system and starting method therefor |
US8110312B2 (en) | 2005-01-24 | 2012-02-07 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Fuel cell system and starting method therefor |
JP4753753B2 (ja) * | 2005-03-30 | 2011-08-24 | 三洋電機株式会社 | 燃料電池システム |
US7568537B2 (en) * | 2006-01-09 | 2009-08-04 | General Electric Company | Vehicle propulsion system |
US7595597B2 (en) * | 2006-01-18 | 2009-09-29 | General Electric Comapany | Vehicle propulsion system |
JP2007236132A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Suzuki Motor Corp | 車両用制御装置 |
JP4509051B2 (ja) * | 2006-03-13 | 2010-07-21 | 三洋電機株式会社 | ハイブリッド電源装置 |
DE112006003916A5 (de) * | 2006-06-03 | 2009-04-30 | Daimler Ag | Zwischenschaltkreis, Brennstoffzellensystem mit Zwischenschaltkreis sowie Verfahren zur Ansteuerung des Zwischenschaltkreises |
JP4893127B2 (ja) * | 2006-07-05 | 2012-03-07 | 日産自動車株式会社 | 燃料電池車両の制御装置 |
DE102006032586A1 (de) * | 2006-07-13 | 2008-01-17 | Bayerische Motoren Werke Ag | Strombegrenzer für ein System aus einer Brennstoffzelle und ein hieran angekoppeltes elektrisches Netz mit mindestens einem Verbraucher |
JP4502985B2 (ja) * | 2006-08-01 | 2010-07-14 | 株式会社エクォス・リサーチ | 燃料電池システム |
EP1894768B1 (de) * | 2006-08-30 | 2018-11-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Gleichstromversorgungseinrichtung mit mehreren elektrisch in Serie geschalteten Brennstoffzellen sowie Verfahren zu deren Netzzuschaltung bzw. Netzabschaltung |
JP5061555B2 (ja) * | 2006-09-27 | 2012-10-31 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池システム及び燃料電池の始動方法 |
JP4910791B2 (ja) * | 2007-03-12 | 2012-04-04 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池システム |
JP5370956B2 (ja) * | 2007-03-23 | 2013-12-18 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池電源装置 |
DE112007003334A5 (de) * | 2007-04-04 | 2010-02-11 | Daimler Ag | Brennstoffzellensystem für ein Fahrzeug |
GB2453127A (en) | 2007-09-26 | 2009-04-01 | Intelligent Energy Ltd | Fuel Cell System |
KR100974759B1 (ko) * | 2007-10-26 | 2010-08-06 | 현대자동차주식회사 | 연료전지 하이브리드 차량의 시퀀스 제어방법 |
TWI350020B (en) * | 2007-10-26 | 2011-10-01 | Nan Ya Printed Circuit Board | Energy management module and driving device utilizing the same |
JP4656539B2 (ja) | 2007-11-21 | 2011-03-23 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池システム |
JP4561841B2 (ja) * | 2008-02-12 | 2010-10-13 | 株式会社デンソー | 回転機の制御装置、及び回転機の制御システム |
US8013548B2 (en) * | 2008-10-14 | 2011-09-06 | General Electric Company | System, vehicle and related method |
JP5580569B2 (ja) * | 2008-12-22 | 2014-08-27 | セイコーインスツル株式会社 | 電源装置及びその起動方法 |
US8405001B2 (en) * | 2009-07-13 | 2013-03-26 | Illinois Tool Works Inc | Hybrid welding systems and devices |
US7810595B2 (en) * | 2009-09-24 | 2010-10-12 | Ise Corporation | System and method for initiating operation of a fuel cell hybrid vehicle |
KR101526379B1 (ko) * | 2009-11-26 | 2015-06-08 | 현대자동차 주식회사 | 연료전지차량의 전원관리장치 및 방법 |
DE102010061576A1 (de) | 2010-12-27 | 2012-06-28 | Fev Gmbh | Vorrichtung mit wenigstens zwei in Reihe schaltbaren Brennstoffzellen |
ES2537613T3 (es) | 2011-06-01 | 2015-06-10 | Belenos Clean Power Holding Ag | Procedimiento de gestión del funcionamiento de un sistema híbrido |
CN102303600A (zh) * | 2011-06-24 | 2012-01-04 | 张家港市江南汽车制造有限公司 | 电动汽车变速控制设备 |
DE102011088563B4 (de) * | 2011-07-13 | 2024-01-11 | Eberspächer Climate Control Systems GmbH & Co. KG | Anordnung mit Brennstoffzellensystem |
CN103072492B (zh) * | 2013-01-28 | 2015-05-13 | 吉林大学 | 一种纯电动客车用主动控制式复合电源及其控制方法 |
DE102013216156A1 (de) | 2013-08-14 | 2015-02-19 | Robert Bosch Gmbh | Vereinfachung des elektrischen Systems von Brennstoffzellen durch Verarmung der Kathodenversorgung |
RU2562801C2 (ru) * | 2013-12-17 | 2015-09-10 | Федеральное государственное унитарное предприятие "Крыловский государственный научный центр" | Энергоустановка на топливных элементах |
DE102014005296A1 (de) * | 2014-04-10 | 2015-10-15 | Daimler Ag | Verfahren zum Starten des Normalbetriebs |
US9287701B2 (en) | 2014-07-22 | 2016-03-15 | Richard H. Sherratt and Susan B. Sherratt Revocable Trust Fund | DC energy transfer apparatus, applications, components, and methods |
CN105730272B (zh) * | 2016-02-04 | 2018-05-25 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种新能源车低压电源管理系统的控制方法 |
JP6885302B2 (ja) * | 2017-11-08 | 2021-06-09 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用電源システム |
US11050272B2 (en) * | 2017-12-04 | 2021-06-29 | Nio Usa, Inc. | Open line detection during pre-charge |
DE102018218320A1 (de) * | 2018-10-26 | 2020-04-30 | Audi Ag | Elektrisches Energiesystem mit Brennstoffzellen |
CN110120537B (zh) * | 2019-05-10 | 2020-12-08 | 青岛大学 | 一种基于水合状态自适应均衡的燃料电池串级发电系统 |
CN111301173B (zh) * | 2020-04-09 | 2023-12-15 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 负载接入检测方法、开关电路与电池管理系统 |
CN114006006B (zh) * | 2021-09-07 | 2024-04-12 | 黄冈格罗夫氢能汽车有限公司 | 燃料电池系统空气供应控制方法、装置、系统和氢能汽车 |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01211860A (ja) | 1988-02-18 | 1989-08-25 | Fuji Electric Co Ltd | 燃料電池発電システムの制御装置 |
JPH044761A (ja) | 1990-04-19 | 1992-01-09 | Fuji Electric Co Ltd | 燃料電池発電装置 |
JPH06275296A (ja) | 1993-03-24 | 1994-09-30 | Fuji Electric Co Ltd | 燃料電池発電装置 |
JPH07264715A (ja) | 1994-03-16 | 1995-10-13 | Asahi Glass Co Ltd | 電気自動車 |
JP3383716B2 (ja) | 1995-02-01 | 2003-03-04 | マツダ株式会社 | ハイブリッド電源制御装置 |
JP3454954B2 (ja) | 1995-02-01 | 2003-10-06 | マツダ株式会社 | ハイブリッド電源制御装置 |
JP3577781B2 (ja) * | 1995-05-22 | 2004-10-13 | 富士電機ホールディングス株式会社 | 燃料電池発電装置の出力制御装置 |
JP3473174B2 (ja) | 1995-05-25 | 2003-12-02 | 富士電機株式会社 | 燃料電池発電装置用の電力変換装置 |
US6186254B1 (en) * | 1996-05-29 | 2001-02-13 | Xcelliss Fuel Cell Engines Inc. | Temperature regulating system for a fuel cell powered vehicle |
US5811201A (en) * | 1996-08-16 | 1998-09-22 | Southern California Edison Company | Power generation system utilizing turbine and fuel cell |
JPH10271611A (ja) | 1997-03-25 | 1998-10-09 | Nissan Diesel Motor Co Ltd | 電気自動車の電源システム |
DE19810468A1 (de) * | 1998-03-11 | 1999-09-16 | Daimler Chrysler Ag | Schaltungsanordnung zur elektrischen Energieversorgung eines Netzes, das eine Brennstoffzelle sowie eine Akkumulatoranordnung aufweist |
JPH11275778A (ja) | 1998-03-18 | 1999-10-08 | Sanyo Denki Co Ltd | 電源装置 |
US6571542B1 (en) * | 1999-03-25 | 2003-06-03 | Textron Inc. | Electric drive mower with interchangeable power sources |
AU6378400A (en) * | 1999-07-27 | 2001-02-13 | Idatech, Llc | Fuel cell system controller |
US6428918B1 (en) * | 2000-04-07 | 2002-08-06 | Avista Laboratories, Inc. | Fuel cell power systems, direct current voltage converters, fuel cell power generation methods, power conditioning methods and direct current power conditioning methods |
US20020136939A1 (en) * | 2001-02-15 | 2002-09-26 | Grieve M. James | Fuel cell and battery voltage controlling method and system |
US7275501B1 (en) * | 2003-07-03 | 2007-10-02 | Laceky William P | System and method using capacitors to power an automatic feeder system |
-
2000
- 2000-06-12 JP JP2000176030A patent/JP4545285B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-06-04 US US09/871,673 patent/US6815100B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-06-08 DE DE10127892A patent/DE10127892B4/de not_active Expired - Fee Related
-
2004
- 2004-03-31 US US10/813,132 patent/US7807280B2/en active Active
-
2010
- 2010-07-28 US US12/845,272 patent/US8133631B2/en not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001357865A5 (ja) | ||
US7807280B2 (en) | Control device for starting fuel cell vehicle | |
JP6458868B2 (ja) | 燃料電池システム | |
US8435687B2 (en) | Contactor failure detecting apparatus for fuel cell system | |
JP4827023B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP5005910B2 (ja) | 燃料電池システム及び蓄電装置の充電制御方法 | |
JP2004179086A (ja) | 固体高分子型燃料電池システム及びその運転方法 | |
JP2000173636A (ja) | 燃料電池装置 | |
WO2007063785A1 (ja) | 燃料電池システム | |
KR20190108303A (ko) | 연료전지의 시동 제어방법 및 제어시스템 | |
JP5294097B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP4615379B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP2006202718A (ja) | 燃料電池システム | |
JP5284126B2 (ja) | 燃料電池車両 | |
JP4886821B2 (ja) | 燃料電池車両 | |
JP2007172843A (ja) | 燃料電池システム及びその起動方法 | |
JP4075574B2 (ja) | 燃料電池搭載車両の電源システム | |
JP2010288326A (ja) | 燃料電池システム | |
JP7272162B2 (ja) | 燃料電池車 | |
JP4173356B2 (ja) | 燃料電池システムの起動方法 | |
KR100520544B1 (ko) | 연료전지 전기자동차의 보조 배터리 충전방법 | |
US20220416279A1 (en) | Fuel cell system | |
WO2024089800A1 (ja) | 電源制御装置 | |
JP7325472B2 (ja) | 燃料電池システム及び燃料電池システムの起動時における制御方法 |