JP2001353836A - 化粧板 - Google Patents

化粧板

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JP2001353836A JP2000177011A JP2000177011A JP2001353836A JP 2001353836 A JP2001353836 A JP 2001353836A JP 2000177011 A JP2000177011 A JP 2000177011A JP 2000177011 A JP2000177011 A JP 2000177011A JP 2001353836 A JP2001353836 A JP 2001353836A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁面を構成する出隅部や入隅部を容易に、か
つ確実に曲面にて構成させることを可能とする。 【解決手段】 厚さ3mmの発泡塩化ビニル樹脂板より
なる基板6の一方の面6aに、厚さ0.2mmの可撓性
樹脂フィルムからなる緩衝層3と、緩衝層3の一方の面
3aに積層される印刷模様を設けた化粧フィルム層4
と、該化粧フィルム層4の一方の面4aに積層されるア
クリル系透明樹脂フィルムよりなる表面保護層5とを具
備する可撓性を有する化粧シート材2が積層形成される
とともに、基板6の他方の面6bにおける所望の箇所
に、互いに平行となる真直な多数の断面略櫛歯状となる
凹溝7を、基板6の略厚さ分切削形成させて、凹溝7部
分にて湾曲自在とさせることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室や洗面所など
の屋内設備における壁面部分などを形成する化粧板に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】浴室や洗面所などの住宅内部を構成する
設備の側壁面は、意匠性に優れ、耐候性、耐熱性、耐摩
耗性や汚れ防止性に良好な樹脂製の平滑な板材よりなる
化粧板を組み合わせて構成される。このような化粧板で
は、平滑な板材であることから、壁面を構成する際、入
隅部分や出隅部分においては、目地材を用いることで隣
り合う化粧板同士を連結形成させるようになっており、
すなわち隅部分においては見栄えが良好ではなく、意匠
性に欠けるものであった。このような欠点を解消すべ
く、木質材よりなる基材の表面に化粧シートを貼り付
け、曲面を付与する部分の基材に、化粧シートを残すよ
うに平行な複数条の深溝条を一定間隔に断続的に削設
し、その深溝条部分において曲げ加工を施し得る加工法
が特開昭60−61232号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の化粧板では、深溝条が形成される基材が木質材
よりなり、繊維質である素材であることから、耐水性が
悪く、浴室や洗面所などの水回りの内装材としては適切
ではなく、経時変化により腐敗が起こるなどの欠点を有
している。
【0004】そこで本発明は、上記問題点を解消するた
めに、壁面を構成する出隅部や入隅部を容易に、かつ確
実に曲面にて構成させることが可能な化粧板を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】次に、上記の課題を解決
するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照し
て説明する。この発明の化粧板1は、厚さ2.0〜5.
0mmの発泡塩化ビニル樹脂板よりなる基板6の一方の
面6aに、厚さ0.1〜0.3mmの可撓性樹脂フィル
ムからなる緩衝層3と、該緩衝層3の一方の面3aに積
層される印刷模様を設けた化粧フィルム層4と、該化粧
フィルム層4の一方の面4aに積層される透明樹脂フィ
ルムよりなる表面保護層5とを具備する可撓性を有する
化粧シート材2が積層形成されるとともに、前記基板6
の他方の面6bにおける所望の箇所に、互いに平行とな
る真直な多数の凹溝7を、前記基板6の略厚さ分切削形
成させて、該凹溝7部分にて湾曲自在とさせることを特
徴としている。
【0006】なお、前記凹溝7は、断面略櫛歯状あるい
は断面略鋸歯状に形成される構成としてもよい。
【0007】また、前記表面保護層5は、アクリル系樹
脂フィルムよりなる構成としてもよく、さらには、フッ
化ビニリデン系樹脂層とアクリル系樹脂層の積層フィル
ムで構成させることとしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明による化粧板の一実
施の形態を示す概略斜視図である。本実施の形態の化粧
板1は、化粧シート材2と基板6とで構成されている。
【0009】化粧シート材2は、図2に示すように、緩
衝層3と、印刷模様を設けた化粧フィルム層4と、表面
保護層5とで構成されている。緩衝層3は、着色された
可撓性樹脂材料を押出成形などにより所定の厚さのシー
ト状に形成されることで得られる。この緩衝層3として
は、例えば、白色の半硬質塩化ビニル樹脂材料を素材と
し、押出成形を行い、厚さ0.1〜0.3mmのシート
状に形成することで得る。
【0010】化粧フィルム層4は、着色フィルムの表面
側に、着色インキを用い、グラビア印刷などの印刷方法
で種々の模様を形成することでなる。例えば、この化粧
フィルム層4の印刷模様は、大理石調の模様や、木目調
の模様などとされ、厚さ0.05〜0.3mmに形成さ
れる。
【0011】表面保護層5は、透明樹脂材料を素材と
し、押出成形などにより所定の厚さのシート状に形成さ
れることで得られる。この表面保護層5としては、例え
ば透明なアクリル系樹脂材料を素材とし、押出成形を行
って、厚さ0.1〜0.3mmのシート状に形成するこ
とで得る。
【0012】そして、緩衝層3の一方の面3a上に化粧
フィルム層4が積層形成され、またこの化粧フィルム層
4の一方の面4a上に表面保護層5が積層形成され、こ
れら表面保護層5と、化粧フィルム層4、緩衝層3とで
化粧シート材2となる。なお、積層形成の方法として
は、例えばラミネート貼着による方法とされ、また、こ
の化粧シート材2は、可撓性を有する。
【0013】基材6は、塩化ビニル樹脂を素材とする発
泡樹脂よりなる硬質で平滑な板状部材である。この基材
6は、例えば発泡剤を含有させた樹脂材料を、板状に成
形すると同時に発泡させ、体積比を2〜3倍とされ、厚
さ2.5〜5.0mmに成形される。なお、この基材6
を構成する発泡樹脂の気泡は、個々に独立しており、所
謂独立気泡発泡体とされる。
【0014】そして、この基材6と前述した化粧シート
材2とを、溶剤系の酢酸ビニル系樹脂接着剤や2液硬化
型ウレタン接着剤を用いて、基材6の一方の面6aに化
粧シート材2を貼着し積層形成させる。
【0015】また、基材6の他方の面6bには、所望の
箇所に複数の凹溝7が形成される。これら凹溝7は、断
面略矩形状に形成されており、基材6の他方の面6bに
おける、略中央部分に位置し、互いに平行とされるとと
もに、それぞれが等間隔とされて基材6の全幅方向にわ
たって複数形成される。
【0016】本実施の形態では、基材6の幅長における
左右側部を残すように例えば約150mmの間に、それ
ぞれの溝幅が1〜2mmとされるとともに、凹溝7と凹
溝7との間隔が1〜2mmとなるように形成され、か
つ、溝の深さは基材6の厚さと略同等となるように形成
され、すなわち図1に示すように断面略櫛歯状に形成さ
れる。
【0017】これら凹溝7の形成は、丸鋸盤(図示せ
ず)を用い、回転鋸刃にて切削形成する。すなわち、丸
鋸盤のステージ上に、基材6の他方の面6bを上向きと
なるようにセットして、この基材6の他方の面6bに対
して回転鋸刃を下降させるとともに、ステージを水平に
移動させて凹溝7を切削形成させ、また、ステージを溝
間の間隔に移動させ、再び回転鋸刃にて切削形成し、こ
れを繰り返して複数の凹溝7を形成させる。なお、回転
鋸刃の厚さが凹溝7の溝幅となって、各凹溝7が形成さ
れる。また、この切削加工においては、基材6と印刷模
様を設けた化粧フイルム層4との間に可撓性樹脂からな
る緩衝層3を用いているので、断面略櫛歯状への切削が
容易となり、また、この緩衝層3により化粧フィルム層
4が損傷することがない。そして、化粧板1が完成され
る。
【0018】なお、表面保護層5の表面には、図示しな
いが、ポリエチレン樹脂などの粘着フィルムよりなるプ
ロテクトフィルムが展着される。このプロテクトフィル
ムにより、製品となった化粧板1の運搬などの際に、表
面保護層5に擦り傷等を生じさせないよう表面を保護す
るようになっており、施工後には剥離される。
【0019】このように構成された化粧板1では、化粧
板1としての裏面となる側に凹溝7が複数形成される構
造となり、この凹溝7の長手方向に直交する方向で可撓
性を有する化粧シート部分を湾曲させることが可能とな
る。
【0020】図3に示すように、この化粧板1による
と、室内下地壁面における入隅部分11においては、凹
溝7の形成される部分によって表面となる表面保護層5
が凹状に湾曲し、この入隅部分11を曲面で形成させる
ことができる。
【0021】また、図4に示すように、室内下地壁面に
おける出隅部分12においては、凹溝7の形成される部
分によって表面となる表面保護層5が凸状に湾曲し、こ
の出隅部分12を曲面で形成させることができる。
【0022】なお、化粧板1の裏面側となる基材6に形
成される各凹溝7には、シーリング材などの充填材が凹
溝7内に充填され、凹面状若しくは凸面状に湾曲形成さ
れている形状を固定されるのが好ましい。
【0023】従ってこのように構成された化粧板1で
は、化粧板1の裏面に、この化粧板1を構成する基材6
の厚さ分の深さとなる凹溝7が複数互いに平行となって
形成される構造となることから、この凹溝7の形成され
る長手方向に直交する方向で、表面側の化粧シート材2
のみの部分が、各凹溝7により湾曲させることが可能と
なり、すなわち、可撓性を有する化粧シート材2部分で
湾曲させることが可能となる。これにより、壁面を構成
する出隅部12や入隅部11を容易に、かつ確実に曲面
にて構成させることが可能となる。
【0024】なお、上述した実施の形態では、化粧板1
の裏面側となる基材6に形成される各凹溝7の形状を、
断面略櫛歯状に形成した例について述べたが、断面略鋸
歯状に形成して構成することとしてもよい。
【0025】また、上述した実施の形態では、表面保護
層5を透明なアクリル系樹脂材料を素材とした例につい
て述べたが、フッ化ビニリデン系樹脂層とアクリル系樹
脂層からなる複合フイルムのアクリル系樹脂層にて構成
してもよい。なお、この複合フィルムの場合、フッ化ビ
ニリデン系樹脂層を化粧板1の表面として構成する。
【0026】
【実施例】次に、上述した実施の形態における、具体的
な実施例について説明する。
【0027】1.第1実施例 厚さ0.1mmの大理石模様を印刷した塩化ビニル樹脂
製の化粧フィルム(シーアイ化成社製)を化粧フィルム
層4とし、その裏面に、厚さ0.2mmの半硬質塩化ビ
ニル樹脂からなるシート材を緩衝層3として、互いを熱
ラミネート貼着によって接合し積層させる。次に、厚さ
0.2mmの高光沢の透明アクリル系樹脂フイルム(三
菱レイヨン社製)を前記化粧フィルム層4の表面(一方
の面4a)側に熱ラミネート貼着によって接合し表面保
護層5を設け、さらにその表面に粘着剤付きプロテクト
フイルムを貼り合わせて化粧シート材2を得る。上記の
化粧シート材2を、厚さ3mmの2倍発泡の硬質塩化ビ
ニル樹脂発泡板からなる基材6の一方の面6aに酢酸ビ
ニル系樹脂接着剤を用いて接合し積層形成させる。次
に、上記基材6の他方の面6bの約300mmの間に、
溝幅が1mmで凹溝と凹溝の間隔が1.5mmとなるよ
うに多数の平行な凹溝7を形成し、かつその凹溝7の深
さを、基材の厚さと略同等の3mmとして、これにより
化粧板1を得る。そして、基材6に形成された凹溝7部
分が、曲面施工部分とされて形成される化粧板1とな
る。
【0028】2.第2実施例 厚さ0.1mmの大理石模様を印刷した塩化ビニル樹脂
製化粧フィルム(シーアイ化成社製)を化粧フィルム層
4とし、その裏面に、厚さ0.2mmの半硬質塩化ビニ
ル樹脂からなるシート材を緩衝層3として、互いを熱ラ
ミネート貼着によって接合し積層させる。次に、厚さ
0.1mmのフッ化ビニリデン系樹脂層とアクリル系樹
脂層からなる複合フイルムのアクリル系樹脂層側を前記
化粧フィルム層4の表面(一方の面4a)側に熱ラミネ
ートによって接合し表面保護層5を設け、さらにその表
面に粘着剤付きプロテクトフイルムを貼り合わせて化粧
シート材2を得る。なお表面保護層5の表面側はフッ化
ビニリデン系樹脂層とされる。上記の化粧シート材2
を、厚さ3mmの2倍発泡の硬質塩化ビニル樹脂独立発
泡板からなる基材6の一方の面6aに酢酸ビニル系樹脂
接着剤を用いて接合し積層形成させる。次に、上記基材
6の他方の面6bの約300mmの間に、溝幅が1mm
で凹溝と凹溝の間隔が1.5mmとなるように多数の平
行な凹溝7を形成し、かつその凹溝7の深さを、基材6
の厚さと略同等の3mmとして、これにより化粧板1を
得る。そして、基材6に形成された凹溝7部分が、曲面
施工部分とされて形成される化粧板1となる。
【0029】次に、上記各実施例にて得られた化粧板1
を使用した内装施工例を説明する。 1.浴室内の内壁面を施工するにあたり、下地処理を行
い、かつ充分乾燥させる。 2.次に、略平滑な壁面部分においては、平板状の化粧
板を用い、この化粧板の裏面に両面粘着テープを30c
m間隔の格子状となるように張りつけ、その粘着テープ
の近接部分には弾性接着剤(変成シリコン系あるいはエ
ポキシ系)を点状あるいは線状に塗布する。 3.次に、本発明の曲面施工を行える裏面に多数の平行
な凹溝7が形成された化粧板1も同様に、両面粘着テー
プと、そのテープの近接部分に弾性接着剤(変成シリコ
ン系あるいはエポキシ系)を点状あるいは線状に塗布す
る。 4.次に、上記2.の平板状化粧板および3.の曲面用
化粧板1を浴室の内壁に施工する。ここで、曲面用化粧
板1は、浴室内における入隅部分11を構成するもので
ある。 5.3.の化粧板1による曲面施工部分は、浴室内壁入
隅部分11と裏面との間に間隙15が形成されてしまう
(図5参照)ことから、この間隙15部分に上方の隙間
から発泡ウレタン樹脂を注入して発泡させ、すなわち間
隙部分を充填させる。 6.そして、上記5.の隙間(発泡ウレタン樹脂を注入
する箇所)および化粧板周囲の隙間をシーリング材を塗
布することで施工完了となり、浴室内壁面のリフォーム
が完成となる。
【0030】なお、上記5.の間隙15を充填させる作
業工程は、入隅部分11と曲面部分とに適応する略三角
柱形状の発泡スチロールよりなる下地材16を、図6に
示すように、予め浴室の入隅部11に接着した後、その
下地材16の曲面部分16aに3.の曲面用の化粧板1
を接着剤にて接着固定することで施工することとしても
よい。また、壁面に出隅がある場合にも、曲面用の化粧
板1を用いることで、壁面の角部分を曲面にて覆い構成
させることが可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明による化粧板
では、化粧板の裏面に、この化粧板を構成する基材の厚
さ分の深さとなる凹溝が複数互いに平行となって形成さ
れる構造となることから、この凹溝の形成される長手方
向に直交する方向で、表面側の化粧シート材のみの部分
が、各凹溝が形成されることで湾曲させることが可能な
り、すなわち、可撓性を有する化粧シート材部分で湾曲
させることが可能となる。これにより、壁面を構成する
出隅部や入隅部を容易に、かつ確実に曲面にて構成させ
ることが可能となる。
【0032】また、発泡塩化ビニル樹脂板を基材に使用
し、この基材と印刷模様を設けた化粧フイルム層との間
に可撓性樹脂フイルムからなる緩衝層を設けているの
で、断面略櫛歯状あるいは断面略鋸歯状への切削加工が
極めて容易であり、その加工部分における化粧フィルム
層への損傷が起きない。
【0033】また、樹脂素材で構成されることから、耐
水性に優れており、水回りの浴室や洗面所の内装材とし
て極めて優れた化粧板となる。さらに、湾曲形成させる
以前では、単なる板状の素材であるので施工性に優れ、
また、容易に入隅部分や出隅部分を曲面にて覆うように
構成させることができ、施工場所における表面の補修が
簡単でよいという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による化粧板の一実施の形態を示す斜視
【図2】同化粧板の部分拡大斜視図
【図3】同化粧板の使用状態を示す概略斜視図
【図4】同化粧板の使用状態を示す概略斜視図
【図5】同化粧板の施工例を示す概略平面図
【図6】同化粧板の施工例を示す概略平面図
【符号の説明】
1…化粧板 2…化粧シート材 3…緩衝層 3a…一方の面 4…化粧フィルム層 4a…一方の面 5…表面保護層 6…基材 7…凹溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E110 AA42 AB04 AB23 AB28 AB32 AB42 BA02 BA12 BB02 BC13 CA03 DA12 GA15W GA24X GA32W GA33X GB42W GB44W GB46X 4F100 AK01B AK01C AK01E AK15A AK19E AK25E AK51 AK52G AK53G AS00E AT00A BA05 BA07 BA10A BA10E BA41 DD05A DJ01A EH23 EH232 GB08 HB00D JK10B JK17B JL04 JN01E YY00A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚さ2.0〜5.0mmの発泡塩化ビニ
    ル樹脂板よりなる基板の一方の面に、 厚さ0.1〜0.3mmの可撓性樹脂フィルムからなる
    緩衝層と、該緩衝層の一方の面に積層される印刷模様を
    設けた化粧フィルム層と、該化粧フィルム層の一方の面
    に積層される透明樹脂フィルムよりなる表面保護層とを
    具備する可撓性を有する化粧シート材が積層形成される
    とともに、 前記基板の他方の面における所望の箇所に、互いに平行
    となる真直な多数の凹溝を、前記基板の略厚さ分切削形
    成させて、該凹溝部分にて湾曲自在とさせることを特徴
    とする化粧板。
  2. 【請求項2】 前記凹溝は、断面略櫛歯状あるいは断面
    略鋸歯状に形成されることを特徴とする請求項1記載の
    化粧板。
  3. 【請求項3】 前記表面保護層は、アクリル系樹脂フィ
    ルムであることを特徴とする請求項1又は2記載の化粧
    板。
  4. 【請求項4】 前記表面保護層は、フッ化ビニリデン系
    樹脂層とアクリル系樹脂層の積層フィルムであることを
    特徴とする請求項1又は2記載の化粧板。
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