JP3212836U - パネル材 - Google Patents

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司郎 西口
司郎 西口
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【課題】損傷等によって正規の用途で使用されなくなったハニカムパネルを有効に活用したパネル材を提供する。【解決手段】平面視六角形の中空筒状に形成された複数のセルを互いに連ねたハニカムコアの表裏に面板が貼り付けられたハニカムパネル20と、ハニカムパネルの少なくとも一方の面に、全面を覆うように貼り付けられた板材30と、を備えたパネル材10であって、ハニカムパネルは、正規の用途で使用されなくなったハニカムパネルから部分的に切り出したものである。板材は、ハニカムパネルとの貼り付け側と反対の面が、色や模様によって装飾された化粧面とされている。【選択図】図1

Description

本考案は、蓋体、床材、壁材等に用いられるパネル材に関する。
近年、建築物に用いられるパネル材として、ハニカムパネルが用いられている。このハニカムパネルは、平面視六角形の中空筒状に形成された複数のセルを互いに連ねたハニカムコアの表裏面に接着剤を付着させ、この接着剤によってハニカムコアの表裏面に面板を貼り付けることで得られる(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−247015号公報
ところで、住宅の壁材、天井板、屋根板等に用いられるハニカムパネルからなるパネル材は、現場への搬入時や設置時に、化粧板を兼ねる面板や内部のハニカムコアを傷つけてしまうことがある。
しかし、ハニカムコアと面板とは接着剤によって強固に貼り付けられて一体化されているので、面板をハニカムコアから剥がして新たな面板を貼り付けるなどの修理が困難である。また、ハニカムパネルは、大きさ、配色及び模様等が設置場所に応じて個別に決められて製造される。したがって、面板やハニカムコアに傷や凹みがついた場合、このハニカムパネルは廃棄されることとなり、損失が大きかった。このため、損傷して廃棄されるハニカムパネルの有効活用が望まれている。
本考案の目的は、損傷等によって正規の用途で使用されなくなったハニカムパネルを有効に活用したパネル材を提供することにある。
上記課題を解決することのできる本考案のパネル材は、
平面視六角形の中空筒状に形成された複数のセルを互いに連ねたハニカムコアの表裏に面板が貼り付けられたハニカムパネルと、
前記ハニカムパネルの少なくとも一方の面に、全面を覆うように貼り付けられた板材と、
を備えたパネル材であって、
前記ハニカムパネルは、
正規の用途で使用されなくなったハニカムパネルから部分的に切り出したものである。
この構成のパネル材によれば、正規の用途で使用されなくなったハニカムパネルから部分的に切り出したハニカムパネルに板材を貼り付けている。つまり、損傷等によって廃棄される予定のハニカムパネルを有効活用することができ、経済的である。また、ハニカムパネルは、複数のセルを有するハニカム構造とされて高強度な構造体であるハニカムコアを有するので、取扱時や設置後における歪みや撓みを抑制できる。しかも、ハニカムパネルの少なくとも一方の面に、全面を覆うように板材が貼り付けられている。したがって、ハニカムパネルに傷がついていても、全面を覆う板材によって損傷個所を隠すことができ、見映えを良くすることができる。
上記構成のパネル材において、
前記板材は、前記ハニカムパネルとの貼り付け側と反対の面が、色や模様によって装飾された化粧面とされている。
この構成のパネル材によれば、色や模様によって装飾された化粧面を有する板材によってハニカムパネルの少なくとも一方の面の全面が覆われるので、見映えをさらに良くすることができる。
本考案によれば、損傷等によって正規の用途で使用されなくなったハニカムパネルを有効に活用したパネル材を提供できる。
本実施形態に係るパネル材及びパネル材が取り付けられる開口部の斜視図である。 開口部に取り付けられたパネル材の平面図である。 開口部に取り付けられたパネル材の断面図である。 図2におけるA部拡大図である。 図2におけるB−B断面図である。 図2におけるC−C断面図である。 パネル材を構成するハニカムパネルの斜視図である。 パネル材を構成するハニカムパネルの切り取りについて説明する図であって、(a)及び(b)は、それぞれ切り出し用のハニカムパネルの斜視図である。
以下、本考案に係るパネル材の実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るパネル材及びパネル材が取り付けられる開口部の斜視図である。図2は、開口部に取り付けられたパネル材の平面図である。図3は、開口部に取り付けられたパネル材の断面図である。
図1から図3に示すように、本実施形態に係るパネル材10は、例えば、換気口などの開口部1を塞ぐ蓋体として用いられる。開口部1は、平面視矩形状に形成されたコンクリート製の枠部2を有しており、この枠部2の四隅に、ゴム等の弾性材料から形成された板状のクッション材3がコンクリートビス4によって固定されている。開口部1は、パネル材10が被せられることで塞がれ、雨水等の浸入が抑制される。
図4は、図2におけるA部拡大図である。図5は、図2におけるB−B断面図である。図6は、図2におけるC−C断面図である。図7は、パネル材を構成するハニカムパネルの斜視図である。
図4から図6に示すように、パネル材10は、ハニカムパネル20と、板材30とを有している。ハニカムパネル20は、板材30の裏面に、接着剤や両面接着テープなどの接着部材によって接着固定されている。
板材30は、例えば、アルミニウム板、アクリル樹脂板、スチール板あるいは繊維強化プラスチック板等の板材であり、その表面は化粧面31とされている。化粧面31は、要求に応じて各種の色に着色されたり、木目等の模様が施されている。
板材30の各辺には、ハニカムパネル20の固定側へ折り曲げられた折曲部33が形成されている。これらの折曲部33の両縁部同士は、溶接や接着等によって互いに固定されてシールされている。また、対向する二対の折曲部33の内の一対の折曲部33には、その内面側に、補強枠材35がビス36によって固定されている。この補強枠材35は、例えば、アルミニウムの押出材からなるもので、角筒状に形成されている。この補強枠材35は、ハニカムパネル20の縁部に重ね合わされており、その重ね合わされた箇所は、接着剤や両面接着テープ等の接着部材によって互いに接着されている。
図7に示すように、ハニカムパネル20は、ハニカムコア21と、面板23,24とを有している。ハニカムコア21は、平面視六角形の中空の筒状に形成された複数のセル21aを有している。セル21aは、同一厚さに形成されて互いに連なっている。これにより、ハニカムコア21は、複数のセル21aを有するハニカム構造とされて高強度な構造体とされている。
このハニカムコア21は、例えば、アルミニウム等の金属で形成されている。アルミニウム製のハニカムコア21は、腐食しづらく、メンテナンスが容易であり、しかも、加工性及びデザイン性に優れている。アルミニウム製のハニカムコア21は、例えば、複数のアルミニウム板を積層し、その積層させたアルミニウム板同士の一部を接着剤により固着させ、これを積層方向に引き伸ばすことによって製造される。また、ハニカムコア21は、押出成形によって一部が連結された複数のアルミニウム板を成形して引き伸ばすことで形成してもよい。なお、ハニカムコア21としては、プラスチック等の樹脂から成形したものでもよい。
図8は、パネル材を構成するハニカムパネルの切り取りについて説明する図であって、(a)及び(b)は、それぞれ切り出し用のハニカムパネルの斜視図である。図8に示すように、パネル材10を構成するハニカムパネル20は、正規の用途で使用されなくなった大型のハニカムパネル50から部分的に切り出したものである。ハニカムパネル20を切り出すための切り出し用のハニカムパネル50は、例えば、建築物の庇、屋根、天井、床あるいは壁等に用いられる建材、列車や自動車などの車両の床もしくは船舶などの床を構成する床材、あるいは配電盤や制御盤などを構成する板材として用いられるものである。
図8(a)に示すように、ハニカムパネル50は、他の構造材や他のハニカムパネルと接合させるためのフレーム51で囲われたハニカムコア21を有し、このフレーム51で囲われたハニカムコア21の表裏面に面板23,24が貼り付けられている。このハニカムパネル50は、大きさ、配色及び模様等が設置場所に応じて個別に決められているため、面板23,24やハニカムコア21に傷や凹みがついた場合、予定の設置場所に設置されず、廃棄されることとなる。
本実施形態に係るハニカムパネル20は、図8(b)に示すように、廃棄予定とされたハニカムパネル50における損傷個所D以外のフレーム51を除く領域から部分的に切り出したものである。
上記構成のパネル材10は、そのハニカムパネル20の固定側を下方へ向けて開口部1に被せられる。このようにすると、パネル材10のハニカムパネル20が、開口部1を構成する枠部2の四隅のクッション材3に載置され、開口部1の上部に安定した状態に設置される。ここで、パネル材10は、板材30に、複数のセル21aを有するハニカム構造とされた高強度な構造体であるハニカムコア21を有するハニカムパネル20が貼り付けられたものであるので、開口部1への設置作業時における歪みや撓みが抑制される。これにより、開口部1へ円滑に設置することができる。
このように、上記実施形態に係るパネル材10によれば、正規の用途で使用されなくなったハニカムパネル50から部分的に切り出したハニカムパネル20に板材30を貼り付けている。つまり、損傷等によって廃棄される予定のハニカムパネル50を有効活用することができ、経済的である。また、ハニカムパネル20は、複数のセル21aを有するハニカム構造とされて高強度な構造体であるハニカムコア21を有するので、取扱時や設置後における歪みや撓みを抑制できる。しかも、ハニカムパネル20の少なくとも一方の面に、全面を覆うように板材30が貼り付けられている。
また、板材30は、ハニカムパネル20との貼り付け側と反対の面が、色や模様によって装飾された化粧面31とされているので、見映えをさらに良くすることができる。
なお、上記実施形態では、大型のハニカムパネル50における損傷個所D以外の領域からハニカムパネル20を切り出したが、損傷が軽度であれば、損傷個所Dを含む領域からハニカムパネル20を切り出したものでもよい。このように、損傷個所Dを有するハニカムパネル20を用いたとしても、ハニカムパネル20の全面を覆う板材30によって損傷個所Dを隠すことができ、見映えを良くすることができる。
また、パネル材10は、開口部1を塞ぐ蓋体に限らず、例えば、ウッドデッキの床を形成する床材や住宅の壁材などに用いてもよい。
10 パネル材
20 ハニカムパネル
21 ハニカムコア
21a セル
23,24 面板
30 板材
31 化粧面
50 ハニカムパネル

Claims (2)

  1. 平面視六角形の中空筒状に形成された複数のセルを互いに連ねたハニカムコアの表裏に面板が貼り付けられたハニカムパネルと、
    前記ハニカムパネルの少なくとも一方の面に、全面を覆うように貼り付けられた板材と、
    を備えたパネル材であって、
    前記ハニカムパネルは、
    正規の用途で使用されなくなったハニカムパネルから部分的に切り出したものである
    ことを特徴とするパネル材。
  2. 前記板材は、前記ハニカムパネルとの貼り付け側と反対の面が、色や模様によって装飾された化粧面とされている
    ことを特徴とする請求項1に記載のパネル材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109098390A (zh) * 2018-08-31 2018-12-28 常州百美金属科技有限公司 蜂窝高架活动地板
JP2021045936A (ja) * 2019-09-20 2021-03-25 岐阜プラスチック工業株式会社 中空構造体

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