JP2001346555A - 植物抽出エキス飲料、およびその製造方法 - Google Patents

植物抽出エキス飲料、およびその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病等の生活習慣病の
発生原因とされる活性酸素(フリーラジカル)を効果的
に減少させることができる新規な構造からなる植物抽出
エキス飲料、および植物抽出エキス飲料の新規な製造方
法を提供する。 【解決手段】 紅花の子葉および/または茎と、綿実、
向日葵、蕎麦、大豆、小豆、エゴマ、ゴマ種子等の中、
何れか一種または複数種の可食性植物の子葉および/ま
たは茎とからの搾汁エキスを適量含有させてなるものと
した植物抽出エキス飲料である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】この発明は、植物から抽出したエキスを
用いた、健康増進に役立つ飲料に関するものであって、
特に、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病等の生活習慣病の発生
原因とされる活性酸素(フリーラジカル)を効果的に減
少させることができる新規な構造からなる植物抽出エキ
ス飲料、およびその新規な製造方法を提供しようとする
ものである。
【0002】
【従来の技術】人間は、呼吸することにより、酸素を体
内に取り入れ、消化吸収した食物を酸化し、新陳代謝す
ることによって活動エネルギーを作り出すものである
が、体内に取り入れた酸素の中、約2〜5%が酸素毒と
もいわれる非常に酸化力の強い活性酸素(フリーラジカ
ル)になり、体内に侵入してくる細菌や病原体等の有毒
物質を取り除き、殺菌する大切な役目を果たしている。
【0003】最近の研究により、このように人体に必
要、不可欠とされる活性酸素は、体内で過剰に発生して
しまうと、正常な細胞まで侵食して脂質と結合し、過酸
化脂質を発生させる性質をもち、糖尿病、高脂血症、歯
周病、高血圧症、心疾患等の生活習慣病、癌、胃潰瘍、
肝炎、肺炎、慢性気管支炎、皮膚炎、アレルギー、喘
息、白内障、痛風、関節炎、慢性疲労症候群、アルツハ
イマー型痴呆症等、現代人がかかる病気の約9割に関与
していることが明らかになっている。現代社会は、スト
レス、煙草、アルコール、大気汚染、放射線、紫外線、
農薬、食品添加物等、活性酸素を過剰に発生させてしま
う原因が蔓延しており、激しいスポーツによって大量の
酸素を消費したときにも、同様に活性酸素が過剰に生成
されてしまう等、現代人の体内には、必要以上の活性酸
素が増加する傾向が強まっており、効果的に活性酸素を
消去する栄養成分と、その摂取方法について多方面から
の研究が進められている。
【0004】こうした活性酸素を消去するのに、ビタミ
ンE、ビタミンC、カロチン類、尿酸、グルタチオンお
よびSOD(抗酸化酵素)等の栄養成分が有効であるこ
とが次第に明らかになり、緑茶に豊富に含まれるカテキ
ンや、赤ワインのアントシアニン等が健康の増進に役立
つということも証明されている外、本願出願人の手によ
る各種の実験から、紅花の花びらの抽出液にも活性酸素
を消去し、脂質ラジカルの生成を抑制する高い効果があ
ることが立証されている。
【0005】このように高い抗酸化作用を示す紅花は、
一年の中、僅か9日間しか花が咲かない一年草である
上、地上栽培されていることから、効率的な収穫に自ず
と限界があり、リノール酸、リノレン酸およびビタミン
Eを豊富に含むという理由から人気がある紅花油は、広
大な農地をもつ中国産やアメリカ産のものが主流となっ
てしまっており、伝統的に国内生産され続けている紅花
については、その新たな栽培形態や、活性酸素を消去す
る新たな機能性食品等としての市場への参入が強く求め
られている。
【0006】この発明は、以上のように、紅花の花びら
に含まれる栄養成分が、活性酸素を消去する高い機能を
もつことが既に証明されているにも拘らず、収穫までに
多大な農作業を必要とし、効率的な生産が不可能である
という理由から、これまで長期に渡って染料、生薬、健
康酒、食品の着色料や酸化防止剤等への利用に留めざる
を得なかったという事情に疑問を抱き、生産性が高く、
活性酸素の消去能を高めることができる、紅花を利用し
た新たな食品の提供はできないものかとの判断から、逸
速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾
多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新
規な構成の植物抽出エキス飲料、および新規な植物抽出
エキス飲料の製造方法を実現化することに成功したもの
であり、以下では、この発明を代表する幾つかの実施例
と共に、その構成を詳述することとする。
【0007】
【発明の構成】この発明を代表する実施例からも明確に
理解されるように、この発明に包含される植物抽出エキ
ス飲料は、基本的に次のような構成から成り立ってい
る。即ち、紅花の子葉時期から本葉開化直前までに採取
した子葉および/または茎からの搾汁エキス適量に対
し、綿実、向日葵、蕎麦、大豆、小豆、エゴマ、ゴマ種
子等の中、何れか一種または複数種の可食性植物の、子
葉時期から本葉開化直前までに採取した子葉および/ま
たは茎からの搾汁エキス適量混合してなるものとした植
物抽出エキス飲料である。
【0008】この基本的な構成からなる植物抽出エキス
飲料を、より具体的な構成のものとして示すと、紅花の
子葉時期から本葉開化直前までに採取した子葉および/
または茎からの搾汁エキスに、ビタミンその他の適宜補
充栄養分の適量を添加した強化搾汁エキスを、清水等の
ベース液に混合し、総トコフェロール(ビタミンE)が
1〜200mg/100g前後、総アスコルビン酸(総
ビタミンC)が50〜1000mg/100g前後の栄
養成分を含むよう濃度調製してなる構成とした植物抽出
エキス飲料ということができる。
【0009】そして、更に具体的には、紅花の子葉時期
から本葉開化直前までに採取した子葉および/または茎
からの搾汁エキスと、綿実、向日葵、蕎麦、大豆、小
豆、エゴマ、ゴマ種子等の中の、少なくとも一種の可食
性植物の子葉時期から本葉開化直前までに採取した子葉
および/または茎からの搾汁エキス適量との複合エキス
に、ビタミンその他の適宜補充栄養分の適量を添加した
強化複合エキスを、清水等のベース液に混合し、総トコ
フェロール(ビタミンE)が1〜200mg/100g
前後、総アスコルビン酸(総ビタミンC)が50〜10
00mg/100g前後の栄養成分を含むよう濃度調製
してなる構成を要旨とする植物抽出エキス飲料となる。
【0010】植物抽出エキス飲料は、複数種の可食性植
物から搾汁エキスを採る場合に、複数の可食性植物の子
葉時期から本葉開化直前までに採取した子葉および/ま
たは茎を混合した状態で、同時に搾汁してしまうことが
可能である外、複数の可食性植物の子葉および/または
茎の夫々を個別に搾汁し、搾汁エキスの適量毎を混合、
添加する方法で製造することが可能である。また、搾汁
する子葉および/または茎に、蒸溜水や鉱泉水等の清水
を濾過水または抽出液として適量混合し、水溶性の栄養
素を充分に抽出できる状態で搾汁した後にエキス分濃度
を調整しものとすることが可能であり、また、子葉およ
び/または茎にエタノール抽出液を適量混合して脂溶性
の栄養素を充分に抽出できる状態で搾汁エキスを製造し
た後、エキス分濃度を調整したものとすることができる
外、子葉および/または茎にエタノール水溶液を適量混
合することにより、水溶性および脂溶性の各種栄養素
を、抽出し易い状態で搾汁したエキスを用いたものとす
ることができる。
【0011】ベース液は、搾汁エキスを飲み易い香り
や、味に仕上げるよう濃度調節する機能を果たすもので
あり、搾汁エキスの風味や香り、色等を損ねることがな
く、搾汁エキスと混合することによって重要な栄養素を
失ってしまうといった不具合が生じない液体を使用すべ
きであり、蒸留水を用いるのが適当であるが、外にも鉱
泉水、浸透圧を適正に調整したアルカリイオン水等、搾
汁エキスに含まれない栄養素や効用が得られる天然水や
化学溶液等を使用することができる。
【0012】植物抽出エキス飲料は、総トコフェロール
(ビタミンE)が1〜200mg/100g前後、総ア
スコルビン酸(総ビタミンC)が50〜1000mg/
100g前後の栄養成分を含むよう濃度調製したもの
が、抗酸化作用を長く持続させるのに良好な配合である
と共に、風味や香り等の品質において、清涼飲料水また
は滋養強壮の効用をもたらす栄養飲料として最も適する
範囲であるということができ、清水、ビタミンやミネラ
ルを含有する溶液、炭酸溶液等を加え、エキス濃度を下
げるよう調節し、微弱な香りや色をもち、食卓の飲料水
やカクテル用の炭酸水等とするよう加工することが可能
である外、濃度を高めるよう調整して、1%〜100%
程度の範囲の濃度をもつ搾汁飲料や還元ジュースとした
り、それ以上の濃度に調整した濃厚な液状またはペース
ト状とすることも可能であり、更に、フリーズドライ加
工を施して、固形状または顆粒状の栄養補助食品、食品
添加物あるいは調味料等とすることが可能である。
【0013】搾汁エキスは、子葉時期から本葉開化直前
までの適期に採取した紅花の子葉および/または茎から
根茎、毛根等のカリウムを多く含有する部位を切断、除
去したものから搾汁、精製されてなるものとすることが
できる外、茶抽出物のカテキン、ターメリック、ガーリ
ック等のハーブ、またはアガリスク茸の濃縮エキスの、
何れか、またはそれらを数種類組み合わせた添加エキス
が、適量混合されてなるものとすることが可能である。
【0014】
【関連する発明】上記した植物抽出エキス飲料に関連し
て、この発明には、その植物抽出エキス飲料を製造する
際に用いられる製造方法も包含しており、その構成の要
旨は、基本的に次のとおりのものである。即ち、紅花を
発芽、育成し、子葉時期から本葉開化直前までの適期に
採取した子葉および/または茎を搾汁し、濾過して固形
分を除去することによって搾汁エキスを精製した後、該
搾汁エキスの液質酸化防止を兼ねた補充栄養分としてビ
タミンCおよびその他ビタミン類等の栄養分を添加して
強化搾汁エキスにした上、該強化搾汁エキスの適量、ま
たは当該強化搾汁エキスが主体となるエキスを清水等の
ベース液に混合し、総トコフェロール(ビタミンE)が
1〜200mg/100g前後、総アスコルビン酸(総
ビタミンC)が50〜1000mg/100g前後の栄
養成分を含むよう濃度調製された飲料を製造する構成を
要旨とする植物抽出エキス飲料の製造方法である。
【0015】植物抽出エキス飲料の製造方法は、紅花の
種子を発芽、育成し、子葉時期から本葉開化直前までの
適期に採取した子葉および/または茎の搾汁工程を、当
該搾汁対象の紅花の子葉および/または茎から根茎、毛
根等のカリウムを多く含有する部位を切断、除去する工
程を経た上で搾汁する工程によるものとすることが可能
である外、紅花の発芽、育成工程と、綿実、向日葵、蕎
麦、大豆、小豆、エゴマ、ゴマ種子等の中、何れか一種
または複数種の可食性植物の発芽、育成工程とが、電気
石または磁力を用いて界面張力を高めてなる用水だけを
用いた水耕栽培によって発芽、育成する工程によるもの
とすることができる。
【0016】また、紅花を発芽、育成してなる子葉およ
び/または茎と、綿実、向日葵、蕎麦、大豆、小豆、エ
ゴマ、ゴマ種子等の中、何れか一種または複数種の可食
性植物を発芽、育成してなる子葉および/または茎との
夫々の搾汁工程前の段階に、採取した子葉および/また
は茎が、牡蛎貝や北寄貝等の貝殻を粉砕し、1000゜
C前後で焼成してなるCaO微粉末を溶解してなるCa
1000ppm以上の水溶液に、5分間程度以上浸漬し
て一般生菌や病原性細菌を殺菌する工程を経てから製造
することが可能であり、更にまた、紅花を発芽、育成し
てなる子葉および/または茎と、綿実、向日葵、蕎麦、
大豆、小豆、エゴマ、ゴマ種子等の中、何れか一種また
は複数種の可食性植物を発芽、育成してなる子葉および
/または茎との夫々の搾汁工程の直前の段階に、採取し
た子葉および/または茎を、数秒〜数分間ブランチング
(湯通し)や蒸気気流中で加熱して植物の酸化を防止す
る工程を加えてから製造することができる。
以下では、図面に示すこの発明を
代表する実施例と共に、その構造について詳述すること
とする。
【0017】
【実施例1】紅花子葉エキスや向日葵子葉エキス等を含
む基本的構成からなるこの発明に包含される植物抽出エ
キス飲料は、次のような工程を経て製造することができ
るものである。紅花および向日葵の種子の中から変色や
割れのある不良のものを取り除き、良質のもののみを選
別し、厳選された種子のみをエタノール類や次亜塩素酸
溶液で数分間殺菌した後、発芽に必要とされる蒸溜水に
浸し、8時間程度の時間をかけて吸水させ、充分に吸水
した種子を5mm程度の厚さの比較的軟質な発泡樹脂マ
ット上に直播きし、やや酸性とするようpHを調整した
用水を散水すると共に、27゜C前後に保温した暗室で
3〜4日間に渡り、水耕栽培を行い、10〜15cm程
度に生育させ、子葉開裂による自然脱穀しやすい状態の
まま、子葉1本が0.4〜1g程度になるまで育成す
る。紅花や向日葵の外の綿実、大豆、小豆、エゴマ、ゴ
マ等の種子も前記同様の水耕栽培で養成可能であるが、
成長の比較的早い蕎麦種子は、用水中の栄養や温度の管
理、育成日数を短縮する等を適宜調節することが必要と
なる。
【0018】発芽した後の子葉は、茎の直列化や子葉長
さを一定に保つよう用水の循環や温度等の管理を充分に
行い、途中の1〜2日間に渡って日光や紫外線に当て緑
化フラボノイド類の生合成を促進させ緑化を進行させ
る。この際、エキスとして取り出そうとする機能性栄養
成分が、本葉の成長に利用されて損なわれてしまう虞れ
がある上、強い紫外線が、苦味や渋味等を発現させるた
め、過度の光照射は控えて、本葉の発現を完全に抑制す
るよう管理しなければならない。
【0019】水耕栽培によって搾汁に適する状態にまで
育成された子葉は、保存性、褐変防止、しおれ防止等を
確保できるよう、根付きのまま収穫し、水洗い洗浄した
後に、0.01〜数%の濃度に調整されたビタミンC水
溶液に浸して成分酸化を抑えた後に、カリ成分の多い根
茎や毛根部分を切断、除去して回転プレス圧搾機械を使
用し、酸化作用が発生しない程度の短時間の中に、紅花
子葉および向日葵子葉の双方から50〜85%程度の濃
度の複合搾汁エキスを搾取分離する。酸性白土や活性炭
素の助剤を用いて栄養成分を残すよう清澄化した上、濾
過して固形分を除去し、その後に、ビタミンC、ビタミ
ンE、ビタミンB群等の各種ビタミン類の適量や、カロ
チン類、緑茶から抽出されたカテキンまたはターメリッ
ク、ガーリック等のハーブ、もしくはアガリスク茸の濃
縮エキスの何れかを100ppm程度添加、混合して強
化複合エキスとし、更にベース液となる適量の鉱泉水を
加えて、紅花子葉および向日葵子葉の複合エキス濃度
が、飲料全体の約5%程度を占めるよう味や色、香り等
を調整する。
【0020】このようにして出来上がった植物抽出エキ
ス飲料は、瞬間殺菌し、60゜C前後の温度のまま速や
かにボトリングして完成となる。充填するボトルは、清
涼飲料水として適量とされる50cc〜2リットル程度
のボトルの中から、適宜選択することが可能であり、ま
た、ボトルに詰め終えた後に、60゜C以上の温度で殺
菌することも可能である。
【0021】
【実施例2】また、この発明の植物抽出エキス飲料に包
含される他の実施例を示せば、次のとおりとなる。紅花
子葉150g、向日葵子葉150g、ニンジン100
g、パセリ50gを主原料とし、濾過水300ccを加
えてミキサーにかけ、絹漉しをした原液に対して更に濾
過水150ccを加えて低温加熱し、更に清澄用フィル
ターをかけて濾過して複合エキスを造り、次に、りんご
酸(酸味料)3g、ステビア抽出物0.75g、ベータ
ーサイクロデキストリン0.3g、茶抽出物0.5g、
レシチン0.6g、デナリユウカロチン0.3g、乳化
剤(脂肪酸エステル)0.6g、保存料(安息香酸N
a)0.3g、甘味料(果糖、ブドウ糖)0.6g、ビ
タミンC6gを配合し、濾過水2リットルを加えて合計
量を約3050ccとした状態で攪拌し、更に加熱濾過
した後に、50ccの容器瓶に取り分け封入し、その後
に低温殺菌を行い、植物抽出エキス飲料の製造を完了す
る。
【0022】
【作用】以上のとおりの構成からなるこの発明の植物抽
出エキス飲料の製造方法は、実施例1に示したように子
葉時期から本葉開化直前までに採取した子葉および/ま
たは茎の搾汁エキスを使用しており、一般に、ビタミン
Eを多く含む紅花種子を粉砕、搾汁して得られたエキス
では、油脂成分が多く特有の香りを発生してしまい飲み
難く、またリノール酸、リノレン酸等の脂肪酸も、油脂
単独では消化、吸収能が劣るものとされているが、発
芽、育成された子葉および/茎は、多様な栄養成分を自
然な形で、速やかな可溶化を起こさせるものとなる。
【0023】種子の栄養素は、子葉時期から本葉開化直
前までの間、茎や子葉中に貯蔵物質として残留させる性
質をもち、この時期に人工生育光線もしくは太陽光線
を、苦味や渋味成分が発生しない程度に照射すれば、フ
ラボノイド類、クロロフィル、草木独自の香り等を生合
成させ、多様な有効栄養成分が得られるものとなる。ま
たカリュウムを多く含有する根茎や毛根の部位を切断、
除去するか、もしくは種子の含漬時期から、電気石や磁
力水で界面張力を高め、蒸発し易い性質に変換した用水
を使用した水耕栽培を行い、毛根の発生を抑制すれば、
搾汁エキスの渋味や苦味を抑えた呈味を得るものとな
る。
【0024】収穫後の子葉は、牡蛎貝や北寄貝の貝殻を
粉砕し、1000゜C前後で焼成したCaO微粉末を溶
解したCa500〜1000ppm程度の水溶液に、5
分程度以上浸漬して、洗浄、殺菌することが可能である
外、数秒〜数分間のブランチング(湯通し)や蒸気気流
中での加熱を行えば、ポリフヘノールオキシダーゼによ
る自動酸化を防止すると同時に熱的殺菌も行われる。
【0025】殺菌、洗浄された子葉は、遠心または圧搾
プレスする等して抽出された搾汁を濾過し、得られた子
葉エキスに、ビタミンC、ビタミンEその他のビタミン
類などの栄養成分を添加して強化搾汁エキスとした上、
清水または鉱泉水等のベース液に適量を混合した植物抽
出エキス飲料とすれば、子葉搾汁エキスのみでは不足す
る栄養成分を補完し、更に高い栄養バランスが得られ
る。
【0026】また、以上のとおりの構成からなる植物抽
出エキス飲料の製造方法によって造られた、この発明の
植物抽出エキス飲料は、含有する紅花子葉エキスに、ビ
タミンEのα−トコフェロール、リノール酸、リノレン
酸を多く含有し、また、向日葵子葉エキスには、ビタミ
ンCのアスコルビン酸が多く含まれており、ビタミンE
が、ラジカルスカベンジャーとして活性酸素消去機能を
発現し、その後酸化型となってしまうが、このときビタ
ミンCが酸化型となったビタミンEを賦活させることと
なり、生体内で還元作用を起こし、CEサイクルによ
り、相互補完して活性酸素を消去する機能を発現し、ま
た、カロチン類のビタミンAとビタミンCとの相互補完
としてACサイクルも知られているため、この実施例の
植物抽出エキス飲料では、ACEサイクルとして賦活し
ながら活性酸素消去機能性をより高めることも期待で
き、さらに、脳内にも同様に活性酸素を除去する作用を
及ぼすこととなる。
【0027】子葉搾汁エキスに茶抽出物のカテキン類、
エピガロカテキンガレート類を添加すれば、他の原料由
来のフラボノ類、カロチン、ビタミンA等の酸化、変色
防止機能や抗菌活性を高め、正味期限を延ばすものとな
り、更に過酸化脂質の生成抑制作用と抗酸化性とを強化
し、血栓症予防や活性酸素消去による発癌抑制の機能を
高めるものとなる。また、抗酸化性機能性の高いターメ
リック、ガーリック等のハーブ類を添加すると、苦味や
渋味を抑えると共に、香りが改善され、更にまた、アガ
リスク茸の濃縮エキス、ザクロ抽出物、大豆イソフラボ
ン等を添加すれば、夫々が保有する生理機能性が特有の
効用をもたらすものとなる。
【0028】実施例2に示した植物抽出エキス飲料は、
その栄養成分を高速液体クロマトグラフ法およびFOL
IN−DENIS法等の分析法を用いて分析した結果、
表1中に示されるような各種成分が検出された。
【0029】
【表1】
【0030】更に、紅花子葉の水抽出液が、スーパーオ
キシドとヒドロキシルラジカルとに何のような働きをす
るかを試す実験を行ったところ、図1の紅花子葉水抽出
液がスーパーオキシドを消去する状態を示すグラフ、お
よび図2の紅花子葉水抽出液がヒドロキシルラジカルを
消去する状態を示すグラフからも明らかなように、紅花
子葉から抽出した搾汁エキスが、活性酸素(フリーラジ
カル)を消去する機能をもつことが証明された。また、
紅花子葉から抽出した搾汁エキスを2分間煮沸すると、
スーパーオキシドおよびヒドロキシルラジカルの消去能
は、夫々1/10に低下したものの、なお消去能が認め
られるものであった。
【0031】10cmの紅花子葉部1gに2mlの水ま
たはエタノールを加えて抽出した搾汁エキスが、脂溶性
ラジカルの1,1−ジフェニル−2−ピクリルヒドラジ
ルラジカルをエタノールに溶解したものに対する働きを
実験した結果、図3の紅花子葉搾汁エキスの1,1−ジ
フェニル−2−ピクリルヒドラジルラジカル(DPP
H)ラジカルへの消去作用を示すグラフからも明らかな
ように、水抽出による紅花子葉エキス、およびエタノー
ル抽出による紅花子葉エキスの双方において、1,1−
ジフェニル−2−ピクリルヒドラジルラジカルを消去す
る機能をもつことが認められ、その消去機能はエタノー
ル抽出による紅花子葉エキスの方が、水抽出による紅花
子葉エキスよりも大きいという結果が得られた。
【0032】
【効果】以上のとおり、この発明の植物抽出エキス飲料
によれば、紅花の子葉および/または茎と、綿実、向日
葵、蕎麦、大豆、エゴマ、ゴマ種子等の中の一種、また
は複数種の可食性植物の子葉および/または茎とから採
取した搾汁エキスを含有するものとしたことより、それ
ら可食性植物の種子や花びら等から得られたエキスに比
較し、苦味や渋味等の味覚や強い匂いを抑制し、誰もが
飲食容易な良好な香りと呈味と共に、種子や花びらから
得られるのと略同等の有効栄養成分を摂取することが可
能であり、体内に発生した活性酸素を速やかに消去する
ことができるので、自然環境の急激な汚染や高齢化社会
への変遷により、誰もが体内における活性酸素の過剰発
生が危惧される現代社会において、健康管理に大変有益
な飲料として広く市場に提供することができるという秀
れた特徴を発揮できる。
【0033】また、この発明の植物抽出エキス飲料の製
造方法によれば、生育に広大な敷地を使用した地上栽培
と、年間を通じた様々な農作業とを必要とする可食性植
物の花びらや種子ではなく、ハウス内での水耕栽培によ
って比較的短期間の中に、効率的に栽培可能となり、そ
のようにして育成された紅花子葉を搾汁したエキスを使
用することから、生産効率を格段に向上させることがで
きる上、紅花子葉から採取した搾汁エキスは、紅花の種
子や花びらから得られるエキスと同様に活性酸素の消去
機能が高く、また、日光や紫外線からある程度隔絶して
育成することができるので、良質の香りと、苦味や渋味
等を抑制した呈味とに仕上げることができる等、多くの
利点を有するものとなる。
【0034】特に、実施例に説明した植物抽出エキス飲
料は、上記した特徴に加え、紅花子葉と向日葵子葉との
搾汁エキスの適量ずつを混合して複合エキスを製造する
ことにより、紅花子葉の搾汁エキスが発揮する活性酸素
および脂溶性ラジカル消去作用の外、紅花子葉由来のビ
タミンEが活性酸素を消去した後に劣化し、酸化型とな
ってしまうが、向日葵子葉の搾汁エキスに多く含まれる
ビタミンCが、ビタミンEの活性酸素消去機能を再生さ
せ、再利用可能とし、高い抗酸化作用を持続させるもの
となる。また、この複合エキスにビタミン類、カロチン
類その他の適宜補充栄養分の適量を添加した強化複合エ
キスとしたことにより、更にバランスの取れた栄養補給
が可能となる栄養飲料とすることができる上、茶抽出物
のカテキンやターメリック、ガーリック等のハーブ、ア
ガリスク茸の濃縮エキス等を添加すれば、夫々の成分に
よって得られる薬効が期待されるものとなり、添加され
た成分同士が互いに相乗的な作用をもたらし、高い健康
改善および増進機能を発揮できるという特徴が得られる
ことになる。
【0035】叙述の如く、この発明の植物抽出エキス飲
料、およびその製造方法は、その新規な構成によって所
期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも水耕
栽培による可食性植物の子葉栽培は、種子や花のように
地上栽培によるものに比較して製造も容易で、3〜4日
間という極めて短期間の中に、安定した品質で収穫する
ことが可能であることから、従前からの可食性植物に比
較し、遥かに経済的に製造することができる上、広大な
耕地での摘み取り作業や、脱穀、選別作業といった多大
な労力を要する作業が不要であり、作業効率自体も大幅
に高めることができることから、製造コストの削減を確
実に達成することが可能である上、主原料を子葉および
/または茎としたことにより、良好な香りと味とを確保
可能とし、生野菜の青臭さや苦味、渋味等に抵抗があ
り、呈味の改善が強く求められてきた健康飲料業界にお
いて高く評価され、広範に渡って普及していくものにな
ると予想される。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の植物抽出エキス飲料の実験結果を示
すものである。
【図1】紅花子葉抽出液がスーパーオキシドを消去する
機能を示すグラフである。
【図2】紅花子葉抽出液のヒドロキシルラジカル消去機
能を示すグラフである。
【図3】紅花子葉搾汁エキスのDPPHラジカル消去機
能を示すグラフである。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紅花の子葉時期から本葉開化直前までに
    採取した子葉および/または茎からの搾汁エキス適量に
    対し、綿実、向日葵、蕎麦、大豆、小豆、エゴマ、ゴマ
    種子等の中、何れか一種または複数種の可食性植物の、
    子葉時期から本葉開化直前までに採取した子葉および/
    または茎からの搾汁エキス適量混合してなるものとした
    ことを特徴とする植物抽出エキス飲料。
  2. 【請求項2】 紅花の子葉時期から本葉開化直前までに
    採取した子葉および/または茎からの搾汁エキスに、ビ
    タミンその他の適宜補充栄養分の適量を添加した強化搾
    汁エキスを、清水等のベース液に混合し、総トコフェロ
    ール(ビタミンE)が1〜200mg/100g前後、
    総アスコルビン酸(総ビタミンC)が50〜1000m
    g/100g前後の栄養成分を含むよう濃度調製してな
    ることを特徴とする植物抽出エキス飲料。
  3. 【請求項3】 紅花の子葉時期から本葉開化直前までに
    採取した子葉および/または茎からの搾汁エキスと、綿
    実、向日葵、蕎麦、大豆、小豆、エゴマ、ゴマ種子等の
    中の、少なくとも一種の可食性植物の子葉時期から本葉
    開化直前までに採取した子葉および/または茎からの搾
    汁エキス適量との複合エキスに、ビタミンその他の適宜
    補充栄養分の適量を添加した強化複合エキスを、清水等
    のベース液に混合し、総トコフェロール(ビタミンE)
    が1〜200mg/100g前後、総アスコルビン酸
    (総ビタミンC)が50〜1000mg/100g前後
    の栄養成分を含むよう濃度調製してなることを特徴とす
    る植物抽出エキス飲料。
  4. 【請求項4】 搾汁エキスが、子葉時期から本葉開化直
    前までの適期に採取した紅花の子葉および/または茎か
    ら根茎、毛根等のカリウムを多く含有する部位を切断、
    除去したものから搾汁、精製されてなる、請求項1ない
    し3何れか記載の植物抽出エキス飲料。
  5. 【請求項5】 茶抽出物のカテキン、ターメリック、ガ
    ーリック等のハーブ、またはアガリスク茸の濃縮エキス
    の、何れか、またはそれらを数種類組み合わせた添加エ
    キスが、適量混合されてなるものとした、請求項1ない
    し4何れか記載の植物抽出エキス飲料。
  6. 【請求項6】 紅花を発芽、育成し、子葉時期から本葉
    開化直前までの適期に採取した子葉および/または茎を
    搾汁し、濾過して固形分を除去することによって搾汁エ
    キスを精製した後、該搾汁エキスの液質酸化防止を兼ね
    た補充栄養分としてビタミンCおよびその他ビタミン類
    等の栄養分を添加して強化搾汁エキスにした上、該強化
    搾汁エキスの適量、または当該強化搾汁エキスが主体と
    なるエキスを清水等のベース液に混合し、総トコフェロ
    ール(ビタミンE)が1〜200mg/100g前後、
    総アスコルビン酸(総ビタミンC)が50〜1000m
    g/100g前後の栄養成分を含むよう濃度調製された
    飲料を製造することを特徴とする、請求項1ないし5何
    れか記載の植物抽出エキス飲料の製造方法。
  7. 【請求項7】 紅花を発芽、育成し、子葉時期から本葉
    開化直前までの適期に採取した子葉および/または茎の
    搾汁工程が、当該搾汁対象の紅花の子葉および/または
    茎から根茎、毛根等のカリウムを多く含有する部位を切
    断、除去する工程を経た上で搾汁する工程によるものと
    した、請求項6記載の植物抽出エキス飲料の製造方法。
  8. 【請求項8】 紅花の発芽、育成工程と、綿実、向日
    葵、蕎麦、大豆、小豆、エゴマ、ゴマ種子等の中、何れ
    か一種または複数種の可食性植物の発芽、育成工程と
    が、夫々電気石または磁力を用いて界面張力の高められ
    た用水だけを用いてなる水耕栽培によって発芽、育成す
    る工程によるものとした、請求項6または7何れか記載
    の植物抽出エキス飲料の製造方法。
  9. 【請求項9】 紅花を発芽、育成してなる子葉および/
    または茎と、綿実、向日葵、蕎麦、大豆、小豆、エゴ
    マ、ゴマ種子等の中、何れか一種または複数種の可食性
    植物を発芽、育成してなる子葉および/または茎との各
    搾汁工程前の段階に、採取した子葉および/または茎
    が、牡蛎貝や北寄貝等の貝殻を粉砕し、1000゜C前
    後で焼成してなるCaO微粉末を溶解してなるCa10
    00ppm以上の水溶液に、5分間程度以上浸漬して一
    般生菌や病原性細菌を殺菌する工程を経てから製造され
    るようにした、請求項6ないし8何れか記載の植物抽出
    エキス飲料の製造方法。
  10. 【請求項10】 紅花を発芽、育成してなる子葉および
    /または茎と、綿実、向日葵、蕎麦、大豆、小豆、エゴ
    マ、ゴマ種子等の中、何れか一種または複数種の可食性
    植物を発芽、育成してなる子葉および/または茎との各
    搾汁工程前の段階に、採取した子葉および/または茎
    を、数秒〜数分間ブランチング(湯通し)や蒸気気流中
    で加熱して植物の酸化を防止する工程を加えてから製造
    されるようにした、請求項6ないし9何れか記載の植物
    抽出エキス飲料の製造方法。
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