JP2001340056A - 養魚飼料用粘結剤 - Google Patents

養魚飼料用粘結剤

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JP2001340056A
JP2001340056A JP2000164555A JP2000164555A JP2001340056A JP 2001340056 A JP2001340056 A JP 2001340056A JP 2000164555 A JP2000164555 A JP 2000164555A JP 2000164555 A JP2000164555 A JP 2000164555A JP 2001340056 A JP2001340056 A JP 2001340056A
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Katsuhiro Nakaguchi
勝博 中口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、養殖等において使用する養魚飼料
用粘結剤、特にシングルモイスト養魚飼料用粘結剤、さ
らに養魚飼料、養魚餌料を提供する。 【解決手段】 平均エーテル化度が0.5〜1.5モル
/C6であり、1重量%水溶液とした場合の粘度が20
00mPa・s以上で、かつ吸水量が3〜13ml/g
であるカルボキシメチルセルロースおよび/またはその
塩を少なくとも含有することを特徴とする養魚飼料用粘
結剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、養殖等において使
用する養魚飼料用粘結剤、特にシングルモイスト養魚飼
料用粘結剤、さらに養魚飼料、養魚餌料に関する。
【0002】
【従来の技術】タイやハマチなどの養殖においては、従
来鰯や鯖などの生餌を使用したモイストペレットの養魚
餌料が広く用いられていたが、近年鰯や鯖などの漁獲高
減少に伴い生餌を用いない養魚餌料として、シングルモ
イストの養魚餌料が使用されるようになっている。シン
グルモイストの養魚餌料は、飼料、特に配合飼料、水、
油脂成分などで構成されるが、生簀中に給餌する際の崩
壊による海面汚染や餌料の散逸を防ぐために、製造時に
粘結剤の使用が不可欠であって、粘結剤と飼料に水、油
脂成分を添加して混練した後、造粒して製造される。こ
のような粘結剤としては、従来よりカルボキシメチルセ
ルロースナトリウム塩(CMC)が主に使用されてい
る。
【0003】従来、シングルモイストの養魚餌料は、製
造時に水の添加量を粘結剤と飼料100重量部に対して
35〜50重量部添加する必要があった。添加する水の
量が35重量部未満であると、混練後の粘結性が不足
し、造粒してペレット状とした養魚餌料の保形性が低く
崩壊し易くなって、生簀中に給餌する際に、「濁り」や
「散り」が起こり、海面汚染や餌料の散逸を生じる問題
があった。しかし、添加する水の量が多くなると養魚餌
料がべたつき、また、養魚餌料の製造時、特に船上での
製造時における作業性が低下するという問題があって、
添加する水量を減少させることが要求されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、養魚餌料の
製造時において、養魚餌料の粘結性及び保形性を向上さ
せることができて、養魚餌料を給餌する際の崩壊による
海面汚染や餌料の散逸を抑制・低減でき、さらに養魚餌
料の製造時に使用する水の量を低減できて作業性を向上
させられる養魚飼料用粘結剤、それを用いた養魚飼料、
養魚餌料の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意研究の結
果、特定の物性、特に吸水量を有するカルボキシメチル
セルロースおよび/またはその塩を粘結剤の構成成分と
することにより、養魚餌料の粘結性、保形性、海中保形
性等を向上できることを見出し、本発明を完成するに至
った。
【0006】本発明は下記の構成を有するものである。 (1)平均エーテル化度が0.5〜1.5モル/C6で
あり、1重量%水溶液とした場合の粘度が2000mP
a・s以上で、かつ吸水量が3〜13ml/gであるカ
ルボキシメチルセルロースおよび/またはその塩を少な
くとも含有することを特徴とする養魚飼料用粘結剤。 (2)平均エーテル化度が1.0〜1.4モル/C6で
あり、1重量%水溶液とした場合の粘度が2500〜6
000mPa・sで、かつ吸水量が5〜11ml/gで
あるカルボキシメチルセルロースおよび/またはその塩
を少なくとも含有することを特徴とする養魚飼料用粘結
剤。 (3)ポリアクリル酸ナトリウムおよび/または澱粉を
含有することを特徴とする(1)または(2)記載の養
魚飼料用粘結剤。 (4)(1)乃至(3)のいずれか一項に記載の養魚飼
料用粘結剤、および飼料を少なくとも含有することを特
徴とする養魚飼料。 (5)(1)乃至(3)のいずれか一項に記載の養魚飼
料用粘結剤、飼料、水、および油脂成分を混合した後、
造粒してなることを特徴とする養魚餌料。 (6)(4)記載の養魚飼料に水を添加して混練した
後、さらに油脂成分を添加して混練し、造粒してなるこ
とを特徴とする養魚餌料。 (7)前記養魚飼料用粘結剤と飼料の総量100重量部
に対し、水を35重量部未満となるよう添加することを
特徴とする(5)または(6)記載の養魚餌料。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で使用するカルボキシメチ
ルセルロースおよび/またはその塩は、平均エーテル化
度が0.5〜1.5モル/C6である必要がある。平均
エーテル化度が0.5モル/C6未満であると、カルボ
キシメチルセルロースおよび/またはその塩の水に対す
る溶解性が低下し、養魚餌料の製造時の飼料に対する粘
結性が不十分となる。また、平均エーテル化度が1.5
モル/C6を超えると、粘結性が低下し、本発明の養魚
飼料用粘結剤を使用した養魚餌料の保形性が低下する。
ましくは粘結性の向上の点から、平均エーテル化度が
0.7〜1.5モル/C6、さらに好ましくは1.0〜
1.4モル/C6、特に好ましくは1.1〜1.3モル
/C6であるのがよい。なお、本発明において「平均エ
ーテル化度」とは、C6(無水グルコース単位)に対す
る平均置換度を指す。
【0008】また、本発明で使用するカルボキシメチル
セルロースおよび/またはその塩は、1重量%水溶液と
した場合の粘度(B型粘度計を使用し、No.4ロータ
ーで25℃、60rpmで測定)が2000mPa・s
以上である必要がある。上記粘度が2000mPa・s
未満であると、本発明の養魚飼料用粘結剤を使用した養
魚餌料の製造時の飼料に対する粘結性が低下する。好ま
しくは上記粘度が2000〜10000mPa・sであ
るのがよい。上記粘度が10000mPa・sを超える
と、本発明の養魚飼料用粘結剤を使用した養魚餌料の製
造時の押出性や造粒性が低下しやすい。さらに好ましく
は、養魚餌料の製造時の飼料に対する粘結性や押出性や
造粒性の点から、上記粘度が2500〜8000mPa
・s、特に好ましくは2500〜6000mPa・s、
最も好ましくは3000〜5000mPa・sであるの
がよい。
【0009】さらに、本発明で使用するカルボキシメチ
ルセルロースおよび/またはその塩は、吸水量が3〜1
3ml/gである必要がある。吸水量が3ml/g未満
であると、養魚餌料の製造時の飼料に対する粘結性が低
下し、吸水量が13ml/gを超えると、本発明の養魚
飼料用粘結剤を使用した養魚餌料の保形性が低下し、養
魚餌料を給餌する際の崩壊による「濁り」や「散り」が
起こり、海面汚染や餌料の散逸を生じる。
【0010】上記吸水量を3〜13ml/gとする方法
は特に限定されないが、例えば、平均エーテル化度や1
重量%水溶液とした場合の粘度(B型粘度計を使用し、
No.4ローターで25℃、60rpmで測定)が特定
範囲となるように、カルボキシメチルセルロースおよび
/またはその塩の構成を制御する方法が挙げられる。一
般に粘度が低くなると吸水量は少なくなりやすく、粘度
が2500〜6000mPa・sである場合、吸水量は
5〜11ml/g程度となる。
【0011】本発明で使用するカルボキシメチルセルロ
ースの塩は特に限定されず、例えば、ナトリウム塩、カ
リウム塩などのアルカリ金属塩、アンモニウム塩などが
挙げられる、これらの塩の混合物であってもよい。
【0012】本発明で使用するカルボキシメチルセルロ
ースおよび/またはその塩は、特に好ましくは平均エー
テル化度が1.0〜1.4モル/C6であり、1重量%
水溶液とした場合の粘度が2500〜6000mPa・
sで、かつ吸水量が5〜11ml/gであるのがよい。
【0013】本発明の養魚飼料用粘結剤は、上記のよう
なカルボキシメチルセルロースおよび/またはその塩を
少なくとも含有していればよいが、他の粘結性を発現し
うる成分や添加剤等の他の成分を含有していても良い。
好ましくは、他の粘結性を発現しうる成分として、ポリ
アクリル酸ナトリウムおよび/または澱粉を含有するの
がよい。ポリアクリル酸ナトリウムおよび/または澱粉
を含有することにより、養魚餌料の製造時の飼料に対す
る粘結性がさらに向上する。なお、上記澱粉としてはα
―澱粉を使用するのが好ましい。
【0014】本発明の養魚飼料用粘結剤が、ポリアクリ
ル酸ナトリウムおよび/または澱粉を含有する場合の各
成分の配合割合は、所望の粘結性等により適宜設定すれ
ばよいが、好ましくは本発明の養魚飼料用粘結剤を飼料
に配合する際の飼料100重量部に対して、カルボキシ
メチルセルロースおよび/またはその塩が1〜4重量
部、ポリアクリル酸ナトリウムが0.1〜1重量部、澱
粉が0.1〜10重量部となるようにするのがよい。ポ
リアクリル酸ナトリウムおよび/または澱粉の配合割合
が上記範囲より小さくなる場合は、配合の効果が得にく
くなる。ポリアクリル酸ナトリウムの配合割合が1重量
部を超えると、本発明の養魚飼料用粘結剤を使用した養
魚餌料がべたつき、養魚餌料同士が密着する現象が起き
やすい。澱粉の配合割合が10重量部を超えると、養魚
餌料製造時に団子状となって混練しにくくなり、また、
配合効果の増大に比較してコストが増大する。
【0015】本発明の養魚飼料用粘結剤は、飼料に配合
して養魚餌料を製造するための養魚飼料とすることがで
きる。該養魚飼料は、少なくとも本発明の養魚飼料用粘
結剤、および飼料を含有していればよいが、他の成分と
して養魚餌料を製造するための油脂成分や水、さらには
本発明の作用を阻害しない範囲で種々の添加剤等を含有
していても良い。
【0016】上記飼料としては通常一般に養魚飼料に使
用されている飼料を使用でき、動物性飼料、植物性飼料
などが挙げられる。これらは1種を単独で使用しても良
いが、好ましくは、動物性飼料や植物性飼料等を複数種
配合し、必要に応じてさらに栄養剤を配合した配合飼料
を用いるのが好ましい。上記動物性飼料原料としては、
魚粉、肉粉、骨肉、ホワイトフィッシュミール、オキア
ミミール、イカミール、フェザーミールなどが挙げられ
る。上記植物性飼料原料としては、油粕類(例えば、大
豆油粕、綿実油粕、菜種油粕など)、穀類(例えば、大
麦、小麦、小麦粉、大豆粉など)、糠類(例えば、脱脂
米糠、生米糠など)、製造粕類(例えば、澱粉粕、グル
テンミールなど)などが挙げられる。上記栄養剤として
は、ビタミン類(例えば、ビタミンB1、ビタミンB2
ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンCなど)、ミネ
ラル類(例えば、カルシウム、リン、カリウム、ナトリ
ウムなど)などが挙げられる。
【0017】上記油脂成分としては通常一般に養魚飼料
に使用されている油脂成分を使用でき、例えば、タラ肝
油、スケソウタラ肝油、イワシ油、綿実油などが挙げら
れる。これらは1種を単独で使用しても、2種以上を併
用しても良い。
【0018】上記添加剤としては通常一般に養魚飼料に
使用されている添加剤を使用でき、例えば、保存料、酸
化防止剤、防かび剤、甘味料、香料などが挙げられる。
これらは1種を単独で使用しても、2種以上を併用して
も良い。
【0019】本発明の養魚飼料用粘結剤および飼料を少
なくとも含有する養魚飼料における各成分の配合割合は
特に限定されない。
【0020】本発明の養魚飼料用粘結剤および飼料を少
なくとも含有する養魚飼料は、特定の構成及び物性を有
するカルボキシメチルセルロースおよび/またはその塩
を粘結剤として含有するため、飼料を混練した後に、油
脂成分が滲み出るようなことがなく、該養魚飼料を用い
た養魚餌料の油脂成分の耐ブリード性にも優れているの
で、造粒直後に給餌する船上タイプの養魚餌料、又は造
粒した翌日などに給餌される陸上タイプの養魚餌料のい
ずれの製造にも好適に使用できる。また、該養魚飼料を
用いた養魚餌料の製造時には使用する水の量を少なくで
きるため、作業性にも優れ、さらには製造された養魚餌
料の粘結性及び保形性が優れる。
【0021】本発明の養魚飼料用粘結剤は、養魚餌料を
製造する際に使用する粘結剤として使用する。養魚餌料
の製造方法は、本発明の養魚飼料用粘結剤を配合すれば
特に限定されず、通常一般の養魚餌料の製造方法と同様
に行うことができる。即ち、本発明の養魚飼料用粘結
剤、飼料、水、および油脂成分、さらには本発明の作用
を阻害しない範囲で種々の添加剤等を同時あるいは順次
配合して混合した後、造粒する方法、あるいは、上記の
ような本発明の養魚飼料用粘結剤および飼料を少なくと
も含有する養魚飼料に必要に応じて、水、および油脂成
分、さらには本発明の作用を阻害しない範囲で種々の添
加剤等を同時あるいは順次配合して混合した後、造粒す
る方法などが挙げられる。好ましくは、先に養魚飼料用
粘結剤と飼料を混合するか、本発明の養魚飼料用粘結剤
および飼料を少なくとも含有する養魚飼料を使用し、こ
れらに水を添加して混練した後、さらに油脂成分を添加
して混練し、造粒する方法が好ましい。このように製造
することにより、養魚餌料の粘結性及び保形性を向上さ
せることができる。
【0022】なお、油脂成分及び添加剤の種類について
は特に限定されず、例えば、上述した油脂成分及び添加
剤を使用できる。また、各成分の配合割合についても特
に限定されないが、養魚餌料製造時の作業性の向上の点
から、含有する養魚飼料用粘結剤と飼料の総量100重
量部に対し、水を35重量部未満となるよう添加するの
が好ましい。本発明の養魚飼料用粘結剤を使用すること
により、水の添加量を35重量部未満としても十分な粘
結性が発現し、製造された養魚餌料の保形性に優れる。
【0023】上記養魚餌料の製造に際しては、従来一般
に使用される混練や造粒の機能を有する製造装置を使用
できる。
【0024】以下に、試験例および実施例を用いて本発
明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらによって
限定されるものではない。 試験例 1.試験方法 濁度 実施例1〜5、比較例1,2の養魚餌料5個を、合成海
水(200ml)中に設置した金網(60mesh)上
に投入し、マグネチックスターラーを用いて合成海水を
10分間撹拌した。その後、金網ごと養魚餌料を除去し
て、合成海水を300meshの金網で濾過し、濾液の
濁度を濁度計(日本電色工業(株)製、Water A
nalyzer−2000)を用いて測定した。なお、
濾液の濁度が低いほど、保形性に優れることを示す。
【0025】海水中保形性 上記試験(1)において10分間撹拌した合成海水中の
養魚餌料の保形状態を、目視・感触による官能評価によ
り行った。なお評価基準は下記の通りである。 ◎:保形性優良 ○:保形性良 △:保形性やや良 ▲:保形性やや不良 ×:保形性不良
【0026】2.試験結果 表1に上記試験結果を示す。表1から明らかなように、
実施例の養魚餌料は、濁度および海水中保形性がいずれ
も、比較例より優れている。
【0027】
【実施例】実施例1〜5、比較例1,2 表1に示す組成の養魚飼料用粘結剤を使用し、下記の組
成の配合飼料と表1に示す配合となるように配合して養
魚飼料とした。さらに該養魚飼料に、養魚飼料の総量1
00重量部に対し、水を30重量部となるよう添加して
2分間混練した後、さらに油脂成分(フィードオイル:
理研ビタミン(株)製、フィードオイルΩ)を養魚飼料
の総量100重量部に対し、10重量部となるよう添加
して3分間混練し、モイストペレッター試験機((株)
サンコーテクノ製)により造粒して(直径9mm)の円
筒形の養魚餌料を作成した。 [配合飼料組成]魚粉(60重量%)、大豆粕(20重
量%)、小麦粉(8重量%)、米糠(8重量%)、コー
ングルテンミール(3重量%)、第一燐酸カルシウム
(1重量%)(合計100重量%)
【0028】
【表1】 *上記表中[重量部]は、配合飼料100重量部に対す
る配合量を示す。 *上記表中粘結剤は、養魚飼料用粘結剤を示す。 *上記表中CMCは、カルボキシメチルセルロースのナ
トリウム塩を示す。
【0029】
【発明の効果】本発明の養魚飼料用粘結剤は、特定の物
性、特に吸水量を有するカルボキシメチルセルロースお
よび/またはその塩を粘結剤の構成成分とすることによ
り、養魚餌料の製造時において、養魚餌料の粘結性及び
保形性を向上させることができ、養魚餌料を給餌する際
の崩壊による海面汚染(濁り)や餌料の散逸(散り)を
抑制・低減できる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均エーテル化度が0.5〜1.5モル
    /C6であり、1重量%水溶液とした場合の粘度が20
    00mPa・s以上で、かつ吸水量が3〜13ml/g
    であるカルボキシメチルセルロースおよび/またはその
    塩を少なくとも含有することを特徴とする養魚飼料用粘
    結剤。
  2. 【請求項2】 平均エーテル化度が1.0〜1.4モル
    /C6であり、1重量%水溶液とした場合の粘度が25
    00〜6000mPa・sで、かつ吸水量が5〜11m
    l/gであるカルボキシメチルセルロースおよび/また
    はその塩を少なくとも含有することを特徴とする養魚飼
    料用粘結剤。
  3. 【請求項3】 ポリアクリル酸ナトリウムおよび/また
    は澱粉を含有することを特徴とする請求項1または2記
    載の養魚飼料用粘結剤。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    養魚飼料用粘結剤、および飼料を少なくとも含有するこ
    とを特徴とする養魚飼料。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    養魚飼料用粘結剤、飼料、水、および油脂成分を混合し
    た後、造粒してなることを特徴とする養魚餌料。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の養魚飼料に水を添加して
    混練した後、さらに油脂成分を添加して混練し、造粒し
    てなることを特徴とする養魚餌料。
  7. 【請求項7】 前記養魚飼料用粘結剤と飼料の総量10
    0重量部に対し、水を35重量部未満となるよう添加す
    ることを特徴とする請求項5または6記載の養魚餌料。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06125715A (ja) * 1992-10-16 1994-05-10 Daicel Chem Ind Ltd 養魚餌料用混合飼料及び養魚用餌料
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