JP2001338841A - チップコンデンサ - Google Patents

チップコンデンサ

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JP2001338841A
JP2001338841A JP2000159001A JP2000159001A JP2001338841A JP 2001338841 A JP2001338841 A JP 2001338841A JP 2000159001 A JP2000159001 A JP 2000159001A JP 2000159001 A JP2000159001 A JP 2000159001A JP 2001338841 A JP2001338841 A JP 2001338841A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半田付けの際、半田が偏ることによる半田付
け後のチップコンデンサの傾きを防止する。 【解決手段】 同一平面内に、陰極端子の半田付け面5
3と、陽極端子の半田付け面73とを、それぞれ間隔を
隔てて複数設ける。このように、各半田付け面53、7
3が、それぞれ複数に分割された状態にあるので、チッ
プコンデンサをプリント配線板上のランドに半田付けす
る際、半田は偏ることなく分散される。従って、チップ
コンデンサが傾いた状態で取り付けられるのを抑制で
き、半田付け不良等をも防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプリント配
線板等の基板上に実装される所謂表面実装(SMD)型
のチップコンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】上記チップコンデンサとして、従来、例
えば図6に示すようなものがある。同図(a)に示すよ
うに、このチップコンデンサは、固体タンタルコンデン
サ素子101を有している。このコンデンサ素子101
は、表面に陰極層が形成された概略直方体状の素子本体
102と、この素子本体102の一側面から突出した概
略丸棒状のタンタルワイヤ製陽極リード103と、から
成る。そして、陽極リード103の先端部分には、概略
帯状の陽極端子104の一端が、例えば溶接されてい
る。一方、陰極層(素子本体表面)102の上記陽極リ
ード103が突出している側とは反対側の側面及び上面
(同図(a)おいて右側の面及び上方側の面)には、こ
れら各面に沿ってクランク状に成形された概略帯状の陰
極端子105の一端が、例えば導電性接着剤106によ
り接着されている。
【0003】更に、コンデンサ素子101は、上記各端
子104、105の各他端側をそれぞれ外方に引き出し
た状態で、例えばエポキシ樹脂等の硬質樹脂製の外装材
107により概略直方体状に成型(モールド)されてい
る。そして、各端子104、105は、それぞれ略対称
的に、外装材107の相対向する側面(同図において左
右の各側面)108、109及び底面(同図において下
方側の面)110に沿って、概略コの字状に折り曲げら
れている。これにより、同図(b)に示すように、各端
子104、105の各他端側に、それぞれ外装材107
の底面110に沿う面104a、105aが形成され
る。これら各面104a、105aが、図示しないプリ
ント配線板上に設けられたランドへの半田付け面とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のチ
ップコンデンサによれば、上記各端子104、105の
各半田付け面104a、105aが、それぞれ一面構成
とされているので、これら各半田付け面104a、10
5aを上記ランド上に半田付けする際、半田が偏って、
当該半田付け後のチップコンデンサが傾いてしまうこと
があるという問題がある。この問題は、半田量が多いほ
ど顕著になり、また、場合によっては、半田付け不良を
招くおそれもある。
【0005】そこで、本発明は、傾いた状態で半田付け
されたり、また、半田付け不良を招いたりするのを防止
できるチップコンデンサを提供することを目的とする。
また、この目的を達成しつつも、上記従来のチップコン
デンサよりも小型のチップコンデンサを実現すること
も、本発明の目的とするところである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るチップコンデンサは、陰極部と陽極部
とを有するコンデンサ素子と、それぞれ間隔を隔てて略
同一平面内に位置する第1の平面を有し、上記陰極部と
電気的に接続されている複数の陰極端子と、それぞれ間
隔を隔てて上記各第1の平面と略同一平面内に位置する
第2の平面を有し、上記陽極部と電気的に接続されてい
る複数の陽極端子と、上記各第1の平面及び各第2の平
面それぞれの少なくとも一部分を露出させた状態で、コ
ンデンサ素子、各陰極端子及び各陽極端子を被覆する外
装材と、を具備するものである。
【0007】本発明によれば、上記同一平面内に、複数
の陰極端子の各第1の平面と、複数の陽極端子の各第2
の平面とが、それぞれ間隔を隔てて位置している。そし
て、これら各平面それぞれの一部分または全面が、外装
材の外部に露出しており、これら露出した部分が、半田
付け面となる。このように各端子の各半田付け面が、そ
れぞれ分割された状態にあるので、本発明に係るチップ
コンデンサを、基板上、例えばプリント配線板上に設け
られたランド等に半田付けする際、半田が上記各半田付
け面(各第1の平面及び各第2の平面)に分散される。
従って、上記従来技術において問題としている半田の偏
りを抑制でき、ひいてはチップコンデンサが傾いた状態
で半田付けされるのを防止できる。
【0008】また、本発明では、上記コンデンサ素子と
して、上記陰極部が、コンデンサ素子本体の表面を形成
する少なくとも一つの平面部分を有し、上記陽極部が、
上記コンデンサ素子本体の表面の上記平面部分を除く所
定の部分から外方に向かって突出する部分を有するも
の、を用いてもよい。この場合、各陰極端子は、それぞ
れ、上記第1の平面と対向する第3の平面を有する平板
状導電体により構成する。そして、上記陰極部の平面部
分の下方に、この平面部分と略平行に上記各第3の平面
を位置させると共に、これら第3の平面と上記陰極部の
平面部分とを電気的に接続する。また、各陽極端子は、
それぞれ、上記第2の平面と対向する第4の平面を有す
る平板状導電体により構成する。そして、これら第4の
平面を上記各第3の平面と略同一平面内に位置させると
共に、これら第4の平面と上記陽極部の突出部分とを電
気的に接続する。
【0009】この構成によれば、各陰極端子及び各陽極
端子は、それぞれ陰極部(コンデンサ素子本体)の平面
部分の下方にのみ位置し、しかも、いずれも平板状であ
る。更に、陰極端子は、陰極部に対して極めて短い距離
で直接に接続される。従って、各端子104、105を
概略コの字状に成形する上記従来のチップコンデンサに
比べて、各端子がチップコンデンサ全体に占める体積の
割合を低減でき、その分、チップコンデンサ全体を小型
化できる。
【0010】更に、上記各陰極端子については、これら
を外装材内部において相互に結合する陰極端子結合手段
を設けてもよい。このようにすれば、各陰極端子を一部
品として取り扱うことができ、本発明に係るチップコン
デンサの製造(組立作業)及び部品管理等が、容易にな
る。また、各陽極端子についても、同様に、これらを外
装材内部において相互に結合する陽極端子結合手段を設
けてもよい。このようにすれば、各陽極端子を一部品と
して取り扱うことができ、本発明に係るチップコンデン
サの製造及び部品管理等が、容易になる。
【0011】なお、上記各陰極端子と陰極端子結合手段
とから成る部分は、1枚の平板状金属を成形する、例え
ば打ち抜き加工や折り曲げ加工等を行うことにより、一
体に形成してもよい。このようにすれば、これら各陰極
端子と陰極端子結合手段とから成る部分自体の製造及び
管理等が、より容易になる。また、各陽極端子と陽極端
子結合手段とから成る部分についても、同様に、1枚の
平板状金属を成形することにより一体に形成してもよ
い。このようにすれば、これら各陽極端子と陽極端子結
合手段とから成る部分自体の製造及び管理等も、より容
易になる。
【0012】更に、各陰極端子の各第1の平面のうち、
一部のものまたは全てのものについて、それぞれ凹所
(所謂段差)を設けてもよい。このようにすれば、当該
凹所内にも半田が浸入して、その分、各陰極端子(各第
1の平面)について更に半田の偏りを抑制できる。ま
た、凹所を設けることにより、半田付け面全体としての
面積が増大するので、各陰極端子とランドとの結合力
が、増大する。これと同様に、各陽極端子の各第2の平
面についても、そのうちの一部ものもまたは全てのもの
について、それぞれ凹所を設けてもよい。このようにす
れば、当該凹所内にも半田が浸入して、その分、各陽極
端子(各第2の平面)について更に半田の偏りを抑制で
き、また、各陽極端子とランドとの結合力も、増大す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を例えばタンタルチップコ
ンデンサに応用する場合の第1の実施の形態について、
図1を参照して説明する。同図(a)乃至同図(c)に
示すように、本第1の実施の形態に係るチップコンデン
サは、内部に、固体タンタルコンデンサ素子1を有して
いる。このコンデンサ素子1は、公知の方法によって製
造される例えば上述した従来技術におけるコンデンサ素
子101と同様のもので、略全表面にわたって陰極層が
形成された概略直方体状の素子本体2と、この素子本体
2の一側面21の中央やや底面22側寄りの部分から外
方に直線状に突出した概略丸棒状のタンタルワイヤ製陽
極リード3と、から成る。
【0014】なお、素子本体2は、その外表面のうち、
少なくとも一面、例えば底面22が平面に形成されてい
るものであれば、他の形状、例えば五角柱等の多角柱状
や蒲鉾状等の構造であってもよい。また、陽極リード3
は、素子本体2の内部に形成された図示しない陽極部を
素子本体2の外部に引き出すためのもので、この引き出
し部分において陽極リード3と素子本体2の表面に形成
された上記陰極層とが接触しないように、陽極リード3
の当該引き出し部分の周囲には、同図(a)に示すよう
に、円盤状の絶縁キャップ4が設けられている。ここで
は、この陽極リード3を、上記概略丸棒状のタンタルワ
イヤ構成としているが、これに限らず、板状や帯状のも
のを用いてもよい。
【0015】素子本体2の上記陽極リード3が突出した
側とは反対側の面23と底面22との接合部である角部
には、これら各面22、23に沿って概略L字状に形成
された陰極端子体5が配置されている。この陰極端子体
5は、同図(e)に示すように、複数、例えば2つ、の
概略長方形状の陰極端子部51、51と、これら各端子
部51、51の各一端縁を互いに結合する概略コの字状
の陰極端子結合部52と、から成る。
【0016】各陰極端子部51、51は、それぞれ互い
に平行な2つの平面53、54を有する平板金属から成
り、それぞれの両端縁を揃えた状態で、それぞれの一長
辺を互いに間隔を隔てて平行に位置させ、かつ、それぞ
れの一平面(例えば同図(e)における下方の面であっ
て、以下、この面を底面と言う。)53、53と他平面
(同図(e)における上方の面であって、以下、この面
を上面と言う。)54、54とをそれぞれ同一平面上に
位置させた状態にある。陰極端子結合部52もまた、平
板金属から成り、この陰極端子結合部52は、上記各陰
極端子51、51の各上面54、54側において、これ
ら各上面54、54と当該結合部52の一面55とが直
角を成しかつ互いに隣接する状態に、設けられている。
そして、この陰極端子結合部52の上記概略コの字の開
口部側に位置する各端縁が、上記各陰極端子部51、5
1の各一端縁に結合されている。この構成により、各陰
極端子部51、51は、少なくともそれぞれの底面5
3、53よりも上方の位置において、陰極端子結合部5
2により互いに電気的にかつ機械的に結合される状態に
なる。
【0017】上記陰極端子体5は、導電性接着剤6によ
り、素子本体2の表面に形成された陰極層と電気的にか
つ機械的に接続されている。具体的には、各陰極端子部
51、51が、陰極層(素子本体)2の底面22の幅方
向(陽極リード3の突出方向を横切る方向であって、例
えば同図(c)における左右方向)に沿って位置するよ
うに配置され、これら各陰極端子部51、51の各上面
54、54が、陰極層2の底面22に接続されている。
そして、陰極端子結合部52の上記上面54、54と隣
接する側の面55が、陰極層2の側面23に接続されて
いる。
【0018】一方、素子本体2の底面22の下方におけ
る上記陽極リード3が突出した側には、上記陰極端子体
5と同様の陽極端子体7が、配置されている。即ち、こ
の陽極端子体7は、同図(e)に示すように、上記陰極
端子体5と同一形状及び同一寸法のもので、上記陰極端
子部51、51と同様の、概略長方形状の2つの陽極端
子部71、71と、上記陰極端子結合部52と同様の、
各陽極端子部71、71の各一端縁を互いに電気的にか
つ機械的に結合する概略コの字状の陰極端子結合部72
と、から成る。そして、陽極端子体7は、各陽極端子部
71、71の各他端縁を、上記陰極端子体5の各陰極端
子部51、51の各他端縁と対向させると共に、各陽極
端子部71、71の各底面73、73及び各上面74、
74を、それぞれ上記各陰極端子部51、51の各底面
53、53及び各上面54、54と同一平面上に位置さ
せた状態で、当該陰極端子体7と線対称に配置されてい
る。なお、各陽極端子部71、71の各一端縁(陽極端
子結合部72の外側面)は、陽極リード3の先端位置に
概ね揃えられている。また、各陽極端子部71、71の
各他端縁側においては、これら陽極端子部71、71と
陰極層2とが直接に接触することを阻止するために、各
陽極端子部71、71の各上面74、74のうち陰極層
2の下方に位置する部分に、絶縁テープ等の絶縁体61
が設けられている。
【0019】そして、上記各陽極端子部71、71の各
上面74、74と、陽極リード3の下方と、の間に、例
えば円柱状の接続具8が設けられている。この接続具8
は、例えばタンタルワイヤ製のもので、各陽極端子部7
1、71間を架渡す状態に、陽極リード3の突出方向を
水平方向に沿って横切る方向に伸延している。そして、
この接続具8の外側面は、各陽極端子部71、71の各
上面74、74と陽極端子結合部72の内側面75と陽
極リード3の下側面とに、それぞれ接触しており、これ
ら接触部分において、例えば溶接が成されている。これ
により、陽極端子体7と陽極リード3とは、上記接続具
8を介して、電気的にかつ機械的に接続されている。
【0020】なお、上記各陰極端子部51、51と陽極
端子結合部52とから成る陰極端子体5は、例えば1枚
の長方形状の平板金属を板金加工することにより一体に
形成できる。具体的には、まず、当該長方形状の平板金
属を概略コの字状に打ち抜き加工する。そして、この打
ち抜き加工により形成される互いに平行を成す2つの帯
状の部分の途中を、直角に折り曲げ加工すれば、上記一
体の陰極端子体5を形成できる。各陽極端子部71、7
1と陰極端子結合部72とから成る陽極端子体7につい
ても、これと全く同様である。
【0021】上記陰極端子体5及び陽極端子体7の各外
形寸法は、次の通りとされている。即ち、図1(b)か
ら明らかなように、陽極リード3の突出方向に沿う方向
における各端子体5、7(各端子部51、71)の各長
さ寸法は、同方向におけるコンデンサ素子1全体の長さ
寸法(陽極リード3の先端から素子本体2の側面23ま
での距離)の1/2よりも小さ目とされており、例えば
コンデンサ素子1全体の長さ寸法の1/4乃至2/5程
度の寸法とされている。そして、同図(a)及び同図
(c)から明らかなように、陽極リード3の突出方向を
水平方向に沿って横切る方向、における各端子体5、7
の所謂各幅寸法は、同方向におけるコンデンサ素子1全
体の幅寸法(素子本体2の幅寸法)と略同程度の寸法と
されている。そして、各端子体5、7(各結合部52、
57)の各高さ寸法、厳密には各端子部51、71の上
面54、74から各結合部52、72の上方側端縁まで
の寸法は、素子本体2の底面22から陽極リード3の下
側面までの距離(より厳密には、この距離に上記絶縁テ
ープ61の厚さ寸法を加算した値)よりも若干小さ目と
されている。なお、上記接続具8の長さ寸法(陽極リー
ド3の突出方向を水平方向に沿って横切る方向における
寸法)は、同図(a)に示すように、上記各端子体5、
7の幅寸法(素子本体2の幅寸法)よりも僅かに小さ目
とされている。
【0022】上記コンデンサ素子1、陰極端子5、陽極
端子7及び接続具8は、例えばエポキシ樹脂等の硬質樹
脂製の外装材9によって概略直方体形に被覆されてい
る。ただし、外装材9は、各陰極端子部51、51の各
底面53、53及び各陽極端子部71、71の各底面7
3、73のみ外部に露出させ、他の部分は内部に埋没さ
せる状態に被覆している。また、外装材9の上記各底面
53、53及び73、73を露出させている側の外側面
91は、これら各底面53、53及び73、73と同一
平面を形成する状態に形成されている。この同一平面
が、本第1の実施の形態に係るチップコンデンサの底
面、即ち図示しないプリント配線板等の基板との接触面
となる。そして、上記各端子部51、51及び71、7
1の各底面53、53及び73、73が、プリント配線
板上に設けられたランドへの半田付け面となる。
【0023】このように、本第1の実施の形態によれ
ば、各端子(端子体)5、7の各半田付け面53、53
及び73、73が、それぞれ間隔を隔てて複数(2つ)
に分割された状態にあるので、本実施の形態に係るチッ
プコンデンサを、上記ランド上に半田付けする際、半田
が上記各半田付け面53、53及び73、73に分散さ
れる。従って、上述した従来技術において問題としてい
る半田の偏りを抑制でき、ひいてはチップコンデンサが
傾いた状態で半田付けされたり、或いは半田付け不良を
招いたりするのを、防止できる。
【0024】また、本第1の実施の形態では、上記各半
田付け面53、53及び73、73を有する各端子部5
1、51及び71、71は、それぞれ素子本体2の下方
にのみ位置しており、しかも、いずれも平板状である。
更に、各陰極端子部51、51は、それぞれの上面5
4、54を陰極層(素子本体)2に密着させることによ
って、当該陰極層2に対して極めて短い距離で直接に接
続されている。また、各陰極端子部51、51は、それ
ぞれの一端縁が陰極端子結合部52によって結合されて
いるものの、この陰極端子結合部52もまた、その一面
55を陰極層2の側面23に密着させている。一方、各
陽極端子部71、71は、それぞれの一端縁を陽極リー
ド3の先端に揃えた状態で、それぞれの他端縁を上記各
陰極端子部51、51の各他端縁に対向させている。そ
して、各陽極端子部71、71を結合する陽極端子結合
部72、及びこれらと陽極リード3とを接続する接続具
8は、陽極リード3と素子本体2の全面は、素子本体2
の全面21と陽極リード3とに挟まれた空間内に収容さ
れる状態に位置している。従って、各端子104、10
5を概略コの字状に成形する上記従来のチップコンデン
サに比べて、各端子体5、7がチップコンデンサ全体に
占める体積の割合を低減でき、その分、チップコンデン
サ全体を小型化できる。
【0025】なお、本第1の実施の形態においては、陰
極端子体5を構成する陰極端子部51(半田付け面5
3)の数を2としたが、3以上としてもよい。同様に、
陽極端子体7についても、これを構成する陽極端子部7
1(半田付け面73)の数を3以上としてもよい。ま
た、これら陰極端子部51の数と陽極端子部71の数と
は、必ずしも同じである必要はなく、これら両者の数を
異ならせてもよい。このようにすれば、各端子部51、
71(半田付け面53、73)の数の違いにより、チッ
プコンデンサ自体の極性を認識できるようになる。
【0026】また、上記各半田付け面53、53及び7
3、73を形成するのに、平板金属を成形してなる陰極
端子体5及び陽極端子体部7を用いたが、これに限らな
い。即ち、同一平面上に、上記各半田付け面53、53
及び73、73と同様な面を形成できるのであれば、他
の構造体により、これら各半田付け面を形成してもよ
い。
【0027】そして、本第1の実施の形態では、コンデ
ンサ素子1として、素子本体2とこの素子本体2から突
出した陽極リード3とを備えた構造のものを用いたが、
これ以外の構造のものを用いてもよい。また、外装材9
により、チップコンデンサ全体として概略直方体の形状
になるよう形成したが、これ以外の形状としてもよい。
【0028】更に、各端子体5、7については、それぞ
れ1枚の平板金属を板金加工することによりこれらを形
成したが、これ以外の手法によりこれら各端子体5、7
を形成してもよい。また、各端子体5、7の形状及び寸
法を、それぞれ同一としたが、本第1の実施の形態と同
様の作用及び効果を奏するのであれば、これら両者の形
状及び寸法は同一でなくてもよい。ただし、これら各端
子体5、7の形状及び寸法を、それぞれ同一とした方
が、製造上及び管理上、便利である。
【0029】図2に、本発明の第2の実施の形態を示
す。同図に示すように、本第2の実施の形態は、陽極端
子体7を構成する陽極端子結合部72の高さ寸法を、上
記第1の実施の形態のものよりも高くして、この陽極端
子結合部72自体の上方側端縁を、直接に陽極リード3
の下側面に接触させたものである。そして、この接触部
分を溶接することにより、陽極端子結合部72を含む陽
極端子体7と陽極リード3とを、電気的にかつ機械的に
接続したものである。なお、これ以外の構成について
は、上記図1に示す第1の実施の形態と同様であるの
で、同等部分には図1と同一符号を付して、その詳細な
説明を省略する。
【0030】同図から明らかなように、この第2の実施
の形態によれば、陽極リード3と陽極端子体5とを接続
するための上記第1の実施の形態における接続具8が不
要となる。従って、その分、製造コストを低減でき、ひ
いては、本発明に係るチップコンデンサを低価格で提供
できる。
【0031】なお、本第2の実施の形態では、陰極端子
体5を構成する陰極端子結合部52の高さ寸法について
も、上記陰極端子結合部72と同様、第1の実施の形態
のものよりも高くしている。即ち、陰極端子体5の形状
及び寸法を、陽極端子体7の形状及び寸法と、同一とし
ている。勿論、これら両者の形状及び寸法を同一とする
必要のないことは、上述した通りである。
【0032】図3に、本発明の第3の実施の形態を示
す。同図に示すように、本第3の実施の形態は、上記陽
極端子結合部72の高さ寸法を、上記第2の実施の形態
のものよりも更に高くすると共に、その中央部に概略U
字状の凹部76を設け、この凹部76に陽極リード3を
嵌合させたものである。そして、この嵌合により、陽極
リード3の外側面の下方側略半周にわたる部分と上記凹
部76の縁部とを接触させることによって、これら陽極
リード3と陽極端子結合部72(陽極端子体7)との接
触面積を増大させたものである。なお、これ以外の構成
については、上記図1に示す第1の実施の形態と同様で
あるので、同等部分には図1と同一符号を付して、その
詳細な説明を省略する。
【0033】このように、陽極リード3と陽極端子体7
との接触面積を増大させることによって、これら両者間
の電気的及び機械的な接続をより強固にできる。また、
これら両者間での等価直列抵抗(ESR)を、上記第2
の実施の形態のものに比べて遥かに低減でき、所謂低E
SR型のチップコンデンサを実現できる。
【0034】なお、陰極端子体5についても、陰極端子
結合部52の高さ寸法を上記陽極端子結合部73の高さ
寸法と同程度としている。このようにすれば、陰極端子
結合部52(陰極端子体5)と陰極層2との接触面積も
増大して、上記ESRをより低減できる。ただし、陰極
端子結合部52には、上記凹部73のような切欠をもう
ける必要はないので、当該陰極端子結合部52は、単に
平板状としている。
【0035】図4に、本発明の第4の実施の形態を示
す。同図に示すように、本第4の実施の形態は、上記第
1の実施の形態における陰極端子体5を構成する陰極端
子結合部52及び陽極端子体7を構成する陽極端子結合
部72を、構成要素から削除し、各陰極端子部51、5
1及び各陽極端子部71、71を、それぞれ独立した平
板金属構成としたものである。なお、これ以外の構成に
ついては、上記図1に示す第1の実施の形態と同様であ
るので、同等部分には図1と同一符号を付して、その詳
細な説明を省略する。
【0036】このようにすれば、上記各結合部52、7
2の分だけ、金属部分を削減でき、各端子体5、7の材
料費を削減できる。ただし、チップコンデンサの製造
(組立作業)及び部品管理等の利便性を考慮すれば、上
記第1の実施の形態のように、各陰極端子部51、51
及び各陽極端子部71、71を、それぞれ陰極端子結合
部52及び陽極端子結合部72により一体に結合する方
が、有効である。また、各結合部52、72が、外装材
9の内部に埋没する分、例えば各端子体5、7が外装材
9から剥離し難くなる等、各端子体5、7の機械的外力
に対する耐久性が向上する。
【0037】なお、陰極端子部51、51及び陽極端子
部71、71の一方のみを、図4に示すようにそれぞれ
独立した平板金属構成とし、他方は、上記第1の実施の
形態のように結合部52または72によって一体に結合
される構成としてもよい。
【0038】また、外装材9によりコンデンサ素子1等
を被覆する際、例えば図2(b)及び同図(d)にそれ
ぞれ一点鎖線92、92で示すように、各端子部51、
51及び71、71の外方側の各端面57、57及び7
7、77をも、露出させるよう被覆してもよい。このよ
うにすれば、これら各端面57、57及び77、77も
半田付け面として機能し、より安定した半田付けを実現
できる。
【0039】図5に、本発明の第5の実施の形態を示
す。同図に示すように、本第5の実施の形態は、各端子
体5、7の各半田付け面(底面)53、53及び73、
73の外方側に、それぞれ凹所(段差)58、58及び
78、78を設けたものである。これらの凹所58、5
8及び78、78は、例えば、各端子体5、7が単体の
状態にあるとき(即ち本チップコンデンサを組み立てる
以前に)、これら各端子体5、7を予めハーフエッチン
グすることにより形成できる。なお、これ以外の構成に
ついては、上記図1に示す第1の実施の形態と同様であ
るので、同等部分には図1と同一符号を付して、その詳
細な説明を省略する。
【0040】本第5の実施の形態によれば、チップコン
デンサをランド上に半田付けする際、これら各凹所5
8、58及び78、78内にも半田が侵入して、更に半
田の偏りを抑制できる。また、これら凹所58、58及
び78、78を設けたことにより、各半田付け面53、
53及び73、73全体としての面積が増大するので、
これら各半田付け面53、53及び73、73とランド
との結合力が、増大する。
【0041】なお、本第5の実施の形態では、各半田付
け面(底面)53、53及び73、73の外方側に、上
記各凹所58、58及び78、78を設けたが、これに
限らない。例えば、各半田付け面53、53及び73、
73の中央部分や内側部分に、上記各凹所58、58及
び78、78を設けてもよい。また、個々の半田付け面
53、53及び73、73に対して、それぞれ上記凹所
58、58及び78、78を複数設けてもよい。更に、
全ての半田付け面53、53及び73、73に上記凹所
58、58及び78、78を設けるのではなく、各半田
付け面53、53及び73、73のうち任意のもの、例
えば陰極端子体5側の半田付け面53、53のみ、また
は陽極端子体7側の半田付け面73、73のみに、上記
凹所58、58及び78、78を設けてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るチップコン
デンサによれば、陰極端子及び陽極端子の各半田付け面
が複数に分割された状態にあるので、本チップコンデン
サを、プリント配線板上のランド等に半田付けする際、
半田(半田量)が分散される。従って、上述した従来技
術において問題としている半田の偏りを抑制でき、これ
により、チップコンデンサが傾いた状態で半田付けされ
たり、半田付け不良を招いたりするのを防止できるとい
う効果がある。
【0043】また、上記各端子は、平板状金属等の平板
状導電体により形成できるので、各端子104、105
を概略コの字状に成形する上記従来技術に比べて、各端
子がチップコンデンサ全体に占める体積の割合を低減で
き、その分、チップコンデンサ全体を小型化できるとい
う効果がある。このことは、例えば携帯電話機等に代表
される移動体通信機器等のように、機器の小型化が重要
視される用途において、極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチップコンデンサの第1の実施の
形態を示す図で、(a)は、外装材を取り除いた状態で
前方から見た図、(b)は、外装材を取り除いた状態で
の右方から見た図、(c)は、外装材を取り除いた状態
で後方から見た図、(d)は、外観底面図、(e)は、
各端子のみを示す拡大斜視図、である。
【図2】本発明に係るチップコンデンサの第2の実施の
形態を示す図である。
【図3】本発明に係るチップコンデンサの第3の実施の
形態を示す図である。
【図4】本発明に係るチップコンデンサの第4の実施の
形態を示す図である。
【図5】本発明に係るチップコンデンサの第5の実施の
形態を示す図である。
【図6】従来のチップコンデンサの概略構成を示す図
で、(a)は、内部構造を右側から見た図、(b)は、
外観底面図である。
【符号の説明】
1 コンデンサ素子 2 陰極層 3 陽極リード 5 陰極端子体 7 陽極端子体 9 外装材 51 陰極端子部(陰極端子) 52 陰極端子結合部 53 底面(第1の平面) 54 上面(第3の平面) 71 陽極端子部(陽極端子) 72 陽極端子結合部 73 底面(第2の平面) 74 上面(第4の平面)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極部と陽極部とを有するコンデンサ素
    子と、 それぞれ間隔を隔てて略同一平面内に位置する第1の平
    面を有し、上記陰極部と電気的に接続されている複数の
    陰極端子と、 それぞれ間隔を隔てて上記各第1の平面と略同一平面内
    に位置する第2の平面を有し、上記陽極部と電気的に接
    続されている複数の陽極端子と、 上記各第1の平面及び各第2の平面それぞれの少なくと
    も一部分を露出させた状態で、上記コンデンサ素子、各
    陰極端子及び各陽極端子を被覆する外装材と、を具備す
    るチップコンデンサ。
  2. 【請求項2】 上記陰極部は、コンデンサ素子本体の表
    面を形成する少なくとも一つの平面部分を有し、上記陽
    極部は、上記コンデンサ素子本体の表面の上記平面部分
    を除く所定の部分から外方に向かって突出する部分を有
    し、 上記各陰極端子は、それぞれ、上記第1の平面と対向す
    る第3の平面を有する平板状導電体から成り、上記陰極
    部の平面部分の下方に、この平面部分と略平行に上記各
    第3の平面が位置し、これら第3の平面が上記陰極部の
    平面部分と電気的に接続されており、 上記各陽極端子は、それぞれ、上記第2の平面と対向す
    る第4の平面を有する平板状導電体から成り、これら第
    4の平面が上記各第3の平面と略同一平面内に位置し、
    これら第4の平面と上記陽極部の突出部分とが電気的に
    接続されている、請求項1に記載のチップコンデンサ。
  3. 【請求項3】 上記外装材の内部において上記各陰極端
    子を相互に結合する陰極端子結合手段、及び上記外装材
    の内部において上記各陽極端子を相互に結合する陽極端
    子結合手段、の一方または両方を設けた、請求項1に記
    載のチップコンデンサ。
  4. 【請求項4】 上記各陰極端子と上記陰極端子結合手段
    とから成る部分、及び上記各陽極端子と上記陽極端子結
    合手段とから成る部分、の一方または両方が、それぞれ
    1枚の平板状金属を成形することにより一体に形成され
    た、請求項3に記載のチップコンデンサ。
  5. 【請求項5】 一部または全ての上記第1の平面、及び
    一部または全ての上記第2の平面、の一方または両方
    に、それぞれ凹所を設けた請求項1に記載のチップコン
    デンサ。
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