JP2001333942A - 床擦れ防止マット - Google Patents

床擦れ防止マット

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JP2001333942A
JP2001333942A JP2000157078A JP2000157078A JP2001333942A JP 2001333942 A JP2001333942 A JP 2001333942A JP 2000157078 A JP2000157078 A JP 2000157078A JP 2000157078 A JP2000157078 A JP 2000157078A JP 2001333942 A JP2001333942 A JP 2001333942A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床擦れ防止マットに関し、ベッドをギャッジ
アップする際に、エアーセルの収縮部分に生じる間隙に
尾てい骨や腰骨部位が落ち込んで、堅い床面に直接的に
圧着する不具合を解消する。 【解決手段】 マット本体aの屈曲範囲a2に配置した
第1,第2両エアーセル11,12に、補助エアーセル31,
32を付設し、この補助エアーセル31,32は、母体となる
エアーセル11,12が膨張した際に収縮し、また、エアー
セル11,12が収縮した際に同補助エアーセル31,32を膨
張させて膨張するエアーセル11,12間の間隙に使用者の
尾てい骨部位が落ち込んでも、上記補助エアーセル11,
12により床擦れが生じやすい部位を軟らかく受け止め
て、使用者の尾てい骨部位が堅い床面Bに直接的に圧着
する不具合を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、寝たきりの人が
使用する床擦れ防止マットに関し、さらに詳しくは、ギ
ャッジアップが可能なベッドに使用する床擦れ防止マッ
トの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図8及び図9は、従来の床擦れ防止マッ
トを示すものである。この床擦れ防止マット100は、
それぞれ略円柱形に膨張するように構成したエアーセル
100aとエアーセル100bをシート101の上で交
互に配置して並列すると共に、各エアーセル100aと
100bとを2本の保持ベルト102により保持するこ
とで、一体的なマット本体100'を構成している。ま
た、上記マット本体100'の上面には、シート100
cを被覆する。上記床擦れ防止マット100は、2系統
の空気通路103aと103bを備えている。空気通路
103aは分岐路103a'を介して上記した各エアー
セル100aに各々接続し、且つ、空気通路103b
は、分岐路103b'を介して各エアーセル100bに
各々接続してある。
【0003】上記した両通気路103a及び103b
は、各々コンプレッサー等の空気供給装置(図示せず)
と作動弁に接続し、系統の異なるエアーセル100a及
び100bに対して、空気の供給と排気が行なわれるよ
うに制御している。即ち、上記床擦れ防止マット100
は、エアーセル103aと103bとの内、何方か一方
の系統の空気通路に給気を行なって膨張させると同時
に、作動弁(図示せず)を開弁することにより、他方の
エアーセルの気室から空気を排気する。これを両系統の
空気通路100aと100bとの間で所定の時間をおい
て繰り返すことにより、各エアーセル100aと各エア
ーセル100bとが交互に膨張と収縮を繰り返すように
構成してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図8は、ベッドの床面
110の上に上記床擦れ防止マット100を定置した状
態を示している。上記したベッドは、床面110の略中
央から屈曲して上半身側が起き上がるように構成したも
のであり、この作動をギャッジアップと呼んでいる。上
記したように、ベッドをギャッジアップすると、床面1
10の上に定置した床擦れ防止マット100も略中央部
から屈曲し、使用者の上半身が起き上がった状態となる
(図9)。
【0005】この時、エアーセル103aと103bの
何れか一方が膨張し、その間にある他方のエアーセルが
収縮した状態となっているが、ギャッジアップの際に、
使用者の上半身が起き上がると同時に、尾てい骨や腰骨
等、床擦れが生じやすい尾てい骨や腰骨付近の部位に上
半身の体重が加わる。そして、使用者の床擦の生じ易い
部位が膨張しているエアーセルの間を押し広げるように
落ち込み、収縮して床面110上に押し潰されたエアー
セルの上に床擦れが生じやすい部位が直接的に当たるよ
うになる。このように底付きを生じると堅い床面で床擦
れが生じやすい部位を刺激してしまい、床擦れが生じて
しまったり、また、既に床擦れが生じている使用者は、
ギャッジアップの際に受ける刺激により、床擦れが悪化
してしまうこともある。
【0006】本発明の課題は、上述したような床擦れ防
止マットに関し、ベッドをギャッジアップする際に、床
擦れ防止マットの収縮したエアーセル部分に床擦れの生
じ易い尾てい骨や腰骨部位が落ち込んで、堅いベッドの
床面に対して直接的に圧着する不具合を防止することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は、所定の断面形状を維持しつつ略柱形
に膨張する第1エアーセルと第2エアーセルとを交互に
配置して並列することにより一体的なマット本体を構成
し、これら第1,第2両エアーセルに系統の異なる空気
通路を個々に接続し、これらの空気通路を通して給気及
び排気を行なうことより、第1エアーセルと第2エアー
セルとを所定の時間をおいて交互に膨張、収縮させる床
擦れ防止マットであって、上記マット本体における略中
央の範囲にギャッジ用の屈曲範囲を設け、この屈曲範囲
に配置した第1,第2両エアーセルに沿って、これらの
セルよりも外周寸法の小さな補助エアーセルを付設し、
該補助エアーセルを付設した第1エアーセル及び第2エ
アーセルは、膨張した際に上記補助エアーセルを収縮さ
せ、且つ、収縮した際に同補助エアーセルを膨張させる
ように構成したものである。尚、上記した第1エアーセ
ル及び第2エアーセルの断面形は、最も容易に形成でき
る略円形の他に、四角形、楕円形、若しくは気室の内部
に吊り布を張って膨張時における断面形が略8字形にな
るように形成してもよい。
【0008】上記したように構成した床擦れ防止マット
は、膨張した際における断面が所定の形状、例えば、円
形や四角形等に維持しつつ略柱形に膨張する第1,第2
両エアーセルをマット本体の縦方向へ交互に並列するこ
とによりマット本体を構成してある。尚、上記第1,第
2両エアーセルを膨張させた際の断面形と高さは、第1
エアーセルと第2エアーセルとの間にて略一致するよう
に設定してある。上記した第1,第2両エアーセルは、
系統の異なる空気通路を個々に接続してあるので、系統
の異なる空気通路毎に給気と排気を行なうことで、交互
に並列する第1エアーセルグループと、第2エアーセル
グループとを適宜な時間をおいて交互に膨張,収縮する
作動を繰り返すことができる。
【0009】マット本体の略中央部には屈曲範囲が設け
られ、この屈曲範囲に配置した第1,第2両エアーセル
には、同エアーセルよりも外径の小さな補助エアーセル
を付設してある。第1エアーセル及び第2エアーセルに
付設される各々の補助エアーセルは、母体となるエアー
セル(第1若しくは第2エアーセル)が膨張した際に収
縮し、また、エアーセル(第1若しくは第2エアーセ
ル)が収縮した際に同補助エアーセルを膨張させるよう
に構成してある。
【0010】よって、ベッドをギャッジアップして使用
人の上半身を起き上がらせると、同ベッドの床面に定置
した床擦れ防止マットも、中央部の屈曲範囲から略くの
字形に屈曲する。この際、第1,第2エアーセルの一方
の系統が膨張し、他方の系統が収縮した状態にある。ま
た、マット本体の屈曲範囲に配置される第1若しくは第
2エアーセルも、一方が膨張し、他方が収縮した状態と
なっている。この状態において、上記屈曲範囲のエアー
セルにおける収縮した系統のエアーセル(第1若しくは
第2エアーセル)に付設される補助エアーセルが膨張す
る。その補助エアーセルは、膨張する両隣りのエアーセ
ル(第1若しくは第2エアーセル)の間に生じる凹状の
間隙の内部で膨張し、例えば同間隙の深さの半分程度の
空間を埋める。
【0011】よって、ベッドをギャッジアップした際
に、使用者の上半身が起き上がると、尾てい骨や腰骨
等、床擦れが生じやすい部位に上半身の体重が加わり、
補助範囲において膨張するエアーセル(第1,第2エア
ーセル)の上を圧迫する。そして、使用者の床擦れの生
じ易い部位が膨張しているエアーセル同士の間を押し広
げて落ち込みそうになる。しかし、ベッドの床面を底と
する間隙内では、収縮するエアーセル(第1,第2エア
ーセル)に設けた補助エアーセルが膨張し、例えば上記
間隙内の下半部を埋める状態となる。これにより、ギャ
ッジアップ時に使用者の尾てい骨部分や腰骨部位が膨張
したエアーセル同士の間に落ち込んでも、床面上にて膨
張する補助エアーセルにより軟らかく受け止められるの
で、使用者の床擦れの生じ易い部位がベッド上の硬い床
面に直接的に当たるのを回避できる。
【0012】請求項2記載の床擦れ防止マットにおい
て、上記空気通路は、第1及び第2両エアーセルに接続
する2系統の空気通路から成り、且つ、マット本体の屈
曲範囲の第1,第2両エアーセルに付設した各補助エア
ーセルは、その補助エアーセルを付設した第1エアーセ
ル、若しくは第2エアーセルの主気室に接続される空気
通路の系統とは反対の系統の空気通路に接続して成るも
のである。
【0013】上記した手段によれば、交互に並列して床
擦れ防止マットを構成する第1,第2両エアーセルは、
一方の系統の空気通路を通して給気を行なうのと同時
に、他方の系統の空気通路を介して排気することによ
り、第1エアーセルグループと第2エアーセルグループ
との何方か一方のグループを膨張させ、他方グループを
収縮させる作動を適宜な時間をおいて交互に繰り返す。
一方、屈曲範囲に配置した第1,第2両エアーセルに付
設した補助エアーセルは、その母体となるエアーセル
(第1エアーセル若しくは第2エアーセル)が収縮して
いる状態において、同エアーセルとは反対の系統にあっ
て膨張するエアーセルに接続される空気通路から給気を
受けて膨張する。即ち、第1,第2エアーセルの何れか
一方が膨張している際に、収縮するエアーセルの付設さ
れる補助エアーセルが膨張し、膨張するエアーセル(第
1エアーセル若しくは第2エアーセル)間に生じる間隙
内の下側、例えば同間隙の略下半部の空間を埋めて、床
面の上のクッションとして機能する。
【0014】請求項3記載のマット本体の屈曲範囲に配
置する第1エアーセル及び第2エアーセルは、2枚の帯
状シートを重ね合わせ、これらのシートの周縁部同士を
接着して主気室を形成し、また、上記一方の帯状シート
の内面若しくは外面の何れか一方に、帯状シートよりも
幅の狭い補助シートを重ね合わせ、該補助シートの周縁
部を帯状シートに接着して、該補助シートと帯状シート
との間に補助気室を形成し、この補助気室と上記主気室
とに各々所定の空気通路を接続する接続口を設けて成る
ものてある。
【0015】上記したように、屈曲範囲に配置される第
1及び第2両エアーセルは、2枚の帯状シートを重ね合
わせその周縁同士を接着することにより、両帯状シート
の間に主気室を形成できる。この主気室は、空気の供給
により断面略円形に膨張する。また、上記エアーセル一
方の帯状シート内面若しくは外面の一方には、補助シー
トを重ね合わせ、その周縁部を上記帯状シートに接着し
てあるので、上記補助シートと帯状シートとの間に比較
的小径な補助エアーセルの補助気室を形成できる。上記
補助気室と主気室とには、各々に空気通路を接続する接
続口が設けられ、これらの接続口から給気を行なうこと
により、上記補助気室及び主気室を個々に膨張させ、且
つ収縮することができる。また、上記したエアーセル
は、主気室若しくは補助気室が収縮すると平たい形態と
なる特性を有し、膨張している気室の周面に沿って湾曲
する形で自然と密接する。換言すると、収縮した際にシ
ワや縒れが生じる不具合を防止し得る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。図1乃至図6にて示す床擦れ防止マ
ットAは、ポリウレタンシートやPVCシート等から成
る長方形状の敷きシート5の上に、略円柱形に膨張する
第1エアーセル1と第2エアーセル2とを設置する。第
1,第2両エアーセル1,2,11,12は、上記敷きシー
ト5の長さ方向へ交互に配置して並列してある。また、
上記敷きシート5の上面には2本の保持ベルト4を適宜
な間隔を置いて2本平行状に配置し、これら保持ベルト
4間に第1,第2両エアーセル1,2,11,12を挿
通することにより、敷きシート5の上にて並列した状態
で保持して一体的なマット本体aを構成する。上記した
敷きシート5の両端部には、ベッド上に 装着する際に
使用する装着用のシート部6を延出してある。尚、本実
施例におけるエアーセル1,2,11,12は、両端部を
上記したシート部6によりテーパー状に形成したが、本
発明にて用いる第1,第2両エアーセルは、上記した形
状に限定するものではなく、任意な形状に設定してもよ
い。例えば、両端部のシート部を含む第1,第2両エア
ーセルを平面視略長方形に形成してもよい(図示せ
ず)。
【0017】上記した2本の保持ベルト4は、断面逆U
字形に湾曲させ、その両端部に略逆T形に折り曲げてな
る接着部4bを形成してある(図2,)。両保持ベルト
4は、上記接着部4bを敷きシート5の上面に所定の間
隔、即ち第1,第2両エアーセル1,2,11,12の
直径と略同じ間隔を置いて順次止着する。これにより、
側面視略アーチ状に形成される第1,第2両エアーセル
1,2,11,12の挿通部4aを一線上に並設する
(図1,図5)。第1,第2両エアーセル 1,2,1
1,12は、上記両保持ベルト4の挿通部4aに順次挿
通することにより、敷きシート5の上面において、交互
に並列した状態を保って保持され、一体的なマット本体
aを構成する。尚、上記した保持ベルト4は、逆T形に
折り曲げてなる接着部4bを敷きシートの上面に所定の
間隔を置いて止着(ウエルダー加工)したが、各挿通部
4aを敷きシート5の上に直線状に配置した。しかし、
上記保持ベルト4の間をシート5の上に止着する手段
は、上記した構造に限定するものではなく、保持ベルト
4を適宜な間隔を置いて止着する手段は、既存のどのよ
うな止着手段を用いてもよい。例えば、後述する床擦れ
防止マットA2のように各挿通部4aの間に形成した接
着部4b'を敷きシート5に対して縫着しても良い。
【0018】マット本体aの中央部には、ベッドをギャ
ッジアップした際にベッド床面Bと共に屈曲する屈曲範
囲a2を設定してあり、この屈曲範囲a2内に補助エア
ーセル31,32を付設した第1,第2エアーセル1
1,12を配置し、該屈曲範囲a2以外の部位a1,a
3に1気室からなる第1,第2エアーセル1,2を配置
してある(図1)。また、屈曲範囲a2内に配置する第
1,第2両エアーセル11,12 と、同屈曲範囲a2
の両側にある範囲a1,a3に配置した第1,第2エア
ーセル1,2とは、全く同様な形状であり、外径も同径
に設定してある。
【0019】上述したように、マット本体aは、中央に
設けた屈曲範囲a2と、同屈曲範囲a2の両側に配置し
た一端側範囲a1と、他端側範囲a3とより構成される
(図1)。マット本体aの一端側範囲a2と,他端側両
範囲a3とに配置される第1,第2両エアーセル1,2
は、ポリウレタンレザーを帯状に裁断した2枚の帯状シ
ート1a(2a)から成る。また、両帯状シート1a
(2a)は、樹脂層側を内側にして重ね合わせ、その周
縁部を高周波ウエルダーで溶着することにより、気密の
保たれた主気室1b(2b)を形成してある。また、第
1,第2両エアーセル1,2の両端部は略台形に形成
し、その一端側の下面に空気通路の接続口1c,(2
c)を付設し、一端部側に向けて突出してある(図
2)。また、上記した如く構成した第1,第2両エアー
セル1,2一端部の下面側には面ファスナー6aを貼着
し、エアーセル1,2を敷きシート5の上の装着位置に
定置した際に、敷きシート5側に貼着した面ファスナー
6bと着脱可能に係合して、第1,第2両エアーセル
1,2を敷きシート5上の定位置に着脱可能に取り付け
固定してある。尚、上記した第1,第2両エアーセル1,
2の両端部は、面ファスナー6aと6bによる係合によ
り敷きシート5に対して着脱可能に止着したが、第1,
第2両エアーセルの両端部の固定には、プラスチックホ
ックや金属製のホックを用いてもよい。
【0020】一方、マット本体aの屈曲範囲a2に配置
する第1,第2両エアーセル11,12は、範囲a1,
a3の第1,第2両エアーセル1,2の帯状シート1a
(2a)と同形に形成した2枚の帯状シート11a(1
2a)と、補助エアーセル,31(32)を構成する帯
状の補助シート11a(12a)とからなる。第1,第
2両エアーセル11,(12)は、2枚一対の帯状シー
ト11a(12a)の内、何れか一方の内面若しくは外
面に接着する。
【0021】本実施例の場合、上記補助シート11a
(12a)を下側の帯状シート11a(12a)の内面
上に定置し、その周縁を高周波ウエルダーで上記帯状シ
ート11a(12a)の内面に溶着することにより、下
側の帯状シート11a(12a)と上記補助シート11
a(12a)との間に気密の保たれた補助気室11b
(12b)を形成する。
【0022】上記したように下側の帯状シート11a
(12a)の内面に補助エアーセル31,(32)を取
り付けた後、この下側の帯状シート11a(12a)と
上側の帯状シート11a(12a)とは、樹脂面となる
内面同士を各々内側に向けた状態で重ね合わせ、その周
縁部を高周波ウエルダーで溶着することにより、気密の
保たれた主気室1b(2b)を形成する。すなわち、補
助エアーセル31,(32)が、第1,第2両エアーセ
ルの内部に収納された形で設けられる。
【0023】上記第1,第2両エアーセル1,2の両端
部は略台形に形成し、その一端側の下面に空気通路の接
続口1c,2cを付設し、一端部側に向けて突出してあ
る。また、内部に補助エアーセル31(32)を内設し
た第1,第2両エアーセル11,22の一端側の下面に
は、上記補助エアーセル31(32)の気室31b(3
2b)に通じる接続口11d(12d)を設けてある
(図4)。既述したように、第1,第2両エアーセル1
1,12の両端の下面には面ファスナー6aを貼着し、
同エアーセル11,12を屈曲範囲a2の所定位置に定
置した際に、敷きシート5側に貼着した面ファスナー6
bと着脱可能に係合して、第1,第2両エアーセル1
1,12を敷きシート5上の定位置に取付支持する。
尚、上記したマット本体aの上面は、着脱可能なシーツ
8で被覆してある。
【0024】上記した如く構成したマット本体aには、
2系統の空気通路20aと20bとを設置してある。両
空気通路20a,20bは、切り換え弁50に各々接続
してある。切り換え弁50にはコンプレッサー等の空気
供給源60を接続してあり、同空気供給源60から供給
された空気をマット本体aの第1,第2両エアーセル
1,2,11,12に対して供給する。第1空気通路2
0aは、マット本体aの一側に沿って沿設し、定間隔を
置いて分岐した分岐路20a'を一つ置きに配置される
各第1エアーセル1,11の接続口1c,11cに接続
してある。また、第2空気通路20bは、上記第1空気
通路20aと平行してマット本体aの一側に沿って沿設
し、定間隔を置いて分岐した分岐路20b'を各第2エ
アーセル2,22の接続口2c,12cに接続してある
(図1)。尚、上記した接続口1c,11c及び2c,1
2cは、略L字形に屈曲せしめたものを使用している
が、上記接続口は、L形以外のもの、例えばT字形のも
のを用いてもよい。
【0025】上述したように、マット本体aの屈曲範囲
a2に配置した第1,第2両エアーセル11,12には
補助エアーセル31,32を設けてある。そして、この
補助エアーセル31,32の空気接続口11d,12d
と、上記空気通路20a,20bとの間を補助空気通路
21a,21bを介して接続する。この際、各第1エア
ーセル11に設けた補助エアーセル31の空気接続口1
1dと、上記空気通路20bとの間を補助空気通路21
bにより連絡する。また、第2エアーセル12に設けた
補助エアーセル32の空気接続口12dと空気通路20
aとの間を補助空気通路21aにより連絡する(図
1)。即ち、屈曲範囲a2に配置した第1,第2両エア
ーセル11,12に付設した各補助エアーセル31,3
2は、その補助エアーセル31,32の母体となる第1
エアーセル1,11、若しくは第2エアーセル2,12
に接続される空気通路20a,20bの系統とは反対の
系統の空気通路に接続することになる。
【0026】上記した両空気通路20a,20bの基端
部を接続する切り換え弁50は、切り換え可能な給気弁
と排気弁(図示せず)とを備え、空気供給源60から供
給される空気を上記空気通路20aと20bの何方か一
方に切り換えて供給し、第1,第2両エアーセル1,1
1,2,12の一方を膨張させる。例えば、切れ換え弁5
0は、給気弁を開弁して上記空気通路20aを介して第
1エアーセル1,11のグループを膨張させる(図6−
a)。同切り換え弁50は、これと平行して排気弁(図
示せず)を切り換え作動し、空気通路20bを介して第
2エアーセル2,12内に充気してあった空気を排気口
52から自然排気して第2エアーセル2,12のグルー
プを収縮させる(図6−a)。
【0027】この際、マット本体aの屈曲範囲a2に配
置される第1,第2両エアーセル11,12の内、第2
エアーセル12のグループが収縮する。しかし、同エア
ーセル12に付設した補助エアーセル32には、上記空
気通路21aを介して空気が供給され、同補助エアーセ
ル32が膨張した状態となる(図5−a)。膨張した補
助エアーセル32は、膨張する第1エアーセル11同士
の間に生じる間隙内の略下半部若しくは2/3程度の空
間を埋める形で膨張する。
【0028】上記状態を維持して所定時間、例えば5分
程度経過したならば、切り換え弁50は、給気弁を切り
換え、空気通路20bを介して第2エアーセル2,12
のグループに空気を給気して膨張させる(図6−b)。
また、切り換え弁50は、これと平行して排気弁(図示
せず)を切り換え、空気通路20aを介して第1エアー
セル1,11内に充填してあった空気を排気口52から
自然排気して第1エアーセル1,11のグループを収縮
させる(図6−b)。
【0029】この際、屈曲範囲a2に配置される第1エ
アーセル11のグループが収縮するが、同エアーセル1
1内に付設した補助エアーセル31は、上記空気通路2
1bを介して空気が供給され、同補助エアーセル31が
膨張した状態となる(図5−b)。膨張した補助エアー
セル31は、膨張した第2エアーセル12同士の間に生
じる間隙内の下半部を埋める形で膨張する。以後、上記
したサイクルを繰り返して、第1エアーセル1,11の
グループと第2エアーセル2,12のグループとを5分
程度の時間をおいて交互に膨張,収縮させることによ
り、使用者の体重が加わる部位を交互にずらして床擦れ
を防止する。尚、各エアーセルの排気は、エアーポンプ
等を用いて強制排気でもよい。
【0030】図6(c)のように、ベッドを中間部から
屈曲させてギャッジアップし、使用者の上半身が起き上
がると、尾てい骨や腰骨等、床擦れが生じやすい部位に
上半身の体重が加わり、屈曲範囲a2において膨張する
第1エアーセル11若しくは第2エアーセル12を圧迫
する。このため、使用者の尾てい骨付近の部位が膨張し
ているエアーセル同士11若しくは12の間に生じる間
隙を押し広げて落ち込みそうになる。
【0031】しかし、上記した間隙には、収縮している
方のエアーセル11若しくは12に付設した補助エアー
セル31若しくは32が膨張し、上記したように形成さ
れる間隙内の下半部若しくは2/3程度を埋めた状態と
なっている。よって、ギャッジアップの際に、床擦れが
生じ易い尾てい骨部位が膨張したエアーセル11若しく
は12同士の間に落ち込んでも、床面B上にて膨張する
補助エアーセル31若しくは32により下から軟らかく
受け止められるので、ギャッジアップの際に床擦れが生
じ易い部位が堅いベッドの床面Bに直接的に圧接して刺
激を受ける不具合を確実に防止できる。尚、上記した実
施例では、補助エアーセル31及び32を第1,第2両
エアーセル1,11及び2,12の内部の下面に設けた
が、上記エアーセルは、第1,第2両エアーセル1,11
及び2,12の上面、若しくは、同エアーセル外側の上
面若しくは下面に設けてもよい。
【0032】本実施例の場合、上記した第1,第2両エ
アーセル1,2や補助エアーセル31,32を構成する帯
状シート1a,2aとして、片面に織布層等を接着した
ポリウレタンレザーを用いていているが、各帯状シート
は、軟質PVCレザーや軟質PVCシート,ポリウレタ
ンエラストマ−等、若しくは、これらの中から複数種類
のものを選択して用いてもよい。これらの内、耐屈曲性
を重視するならばポリウレタンが好ましい。また、ポリ
ウレタンとしては、熱可塑性ポリウレタンエラストマー
が好適に使用できる。レザーの場合、織布としては、綿
やナイロンの薄手の平織りが感触、滑りから好ましい。
さらに、ポリウレタン、軟質PVC等の樹脂層の厚み
は、レザーの場合で0.25〜0.4mm,シートの場合
は0.25から0.5mmが好ましい。これより薄いと強
度が不足し、厚いと感触が悪くなるからである。
【0033】上記実施例では、シート同士の接着を行な
う際に高周波ウェルダーを用いたが、超音波ウェルダ
ー,ヒートシール,接着剤による接着等、接着部の気密を
確保できるものであれば、既存のどのような接着方法を
用いてもよい。一方、ポリウレタン、PVC等、高周波
で良好な発熱をする材料を用い、高周波ウエルダーする
のが接着強度、コスト面で好ましい。
【0034】上記実施例では、独立したセルを並列する
ことによりマット本体を構成したが、ウエルダー加工を
利用することにより、隣り合うセル同士が一体に連結し
ている状態でマット本体を構成することもできる。ま
た、上記した一体式の加工を用いた場合、左右両側部に
沿ってそれぞれ1系統の空気通路を形成することによ
り、送排気バルブを1系統あたり一個とすることも可能
となり、合理的である。他方、上記実施例のように、独
立するセルを着脱可能に並列することにより、汚れや気
密漏れを生じた際に部分的に交換することができるの
で、メンテナンスや修理の面では独立セル構造が有利で
ある。
【0035】上記した実施例では、屈曲範囲a2に配置
した第1,第2両エアーセル11,12に付設した補助エ
アーセル31,32の横方向の長さは、上記エアーセル
11,12の90%程度の長さで設定したが、補助エア
ーセルの長さは、50%〜90%の範囲から任意に設定
し、同補助セルと干渉しない部分を利用して第1,第2
両エアーセルの接続口を下向きに取り付けるとよい。
【0036】図7にて示す床擦れ防止マットA2は、第
1,第2両エアーセルを断面略四角形に保形し、膨張し
た状態において角柱形状となるように構成してある。第
1,第2両エアーセル51,52を略角柱形状に保形する
には、気室の内部に多数本の吊り糸を架設したり、若し
くはコーナー部分に吊り布を張設することにより行な
う。第1,第2両エアーセル51,52は、その両端部を
敷きシート5の両側部に沿って立ち上げて形成した側片
部5aに内側から当接する。また、第1,第2両エアー
セル51,52両端の上辺部には舌片60aを各々延出
する形で設け、この舌片60aを折り曲げて上記側片部
5aの側面に上から被着する。そして、舌片60aに設
けたホック61aを上記側片部5aに設けたホック61
bに嵌着することで、第1,第2両エアーセル51,52
を敷きシート5に対して着脱可能に取付固定している。
この実施例の場合、第1,第2両エアーセル51,52を
挿通する保持ベルト4は、隣り合うもの同士の間に適宜
な幅を有する接着部4b'を確保し、この接着部4b'を
敷きシート5に縫着することにより、同敷きシート5上
に等間隔を置いて並設してある。尚、上記した如く略角
柱形状に膨張する第1,第2両エアーセルは、敷きシー
トの上に載置して、同エアーセルの両端面と、敷きシー
トの側片部の内面とを付き合わせ、その付き合わせ面同
士を上記したものと同様なホックや面ファスナー等の止
着手段を用いて止着することにより、敷きシート上に取
付固定しても良い(図示せず)。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上のように、マット本体の屈
曲範囲に配置した第1,第2両エアーセルに、比較的外
周寸法の小さな補助エアーセルを付設し、この補助エア
ーセルは、母体となるエアーセル(第1若しくは第2エ
アーセル)が膨張した際に収縮し、また、エアーセル
(第1若しくは第2エアーセル)が収縮した際に同補助
エアーセルを膨張させるように構成したものである。
【0038】よって、ベッドをギャッジアップした際
に、使用者の上半身が起き上がる姿勢となって、尾てい
骨付近等の床擦れが生じやすい部位に上半身の体重が加
わり、上記屈曲範囲において膨張するエアーセル(第1
若しくは第2エアーセル)同士の間に形成される間隙に
落ち込んでも、その間隙内では収縮するエアーセル(第
1若しくは第2エアーセル)に設けた補助エアーセルが
膨張し、該補助エアーセルにより床擦れが生じ易い部位
を軟らかく受け止めることができる。よって、従来のよ
うに、床擦れが生じやすい部位が気室同士の間隙に落ち
込んで堅いベッドの床面に直接的に圧迫される底付きの
不具合を防止し得る。また、上記第1及び第2エアーセ
ルは、補助エアーセルを設けた屈曲範囲のものと、それ
以外ものとが同径に膨張させることができるので、補助
エアーセルを具備するエアーセルと、具備しないエアー
セルとの間に段差を生じることがなく、マット本体の受
け面に不自然な段差が生じて使用時に違和感を感じるこ
ともない。
【0039】請求項2記載の床擦れ防止マットは、第1
エアーセルと、第2エアーセルとに接続する2系統の空
気通路を構成し、第1エアーセルグループと第2エアー
セルグループとの何方か一方のグループを膨張させ、他
方グループを収縮させる作動を適宜な時間をおいて交互
に繰り返す。また、屈曲範囲の第1,第2エアーセルに
付設した補助エアーセルは、その母体となるエアーセル
(第1エアーセル若しくは第2エアーセル)が収縮して
いる状態において、同エアーセルとは反対の系統にあっ
て膨張するエアーセルに接続される空気通路から給気を
受けて膨張する。したがって、第1,第2エアーセルの
何れか一方が膨張している際に、収縮するエアーセルに
付設される補助エアーセルが膨張し、膨張するエアーセ
ル(第1エアーセル若しくは第2エアーセル)間に生じ
る間隙を適度に埋めて、床面の上のクッションとして機
能し、患部が気室同士の間隙に落ち込んで堅いベッドの
床面に底付きする不具合を確実に防止し得る。
【0040】また、補助エアーセルは、その母体となる
エアーセル(第1エアーセル若しくは第2エアーセル)
が収縮している状態において、同エアーセルとは反対の
系統にあって膨張するエアーセルに接続される空気系統
から給気されて膨張するものであるから、第1,第2エ
アーセルに接続する2系統の空気通路を利用して、同エ
アーセルの各々に付設した各補助エアーセルの膨張,収
縮作動を行なうことができ、空気通路の経路を簡素化す
ることができる。
【0041】請求項3記載の床擦れ防止用マットは、マ
ット本体の屈曲範囲に配置する第1エアーセル及び第2
エアーセルとして、2枚の帯状シートを重ね合わせ、こ
れらのシートの周縁部同士を接着して主気室を形成し、
また、上記一方の帯状シートの内面若しくは外面の何れ
か一方に、上記帯状シートよりも幅の狭い補助シートを
重ね合わせ、該補助シートの周縁部を接着して、補助シ
ートと帯状シートの間に補助気室を形成したものであ
る。よって、第1,第2両エアーセルの主気室と、補助
エアーセルの補助気室とを具備する第1,第2両エアー
セルを容易に形成できると共に、収縮した状態では、3
枚のシートを重ね合わせた形態に戻るので、収縮時の保
形性がよく、膨張,収縮を円滑に行なうことができ、さ
らに、気室を構成する各エアーセルが変形して癖がつく
ような不具合もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施した床擦れ防止マットを示す平
面図。
【図2】 マット本体の屈曲範囲とそれ以外の範囲に装
着するエアーセルを分解した状態を示す斜視図。
【図3】 図2における3−3線断面図。
【図4】 図2における4−4線断面図。
【図5】 図1における5−5線断面図であり、(a)
は、第1エアーセルグループが膨張した状態を示し、
(b)は、第1エアーセルグループが膨張した状態を示
す。
【図6】 (a)は、第1エアーセルグループを膨張し
た状態の床擦れ防止マットを示す縦断側面図,(b)
は、第2エアーセルグループを膨張した状態の床擦れ防
止マットを示す縦断側面図,(c)ギャッジアップした
状態の床すれ防止マットを示す縦断側面図。
【図7】 角柱形に膨張するエアーセルを具備する床擦
れ防止マットを一部切欠して示す斜視図。
【図8】 従来の床擦れ防止マットを示す平面図。
【図9】 ギャッジアップした状態の床擦れ防止マット
を示す縦断側面図。
【符号の説明】 A,A2・・・床擦れ防止マット a・・・マット本体 a2・・・屈曲範囲 B・・・床面 1,51・・・第1エアーセル 1a・・・帯状シート 1b・・・帯状シート 2,52・・・第2エアーセル 2b・・・主気室 4・・・保持ベルト 5・・・敷きシート 11・・・第1エアーセル(補助エアーセル付き) 12・・・第2エアーセル(補助エアーセル付き) 11a・・・帯状シート(屈曲範囲) 12a・・・帯状シート(屈曲範囲) 31,32・・・補助エアーセル 31a,32a・・・補助シート 20a,20b・・・空気通路 21a,21b・・・補助空気通路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の断面形状を維持しつつ略柱形に膨
    張する第1エアーセルと第2エアーセルとを交互に配置
    して並列することにより一体的なマット本体を構成し、
    これら第1,第2両エアーセルに系統の異なる空気通路
    を個々に接続し、これらの空気通路を通して給気及び排
    気を行なうことより、第1エアーセルと第2エアーセル
    とを所定の時間をおいて交互に膨張、収縮させる床擦れ
    防止マットであって、上記マット本体における略中央の
    範囲にギャッジ用の屈曲範囲を設け、この屈曲範囲に配
    置した第1,第2両エアーセルに沿って、これらのセル
    よりも外周寸法の小さな補助エアーセルを付設し、該補
    助エアーセルを付設した第1エアーセル及び第2エアー
    セルは、膨張した際に上記補助エアーセルを収縮させ、
    且つ、収縮した際に同補助エアーセルを膨張させるよう
    に構成した床擦れ防止マット。
  2. 【請求項2】 上記空気通路は、第1及び第2両エアー
    セルに接続する2系統の空気通路から成り、且つ、マッ
    ト本体の屈曲範囲の第1,第2両エアーセルに付設した
    各補助エアーセルは、その補助エアーセルを付設した第
    1エアーセル、若しくは第2エアーセルの主気室に接続
    される空気通路の系統とは反対の系統の空気通路に接続
    して成る請求項1記載の床擦れ防止マット。
  3. 【請求項3】 マット本体の屈曲範囲に配置する第1エ
    アーセル及び第2エアーセルは、2枚の帯状シートを重
    ね合わせ、これらのシートの周縁部同士を接着して主気
    室を形成し、且つ、上記一方の帯状シートの内面若しく
    は外面の何れか一方に、上記帯状シートよりも幅の狭い
    補助シートを重ね合わせ、該補助シートの周縁部を帯状
    シートに接着して、該補助シートと上記帯状シートとの
    間に補助気室を形成し、この補助気室と上記主気室とに
    各々所定の空気通路を接続する接続口を設けて成る請求
    項1又は2記載の床擦れ防止マット。
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