JP2001332094A - 半導体集積回路およびその検査方法並びにそれを有する記録装置および通信機器 - Google Patents

半導体集積回路およびその検査方法並びにそれを有する記録装置および通信機器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源電圧や環境条件の変動、プロセス条件等
によらず安定した負電圧をメモリセルトランジスタ基板
に供給可能な負電圧発生回路を容易に実現し、メモリの
データ保持時間を充分に確保可能にし且つ低消費電力化
を図る。 【解決手段】 負電圧発生回路を構成する電圧検知部1
−Bに、定電圧発生回路1−B1と、定電圧発生回路か
ら電圧複製回路1−B2を介した定電圧STDVOUT
と負電圧発生部からの負電圧VBBとを受けて、抵抗器
R1’、R2’により測定電圧REFV0に変換する測
定電圧発生回路1−B3と、測定電圧発生回路からの測
定電圧を接地電圧と比較し比較結果を出力する第1の比
較器AMP12と、第1の比較器からの比較出力を増幅
して負電圧発生部に出力する出力バッファ回路1−B
4’とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に
関し、更に詳細には、半導体集積回路に内蔵された電源
電圧発生回路、かかる半導体集積回路の検査方法、およ
びかかる半導体集積回路を有する光および/または磁気
記録装置および通信機器に関する。
【0002】
【従来の技術】ここでは、半導体集積回路に内蔵された
電源電圧発生回路を用いる機能回路として、ダイナミッ
ク型メモリデバイスを取り上げて説明を行う。
【0003】ダイナミック型メモリデバイスでは、マト
リックス状に配置された記憶素子(メモリセル)へのデ
ータアクセス方法として、ワード線に電位を与え、ビッ
ト線とメモリセルとの間でデータをやりとりすることで
読み出し、書き込み動作を実現している。
【0004】図11に、一般的なダイナミック・ランダ
ム・アクセス・メモリ(DRAM)のメモリセル部の回
路構成を示す。
【0005】DRAMの記憶動作では、図11に示すビ
ット線BLから伝達される論理「H」レベルの電位もし
くは論理「L」レベルの電位を、アクセストランジスタ
TMEMを介し、メモリセルキャパシタCOに電荷を蓄
積することで、メモリセルキャパシタCOに論理「H」
レベル、もしくは論理「L」レベルのデータの書き込み
を行い、データの記憶を行う。
【0006】近年、DRAMの高集積化や大容量化に伴
い、回路全体での微細化が進行しており、メモリセルキ
ャパシタC0の面積も微細化の傾向にあるため、容量も
縮小される傾向がある。ここで、メモリセルキャパシタ
COの容量の縮小に対してもメモリ動作を保証するため
には、メモリセルキャパシタCOの電荷蓄積時間を充分
確保することが必要となる。
【0007】そのためには、電荷転送を行うアクセスト
ランジスタTMEMを介したリーク電流による、メモリ
セルキャパシタCOからの電荷の減少を防止する必要が
ある。
【0008】そこで、アクセストランジスタTMEMの
基板に負の電圧を印加することで、アクセストランジス
タTMEMの閾値電圧VTを大きくし、アクセストラン
ジスタTMEMを介したリーク電流を抑えることによ
り、電荷の減少を防止する対策がDRAMでは一般的に
行われている。
【0009】図12に、メモリセルトランジスタTME
Mの断面構造を示す。
【0010】図12において、アクセストランジスタT
MEMのソース(S)に接続されるメモリセルキャパシ
タCからの電荷のリーク成分としては、TMEMのソー
スからドレイン(D)方向へのリーク電流成分I(of
f)と、ソースのn型不純物拡散領域からp型基板(p
−Sub.)へのリーク電流成分I(leak)に分け
られる。
【0011】ここで、図12では、p型領域からn型領
域へ向かう電流の向きを正の方向と定義する。
【0012】図13(a)のグラフは、I(off)の
基板電圧VBB依存性を、図13(b)のグラフは、I
(leak)の基板電圧VBB依存性を示したものであ
る。
【0013】ワード線WLに電位が印加されておらず、
非活性状態にあるときには、図13(a)において、
(i)で示す領域でのドレイン−ソース間電流Idsが
I(off)となることが示されている。ここで、基板
電位VBBの印加により、アクセストランジスタTME
Mの閾値電圧VTが大きくなり、グラフの傾きが緩やか
となることから、基板電位VBBの印加にともなうI
(off)の現象が観測される。
【0014】その一方で、図13(b)に示される、p
−n接合での電流Ip−nに着目すると、負の基板電位
VBBの印加に伴い、Ip−nは、図13(b)のグラ
フの第3象現において増加する。このことは、VBBを
大きくするに伴い、ソースのn型不純物拡散領域からp
型基板への電流が増加する、つまりTMEMのソース領
域からp型基板へのリーク電流Ip−n=I(lea
k)が増加することを示している。
【0015】次に、図14に、従来から用いられてい
る、p型基板に印加される負電圧VBBを発生するため
の負電圧発生回路の一般的な構成を示す。
【0016】図14において、負電圧発生回路は、基板
電圧発生部(チャージポンプ部)15−Aと、電圧検知
部15−Bとから構成される。基板電圧発生部15−A
は、自励発振回路15−A1、タイミング生成論理回路
15−A2、チャージポンプ回路15−A3により構成
され、自励発振回路15−A1は、電圧検知部15−B
により生成される制御信号BBGOEが論理「H」レベ
ルである期間動作する。
【0017】タイミング生成回路15−A2で生成され
るタイミング信号によって、チャージポンプ回路15−
A3が駆動され、負電圧VBBが発生する。
【0018】この負電圧発生回路は、電圧検知部15−
Bにより基板電圧発生部15−Aの制御を行い、基板に
印加する負電圧VBBを所定の値に保持する機能を有し
ている。
【0019】図15に、電圧検知部15−Bの一構成例
を示す。
【0020】図15において、電圧検知部15−Bで
は、PチャネルトランジスタTP151と、Nチャネル
トランジスタTN152および抵抗R153によって構
成される分圧回路によって、電源電圧VDDと基板電圧
VBBを分圧した電位DETINを生成し、Pチャネル
トランジスタTP154、TP155、およびNチャネ
ルトランジスタTN156で構成されるインバータによ
って、設定電圧との大小関係を判定し、インバータI1
57、I158、およびI159により増幅を行い、大
小関係を論理信号BBGOEとして出力する。
【0021】図16に、図14の負電圧発生回路におけ
る電源電圧VDDに対する負電圧VBB特性(a)およ
びメモリのデータ保持時間であるポーズタイム(Pau
setime)特性(b)を示す。
【0022】図16(a)に示すように、電圧検知部1
5−Bでは、電源電圧VDDが大きくなると、基板に印
加する負電圧VBBが大きく、VDDが小さいときには
VBBは小さくなり、また、図16(b)に示すよう
に、ポーズタイムが最も長くなる電源電圧VDDPが存
在し、電源電圧VDDがVDDPより大きい場合および
小さい場合ともに、データ保持時間は短くなる。これ
は、メモリセルトランジスタの基板に負電圧VBBを印
加したときには、図13(a)に示すように、メモリセ
ルトランジスタの閾値電圧が大きくなり(VT1→VT
2→VT3)、ソースからドレインへと向かう電流成分
I(off)が減少する一方、VDDの増加に伴うVB
Bのレベル変化により、p型基板へと向かうリーク電流
成分I(leak)が増加することが原因である。これ
らは、図16(b)に示すポーズタイム特性において、
減少する電流成分I(off)に起因したディスターブ
ポーズ(P1)と、増加する電流成分I(leak)に
起因したスタティックポーズ(P2)として、DRAM
メモリセルの特性を示すのに用いられる。
【0023】したがって、基板に印加する負電圧VBB
を設定する際には、前述した2種類の電荷のリーク経路
を考慮し、それぞれが最小となる電圧条件でかつ電源電
圧に依存しないように設定された回路が望ましく、この
ような負電圧発生回路を適用することで、リーク電流を
低減してメモリのデータ保持時間を長く設定できるた
め、メモリの消費電力を低減することが可能となり、特
に、携帯用通信機器など消費電力の少ない回路が望まれ
る場合に有用である。
【0024】また、回路の消費電力を低減すると、発熱
などを抑えることができ、その他の電子回路においても
安定した動作を達成することが可能となる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の電圧検知部15−Bの構成では、電源電圧VD
Dと基板電位VBBを分圧した電位DETINを設定電
圧との大小関係の判定に用いるため、電源電圧VDDの
変動によって検出電圧が変化するという特性がある。
【0026】メモリセルキャパシタCOに接続されるア
クセストランジスタTMEMは、電源電圧VDDが低い
場合もしくは高い場合での特性が違ってくるために、電
源電圧VDDの条件によっては、メモリの特性が充分発
揮できないという問題があった。
【0027】また、電圧検知部15−B内のNチャネル
トランジスタTN152において、基板電位VBBの値
によっては、そのソース電極に負の電圧が印加される可
能性があり、p基板からソースのn型不純物拡散領域に
電流が流れる可能性が考えられる。
【0028】したがって、PチャネルトランジスタTP
151と、NチャネルトランジスタTN152および抵
抗R153とによって構成される分圧回路を正常に動作
させるには、NチャネルトランジスタTN152のp型
基板にVBBを印加する必要があり、そのために、Nチ
ャネルトランジスタTN152の基板を周囲の基板から
分離させた領域を設ける必要がある。
【0029】このために、回路を作製する際の製造工程
が複雑になると同時に、レイアウト構成上での電圧検知
部の配置が難しくなるという問題が生じる。
【0030】よって、本発明は、上記問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的は、電源電圧や環境条件の
変動、プロセス条件等によらず安定した負電圧をメモリ
セルトランジスタ基板に供給可能な負電圧発生回路を容
易に実現し、メモリセルトランジスタのリーク電流が最
小となる条件を維持して、メモリのデータ保持時間を充
分に確保可能であり且つ低消費電力化を図った半導体集
積回路、かかる半導体集積回路の検査方法、およびかか
る半導体集積回路を有する記録装置および通信機器を提
供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る第1の半導体集積回路は、機能ブロッ
クと、前記機能ブロックに供給する所定の負電圧を発生
する負電圧発生回路とを有する半導体集積回路であっ
て、前記負電圧発生回路は、電源電圧を前記所定の負電
圧に変換し出力するチャージポンプ部と、前記チャージ
ポンプ部の出力電圧と参照電圧とを比較し、その比較結
果を前記チャージポンプ部に出力して、前記チャージポ
ンプ部の出力電圧制御を行う電圧検知部とを備え、前記
参照電圧として接地電圧を用いることを特徴とする。
【0032】前記の目的を達成するため、本発明に係る
第2の半導体集積回路は、メモリブロックと、前記メモ
リブロックに供給する所定の負電圧を発生する負電圧発
生回路とを有する半導体集積回路であって、前記負電圧
発生回路は、電源電圧を前記所定の負電圧に変換し出力
するチャージポンプ部と、前記チャージポンプ部からの
出力電圧を参照電圧と比較し、その比較結果を前記チャ
ージポンプ部に出力して、前記チャージポンプ部の出力
電圧制御を行う電圧検知部とを備え、前記参照電圧とし
て接地電圧を用いることを特徴とする。
【0033】前記第1および第2の半導体集積回路によ
れば、チャージポンプ部からの出力電圧を、電源電圧や
環境条件の変動、プロセス条件等によるトランジスタ特
性の影響を受けない参照電位として、接地電圧と比較し
て、チャージポンプ部の出力電圧制御を行うことで、安
定した負電圧を機能ブロックまたはメモリブロックに供
給することができる。
【0034】前記第1および第2の半導体集積回路にお
いて、前記チャージポンプ部は、前記電圧検知部からの
出力信号が活性化状態にある期間のみ所定のパルス信号
を発生する自励発振器と、前記自励発振器からの出力パ
ルス信号をタイミング信号に変換するタイミング信号発
生回路とを備え、前記記電圧検知部は、定電圧発生回路
と、前記定電圧発生回路からの出力電圧と前記チャージ
ポンプ部からの出力電圧を受けて、抵抗器により測定電
圧に変換する測定電圧発生回路と、前記測定電圧発生回
路からの測定電圧を接地電位と比較し比較結果を出力す
る第1の比較器と、前記第1の比較器からの比較出力を
増幅して前記チャージポンプ部に出力する出力バッファ
回路とを備えることが好ましい。
【0035】この構成によれば、負電圧発生回路の出力
電圧制御を行う電圧検知部を定電圧発生回路によって構
成することにより、電源電圧の変動に対して出力される
負電圧を一定にすることができる。
【0036】また、前記第1および第2の半導体集積回
路において、前記電圧検知部を構成するトランジスタの
うち、Nチャネルトランジスタの基板に印加する電圧を
全て接地電圧とすることが好ましい。
【0037】この構成によれば、電圧検知部において、
チャージポンプ部からの負電圧を受ける回路にトランジ
スタを用いず抵抗器に置き換えるとともに、Nチャネル
トランジスタの基板電位を接地電位とした回路構成を実
現でき、独立した基板領域を必要とせず、通常のロジッ
ク回路と同じp型基板を用いた回路構成として実現でき
るため、回路配置の自由度が高まるとともに、レイアウ
ト面積を縮小することが可能になる。
【0038】また、前記第1および第2の半導体集積回
路において、前記電圧検知部は、前記定電圧発生回路と
前記測定電圧発生回路との間に、第2の比較器とPチャ
ネルトランジスタからなる電圧複製回路を備え、前記電
圧複製回路は、前記定電圧回路からの出力が前記第2の
比較器の反転入力端子に供給され、電源電圧が前記Pチ
ャネルトランジスタのドレイン端子に供給され、前記第
2の比較器の出力が前記Pチャネルトランジスタのゲー
ト端子に供給され、前記Pチャネルトランジスタのソー
ス端子が前記第2の比較器の正転入力端子に接続され、
前記Pチャネルトランジスタのソース端子からの出力が
前記測定電圧発生回路に結合されて成り、前記定電圧発
生回路の出力電圧と等しい電圧を出力することが好まし
い。
【0039】この構成によれば、定電圧発生回路が出力
する電圧を直接用いず、第2の比較器を構成する差動増
幅器により複製された電圧を用いることで、定電圧発生
回路に負電圧発生回路自体の変動影響を小さくさせるこ
とができる。
【0040】また、前記第1および第2の半導体集積回
路において、前記第1の比較器は第1から第3の差動増
幅器を備え、前記第1の差動増幅器の一方の入力端子に
は前記測定電圧が供給され、その他方の入力端子には接
地電圧が供給され、前記第2の差動増幅器の一方の入力
端子には接地電圧が供給され、その他方の入力端子には
前記測定電圧が供給され、前記第3の差動増幅器の一方
の入力端子には前記第1の差動増幅器の出力電圧が供給
され、その他方の入力端子には前記第2の差動増幅器の
出力電圧が供給され、前記第1と第2の差動増幅器の出
力電圧を互いに逆相とすることが好ましい。
【0041】この構成によれば、第1の比較器を、単体
ではなく3個の差動増幅器の組合せによって実現するこ
とにより、負電圧発生回路の電圧変動に対して高速な出
力をチャージポンプ部に送ることが可能となる。具体的
には、メモリ容量が大きくなった場合、負電圧の変動は
小さくなるが、メモリ容量が小さなものだけしか備えな
い場合は、電圧変動が大きく、迅速な応答が要求され
る。上記回路構成により、メモリ容量の変化に対して電
圧検知部は微小な電圧変化に対して、高速な応答を実現
できるため、メモリ容量に対する負電圧変動の依存性を
小さくすることができる。
【0042】また、前記第1および第2の半導体集積回
路において、前記定電圧発生回路は、カレントミラー回
路を構成するトランジスタのサイズを変化させ、出力電
流値を変化させることで出力電圧の調整を行う第1の電
圧調整手段を備え、前記測定電圧発生回路は、前記抵抗
器の抵抗値を変化させることで測定電圧を変化させる第
2の電圧調整手段を備えることが好ましい。
【0043】この構成によれば、定電圧発生回路と抵抗
器のそれぞれに独立して電圧調整手段を設けることによ
り、プロセス条件の変化に対して一定の負電圧出力が保
証され、また回路検査および調整が容易になる。
【0044】また、前記抵抗器は、各々が直列に接続さ
れた第1から第nの抵抗器を含み、前記第2の電圧調整
手段は、各々が前記第1から第nの抵抗器と並列に接続
された第1から第nのヒューズを備え、前記第1のヒュ
ーズと並列に接続された第1の抵抗器の抵抗値をRとし
た場合、第nのヒューズと並列に接続された第nの抵抗
器の抵抗値がRの2(n-1)倍に設定され、前記第2の電
圧調整手段は、前記第1から第nのヒューズの少なくと
も1つが切断されることにより、抵抗値の増分をR1か
らR1の2(n-1)倍まで変化させることで前記測定電圧
を変化させることが好ましい。
【0045】この構成によれば、各抵抗器に並列接続さ
れたヒューズで調整できる抵抗値を最小ステップの2の
べき乗に設定することにより、ヒューズの本数がn本の
場合、電圧の変化幅を最小ステップの0倍から2(n-1)
倍まで調整することが可能になる。
【0046】また、前記第1および第2の半導体集積回
路において、前記電圧検知部の前記第1の比較器は、前
記電圧検知部における前記第1の比較器よりも前段の回
路で用いるトランジスタよりも厚いゲート酸化膜を有す
るトランジスタからなることが好ましい。
【0047】この構成によれば、第1の比較器に入力さ
れる電圧が急激に変動した場合でも、トランジスタ素子
の絶縁破壊を防止することができる。
【0048】また、前記第1および第2の半導体集積回
路において、前記電圧検知部の前記出力バッファ回路
は、初段のインバータが他段のインバータよりも厚いゲ
ート酸化膜を有するトランジスタからなる複数段のイン
バータを備えていることが好ましい。
【0049】この構成によれば、電圧が緩やかに変化す
る初段のインバータに対しては、厚いゲート酸化膜を有
するトランジスタを用いて、ゲートの容量負荷を低減さ
せる一方、電圧が充分速く変化する2段目以降のインバ
ータに対しては、初段よりも薄いゲート酸化膜を有する
トランジスタを用いて、回路全体の応答速度を向上させ
ることができる。
【0050】また、前記第1の半導体集積回路におい
て、前記機能ブロックは、それぞれ異なる機能を有する
複数の機能ブロックからなり、前記負電圧発生回路は、
前記複数の機能ブロックの各々に供給する異なる所定の
負電圧を発生する複数の負電圧発生回路からなり、前記
複数の負電圧発生回路の各々に共通の定電圧発生回路を
備えていることが好ましい。
【0051】または、前記機能ブロックは、それぞれ異
なる機能を有する複数の機能ブロックからなり、前記負
電圧発生回路は、前記複数の機能ブロックの各々に供給
する所定の負電圧を発生する少なくとも1つの負電圧発
生回路からなり、前記半導体集積回路はさらに、前記複
数の機能ブロックの各々に供給する所定の正電圧を発生
する少なくとも1つの正電圧発生回路と、前記少なくと
も1つの負電圧発生回路および前記少なくとも1つの正
電圧発生回路の各々に共通の定電圧発生回路とを備えて
いることが好ましい。
【0052】上記構成によれば、システムLSIとして
集積すべき回路規模が大きくなり、機能ブロックの種類
が多様にわたる場合でも、回路配置の自由度を高めると
ともに、レイアウト面積を低減することができる。
【0053】前記の目的を達成するため、本発明に係る
半導体集積回路の第1の検査方法は、前記第1または第
2の半導体集積回路の検査方法であって、前記機能ブロ
ックに所定の電圧を外部から印加して検査を行い、前記
検査の結果により機能ブロックの良否判定を行い、良品
と判定された機能ブロックに対してのみ前記負電圧発生
回路から所定の負電圧を供給することを特徴とする。
【0054】前記の目的を達成するため、本発明に係る
半導体集積回路の第2の検査方法は、前記第1または第
2の半導体集積回路の検査方法であって、前記機能ブロ
ックに前記負電圧発生回路で出力可能な所定の電圧を外
部から印加して検査を行い、前記検査の結果により機能
ブロックの良否判定および機能ブロックの動作条件を最
良とする電圧条件の記録を行い、良品と判定された機能
ブロックに対してのみ前記電圧条件に出力電圧を調整し
た前記負電圧発生回路を接続し、負電圧を供給すること
により機能ブロックの検査項目を行うことを特徴とす
る。
【0055】上記第1および第2の検査方法によれば、
特にメモリの検査において、ポーズタイムなどのメモリ
素子の特性検査をあらかじめ実行し、その検査結果が規
格内にある回路のみを検査の対象とすることで、すべて
の回路を検査する検査手法と比べて、検査の対象となる
回路の個数を減らすことが可能となり、検査時間を短縮
することができる。
【0056】前記の目的を達成するため、本発明に係る
記録装置は、前記第1または第2の半導体集積回路を有
する記録装置であって、光および磁気の一方もしくは両
者を用いた記録手段を備えたことを特徴とする。
【0057】前記の目的を達成するため、本発明に係る
通信機器は、前記第1または第2の半導体集積回路を備
えたことを特徴とする。
【0058】上記構成によれば、負電圧発生回路の適用
により、DRAMのデータ保持時間すなわちポーズタイ
ムを大きくできるために、リフレッシュ動作周期を長く
とることが可能になり、DRAMの消費電力を低減し
て、安定した回路動作を実現することができる。
【0059】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0060】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態による半導体集積回路に含まれる負電圧発生回路
の構成例を示すブロック図である。
【0061】図1において、負電圧発生回路は、負電圧
発生部1−A(チャージポンプ部)と電圧検知部1−B
とで構成されており、負電圧発生部1−Aは、電圧検知
部1−Bから供給される制御信号BBGOEにより動作
制御され、機能ブロックを構成するトランジスタの基板
電圧VBBを所定の負電圧に保持する。ここで、負電圧
発生部1−Aは、電圧検知部1−Bから供給される制御
信号BBGOEが論理「H」レベルである期間動作する
自励発振回路1−A1と、タイミング生成回路1−A2
と、負電圧生成のためのチャージポンプ回路1−A3と
で構成される。
【0062】電圧検知部1−Bは、定電圧発生回路1−
B1と、電圧複製回路1−B2と、測定電圧発生回路1
−B3と、出力部1−B4とで構成される。
【0063】図2は、電圧検知部1−Bの概略構成例を
示す回路図である。
【0064】図2において、電圧複製回路1−B2は、
差動増幅器AMP11(第2の比較器)およびPチャネ
ルトランジスタTP11からなり、定電圧発生回路1−
B1からの定電圧を受けてその電圧を複製する。
【0065】測定電圧発生回路1−B3は、可変抵抗器
R1’およびR2’からなり、電圧複製回路1−B2か
ら出力される所定の定電圧と負電圧発生部1−Aからの
基板電圧VBBとを分圧し、電圧REFV0として出力
する。
【0066】出力部1−B4は、測定電圧発生回路1−
B3から出力される電圧REFV0を、参照電圧である
接地電圧VSSと比較して、大小関係を判別する差動増
幅器AMP12(第1の比較器)と、出力バッファ回路
1−B4’とで構成される。出力バッファ回路1−B
4’は、緩やかに変化する差動増幅器AMP12の出力
信号M22を増幅し、制御信号BBGOEを生成するた
めのインバータ列INV11、INV12、INV1
3、バッファBUF14と、INV13の出力をゲート
に印加することで、「H」レベルから「L」レベルへの
変化と、「L」レベルから「H」レベルへの変化に対す
る応答に差を生じさせヒステリシス特性を生成するPチ
ャネルトランジスタ組TP12によるシュミットトリガ
回路とで構成される。
【0067】図3は、図1に示す定電圧発生回路1−B
1と電圧複製回路1−B2の構成を示す回路図である。
なお、図3において、定電圧発生回路1−B1を構成す
るNチャネルトランジスタT4およびT5に接続され、
トランジスタサイズ変更による電流調整で出力電圧調整
を行う部分については説明の便宜上削除しているが、図
4に記載があり、後ほど説明する。
【0068】図3において、定電圧発生回路1−B1に
おけるPチャネルトランジスタT1およびT2、またN
チャネルトランジスタT4およびT5は、それぞれ同じ
ゲート幅およびゲート長でカレントミラー回路を構成し
ている。ここでは、PチャネルトランジスタT1および
T2のゲート幅をWP1、ゲート長をLP1とし、Nチ
ャネルトランジスタT4およびT5のゲート幅をWN
1、ゲート長をLN1とし、PチャネルトランジスタT
1とNチャネルトランジスタT4を含む経路を流れる電
流をI1、PチャネルトランジスタT2とNチャネルト
ランジスタT5を含む経路を流れる電流をI2とする
と、PチャネルトランジスタT1とNチャネルトランジ
スタT5について、それぞれ以下の関係式が成立する。
【0069】I1=−(β/2)・(WP1/LP1)
・(V1−VTP)2 I2=(β/2)・(WN1/LN1)・(V3−VT
N)2 ただし、上記の式では、Pチャネルトランジスタの閾値
電圧をVTとした場合、VTP=VT+VDDと定義す
るものとする。
【0070】また、抵抗R0については、R0・I2=
VDD−V4となることから、電源電圧VDDの上昇に
伴い、電流I2は増加しようとする。Nチャネルトラン
ジスタT5を流れる電流の関係を考慮すると、T5のド
レインおよびゲート電圧V3は上昇することになり、ト
ランジスタT6、T7、T8の経路を流れる電流I3は
減少する傾向を示す。電流I3が減少すると、T8の電
流の関係により電圧V7が上昇し、T11およびT12
の経路を流れる電流I4が減少することになる。電流I
4が減少すると、T12についての電流の関係から、電
圧V5が減少することになり、その結果、電流I1が減
少する。電流I1の減少は、T1を流れる電流の関係か
ら電圧V1の上昇を招くことになり、電流I2を減少さ
せる方向に働く。
【0071】以上をまとめると、カレントミラー回路と
電圧を制御するトランジスタT11、T12の働きによ
り、電源電圧VDDの増加および減少に対する系全体の
電流および電圧の変化を打ち消す方向に作用し、電圧V
7が安定するためにT9およびT10を流れる電流は一
定となり、定電圧発生回路1−B1の出力電圧V9は、
PチャネルトランジスタT10のサイズで決定される、
一定の値となる。
【0072】定電圧発生回路1−B1で生成される一定
の電圧V9は、電圧複製回路1−B2の差動増幅器AM
P11の反転入力端子に印加されており、差動増幅器A
MP11の出力をPチャネルトランジスタTP11のゲ
ート端子に接続し、ドレインを電源電圧VDDに接続
し、ソースを出力STDVOUTおよび差動増幅器AM
P11の正転入力端子に接続して帰還をかけることで、
入力電圧V9と等しい出力STDVOUTが複製され
る。
【0073】次に、図4を用いて、定電圧発生回路1−
B1における第1の電圧調整手段について説明する。
【0074】図4は、定電圧発生回路1−B1の詳細回
路図である。
【0075】定電圧発生回路1−B1は、図4に示すよ
うに、カレントミラー回路の左右に、それぞれ3つず
つ、ヒューズFUSE4TA、FUSE4TB、FUS
E4TCと、ヒューズFUSE5TA、FUSE5T
B、FUSE5TCとを備えており、未切断状態では、
トランジスタT4+T4A+T4B+T4Cと、トラン
ジスタT5+T5A+T5B+T5Cとして機能するト
ランジスタを、ヒューズの切断によりサイズを変えるこ
とで左右の電流を変え、安定点での電圧V5およびV7
を変化させることで、電圧調整が行える機能を有してい
る。
【0076】カレントミラー回路の右側におけるトラン
ジスタT5A、T5B、T5Cのドレイン端子にそれぞ
れ備えられた3本のヒューズFUSE5TA、FUSE
5TB、FUSE5TCを切断することにより、電流I
2に対する電流I3の比率を増加させる働きがあるた
め、電流I3の増加により電圧V7は下降し、トランジ
スタT9およびT10を流れる電流が増加するため、出
力電圧V9は上昇する。
【0077】一方、カレントミラー回路の左側における
トランジスタT4A、T4B、T4Cのドレイン端子に
それぞれ備えられた3本のヒューズFUSE4TA、F
USE4TB、FUSE4TCを切断した場合、電流I
2に対する電流I1の比率が減少するために、電圧V1
は未切断状態に比べ高いレベルで安定するようになり、
電流I2も減少することから安定状態での電圧V7は上
昇し、出力電圧V9が下降する。
【0078】次に、図5を用いて、測定電圧発生回路1
−B3における第2の電圧調整手段について説明する。
【0079】図5は、測定電圧発生回路1−B3を構成
する可変抵抗器R1’とR2’の構成を示す回路図であ
る。
【0080】図5において、ヒューズFUSE1、FU
SE2、FUSE3がそれぞれ並列接続された抵抗器R
TRIM1、RTRIM2、RTRIM3は、抵抗器R
TRIM2の抵抗値が抵抗器RTRIM1の抵抗値(R
1)の2倍に、抵抗器RTRIM3の抵抗値がRTRI
M1の抵抗値(R1)の4倍に設定されている。
【0081】同様に、ヒューズFUSE4、FUSE
5、FUSE6がそれぞれ並列接続された抵抗器RTR
IM4、RTRIM5、RTRIM6は、抵抗器RTR
IM5の抵抗値が抵抗器RTRIM4の抵抗値(R4
の2倍に、抵抗器RTRIM6の抵抗値がRTRMI4
の抵抗値(R4)の4倍に設定されている。
【0082】これにより、最小でR1、R4、最大で7×
1、7×R4だけの抵抗値の設定、したがって電圧設定
をそれぞれのヒューズで8通り、合計16通り行うこと
が可能となる。
【0083】抵抗器による電圧設定は、温度やプロセス
条件などから受ける特性変化の影響が小さいため、あら
かじめ目標設定電圧との差から切るべきヒューズを特定
することが可能であり、設定に必要な時間を短縮するこ
とが可能である。
【0084】次に、図6を用いて、差動増幅器AMP1
2(第1の比較器)の動作の概略について説明する。
【0085】図6は、差動増幅器AMP12の等価回路
図である。図6に示すように、差動増幅器AMP12
は、AMP12A、AMP12B、AMP12Cの3個
の差動増幅器によって構成される。
【0086】AMP12Aの反転入力端子には、定電圧
STDVOUTと負電圧VBBから分圧された電圧RE
FV0が印加され、その正転入力端子には、接地電圧V
SSが印加される。また、AMP12Bの正転入力端子
には、測定電圧REFV0が印加され、その反転入力端
子には接地電圧VSSが印加される。AMP12Aの出
力をAMP12Cの正転入力端子に、AMP12Bの出
力をAMP12Cの反転入力端子に印加することで、R
EFV0>VSSの場合は、AMP12Cの出力M22
の電圧レベルが下がり、REFV0<VSSの場合は、
AMP12Cの出力M22の電圧レベルは上がることに
なる。したがって、差動増幅器AMP12全体として
は、REFV0を反転入力端子に、VSSを正転入力端
子に印加する構成と等価になる。
【0087】次に、図7を用いて、差動増幅器AMP1
2の動作の詳細について説明する。
【0088】図7は、差動増幅器AMP12の詳細回路
図である。
【0089】図7において、AMP12A、AMP12
Bはそれぞれ同じ能力、特性を備えさせるために、対応
するトランジスタが同じサイズで構成されている。AM
P12A、AMP12B、AMP12Cのそれぞれの電
流源を構成するトランジスタTP12A1、TP12B
1、TP12C1のゲートに、図3に示す定電圧発生回
路1−B1のカレントミラー回路で生成される電圧V1
が入力されている。
【0090】AMP12Aでは、測定電圧REFV0の
電圧レベルが上昇した場合、TP12A3を流れる電流
が減少して、その減少分だけTP12A2を流れる電流
が増加する。ここで、TN12A4、TN12A5はカ
レントミラー回路を構成しており、TN12A4を流れ
る電流すなわちTN12A2を流れる電流が増加し、そ
の増加分だけTN12A5を流れる電流が減少した場
合、出力M14の電圧レベルが下降する方向へと状態が
遷移する。一方、測定電圧REFV0の電圧レベルが下
降した場合は、逆に、出力M14の電圧レベルが上昇す
る方向へと状態が変化する。
【0091】また、AMP12Bでは、測定電圧REF
V0はTP12B2のゲートに入力されているために、
測定電圧REFV0の電圧レベルの上昇にともない、出
力M17の電圧レベルは上昇し、逆に、測定電圧REF
V0の電圧レベルの下降によって出力M17の電圧レベ
ルが下降する。
【0092】よって、AMP12Cでは、AMP12A
とAMP12Bの出力結果から、測定電圧REFV0の
上昇に伴い、出力M22の電圧レベルは上昇し、測定電
圧REFV0の下降に伴い、出力M22の電圧レベルは
下降する。
【0093】ここで、本実施形態によれば、トランジス
タTP12A2、TP12B3のゲートにはそれぞれ接
地電圧VSSが接続されるため、定電圧源で生成される
電圧と違い、プロセス条件の影響を受けず、差動増幅器
12において常に安定した電圧比較が可能となる。
【0094】また、負電圧VBBの変化が急峻であった
場合に、トランジスタ素子の絶縁破壊を防止するため
に、AMP12を構成する回路は、他の回路よりも厚い
ゲート酸化膜を有するトランジスタによって構成されて
いる。
【0095】図8は、図1に示す出力部1−B4のう
ち、差動増幅器AMP12の出力M22を受け、制御信
号BBGOEを生成する出力バッファ段の構成を示す詳
細回路図である。
【0096】図8において、差動増幅器AMP12の出
力M22は緩やかに変化するため、M22を受ける初段
のインバータINV11においては、他段のインバータ
INV12、INV13、およびバッファBUF14を
構成するトランジスタ、およびPチャネルトランジスタ
組TP12よりも厚いゲート酸化膜を有するトランジス
タを用いることで、ゲートの容量負荷を低減し、応答速
度の遅れの影響を軽減している。
【0097】初段のインバータINV11は、8個のN
チャネルトランジスタTN111〜TN118と、8個
のPチャネルトランジスタTP111〜TP118とで
構成され、TN111およびTN112をNチャネル側
として、TP111〜TP115をPチャネル側として
機能させており、残りのトランジスタは、最上層の配線
マスクを変更することで、INV11のスイッチングレ
ベルを調整可能とするために、予備として設けられてい
る。
【0098】Pチャネルトランジスタ組TP12は、I
NV12のスイッチングレベルにヒステリシス特性を持
たせるために用いるもので、M25の電圧レベルが下降
しようとする場合には、TP12内のTP121を流れ
る電流が増えることで、M24の電圧レベルを決定する
INV12のスイッチングレベルが上がり、M25の電
圧レベルが下降して「L」レベルに近づこうとする電圧
変化を阻止するように働く。ここでは、TP121のみ
を機能させており、他の4個のトランジスタTP122
〜TP125は、最上層マスクで使用するトランジスタ
の個数を変化させることことで、ヒステリシスの幅を変
化させるために、予備として設けられている。
【0099】バッファBUF14では、制御信号BBG
OEを供給する負電圧発生部1−Aのトランジスタに対
し、十分な出力電流を確保するため、トランジスタTP
141およびTN141に比べて、大きなゲート幅を有
するトランジスタTP142およびTN142を用いて
いる。
【0100】上記のように、本実施形態によれば、定電
圧発生回路1−B1の出力電圧を基板に印加する負電圧
VBBに対する参照電圧として用いることで、基板電圧
の電源電圧依存性を無くすと同時に、基板電圧の検出に
用いる差動増幅器の基準電圧を接地電圧VSSに設定す
ることで、電源電圧や環境温度の変動、プロセス条件等
のいずれに対しても、安定した負電圧VBBをメモリセ
ルトランジスタ基板に供給することが可能となる。
【0101】また、2つの電圧調整手段を定電圧発生回
路1−B1と測定電圧発生回路1−B3の2箇所に独立
して備えることで、定電圧発生回路1−B1の定電圧を
適正な値として出力するための調整を行った後、測定電
圧発生回路1−B3により、その適正な定電圧と負電圧
VBBから分圧される電圧を変化させて、制御信号BB
GOEの最適設定を行うことが可能になる。
【0102】(第2実施形態)図9は、本発明の第2実
施形態による半導体集積回路に含まれる負電圧発生回路
の部分構成例を示すブロック図である。
【0103】図9に示すように、本実施形態では、差動
増幅器AMP11およびPチャネルトランジスタTP1
1で構成される第1の電圧複製回路1−B2と、差動増
幅器AMP11BおよびPチャネルトランジスタTP1
1Bで構成される第2の電圧複製回路1−B2’とに共
通の定電圧発生回路1−B1を用いることで、第1の制
御信号BBGOE1と第2の制御信号BBGOE2を出
力可能な複数の電圧検知部が構成されている。
【0104】まず、第1の電圧検知部からの第1の制御
信号BBGOE1によって制御される第1の負電圧をV
BB1、第1の電圧検知部で用いる定電圧出力をSTD
VOUT1とした場合、AMP12の反転入力端子に印
加される電圧REFV0が、正転入力端子に印加されて
いる接地電圧VSSに等しくなったとき、すなわちRE
FV0=0Vで制御系が安定するため、第1の負電圧V
BB1は以下の式で表される。
【0105】 VBB1=−(R2’/R1’)・STDVOUT1 次に、第2の電圧検知部からの第2の制御信号BBGO
E2によって制御される第2の負電圧をVBB2、第2
の電圧検知部で用いる定電圧出力をSTDVOUT2と
した場合、AMP212の反転入力端子に印加される電
圧REFV1が、正転入力端子に印加されている接地電
圧VSSに等しくなったとき、すなわちREFV1=0
Vで制御系が安定するため、第2の負電圧VBB2は以
下の式で表される。
【0106】 VBB2=−(R4’/R3’)・STDVOUT2 このように、第1の負電圧VBB1と第2の負電圧VB
B2は、それぞれ、R1’とR2’の抵抗比、R3’と
R4’の抵抗比によって決められる。
【0107】本実施形態によれば、DRAMのメモリセ
ル以外に負電圧が必要な回路が、集積回路の中に含まれ
るときに、複数の電圧検知部で定電圧発生回路を共用す
ることで、レイアウト面積を低減することが可能にな
る。
【0108】(第3実施形態)図10は、本発明の第3
実施形態による半導体集積回路に含まれる負電圧発生回
路の部分構成例を示すブロック図である。
【0109】図10に示すように、本実施形態では、差
動増幅器AMP11およびPチャネルトランジスタTP
11で構成された第1の電圧複製回路1−B2により複
製される一定の電圧STDVOUT1と負電圧VBBと
から制御信号BBGOEを生成する第1の電圧検知部に
加え、差動増幅器AMP11CおよびPチャネルトラン
ジスタTP11Cで構成された第3の電圧複製回路1−
B2”により複製される一定の電圧STDVOUT3
と、差動増幅器AMP312の正転入力端子に供給され
る電圧VMEASUREとから、制御信号CTRLOU
Tを生成可能な第3の電圧検知部が構成されている。
【0110】ここでは、電圧VMEASURE=(R6
/(R5+R6))・STDVOUT3が印加された場
合に、制御信号CTRLOUTによる制御が可能にな
る。一例としては、第3の電圧検知部は、制御信号CT
RLOUTにより昇圧電源電圧VPPを検知する回路と
して機能させることが可能である。
【0111】このように、定電圧発生回路の出力V9を
直接用いず、電圧を複製させて用いることで、複数の電
圧検知部を独立して機能させることが可能になる。
【0112】本発明の実施の形態による負電圧発生回路
の検査項目として、素子作製プロセスの条件などにより
定電圧発生回路の出力変動を抑制するために、ヒューズ
による出力電圧の調整が必要となるため、同一ウェハ上
に作製される半導体集積回路の検査としては、全数検査
を行うよりも、あらかじめ良否判定を行った後に、負電
圧発生回路の検査を行うことが検査時間の短縮に有用で
ある。
【0113】DRAMでは、この負電圧発生回路の適用
回路ブロックはメモリセルであり、その特性の良否はメ
モリセルのポーズタイム測定に基づいて行われる。
【0114】従って、以上のことを考慮に入れた、検査
プログラムのアルゴリズムの一例としては、次に示すよ
うな流れとなる。
【0115】(1)負電圧発生回路とは独立した入力端
子からメモリセルの基板領域に負の電圧を入力し、ポー
ズタイムの測定をウェハ上の半導体集積回路にそれぞれ
備えられたDRAMに対して実行する。また、同時にポ
ーズタイムが最大となる基板電圧の値をそれぞれの回路
に対し記録しておく。
【0116】(2)ポーズタイム測定結果が規格を満た
す回路に対し、良品選別を行って、良品と判定された回
路に対してのみ、負電圧発生回路の検査を行う。
【0117】(3)負電圧発生回路の出力電圧が、あら
かじめ外部電圧入力により行ったポーズタイム検査での
基板電圧の値と違った場合には、回路内に備えられたヒ
ューズを用いて前記基板電圧と等しい値が出力されるよ
う出力電圧の調整を行う。
【0118】(4)以降、DRAMのファンクションテ
ストは、ポーズタイムが規格を満足する回路で、前記負
電圧発生回路の電圧調整を行ったものに対してのみ実施
する。
【0119】このように、良品と判定された回路に対し
てのみ負電圧発生回路の検査を行うことで、検査時間の
短縮を行えると同時に、それぞれの回路に対してポーズ
タイムを最大にできる負電圧出力の調整が行えるため
に、メモリの性能を最大限に活用できる設定による検査
手法が提供される。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体集
積回路によれば、電源電圧や環境条件の変動、プロセス
条件等によらず安定した負電圧をメモリセルトランジス
タ基板に供給可能な負電圧発生回路を容易に実現し、メ
モリセルトランジスタのリーク電流が最小となる条件を
維持して、メモリのデータ保持時間を充分に確保可能に
するとともに、低消費電力化を図ることで、携帯用の記
録装置や通信装置等に適用した際に、特に効果を発揮さ
せることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による半導体集積回路
に含まれる負電圧発生回路の構成例を示すブロック図
【図2】 電圧検知部1−Bの概略構成例を示す回路図
【図3】 定電圧発生回路1−B1と電圧複製回路1−
B2の構成を示す回路図
【図4】 定電圧発生回路1−B1の詳細構成を示す回
路図
【図5】 測定電圧発生回路1−B3の詳細構成を示す
回路図
【図6】 差動増幅器AMP12の構成を等価的に示す
回路図
【図7】 差動増幅器AMP12の詳細構成を示す回路
【図8】 出力バッファ回路1−B4’の詳細構成を示
す回路図
【図9】 本発明の第2実施形態による半導体集積回路
に含まれる負電圧発生回路の部分構成例を示すブロック
【図10】 本発明の第3実施形態による半導体集積回
路に含まれる負電圧発生回路の部分構成例を示すブロッ
ク図
【図11】 DRAMメモリセル部の回路構成図
【図12】 メモリセルトランジスタの構造を示す断面
【図13】 メモリセルトランジスタのリーク電流I
(off)の基板電圧VBB依存性(a)、およびリー
ク電流I(leak)の基板電圧VBB依存性を示すグ
ラフ
【図14】 従来の負電圧発生回路の構成を示すブロッ
ク図
【図15】 従来の電圧検知部15−Bの詳細回路図
【図16】 従来の負電圧発生回路における負電圧VB
Bの電源電圧VDD依存性(a)、およびメモリにおけ
るポーズタイムの電源電圧VDD依存性(b)を示すグ
ラフ
【符号の説明】
1−A 負電圧発生部(チャージポンプ部) 1−B 電圧検知部 1−A1 自励発振回路 1−A2 タイミング生成回路 1−A3 チャージポンプ回路 1−B1 定電圧発生回路 1−B2 電圧複製回路(第1の電圧複製回路) 1−B2’ 第2の電圧複製回路 1−B2” 第3の電圧複製回路 1−B3 測定電圧発生回路 1−B4 出力部 1−B4’ 出力バッファ回路 AMP11 差動増幅器(第2の比較器) AMP12 差動増幅器(第1の比較器) INV11 初段インバータ R1’、R2’ 抵抗器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/822 H01L 27/04 G V T (72)発明者 藤本 知則 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2G032 AA07 AB01 AC03 AD01 AG04 AK11 AL02 5B024 AA01 AA03 BA01 BA27 CA10 5F038 AR21 AV15 BB04 BB05 BB07 BG05 BG09 DF05 DF11 DT12 DT17 EZ20 5L106 AA01 DD00 EE08 FF01 GG00

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機能ブロックと、前記機能ブロックに供
    給する所定の負電圧を発生する負電圧発生回路とを有す
    る半導体集積回路であって、 前記負電圧発生回路は、 電源電圧を前記所定の負電圧に変換し出力するチャージ
    ポンプ部と、 前記チャージポンプ部の出力電圧と参照電圧とを比較
    し、その比較結果を前記チャージポンプ部に出力して、
    前記チャージポンプ部の出力電圧制御を行う電圧検知部
    とを備え、 前記参照電圧として接地電圧を用いることを特徴とする
    半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 メモリブロックと、前記メモリブロック
    に供給する所定の負電圧を発生する負電圧発生回路とを
    有する半導体集積回路であって、 前記負電圧発生回路は、 電源電圧を前記所定の負電圧に変換し出力するチャージ
    ポンプ部と、 前記チャージポンプ部からの出力電圧を参照電圧と比較
    し、その比較結果を前記チャージポンプ部に出力して、
    前記チャージポンプ部の出力電圧制御を行う電圧検知部
    とを備え、 前記参照電圧として接地電圧を用いることを特徴とする
    半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記チャージポンプ部は、 前記電圧検知部からの出力信号が活性化状態にある期間
    のみ所定のパルス信号を発生する自励発振器と、前記自
    励発振器からの出力パルス信号をタイミング信号に変換
    するタイミング信号発生回路とを備え、 前記記電圧検知部は、 定電圧発生回路と、前記定電圧発生回路からの出力電圧
    と前記チャージポンプ部からの出力電圧を受けて、抵抗
    器により測定電圧に変換する測定電圧発生回路と、前記
    測定電圧発生回路からの測定電圧を接地電圧と比較し比
    較結果を出力する第1の比較器と、前記第1の比較器か
    らの比較出力を増幅して前記チャージポンプ部に出力す
    る出力バッファ回路とを備えたことを特徴とする請求項
    1または2記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記電圧検知部を構成するトランジスタ
    のうち、Nチャネルトランジスタの基板に印加する電圧
    を全て接地電圧とすることを特徴とする請求項1から3
    のいずれか一項記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 前記電圧検知部は、前記定電圧発生回路
    と前記測定電圧発生回路との間に、第2の比較器とPチ
    ャネルトランジスタからなる電圧複製回路を備え、前記
    電圧複製回路は、 前記定電圧回路からの出力が前記第2の比較器の反転入
    力端子に供給され、電源電圧が前記Pチャネルトランジ
    スタのドレイン端子に供給され、前記第2の比較器の出
    力が前記Pチャネルトランジスタのゲート端子に供給さ
    れ、前記Pチャネルトランジスタのソース端子が前記第
    2の比較器の正転入力端子に接続され、前記Pチャネル
    トランジスタのソース端子からの出力が前記測定電圧発
    生回路に結合されて成り、前記定電圧発生回路の出力電
    圧と等しい電圧を出力することを特徴とする請求項3記
    載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記第1の比較器は第1から第3の差動
    増幅器を備え、 前記第1の差動増幅器の一方の入力端子には前記測定電
    圧が供給され、その他方の入力端子には接地電圧が供給
    され、 前記第2の差動増幅器の一方の入力端子には接地電圧が
    供給され、その他方の入力端子には前記測定電圧が供給
    され、 前記第3の差動増幅器の一方の入力端子には前記第1の
    差動増幅器の出力電圧が供給され、その他方の入力端子
    には前記第2の差動増幅器の出力電圧が供給され、前記
    第1と第2の差動増幅器の出力電圧を互いに逆相とした
    ことを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 前記定電圧発生回路は、カレントミラー
    回路を構成するトランジスタのサイズを変化させ、出力
    電流値を変化させることで出力電圧の調整を行う第1の
    電圧調整手段を備え、前記測定電圧発生回路は、前記抵
    抗器の抵抗値を変化させることで測定電圧を変化させる
    第2の電圧調整手段を備えたことを特徴とする請求項3
    記載の半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 前記抵抗器は、各々が直列に接続された
    第1から第nの抵抗器を含み、前記第2の電圧調整手段
    は、各々が前記第1から第nの抵抗器と並列に接続され
    た第1から第nのヒューズを備え、 前記第1のヒューズと並列に接続された第1の抵抗器の
    抵抗値をRとした場合、第nのヒューズと並列に接続さ
    れた第nの抵抗器の抵抗値がRの2(n-1)倍に設定さ
    れ、前記第2の電圧調整手段は、前記第1から第nのヒ
    ューズの少なくとも1つが切断されることにより、抵抗
    値の増分をRからRの2(n-1)倍まで変化させることで
    前記測定電圧を変化させることを特徴とする請求項7記
    載の半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 前記電圧検知部の前記第1の比較器は、
    前記電圧検知部における前記第1の比較器よりも前段の
    回路で用いるトランジスタよりも厚いゲート酸化膜を有
    するトランジスタからなることを特徴とする請求項3記
    載の半導体集積回路。
  10. 【請求項10】 前記電圧検知部の前記出力バッファ回
    路は、初段のインバータが他段のインバータよりも厚い
    ゲート酸化膜を有するトランジスタからなる複数段のイ
    ンバータを備えていることを特徴とする請求項3記載の
    半導体集積回路。
  11. 【請求項11】 前記機能ブロックは、それぞれ異なる
    機能を有する複数の機能ブロックからなり、前記負電圧
    発生回路は、前記複数の機能ブロックの各々に供給する
    異なる所定の負電圧を発生する複数の負電圧発生回路か
    らなり、前記複数の負電圧発生回路の各々に共通の定電
    圧発生回路を備えていることを特徴とする請求項1記載
    の半導体集積回路。
  12. 【請求項12】 前記機能ブロックは、それぞれ異なる
    機能を有する複数の機能ブロックからなり、前記負電圧
    発生回路は、前記複数の機能ブロックの各々に供給する
    所定の負電圧を発生する少なくとも1つの負電圧発生回
    路からなり、前記半導体集積回路はさらに、前記複数の
    機能ブロックの各々に供給する所定の正電圧を発生する
    少なくとも1つの正電圧発生回路と、前記少なくとも1
    つの負電圧発生回路および前記少なくとも1つの正電圧
    発生回路の各々に共通の定電圧発生回路とを備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  13. 【請求項13】 請求項1から12のいずれか一項記載
    の半導体集積回路の検査方法であって、 前記機能ブロックに所定の電圧を外部から印加して検査
    を行い、 前記検査の結果により機能ブロックの良否判定を行い、 良品と判定された機能ブロックに対してのみ前記負電圧
    発生回路から所定の負電圧を供給することを特徴とする
    半導体集積回路の検査方法。
  14. 【請求項14】 請求項1から12のいずれか一項記載
    の半導体集積回路の検査方法であって、 前記機能ブロックに前記負電圧発生回路で出力可能な所
    定の電圧を外部から印加して検査を行い、 前記検査の結果により機能ブロックの良否判定および機
    能ブロックの動作条件を最良とする電圧条件の記録を行
    い、 良品と判定された機能ブロックに対してのみ前記電圧条
    件に出力電圧を調整した前記負電圧発生回路を接続し、
    負電圧を供給することにより機能ブロックの検査項目を
    行うことを特徴とする半導体集積回路の検査方法。
  15. 【請求項15】 請求項1から12のいずれか一項記載
    の半導体集積回路を有する記録装置であって、 光および磁気の一方もしくは両者を用いた記録手段を備
    えたことを特徴とする記録装置。
  16. 【請求項16】 請求項1から12のいずれか一項記載
    の半導体集積回路を備えたことを特徴とする通信機器。
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