JPH0438791A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0438791A
JPH0438791A JP2146542A JP14654290A JPH0438791A JP H0438791 A JPH0438791 A JP H0438791A JP 2146542 A JP2146542 A JP 2146542A JP 14654290 A JP14654290 A JP 14654290A JP H0438791 A JPH0438791 A JP H0438791A
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晃徳 柴山
Toshiro Yamada
俊郎 山田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は半導体装置に関し、特に半導体集積回路の基板
電位を発生する基板電位発生器について、その発生する
基板電位を設定電位に保つための基板電位検出回路の改
良に関するものである。
(従来の技術) 従来の基板電位検出器を第4図に示す。同図において、
Qp47.Qn46.Qn47はMOSトランジスタ、
45は外部電源電圧Vcc、46は接地電位Vssであ
る。また、41は接点、44は基板電位であり、43は
基板電位検出信号の出力端子である。ゲートを接地電位
Vs s46に接続したMOSトランジスタQp47及
びQn46と、ゲート、ドレイン間を短絡したMOSト
ランジスタQn47との3個を直列に接続し、その3個
のMOSトランジスタのダイオードを外部電源電圧Vc
c45と基板電位44との間に直列に接続した構成にな
っている。
上記の構成の基板電位検出器の動作について説明する。
先ず、MO3+−ランジスタQp47はゲート電位が接
地電位Vs s46であり、ソース電位が外部電源電圧
Vcc45であって、そのゲート ソース間電圧はその
スレッシュホールド電圧より低い電圧であるので、該ト
ランジスタQp47はドレイン電流Idp47が流れて
いる。
今、基板電位44が接地電位Vs s46より低い設定
電位未満に引き下げられたとすると、トランジスタQn
47はon状態になると共に、このon状態により接点
41の電位(つまりトランジスタQn46のソース電位
)がMOSトランジスタQn46のスレッシュホールド
電圧より高い電圧以上引き下げられるので、このトラン
ジスタQn46もon状態になる。その結果、3個のト
ランジスタのon状態によりMOSトランジスタQp4
7及びQn46のドレイン電位、つまり出力端子43の
基板電位検出信号は基板電位発生器1の動作を停止させ
るのに十分な低い値の電位となる。
これに対し、基板電位44が上記の設定電位以上に高い
電位に浮き上がったときには、MOSトランジスタQn
47によって接点41の電位を引き下げる程度が小さく
なるために、MOSトランジスタQn46のゲート、ソ
ース間の電圧はそのスレッシュホールド電圧より低い電
圧又はスレッシュホールド電圧より僅かに高い電圧に留
まるので、該MO5トランジスタQn46はoff状態
又は微小な電流しか流せない。このため、出力端子43
の基板電位検出信号は、MOSトランジスタQp47の
ドレイン電流1dp47によって基板電位発生器1を動
作させるに十分な高い電位となる。
従って、基板電位44が上記の設定電位未満に降下した
ときには、出力端子43から出力される低電位の基板電
位検出信号により基板電位発生器1の動作を停止させる
一方、基板電位44が設定電位以上に上昇したときには
、出力端子43の高電位の基板電位検出信号により基板
電位発生器1を動作させることによって基板電位44を
設定電位に保つことができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記のような従来の構成では、外部電源
電位Vcc45の変動によって基板電位44を設定電位
に保持できないことが判った。つまり、外部電源電位V
cc45が上昇したときには、MOSトランジスタQp
47のゲート電位が一定電位(接地電位Vss46)な
のでMO3+−ランジスタQp47のゲート、ソース間
電圧が増太し、そのドレイン電流1dp47が増加する
このため、基板電位44が設定電位未満に引き下げられ
ても、前記MO8トランジスタQp47のドレイン電位
である出力端子43の基板電位検出信号の電位が上昇し
たままになって、基板電位発生器1の動作を停止させる
まで降下しなくなるので、基板電位44が設定電位以下
に大きく低下し過ぎるという誤動作が生じる。また、前
記とは逆に外部電源電位Vccが、降下したときには、
MOSトランジスタQp47のゲート、ソース間電圧が
低下してそのドレイン電流1dp47が減少するため、
基板電位44が設定電圧以下に引き下げられる前に、M
OSトランジスタQp47のドレイン電位である出力端
子43の基板電位検出信号の電位が大きく降下してしま
うので、基板電位44が設定電位以上の良好でない状態
でも基板電位発生器1の動作が停止してしまうという誤
動作を引き起こす恐れがあるという問題点を有していた
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目
的は、外部電源電圧の変動があっても、基板電位発生器
から発生する基板電位を良好に設定電位に保持できる半
導体装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するため、本発明では、外部電源電圧
Vccの依存性の小さい内部電圧を内部回路で発生させ
、この内部電圧と実際の基板電位とに基いて基板電位検
出信号を発生させることにより、この基板電位検出信号
を外部電源電圧VcCに対する依存性の小さいものとし
て、この基板電位検出信号で基板電位検出器の動作を制
御することとする。
つまり、本発明の具体的な解決手段は、半導体装置とし
て、基板電位を発生する基板電位発生器と、少なくとも
DRAMの動作電圧内で外部電源電圧の依存性の少ない
内部電圧を発生させる内部電圧発生器と、該内部電圧発
生器により発生させた内部電圧と実際の基板電位とに基
いて前記基板電位発生器により発生した基板電位が設定
電位の上か下かを検出する基板電位検出器とを設ける構
成としている。
(作用) 本発明は前記した構成により、内部電圧発生器からは外
部電源電圧の依存性が少ない内部電圧が発生し、この内
部電圧と実際の基板電位とに基いて基板電位検出器が作
動する。その結果、外部電源電圧が変動しても、実際の
基板電位が設定電位未満のときには、基板電位検出器か
ら必ず低電位の基板電位検出信号が出力され、逆に実際
の基板電位が設定電位以上のときには、必ず高電位の基
板電位検出信号が出力されるので、この外部電源電圧に
対する依存性の小さい基板電位検出信号によって基板電
位発生器の動作が制御されると、基板電位が設定電位未
満のときには必ず電位発生器の動作が停止して、外部電
源電圧Vccの変動に拘らず基板電位が設定電位に保持
されることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図は本発明の第1の実施例における半導体装置のブ
ロック回路図である。同図において、Qp11〜Qp1
7はP形のMosトランジスタ、Qn11〜Qn17は
N形のMosトランジスタ、15は外部電源電圧Vcc
、16は接地電位Vss111は内部電圧、12は基準
電圧、13は基板電位検出信号、14は基板電位、11
1.112.121,122,131は接点である。
また、2は外部電源電圧Vcc15の依存性の少ない内
部電圧11を発生させるための内部電圧発生器であって
、この内部電圧発生器2は、内部素子を動作させる電圧
を発生するために用いる内部降圧器より成る。この内部
降圧器2は基準電圧発生器3と供給器4とから構成され
ている。先ず、基準電圧発生器3の動作について説明す
るに、該基準電圧発生器3は、2個のトランジスタQp
11とQn 11.及び2個のトランジスタQp12と
Qn12とが各々直列に接続されており、この両者は外
部電源電圧Vcc15に対して互いに並列に接続されて
いるとともに、MOSトランジスタQp12のソース、
ドレイン間にはトランジスタQp13のダイオードが接
続された構成になっている。
前記トランジスタQpH〜Qp13及びトランジスタQ
nll〜Qn12は全て飽和領域で動作させる。
この基準電圧発生器3では、基準電位12.つまり接点
112の電位が外部電源電圧Vcc15に対して依存性
が小さいように構成されている。
以下、この構成を具体的に説明する。接点112の電位
をほぼ一定とすると、トランジスタQn11はそのゲー
ト電位が前記の接点112の電位で一定電位であるので
飽和領域で動作し、且つそのソース電位が接地電位Vs
s16であってそのゲート ソース間電圧がほぼ一定で
あるために、そのドレイン電流1dnllはほぼ一定で
ある。また、トランジスタQpHとQnllとの両ドレ
イン電流1dpH,Idnllが相等しいときのトラン
ジスタQp11のドレイン電位及びゲート電位が定常状
態における接点111の電位である。従って、定常状態
におけるトランジスタQp11のドレイン電流1dpH
はぼ一定である。
一方、このトランジスタQpHのドレイン電流IdpH
は、その飽和領域での動作によりそのゲート、ソース間
電圧でほぼ決定されるので、このドレイン電流IdpH
が前記のようにほぼ一定であると、そのゲート、ソース
間電圧もほぼ一定である。以上のことから、トランジス
タQpHのゲート、ソース間電圧である接点111と外
部電源電圧Vcc15との間の電位差はほぼ一定である
また、トランジスタQpl’2のゲート、ソース間電圧
は、前記のように接点111と外部電源電圧Vcc15
との間の電位差であってほぼ一定であるので、このトラ
ンジスタQp12のドレイン電流Idp12はその飽和
領域での動作によりはぼ一定である。更に、トランジス
タQp12とQn12の両ドレイン電流1dp12.I
dn1.2が互いに等しいときのトランジスタQn12
のドレイン電位及びゲート電位が定常状態における接点
112の電位(つまり基準電位12)である。
従って、定常状態におけるトランジスタQn12のドレ
イン電流Idn12はほぼ一定である。−方、このトラ
ンジスタQn12のドレイン電流Idn12は、その飽
和領域での動作によりそのゲート、ソース間電圧でほぼ
決定されるので、このドレイン電流1dn12が前記の
ようにほぼ一定であると、そのゲート ソース間電圧も
ほぼ一定である。以上のことから、このトランジスタQ
n12のゲート、ソース間電圧である接点112と接地
電位Vss16との間の電位差はほぼ一定である。
以上説明したように、基準電圧発生器3は前記のような
構成のフィードバック回路になっているので、接点11
1の電位は外部電源電圧vcc15よりも所定電位だけ
低い一定電圧になると共に、接点112の電位は接地電
位Vs s 16よりも所定電位だけ高い一定電位の基
準電位になることが判る。
本発明の半導体装置では、外部電源電圧Vcc15の依
存性の少ない電圧として、基準電位12゜つまり接地電
位Vs s 16よりも一定電位だけ高い電位である接
点112の電位を用いる。
次に、供給器4の動作について説明する。この供給器4
は、2個のp型のMOSトランジスタQp14.Qp1
5と、3個のn型のMOSトランジスタQn13〜Qn
15とにより構成される差動増幅器5と、1個のp型M
O8トランジスタQp16より構成される出力回路部6
とから成っている。
前記差動増幅器5から説明すると、2個のMOSトラン
ジスタQp14.Qp15は、互いにソース、ドレイン
をそれぞれ共通の電位とした構成になっている。従って
、この両トランジスタQp1.4.Qp15のドレイン
電流rdp14.Idp1.5は互いに等しくカレント
ミラーになってぃる。また、MOSトランジスタQn1
3のゲート電位は、前記した外部電源電圧Vcc15に
対して依存性の少ない基準電位12になっており、方、
MOSトランジスタQn14のゲート電位は、内部素子
を動作させるための内部電圧11になっている。この内
部電圧11は、少なくともDRAMの動作電圧内の電圧
値に設定される。そして、基準電圧12と内部電圧11
との比較により、接点121の電位、つまりMOSトラ
ンジスタQp16のゲート電位を変化させる構成として
、出力回路部6からの出力電流を制御する回路方式とな
っている。
前記の供給器4の動作について、基準電圧12と内部電
圧11とが等しいときと比較して説明する。先ず、内部
電圧11(MOSトランジスタQn14のゲート電位)
が基準電圧12(MOSトランジスタQn13のゲート
電位)よりも低い場合には、MOSトランジスタQn 
14のドレイン電流1dn14が減少するので、MOS
トランジスタQp15のドレイン電位及び接点122の
電位(つまり、MOSトランジスタQp14.Qp15
のゲート電位)が上昇する。このため、MOSトランジ
スタQp 14のゲート、ソース間電圧が降下し、その
ドレイン電流1dp14が減少するので、MOSトラン
ジスタQp14及びMOSトランジスタQ n 1.3
のドレイン電位、つまり接点121の電位が降下する。
その結果、この接点121の電位であるMOSトランジ
スタQp16のゲート電位の降下により、そのゲート、
ソース間電圧か増大し、そのドレイン電流1dn16が
増加することになる。
これに対し、内部電圧11が基準電圧12よりも高い場
合には、前記とは逆にMOSトランジスタQn14のド
レイン電流1dn14が増加して、接点122の電位が
降下するので、MO8+−ランジスタQ p 1.4の
ゲート、ソース間電圧が増大し、そのドレイン電流Id
p14が増加する。そのため、接点121の電位が上昇
するので、MOSトランジスタQp16のゲート、ソー
ス間電圧か減少し、そのドレイン電流1dn16が減少
する。
特に、内部電圧11が予め設定した設定電圧に達したと
きには、接点121の電位がMOSトランジスタQp1
6をoff動作させるまで上昇し、その設定電圧を越え
る上昇を阻止するので、内部電圧11をその設定電圧に
保つことができる。
ここに、供給器4は、前記のような外部電源電圧Vcc
15の依存性の小さい基準電圧12と比較して内部電圧
11を発生しているので、この内部電圧11を外部電源
電圧Vcc15の変動に対して依存性の小さい所定の設
定電圧に保つことができる。
そして、前記の内部降圧器2の供給器4にて内部降圧し
た内部電圧11によって内部素子を動作させると共に、
この内部電圧11てもってメモリセルフにHIGHを書
き込む。このようにするのは、16MDRAMの出現以
降、半導体装置の内部素子のサイズが小さくなるに経れ
て、外部電源電圧が高すぎて内部素子耐圧の信頼性が確
保できなかったり、消費電力の低減化が図れなくなる場
合があるからであり、またスピードの観点から、外部電
源電圧を降圧した内部電圧で行う方式を採ることが望ま
しいからである。
さらに、第1図において、8は基板電位14を発生する
基板電位発生器、9は前記の基板電位発生器8により発
生する基板電位14が設定電位か否かを検出する基板電
位検出器である。
前記の基板電位検出器9は、p型MOSトランジスタQ
 p ]、 7と、n型MO8トランジスタQn]6と
、ゲート、ドレイン間を短絡したn型MOSトランジス
タQn17との3個を直列に接続して成り、トランジス
タQp17.Qn16の両ゲートは接地電位Vs s 
16に接続されていると共に、トランジスタQp17の
ソース電位は前記供給器4の出力回路部6からの外部電
源電圧Vcc15に対する依存性の小さい内部電圧11
とされ、トランジスタQn17のソース電位は基板電位
14とされている。
前記の基板電位検出器9の動作について説明する。先ず
、MOSトランジスタQp17は、前述のようにゲート
電位が接地電位Vs s 16であり、ソース電位が内
部電圧11てあって、そのゲート。
ソース間電圧はそのスレッシュホールド電圧より低い電
位の一定電圧であるので、外部電源電圧Vcc15に依
存しない常にほぼ一定値のドレイン電流1dp17が流
れている。
いま、基板電位14が接地電位V s s ]、 6よ
り低い設定電位未満に引き下げられたとすると、トラン
ジスタQn17はon状態になると共に、このon状態
により接点131の電位(つまりMOSトランジスタQ
n16のソース電位)がこのMOSトランジスタQn1
6のスレッシュホールド電圧より高い電圧以上引き下げ
られるので、このトランジスタQn16もon状態にな
る。その結果、3個のトランジスタのon状態によりM
OSトランジスタQp17及びQn16のドレイン電位
、つまり基板電位検出信号13は、基板電位発生器8の
動作を停止させるのに十分な低い値の電位となる。ここ
に、MOSトランジスタQp17゜Qn16.Qn17
の各々のドレイン電流は、外部電源電圧Vcc15に依
存せずほぼ一定値であるので、基板電位検出信号コ−3
は外部電源電圧Vcc15の変動に対して依存性の小さ
い信号となる。
これに対し、基板電位14が上記の設定電位以上高い電
位に浮き上がったときには、MO8I−ランジスタQn
17によって接点131の電位を弓き下げる程度が小さ
くなるために、MOSトランジスタQn16のゲート、
ソース間電圧はそのスレッシュホールド電圧よりも低い
電圧又は僅かに高い電圧に留まるので、該MO8トラン
ジスタQn ]、 6はoff状態又は微小な電流しか
流せない。
このため、MOSトランジスタQp17及びQn16の
ドレイン電位である基板電位検出信号13は、はぼ一定
値(MOSトランジスタQp17の外部電源電圧Vcc
15に依存しない)ドレイン電流Idp47によって基
板電位発生器1を動作させるのに十分な高い一定電位と
なる。
以上の説明から、基板電位検出器9は、内部降圧器2の
供給器4から発生させた外部電源電圧Vcc15に対す
る依存性の小さい内部電圧11と実際の基板電位14と
に基いて、外部電源電圧Vcc15の変動に拘らず\実
際の基板電位14が設定電位未満のときには必ず低電位
の基板電位検出信号を出力し、実際の基板電位14が設
定電位以上のときには必ず高電位の基板電位検出信号を
出力することにより、前記基板電位発生器8により発生
する基板電位]4が設定電位か否かを検出する。そして
、この構成により、外部電源電圧Vcc15に対する少
ない依存性でもって基板電位発生器8の動作を制御する
ことができる。
よって、基板電位発生器8の動作の外部電源電圧Vcc
15に対する依存性を小さいものにできるので、この基
板電位発生器8により発生する基板電位14を外部電源
電圧Vcc15の変動に拘らず設定電位に保つことがで
きる。
(実施例2) 次に、本発明の第2の実施例を説明する。第2図に示す
半導体装置のブロック回路図において、Qp20〜Qp
29はP形のMOSトランジスタ、Qn20−Qn29
はN形のMOSトランジスタ、25は電源電位Vcc、
26は接地電位Vs s。
27は内部電圧a121は内部電圧b122は基準電圧
、23は基板電位検出信号、24は基板電位である。ま
た、211.212.221,222.241は各々接
点である。
第2図の内部降圧器2−は、基準電圧発生器3′と供給
器4′とから成る。先ず、基準電圧発生器3−の動作に
ついては前記の第1実施例で説明した通りである。つま
り、基準電圧発生器3′は、トランジスタQp2]とQ
n21、及びトランジスタQp22とQn22とが各々
直列に接続されており、外部電源電圧Vcc25に対し
互いに並列の関係にある。更にトランジスタQp22の
ソース、ドレイン間にはトランジスタQp23のダイオ
ードが接続された構成になっている。
従って、基準電圧発生器3′は前記第1の実施例の基準
電圧発生器3と同様な構成のフィードバック回路になっ
ているので、接点211は外部電源電圧Vcc25より
所定電位だけ低い電圧を出力し、接点212は接地電位
Vs s 26よりも所定電位だけ高い基準電圧22を
出力する。
本実施例の半導体装置では、基準電圧として接点212
の電位、つまり接地電位V s s 26よりも所定電
位だけ高く且つ外部電源電位Vcc25の依存性の少な
い電位22を用いる。
供給器4−の動作についても第1実施例で述べた通りで
ある。つまり供給器4−は、2個のp型のMOSトラン
ジスタQp24.Qp25と、3個のn型のMOSトラ
ンジスタQn23〜Qn25とにより構成される差動増
幅器5−と、1個のp型MO3トランジスタQp26よ
り構成される出力回路部6′とから成る。
前記差動増幅器5′の2個のMOSトランジスタQp2
4.Qp25は、互いにソース、ドレインをそれぞれ共
通の電位とした構成になっているので、この両トランジ
スタQp24.Qp25のドレイン電流Idp24.I
dp25は互いに等しくカレントミラーになっている。
また、MOSトランジスタQn23のゲート電位は、前
記した外部電源電圧Vcc25の依存性の少ない基準電
位22になっている一方、MOSトランジスタQn24
のゲート電位は内部電圧27になっている。
そして、基準電圧22と内部電圧27との比較により、
MOSトランジスタQp26のゲート電位である接点2
21の電位を変化させる構成として、出力回路部6′か
らの出力電流を制御する回路方式になっている。
従って、供給器4′は前記第1の実施例の供給器4と同
様な構成のフィードバック回路になっているので、第1
の実施例で説明した通り、MOSトランジスタQn24
のゲート電位(内部電圧27)がMOSトランジスタQ
n23のゲート電位(基準電位22)よりも低い場合に
は、MOSトランジスタQp26のドレイン電流1 d
n26が増加し、一方、逆に内部電圧27が基準電圧2
2よりも高い場合には、MOSトランジスタQp26の
ドレイン電流1dn26が減少する。特に、内部電圧2
7が予め設定した設定電圧に達したときには、接点22
1の電位(MOSトランジスタQp24及びQn23の
ドレイン電位)がMO8トランジスタQp26をoff
動作させるまで上昇し、その設定電圧を越える上昇を阻
止するので、内部電圧27を設定電圧に保つことができ
る。
ここに、供給器4−は、外部電源電圧Vcc25の依存
性の小さい基準電圧22に基いて内部電圧27を発生し
ているので、この内部電圧27を外部電源電圧Vcc2
5に対して依存性の小さい所定の設定電圧に保つことが
できる。
更に、第2図に示す他の供給器4°“は、前記の供給器
4−と同様に、2個のp型のMOSトランジスタQp2
8.Qp29と、3個のn型のMOSトランジスタQn
20、Qn28、Qn29とにより構成される差動増幅
器5°°と、1個のp型MO3I−ランジスタQp20
より構成される出力回路部6°°とから成る。
前記差動増幅器5°°の2個のMOSトランジスタQp
28.Qp29は互いにソース、ドレインをそれぞれ共
通の電位とした構成になっているので、その両ドレイン
電流Idp28.Idp29は等しくカレントミラーに
なっている。また、M0SトランジスタQn28のゲー
ト電位は、前記した外部電源電圧Vcc25の依存性の
少ない基準電圧22になっている一方、MOSトランジ
スタQn29のゲート電位は内部電圧21(基板電位検
出器9′への出力電圧)になっている。そして、基準電
圧22と内部電圧21との比較により、MOSトランジ
スタQp20のゲート電位である接点241の電位を変
化させる構成として、出力回路部6°°からの出力電流
を制御する回路方式になっている。
従って、供給器4°°は前記の供給器4′と同様な構成
のフィードバック回路になっているので、MOSトラン
ジスタQn29のゲート電位(内部電圧2])がMOS
トランジスタQn28のゲート電位(基準電圧22)よ
りも低い場合には、MOSトランジスタQp20のドレ
イン電流Idp20が増加する一方、内部電圧21が基
準電圧22よりも高い場合には、MOSトランジスタQ
p20のドレイン電流Idp20が減少する。特に、内
部電圧21が予め設定した設定電圧に達したときには、
接点241の電位がMOSトランジスタQp20をof
f動作させるまで上昇し、その設定電圧を越える上昇を
阻止するので、内部電圧21(基板電位検出器9−への
出力電位)を設定電圧に保つことができる。
よって、外部電源電圧Vcc25の依存性の小さい基準
電圧22に基いて内部電圧21を発生させるので、この
内部電圧21(基板電位検出器9への出力電圧)を外部
電源電圧Vcc25の依存性の小さい電圧にできる。
そして、前記した最初の供給器4′により発生させた内
部電圧27によって内部素子を動作させると共にメモリ
セルフにHIGHを書き込む。
加えて、第2図の基板電位検出器9−の構成についても
、前記の第1実施例の基板電位検出器9と同様である。
つまり、該基板電位検出器9′は、p型MOSトランジ
スタQp27と、n型MOSトランジスタQn26と、
ゲート、ドレイン間を短絡したn型MOSトランジスタ
Qn27との3個を直列に接続して成り、トランジスタ
Qp27゜Qn26の両ゲートは接地電位Vs s 2
6に接続されていると共に、トランジスタQp27のソ
ス電位は前記供給器4゛から発生させた内部電位21と
され、トランジスタQn27のソース電位は基板電位2
4とされている。
従って、本基板電位検出器9′は前記第1の実施例と同
様の回路構成であるので、前述の通り、基板電位24が
接地電位Vss26より低い設定電位未満に引き下げら
れたときには、3個のトランジスタは全てon状態にあ
って、その各々のドレイン電流が外部電源電圧Vcc2
5に依存せずほぼ一定値であるので、出力端子の基板電
位検出信号23(つまり、MOSトランジスタQp27
及びQn26のドレイン電位)は、外部電源電圧Vcc
25に対する依存性の小さい信号となる。
一方、基板電位24が設定電位以上に高い電位に浮き上
がったときには、基板電位検出信号23は、外部電源電
圧Vcc25に依存しないほぼ一定値の高い電位となる
。よって、基板電位検出器9−は、外部電源電圧Vcc
25の変動に無関係な電圧の基板電位検出信号23を出
力する。
以上の説明から、供給器4′から発生させるHIGH書
込み用の内部電圧27とは別に、他の供給器4″により
外部電源電圧Vcc25の依存性の小さい内部電圧21
を発生させ、この内部電圧21に基いて基板電位検出器
9′から外部電源電圧Vcc25の変動にほとんど影響
を受けない基板電位検出信号を出力して基板電位発生器
8を制御するので、基板電位24を外部電源電圧Vcc
25の変動とはほとんど無関係に設定電圧に保持するこ
とができる。しかも、読み出し及び書き込み時において
、内部素子を動作させる時に供給器4−の内部電圧27
にたとえ変動があっても、基板電位検出器9″に出力す
る内部電圧21には変動がないので、基板電位検出信号
の変動もなく、基板電位を設定電位に確実に保持するこ
とができる。
(実施例3) 続いて、請求項(4)に記載の発明の実施例を第3図に
基いて説明する。本実施例は、前記の第1及び第2の各
実施例の内部降圧器2,2′において供給器4,4′を
設けないで、基準電圧発生器自体を内部電圧発生器とし
て、発生させる基準電圧をそのまま外部電源電圧の依存
性の小さい内部電圧として使用したものである。
つまり、同図に示す半導体装置のブロック回路において
、Qp31〜Qp35.Qp37はP形のMOSトラン
ジスタ、Qn31.Qn36及びQn37はN形のMO
Sトランジスタ、35は外部電源電位Vcc、36は接
地電位Vss、31は内部電圧、33は基板電位検出信
号、34は基板電位、311は接点である。
同図の内部電圧発生器3パは、ゲート、ドレイン間を短
絡した第1及び第2のMOSトランジスタQp35.Q
p31と、第3のMOSトランジスタQn31とが直列
に接続されて第1の直列体を構成しているとともに、第
4のMOSトランジスタQp32と、ゲート、ドレイン
間を短絡した第5のMOSトランジスタQp34とが直
列に接続されて第2の直列体を構成している。この第1
及び第2の直列体は、互いに外部電源電圧Vcc35と
接地電位Vs s36との間に各々並列に接続されてい
る。
さらに、前記第2のMOSトランジスタQp31のゲー
トは第4のMOSトランジスタQp32のゲートに短絡
して接続されていると共に、第3のMOSトランジスタ
Qn31のゲートは第4のMOSトランジスタQT)3
2のドレインに短絡して接続されている。加えて、前記
第4のMOSトランジスタQp32のソース、ドレイン
間には、ゲート、ドレイン間を短絡した第6のMOSト
ランジスタQp3Bが接続されている。この第6のMO
SトランジスタQp33の接続位置は、第4のMOSト
ランジスタQp32のソース、ドレイン間に代えて、第
3のMOSトランジスタQn31のソース、ドレイン間
としてもよい。
前記6個のトランジスタは全て飽和領域で動作させる。
前記の基準電圧発生器3”°では、内部電圧31の電位
圧外部電源電位Vcc35に対して依存性が小さくなる
ように、第1及び第2実施例の基準電圧発生器3.3′
と同様に構成されている。以下、この構成を具体的に説
明する。内部電圧31をほぼ一定とすると、トランジス
タQn31はそのゲート電位が前記の内部電圧31で一
定電位であるので飽和領域で動作し、且つそのソース電
位が接地電位Vss36であってゲート、ソース間電圧
がほぼ一定であるためにそのドレイン電流Idn31は
ほぼ一定である。また、トランジスタQp31とQn3
1との両ドレイン電流I dp31、Idn31が相等
しいときのトランジスタQp31のドレイン電位及びゲ
ート電位が定常状態における接点311の電位である。
従って、定常状態におけるトランジスタQp31のドレ
イン電流I dp31はぼ一定である。一方、このトラ
ンジスタQp31のドレイン電流I dp31は、その
飽和領域での動作によりそのゲート、ソース間電圧でほ
ぼ決定されるので、このドレイン電流Idp31が前記
のようにほぼ一定であると、そのゲート、ソース間電圧
もほぼ一定である。以上のことから、トランジスタQp
31のゲート2 ソース間電圧である接点311の電位
と外部電源電圧Vcc35との間の電位差はほぼ一定で
ある。
また、トランジスタQp32のゲート、ソース間電圧で
ある接点311の電位と外部電源電圧Vcc35との間
の電位差は、前記のようにほぼ一定であるので、このト
ランジスタQp32のドレイン電流Idp32は、その
飽和領域での動作によりほぼ一定である。更に、トラン
ジスタQp32とQp34の両ドレイン電流1dp32
.Idp34が互いに等しいときのトランジスタQp3
4のソース電位が定常状態における内部電圧31である
。従って、定常状態におけるトランジスタQp34のド
レイン電流1dp34はほぼ一定である。一方、このト
ランジスタQp34のドレイン電流1dp34は、その
飽和領域での動作によりそのゲート、ソース間電圧でほ
ぼ決定されるので、このドレイン電流Idp34が前記
のようにほぼ一定であると、そのゲート、ソース間電圧
もほぼ一定である。以上のことから、このトランジスタ
Qp34のゲート、ソース間電圧である内部電圧31と
接地電位Vss36との間の電位差はほぼ一定である。
以上のように基準電圧発生器3°°は、前記のような構
成のフィードバック回路になっているので、接点311
の電位は外部電源電圧Vcc35よりも所定電位だけ低
い一定電圧になると共に、内部電位31は接地電位Vs
 s 36よりも所定電位だけ高い一定電圧になること
が判る。
従って、本実施例の半導体装置で使用する内部電圧31
は、前述のように接地電位Vss36よりも一定電位だ
け高い電圧で且つ外部電源電位Vcc35の依存性の少
ない電圧となる。
また、第3図の基板電位検出器9°°の構成は、前記の
第1実施例の基板電位検出器9と同様である。つまり、
該基板電位検出器9°°は、p型MOSトランジスタQ
p37と、n型MO8トランジスタQn36と、ゲート
、ドレイン間を短絡したn型MO8トランジスタQn3
7との3個を直列に接続して成り、トランジスタQp3
7.Qn36の両ゲートは接地電位Vs s 36に接
続されていると共に、トランジスタQp37のソース電
位は前記基準電圧発生器3゛°により発生させた内部電
圧31とされ、トランジスタQn37のソース電位は基
板電位34とされている。
従って、本実施例の基板電位検出器9゛°は前記第1の
実施例と同様の回路構成であるので、既に説明した通り
、基板電位34が接地電位Vss36より低い設定電位
未満に引き下げられたときには、3個のトランジスタは
全てOn状態にあって、その各々のドレイン電流が外部
電源電圧vCCB5に依存せずほぼ一定値であるので、
基板電位検出信号33(つまり、MOSトランジスタQ
p37及びQn36のドレイン電位)は、外部電源電圧
Vcc35に対して依存性の小さい信号となる。
一方、基板電位34が設定電位以上に高い電位に浮き上
がったときには、基板電位検出信号33は、外部電源電
圧Vcc35に依存しないほぼ一定値の高い電位となる
。よって、基板電位検出器9は、外部電源電圧Vcc3
5の変動に無関係な基板電位検出信号33を出力するの
で、以上の説明から、基板電位検出器9°°は、外部電
源電圧Vcc35に対して依存性の小さい内部電圧31
と実際の基板電位34とに基いて、外部電源電圧Vcc
35が変動したとしても、実際の基板電位34が設定電
位未満のときには必ず低電位の基板電位検出信号を出力
し、逆に実際の基板電位34が設定電位以上のときには
必ず高電位の基板電位検出信号を出力する。従って、外
部電源電圧Vcc35の変動に対して少ない依存性でも
って基板電位発生器8の動作を制御することができる。
よって、基板電位発生器8の動作を外部電源電圧Vcc
35の依存性の小さいものにできるので、この基板電位
発生器8により発生させる基板電位34を外部電源電圧
Vcc35の変動に拘らず設定電位に保つことができる
。しかも、第1及び第2実施例の供給器4,4°°によ
る消費電流が生じないので、消費電力を増加させずに済
む利点がある。
以上、各実施例に基いて本発明を説明したが、本発明は
前記の各実施例に限定されず、他に種々の変更が可能で
あることは明かである。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の半導体装置によれば、外
部電源電圧の依存性の小さい内部電圧を発生させ、この
内部電圧に基いて基板電位が設定電位か否かを検出する
ようにしたことにより、外部電源電圧が変動しても、そ
の電圧変動の影響をあまり受けないで基板電位発生器の
動作を制御できるので、基板電位を外部電源電圧の変動
に拘らず設定電位に保持できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す半導体装置の回路
ブロック図、第2図は第2の実施例を示す半導体装置の
回路ブロック図、第3図は第3の実施例を示す半導体装
置の回路ブロック図、第4図は従来の基板電位検出器を
示す電気回路図である。 QpH,Qp12・・・p型MO8トランジスタ、Qn
 11.Qn 12−n型MOSトランジスタ、2.2
′・・・内部降圧器、3.3−.3”・・・基準電圧発
生器、4.4−.4”・・・供給器、5.5′5°′・
・・差動増幅器、6.6−.6°゛・・・出力回路部、
8・・・基板電位発生器、9.9−.9°°・・・基板
電位検出器、11,21.31・・・内部電位、14,
24.34・・・基板電位、16,26.36・・・接
地電位。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板電位を発生する基板電位発生器と、少なくと
    もDRAMの動作電圧内で外部電源電圧の依存性の少な
    い内部電圧を発生させる内部電圧発生器と、該内部電圧
    発生器により発生させた内部電圧と実際の基板電位とに
    基いて前記基板電位発生器により発生した基板電位が設
    定電位の上か下かを検出する基板電位検出器とを備えた
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. (2)内部電圧発生器は、内部素子動作電圧発生のため
    に用いる内部降圧器であることを特徴とする請求項(1
    )記載の半導体装置。
  3. (3)内部降圧器は、基準電圧発生器と、該基準電圧発
    生器により発生させた基準電圧に基いて内部電圧を発生
    させる供給器よりなることを特徴とする請求項(2)記
    載の半導体装置。
  4. (4)内部電圧発生器は、ゲート、ドレイン間を短絡し
    た第1、第2のMOSトランジスタと第3のMOSトラ
    ンジスタとの直列接続からなる第1の直列体と、第4の
    MOSトランジスタとゲート、ドレイン間を短絡した第
    5のMOSトランジスタとの直列接続からなる第2の直
    列体とを、電源電圧と接地電位間に各々並列に接続し、
    前記第2のMOSトランジスタのゲートと前記第4のM
    OSトランジスタのゲートとの間、及び前記第3のMO
    Sトランジスタのゲートと前記第4のMOSトランジス
    タのドレインとの間を各々短絡し、かつ前記第3のMO
    Sトランジスタ又は前記第4のMOSトランジスタのソ
    ース、ドレイン間に、ゲート、ドレイン間を短絡した第
    6のMOSトランジスタを接続した構成よりなることを
    特徴とする請求項(1)記載の半導体装置。
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