JP2015118452A - ボルテージレギュレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】電源電圧の変動があっても、出力電圧の変動を抑制し、且つ安定して動作するボルテージレギュレータを提供する。【解決手段】入力端子が出力トランジスタのドレインに接続され、出力端子が誤差増幅回路に接続され、出力電圧が所定の電圧より大きく変動した時に、誤差増幅回路にブースト電流を流す制御回路を備えるボルテージレギュレータ。【選択図】図1

Description

本発明は、電源が変動しても出力電圧の変動を抑制できるボルテージレギュレータに関する。
従来のボルテージレギュレータについて説明する。図3は、従来のボルテージレギュレータを示す回路図である。
従来のボルテージレギュレータは、PMOSトランジスタ106、107、108、301、302、303と、NMOSトランジスタ103、104、105、304、305、306、307、308と、抵抗109、110、309と、容量310と、グラウンド端子100と、電源端子101と、出力端子102を備えている。
PMOSトランジスタ301、302、303と、NMOSトランジスタ305、306、308と、抵抗309でバイアス回路を構成している。NMOSトランジスタ304、307と、容量310で制御回路を構成している。PMOSトランジスタ106、107と、NMOSトランジスタ103、104、105で誤差増幅回路を構成している。PMOSトランジスタ108と、抵抗109、110で出力回路を構成している。
電源投入時に、容量310の両端の電圧がほぼ同じとなって、NMOSトランジスタ304のゲート電圧が電源電圧VDDに引き上げられ、NMOSトランジスタ304がオンしてPMOSトランジスタ303のゲート電圧がグラウンド電圧にまで低下する。このため、PMOSトランジスタ303がオンしてNMOSトランジスタ103のゲート電圧が上昇する。よって、NMOSトランジスタ103を流れる電流が大きくなって、誤差増幅回路の動作速度が一時的に高速化される。こうして、誤差増幅回路の動作速度が遅いことに起因していたオーバーシュートやアンダーシュートが発生しなくなり、出力端子102の後段に接続された回路に対する悪影響を防止することができる。
そして、容量310の充電が進むと、NMOSトランジスタ304のゲート電圧は低下する。NMOSトランジスタ304は、ゲート電圧がしきい値Vth以下に低下するとオフする。従って、制御回路全体は動作を停止する。この時は、電源電圧VDDが定常状態であり、ボルテージレギュレータは通常の動作を行う。
この後、電源電圧VDDが急変するときは、まずその電圧が低下するとき容量310の電荷が放電され、次にその電源電圧VDDが上昇するとき前記と同様な動作により誤差増幅回路の動作電流が大きくなるので、前記同様にオーバーシュートやアンダーシュートは発生しない(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−22455号公報
しかしながら、従来のボルテージレギュレータは、電源電圧VDDが小さく変動した場合でも、PMOSトランジスタ303のゲート電圧が振られてしまう。すると、誤差増幅回路のテール電流が頻繁に変化し、誤差増幅回路の動作点が変化してしまうので、ボルテージレギュレータの動作が不安定になるという課題があった。また、電源電圧VDDが大きく変動した場合、PMOSトランジスタ303の電流増大に歯止めがかからず、誤差増幅回路のテール電流を過剰に増大させてしまい、ボルテージレギュレータの動作が不安定になるという課題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、電源電圧の変動があっても出力電圧の変動を抑制し、安定して動作するボルテージレギュレータを提供する。
従来の課題を解決するため、本発明のボルテージレギュレータは以下のような構成とした。
入力端子が出力トランジスタのドレインに接続され、出力端子が誤差増幅回路に接続され、出力電圧が所定の電圧より大きく変動した時に、誤差増幅回路にブースト電流を流す制御回路を備えた。
本発明の電源が変動しても出力電圧の変動を抑制できるボルテージレギュレータは、出力電圧の変動を誤差増幅回路の電流を増加させることで抑制することができる。また、電源電圧等の小さな変動によって生じる出力電圧の小さな変動には反応せず、電源電圧等の大きな変動によって生じる出力電圧の大きな変動では誤差増幅回路に過剰な電流を流してボルテージレギュレータの動作を不安定にすることを防止できる。
第一の実施形態のボルテージレギュレータの構成を示す回路図である。 第二の実施形態のボルテージレギュレータの構成を示す回路図である。 従来のボルテージレギュレータの構成を示す回路図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<第一の実施形態>
図1は、第一の実施形態のボルテージレギュレータの回路図である。
第一の実施形態のボルテージレギュレータは、PMOSトランジスタ106、107、108と、NMOSトランジスタ103、104、105、112、113、121、122、123と、抵抗109、110と、容量126と、基準電圧回路111と、定電流回路114、115、127、124と、グラウンド端子100と、電源端子101と、出力端子102を備えている。
PMOSトランジス106、107と、NMOSトランジスタ103、104、105で誤差増幅回路を構成している。定電流回路127と、定電流回路124と、容量126と、NMOSトランジスタ123、122、121で制御回路を構成している。
次に、第一の実施形態のボルテージレギュレータの接続について説明する。定電流回路114は、一方の端子は電源端子101に接続され、もう一方の端子はNMOSトランジスタ113のゲートおよびドレインに接続される。NMOSトランジスタ113のソースはグラウンド端子100に接続される。定電流回路115は、一方の端子は電源端子101に接続され、もう一方の端子はNMOSトランジスタ112のゲートおよびドレインに接続される。NMOSトランジスタ112のソースはグラウンド端子100に接続される。NMOSトランジスタ103は、ゲートはNMOSトランジスタ113のゲートおよびドレインに接続され、ドレインはNMOSトランジスタ104のソースに接続され、ソースはグラウンド端子100に接続される。NMOSトランジスタ121は、ゲートはNMOSトランジスタ112のゲートおよびドレインに接続され、ドレインはNMOSトランジスタ104のソースに接続され、ソースはNMOSトランジスタ122のドレインに接続される。NMOSトランジスタ122は、ゲートはNMOSトランジスタ123のゲートおよびドレインに接続され、ソースはグラウンド端子100に接続される。NMOSトランジスタ123は、ドレインは定電流回路124の一方の端子に接続され、ソースはグラウンド端子100に接続される。定電流回路124のもう一方の端子はグラウンド端子100に接続される。基準電圧回路111は、正極はNMOSトランジスタ104のゲートに接続され、負極はグラウンド端子100に接続される。PMOSトランジスタ106は、ゲートはPMOSトランジスタ107のゲートおよびドレインに接続され、ドレインはNMOSトランジスタ104のドレインに接続され、ソースは電源端子101に接続される。PMOSトランジスタ107は、ソースは電源端子101に接続され、ドレインはNMOSトランジスタ105のドレインに接続される。NMOSトランジスタ105は、ソースはNMOSトランジスタ104のソースに接続され、ゲートは抵抗109と抵抗110の接続点に接続される。抵抗110のもう一方の端子は出力端子102に接続され、抵抗109のもう一方の端子はグラウンド端子100に接続される。PMOSトランジスタ108は、ゲートはNMOSトランジスタ104のドレインに接続され、ドレインは出力端子102に接続され、ソースは電源端子101に接続される。定電流回路127は、一方の端子は電源端子101に接続され、もう一方の端子はNMOSトランジスタ123のドレインおよびゲートに接続される。容量126は出力端子102とNMOSトランジスタ123のドレインおよびゲートの間に接続される。
次に、第一の実施形態のボルテージレギュレータの動作について説明する。電源端子101に電源電圧VDDが入力されると、ボルテージレギュレータは、出力端子102から出力電圧Voutを出力する。抵抗109と110は、出力電圧Voutを分圧し、分圧電圧Vfbを出力する。誤差増幅回路は、基準電圧回路111の基準電圧Vrefと分圧電圧Vfbとを比較し、出力電圧Voutが一定になるようPMOSトランジスタ108(出力トランジスタ)のゲート電圧を制御する。定電流回路114、115、127、124に流れる電流を夫々I1、I2、I3、I4とする。定常状態では、I3<I4の関係で電流値が設定されているので、NMOSトランジスタ122は、ゲート電圧がグラウンド電圧にクランプされ、電流は流れない。
出力電圧Voutが所定電圧よりも高いと、分圧電圧Vfbが基準電圧Vrefよりも高くなる。従って、誤差増幅回路の出力信号が高くなり、PMOSトランジスタ108がオフしていくので、出力電圧Voutは低くなる。また、出力電圧Voutが所定電圧よりも低いと、上記と逆の動作をして、出力電圧Voutは高くなる。この様にして、ボルテージレギュレータは、出力電圧Voutが一定になるように動作する。
ここで、電源電圧VDDが変動した場合を考える。NMOSトランジスタ123のゲートをノードN1とする。容量126と定電流回路127の接続点からNMOSトランジスタ123のドレインと定電流回路124の接続点までに流れる電流をI5とする。NMOSトランジスタ122に流れる電流をI6、NMOSトランジスタ121に流れる電流をI7とする。
電源電圧VDDが大きく上昇すると、出力電圧Voutにオーバーシュートが発生する。そして、出力電圧Voutから容量126を介して電流IC1が流れる。電流I5は、I5=I3+IC1の関係を持ち、電流IC1が増加してI5>I4となると、ノードN1の電圧が上昇しNMOSトランジスタ122にブースト電流I6が流れる。こうして、誤差増幅回路の電流が増え過渡応答性が向上し、出力電圧Voutに発生したオーバーシュートが抑制される。
ブースト電流I6は、IC1>I4−I3となるまで流れないため、電源電圧VDDの小さな変動によって生じる出力電圧Voutの小さな変動には反応せず、ボルテージレギュレータを安定動作させることが可能である。また、ブースト電流I6の最大値は、電流I7によって制限される。従って、出力電圧Voutが大きく変動しても、電流I7より大きいブースト電流I6が流れることはなく、すなわち誤差増幅回路のテール電流を増やし過ぎることがないので、ボルテージレギュレータは安定して動作することが出来る。
なお、電源電圧VDDが変動した時の出力電圧Voutの変動について説明したが、この場合に限らず負荷変動などで出力電圧Voutが変動したときも制御回路で出力電圧Voutの変動を抑制できる。
以上説明したように、第一の実施形態のボルテージレギュレータは、出力電圧Voutのオーバーシュートを誤差増幅回路の電流を増加させることで抑制することができる。また、電源電圧等の小さな変動によって生じる出力電圧Voutの小さな変動には反応せず、電源電圧等の大きな変動によって生じる出力電圧Voutの大きな変動では、誤差増幅回路に過剰なテール電流を流すことなく、ボルテージレギュレータを安定して動作することが出来る。
<第二の実施形態>
図2は、第二の実施形態のボルテージレギュレータの回路図である。
第二の実施形態のボルテージレギュレータは、PMOSトランジスタ205、206、207、210、212、213、214、215、216、219、220と、NMOSトランジスタ203、204、211、218と、抵抗208、209と、容量226と、基準電圧回路225と、定電流回路221、222、223、224と、グラウンド端子100と、電源端子101と、出力端子102を備えている。PMOSトランジス205、206、212、213、214と、NMOSトランジスタ203、204、211、218で誤差増幅回路を構成している。定電流回路224と、定電流回路223と、容量226と、PMOSトランジスタ210、215、216で制御回路を構成している。
次に、第二の実施形態のボルテージレギュレータの接続について説明する。定電流回路221は、一方の端子はPMOSトランジスタ219のゲートとドレインに接続され、もう一方の端子はグラウンド端子100に接続される。PMOSトランジスタ219は、ソースは電源端子101に接続され、ゲートはPMOSトランジスタ214のゲートに接続される。PMOSトランジスタ214は、ソースは電源端子101に接続され、ドレインはPMOSトランジスタ205のソースに接続される。定電流回路222は、一方の端子はPMOSトランジスタ220のゲートとドレインに接続され、もう一方の端子はグラウンド端子100に接続される。PMOSトランジスタ220は、ソースは電源端子101に接続され、ゲートはPMOSトランジスタ210のゲートに接続される。PMOSトランジスタ210は、ソースはPMOSトランジスタ215のドレインに接続され、ドレインはPMOSトランジスタ205のソースに接続される。PMOSトランジスタ215は、ゲートはPMOSトランジスタ216のゲートおよびドレインに接続され、ソースは電源端子101に接続される。基準電圧回路225は、正極はPMOSトランジスタ205のゲートに接続され、負極はグラウンド端子100に接続される。NMOSトランジスタ203は、ゲートおよびドレインはPMOSトランジスタ205のドレインに接続され、ソースはグラウンド端子100に接続される。NMOSトランジスタ211は、ゲートはNMOSトランジスタ203のゲートおよびドレインに接続され、ドレインはPMOSトランジスタ212のゲートおよびドレインに接続され、ソースはグラウンド端子100に接続される。PMOSトランジスタ212は、ゲートはPMOSトランジスタ213のゲートに接続され、ソースは電源端子101に接続される。PMOSトランジスタ213は、ドレインはNMOSトランジスタ218のドレインに接続され、ソースは電源端子101に接続される。NMOSトランジスタ218は、ゲートはNMOSトランジスタ204のゲートおよびドレインに接続され、ソースはグラウンド端子100に接続される。PMOSトランジスタ206は、ドレインはNMOSトランジスタ204のゲートおよびドレインに接続され、ゲートは抵抗208と209の接続点に接続され、ソースはPMOSトランジスタ205のソースに接続される。抵抗209のもう一方の端子は出力端子102に接続され、抵抗208のもう一方の端子はグラウンド端子100に接続される。NMOSトランジスタ204のソースはグラウンド端子100に接続される。PMOSトランジスタ207は、ゲートはPMOSトランジスタ213のドレインに接続され、ドレインは出力端子102に接続され、ソースは電源端子101に接続される。定電流回路224は、一方の端子は電源端子101に接続され、もう一方の端子はPMOSトランジスタ216のゲートおよびドレインに接続される。PMOSトランジスタ216のソースは、電源端子101に接続される。定電流回路223は、一方の端子はPMOSトランジスタ216のゲートおよびドレインに接続され、もう一方の端子はグラウンド端子100に接続される。容量226は出力端子102と定電流回路223と定電流回路224の接続点に接続される。
次に、第二の実施形態のボルテージレギュレータの動作について説明する。電源端子101に電源電圧VDDが入力されると、ボルテージレギュレータは、出力端子102から出力電圧Voutを出力する。抵抗208と209は、出力電圧Voutを分圧し、分圧電圧Vfbを出力する。誤差増幅回路は、基準電圧回路225の基準電圧Vrefと分圧電圧Vfbとを比較し、出力電圧Voutが一定になるよう出力トランジスタとして動作するPMOSトランジスタ207のゲート電圧を制御する。定電流回路221、222、223、224に流れる電流をI1、I2、I3、I4とすると、定常状態ではI3<I4の関係で電流値が設定される。このため、PMOSトランジスタ215のゲート電圧は電源電圧VDDにクランプされPMOSトランジスタ215に電流は流れない。
出力電圧Voutが所定電圧よりも高いと、分圧電圧Vfbが基準電圧Vrefよりも高くなる。従って、誤差増幅回路の出力信号が高くなり、PMOSトランジスタ207がオフしていくので出力電圧Voutは低くなる。また、出力電圧Voutが所定電圧よりも低いと、上記と逆の動作をして、出力電圧Voutは高くなる。この様にして、ボルテージレギュレータは、出力電圧Voutが一定になるように動作する。
ここで、電源電圧VDDが変動した場合を考える。PMOSトランジスタ216のゲートをノードN2とする。PMOSトランジスタ216のドレインと定電流回路224の接続点から容量226と定電流回路223の接続点までに流れる電流をI5とする。PMOSトランジスタ215に流れる電流をI6、PMOSトランジスタ210に流れる電流をI7とする。
電源電圧VDDが大きく低下すると、出力電圧Voutにアンダーシュートが発生する。そして、容量226から出力端子102に電流IC1が流れる。電流I5は、I5=I3+IC1の関係を持ち、IC1が増加してI5>I4となるとノードN2の電圧が下降し、PMOSトランジスタ216にブースト電流I6が流れる。こうして、誤差増幅回路の過渡応答性が向上し、出力電圧Voutに発生したアンダーシュートが抑制される。
ブースト電流I6は、IC1>I4−I3となるまで流れないため、電源電圧VDDの小さな変動によって生じる出力電圧Voutの小さな変動には反応せず、ボルテージレギュレータを安定動作させることが可能である。また、ブースト電流I6の最大値は、電流I7によって制限されるため、出力電圧Voutが大きく変動しても電流I7より大きいブースト電流I6が流れることはない。従って、誤差増幅回路に過剰なテール電流を流すことなく、ボルテージレギュレータを安定して動作することが出来る。
なお、電源電圧VDDが変動した時の出力電圧Voutの変動について説明したが、この場合に限らず負荷変動などで出力電圧Voutが変動したときも制御回路で出力電圧Voutの変動を抑制できる。
以上説明したように、第二の実施形態のボルテージレギュレータは、出力電圧Voutのアンダーシュートを誤差増幅回路のテール電流を増加させることで抑制することができる。また、電源電圧等の小さな変動によって生じる出力電圧Voutの小さな変動には反応せず、電源電圧等の大きな変動によって生じる出力電圧Voutの大きな変動では誤差増幅回路に過剰なテール電流を流すことなく、ボルテージレギュレータを安定して動作することが出来る。
なお、第一の実施形態のボルテージレギュレータは制御回路が出力電圧Voutのオーバーシュートを抑制するような構成で説明し、第二の実施形態のボルテージレギュレータは制御回路が出力電圧Voutのアンダーシュートを抑制するような構成で説明したが、両方の機能を備えるように構成して良い。その場合は、より出力電圧Voutが安定したボルテージレギュレータを得ることが出来る。
100 グラウンド端子
101 電源端子
102 出力端子
111、225 基準電圧回路
114、115、127、124、221、222、224、226 定電流回路

Claims (4)

  1. 電源端子から入力された電源電圧を安定化して出力するボルテージレギュレータであって、
    出力トランジスタが出力する出力電圧を分圧した分圧電圧と基準電圧の差を増幅して出力し、前記出力トランジスタのゲートを制御する誤差増幅回路と、
    入力端子が前記出力トランジスタのドレインに接続され、出力端子が前記誤差増幅回路に接続され、前記出力電圧が所定の電圧より大きく変動した時に、前記誤差増幅回路にブースト電流を流す制御回路と、
    を備えることを特徴とするボルテージレギュレータ。
  2. 前記制御回路は、
    一方の端子が前記ボルテージレギュレータの出力端子に接続され、前記出力電圧の変動を検出する容量と、
    前記誤差増幅回路に前記ブースト電流を流す第一のトランジスタと、
    ゲートとドレインが前記第一のトランジスタのゲートと前記容量の他方の端子に接続される第二のトランジスタと、
    前記第一のトランジスタのゲートをクランプする第一の定電流回路と、
    前記容量の他方の端子と前記第二のトランジスタのゲートおよびドレインに接続される第二の定電流回路と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のボルテージレギュレータ。
  3. 前記第一の定電流回路の流す電流が前記第二の定電流回路の流す電流より大きい
    ことを特徴とする請求項2に記載のボルテージレギュレータ。
  4. 前記制御回路は、さらに、
    前記誤差増幅回路と前記第一のトランジスタの間に接続され、前記ブースト電流を所定の電流以下に制限する第三のトランジスタ
    を備えることを特徴とする請求項2または3に記載のボルテージレギュレータ。
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Cited By (4)

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