JPH01296491A - 基準電圧発生回路 - Google Patents
基準電圧発生回路Info
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- JPH01296491A JPH01296491A JP63125742A JP12574288A JPH01296491A JP H01296491 A JPH01296491 A JP H01296491A JP 63125742 A JP63125742 A JP 63125742A JP 12574288 A JP12574288 A JP 12574288A JP H01296491 A JPH01296491 A JP H01296491A
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/21—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
- G11C11/34—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
- G11C11/40—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
- G11C11/401—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
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- G11C11/407—Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体装置の基準電圧発生回路に係り、特に
外部電源電圧や温度による変動の少ない、安定な電圧を
発生する回路に関する。
外部電源電圧や温度による変動の少ない、安定な電圧を
発生する回路に関する。
半導体集積回路内で、外部電源電圧や温度による変動の
少ない、安定な基準電圧が必要になることがある。たと
えば、アイ・ニス・ニス・シー・シー・ダイジェスト・
オプ゛・テクニカル・ペーパーズ、第272頁から第2
73頁、1986年2月(TSSCCDjgest o
f Technical Papers、pp、272
−273. Feb、1.986)において述べられて
いるように、1)RAM(ダイナミックランダムアクセ
スメモリ)等のメモリL S Iにおいては、外部電源
電圧よりも低い電圧をT= S Iチップ上に設けた回
路(電圧リミッタ)で発生し、それを電源として用いる
ことがある。この内部電源電圧は、メモリ動作を安定に
するために、外部電源電圧や温度による変動の少ない安
定した電圧である必要があり、そのためには安定な基準
電圧が必要である。また、アナログ回路を内蔵した■、
SIでは、参照用の電圧として安定した基準電圧を必要
とする場合が多い。
少ない、安定な基準電圧が必要になることがある。たと
えば、アイ・ニス・ニス・シー・シー・ダイジェスト・
オプ゛・テクニカル・ペーパーズ、第272頁から第2
73頁、1986年2月(TSSCCDjgest o
f Technical Papers、pp、272
−273. Feb、1.986)において述べられて
いるように、1)RAM(ダイナミックランダムアクセ
スメモリ)等のメモリL S Iにおいては、外部電源
電圧よりも低い電圧をT= S Iチップ上に設けた回
路(電圧リミッタ)で発生し、それを電源として用いる
ことがある。この内部電源電圧は、メモリ動作を安定に
するために、外部電源電圧や温度による変動の少ない安
定した電圧である必要があり、そのためには安定な基準
電圧が必要である。また、アナログ回路を内蔵した■、
SIでは、参照用の電圧として安定した基準電圧を必要
とする場合が多い。
このような要求に応える基準電圧発生回路としては、た
とえば米国特許第4100437号で提案されている回
路がある。第7図にその回路図を示す。
とえば米国特許第4100437号で提案されている回
路がある。第7図にその回路図を示す。
これは、Nチャネルのエンハンスメント形MO5FET
(以下EMO8と略す)とデプリーション形MO3FE
T (以下DMO8と略す)とのしきい値電圧の差を利
用して、安定な電圧を得る回路である。
(以下EMO8と略す)とデプリーション形MO3FE
T (以下DMO8と略す)とのしきい値電圧の差を利
用して、安定な電圧を得る回路である。
図中、M21がE M OS 、 M2O,M22.
M、23がDMO3であり、VDD、 VBBはそれぞ
れ正電圧、負電圧の外部電源である。EMO8とD M
、 OSとのしきい値電圧の差が出力電圧VRとなる。
M、23がDMO3であり、VDD、 VBBはそれぞ
れ正電圧、負電圧の外部電源である。EMO8とD M
、 OSとのしきい値電圧の差が出力電圧VRとなる。
以下、この回路の動作を説明する。
M2O,M21に流れる電流をI20. M22. M
211に流れる電流をI21とする。4つの5O5I”
ETがいずれも飽和領域で動作しているとすると、次の
4式が成り立つ。
211に流れる電流をI21とする。4つの5O5I”
ETがいずれも飽和領域で動作しているとすると、次の
4式が成り立つ。
β20
I 20 =−(−V rn) 2’・・0)β2工
Ixo= (V2O−VTE)2−(2)β22
121= (V2.9−VRVTD)2・・(3)
β28 I21= (−VTD)2−(4)ここでV2Oは
ノート29の電圧、VTR,VTDはそれぞれEMO8
,DMO8のしきい値電圧(VTIE> O、VTD<
O) 、 β20. β211 β22゜β23は
それぞれM 20 、 M xsツM22. M2Rの
コンダクタンス係数である。(1)〜(4)式より、こ
こでβ2oおよびβ23が十分に小さいか、あるいはβ
20/βz工=β23/β22となるように各MO3F
ETの定数を定めれば、 VR= VTE −VTD −(
6)となる。すなわち、出力電圧VRとしてEMOSと
DMO8とのしきい値電圧の差の電圧が得られ、これは
外部電源VDDやVnaの電圧に依存しない安定な電圧
である。
β28 I21= (−VTD)2−(4)ここでV2Oは
ノート29の電圧、VTR,VTDはそれぞれEMO8
,DMO8のしきい値電圧(VTIE> O、VTD<
O) 、 β20. β211 β22゜β23は
それぞれM 20 、 M xsツM22. M2Rの
コンダクタンス係数である。(1)〜(4)式より、こ
こでβ2oおよびβ23が十分に小さいか、あるいはβ
20/βz工=β23/β22となるように各MO3F
ETの定数を定めれば、 VR= VTE −VTD −(
6)となる。すなわち、出力電圧VRとしてEMOSと
DMO8とのしきい値電圧の差の電圧が得られ、これは
外部電源VDDやVnaの電圧に依存しない安定な電圧
である。
上記従来技術の問題点は、EMO8とDMOSという性
質の異なるデバイスを用いるため、それらの特性を合せ
るのが難しいことである。上の説明では簡単のため特性
が同じとしたが、実際にはコンダクタンス係数β、βの
温度依存性dB/dT、しきい値電圧の温度依存性dV
T/dT等の特性がかなり異なる。これは以下に述べる
ような理由により、EMO8とDMO8とのしきい値電
圧差VTE VTDをかなり大きくしなければならな
いか・らである。
質の異なるデバイスを用いるため、それらの特性を合せ
るのが難しいことである。上の説明では簡単のため特性
が同じとしたが、実際にはコンダクタンス係数β、βの
温度依存性dB/dT、しきい値電圧の温度依存性dV
T/dT等の特性がかなり異なる。これは以下に述べる
ような理由により、EMO8とDMO8とのしきい値電
圧差VTE VTDをかなり大きくしなければならな
いか・らである。
EMO8はゲート・ソース間電圧がovのときには確実
に非さ逆状態にならなければならない。
に非さ逆状態にならなければならない。
そのためには、そのしきい値電圧VTEは、製造ばらつ
きやサブスレッショルド特性を考慮すると、かなり高く
(たとえばVTE≧0.5V)M定する必要がある。
きやサブスレッショルド特性を考慮すると、かなり高く
(たとえばVTE≧0.5V)M定する必要がある。
また、DMO8は式(1)および(4)で示されるよう
に電流源として用いられる場合があるので、電流値のば
らつきを抑えるためには、そのしきい値電圧VTDの絶
対値はかなり大きく(たとえばVTD≦−1,5V )
設定しなければならない。したがってVTE−VTDは
がなり大きく(たとえばVTE−VTD≧2V)なり、
これはMOSFETのチャネル領域の不純物プロファイ
ルが大幅に異なることを意味する。これによって、上で
述へたようなM OS F IE Tとしての特性の不
一致が生ずる。
に電流源として用いられる場合があるので、電流値のば
らつきを抑えるためには、そのしきい値電圧VTDの絶
対値はかなり大きく(たとえばVTD≦−1,5V )
設定しなければならない。したがってVTE−VTDは
がなり大きく(たとえばVTE−VTD≧2V)なり、
これはMOSFETのチャネル領域の不純物プロファイ
ルが大幅に異なることを意味する。これによって、上で
述へたようなM OS F IE Tとしての特性の不
一致が生ずる。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、デプリーション
形のFETを用いない基準電圧発生回路を提供すること
にある。
形のFETを用いない基準電圧発生回路を提供すること
にある。
上記目的を達成するため、本発明では、エンハンスメン
1〜形でしきい値電圧の異なる2個のF I尤Tを用い
、それらしこ一定地の電流を流したときの電位差を取り
出して基準電圧とする。
1〜形でしきい値電圧の異なる2個のF I尤Tを用い
、それらしこ一定地の電流を流したときの電位差を取り
出して基準電圧とする。
デプリーション形のF E Tを用いず、エンハンスメ
ント形でしきい値電圧の異なる2個のF E Tを用い
るので、それらのしきい値電圧の差を十分小さくできる
(原理的にはいくら小さくてもよい)。
ント形でしきい値電圧の異なる2個のF E Tを用い
るので、それらのしきい値電圧の差を十分小さくできる
(原理的にはいくら小さくてもよい)。
したがって、前記従来技術に比べて2個のFETの特性
を合せることは容易であり、従来よりもさらに安定な基
準電圧を得ることができる。
を合せることは容易であり、従来よりもさらに安定な基
準電圧を得ることができる。
以1く本発明の実施例を図面により説明する。
以下の説明では正の基準電圧を発生する場合について説
明するが、トランジスタの極性等を逆にすることによっ
て負の基準電圧を発生することもできる。
明するが、トランジスタの極性等を逆にすることによっ
て負の基準電圧を発生することもできる。
第1図(a)に本発明の第1の実施例の回路図を示す。
この回路は、NチャネルMO3FET−M1〜M8とP
チャネルMO8FET−Ml 、 M 5から成り、v
DDは正電圧の外部電源である。NチャネルMO3FE
Tのうち、MzとMaは標準のしきい値電圧VTEを持
つエンハンスメント形F E T (以下EMO5と略
す)であり、MzはVTRよりも高いしきい値電圧VT
EBを持つエンハンスメント形FET(以下EEMO3
と略す)である。以下、この回路の動作を説明する。
チャネルMO8FET−Ml 、 M 5から成り、v
DDは正電圧の外部電源である。NチャネルMO3FE
Tのうち、MzとMaは標準のしきい値電圧VTEを持
つエンハンスメント形F E T (以下EMO5と略
す)であり、MzはVTRよりも高いしきい値電圧VT
EBを持つエンハンスメント形FET(以下EEMO3
と略す)である。以下、この回路の動作を説明する。
PチャネルMO8FET−MaとM5とは、ゲートおよ
びソースを共有しており、いわゆるカレントミラー回路
10を構成している。すなわち、Mlのドレイン電流I
fとM5の1〜レイン電流■2との比が一定になるよう
に動作する。その電流比(ミラー比)は、MlとM5と
の定数比によって定まる。
びソースを共有しており、いわゆるカレントミラー回路
10を構成している。すなわち、Mlのドレイン電流I
fとM5の1〜レイン電流■2との比が一定になるよう
に動作する。その電流比(ミラー比)は、MlとM5と
の定数比によって定まる。
M1〜M3の定数が等しく、いずれも飽和領域で動作し
ているとすると、次の3式が成り立つ。
ているとすると、次の3式が成り立つ。
T 1= (Vl−VTEE)”
−(7)βE I2= (Vl−VR−VTE)2 ・(
8)βE I 2= (VR−VTE)” ・
(9)ここでβEEはEEMO3(Ml)のコンダクタ
ンス係数、βEはE M OS (Mz、 M a)の
コンダクタンス係数、Vzはノート1の電圧である。(
7)〜(9)式より、 V1=2VR・・(10) ここでαはカレントミラー回路10のミラー比(I+:
Iz==α: 1)である。特にMlとM5の定数が
同一の場合はα=]である。このとき、βEE≠βEな
らば VR= VTEE −VTE −(
13)となる。すなわち、基準電圧VRとしてEIEM
O5とEMO8とのしきい値電圧の差の電圧が得られ、
これは外部電源■DDの電圧に依存しない安定な電圧で
ある。なお、VRのかわりにvl (= 2 V n
)を基準電圧として用いてもよい。
−(7)βE I2= (Vl−VR−VTE)2 ・(
8)βE I 2= (VR−VTE)” ・
(9)ここでβEEはEEMO3(Ml)のコンダクタ
ンス係数、βEはE M OS (Mz、 M a)の
コンダクタンス係数、Vzはノート1の電圧である。(
7)〜(9)式より、 V1=2VR・・(10) ここでαはカレントミラー回路10のミラー比(I+:
Iz==α: 1)である。特にMlとM5の定数が
同一の場合はα=]である。このとき、βEE≠βEな
らば VR= VTEE −VTE −(
13)となる。すなわち、基準電圧VRとしてEIEM
O5とEMO8とのしきい値電圧の差の電圧が得られ、
これは外部電源■DDの電圧に依存しない安定な電圧で
ある。なお、VRのかわりにvl (= 2 V n
)を基準電圧として用いてもよい。
この基準電圧発生回路の特徴は、前記の従来技術に比べ
てMOSFETの特性を合せることが容易なことである
。M1〜M8を飽和領域で動作させるためには、VTE
E≧2VTE、すなわちV TEP −V TR≧VT
Eであればよい。しきい値電圧差V THB−V Tp
は従来に比べて小さく(たとえば0.7V)でき、チャ
ネル領域の不純物プロファイルの相違を従来に比べて小
さくできるからである。
てMOSFETの特性を合せることが容易なことである
。M1〜M8を飽和領域で動作させるためには、VTE
E≧2VTE、すなわちV TEP −V TR≧VT
Eであればよい。しきい値電圧差V THB−V Tp
は従来に比べて小さく(たとえば0.7V)でき、チャ
ネル領域の不純物プロファイルの相違を従来に比べて小
さくできるからである。
本発明による回路ではしきい値電圧の温度依存性dVT
/dTの差異を小さくできるので、湿度に対しても安定
な基準電圧を得ることができるが、さらに温度依存性を
小さくするにはミラー比αを調整すればよい。次にその
方法を説明する。
/dTの差異を小さくできるので、湿度に対しても安定
な基準電圧を得ることができるが、さらに温度依存性を
小さくするにはミラー比αを調整すればよい。次にその
方法を説明する。
(11)式を温度Tによって微分すると、したがってd
VTEE/ d T = x−d VTE/ d T
となるようにミラー比αを設定すれば、基準電圧の温度
依存性dVR/dT=Qにできる。
VTEE/ d T = x−d VTE/ d T
となるようにミラー比αを設定すれば、基準電圧の温度
依存性dVR/dT=Qにできる。
なお、本回路に用いるMOSFETのチャネル長は、あ
る程度長い方が望ましい。たとえば、半導体装置の他の
回路でチャネル長1μm程度のMOSFETが用いられ
ていたとしても、本回路ではそれよりも長い、たとえば
5μm以−ヒのチャネル長のMOSFETを用いるのが
よい。(7)〜(9)式では簡単のため、飽和領域のド
レイン電流はゲート・ソース間電圧にのみ存在するとし
たが、実際にはドレイン・ソース間電圧によっても多少
変化する。チャネル長が長いほどこの変化の割合(ドレ
インコンダクタンス)が小さく、したがって基準電圧の
安定度が良くなる。また、短チヤネル効果によるしきい
値電圧変動を抑えるためにも、チャネル長は長い方がよ
い。
る程度長い方が望ましい。たとえば、半導体装置の他の
回路でチャネル長1μm程度のMOSFETが用いられ
ていたとしても、本回路ではそれよりも長い、たとえば
5μm以−ヒのチャネル長のMOSFETを用いるのが
よい。(7)〜(9)式では簡単のため、飽和領域のド
レイン電流はゲート・ソース間電圧にのみ存在するとし
たが、実際にはドレイン・ソース間電圧によっても多少
変化する。チャネル長が長いほどこの変化の割合(ドレ
インコンダクタンス)が小さく、したがって基準電圧の
安定度が良くなる。また、短チヤネル効果によるしきい
値電圧変動を抑えるためにも、チャネル長は長い方がよ
い。
第1図の回路では、基準電圧を作るためのMOSFET
−M s〜MXIのバックゲートはそれぞれのソースに
接続されているが、共通の基板端子に接続するようにし
てもよい。しかし、 MOSFETのしきい値電圧はバ
ックゲート電圧によって変化するので、その影響を避け
るためにはソースに接続した方がよい。
−M s〜MXIのバックゲートはそれぞれのソースに
接続されているが、共通の基板端子に接続するようにし
てもよい。しかし、 MOSFETのしきい値電圧はバ
ックゲート電圧によって変化するので、その影響を避け
るためにはソースに接続した方がよい。
ここで本発明に用いるカレントミラー回路について補足
しておく。カレントミラー回路は、第1図(a)の実施
例に用いられている2個のMOSFETから成る回路(
破線部)に限られない。たとえば、第1図(b)または
(、−、)の回路(破線部)でもよい。これらの回路は
それぞれカスコード形、ウィルソン形という名称で知ら
れている回路である。
しておく。カレントミラー回路は、第1図(a)の実施
例に用いられている2個のMOSFETから成る回路(
破線部)に限られない。たとえば、第1図(b)または
(、−、)の回路(破線部)でもよい。これらの回路は
それぞれカスコード形、ウィルソン形という名称で知ら
れている回路である。
これらの回路の特徴は、ミラー特性が良いことである。
すなわち、第1図(a)のカレンI−ミラー回路では、
M4とM6のドレイン・ソース間電圧の変化によってミ
ラー比αがわずかに変化するが、(b)または(c)の
回路ではその変化量が少ない。したがって、本発明に適
用した場合、ミラー比をより正確に設定でき、より安定
な基準電圧を得ることができる。また、カレントミラー
回路としては、第1図(d)に示すような、MOSFE
Tのかわりにバイポーラトランジスタを用いた回路でも
よい。以下の実施例では、簡単のため、主として第1図
(a)のカレントミラー回路を用いた図を掲げであるが
、これらの実施例に第1図(b)〜(d)の回路を適用
してもよいことは言うまでもない。
M4とM6のドレイン・ソース間電圧の変化によってミ
ラー比αがわずかに変化するが、(b)または(c)の
回路ではその変化量が少ない。したがって、本発明に適
用した場合、ミラー比をより正確に設定でき、より安定
な基準電圧を得ることができる。また、カレントミラー
回路としては、第1図(d)に示すような、MOSFE
Tのかわりにバイポーラトランジスタを用いた回路でも
よい。以下の実施例では、簡単のため、主として第1図
(a)のカレントミラー回路を用いた図を掲げであるが
、これらの実施例に第1図(b)〜(d)の回路を適用
してもよいことは言うまでもない。
第2図に本発明の第2の実施例を示す。この回路は第1
1図のM8を抵抗Rzで置き換えたものである。M工と
M2の定数が等しく、いずれも飽和領域で動作している
とすると、次の3式が成り立つ。
1図のM8を抵抗Rzで置き換えたものである。M工と
M2の定数が等しく、いずれも飽和領域で動作している
とすると、次の3式が成り立つ。
βε
Iz= (VニーVR−VTE)2 ・・・
(16)これらの式より、ミラー比α=1.βBE4β
Eとして計算すると、 VR= VTEE −VTE ゛バエ
8)となり、基準電圧VRとしてEEMO5とEMO8
とのしきい値電圧の差の電圧が得られる。
(16)これらの式より、ミラー比α=1.βBE4β
Eとして計算すると、 VR= VTEE −VTE ゛バエ
8)となり、基準電圧VRとしてEEMO5とEMO8
とのしきい値電圧の差の電圧が得られる。
本実施例の特徴は、EEMO5とEMO8とのしきい値
電圧の差を、第1図の場合よりもさらに小さくできる(
g理的にはいくら小さくてもよシ))ことである。その
ため、MOSFETの特性を合せることがさらに容易で
ある。ただし、通常のMOSプロセスでは、一般に抵抗
よりもMOSFETの方が占有面積が小さくできるので
、しきい値電圧差がある程度大きくてもよい場合は第1
図の実施例の方が望ましい。
電圧の差を、第1図の場合よりもさらに小さくできる(
g理的にはいくら小さくてもよシ))ことである。その
ため、MOSFETの特性を合せることがさらに容易で
ある。ただし、通常のMOSプロセスでは、一般に抵抗
よりもMOSFETの方が占有面積が小さくできるので
、しきい値電圧差がある程度大きくてもよい場合は第1
図の実施例の方が望ましい。
第3図(a)に本発明の他の実施例を示す。第1図の実
施例との相違点は、電流■1と工2との比を一定に保つ
方法にある。第1図の場合は、カレントミラー回路10
が直接■1とI2の比を一定に保っていたが、本実施例
では2組のカレントミラー回路11および12ず間接的
にこれを実現する。
施例との相違点は、電流■1と工2との比を一定に保つ
方法にある。第1図の場合は、カレントミラー回路10
が直接■1とI2の比を一定に保っていたが、本実施例
では2組のカレントミラー回路11および12ず間接的
にこれを実現する。
すなわち、4個のNチャネルMO3FETから成るカレ
ントミラー回路11 (これは前述のカスコード形であ
る)が12と■8とを一定比に保つと同時に、2個の1
〕チャネルMO3FFTilら成るカレントミラー回路
12が13と(11+I2)とを一定比に保つ。
ントミラー回路11 (これは前述のカスコード形であ
る)が12と■8とを一定比に保つと同時に、2個の1
〕チャネルMO3FFTilら成るカレントミラー回路
12が13と(11+I2)とを一定比に保つ。
これにより■1と■2との比が一定に保たれる。たとえ
ば、回路11のミラー比をIz:Ia=1:1、回路1
2のミラー比をI3: (11+l2)=1 : 2
とすれば、It:Tp、:=1:1となる。
ば、回路11のミラー比をIz:Ia=1:1、回路1
2のミラー比をI3: (11+l2)=1 : 2
とすれば、It:Tp、:=1:1となる。
本実施例の特徴は、M2のドレイン・ソース間電圧がほ
ぼ一定になることである。第1図の実施例では、M2の
ドレイン(ノード2)の電圧はほぼVDD −I VT
P l (VTPはPチャネルMO3FET)しきい
値電圧)であり、これは外部電源電圧vDDの変動によ
って変化する。ドレいン電圧の変化は、ドレインコンダ
クタンスによるドレイン電流の変化をもたらし7、基準
電圧VRの変動を招く。それに対して本実施例では、M
2のドレイン電圧は2VRに保たれているので、VDD
に対してより安定な基準電圧を得ることができる。
ぼ一定になることである。第1図の実施例では、M2の
ドレイン(ノード2)の電圧はほぼVDD −I VT
P l (VTPはPチャネルMO3FET)しきい
値電圧)であり、これは外部電源電圧vDDの変動によ
って変化する。ドレいン電圧の変化は、ドレインコンダ
クタンスによるドレイン電流の変化をもたらし7、基準
電圧VRの変動を招く。それに対して本実施例では、M
2のドレイン電圧は2VRに保たれているので、VDD
に対してより安定な基準電圧を得ることができる。
第3図(b)の回路も同様な趣旨の実施例である。この
回路では、2個のEEMO5から成るカレントミラー回
路]−3が■2と14とを一定比に保ち、2個のPチャ
ネルMO3FETから成るカレントミラー回路12が、
■4と(11+I2)とを一定比に保つことにより、1
1と12の比が一定に保たれる。
回路では、2個のEEMO5から成るカレントミラー回
路]−3が■2と14とを一定比に保ち、2個のPチャ
ネルMO3FETから成るカレントミラー回路12が、
■4と(11+I2)とを一定比に保つことにより、1
1と12の比が一定に保たれる。
これまでの実施例は、いずれもNチャネルMO5FET
のしきい値電圧差を基準とする回路であったが、Pチャ
ネルMO5FETのしきい値電圧差を基準とすることも
できる。第4図にその例を示す。
のしきい値電圧差を基準とする回路であったが、Pチャ
ネルMO5FETのしきい値電圧差を基準とすることも
できる。第4図にその例を示す。
Mshは標準のしきい値電圧VTPを持つPチャネルM
O3FETであり、Mz8はVTPよりも低い(負で絶
対値が大きい)しきい値電圧V TPEを持つPチャネ
ルMO8FETである。M14とM13がいずれも飽和
領域で動作しているとすると、次の2式が成り立つ。
O3FETであり、Mz8はVTPよりも低い(負で絶
対値が大きい)しきい値電圧V TPEを持つPチャネ
ルMO8FETである。M14とM13がいずれも飽和
領域で動作しているとすると、次の2式が成り立つ。
βP
I x= (VR−V s −VTP)”
−(20)ここで■8はノード3の電圧、βPEI
βEはそれぞれM2S、 M14のコンダクタンス係数
である。
−(20)ここで■8はノード3の電圧、βPEI
βEはそれぞれM2S、 M14のコンダクタンス係数
である。
これらの式より、Ii: Iz=1 : 1. βP
11:≠βEとして計算すると、 VR= VTP −VTPE −(
21)となり、基準電圧VRとしてPチャネルMO5F
ETのしきい値電圧差が得られる。
11:≠βEとして計算すると、 VR= VTP −VTPE −(
21)となり、基準電圧VRとしてPチャネルMO5F
ETのしきい値電圧差が得られる。
本実施例は、P形の基板上に形成される半導体集積回路
であって安定な基準電圧を必要とするものに組み込むの
に好適である。前述のように、基準電圧を作るためのM
OSFETのバンクゲートはそれぞれのソースに接続す
ることが望ましい。しかし、P形の基板上に半導体集積
回路では、NチャネルMO5FETは基板上に直接形成
され、そのバンクゲートはすへて共通の基板端子に接続
されるのが普通である。したがって基板電圧が変動する
と、NチャネルMO8FETのしきい値電圧が変化する
。それに対して、PチャネルMO5FETはN形のウェ
ル内に形成されるので、各MO5FETのバンクゲート
(ウェル)をソースに接続することによって、基板電圧
変動の影響を受けないようにすること、ができる。たと
えばDRAMでは、P形の基板を用い、チップ上に設け
た基板電圧発生回路で発生した電圧(通常−3V程度)
を基板に印加するのが普通である。
であって安定な基準電圧を必要とするものに組み込むの
に好適である。前述のように、基準電圧を作るためのM
OSFETのバンクゲートはそれぞれのソースに接続す
ることが望ましい。しかし、P形の基板上に半導体集積
回路では、NチャネルMO5FETは基板上に直接形成
され、そのバンクゲートはすへて共通の基板端子に接続
されるのが普通である。したがって基板電圧が変動する
と、NチャネルMO8FETのしきい値電圧が変化する
。それに対して、PチャネルMO5FETはN形のウェ
ル内に形成されるので、各MO5FETのバンクゲート
(ウェル)をソースに接続することによって、基板電圧
変動の影響を受けないようにすること、ができる。たと
えばDRAMでは、P形の基板を用い、チップ上に設け
た基板電圧発生回路で発生した電圧(通常−3V程度)
を基板に印加するのが普通である。
しかしこの基板電圧は、外部電源電圧の変動やメモリの
動作によって変動しやすい。このような場合には、本実
施例の回路が特に有効である。逆に、N形の基板上に形
成される半導体集積回路では、NチャネルMO3FET
のしきい値電圧差を基準とする回路の方がよい。
動作によって変動しやすい。このような場合には、本実
施例の回路が特に有効である。逆に、N形の基板上に形
成される半導体集積回路では、NチャネルMO3FET
のしきい値電圧差を基準とする回路の方がよい。
第4図(b)も同様にPチャネルMO3FETのしきい
値電圧差を基準とする回路である。これまでの実施例と
の相違点は、動作点(動作電流)の設定方法にある。こ
れまでの実施例は、基準電圧発生回路内で自動的に動作
点が定まる、いわ′ゆるセルフバイアス方式の回路であ
った。しかし、本回路では、動作点を設定するための回
路16が独立に設けられている。動作点設定回路16に
流れる電流■5は、主として抵抗R2(MOSFETで
置換してもよい)によって定まる。基準電圧発生回路の
動作電流11および■2は、I5と2組のカレントミラ
ー回路コ−2および15によって定まる。たとえば、回
路12のミラー比をI5: (11+I2)”]:2
、回路15のミラー比をI+、: l2=1 : 1と
すれば、11”I2:Illとなる。
値電圧差を基準とする回路である。これまでの実施例と
の相違点は、動作点(動作電流)の設定方法にある。こ
れまでの実施例は、基準電圧発生回路内で自動的に動作
点が定まる、いわ′ゆるセルフバイアス方式の回路であ
った。しかし、本回路では、動作点を設定するための回
路16が独立に設けられている。動作点設定回路16に
流れる電流■5は、主として抵抗R2(MOSFETで
置換してもよい)によって定まる。基準電圧発生回路の
動作電流11および■2は、I5と2組のカレントミラ
ー回路コ−2および15によって定まる。たとえば、回
路12のミラー比をI5: (11+I2)”]:2
、回路15のミラー比をI+、: l2=1 : 1と
すれば、11”I2:Illとなる。
本回路は、動作点設定回路が独立しているので、セルフ
バイアス方式の回路よりも、デバイスのばらつきによる
動作点の変動が少なく、したがって消費電流のばらつき
が少ないという特徴がある。
バイアス方式の回路よりも、デバイスのばらつきによる
動作点の変動が少なく、したがって消費電流のばらつき
が少ないという特徴がある。
なお、セルフバイアス方式の回路では、起動回路を付け
ておくことが望ましい。起動回路とは、回路が望ましく
ない安定点に陥るのを防止するための回路である。たと
えば第3図(、)の回路では、望ましい安定点は前述の
ように正常にVRを発生している状態であり、このとき
ノー1り3の電圧V8:2VR1ノード4の電圧■4≠
VDD−l VTP lである。しかし、これ以外にも
エニー12二〇という安定点があり、このときVg=O
,V4=Voo+ VR=Oである。
ておくことが望ましい。起動回路とは、回路が望ましく
ない安定点に陥るのを防止するための回路である。たと
えば第3図(、)の回路では、望ましい安定点は前述の
ように正常にVRを発生している状態であり、このとき
ノー1り3の電圧V8:2VR1ノード4の電圧■4≠
VDD−l VTP lである。しかし、これ以外にも
エニー12二〇という安定点があり、このときVg=O
,V4=Voo+ VR=Oである。
回路がこの安定点に陥るのを防ぐには、たとえば第5図
に示すような起動回路17を付ければよい。Pチャネル
MO3FET−M15. MI6および抵抗Rs (M
OSFETによって置換してもよい)は電流源を構成し
ている。回路が望ましくない安定点にあるときばVg
= OFEEMO5−M17は非導通状態であるから、
ノート5が電流源によって充電される。
に示すような起動回路17を付ければよい。Pチャネル
MO3FET−M15. MI6および抵抗Rs (M
OSFETによって置換してもよい)は電流源を構成し
ている。回路が望ましくない安定点にあるときばVg
= OFEEMO5−M17は非導通状態であるから、
ノート5が電流源によって充電される。
するとM2Rが導通状態になってノード3の電圧を上昇
させ、回路が望ましくない安定点かに脱出させるように
働く。回路が望ましい安定点に到達すると■8がVTE
Eを越えてM17が導通状態になり、ノード5の電圧が
下がる。するとMzaは非導通状態になり、基準電圧発
生回路本体の動作には影響を及ぼさなくなる。
させ、回路が望ましくない安定点かに脱出させるように
働く。回路が望ましい安定点に到達すると■8がVTE
Eを越えてM17が導通状態になり、ノード5の電圧が
下がる。するとMzaは非導通状態になり、基準電圧発
生回路本体の動作には影響を及ぼさなくなる。
次に、本発明をDRAMに適用した例を示す。
第6図は、メモリアレーを外部電源電圧Vccよりも低
い内部電圧VLで動作させるために、オンチップ電圧リ
ミッタを設けたDRAMの構成図である。内部電圧VL
を発生するために、本発明による基準電圧発生回路を
用いている。図中、100は本発明による基準電圧発生
回路、101は差動アンプ、]02および103はバッ
ファ、104はワード線昇圧回路、105はメモリセル
MCを縦横に配列したメモリアレー、1−06はセンス
アンプ、107はワードドライバである。
い内部電圧VLで動作させるために、オンチップ電圧リ
ミッタを設けたDRAMの構成図である。内部電圧VL
を発生するために、本発明による基準電圧発生回路を
用いている。図中、100は本発明による基準電圧発生
回路、101は差動アンプ、]02および103はバッ
ファ、104はワード線昇圧回路、105はメモリセル
MCを縦横に配列したメモリアレー、1−06はセンス
アンプ、107はワードドライバである。
差動アンプ101と2個の抵抗R1011R102は、
基準電圧発生回路100の出力電圧VRから、次式のよ
うにメモリアレーの動作電圧vしを作るための回路であ
る。
基準電圧発生回路100の出力電圧VRから、次式のよ
うにメモリアレーの動作電圧vしを作るための回路であ
る。
xo2
VRは、前述のようにFETのしきい値電圧差を基準と
しているため、必ずしもメモリアレーの動作電圧として
適当な電圧であるとは限らない。
しているため、必ずしもメモリアレーの動作電圧として
適当な電圧であるとは限らない。
そのためにこの回路によってVRから■しへの変換を行
っている。たとえば、VF” I V 、 VL−3V
ならば、R101: Rzo2.= 2 : 1とすれ
ばよい。
っている。たとえば、VF” I V 、 VL−3V
ならば、R101: Rzo2.= 2 : 1とすれ
ばよい。
また、RzoiとR102を可変にして、VLの微調整
、いわゆるトリミングができるようにしてもよい。
、いわゆるトリミングができるようにしてもよい。
トリミングの方法としては、たとえば前記米国特許に記
載されている方法を用いることができる。
載されている方法を用いることができる。
バッファ102および103は2、V+、の電流駆動能
力を高めるための回路である。バッファは、MOSFE
T−Mlol−M2O3と電流源工101から成る差動
アンプと、MOSFET−M、to5. MIC+Bと
電流源工102から成る出力段によって構成されている
。なお、バッファ103の構成はバッファ102と同一
なので、図では記載を省略しである。この回路は、出力
段から差動アンプの入力へフィードバックがかかつてい
るので、出力VL’ 、 VL’の電圧が入力電圧VL
に追随するように動作する。すなわち、電圧値はそのま
まで駆動能力の大きな出力VL’IVL“ を得ること
ができる。V+、’ 、 VL″は、それぞれセンスア
ンプ、メモリセルのワード線を駆動するのに用いられる
。
力を高めるための回路である。バッファは、MOSFE
T−Mlol−M2O3と電流源工101から成る差動
アンプと、MOSFET−M、to5. MIC+Bと
電流源工102から成る出力段によって構成されている
。なお、バッファ103の構成はバッファ102と同一
なので、図では記載を省略しである。この回路は、出力
段から差動アンプの入力へフィードバックがかかつてい
るので、出力VL’ 、 VL’の電圧が入力電圧VL
に追随するように動作する。すなわち、電圧値はそのま
まで駆動能力の大きな出力VL’IVL“ を得ること
ができる。V+、’ 、 VL″は、それぞれセンスア
ンプ、メモリセルのワード線を駆動するのに用いられる
。
本実施例では、ワード線電圧をメモリアレーの動作電圧
(ここでは■1.)よりも高くする、ワードブーストと
呼ばれる手法を用いている。そのためしこ、ワード線昇
圧回路104を設けである。ただし、回路104の電源
は、外部電源Vccではなく内部電源VI、′ である
。したがって、ワード線駆動信号φ8はV +、’
を基準に昇圧される。ワードトラーrバ1.07は、φ
。とデコーダ出力XDとを受けて、ワード線Wを駆動す
る。
(ここでは■1.)よりも高くする、ワードブーストと
呼ばれる手法を用いている。そのためしこ、ワード線昇
圧回路104を設けである。ただし、回路104の電源
は、外部電源Vccではなく内部電源VI、′ である
。したがって、ワード線駆動信号φ8はV +、’
を基準に昇圧される。ワードトラーrバ1.07は、φ
。とデコーダ出力XDとを受けて、ワード線Wを駆動す
る。
本実施例に用いられているセンスアンプ106(士、P
チャネルMO5FET・Mtog、 M2O3とNチャ
ネルMO3FET−Mtio+ Mlllから成る、通
常のCMOSセンスアンプである。センスアンプ106
は、φ8を高レベルに、φSを低レベルにしてMO5F
F!T・M 1.O[l l M tn7を導通させる
ことにより、起動される。ただし、M 10Bのソース
は、外部電源Vccではなく内部型fifAvL′ に
接続されているので、SAが動作することにより、デー
タ線の高レベル側はV L ’ に、低レベル側は接
地電位になる。すなわち、データ線の振幅はV L ’
に抑えられる。
チャネルMO5FET・Mtog、 M2O3とNチャ
ネルMO3FET−Mtio+ Mlllから成る、通
常のCMOSセンスアンプである。センスアンプ106
は、φ8を高レベルに、φSを低レベルにしてMO5F
F!T・M 1.O[l l M tn7を導通させる
ことにより、起動される。ただし、M 10Bのソース
は、外部電源Vccではなく内部型fifAvL′ に
接続されているので、SAが動作することにより、デー
タ線の高レベル側はV L ’ に、低レベル側は接
地電位になる。すなわち、データ線の振幅はV L ’
に抑えられる。
以上説明したように、本発明しこよれば、デプリーショ
ン形のF E Tを用いず、エンハンスメント形のFE
T同士のしきい値電圧差を基準とする基準電圧発生回路
を作ることができる。エンハンスメント形のF E ’
I’同士の特性を合せることはデプリーション形とエン
ハンスメント形のFETの特性を合せることよりも容易
であるから、従来よりも安定な基準電圧を得ることがで
きる。したがって、たとえば前述のメモリLSIの電圧
リミッタに適用した場合、より安定な内部電源電圧を発
生することができる。
ン形のF E Tを用いず、エンハンスメント形のFE
T同士のしきい値電圧差を基準とする基準電圧発生回路
を作ることができる。エンハンスメント形のF E ’
I’同士の特性を合せることはデプリーション形とエン
ハンスメント形のFETの特性を合せることよりも容易
であるから、従来よりも安定な基準電圧を得ることがで
きる。したがって、たとえば前述のメモリLSIの電圧
リミッタに適用した場合、より安定な内部電源電圧を発
生することができる。
第1図〜第5図は本発明の実施例による基準電圧発生回
路の回路図、第6図は本発明による基準電圧発生回路を
適用したDRAMの構成図、第7図は従来の基準電圧発
生回路の回路図である。 Mz、 M2. MB1 MB、 MB1 M工x、
Mz7. Mtg・・・NチャネルMO5FET、 M
a、 Ma、 Me、 Mal Mto。 M工1.MxsツM14. Mz5. M16゛= p
チャネルMO5FET、 Qi+ Q2+・・・PNP
バイポーラトランジスタ、Rs、 R2,R11・・・
抵抗、10,11,12゜13.14.15・・・カレ
ントミラー回路、1.6・・・動作点設定回路、]7・
・・起動回路。
路の回路図、第6図は本発明による基準電圧発生回路を
適用したDRAMの構成図、第7図は従来の基準電圧発
生回路の回路図である。 Mz、 M2. MB1 MB、 MB1 M工x、
Mz7. Mtg・・・NチャネルMO5FET、 M
a、 Ma、 Me、 Mal Mto。 M工1.MxsツM14. Mz5. M16゛= p
チャネルMO5FET、 Qi+ Q2+・・・PNP
バイポーラトランジスタ、Rs、 R2,R11・・・
抵抗、10,11,12゜13.14.15・・・カレ
ントミラー回路、1.6・・・動作点設定回路、]7・
・・起動回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ゲートが自分自身のドレインに接続され第1のしき
い値電圧を有する第1のエンハンスメント形FETと、
ゲートが自分自身のドレインもしくは上記第1のFET
のドレインに接続され上記第1のしきい値電圧と異なる
第2のしきい値電圧を有する第2のエンハンスメント形
FETと、上記第1のFETに流れる第1の電流と上記
第2のFETに流れる第2の電流とを一定比に保つカレ
ントミラー手段とを有し、上記第1および第2のFET
のドレイン間もしくはソース間電位差を基準電圧とする
ことを特徴とする基準電圧発生回路。 2、上記カレントミラー手段は、上記第1、第2のFE
Tのしきい値電圧の温度依存性の差異を補償すべく電流
比が定められていることを特徴とする、特許請求の範囲
第1項記載の基準電圧発生回路。 3、上記カレントミラー手段は、上記第1もしくは第2
の電流と第3の電流とを一定比に保つ第1のカレントミ
ラー回路と、該第3の電流と上記第1、第2の電流の和
とを一定比に保つ第2のカレントミラー回路から成るこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の基準電圧
発生回路。 4、上記第1、第2のFETは、それぞれ基板と反対導
電形のウェル内に形成され、各ウェルと各FETのソー
スがそれぞれ接続されていることを特徴とする、特許請
求の範囲第1項記載の基準電圧発生回路。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63125742A JPH01296491A (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 基準電圧発生回路 |
US07/323,966 US4994688A (en) | 1988-05-25 | 1989-03-15 | Semiconductor device having a reference voltage generating circuit |
KR1019890003381A KR0132431B1 (ko) | 1988-05-25 | 1989-03-18 | 낮은 내부동작전압을 갖는 반도체장치 |
US07/863,705 US5254880A (en) | 1988-05-25 | 1992-04-03 | Large scale integrated circuit having low internal operating voltage |
US07/865,677 US5179539A (en) | 1988-05-25 | 1992-04-08 | Large scale integrated circuit having low internal operating voltage |
US08/104,340 US5376839A (en) | 1988-05-25 | 1993-08-09 | Large scale integrated circuit having low internal operating voltage |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63125742A JPH01296491A (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 基準電圧発生回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01296491A true JPH01296491A (ja) | 1989-11-29 |
Family
ID=14917669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63125742A Pending JPH01296491A (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 基準電圧発生回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01296491A (ja) |
KR (1) | KR0132431B1 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0218606A (ja) * | 1988-07-06 | 1990-01-22 | Nec Ic Microcomput Syst Ltd | 定電流回路 |
JPH03142778A (ja) * | 1989-10-24 | 1991-06-18 | Samsung Electron Co Ltd | メモリ装置用基準電圧安定化回路 |
JPH0438791A (ja) * | 1990-06-04 | 1992-02-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
US5384740A (en) * | 1992-12-24 | 1995-01-24 | Hitachi, Ltd. | Reference voltage generator |
US6215352B1 (en) | 1998-01-28 | 2001-04-10 | Nec Corporation | Reference voltage generating circuit with MOS transistors having a floating gate |
US6292028B1 (en) | 1998-08-25 | 2001-09-18 | Takashi Tomita | Output circuit for a transmission system |
JP2008129717A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | New Japan Radio Co Ltd | 基準電圧回路 |
JP2008197994A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Oki Electric Ind Co Ltd | 起動回路 |
JP2010231774A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-10-14 | Semiconductor Technology Academic Research Center | 基準電流源回路 |
JP2017173244A (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | エスアイアイ・セミコンダクタ株式会社 | 電流検出回路 |
JP2020101572A (ja) * | 2020-04-03 | 2020-07-02 | エイブリック株式会社 | 電流検出回路 |
-
1988
- 1988-05-25 JP JP63125742A patent/JPH01296491A/ja active Pending
-
1989
- 1989-03-18 KR KR1019890003381A patent/KR0132431B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6215352B1 (en) | 1998-01-28 | 2001-04-10 | Nec Corporation | Reference voltage generating circuit with MOS transistors having a floating gate |
US6292028B1 (en) | 1998-08-25 | 2001-09-18 | Takashi Tomita | Output circuit for a transmission system |
US6577164B2 (en) * | 1998-08-25 | 2003-06-10 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Output circuit for a transmission system |
JP2008129717A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | New Japan Radio Co Ltd | 基準電圧回路 |
JP2008197994A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Oki Electric Ind Co Ltd | 起動回路 |
JP2010231774A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-10-14 | Semiconductor Technology Academic Research Center | 基準電流源回路 |
JP2017173244A (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | エスアイアイ・セミコンダクタ株式会社 | 電流検出回路 |
KR20170113198A (ko) * | 2016-03-25 | 2017-10-12 | 에스아이아이 세미컨덕터 가부시키가이샤 | 전류 검출 회로 |
JP2020101572A (ja) * | 2020-04-03 | 2020-07-02 | エイブリック株式会社 | 電流検出回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR0132431B1 (ko) | 1998-04-11 |
KR890017810A (ko) | 1989-12-18 |
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