JPH01296491A - 基準電圧発生回路 - Google Patents

基準電圧発生回路

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JPH01296491A
JPH01296491A JP63125742A JP12574288A JPH01296491A JP H01296491 A JPH01296491 A JP H01296491A JP 63125742 A JP63125742 A JP 63125742A JP 12574288 A JP12574288 A JP 12574288A JP H01296491 A JPH01296491 A JP H01296491A
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threshold voltage
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JP63125742A
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Shinji Horiguchi
真志 堀口
Masakazu Aoki
正和 青木
Kiyoo Ito
清男 伊藤
Yoshinobu Nakagome
儀延 中込
Norio Miyake
規雄 三宅
Takaaki Noda
孝明 野田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体装置の基準電圧発生回路に係り、特に
外部電源電圧や温度による変動の少ない、安定な電圧を
発生する回路に関する。
〔従来の技術〕
半導体集積回路内で、外部電源電圧や温度による変動の
少ない、安定な基準電圧が必要になることがある。たと
えば、アイ・ニス・ニス・シー・シー・ダイジェスト・
オプ゛・テクニカル・ペーパーズ、第272頁から第2
73頁、1986年2月(TSSCCDjgest o
f Technical Papers、pp、272
−273. Feb、1.986)において述べられて
いるように、1)RAM(ダイナミックランダムアクセ
スメモリ)等のメモリL S Iにおいては、外部電源
電圧よりも低い電圧をT= S Iチップ上に設けた回
路(電圧リミッタ)で発生し、それを電源として用いる
ことがある。この内部電源電圧は、メモリ動作を安定に
するために、外部電源電圧や温度による変動の少ない安
定した電圧である必要があり、そのためには安定な基準
電圧が必要である。また、アナログ回路を内蔵した■、
SIでは、参照用の電圧として安定した基準電圧を必要
とする場合が多い。
このような要求に応える基準電圧発生回路としては、た
とえば米国特許第4100437号で提案されている回
路がある。第7図にその回路図を示す。
これは、Nチャネルのエンハンスメント形MO5FET
(以下EMO8と略す)とデプリーション形MO3FE
T (以下DMO8と略す)とのしきい値電圧の差を利
用して、安定な電圧を得る回路である。
図中、M21がE M OS 、 M2O,M22. 
M、23がDMO3であり、VDD、 VBBはそれぞ
れ正電圧、負電圧の外部電源である。EMO8とD M
、 OSとのしきい値電圧の差が出力電圧VRとなる。
以下、この回路の動作を説明する。
M2O,M21に流れる電流をI20. M22. M
211に流れる電流をI21とする。4つの5O5I”
ETがいずれも飽和領域で動作しているとすると、次の
4式が成り立つ。
β20 I 20 =−(−V rn) 2’・・0)β2工 Ixo=    (V2O−VTE)2−(2)β22 121=   (V2.9−VRVTD)2・・(3)
β28 I21=   (−VTD)2−(4)ここでV2Oは
ノート29の電圧、VTR,VTDはそれぞれEMO8
,DMO8のしきい値電圧(VTIE> O、VTD<
 O) 、  β20. β211 β22゜β23は
それぞれM 20 、 M xsツM22. M2Rの
コンダクタンス係数である。(1)〜(4)式より、こ
こでβ2oおよびβ23が十分に小さいか、あるいはβ
20/βz工=β23/β22となるように各MO3F
ETの定数を定めれば、 VR= VTE −VTD           −(
6)となる。すなわち、出力電圧VRとしてEMOSと
DMO8とのしきい値電圧の差の電圧が得られ、これは
外部電源VDDやVnaの電圧に依存しない安定な電圧
である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術の問題点は、EMO8とDMOSという性
質の異なるデバイスを用いるため、それらの特性を合せ
るのが難しいことである。上の説明では簡単のため特性
が同じとしたが、実際にはコンダクタンス係数β、βの
温度依存性dB/dT、しきい値電圧の温度依存性dV
T/dT等の特性がかなり異なる。これは以下に述べる
ような理由により、EMO8とDMO8とのしきい値電
圧差VTE  VTDをかなり大きくしなければならな
いか・らである。
EMO8はゲート・ソース間電圧がovのときには確実
に非さ逆状態にならなければならない。
そのためには、そのしきい値電圧VTEは、製造ばらつ
きやサブスレッショルド特性を考慮すると、かなり高く
 (たとえばVTE≧0.5V)M定する必要がある。
また、DMO8は式(1)および(4)で示されるよう
に電流源として用いられる場合があるので、電流値のば
らつきを抑えるためには、そのしきい値電圧VTDの絶
対値はかなり大きく(たとえばVTD≦−1,5V )
設定しなければならない。したがってVTE−VTDは
がなり大きく(たとえばVTE−VTD≧2V)なり、
これはMOSFETのチャネル領域の不純物プロファイ
ルが大幅に異なることを意味する。これによって、上で
述へたようなM OS F IE Tとしての特性の不
一致が生ずる。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、デプリーション
形のFETを用いない基準電圧発生回路を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明では、エンハンスメン
1〜形でしきい値電圧の異なる2個のF I尤Tを用い
、それらしこ一定地の電流を流したときの電位差を取り
出して基準電圧とする。
〔作用〕
デプリーション形のF E Tを用いず、エンハンスメ
ント形でしきい値電圧の異なる2個のF E Tを用い
るので、それらのしきい値電圧の差を十分小さくできる
(原理的にはいくら小さくてもよい)。
したがって、前記従来技術に比べて2個のFETの特性
を合せることは容易であり、従来よりもさらに安定な基
準電圧を得ることができる。
〔実施例〕
以1く本発明の実施例を図面により説明する。
以下の説明では正の基準電圧を発生する場合について説
明するが、トランジスタの極性等を逆にすることによっ
て負の基準電圧を発生することもできる。
第1図(a)に本発明の第1の実施例の回路図を示す。
この回路は、NチャネルMO3FET−M1〜M8とP
チャネルMO8FET−Ml 、 M 5から成り、v
DDは正電圧の外部電源である。NチャネルMO3FE
Tのうち、MzとMaは標準のしきい値電圧VTEを持
つエンハンスメント形F E T (以下EMO5と略
す)であり、MzはVTRよりも高いしきい値電圧VT
EBを持つエンハンスメント形FET(以下EEMO3
と略す)である。以下、この回路の動作を説明する。
PチャネルMO8FET−MaとM5とは、ゲートおよ
びソースを共有しており、いわゆるカレントミラー回路
10を構成している。すなわち、Mlのドレイン電流I
fとM5の1〜レイン電流■2との比が一定になるよう
に動作する。その電流比(ミラー比)は、MlとM5と
の定数比によって定まる。
M1〜M3の定数が等しく、いずれも飽和領域で動作し
ているとすると、次の3式が成り立つ。
T 1=   (Vl−VTEE)”        
−(7)βE I2=  (Vl−VR−VTE)2      ・(
8)βE I 2=  (VR−VTE)”         ・
(9)ここでβEEはEEMO3(Ml)のコンダクタ
ンス係数、βEはE M OS (Mz、 M a)の
コンダクタンス係数、Vzはノート1の電圧である。(
7)〜(9)式より、 V1=2VR・・(10) ここでαはカレントミラー回路10のミラー比(I+:
 Iz==α: 1)である。特にMlとM5の定数が
同一の場合はα=]である。このとき、βEE≠βEな
らば VR= VTEE −VTE          −(
13)となる。すなわち、基準電圧VRとしてEIEM
O5とEMO8とのしきい値電圧の差の電圧が得られ、
これは外部電源■DDの電圧に依存しない安定な電圧で
ある。なお、VRのかわりにvl (= 2 V n 
)を基準電圧として用いてもよい。
この基準電圧発生回路の特徴は、前記の従来技術に比べ
てMOSFETの特性を合せることが容易なことである
。M1〜M8を飽和領域で動作させるためには、VTE
E≧2VTE、すなわちV TEP −V TR≧VT
Eであればよい。しきい値電圧差V THB−V Tp
は従来に比べて小さく(たとえば0.7V)でき、チャ
ネル領域の不純物プロファイルの相違を従来に比べて小
さくできるからである。
本発明による回路ではしきい値電圧の温度依存性dVT
/dTの差異を小さくできるので、湿度に対しても安定
な基準電圧を得ることができるが、さらに温度依存性を
小さくするにはミラー比αを調整すればよい。次にその
方法を説明する。
(11)式を温度Tによって微分すると、したがってd
 VTEE/ d T = x−d VTE/ d T
となるようにミラー比αを設定すれば、基準電圧の温度
依存性dVR/dT=Qにできる。
なお、本回路に用いるMOSFETのチャネル長は、あ
る程度長い方が望ましい。たとえば、半導体装置の他の
回路でチャネル長1μm程度のMOSFETが用いられ
ていたとしても、本回路ではそれよりも長い、たとえば
5μm以−ヒのチャネル長のMOSFETを用いるのが
よい。(7)〜(9)式では簡単のため、飽和領域のド
レイン電流はゲート・ソース間電圧にのみ存在するとし
たが、実際にはドレイン・ソース間電圧によっても多少
変化する。チャネル長が長いほどこの変化の割合(ドレ
インコンダクタンス)が小さく、したがって基準電圧の
安定度が良くなる。また、短チヤネル効果によるしきい
値電圧変動を抑えるためにも、チャネル長は長い方がよ
い。
第1図の回路では、基準電圧を作るためのMOSFET
−M s〜MXIのバックゲートはそれぞれのソースに
接続されているが、共通の基板端子に接続するようにし
てもよい。しかし、 MOSFETのしきい値電圧はバ
ックゲート電圧によって変化するので、その影響を避け
るためにはソースに接続した方がよい。
ここで本発明に用いるカレントミラー回路について補足
しておく。カレントミラー回路は、第1図(a)の実施
例に用いられている2個のMOSFETから成る回路(
破線部)に限られない。たとえば、第1図(b)または
(、−、)の回路(破線部)でもよい。これらの回路は
それぞれカスコード形、ウィルソン形という名称で知ら
れている回路である。
これらの回路の特徴は、ミラー特性が良いことである。
すなわち、第1図(a)のカレンI−ミラー回路では、
M4とM6のドレイン・ソース間電圧の変化によってミ
ラー比αがわずかに変化するが、(b)または(c)の
回路ではその変化量が少ない。したがって、本発明に適
用した場合、ミラー比をより正確に設定でき、より安定
な基準電圧を得ることができる。また、カレントミラー
回路としては、第1図(d)に示すような、MOSFE
Tのかわりにバイポーラトランジスタを用いた回路でも
よい。以下の実施例では、簡単のため、主として第1図
(a)のカレントミラー回路を用いた図を掲げであるが
、これらの実施例に第1図(b)〜(d)の回路を適用
してもよいことは言うまでもない。
第2図に本発明の第2の実施例を示す。この回路は第1
1図のM8を抵抗Rzで置き換えたものである。M工と
M2の定数が等しく、いずれも飽和領域で動作している
とすると、次の3式が成り立つ。
βε Iz=   (VニーVR−VTE)2    ・・・
(16)これらの式より、ミラー比α=1.βBE4β
Eとして計算すると、 VR= VTEE −VTE         ゛バエ
8)となり、基準電圧VRとしてEEMO5とEMO8
とのしきい値電圧の差の電圧が得られる。
本実施例の特徴は、EEMO5とEMO8とのしきい値
電圧の差を、第1図の場合よりもさらに小さくできる(
g理的にはいくら小さくてもよシ))ことである。その
ため、MOSFETの特性を合せることがさらに容易で
ある。ただし、通常のMOSプロセスでは、一般に抵抗
よりもMOSFETの方が占有面積が小さくできるので
、しきい値電圧差がある程度大きくてもよい場合は第1
図の実施例の方が望ましい。
第3図(a)に本発明の他の実施例を示す。第1図の実
施例との相違点は、電流■1と工2との比を一定に保つ
方法にある。第1図の場合は、カレントミラー回路10
が直接■1とI2の比を一定に保っていたが、本実施例
では2組のカレントミラー回路11および12ず間接的
にこれを実現する。
すなわち、4個のNチャネルMO3FETから成るカレ
ントミラー回路11 (これは前述のカスコード形であ
る)が12と■8とを一定比に保つと同時に、2個の1
〕チャネルMO3FFTilら成るカレントミラー回路
12が13と(11+I2)とを一定比に保つ。
これにより■1と■2との比が一定に保たれる。たとえ
ば、回路11のミラー比をIz:Ia=1:1、回路1
2のミラー比をI3:  (11+l2)=1 : 2
とすれば、It:Tp、:=1:1となる。
本実施例の特徴は、M2のドレイン・ソース間電圧がほ
ぼ一定になることである。第1図の実施例では、M2の
ドレイン(ノード2)の電圧はほぼVDD −I VT
P l  (VTPはPチャネルMO3FET)しきい
値電圧)であり、これは外部電源電圧vDDの変動によ
って変化する。ドレいン電圧の変化は、ドレインコンダ
クタンスによるドレイン電流の変化をもたらし7、基準
電圧VRの変動を招く。それに対して本実施例では、M
2のドレイン電圧は2VRに保たれているので、VDD
に対してより安定な基準電圧を得ることができる。
第3図(b)の回路も同様な趣旨の実施例である。この
回路では、2個のEEMO5から成るカレントミラー回
路]−3が■2と14とを一定比に保ち、2個のPチャ
ネルMO3FETから成るカレントミラー回路12が、
■4と(11+I2)とを一定比に保つことにより、1
1と12の比が一定に保たれる。
これまでの実施例は、いずれもNチャネルMO5FET
のしきい値電圧差を基準とする回路であったが、Pチャ
ネルMO5FETのしきい値電圧差を基準とすることも
できる。第4図にその例を示す。
Mshは標準のしきい値電圧VTPを持つPチャネルM
O3FETであり、Mz8はVTPよりも低い(負で絶
対値が大きい)しきい値電圧V TPEを持つPチャネ
ルMO8FETである。M14とM13がいずれも飽和
領域で動作しているとすると、次の2式が成り立つ。
βP I x=   (VR−V s −VTP)”    
 −(20)ここで■8はノード3の電圧、βPEI 
βEはそれぞれM2S、 M14のコンダクタンス係数
である。
これらの式より、Ii: Iz=1 : 1.  βP
11:≠βEとして計算すると、 VR= VTP −VTPE          −(
21)となり、基準電圧VRとしてPチャネルMO5F
ETのしきい値電圧差が得られる。
本実施例は、P形の基板上に形成される半導体集積回路
であって安定な基準電圧を必要とするものに組み込むの
に好適である。前述のように、基準電圧を作るためのM
OSFETのバンクゲートはそれぞれのソースに接続す
ることが望ましい。しかし、P形の基板上に半導体集積
回路では、NチャネルMO5FETは基板上に直接形成
され、そのバンクゲートはすへて共通の基板端子に接続
されるのが普通である。したがって基板電圧が変動する
と、NチャネルMO8FETのしきい値電圧が変化する
。それに対して、PチャネルMO5FETはN形のウェ
ル内に形成されるので、各MO5FETのバンクゲート
(ウェル)をソースに接続することによって、基板電圧
変動の影響を受けないようにすること、ができる。たと
えばDRAMでは、P形の基板を用い、チップ上に設け
た基板電圧発生回路で発生した電圧(通常−3V程度)
を基板に印加するのが普通である。
しかしこの基板電圧は、外部電源電圧の変動やメモリの
動作によって変動しやすい。このような場合には、本実
施例の回路が特に有効である。逆に、N形の基板上に形
成される半導体集積回路では、NチャネルMO3FET
のしきい値電圧差を基準とする回路の方がよい。
第4図(b)も同様にPチャネルMO3FETのしきい
値電圧差を基準とする回路である。これまでの実施例と
の相違点は、動作点(動作電流)の設定方法にある。こ
れまでの実施例は、基準電圧発生回路内で自動的に動作
点が定まる、いわ′ゆるセルフバイアス方式の回路であ
った。しかし、本回路では、動作点を設定するための回
路16が独立に設けられている。動作点設定回路16に
流れる電流■5は、主として抵抗R2(MOSFETで
置換してもよい)によって定まる。基準電圧発生回路の
動作電流11および■2は、I5と2組のカレントミラ
ー回路コ−2および15によって定まる。たとえば、回
路12のミラー比をI5:  (11+I2)”]:2
、回路15のミラー比をI+、: l2=1 : 1と
すれば、11”I2:Illとなる。
本回路は、動作点設定回路が独立しているので、セルフ
バイアス方式の回路よりも、デバイスのばらつきによる
動作点の変動が少なく、したがって消費電流のばらつき
が少ないという特徴がある。
なお、セルフバイアス方式の回路では、起動回路を付け
ておくことが望ましい。起動回路とは、回路が望ましく
ない安定点に陥るのを防止するための回路である。たと
えば第3図(、)の回路では、望ましい安定点は前述の
ように正常にVRを発生している状態であり、このとき
ノー1り3の電圧V8:2VR1ノード4の電圧■4≠
VDD−l VTP lである。しかし、これ以外にも
エニー12二〇という安定点があり、このときVg=O
,V4=Voo+ VR=Oである。
回路がこの安定点に陥るのを防ぐには、たとえば第5図
に示すような起動回路17を付ければよい。Pチャネル
MO3FET−M15. MI6および抵抗Rs (M
OSFETによって置換してもよい)は電流源を構成し
ている。回路が望ましくない安定点にあるときばVg 
= OFEEMO5−M17は非導通状態であるから、
ノート5が電流源によって充電される。
するとM2Rが導通状態になってノード3の電圧を上昇
させ、回路が望ましくない安定点かに脱出させるように
働く。回路が望ましい安定点に到達すると■8がVTE
Eを越えてM17が導通状態になり、ノード5の電圧が
下がる。するとMzaは非導通状態になり、基準電圧発
生回路本体の動作には影響を及ぼさなくなる。
次に、本発明をDRAMに適用した例を示す。
第6図は、メモリアレーを外部電源電圧Vccよりも低
い内部電圧VLで動作させるために、オンチップ電圧リ
ミッタを設けたDRAMの構成図である。内部電圧VL
 を発生するために、本発明による基準電圧発生回路を
用いている。図中、100は本発明による基準電圧発生
回路、101は差動アンプ、]02および103はバッ
ファ、104はワード線昇圧回路、105はメモリセル
MCを縦横に配列したメモリアレー、1−06はセンス
アンプ、107はワードドライバである。
差動アンプ101と2個の抵抗R1011R102は、
基準電圧発生回路100の出力電圧VRから、次式のよ
うにメモリアレーの動作電圧vしを作るための回路であ
る。
 xo2 VRは、前述のようにFETのしきい値電圧差を基準と
しているため、必ずしもメモリアレーの動作電圧として
適当な電圧であるとは限らない。
そのためにこの回路によってVRから■しへの変換を行
っている。たとえば、VF” I V 、 VL−3V
ならば、R101: Rzo2.= 2 : 1とすれ
ばよい。
また、RzoiとR102を可変にして、VLの微調整
、いわゆるトリミングができるようにしてもよい。
トリミングの方法としては、たとえば前記米国特許に記
載されている方法を用いることができる。
バッファ102および103は2、V+、の電流駆動能
力を高めるための回路である。バッファは、MOSFE
T−Mlol−M2O3と電流源工101から成る差動
アンプと、MOSFET−M、to5. MIC+Bと
電流源工102から成る出力段によって構成されている
。なお、バッファ103の構成はバッファ102と同一
なので、図では記載を省略しである。この回路は、出力
段から差動アンプの入力へフィードバックがかかつてい
るので、出力VL’ 、 VL’の電圧が入力電圧VL
に追随するように動作する。すなわち、電圧値はそのま
まで駆動能力の大きな出力VL’IVL“ を得ること
ができる。V+、’ 、 VL″は、それぞれセンスア
ンプ、メモリセルのワード線を駆動するのに用いられる
本実施例では、ワード線電圧をメモリアレーの動作電圧
(ここでは■1.)よりも高くする、ワードブーストと
呼ばれる手法を用いている。そのためしこ、ワード線昇
圧回路104を設けである。ただし、回路104の電源
は、外部電源Vccではなく内部電源VI、′ である
。したがって、ワード線駆動信号φ8はV +、’  
を基準に昇圧される。ワードトラーrバ1.07は、φ
。とデコーダ出力XDとを受けて、ワード線Wを駆動す
る。
本実施例に用いられているセンスアンプ106(士、P
チャネルMO5FET・Mtog、 M2O3とNチャ
ネルMO3FET−Mtio+ Mlllから成る、通
常のCMOSセンスアンプである。センスアンプ106
は、φ8を高レベルに、φSを低レベルにしてMO5F
F!T・M 1.O[l l M tn7を導通させる
ことにより、起動される。ただし、M 10Bのソース
は、外部電源Vccではなく内部型fifAvL′ に
接続されているので、SAが動作することにより、デー
タ線の高レベル側はV L ’  に、低レベル側は接
地電位になる。すなわち、データ線の振幅はV L ’
 に抑えられる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明しこよれば、デプリーショ
ン形のF E Tを用いず、エンハンスメント形のFE
T同士のしきい値電圧差を基準とする基準電圧発生回路
を作ることができる。エンハンスメント形のF E ’
I’同士の特性を合せることはデプリーション形とエン
ハンスメント形のFETの特性を合せることよりも容易
であるから、従来よりも安定な基準電圧を得ることがで
きる。したがって、たとえば前述のメモリLSIの電圧
リミッタに適用した場合、より安定な内部電源電圧を発
生することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の実施例による基準電圧発生回
路の回路図、第6図は本発明による基準電圧発生回路を
適用したDRAMの構成図、第7図は従来の基準電圧発
生回路の回路図である。 Mz、 M2. MB1 MB、 MB1 M工x、 
Mz7. Mtg・・・NチャネルMO5FET、 M
a、 Ma、 Me、 Mal Mto。 M工1.MxsツM14. Mz5. M16゛= p
チャネルMO5FET、 Qi+ Q2+・・・PNP
バイポーラトランジスタ、Rs、 R2,R11・・・
抵抗、10,11,12゜13.14.15・・・カレ
ントミラー回路、1.6・・・動作点設定回路、]7・
・・起動回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ゲートが自分自身のドレインに接続され第1のしき
    い値電圧を有する第1のエンハンスメント形FETと、
    ゲートが自分自身のドレインもしくは上記第1のFET
    のドレインに接続され上記第1のしきい値電圧と異なる
    第2のしきい値電圧を有する第2のエンハンスメント形
    FETと、上記第1のFETに流れる第1の電流と上記
    第2のFETに流れる第2の電流とを一定比に保つカレ
    ントミラー手段とを有し、上記第1および第2のFET
    のドレイン間もしくはソース間電位差を基準電圧とする
    ことを特徴とする基準電圧発生回路。 2、上記カレントミラー手段は、上記第1、第2のFE
    Tのしきい値電圧の温度依存性の差異を補償すべく電流
    比が定められていることを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項記載の基準電圧発生回路。 3、上記カレントミラー手段は、上記第1もしくは第2
    の電流と第3の電流とを一定比に保つ第1のカレントミ
    ラー回路と、該第3の電流と上記第1、第2の電流の和
    とを一定比に保つ第2のカレントミラー回路から成るこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の基準電圧
    発生回路。 4、上記第1、第2のFETは、それぞれ基板と反対導
    電形のウェル内に形成され、各ウェルと各FETのソー
    スがそれぞれ接続されていることを特徴とする、特許請
    求の範囲第1項記載の基準電圧発生回路。
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