JP2699828B2 - 半導体装置の入出力回路 - Google Patents

半導体装置の入出力回路

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JP2699828B2
JP2699828B2 JP5260394A JP26039493A JP2699828B2 JP 2699828 B2 JP2699828 B2 JP 2699828B2 JP 5260394 A JP5260394 A JP 5260394A JP 26039493 A JP26039493 A JP 26039493A JP 2699828 B2 JP2699828 B2 JP 2699828B2
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▲りゅう▼一 橋下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の入出力回
路に関し、特に、電源電圧より高い電圧の信号を入力す
る入出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置の入出力回路を図9を
参照して以下に説明する。同図に示すように、従来の半
導体装置の入出力回路は、入力回路2、出力回路1、入
出力制御回路3から構成されている。以下各回路の構成
を説明する。
【0003】入力回路2は、外部との入力及び出力を兼
用で行なう入出力端子n4にゲートを共通に接続したp
チャネル型MOSトランジスタ(以下、単に「pMOS
トランジスタ」という)M3とnチャネル型MOSトラ
ンジスタ(以下、単に「nMOSトランジスタ」とい
う)M4から成る相補型MOSインバータから構成され
ている。
【0004】出力回路1は、ドレインを入出力端子n4
に共通に接続したpMOSトランジスタM1とnMOS
トランジスタM2から構成されている。
【0005】さらに、入出力制御回路3は、入力モード
と出力モードを切換える制御信号tribとデータ出力
信号Data−outとを入力とするNORゲート、制
御信号tribを入力とするインバータ、及びインバー
タの出力とデータ出力信号Data−outとを入力と
するNANDゲートから構成される。
【0006】入出力制御回路3のNANDゲートの出力
n1は、出力回路1のpMOSトランジスタM1のゲー
ト電極に、NORゲートの出力n2は、出力回路1のn
MOSトランジスタM2のゲート電極にそれぞれ接続さ
れている。
【0007】次にこの入出力回路の動作について説明す
る。外部から印加された信号をとり込む入力モード時に
おいて、制御信号tribは“H”とされるため、デー
タ出力信号Data−outが“H”又は“L”いずれ
であっても、NANDゲートの出力n1は“H”とな
り、NORゲートの出力n2は“L”となる。
【0008】従って、MOSトランジスタM1,M2は
ともにオフとなり、出力回路1の出力インピーダンスは
非常に高くなり、入出力端子n4に印加された外部から
の入力信号を入力回路2で受け、データ入力信号Dat
a−inを不図示の内部回路に伝達する。
【0009】外部に信号を出力する出力モード時におい
ては、制御信号tribは“L”と、され、NANDゲ
ートの出力n1とNORゲートの出力n2はともにデー
タ出力信号Data−outを反転した値を出力する。
【0010】従って、出力回路1は相補型MOSインバ
ータと同じ特性を示し、入出力端子n4からデータ出力
信号Data−outが出力される。
【0011】図10に、MOSトランジスタM1,M2
で構成される出力回路1の断面模式図を示す。p型基板
100にn型島領域(nウェル)101を形成し、p型
基板100にnMOSトランジスタM2が、nウェル1
01にpMOSトランジスタM1がそれぞれ形成され
る。
【0012】pMOSトランジスタM1のソース、ドレ
インはp型拡散層11,12で形成され、nMOSトラ
ンジスタM2のソース、ドレインはn型拡散層13,1
4で形成される。pMOSトランジスタM1のドレイン
12とnMOSトランジスタM2のドレイン13はコン
タクトを介して金属配線で入出力端子n4に接続され、
ゲートはそれぞれ出力点n1,n2に接続される。
【0013】pMOSトランジスタM1のソース11は
コンタクトを介して金属配線で電源Vccに接続され、
nMOSトランジスタM2のソース14は接地Vssに
接続される。また、nウェル101はn型拡散層10を
介して電源Vccに接続され、p型基板100はp型拡
散層15を介して接地Vssに接続される。
【0014】ところで、特公昭64−12418公報に
は、PROM(プログラム可能なリードオンリーメモ
リ)の書込み時の高電圧を保護する方法として、図11
に示すような入出力回路(「第2の従来例」という)が
提案されている。
【0015】図11に示す入出力回路において、符号M
13〜M23はnMOSトランジスタで、このうちM1
6,M18,M21はディプリーションモードで動作す
る。符号31,32は入出力制御回路で、符号33は出
力回路、符号34は入力回路、符号35は入力ゲート保
護回路をそれぞれ示している。図1に示すように、耐圧
保護用のnMOSトランジスタM13のソース電極は出
力回路33の出力点Cと接続され、ドレイン電極は入出
力端子n4に接続され、またゲート電極は電源Vccに
接続されている。
【0016】図11に示す回路は、全てnMOSトラン
ジスタで構成されているが、該公報にも記載されている
ように、符号31〜34で示す回路にCMOS(相補型
MOS)を用いてもよい。
【0017】この入出力回路の動作を以下に説明する。
入出力回路を入力モードで動作させる場合、I2入力は
“H”とされ、M20,M23はともにオンとなるた
め、I1入力が“H”又は“L”いずれであっても、節
点A及びBはともに“L”となり、M14,M15はオ
フとなる。
【0018】したがって、入出力端子n4は、不図示の
内部回路からはドライブされず入力端子として用いるこ
とが可能となり、入出力端子n4から入力された信号
は、入力回路34にとり込まれ、信号O1として内部回
路に伝達される。通常入力モード時は、入出力端子n4
からは高々電源電圧と同電位の信号しか入力されない。
【0019】次にPROMへの書込み時においては、入
出力端子n4には十数ボルトの高電圧が印加され、信号
Wとして不図示のPROMの書き込み回路に伝搬され
る。
【0020】この時、入出力兼用端子n4に印加された
“1”は導通しているM13を通して出力回路33の出
力点Cにも印加されるが、節点Cの電位Vcは、M13
がエンハンスメント型のMOSトランジスタの場合、出
力回路33が高インピーダンス状態にあるため、Vc=
Vcc−Vt′(Vt′は基板電位VcのときのM1
3のしきい値)となり、節点Cには入出力端子n4に印
加される高電圧は伝達されない。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】現在、相補型MOS構
造を有する半導体製品は、電源電圧5Vで動作するもの
がほとんどであるが、素子の微細化にともない電源電圧
が5Vでは素子耐圧のマージンがなくなってきており、
また消費電力低減の面からも、電源電圧を3.3Vない
し3V(「3V系」と略記する)に下げる要求が強まっ
ている。
【0022】しかし、その過渡期においては、装置のボ
ード上に電源電圧5Vの半導体製品と3V系の半導体製
品が混在して実装され、5V振幅の信号が3V系の半導
体製品の入出力端子に入力されることがある。
【0023】この場合、図9に示した従来の入出力回路
では、3V系の電源電圧に対し5V振幅の信号が入力さ
れると、(電源電圧)−(入力信号電圧)<Vtp(V
tpはpチャネルMOSトランジスタのしきい値電圧)
の時、pMOSトランジスタM1はオンし、さらに(電
源電圧)−(入力信号電圧)が−0.7V程度以下にな
ると、p型拡散層12とnウェル(電源電位)101の
pn接合が順方向となり、入出力端子n4から電源へ大
量のリーク電流が流れ込んでしまうという問題がある。
【0024】また、第2の従来例のように、プルアップ
側をnMOSトランジスタで構成すると、3V系電源電
圧の場合、出力のハイレベルは1.8V程度にまで低下
してしまい、このため業界の標準入力レベルであるTT
Lの入力レベル(入力ローレベルVIL(MAX)=0.8
V、入力ハイレベルVIH(MIN)=2.0V)を満たさな
くなる。これは、MOSトランジスタのしきい値電圧V
Tが基板と逆方向のバイアス電圧に依存して変化し、第
2の従来例のnMOSトランジスタM14(図11参
照)の基板電位は0Vとされるが、MOSトランジスタ
のバックゲートバイアスに依存してしきい値電圧は約
1.2V程度となり、出力点Cが到達できる最高電位は
Vcc−VTとなり、3V系電源電圧では、約1.8V
程度となるためである。
【0025】そして、第2の従来例においては、入出力
端子n4に外部から印加されるPROMへの書き込み用
の高電圧を内部に伝えないようにするために、入出力端
子n4と出力回路33との間にエンハンスメント型のn
MOSトランジスタM13を挿入する場合にも同様にし
て出力ハイレベル(VOH)が低下してしまう。
【0026】このため、PROM書込み時の高電圧の保
護回路を特徴とする第2の従来例を、電源電圧が5V系
のTTLを含む半導体製品との間で信号の入出力を行な
う3V系の半導体装置の入出力回路に適用することは困
難であった。
【0027】さらに、従来の入出力回路においては、例
えば図9の出力回路3のnMOSトランジスタM2のゲ
ート・ドレイン間、及び入力回路のnMOSトランジス
タM4のゲート・ドレイン間に電位差5Vの電圧がかか
るため、3V系で相互コンダクタンス増大のために通常
用いられている0.01μm程度の薄いゲート酸化膜
は、酸化膜の耐圧の問題から用いることが出来ない。
【0028】このため、入出力回路のみに0.015μ
m程度の厚い酸化膜を用いることになり、製造プロセス
が複雑になり入力ディレイも増大するという問題が生じ
る。
【0029】したがって、本発明の目的は、前記問題点
を解消し、定常的に電源電圧以上の電位をもつ信号入力
を可能にし、入力リーク電流及び出力ディレイを最小限
にし、且つ製造プロセスが単純な半導体装置の入出力回
路を提供することにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、半導体基板上に構成される入出力回路で
あって、入力回路、出力回路、制御信号により入力モー
ドと出力モードを切換える入出力制御回路、び外部と
の入力と出力を兼用で行なう入出力端子を備え、更に、
前記入力回路の入力端と前記出力回路の出力端との接続
点にソースを接続し前記入出力端子にドレインを接続し
たnチャネル・ディプリーション型MOSトランジスタ
を具備し、該nチャネル・ディプリーション型MOSト
ランジスタのゲートに印加される電圧を入力モード時と
出力モード時とで切換え制御する手段を備えたことを特
徴とする半導体装置の入出力回路を提供する。
【0031】また、本発明においては、上記nチャネル
・ディプリーション型MOSトランジスタが、ゲートし
きい値電圧が低く設定されたシャローなディプリーショ
ン型とされている。
【0032】そして、本発明は、上記nチャネル・ディ
プリーション型MOSトランジスタのゲートを電源に接
続した半導体装置の入出力回路を提供する。
【0033】さらに、本発明においては、上記nチャネ
ル・ディプリーション型MOSトランジスタのゲート電
圧を、入力モード時には出力モード時よりも低く設定す
る。
【0034】すなわち、本発明の半導体装置の入出力回
路は、入力回路と出力回路の接続点にドレインを、入出
力端子にソースを接続したディプリーション型nMOS
を有し、ゲート電位を電源電圧に固定するか、あるいは
入力モード時にそのゲートの電位を出力モード時より低
くしたことを特徴としている。
【0035】また、本発明においては、上記nチャネル
・ディプリーション型MOSトランジスタのゲートしき
い値電圧は、入力モード時において前記入出力端子に電
源電圧より高い電圧の入力信号が印加された際に前記出
力回路と出力端と入力回路の入力端の接続点の電位が前
記電源電圧以下となるような電圧に設定されている。
【0036】なお、本発明の入出力回路の好適な実施態
様は特許請求の範囲の請求項6ないし9に提案されてい
る。
【0037】
【実施例】図面を参照して本発明の実施例を以下に詳説
する。
【0038】
【実施例1】図1を参照して、本発明の第1の実施例を
説明する。なお、以下の実施例において、外部からは5
Vの入力振幅の信号が入力され、本発明が適応される半
導体装置の電源電圧は3.3Vと想定する。
【0039】図1に示すように、本実施例に係る入出力
回路は、トランスファゲートM5、出力回路1、入力回
路2、及び入出力制御回路3から構成されている。以下
各回路構成を詳しく説明する。
【0040】入力回路2は、節点n3にゲートを接続し
たpMOSトランジスタM3及びnMOSトランジスタ
M4から成る相補型MOSインバータから構成されてい
る。出力回路1は、ドレインを節点n3に共通に接続し
たpMOSトランジスタM1とnMOSトランジスタM
2から構成されている。
【0041】入出力制御回路3は、入力モードと出力モ
ードを切換える制御信号tribとデータ出力信号Da
ta−outとを入力とするNORゲート、制御信号t
ribを入力とするインバータ、及びインバータの出力
とデータ出力信号Data−outとを入力とするNA
NDゲートから構成されている。
【0042】また、入出力制御回路3のNANDゲート
の出力n1は出力回路1のM1のゲートに接続され、N
ORゲートの出力n2は出力回路1のM2のゲートに接
続されている。
【0043】トランスファゲートM5は、nMOSトラ
ンジスタで、ドレインは入出力端子n4に、ソースは節
点n3に、ゲートは電源Vccに接続されている。この
トランジスタのゲートしきい値電圧Vtdは、後述する
ように、通常のnMOSトランジスタより低く設定され
ている(すなわち、シャローなディプリーション型とさ
れる)。なお、以下、ゲートしきい値電圧を単に「しき
い値」という。
【0044】トランスファゲートM5のしきい値Vtd
は、入力モード時、入出力端子n4に5V電圧が印加さ
れた時も節点n3の電位がVcc、すなわちリーク電流
が0で入力回路のゲインが最大になる電圧、となるよう
に設定する。トランスファゲートM5のゲート電圧は電
源電圧Vccであるため、次式(1)の条件を満たせば
よいことになる。
【0045】 V(n3)=Vcc−Vtd[−3.3V]=Vcc ∴Vtd[−3.3v]=0 (1)
【0046】ここに、V(N)は節点Nの電位、Vtd
[Vx]は基板電位VxのときのトランスファゲートM
5のしきい値である。
【0047】nMOSトランジスタのしきい値は、基板
電位をVBSとし、フェルミレベルをφFとすると、 √(|VBS|+2φF) に比例することが知られており、比例定数と切片は、基
板の不純物濃度、ゲート電極の仕事関数、ゲート酸化膜
厚等で決る。例えば、Vtdとして図2に示すような特
性が得られる。
【0048】このとき、基板電位0Vの時のしきい値電
圧は、 Vtd[0V]=−1.5V となっている。
【0049】次に図1の入出力回路の出力ハイレベルを
説明する。
【0050】出力回路1が“H”レベルを出力し、節点
n3が電源電圧Vcc(=3.3V)までチャージアッ
プ(充電)される時の節点n4の挙動を説明する。節点
n4が0Vのときはゲート〜ソース間電圧Vgs=3.
3V>Vtd[0V]=−1.0V(図2参照)なの
、トランスファゲートM5は導通(オン)している。
したがって、入出力端子n4は電源電圧Vccに向けて
上昇する。トランスファゲートM5はソースn4の電位
が上昇するのでしきい値も上昇するが、Vtd[−3.
3V]=0Vであるので、n4は3.3Vまではチャー
ジアップされる。
【0051】素子にかかる電圧、特に今問題としている
ゲート〜ドレイン間電圧あるいはゲート〜ソース間電圧
を考える。
【0052】トランスファゲートM5のゲート電圧は
3.3Vとされるため、入出力端子n4に5V電圧が加
わった時にも、ゲート〜ドレイン間電圧Vgdは1.7
Vにまでしかならない。節点n3は、電源電圧Vccに
までしか上昇しないため高々3.3Vの電圧しか印加さ
れない。ローレベル出力、あるいは入出力端子n4が外
部から0Vにドライブされた時も3.3Vであるため、
結局いかなる場合でも、ゲート〜ドレイン間電圧及びゲ
ート〜ソース間電圧が3.3Vを超えることはない。
【0053】
【実施例2】次に図3を参照して本発明の第2の実施例
を説明する。図3に示すように、本実施例と前記第1の
実施例との相違点は、電圧制御回路4によって、トラン
スファゲートM5のゲート電位を制御することにある。
【0054】図3に示すように、電圧制御回路4は、電
源Vccと出力n5の間に接続された抵抗R1、出力n
5と接地Vssとの間に直列に接続されたnMOSトラ
ンジスタM6とM7から構成されている。
【0055】nMOSトランジスタM6のゲートはその
ドレインと共通に接続され、nMOSトランジスタM7
のゲートは制御信号tribに接続されている。また、
出力n5はトランスファゲートM5のゲートに接続され
ている。
【0056】入力モード時と出力モード時の出力n5の
電位を、図4の電圧−電流曲線を用いて説明する。図4
において、I1は抵抗R1の電源Vccと出力n5にお
ける電圧−電流特性曲線であり、I2はnMOSトラン
ジスタM6の電圧−電流特性曲線である。
【0057】入力モード時、制御信号tribは“H”
とされ、nMOSトランジスタM7はオンするが、これ
と直列に接続されたnMOSトランジスタM6のゲート
はドレインに接続されているため、出力n5の電位がし
きい値Vtnより低い時には電流は流れず、しきい値V
tnをこえると電流が流れ出す。I1とI2の交点Aが動
作点となり、電位VAが、制御信号tribが“H”の
時の出力n5の電位である。
【0058】一方、制御信号tribが“L”の時、n
MOSトランジスタM7はオフしており、電流値は0で
ある。従って、電流I=0とI1の交点Bがこの時の動
作点となり、電位VB=Vccが、制御信号tribが
“L”のときの出力n5の電位である。
【0059】トランスファゲートM5のしきい値Vt
d′は、入力モード時、入出力端子n4に5V電圧が印
加された時にも節点n3の電位がVccすなわちリーク
電流が0で入力回路2のゲインが最大になるような電圧
に設定する。具体的には、しきい値Vtd′は以下の式
を満たせばよい。
【0060】 V(n3)=V(n5)−Vtd′[−3.3V]=Vcc ∴Vtd′[−3.3V]=V(n5)−Vcc =VA−Vcc (2)
【0061】ここに、V(N)は節点Nの電位、Vt
d′[Vx]は基板電位Vxのときのトランスファゲー
トM5のしきい値である。
【0062】前述したように、入出力回路のゲート酸化
膜の膜厚を内部回路と同等にするには、ゲート酸化膜に
使用電源電圧以上の電圧がかからないようにしなければ
ならない。したがってVAは、1.7V程度に設定しな
ければならない。
【0063】このときのトランスファゲートM5のしき
い値Vtd′は、 Vtd′[−3.3V]=−1.3V となる。
【0064】これは、第1の実施例と同様、図2のVt
d′の特性として得られる。すなわち、基板電位0Vの
時のしきい値を、 Vtd′[0V]=−2.5V と設定すればよい。
【0065】第1の実施例では、基板電位0V時のしき
い値は、 Vtd[0v]=−1.0V であったのに対し、本実施例では、しきい値が低く設定
できる分、電流駆動能力を大きく出来る。
【0066】飽和領域のドレイン〜ソース電流は次式
(3)で近似され、 Ids=1/2・K・(Vgs−Vth)2 (3) 非飽和領域では次式(4)で近似できることが知られて
いる。 Ids=K・((Vgs−Vth)・Vds−1/2・Vds)2 (4)
【0067】ここに、KはしばしばMOSトランジスタ
の利得係数ともいわれ(通常「β」で表わされる)、W
/Lに比例する。但し、Wはチャネル幅、Lはチャネル
長である。
【0068】スイッチング速度は飽和領域における電流
に多く依存する。第1と第2の実施例のスイッチング速
度を以下に比較する。
【0069】本実施例では、Vgs=3.3Vとする
と、 Ids=16.8・K (5) となる。
【0070】第1の実施例では、Kを同じとすると、 Ids=9.2・K となり、従って、本実施例のように、トランスファゲー
トM5のゲート電圧を、入力モードと出力モードで切換
える場合のほうが、ゲート電圧を電源電圧3.3Vに固
定した第1の実施例よりも約1.8倍程電流駆動能力が
大きいことがわかる。
【0071】入出力端子n4を“H”にチャージアップ
する場合も同様である。Vtd[−3.3V]=−1.
5Vであるので、節点n3がVcc(=3.3V)まで
上昇してもトランスファゲートM5はオンしており、入
出力端子n4はVccまで上昇する。
【0072】本実施例の入出力回路における出力モード
と入力モード時のタイミングを図5のタイミング図を参
照して以下に説明する。
【0073】図5(A)は、本実施例の入出力回路の出
力モード時のタンミング図を示している。同図に示すよ
うに、データ出力信号Data−outが“L”から
“H”に変化するとき、制御信号tribは“L”であ
るため、節点n1、n2はともに“H”から“L”に変
化し、節点n3は“L”から“H”に変化し、入出力端
子n4は、前述したように、0VからVccまで上昇す
る。また、データ出力信号Data−outが“H”か
ら“L”に変化するときは、これと逆になる。
【0074】図5(B)は、本実施例の入出力回路の入
力モード時のタイミング図を示している。同図に示すよ
うに、入力モード時には、制御信号tribは“H”と
され、節点n5は1.7Vに設定されており、入出力端
子n4が0Vから5Vに上昇した時は、節点n3は、前
述したように、電源電圧3.3Vまで上昇する。
【0075】入力モード時には出力回路1は高インピー
ダンス状態にあるため、入出力端子n4に印加された信
号は入力回路2にとり込まれ、データ入力信号Data
−inは“H”から“L”へ変化する。入出力端子n4
が5Vから0Vに変化するときも同様である。
【0076】さらに、図6に、本実施例における入出力
回路を入力モードから出力モードに切換える場合のタイ
ミングチャートを示す。
【0077】図6(A)は、入出力端子n4が“H”状
態にある場合において出力モードに設定され、入出力端
子n4が“L”にドライブされる時のタイミング図を示
し、図6(B)は入出力端子n4が“L”状態から
“H”にドライブされる時のタイミング図を示してい
る。
【0078】図6(A)において、データ出力信号Da
ta−outは“L”であり、制御信号tribが
“H”から“L”に変化すると、節点n1は“H”のま
まであり、節点n2が“L”から“H”になる。nMO
SトランジスタM1はオフのままで、M2がオンし、節
点n3は“H”から“L”にディスチャージ(放電)さ
れる。
【0079】同時に出力n5は1.7Vから3.3V
(=Vcc)に上昇しており、入出力端子n4は5Vか
ら0Vにディスチャージされる。
【0080】図6(B)の場合、データ出力信号Dat
a−outは“H”であり、制御信号tribが“H”
から“L”に変化すると、節点n1は“H”から“L”
に変化し、節点n2は“L”のままである。MOSトラ
ンジスタM1はオンになり、M2はオフのままであるた
め、節点n3は“L”から“H”にチャージアップされ
る。出力n5は、図6(A)の場合と同様に、1.7V
から3.3Vに上昇しており、入出力端子n4は0Vか
ら3.3Vにチャージアップされる。
【0081】出力モードから入力モードに変化する場合
は、単に出力回路が高インピーダンス状態になるだけで
出力端子の波形に変化はないため、そのタイミングの説
明は省く。
【0082】
【実施例3】図7を参照して本発明の第3の実施例を説
明する。出力回路1、入力回路2、入出力制御回路3は
第1、第2の実施例と同一の構成であるため、電圧制御
回路4についてのみ以下に説明する。
【0083】電圧制御回路4は、電源Vccと出力n5
の間に並列に接続された抵抗R2とpMOSトランジス
タM12、出力n5と接地Vssの間に直列に接続され
たnMOSトランジスタM8,M9,M10,M11か
ら構成されている。
【0084】nMOSトランジスタM11とpMOSト
ランジスタM12のゲートは共通に制御信号tribに
接続され、直列接続されたnMOSトランジスタM8,
M9及びM10のゲートはそれぞれ自身のドレインに接
続されている。
【0085】本実施例では、抵抗R2の抵抗値を大きく
し入力モード時のDC電流を減少させ、且つ入力モード
から出力モードへの切換え時、すなわち、制御信号tr
ibが“H”から“L”に変化する時、pMOSトラン
ジスタM12を導通させて、出力n5の立上がりを速く
している。
【0086】また、nMOSトランジスタM8,M9,
M10,M11のチャネル幅あるいはW/Lを大きく
し、入力モードから出力モードへの切換え時には、出力
n5がVccの時のディスチャージ能力を大きくしてい
る。
【0087】この時の動作点を図8に示す電流−電圧特
性曲線を用いて説明する。
【0088】制御信号tribが“H”の時、すなわち
入力モード時には、nMOSトランジスタM11の特性
曲線I4とR2の特性曲線I3の交点Aが動作点となり、
VAがこのときの出力n5の電位を表わしている。この
電位VAは第1の実施例と同様に、1.7Vに設定され
るが、抵抗R2の抵抗値が大きく、直列接続されたプル
ダウントランジスタのオン抵抗が小さいため、直列に接
続されたnMOSのしきい値でVAは決定される。
【0089】この調節のためゲートとドレインを互いに
接続したnMOSトランジスタを3個直列に接続してお
り、そのしきい値によっては2個以下又は4個以上直列
に接続する場合もある。
【0090】一方、制御信号tribが“L”の時、す
なわち出力モード時には、pMOSトランジスタM12
の特性曲線I5とnMOSトランジスタM11のゲート
電圧=0Vの時の特性曲線すなわちI=0の交点Bが動
作点となり、電位はVccである。
【0091】本実施例では、トランスファゲートM5の
ゲートに接続する出力n5の立上がり、立ち下がり時間
を高速化し、入出力モード切換え時の入出力端子n4の
チャージアップ、ディスチャージ時間を短くしている。
【0092】なお、以上第1ないし第3の実施例では電
源電圧を3.3V、入力電圧を5Vを用いて説明した
が、本発明は他の電源電圧、入力電圧の組み合わせにも
同様にして適用できることは勿論である。そして、本発
明は、第1ないし第3の実施例の構成に限定されるもの
ではなく、本発明の原理に準ずる各種実施例を含む。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の入出力回
路は、入力回路の入力端と出力回路の出力端の接続点n
3にソースを、入出力端子にドレインを、電源にゲート
を接続したnチャネル・ディプリーション型MOSトラ
ンジスタを具備しており、該nMOSトランジスタのゲ
ートしきい値電圧を、入出力端子に5V電圧が印加され
た時にも接続点n3の電位が電源電圧Vcc(=3.3
V)を超えないように設定することにより、入力モード
時には出力回路のpMOSトランジスタが導通またはp
n接合が順方向とならないようにして入力リーク電流を
なくし、さらに、すべてのMOSトランジスタのゲート
に電源電圧以上の電圧がかからないように構成されてい
るため、入出力回路のゲート酸化膜を厚膜化する必要が
なく素子構造の単純化と製造プロセスの簡略化を達成し
ている。
【0094】さらに、本発明においては、nチャネル・
ディプリーション型MOSトランジスタのゲート電圧を
出力モード時には電源電圧Vccに設定し、入力モード
時には(5V−Vcc)に切換え設定し、入力モード時
においてゲート電位が5V−Vccの時に、入出力端子
に5V電圧が印加されても前記n3の電圧が電源電圧V
ccを超えないようにそのトランジスタのゲートしきい
値電圧をさらに低く設定することにより、上記の効果に
加え、出力モード時の駆動電流を最大限確保すると共
に、出力ディレイを抑えることができる。
【0095】本発明においては、入力モード時と出力モ
ード時でnチャネル・ディプリーション型MOSトラン
ジスタのゲート電位を切換え制御する電圧制御回路にお
いて、電源とゲート制御出力の間に高抵抗とpMOSト
ランジスタを並列に配設し出力と接地との間にチャネル
幅の大きなMOSトランジスタを直列に設け、入力モー
ド時のDC電流を減少させ、出力モード時にゲート電圧
制御信号の立ち上がり、及び立ち下がり時間を高速化
し、入出力モード切換え時の入出力端子のチャージアッ
プ、ディスチャージ時間を短縮化している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の回路図である。
【図2】nMOSトランジスタのしきい値電圧の基板電
位依存性である。
【図3】本発明の第2の実施例の回路図である。
【図4】本発明の第2の実施例における電圧制御回路4
の電圧−電流特性を示す図である。
【図5】(A) 第2の実施例における出力モード時の
各節点の電圧波形図である。 (B) 第2の実施例における入力モード時の各節点の
電圧波形図である。
【図6】(A) 第2の実施例における入力モードから
出力モードへの変化時の各節点の電圧波形図である(入
出力端子n4:“H”→“L”)。 (B) 第2の実施例における入力モードから出力モー
ドへの変化時の各節点の電圧波形図である(入出力端子
n4:“L”→“H”)。
【図7】本発明の第3の実施例の回路図である。
【図8】本発明の第2の実施例における電圧制御回路4
の電圧−電流特性を示す図である。
【図9】従来の入出力回路の回路図である。
【図10】図9の入出力回路の出力回路の部分断面図で
ある。
【図11】第2の従来例の入出力回路の回路図である。
【符号の説明】
1 出力回路 2 入力回路 3 入出力制御回路 4 電圧制御回路 10 n型拡散層 11 p型拡散層 12 p型拡散層 13 n型拡散層 14 n型拡散層 15 p型拡散層 31,32 入出力制御回路 33 出力回路 34 入力回路 35 入力ゲート保護回路 100 p型基板 101 nウェル M1,M3 pMOSトランジスタ M2,M4 nMOSトランジスタ M5 nMOS(シャロー・ディプリーション型)トラ
ンジスタ M6〜M11 nMOSトランジスタ M12 pMOSトランジスタ M13〜M15 nMOSトランジスタ M16,M18,M21 nMOS(ディプリーション
型)トランジスタ M17 nMOSトランジスタ M19〜M20 nMOSトランジスタ M22〜M23 nMOSトランジスタ R1,R2 抵抗

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に構成される入出力回路であ
    って、入力回路、出力回路、制御信号により入力モード
    と出力モードを切換える入出力制御回路、及び外部との
    入力と出力を兼用で行なう入出力端子を備え、更に、 前記入力回路の入力端と前記出力回路の出力端との接続
    点にソースを接続し前記入出力端子にドレインを接続し
    たnチャネル・ディプリーション型MOSトランジスタ
    を具備し、該nチャネル・ディプリーション型MOSト
    ランジスタのゲートに印加される電圧を入力モード時と
    出力モード時とで切換え制御する手段を備えたことを特
    徴とする半導体装置の入出力回路。
  2. 【請求項2】前記入力モード時には、前記該nチャネル
    ・ディプリーション型MOSトランジスタのゲート電圧
    を出力モード時よりも低く設定することを特徴とする請
    求項1記載の半導体装置の入出力回路。
  3. 【請求項3】前記nチャネル・ディプリーション型MO
    Sトランジスタのゲートしきい値電圧が、入力モード時
    において前記入出力端子に電源電圧よりも高い電圧の入
    力信号が印加された際に前記出力回路と出力端と入力回
    路の入力端の接続点の電位が前記電源電圧以下となるよ
    うな電圧に設定されたことを特徴とする請求項記載の
    半導体装置の入出力回路。
  4. 【請求項4】前記電源電圧が3V系であり、前記入力信
    号の電圧が5Vであることを特徴とする請求項記載の
    半導体装置の入出力回路。
  5. 【請求項5】電源電圧が3V系の半導体装置の入出力回
    路であって、前記nチャネル・ディプリーション型MO
    Sトランジスタのゲート電圧として、出力モード時には
    3V系電源電圧Vccを供給し、入力モード時には5V
    −Vccを供給するよう切換え制御する電圧制御回路を
    備えたことを特徴とする請求項記載の半導体装置の入
    出力回路。
  6. 【請求項6】前記nチャネル・ディプリーション型MO
    Sトランジスタのゲート電圧を入力モードと出力モード
    で切換え制御する手段として、出力端子を前記ゲートに
    接続し、電源配線と前記出力端子との間に抵抗を接続
    し、前記出力端子と接地配線との間にはMOSトランジ
    スタを複数直列に接続し接地配線側端のMOSトランジ
    スタのゲートに入力モードと出力モードを切換えるため
    の制御信号を接続して成る電圧制御回路を有することを
    特徴とする請求項記載の半導体装置の入出力回路。
  7. 【請求項7】前記nチャネル・ディプリーション型MO
    Sトランジスタのゲート電圧を入力モード時と出力モー
    ド時で切換え制御する手段として、出力端子を前記ゲー
    トに接続し、電源配線と前記出力端子との間には抵抗と
    pチャネル型MOSトランジスタを並列に接続し、前記
    出力端子と接地配線との間にはnチャネル型MOSトラ
    ンジスタを複数直列に接続し、前記pチャネル型MOS
    トランジスタのゲートと前記直列に接続された複数のM
    OSトランジスタのうち接地配線側端のMOSトランジ
    スタのゲートに入力モードと出力モードを切換えるため
    の制御信号を接続して成る電圧制御回路を有することを
    特徴とする請求項記載の半導体装置の入出力回路。
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