JP2001324272A - 回転加熱処理装置 - Google Patents

回転加熱処理装置

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JP2001324272A
JP2001324272A JP2000144065A JP2000144065A JP2001324272A JP 2001324272 A JP2001324272 A JP 2001324272A JP 2000144065 A JP2000144065 A JP 2000144065A JP 2000144065 A JP2000144065 A JP 2000144065A JP 2001324272 A JP2001324272 A JP 2001324272A
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信行 吉岡
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昭洋 赤堀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被処理物を加熱処理する加熱円筒体を有する
回転加熱処理装置に於いて、処理装置のガスが漏洩する
のを防止するために加熱円筒体の摺動面を完全に遮断す
る密封手段を提供する。 【解決手段】 被処理物を移送しつつ加熱処理する外熱
式の加熱円筒体1の両端部に被処理物を供給、排出する
装置B,Dの筺体7を嵌合連結せしめて、前記加熱円筒
体を回転可能に支持すると共に、前記加熱円筒体と筺体
の間にグランドパッキン5からなる主シール部材を設け
て摺動可能に密封して、更に、前記主シール部材の外側
にはシート状のパッキン6を線状弾性体9を介して前記
加熱円筒体面に押圧するように囲繞して補助シール部材
を設けて二重密封構造にすると共に、該補助シール部材
を前記筺体に着脱自在に固定して回転加熱処理装置を形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、各種製品の生産
過程から出る不要物や一般家庭からの廃棄物、その他の
排出物等を、乾燥、炭化、加熱分解、その他の処理を行
う加熱処理装置に係わるもので、特に、前記被処理物が
投入されて加熱処理される加熱円筒体と、当該加熱円筒
体の両端部に位置する被処理物の供給装置および排出装
置に連結する筺体及び前記円筒体を加熱する加熱炉等と
の間を摺動可能に密封するための改良された密封構造を
有する回転加熱処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から一般に採用されてきた産業廃棄
物や一般廃棄物、その他の各種廃棄物等に関する処理方
法としては、可燃性廃棄物については焼却炉による焼却
処分をして、不燃性廃棄物については埋め立て処分をす
る方法が行われてきた。しかし、近年における製品の大
量生産と大量消費から出る大量の産業廃棄物や生活廃棄
物等を従来通りの方法で処理するには限界に達してお
り、また、色々な新しい材料の開発とその新しい材料を
用いた製品が大量に使用されるようになると共に、これ
らの大量の廃棄物を従来のような処理方法で処理するこ
とに伴う色々な環境問題が発生しており、更には、最近
の世界的な傾向として地球環境の保全が求められるよう
になってきた。
【0003】そこで、上記のような大量の廃棄物等を安
全に処理する方法、更には、廃棄物を資源として再生し
て利用する方法等が世界的に求められるようになってき
て、その結果、これら大量の各種廃棄物を処理する方法
と処理する装置について色々な工夫や研究がなされお
り、そのような中で、廃棄物として最も大量に発生して
いる有機性廃棄物については、近年、高温下で加熱処理
して炭化、その他の処理をして無公害化する色々な技術
開発が行われている。
【0004】そのような中で、各種の有機性廃棄物を炭
化処理する従来の処理方法については、使用される炭化
処理装置の構造から見て、特開昭57−96084号に
記載するように、処理装置内に投入した被処理物を加熱
炉内で直接に加熱して処理する方法と、特開平8−10
4880号に記載するように、処理装置の加熱円筒体内
の投入した被処理物を円筒体の外側から間接的に加熱し
て処理する方法との二つの方法に大きく分けることがで
きる。
【0005】そして、前者の直接加熱方法は、処理炉内
を高温で最適な還元雰囲気に維持するための色々な条件
を満たすように制御することが必要であり、設備や操作
条件が複雑となることから、一般的には高温の還元雰囲
気の維持が容易である後者の間接加熱方法が多く採用さ
れている。また、後者の間接加熱方法に関しては、加熱
円筒体内で被処理物を間接的に加熱して炭化処理等を行
う方法から、特開平9−67580号に記載されるよう
に、加熱円筒体内にスクリューを設けておいて、該スク
リューの回転により被処理物を攪拌、移送するスクリュ
ーコンベヤー方式と、特開平6−122879号に従来
例として記載されるように、加熱円筒体を直接回転させ
ることにより被処理物を攪拌、移送するロータリーキル
ン方式とが知られている。
【0006】しかし、上記したような間接加熱装置にあ
っては、前者のスクリューコンベヤー装置を用いた構造
のものは、処理装置を小型化することができると共に回
転摺動部を密封するのが容易ではあるが、加熱処理する
量を引き上げようとして単に加熱円筒体を大径にした
り、長尺にしようとしたのでは、色々な問題点が発生す
るので、短い加熱円筒体を複数多段状に重ねて連結する
ことになったり、また、回転駆動機構がやや複雑になっ
たりせざるを得ない。これに対して、後者のロータリー
キルン装置は、大容量の被処理物を処理するのには適し
ているが、回転体の摺動面を密封するために種々の条件
が要求されて、また、広い設置場所を必要として小型化
するには限度があることから、いずれの装置も一長一短
があって、被処理物や処理目的、設置する場所その他の
色々な条件により取捨選択して使用されている。
【0007】ところで、一般廃棄物や産業廃棄物、その
他の各種廃棄物、あるいは、下水処理場その他から出る
汚泥、焼却場その他の焼却灰等の各種被処理物を高温で
加熱処理等を行う装置として一般に採用されている装置
には、図1に示すように、前記各種被処理物を投入する
原料供給ホッパーA、熱風発生炉Jを備えた加熱部Hを
形成するスクリューコンベヤー装置またはロータリーキ
ルン装置からなる加熱円筒部C,Eと該加熱円筒部に被
処理物を供給、排出する装置B,D,Fと被処理物を乾
燥、炭化、分解して無害化処理加工した後に収容する貯
溜タンクGとから構成された回転加熱処理装置からなる
のが一般的である。
【0008】しかし、上記のような加熱処理装置に於い
て安全な処理操作を行うためには、上記した各種の被処
理物を加熱処理する際に発生した分解ガスが装置外に漏
洩するのを防止すると同時に、装置外の大気が炉内等に
侵入するのを厳重に防止しなければならない。何故なら
ば、廃棄物からの各種分解ガス等が処理装置の外に漏洩
すると、分解ガス中に含まれる有害成分や悪臭成分等に
より施設内あるいは周辺の環境が汚染されるので、社会
的な問題を生ずることになり、また、逆に大気が装置内
に侵入すると、炉内の処理雰囲気の条件が変化するの
で、熱分解や炭化等の加熱処理が安定した状態で行えな
くなって、当初の目的を達成することができなくなる。
【0009】そこで、このような回転加熱処理装置に於
いて、各種の被処理物を安定した条件下で加熱処理を行
うにためには、熱処理部と外界との間を完全に遮断した
安全で耐久性のある高い気密性が要求されるが、図1に
示すような従来の加熱処理装置に於いては、加熱円筒部
C,Eと加熱部Hや被処理物の供給、排出装置B,D,
Fとの間の密封するパッキンKに色々なものが用いられ
て密封機能の高めることが試みられてきた。そのような
中で、密封用のパッキンKとしては、紐状をした密閉部
材を回転円筒体の摺動面に多層状に巻回してシーリング
した、所謂グランドパッキンを設けたものが一般的に用
いられているが、このようなグランドパッキンは、紐状
体を摺動面に多層状に巻回して設けることで、密封する
距離を長く確保することができるので気密性を高めるこ
とができて、また、シールした密封部材の交換が容易で
ある等の利点を有しているからである。
【0010】上記のような構造を有する一般的な回転加
熱処理装置に於いて、前段の第一加熱処理部は、図2に
示したように、加熱円筒部Cを構成する円筒体1の左端
部には原料供給ホッパーに可撓性部材dを介して接続す
る供給装置Bが、また、該円筒体1の右端部には加熱処
理された処理物を次の加熱処理部に移送する供給装置D
が、それぞれパッキンを介して密閉した状態で摺動可能
に連結されていて、更に、前記供給装置Dは可撓性部材
dを介して後段の加熱処理部に接続されている。そし
て、前記円筒体1は、熱炉H内に外側から加熱可能なよ
うに設けられると共に、炉外で両端部が複数のローラR
で回転可能に支持されると共に駆動装置Mによりチェー
ン等を介して回転されるように構成されている。
【0011】上記したような構造をした回転加熱処理装
置に於ける円筒体1の摺動面のシール構造は、図10に
示すように、円筒体21の左端部21aが供給装置Bの
下部筺体27の開口部27a内に嵌合されて、前記開口
部の縁部に鍔状に突出せしめて形成された環状保持部2
2と円筒体21との間に紐状のグランドパッキン25を
複数回に亘って巻回して設けると共に、該パッキン25
が緩まないように押圧する環状または半環状の留め具2
3を保持部のフランジ部22aにボルト24により固着
して、前記嵌合部がシールされており、また、前記円筒
体21の右端部が排出装置Dに接続される部分も同じよ
うに紐状のグランドパッキン25を巻回して同じように
シールされている。
【0012】しかし、上記のようなシール構造にした加
熱円筒体を設けたロータリーキルン形式の回転加熱処理
装置に於いては、加熱処理部の円筒体21は一般的には
金属管で構成されていて、その円筒体は製作上からあま
り正確な真円には成形されておらず、また、長尺をして
いるので、該円筒体21が高温に加熱されると、回転す
る加熱円筒体には軸方向及び直径方向に熱膨張が発生す
ることになるが、前記加熱円筒体の両端部には被処理物
の供給、排出装置B,D等が連結されて、機枠Pに保持
体Tを介して自由度も少ないように拘束されており、長
尺の加熱円筒体21を軸方向及び直径方向に均一な状態
で膨張伸縮できるようにすることは非常に困難であるの
で、加熱円筒体には歪みが発生することになる。
【0013】従って、上記のような密封構造をした従来
の加熱処理装置に於いて、加熱円筒体21に歪みが発生
すると、円筒体は半径方向にも均一に膨張することがで
きずに、グランドパッキン25の一部分に大きな力が掛
かることになり、その結果、パッキンは偏磨耗を起し
て、密封性及び耐久性が低下することになる。そして、
加熱円筒体21に歪みが発生してシール部分が偏磨耗を
起したことを知らずに加熱処理装置の運転し続けると、
加熱円筒体21の回転摺動面を完全な気密状態に密封し
ておくことが困難となるので、そのまま加熱円筒体21
内で被処理物を加熱処理を続けていると、加熱円筒体内
に大気が侵入して不完全な処理状態になり、場合によっ
てはガス爆発を起す危険性がある。
【0014】そこで、このような加熱炉内の処理雰囲気
が変化したり、ガス爆発が発生するのを防ぐためには、
気体が加熱装置の内外に漏洩するのを防止することが必
要となり、そのための色々な密封手段や密封装置につい
ての発明工夫がなされている。廃棄物等の加熱処理装置
に限らずに、一般的なロータリーキルン等の加熱円筒体
を用いた加熱処理装置に於いて、加熱円筒体の回転摺動
面を効率良く密封できるようにした色々な密封手段を用
いることにより密封効果を高めた各種提案がなされてい
る。
【0015】その一例として、特開平6−281348
号や特公平3−13508号公報等には、ロータリーキ
ルンに於ける回転体とフード部との摺動面を密封するの
に、シール部材を多段階状に設けて密封面の距離を長く
してシール効果を高めるようにしたものが提案されてい
る。上記の発明は、図8に示すように、ロータリーキル
ン本体31に溶着された回転部の受け座34と固定側の
ガイド部材36との間に設けられたシール部材35と、
その外側に前記受け座の上を軸方向及び回転方向に摺動
するように設けられたシール部材32を保持するシール
保持部材33と、該シール保持部材の外周溝とラビリン
スを形成するように固定側のカバーリング39に設けら
れたチップリング保持部材39aとにより二重構造に密
封するように構成した密封装置が記載されている。
【0016】そして、上記密封装置に於いて、外側に設
けた前記シール部材32を保持するシール保持部材33
は、図9に示すように、シール部材32をキルン本体3
1に押さえ付ける押圧部材41とその外周面に設けたバ
ンド体42とからなり、該バンドの両端部には調整ボル
ト43を有するブラケット42aを設けられると共に両
調整ボルト43間にコイルバネ40が連結されていて、
該調整ボルト43によりシール部材32を適正な締め付
け圧に調整可能になっている。しかし、上記発明のよう
に多層構造で密封するようにした密封装置は、密封面
(リークパス)を充分にとることができて、密封効果を
確保することはできるが、永久に維持することは困難で
あることから定期的にシール部材を交換する保守作業が
必要となるが、密封構造が複雑になっているので、その
交換作業に時間が掛かることから充分に満足できるもの
ではない。
【0017】上記した従来の発明は、回転する加熱円筒
体が加熱により膨張変形する際に、円筒体が軸線方向へ
は円滑に伸縮できるように考慮されているが、円筒体の
半径方向への膨張変形についての考慮が不充分であるか
ら、シール部分の密封効果が充分であるとは言えない。
従って、真円度があまり良くない加熱円筒体のシール部
分に対する圧力が一定になるようにして、シール部材が
均一に磨耗するようにして密封効果を高めるようにする
と共に、磨耗したシール部材は容易に交換することがで
きるような密封手段が必要とされる。また、大量の被処
理物を効率よく加熱処理することができて、被処理物か
らは公害となるような気体を発生させることがなくて、
また、加熱処理する装置はできるだけ小型化できて、炭
化処理その他のの分解処理を簡単に行うことが可能な加
熱処理装置の開発が望まれる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本願の発明は、加熱炉
内に回転可能に設けた加熱円筒体に種々の廃棄物やその
他の物質からなる被処理物を供給して、前記円筒体を回
転させつつ、該円筒体を外側から加熱することにより加
熱処理を行うロータリーキルン形式の加熱処理装置に於
いて、前記加熱円筒体内で被処理物が加熱処理されて発
生する分解ガス等が加熱円筒体の外側に漏洩して環境を
害するのを防止すると共に、処理装置の外側の大気が炉
内等に侵入して加熱処理雰囲気を損なったり、爆発事故
が発生するのを防止するために、前記回転する加熱円筒
体内と外界との間を完全に遮断する密封手段を設けると
共に、該密封手段は容易に交換することができるような
構造にして、周辺の環境を汚染せずに熱分解や炭化等の
処理を安全に行なうことができるようにした回転加熱処
理装置を提供するものである。
【0019】
【課題を解決する手段】被処理物を移送しつつ加熱処理
する外熱式の加熱円筒体を両端部が炉外に突出するよう
にして加熱炉内に横置きにして回転可能に支持すると共
に、加熱炉外に突出した前記加熱円筒体の両側端部を複
数の受けローラにより回転自在に支持して加熱処理部を
形成して、前記加熱円筒体の一端部には被処理物を供給
する装置に連結する筺体を嵌合せしめて、また、他端部
には被処理物を排出する装置に連結する筺体を嵌合せし
めて設けることにより回転加熱処理装置を構成して、前
記加熱円筒体とその両端部に嵌合して連結した筺体との
間にグランドパッキンからなるシール部材を設けて摺動
可能に密封して、更に、前記シール部材の外側にはシー
ト状のパッキンを線状弾性体を介して前記加熱円筒体面
に押圧するように囲繞した補助シール部材を設けると共
に、該補助シール部材を前記筺体に固定して前記加熱円
筒体を回転摺動可能に密封して回転加熱処理装置を形成
する。
【0020】
【発明の実施の形態】本願の発明は、両端部に被処理物
を供給する装置Bと被処理物を排出して次の工程に供給
する装置Dとを連接してなる加熱円筒体1を加熱炉H内
に回転可能に設けて加熱円筒部Cを構成して、前記加熱
円筒体1を両端部炉外に設けた受けローラRにより支持
すると共に、駆動装置Mによりチェーン等を介して回転
可能に形成して、前記円筒体1と供給装置B及び排出装
置Dとの連接部、更に、円筒体1と加熱炉Hとの連接部
にそれぞれパッキンKを介して摺動可能に連接せしめ
て、図1に示すような構成をした加熱処理装置に於い
て、更に、前記供給装置Bには原料ホッパーを、排出装
置Dには次工程の加熱円筒体を、それぞれ可撓性部材d
を介して接続すると共に、前記供給装置B及び排出装置
DをローラS等を介して変動可能に機枠Pに保持して、
図2に示すような構造にした回転加熱処理装置を構成す
る。
【0021】上記のように構成された回転加熱処理装置
に於いて、本願発明は、前記円筒体1の端部1aを供給
装置7の下部の筺体開口部7a内に嵌合せしめて、図3
に示すように、該端部1aの全周面に紐状のグランドパ
ッキン5等からなるシール部材を巻回して円筒体1と筺
体7との間を密封状態で摺動可能に形成して、更に、前
記シール部材の外側にシート状のパッキン材6を蔓巻き
バネからなる弾性体9により押圧して加熱円筒体1を囲
繞するようにして設けた補助シール部を形成する。
【0022】そして、上記のように構成して加熱炉部H
に回転可能に密封された加熱円筒体1を有する回転加熱
ドラム(ロータリーキルン)からなる加熱処理装置に於
いて、各種廃棄物、汚泥、焼却灰、飛灰、汚染土壌、建
築廃材、各種シュレッダーダスト、油塗れの金属スクラ
ップ、その他をホッパーAに投入して、該被処理物を供
給装置Bを通して加熱円筒部Cの加熱円筒体1体内に供
給して、該円筒体を回転させて内部の廃棄物を攪拌、移
送しつつ、熱風発生炉Jからの熱風により外側から加熱
して乾燥、炭化等の処理を行う。前記加熱円筒体1内で
一次処理された被処理物は排出、供給装置Dを経て、可
撓性部材dを介して接続された次の加熱円筒部Eの加熱
円筒体1体内に供給して、該加熱円筒体を外側から加熱
することにより二次の加熱処理を行って、完全に炭化さ
れた被処理物は排出装置Fで冷却されて貯溜タンクGへ
排出される。
【0023】
【実施例】本願発明の加熱処理装置について、最適な実
施例に基づいて、図面を参照しつつ以下に説明する。本
願の発明は、図1に示すように、両端部に原料ホッパー
に可撓性部材dを介して接続した原料を供給する装置B
及び被処理物を排出すると共に次工程に供給する装置D
とを連接してなる円筒体1を加熱炉H内に回転可能に設
けて加熱円筒部Cを形成して、前記円筒体1を回転させ
つつ外側から加熱するように形成した回転加熱ドラム
を、図2に示すように、受けローラRで回転可能に支持
して、前記円筒体1と供給装置B及び排出装置Dの筺体
との連接部分と、更に、円筒体1と加熱炉Hのジャケッ
ト部との連接部分とに、それぞれパッキンKを介して摺
動可能に連接せしめて回転加熱処理装置を構成する。
【0024】実施例1.上記のように構成した本願発明
の回転加熱処理装置に於ける加熱円筒体1と被処理物の
供給部Bおよび排出部Dの筺体との摺動可能な密封連結
部を、図3に示すように、内部に螺旋状にねじ山あるい
は掻き板や羽根等の移送手段1bを設けた加熱円筒体1
の端部1aを供給部Bの下部筺体7に開口した嵌合部7
a内に嵌合して連結して、該加熱円筒体1の端部近傍の
周面に紐状をしたグランドパッキン5を複数回密に巻回
すると共に、該パッキン5を前記嵌合部7aの開口周縁
部に突出して形成した鍔状連結部2との間で摺動可能に
設けてシール部を形成して、前記パッキン5が緩んだ
り、または、抜けたりしないように内側に押圧する環状
の留め具3を前記連結部2のフランジ部2aにボルト及
びナット4により固定した構造に形成する。
【0025】そして、本願発明は、上記のような構造に
形成したシール部の外側部分に、図3に示すように、更
にシート状のパッキン材6の内側に弾性体9を包んでな
るシール部材を前記加熱円筒体の摺動外周面部分を囲繞
するようにして設けると共に、該シール部材を前記環状
の留め具3の外面に調節部材10を介してボルト及びナ
ットからなる固着手段14により固定した補助シール部
を形成して二重密封構造としたことにより、前記加熱円
筒体1が膨張変形したり、グランドパッキン5が偏磨耗
したとしても、加熱円筒体内の分解ガスや悪臭が装置外
に漏洩して環境を害したり、また、逆に外気が装置内に
侵入して熱処理雰囲気が変化したりするのを防止して、
完全な密封性を維持するように構成されており、加熱円
筒体1の他端部についても同様なシール部が形成され
る。
【0026】前記弾性体9は、図4に示すように、直線
状をした蔓巻きバネ9aの両端部にボルト保持片9bを
設けて、該両保持片にターンバックル等の接続部材11
の両端に左右に逆ネジを切ったボルト11aの一端部を
それぞれ螺合結合して弾性環状体12に形成すると共
に、前記接続部材11を捻じることにより該弾性環状体
12の径を伸縮せしめて締め付け圧を調整できるように
構成されている。上記のような構造にした弾性体9をシ
ート状のパッキン材6によりU字状に包んで加熱円筒体
の外周面に囲繞可能なシール部材に形成して、図3に示
すように、内側の主シール部材の外側の加熱円筒体1の
外周面に前記弾性シール部材を環状にして装着すると共
に、図5に示すように、該シール部材をグランドパッキ
ン5等を押圧して固定した環状の留め具3のフランジ部
3aに調整部材10を介してボルト14により固定して
補助シール部を形成する。
【0027】上記の調整部材10は、図5に於いては一
個の環状体に形成されているが、これは組み立て工程や
保守作業等のことを考え合わせて、二分割や三分割等に
された適正な構造にされていることは言うまでもない。
そして、上記した調整部材10およびシート状のパッキ
ン材6に設けたボルト取り付け孔10bは、図4または
図5に示すように、ボルト14の径よりもやや大きく形
成した遊びを有するように形成されていて、また、前記
シート状のパッキン材6の両端部6a,6bは、少しば
かりの余裕を持たせて重ね合わせた状態に形成されてい
る。このような構成にしたことにより、前記加熱円筒体
1が加熱されて熱膨張する際に、円筒体の膨張につれて
パッキン材6が伸長するのことが可能で、加熱円筒体1
に無理な力が掛かるようなこともないので、円筒体は歪
まずに半径方向へも均一に膨張することができる。
【0028】実施例2.実施例1のように、回転する加
熱円筒体1と被処理物の供給部Bおよび排出部Dの筺体
との摺動接合面を、グランドパッキン5からなるシール
部材で密封すると共に、その外側部分に更に、シート状
のパッキン材6の内側に弾性体9を包んでなるシール部
材で囲繞するように密封して、図3に示すような二重密
封構造をした回転加熱処理装置に於いて、前記加熱炉H
内に円筒体1を回転可能に設けた加熱円筒部Cにおける
加熱炉Hのジャケット部16と円筒体1との摺動面を、
図6に示すように、前記円筒体1の周面に紐状をしたグ
ランドパッキン5を複数回密に巻回すると共に、該パッ
キン5を前記ジャケット部16の開口周縁部に突出して
形成した鍔部17と円筒体1との間で摺動可能に設けて
シール部を形成して、前記パッキン5を内側に押圧する
環状の留め具18を前記鍔部17のフランジ部17aに
ボルト4により固定した構造にする。
【0029】更に、前記シール部の外側部分に、加熱円
筒体1と被処理物の供給部Bの筺体との摺動接合面と同
様に、シート状のパッキン材6の内側に弾性体9を包ん
でなるシール部材を前記加熱円筒体の外周面を囲繞して
設けると共に、該シール部材を前記環状の留め具3の外
面に調節部材10を介してボルト14により固定した補
助シール部を形成する。このように加熱炉H部分を二重
密封構造にしたことにより前記加熱円筒体1が膨張変形
したり、グランドパッキン5が偏磨耗したりしても、熱
風発生炉内で燃焼して発生した各種燃焼ガスや悪臭が装
置外に漏洩して環境を害したり、また、逆に加熱ろ内に
侵入して加熱雰囲気が変化したりするのを防止した完全
な密封性を維持できるように構成した回転加熱処理装置
が形成される。
【0030】実施例3.可撓性部材dを介して接続して
なる被処理物を供給、排出する装置の筺体7に開口した
嵌合部7a内に、紐状をしたグランドパッキン5を巻回
した加熱円筒体1の端部を嵌合して摺動可能に密封連結
すると共に、該グランドパッキン5からなるシール部の
外側部分に、更にシート状のパッキン材6の内側に弾性
体9を包んでなるシール部材からなる補助シール部材を
前記加熱円筒体を囲繞するようにして摺動可能に構成し
た前記実施例1及び実施例2に記載した回転加熱処理装
置に於いて、加熱円筒体1の両端部に設けた前記被処理
物を供給、排出する装置の筺体7を、図 に示すよう
に、該筺体7の連結開口部に連接した支持部材10の先
端部に一個または複数の支持ローラ6Aを設けると共
に、該支持ローラ6Aを介して加熱炉外の複数の受けロ
ーラRにより回転可能に支持されてなる前記加熱円筒体
1上に動的係合となして変動自在に支持することにより
回転加熱処理装置を構成する。
【0031】前記支持ローラ6Aは、固定板19a、パ
ッキン19b、調整板19d、ボルト10c等からなる
固着具19により、前記支持部材10に回転可能に固着
されているが、円筒体1の他端部側についても、同じよ
うに支持ローラ6Aが設けられている。このように被処
理物を供給、排出する装置の筺体を支持ローラ6Aを介
して加熱円筒体1上に動的係合となしたことにより、供
給、排出する装置の筺体が加熱円筒体1の膨張に追従し
て、より一層滑らかに変動可能になるので、加熱円筒体
1が熱膨張する際に、半径方向へも軸方向と同様にスム
ーズに滑るようにして均一に伸長するので、加熱円筒体
に歪みが発生して、シール部が偏磨耗するのを緩和させ
ることができて、シール部の寿命を延ばすことができ
る。
【0032】以上、説明したように、本願発明は、回転
する加熱円筒体1と固定された供給装置Cの筺体7や加
熱炉Hのジャケット16等との摺動接合面に紐状のグラ
ンドパッキン5を巻回して設けてなる第一シール部材の
外側に、更に、直線状をした蔓巻きバネ9aからなる弾
性体9をシート状のパッキン材6によりU字状に包んで
なる第二シール部材を環状に形成すると共に、前記加熱
円筒体1の摺動外周面を囲繞するようにして設けた補助
シール部を形成したものである。従って、本願発明に於
ける摺動部の密封構造は、内側のグランドパッキン5か
らなる第一シール部とバネ状弾性体9を包んだパッキン
材6からなる補助シール部とからなる二重密封構造とし
たので、第一シール部のグランドパッキン5が変形して
密封性が低下しても、補助シール部のパッキン6により
密封されているので、直ちに外界に連通した状態になる
ようなことはない。
【0033】また、上記の補助シール部を形成するシー
ト状のパッキン材6によりU字状に包まれた蔓巻きバネ
9aが、図4(b)に示すような環状に曲げられた状態
で、加熱円筒体1の外周面に囲繞されると、前記バネ9
aは内側が密の状態になり、反対に外側がやや疎の状態
になって、円筒体面への密着性が良好になる。従って、
上記のシート状のパッキン材6は、加熱円筒体1に接す
る内側面が均一に密着するように弾性的に押圧された状
態のままで、環状の留め具3のフランジ部3aに外側か
らボルト14により固定されているので、本願の発明
は、図9に示すような従来の補助シール手段に比べて、
加熱円筒体1外周の摺動面の密封性をより高めることが
できて、また、シール部材の交換を極めて容易に行うこ
とができる。
【0034】
【発明の効果】本願発明は、可動側の回転する加熱円筒
体と固定側の被処理物の供給、排出装置等との摺動連結
部をグランドパッキン等のシール部材で密封した主シー
ル部の外側に、蔓巻きバネからなる弾性体によりパッキ
ン材を押圧した補助シール部材を設けた二重密封構造に
したことにより、摺動密封面の距離を長くすることがで
きると共に、弾性体により圧着したことにより長期間安
定した密封効果を維持することができて、また、主シー
ル部の保守作業とは無関係に前記補助シール部の交換を
簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の先行例である外熱式の回転ドラムを
用いた加熱処理装置の一般的な工程を示す図である。
【図2】外熱式の回転ドラムからなる本願発明の加熱処
理装置の一部を示す概略図である。
【図3】本願発明に於ける回転ドラムの加熱円筒体と被
処理物の供給、排出装置との摺動連結部を示す部分断面
図である。
【図4】図3に示した摺動連結部の補助シール部に用い
た弾性体からなるシール部材(b)と連結部(a)を示
す図である。
【図5】図3に示す加熱円筒体の摺動連結部分のX−X
断面を示す図である。
【図6】本願発明に於ける回転ドラムの加熱円筒体と加
熱炉との摺動連結部を示す部分断面図である。
【図7】本願発明に於いて、被処理物の供給、排出装置
を加熱円筒体に対して動的係合により支持した状態を示
す部分断面図である。
【図8】本願の先行発明に於ける回転ドラムの加熱円筒
体と被処理物の供給、排出装置との摺動連結部を示す部
分断面図である。
【図9】図8に示す摺動連結部の補助シールに於ける密
封構造を示す断面図である。
【図10】従来の加熱円筒体と被処理物の供給、排出装
置との摺動連結部を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1. 加熱円筒体 1a.円筒体端部 1b.移送手段 2. 鍔状連結部 3. 留め具 3a.フランジ部 4. ボルト、ナット 5. グランドパッキン 6. パッキン材 7. 筺体 9. 弾性体 9a.蔓巻きばね 10.調整部材 11.接続部材 12.弾性環状体 B. 供給装置 C. 加熱円筒部 D. 排出装置 H. 加熱炉 M. 駆動装置 R. 受けローラ P. 機枠
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月9日(2000.6.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 回転加熱処理装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F27B 7/24 F27B 7/24 7/32 7/32 7/33 7/33 (72)発明者 赤堀 昭洋 東京都世田谷区若林3−10−1−705 Fターム(参考) 3J043 AA16 BA06 CA06 CA12 CB02 CB20 3J059 AA10 BA01 CB20 GA50 3K061 KA02 KA10 KA13 KA21 KA23 4K061 AA08 BA12 CA21 EA07 FA06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理物を移送しつつ加熱処理する外熱
    式の加熱円筒体を両端部が炉外に突出するようにして加
    熱炉内に横置きにして設けて、加熱炉外に突出した円筒
    体の両側端部を複数の受けローラにより回転自在に支持
    して加熱処理部を形成すると共に、前記加熱円筒体の一
    端部には被処理物を供給する装置に連結する筺体を嵌合
    せしめて、また、他端には被処理物を排出する装置に連
    結する筺体を嵌合せしめて回転加熱処理装置を構成し
    て、前記加熱円筒体とその両端部に嵌合した筺体との連
    結部にシール部材を摺動可能に設けて密封する主シール
    部を形成して、更に、前記主シール部の外側にシート状
    のパッキン材を弾性体を介して前記加熱円筒体の外周面
    に弾性的に押圧せしめて摺動可能に囲繞する補助シール
    部材を設けて密封してなる密封構造を有することを特徴
    とする回転加熱処理装置。
  2. 【請求項2】 被処理物を移送しつつ加熱処理する外熱
    式の加熱円筒体を両端部が炉外に突出するようにして加
    熱炉内に横置きにして設けて、加熱炉外に突出した円筒
    体の両側端部を複数の受けローラにより回転自在に支持
    して加熱処理部を形成すると共に、前記加熱円筒体の一
    端部には被処理物を供給する装置に連結する筺体を嵌合
    せしめて、また、他端には被処理物を排出する装置に連
    結する筺体を嵌合せしめて回転加熱処理装置を構成し
    て、前記加熱円筒体とその両端部に嵌合した筺体との連
    結部および前記加熱円筒体と加熱炉のジャケット部との
    嵌合部にそれぞれシール部材を摺動可能に設けて密封す
    る主シール部を形成して、更に、前記両主シール部材の
    外側にシート状のパッキンを弾性体を介して前記加熱円
    筒体の外周面に弾性的に押圧せしめて摺動可能に囲繞す
    る補助シール部材を設けて密封してなる密封構造を有す
    ることを特徴とする回転加熱処理装置。
  3. 【請求項3】 前記筺体は、前記加熱円筒体上に動的係
    合部材を介して変位可能に支持されてなることを特徴と
    する請求項1または2に記載する回転加熱処理装置。垂
    直方向に変動可能に機枠に保持されてなることを特徴と
    する請求項1または2に記載する回転加熱処理装置。
  4. 【請求項4】 前記筺体は、垂直方向に変動可能に機枠
    に保持されてなることを特徴とする請求項1または2に
    記載する回転加熱処理装置。
  5. 【請求項5】 前記筺体は、加熱円筒体に被処理物を供
    給または排出する装置に可撓性部材を介して連結されて
    なることを特徴とする請求項1または2に記載する回転
    加熱処理装置。
  6. 【請求項6】 前記補助シール部材は、シート状のパッ
    キン材で蔓巻きバネからなる線状弾性体の全体を包んで
    環状に構成してなることを特徴とする請求項1または2
    に記載する回転加熱処理装置。
  7. 【請求項7】 前記該補助シール部材は、前記加熱円筒
    体を筺体またはジャケット部に嵌合して密封連結した主
    シール部材の留め具に着脱自在に固定されてなることを
    特徴とする請求項1または2に記載する回転加熱処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記線状弾性体は、少なくとも一条の蔓
    巻きバネから構成されてなることを特徴とする請求項1
    または2に記載する回転加熱処理装置。
  9. 【請求項9】 前記線状弾性体は、少なくとも一条の蔓
    巻きバネから構成される両端部にターンバックルが接続
    されて、環状体に形成可能に構成されてなることを特徴
    とする請求項1または2に記載する回転加熱処理装置。
  10. 【請求項10】 前記主シール部材は、紐状または編組
    状をした長尺のグランドパッキン材が多層状に巻回され
    て構成されてなることを特徴とする請求項1または2に
    記載する回転加熱処理装置。
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