JP2001304763A - 回転加熱処理装置 - Google Patents

回転加熱処理装置

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JP2001304763A
JP2001304763A JP2000121630A JP2000121630A JP2001304763A JP 2001304763 A JP2001304763 A JP 2001304763A JP 2000121630 A JP2000121630 A JP 2000121630A JP 2000121630 A JP2000121630 A JP 2000121630A JP 2001304763 A JP2001304763 A JP 2001304763A
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JP
Japan
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heating
cylindrical body
rotary
processed
cylinder
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Application number
JP2000121630A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kashiwagi
佳行 柏木
Nobuyuki Yoshioka
信行 吉岡
Akihiro Akahori
昭洋 赤堀
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Meidensha Corp
Seishin Kogyo KK
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Seishin Kogyo KK
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 各種の廃棄物等を加熱して処理する回転加熱
処理装置に於いて、加熱円筒体が加熱により熱膨張する
際に、軸線方向および半径方向に均一に膨張、伸縮する
ようにして円筒体に歪みが生じないような構成にして、
発生する分解ガス等が装置の外部へ漏洩するのを防止す
る。 【解決手段】 回転可能な加熱円筒体の一端部には供給
装置Bに可撓性部材を介して連結した筺体17を嵌合し
て、他端には排出装置Dに可撓性部材を介して連結した
筺体17を嵌合して、前記加熱円筒体11を外側から加
熱して処理する回転加熱処理装置を構成して、前記加熱
円筒体11を円筒体の中心軸に設けた両端部の支持軸1
2により回転可能に支持して、該支持軸と円筒体の両端
部に連結する筺体との間の摺動面にシール部材15aを
設けて摺動可能に密封すると共に、前記筺体の嵌合開口
部と加熱円筒体との間にシール部材15bを設けて摺動
可能に密封して回転加熱処理装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、産業廃棄物や一
般廃棄物、その他の各種物質からなる被処理物を、回転
する加熱円筒体内で乾燥、炭化、脱塩素、加熱分解その
他の処理を行う加熱処理装置に係わるもので、特に、回
転加熱円筒体を両端部の回転中心軸で支持すると共に、
加熱円筒体と該円筒体の両端部に位置する被処理物の供
給、排出装置との間に摺動可能に設けた密封手段の耐久
性と安定した密封効果を有する回転加熱処理装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】各種の生産活動に伴って発生する不要な
廃棄物や社会生活全般で排出される廃棄物、その他の各
種不要物を処理するのに従来から行われてきた処理方法
には、可燃性廃棄物については焼却炉による焼却処分、
不燃性廃棄物については埋め立て処分による方法が一般
的に行われてきた。しかし、近年における各種製品の大
量生産と大量消費から出る大量の廃出物や不要物等を従
来通りの方法で処理するには既に限界に達しており、ま
た、新しい色々な材料の出現とそれを用いた各種の新し
い製品が大量に使用されて廃棄されるようになり、これ
らの大量の廃棄物を従来のような処理方法により処理す
ることによる公害の発生が大きな社会的な問題とされる
ようになってきた。
【0003】そこで、上記のような大量の各種廃棄物や
その他の不要物等の被処理物を安全に処理する方法と共
に、各種不要物を資源として再生利用する方法が求めら
れるようになり、その結果、これら大量の各種廃棄物等
を処理する方法と処理する装置について色々な工夫がな
されており、そのような中で、不要廃棄物として最も大
量に発生している各種有機性廃棄物については、特開平
11−226545号や同11−244813号公報等
に示すように、高温下で炭化、脱塩素、その他の処理を
施して無害化するための様々な技術開発が行われてい
る。有機性の廃棄物を加熱して炭化処理する従来の一般
的な処理方法には、使用される加熱して炭化する装置の
構造から大きく分けて、特開昭57−96084号に記
載するように、処理装置内に投入した被処理物を加熱炉
内で直接に加熱して処理する方法と、特開平8−104
880号に記載するように、処理装置の加熱円筒体内の
投入した被処理物を円筒体の外側から間接的に加熱して
処理する方法との二つの方法が採用されている。
【0004】そして、前者の直接加熱方法は、処理炉内
を高温で最適な還元雰囲気に維持するための色々な条件
を満たすように制御することが必要であり、設備や操作
条件が複雑となることから、一般的には高温の還元雰囲
気の維持が容易である後者の間接加熱方法が多く採用さ
れている。また、後者の間接加熱方法に関しては、加熱
円筒体内で被処理物を間接的に加熱して炭化処理等を行
う方法から、特開平9−67580号に記載されるよう
に、加熱円筒体内にスクリューを設けておいて、該スク
リューの回転により被処理物を攪拌、移送するスクリュ
ーコンベヤー方式と、特開平6−122879号に従来
例として記載されるように、加熱円筒体を直接回転させ
ることにより被処理物を攪拌、移送するロータリーキル
ン方式とが知られている。
【0005】上記のような間接加熱装置に於いて、前者
のスクリューコンベヤー装置を用いたものは、装置を小
型化することができると共に回転部の密閉が容易ではあ
るが、加熱処理する量を上げようとして単に加熱円筒体
を大径にしたり、長尺にしようとすると色々と問題とな
る点が生ずるので、加熱円筒体を複数多段状に重ねて連
結したものとなり、また、回転駆動機構がやや複雑にな
らざるを得ない。これに対して、後者のロータリーキル
ン装置を用いたものは、大型化して大容量の処理には適
しているが、回転部を密閉するのに種々の条件が要求さ
れて、また、小型化することには限度があって、それぞ
れ一長一短を有している。
【0006】そして、現在各種の不要な廃棄物あるいは
下水処理その他の汚泥、焼却場その他から出る焼却灰等
の各種被処理物を加熱処理する装置として広く採用され
ている加熱処理装置の一般的な構成は、図1に示すよう
に、加熱円筒体にスクリューコンベヤを内蔵した装置ま
たは内部に移送片を設けたロータリーキルン装置を用い
た加熱円筒部C,Eを多段状に構成してなる加熱処理装
置に於いて、前記したような各種廃棄物等を供給ホッパ
ーAに投入して、熱風発生炉Jを備えた加熱部Hの加熱
円筒部C,E内へ供給して加熱、移送する間に、被処理
物を乾燥、炭化、分解して無害化処理加工した後で、貯
溜タンクGへ排出するような構造にしたものである。
【0007】しかし、このような加熱処理装置に於いて
安全な処理操作を行うためには、上記した各種の被処理
物を加熱処理する際に発生する分解ガスが装置外に漏洩
するのを防止すると同時に、装置外の大気が炉内等に侵
入するのを厳重に防止しなければならない。何故なら
ば、被処理物から発生する各種分解ガス等が処理装置の
外に漏洩すると、分解ガス中に含まれる有害成分や悪臭
等により施設内あるいは周辺の環境が汚染されるので、
社会的な問題を生ずることになり、また、逆に大気が装
置内に侵入すると、炉内の雰囲気条件が変化するので、
熱分解や炭化等の加熱処理が安定した状態で行えなくな
って、当初の目的を達成することができなくなる。
【0008】そこで、各種の被処理物を安定して加熱処
理を行うにためには、加熱処理部と外界との間が完全に
遮断された安全で耐久性のある高い気密性のシール手段
が要求されることになるが、図1に示すような従来の加
熱処理装置に於いては、加熱円筒部C,Eと加熱部Hや
被処理物の供給、排出装置B,Dとの間を密封するのに
各種のパッキンKを用いたシール手段が用いられてい
る。そして、上記のような加熱装置に於けるシール手段
として最も一般に用いられているのは、紐状をした密封
部材(グランドパッキン)を多層状に巻回して密封する
方法が採用されているが、それは耐熱性の紐状体からな
るパッキンを摺動面に多層状に巻回して設けることによ
り、密封路を長く確保することができて、気密性を高め
ることができて、また、シールしたパッキンの交換が容
易である等の利点があるからである。
【0009】上記した図1に示すような一般的な構造に
した加熱処理装置に於いて、従来の加熱ドラム部分の構
造は、図8に示したように、加熱円筒部Cを構成する円
筒体21の左端部に原料供給ホッパーに接続する供給装
置Bが、また、該円筒体21の右端部に加熱処理された
処理物を次の加熱処理部に移送する供給装置Dが、それ
ぞれグランドパッキン25を介して密閉した状態で摺動
可能に連結された構造をしている。そして、前記円筒体
21は、熱炉H内に外側から加熱可能に設けられると共
に、炉外で両端部が複数の受けローラRで回転可能に支
持されて、駆動装置Mによりチェーン等を介して回転さ
れるように構成されている。
【0010】上記のような構成をした従来の加熱円筒体
の密閉部の構造は、円筒体21の左端部21aが供給装
置Bの下部筺体27の開口部27a内に嵌合されて、前
記開口部の縁部に鍔状に突出せしめて形成された環状保
持部22と円筒体21との間に紐状のグランドパッキン
25を複数回に亘って巻回して設けると共に、該パッキ
ン25が緩まないように押圧する環状または半環状の留
め具23を保持部のフランジ部22aにボルト24によ
り固着して、前記嵌合部がシールされており、また、前
記円筒体21の右端部が排出装置Dに接続される部分も
同じように紐状のグランドパッキン25を巻回してシー
ルされた構造をしている。
【0011】しかし、上記のような構成にした加熱円筒
体21を複数の受けローラRにより回転可能に支持した
加熱ドラム形式の回転加熱処理装置に於いては、通常、
加熱処理部の回転する円筒体21は金属管で形成されて
いるので、該円筒体は高温に加熱されると、軸方向及び
直径方向に熱膨張をしようとするが、前記加熱円筒体の
両端部には被処理物の供給、排出装置B,D等が可撓性
部材を介して連結されており、加熱円筒体21を軸方向
と直径方向とに無理なく均一に膨張することは非常に困
難であるから、前記円筒体には歪みが発生し易いという
事実が存在することは否めない。
【0012】何故ならば、上記したような従来の回転加
熱処理装置に於いては、前記加熱円筒体21に接合され
ている供給装置B及び排出装置Dは、加熱円筒体21上
に乗り掛かった状態で支持されると共に、図8に示すよ
うに、供給装置B及び排出装置Dは機枠Pに支持体Tに
より固定されているので、回転する円筒体21が加熱さ
れて膨張しようとすと、軸線方向へはグランドパッキン
25面を滑って容易に伸長することができるが、しか
し、受けローラRにより下部が支持されている円筒体2
1は、図7(b)に示すように、直径r1 のものが受け
ローラR部を起点として上方へ膨張してr3 となろうと
するが、該円筒体21には供給装置B及び排出装置Dが
固定されているので、円筒体21の周面に設けたパッキ
ンの上方部分に大きな負荷が加わり、その結果、図7
(a)に示すように変形して、上方部分のパッキン25
aは歪んだ状態になる。
【0013】従って、このような従来の回転加熱処理装
置は、シール部分の上部側のグランドパッキン25aに
大きな圧力が掛かり、加熱円筒体21は半径方向へは均
一に膨張するのが困難になると共に、上部が偏磨耗して
局部的な損傷が発生して、密封性及び耐久性が低下する
原因になっている。そして、このような状態になったロ
ータリーキルン形式の加熱処理装置を運転し続けると、
前記加熱円筒体21には歪が発生して、該円筒体は偏心
した状態で回転することになり、加熱円筒体21の密封
回転面に不完全な気密状態が発生するので、そのような
中で被処理物の加熱処理を続けると大気が侵入してガス
爆発を起す危険性がある。
【0014】上記のようなガス爆発や加熱炉内の処理雰
囲気が変化するのを防ぐことが重要となるが、そのため
の気体が炉内外に漏洩するのを防止するための色々な密
封手段が発明されていて、ロータリーキルンに於ける加
熱円筒体の回転密封部分を動的に密封して密閉効果を高
めたものも幾つか提案されている。例えば、特開平8−
145569号公報には、図9に示すように、加熱炉内
に設けた外熱式の回転する管体(加熱円筒体)41の端
部と該管体の両端に設けた固定端(供給、排出装置の連
結端)42との間に石綿にステンレス線材を折り込んだ
帯状のパッキン43を管体面の摺動レール44に巻きつ
けて摺動部材を二重に配置して、前記パッキン43を固
定端42に設けたスプリング軸44に支持したスプリン
グ45により管体41に押し付けて摺動部をシールした
密閉装置が記載されている。
【0015】上記のように摺動密閉部にシール部材を弾
性支持して回転円筒体(ドラム)の熱変形に追従させる
ようにしてシール効果を維持すると共に、シール部に空
間を併設して、該空間内に不活性ガスを充填して炉内ガ
スの漏洩を防止したが、加熱円筒体は機枠に固定した加
熱炉に摺動可能に設けられて、その両端は供給装置と排
出装置の固定端に回転可能に支持して回転ドラムが形成
されているので、回転ドラムの上下方向の変形を完全に
防ぐことは困難であるので、二重に配置された摺動部材
の上部側のシール部分が偏磨耗を生ずることになり、こ
のような構造にしてシール部材を動的にしてシール効果
を維持しようとしても限界があり、構造が複雑な割には
満足するような効果を得ることはできない。
【0016】上記したように従来の発明は、回転ドラム
の加熱円筒体が熱膨張変形する際に、軸線方向へは円滑
に伸縮できるように考慮されているが、半径方向への伸
縮についての考慮は不充分であるから、シール部のパッ
キンに加わる圧力分布が一定になるように構成して、摺
動面に於けるパッキンが円筒体の全周面を均一に密封す
ることができて、偏磨耗することがないようにした密封
手段が必要である。そして、大量の被処理物を効率よく
加熱処理することができて、且つ、処理装置をできるだ
け小型化することができて、更に、被処理物を公害とな
るような気体を発生させることがないように、安全な炭
化処理等の分解処理を簡単に行うことが可能な加熱処理
装置の開発が望まれる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本願の発明は、加熱炉
内の加熱円筒体に廃棄物等の被処理物を供給して、前記
円筒体を回転させつつ外側から加熱して加熱処理を行う
回転加熱ドラム形式の加熱処理装置に於いて、前記加熱
円筒体が加熱状態で熱膨張により変形する際に、加熱処
理装置に自由度を持たせて円筒体を軸線方向および半径
方向に均一に膨張、伸縮できるようにして、円筒体にで
きるだけ歪みが生じないような構成にして、前記加熱円
筒体内で被処理物が加熱処理されて発生する分解ガス等
が加熱円筒体の外部へ漏洩するのを防止すると共に、反
対に処理装置の外部から大気が炉内等に侵入するのを防
止するように、前記回転される加熱円筒体内と外界との
間を完全に遮断して、周辺の環境を汚染せずに熱分解や
炭化等の処理を安全に行なうことができる回転加熱処理
装置を提供するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】被処理物を移送しつつ加
熱処理する外熱式の回転加熱円筒体を、両端部が炉外に
突出した状態で加熱炉内に横置きに設けて回転可能に支
持すると共に、前記円筒体の一端部には被処理物を供給
する装置に可撓性部材を介して連結した筺体を嵌合し
て、他端には被処理物を排出する装置に可撓性部材を介
して連結した筺体を嵌合して、前記加熱円筒体を外側か
ら加熱して処理する回転加熱処理装置を構成して、前記
加熱円筒体を円筒体の中心軸に設けた両端部の支持軸に
より回転可能に支持して、該支持軸と円筒体の両端部に
連結する筺体との間にシール部材を設けて摺動可能に密
封すると共に、前記筺体の嵌合開口部と加熱円筒体との
間にシール部材を設けて摺動可能に密封して、前記加熱
炉及び筺体を可撓性固定部材により機枠に動的固定とな
して変動可能な自由度を有する構造にして被処理物を加
熱処理する回転処理装置を構成する。
【0019】
【発明の実施の形態】本願の発明は、図2に示すよう
に、円筒体の両端部に原料を供給する装置B及び被処理
物を排出する装置Dの筺体7を連接して加熱円筒部Cを
構成する加熱円筒体1を熱風加熱炉H内に回転可能に設
けて加熱ドラム部を形成すると共に、前記供給装置B及
び排出装置Dは可撓性部材7aを介してそれぞれ原料ホ
ッパー及び供給部又は排出部に連結されていて、前記加
熱円筒体1と前記供給装置B及び排出装置Dの筺体7と
の間の摺動面にパッキンKを設けて摺動可能に連接して
回転加熱処理装置を構成する。
【0020】上記のように形成された回転加熱処理装置
に於いて、加熱ドラム部を形成する加熱円筒体1の両端
部に、円筒体の軸線を中心とした回転支持軸12を設け
て、軸受け部Vにより回転可能に軸支すると共に、前記
回転支持軸12と供給装置B及び排出装置Dの筺体7と
の間の摺動部にシール部材Kを設けて摺動可能に形成し
て、また、同様に前記加熱円筒体1と筺体7の嵌合開口
部及び加熱炉の嵌合開口部との間の摺動部にもシール部
材Kを設けて摺動可能に密封して、前記回転支持軸12
に駆動装置Mを連結して前記円筒体1を回転可能にす
る。
【0021】そして、前記供給装置B及び排出装置Dを
機枠Zに可撓性固定部材Yにより変動可能に保持すると
共に、前記加熱炉Hの壁面を機枠Zに可撓性固定部材Y
により変動可能に保持して自由度を持たせて、前記円筒
体1の熱膨張による伸縮に供給装置B及び排出装置Dの
下部筺体を容易に追従せしめられるように形成して、前
記シール部材Kに偏った変形を生じないで、前記加熱円
筒体1が軸方向及び直径方向へ無理なく均一に伸縮可能
にして回転加熱処理装置を構成する。
【0022】上記のように構成した回転加熱処理装置の
原料ホッパーAに被加熱処理物を投入して、供給装置B
を通して加熱円筒部Cの加熱円筒体1内に供給される
と、駆動装置Mにより回転支持軸12を駆動せしめて加
熱円筒体1を回転させて、円筒体内部に設けた螺旋部材
または掻き板等により被処理物を攪拌、移送しつつ、熱
風発生炉Jからの熱風により外側から加熱して乾燥、炭
化等の処理が行う。このようにして前段の加熱処理部で
処理された被処理物は、排出、供給装置Dを通して、次
の処理工程である後段の加熱処理装置、炭化物等を分離
する装置、完全に灰化させる燃焼装置等へと供給され
る。上記のようにして加熱処理操作を行うと、前記加熱
円筒体1は熱膨張を生ずるが、加熱円筒部Cは可撓性固
定部材Yにより変動可能に機枠Zに保持されているの
で、加熱円筒体1の変動量はスムーズに吸収されるよう
になっている。
【0023】
【実施例】本願発明の加熱処理装置について、最適な実
施例に基づいて、図面を参照しつつ以下に説明する。本
願発明は、図3に示すように、熱風加熱炉14内に可能
に設けた加熱円筒体11の両端に被処理物の供給部Bと
排出部Dの筺体17を連結して加熱ドラム部を形成し
て、前記筺体17を貫通して加熱円筒体11の円筒軸線
部に回転支持軸12を挿入して、該回転支持軸に直角に
突設した連結腕12aを円筒内壁面に固定すると共に、
該回転支持軸12の他端を前記供給部B及び排出部Dの
筺体17部を加熱ドラムの外部に設けた軸受け部13に
回転自在に支持して、駆動装置Mにより前記加熱円筒体
11を円筒体の軸線を回転中心として回転可能に形成し
て、前記円筒体11の内部には螺旋状の溝状部材や攪拌
羽根、掻き板等からなる攪拌、移送する手段を設けた外
部加熱式の回転ドラムからなる回転熱処理装置を構成す
る。
【0024】そして、前記回転支持軸12と供給部Bお
よび排出部Dの筺体17との間にはグランドパッキンそ
の他からなるシール部材15aを設けて摺動可能に密封
すると共に、前記加熱円筒体11と筺体17との接合面
にはシール部材15bを、また、加熱円筒体11と加熱
炉Hの外套部(ジャケット)14との接合面にはシール
部材15cを、それぞれ設けて摺動可能に密封して回転
加熱処理装置の本体部を構成する。
【0025】上記のように構成された回転加熱処理装置
に於いて、本願発明は、前記被処理物の供給部Bの筺体
17の下部を長孔18eを有する変動可能な固定部材1
8aで機枠Zに支持すると共に、排出部Dの筺体17の
上部を長孔18eを有する変位可能な固定部材18bに
より機枠Zに吊り下げたようにして変動可能に保持し
て、また、前記加熱炉Hのジャケット14面の上部を長
孔18eを有する変動可能な固定部材18cにより機枠
Zに吊り下げたように保持すると共に、ジャケット14
面の下部を長孔18eを有する変動可能な固定部材18
dにより機枠Zに支持して変動可能に保持して、更に、
必要に応じて、前記筺体17の側壁部及びジャケット1
4に側壁面を同様にして保持して、図4に示すように、
回転加熱処理装置の本体部を変動可能な自由度を有する
保持構造にする。
【0026】そして、本願発明は、前記回転加熱処理装
置の本体部を、図4に示すように、変動可能な固定部材
18により変動可能に機枠Zに保持したことにより、熱
膨張による加熱円筒体11の変形につれて加熱ドラム部
がスムーズに追従するように変動して、前記加熱円筒体
11は軸方向及び直径方向へ無理なく均一に伸縮できる
ように構成される。
【0027】上記のように構成された本願発明に於い
て、加熱円筒体11と被処理物の供給部Bおよび排出部
Dとの密封連結部の構造は、図6(a)に示すように、
円筒体内周面に被処理物を移送、攪拌するための移送溝
を形成する螺旋状羽根11bを設けた加熱円筒体11の
端部11aを、供給部Bの下部筺体17に開口した嵌合
部17a内に嵌合して連結されて、前記加熱円筒体の端
部11a近傍の周面に紐状をしたグランドパッキン15
を複数回密に巻回すると共に、該パッキン15を前記嵌
合部17aの開口周縁部に突出して形成した鍔部17b
との間で摺動可能にシール部を形成して、該パッキン1
5が緩まないように押圧した環状の留め具17dを前記
鍔部17bのフランジ部17cにボルト20により固定
された構造にしたものである。
【0028】そして、前記回転加熱処理装置を変動可能
に機枠Zに固定する変位可能な固定部材18具体的な一
つの構造は、図5に示すような構造をしている。即ち、
供給部Bの筺体17の上部および加熱炉Hのジャケット
14の上部は、図5(a)に示すように、ジャケット1
4および筺体17の外壁面に設けた長孔16aを有する
固定片16を、機枠Zに二股状に設けたボルト固定部材
19の間に挿入して、ボルト20により固定して変位可
能となしており、同様に、排出部Dの筺体17の下部お
よび加熱炉Hのジャケット14のしたは、図5(b)に
示したように、機枠Zに設けたボルト固定部材19の間
にジャケット14および筺体17に設けた長孔16aを
有する固定片16を挿入して、ボルト20により変位可
能に固定された構造をしている。
【0029】尚、前記した図5(a)および図5(b)
に示したような固定構造に代えて、ジャケット14およ
び筺体17に設けた長孔16aを有する固定片16の先
端部を、図5(c)に示したように、ボルト固定部材1
9に設けた弾性部材19aにより受け止めるようにして
ボルト20により変位可能に固定する構造にすれば、被
固定側の重量を吸収して、シール手段への偏った負荷の
発生を一層スムーズに解消することができて、また、下
部側に位置する弾性部材は上部側よりもやや強いものと
することが望ましい。
【0030】上記のように構成した回転加熱処理装置に
於いて、前記加熱円筒体11を外部から加熱しながら駆
動装置Mにより回転支持軸12を回転駆動させて、加熱
円筒体11を回転しつつ円筒体内の被処理物を加熱処理
すると、金属管からなる加熱円筒体1は、350〜65
0℃あるいはこれ以上に加熱されて熱膨張現象を生じて
変形しようとする。しかし、本願発明の回転加熱処理装
置は、上記したように加熱円筒体11および該円筒体の
両端に接続された供給装置Bおよび排出部装置Dは、上
記したように変位可能な固定部材18により機枠Zに変
動可能に保持されているので、加熱円筒体11が熱膨張
変形するのにつれて、加熱処理装置全体が追従して変動
するので、加熱円筒体11は軸線方向および半径方向へ
ほぼ均一な状態で伸縮することができる。
【0031】即ち、前記加熱円筒体11及びその両端に
連結される供給装置Bおよび排出部装置D等は、変位可
能な固定部材18により機枠Zに変動可能な自由度を持
って支持されているので、加熱円筒体11が加熱されて
膨張する際には、該加熱円筒体11の膨張につれて両端
部の供給装置B及び排出部装置Dもスムーズに追従して
変動することができるので、加熱円筒体には無理な負荷
がかかることはなく、図6(b)に示すように、半径r
1 の加熱円筒体11は半径方向へもほぼ均一に膨張して
半径r2 となるので、供給装置B及び排出部装置Dと回
転支持軸12、加熱円筒体11との間の摺動面に設けら
れたグランドパッキンからなる各シール部材15は、図
6(a)に示すように、円筒体11の上部でも下部でも
歪んで変形するようなことがなくて、加熱されて膨張す
る前記加熱円筒体11は、その軸線方向および半径方向
へ均一に伸縮することができる。
【0032】従って、このように構成された回転加熱処
理装置に於いては、シール部分の上部側のグランドパッ
キン15aに大きな負荷が掛かることもなくて、加熱円
筒体11には歪が発生することがないので、該円筒体は
偏心しないで回転されることになり、加熱円筒体11の
密封回転面は完全な気密状態が保たれるので、加熱炉内
に大気が侵入してガス爆発を起したり、処理雰囲気が変
化することがない。
【0033】尚、上記の実施例に於いては、供給装置や
排出部装置、加熱炉等を変動可能に機枠に保持するの
に、長孔とボルトからなる変位可能な自由度を有する固
着手段を用いたが、本願発明はこのような保持手段に限
られるものではなくて、供給装置や排出部装置、加熱炉
等が変位できる程度の自由度を持たせて機枠に保持させ
ることができるような固着手段であれば適用可能であ
る。
【0034】
【発明の効果】本願発明は、加熱ドラムに連結する被処
理物の供給、排出装置等の固定側部材を可動し得るよう
に形成して、その下部筺体部分を回転する加熱円筒体上
に支持ローラを介して動的係合に載置して、前記筺体部
と円筒体との間を摺動可能な相対係合関係となしたの
で、回転円筒体の熱変形等による変動に対して筺体部が
追従できると共に、円筒体の半径方向の膨張圧に対して
はシール部の摺動面全体で受け止め、固定側部材の上下
方向の荷重に対してはシール部と支持ローラで分散して
受け止めるので、摺動面を形成するシール部材が局部的
に偏磨耗することがなくなり、長い期間安定したシール
効果を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の先行例である外熱式の回転加熱処理
装置の一般的な工程を説明する図である。
【図2】本願発明の回転加熱処理装置に於ける前段の加
熱処理部を示す一般な概略図である。
【図3】本願発明に於ける加熱円筒体と被処理物の供
給、排出装置とからなる回転加熱処理装置を示す断面図
である。
【図4】本願発明に於ける加熱円筒体の支持構造を示す
立面(a)と横断面(b)を示す図である。
【図5】本願発明の加熱処理装置に於ける供給、排出装
置と加熱円筒体を変動可能に支持した支持構造を示す図
である。
【図6】本願発明に於ける加熱円筒体の熱膨張時の連結
部のシール構造を示す断面図である。
【図7】従来発明に於ける加熱円筒体の熱膨張時の連結
部のシール構造を示す断面図である。
【図8】従来発明に於ける回転ドラムの加熱円筒体と被
処理物の供給、排出装置との連結部を示す部分断面図で
ある。
【図9】従来のロータリーキルンと被処理物の供給装置
との連結部を示す部分断面図である。
【符号の説明】
A. 供給ホッパー B. 供給装置 C. 加熱円筒部 D. 排出、供給装置 E. 加熱円筒部 F. 排出装置 G. 貯溜タンク H. 加熱炉 J. 熱風発生炉 K. シール部材 1. 加熱円筒体 11.加熱円筒体 12.回転支持軸 13.軸受け部 14.加熱炉ジャケット 15.シール部材 17.筐体 18.固定部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月9日(2000.6.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】何故ならば、上記したような従来の回転加
熱処理装置に於いては、前記加熱円筒体21に接合され
ている供給装置B及び排出装置Dは、加熱円筒体21上
に乗り掛かった状態で支持されると共に、図8に示すよ
うに、供給装置B及び排出装置Dは機枠Pに支持体Tに
より固定されているので、回転する円筒体21が加熱さ
れて膨張しようとすと、軸線方向へはグランドパッキン
25面を滑って容易に伸長することができるが、しか
し、受けローラRにより下部が支持されている円筒体2
1は、図7(b)に示すように、直径1 のものが受け
ローラR部を起点として上方へ膨張して3 となろうと
するが、該円筒体21には供給装置B及び排出装置Dが
固定されているので、円筒体21の周面に設けたパッキ
ンの上方部分に大きな負荷が加わり、その結果、図7
(a)に示すように変形して、上方部分のパッキン25
aは歪んだ状態になる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】即ち、前記加熱円筒体11及びその両端に
連結される供給装置Bおよび排出部装置D等は、変位可
能な固定部材18により機枠Zに変動可能な自由度を持
って支持されているので、加熱円筒体11が加熱されて
膨張する際には、該加熱円筒体11の膨張につれて両端
部の供給装置B及び排出部装置Dもスムーズに追従して
変動することができるので、加熱円筒体には無理な負荷
がかかることはなく、図6(b)に示すように、半径
1 の加熱円筒体11は半径方向へもほぼ均一に膨張して
半径2 となるので、供給装置B及び排出部装置Dと回
転支持軸12、加熱円筒体11との間の摺動面に設けら
れたグランドパッキンからなる各シール部材15は、図
6(a)に示すように、円筒体11の上部でも下部でも
歪んで変形するようなことがなくて、加熱されて膨張す
る前記加熱円筒体11は、その軸線方向および半径方向
へ均一に伸縮することができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10B 53/00 ZAB F23G 5/20 ZABA F23G 5/027 ZAB F27B 7/08 5/20 ZAB 7/14 F27B 7/08 7/32 7/14 7/33 7/32 F27D 7/06 B 7/33 B09B 3/00 ZAB F27D 7/06 303H (72)発明者 赤堀 昭洋 東京都世田谷区若林3−10−1−705 Fターム(参考) 3K061 AA07 AB02 AC01 BA06 FA01 4D004 AA46 AC05 CA24 CA26 CA27 CA42 CB08 CB09 CB26 CB31 CB42 CB43 4H012 HA03 HA04 4K061 AA08 BA12 CA21 FA06 FA11 4K063 AA05 AA18 BA13 CA02 DA22

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理物を移送しつつ加熱処理する外熱
    式の加熱円筒体を両端部が加熱炉外に突出するようにし
    て加熱炉内に横置きに回転可能に設けて加熱ドラムを形
    成し、前記円筒体の一端部には被処理物を供給する装置
    に連結する筺体を、他端には被処理物を排出して次工程
    に供給する装置に連結する筺体をそれぞれシール手段を
    介して設けて回転加熱処理装置を構成して、前記加熱円
    筒体を加熱炉外の両端部に連結された回転支持軸を円筒
    体の中心軸に設けて回転可能に支持すると共に、前記支
    持軸と筺体との間にシール部材を介して摺動可能に密封
    してなる加熱ドラムを備えてなることを特徴とする回転
    加熱処理装置。
  2. 【請求項2】 被処理物を移送しつつ加熱処理する外熱
    式の加熱円筒体を両端部が加熱炉外に突出するようにし
    て加熱炉内に横置きに回転可能に設けて加熱ドラムを形
    成し、前記円筒体の一端部には被処理物を供給する装置
    に連結する筺体を、他端には被処理物を排出して次工程
    に供給する装置に連結する筺体をそれぞれシール手段を
    介して設けて回転加熱処理装置を構成して、前記加熱円
    筒体は加熱炉外の両端部に連結された回転支持軸を円筒
    体の中心軸に設けて回転可能に支持して、前記支持軸と
    筺体との間にシール部材を介して摺動可能に密封すると
    共に、前記円筒体と筺体との間にシール部材を設けて摺
    動可能に密封してなる加熱ドラムを備えてなることを特
    徴とする回転加熱処理装置。
  3. 【請求項3】 被処理物を移送しつつ加熱処理する外熱
    式の加熱円筒体を両端部が加熱炉外に突出するようにし
    て加熱炉内に横置きに回転可能に設けて加熱ドラムを形
    成し、前記円筒体の一端部には被処理物を供給する装置
    に連結する筺体を、他端には被処理物を排出して次工程
    に供給する装置に連結する筺体をそれぞれシール手段を
    介して設けて回転加熱処理装置を構成して、前記加熱円
    筒体は加熱炉外の両端部に連結された回転支持軸を円筒
    体の中心軸に設けて回転可能に支持して、前記支持軸と
    筺体との間にシール部材を介して摺動可能に密封すると
    共に、前記円筒体と筺体との間にシール部材を設けて摺
    動可能に密封して、更に、前記加熱炉と円筒体との間に
    シール部材を設けて摺動可能に密封してなる加熱ドラム
    を備えてなることを特徴とする回転加熱処理装置。
  4. 【請求項4】 前記加熱円筒体は、内部に被処理物を攪
    拌及び移送するための手段を設けてなることを特徴とす
    る請求項1乃至3に記載する回転処理装置。
  5. 【請求項5】 前記攪拌及び移送するための手段は、加
    熱円筒体の内周面に螺旋状の条溝が形成されてなること
    を特徴とする請求項4に記載する回転処理装置。
  6. 【請求項6】 前記攪拌及び移送するための手段は、加
    熱円筒体の内周面に螺旋状に掻き板または攪拌羽根が設
    けられてなることを特徴とする請求項4に記載する回転
    処理装置。
  7. 【請求項7】 前記加熱円筒体に被処理物を供給または
    排出する装置は、可撓性部材を介して前記筺体に連結さ
    れてなることを特徴とする請求項1乃至3に記載する回
    転加熱処理装置。
  8. 【請求項8】 前記筺体および加熱炉は、変位可能な固
    定部材により機枠に変動可能に保持されてなることを特
    徴とする請求項1乃至3に記載する回転処理装置。
  9. 【請求項9】 前記変位可能な固定部材は、長孔構造を
    有する固着手段により形成されて、筺体および加熱炉を
    機枠に変動可能に保持してなることを特徴とする請求項
    8に記載する回転処理装置。
  10. 【請求項10】 前記変位可能な固定手段は、筺体およ
    び加熱炉側の支持体の先端部に弾性部材を設けて衝撃荷
    重を吸収可能に構成されてなることを特徴とする請求項
    8または9に記載する回転処理装置。
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