JP4126397B2 - 回転加熱処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、各種製品の生産過程から出る不要物や一般家庭からの廃棄物、その他の排出物等を、乾燥、炭化、加熱分解、その他の処理を行う加熱処理装置に係わるもので、特に、前記被処理物が投入されて加熱処理される加熱円筒体と、当該加熱円筒体の両端部に位置する被処理物の供給装置および排出装置に連結する筺体及び前記円筒体を加熱する加熱炉等との間を摺動可能に密封するための改良された密封構造を有する回転加熱処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から一般に採用されてきた産業廃棄物や一般廃棄物、その他の各種廃棄物等に関する処理方法としては、可燃性廃棄物については焼却炉による焼却処分をして、不燃性廃棄物については埋め立て処分をする方法が行われてきた。
しかし、近年における製品の大量生産と大量消費から出る大量の産業廃棄物や生活廃棄物等を従来通りの方法で処理するには限界に達しており、また、色々な新しい材料の開発とその新しい材料を用いた製品が大量に使用されるようになると共に、これらの大量の廃棄物を従来のような処理方法で処理することに伴う色々な環境問題が発生しており、更には、最近の世界的な傾向として地球環境の保全が求められるようになってきた。
【0003】
そこで、上記のような大量の廃棄物等を安全に処理する方法、更には、廃棄物を資源として再生して利用する方法等が世界的に求められるようになってきて、その結果、これら大量の各種廃棄物を処理する方法と処理する装置について色々な工夫や研究がなされおり、そのような中で、廃棄物として最も大量に発生している有機性廃棄物については、近年、高温下で加熱処理して炭化、その他の処理をして無公害化する色々な技術開発が行われている。
【0004】
そのような中で、各種の有機性廃棄物を炭化処理する従来の処理方法については、使用される炭化処理装置の構造から見て、特開昭57−96084号に記載するように、処理装置内に投入した被処理物を加熱炉内で直接に加熱して処理する方法と、特開平8−104880号に記載するように、処理装置の加熱円筒体内の投入した被処理物を円筒体の外側から間接的に加熱して処理する方法との二つの方法に大きく分けることができる。
【0005】
そして、前者の直接加熱方法は、処理炉内を高温で最適な還元雰囲気に維持するための色々な条件を満たすように制御することが必要であり、設備や操作条件が複雑となることから、一般的には高温の還元雰囲気の維持が容易である後者の間接加熱方法が多く採用されている。
また、後者の間接加熱方法に関しては、加熱円筒体内で被処理物を間接的に加熱して炭化処理等を行う方法から、特開平9−67580号に記載されるように、加熱円筒体内にスクリューを設けておいて、該スクリューの回転により被処理物を攪拌、移送するスクリューコンベヤー方式と、特開平6−122879号に従来例として記載されるように、加熱円筒体を直接回転させることにより被処理物を攪拌、移送するロータリーキルン方式とが知られている。
【0006】
しかし、上記したような間接加熱装置にあっては、前者のスクリューコンベヤー装置を用いた構造のものは、処理装置を小型化することができると共に回転摺動部を密封するのが容易ではあるが、加熱処理する量を引き上げようとして単に加熱円筒体を大径にしたり、長尺にしようとしたのでは、色々な問題点が発生するので、短い加熱円筒体を複数多段状に重ねて連結することになったり、また、回転駆動機構がやや複雑になったりせざるを得ない。
これに対して、後者のロータリーキルン装置は、大容量の被処理物を処理するのには適しているが、回転体の摺動面を密封するために種々の条件が要求されて、また、広い設置場所を必要として小型化するには限度があることから、いずれの装置も一長一短があって、被処理物や処理目的、設置する場所その他の色々な条件により取捨選択して使用されている。
【0007】
ところで、一般廃棄物や産業廃棄物、その他の各種廃棄物、あるいは、下水処理場その他から出る汚泥、焼却場その他の焼却灰等の各種被処理物を高温で加熱処理等を行う装置として一般に採用されている装置には、図1に示すように、前記各種被処理物を投入する原料供給ホッパーA、熱風発生炉Jを備えた加熱部Hを形成するスクリューコンベヤー装置またはロータリーキルン装置からなる加熱円筒部C,Eと該加熱円筒部に被処理物を供給、排出する装置B,D,Fと被処理物を乾燥、炭化、分解して無害化処理加工した後に収容する貯溜タンクGとから構成された回転加熱処理装置からなるのが一般的である。
【0008】
しかし、上記のような加熱処理装置に於いて安全な処理操作を行うためには、上記した各種の被処理物を加熱処理する際に発生した分解ガスが装置外に漏洩するのを防止すると同時に、装置外の大気が炉内等に侵入するのを厳重に防止しなければならない。
何故ならば、廃棄物からの各種分解ガス等が処理装置の外に漏洩すると、分解ガス中に含まれる有害成分や悪臭成分等により施設内あるいは周辺の環境が汚染されるので、社会的な問題を生ずることになり、また、逆に大気が装置内に侵入すると、炉内の処理雰囲気の条件が変化するので、熱分解や炭化等の加熱処理が安定した状態で行えなくなって、当初の目的を達成することができなくなる。
【0009】
そこで、このような回転加熱処理装置に於いて、各種の被処理物を安定した条件下で加熱処理を行うにためには、熱処理部と外界との間を完全に遮断した安全で耐久性のある高い気密性が要求されるが、図1に示すような従来の加熱処理装置に於いては、加熱円筒部C,Eと加熱部Hや被処理物の供給、排出装置B,D,Fとの間の密封するパッキンKに色々なものが用いられて密封機能の高めることが試みられてきた。
そのような中で、密封用のパッキンKとしては、紐状をした密閉部材を回転円筒体の摺動面に多層状に巻回してシーリングした、所謂グランドパッキンを設けたものが一般的に用いられているが、このようなグランドパッキンは、紐状体を摺動面に多層状に巻回して設けることで、密封する距離を長く確保することができるので気密性を高めることができて、また、シールした密封部材の交換が容易である等の利点を有しているからである。
【0010】
上記のような構造を有する一般的な回転加熱処理装置に於いて、前段の第一加熱処理部は、図2に示したように、加熱円筒部Cを構成する円筒体1の左端部には原料供給ホッパーに可撓性部材dを介して接続する供給装置Bが、また、該円筒体1の右端部には加熱処理された処理物を次の加熱処理部に移送する供給装置Dが、それぞれパッキンを介して密閉した状態で摺動可能に連結されていて、更に、前記供給装置Dは可撓性部材dを介して後段の加熱処理部に接続されている。
そして、前記円筒体1は、熱炉H内に外側から加熱可能なように設けられると共に、炉外で両端部が複数のローラRで回転可能に支持されると共に駆動装置Mによりチェーン等を介して回転されるように構成されている。
【0011】
上記したような構造をした回転加熱処理装置に於ける円筒体1の摺動面のシール構造は、図10に示すように、円筒体21の左端部21aが供給装置Bの下部筺体27の開口部27a内に嵌合されて、前記開口部の縁部に鍔状に突出せしめて形成された環状保持部22と円筒体21との間に紐状のグランドパッキン25を複数回に亘って巻回して設けると共に、該パッキン25が緩まないように押圧する環状または半環状の留め具23を保持部のフランジ部22aにボルト24により固着して、前記嵌合部がシールされており、また、前記円筒体21の右端部が排出装置Dに接続される部分も同じように紐状のグランドパッキン25を巻回して同じようにシールされている。
【0012】
しかし、上記のようなシール構造にした加熱円筒体を設けたロータリーキルン形式の回転加熱処理装置に於いては、加熱処理部の円筒体21は一般的には金属管で構成されていて、その円筒体は製作上からあまり正確な真円には成形されておらず、また、長尺をしているので、該円筒体21が高温に加熱されると、回転する加熱円筒体には軸方向及び直径方向に熱膨張が発生することになるが、前記加熱円筒体の両端部には被処理物の供給、排出装置B,D等が連結されて、機枠Pに保持体Tを介して自由度も少ないように拘束されており、長尺の加熱円筒体21を軸方向及び直径方向に均一な状態で膨張伸縮できるようにすることは非常に困難であるので、加熱円筒体には歪みが発生することになる。
【0013】
従って、上記のような密封構造をした従来の加熱処理装置に於いて、加熱円筒体21に歪みが発生すると、円筒体は半径方向にも均一に膨張することができずに、グランドパッキン25の一部分に大きな力が掛かることになり、その結果、パッキンは偏磨耗を起して、密封性及び耐久性が低下することになる。
そして、加熱円筒体21に歪みが発生してシール部分が偏磨耗を起したことを知らずに加熱処理装置の運転し続けると、加熱円筒体21の回転摺動面を完全な気密状態に密封しておくことが困難となるので、そのまま加熱円筒体21内で被処理物を加熱処理を続けていると、加熱円筒体内に大気が侵入して不完全な処理状態になり、場合によってはガス爆発を起す危険性がある。
【0014】
そこで、このような加熱炉内の処理雰囲気が変化したり、ガス爆発が発生するのを防ぐためには、気体が加熱装置の内外に漏洩するのを防止することが必要となり、そのための色々な密封手段や密封装置についての発明工夫がなされている。
廃棄物等の加熱処理装置に限らずに、一般的なロータリーキルン等の加熱円筒体を用いた加熱処理装置に於いて、加熱円筒体の回転摺動面を効率良く密封できるようにした色々な密封手段を用いることにより密封効果を高めた各種提案がなされている。
【0015】
その一例として、特開平6−281348号や特公平3−13508号公報等には、ロータリーキルンに於ける回転体とフード部との摺動面を密封するのに、シール部材を多段階状に設けて密封面の距離を長くしてシール効果を高めるようにしたものが提案されている。
上記の発明は、図8に示すように、ロータリーキルン本体31に溶着された回転部の受け座34と固定側のガイド部材36との間に設けられたシール部材35と、その外側に前記受け座の上を軸方向及び回転方向に摺動するように設けられたシール部材32を保持するシール保持部材33と、該シール保持部材の外周溝とラビリンスを形成するように固定側のカバーリング39に設けられたチップリング保持部材39aとにより二重構造に密封するように構成した密封装置が記載されている。
【0016】
そして、上記密封装置に於いて、外側に設けた前記シール部材32を保持するシール保持部材33は、図9に示すように、シール部材32をキルン本体31に押さえ付ける押圧部材41とその外周面に設けたバンド体42とからなり、該バンドの両端部には調整ボルト43を有するブラケット42aを設けられると共に両調整ボルト43間にコイルバネ40が連結されていて、該調整ボルト43によりシール部材32を適正な締め付け圧に調整可能になっている。
しかし、上記発明のように多層構造で密封するようにした密封装置は、密封面(リークパス)を充分にとることができて、密封効果を確保することはできるが、永久に維持することは困難であることから定期的にシール部材を交換する保守作業が必要となるが、密封構造が複雑になっているので、その交換作業に時間が掛かることから充分に満足できるものではない。
【0017】
上記した従来の発明は、回転する加熱円筒体が加熱により膨張変形する際に、円筒体が軸線方向へは円滑に伸縮できるように考慮されているが、円筒体の半径方向への膨張変形についての考慮が不充分であるから、シール部分の密封効果が充分であるとは言えない。
従って、真円度があまり良くない加熱円筒体のシール部分に対する圧力が一定になるようにして、シール部材が均一に磨耗するようにして密封効果を高めるようにすると共に、磨耗したシール部材は容易に交換することができるような密封手段が必要とされる。
また、大量の被処理物を効率よく加熱処理することができて、被処理物からは公害となるような気体を発生させることがなくて、また、加熱処理する装置はできるだけ小型化できて、炭化処理その他のの分解処理を簡単に行うことが可能な加熱処理装置の開発が望まれる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
本願の発明は、加熱炉内に回転可能に設けた加熱円筒体に種々の廃棄物やその他の物質からなる被処理物を供給して、前記円筒体を回転させつつ、該円筒体を外側から加熱することにより加熱処理を行うロータリーキルン形式の加熱処理装置に於いて、前記加熱円筒体内で被処理物が加熱処理されて発生する分解ガス等が加熱円筒体の外側に漏洩して環境を害するのを防止すると共に、処理装置の外側の大気が炉内等に侵入して加熱処理雰囲気を損なったり、爆発事故が発生するのを防止するために、前記回転する加熱円筒体内と外界との間を完全に遮断する密封手段を設けると共に、該密封手段は容易に交換することができるような構造にして、周辺の環境を汚染せずに熱分解や炭化等の処理を安全に行なうことができるようにした回転加熱処理装置を提供するものである。
【0019】
【課題を解決する手段】
被処理物を移送しつつ加熱処理する外熱式の加熱円筒体を両端部が炉外に突出するようにして加熱炉内に横置きにして回転可能に支持すると共に、加熱炉外に突出した前記加熱円筒体の両側端部を複数の受けローラにより回転自在に支持して加熱処理部を形成して、前記加熱円筒体の一端部には被処理物を供給する装置に連結する筺体を嵌合せしめて、また、他端部には被処理物を排出する装置に連結する筺体を嵌合せしめて設けることにより回転加熱処理装置を構成して、前記加熱円筒体とその両端部に嵌合して連結した筺体との間にグランドパッキンからなるシール部材を設けて摺動可能に密封して、更に、前記シール部材の外側にはシート状のパッキンを線状弾性体を介して前記加熱円筒体面に押圧するように囲繞した補助シール部材を設けると共に、該補助シール部材を前記筺体に固定して前記加熱円筒体を回転摺動可能に密封して回転加熱処理装置を形成する。
【0020】
【発明の実施の形態】
本願の発明は、両端部に被処理物を供給する装置Bと被処理物を排出して次の工程に供給する装置Dとを連接してなる加熱円筒体1を加熱炉H内に回転可能に設けて加熱円筒部Cを構成して、前記加熱円筒体1を両端部炉外に設けた受けローラRにより支持すると共に、駆動装置Mによりチェーン等を介して回転可能に形成して、前記円筒体1と供給装置B及び排出装置Dとの連接部、更に、円筒体1と加熱炉Hとの連接部にそれぞれパッキンKを介して摺動可能に連接せしめて、図1に示すような構成をした加熱処理装置に於いて、更に、前記供給装置Bには原料ホッパーを、排出装置Dには次工程の加熱円筒体を、それぞれ可撓性部材dを介して接続すると共に、前記供給装置B及び排出装置DをローラS等を介して変動可能に機枠Pに保持して、図2に示すような構造にした回転加熱処理装置を構成する。
【0021】
上記のように構成された回転加熱処理装置に於いて、本願発明は、前記円筒体1の端部1aを供給装置7の下部の筺体開口部7a内に嵌合せしめて、図3に示すように、該端部1aの全周面に紐状のグランドパッキン5等からなるシール部材を巻回して円筒体1と筺体7との間を密封状態で摺動可能に形成して、更に、前記シール部材の外側にシート状のパッキン材6を蔓巻きバネからなる弾性体9により押圧して加熱円筒体1を囲繞するようにして設けた補助シール部を形成する。
【0022】
そして、上記のように構成して加熱炉部Hに回転可能に密封された加熱円筒体1を有する回転加熱ドラム(ロータリーキルン)からなる加熱処理装置に於いて、各種廃棄物、汚泥、焼却灰、飛灰、汚染土壌、建築廃材、各種シュレッダーダスト、油塗れの金属スクラップ、その他をホッパーAに投入して、該被処理物を供給装置Bを通して加熱円筒部Cの加熱円筒体1体内に供給して、該円筒体を回転させて内部の廃棄物を攪拌、移送しつつ、熱風発生炉Jからの熱風により外側から加熱して乾燥、炭化等の処理を行う。
前記加熱円筒体1内で一次処理された被処理物は排出、供給装置Dを経て、可撓性部材dを介して接続された次の加熱円筒部Eの加熱円筒体1体内に供給して、該加熱円筒体を外側から加熱することにより二次の加熱処理を行って、完全に炭化された被処理物は排出装置Fで冷却されて貯溜タンクGへ排出される。
【0023】
【実施例】
本願発明の加熱処理装置について、最適な実施例に基づいて、図面を参照しつつ以下に説明する。本願の発明は、図1、2に示すように、両端部に原料投入ホッパーに可撓性部材dを介して接続した原料を供給する装置B及び被処理物を排出すると共に次工程に供給する装置Dとを連接してなる加熱円筒体1を加熱炉H内に回転可能に設けて加熱円筒部Cを形成して、前記円筒体1を回転させつつ外側から加熱するように形成した回転加熱ドラムを、図2に示すように、受けローラRで回転可能に支持して、前記円筒体1と供給装置B及び排出装置Dの筺体との連接部分と、更に、円筒体1と加熱炉Hのジャケット部との連接部分とに、それぞれパッキンKを介して摺動可能に連接せしめて回転加熱処理装置を構成する。
【0024】
実施例1.
上記のように構成した本願発明の回転加熱処理装置に於ける加熱円筒体1と被処理物の供給部Bおよび排出部Dの筺体との摺動可能な密封連結部を、図3に示すように、内部に螺旋状にねじ山あるいは掻き板や羽根等の移送手段1bを設けた加熱円筒体1の端部1aを供給部Bの下部筺体7に開口した嵌合部7a内に嵌合して連結して、該加熱円筒体1の端部近傍の周面に紐状をしたグランドパッキン5を複数回密に巻回すると共に、該パッキン5を前記嵌合部7aの開口周縁部に突出して形成した鍔状連結部2と前記円筒体との間で摺動可能に設けてシール部を形成することにより、前記パッキン5が緩んだり、または、抜けたりしないように内側方向に押圧する環状の留め具3を前記連結部2のフランジ部2aにボルト及びナット4により固定した構造に形成する。
【0025】
そして、本願発明は、上記のような密封構造に形成したパッキン5からなる内側のシール部の外側部分に、図3に示すように、更にシート状のパッキン材6の内側に弾性体9を包んでなるシール部材を前記加熱円筒体の摺動外周面部分を囲繞するようにして設けると共に、該シール部材を前記環状の留め具3の外面に調節部材10を介してボルト及びナットからなる固着手段14により固定した外側の補助シール部を形成して二重密封構造としたことにより、前記加熱円筒体1が膨張変形したり、前記グランドパッキン5が偏磨耗したとしても、加熱円筒体内の分解ガスや悪臭が装置外に漏洩して環境を害したり、また、逆に外気が装置内に侵入して熱処理雰囲気が変化したりするのを防止して、完全な密封性を維持するように構成されており、加熱円筒体1の他端部についても同様なシール部が形成される。
【0026】
前記弾性体9は、図4に示すように、直線状をした蔓巻きバネ9aの両端部にボルト保持片9bを設けて、該両保持片にターンバックル等の接続部材11の両端に左右に逆ネジを切ったボルト11aの一端部をそれぞれ螺合結合して弾性環状体12に形成すると共に、前記接続部材11を捻じることにより該弾性環状体12の径を伸縮せしめて締め付け圧を調整できるように構成されている。上記のような構造にした弾性体9をシート状のパッキン材6によりU字状に包んで加熱円筒体の外周面に囲繞可能なシール部材に形成して、図3に示すように、内側の主シール部材の外側寄りの加熱円筒体1の外周面に前記弾性シール部材を環状にして装着すると共に、図5に示すように、該シール部材をグランドパッキン5等を押圧して固定した環状の留め具3のフランジ部3aに調整部材10を介してボルト14により固定して外側位置の補助シール部を形成する。
【0027】
上記の調整部材10は、図5に於いては一個の環状体に形成されているが、これは組み立て工程や保守作業等のことを考え合わせて、二分割や三分割等にされた適正な構造にされていることは言うまでもない。
そして、上記した調整部材10およびシート状のパッキン材6に設けたボルト取り付け孔10bは、図4または図5に示すように、ボルト14の径よりもやや大きく形成した遊びを有するように形成されていて、また、前記シート状のパッキン材6の両端部6a,6bは、少しばかりの余裕を持たせて重ね合わせた状態に形成されている。
このような構成にしたことにより、前記加熱円筒体1が加熱されて熱膨張する際に、円筒体の膨張につれてパッキン材6が伸長するのことが可能で、加熱円筒体1に無理な力が掛かるようなこともないので、円筒体は歪まずに半径方向へも均一に膨張することができる。
【0028】
実施例2.
実施例1のように、回転する加熱円筒体1と被処理物の供給部Bおよび排出部Dの各筺体との摺動接合面を、グランドパッキン5からなるシール部材で密封して内側に位置する第一のシール部を形成すると共に、そのやや外側部分に更に、シート状のパッキン材6の内側部分に弾性体9を包んでなるシール部材で囲繞して密封する外側に位置する第の二シール部を形成して密封して、図3に示すような二重密封構造に形成した回転加熱処理装置に於いて、前記加熱炉H内に加熱円筒体1を回転可能に設けた加熱円筒部Cにおける加熱炉Hのジャケット部16と円筒体1との摺動密封面を、図6に示すように、前記円筒体1の外周面に紐状をしたグランドパッキン5を複数回密に巻回すると共に、該パッキン5を前記ジャケット部16の開口周縁部に突出して形成した鍔部17と加熱円筒体1との間で摺動可能に設けて内側部分のシール部を形成して、前記パッキン5を内方側に押圧するように環状の留め具18を前記鍔部17のフランジ部17aにボルト4により固定した供給側と同様な構造にする。
【0029】
更に、前記シール部の外側部分に、加熱円筒体1と被処理物の供給部Bの筺体との摺動接合面と同様に、シート状のパッキン材6の内側に弾性体9を包んでなるシール部材を前記加熱円筒体の外周面を囲繞して設けると共に、該シール部材を前記環状の留め具3の外面に調節部材10を介してボルト14により固定した外側の補助シール部を形成する。
このように加熱炉Hの密封部分を内側部分と外側部分との二つのシール部からなる二重密封構造にしたことにより前記加熱円筒体1が膨張変形したり、グランドパッキン5が偏磨耗したりしても、熱風発生炉内で燃焼して発生した各種燃焼ガスや悪臭が装置外に漏洩して環境を害したり、また、逆に加熱炉内に侵入して加熱雰囲気が変化したりするのを防止した完全な密封性を維持できるように構成した回転加熱処理装置が形成される。
【0030】
実施例3.
可撓性部材dを介して接続してなる被処理物を供給、排出する装置の筺体7に開口した嵌合部7a内に、紐状をしたグランドパッキン5を巻回した加熱円筒体1の端部を嵌合して摺動可能に密封連結すると共に、該グランドパッキン5からなる内側の第一のシール部のやや外側部分に、更にシート状のパッキン材6の内側面に弾性体9を包み込んで形成してなる第二のシール部材からなる外側の補助シール部材により前記加熱円筒体を囲繞するようにして摺動可能に密封構成とした前記実施例1及び実施例2に記載した回転加熱処理装置に於いて、加熱円筒体1の両端部に設けた前記被処理物を供給、排出する装置の筺体7を、図に示すように、該筺体7の連結開口部に連接した支持部材11の先端部に一個または複数の支持ローラ6Aを設けると共に、該支持ローラ6Aを介して加熱炉の外部に設けられた複数の受けローラRにより回転可能に支持されてなる前記加熱円筒体1上に動的係合となして変動自在に支持することにより回転加熱処理装置を構成する。
【0031】
前記支持ローラ6Aは、固定板19a、パッキン19b、調整板19d、ボルト19c等からなる固着具19により、前記支持部材10に回転可能に固着されているが、円筒体1の他端部側についても、同じように支持ローラ6Aが設けられている。
このように被処理物を供給、排出する装置の筺体を支持ローラ6Aを介して加熱円筒体1上に動的係合となしたことにより、供給、排出する装置の各筺体が加熱円筒体1の膨張に追従して、より一層滑らかに変動可能になるので、加熱円筒体1が熱膨張する際に、半径方向へも軸方向と同様にスムーズに滑るようにして均一に伸長するので、加熱円筒体に歪みが発生して、シール部が偏磨耗するのを緩和させることができて、シール部の寿命を延ばすことができる。
【0032】
以上、説明したように、本願発明は、回転する加熱円筒体1と固定された供給装置Cの筺体7や加熱炉Hのジャケット16等との摺動接合面に紐状のグランドパッキン5を巻回して設けてなる内側の第一シール部材のやや外側に、更に、直線状をした蔓巻きバネ9aからなる弾性体9をシート状のパッキン材6によりU字状に包んでなる外側の第二シール部材を環状に形成すると共に、前記加熱円筒体1の摺動外周面を囲繞するようにして設けた補助シール部を形成したものである。
従って、本願発明に於ける摺動部の密封構造は、内側のグランドパッキン5からなる第一のシール部とバネ状弾性体9を包み込んだシート状のパッキン材6からなる外側の補助シール部とからなる二重密封構造としたので、第一シール部のグランドパッキン5が変形して密封性が低下しても、補助シール部のパッキン6により密封されているので、加熱円筒体1の内部が直ちに外界に連通した状態になるようなことはない。
【0033】
また、上記の補助シール部を形成するシート状のパッキン材6によりU字状に包まれた蔓巻きバネ9aが、図4(b)に示すような環状に曲げられた状態で、加熱円筒体1の外周面に囲繞されると、前記バネ9aは内側が密の状態になり、反対に外側がやや疎の状態になって、円筒体面への密着性が良好になる。
従って、上記のシート状のパッキン材6は、加熱円筒体1に接する内側面が均一に密着するように弾性的に押圧された状態のままで、環状の留め具3のフランジ部3aに外側からボルト14により固定されているので、本願の発明は、図9に示すような従来の補助シール手段に比べて、加熱円筒体1外周の摺動面の密封性をより高めることができて、また、シール部材の交換を極めて容易に行うことができる。
【0034】
【発明の効果】
本願発明は、可動側の回転する加熱円筒体と固定側の被処理物の供給、排出装置等との摺動連結部をグランドパッキン等のシール部材で密封した内側の主シール部のやや外側に、蔓巻きバネからなる弾性体によりパッキン材を押圧した外側の補助シール部材を設けた二重密封構造にしたことにより、摺動密封面の距離を長くすることができると共に、弾性体により圧着したことにより長期間安定した密封効果を維持することができて、また、主シール部の保守作業とは無関係に前記補助シール部の交換を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の先行例である外熱式の回転ドラムを用いた加熱処理装置の一般的な工程を示す図である。
【図2】外熱式の回転ドラムからなる本願発明の加熱処理装置の一部を示す概略図である。
【図3】本願発明に於ける回転ドラムの加熱円筒体と被処理物の供給、排出装置との摺動連結部を示す部分断面図である。
【図4】図3に示した摺動連結部の補助シール部に用いた弾性体からなるシール部材(b)と連結部(a)を示す図である。
【図5】図3に示す加熱円筒体の摺動連結部分のX−X断面を示す図である。
【図6】本願発明に於ける回転ドラムの加熱円筒体と加熱炉との摺動連結部を示す部分断面図である。
【図7】本願発明に於いて、被処理物の供給、排出装置を加熱円筒体に対して動的係合により支持した状態を示す部分断面図である。
【図8】本願の先行発明に於ける回転ドラムの加熱円筒体と被処理物の供給、排出装置との摺動連結部を示す部分断面図である。
【図9】図8に示す摺動連結部の補助シールに於ける密封構造を示す断面図である。
【図10】従来の加熱円筒体と被処理物の供給、排出装置との摺動連結部を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1. 加熱円筒体
1a.円筒体端部
1b.移送手段
2. 鍔状連結部
3. 留め具
3a.フランジ部
4. ボルト、ナット
5. グランドパッキン
6. パッキン材
7. 筺体
9. 弾性体
9a.蔓巻きばね
10.調整部材
11.接続部材
12.弾性環状体
B. 供給装置
C. 加熱円筒部
D. 排出装置
H. 加熱炉
M. 駆動装置
R. 受けローラ
P. 機枠

Claims (10)

  1. 被処理物を移送しつつ加熱処理する外熱式の加熱円筒体を両端部が炉外に突出するようにして加熱炉内に横置きにして設けて、加熱炉外に突出した円筒体の両側端部を複数の受けローラにより回転自在に支持して加熱処理部を形成すると共に、前記加熱円筒体の一端部には被処理物を供給する装置に連結する筺体を嵌合せしめて、また、他端には被処理物を排出する装置に連結する筺体を嵌合せしめて回転加熱処理装置を構成して、前記加熱円筒体とその両端部に嵌合した各筺体との連結部にそれぞれシール部材を摺動可能に設けて密封する主シール部をそれぞれ形成して、更に、前記主シール部の外側位置にシート状のパッキン材を介した弾性体により前記加熱円筒体の外周面に弾性的に押圧せしめて囲繞して摺動可能に密封する補助シール部材をそれぞれ設けて密封してなる密封構造を有することを特徴とする回転加熱処理装置。
  2. 被処理物を移送しつつ加熱処理する外熱式の加熱円筒体を両端部が炉外に突出するようにして加熱炉内に横置きにして設けて、加熱炉外に突出した円筒体の両側端部を複数の受けローラにより回転自在に支持して加熱処理部を形成すると共に、前記加熱円筒体の一端部には被処理物を供給する装置に連結する筺体を嵌合せしめて、また、他端には被処理物を排出する装置に連結する筺体を嵌合せしめて回転加熱処理装置を構成して、前記加熱円筒体とその両端部に嵌合した各筺体との連結部および前記加熱円筒体と加熱炉のジャケット部との各嵌合部にそれぞれシール部材を摺動可能に設けて密封する主シール部をそれぞれ形成して、更に、前記主シール部材の外側位置にシート状のパッキン材を介した弾性体により前記加熱円筒体の外周面に弾性的に押圧せしめて囲繞して摺動可能に密封する補助シール部材をそれぞれ設けて密封してなる密封構造を有することを特徴とする回転加熱処理装置。
  3. 前記筺体は、前記加熱円筒体上に設けた動的係合部材を介して変位可能に支持されてなることを特徴とする請求項1または2に記載する回転加熱処理装置。
  4. 前記筺体は、前記加熱円筒体に対して垂直方向に変動可能に機枠に保持されてなることを特徴とする請求項1または2に記載する回転加熱処理装置。
  5. 前記筺体は、加熱円筒体に被処理物を供給または排出する装置に可撓性部材を介して連結されてなることを特徴とする請求項1または2に記載する回転加熱処理装置。
  6. 前記補助シール部材は、シート状のパッキン材で蔓巻きバネからなる線状弾性体の全体を包み込んで環状に構成されてなることを特徴とする請求項1または2に記載する回転加熱処理装置。
  7. 前記該補助シール部材は、前記加熱円筒体を筺体またはジャケット部に嵌合して密封連結した主シール部材の留め具に着脱自在に固定されてなることを特徴とする請求項1または2に記載する回転加熱処理装置。
  8. 前記線状弾性体は、少なくとも一条の蔓巻きバネから構成されてなることを特徴とする請求項1または2に記載する回転加熱処理装置。
  9. 前記線状弾性体は、少なくとも一条の蔓巻きバネから構成される両端部にターンバックルが接続されて、環状体に形成可能に構成されてなることを特徴とする請求項1または2に記載する回転加熱処理装置。
  10. 前記主シール部材は、紐状または編組状をした長尺のグランドパッキン材が多層状に巻回されて構成されてなることを特徴とする請求項1または2に記載する回転加熱処理装置。
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