JP2001323061A - 低誘電率ポリイミド組成物 - Google Patents

低誘電率ポリイミド組成物

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JP2001323061A
JP2001323061A JP2000140446A JP2000140446A JP2001323061A JP 2001323061 A JP2001323061 A JP 2001323061A JP 2000140446 A JP2000140446 A JP 2000140446A JP 2000140446 A JP2000140446 A JP 2000140446A JP 2001323061 A JP2001323061 A JP 2001323061A
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carbon atoms
dianhydride
bis
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JP2000140446A
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English (en)
Inventor
Takenori Fujiwara
健典 藤原
Yoichi Mori
与一 森
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】耐熱性低比誘電率樹脂を提供する。 【解決手段】一般式(2)で表される繰り返し単位を含
有して成り、重量平均分子量が1000〜100000
0であることを特徴とするポリイミド組成物。 【化1】 (一般式(2)において、m、n、p、qは1〜4の整
数を示す。R1およびR2はH、F、CF3、炭素数1〜
20のアルキル基もしくは炭素数6〜20のアリール基
を示し、R3およびR4はH、F、CF3、炭素数1〜2
0のアルキル基、炭素数5〜20の環状アルキル基、炭
素数6〜20のアリール基、もしくはR3とR4が連結し
た炭素数5〜20の環状アルキル基のいずれかを示す。
Arは単環式もしくは縮合多環式の芳香族基、これらの
芳香環が直接もしくは連結基により相互に連結された非
縮合多環式芳香族基から選ばれる炭素数6〜50の4価
の芳香族基を示す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低誘電率ポリイミ
ド等に関する。
【0002】
【従来の技術】大規模集積回路(LSI)は、微細加工
技術の進歩を反映して、高集積化、多機能化、高性能化
の一途をたどっている。その結果、回路抵抗や配線間の
コンデンサー容量(以下、それぞれ「寄生抵抗」、「寄
生容量」という)が増大して、消費電力が増大するだけ
でなく、遅延時間も増大して、デバイスの信号スピード
が低下する大きな要因となっている。そのため、寄生抵
抗や寄生容量を下げることが求められており、その解決
策の一つとして、配線の周辺を低誘電率の層間絶縁膜で
被うことにより、寄生容量を下げて、デバイスの高速化
に対応しようとしている。具体的には、従来の層間絶縁
膜に用いられている酸化ケイ素膜を、より誘電率の小さ
い有機膜に替える試みがなされている。しかし、層間絶
縁膜には、低誘電性とともに、実装基板製造時の薄膜形
成工程や、チップ接続、ピン付け等の後工程に耐えられ
る優れた耐熱性を有することが必要である。代表的な低
誘電性有機材料としてポリテトラフルオロエチレン等の
フッ素樹脂が知られているが、この樹脂の場合耐熱性が
不十分である。また、耐熱性の有機材料が知られている
が、従来のポリイミドの比誘電率は3.0〜3.5程度
であり、低誘電性の面で満足できない。また、従来のポ
リイミドは誘電率の異方性が大きく、配線間方向と配線
層間方向で比誘電率が異なるという問題がある。フッ素
を含むポリイミドは誘電率が低くなるが、フッ素導入量
が多くなると接着性等が低下するという問題がある。フ
ルオレン基を有するジアミンを構造単位の1つとして有
するポリイミド樹脂(特開平10−298285号公
報)が開示されている。これは、耐熱性と低誘電率を兼
ね備えたものであるが、これらの必要特性を十分に満足
できるものではない。すなわち、十分な高耐熱性と低誘
電性と誘電率の等方性を同時に兼ね備えた絶縁材料は、
未だ見出されていないのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
を解決せしめ、耐熱性と低誘電性と誘電率の等方性を同
時に兼ね備えた絶縁材料として有用なポリイミド、並び
にポリイミドを生成しうる芳香族ジアミンおよびポリア
ミド酸を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式(1)
で表される繰り返し単位を含有して成り、重量平均分子
量が1000〜1000000であることを特徴とする
ポリアミド酸であり、一般式(2)で表される繰り返し
単位を含有して成り、重量平均分子量が1000〜10
00000であることを特徴とするポリイミドである。
【0005】
【化3】
【0006】(一般式(1)において、m、n、p、q
は1〜4から選ばれる整数を示す。R 1、R2はH、F、
CF3、炭素数1〜20のアルキル基もしくは炭素数6
〜20のアリール基を示し、R3およびR4はH、F、C
3、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数5〜20の
環状アルキル基、炭素数6〜20のアリール基、もしく
はR3とR4が連結した炭素数5〜20の環状基のいずれ
かを示す。R5、R6はH、炭素数1〜20のアルキル基
もしくは炭素数6〜20のアリール基を示す。Arは単
環式もしくは縮合多環式の芳香族基、これらの芳香環が
直接もしくは連結基により相互に連結された非縮合多環
式芳香族基から選ばれる炭素数6〜50の4価の芳香族
基を示す。)
【0007】
【化4】
【0008】(一般式(2)において、m、n、p、q
は1〜4から選ばれる整数を示す。R 1およびR2はH、
F、CF3、炭素数1〜20のアルキル基もしくは炭素
数6〜20のアリール基を示し、R3およびR4はH、
F、CF3、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数5〜
20の環状アルキル基、炭素数6〜20のアリール基、
もしくはR3とR4が連結した炭素数5〜20の環状基の
いずれかを示す。Arは単環式もしくは縮合多環式の芳
香族基、これらの芳香環が直接もしくは連結基により相
互に連結された非縮合多環式芳香族基から選ばれる炭素
数6〜50の4価の芳香族基を示す。)
【0009】
【発明の実施の形態】本発明について、詳細に説明す
る。発明者らは、本発明のポリイミドが、良好な耐熱性
と低誘電率、誘電率の等方性に優れていることを見出
し、完成するに至った。
【0010】本発明におけるポリイミドのモノマーとし
て用いられる芳香族ジアミン化合物としては、一般式
(3)で表された芳香族ジアミン化合物が好ましい。
【0011】
【化5】
【0012】一般式(3)において、m、n、p、qは
1〜4から選ばれる整数を示す。R 1およびR2はH、
F、CF3、炭素数1〜20のアルキル基もしくは炭素
数6〜20のアリール基を示し、好ましくは、H、F、
CF3、メチル、t−ブチル、シクロペンチル、シクロ
ヘキシル、フェニルがよい。R3およびR4はH、F、C
3、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数5〜20の
環状アルキル基、炭素数6〜20のアリール基、もしく
はR3とR4が連結した炭素数5〜20の環状基のいずれ
かを示し、好ましくは、H、F、CF3、メチル、t−
ブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、
シクロペンチリデン、シクロヘキシリデン、フルオレニ
リデンがよい。
【0013】本発明のポリイミドのモノマーである芳香
族ジアミン化合物は、側鎖に分極率の小さいt−ブチル
基を有しているため、ポリイミドの誘電率の低下させる
のに好適である。また、t−ブチル基は嵩高いのでポリ
マー鎖間の分子のパッキングを抑えるため、ポリイミド
の誘電率の異方性を抑えるのに好適である。また、主鎖
にエーテルを介してアミノ基を有するベンゼン環を有す
ることで、ジアミン構造単位の分子量が上がり、誘電率
を増大させる極性基であるイミド基密度が低くなるため
に、本発明で用いる芳香族ジアミン化合物を用いたポリ
イミドの誘電率は一般的なポリイミドに比べ低い値とな
る。本発明で用いる芳香族ジアミンは、誘電率を低く抑
えるためにジアミン構造単位に2個以上t−ブチル基を
有することが望ましい。
【0014】本発明で用いる芳香族ジアミン化合物の具
体例としては、4,4’−(1−フェニルエチニリデ
ン)ビス[1−(4−アミノフェノキシ)−2−t−ブ
チルベンゼン]、4,4’−(1−フェニルエチニリデ
ン)ビス[1−(4−アミノ−2−t−ブチルフェノキ
シ)−2−t−ブチルベンゼン]、、4,4’−シクロ
ヘキシリデンビス[1−(4−アミノフェノキシ)−2
−t−ブチルベンゼン]、4,4’−シクロヘキシリデ
ンビス[1−(4−アミノ−2−トリフルオロメチルフ
ェノキシ)−2−t−ブチルベンゼン]、4,4’−シ
クロヘキシリデンビス[1−(4−アミノ−2−t−ブ
チルフェノキシ)−2−t−ブチルベンゼン]、4,
4’−シクロヘキシリデンビス[1−(4−アミノ−2
−メチルフェノキシ)−2−t−ブチルベンゼン]、
4,4’−シクロヘキシリデンビス[1−(4−アミノ
−2−フルオロフェノキシ)−2−t−ブチルベンゼ
ン]、4,4’−シクロペンチリデンビス[1−(4−ア
ミノフェノキシ)−2−t−ブチルベンゼン]、4,
4’−シクロペンチリデンビス[1−(4−アミノ−2
−トリフルオロメチルフェノキシ)−2−t−ブチルベ
ンゼン]、4,4’−シクロヘキシリデンビス[1−(3
−アミノ−2−メチルフェノキシ)−2−t−ブチルベ
ンゼン]、4,4’−シクロヘキシリデンビス[1−(3
−アミノ−2−フルオロフェノキシ)−2−t−ブチル
ベンゼン]、4,4’−(1−フェニルエチニリデン)
ビス[1−(3−アミノフェノキシ)−2−t−ブチル
ベンゼン]、4,4’−シクロペンチリデンビス[1−
(3−アミノ−2−トリフルオロメチルフェノキシ)−
2−t−ブチルベンゼン]、4,4’−(9H−フルオ
レニリデン)ビス[1−(4−アミノフェノキシ)−2
−t−ブチルベンゼン]、4,4’−(9H−フルオレ
ニリデン)ビス[1−(3−アミノフェノキシ)−2−
t−ブチルベンゼン]、4,4’−(9H−フルオレニ
リデン)ビス[1−(4−アミノ−2−トリフルオロメ
チルフェノキシ)−2−t−ブチルベンゼン]、4,
4’−(9H−フルオレニリデン)ビス[1−(4−ア
ミノ−2−フルオロフェノキシ)−2−t−ブチルベン
ゼン]、4,4’−(9H−フルオレニリデン)ビス[1
−(4−アミノ−2−メチルフェノキシ)−2−t−ブ
チルベンゼン]、4,4’−(9H−フルオレニリデ
ン)ビス[1−(4−アミノ−2−t−ブチルフェノキ
シ)−2−t−ブチルベンゼン]、等を挙げることがで
きるがこれに限定されない。
【0015】芳香族ジアミン化合物は、例えば、一般式
(4)で表されるフェノール化合物と一般式(5)で表
されるニトロハロベンゼン化合物とを反応(一般式
(6))させた後、得られるジニトロ化合物を還元する
ことにより得ることができる。
【0016】
【化6】
【0017】一般式(4)において、p、qは、1〜4
から選ばれる整数を示し、R3およびR4はH、F、CF
3、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数5〜20の環
状アルキル基、炭素数6〜20のアリール基、もしくは
3とR4が連結した炭素数5〜20の環状アルキル基の
いずれかを示す。
【0018】
【化7】
【0019】一般式(5)において、nは1〜4から選
ばれる整数、R2はH、F、CF3、炭素数1〜20のア
ルキル基もしくは炭素数6〜20のアリール基を示し、
単独、またはいずれかの混合でも良い。XはF、Cl、
Brのハロゲン化合物を示す。
【0020】
【化8】
【0021】一般式(6)において、m、nは1〜4か
ら選ばれる整数、R2はH、F、CF3、炭素数1〜20
のアルキル基もしくは炭素数6〜20のアリール基を示
し、単独、またはいずれかの混合でも良い。R3および
4はH、F、CF3、炭素数1〜20のアルキル基、炭
素数5〜20の環状アルキル基、炭素数6〜20のアリ
ール基、もしくはR3とR4が連結した炭素数5〜20の
環状アルキル基のいずれかを示す。
【0022】一般式(4)で表されるフェノール化合物
と一般式(5)で表されるニトロハロベンゼン化合物と
の反応は、該ニトロハロベンゼン化合物を、該フェノー
ル化合物(単独もしくは2種類以上を混合して使用する
ことができる。)に対して2倍モル以上を有機溶媒中、
炭酸カリウム等の触媒存在下で、温度20〜250℃、
好ましくは、30℃〜180℃で0.5〜24時間反応
させることにより実施される。有機溶媒の好ましい具体
例としては、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン
類、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロ
ゲン化炭化水素類、1,2−ジメトキシエタン、ジエチ
レングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルエチルメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン、1,3−ジオキサ
ン、1,4−ジオキサン等のエーテル類、N,N−ジメ
チルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジ
メチルスルホキシド、N−メチル−2−ピロリドン、ス
ルホラン等の非プロトン性極性溶媒等を挙げることがで
きる。
【0023】これらの有機溶媒は、単独でまたは2種以
上を混合して使用することができる。反応溶液を貧溶媒
中に添加して、生成化合物を凝固させる。その後、ろ過
あるいは有機溶媒を留去することにより、所定の芳香族
ジニトロ化合物を得ることができる。得られた芳香族ジ
ニトロ化合物は、そのまま、あるいは再結晶によりさら
に精製を行った後、還元反応に用いる。芳香族ジニトロ
化合物の還元方法としては、特に限定されるものではな
く、例えば、ニトロ基をアミノ基に還元する公知の方法
を用いることができる。芳香族ジニトロ化合物の還元反
応は、例えば、ニツケル、パラジウム、白金等の金属触
媒や、これら金属を適宜の担体に担持させた担持触媒、
あるいはニッケル、銅等のラネー触媒等の水素化触媒の
存在下で、反応に不活性な反応溶媒中、温度20〜20
0℃、圧力を常圧〜50kgf/cm2で、水素を用い
る還元方法や金属(Sn(またはSnCl2)、Fe、
Zn)と塩酸(塩酸で分子の他の部分に加水分解が起こ
るときには酢酸(酢酸を用いる場合の化合物の例:ニト
ロアセトアニリド))を用い、金属の沈降を防ぐため激
しい撹拌下に20〜150℃で還元する方法等がある。
これらの方法を用い、芳香族ジニトロ化合物から芳香族
ジアミノ化合物への還元が実施される。得られた芳香族
ジアミン化合物は、そのまま、あるいは再結晶等によっ
て精製して、本発明におけるポリアミド酸の製造に用い
る。
【0024】本発明のポリアミド酸は、前記一般式
(1)で表される繰り返し単位を含有し、一般式(1)
において、Arは単環式もしくは縮合多環式の芳香族
基、及びこれらの芳香族が直接もしくは連結基により相
互に連結された非縮合多環式芳香族基から選ばれる炭素
数6〜50の4価の芳香族基である。また、m、n、
p、qは1〜4から選ばれる整数である。Arの好まし
い具体的な例として下記に示すような分子構造等を挙げ
ることができる。
【0025】
【化9】
【0026】本発明のポリアミド酸は、テトラカルボン
酸二酸無水物と前記一般式(3)で表される芳香族ジア
ミンを有機溶媒中で反応させることで得られる。従っ
て、m、n、p、q、R1、R2、R3、R4及びArは一
般式(3)と同義である。本発明のポリアミド酸は、前
記一般式(1)で表される繰り返し単位を含有するが、
該ポリアミド酸においては、前記一般式(3)で表され
る芳香族ジアミンのアミンの結合位、m、n、p、q、
1、R2、R3、R4あるいはArのいずれか一つ以上が
異なる2種類以上の繰り返し単位が含有されていてもよ
く、この場合、2種類以上の繰り返し単位は、ポリアミ
ド酸の分子鎖中にランダム状にも、ブロック状にも結合
することができる。
【0027】本発明のポリアミド酸の重量平均分子量
は、1000〜1000000であり、好ましくは、5
000〜500000である。本発明のポリアミド酸
は、イミド化率が50%を超えない範囲内で、部分的に
イミド化されていても良い。
【0028】本発明のポリアミド酸は、前記芳香族ジア
ミン化合物と下記一般式(7)で表されるテトラカルボ
ン酸二無水物とを有機溶媒中で重縮合させることによっ
て製造することができる。
【0029】
【化10】
【0030】Arは一般式(1)におけるArと同義で
ある。
【0031】本発明のポリアミド酸を製造するに当た
り、本発明で用いる芳香族ジアミン化合物は、単独もし
くは2種類以上を混合して使用することができる。
【0032】また本発明で用いるテトラカルボン酸二無
水物の好ましい具体例としては、ピロメリット酸二無水
物、3−フルオロピロメリット酸二無水物、3,6−ジ
フルオロピロメリット酸二無水物、3,6−ビス(トリ
フルオロメチル)ピロメリット酸二無水物、1,2,
3,4−ベンゼンテトラカルボン酸二無水物、3,
3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無
水物、2,2’,3,3’−ベンゾフェノンテトラカル
ボン酸二無水物、3,3’,4,4’−ビフェニルテト
ラカルボン酸二無水物、3,3”,4,4”−テルフェ
ニルテトラカルボン酸二無水物、3,3”’,4,
4”’−クァテルフェニルテトラカルボン酸二無水物、
3,3””,4,4””−キンクフェニルテトラカルボ
ン酸二無水物、2,2’,3,3’−ビフェニルテトラ
カルボン酸二無水物、メチレン−4,4’−ジフタル酸
二無水物、1,1−エチニリデン−4,4’−ジフタル
酸二無水物、2,2−プロピリデン−4,4’−ジフタ
ル酸二無水物、1,2−エチレン−4,4’−ジフタル
酸二無水物、1,3−トリメチレン−4,4’−ジフタ
ル酸二無水物、1,4−テトラメチレン−4,4’−ジ
フタル酸二無水物、1,5−ペンタメチレン−4,4’
−ジフタル酸二無水物、2,2−ビス(3,4−ジカル
ボキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフ
ルオロプロパン二無水物、ジフルオロメチレン−4,
4’−ジフタル酸二無水物、1,1,2,2−テトラフ
ルオロ−1,2−エチレン−4,4’−ジフタル酸二無
水物、1,1,2,2,3,3−ヘキサフルオロ−1,
3−トリメチレン−4,4’−ジフタル酸二無水物、
1,1,2,2,3,3,4,4−オクタフルオロ−
1,4−テトラメチレン−4,4’−ジフタル酸二無水
物、1,1,2,2,3,3,4,4,5,5−デカフ
ルオロ−1,5−ペンタメチレン−4,4’−ジフタル
酸二無水物、オキシ−4,4’−ジフタル酸二無水物、
チオ−4,4’−ジフタル酸二無水物、スルホニル−
4,4’−ジフタル酸二無水物、1,3−ビス(3,4
−ジカルボキシフェニル)−1,1,3,3−テトラメ
チルシロキサン二無水物、1,3−ビス(3,4−ジカ
ルボキシフェニル)ベンゼン二無水物、1,4−ビス
(3,4−ジカルボキシフェニル)ベンゼン二無水物、
1,3−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ベン
ゼン二無水物、1,4−ビス(3,4−ジカルボキシフ
ェノキシ)ベンゼン二無水物、1,3−ビス[2−
(3,4−ジカルボキシフェニル)−2−プロピル]ベ
ンゼン二無水物、1,4−ビス[2−(3,4−ジカル
ボキシフェニル)−2−プロピル]ベンゼン二無水物、
ビス[3−(3,4−ジカルボキシフェノキシ)フェニ
ル]メタン二無水物、ビス[4−(3,4−ジカルボキ
シフェノキシ)フェニル]メタン二無水物、2,2−ビ
ス[3−(3,4−ジカルボキシフェノキシ)フェニ
ル]プロパン二無水物、2,2−ビス[4−(3,4−
ジカルボキシフェノキシ)フェニル]プロパン二無水
物、2,2−ビス[3−(3,4−ジカルボキシフェノ
キシ)フェニル]−1,1,1,3,3,3−ヘキサフ
ルオロプロパン二無水物、2,2−ビス[4−(3,4
−ジカルボキシフェノキシ)フェニル]プロパン二無水
物、ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジメチル
シラン二無水物、1,3−ビス(3,4−ジカルボキシ
フェニル)−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサ
ン二無水物、2,3,6,7,−ナフタレンテトラカル
ボン酸二無水物、1,2,5,6,−ナフタレンテトラ
カルボン酸二無水物、3,4,9,10−ペリレンテト
ラカルボン酸二無水物、2,3,6,7−アントラセン
テトラカルボン酸二無水物、1,2,7,8−フェナン
トレンテトラカルボン酸二無水物、1,3−ビス(3,
4−ジイカルボキシフェニル)−1,1,3,3−テト
ラメチルジシロキサン、1,2,3,4−ブタンテトラ
カルボン酸二無水物、1,2,3,4−シクロブタンテ
トラカルボン酸二無水物、シクロペンタンテトラカルボ
ン酸二無水物、シクロヘキサン−1,2,3,4−テト
ラカルボン酸二無水物、シクロヘキサン−1,2,4,
5−テトラカルボン酸二無水物、3,3’,4,4’−
ビシクロヘキシルテトラカルボン酸二無水物、カルボニ
ル−4,4’−ビス(シクロヘキサン−1,2−ジカル
ボン酸)二無水物、メチレン−4,4’−ビス(シクロ
ヘキサン−1,2−ジカルボン酸)二無水物、1,2−
エチレン−4,4’−ビス(シクロヘキサン−1,2−
ジカルボン酸)二無水物、1,1エチニリデン−4,
4’−ビス(シクロヘキサン−1,2−ジカルボン酸)
二無水物、2,2−プロピリデン−4,4’−ビス(シ
クロヘキサン−1,2−ジカルボン酸)二無水物、1,
1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2,2−プロピ
リデン−4,4’−ビス(シクロヘキサン−1,2−ジ
カルボン酸)二無水物、オキシ−4,4’−ビス(シク
ロヘキサン−1,2−ジカルボン酸)二無水物、チオ−
4,4’−ビス(シクロヘキサン−1,2−ジカルボン
酸)二無水物、スルホニル−4,4’−ビス(シクロヘ
キサン−1,2−ジカルボン酸)二無水物、2,2’−
ジフルオロ−3,3’4,4’−ビフェニルテトラカル
ボン酸二無水物、5,5’−ジフルオロ−3,3’4,
4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、6,6’
−ジフルオロ−3,3’4,4’−ビフェニルテトラカ
ルボン酸二無水物、2,2’,5,5’,6,6’−ヘ
キサフルオロ−3,3’4,4’−ビフェニルテトラカ
ルボン酸二無水物、2,2’−ビス(トリフルオロメチ
ル)−3,3’4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸
二無水物、5,5’−ビス(トリフルオロメチル)−
3,3’4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水
物、6,6’−ビス(トリフルオロメチル)−3,3’
4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、2,
2’,5,5’−テトラキス(トリフルオロメチル)−
3,3’4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水
物、2,2’,6,6’−テトラキス(トリフルオロメ
チル)−3,3’4,4’−ビフェニルテトラカルボン
酸二無水物、5,5’,6,6’−テトラキス(トリフ
ルオロメチル)−3,3’4,4’−ビフェニルテトラ
カルボン酸二無水物、2,2’,5,5’,6,6’−
ヘキサキス(トリフルオロメチル)−3,3’4,4’
−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、3,3’−ジ
フルオロオキシ−4,4’−ジフタル酸二無水物、5,
5’−ジフルオロオキシ)−4,4’−ジフタル酸二無
水物、6,6’−ジフルオロオキシ−4,4’−ジフタ
ル酸二無水物、3,3’,5,5’,6,6’−ヘキサ
フルオロオキシ−4,4’−ジフタル酸二無水物、3,
3’−ビス(トリフルオロメチル)オキシ−4,4’−
ジフタル酸二無水物、5,5’−ビス(トリフルオロメ
チル)オキシ−4,4’−ジフタル酸二無水物、6,
6’−ビス(トリフルオロメチル)オキシ−4,4’−
ジフタル酸二無水物、3,3’,5,5’−テトラキス
(トリフルオロメチル)オキシ−4,4’−ジフタル酸
二無水物、3,3’,6,6’−テトラキス(トリフル
オロメチル)オキシ−4,4’−ジフタル酸二無水物、
5,5’,6,6’−テトラキス(トリフルオロメチ
ル)オキシ−4,4’−ジフタル酸二無水物、3,
3’,5,5’,6,6’−ヘキサキス(トリフルオロ
メチル)オキシ−4,4’−ジフタル酸二無水物、3,
3’−ジフルオロスルホニル−4,4’−ジフタル酸二
無水物、5,5’−ジフルオロスルホニル−4,4’−
ジフタル酸二無水物、6,6’−ジフルオロスルホニル
−4,4’−ジフタル酸二無水物、3,3’,5,
5’,6,6’−ヘキサフルオロスルホニル−4,4’
−ジフタル酸二無水物、3,3’−ビス(トリフルオロ
メチル)スルホニル−4,4’−ジフタル酸二無水物、
5,5’−ビス(トリフルオロメチル)スルホニル−
4,4’−ジフタル酸二無水物、6,6’−ビス(トリ
フルオロメチル)スルホニル−4,4’−ジフタル酸二
無水物、3,3’,5,5’,6,6’−ヘキサフルオ
ロスルホニル−4,4’−ジフタル酸二無水物、3,
3’,5,5’−テトラキス(トリフルオロメチル)ス
ルホニル−4,4’−ジフタル酸二無水物、3,3’,
6,6’−テトラキス(トリフルオロメチル)スルホニ
ル−4,4’−ジフタル酸二無水物、5,5’,6,
6’−テトラキス(トリフルオロメチル)スルホニル−
4,4’−ジフタル酸二無水物、3,3’,5,5’,
6,6’−ヘキサキス(トリフルオロメチル)スルホニ
ル−4,4’−ジフタル酸二無水物、3,3’−ジフル
オロ−2,2−パーフルオロプロピリデン−4,4’−
ジフタル酸二無水物、5,5’−ジフルオロ−2,2−
パーフルオロプロピリデン−4,4’−ジフタル酸二無
水物、6,6’−ジフルオロ−2,2−パーフルオロプ
ロピリデン−4,4’−ジフタル酸二無水物、3,
3’,5,5’,6,6’−ヘキサフルオロ−2,2−
パーフルオロピリデン−4,4’−ジフタル酸二無水
物、3,3’−ビス(トリフルオロメチル)−2,2−
パーフルオロプロピリデン−4,4’−ジフタル酸二無
水物、5,5’−ビス(トリフルオロメチル)−2,2
−パーフルオロプロピリデン−4,4’−ジフタル酸二
無水物、6,6’−ジフルオロ−2,2−パーフルオロ
プロピリデン−4,4’−ジフタル酸二無水物、3,
3’,5,5’−テトラキス(トリフルオロメチル)−
2,2−パーフルオロプロピリデン−4,4’−ジフタ
ル酸二無水物、3,3’,6,6’−テトラキス(トリ
フルオロメチル)−2,2−パーフルオロプロピリデン
−4,4’−ジフタル酸二無水物、5,5’,6,6’
−テトラキス(トリフルオロメチル)−2,2−パーフ
ルオロプロピリデン−4,4’−ジフタル酸二無水物、
3,3’,5,5’,6,6’−ヘキサキス(トリフル
オロメチル)−2,2−パーフルオロプロピリデン−
4,4’−ジフタル酸二無水物9−フェニル−9−(ト
リフルオロメチル)キサンテン−2,3,6,7−テト
ラカルボン酸二無水物、9,9−ビス(トリフルオロメ
チル)キサンテン−2,3,6,7−テトラカルボン酸
二無水物、ビシクロ[2,2,2]オクト−7−エン−
2,3,5,6−テトラカルボン酸二無水物、9,9−
ビス〔4−(3,4−ジカルボキシ)フェニル〕フルオ
レン二無水物、9,9−ビス〔4−(2,3−ジカルボ
キシ)フェニル〕フルオレン二無水物等を挙げることが
できる。これらのテトラカルボン酸は単独または2種以
上を混合して使用することができる。
【0033】R5、R6はH、炭素数1〜20のアルキル
基もしくは炭素数6〜20のアリール基であり、好まし
くはH、メチル、エチル、フェニルである。
【0034】また、本発明のポリアミド酸を製造する際
には、本発明のポリイミドの特性を実質的に損なわない
範囲内で、前記芳香族ジアミン化合物に加えて、それ以
外のジアミン化合物も使用することができる。この場
合、前記芳香族ジアミン化合物以外のジアミン化合物の
使用量は、ポリアミド酸の製造に用いられる全芳香族ジ
アミン化合物の、好ましくは50モル%以下、さらに好
ましくは30モル%以下である。
【0035】芳香族ジアミン化合物との重縮合反応は、
通常、有機溶媒中で行われる。有機溶媒としては、例え
ば、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N− ジメチ
ルメトキシアセトアミド、N,N−ジエチルメトキシア
セトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、N−シクロ
ヘキシル−2−ピロリドン、N−メチルカプロラクタ
ム、1,2−ジメトキシエタン、ジエチレングリコール
ジメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルメチル
エーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、1,3−ジオキサン、1,4−ジオ
キサン、ピリジン、ピコリン、ジメチルスルホキシド、
ジメチルスルホン、テトラメチル尿素、m−クレゾー
ル、ガンマブチロラクトン、シクロヘキサノン、シクロ
ペンタノン等をあげることができる。これらの有機溶媒
は単独でまたは2種以上を混合して使用することができ
る。
【0036】前記重縮合反応における反応原料の濃度
は、通常、2〜50重量%、好ましくは5〜30重量%
であり、反応温度は、通常、60℃以下、好ましくは5
0℃以下である。反応圧力は特に限定されず、通常、常
圧で実施することができる。また、反応時間は、通常、
0.5〜24時間である。このような重縮合反応によ
り、前記一般式(1)で表される繰り返し単位を含有す
るポリアミド酸を得ることができる。
【0037】本発明のポリイミドは、前記一般式(1)
で表される繰り返し単位を含有するポリアミド酸を脱水
して閉環してイミド化することにより、製造することが
できる。従って、一般式(2)におけるm、n、p、
q、R1、R2、R3、R4およびArは一般式(1)と同
じである。前記イミド化に際しては、加熱イミド化、ま
たは、化学イミド化を採用することができる。前記加熱
イミド化法としては、例えば、(a)ポリアミド酸溶液
をガラス、金属等の表面平滑な基板上に流延して加熱す
る方法、あるいは、(b)ポリアミド酸溶液をそのまま
加熱する方法が適用される。これらの方法におけるポリ
アミド酸の溶媒としては、例えば、ポリアミド酸の製造
に使用されるものと同様の有機溶媒を挙げることができ
る。前記(a)の加熱イミド化法では、ポリアミド酸を
基板上に流延して形成された薄膜を、常圧下または減圧
下で加熱することにより、フィルム状のポリイミドを得
ることができる。この場合の温度は通常、100〜40
0℃、好ましくは150〜350℃であり、反応中に徐
々にまたは段階的に温度を上げることが好ましい。ま
た、前記(b)の加熱イミド化法では、ポリアミド酸溶
液を加熱することにより、ポリイミドが粉末ないし、溶
液として得られる。この場合の加熱温度は、通常、80
〜300℃、好ましくは、100〜250℃である。ま
た、(b)の加熱イミド化法に際しては、副生する水の
除去を容易とするため、水と共沸し、特に反応系外で水
と容易に分離しうる成分、例えば、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素を存在させることもで
きる。さらに、(b)の加熱イミド化法に際しては、脱
水閉環を促進させるため、第三級アミン、例えば、トリ
メチルアミン、トリエチルアミン、トリ−n−プロピル
アミン、トリ−i−プロピルアミン、トリ−n−ブチル
アミン等の脂肪族第三級アミン類、N,N−ジメチルア
ニリン、N,N−ジエチルアニリン等の芳香族第三級ア
ミン類、ピリジン、キノリン、イソキノリン等の複素環
式第三級アミン類等の触媒をポリアミド酸100重量部
当たり、例えば10〜400重量部用いることもでき
る。
【0038】次に、前記化学イミド化法としては、例え
ば、(c)ポリアミド酸を脱水環化させる閉環剤を用
い、溶液状態でポリイミド化する方法が採用され、ポリ
イミドが粉末あるいは溶液として得られる。この方法で
使用される溶媒としても、例えば、ポリアミド酸の製造
に使用されるものと同様の有機溶媒を挙げることができ
る。(c)の化学イミド化方法に使用される閉環剤とし
ては、例えば、無水酢酸、無水プロピオン酸、無水酪酸
のような無水物等を挙げることができる。これらの閉環
剤は、単独でまたは2種類以上を混合して使用すること
ができ、その使用量は、前記一般式(1)で表される繰
り返し単位1モル当たり通常2〜200モル、好ましく
は2〜100モルである。(c)の化学イミド化におけ
る反応温度は、通常、0〜200℃である。なお、化学
イミド化法においても、前記加熱イミド化法の場合と同
様に第三級アミンを触媒として使用することができる。
前記加熱イミド化法または化学イミド化法によりポリイ
ミドが粉末として得られた場合は、濾過、噴霧乾燥、水
蒸気蒸留等の適宜の方法により、ポリイミド粉末を媒体
から回収することができる。本発明のポリイミドのイミ
ド化率は、50%以上、好ましくは90%以上である。
【0039】本発明のポリイミドの重量平均分子量は、
1000〜1000000であり、好ましくは、500
0〜500000である。本発明のポリイミドは、低誘
電率、低屈折率でかつ耐熱性に優れ、その誘電率(1k
Hz)は、3.0以下、誘電率の異方性は複屈折率で評
価でき、複屈折率(Δn)=膜面内方向の屈折率(nT
E)−膜面外方向の屈折率(nTM)0.05以下、好ま
しくは0.02以下であり、イミド化後の5%重量減少
温度は通常400℃以上、好ましくは450℃以上であ
る。またイミド化後のガラス転移温度(Tg)は200
℃以上、好ましくは220℃以上がよい。
【0040】したがって、本発明のポリイミドは、特に
LSIにおける層間絶縁膜として極めて好適に使用する
ことができるほか、一般の絶縁材料、耐熱性材料として
も有用である。本発明のポリイミドから層間絶縁膜を形
成する際には、その前駆体物質である前記ポリアミド酸
のワニスあるいはペースト、該ポリイミドのフィルム等
が使用される。前記層間絶縁膜の形成法を例示すると、
下記の通りである。
【0041】(イ)ポリアミド酸のワニスをデバイスの
層間に流延し、ワニス中の過剰の溶媒を過熱下および/
または減圧下で除去して、該ポリアミド酸の薄膜を形成
した後、例えば、100〜400℃、常圧下または加圧下
で、該ポリアミド酸を脱水閉環してイミド化する方法、
(ロ)フィルム状のポリイミドをデバイスの層間に配置
し、例えば、100〜400℃、常圧または加圧下で、圧
着する方法、また、ポリイミドをフィルム状で取得する
方法としては、例えば(ハ)予め離型処理した基板、例
えば、ガラス、テフロン、ポリエステル等の基板上に、
ポリアミド酸のワニスを流延し、徐々に加熱して溶媒を
除去しつつ脱水閉環し、イミド化する方法、(ニ)ポリ
イミドの粉末を、プレス成形、射出成形等の適宜の方法
によりフィルム状に形成する方法等を採用することがで
きる。本発明のポリイミドを層間絶縁膜として使用する
場合の具体例としては、半導体の多層配線の層間絶縁
膜、多層プリント基板のリジット板やフレキソ印刷等の
層間絶縁膜、パッケージやMCM基板等の層間絶縁膜等
を挙げることができる。また、本発明のポリアミド酸あ
るいは本発明のポリイミドワニスを基板上に流延した後
加熱し、乾燥することによって、厚さ数十〜数百μmの
ポリイミドのドライフィルムを得ることもできる。この
ようなドライフィルムは多くの用途、例えば、半導体の
パッシベーション膜(ストレスバッファー膜)、α線遮
断膜、フレキソ印刷版のカバーレイフィルム、フレキソ
印刷版のオーバーコート等として使用することもでき
る。さらに、本発明のポリイミドの前記以外の用途とし
ては、ダイボンディング用接着剤、リードオンチップ
(LOC)用接着剤、多層リードフレーム用接着フィル
ム、光導波路のクラッド材等を挙げることができる。
【0042】
【実施例】以下本発明をより詳細に説明するために、実
施例および比較例をあげて説明するが、本発明はこれら
の例によって限定されるものではない。
【0043】特性の測定方法 重量平均分子量の測定 ゲルパーミネーションクロマトグラフィー(GPC)
(装置:Waters製Model510、カラム:東
ソー(株)製TSKガードカラムα;TSK−GELα
−2500;TSK−GELα−4000)を接続し、
展開溶媒として、N−メチルピロリドン(LiCl(0.05mol/
l), H3PO4 (0.05 mol/l))を用い、流速0.4ml/
minで標準ポリスチレン換算にて重量平均分子量(M
w)を測定した。
【0044】膜厚の測定 シリコンウエハーに製膜した膜に傷を付け、その傷の深
さを測定し、その深さを膜の厚さとした。 比誘電率の測定 ポリイミド膜の1kHzにおける静電容量を横川ヒュー
レットパッカード製のLCRメーター4284Aを用い
て測定し、下記式により比誘電率(ε)を求めた。 ε=C・d/ε0・S(但し、Cは静電容量、dは試料
膜厚、ε0は真空中の誘電率、Sは上部電極面積であ
る。)。
【0045】屈折率の測定 He−Neレーザーの波長(633nm)を用い、プリ
ズムカップラー法で20℃で測定し、膜面に対して平行
方向の屈折率(TE)と垂直方向の屈折率(TM)およ
びそれらの差である複屈折率(Δn)を求めた。(装
置:Mectron製プリズムカップラーModel2
010) 赤外吸収スペクトル(IR)測定 KBr法またはシリコンウエハー上に製膜したものをそ
のまま測定した。(装置:堀場製作所(株)製FT−7
20) 核磁気共鳴スペクトル(1H−NMR)の測定 溶媒CDCl3またはDMSO−d6に溶解し、270
MHzで測定した。(装置:日本電子データム(株)製
超伝導FTNMR EX−270)。
【0046】元素分析 柳本製作所(株)製CHN装置(MT−3)を用いて、
試料を空気中で燃焼し発生したCO2、H2O、NO2
TCD(熱伝導度検出器)で検出し、測定した。 ガラス転移温度(Tg)の測定 示差走査熱量計(DSC)により、窒素雰囲気中、昇温
速度20℃/分で測定した。(装置:島津製作所(株)
製DSC−50) 5%重量減少温度(Td5)の測定 熱天秤を用い、窒素中、昇温速度10℃/分で加熱し
て、5%重量減少を示した温度を測定した。(装置:島
津製作所(株)製TGA−50)。
【0047】実施例1 芳香族ジアミンAの製造 4,4’−シクロペンチリデンビス[1−(4−ニトロ
フェノキシ)−2−t−ブチルベンゼン]の合成 4,4’−シクロペンチリデンビス[2−t−ブチルフ
ェノール]9.15g(0.025モル)、4−フルオ
ロニトロベンゼン7.05g(0.05モル)をジメチ
ルアセトアミド75mlに溶解した。この溶液に炭酸カ
リウム10.35g(0.075モル)を加え、窒素
下、120℃で7時間攪拌して反応させた。反応液を冷
却後、水400mlに注ぐと、淡黄色の結晶が析出し
た。濾過により結晶を分離し、減圧下で乾燥した。収量
は15.2gであった。
【0048】融点122〜125℃ 赤外吸収スペクトル:1518,1342cm-1(NO
2) 874,840cm-1(CH) 1H−NMR:(CDCl3,ppm):1.32
(s,18H,CH3),1.78(s,4H,C
2),2.33(s,4H,CH2),6.79(d,
2H,Ar−H),6.96−7.37(m,8H,A
r−H),8.17−8.28(m,4H,Ar−H) 元素分析値(C37H40N2O6) 計算値(%)C:73.03,H:6.58,N:4.
61 実測値(%)C:73.26,H:6.34,N:4.
55。
【0049】4,4’−シクロペンチリデンビス[1−
(4−アミノフェノキシ)−2−t−ブチルベンゼン]
の合成 4,4’−シクロペンチリデンビス[1−(4−ニトロ
フェノキシ)−2−t−ブチルベンゼン]15.20g
(0.025モル)、酢酸23g、濃塩酸74.3g、
無水塩化第一スズ33.75gを混合し、室温で30分
間撹拌した後、100℃で5時間撹拌した。反応溶液を
冷却後、固体を濾過で分離した。この固体を水100m
lに懸濁し、30%NaOH水溶液でpH〜9にした
後、濾過した。得られた固体に酢酸エチル溶液200m
lを加え撹拌した後、濾過した。濾液の酢酸エチル溶液
を水層から分離後、さらに水洗し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。この溶液から溶媒を溜去することにより、
粗生成物を得た。収量は11.4gであった。この結晶
をエーテル−n−ヘキサンで再結晶することにより、薄
黄色の結晶を得た。
【0050】融点77〜80℃ 赤外吸収スペクトル:3456,3380cm-1(NH
2) 871,839cm-1(CH) 1H−NMR:(DMSO−d6,ppm):1.28
(s,18H,CH3),1.60(s,4H,C
2),2.22(m,4H,CH),4.90(s,
4H,NH2),6.48−7.39(d,14H,A
r−H) 元素分析値(C37H44N2O2) 計算値(%)C:81.02,H:8.03,N:5.
11 実測値(%)C:81.13,H:8.01,N:5.
06。
【0051】実施例2 芳香族ジアミンBの製造 4,4’−(9H−フルオレニリデン)ビス[1−(4
−ニトロフェノキシ−2−t−ブチルベンゼン]の合成 4,4’−(9H−フルオレニリデン)ビス[1−(2
−t−ブチルフェノール]9.24g(0.02モ
ル)、4−フルオロニトロベンゼン5.64g(0.0
4モル)をジメチルアセトアミド60mlに溶解した。
この溶液に炭酸カリウム8.28g(0.06モル)を
加え、窒素下、120℃で7時間攪拌して反応させた。
反応液を冷却後、水500mlに注ぐと、淡黄色の結晶
が析出した。濾過により結晶を分離し、減圧下で乾燥し
た。収量は14.07gであった。
【0052】融点250℃以上 赤外吸収スペクトル:1521,1350cm-1(NO
2) 886,820,735cm-1(CH) 元素分析値(C45H40N2O6) 計算値(%)C:76.70,H:5.68,N:3.
98 実測値(%)C:76.80,H:5.66,N:4.
10。
【0053】4,4’−(9H−フルオレニリデン)ビ
ス[1−(4−アミノフェノキシ−2−t−ブチルベン
ゼン]の合成 4,4’−(9H−フルオレニリデン)ビス[1−(4
−ニトロフェノキシ−2−t−ブチルベンゼン]14.
07g(0.02モル)、酢酸18g、濃塩酸59.4
g、無水塩化第一スズ27gを混合し、室温で30分間
撹拌した後、100℃で5時間撹拌した。反応液を冷却
後、析出した固体を濾過で分離した。この固体を水10
0mlに懸濁し、30%NaOH水溶液でpH〜9にし
た後、濾過した。得られた固体に酢酸エチル溶液150
mlを加え撹拌した後、濾過した。濾液の酢酸エチル溶
液を水層から分離後、さらに水洗し、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。この溶液から溶媒を溜去することによ
り、固体の生成物を得た。収量は10.3gであった。
【0054】融点250℃以上 赤外吸収スペクトル:3451,3436,3356c
-1(NH2) 882,814,733cm-1(CH) 1H−NMR:(DMSO−d6,ppm):1.32
(m,18H,CH2),3.47(s,4H,N
2),6.49−6.78(m,12H,Ar−
H),8.7.21−7.38(m,8H,Ar−
H),7.72(d,2H,Ar−H) 元素分析値(C45H44N2O2) 計算値(%)C:83.85,H:6.83,N:4.
35 実測値(%)C:83.85,H:6.80,N:4.
30 実施例3 ポリアミド酸の製造 窒素気流下、実施例1で得られたジアミンAを5.48
g(0.01モル)をN−メチルピロリドン(NMP)
10gに溶解させ、室温にした。ここに、2,2-ビス
(3,4−ジカルボキシフェニル)1,1,1,3,
3,3−ヘキサフルオロプロパン二無水物4.44g
(0.01モル)をNMP13.1gとともに加えて
(固形分濃度30wt%)、50℃で6時間反応させポ
リアミド酸の溶液を得た。この溶液を水400mlに撹
拌しながら少しずつ投入し、一日撹拌した。析出物を濾
過し分離した後減圧下にて乾燥し、ポリアミド酸の固体
を得た。重量平均分子量(Mw)は15500であっ
た。このポリアミド酸の赤外吸収スペクトルを図1に、
1H−NMRスペクトルを図3に示す。
【0055】ポリイミドの製造 前述ポリアミド酸の固体4gをシクロヘキサノン4.2
g、NMP1.8gに溶解した。この溶液を住友電気工
業(株)製四弗化エチレン樹脂製フィルター(ポアサイ
ズ2μm)を用いて濾過した。つぎに、この溶液を6×
6cmのAl基板上およびシリコンウエハー上に回転塗
布し、ついで、ホットプレート(大日本スクリーン
(株)製SKW−636)を用いて、80℃で3分、1
20℃で3分プリベークし、さらにオーブン(光洋リン
ドバーグ(株)製イナートオーブン)を用いて、140
℃で0.5時間、350℃で1時間加熱することによ
り、ポリイミド膜を得た。その後、Al基板上に形成し
たこのポリイミド膜上にマスクをしてAlを真空蒸着
し、上部電極を形成して比誘電率(ε)測定試料とし
た。その結果、ε=2.56であり低い値であった。
【0056】次に、シリコンウエハー上に形成したポリ
イミド膜を用いて、まず屈折率を測定した後、ガラス転
移温度(Tg)及び、5%重量減少温度(Td5)を測
定した。その結果、屈折率は、TE=1.5747、T
M=1.5741、複屈折率は(Δn(=TE−T
M))0.0033であり、屈折率、複屈折率ともに小
さな値となることから、誘電率異方性も小さい。また、
Tg=222℃、Td5=511℃であり、高い耐熱性
を有することが確認された。このポリイミドの赤外吸収
スペクトルを図2示す。
【0057】実施例4 芳香族ジアミン化合物およびテトラカルボン酸二無水物
を表1に示すとおりとした以外は実施例3と同様にし
て、ポリアミド酸の合成とポリイミド膜の作製を行った
後、実施例3と同様にして各評価項目を測定した。この
ときのポリアミド酸の重量平均分子量(Mw)は108
000であり、Tgは275℃であった。その他の結果
を表1に示した。また、実施例2のポリアミド酸および
ポリイミドの赤外吸収スペクトル(IR)を、それぞれ
図4、図5に示す。また、実施例2のポリアミド酸の1
H−NMRスペクトルを図6に示す。
【0058】比較例1〜3 芳香族ジアミン化合物およびテトラカルボン酸二無水物
を表1に示すとおりとした以外は実施例3と同様にし
て、ポリアミド酸の合成とポリイミド膜の作製を行った
後、評価を行った。これらの結果を表1に示した。
【0059】
【表1】
【0060】
【発明の効果】本発明のポリイミドは、低誘電率、誘電
率の等方性に優れており、プリント基板やLSI用の層
間絶縁膜や光部品等として極めて良好に使用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例3で合成したポリアミド酸のIRスペク
トル
【図2】実施例3で合成したポリイミドのIRスペクト
【図3】実施例3で合成したポリアミド酸の1H−NM
Rスペクトル
【図4】実施例4で合成したポリアミド酸のIRスペク
トル
【図5】実施例4で合成したポリイミドIRスペクトル
【図6】実施例4で合成したポリアミド酸の1H−NM
Rスペクトル
フロントページの続き Fターム(参考) 4J043 PA01 PA02 PA19 QB15 QB26 QB31 RA34 RA35 SA05 SA06 SA41 SA42 SA43 SA46 SA47 SA51 SA54 SA61 SA72 TA22 TA47 TA48 TA66 TA71 TA74 TA75 TA78 UA012 UA022 UA032 UA042 UA082 UA111 UA122 UA132 UA142 UA151 UA152 UA162 UA222 UA232 UA252 UA262 UA622 UB012 UB052 UB062 UB072 UB122 UB152 UB282 UB302 UB312 UB352 VA011 VA012 VA022 VA031 VA051 VA052 VA062 ZA42 ZB50

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1)で表される繰り返し単位を含
    有して成り、重量平均分子量が1000〜100000
    0であることを特徴とするポリアミド酸組成物。 【化1】 (一般式(1)において、m、n、p、qは1〜4から
    選ばれる整数を示す。R 1、R2はH、F、CF3、炭素
    数1〜20のアルキル基もしくは炭素数6〜20のアリ
    ール基を示し、R3およびR4はH、F、CF3、炭素数
    1〜20のアルキル基、炭素数5〜20の環状アルキル
    基、炭素数6〜20のアリール基、もしくはR3とR4
    連結した炭素数5〜20の環状基のいずれかを示す。R
    5、R6はH、炭素数1〜20のアルキル基もしくは炭素
    数6〜20のアリール基を示す。Arは単環式もしくは
    縮合多環式の芳香族基、これらの芳香環が直接もしくは
    連結基により相互に連結された非縮合多環式芳香族基か
    ら選ばれる炭素数6〜50の4価の芳香族基を示す。)
  2. 【請求項2】一般式(2)で表される繰り返し単位を含
    有して成り、重量平均分子量が1000〜100000
    0であることを特徴とするポリイミド組成物。 【化2】 (一般式(2)において、m、n、p、qは1〜4から
    選ばれる整数を示す。R 1およびR2はF、CF3、炭素
    数1〜20のアルキル基もしくは炭素数6〜20のアリ
    ール基を示し、R3およびR4はH、F、CF3、炭素数
    1〜20のアルキル基、炭素数5〜20の環状アルキル
    基、炭素数6〜20のアリール基、もしくはR3とR4
    連結した炭素数5〜20の環状基のいずれかを示す。A
    rは単環式もしくは縮合多環式の芳香族基、これらの芳
    香環が直接もしくは連結基により相互に連結された非縮
    合多環式芳香族基から選ばれる炭素数6〜50の4価の
    芳香族基を示す。)
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006085493A1 (ja) * 2005-02-09 2006-08-17 Jfe Chemical Corporation 芳香族ジアミン及びその製造方法
CN104130408A (zh) * 2014-07-15 2014-11-05 上海交通大学 一类含芴和叔丁基的高Tg可溶性聚酰亚胺及其制备方法
CN104356011A (zh) * 2014-10-22 2015-02-18 常州大学 一种含双叔丁基结构的芳香二胺单体及其制备方法与应用
JPWO2016171121A1 (ja) * 2015-04-22 2018-03-01 Dic株式会社 樹脂分散体、微粒子、及びそれらの製造方法
WO2023032648A1 (ja) * 2021-08-30 2023-03-09 三井化学株式会社 ポリアミド酸ワニスおよびポリアミド酸ワニスの製造方法

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