JP2001321871A - アルミニウム基複合材製円盤状部品のプレス成形方法 - Google Patents
アルミニウム基複合材製円盤状部品のプレス成形方法Info
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Abstract
55からなるパンチ51を準備し、ダイ53を準備する
プレス型50の準備工程と、ダイ53にアルミニウム基
複合材35のブランク材42を載せるセット工程と、ブ
ランク材42の中央の形状を完成させる第1成形工程
と、ブランク材42の残部にアウタパンチ部55を圧下
し、残部の形状を完成させる第2成形工程と、からなる
アルミニウム基複合材製円盤状部品62のプレス成形方
法。 【効果】 閉塞した型内にアウタパンチ部を押し込み、
アルミニウム基複合材を流動させ、圧縮し、ニアネット
シェイプに成形することができる。アルミニウム基複合
材の外面に圧縮力を作用させ、表面の割れ防止を図るこ
とができる。圧縮し、内部欠陥の除去、緻密化を図るこ
とができ、品質を高めることができる。
Description
材製円盤状部品のプレス成形方法に関する。
で所望の形状を造る製造方法には、例えば、特開昭59
−206154号公報「シリンダーの製造法」に示され
たものがある。このシリンダーの製造法は、同公報の第
2頁左下欄第8行〜第17行に示される通りである。こ
れらを要約したものを次に示す。 (a)アルミニウムの溶湯中にSiCのチップを攪拌分
散させ、凝固させる。 (b)凝固したものを約250℃に加熱した状態で引抜
き加工してパイプを作成する。 (c)パイプを切断してスリーブ状にしたものをダイキ
ャスト用の金型に嵌合した後、アルミニウム合金(AD
C12)で鋳ぐるんでシリンダーを製造する。
たものは、アルミニウムの溶湯中にSiCのチップを複
合した複合材であり、塑性変形の抵抗が大きく、且つ、
アルミニウムとSiCの界面は機械的な結合状態にある
だけであり、そのため、伸びが小さく、一般的な複合材
と同様、加工性が悪い。その結果、引抜き加工などの塑
性加工がし難く、成形品の高品質化及び生産コストの削
減は難しい。例えば、プレス成形で複合材製の円盤状部
品を造ることもできるが、塑性変形の抵抗が大きく、生
産コストが嵩み、且つ品質の向上を図り難い。
減することができ、高品質なアルミニウム基複合材製円
盤状部品のプレス成形方法を提供することにある。
に請求項1は、円柱状のインナパンチ部及びこのインナ
パンチ部を囲う円筒状のアウタパンチ部からなる二重構
造のパンチを準備するとともに、ダイを準備するプレス
型の準備工程と、準備したダイにアルミニウム基複合材
のブランク材を載せるセット工程と、このブランク材の
中央にインナパンチ部を圧下し、圧下状態を保持すると
ともに、中央の形状を完成させる第1成形工程と、中央
を保持したブランク材の残部にアウタパンチ部を圧下
し、残部の形状を完成させる第2成形工程と、からな
る。
構造のパンチで円盤状部品に成形する。第1成形工程で
は、ブランク材の中央にインナパンチ部を圧下し、押し
込むことで、ブランク材の中央の形状のみを成形すると
ともに、ブランク材の中心から均等にアルミニウム基複
合材を延す。その結果、ブランク材の中央の成形精度を
高めることができる。同時に、圧下状態を保持すること
で、ブランク材の中央を押えながら型の閉塞を実施し、
次工程での品質向上を図る。
し、押し込むことで、ブランク材の残部を閉塞した型内
に延し(流動させ)、アルミニウム基複合材をニアネッ
トシェイプに成形する。その結果、成形後に必要な機械
加工の工程数が減少し、生産コストを低減させることが
できる。また、閉塞した型内にアウタパンチ部を押し込
むことで、閉塞した型内でアルミニウム基複合材を圧縮
し、アルミニウム基複合材の外面に大きさが等しく、面
に対して直角方向の圧縮力を作用させ、成形中の表面引
張り応力を緩和させ、表面の割れ防止を図る。さらに、
閉塞した型内にアウタパンチ部を押し込むことで、閉塞
した型内でアルミニウム基複合材を圧縮し、内部欠陥の
除去、緻密化を図ることができ、アルミニウム基複合材
の品質を向上させることができる。
内の窒化マグネシウム雰囲気下で金属酸化物からなる多
孔質な強化材を還元し、強化材の少なくとも一部に金属
を露出させ、多孔質な強化材にアルミニウム合金の溶湯
を浸透させて製造したものであることを特徴とする。
の表面を金属化して金属酸化物とアルミニウム合金溶湯
との濡れ性をよくする。こうして得られたアルミニウム
基複合材はアルミニウムと強化材の界面がケミカルコン
タクトによって強固に結合され、成形性に優れたアルミ
ニウム基複合材である。その結果、塑性加工がより容易
となり、生産コストの削減が図れる。
程のインナパンチ部の圧下でクランクダンパープーリの
ハブを筒状に成形したもであることを特徴とする。イン
ナパンチ部の型面としてクランクダンパープーリのハブ
を成形する型面を用いる。アルミニウム基複合材を採用
したクランクダンパープーリのハブをプレス型で容易に
成形することができ、アルミニウム基複合材製のハブの
生産性を向上させることができる。
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るアルミニウム基複合材
製円盤状部品のプレス成形方法のフローチャートであ
り、STはステップを示す。 ST01:ダイ及び二重構造のパンチ(インナパンチ
部、アウタパンチ部)を準備する。 ST02:ダイにアルミニウム基複合材のブランク材を
セットする。 ST03:ブランク材の中央の形状をインナパンチ部で
完成させる。 ST04:ブランク材の残部の形状をアウタパンチ部で
完成させる。 次に、ST01〜ST04を具体的に説明する。
の製造装置の概要構造図であり、アルミニウム基複合材
製造装置1は、雰囲気炉2と、この雰囲気炉2に付属し
た加熱装置3と、雰囲気炉2に不活性ガスを供給するガ
ス供給装置6と、雰囲気炉2内を減圧する真空ポンプ7
とからなる。8及び9は坩堝(るつぼ)である。詳しく
は、加熱装置3は、例えば、制御装置11と、温度セン
サ12と、加熱コイル13とからなり、ガス供給装置6
は、アルゴンガス(Ar)14のボンベ15と、窒素ガ
ス(N2)16のボンベ17と、これらのボンベ15,
17のガスを雰囲気炉2へ供給する管18と、この管1
8に設けた圧力ゲージ19,19とからなる。
材であるところの多孔質アルミナ(Al2O3)21及び
アルミニウム合金31を入れる容器であり、坩堝9はマ
グネシウム(Mg)32を入れる容器である。アルミニ
ウム合金31は、例えば、Al−Mg−Si系合金の一
種であるJIS−A6061(以下、A6061と略記
する。)である。マグネシウム(Mg)32はマグネシ
ウム合金でもよい。
ニウム基複合材の製造要領図であり、(a)〜(c)は
浸透までの過程を模式的に示す。 (a):まず、金属酸化物であるアルミナ(Al2O3)
21とともに、アルミニウム合金31及びマグネシウム
(Mg)32を炉内に納める。具体的には、坩堝8にア
ルミナ21を入れ、アルミナ21にアルミニウム合金3
1を載せ、坩堝9にマグネシウム32を入れる。
に雰囲気炉2内を真空ポンプ7で真空引きし、一定の真
空度に達したら、真空ポンプ7を止め、ボンベ15から
雰囲気炉2にアルゴンガス(Ar)14を矢印の如く
供給し、加熱コイル13で矢印の如く多孔質アルミナ
21、アルミニウム合金31及びマグネシウム32の加
熱を開始する。
出しつつ昇温(自動)させる。所定温度(例えば、約7
50℃〜約900℃)に達する過程で、アルミニウム合
金31は溶解する。同時に、マグネシウム(Mg)32
は矢印の如く蒸発する。その際、雰囲気炉2内はアル
ゴンガス(Ar)14の雰囲気下にあるので、アルミニ
ウム合金31及びマグネシウム(Mg)32が酸化する
ことはない。
6で加圧し、窒化マグネシウム34の作用でアルミナ
(Al2O3)21を還元し、アルミナ21の多孔質にア
ルミニウム合金31の溶湯を浸透させてアルミニウム基
複合材35を製造する。具体的には、真空ポンプ7でア
ルゴンガス14を抜きながら窒素ガス16を流し込み、
雰囲気炉2に窒素ガス(N2)16を矢印の如く供給
しつつ加圧(例えば、大気圧+約0.5kg/cm2)
し、雰囲気炉2内の雰囲気を窒素ガス(N2)16に置
換する。
囲気になると、窒素ガス16は、マグネシウム(Mg)
32と反応して窒化マグネシウム(Mg3N2)34を生
成する。この窒化マグネシウム34はアルミナ(Al2
O3)21を還元するので、アルミナ21は濡れ性がよ
くなる。その結果、アルミナ21の多孔質にアルミニウ
ム合金31の溶湯が浸透する。アルミニウム合金31が
凝固してアルミニウム基複合材35が完成する。浸透過
程において、雰囲気炉2内を加圧雰囲気下にすると、浸
透が早くなり、短時間でアルミニウム基複合材35を製
造することができる。なお、雰囲気炉2内を真空ポンプ
7で減圧し、減圧窒素雰囲気下でも短時間で浸透させる
ことができる。
属酸化物であるアルミナ21にアルミニウム合金31が
浸透したもので、成形性に優れ、塑性変形がしやすい複
合材料である。 (d):最後に、アルミニウム基複合材35をNC(数
値制御)旋盤36で所定の外径寸法に切削加工する。
のブランク材の製造要領図である。外径を仕上げたアル
ミニウム基複合材35をカッタ41で所定の厚さtに切
断し、アルミニウム基複合材35のブランク材42を形
成する。
及びセット工程の説明図である。予めプレス型50を準
備する。プレス型50は、上方のパンチ51と、このパ
ンチ51を囲う円筒状のストリッパ52と、パンチ51
に対向させたダイ53と、からなる金型である。
ナパンチ部54と、このインナパンチ部54を囲う円筒
状のアウタパンチ部55と、からなる二重構造のパンチ
である。また、インナパンチ部54の先端に型面56を
形成し、アウタパンチ部55の先端に型面57を形成し
た。
3は型面59と突出しロッド61とを有する。このよう
なプレス型50を準備し、ダイ53の型面59の中心に
位置決め治具を介してブランク材42をセットする。
形工程、及び第2成形工程の説明図であり、(a)、
(b)は第1成形工程、(c)は第2成形工程を示す。 (a):まず、ストリッパ52のみを下降させる。スト
リッパ52の型面58でブランク材42の縁側を保持す
ることで、ブランク材42の移動を防止するとともに、
型の閉塞を開始することができる。
54の圧下を開始する。インナパンチ部54を所定の成
形条件(ストローク量、速度、圧力等)で制御し、ブラ
ンク材42の中央を型面56で押し込んで成形する。成
形後、インナパンチ部54を静止させて、ブランク材4
2を押える。
圧下でブランク材42の中央を押し込むので、ブランク
材42の中心から均等にブランク材42の体積を配分す
ることができ、成形精度の向上を図ることができる。ま
た、インナパンチ部54でブランク材42の中央のみを
圧縮するので、アルミニウム基複合材35が延びやすく
(流動しやすく)、成形が容易である。さらに、インナ
パンチ部54の型面56で狭い範囲を圧縮するので、面
圧が大きくなり、図3のアルミニウム基複合材35から
なるブランク材42の塑性加工はより容易になる。
下を開始する。アウタパンチ部55を所定の成形条件
(ストローク量、速度、圧力等)で制御し、ブランク材
42の残部を成形して円盤状部品62を得る。
ストリッパ52の型面58、インナパンチ部54の型面
56で閉塞した型内にアウタパンチ部55を圧下し、型
面57を押し込むので、図3のアルミニウム基複合材3
5からなるブランク材42は型の隅にまで延びる(流動
する)とともに、アルミニウム基複合材35の外面に大
きさが等しく、面に対して直角方向の圧縮力が作用し、
成形中の表面引張り応力を緩和させることができ、表面
の割れ防止を図ることができる。従って、品質を高める
ことができる。
パンチ部54で閉塞した型内にアウタパンチ部55を圧
下し、型面57を押し込むので、図3のアルミニウム基
複合材35からなるブランク材42は型の隅にまで延び
(流動し)、完成形状に近い形状(ニアネットシェイ
プ)に成形することができる。その結果、切削や研削な
どの機械加工の工程数を減らすことができ、生産コスト
を削減することができる。同時に、ニアネットシェイプ
によって、材料の歩留りを向上させることができ、機械
加工の際の取り代を大幅に少なくすることができ、生産
コストを削減することができる。
ナパンチ部54で閉塞した型内にアウタパンチ部55を
圧下し、型面57を押し込むので、図3のアルミニウム
基複合材35からなるブランク材42は型の隅にまで延
び(流動し)、アルミニウム基複合材35の内部欠陥の
除去、緻密化を図ることができ、品質を高めることがで
きるとともに、検査工程を省き、生産コストを削減する
ことができる。
せ、その次にストリッパ52を上昇させ、最後に突出し
ロッド61を突出して型面59から円盤状部品62を離
型する。円盤状部品62をプレス型50から取り出して
アルミニウム基複合材製円盤状部品のプレス成形が完了
する。
ニウム基複合材製円盤状部品の加工説明図であり、断面
を示す。(a)において、円盤状部品62は、プーリの
部品であり、プーリを軸に取付けるためのハブ63と、
このハブ63に取付けたディスク64とからなり、ハブ
63は完成形状に仕上がっていないものである。
け、この軸穴65にキー溝66を形成し、プーリ部品6
7が完成する。完成したプーリ部品67をまとめて次工
程のプーリ組立に搬送する。なお、軸穴65をプレス成
形で打ち抜かずに、後工程で加工すると、軸穴の直径
(呼び径)をある範囲内で変更することができ、同一の
型で数種類の軸穴の直径に対応することができ、プレス
型の生産コストを低減することができる。
ランクダンパープーリの斜視図であり、クランクダンパ
ープーリ70は、プーリ部品67(円盤状部品)に緩衝
部材71を取付け、この緩衝部材71に溝部材72を嵌
合したプーリである。すなわち、上記図6の第1成形工
程で使用するインナパンチ部の型面の一例として、クラ
ンクダンパープーリ70のハブ63を成形する型面を用
いた。
ダンパープーリ70のハブ63をプレス型で容易に成形
することができ、ハブ63の生産コストを削減すること
ができる。
ンチ51は二重構造に限定するものではなく、三重構造
又はそれ以上の多重構造であってもよい。また、パンチ
51、ストリッパ52及びダイ53の型面の形状は一例
であって、型の形状は任意である。図3(b)の窒化マ
グネシウム(Mg3N2)34の生成方法では、マグネシ
ウム(Mg)を坩堝9に入れたが、これに限定するもの
ではない。例えば、予め多孔質成形体にマグネシウムを
含有させておいて、窒化マグネシウムを生成させるよう
にしてもよい。
する。請求項1では、ダイにアルミニウム基複合材のブ
ランク材を載せ、インナパンチ部及びアウタパンチ部か
らなる二重構造のパンチで成形を行う。第1成形工程で
は、ブランク材の中央にインナパンチ部を圧下すること
で、中央の形状を成形するとともに、ブランク材の中心
から均等にブランク材の体積を延す(流動させる)こと
ができる。従って、成形精度の向上を図ることができ
る。また、中央の成形完了と同時に、インナパンチ部を
静止させ、ブランク材の中央を保持するとともに、型の
閉塞を実施することで、アルミニウム基複合材製円盤状
部品の成形精度の向上を図ることができる。
ウタパンチ部を圧下することで、閉塞した型内にアウタ
パンチ部を押し込み、閉塞した型内にアルミニウム基複
合材を延し(流動させ)、圧縮し、ニアネットシェイプ
に成形することができる。その結果、機械加工の工程数
が減少し、生産コストを削減することができる。同時
に、ニアネットシェイプによって、機械加工の取り代が
小さくなり、機械加工の加工時間を短縮することがで
き、生産コストを削減することができる。
閉塞した型内にアルミニウム基複合材を延し(流動さ
せ)、圧縮し、アルミニウム基複合材の外面に大きさが
等しく、面に対して直角方向の圧縮力を作用させて、成
形中の表面引張り応力を緩和ることができ、表面の割れ
防止を図ることができる。従って、品質を高めることが
できる。
で、閉塞した型内にアルミニウム基複合材を延し(流動
させ)、圧縮し、内部欠陥の除去、緻密化を図ることが
でき、品質を高めることができる。
囲気下で金属酸化物を還元し、多孔質の一部に金属を露
出させ、濡れ性をよくし、多孔質にアルミニウム合金の
溶湯を浸透させてアルミニウム基複合材を製造したの
で、アルミニウム基複合材はアルミニウムと強化材の界
面がケミカルコンタクトによって強固に結合され、成形
性に優れたアルミニウム基複合材である。その結果、塑
性加工が容易となり、生産コストを削減することができ
る。
チ部の圧下でクランクダンパープーリのハブを筒状に成
形したので、アルミニウム基複合材を用いたクランクダ
ンパープーリのハブをプレス型で連続して造ることがで
き、ハブの生産性を向上させることができる。従って、
アルミニウム基複合材製のハブの生産コストを削減する
ことができる。
品のプレス成形方法のフローチャート
の概要構造図
図
材の製造要領図
工程の説明図
の説明図
品の加工説明図
パープーリの斜視図
炉)、21…強化材(アルミナ)、31…アルミニウム
合金、32…マグネシウム、34…窒化マグネシウム、
35…アルミニウム基複合材、42…ブランク材、50
…プレス型、51…パンチ、53…ダイ、54…インナ
パンチ部、55…アウタパンチ部、62…円盤状部品、
63…ハブ、70…クランクダンパープーリ。
Claims (3)
- 【請求項1】 円柱状のインナパンチ部及びこのインナ
パンチ部を囲う円筒状のアウタパンチ部からなる二重構
造のパンチを準備するとともに、ダイを準備するプレス
型の準備工程と、 準備したダイにアルミニウム基複合材のブランク材を載
せるセット工程と、 このブランク材の中央に前記インナパンチ部を圧下し、
圧下状態を保持するとともに、中央の形状を完成させる
第1成形工程と、 前記中央を保持したブランク材の残部に前記アウタパン
チ部を圧下し、残部の形状を完成させる第2成形工程
と、からなることを特徴とするアルミニウム基複合材製
円盤状部品のプレス成形方法。 - 【請求項2】 前記アルミニウム基複合材は、炉内の窒
化マグネシウム雰囲気下で金属酸化物からなる多孔質な
強化材を還元し、強化材の少なくとも一部に金属を露出
させ、多孔質な強化材にアルミニウム合金の溶湯を浸透
させて製造したものであることを特徴とする請求項1記
載のアルミニウム基複合材製円盤状部品のプレス成形方
法。 - 【請求項3】 前記円盤状部品は、前記第1成形工程の
インナパンチ部の圧下でクランクダンパープーリのハブ
を筒状に成形したもであることを特徴とする請求項1記
載のアルミニウム基複合材製円盤状部品のプレス成形方
法。
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