JP2000233253A - シリンダライナの製造方法 - Google Patents

シリンダライナの製造方法

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JP2000233253A
JP2000233253A JP11034547A JP3454799A JP2000233253A JP 2000233253 A JP2000233253 A JP 2000233253A JP 11034547 A JP11034547 A JP 11034547A JP 3454799 A JP3454799 A JP 3454799A JP 2000233253 A JP2000233253 A JP 2000233253A
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alumina
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Yasuhiro Nakao
靖宏 中尾
Aritoshi Sugaya
有利 菅谷
Hiroto Shoji
広人 庄子
Takashi Kato
崇 加藤
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 アルミナ21、アルミニウム合金31及
び、マグネシウム32又はマグネシウム発生源を炉内に
納め、窒化マグネシウム34でアルミナを還元し、アル
ミナにアルミニウム合金の溶湯を浸透させてアルミニウ
ム基複合材ビレット35を製造する工程と、ビレットを
押出しプレスで筒に成形する押出し工程と、押出し後の
筒を引抜き装置で仕上げる引抜き工程と、引抜き後の筒
を切断加工してアルミニウム基複合材のシリンダライナ
を形成する切断工程と、からなるシリンダライナの製造
方法。 【効果】 窒化マグネシウムでアルミナを還元し、濡れ
をよくし、化学的にアルミナの多孔質にアルミニウム合
金の溶湯を浸透させるため、アルミニウムとアルミナの
界面は強固に結合され、塑性変形がしやすくなる。押出
しが容易であり、引抜きで内外径の精度を高め、切断と
同時に端面を仕上げるから、効率がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアルミニウム基複合
材を用いたシリンダライナの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム基複合材を用いたシリンダ
ライナの製造方法には、例えば、特開昭59−2061
54号公報「シリンダーの製造法」に示されたものがあ
る。このシリンダーの製造法は、同公報の第2頁左下欄
第8行〜第17行に示される通りである。これらを要約
したものを次に示す。 (a)アルミニウムの溶湯中にSiCのチップを撹拌分
散させ、凝固させる。 (b)凝固したものを約250℃に加熱した状態で引抜
き加工してパイプを作成する。 (c)パイプを切断してスリーブ状にしたものをダイキ
ャスト用の金型に嵌合した後、アルミニウム合金(AD
C12)で鋳ぐるんでシリンダーを製造する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のスリーブ状にし
たものは、アルミニウムの溶湯中にSiCのチップを複
合した複合材であり、塑性変形の抵抗が大きく、且つ、
アルミニウムとSiCの界面は機械的な結合状態にある
だけであり、そのため、伸びが小さく、一般的な複合材
と同様、加工性が悪い。その結果、引抜き加工又は押出
し加工してパイプを作成する方法では、成形し難く、パ
イプの高品質化及び生産の効率化は難しい。
【0004】そこで、本発明の目的は、生産効率がよ
く、高品質なシリンダライナの製造方法を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、酸化物系セラミックスからなる多孔質成
形体とともに、アルミニウム合金及び、マグネシウム又
はマグネシウム発生源を炉内に納め、窒化マグネシウム
の作用で酸化物系セラミックスを還元し、酸化物系セラ
ミックスの多孔質にアルミニウム合金の溶湯を浸透させ
てアルミニウム基複合材ビレットを製造する工程と、ア
ルミニウム基複合材ビレットを押出しプレスで筒に成形
する押出し工程と、押出し後の筒を引抜き装置で仕上げ
て内外径に精度を付与する引抜き工程と、引抜き後の筒
を所定長さに切断加工してアルミニウム基複合材のシリ
ンダライナを形成する切断工程と、からなる。
【0006】酸化物系セラミックスを還元することによ
り、多孔質の表面を金属化して酸化物系セラミックスと
アルミニウム合金溶湯との濡れ性をよくする。こうして
得られたアルミニウム基複合材はアルミニウムと強化材
の界面がケミカルコンタクトによって強固に結合され、
成形性に優れたアルミニウム基複合材であり、後工程で
の、押出しや引抜きが容易となり、押出比を高めること
ができ、高押出比による変形を加えることができる。こ
の結果、内部欠陥の除去、緻密化を図ることができ、品
質を高めることができる。引抜き工程で、筒の内径及び
外径の仕上り精度を高める。
【0007】請求項2は、押出し前のビレットの断面積
を押出し後の筒の断面積で割った値を押出比とするとき
に、押出し工程での押出比を10〜50に設定する。押
出比が10未満であれば、得られた筒に十分な引張り強
さ及び耐力を付与することができない。押出比が大きい
と、1回の押出しで比較的多くの製品を成形できるか
ら、生産性がよくなり、押出比は大きい方が望ましい。
しかし、押出比が50を超えると、押出し力が大きくな
り、設備が大規模なものとなり、設備費が嵩む。その結
果、アルミニウム基複合材の機械的性質の観点から下限
を10とし、設備能力(押出しプレス出力)の観点から
上限を50とする。
【0008】請求項3は、引抜き工程では筒の外面に引
抜き方向に平行な溝を同時に形成する。引抜きで筒の成
形と同時に溝を形成するので、溝を切削加工で形成する
必要がなく、生産コストを下げることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るアルミニウム基複合材
の製造装置の概要構造図であり、アルミニウム基複合材
製造装置1は、雰囲気炉2と、この雰囲気炉2に付属し
た加熱装置3と、雰囲気炉2に不活性ガスを供給するガ
ス供給装置6と、雰囲気炉2内を減圧する真空ポンプ7
とからなる。8及び9は坩堝(るつぼ)である。詳しく
は、加熱装置3は、例えば、制御装置11と、温度セン
サ12と、加熱コイル13とからなり、ガス供給装置6
は、アルゴンガス(Ar)14のボンベ15と、窒素ガ
ス(N2)16のボンベ17と、これらのボンベ15,
17のガスを雰囲気炉2へ供給する管18と、この管1
8に設けた圧力ゲージ19とからなる。
【0010】坩堝8は酸化物系セラミックスであるとこ
ろの多孔質アルミナ(Al23)21及びアルミニウム
合金31を入れる容器であり、坩堝9はマグネシウム
(Mg)32を入れる容器である。アルミニウム合金3
1は、例えばA6061である。マグネシウム(Mg)
32はマグネシウム合金でもよい。
【0011】図2(a)〜(d)は本発明に係るアルミ
ニウム基複合材ビレットの製造要領図であり、(a)〜
(c)は浸透までの過程を模式的に示す。 (a):まず、酸化物系セラミックスであるアルミナ
(Al23)21とともに、アルミニウム合金31及び
マグネシウム(Mg)32を炉内に納める。具体的に
は、坩堝8にアルミナ21を入れ、アルミナ21にアル
ミニウム合金31を載せ、坩堝9にマグネシウム32を
入れる。
【0012】次に、雰囲気炉2内の酸素を除去するため
に雰囲気炉2内を真空引きし、一定の真空度に達した
ら、真空ポンプ7を止め、雰囲気炉2にアルゴンガス
(Ar)14を矢印の如く供給し、加熱コイル13で
矢印の如く多孔質アルミナ21、アルミニウム合金3
1及びマグネシウム32の加熱を開始する。
【0013】雰囲気炉2内の温度を温度センサ12で検
出しつつ昇温(自動)する。所定温度(例えば、約75
0℃〜約900℃)に達する過程で、アルミニウム合金
31は溶解する。同時に、マグネシウム(Mg)32は
矢印の如く蒸発する。その際、雰囲気炉2内はアルゴ
ンガス(Ar)14の雰囲気下にあるので、アルミニウ
ム合金31及びマグネシウム(Mg)32が酸化するこ
とはない。
【0014】(b):次に、雰囲気炉2内を加圧し、窒
化マグネシウム34の作用でアルミナ(Al23)21
を還元し、アルミナ21の多孔質にアルミニウム合金3
1の溶湯を浸透させてアルミニウム基複合材ビレット3
5を製造する。具体的には、雰囲気炉2に窒素ガス(N
2)16を矢印の如く供給しつつ加圧(例えば、大気
圧+約0.5kg/cm2)し、雰囲気炉2内の雰囲気
を窒素ガス(N2)16に置換する。
【0015】雰囲気炉2内が窒素ガス(N2)16の雰
囲気になると、窒素ガス16は、マグネシウム(Mg)
32と反応して窒化マグネシウム(Mg32)34を生
成する。この窒化マグネシウム34はアルミナ(Al2
3)21を還元するので、アルミナ21は濡れ性がよ
くなる。その結果、アルミナ21の多孔質にアルミニウ
ム合金31の溶湯が浸透する。アルミニウム合金31が
凝固してアルミニウム基複合材ビレット35が完成す
る。浸透過程において、雰囲気炉2内を加圧雰囲気下に
すると、浸透が早くなり、短時間でアルミニウム基複合
材ビレット35を製造することができる。なお、雰囲気
炉2内を真空ポンプ7で減圧し、減圧窒素雰囲気下でも
短時間で浸透させることができる。
【0016】(c):アルミニウム基複合材ビレット3
5(以下「ビレット35」と略記する。)は、酸化物系
セラミックスであるアルミナ21にアルミニウム合金3
1が浸透したもので、成形性に優れ、塑性変形がしやす
い複合材料である。 (d):最後に、ビレット35をNC(数値制御)旋盤
36で所定寸法に切削加工する。寸法は次工程の押出し
プレスに合せる。
【0017】図3は本発明に係る押出し工程の説明図で
あり、アルミニウム基複合材ビレット35をコンテナ4
1に挿入し、ラム42で押出すことにより、ダイス43
とマンドレル44の間を通して、筒45に成形する。押
出し前のビレット35の断面積をA0とし、押出し後の
筒45の断面積をA1とする。
【0018】ビレット35は、アルミニウムと強化材の
界面がケミカルコンタクトによって強固に結合された複
合材なので、成形性がよく、その結果、筒45の押出し
は容易である。また、高押出比による変形を加えること
で、内部欠陥の除去、緻密化を図ることができ、品質を
高めることができる。
【0019】ここで、押出比Rは、R=A0/A1と定
義する。すなわち、押出比Rは、押出し前のビレット3
5の断面積A0を押出し後の筒45の断面積A1で割っ
た値である。
【0020】図4は本発明に係る押出比と引張り強さ・
耐力の関係を示したグラフであり、横軸を押出比Rと
し、縦軸を引張り強さσB及び耐力σ0.2としたものであ
る。なお、σ0.2は0.2%耐力の略号である。押出比
Rが10未満では、引張り強さσBは押出比Rに比例す
る。従って、押出比Rによって引張り強さσBを大きく
することができる。同様に、耐力σ0.2も大きくするこ
とができる。押出比Rが10以上では、押出比Rの増加
に対して引張り強さσBの増加は極めて僅かであり、ほ
ぼ一定となる。同様に、耐力σ0.2もほぼ一定となる。
押出比が大きいと、生産性がよくなるから、押出比は大
きい方が望ましい。しかし、押出比が50を超えると、
押出し力が大きくなり、大型の設備が新たに必要とな
る。その結果、アルミニウム基複合材の機械的性質の観
点から下限を10とし、設備能力(押出しプレス出力)
の観点から上限を50とする。
【0021】図5は本発明に係る引抜き工程(第1実施
例)の説明図であり、押出し後の筒45を引抜き装置5
0にセットし、つかみ具51で引くことにより、ダイス
52とプラグ53の間を通じて、筒56に成形(冷間)
する。
【0022】筒56は、内径がD1、外径がD2、肉厚
がtであり、これらの寸法は所定の公差範囲にあり、同
時に、所定の真円度及び表面粗さを有するものである。
本発明のアルミニウム基複合材は塑性変形が容易なの
で、1回の引抜きで内・外径D1,D2に所望の精度を
付与することができる。
【0023】図6は押出しのみの加工精度と本発明に係
る引抜き後の加工精度を比較した一例のグラフであり、
横軸を内径とし、縦軸を公差としたものである。例え
ば、内径50mmの引抜き後の加工精度は、公差±0.
02mmの範囲にあり、内径80mmの加工精度は、公
差±0.03mmの範囲にある。冷間の引抜き工程で内
径の精度を大幅に高めることができる。なお、外径も同
様の公差である。このことから、押出し加工のみで筒を
成形したものに比較して、押出し加工に続いて引抜き加
工を実施した本発明の製造方法によれば、10倍程仕上
げ精度を高めることができることがわかる。
【0024】図7は本発明に係る筒の切断工程の説明図
である。引抜き後の筒56を所定長さL1に切断し、ア
ルミニウム基複合材のシリンダライナ57を形成する。
長さL1は定寸であり、シリンダライナ57の端面5
8,58をカッタ59で切断すると同時に仕上げる。
【0025】図8は本発明に係るシリンダライナの嵌合
工程の一例を示す図である。シリンダブロック60のシ
リンダ部61・・・(・・・は複数を示す。以下同様。)に、
それより僅かに大径のシリンダライナ57・・・を嵌合す
ることで、シリンダライナ57・・・をシリンダブロック
60に一体的に取付ける。
【0026】次に、本発明に係るシリンダライナの別実
施例を説明する。図9は本発明に係る引き抜き工程(第
2実施例)の説明図であり、上記図5に示す実施の形態
と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略す
る。筒56Bの外面72に引抜き方向(矢印の方向)
に平行な溝73を同時に形成する。具体的には、引抜き
装置70は、ダイス75と、プラグ52を支持する支持
棒53と、端部に取付けたつかみ具54とを有する。ダ
イス75は凸部76を形成したものであり、つかみ具5
4が矢印の方向に移動すると、凸部76は、溝73を
成形する。筒56Bの成形と同時に溝73を形成するの
で、溝73を切削で形成する必要がなく、生産コストを
低減できる。また、溝を形成することによってシリンダ
ライナを鋳込んだ場合に溶湯との抱き付き性を向上でき
る。
【0027】尚、本発明の実施の形態に示した図2
(b)の窒化マグネシウム(Mg32)34の生成で
は、マグネシウム(Mg)を坩堝に入れたけれども、こ
れは一例であって、これに限定するものではない。例え
ば、予め多孔質成形体にマグネシウムを含有させておい
て、窒化マグネシウムを生成させるようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、窒化マグネシウムの作用で酸化物
系セラミックスを還元する。酸化物系セラミックスであ
るアルミナ(Al23)を還元して金属化すると、濡れ
がよくなり、アルミニウム合金と結合することができ
る。酸化物系セラミックスの多孔質にアルミニウム合金
の溶湯を浸透させる。アルミニウム合金は還元された酸
化物系セラミックスの多孔質に容易に浸透するととも
に、酸化物系セラミックスと化学的に強固に結合する。
その結果、塑性変形がしやすく、成形性に優れたアルミ
ニウム基複合材を得ることができ、後工程での、押出し
や引抜きが容易となる。
【0029】アルミニウム基複合材ビレットを押出しプ
レスで筒に成形する。アルミニウム基複合材ビレットは
成形性がよいから、押出しが容易である。また、高押出
比による変形を加えることで、内部欠陥の除去、緻密化
を図ることができ、品質を高めることができる。引抜き
で筒の内外径の精度を高める。内径及び外径の精度がよ
いので、切削加工せずに、そのまま組み付けることがで
きる。引抜き後の筒を切断してシリンダライナを製造す
る。切断のみで、シリンダライナは完成するから、生産
効率が向上する。
【0030】請求項2では、押出し工程の押出比を10
〜50に設定する。押出比が10以上になると、アルミ
ニウム基複合材の引張り強さ及び耐力はほぼ一定とな
る。押出比が大きいと、生産性がよくなるから、押出比
は大きい方が望ましい。しかし、押出比が50を超える
と、押出し力が大きくなり、大型の設備が新たに必要と
なる。その結果、押出比を10〜50に設定すること
で、アルミニウム基複合材の引張り強さ及び耐力を大き
くすることができ、且つ、既存の設備を用いて生産コス
トの低減を図ることができる。また、本アルミニウム基
複合材は成形性がよいから、押出比を50に上げて成形
することができ、生産性の向上を図ることができる。
【0031】請求項3では、引抜きで筒の外面に溝を同
時に形成する。溝の機械加工を省いて、工程を集約する
ことができるから、生産コストの低減を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアルミニウム基複合材の製造装置
の概要構造図
【図2】本発明に係るアルミニウム基複合材ビレットの
製造要領図
【図3】本発明に係る押出し工程の説明図
【図4】本発明に係る押出比と引張り強さ・耐力の関係
を示したグラフ
【図5】本発明に係る引抜き工程(第1実施例)の説明
【図6】押出しのみの加工精度と本発明に係る引抜き後
の加工精度を比較した一例のグラフ
【図7】本発明に係る筒の切断工程の説明図
【図8】本発明に係るシリンダライナの嵌合工程の一例
を示す図
【図9】本発明に係る引き抜き工程(第2実施例)の説
明図
【符号の説明】
1…アルミニウム基複合材製造装置、21…酸化物系セ
ラミックス(アルミナ)、31…アルミニウム合金、3
2…マグネシウム、34…窒化マグネシウム、35…ア
ルミニウム基複合材ビレット、45…押出し後の筒
(筒)、50,70…引抜き装置、56,56B…引抜
き後の筒(筒)、57…シリンダライナ、72…外面、
73…溝、A0…押出し前のビレットの断面積、A1…
押出し後の筒の断面積、R…押出比。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16J 10/04 F16J 10/04 (72)発明者 庄子 広人 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 加藤 崇 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3G024 AA26 FA14 GA02 GA13 HA06 HA07 HA11 3J044 AA18 BA04 CC17 CC30 4E087 BA04 BA14 BA22 BA26 CA07 CA21 CA22 CB01 CB12 DB22 EC17 EC18 EC37 HA61 HA64

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化物系セラミックスからなる多孔質成
    形体とともに、アルミニウム合金及び、マグネシウム又
    はマグネシウム発生源を炉内に納め、窒化マグネシウム
    の作用で酸化物系セラミックスを還元し、酸化物系セラ
    ミックスの多孔質にアルミニウム合金の溶湯を浸透させ
    てアルミニウム基複合材ビレットを製造する工程と、 前記アルミニウム基複合材ビレットを押出しプレスで筒
    に成形する押出し工程と、 前記押出し後の筒を引抜き装置で仕上げて内外径に精度
    を付与する引抜き工程と、 前記引抜き後の筒を所定長さに切断加工してアルミニウ
    ム基複合材のシリンダライナを形成する切断工程と、か
    らなることを特徴とするシリンダライナの製造方法。
  2. 【請求項2】 押出し前のビレットの断面積を押出し後
    の筒の断面積で割った値を押出比とするときに、前記押
    出し工程での押出比を10〜50に設定することを特徴
    とする請求項1記載のシリンダライナの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記引抜き工程では筒の外面に引抜き方
    向に平行な溝を同時に形成することを特徴とする請求項
    1記載のシリンダライナの製造方法。
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