JP2001320558A - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JP2001320558A JP2000137724A JP2000137724A JP2001320558A JP 2001320558 A JP2001320558 A JP 2001320558A JP 2000137724 A JP2000137724 A JP 2000137724A JP 2000137724 A JP2000137724 A JP 2000137724A JP 2001320558 A JP2001320558 A JP 2001320558A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの読取光学部を備え、各シェーディング
補正用白板がDSPF側と原稿台側との両方に存在する
場合に、シェーディング補正を正確かつ適切に行い得る
原稿読取装置を提供する。 【解決手段】 第1原稿読取位置の下側には、原稿の両
面読み取りを行うべくDSPFと一体に設けられた第1
読取光学部のシェーディング補正を行う第1基準白板が
設けられ、第2原稿読取位置の原稿載置面と同一面上に
は、原稿載置台の下側で移動して両面及び片面読込の両
方に用いられる第2読取光学部のシェーディング補正を
行う第2基準白板が設けられる。第2読取光学部のシェ
ーディング補正は、電源ON時にDSPFの開閉に係わ
らず行う(S1)。第1読取光学部のシェーディング補
正は、DSPFが開いているときには行わず(S4、S
5)、DSPFが閉じたときに行う(S3、S4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナ装置や複
写機等の原稿読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、スキャナ装置やデジタル複写機
等の原稿読取装置においては、読取光学系にて読み取っ
た原稿に対して、画像補正を施した後に印字処理を行う
ようになっている。
【0003】この画像補正の一つにシェーディング補正
がある。上記シェーディング補正は、原稿読取装置にて
原稿を読み取った際の照度ムラ、照明ムラ及びレンズの
明るさムラ等を補正するものである。
【0004】上記のシェーディング補正の方法として
は、先ず、標準白板を読み取る。このときの画像データ
をシェーディングデータとしてメモリに一旦格納した
後、CPUによってシェーディング補正データを算出
し、再びメモリに格納する。そして、次に、原稿を読み
取ったときに、読み取った画像データに対して上記のシ
ェーディング補正データを掛け合わせることにより、読
み取りデータを常に一定の標準白板を基準としたデータ
とすることができる。
【0005】ところで、従来の原稿読取装置では、読取
光学系のトラブル時には、シェーディング補正ができな
いため、デジタル複写機の画像形成動作を停止するよう
になっている。
【0006】例えば、特開平8−328447号公報に
開示された原稿読取装置では、原稿読み取り部の上方を
覆うカバー体の閉止が不完全な状態で白レベルデータを
読み取りする不具合を防止するため、ファクシミリ装置
の電源スイッチをONすると自動的にCCD(Charge Co
upled Device) スキャナが作動する一方、CCDスキャ
ナに対峙してカバー体に配置された被検出体の表面の黒
線が認識されないときは、カバー体の閉止が不完全であ
ることつまりカバー体が開いている旨をユーザに報知
し、被検出体表面の白レベルをCCDスキャナで読み取
らないようになっている。
【0007】逆に、黒線が認識されるときには、カバー
体が開いている旨の表示を消灯し、CCDスキャナにて
自動的に白レベルのデータを読み取って記憶するように
制御することが提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の原稿読取装置は、白レベルデータを取り付けたカバ
ー体と原稿の読み取りを行う読取光学系とが別体に設け
られており、カバー体を開けた状態では、正常な白レベ
ルのデータの読み取りを行うことができないために、こ
のような手段を採用しているものである。
【0009】したがって、白レベルデータがカバー体に
取り付けられておらず、原稿の読み取りを行う読取光学
系と白レベルデータとが一体、つまりいずれもが原稿載
置台側に設けられている場合には、必ずしもカバー体の
開閉判断をする必要がないという問題点を有している。
【0010】すなわち、白レベルデータがカバー体に取
り付けられておらず、原稿の読み取りを行う読取光学系
と白レベルデータとが一体、つまりいずれもが原稿載置
台側に設けられている場合には、カバー体が開いている
ときであっても、原稿の読み取りを行いかつシェーディ
ング補正を行えることが必要である。
【0011】ただし、上記構成の原稿読取装置が、さら
に、白レベルデータを取り付けたカバー体と原稿の読み
取りを行う読取光学系とが別体に設けられた構成を有す
る場合には、さらに制御が複雑となる。また、2つの読
取光学系のシェーディング補正を行う必要があるので、
適切にシェーディング補正を行わないと待ち時間が長く
なるおそれがある。
【0012】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、2つの読取光学部を備
え、かつ各読取光学部のシェーディング補正を行うため
の白レベルデータが原稿カバー側と原稿台側との両方に
それぞれ設けられている場合に、シェーディング補正を
正確かつ適切に行い得る原稿読取装置を提供することに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の原稿読取装置
は、上記課題を解決するために、搬送状態の原稿の表面
及び裏面を原稿台の第1原稿読取位置にて読み取る第1
読取光学部と第2読取光学部とが互いに原稿の両面側に
それぞれ設けられ、上記第1読取光学部は原稿カバーと
一体に固定して設けられる一方、上記第2読取光学部
は、原稿台の下側にて移動自在に設けられて、上記第1
原稿読取位置にて搬送状態の原稿を静止して読み取る一
方、原稿台の第2原稿読取位置にて載置状態の原稿の片
面のみを移動しながら読み取る一方、上記原稿台の第1
原稿読取位置における原稿の搬送面よりも下側には、第
1読取光学部のシェーディング補正を行うための第1基
準白板が設けられ、かつ、上記原稿台の第2原稿読取位
置における原稿の載置面と同一面上には、第2読取光学
部のシェーディング補正を行うための第2基準白板が設
けられる一方、上記第2読取光学部のシェーディング補
正は、電源ON時に原稿カバーの開閉に係わらず行う一
方、第1読取光学部のシェーディング補正は、原稿カバ
ーが開いているときには行わず、原稿カバーが閉じたと
きに行うように制御する制御手段が設けられていること
を特徴としている。
【0014】上記の発明によれば、原稿読取装置には、
搬送状態の原稿の表面及び裏面を原稿台の第1原稿読取
位置にて読み取る第1読取光学部と第2読取光学部とが
互いに原稿の両面側にそれぞれ設けられる。そして、上
記第1読取光学部は原稿カバーと一体に固定して設けら
れる一方、上記第2読取光学部は、原稿台の下側にて移
動自在に設けられて、上記第1原稿読取位置にて搬送状
態の原稿を静止して読み取る一方、原稿台の第2原稿読
取位置にて載置状態の原稿の片面のみを移動しながら読
み取る。
【0015】すなわち、原稿読取装置は、第1読取光学
部と第2読取光学部との2つの読取光学部を有してい
る。
【0016】そして、この原稿読取装置では、原稿の両
面読み取りを行うときには、搬送原稿を第1原稿読取位
置にて第1読取光学部及び第2読取光学部によって同時
に読み取ることができる。このとき、第1読取光学部及
び第2読取光学部は、いずれも静止状態にて搬送原稿を
読み取る。
【0017】一方、この原稿読取装置では、原稿の片面
読み取りを行うときには、原稿台の下側にて移動自在に
設けられた第2読取光学部が、原稿台の第2原稿読取位
置にて載置状態の原稿の片面のみを移動しながら読み取
る。
【0018】ここで、原稿を読み取るときには、シェー
ディング補正が必要となるが、2つの読取光学系のシェ
ーディング補正を行う必要があるので、適切にシェーデ
ィング補正を行わないと待ち時間が長くなるおそれがあ
るとともに、シェーディング補正のミスを生じるおそれ
がある。
【0019】これに対して、本発明では、制御手段は、
第1読取光学部のシェーディング補正は、原稿カバーが
開いているときには行わず、原稿カバーが閉じたときに
行うように制御する。
【0020】すなわち、第1読取光学部は原稿カバーと
一体に固定して設けられ、かつ、原稿台の第1原稿読取
位置における原稿の搬送面よりも下側には、第1読取光
学部のシェーディング補正を行うための第1基準白板が
設けられているので、第1読取光学部のシェーディング
補正を行うときには、原稿カバーの開閉状態が問題とな
るが、この制御手段の制御により、適切にシェーディン
グ補正を行うことができる。また、これによって、正確
に白レベルデータを読み取ることができるので、シェー
ディング補正も正確となる。
【0021】一方、第2読取光学部は、原稿台の下側に
て移動自在に設けられ、かつ第2読取光学部のシェーデ
ィング補正を行うための第2基準白板も原稿台の第2原
稿読取位置における原稿の載置面と同一面上に設けられ
るので、第2読取光学部及び第2基準白板のいずれも原
稿カバー側には設けられていないため、シェーディング
補正に際して、原稿カバーの開閉状態は問題とならな
い。
【0022】そこで、制御手段は、第2読取光学部のシ
ェーディング補正は、電源ON時に原稿カバーの開閉に
係わらず行う。
【0023】この結果、第1読取光学部と第2読取光学
部との2つの読取光学部を備えた原稿読取装置に対し
て、適切にシェーディング補正を行うので待ち時間が長
くなることもない。また、シェーディング補正のミスも
生じない。
【0024】したがって、2つの読取光学部を備え、か
つ各読取光学部のシェーディング補正を行うための白レ
ベルデータが原稿カバー側と原稿台側との両方にそれぞ
れ設けられている場合に、シェーディング補正を正確か
つ適切に行い得る原稿読取装置を提供することができ
る。
【0025】本発明の原稿読取装置は、上記課題を解決
するために、上記記載の原稿読取装置において、制御手
段は、原稿カバーが開いているときは、原稿カバーが開
いていることを知らせる報知手段を備えていることを特
徴としている。
【0026】上記の発明によれば、制御手段は、原稿カ
バーが開いているときは、原稿カバーが開いていること
を知らせる報知手段を備えている。
【0027】このため、ユーザは、報知手段による原稿
カバーが開いていることの知らせにより、その旨を知る
ことができる。
【0028】これにより、ユーザは、装置が停止してい
る理由が、原稿カバーが開いていることにあることを直
ちに理解できるので、直ちに原稿カバーを閉じるように
なる。
【0029】この結果、原稿読み取り時における処理時
間の増大を防止することができる。
【0030】本発明の原稿読取装置は、上記課題を解決
するために、上記記載の原稿読取装置において、制御手
段は、第1読取光学部によるシェーディング補正中に原
稿カバーが開かれたときには、シェーディング補正を中
断する一方、原稿カバーが閉じられたときにシェーディ
ング補正を再開する再開手段を備えていることを特徴と
している。
【0031】上記の発明によれば、制御手段は、第1読
取光学部によるシェーディング補正中に原稿カバーが開
かれたときには、シェーディング補正を中断する一方、
原稿カバーが閉じられたときにシェーディング補正を再
開する再開手段を備えている。
【0032】このため、ユーザが原稿カバーを閉じる
と、制御手段の再開手段が直ちにシェーディング補正を
再開するので、原稿読み取り時における処理時間の増大
を防止することができる。
【0033】本発明の原稿読取装置は、上記課題を解決
するために、上記記載の原稿読取装置において、制御手
段は、第1読取光学部によるシェーディング補正中に原
稿カバーが開かれたときには、シェーディング補正を中
断する一方、原稿カバーを開いていることを報知する補
正時報知手段を備えていることを特徴としている。
【0034】上記の発明によれば、制御手段は、第1読
取光学部によるシェーディング補正中に原稿カバーが開
かれたときには、シェーディング補正を中断する一方、
原稿カバーを開いていることを報知する補正時報知手段
を備えている。
【0035】このため、制御手段の補正時報知手段が、
第1読取光学部によるシェーディング補正中に原稿カバ
ーが開かれたときには、シェーディング補正を中断する
一方、原稿カバーを開いていることを報知するので、シ
ェーディング補正のミスを防止することができる。
【0036】また、ユーザは、補正時報知手段による原
稿カバーが開かれたことの知らせにより、その旨を知る
ことができる。
【0037】これにより、ユーザは、装置が停止してい
る理由が、原稿カバーが開かれたことにあることを直ち
に理解できるので、直ちに原稿カバーを閉じるようにな
る。
【0038】この結果、原稿読み取り時における処理時
間の増大を防止することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図6に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0040】本実施の形態の原稿読取装置を備える例え
ばデジタル複写機30は、図2に示すように、大きく分
けて原稿読取装置としてのスキャナ部31とレーザ記録
部32との2つから構成されている。
【0041】上記スキャナ部31は、透明ガラスからな
る原稿台としての原稿載置台35と、この原稿載置台3
5上へ自動的に原稿を供給搬送するための原稿カバーと
しての両面対応自動原稿送り装置(以下、「DSPF:
Duplex Single Pass Feeder」という)36と、原稿載
置台35上に載置された原稿の画像を走査して読み取る
ための原稿画像読み取りユニット、すなわちスキャナユ
ニット40とから構成されている。
【0042】上記のスキャナ部31にて読み取られた原
稿画像は、画像データとして後述する画像データ入力部
へと送られ、画像データに対して所定の画像処理が施さ
れる。
【0043】上記DSPF36は、備えられた図示しな
い原稿トレイ上に複数枚の原稿を一度にセットしてお
き、セットされた原稿を1枚ずつ自動的に原稿載置台3
5上へ給送する装置である。このDSPF36は、オペ
レータの選択に応じて原稿の片面又は両面をスキャナユ
ニット40に読み取らせるように、片面原稿のための搬
送経路、両面原稿のための搬送経路、搬送経路切り換え
手段、各部を通過する原稿の状態を把握し管理するセン
サ群、及び制御部等から構成されている。DSPF36
については、従来から多くの出願、商品化がなされてい
るので、後述する本発明の特徴部分を除いて、これ以上
の説明は省略する。
【0044】次に、原稿載置台35上の原稿の画像を読
み取るためのスキャナ部31の一つを構成するスキャナ
ユニット40は、原稿面上を露光するランプリフレクタ
ーアセンブリ41と、原稿からの反射光像を光電変換素
子(以下、「CCD(ChargeCoupled Device)素子」と
いう) 44に導くための原稿からの反射光を反射する第
1の反射ミラー42aを搭載してなる第1の走査ユニッ
ト40aと、第1の反射ミラーユニット40aからの反
射光像を上記CCD素子44に導くための第2反射ミラ
ー42b及び第3反射ミラー42cを搭載してなる第2
の走査ユニット40bと、原稿からの反射光像を上述し
た各反射ミラーを介して電気的画像信号に変換するCC
D素子44上に結像させるための光学レンズ43と、原
稿からの反射光像を電気的画像信号に変換する上述した
CCD素子44とからなっている。
【0045】上記のスキャナ部31は、上記DSPF3
6とスキャナユニット40の関連した動作により、原稿
載置台35上に読み取るべき原稿を順次載置させなが
ら、原稿載置台35の下面に沿ってスキャナユニット4
0を移動させて原稿画像を読み取るように構成されてい
る。特に、第1走査ユニット40aは、原稿載置台35
に沿って左から右へと一定速度Vで走行され、また、第
2走査ユニット40bは、その速度Vに対してV/2の
速度で同一方向に平行に走査制御される。
【0046】これにより、原稿載置台35上に載置され
た原稿の画像を1ライン毎に順次CCD素子44へと結
像させて画像を読み取ることができる。
【0047】原稿画像をスキャナユニット40にて読み
取ることにより得られた画像データは、図示しない画像
処理部へ送られ、各種処理が施された後、画像処理部の
メモリに一旦記憶され、出力指示に応じてメモリ内の画
像を読み出してレーザプリンタ部32に転送して記録用
紙上に画像を形成させる。
【0048】上記レーザプリンタ部32は、画像を形成
させるための記録材である用紙の搬送系50と、レーザ
書き込みユニット46と画像を形成するための電子写真
プロセス部47とを備えている。
【0049】レーザ書き込みユニット46は、上述した
スキャナユニット40にて読み取った後のメモリから読
み出した画像データ又は外部の装置から転送されてきた
画像データに応じてレーザ光を出射する半導体レーザ光
源と、レーザ光を等角速度偏向するポリゴンミラーと、
等角速度で偏向されたレーザ光が電子写真プロセス部4
7を構成する感光体ドラム48上で等角速度で偏向され
るように補正するf−θレンズ等とを有している。
【0050】上記電子写真プロセス部47は、周知であ
る感光体ドラム48の周囲に帯電器、現像器、転写器、
剥離器、クリーニング器及び除電器を備えている。
【0051】一方、用紙の搬送系50は、上述した画像
形成を行う電子写真プロセス部47の特に転写器が配置
された転写位置へと用紙を搬送する搬送部33と、この
搬送部33へと用紙を送り込むためのカセット給紙装置
51・52・53又は必要なサイズの用紙を適宜給紙す
るための手差し給紙装置54と、転写後の用紙に形成さ
れた画像つまりトナー像を定着するための定着器49
と、定着後の用紙の裏面に再度画像を形成するために用
紙を再供給するための再供給経路55とを備えている。
【0052】また、上記定着器49の下流側には、画像
が記録された用紙を受け取り、この用紙に対して所定の
処理を施す後処理装置34が配置されている。
【0053】上記のレーザ記録部32では、画像メモリ
から読み出された画像データは、レーザ書き込みユニッ
ト46によってレーザ光線を走査させることにより電子
写真プロセス部47の感光体ドラム48の表面上に静電
潜像として形成され、トナーにより可視像化されたトナ
ー像は多段給紙ユニットのいずれかの給紙部から搬送さ
れた用紙の面上に静電転写され定着される。
【0054】このようにして画像が形成された用紙は、
定着器49から排紙ローラ57を経由して後処理装置3
4内へと搬送される。
【0055】以上が、デジタル複写機30の概要であ
る。
【0056】次に、本実施の形態の原稿読取装置である
スキャナ部31について、詳細に説明する。
【0057】先ず、図3に示すように、スキャナ部31
におけるDSPF36は、ヒンジ36aにより開閉でき
る構造になっているとともに、SPF(Single Pass Fee
der)開閉検知センサ5により開閉が検知されるようにな
っている。
【0058】ところで、本実施の形態のスキャナ部31
は、図4に示すように、原稿載置台35に対して上下の
両方に光学系が設けられており、上側には、DSPF3
6に対して固定位置となっている第1読取光学部15が
設けられる一方、下側には原稿載置台35の下側で水平
移動可能な第2読取光学部16が設けられている。な
お、この第2読取光学部16は、前記第1の走査ユニッ
ト40aと同じものであるが、本発明との整合性を持た
すため、ここでは、部材名を変えて説明する。
【0059】上記の光学系を2個有するスキャナ部31
において、両面自動原稿読取りを行う場合には、第2読
取光学部16が同図において左側に示す第1原稿読取位
置に移動することにより、上記第1読取光学部15及び
第2読取光学部16の両方により、この原稿載置台35
における第1原稿読取位置にて搬送される原稿の両面を
同時に読み取るようになっている。
【0060】すなわち、より詳細に述べると、原稿を両
面自動読取りするときには、先ず、原稿載置台35aの
原稿載置検知センサ3に置かれた原稿は、原稿ストッパ
ー12の開放と、給紙ローラ6、用紙ピックアップ爪1
0及びレジストローラ11の駆動とにより、第1原稿読
取位置まで搬送され、原稿の両面側にそれぞれ置かれた
第1読取光学部15と第2読取光学部16との間を通過
させられる。そして、これら第1読取光学部15及び第
2読取光学部16をそれぞれ通過するときに、原稿の両
面がそれぞれ読み取られ、その後、読み取られた原稿は
排紙トレイ14に放出される。
【0061】ここで、本実施の形態のDSPF36で
は、レジストローラ11の手前にレジストローラ前セン
サ4を設けるとともに、第1読取光学部15の手前に原
稿先端検知センサ7を設け、さらに、第2読取光学部1
6の後に出紙センサ8を設けている。また、原稿載置台
35における第1原稿読取位置の下側には、済スタンプ
13が設けられている。
【0062】さらに、DSPF36には、シェーディン
グ補正のための基準となる白板が2個設けられている。
【0063】先ず、1個目の白板として、第1読取光学
部15のシェーディング補正を行うための第1基準白板
17が、原稿載置台35の第1原稿読取位置におけるガ
ラス下面に設けられている。2個目の白板としては、第
2読取光学部16のシェーディング補正を行うための第
2基準白板18が、原稿載置台35の第2原稿読取位置
におけるガラス面に設けられている。したがって、第2
読取光学部16は、第1原稿読取位置に存在していたと
しても、シェーディング補正するときには、第2原稿読
取位置に移動して、第2基準白板18を読み取ることに
より行うものとなっている。
【0064】なお、上記の第2基準白板18は、原稿載
置台35におけるガラスの上面からの距離を、原稿にお
ける原稿載置台35のガラスの上面からの距離と等距離
にして置くことが可能である。
【0065】このように、上記第2基準白板18の位置
は第2読取光学部16から原稿までの距離と同じである
が、これに対して、第1基準白板17はガラスの下面に
あるため、第1読取光学部15から原稿までの距離より
ガラスの厚みだけ長くなっている。
【0066】このようにしているのは、原稿と同じ側に
第1基準白板17を置くと、原稿の通過により白板が汚
れたり、ゴミやほこりが付着するので、これを防止する
ためである。
【0067】一方、上記のスキャナ部31において、原
稿の片面のみを自動的に読み取るときには、図5に示す
ように、図示しない原稿トレイに載置された原稿が、原
稿載置台35の第2原稿読取位置に搬送され、その位置
で停止させられる。
【0068】これによって、第2読取光学部16が、第
2原稿読取位置において、原稿載置台35の下側を水平
に移動して、原稿載置台35に載置状態となっている原
稿の片面のみを読み取る。
【0069】次に、シェーディング補正時の処理につい
て、図1に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0070】先ず、電源スイッチをONすると、第2読
取光学部16はシェーディング補正を開始する(S
1)。具体的には、第2読取光学部16は、先ず、第2
基準白板18の下に移動して白レベルを読み取り、読み
取りデータが一定になるように補正を行なう。これに
て、片面読み取りの場合は、いつでも適正なシェーディ
ング補正データをえることができる。
【0071】次に、両面自動読み取りを行う場合には、
第1読取光学部15は、SPF開閉検知センサ5により
SPFが閉じていることつまりDSPF36が閉じてい
ることを確認して(S2)、第1基準白板17の白レベ
ルを読み取り、読み取りデータが一定になるように補正
を行ない(S3)、そのデータを記憶する(S4)。
【0072】一方、S2で、DSPF36が開いている
ときは、シェーディング補正を中断する(S5)。この
とき、DSPF36が開いていることを報知し、第1基
準白板17の白レベルの読み取りを行わない。なお、上
記の報知方法は、例えば、デジタル複写機30の図示し
ない操作表示部にて、DSPF36が開いている旨を表
示する方法や、表示灯を表示させる方法や、その他、そ
の旨を音声にて知らせる方法等が可能である。
【0073】次いで、DSPF36が閉じられてから、
S3に移行して白レベルを読み取り、読み取りデータが
一定になるように補正を行なう。
【0074】これによって、両面自動読み取りの場合で
も、正確なシェーディング補正を行うことができる。ま
た、第2読取光学部16のシェーディング補正は、DS
PF36の開閉のいかんに係わらずいつでもできるの
で、ユーザを待たすことがない。
【0075】このように、本実施の形態のスキャナ部3
1には、搬送状態の原稿の表面及び裏面を原稿載置台3
5の第1原稿読取位置にて読み取る第1読取光学部15
と第2読取光学部16とが互いに原稿の両面側にそれぞ
れ設けられる。そして、第1読取光学部15は、DSP
F36と一体に固定して設けられる一方、第2読取光学
部16は、原稿載置台35の下側にて移動自在に設けら
れて、第1原稿読取位置にて搬送状態の原稿を静止して
読み取る一方、原稿載置台35の第2原稿読取位置にて
載置状態の原稿の片面のみを移動しながら読み取る。
【0076】すなわち、スキャナ部31は、第1読取光
学部15と第2読取光学部16との2つの読取光学部を
有している。
【0077】そして、このスキャナ部31では、原稿の
両面読み取りを行うときには、搬送原稿を第1原稿読取
位置にて第1読取光学部15及び第2読取光学部16に
よって同時に読み取ることができる。このとき、第1読
取光学部15及び第2読取光学部16は、いずれも静止
状態にて搬送原稿を読み取る。
【0078】一方、このスキャナ部31では、原稿の片
面読み取りを行うときには、原稿載置台35の下側にて
移動自在に設けられた第2読取光学部16が、原稿載置
台35の第2原稿読取位置にて載置状態の原稿の片面の
みを移動しながら読み取る。
【0079】ここで、原稿を読み取るときには、シェー
ディング補正が必要となるが、2つの読取光学系のシェ
ーディング補正を行う必要があるので、適切にシェーデ
ィング補正を行わないと待ち時間が長くなるおそれがあ
るとともに、シェーディング補正のミスが生じるおそれ
がある。
【0080】これに対して、本実施の形態では、図6に
示すように、制御部を構成する制御手段としてのCPU
9は、第1読取光学部15のシェーディング補正は、D
SPF36が開いているときには行わず、DSPF36
が閉じたときに行うように制御する。
【0081】すなわち、第1読取光学部15はDSPF
36と一体に固定して設けられ、かつ、原稿載置台35
の第1原稿読取位置における原稿の搬送面よりも下側に
は、第1読取光学部15のシェーディング補正を行うた
めの第1基準白板17が設けられているので、第1読取
光学部15のシェーディング補正を行うときには、DS
PF36のの開閉状態が問題となるが、この制御手段と
してのCPU9の制御により、適切にシェーディング補
正を行うことができる。また、これによって、正確に白
レベルデータを読み取ることができるので、シェーディ
ング補正も正確となる。
【0082】一方、第2読取光学部16は、原稿載置台
35の下側にて移動自在に設けられ、かつ第2読取光学
部16のシェーディング補正を行うための第2基準白板
18も原稿載置台35の第2原稿読取位置における原稿
の載置面と同一面上に設けられるので、第2読取光学部
16及び第2基準白板18のいずれもDSPF36側に
は設けられていないため、シェーディング補正に際し
て、DSPF36の開閉状態は問題とならない。
【0083】そこで、制御手段としてのCPU9は、第
2読取光学部16のシェーディング補正は、電源ON時
にDSPF36の開閉に係わらず行う。
【0084】この結果、第1読取光学部15と第2読取
光学部16との2つの読取光学部を備えたスキャナ部3
1に対して、適切にシェーディング補正を行うので待ち
時間が長くなることもない。また、シェーディング補正
のミスも生じない。
【0085】したがって、2つの読取光学部を備え、か
つ各第1読取光学部15及び第2読取光学部16のシェ
ーディング補正を行うための白レベルデータがDSPF
36側と原稿載置台35下部側との両方にそれぞれ設け
られている場合に、シェーディング補正を正確かつ適切
に行い得るスキャナ部31を提供することができる。
【0086】また、本実施の形態のスキャナ部31で
は、CPU9は、DSPF36が開いているときは、D
SPF36が開いていることを知らせる報知手段として
の報知部9aを備えている。
【0087】このため、ユーザは、報知部9aによるD
SPF36が開いていることの知らせにより、その旨を
知ることができる。
【0088】これにより、ユーザは、デジタル複写機3
0が停止している理由が、DSPF36が開いているこ
とにあることを直ちに理解できるので、直ちにDSPF
36を閉じるようになる。
【0089】この結果、原稿読み取り時における処理時
間の増大を防止することができる。
【0090】また、本実施の形態のスキャナ部31で
は、CPU9は、第1読取光学部15によるシェーディ
ング補正中にDSPF36が開かれたときには、シェー
ディング補正を中断する一方、DSPF36が閉じられ
たときにシェーディング補正を再開する再開手段として
の再開始部9bを備えている。
【0091】このため、ユーザが原稿カバーを閉じる
と、CPU9の再開始部9bが直ちにシェーディング補
正を再開するので、原稿読み取り時における処理時間の
増大を防止することができる。
【0092】また、本実施の形態のスキャナ部31で
は、CPU9は、第1読取光学部15によるシェーディ
ング補正中にDSPF36が開かれたときには、シェー
ディング補正を中断する一方、DSPF36を開いてい
ることを報知する補正時報知手段としての補正時報知部
9cを備えている。
【0093】このため、CPU9の補正時報知部9c
が、第1読取光学部15によるシェーディング補正中に
DSPF36が開かれたときには、シェーディング補正
を中断する一方、DSPF36を開いていることを報知
するので、シェーディング補正のミスを防止することが
できる。
【0094】また、ユーザは、補正時報知部9cによる
原稿カバーが開かれたことの知らせにより、その旨を知
ることができる。
【0095】これにより、ユーザは、デジタル複写機3
0が停止している理由が、DSPF36が開かれたこと
にあることを直ちに理解できるので、直ちに原稿カバー
を閉じるようになる。
【0096】この結果、原稿読み取り時における処理時
間の増大を防止することができる。
【0097】また、本実施の形態のスキャナ部31で
は、DSPF36とともに開閉する第1読取光学部15
を備え、DSPF36が開いているときには、シェーデ
ィング補正のミスを防止すべくシェーディング補正を始
めず、DSPF36が閉じられたときにシェーディング
補正を始める制御をCPU9が行うようになっている。
【0098】このため、シェーディング補正のミスを防
止することができる。
【0099】また、本実施の形態のスキャナ部31で
は、第2読取光学部16における第2基準白板18を用
いたシェーディング補正については、いつでも実施可能
となっている。
【0100】これによって、精度の高いシェーディング
補正が可能となる。
【0101】
【発明の効果】本発明の原稿読取装置は、以上のよう
に、搬送状態の原稿の表面及び裏面を原稿台の第1原稿
読取位置にて読み取る第1読取光学部と第2読取光学部
とが互いに原稿の両面側にそれぞれ設けられ、上記第1
読取光学部は原稿カバーと一体に固定して設けられる一
方、上記第2読取光学部は、原稿台の下側にて移動自在
に設けられて、上記第1原稿読取位置にて搬送状態の原
稿を静止して読み取る一方、原稿台の第2原稿読取位置
にて載置状態の原稿の片面のみを移動しながら読み取る
一方、上記原稿台の第1原稿読取位置における原稿の搬
送面よりも下側には、第1読取光学部のシェーディング
補正を行うための第1基準白板が設けられ、かつ、上記
原稿台の第2原稿読取位置における原稿の載置面と同一
面上には、第2読取光学部のシェーディング補正を行う
ための第2基準白板が設けられる一方、上記第2読取光
学部のシェーディング補正は、電源ON時に原稿カバー
の開閉に係わらず行う一方、第1読取光学部のシェーデ
ィング補正は、原稿カバーが開いているときには行わ
ず、原稿カバーが閉じたときに行うように制御する制御
手段が設けられているものである。
【0102】それゆえ、原稿読取装置は、第1読取光学
部と第2読取光学部との2つの読取光学部を有してい
る。
【0103】ここで、原稿を読み取るときには、シェー
ディング補正が必要となるが、2つの読取光学系のシェ
ーディング補正を行う必要があるので、適切にシェーデ
ィング補正を行わないと待ち時間が長くなるおそれがあ
るとともに、シェーディング補正のミスを生じるおそれ
もある。
【0104】これに対して、本発明では、制御手段は、
第1読取光学部のシェーディング補正は、原稿カバーが
開いているときには行わず、原稿カバーが閉じたときに
行うように制御する。
【0105】すなわち、第1読取光学部は原稿カバーと
一体に固定して設けられ、かつ、原稿台の第1原稿読取
位置における原稿の搬送面よりも下側には、第1読取光
学部のシェーディング補正を行うための第1基準白板が
設けられているので、第1読取光学部のシェーディング
補正を行うときには、原稿カバーの開閉状態が問題とな
るが、この制御手段の制御により、適切にシェーディン
グ補正を行うことができる。また、これによって、正確
に白レベルデータを読み取ることができるので、シェー
ディング補正も正確となる。
【0106】一方、第2読取光学部及び第2基準白板の
いずれも原稿カバー側には設けられていないため、シェ
ーディング補正に際して、原稿カバーの開閉状態は問題
とならない。
【0107】そこで、制御手段は、第2読取光学部のシ
ェーディング補正は、電源ON時に原稿カバーの開閉に
係わらず行う。
【0108】この結果、第1読取光学部と第2読取光学
部との2つの読取光学部を備えた原稿読取装置に対し
て、適切にシェーディング補正を行うので待ち時間が長
くなることもない。また、シェーディング補正のミスも
生じない。
【0109】したがって、2つの読取光学部を備え、か
つ各読取光学部のシェーディング補正を行うための白レ
ベルデータが原稿カバー側と原稿台側との両方にそれぞ
れ設けられている場合に、シェーディング補正を正確か
つ適切に行い得る原稿読取装置を提供することができる
という効果を奏する。
【0110】本発明の原稿読取装置は、以上のように、
上記記載の原稿読取装置において、制御手段は、原稿カ
バーが開いているときは、原稿カバーが開いていること
を知らせる報知手段を備えているものである。
【0111】それゆえ、ユーザは、報知手段による原稿
カバーが開いていることの知らせにより、その旨を知る
ことができる。
【0112】これにより、ユーザは、装置が停止してい
る理由が、原稿カバーが開いていることにあることを直
ちに理解できるので、直ちに原稿カバーを閉じるように
なる。
【0113】この結果、原稿読み取り時における処理時
間の増大を防止することができるという効果を奏する。
【0114】本発明の原稿読取装置は、以上のように、
上記記載の原稿読取装置において、制御手段は、第1読
取光学部によるシェーディング補正中に原稿カバーが開
かれたときには、シェーディング補正を中断する一方、
原稿カバーが閉じられたときにシェーディング補正を再
開する再開手段を備えているものである。
【0115】それゆえ、ユーザが原稿カバーを閉じる
と、制御手段の再開手段が直ちにシェーディング補正を
再開するので、原稿読み取り時における処理時間の増大
を防止することができるという効果を奏する。
【0116】本発明の原稿読取装置は、以上のように、
上記記載の原稿読取装置において、制御手段は、第1読
取光学部によるシェーディング補正中に原稿カバーが開
かれたときには、シェーディング補正を中断する一方、
原稿カバーを開いていることを報知する補正時報知手段
を備えているものである。
【0117】それゆえ、制御手段の補正時報知手段が、
第1読取光学部によるシェーディング補正中に原稿カバ
ーが開かれたときには、シェーディング補正を中断する
一方、原稿カバーを開いていることを報知するので、シ
ェーディング補正のミスを防止することができる。
【0118】また、ユーザは、補正時報知手段による原
稿カバーが開かれたことの知らせにより、その旨を知る
ことができる。
【0119】これにより、ユーザは、装置が停止してい
る理由が、原稿カバーが開かれたことにあることを直ち
に理解できるので、直ちに原稿カバーを閉じるようにな
る。
【0120】この結果、原稿読み取り時における処理時
間の増大を防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるデジタル複写機のスキャナ部の
実施の一形態を示すものであり、シェーディング補正の
動作を示すフローチャートである。
【図2】上記デジタル複写機の全体概要を示す構成図で
ある。
【図3】上記デジタル複写機におけるスキャナ部の外観
を示す構成図である。
【図4】上記デジタル複写機におけるスキャナ部の内部
の構造を示す概略構成図である。
【図5】上記デジタル複写機における第1読取光学部及
び第2読取光学部とこれらのシェーディング補正を行う
ための第1基準白板及び第2基準白板との位置関係を示
す概略構成図である。
【図6】上記デジタル複写機における制御部の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】 5 SPF開閉検知センサ 9 CPU(制御手段) 9a 報知部(報知手段) 9b 再開始部(再開手段) 9c 補正時報知部(補正時報知手段) 15 第1読取光学部 16 第2読取光学部 17 第1基準白板 18 第2基準白板 30 デジタル複写機 31 スキャナ部(原稿読取装置) 35 原稿載置台(原稿台) 36 DSPF(原稿カバー) 36a ヒンジ 40a 第1の走査ユニット(第2読取光学部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊田 真史 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 岩本 強志 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 田野上 寿雄 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 名取 敏幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H012 CA11 CB01 2H110 CC01 CC11 CD02 5B047 AA01 AB02 BB02 BC14 DA04 DC06 5C072 AA01 BA08 EA05 FB12 RA16 UA02 UA12 VA06 XA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送状態の原稿の表面及び裏面を原稿台の
    第1原稿読取位置にて読み取る第1読取光学部と第2読
    取光学部とが互いに原稿の両面側にそれぞれ設けられ、 上記第1読取光学部は原稿カバーと一体に固定して設け
    られる一方、 上記第2読取光学部は、原稿台の下側にて移動自在に設
    けられて、上記第1原稿読取位置にて搬送状態の原稿を
    静止して読み取る一方、原稿台の第2原稿読取位置にて
    載置状態の原稿の片面のみを移動しながら読み取る一
    方、 上記原稿台の第1原稿読取位置における原稿の搬送面よ
    りも下側には、第1読取光学部のシェーディング補正を
    行うための第1基準白板が設けられ、かつ、上記原稿台
    の第2原稿読取位置における原稿の載置面と同一面上に
    は、第2読取光学部のシェーディング補正を行うための
    第2基準白板が設けられる一方、 上記第2読取光学部のシェーディング補正は、電源ON
    時に原稿カバーの開閉に係わらず行う一方、第1読取光
    学部のシェーディング補正は、原稿カバーが開いている
    ときには行わず、原稿カバーが閉じたときに行うように
    制御する制御手段が設けられていることを特徴とする原
    稿読取装置。
  2. 【請求項2】制御手段は、原稿カバーが開いているとき
    は、原稿カバーが開いていることを知らせる報知手段を
    備えていることを特徴とする請求項1記載の原稿読取装
    置。
  3. 【請求項3】制御手段は、第1読取光学部によるシェー
    ディング補正中に原稿カバーが開かれたときには、シェ
    ーディング補正を中断する一方、原稿カバーが閉じられ
    たときにシェーディング補正を再開する再開手段を備え
    ていることを特徴とする請求項1記載の原稿読取装置。
  4. 【請求項4】制御手段は、第1読取光学部によるシェー
    ディング補正中に原稿カバーが開かれたときには、シェ
    ーディング補正を中断する一方、原稿カバーを開いてい
    ることを報知する補正時報知手段を備えていることを特
    徴とする請求項1記載の原稿読取装置。
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