JPH11225234A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11225234A
JPH11225234A JP10024482A JP2448298A JPH11225234A JP H11225234 A JPH11225234 A JP H11225234A JP 10024482 A JP10024482 A JP 10024482A JP 2448298 A JP2448298 A JP 2448298A JP H11225234 A JPH11225234 A JP H11225234A
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JP
Japan
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document
speed
image
mounting table
polygon mirror
Prior art date
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JP10024482A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Kikuchi
和彦 菊地
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、適切且つ早いタイミングでポリゴ
ンミラーの回転速度を高速にシフトでき、画像形成動作
を開始するまでの待機時間を短縮できる画像形成装置を
提供することを課題とする。 【解決手段】複写機の原稿載置台12上には、原稿Dを
原稿載置台12に押付ける閉塞位置と、原稿載置台12
を開放する開放位置と、の間で開閉自在にADF7が設
けられている。ADF7の開閉は、開閉センサ90によ
って検知される。開閉センサ90にてADF7が開放さ
れていることが検知されたときに複数のフォトセンサに
よって原稿のサイズが検知される。開閉センサ90がオ
ンの状態で、発光ダイオード821a、822a、82
3aからの光がADF7によって反射されてフォトトラ
ンジスタ84bで受光されると、ADF7が閉塞或いは
開放途中であることが検知され、ポリゴンミラーの回転
速度が高速にシフトされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、プリン
タ等の画像形成装置に係り、特に、原稿押えの状態を検
知してポリゴンミラーの回転速度を制御する画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置として、例えば、原
稿載置台に載置した原稿を照明して、その反射光に基づ
くレーザ光を射出して、射出したレーザ光によって感光
体ドラムを露光走査してドラム周面上に静電潜像を形成
し、この静電潜像に現像剤を供給して可視像化するデジ
タル複写機が知られている。
【0003】この種の複写機において、レーザ光を走査
して感光体ドラム周面を露光するためのポリゴンミラー
は、コピー動作中、22500rpm程度の比較的高速
で回転される。しかし、ポリゴンミラーやその周辺機器
の寿命を考慮して、コピー動作待機中は、通常、ポリゴ
ンミラーの回転速度が12000rpm程度の低速に制
御されている。
【0004】このため、複写機の待機状態から画像形成
動作を開始する際には、まず、ポリゴンミラーの回転速
度を待機状態の低速回転から画像形成可能な高速回転ま
で加速する必要があり、低速から所望の高速に加速して
安定させるには所定の時間を要する。
【0005】一般に、ポリゴンミラーの回転速度を待機
状態の低速回転から高速回転にシフトするタイミング
は、コピースタートスイッチがオンされたタイミングと
されているため、コピースタートスイッチがオンされて
からファーストコピーまでに多くの時間を要していた。
【0006】このため、従来の制御では、複写機の前面
に人感センサなどを配置して、オペレータが複写機に近
づいたことを検知し、このタイミングでポリゴンミラー
の回転速度を高速にシフトするようにしていた。また、
原稿を原稿載置台に押付けるための原稿押えが原稿載置
台に対して開放され或いは閉塞されたことを検知し、こ
のタイミングでポリゴンミラーの回転速度を高速にシフ
トするようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人感セ
ンサなどによってオペレータが複写機に近づいたことを
検知してポリゴンミラーの回転速度を可変する制御で
は、複写機の前を人が通り過ぎただけでもポリゴンミラ
ーが高速にシフトされてしまう場合があり、不適切なタ
イミングで不所望な制御がなされてしまう。
【0008】また、原稿押えの開閉を検知してポリゴン
ミラーの回転速度を可変する制御では、原稿載置台上に
原稿を載置した後、原稿押えを閉じることなくコピース
タートスイッチがオンされた場合、ポリゴンミラーの回
転速度をコピースタートスイッチが押される前に可変す
ることができず、通常より早いタイミングでポリゴンミ
ラーの回転速度を高速にシフトすることはできない。さ
らに、この制御では、コピー動作終了後に原稿を取り除
くために原稿押えを開放したときにもポリゴンミラーの
回転速度が不所望に高速にシフトされてしまい、無駄な
制御となる。
【0009】この発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、適切且つ早いタイミングでポリゴンミ
ラーの回転速度を高速にシフトでき、画像形成動作を開
始するまでの待機時間を短縮できる画像形成装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のうち請求項1記載の画像形成装置は、読
取対象物を載置する載置手段と、上記載置手段に対して
開閉可能に設けられたカバー手段と、上記載置手段に載
置された読取対象物を検知する第1の検知手段と、上記
第1の検知手段を利用して、上記カバー手段が上記載置
手段に対して閉塞される閉塞位置と上記載置手段に対し
て開放される開放位置との間の途中位置にあることを検
知する第2の検知手段と、上記載置手段に載置された読
取対象物に記録されている画像情報を読取る読取手段
と、上記読取手段にて読取られた画像情報に基づく画像
光を射出する光源と、上記光源から射出された画像光
を、第1の速度で回転する回転多面鏡を介して偏向させ
て像担持体を露光走査することにより該像担持体上に潜
像を形成する露光手段と、上記回転多面鏡を上記第1の
速度で回転させるとともに、画像形成動作の待機中にお
いて上記回転多面鏡を上記第1の速度より遅い第2の速
度で回転させる回転手段と、上記露光手段にて像担持体
上に形成された潜像に現像剤を供給して可視像化する画
像形成手段と、画像形成動作の待機中において上記回転
多面鏡が上記第2の速度で回転されている状態で、上記
第2の検知手段にて上記カバー手段が上記途中位置にあ
ることが検知されたとき、上記回転多面鏡の回転速度を
上記第1の速度まで加速させるように上記回転手段を制
御する制御手段と、を備えている。
【0011】また、この発明のうち請求項2記載の画像
形成装置は、読取対象物をその一側に載置する透明な載
置台と、上記載置台の一側に対して開閉可能に設けられ
たカバー手段と、上記載置台の他側に対向して設けら
れ、該載置台を介してその一側に載置された読取対象物
を照明してその反射光を受光し、該読取対象物の位置を
検知する第1の検知手段と、上記読取対象物が上記載置
台の一側に載置されていないとき、上記第1の検知手段
を利用して上記載置台を介して上記カバー手段を照明し
てその反射光を受光し、上記カバー手段が上記載置台の
一側に対して閉塞される閉塞位置と上記カバー手段が上
記載置台の一側に対して開放される開放位置との間の途
中位置に配置されたことを検知する第2の検知手段と、
上記載置台の一側に載置された読取対象物に記録されて
いる画像情報を読取る読取手段と、上記読取手段にて読
取られた画像情報に基づく画像光を射出する光源と、上
記光源から射出された画像光を、第1の速度で回転する
ポリゴンミラーを介して偏向させて像担持体を露光走査
することにより該像担持体上に潜像を形成する露光手段
と、上記ポリゴンミラーを上記第1の速度で回転させる
とともに、画像形成動作の待機中において上記ポリゴン
ミラーを上記第1の速度より遅い第2の速度で回転させ
る回転手段と、上記露光手段にて像担持体上に形成され
た潜像に現像剤を供給して可視像化する画像形成手段
と、画像形成動作の待機中において上記ポリゴンミラー
が上記第2の速度で回転されている状態で、上記第2の
検知手段にて上記カバー手段が上記途中位置に配置され
たことが検知されたとき、上記ポリゴンミラーの回転速
度を上記第1の速度まで加速させるように上記回転手段
を制御する制御手段と、を備えている。
【0012】また、この発明のうち請求項3記載の画像
形成装置は、読取対象物をその一側に載置する透明な載
置台と、上記載置台の一側に載置された上記読取対象物
をカバーするように上記載置台の一側に対して開閉可能
に設けられたカバー手段と、上記載置台の他側に対向し
て設けられ、該載置台を介してその一側に載置された読
取対象物を照明してその反射光を受光し、該読取対象物
のサイズを検知するサイズ検知手段と、上記読取対象物
が上記載置台の一側に載置されていないとき、上記サイ
ズ検知手段を利用して上記載置台を介して上記カバー手
段を照明してその反射光を受光し、上記カバー手段が上
記載置台の一側に対して閉塞される閉塞位置と上記カバ
ー手段が上記載置台の一側に対して開放される開放位置
との間の途中位置に配置されたことを検知するカバー検
知手段と、上記載置台の一側に載置され且つ上記カバー
手段にてカバーされた読取対象物に記録されている画像
情報を読取る読取手段と、上記読取手段にて読取られた
画像情報に基づくレーザ光を射出する光源と、上記光源
から射出されたレーザ光を、第1の速度で回転するポリ
ゴンミラーを介して偏向させて像担持体を露光走査する
ことにより該像担持体上に静電潜像を形成する露光手段
と、上記ポリゴンミラーを上記第1の速度で回転させる
とともに、画像形成動作の待機中において上記ポリゴン
ミラーを上記第1の速度より遅い第2の速度で回転させ
る回転手段と、上記露光手段にて像担持体上に形成され
た静電潜像に現像剤を供給して現像する現像手段と、上
記現像手段にて現像された現像剤像を被転写媒体に転写
する転写手段と、上記転写手段にて被転写媒体上に転写
された現像剤像を該被転写媒体上に定着させる定着手段
と、画像形成動作の待機中において上記ポリゴンミラー
が上記第2の速度で回転されている状態で、上記カバー
検知手段にて上記カバー手段が上記途中位置に配置され
たことが検知されたとき、上記ポリゴンミラーの回転速
度を上記第1の速度まで加速させるように上記回転手段
を制御する制御手段と、を備えている。
【0013】また、この発明のうち請求項4記載の画像
形成装置は、読取対象物をその一側に載置する透明な載
置台と、上記載置台の一側に載置された上記読取対象物
をカバーするように上記載置台の一側に対して開閉可能
に設けられたカバー手段と、上記載置台の他側に対向し
て設けられ、該載置台を介してその一側に載置された読
取対象物を照明してその反射光を受光し、該読取対象物
のサイズを検知する第1および第2のサイズ検知手段
と、上記読取対象物が上記載置台の一側に載置されてい
ないとき、上記第1のサイズ検知手段にて上記載置台を
介して上記カバー手段を照明し、上記第2のサイズ検知
手段にてその反射光を受光し、上記カバー手段が上記載
置台の一側に対して閉塞される閉塞位置と上記カバー手
段が上記載置台の一側に対して開放される開放位置との
間の途中位置に配置されたことを検知するカバー検知手
段と、上記載置台の一側に載置され且つ上記カバー手段
にてカバーされた読取対象物に記録されている画像情報
を読取る読取手段と、上記読取手段にて読取られた画像
情報に基づくレーザ光を射出する光源と、上記光源から
射出されたレーザ光を、第1の速度で回転するポリゴン
ミラーを介して偏向させて像担持体を露光走査すること
により該像担持体上に静電潜像を形成する露光手段と、
上記ポリゴンミラーを上記第1の速度で回転させるとと
もに、画像形成動作の待機中において上記ポリゴンミラ
ーを上記第1の速度より遅い第2の速度で回転させる回
転手段と、上記露光手段にて像担持体上に形成された静
電潜像に現像剤を供給して現像する現像手段と、上記現
像手段にて現像された現像剤像を被転写媒体に転写する
転写手段と、上記転写手段にて被転写媒体上に転写され
た現像剤像を該被転写媒体上に定着させる定着手段と、
画像形成動作の待機中において上記ポリゴンミラーが上
記第2の速度で回転されている状態で、上記カバー検知
手段にて上記カバー手段が上記途中位置に配置されたこ
とが検知されたとき、上記ポリゴンミラーの回転速度を
上記第1の速度まで加速させるように上記回転手段を制
御する制御手段と、を備えている。
【0014】また、この発明のうち請求項5記載の画像
形成装置によると、上記カバー手段は、上記載置台の一
端を中心に回動することにより、上記載置台を閉塞する
閉塞位置、および上記載置台を開放する開放位置に配置
可能となっており、上記第1および第2のサイズ検知手
段は、上記カバー手段の回動軸を横切る方向に並設され
ていることを特徴とする。
【0015】また、この発明のうち請求項6記載の画像
形成装置は、原稿をその一側に載置する透明な原稿載置
台と、上記原稿載置台の一側に載置された原稿を該原稿
載置台に押付けるように上記原稿載置台の一側に対して
開閉可能に設けられ、原稿を受けるトレイ、このトレイ
上に原稿があることを検知する原稿センサ、および上記
トレイ上の原稿を上記原稿載置台上の所定の読取位置へ
送る送り機構を備えた原稿押え手段と、上記原稿載置台
の他側に対向して設けられ、該原稿載置台を介してその
一側の読取位置に載置された原稿を照明してその反射光
を受光し、該原稿のサイズを検知するサイズ検知手段
と、上記原稿が上記原稿載置台の一側に載置されていな
いとき、上記サイズ検知手段を利用して上記原稿載置台
を介して上記原稿押え手段を照明してその反射光を受光
し、上記原稿押え手段が上記原稿載置台の一側に対して
閉塞される閉塞位置と上記原稿押え手段が上記原稿載置
台の一側に対して開放される開放位置との間の所定の作
動位置に配置されたことを検知する原稿押え検知手段
と、上記原稿載置台の一側に載置され且つ上記原稿押え
手段にて該原稿載置台に押付けられた状態の原稿が上記
原稿載置台に対向した面に記録された画像を読取る読取
手段と、上記読取手段にて読取られた画像に基づくレー
ザ光を射出する光源と、上記光源から射出されたレーザ
光を、第1の速度で回転するポリゴンミラーを介して感
光体ドラムの軸方向に偏向させて該感光体ドラムの周面
を露光走査することにより該周面上に静電潜像を形成す
る露光手段と、上記ポリゴンミラーを上記第1の速度で
回転させるとともに、画像形成動作の待機中において上
記ポリゴンミラーを上記第1の速度より遅い第2の速度
で回転させる回転手段と、上記露光手段にて感光体ドラ
ム上に形成された静電潜像に現像剤を供給して現像する
現像手段と、上記現像手段にて現像された現像剤像を被
転写媒体に転写する転写手段と、上記転写手段にて被転
写媒体上に転写された現像剤像を該被転写媒体上に定着
させる定着手段と、画像形成動作の待機中において上記
ポリゴンミラーが上記第2の速度で回転されている状態
で、上記原稿押え検知手段にて上記原稿押え手段が上記
作動位置に配置されたことが検知されたとき、上記ポリ
ゴンミラーの回転速度を上記第2の速度から上記第1の
速度まで加速させるように上記回転手段を制御する制御
手段と、を備えている。
【0016】また、この発明のうち請求項7記載の画像
形成装置は、原稿をその一側に載置する透明な原稿載置
台と、上記原稿載置台の一側に載置された原稿を該原稿
載置台に押付けるように上記原稿載置台の一側に対して
開閉可能に設けられ、原稿を受けるトレイ、このトレイ
上に原稿があることを検知する原稿センサ、および上記
トレイ上の原稿を上記原稿載置台上の所定の読取位置へ
送る送り機構を備えた原稿押え手段と、上記原稿載置台
の他側に対向して設けられ、該原稿載置台を介してその
一側の読取位置に載置された原稿を照明してその反射光
を受光し、該原稿のサイズを検知する第1および第2の
サイズ検知手段と、上記原稿が上記原稿載置台の一側に
載置されていないとき、上記第1のサイズ検知手段にて
上記原稿載置台を介して上記原稿押え手段を照明し、上
記第2のサイズ検知手段にてその反射光を受光し、上記
原稿押え手段が上記原稿載置台の一側に対して閉塞され
る閉塞位置と上記原稿押え手段が上記原稿載置台の一側
に対して開放される開放位置との間の所定の作動位置に
配置されたことを検知する原稿押え検知手段と、上記原
稿載置台の一側に載置され且つ上記原稿押え手段にて該
原稿載置台に押付けられた状態の原稿が上記原稿載置台
に対向した面に記録された画像を読取る読取手段と、上
記読取手段にて読取られた画像に基づくレーザ光を射出
する光源と、上記光源から射出されたレーザ光を、第1
の速度で回転するポリゴンミラーを介して感光体ドラム
の軸方向に偏向させて該感光体ドラムの周面を露光走査
することにより該周面上に静電潜像を形成する露光手段
と、上記ポリゴンミラーを上記第1の速度で回転させる
とともに、画像形成動作の待機中において上記ポリゴン
ミラーを上記第1の速度より遅い第2の速度で回転させ
る回転手段と、上記露光手段にて感光体ドラム上に形成
された静電潜像に現像剤を供給して現像する現像手段
と、上記現像手段にて現像された現像剤像を被転写媒体
に転写する転写手段と、上記転写手段にて被転写媒体上
に転写された現像剤像を該被転写媒体上に定着させる定
着手段と、画像形成動作の待機中において上記ポリゴン
ミラーが上記第2の速度で回転されている状態で、上記
原稿押え検知手段にて上記原稿押え手段が上記作動位置
に配置されたことが検知されたとき、上記ポリゴンミラ
ーの回転速度を上記第2の速度から上記第1の速度まで
加速させるように上記回転手段を制御する制御手段と、
を備えている。
【0017】更に、この発明のうち請求項8記載の画像
形成装置は、原稿をその一側に載置する透明な原稿載置
台と、上記原稿載置台の一側に載置された原稿を該原稿
載置台に押付けるように上記原稿載置台の一側に対して
開閉可能に設けられ、原稿を受けるトレイ、このトレイ
上に原稿があることを検知する原稿センサ、および上記
トレイ上の原稿を上記原稿載置台上の所定の読取位置へ
送る送り機構を備えた原稿押え手段と、上記原稿載置台
の他側に対向して設けられ、該原稿載置台を介してその
一側の読取位置に載置された原稿を照明してその反射光
を受光し、該原稿のサイズを検知するサイズ検知手段
と、上記原稿が上記原稿載置台の一側に載置されていな
いとき、上記サイズ検知手段を利用して上記原稿載置台
を介して上記原稿押え手段を照明してその反射光を受光
し、上記原稿押え手段が上記原稿載置台の一側に対して
閉塞される閉塞位置と上記原稿押え手段が上記原稿載置
台の一側に対して開放される開放位置との間の所定の作
動位置に配置されたことを検知する原稿押え検知手段
と、上記原稿載置台の一側に載置され且つ上記原稿押え
手段にて該原稿載置台に押付けられた状態の原稿が上記
原稿載置台に対向した面に記録された画像を読取る読取
手段と、上記読取手段にて読取られた画像に基づくレー
ザ光を射出する光源と、上記光源から射出されたレーザ
光を、第1の速度で回転するポリゴンミラーを介して感
光体ドラムの軸方向に偏向させて該感光体ドラムの周面
を露光走査することにより該周面上に静電潜像を形成す
る露光手段と、上記ポリゴンミラーを上記第1の速度で
回転させるとともに、画像形成動作の待機中において上
記ポリゴンミラーを上記第1の速度より遅い第2の速度
で回転させる回転手段と、上記露光手段にて感光体ドラ
ム上に形成された静電潜像に現像剤を供給して現像する
現像手段と、上記現像手段にて現像された現像剤像を被
転写媒体に転写する転写手段と、上記転写手段にて被転
写媒体上に転写された現像剤像を該被転写媒体上に定着
させる定着手段と、画像形成動作の待機中において上記
ポリゴンミラーが上記第2の速度で回転されている状態
で、上記原稿押え検知手段にて上記原稿押え手段が上記
作動位置に配置されたことが検知されたとき、上記ポリ
ゴンミラーの回転速度を上記第2の速度から上記第1の
速度まで加速させるように上記回転手段を制御する第1
の制御手段と、画像形成動作の待機中において上記ポリ
ゴンミラーが上記第2の速度で回転されている状態で、
上記原稿センサにて上記トレイ上に原稿が供給されたこ
とが検知されたとき、上記ポリゴンミラーの回転速度を
上記第2の速度から上記第1の速度まで加速させるよう
に上記回転手段を制御する第2の制御手段と、を備えて
いる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら、この発
明に係る画像形成装置をデジタル複写機に適用した実施
の形態について詳細に説明する。図1および図2に示す
ように、デジタル複写機は略矩形箱状に形成されたいわ
ゆる非クラムシェル方式の筐体10を備えている。筐体
10内には、後述するように、スキャナ4、画像形成手
段として機能する画像形成部6、その他、種々の機構部
が設けられている。そして、筐体10の前面上部には開
閉自在なフロントカバー3が設けられている。後述する
ように、このフロントカバー3を開けて筐体10前面と
ほぼ直角となる開放位置へ回動させることにより、筐体
10内部が露出し、コピー用紙のジャム処理や機構部品
の交換作業等を行うことが可能となる。
【0019】筐体10の上面前部にはコントロールパネ
ル2が設けられているとともに、上面には、読取対象物
としての原稿Dが載置される透明なガラスからなる原稿
載置台12が設けられている。また、筐体10の上面に
は、原稿載置台12上に原稿Dを自動的に送る自動原稿
送り装置7(以下、ADF7と称する)が配設されてい
る。このADF7は、原稿載置台12に対して開閉可能
に配設され、原稿載置台12に載置された原稿Dを原稿
載置台12に密着させる原稿押さえとしても機能する。
【0020】ADF7は、原稿Dがセットされる原稿ト
レイ8、この原稿トレイ8上の原稿Dの有無を検出する
エンプティセンサ9、原稿トレイ8から原稿Dを一枚づ
つ取り出すピックアップローラ14、取り出された原稿
Dの先端を整位した後に原稿Dを搬送するアライニング
ローラ対16、原稿載置台12のほぼ全体を覆うように
配設された搬送ベルト18を備えている。そして、原稿
トレイ8に上向きにセットされた複数枚の原稿Dは、そ
の最下端の頁、つまり、最終頁から順に取り出され、ア
ライニングローラ対16により整位された後、搬送ベル
ト18によって原稿載置台12上の所定の読取位置へ搬
送される。
【0021】ADF7において、搬送ベルト18を挟ん
でアライニングローラ対16と反対側の端部には、反転
ローラ20、排紙ローラ23が配設されている。後述す
るスキャナ4により画像情報の読み取られた原稿Dは、
搬送ベルト18により原稿載置台12上から送り出さ
れ、反転ローラ20、および排紙ローラ23を介してA
DF7上面の原稿排紙部24上に排出される。原稿Dの
裏面を読み取る場合、搬送ベルト18によって搬送され
てきた原稿Dは、反転ローラ20によって反転された
後、再度搬送ベルト18により原稿載置台12上の読取
位置に送られる。
【0022】装置本体10内に配設されたスキャナ4
は、原稿載置台12に載置された原稿Dを照明するハロ
ゲンランプ等の光源25および原稿Dからの反射光を所
定の方向に偏向する第1のミラー26を有し、これらの
光源25および第1のミラー26は、原稿載置台12の
下方に配設された第1のキャリッジ27に取り付けられ
ている。第1のキャリッジ27は、原稿載置台12と平
行に移動可能に配置され、金属ワイヤ22等を介して駆
動モータにより、原稿載置台12の下方を往復移動され
る。
【0023】また、原稿載置台12の下方には、原稿載
置台12と平行に移動可能な第2のキャリッジ28が配
設されている。第2のキャリッジ28には、第1のミラ
ー26により偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向
する第2および第3のミラー30、31が互いに直角に
取り付けられている。第2のキャリッジ28は、第1の
キャリッジ27を駆動する歯付きベルト22等により、
第1のキャリッジ27に対して従動されるとともに、第
1のキャリッジ27に対して、1/2の速度で原稿載置
台12に沿って平行に移動される。
【0024】また、原稿載置台12の下方には、第2の
キャリッジ28上の第3のミラー31からの反射光を集
束する結像レンズ32と、結像レンズ32により集束さ
れた反射光を受光して光電変換するCCDセンサ34と
が配設されている。結像レンズ32は、第3のミラー3
1により偏向された光の光軸を含む面内に、駆動機構を
介して移動可能に配設され、自身が移動することで反射
光を所望の倍率で結像する。そして、CCDセンサ34
は、入射した反射光を光電変換し、読み取った原稿Dに
対応する電気信号を出力する。
【0025】一方、画像形成部6は、露光手段として作
用するレーザ露光装置40を備えている。レーザ露光装
置40は、光源としての図示しない半導体レーザと、半
導体レーザから出射されたレーザ光を連続的に偏向する
ポリゴンミラー36と、ポリゴンミラー36を所定の回
転数(可変速)で回転駆動するポリゴンモータ37と、
ポリゴンミラー36からのレーザ光を偏向して後述する
感光体ドラムへ導く光学系42と、を備えている。この
ような構成のレーザ露光装置40は、筐体10の支持フ
レームに固定および支持されている。
【0026】半導体レーザは、スキャナ4により読み取
られた原稿Dの画像情報、あるいはファクシミリ送受信
文書情報等に応じてオン・オフ制御され、このレーザ光
はポリゴンミラー36および光学系42を介して感光体
ドラムへ向けられ、感光体ドラム周面を走査することに
よりドラム周面上に静電潜像を形成する。
【0027】また、画像形成部6は、筐体10内のほぼ
中央に配設された像担持体としての回転自在な感光体ド
ラム44を有し、感光体ドラム周面は、レーザ露光装置
40からのレーザ光により露光され、所望の静電潜像が
形成される。感光体ドラム44の周囲には、ドラム周面
を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ45、感光体
ドラム周面上に形成された静電潜像に現像剤としてのト
ナーを供給して所望の画像濃度で現像する現像器46、
後述する用紙カセットから給紙された被転写媒体、つま
り、コピー用紙Pを感光体ドラム44から分離させるた
めの剥離チャージャ47を一体に有し、感光体ドラム4
4に形成されたトナー像をコピー用紙Pに転写させる転
写チャージャ48、感光体ドラム周面からコピー用紙P
を剥離する剥離爪49、感光体ドラム周面に残留した残
留トナーを清掃する清掃装置50、および、感光体ドラ
ム周面を除電する除電器51が順に配置されている。
【0028】筐体10内において画像形成部6の下方に
は、筐体10から引出し可能な自動両面モジュール5
6、およびカセットモジュール57が配設されている。
更に、カセットモジュール57の下方には、それぞれ筐
体10から引出し可能な上段カセット52、中段カセッ
ト53、下段カセット54が互いに積層状態に配設さ
れ、各カセット内にはサイズの異なるコピー用紙Pが装
填されている。
【0029】また、筐体10の側面には大容量フィーダ
55が設けられ、この大容量フィーダ55には、使用頻
度の高いサイズのコピー用紙P、例えば、A4サイズの
コピー用紙Pが約3000枚収納されている。
【0030】筐体10内には、各カセットおよび大容量
フィーダ55から感光体ドラム44と転写チャージャ4
8との間に位置した転写部を通って延びる搬送路58が
形成され、搬送路58の終端には定着装置60が設けら
れている。定着装置60に対向した筐体10の側壁には
排出口61が形成され、排出口61には排紙トレイ62
が装着されている。
【0031】カセットモジュール57、上段カセット5
2、中段カセット53、下段カセット54、の近傍およ
び大容量フィーダ55の近傍には、カセットあるいは大
容量フィーダからコピー用紙Pを一枚づつ取り出すピッ
クアップローラ63がそれぞれ設けられている。また、
搬送路58には、ピックアップローラ63により取り出
されたコピー用紙Pを搬送路58を通して搬送する多数
の給紙ローラ対64が設けられている。
【0032】搬送路58において感光体ドラム44の上
流側にはレジストローラ対65が設けられている。レジ
ストローラ対65は、取り出されたコピー用紙Pの傾き
を補正するとともに、感光体ドラム44上のトナー像の
先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム
周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙Pを転写部へ給
紙する。レジストローラ対65の手前、つまり、給紙ロ
ーラ64側には、コピー用紙Pの到達を検出するアライ
ニング前センサ66が設けられている。
【0033】ピックアップローラ63により各カセット
あるいは大容量フィーダ55から1枚づつ取り出された
コピー用紙Pは、給紙ローラ対64によりレジストロー
ラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pは、レジス
トローラ対65により先端が整位された後、転写部に送
られる。転写部において、感光体ドラム44上に形成さ
れた現像剤像、つまり、トナー像が、転写チャージャ4
8により用紙P上に転写される。トナー像の転写された
コピー用紙Pは、剥離チャージャ47および剥離爪49
の作用により感光体ドラム44周面から剥離される。
【0034】感光体ドラム44の下流側には、搬送路5
8の一部を構成する搬送ベルト機構67が設けられてい
る。そして、感光体ドラム44周面から剥離されたコピ
ー用紙Pは、搬送ベルト機構67によって定着装置60
に搬送される。そして、定着装置60によって現像剤像
がコピー用紙Pに溶融定着さた後、コピー用紙Pは、排
紙ローラ69により排出口61を通して排紙トレイ62
上へ排出される。
【0035】一方、搬送路58の下方に設けられた自動
両面モジュール56は、定着装置60を通過したコピー
用紙Pを反転して再びレジストローラ対65へ給紙す
る。すなわち、自動両面モジュール56は、コピー用紙
Pを一時的に集積する一時集積部71と、搬送路58か
ら分岐し、定着装置60を通過したコピー用紙Pを反転
して一時集積部71に導く反転路72と、一時集積部に
集積されたコピー用紙Pを一枚づつ取り出し搬送路74
を通してレジストローラ対65へ給紙するピックアップ
ローラ73と、を備えている。また、搬送路58と反転
路72との分岐部には、コピー用紙Pを排出口61ある
いは反転路72に選択的に振り分ける振り分けゲート7
6が設けられている。
【0036】両面コピーを行なう場合、定着装置60を
通過したコピー用紙Pは、振り分けゲート76により反
転路72に導かれ、反転された状態で一時集積部71に
一時的に集積された後、ピックアップローラ73によ
り、搬送路74を通してレジストローラ対65へ送られ
る。そして、コピー用紙Pはレジストローラ対65によ
り整位された後、再び転写部に送られ、コピー用紙Pの
裏面にトナー像が転写される。その後、コピー用紙P
は、搬送路58、定着装置60および排紙ローラ69を
介して排紙トレイ62上に排紙される。
【0037】図3には、上記のように構成されたデジタ
ル複写機の制御系のブロック図を示してある。デジタル
複写機の制御系は、大別して、コントロールパネル2を
制御するコントロールパネル部110、原稿Dから画像
情報を読み取るスキャナ4を制御するスキャナ部12
0、入力された画像情報に基づいてコピー用紙Pに画像
を形成する画像形成部6を制御するプリンタ部130、
スキャナ部4および後述する外部装置から供給される画
像データを処理するメモリ編集部140、たとえば、フ
ァクシミリ装置、ハードディスク装置、あるいは、周知
のローカルエリアネットワーク (以下、LANと示す)
に接続されたコンピュータおよびワードプロセッサなど
からの画像データの入力を管理するシステム部150、
及び、コントロールパネル部110、スキャナ部12
0、プリンタ部130、メモリ編集部140、およびシ
ステム部150のそれぞれの間の信号の受け渡しを制御
するメインコントロール部160を備えている。
【0038】コントロールパネル部110は、コントロ
ールパネルCPU111、コントロールパネルCPU1
11に接続されたリード・オンリ・メモリ (以下、RO
Mと示す) 112、ランダム・アクセス・メモリ (以
下、RAMと示す) 113、およびプライオリティ用カ
ード入力部114により構成されている。
【0039】コントロールパネルCPU111は、RO
M112およびRAM113に記憶されているデータを
もとに、コントロールパネル2に設けられた種々のスイ
ッチおよびタッチパネルによる入力の検知、タッチパネ
ルへの表示、及び、LEDの点灯および消灯などを制御
する。
【0040】スキャナ部120は、スキャナCPU12
1、スキャナCPU121に接続されたROM122お
よびRAM123を含み、ROM122およびRAM1
23に記憶されている制御データに基づくスキャナCP
U121の制御により、スキャナ4のCCDセンサ34
を動作させて原稿Dの画像情報を光の明暗情報として取
り込むとともに、第1のキャリッジ27および第2のキ
ャリッジ28を所定の速度で移動させるための図示しな
いDCモータなどを付勢するための機構制御部124に
所定の駆動信号を出力する。
【0041】また、スキャナ部120は、CCDセンサ
34から出力されたアナログ画像データを周知のA/D
変換によりディジタル信号に変換するA/D変換回路1
25、A/D変換回路125によってディジタル信号に
変換された画像信号からCCDセンサ34の出力の個体
誤差ならびに照明ランプ25の光量の不均一性などに関
する影響を除去するシェーディング補正回路126、及
び、CCDセンサ34により読み取られた原稿Dの画像
情報を所定のタイミングで後段に接続されたメモリ編集
部140に供給するためのラインメモリ127を有し、
ROM122およびRAM123のデータに基づくスキ
ャナCPU121の制御により、CCDセンサ34によ
り読み取られた原稿Dの画像情報を電気信号に変換した
のち所定のスレショルドレベルで2値化して、後段に接
続されたメモリ編集部140の後述するページメモリに
出力する。
【0042】なお、スキャナCPU121には、ADF
7も接続されている。ADF7は、後述するメインコン
トロール部160による制御に基づくスキャナCPU1
21の制御により原稿Dを給送する。また、スキャナC
PU121には、図示しない座標入力装置からの編集デ
ータが入力された場合に、メモリ編集部140のページ
メモリに、所定の制御データを出力するとともに画像形
成に利用される画像データを保持するためのメモリエリ
アの大きさを制御するエディタ128が接続されてい
る。
【0043】プリンタ部130は、プリンタCPU13
1と、プリンタCPU131に接続されたROM132
およびRAM133を含み、スキャナ4を介して読み取
られた画像情報および後述する外部装置から供給される
画像データに基づいてコピー用紙Pに画像を形成する。
【0044】プリンタCPU131には、レーザ露光装
置40のポリゴンモータ37、その他、自動両面モジュ
ール56の駆動モータ、大容量フィーダ55(以下LC
F55と称する)や給紙カセットの搬送機構の駆動モー
タ等を制御するモータ制御回路134と、原稿載置台1
2上の所定の読取位置にセットされた原稿Dのサイズを
検知すべく原稿Dの位置を検知する原稿検知センサ(後
述する)、ADF7の原稿トレイ8上の原稿Dの有無を
検知するエンプティセンサ9、コピー用紙Pの詰まりな
どを検知するレバースイッチ、アライニングセンサ66
等の種々のセンサおよびスイッチから出力される信号を
入力する入力回路135と、例えば、自動両面モジュー
ル56の振り分けゲート76あるいは清掃装置50に含
まれる図示しないソレノイドなどを付勢するための機構
制御部136と、が接続されている。
【0045】また、プリンタCPU131には、帯電チ
ャージャ45、現像器46、転写チャージャ48、剥離
チャージャ47、および搬送ベルト機構67などに所定
の電圧を与える電圧供給回路138、レーザ露光装置4
0の図示しない半導体レーザから出射されるレーザ光の
光強度を後述するページメモリから供給される画像デー
タに対応して強度変調するレーザ駆動回路139が接続
され、ROM132およびRAM133のデータに基づ
いたプリンタCPU131の制御により、コピー用紙P
に画像を形成する。
【0046】メモリ編集部140は、メモリ制御CPU
141を含み、メインコントロール部160の後述する
メインCPU161とシステム部150の後述するシス
テムCPU151との双方からの指示に応じてスキャナ
部120あるいは外部装置から供給される画像データ
を、プリンタ部130のレーザ露光装置40から出射さ
れるレーザ光の強度変調に利用されるビットマップデー
タに変換したのち、後段に示すページメモリに一時的に
記憶させる。
【0047】メモリ制御CPU141には、システム部
150を経由して外部装置から供給された画像データと
スキャナ部120を介して読み取られたのち後述するメ
インコントロール部160の画像処理部により所定の形
式に変換された原稿Dの画像データとを編集する画像編
集部142、入力された画像データを圧縮または伸張す
る圧縮/伸張部143、入力された画像データを拡大、
縮小または回転する拡大/縮小/回転部144、画像編
集部142、圧縮/伸張部143および拡大/縮小/回
転部144を介して処理された画像データを1ページ分
ずつ記憶するページメモリ部145、メモリアドレスを
管理するアドレス制御部146、メモリのデータを管理
するメモリ管理制御部147、及び、画像編集部142
に取り込まれた画像データに対して圧縮/伸張および拡
大/縮小/回転などの処理のための指示を与える割込制
御部148とが接続されている。
【0048】システム部150は、スキャナ部120以
外から供給される画像データの取り込みを制御するシス
テムCPU151を含み、システムCPU151に接続
された外部装置としてのファクシミリ装置152、ハー
ドディスク装置153、図示しないコンピュータおよび
ワードプロセッサなどが接続されたLAN154、及
び、ファクシミリ装置152、ハードディスク装置15
3およびLAN154を介して供給される画像データを
コードデータから複写機が処理可能な形式の画像データ
に変換するプリンタコントローラ155のそれぞれを制
御することでメモリ編集部140の画像編集部142に
画像データを入力させる。
【0049】メインコントロール部160は、デジタル
複写機の動作すなわちコントロールパネル部110、ス
キャナ部120、プリンタ部130、メモリ編集部14
0およびシステム部150のそれぞれのCPU111、
121、131、141および151を制御するメイン
CPU161を有している。
【0050】メインCPU161には、デジタル複写機
を動作させるためのイニシャルデータなどが記憶されて
いるROM162と、各CPU111、121、13
1、141および151の制御によりコントロールパネ
ル部110、スキャナ部120、プリンタ部130、メ
モリ編集部140およびシステム部150のそれぞれか
ら入力された種々のデータを保持するRAM163と、
が接続されている。
【0051】また、メインCPU161には、システム
部150を介して入力されたコードデータをメモリ編集
部140のページメモリ145に記憶させるために利用
されるプリンタフォントを保持するプリンタフォントR
OM164、図示しない編集用表示装置に対してシステ
ム部150を介して入力されたコードデータに対応する
画像を表示させるとともに、コントロールパネル2の液
晶表示/入力パネルに対して所定の画像を表示させるた
めのディスプレイフォントを保持するディスプレイフォ
ントROM165、スキャナ部120で読み取った画像
データの送り先の指定およびプリンタ部130へ供給す
る画像データの切り替えなどに利用されるとともに、ス
キャナ部120のラインメモリ127とメモリ編集部1
40のページメモリ145との間およびページメモリ1
45とレーザ露光装置40との間を転送される画像デー
タに対してバッファメモリとして機能するデータ切り換
え/バッファメモリ166、及び、入力された画像デー
タをマスキングあるいはトリミングする画像処理部16
7が接続されている。
【0052】次に、原稿載置台12上の所定の読取位置
に配置された原稿Dのサイズを検知するための上述した
原稿検知センサ、およびこの原稿検知センサを用いた原
稿サイズの検知方法について説明する。
【0053】図4には、原稿載置台12、原稿検知セン
サ82、84、86、および原稿Dの位置関係を概略的
に示してある。ここでは、図中手前側が装置のフロント
側と一致し、原稿Dが原稿載置台12のリア側および左
側に寄せて所定の読取位置に位置決めされている。ま
た、各原稿検知センサ82、84、86は、それぞれ、
原稿載置台12の下方の所定位置で、スキャナ4の図示
しないベース部に固設されている。尚、装置のフロント
側に配置された原稿検知センサ82は3点式の反射型フ
ォトセンサによって構成されている。
【0054】図5により詳細に示すように、装置のフロ
ント側に設けられた3点式の原稿検知センサ82は、装
置のリア側からフロント側に向けて一列に並んだ3つの
赤外線発光ダイオード823a、821a、822a、
およびこれら各発光ダイオードに対応して発光ダイオー
ドの図中左側に隣接して並設された3つのフォトトラン
ジスタ823b、821b、822bを有している。ま
た、他の原稿検知センサ84、86は、それぞれ、装置
のフロント側に位置した発光ダイオード84a、86
a、および装置のリア側に位置したフォトトランジスタ
84b、86bを並べて備えている。
【0055】つまり、3点式の原稿検知センサ82は、
発光ダイオード821aおよびフォトトランジスタ82
1bを備えたフォトセンサ821(APS−1)、発光
ダイオード822aおよびフォトトランジスタ822b
を備えたフォトセンサ822(APS−2)、および発
光ダイオード823aおよびフォトトランジスタ823
bを備えたフォトセンサ823(APS−3)を有して
いる。また、原稿検知センサ84は、発光ダイオード8
4aおよびフォトトランジスタ84bを備えたフォトセ
ンサ84(APS−C)を有し、原稿検知センサ86
は、発光ダイオード86aおよびフォトトランジスタ8
6bを備えたフォトセンサ86(APS−R)を有して
いる。尚、各フォトセンサの配置位置や各フォトセンサ
の発光ダイオードおよびフォトトランジスタの向きは、
開閉途中のADF7によって反射された光による誤検知
を防止するように設定されている。
【0056】図6には、上述した各フォトセンサ82
1、822、823、84、86の発光ダイオード82
1a、822a、823a、84a、86aから発せら
れた光が原稿載置台12上の所定の読取位置に載置され
た各種サイズの原稿Dによって反射される原稿D上の反
射位置を、各フォトセンサ毎に示してある。尚、原稿載
置台12上に載置された原稿Dによって反射された反射
光は、対応するフォトトランジスタ821b、822
b、823b、84b、86bによってそれぞれ受光さ
れるようになっている。つまり、それぞれの反射位置に
原稿Dの部位が存在している場合には、対応するフォト
センサのフォトトランジスタに反射光が入射されてセン
サ出力がLowとなり、それぞれの反射位置に原稿Dが
無い場合には、対応するフォトトランジスタに反射光が
入射されずにセンサ出力がHighとなる。
【0057】従って、原稿載置台12上の所定の読取位
置に載置された原稿Dのサイズを検知する場合には、ま
ず、第1のキャリッジ27がホームポジションにセット
されてADF7が開放されたのち、各フォトセンサ82
1、822、823、84、86からの出力信号を図7
に示したような回路によって処理し、この処理結果を図
8に示した表に照合することにより、原稿Dのサイズを
瞬時に検知することができるようになっている。
【0058】例えば、フォトセンサ84(APS−C)
の出力のみがLowであるような場合には、原稿載置台
12上の所定の読取位置に載置された原稿Dのサイズは
A5−Rであることが判定され、後述するADF7の開
閉スイッチがオフ(開放)であることを条件に判定され
た原稿サイズが確定される。
【0059】ところで、上述した各フォトセンサ82
1、822、823、84、86は、図9に示すように
構成されている。尚、ここでは、フォトセンサ84を代
表して示したが、他のフォトセンサも同様の構成を有し
ている。
【0060】すなわち、フォトセンサ84の受光部とし
てのフォトトランジスタ84bは、隣接した他のフォト
センサの発光ダイオードからの光を受光して誤検知しな
いように、また、開閉途中のADF7によって反射され
た他の発光ダイオードからの光を受光しないように、対
応する発光ダイオード84aからの反射光だけを受光で
きるような指向性が与えられている。この指向性は、例
えば、フォトセンサ84のハウジング84cの形状を調
整することにより付与される。但し、ADF7による不
所望な反射光の受光を防止するための指向性は、ADF
7の全ての開閉角度について満足する必要はなく、図8
に示した原稿サイズが確定する組合わせ以外、すなわち
図8において「原稿なし」或いは「保留」であれば許容
される。
【0061】次に、上述した原稿サイズ検知用のフォト
センサ821、822、823、84、86を利用し
て、ADF7の開閉途中の状態(原稿載置台12に対し
て完全に閉塞されず、且つ完全に開放されていない途中
の状態)を検知し、ポリゴンミラー36の回転速度を高
速にシフトする本発明の制御について説明する。
【0062】すなわち、上述したようにレーザ光を走査
するポリゴンミラー36は、通常のコピー動作時におい
て約22500rpm程度の比較的高速回転に制御され
る。このため、ポリゴンミラー36やポリゴンモータ3
7などの周辺の機構部の寿命を考慮して、コピー動作の
待機中には、ポリゴンミラー36の回転数は、一般に、
約12000rpm程度の低速回転に制御されるように
なっている。従って、待機状態からコピー動作を開始す
るときには、まずポリゴンミラー36の回転速度を低速
(12000rpm)からコピー動作が可能な高速(2
2500rpm)にシフトする必要があり、ポリゴンミ
ラー36の回転速度を高速に且つ安定させるまでに所定
の時間を必要とし、ファーストコピーまでに時間を要す
ることが知られている。
【0063】従って、本実施の形態では、このファース
トコピーまでの時間をできるだけ短くするために、AD
F7の開閉動作、すなわち開閉途中の状態を上述した原
稿サイズ検知用のフォトセンサにて検知してコピー動作
の開始を判断し、通常、待機状態が解除されるコピース
タートスイッチが押されるより早いタイミングでポリゴ
ンミラー36の回転速度を高速にシフトするようにし
た。
【0064】このように従来より早いタイミングでのポ
リゴンミラー36の回転制御のため、本実施の形態で
は、図5に示したフォトセンサ84の配置位置を図10
に示すように変更した。つまり、フォトセンサ84の発
光ダイオード84aおよびフォトトランジスタ84bの
位置関係を図5の状態から90°回転させ、受光側のフ
ォトトランジスタ84bが3点式のフォトセンサ82
1、822、823の発光ダイオード821a、822
a、823aと一列に並ぶような配置にした。言い換え
れば、フォトトランジスタ84bおよび発光ダイオード
821a、822a、823aが、ADF7の回動軸を
横切る方向に並ぶようにした。尚、この場合、フォトセ
ンサ84による原稿D上の光の反射位置は図6に示した
位置から変更されることはない。また、他のフォトセン
サの配置は、図5の状態のままとした。
【0065】また、フォトトランジスタ84bの指向性
は、対応する発光ダイオード84aに向うとともに、3
つのフォトセンサ821、822、823の発光ダイオ
ード821a、822a、823aに向うように設定し
た。これにより、図11に概略的に示したように、AD
F7が原稿載置台12に対して開放(矢印a方向)或い
は閉塞(矢印b方向)される途中で、ADF7と原稿載
置台12との間の角度が所定角度となる作動位置へ回動
されたとき、3点式のフォトセンサの発光ダイオード8
21a、822a、823aからの光がADF7によっ
て反射されて、フォトトランジスタ84bによって受光
されるようにした。尚、図11では、ADF7の開閉状
態を分かり易く示すため、装置をその側面側から見た図
を示した。
【0066】以上のように、フォトセンサ84のフォト
トランジスタ84bの配置位置および指向性を変更する
ことにより、原稿サイズ検知用のフォトセンサを利用し
て、ADF7が所定の作動位置へ回動されたことを検知
できる。尚、この場合、フォトセンサ84の出力信号か
らは、A5−Rサイズの原稿Dが載置されたものとして
判断される。そして、このように、ADF7が作動位置
へ回動されたことを検知した時点で、ポリゴンモータ3
7の回転速度を可変し、ポリゴンミラー36の回転速度
を高速にシフトするようにした。
【0067】ところで、上述したフォトセンサによる検
知によると、フォトセンサ84の本来の機能であるとこ
ろのA5−Rサイズ原稿の検知と、上述したADF7の
作動位置への回動の検知と、が同じセンサ出力(フォト
センサ84のみLow)となることから、両者を区別し
て検知するため、ADF7の開閉を検知する開閉センサ
90(図11参照)を利用して、開閉センサ90がオフ
のとき、すなわちADF7が開放されているときのセン
サ出力を原稿サイズの検知と判断し、開閉センサ90が
オンのときのセンサ出力をADF7の作動位置への回動
の検知と判断するようにした。尚、開閉センサ90は、
ADF7が作動位置へ回動された状態(図11に示す状
態)でオンとなるように設けられている。
【0068】以上のように、本実施の形態によると、原
稿サイズ検知用のフォトセンサを利用して開閉途中のA
DF7を検知し、ADF7が作動位置へ回動されたとき
にポリゴンミラー36の回転速度を高速にシフトするよ
うにした。
【0069】このため、従来のように、原稿押えとして
のADFが開閉位置或いは閉塞位置へ配置されたタイミ
ングでポリゴンミラーを高速にシフトする制御と比較し
て、ADF7が完全に開放され、或いは完全に閉塞され
るより明らかに早いタイミングでポリゴンミラーの速度
制御を開始できるため、より短い時間でポリゴンミラー
を高速に安定させることができ、ファーストコピーまで
の待機時間を短くすることができる。
【0070】また、原稿サイズ検知用のフォトセンサを
用いてADF7の作動位置への回動を検知するため、原
稿載置台12上に原稿Dが載置されている状態ではAD
F7の状態を検知することはできない。このため、従来
のように、コピー動作終了後に原稿Dが原稿載置台12
上にある状態でADF7を開けたタイミングでポリゴン
ミラー36の速度制御が開始されることがなく、不必要
なタイミングでポリゴンミラー36を高速回転すること
がなく、適切なタイミングでポリゴンミラー36の回転
速度を制御できる。
【0071】尚、この発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可
能である。例えば、上述した実施の形態では原稿Dを原
稿載置台12上の所定位置へ自動的に送るADFの状態
を検知してポリゴンミラーの速度を制御する場合につい
て説明したが、本発明は、自動送り機能を持たない原稿
押えの状態を検知する制御に利用することもできる。
【0072】また、上述した実施の形態のように、原稿
Dを原稿載置台12上に自動的に送るADF7を備えた
複写機などに本発明を適用する場合には、ADF7が開
閉されずにADF7の原稿トレイ8を介して原稿Dが供
給されることを想定して、ADF7のエンプティーセン
サ9によって原稿トレイ8上に原稿Dが供給されたこと
を検知したタイミングでもポリゴンミラー36の回転制
御を開始するようにした方が良い。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の画像形
成装置は、上記のような構成および作用を有しているの
で、ポリゴンミラーの回転速度をコピー待機状態の比較
的低速から画像形成可能な速度まで加速させるのに要す
る時間を短縮でき、画像形成動作を開始するまでの待機
時間、すなわちファーストコピーまでの待機時間を短く
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るデジタル複写機を
示す斜視図。
【図2】図1のデジタル複写機の断面図。
【図3】図1のデジタル複写機の制御系を示すブロック
図。
【図4】図1のデジタル複写機に組込まれた原稿載置
台、原稿検知センサ、および原稿の位置関係を示す概略
図。
【図5】図4の原稿検知センサの詳細を示す平面図。
【図6】図4の原稿検知センサによる原稿上の反射位置
を原稿サイズとともに示す図。
【図7】図4の原稿検知センサからの出力信号を処理し
て図8の表に照合して原稿サイズを判断する回路構成を
示す回路図。
【図8】図7の回路による処理結果が照合される表を示
した図。
【図9】フォトセンサのフォトトランジスタの指向性に
ついて説明するための図。
【図10】ポリゴンミラーの回転速度を高速にシフトさ
せるタイミングを検知するためのフォトセンサの配置を
示す図。
【図11】フォトセンサによってADFの作動位置への
回動を検知する動作を説明するための図。
【符号の説明】 6…画像形成部、 7…ADF、 8…原稿トレイ、 9…エンプティセンサ、 12…原稿載置台、 36…ポリゴンミラー、 37…ポリゴンモータ、 40…レーザ露光装置、 44…感光体ドラム、 82、84、86…原稿検知センサ、 821、822、823、84、86…フォトセンサ、 821a、822a、823a、84a、86a…発光
ダイオード、 821b、822b、823b、84b、86b…フォ
トトランジスタ、 90…開閉センサ、 134…モータ制御回路、 135…入力回路、 D…原稿。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取対象物を載置する載置手段と、 上記載置手段に対して開閉可能に設けられたカバー手段
    と、 上記載置手段に載置された読取対象物を検知する第1の
    検知手段と、 上記第1の検知手段を利用して、上記カバー手段が上記
    載置手段に対して閉塞される閉塞位置と上記載置手段に
    対して開放される開放位置との間の途中位置にあること
    を検知する第2の検知手段と、 上記載置手段に載置された読取対象物に記録されている
    画像情報を読取る読取手段と、 上記読取手段にて読取られた画像情報に基づく画像光を
    射出する光源と、 上記光源から射出された画像光を、第1の速度で回転す
    る回転多面鏡を介して偏向させて像担持体を露光走査す
    ることにより該像担持体上に潜像を形成する露光手段
    と、 上記回転多面鏡を上記第1の速度で回転させるととも
    に、画像形成動作の待機中において上記回転多面鏡を上
    記第1の速度より遅い第2の速度で回転させる回転手段
    と、 上記露光手段にて像担持体上に形成された潜像に現像剤
    を供給して可視像化する画像形成手段と、 画像形成動作の待機中において上記回転多面鏡が上記第
    2の速度で回転されている状態で、上記第2の検知手段
    にて上記カバー手段が上記途中位置にあることが検知さ
    れたとき、上記回転多面鏡の回転速度を上記第1の速度
    まで加速させるように上記回転手段を制御する制御手段
    と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 読取対象物をその一側に載置する透明な
    載置台と、 上記載置台の一側に対して開閉可能に設けられたカバー
    手段と、 上記載置台の他側に対向して設けられ、該載置台を介し
    てその一側に載置された読取対象物を照明してその反射
    光を受光し、該読取対象物の位置を検知する第1の検知
    手段と、 上記読取対象物が上記載置台の一側に載置されていない
    とき、上記第1の検知手段を利用して上記載置台を介し
    て上記カバー手段を照明してその反射光を受光し、上記
    カバー手段が上記載置台の一側に対して閉塞される閉塞
    位置と上記カバー手段が上記載置台の一側に対して開放
    される開放位置との間の途中位置に配置されたことを検
    知する第2の検知手段と、 上記載置台の一側に載置された読取対象物に記録されて
    いる画像情報を読取る読取手段と、 上記読取手段にて読取られた画像情報に基づく画像光を
    射出する光源と、 上記光源から射出された画像光を、第1の速度で回転す
    るポリゴンミラーを介して偏向させて像担持体を露光走
    査することにより該像担持体上に潜像を形成する露光手
    段と、 上記ポリゴンミラーを上記第1の速度で回転させるとと
    もに、画像形成動作の待機中において上記ポリゴンミラ
    ーを上記第1の速度より遅い第2の速度で回転させる回
    転手段と、 上記露光手段にて像担持体上に形成された潜像に現像剤
    を供給して可視像化する画像形成手段と、 画像形成動作の待機中において上記ポリゴンミラーが上
    記第2の速度で回転されている状態で、上記第2の検知
    手段にて上記カバー手段が上記途中位置に配置されたこ
    とが検知されたとき、上記ポリゴンミラーの回転速度を
    上記第1の速度まで加速させるように上記回転手段を制
    御する制御手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 読取対象物をその一側に載置する透明な
    載置台と、 上記載置台の一側に載置された上記読取対象物をカバー
    するように上記載置台の一側に対して開閉可能に設けら
    れたカバー手段と、 上記載置台の他側に対向して設けられ、該載置台を介し
    てその一側に載置された読取対象物を照明してその反射
    光を受光し、該読取対象物のサイズを検知するサイズ検
    知手段と、 上記読取対象物が上記載置台の一側に載置されていない
    とき、上記サイズ検知手段を利用して上記載置台を介し
    て上記カバー手段を照明してその反射光を受光し、上記
    カバー手段が上記載置台の一側に対して閉塞される閉塞
    位置と上記カバー手段が上記載置台の一側に対して開放
    される開放位置との間の途中位置に配置されたことを検
    知するカバー検知手段と、 上記載置台の一側に載置され且つ上記カバー手段にてカ
    バーされた読取対象物に記録されている画像情報を読取
    る読取手段と、 上記読取手段にて読取られた画像情報に基づくレーザ光
    を射出する光源と、 上記光源から射出されたレーザ光を、第1の速度で回転
    するポリゴンミラーを介して偏向させて像担持体を露光
    走査することにより該像担持体上に静電潜像を形成する
    露光手段と、 上記ポリゴンミラーを上記第1の速度で回転させるとと
    もに、画像形成動作の待機中において上記ポリゴンミラ
    ーを上記第1の速度より遅い第2の速度で回転させる回
    転手段と、 上記露光手段にて像担持体上に形成された静電潜像に現
    像剤を供給して現像する現像手段と、 上記現像手段にて現像された現像剤像を被転写媒体に転
    写する転写手段と、 上記転写手段にて被転写媒体上に転写された現像剤像を
    該被転写媒体上に定着させる定着手段と、 画像形成動作の待機中において上記ポリゴンミラーが上
    記第2の速度で回転されている状態で、上記カバー検知
    手段にて上記カバー手段が上記途中位置に配置されたこ
    とが検知されたとき、上記ポリゴンミラーの回転速度を
    上記第1の速度まで加速させるように上記回転手段を制
    御する制御手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 読取対象物をその一側に載置する透明な
    載置台と、 上記載置台の一側に載置された上記読取対象物をカバー
    するように上記載置台の一側に対して開閉可能に設けら
    れたカバー手段と、 上記載置台の他側に対向して設けられ、該載置台を介し
    てその一側に載置された読取対象物を照明してその反射
    光を受光し、該読取対象物のサイズを検知する第1およ
    び第2のサイズ検知手段と、 上記読取対象物が上記載置台の一側に載置されていない
    とき、上記第1のサイズ検知手段にて上記載置台を介し
    て上記カバー手段を照明し、上記第2のサイズ検知手段
    にてその反射光を受光し、上記カバー手段が上記載置台
    の一側に対して閉塞される閉塞位置と上記カバー手段が
    上記載置台の一側に対して開放される開放位置との間の
    途中位置に配置されたことを検知するカバー検知手段
    と、 上記載置台の一側に載置され且つ上記カバー手段にてカ
    バーされた読取対象物に記録されている画像情報を読取
    る読取手段と、 上記読取手段にて読取られた画像情報に基づくレーザ光
    を射出する光源と、 上記光源から射出されたレーザ光を、第1の速度で回転
    するポリゴンミラーを介して偏向させて像担持体を露光
    走査することにより該像担持体上に静電潜像を形成する
    露光手段と、 上記ポリゴンミラーを上記第1の速度で回転させるとと
    もに、画像形成動作の待機中において上記ポリゴンミラ
    ーを上記第1の速度より遅い第2の速度で回転させる回
    転手段と、 上記露光手段にて像担持体上に形成された静電潜像に現
    像剤を供給して現像する現像手段と、 上記現像手段にて現像された現像剤像を被転写媒体に転
    写する転写手段と、 上記転写手段にて被転写媒体上に転写された現像剤像を
    該被転写媒体上に定着させる定着手段と、 画像形成動作の待機中において上記ポリゴンミラーが上
    記第2の速度で回転されている状態で、上記カバー検知
    手段にて上記カバー手段が上記途中位置に配置されたこ
    とが検知されたとき、上記ポリゴンミラーの回転速度を
    上記第1の速度まで加速させるように上記回転手段を制
    御する制御手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記カバー手段は、上記載置台の一端を
    中心に回動することにより、上記載置台を閉塞する閉塞
    位置、および上記載置台を開放する開放位置に配置可能
    となっており、 上記第1および第2のサイズ検知手段は、上記カバー手
    段の回動軸を横切る方向に並設されていることを特徴と
    する請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 原稿をその一側に載置する透明な原稿載
    置台と、 上記原稿載置台の一側に載置された原稿を該原稿載置台
    に押付けるように上記原稿載置台の一側に対して開閉可
    能に設けられ、原稿を受けるトレイ、このトレイ上に原
    稿があることを検知する原稿センサ、および上記トレイ
    上の原稿を上記原稿載置台上の所定の読取位置へ送る送
    り機構を備えた原稿押え手段と、 上記原稿載置台の他側に対向して設けられ、該原稿載置
    台を介してその一側の読取位置に載置された原稿を照明
    してその反射光を受光し、該原稿のサイズを検知するサ
    イズ検知手段と、 上記原稿が上記原稿載置台の一側に載置されていないと
    き、上記サイズ検知手段を利用して上記原稿載置台を介
    して上記原稿押え手段を照明してその反射光を受光し、
    上記原稿押え手段が上記原稿載置台の一側に対して閉塞
    される閉塞位置と上記原稿押え手段が上記原稿載置台の
    一側に対して開放される開放位置との間の所定の作動位
    置に配置されたことを検知する原稿押え検知手段と、 上記原稿載置台の一側に載置され且つ上記原稿押え手段
    にて該原稿載置台に押付けられた状態の原稿が上記原稿
    載置台に対向した面に記録された画像を読取る読取手段
    と、 上記読取手段にて読取られた画像に基づくレーザ光を射
    出する光源と、 上記光源から射出されたレーザ光を、第1の速度で回転
    するポリゴンミラーを介して感光体ドラムの軸方向に偏
    向させて該感光体ドラムの周面を露光走査することによ
    り該周面上に静電潜像を形成する露光手段と、 上記ポリゴンミラーを上記第1の速度で回転させるとと
    もに、画像形成動作の待機中において上記ポリゴンミラ
    ーを上記第1の速度より遅い第2の速度で回転させる回
    転手段と、 上記露光手段にて感光体ドラム上に形成された静電潜像
    に現像剤を供給して現像する現像手段と、 上記現像手段にて現像された現像剤像を被転写媒体に転
    写する転写手段と、 上記転写手段にて被転写媒体上に転写された現像剤像を
    該被転写媒体上に定着させる定着手段と、 画像形成動作の待機中において上記ポリゴンミラーが上
    記第2の速度で回転されている状態で、上記原稿押え検
    知手段にて上記原稿押え手段が上記作動位置に配置され
    たことが検知されたとき、上記ポリゴンミラーの回転速
    度を上記第2の速度から上記第1の速度まで加速させる
    ように上記回転手段を制御する制御手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 原稿をその一側に載置する透明な原稿載
    置台と、 上記原稿載置台の一側に載置された原稿を該原稿載置台
    に押付けるように上記原稿載置台の一側に対して開閉可
    能に設けられ、原稿を受けるトレイ、このトレイ上に原
    稿があることを検知する原稿センサ、および上記トレイ
    上の原稿を上記原稿載置台上の所定の読取位置へ送る送
    り機構を備えた原稿押え手段と、 上記原稿載置台の他側に対向して設けられ、該原稿載置
    台を介してその一側の読取位置に載置された原稿を照明
    してその反射光を受光し、該原稿のサイズを検知する第
    1および第2のサイズ検知手段と、 上記原稿が上記原稿載置台の一側に載置されていないと
    き、上記第1のサイズ検知手段にて上記原稿載置台を介
    して上記原稿押え手段を照明し、上記第2のサイズ検知
    手段にてその反射光を受光し、上記原稿押え手段が上記
    原稿載置台の一側に対して閉塞される閉塞位置と上記原
    稿押え手段が上記原稿載置台の一側に対して開放される
    開放位置との間の所定の作動位置に配置されたことを検
    知する原稿押え検知手段と、 上記原稿載置台の一側に載置され且つ上記原稿押え手段
    にて該原稿載置台に押付けられた状態の原稿が上記原稿
    載置台に対向した面に記録された画像を読取る読取手段
    と、 上記読取手段にて読取られた画像に基づくレーザ光を射
    出する光源と、 上記光源から射出されたレーザ光を、第1の速度で回転
    するポリゴンミラーを介して感光体ドラムの軸方向に偏
    向させて該感光体ドラムの周面を露光走査することによ
    り該周面上に静電潜像を形成する露光手段と、 上記ポリゴンミラーを上記第1の速度で回転させるとと
    もに、画像形成動作の待機中において上記ポリゴンミラ
    ーを上記第1の速度より遅い第2の速度で回転させる回
    転手段と、 上記露光手段にて感光体ドラム上に形成された静電潜像
    に現像剤を供給して現像する現像手段と、 上記現像手段にて現像された現像剤像を被転写媒体に転
    写する転写手段と、 上記転写手段にて被転写媒体上に転写された現像剤像を
    該被転写媒体上に定着させる定着手段と、 画像形成動作の待機中において上記ポリゴンミラーが上
    記第2の速度で回転されている状態で、上記原稿押え検
    知手段にて上記原稿押え手段が上記作動位置に配置され
    たことが検知されたとき、上記ポリゴンミラーの回転速
    度を上記第2の速度から上記第1の速度まで加速させる
    ように上記回転手段を制御する制御手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 原稿をその一側に載置する透明な原稿載
    置台と、 上記原稿載置台の一側に載置された原稿を該原稿載置台
    に押付けるように上記原稿載置台の一側に対して開閉可
    能に設けられ、原稿を受けるトレイ、このトレイ上に原
    稿があることを検知する原稿センサ、および上記トレイ
    上の原稿を上記原稿載置台上の所定の読取位置へ送る送
    り機構を備えた原稿押え手段と、 上記原稿載置台の他側に対向して設けられ、該原稿載置
    台を介してその一側の読取位置に載置された原稿を照明
    してその反射光を受光し、該原稿のサイズを検知するサ
    イズ検知手段と、 上記原稿が上記原稿載置台の一側に載置されていないと
    き、上記サイズ検知手段を利用して上記原稿載置台を介
    して上記原稿押え手段を照明してその反射光を受光し、
    上記原稿押え手段が上記原稿載置台の一側に対して閉塞
    される閉塞位置と上記原稿押え手段が上記原稿載置台の
    一側に対して開放される開放位置との間の所定の作動位
    置に配置されたことを検知する原稿押え検知手段と、 上記原稿載置台の一側に載置され且つ上記原稿押え手段
    にて該原稿載置台に押付けられた状態の原稿が上記原稿
    載置台に対向した面に記録された画像を読取る読取手段
    と、 上記読取手段にて読取られた画像に基づくレーザ光を射
    出する光源と、 上記光源から射出されたレーザ光を、第1の速度で回転
    するポリゴンミラーを介して感光体ドラムの軸方向に偏
    向させて該感光体ドラムの周面を露光走査することによ
    り該周面上に静電潜像を形成する露光手段と、 上記ポリゴンミラーを上記第1の速度で回転させるとと
    もに、画像形成動作の待機中において上記ポリゴンミラ
    ーを上記第1の速度より遅い第2の速度で回転させる回
    転手段と、 上記露光手段にて感光体ドラム上に形成された静電潜像
    に現像剤を供給して現像する現像手段と、 上記現像手段にて現像された現像剤像を被転写媒体に転
    写する転写手段と、 上記転写手段にて被転写媒体上に転写された現像剤像を
    該被転写媒体上に定着させる定着手段と、 画像形成動作の待機中において上記ポリゴンミラーが上
    記第2の速度で回転されている状態で、上記原稿押え検
    知手段にて上記原稿押え手段が上記作動位置に配置され
    たことが検知されたとき、上記ポリゴンミラーの回転速
    度を上記第2の速度から上記第1の速度まで加速させる
    ように上記回転手段を制御する第1の制御手段と、 画像形成動作の待機中において上記ポリゴンミラーが上
    記第2の速度で回転されている状態で、上記原稿センサ
    にて上記トレイ上に原稿が供給されたことが検知された
    とき、上記ポリゴンミラーの回転速度を上記第2の速度
    から上記第1の速度まで加速させるように上記回転手段
    を制御する第2の制御手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
JP10024482A 1998-02-05 1998-02-05 画像形成装置 Abandoned JPH11225234A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007318744A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Toshiba Corp 画像読取装置および原稿検知方法
JP2008022160A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2015075645A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 セイコーエプソン株式会社 画像読取装置

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