JPH09251228A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09251228A
JPH09251228A JP8059395A JP5939596A JPH09251228A JP H09251228 A JPH09251228 A JP H09251228A JP 8059395 A JP8059395 A JP 8059395A JP 5939596 A JP5939596 A JP 5939596A JP H09251228 A JPH09251228 A JP H09251228A
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JP
Japan
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image
contact glass
image forming
deflecting
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Pending
Application number
JP8059395A
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English (en)
Inventor
Takashi Mama
孝 真間
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体上に画像情報に応じて変調されたビー
ムを偏向走査するポリゴンミラーを回転させるポリゴン
モータの寿命を延ばすようにする 【解決手段】 圧板3の開閉を検知する開閉検知センサ
6を設けると共に、そのセンサからの信号により圧板3
の開放を検知したときにレーザビーム走査装置5のポリ
ゴンモータ43を駆動する制御装置10を設ける。それ
によって、ポリゴンモータ43は圧板3が閉じられてい
る間は駆動が停止されていて、画像を形成する際に圧板
3が開放されると、それを開閉検知センサ6が検知し
て、その検知信号により回転駆動されるので、ポリゴン
モータ43の駆動を必要最小限にすることができるた
め、その寿命を延ばすことができる。また、ポリゴンモ
ータ43の駆動時に発生しやすい騒音も少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原稿の画像を読
み取り、その読み取った画像情報に基づいて感光体を露
光して画像を形成するデジタル複写機,光プリンタ等の
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンタクトガラス上の所定の
位置にセットされた原稿から画像情報を画像読取部で読
み取り、その画像情報に応じて変調されたビームを回転
する偏向手段であるポリゴンミラーにより感光体上に偏
向走査し、それによって感光体上の帯電面に潜像を形成
するようにした光走査装置を備えた画像形成装置である
例えばデジタル複写機がある。
【0003】その光走査装置のポリゴンミラーは、複数
の鏡面を有する正確な多角形をしており、それがポリゴ
ンモータによって回転されるようになっている。そし
て、そのポリゴンモータは、例えば装置の電源がオンに
されたときに回転を開始し、それが常時一定の回転速度
で回転するようになっている。また、複写機によって
は、プリント指令が出力されていないときはポリゴンモ
ータの回転を停止させておき、プリント指令が出力され
たとき(例えばプリントキーが押されたとき)にポリゴ
ンモータを回転させるようにしたものもある(例えば特
開昭63−221767号公報参照)。
【0004】さらに、複写機には、予熱モード(省エネ
モード)時に操作部の表示を消す際にポリゴンモータの
回転も停止させるようにし、オペレータが複写機の前に
立ったときにそれを人体検知センサにより検知して、そ
れによってポリゴンモータを回転させるようにしたもの
もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポリゴ
ンモータを、装置の電源がオンされたときに回転させ、
それを常時一定の回転速度で回転させるようにしている
場合には、装置の電源がオンにされている間は常にポリ
ゴンモータが一定の回転速度で回転しているためモータ
の寿命がそれだけ短くなってしまうと共に、その連続回
転に耐えられるように軸受部等に十分な信頼性を持たせ
る必要があるのでコスト高になってしまうという問題点
があった。さらに、そのポリゴンモータによって回転さ
れるポリゴンミラーは、上述したように複数の鏡面を有
する多角形をしているため、それが回転しているときに
はポリゴンミラーによる風切り音がして、それが騒音に
なってしまうことがあるという問題点もあった。
【0006】また、通常はポリゴンモータの回転を停止
させておき、プリントキーが押されてからポリゴンモー
タを回転させるようにしているものでは、ポリゴンモー
タを回転させたときにそれが定常回転に達するまでは画
像形成動作を開始することができないため、プリントキ
ーを押してから1枚目の画像形成動作が開始されるまで
の時間(ファーストプリント時間)が長くなってしまうと
いう問題点があった。
【0007】さらに、予熱モード時にポリゴンモータの
回転を停止させ、オペレータが複写機の前に立ったとき
にポリゴンモータを回転させるようにしたものでは、そ
の予熱モード時にコピーをしなくても装置の前を人が通
過する度にポリゴンモータの回転が開始されてしまうの
で問題があった。また、ポリゴンモータは停止状態から
回転を開始する立上り時の騒音が、定常回転に達したと
きの騒音よりも大きいため、装置の前を人が通過する度
に発生するその騒音が耳ざわりになってしまうという恐
れもあった。
【0008】この発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、画像読取手段からの画像情報に応じて変調
されたビームを感光体上に偏向走査する偏向手段の寿命
を延ばし、その偏向手段の駆動により発生する騒音をで
きるだけ少なくすると共に、画像形成動作を開始した際
に1枚目の画像形成が行なわれるまでの時間を短くする
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、コンタクトガラス上に載置された原稿か
ら画像情報を読み取る画像読取手段と、原稿をコンタク
トガラス上に押え付ける装置本体に対して開閉可能な原
稿押え手段と、画像読取手段からの画像情報に応じて変
調されたビームを感光体上に偏向走査する偏向手段とを
備えた画像形成装置において、上記原稿押え手段の開閉
を検知する開閉検知手段を設けると共に、その開閉検知
手段からの信号により原稿押え手段の開放を検知したと
きに偏向手段を駆動する制御手段を設けたものである。
【0010】このようにすれば、偏向手段は原稿押え手
段が閉じられている間は駆動が停止されていて、画像を
形成する際に原稿押え手段が開放されると、それを開閉
検知手段が検知して、その開閉検知手段からの信号によ
り原稿押え手段の開放が検知されて駆動されるので、偏
向手段の駆動を必要最小限にすることができる。このよ
うに、原稿押え手段を開放したときにはじめて偏向手段
が駆動されるので、プリントキー等により画像形成動作
を開始させる指示を出したときは、既に偏向手段は画像
情報に応じて変調されたビームを感光体上に偏向走査可
能な状態にまで立ち上がっているので、その画像形成動
作を開始した際に1枚目の画像形成が行なわれるまでの
時間を短くすることができる。
【0011】また、上述したような画像読取手段と、コ
ンタクトガラス上に原稿を給送する自動原稿給送装置
と、偏向手段とを備えた画像形成装置において、原稿の
上記自動原稿給送装置の原稿セット位置へのセットを検
知する原稿セット検知センサを設けると共に、その原稿
セット検知センサからの信号により原稿の上記原稿セッ
ト位置へのセットを検知したときに偏向手段を駆動する
制御手段を設けるとよい。そうすれば、偏向手段は自動
原稿給送装置の原稿セット位置に原稿がセットされるま
では駆動が停止されており、その原稿セット位置へ原稿
がセットされると、それを原稿セット検知センサが検知
して、そのセンサからの信号により偏向手段が駆動され
るので、偏向手段の駆動を必要最小限にすることができ
る。
【0012】さらに、上述したような画像読取手段と、
偏向手段とを備えた画像形成装置において、コンタクト
ガラス上の原稿の有無を検知する原稿有無検知センサを
設けると共に、その原稿有無検知センサからの信号によ
りコンタクトガラス上に原稿があることを検知したとき
に偏向手段を駆動する制御手段を設けるとよい。そうす
れば、偏向手段はコンタクトガラス上の原稿が原稿有無
検知センサにより検知されるまでは駆動が停止されてお
り、その原稿が検知されたときに駆動されるので、その
偏向手段の駆動を必要最小限にすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態例
を示す画像形成装置であるデジタル複写機の全体構成図
である。この画像形成装置であるデジタル複写機は、コ
ンタクトガラス14上に載置された原稿Dから画像情報
を読み取る画像読取装置2と、原稿Dをコンタクトガラ
ス14上に押え付ける装置本体1に対して開閉可能な原
稿押え手段である圧板3と、画像読取装置2からの画像
情報に応じて変調されたビームをドラム状の感光体25
上に偏向走査する偏向手段であるレーザビーム走査装置
5とを装置本体1内に備えている。
【0014】また、装置本体1の上部には図2に明示す
るように開閉検知センサ6を設け、圧板3側にはその開
閉検知センサ6に対応してフィラー7を配設し、それら
によって圧板3の開閉を検知する開閉検知手段を構成
し、その開閉検知センサ6からの信号により圧板3の開
放を検知したときに、図1に示したレーザビーム走査装
置5の詳しい説明を後述するポリゴンモータ43を回転
させることによりポリゴンミラー42を回転駆動する制
御装置10を設けている。
【0015】画像読取装置2は、図3に明示するように
照明ランプ15及び反射鏡16からなる光源と第1ミラ
ー17とを装備した第1キャリッジAと、第2ミラー1
8及び第3ミラー19を装備した第2キャリッジBとを
有している。そして、コンタクトガラス14上の所定の
セット位置に載置された原稿の読取時には、第1キャリ
ッジAが一定の移動速度で図3で右方に往動して第2キ
ャリッジBが第1キャリッジAの1/2の速度で第1キ
ャリッジAに追従して往動することによりコンタクトガ
ラス14上の原稿を光学的に走査する。
【0016】すると、その照明ランプ15と反射鏡16
により照射されたコンタクトガラス14上の原稿の反射
光像が、第1ミラー17,第2ミラー18,第3ミラー
19、さらに図1に示す色フィルタ20を介してレンズ
21によりCCDセンサ22上に結像される。
【0017】CCDセンサ22は、その結像された原稿
の反射光像を光電変換してアナログ画像信号を出力し、
原稿の画像の読み取りが行なわれる。そして、その画像
の読み取りの終了後に、第1キャリッジAと第2キャリ
ッジBはホームポジションに戻る(復動)。なお、CC
Dセンサとして、それぞれレッド(R),グリーン
(G),ブルー(B)のフィルタを備えた3ラインのC
CDを用いるようにすれば、カラー原稿も読み取ること
ができる。
【0018】CCDセンサ22からのアナログ画像信号
は、アナログ/デジタル変換器によりデジタル画像信号
に変換され、画像処理板23にて種々の画像処理(2値
化,多値化,階調処理,変倍処理,編集処理等)が施さ
れる。プリンタ部4には、感光体25が設けられてい
て、複写動作時にはその感光体25が駆動部により矢示
A方向に回転駆動され、その表面が帯電装置26により
均一に帯電されてから、そこに上述した画像処理が施さ
れたデジタル画像信号による画像露光がレーザビーム走
査装置5により行なわれ、静電潜像が形成される。そし
て、その静電潜像が、現像装置28により現像される。
【0019】一方、給紙装置33〜35のうち選択され
た給紙段から転写紙がレジストローラ36へ向けて給紙
され、その転写紙はレジストローラ36により感光体2
5上の画像とタイミングを合わせて送出され、転写装置
30により感光体25上の画像(顕像)がそこに転写さ
れる。その転写紙は、分離装置31により感光体25か
ら分離され、搬送装置37によって定着装置38に搬送
されてそこで画像が定着され、その後トレイ39上に排
出される。そして、感光体25の表面は、転写紙の分離
後にクリーニング装置32によりクリーニングされて残
留トナーが除去される。
【0020】レーザビーム走査装置5は、図4にも示す
ように半導体レーザユニット40内の半導体レーザから
発せられたレーザビームが半導体レーザユニット40内
のコリメートレンズにより平行な光束に変えられ、半導
体レーザユニット40に備えられたアパーチャを通過す
ることで一定状の光束に整形される。この光束は、シリ
ンドリカルレンズ41により副走査方向に圧縮されてポ
リゴンミラー42上に入射する。
【0021】そのポリゴンミラー42は、図示のように
正確な多角形をしており、ポリゴンモータ43(図4で
は見えないので図1を参照)により一定の方向へ一定の
速度で回転駆動される。そして、このポリゴンミラー4
2の回転速度は感光体25の回転速度と、レーザビーム
走査装置5の書き込み密度とポリゴンミラー42の面数
により決定される。シリンドリカルレンズ41からポリ
ゴンミラー42に入射されたレーザビームは、ポリゴン
ミラー42の反射面により偏向されて光学系を構成する
fθレンズ44に入射する。
【0022】そのfθレンズ44は、ポリゴンミラー4
2からの角速度一定の走査光を感光体25で等速度で走
査されるように変換し、fθレンズ44からのレーザビ
ームが同様に光学系を構成する反射鏡45及び防塵ガラ
ス46を介して感光体25上に結像される。なお、fθ
レンズ44は、面倒れ補正機能も有している。このfθ
レンズ44を通過したレーザビームは、画像領域外で同
期検知ミラー47により反射されて同期検知センサ48
に導かれる。そして、その同期検知センサ48の検知出
力により主走査方向の頭出しの基準となる同期信号が得
られる。
【0023】図2に示した開閉検知センサ6は、透過型
のセンサ(フォトインタラプタ)であり、装置本体1の
上面に形成した縦長の開口1aの下側に固定されてい
る。一方、圧板3側には、その開閉検知センサ6のコ字
状の検知部6a内に出入り可能なフィラー7が、その圧
板3の下面側に形成されており、圧板3を閉じたときに
そのフィラー7が検知部6a内に入り込んでセンサの光
を遮光し、圧板3を開くとフィラー7が検知部6aから
抜け出て上記遮光が解除される。
【0024】図1に示した制御装置(ベースエンジンコ
ントロールボード)10は、各種判断及び処理機能を有
する中央処理装置(CPU)と、各処理プログラム及び
固定データを格納したROMと、処理データを格納する
データメモリであるRAMと、入出力回路(I/O)とか
らなるマイクロコンピュータや各種駆動系を駆動するた
めの駆動回路を備えている。
【0025】その制御装置10は、開閉検知センサ6か
ら圧板3の開閉に対応して出力されるオン・オフ信号を
入力し、レーザビーム走査装置5のポリゴンモータ43
に対してそれを回転駆動させたり停止させたりするスタ
ート/ストップ信号を出力する。そして、この制御装置
10は、操作部52からプリントキー53が押された際
に出力される画像形成信号や、プリント枚数,変倍率等
の信号も入力する。そして、メインモータ54及び書込
み制御ボード55に対して駆動信号をそれぞれ出力す
る。また、操作部52からプリントキー53が押された
ときには、ポリゴンモータ43が定常回転の回転速度ま
で立ち上がったことを示すレディ信号の入力を確認した
後で、画像形成動作を開始させる。
【0026】このデジタル複写機は、図示しないメイン
スイッチをオンにしても、ポリゴンモータ43は停止し
た状態にある。そして、原稿Dをコンタクトガラス14
上にセットするために圧板3を開くと、図2で説明した
圧板3の下面に取り付けられているフィラー7が開閉検
知センサ6の検知部6aの遮光を解くため、開閉検知セ
ンサ6がオンになる。その開閉検知センサ6からの信号
を図1に示した制御装置10が入力すると、その制御装
置10はポリゴンモータ43を駆動させる。
【0027】したがって、オペレータが原稿Dをコンタ
クトガラス14の所定の位置にセットした後で圧板3を
閉じ、操作部52のプリントキー53を押して画像形成
動作を開始させる指示をしたときには、ポリゴンモータ
43は既に定常回転に達しているため、ポリゴンミラー
42がすぐに画像情報に応じて変調されたビームを感光
体25上に偏向走査可能な状態になっている。そのた
め、画像形成動作を開始した際に1枚目の画像形成が行
なわれるまでの時間を短くできる(ファーストプリント
時間の短縮)。
【0028】また、そのポリゴンモータ43の停止は、
例えば圧板3が開放されたときにその開放を開閉検知セ
ンサ6の信号から制御装置10が判断し、それによって
ポリゴンモータ43の駆動を開始してから予め設定した
所定時間(例えば1分)経過するまで制御装置10が操
作部52から何の信号も入力しなかったときに行なうよ
うにする。また、画像形成動作が行なわれたときは、同
様に画像形成終了後の予め設定した所定時間経過した後
にポリゴンモータ43を停止させるようにする。なお、
その際の所定時間は、操作部52で入力することにより
変更できるようにしておくとよい。
【0029】このように、この画像形成は、圧板3が閉
じられている間はポリゴンモータ43の駆動が停止され
ており、画像を形成する際にその圧板3を開放すると、
その開放を開閉検知センサ6が検知して、その開閉検知
センサ6からの信号によりポリゴンモータ43を回転駆
動させるので、そのポリゴンモータ43の駆動を必要最
小限にすることができる。したがって、そのポリゴンモ
ータ43の寿命を延ばすことができる
【0030】図5は自動原稿給送装置を搭載した画像形
成装置であるデジタル複写機の実施の形態を示す全体構
成図、図6は同じくその自動原稿給送装置と制御系を示
す概略構成図であり、図1と対応する部分には同一の符
号を付してある。図5に示すデジタル複写機は、装置本
体1の上部のコンタクトガラス14上に原稿を給送する
自動原稿給送装置11を搭載している。
【0031】そして、その自動原稿給送装置11に、図
6に示すように図示の原稿セット位置にセットした原稿
Dを検知する原稿セット検知センサ61を設けると共
に、その原稿セット検知センサ61からの信号により原
稿セット位置への原稿Dのセットを検知したときにポリ
ゴンモータ43を回転駆動する制御装置10′(図1の
制御装置10と同様な構成)を設けている。
【0032】その自動原稿給送装置11は、原稿テーブ
ル62上から矢示B方向に押し込んだ原稿Dを上下方向
に対をなす呼出しローラ63,64のニップで受け止め
るようになっている。その呼出しローラ63,64の直
前には、そこに挿入された原稿Dを検知する前述した原
稿セット検知センサ61が設けられている。そして、そ
の原稿セット検知センサ61は透過型のセンサであり、
図示の原稿セット位置に原稿Dがセットされると、それ
によって検知部が遮光されて受光部の出力が低下するこ
とにより原稿のセットを検知する。
【0033】また、呼出しローラ63,64の下流側に
は、プルアウトローラ65が配設されていて、原稿Dの
給送が対の呼出しローラ63,64により行なわれる
と、その給送を受け継いで原稿Dをコンタクトガラス1
4と搬送ベルト66との間へ給送する。搬送ベルト66
は、コンタクトガラス14上に平行して矢示C方向に回
動可能に複数の搬送ローラにより張装されている。そし
て、コンタクトガラス14上に給送した原稿Dの画像読
み取りが終了すると、その搬送ベルト66を再び矢示C
方向に回動させて原稿Dを搬出し、それをローラ67及
び排紙ローラ対68により排紙テーブル69上に排出す
る。
【0034】このデジタル複写機では、ポリゴンモータ
43は自動原稿給送装置11の所定の原稿セット位置へ
原稿Dがセットされるまではその回転が停止されてお
り、その原稿セット位置へ原稿Dがセットされると、そ
れを原稿セット検知センサ61が検知して、その原稿セ
ット検知センサ61からの信号によりポリゴンモータ4
3が回転駆動されるので、ポリゴンモータ43の駆動を
必要最小限にすることができる。
【0035】図7はコンタクトガラス上の原稿を検知し
たときにポリゴンモータを回転駆動するようにした実施
の形態を説明するためのコンタクトガラスとセンサを制
御系と共に示す斜視図である。この実施の形態では、コ
ンタクトガラス14の下部に、図1で説明した画像読取
装置2の第1キャリッジA及び第2キャリッジBと干渉
しないように、その第1,第2キャリッジA及びBの下
側に原稿有無検知センサ71(反射型センサ)を配設
し、その原稿有無検知センサ71によりコンタクトガラ
ス14上の原稿の有無を常時検知できるようにしてい
る。
【0036】そして、その原稿有無検知センサ71から
の信号によりコンタクトガラス14上に原稿があること
を検知したときにポリゴンモータ43を駆動する制御装
置10″(図1の制御装置10と同様な構成)を設けて
いる。このようにしても、ポリゴンモータ43はコンタ
クトガラス14上の原稿を検知するまでは駆動が停止さ
れており、その原稿を原稿有無検知センサ71が検知し
たときに駆動されるので、そのポリゴンモータ43の駆
動を必要最小限にすることができる。
【0037】なお、原稿有無検知センサ71は、コンタ
クトガラス14上に載置された原稿サイズを検知できる
ように、それを原稿サイズに対応させて複数個配設する
ことによって、原稿サイズ検知用のセンサと兼用するよ
うにするとよい。また、図5及び図6で説明した実施の
形態では、装置本体1上に自動原稿給送装置11を搭載
し、その自動原稿給送装置11内に原稿Dの所定の原稿
セット位置へのセットを検知する原稿セット検知センサ
61を設けるようにした場合について説明したが、その
自動原稿給送装置11が装置本体1に対して開閉可能に
設けられていてそれが圧板としても機能するようになっ
ている場合には、その自動原稿給送装置11の底面に図
2で説明したようなフィラー7を設け、装置本体1にそ
のフィラー7によって検知部6aが遮光される開閉検知
センサ6を設けるようにするとよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、偏向手段の駆動を必要最小限にすることができるの
で、その寿命を延ばすことができる。また、偏向手段が
駆動されているときが少なくなるので、その駆動時に発
生しやすい騒音を少なくすることができる。さらに、プ
リントキー等により画像形成動作を開始させたときは既
に偏向手段が画像情報に応じて変調されたビームを感光
体上に偏向走査可能な状態になっているので、その画像
形成動作を開始した際に1枚目の画像形成が行なわれる
までの時間を短くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態例を示す画像形成装置で
あるデジタル複写機の全体構成図である。
【図2】同じくそのデジタル複写機に設けられている圧
板の開閉を検知するための開閉検知センサを説明するた
めの斜視図である。
【図3】図1のデジタル複写機に設けられている画像読
取装置を示す構成図である。
【図4】図1のデジタル複写機に設けられているレーザ
ビーム走査装置を示す斜視図である。
【図5】自動原稿給送装置を搭載した画像形成装置であ
るデジタル複写機の実施の形態を示す全体構成図であ
る。
【図6】同じくそのその自動原稿給送装置と制御系を示
す概略構成図である。
【図7】コンタクトガラス上の原稿を検知したときにポ
リゴンモータを回転駆動するようにした実施の形態を説
明するためのコンタクトガラスとセンサを制御系と共に
示す斜視図である。
【符号の説明】
2:画像読取装置 3:圧板(原稿押え手段) 5:レーザビーム走査装置(偏向手段) 6:開閉検知センサ 10,10′,10″:制御装置 11:自動原稿給送装置 14:コンタクトガラス 61:原稿セット検知センサ 71:原稿有無検知センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトガラス上に載置された原稿か
    ら画像情報を読み取る画像読取手段と、原稿をコンタク
    トガラス上に押え付ける装置本体に対して開閉可能な原
    稿押え手段と、前記画像読取手段からの画像情報に応じ
    て変調されたビームを感光体上に偏向走査する偏向手段
    とを備えた画像形成装置において、 前記原稿押え手段の開閉を検知する開閉検知手段を設け
    ると共に、該開閉検知手段からの信号により前記原稿押
    え手段の開放を検知したときに前記偏向手段を駆動する
    制御手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 コンタクトガラス上に載置された原稿か
    ら画像情報を読み取る画像読取手段と、前記コンタクト
    ガラス上に原稿を給送する自動原稿給送装置と、前記画
    像読取手段からの画像情報に応じて変調されたビームを
    感光体上に偏向走査する偏向手段とを備えた画像形成装
    置において、 原稿の前記自動原稿給送装置の原稿セット位置へのセッ
    トを検知する原稿セット検知センサを設けると共に、該
    原稿セット検知センサからの信号により原稿の前記原稿
    セット位置へのセットを検知したときに前記偏向手段を
    駆動する制御手段を設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 コンタクトガラス上に載置された原稿か
    ら画像情報を読み取る画像読取手段と、該画像読取手段
    からの画像情報に応じて変調されたビームを感光体上に
    偏向走査する偏向手段とを備えた画像形成装置におい
    て、 前記コンタクトガラス上の原稿の有無を検知する原稿有
    無検知センサを設けると共に、該原稿有無検知センサか
    らの信号により前記コンタクトガラス上に原稿があるこ
    とを検知したときに前記偏向手段を駆動する制御手段を
    設けたことを特徴とする画像形成装置。
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