JP2001201804A - 画像読取装置、およびそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置、およびそれを用いた画像形成装置

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JP2001201804A
JP2001201804A JP2000007929A JP2000007929A JP2001201804A JP 2001201804 A JP2001201804 A JP 2001201804A JP 2000007929 A JP2000007929 A JP 2000007929A JP 2000007929 A JP2000007929 A JP 2000007929A JP 2001201804 A JP2001201804 A JP 2001201804A
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Hiroyuki Futami
博行 二見
Yutaka Yasunaga
豊 安永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動原稿搬送装置において、埃等の異物の読
み込みによる問題を解決する。 【解決手段】 予備読み込みにおいて、読取ライン上に
異物があると確認されると、読取ラインを順次異物が確
認されなくなるまで移動させる。異物のないラインが判
明したなら、かかるラインで読み込みを行なうととも
に、そのラインの補正値によってシェーディング補正を
行う。これにより、異物の読み込みを防止できるととも
に、常に基準の画像状態が得られる画像形成装置を提供
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿を移動させて
読み取る移動原稿読取装置に関し、特に移動原稿読取装
置の光路途中にゴミ等の異物が存在しているとき、光路
を変更して移動原稿読取装置による異物の読取りを防止
し、かつ、光路を変更したことによる画像データの変調
を補正するようにした画像読取装置、およびそれを用い
た画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像読取装置は、紙やフィルム等の原稿
に形成された画像を読み取り出力する装置であり、スキ
ャナとして単独で、あるいはファクシミリ装置や複写機
等に組み込まれて用いられている。画像読取装置の読取
機構としては、原稿に光を照射し、読取対象の画像で反
射された反射光を検知して画像を読み取る方式のものが
広く普及しており、読み取った画像をスキャナの場合デ
ジタルデータとして保持し、編集したり再利用可能と
し、また複写機の場合は読み取った画像を新たな紙やフ
ィルム等に形成する。
【0003】また、光源機構のランプとしては、従来光
量が大きいハロゲンランプが主流であったが、最近は、
ハロゲンランプより発熱量が少なく、点灯回路が簡素な
キセノンランプが用いられるようになっている。キセノ
ンランプは、発熱量が少ないため長時間の連続点灯が可
能な利点を有している。そこで、読取機構が移動せず、
原稿を読取機構に移動させてきて読み取る自動原稿読取
装置が用いられてきている。
【0004】自動原稿読取装置は、原稿を移動させる自
動原稿搬送装置と、読取機構とを備え、自動原稿搬送装
置により原稿を送り込み、読取機構のランプによって原
稿に光を照射し、その反射光を光電変換器等が読み取る
ようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原稿と
ランプや読取機構の間に設けられたガラス等に埃などが
付着していると、その埃が原稿の移動に関係なく常に黒
点として読取機構が読み取るため、読み取った画像デー
タに画像と関係なく副走査方向に連続したラインが入っ
てしまう。そこで、始動時等に、基準ラインにおいて予
備読取りを行ない、その結果基準ラインに黒点等が含ま
れていなければ、埃等の付着がないとして基準ラインを
用いて読み取りを行なうこととし、一方基準ラインに黒
点等が含まれている場合は、基準ライン上に埃等が付着
しているとして、ラインの位置を変更して埃の有無を確
認し、埃等の存在しないラインを用いて読み取りを行な
うようにする。あるいは、予めガラス上の副走査方向に
何本かのラインを設定し、各ラインに対し予備読み取り
を行ない、読み取ったデータから黒点等のないラインを
予め選択しておき、かかるラインで読み取りを行なうよ
うにした画像読取装置が考えられている。
【0006】ところが、埃を読み取らないようにライン
を基準ラインから変更すると、ランプから原稿までの距
離が基準ラインを通る標準状態から変化し、光路が変更
してしまう。すると、反射して読取機構(CCD等の光
電変換器)に入射した光の状態が変化する。つまり図2
に示すようにランプから原稿が遠ざかると(d)、原
稿からの反射光が弱くなり、いわゆる「画像がかぶっ
た」状態となり、逆に原稿がランプに近づいた場合には
(d)、原稿からの反射光が強くなり、「画像がとん
だ」状態となり、原稿の読取が正常に行なえなくなるこ
とがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は,自動原稿読取
装置の光路途中に存在している埃を読み込まず、しかも
常に一定の画像読み取りが可能な画像読取装置を提供す
ることを目的とする。そのため、次のように画像読取装
置、およびそれを用いた画像形成装置を構成した。
【0008】すなわち、原稿を照射する光源手段と、前
記原稿を前記光源手段に移動させる原稿搬送手段と、前
記原稿で反射した前記光源手段からの照射光を読み取る
検出手段と、前記原稿で反射した前記光源手段からの照
射光を前記検出手段に導くミラー機構と、前記光源手段
と前記ミラー機構の一方、もしくは双方を移動させる移
動手段と、前記反射光から、前記光源手段から前記検出
手段までの照射光の光路途中に異物の存在を感知する異
物感知手段と、前記異物感知手段が前記光路途中に異物
の存在を感知したときは、前記移動手段を駆動させて、
前記光源手段から前記検出手段に至る光路を変更し、前
記異物から前記光路を移動させる制御手段とから画像読
取装置を構成した。
【0009】また前記移動手段を駆動して光路を変更し
たときは、該移動手段による移動量に応じて白色基準板
に基づく補正値を変更することとした。
【0010】前記原稿と前記光源手段の間に設けられた
透明部材であるガラス等を払拭する清掃手段を設け、前
記ガラス表面に前記異物が存在するときは、前記清掃手
段により該異物を除去することとした。
【0011】前記異物の存在が感知されたときは、自動
的に前記清掃手段が駆動して該異物を除去するようにし
た。
【0012】上記いずれかの画像読取装置を備えて画像
形成装置を構成した。
【0013】このように埃等の付着している箇所を避け
て光路を移動させ、更に読み取り位置の移動量に応じ
て、基準白色板を用いた反射光の補正(シェーディング
補正)をすることとし、これにより、自動原稿読取機構
でのゴミ等の付着による読取不良を解消できる。また、
光路の移動に伴う画像の変化にも対応し、「とび」や
「かぶり」のない正確な画像の読み取りが可能となる。
更に、これにより埃等の問題を生じさせない画像形成装
置を提供できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる画像読取装
置と、それを用いた画像形成装置の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0015】図5に、画像読取装置2を備えた複写機で
ある画像形成装置100の構成を示す。
【0016】画像形成装置100は、画像読取装置2
と、画像形成部24と、給紙部26と、定着部28と、
排紙部30等から構成されている。画像形成部24は、
感光体40とトナー供給部42等からなり、露光装置4
4により感光体40に画像読取装置2で読み取られた画
像の潜像が形成され、トナーにより現像された画像が給
紙部26から送られた転写紙上に形成される。転写紙上
に形成されたトナー画像は、定着部28で定着され、定
着された転写紙が排紙部30から排出される。
【0017】画像読取装置2は、画像形成装置100の
上部に設置してあり、図5の右側部分の固定された原稿
を読み取る静止原稿読取部4と、左側部分の原稿を移動
させながら読み取る移動原稿読取部5とからなり、双方
に共通の読取機構8が下部に移動可能に設けられてい
る。
【0018】読取機構8は、光源手段であるランプ12
と、ミラー機構14と、ミラー機構14からの反射光を
認識するCCD等からなる検出手段としての光電変換器
16等からなっている。なお、図にはランプ12とミラ
ー機構14が静止原稿読取部4と移動原稿読取部5の2
ヶ所に記載されているが、実際は1つである。ランプ1
2は、キセノンランプであり、制御部22からの制御に
より点灯、消灯される。光電変換器16は、送られた画
像情報を電気信号に変換して制御部22に送り出す変換
器であり、送り出された画像情報は、画像形成部24等
で転写紙上の画像に形成される。
【0019】静止原稿読取部4は、原稿を載置するプラ
テンガラス6と、プラテンガラス6上に載置された原稿
を押さえるプラテン(図示せず)と、下方を移動する読
取機構8等から構成されている。この静止原稿読取部4
で原稿を読み取らせる場合は、静止原稿読取部4の下部
を読取機構8がランプ12を点灯させた状態で移動し、
原稿からの反射光を順次光電変換器16に送り行なう。
【0020】一方移動原稿読取部5は、図1に示すよう
に原稿を取り込み所定の速度で移動させる搬送手段とし
ての自動原稿搬送装置7と、読取機構8と、自動原稿搬
送装置7と読取機構8との間で開口している窓9等から
構成されている。窓9には、透明部材としてのガラスが
嵌め込まれている。また自動原稿搬送装置7は、プラテ
ンと一体でも個別に設けられていてもよい。
【0021】移動原稿読取部5で原稿を読み取るとき
は、図1に示すように移動原稿読取部5の下部に読取機
構8が移動し、自動原稿搬送装置7により搬送されてく
る原稿をランプ12で照射し、反射光をミラー機構14
を介して順次光電変換器16に送り、画像を読み取る。
【0022】更に、制御部22は、画像形成装置100
の始動時、あるいは移動原稿読取部5の作動時には、ま
ず基準ラインで予備の読み取りを行い、そのデータから
埃等の付着がないか否かを判定する。埃の付着の判定
は、読み取ったデータの中にピーク的な明度の低下部分
がないかどうか確認し、低下のピークがあれば埃等がラ
イン上に付着していると判定する。
【0023】そして、基準ライン上に埃の付着がないと
判定されれば、そのまま基準ラインを読取ラインとして
設定し、通常の移動原稿読取部5での読み取り動作を行
なう。一方、基準ライン上に埃の付着があると判定され
たときは、ラインを図3に示すように副走査方向に順次
変更して、再び予備の読み取り動作を行ない、ライン上
での埃の有無を判定する。かかる判定動作を埃の付着の
ないラインが判明するまで行ない、判明したなら埃のな
いラインを読み取り用ラインとして設定する。予備の読
取は、図3に示すようにスキャンライン1から順次スキ
ャンラインmまで行なっても、あるいは、基準ラインを
中心にその両側から順次行なってもよい。
【0024】更に、制御部22は、読み取り用として設
定されたラインが基準ラインと異なる場合は、シェーデ
ング補正用の補正値を変更する。補正値の変更は、予め
各ライン毎のシェーディング補正が図4に示すように記
憶してあり、設定されたラインに該当する補正値を選択
して用いる。
【0025】シェーデング補正は、ランプの照射強度が
ランプの長手方向に沿って異なるため、それを基準状態
に補正するものであり、更に読み取りラインが副走査方
向に移動することによって、図2に示すように窓9から
の距離が基準ラインではdであるのに対し、第1のライ
ンではd、第2のラインではdとなるため、反射光
の強度等が変更される点を補正するため、各ライン毎の
補正値を備えているものである。すなわち、白色基準板
と同等の反射率を有する基準の用紙を自動原稿搬送装置
7に組み込み、読み取りラインを各ラインに移動させる
毎に、各ラインの補正値を求め、このようにして求めた
各ライン毎のシェーディング補正値が記録されている。
したがって、読み取りライン(スキャンライン)が第1
から第n番のいずれの位置に移動したときでも、記録さ
れている各ラインのシェーディング補正値を用いて補正
を行うことにより、常に基準ラインで読み取り補正した
状態に補正することができる。
【0026】次に、画像読取装置100の読取動作につ
いて説明する。
【0027】まず静止原稿読取部4で原稿を読み取る場
合は、原稿をプラテンガラス6上に載置し、プラテンを
閉め、プラテンガラス6上に原稿(図示せず)を固定す
る。そして読取開始ボタン等が押圧されると読み取りが
開始され、読取機構8がプラテンガラス6の下部を一定
速度で移動し、順次ランプ12からの光が原稿に当た
り、その反射光が光電変換器16に送られ、画像の電子
信号が得られ、転写紙上に画像が形成され、複写され
る。
【0028】一方、移動原稿読取部5での原稿読み取り
は、まず自動原稿搬送装置7を回動させて画像形成装置
100の上面に配置する。そして原稿を自動原稿搬送装
置7に載置し、読取開始ボタンの押圧等により移動原稿
読取部5での読み取りを開始させる。すると、読取機構
8が自動原稿搬送装置7の下部に移動し、窓9を介して
対向し、予備の読取り動作が行なわれる。予備の読取動
作によって、基準のライン内に埃が存在しなければ、基
準ラインで読み取り動作が開始される。
【0029】また基準ライン内に埃が存在することが判
明されたなら、読取機構8を駆動させてラインを変更す
る。読取機構8の駆動は、ミラー機構14を移動させる
等により行なう。ラインの移動は予め定められたライン
の中で、基準ラインから最も近いラインから順次行な
う。第1のラインで、埃の読み取りが確認されなけれ
ば、読み取りを開始させ、一方埃等の存在が確認されれ
ば、更に次のラインを読み取るように読取機構8を順次
駆動させる。埃等の存在が確認されなくなった段階で、
予備の読み取り動作を終了させ、ラインを設定する。埃
等の存在しないラインが設定されたなら、かかるライン
の補正値を呼び出し、移動原稿読取部5での原稿の読み
取りを開始させる。
【0030】自動原稿搬送装置7が駆動して原稿を引き
入れながら窓9の上面に移動させると、読取機構8のラ
ンプ12が点灯して原稿に光が照射され、その反射光が
ミラー機構14によって光電変換器16に送られ、画像
の電子信号が得られる。
【0031】そして、光電変換器16で変換された画像
信号を呼び出された補正値で処理を行ない、基準ライン
で読み取り補正した値と同等に変換し、画像形成部24
に送り、トナー画像を感光体40上に形成し、転写紙に
トナー画像を転写して定着部28で定着し、排紙部30
から排出する。
【0032】また、清掃手段として埃の除去装置60を
図1に示すように自動原稿搬送装置7の近傍に設置して
もよい。除去装置60は、フェルト等の払拭部材62を
有する移動部材64を窓9のガラスに沿って移動させ、
ガラス上に付着している埃等を除去する。除去装置60
は、定期的に作動させても、あるいは埃がライン上に存
在すると判定されたときに行うようにしてもよい。
【0033】なお、予備読取を原稿の読取開始時におこ
なったが、画像形成装置100の起動時におこなっても
よい。また適宜行なうようにしてもよい。
【0034】更に、上記移動原稿読取部5は、複写機と
しての画像形成装置100を例に説明したが、本発明は
複写機用に限定されるものではなく、読み取りのみのス
キャナやファクシミリ等の送信用の読み取り機でもよ
い。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、透明部材上に埃等が付
着している場合でも読み取り位置を移動することによ
り、埃ミの位置を避けて読み取ることができる。また、
読み取りの位置毎にシェーディング補正値を予め記憶
し、移動による画像の変調に対して、各位置に対応した
補正値を用いて補正することにより、常に適切な画像を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる自動原稿搬送装置を示す図であ
る。
【図2】読取ラインの相違を示す図である。
【図3】読取ラインを示す図である。
【図4】補正値を示す図である。
【図5】画像形成装置を示す図である。
【符号の説明】
2 画像読取装置 4 静止原稿読取部 5 移動原稿読取部 6 プラテンガラス 7 自動原稿搬送装置 8 読取機構 9 窓 12 ランプ 14 ミラー機構 16 光電変換器 22 制御部 24 画像形成部 26 給紙部 28 定着部 30 排紙部 40 感光体 42 トナー供給部 60 除去装置 62 払拭部材 64 移動部材 100 画像形成装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/401 H04N 1/40 101A 5C077 Fターム(参考) 2H076 BA62 BA71 2H108 AA05 CB01 FA01 FA21 JA01 2H109 CA34 5B047 AA01 BA01 BC09 BC11 CA12 DA04 5C072 AA01 BA20 DA04 DA12 DA23 RA16 UA02 5C077 LL02 MM27 PP06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を照射する光源手段と、 前記原稿を前記光源手段に移動させる原稿搬送手段と、 前記原稿で反射した前記光源手段からの照射光を読み取
    る検出手段と、 前記原稿で反射した前記光源手段からの照射光を前記検
    出手段に導くミラー機構と、 前記光源手段と前記ミラー機構の一方、もしくは双方を
    移動させる移動手段と、 前記反射光から、前記光源手段から前記検出手段までの
    照射光の光路途中に異物の存在を感知する異物感知手段
    と、 前記異物感知手段が前記光路途中に異物の存在を感知し
    たときは、前記移動手段を駆動させて、前記光源手段か
    ら前記検出手段に至る光路を変更し、前記異物から前記
    光路を移動させる制御手段とを備えたことを特徴とする
    画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記移動手段により光路を変更したとき
    は、該移動手段による移動量に応じて白色基準板に基づ
    く補正値を変更したことを特徴とする請求項1記載の画
    像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記原稿と前記光源手段の間に透明部材
    を設け、該透明部材の表面を払拭する清掃手段を設け、
    前記透明部材表面に前記異物が存在するときは、前記清
    掃手段により該異物を前記透明部材から除去することを
    特徴とした請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記異物の存在が感知されたときは、自
    動的に前記清掃手段が駆動して該異物を前記透明部材か
    ら除去するようにしたことを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の画
    像読取装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2000007929A 2000-01-17 2000-01-17 画像読取装置、およびそれを用いた画像形成装置 Withdrawn JP2001201804A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007104124A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Kyocera Mita Corp 画像読取装置
US7450279B2 (en) 2003-02-19 2008-11-11 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus

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