JP2001319381A - 光ディスクの製造方法 - Google Patents

光ディスクの製造方法

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昌広 勝村
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哲哉 飯田
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崇 上野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レジスト材料に含まれる電子吸引基との反応
によってスタンパの品質を劣化させることがなく、良好
なS/N比を得ることができる光ディスクの製造方法を
提供する。 【解決手段】 基板1上にレジスト膜2を形成する工程
と、基板1上のレジスト膜2を電子ビームカッティング
によりパターニングする工程と、パターニングされたレ
ジスト膜2上にニッケル合金薄膜3を形成する工程と、
ニッケル合金薄膜3上に電鋳によりニッケル層4を形成
する工程と、ニッケル合金薄膜3から剥離したニッケル
層4をスタンパとして用いて樹脂を射出成形する工程
と、を備える。ニッケル合金薄膜3は、Ni元素を主成
分とし、Ru元素を25重量パーセント未満の範囲で添
加した組成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パターニングされ
たレジスト材料の表面に形成され、スタンパ材料を電鋳
させるための電極として用いられるスタンパ形成用薄
膜、およびこのような電極の材料として用いられるスタ
ンパ形成用電極材料に関する。
【0002】
【従来の技術】CDやDVD等の光ディスクは、スタン
パと呼ばれる光ディスク原盤を用いて量産される。図8
は従来のスタンパの製造方法を示す図である。まず、図
8(a)に示すように、ガラス基板101上にスピンコ
ート等によりフォトレジスト膜102を形成した後、図
8(b)に示すように、フォトレジスト膜102をレー
ザビームにより露光して潜像102aを形成する。次い
で、フォトレジスト膜102を現像して、図8(c)に
示すような溝部102bを有するパターンを形成する。
次に、図8(d)に示すように、スパッタリング法、蒸
着法等を用いてフォトレジスト膜102およびガラス基
板101の表面にニッケル薄膜103を形成する。その
後、図8(e)に示すように、ニッケル薄膜103を電
極として用いてニッケル薄膜103表面にニッケル電鋳
を施すことにより、ニッケル層104を形成する。そし
て、図8(f)に示すように、ニッケル層104をガラ
ス基板101から剥離した後、図8(f)においてニッ
ケル層104の上面を研磨するなどして、スタンパ10
4Aが得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】光ディスクに対して
は、更なる高記録密度化が要求されている。今後予想さ
れる直径12cmのディスクに対して数十GB以上の記
録容量を確保するような高記録密度化の要求に応えるた
めには、上記のようにレーザビームを用いたレーザビー
ムカッティングでは対応できず、レーザビームカッティ
ングに代わる方法として電子ビームを用いる電子ビーム
カッティングが注目されている。電子ビームカッティン
グによれば、従来のレーザビームカッティングに比べ
て、高精細なパターンを形成することが可能となる。
【0004】しかし、電子ビームカッティングを行うた
めには、レジスト材料の電子吸収感度を向上させる必要
があり、レジスト材料中に塩素、イオウ、あるいはフッ
素等の電子吸引基等が導入される。ところが、ニッケル
電鋳を施す際に、レジスト材料中の電子吸引基とニッケ
ル薄膜とが反応してニッケル薄膜が損傷を受け、スタン
パの品質が劣化するという問題があることが判明した。
【0005】本発明は、レジスト材料に含まれる電子吸
引基との反応によってスタンパの品質を劣化させること
がなく、良好なS/N比を得ることができる光ディスク
の製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスクの製
造方法は、基板(1)上にレジスト膜(2)を形成する
工程と、基板(1)上のレジスト膜(2)を電子ビーム
カッティングによりパターニングする工程と、パターニ
ングされたレジスト膜(2)上に電極(3)を形成する
工程と、電極(3)上に電鋳により金属層(4)を形成
する工程と、電極(3)から剥離した金属層(4)をス
タンパとして用いて樹脂を射出成形する工程と、を備
え、電極(3)は、Ni元素を主成分とするとともに、
Ru元素を25重量パーセント未満の範囲で添加したも
のであることを特徴とする。
【0007】この光ディスクの製造方法によれば、電極
材料中のNiと、レジスト材料(2)に含まれる電子吸
引基との反応が抑制されるので、スタンパの品質の劣化
が防止される。また、平坦性に優れる電極(3)を形成
することができるため、光ディスクのS/N比を向上さ
せることができる。
【0008】本発明の光ディスクの製造方法は、基板
(1)上にレジスト膜(2)を形成する工程と、基板
(1)上のレジスト膜(2)を電子ビームカッティング
によりパターニングする工程と、パターニングされたレ
ジスト膜(2)上に電極(3)を形成する工程と、電極
(3)上に電鋳により金属層(4)を形成する工程と、
電極(3)から剥離した金属層(4)をスタンパとして
用いて樹脂を射出成形する工程と、を備え、電極(3)
は、Ni元素を主成分とするとともに、Cu元素を25
重量パーセント未満の範囲で添加したものであることを
特徴とする。
【0009】この光ディスクの製造方法によれば、電極
材料中のNiと、レジスト材料(2)に含まれる電子吸
引基との反応が抑制されるので、スタンパの品質の劣化
が防止される。
【0010】本発明の光ディスクの製造方法は、基板
(1)上にレジスト膜(2)を形成する工程と、基板
(1)上のレジスト膜(2)を電子ビームカッティング
によりパターニングする工程と、パターニングされたレ
ジスト膜(2)上に電極(3)を形成する工程と、電極
(3)上に電鋳により金属層(4)を形成する工程と、
電極(3)から剥離した金属層(4)をスタンパとして
用いて樹脂を射出成形する工程と、を備え、電極(3)
は、Ni元素を主成分とするとともに、P元素を25重
量パーセント未満の範囲で添加したものであることを特
徴とする。
【0011】この光ディスクの製造方法によれば、電極
材料中のNiと、レジスト材料(2)に含まれる電子吸
引基との反応が抑制されるので、スタンパの品質の劣化
が防止される。
【0012】本発明の光ディスクの製造方法は、基板
(1)上にレジスト膜(2)を形成する工程と、基板
(1)上のレジスト膜(2)を電子ビームカッティング
によりパターニングする工程と、パターニングされたレ
ジスト膜(2)上に電極(3)を形成する工程と、電極
(3)上に電鋳により金属層(4)を形成する工程と、
電極(3)から剥離した金属層(4)をスタンパとして
用いて樹脂を射出成形する工程と、を備え、電極(3)
は、Ni元素を主成分とするとともに、Mg元素を25
重量パーセント未満の範囲で添加したものであることを
特徴とする。
【0013】この光ディスクの製造方法によれば、電極
材料中のNiと、レジスト材料(2)に含まれる電子吸
引基との反応が抑制されるので、スタンパの品質の劣化
が防止される。
【0014】本発明の光ディスクの製造方法は、基板
(1)上にレジスト膜(2)を形成する工程と、基板
(1)上のレジスト膜(2)を電子ビームカッティング
によりパターニングする工程と、パターニングされたレ
ジスト膜(2)上に電極(3)を形成する工程と、電極
(3)上に電鋳により金属層(4)を形成する工程と、
電極(3)から剥離した金属層(4)をスタンパとして
用いて樹脂を射出成形する工程と、を備え、電極(3)
は、Ni元素を主成分とするとともに、Cr元素を25
重量パーセント未満の範囲で添加したものであることを
特徴とする。
【0015】この光ディスクの製造方法によれば、電極
材料中のNiと、レジスト材料(2)に含まれる電子吸
引基との反応が抑制されるので、スタンパの品質の劣化
が防止される。また、平坦性に優れる電極(3)を形成
することができるため、光ディスクのS/N比を向上さ
せることができる。
【0016】本発明の光ディスクの製造方法は、基板
(1)上にレジスト膜(2)を形成する工程と、基板
(1)上のレジスト膜(2)を電子ビームカッティング
によりパターニングする工程と、パターニングされたレ
ジスト膜(2)上に電極(3)を形成する工程と、電極
(3)上に電鋳により金属層(4)を形成する工程と、
電極(3)から剥離した金属層(4)をスタンパとして
用いて樹脂を射出成形する工程と、を備え、電極(3)
は、Ni元素を主成分とするとともに、Au元素を25
重量パーセント未満の範囲で添加したものであることを
特徴とする。
【0017】この光ディスクの製造方法によれば、電極
材料中のNiと、レジスト材料(2)に含まれる電子吸
引基との反応が抑制されるので、スタンパの品質の劣化
が防止される。
【0018】本発明の光ディスクの製造方法は、基板
(1)上にレジスト膜(2)を形成する工程と、基板
(1)上のレジスト膜(2)を電子ビームカッティング
によりパターニングする工程と、パターニングされたレ
ジスト膜(2)上に電極(3)を形成する工程と、電極
(3)上に電鋳により金属層(4)を形成する工程と、
電極(3)から剥離した金属層(4)をスタンパとして
用いて樹脂を射出成形する工程と、を備え、電極(3)
は、Ni元素を主成分とするとともに、Si元素を25
重量パーセント未満の範囲で添加したものであることを
特徴とする。
【0019】この光ディスクの製造方法によれば、電極
材料中のNiと、レジスト材料(2)に含まれる電子吸
引基との反応が抑制されるので、スタンパの品質の劣化
が防止される。
【0020】本発明の光ディスクの製造方法は、基板
(1)上にレジスト膜(2)を形成する工程と、基板
(1)上のレジスト膜(2)を電子ビームカッティング
によりパターニングする工程と、パターニングされたレ
ジスト膜(2)上に電極(3)を形成する工程と、電極
(3)上に電鋳により金属層(4)を形成する工程と、
電極(3)から剥離した金属層(4)をスタンパとして
用いて樹脂を射出成形する工程と、を備え、電極(3)
は、Ni元素を主成分とするとともに、Ti元素を50
重量パーセント未満の範囲で添加したものであることを
特徴とする。
【0021】この光ディスクの製造方法によれば、電極
材料中のNiと、レジスト材料(2)に含まれる電子吸
引基との反応が抑制されるので、スタンパの品質の劣化
が防止される。
【0022】本発明の光ディスクの製造方法は、基板
(1)上にレジスト膜(2)を形成する工程と、基板
(1)上のレジスト膜(2)を電子ビームカッティング
によりパターニングする工程と、パターニングされたレ
ジスト膜(2)上に電極(3)を形成する工程と、電極
(3)上に電鋳により金属層(4)を形成する工程と、
電極(3)から剥離した金属層(4)をスタンパとして
用いて樹脂を射出成形する工程と、を備え、電極(3)
は、Ni元素を主成分とするとともに、Ag元素を50
重量パーセント未満の範囲で添加したものであることを
特徴とする。
【0023】この光ディスクの製造方法によれば、電極
材料中のNiと、レジスト材料(2)に含まれる電子吸
引基との反応が抑制されるので、スタンパの品質の劣化
が防止される。また、平坦性に優れる電極(3)を形成
することができるため、光ディスクのS/N比を向上さ
せることができる。
【0024】金属層をニッケルから構成してもよい。ま
た、金属層をニッケル合金から構成してもよい。
【0025】なお、本発明の理解を容易にするために添
付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それによ
り本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照して、本
発明の光ディスクの製造方法の実施形態について説明す
る。図1は光ディスク製造用スタンパを製造する工程を
示す断面図、図2はこの工程の詳細を示す図である。
【0027】まず、図1(a)および図2に示すよう
に、ガラス基板1を研磨、洗浄した後、ガラス基板1上
にスピンコート等により電子ビーム用の電子線レジスト
膜2を形成する。次に、電子線レジスト膜2をプリベー
クし、図1(b)に示すように、電子線レジスト膜2を
電子ビームにより露光して潜像2aを形成する(図2に
おける「信号記録」)。次いで、電子線レジスト膜2を
現像して、図1(c)に示すような溝部2bを形成した
後、電子線レジスト膜2のポストベークを行う。
【0028】次に、図1(d)に示すように、スパッタ
リング法、蒸着法あるいは無電解メッキにより、電子線
レジスト膜2およびガラス基板1の表面にニッケル合金
薄膜3を形成する。ニッケル合金薄膜の材料については
後述する。
【0029】その後、図1(e)に示すように、ニッケ
ル合金薄膜3を電極として用いてニッケル合金薄膜3表
面にニッケル電鋳を施すことにより、ニッケル層4を形
成する。そして、図1(f)に示すように、ニッケル層
4をガラス基板1から剥離した後、図1(f)において
ニッケル層4の上面を研磨するなどして、マスタースタ
ンパ4Aが得られる。なお、ニッケル層4に代えて、ニ
ッケル合金層を電鋳により形成し、剥離したニッケル合
金層をスタンパとして使用してもよい。
【0030】図2に示すように、マスタースタンパ4A
に対して、再度、電鋳によりニッケルを付着させること
により形状が反転したサブマスタスタンパが得られる。
サブマスタスタンプに対して、さらに電鋳によりニッケ
ルを付着させることによりマスタースタンパと同一形状
のベビースタンパが得られる。さらにベビースタンパの
形状を転写して新たなスタンパを作成してもよい。
【0031】図3は、マスタースタンパ4Aやベビース
タンパを用いて光ディスクを製造する工程を示してい
る。図3に示すように、スタンパを型として用いて射出
形成を行った後、反射膜、保護膜などを形成し、光ディ
スクが製造される。なお、図3の工程は通常の製造工程
と同一であるため、詳細説明は省略する。
【0032】ニッケル合金薄膜3の材料としては、Ni
元素を主成分とし、Ru、Cu、P、Mg、Cr、A
u、Si、Ti、Agのうち少なくとも1種類以上の元
素を50重量パーセント未満の範囲、さらに好ましく
は、25重量パーセント未満の範囲で添加したニッケル
合金を用いる。本実施形態では、上記元素が添加された
Ni合金を用いてニッケル合金薄膜3を形成することに
より、電鋳によりニッケル層4を形成する際におけるニ
ッケル合金薄膜3の損傷を防止することができる。
【0033】ニッケル合金薄膜3の材料に、P、Mg、
Siのうち少なくとも1種類以上の元素が添加されてお
り、これらの元素が25重量パーセント未満の添加量で
ある場合には、少なくとも400〜500℃程度まで加
熱しないときにはこれらの元素は主成分であるNiと反
応しない。このため、P、Mg、あるいはSiは薄膜の
状態ではNi粒子の界面に析出し、不活性雰囲気下以外
の環境下では酸素と結合して酸化する。この場合、Ni
を主成分とする合金薄膜の状態では、添加されたP、M
g、あるいはSiの酸化膜はNi粒界のみならず、薄膜
表面にも析出される。このため、薄膜表面に析出された
表面酸化膜が不導体となり、外部からの活性な金属ある
いは非金属と、Niとの反応に対してのバリア材となっ
て、Ni合金としての耐候性を向上させていることが確
認された。しかし、添加元素であるP、Mg、あるいは
Siは、酸素と結合し易いと同時に、その他の活性な非
金属元素とも結合し易いため、添加量が過剰な場合に
は、逆に耐候性を低下させてしまう。したがって、20
重量パーセント未満の添加量が適当と考えられる。
【0034】同様に、Niを主成分としてTiを添加す
る場合には、やはり高温雰囲気下において加熱しつつ反
応させて化合物を形成する場合を除き、TiはNi粒子
の粒界に析出される。このようなTiを添加したNi合
金では不導体は形成されないが、Tiが塩素に対して安
定であるため、Ni粒子への活性元素の侵出あるいは化
学反応を抑制する作用があるため、Ni粒子に対する化
学反応が防止されるものと考えられる。
【0035】また、NiにCuあるいはAuを添加した
合金では、安定して完全に固溶されることが確認されて
いる。この場合、CuあるいはAuのいずれの添加元素
においても耐塩素性に富んでおり、固溶化することでN
iと原子的に結合されて主成分であるNiの結晶構造に
歪みを形成する。このNi固溶合金では、添加元素に依
存して塩素との結合性が緩和されるため、塩素に対し
て、例えばあらゆる状況下でも安定という状態にはなら
ないものの、塩素に対しての化学反応性を鈍化させる。
実験によれば、このような固溶体では塩化が確認されな
かった。
【0036】さらに、NiにRu、Ag、あるいはCr
を添加する場合には、特定の添加量では固溶し、少なく
とも10重量パーセント未満の添加時には固溶して、C
uあるいはAuを添加した場合の固溶体と同様の状態と
なることが確認された。Ru、Ag、あるいはCrのそ
れぞれが10重量パーセントを超過して添加され、固溶
限界を超えると、添加量全体が固溶されずに固溶粒子の
粒界にRu、Ag、あるいはCrが析出される。しか
し、この場合においても純Niと比較して耐塩化性が向
上することが確認された。
【0037】また、NiにRu、Ag、あるいはCrの
うち少なくとも1種類の元素を添加した合金薄膜は、耐
塩化性を向上させるだけでなく、薄膜の平坦化をも向上
させる。薄膜の平坦化は、この合金薄膜を用いて形成さ
れたスタンパを使用して製造された光ディスクの再生時
の信号特性により確認できた。添加されたRu、Ag、
あるいはCrが固溶される場合には、主成分であるNi
の結晶格子に歪みを与えて薄膜の粒子を微細化すること
が確認されている。さらに固溶限界を超えた組成で構成
されたNi合金では、固溶されたNi固溶合金粒子の粒
成長を抑制する可能性があるとともに、粒界に存在する
添加元素の固溶されない添加成分が応力緩和を助長する
効果があるものと考えられる。
【0038】なお、本実施形態に述べた組成のニッケル
合金は、純Niと同様、展延性や加工性に富みながら、
耐塩化性、耐臭化性を有するものであり、塩素や臭素と
反応し易いという純Niの性質上、従来制限されていた
用途および応用技術への適用を可能とするものである。
【0039】−実施例− NiおよびRu、Cu、P、Mg、Cr、Au、Si、
Ti、Agの各添加金属のスパッタリングターゲットを
用意し、これらのNiおよび所定の元素のスパッタリン
グターゲットをRFマグネトロンスパッタリング装置に
装着して石英基板上に薄膜を形成した。スパッタリング
ターゲットは直径3inch(7.62cm)、厚み5
mmであり、このスパッタリングターゲットから基板ま
での距離を約90mmとした。Niおよび所定の元素の
スパッタリングターゲットへのRF投入電力によって各
金属原子の放出量を制御しながら、2つの金属を同時に
基板上に堆積させた。成膜条件としては、到達真空度が
3×10-5Pa、成膜時のガス圧は0.7〜1Paであ
る。また、RF投入電力は100〜500Wの間で合金
の組成に応じて変化させた。このようにして、Ni−R
u合金、Ni−Cu合金、Ni−P合金、Ni−Mg合
金、Ni−Cr合金、Ni−Au合金、Ni−Si合
金、Ni−Ti合金、およびNi−Ag合金の薄膜を基
板上に形成した。各合金におけるRu、Cu、P、M
g、Cr、Au、Si、TiおよびAgの各添加金属の
添加量として1、5、10、20および25重量パーセ
ントの5種類のものが作成された。また、リファレンス
として、同一の装置により純Ni薄膜を基板上に形成し
た(図4および図5参照)。
【0040】上記方法によって薄膜の堆積された石英基
板を塩化ナトリウム水溶液中に浸して所定時間放置した
ときの経時変化の有無等を図4および図5に示す。塩化
ナトリウム水溶液に含有される塩化ナトリウムは5体積
パーセントであり、水溶液は加熱することなく常温で約
96時間石英基板を浸漬した。経時変化は約96時間放
置後の薄膜の状態を目視で観察するとともに、薄膜の反
射率等の光学特性を分光光度計により検査することで薄
膜の表面状態の変異を確認した。
【0041】その結果、純Niでは、塩化ナトリウム水
溶液に浸漬したところ、塩化反応によって端部が黒色化
した。また、高温耐湿加速試験の結果、端部が黒色化す
るとともに、薄膜の剥離が観察された。
【0042】これに対して、Ni−Ru合金、Ni−C
u合金、Ni−P合金、Ni−Mg合金、Ni−Cr合
金、Ni−Au合金、Ni−Si合金、Ni−Ti合
金、およびNi−Ag合金では、全体として塩化反応が
抑制されるとともに、高温耐湿加速試験による変化も抑
制された。但し、Ni−25wt%Ru、Ni−25w
t%Cu、Ni−25wt%Mg、Ni−25wt%C
r、Ni−25wt%Au、Ni−25wt%Siで
は、塩化ナトリウム水溶液に浸漬した結果、端部におけ
る若干の黒色化が確認された。他の合金薄膜については
変化が認められなかった。また、Ni−20wt%R
u、Ni−25wt%Ru、Ni−20wt%Cu、N
i−25wt%Cu、Ni−20wt%P、Ni−25
wt%P、Ni−25wt%Cr、Ni−25wt%S
iでは、高温耐湿加速試験の結果、端部における若干の
黒色化が確認された。
【0043】図6は光ディスクのミラー部再生信号によ
るディスクノイズ測定方法を示す図、図7はその測定結
果を示す図である。図6に示すように、ガラス基板11
上にレジスト層12を設け、さらにその上に電極材料と
しての純NiおよびNi−5wt%Ruからなる薄膜1
3をそれぞれ形成することで、被測定原盤を作成してい
る。図7に示すように、薄膜13を反射層として用い、
被測定原盤を線速度3m/sで回転させながらガラス基
板11の側からレンズ14を介して光ビームを照射し、
レジスト層12と薄膜13との界面からの反射光を受光
した。この反射光のうち、ノイズ成分となる1MHz成
分のレベルを測定した結果を図7に示している。図7に
示すように、薄膜13の材料として純Niを用いた場合
のディスクノイズは−74.3dB、薄膜13の材料と
してNi−5wt%Ruを用いた場合のディスクノイズ
は−79.7dBである。したがって、Ni−5wt%
Ruを用いた場合は純Niを用いる場合と比較してS/
N比が5dB以上向上していることが判る。このこと
は、Ni−5wt%Ruの薄膜の平坦性が純Niの薄膜
よりも優れており、光ディスク原盤の製造に用いる材料
として、優れた適性を有していることを示している。
【0044】なお、本願明細書において、「電極から剥
離した金属層をスタンパとして用いて樹脂を射出成形す
る」ことは、図2に示すように電極から剥離した金属層
(マスタースタンパ)から新たなスタンパ(ベビースタ
ンパ等)を製造し、この新たなスタンパを用いて樹脂を
射出成形する場合を含む概念である。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、電極材料中のNiと、
レジスト材料に含まれる電子吸引基との反応が抑制され
るので、スタンパの品質の劣化が効果的に防止され、良
好なS/N比を有する光ディスクを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタンパ形成用薄膜を用いて光ディスク製造用
スタンパを製造する工程を示す図であり、(a)はレジ
ストを塗布した状態を示す断面図、(b)は潜像を形成
した状態を示す断面図、(c)は現像後の状態を示す断
面図、(d)はニッケル合金薄膜を形成した状態を示す
断面図、(e)はニッケル層を形成した状態を示す断面
図、(f)はスタンパを示す断面図。
【図2】スタンパ形成用薄膜を用いて光ディスク製造用
スタンパを製造する工程の詳細を示す図。
【図3】光ディスク製造用スタンパを用いて光ディスク
を製造する工程を示す図。
【図4】純Ni薄膜およびNi合金薄膜の塩化ナトリウ
ム水溶液に対する耐性および高温耐湿加速試験の結果を
示す図。
【図5】Ni合金薄膜の塩化ナトリウム水溶液に対する
耐性および高温耐湿加速試験の結果を示す図。
【図6】光ディスクのミラー部再生信号によるディスク
ノイズ測定方法を示す図。
【図7】ディスクノイズの測定結果を示す図。
【図8】スタンパ形成用薄膜を用いて光ディスク製造用
スタンパを製造する従来の工程を示す図であり、(a)
はレジストを塗布した状態を示す断面図、(b)は潜像
を形成した状態を示す断面図、(c)は現像後の状態を
示す断面図、(d)はニッケル合金薄膜を形成した状態
を示す断面図、(e)はニッケル層を形成した状態を示
す断面図、(f)はスタンパを示す断面図。
【符号の説明】
1 基板 2 レジスト膜 3 ニッケル合金薄膜(電極) 4 ニッケル層(金属層) 4A スタンパ
フロントページの続き (72)発明者 飯田 哲哉 埼玉県鶴ケ島市富士見6丁目1番1号 パ イオニア株式会社総合研究所内 (72)発明者 上野 崇 東京都豊島区南大塚2丁目37番5号 株式 会社フルヤ金属内 Fターム(参考) 4F202 AH79 AJ02 CA11 CB01 CD12 CK41 5D121 BB01 BB21 CA01 CA07 CB01 CB06 CB07 DD05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上にレジスト膜を形成する工程と、 前記基板上のレジスト膜を電子ビームカッティングによ
    りパターニングする工程と、 パターニングされた前記レジスト膜上に電極を形成する
    工程と、 前記電極上に電鋳により金属層を形成する工程と、 前記電極から剥離した前記金属層をスタンパとして用い
    て樹脂を射出成形する工程と、を備え、 前記電極は、Ni元素を主成分とするとともに、Ru元
    素を25重量パーセント未満の範囲で添加したものであ
    ることを特徴とする光ディスクの製造方法。
  2. 【請求項2】 基板上にレジスト膜を形成する工程と、 前記基板上のレジスト膜を電子ビームカッティングによ
    りパターニングする工程と、 パターニングされた前記レジスト膜上に電極を形成する
    工程と、 前記電極上に電鋳により金属層を形成する工程と、 前記電極から剥離した前記金属層をスタンパとして用い
    て樹脂を射出成形する工程と、を備え、 前記電極は、Ni元素を主成分とするとともに、Cu元
    素を25重量パーセント未満の範囲で添加したものであ
    ることを特徴とする光ディスクの製造方法。
  3. 【請求項3】 基板上にレジスト膜を形成する工程と、 前記基板上のレジスト膜を電子ビームカッティングによ
    りパターニングする工程と、 パターニングされた前記レジスト膜上に電極を形成する
    工程と、 前記電極上に電鋳により金属層を形成する工程と、 前記電極から剥離した前記金属層をスタンパとして用い
    て樹脂を射出成形する工程と、を備え、 Ni元素を主成分とするとともに、P元素を25重量パ
    ーセント未満の範囲で添加したものであることを特徴と
    する光ディスクの製造方法。
  4. 【請求項4】 基板上にレジスト膜を形成する工程と、 前記基板上のレジスト膜を電子ビームカッティングによ
    りパターニングする工程と、 パターニングされた前記レジスト膜上に電極を形成する
    工程と、 前記電極上に電鋳により金属層を形成する工程と、 前記電極から剥離した前記金属層をスタンパとして用い
    て樹脂を射出成形する工程と、を備え、 Ni元素を主成分とするとともに、Mg元素を25重量
    パーセント未満の範囲で添加したものであることを特徴
    とする光ディスクの製造方法。
  5. 【請求項5】 基板上にレジスト膜を形成する工程と、 前記基板上のレジスト膜を電子ビームカッティングによ
    りパターニングする工程と、 パターニングされた前記レジスト膜上に電極を形成する
    工程と、 前記電極上に電鋳により金属層を形成する工程と、 前記電極から剥離した前記金属層をスタンパとして用い
    て樹脂を射出成形する工程と、を備え、 Ni元素を主成分とするとともに、Cr元素を25重量
    パーセント未満の範囲で添加したものであることを特徴
    とする光ディスクの製造方法。
  6. 【請求項6】 基板上にレジスト膜を形成する工程と、 前記基板上のレジスト膜を電子ビームカッティングによ
    りパターニングする工程と、 パターニングされた前記レジスト膜上に電極を形成する
    工程と、 前記電極上に電鋳により金属層を形成する工程と、 前記電極から剥離した前記金属層をスタンパとして用い
    て樹脂を射出成形する工程と、を備え、 Ni元素を主成分とするとともに、Au元素を25重量
    パーセント未満の範囲で添加したものであることを特徴
    とする光ディスクの製造方法。
  7. 【請求項7】 基板上にレジスト膜を形成する工程と、 前記基板上のレジスト膜を電子ビームカッティングによ
    りパターニングする工程と、 パターニングされた前記レジスト膜上に電極を形成する
    工程と、 前記電極上に電鋳により金属層を形成する工程と、 前記電極から剥離した前記金属層をスタンパとして用い
    て樹脂を射出成形する工程と、を備え、 Ni元素を主成分とするとともに、Si元素を25重量
    パーセント未満の範囲で添加したものであることを特徴
    とする光ディスクの製造方法。
  8. 【請求項8】 基板上にレジスト膜を形成する工程と、 前記基板上のレジスト膜を電子ビームカッティングによ
    りパターニングする工程と、 パターニングされた前記レジスト膜上に電極を形成する
    工程と、 前記電極上に電鋳により金属層を形成する工程と、 前記電極から剥離した前記金属層をスタンパとして用い
    て樹脂を射出成形する工程と、を備え、 Ni元素を主成分とするとともに、Ti元素を50重量
    パーセント未満の範囲で添加したものであることを特徴
    とする光ディスクの製造方法。
  9. 【請求項9】 基板上にレジスト膜を形成する工程と、 前記基板上のレジスト膜を電子ビームカッティングによ
    りパターニングする工程と、 パターニングされた前記レジスト膜上に電極を形成する
    工程と、 前記電極上に電鋳により金属層を形成する工程と、 前記電極から剥離した前記金属層をスタンパとして用い
    て樹脂を射出成形する工程と、を備え、 Ni元素を主成分とするとともに、Ag元素を50重量
    パーセント未満の範囲で添加したものであることを特徴
    とする光ディスクの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記金属層はニッケルからなることを
    特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の光ディ
    スクの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記金属層はニッケル合金からなるこ
    とを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の光
    ディスクの製造方法。
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