JP2001315561A - 格納式アシストグリップの取付構造 - Google Patents

格納式アシストグリップの取付構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減しながら引き出し状態での自
己保持性能を高める。 【解決手段】 グリップ本体1から突出する可撓性芯金
5の端部の形状を、脚片部10や取付座面11を含んだ
形状として略Z字形状に形成する。脚片部10には爪片
12を曲折形成し、ベースブロック7にはそれに係合可
能な凹凸部20を形成する。取付座面11と略ボックス
状のベースブロック7を、車体パネル3側のクリップ6
と取付ボルト8とで車体パネル3に共締め固定する。グ
リップ本体1の引き出し時には、可撓性芯金5のうち脚
片部10部分の伸長展開によってそのストロークを確保
し、同時に爪片12を凹凸部20に係合させてその状態
を自己保持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車室内に
設けられて同乗者の体を支えるためのアシストグリップ
の取付構造に関し、特に不使用時にはアシストグリップ
取付面側に格納することで突起感を解消する一方で、使
用時には格納位置から積極的に引き出すことで握り操作
のための空間を確保できるようにした格納式のアシスト
グリップの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の格納式アシストグリップの取付
構造としては、例えば図7に示すように、握り部となる
グリップ本体51の長手方向両端からばね鋼等からなる
可撓性芯金52を突出させ、この可撓性芯金52の端部
を略くの字状に折り曲げることで取付基部53とすると
ともに長穴54を形成し、取付基部53をベース55の
ほかカラー56およびワッシャー57とともに車体パネ
ル58側のウエルドナット59とビス60とでその車体
パネル58に共締め固定するようにしたものがある。な
お、上記ベース55には内装材である成形天井61に係
合する突起部62が形成されている。また、エンドキャ
ップ63は上記可撓性芯金54に予め挿入されていて、
ビス60の締付作業完了後にベース55に嵌合固定され
ることでそのベース55やビス60等を隠蔽する機能を
有する。
【0003】そして、上記カラー56と長穴54との相
対ストロークをもってグリップ本体51の格納および引
き出しのためのストロークを確保する一方、上記ビス6
0とベース55との挟持力をもってグリップ本体51を
格納位置および引き出し位置にそれぞれ自己保持させる
ようになっている(類似技術が実公平5−39954号
公報に記載されている)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の構
造では、ウエルドナット59とビス60とをもってグリ
ップ本体51を車体に固定しつつ同時にその部分で格
納,引き出しのためのスライドストロークを確保するよ
うになっているため、部品点数および組付工数が多くコ
ストアップが余儀なくされる。
【0005】また、グリップ本体51の格納位置および
引き出し位置それぞれでの自己保持性能は取付基部53
のばね力、すなわちその取付基部53のベース55やワ
ッシャー57に対する摺動抵抗に依存することから、そ
の自己保持安定性が悪く、例えばグリップ本体51を一
旦引き出しても直ちに元の格納位置に自己復帰しまうこ
とがある。その上、上記取付基部53のベース55やワ
ッシャー57に対する摺動抵抗はビス60の締め込み加
減に応じて変動することから、ビス60の締付トルクの
ばらつきがそのままグリップ本体51の引き出し力のば
らつきとなり、品質安定化の上でなおも改善の余地を残
している。
【0006】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、とりわけビス等のねじ部材による固定はあ
くまで車体パネルへの固定点としてのみ機能させ、グリ
ップ本体の格納,引き出しのためのストロークは可撓性
芯金自体の弾性変形により確保することで、部品点数の
削減を図りながら格納状態および引き出し状態それぞれ
での自己保持性能の高めた取付構造を提供しようとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、握り部となるグリップ本体がアシストグリップ取付
面に近い側の格納位置と引き出し位置との間で変位可能
に構成された格納式のアシストグリップの取付構造であ
って、長手方向両端からそれぞれに可撓性芯金が突出し
ているグリップ本体と、アシストグリップ取付方向から
車体パネルに対して装着可能で且つその装着状態を自己
保持可能な取付金具と、前記取付金具の上に重合配置さ
れ、前記可撓性芯金の端部の取付座面を受容しつつ該取
付座面とともにねじ部材と上記取付金具とにより車体パ
ネルに共締め固定される略ボックス状のベースブロック
と、を備えている。
【0008】そして、前記可撓性芯金は、グリップ本体
からの突出端部に略くの字状に曲折形成された脚片部お
よびその脚片部の端部に連接された取付座面を含むかた
ちで略Z字状に形成されているとともに、前記脚片部に
は爪片が曲折形成されている一方、前記ベースブロック
には、グリップ本体の引き出し時に上記爪片と係合して
そのグリップ本体の引き出し状態を自己保持する爪受容
部が形成されていることを特徴としている。
【0009】この場合、上記ねじ部材による締結部を隠
蔽するように従来と同様にベースブロックにはエンドキ
ャップが着脱可能にかぶせられるのが望ましい。
【0010】したがって、この請求項1に記載の発明で
は、格納状態から引き出し状態への移行もしくはその逆
の移行の際に必要なグリップ本体のストロークは、上記
脚片部を中心とした可撓性芯金自体の弾性変形によって
得られるものであるから、上記可撓性芯金の端部の取付
座面はねじ部材によって車体パネルにリジットに固定さ
れていればよく、例えばねじ部材が挿通する穴さえ形成
されていれば従来のように長穴にする必要はない。
【0011】すなわち、グリップ本体の格納状態では、
上記取付座面や脚片部を含みつつ全体として略Z字形状
をなす可撓性芯金の突出端部がいわゆる自由収縮状態に
あり、その可撓性芯金の自己弾性力をもってグリップ本
体の格納状態が自己保持される。
【0012】一方、乗員によるアシストグリップの使用
に際して上記グリップ本体を格納位置から引き出すと、
略Z字形状をなす可撓性芯金の突出端部が伸展しつつ引
き出されて、そのグリップ本体と内装材である成形天井
等との間に握り操作に必要な空間が確保される。そし
て、上記グリップ本体を最大引き出し位置まで引き出す
と、上記脚片部に付設されている爪片がベースブロック
側の爪受容部に自律的かつ弾性的に係合して、そのグリ
ップ本体の引き出し状態を自己保持する。同時に、その
係合に伴う節度感によって引き出し状態となったことを
実感できる。
【0013】また、上記引き出し状態から格納状態に戻
すには、グリップ本体を格納位置側に押し戻して上記爪
片と爪受容部との係合状態を解除すれば、再び上記可撓
性芯金の自己弾性力によって格納状態に復帰する。
【0014】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ねじ部
材による締結固定部はあくまで可撓性芯金を車体パネル
に固定するための固定部としてのみ機能させ、グリップ
本体の格納状態と引き出し状態相互間での移行に際して
必要なストロークは、脚片部や取付座面を含むかたちで
略Z字状をなす可撓性芯金の端部の自己弾性力にて得る
ようにしたため、従来のように上記ねじ部材による固定
部をスライド可能構造とする必要がなく、部品点数およ
び組付工数を大幅に削減してコストダウンを図ることが
可能となる。
【0015】また、上記グリップ本体の引き出し力は上
記可撓性芯金の自己弾性力のみに依存し、従来のように
ねじ部材の締付トルク等に依存しなくなり、しかもその
引き出し状態は爪片と爪受容部との係合によって自己保
持されることから、特に引き出し状態での自己保持性能
も併せて向上するようになり、全体としての品質の安定
化さらには品質の向上に大きく貢献できるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜6は本発明に係る格納式ア
シストグリップの取付構造の好ましい実施の形態を示す
図で、特に図1は一例として乗用車の後席乗員用のアシ
ストグリップの取付状態を、図2は格納状態の詳細を、
図3は引き出し状態の詳細をそれぞれ示している。な
お、図2,3においてはアシストグリップのうち片側の
取付固定部のみ図示しているが、反対側はいわゆる左右
勝手違いの左右対称形状のものであることは言うまでも
ない(図1参照)。
【0017】図1,2に示すように、アシストグリップ
の中心となるグリップ本体1は、その取付面として機能
する成形天井(内装材)2との間に握り操作の際に必要
な空間を確保できるように所定の樹脂材料等にて略偏平
アーチ状のものとして形成されていて、その長手方向両
端部が成形天井2の上から内側の車体パネル(多くの場
合、ルーフサイドレール等の強度骨格部材)3にねじ締
め固定された上で同じく樹脂製のエンドキャップ4にて
隠蔽されている。
【0018】上記グリップ本体1には、図2に示すよう
にその長手方向を貫通するようにばね鋼等からなる薄板
状の可撓性芯金5が一体的に埋設されていて、その可撓
性芯金5の両端部は上記車体パネル3への取付基部とし
て機能するがためにそのグリップ本体1の両端から大き
く突出している。そして、この可撓性芯金5の突出端部
は、車体パネル3側に着脱可能に装着される取付金具と
してのクリップ6を介して、成形天井2の上から装着さ
れるベースブロック7とともにねじ部材たる取付ボルト
8にて車体パネル3に共締め固定されている。なお、上
記成形天井2と車体パネル3との間にはサイドエアバッ
グとしてカーテン式エアバッグモジュール9が収容され
ている。
【0019】より詳しくは、上記グリップ本体1からの
可撓性芯金5の突出端部にはこれを略くの字状に折り曲
げることによりストレート形状の脚片部10が曲折形成
されているとともに、さらにその脚片部10の自由端部
側を脚片部10に対して逆方向に折り返すことによりフ
ラットな取付座面11が曲折形成されていて、上記可撓
性芯金5の突出端部は自由状態下では上記脚片部10や
取付座面11を含んだ形状として実質的に略Z字状もし
くは逆Z字状のものとして形成されている。そして、図
4に示すように脚片部10にはその一部を切り起こすこ
とにより略波形状の爪片12が突出形成されているとと
もに、上記取付座面11には図4に示すように取付ボル
ト8が挿入可能なボルト穴13が形成されている。
【0020】一方、上記クリップ6は図5の(A),
(B)に示すようにばね鋼等を曲折形成することにより
変形矩形状のいわゆるばねクリップとして形成されてい
るもので、段違いに形成された複数の挟持片14,15
を両側に備えているほか、中央部には上記取付ボルト8
に螺合するめねじ部16が形成されていて、実質的にナ
ット部材としての機能を併せ持っている。このクリップ
6の特徴は、車体パネル3側に予め形成された矩形状の
取付穴17に対してアシストグリップ取付方向から圧入
することでその装着が可能であり、同時に一旦装着され
るとその装着状態を自己保持してあたかも車体パネル3
側のめねじ部材(ナット部材)として繰り返し使用でき
る点にある。
【0021】また、上記ベースブロック7は、図2のほ
か図6に示すように成形天井2に予め形成された取付穴
23にはまり得る大きさをもって所定の樹脂材料にて略
矩形ボックス状に形成されているもので、その両側部に
は上記取付穴23の内側開口縁に係止される係合爪18
が、上端開口縁には後述するエンドキャップ4が係合す
る複数の係合爪19がそれぞれ突出形成されている。ま
た、このベースブロック7の内壁面の一部には先に説明
した脚片部10側の爪片12が係合可能な爪受容部とし
ての凹凸部20が形成されているほか、上記可撓性芯金
5の取付座面11を受容しつつこれが着座することにな
る底面には取付ボルト8が貫通するボルト穴21が形成
されている。
【0022】そして、図2に示すように、車体パネル3
側の取付穴17にクリップ6をそれ自体の自己弾性力を
もって装着するとともに、その上からベースブロック7
をはめ合わせ、そのベースブロック7に可撓性芯金5の
取付座面11を着座させつつ取付ボルト8をクリップ6
側のめねじ部16に締め込むことにより、それら取付座
面11とベースブロック7とが車体パネル3に共締め固
定されている。
【0023】ここで、上記取付ボルト8の締付作業に先
立って可撓性芯金5の突出端部にエンドキャップ4を予
め挿入しておき、上記取付ボルト8の締付作業完了後に
エンドキャップ4をベースブロック7の上面にかぶせて
両者の係合爪19,22同士を係合させることにより上
記取付ボルト8による固定部が覆われて隠蔽される。
【0024】したがって、本実施の形態に係る取付構造
によれば、グリップ本体1の格納状態では、図2に示す
ように上記取付座面11や脚片部10を含むところの略
Z字状をなす可撓性芯金5の突出端部がその自己弾性力
のために自由収縮状態にあって、その状態を自己保持し
ている。この時、脚片部10側の爪片12は相手側の凹
凸部20から離脱している。この状態はアシストグリッ
プの不使用状態にほかならず、したがって、グリップ本
体1が成形天井2側に一段と近付いた位置にあるために
車室内側での突起感解消に有効に作用する。
【0025】その一方、アシストグリップの使用に際し
て上記可撓性芯金5の自己弾性力に打ち勝つだけの引き
出し力をもってグリップ本体1を握りつつ引き出すと、
図3,4に示すように可撓性芯金5自体と脚片部10と
のなすコーナー部ならびにその脚片部10と取付座面1
1とのなすコーナー部を中心として脚片部10が伸長展
開されて、その伸長展開した分だけグリップ本体1が引
き出されて、グリップ本体1と成形天井2との間には握
り操作に必要十分な空間が従前よりも拡大されるかたち
で確保される。なお、格納時と引き出し時とでの上記空
間の差は10mm以上であることが望ましい。
【0026】そして、上記グリップ本体1を最大引き出
し位置まで引き出すと、同時に上記脚片部10に付設さ
れている爪片12がベースブロック7側の凹凸部20に
係合し、グリップ本体1が引き出し状態となったことの
節度感が得られるとともに、一旦引き出し状態となった
以降はその引き出し力を解除したとしても上記爪片12
と凹凸部20との係合状態をもってその引き出し状態を
自己保持することが可能となる。
【0027】さらに、グリップ本体1を引き出し状態か
ら元の格納状態に戻すには、上記爪片12と凹凸部20
との係合状態を解除できるだけの力をもってグリップ本
体1を押し戻せば、上記脚片部10を中心とした可撓性
芯金5の自己弾性力をもって図2の格納状態に直ちに復
帰する。
【0028】ここで、上記取付構造での一般的な組付手
順として、予め車体パネル3側にクリップ6を装着して
おき、ベースブロック7および可撓性芯金5の順に組み
付けた上で取付ボルト8を締め付け、最後にエンドキャ
ップ4をかぶせることは先に述べたとおりである。
【0029】他方、他の組付手順としていわゆる成形天
井のモジュール工法にも対応可能である。すなわち、成
形天井2に組み着けられるべき各種部品を予め成形天井
2単体の状態で組み付けておき、その各種部品が装着さ
れた成形天井2を車体パネル3に組み付けるような場合
には次のような手順による。
【0030】先ず、上記成形天井2単体の状態でアシス
トグリップ関連部品を全て図2の状態をもってその成形
天井2側に付帯させておく。つまり、取付座面11やベ
ースブロック7に取付ボルト8を挿通させた上でその取
付ボルト8にクリップ6を予め螺合させておくととも
に、エンドキャップ4までも正規位置にかぶせておく。
なお、成形天井2自体に対するアシストグリップ関連部
品の仮保持は、ベースブロック7に付設された係合爪1
8と成形天井2側の取付穴23の開口縁との係合によっ
て可能となる。そして、成形天井2を車体パネル3に組
み付けた後に、グリップ本体1の両端のエンドキャップ
4の上から所定の打撃力を付与して、クリップ6を車体
パネル3側の取付穴17に係合させれば、上記グリップ
本体1はクリップ6をもって車体パネル3に堅固に固定
されることになる。
【0031】また、成形天井2が先に車体パネル3側に
取り付られる場合の他の組付手順として、可撓性芯金5
を含むグリップ本体1に上記クリップ6やベースブロッ
ク7および取付ボルト8等のアシストグリップ関連部品
を上記と全く同様に付帯させておき、最後に上記と同様
に打撃力を付与して組み付けるようにしてもよい。
【0032】いずれの組付手順の場合にも、一旦組み付
けたグリップ本体1を取り外す必要性が生じた時には、
エンドキャップ4を外しつつその位置をずらした上で取
付ボルト8を緩めることによりクリップ6を車体パネル
3側に残したままその脱着が可能であり、実質的にクリ
ップ6は繰り返し使用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアシストグリップ取付構造の実施
の形態を示す図で、アシストグリップを含む自動車の車
室内の斜視図。
【図2】格納状態におけるアシストグリップの取付基部
の要部拡大断面図。
【図3】引き出し状態におけるアシストグリップの取付
基部の要部拡大断面図。
【図4】図3の要部斜視図。
【図5】図2に示すクリップの詳細を示す図で、(A)
は上面から見た斜視図、(B)は同じく下面から見た斜
視図。
【図6】図2に示すベースブロックの斜視図。
【図7】従来のアシストグリップ取付構造の一例を示す
分解説明図。
【符号の説明】
1…グリップ本体 2…成形天井(アシストグリップ取付面) 3…車体パネル 4…エンドキャップ 5…可撓性芯金 6…クリップ(取付金具) 7…ベースブロック 8…取付ボルト(ねじ部材) 10…脚片部 11…取付座面 12…爪片 13…ボルト穴 20…凹凸部(爪受容部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 握り部となるグリップ本体がアシストグ
    リップ取付面に近い側の格納位置と引き出し位置との間
    で変位可能に構成された格納式のアシストグリップの取
    付構造であって、 長手方向両端からそれぞれに可撓性芯金が突出している
    グリップ本体と、 アシストグリップ取付方向から車体パネルに対して装着
    可能で且つその装着状態を自己保持可能な取付金具と、 前記取付金具の上に重合配置され、前記可撓性芯金の端
    部の取付座面を受容しつつ該取付座面とともにねじ部材
    と上記取付金具とにより車体パネルに共締め固定される
    略ボックス状のベースブロックと、 を備えてなり、 前記可撓性芯金は、グリップ本体からの突出端部に略く
    の字状に曲折形成された脚片部およびその脚片部の端部
    に連接された取付座面を含むかたちで略Z字状に形成さ
    れているとともに、 前記脚片部には爪片が曲折形成されている一方、 前記ベースブロックには、グリップ本体の引き出し時に
    上記爪片と係合してそのグリップ本体の引き出し状態を
    自己保持する爪受容部が形成されていることを特徴とす
    る格納式アシストグリップの取付構造。
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