JP3739631B2 - 格納式アシストグリップの取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の車室内に設けられて同乗者の体を支えるためのアシストグリップの取付構造に関し、特に不使用時にはアシストグリップ取付面側に格納することで突起感を解消する一方で、使用時には格納位置から積極的に引き出すことで握り操作のための空間を確保できるようにした格納式のアシストグリップの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の格納式アシストグリップの取付構造としては、例えば図7に示すように、握り部となるグリップ本体51の長手方向両端からばね鋼等からなる可撓性芯金52を突出させ、この可撓性芯金52の端部を略くの字状に折り曲げることで取付基部53とするとともに長穴54を形成し、取付基部53をベース55のほかカラー56およびワッシャー57とともに車体パネル58側のウエルドナット59とビス60とでその車体パネル58に共締め固定するようにしたものがある。なお、上記ベース55には内装材である成形天井61に係合する突起部62が形成されている。また、エンドキャップ63は上記可撓性芯金54に予め挿入されていて、ビス60の締付作業完了後にベース55に嵌合固定されることでそのベース55やビス60等を隠蔽する機能を有する。
【0003】
そして、上記カラー56と長穴54との相対ストロークをもってグリップ本体51の格納および引き出しのためのストロークを確保する一方、上記ビス60とベース55との挟持力をもってグリップ本体51を格納位置および引き出し位置にそれぞれ自己保持させるようになっている(類似技術が実公平5−39954号公報に記載されている)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の構造では、ウエルドナット59とビス60とをもってグリップ本体51を車体に固定しつつ同時にその部分で格納,引き出しのためのスライドストロークを確保するようになっているため、部品点数および組付工数が多くコストアップが余儀なくされる。
【0005】
また、グリップ本体51の格納位置および引き出し位置それぞれでの自己保持性能は取付基部53のばね力、すなわちその取付基部53のベース55やワッシャー57に対する摺動抵抗に依存することから、その自己保持安定性が悪く、例えばグリップ本体51を一旦引き出しても直ちに元の格納位置に自己復帰しまうことがある。その上、上記取付基部53のベース55やワッシャー57に対する摺動抵抗はビス60の締め込み加減に応じて変動することから、ビス60の締付トルクのばらつきがそのままグリップ本体51の引き出し力のばらつきとなり、品質安定化の上でなおも改善の余地を残している。
【0006】
本発明は以上のような課題に着目してなされたもので、とりわけビス等のねじ部材による固定はあくまで車体パネルへの固定点としてのみ機能させ、グリップ本体の格納,引き出しのためのストロークは可撓性芯金自体の弾性変形により確保することで、部品点数の削減を図りながら格納状態および引き出し状態それぞれでの自己保持性能の高めた取付構造を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、握り部となるグリップ本体がアシストグリップ取付面に近い側の格納位置と引き出し位置との間で変位可能に構成された格納式のアシストグリップの取付構造であって、長手方向両端からそれぞれに可撓性芯金が突出しているグリップ本体と、アシストグリップ取付方向から車体パネルに対して装着可能で且つその装着状態を自己保持可能な取付金具と、前記取付金具の上に重合配置され、前記可撓性芯金の端部にあって且つ車体パネルへの締結固定部となる取付座面を受容しつつ該取付座面とともにねじ部材と上記取付金具とにより車体パネルに共締め固定される略ボックス状のベースブロックと、を備えている。
【0008】
そして、前記可撓性芯金は、前記グリップ本体の格納位置と引き出し位置との間での変位に必要なストロークを可撓性芯金自体の端部の自己弾性力で得られるように、グリップ本体からの突出端部に略くの字状に曲折形成された脚片部およびその脚片部の端部に連接された取付座面を含むかたちで略Z字状に形成されているとともに、前記脚片部には爪片が曲折形成されている一方、前記ベースブロックには、グリップ本体の引き出し時に上記爪片と係合してそのグリップ本体の引き出し状態を自己保持する爪受容部が形成されていることを特徴としている。
【0009】
この場合、上記ねじ部材による締結部を隠蔽するように従来と同様にベースブロックにはエンドキャップが着脱可能にかぶせられるのが望ましい。
【0010】
したがって、この請求項1に記載の発明では、格納状態から引き出し状態への移行もしくはその逆の移行の際に必要なグリップ本体のストロークは、上記脚片部を中心とした可撓性芯金自体の弾性変形によって得られるものであるから、上記可撓性芯金の端部の取付座面はねじ部材によって車体パネルにリジットに固定されていればよく、例えばねじ部材が挿通する穴さえ形成されていれば従来のように長穴にする必要はない。
【0011】
すなわち、グリップ本体の格納状態では、上記取付座面や脚片部を含みつつ全体として略Z字形状をなす可撓性芯金の突出端部がいわゆる自由収縮状態にあり、その可撓性芯金の自己弾性力をもってグリップ本体の格納状態が自己保持される。
【0012】
一方、乗員によるアシストグリップの使用に際して上記グリップ本体を格納位置から引き出すと、略Z字形状をなす可撓性芯金の突出端部が伸展しつつ引き出されて、そのグリップ本体と内装材である成形天井等との間に握り操作に必要な空間が確保される。そして、上記グリップ本体を最大引き出し位置まで引き出すと、上記脚片部に付設されている爪片がベースブロック側の爪受容部に自律的かつ弾性的に係合して、そのグリップ本体の引き出し状態を自己保持する。同時に、その係合に伴う節度感によって引き出し状態となったことを実感できる。
【0013】
また、上記引き出し状態から格納状態に戻すには、グリップ本体を格納位置側に押し戻して上記爪片と爪受容部との係合状態を解除すれば、再び上記可撓性芯金の自己弾性力によって格納状態に復帰する。
【0014】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、ねじ部材による締結固定部はあくまで可撓性芯金を車体パネルに固定するための固定部としてのみ機能させ、グリップ本体の格納状態と引き出し状態相互間での移行に際して必要なストロークは、脚片部や取付座面を含むかたちで略Z字状をなす可撓性芯金の端部の自己弾性力にて得るようにしたため、従来のように上記ねじ部材による固定部をスライド可能構造とする必要がなく、部品点数および組付工数を大幅に削減してコストダウンを図ることが可能となる。
【0015】
また、上記グリップ本体の引き出し力は上記可撓性芯金の自己弾性力のみに依存し、従来のようにねじ部材の締付トルク等に依存しなくなり、しかもその引き出し状態は爪片と爪受容部との係合によって自己保持されることから、特に引き出し状態での自己保持性能も併せて向上するようになり、全体としての品質の安定化さらには品質の向上に大きく貢献できるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1〜6は本発明に係る格納式アシストグリップの取付構造の好ましい実施の形態を示す図で、特に図1は一例として乗用車の後席乗員用のアシストグリップの取付状態を、図2は格納状態の詳細を、図3は引き出し状態の詳細をそれぞれ示している。なお、図2,3においてはアシストグリップのうち片側の取付固定部のみ図示しているが、反対側はいわゆる左右勝手違いの左右対称形状のものであることは言うまでもない(図1参照)。
【0017】
図1,2に示すように、アシストグリップの中心となるグリップ本体1は、その取付面として機能する成形天井(内装材)2との間に握り操作の際に必要な空間を確保できるように所定の樹脂材料等にて略偏平アーチ状のものとして形成されていて、その長手方向両端部が成形天井2の上から内側の車体パネル(多くの場合、ルーフサイドレール等の強度骨格部材)3にねじ締め固定された上で同じく樹脂製のエンドキャップ4にて隠蔽されている。
【0018】
上記グリップ本体1には、図2に示すようにその長手方向を貫通するようにばね鋼等からなる薄板状の可撓性芯金5が一体的に埋設されていて、その可撓性芯金5の両端部は上記車体パネル3への取付基部として機能するがためにそのグリップ本体1の両端から大きく突出している。そして、この可撓性芯金5の突出端部は、車体パネル3側に着脱可能に装着される取付金具としてのクリップ6を介して、成形天井2の上から装着されるベースブロック7とともにねじ部材たる取付ボルト8にて車体パネル3に共締め固定されている。なお、上記成形天井2と車体パネル3との間にはサイドエアバッグとしてカーテン式エアバッグモジュール9が収容されている。
【0019】
より詳しくは、上記グリップ本体1からの可撓性芯金5の突出端部にはこれを略くの字状に折り曲げることによりストレート形状の脚片部10が曲折形成されているとともに、さらにその脚片部10の自由端部側を脚片部10に対して逆方向に折り返すことによりフラットな取付座面11が曲折形成されていて、上記可撓性芯金5の突出端部は自由状態下では上記脚片部10や取付座面11を含んだ形状として実質的に略Z字状もしくは逆Z字状のものとして形成されている。そして、図4に示すように脚片部10にはその一部を切り起こすことにより略波形状の爪片12が突出形成されているとともに、上記取付座面11には図4に示すように取付ボルト8が挿入可能なボルト穴13が形成されている。
【0020】
一方、上記クリップ6は図5の(A),(B)に示すようにばね鋼等を曲折形成することにより変形矩形状のいわゆるばねクリップとして形成されているもので、段違いに形成された複数の挟持片14,15を両側に備えているほか、中央部には上記取付ボルト8に螺合するめねじ部16が形成されていて、実質的にナット部材としての機能を併せ持っている。このクリップ6の特徴は、車体パネル3側に予め形成された矩形状の取付穴17に対してアシストグリップ取付方向から圧入することでその装着が可能であり、同時に一旦装着されるとその装着状態を自己保持してあたかも車体パネル3側のめねじ部材(ナット部材)として繰り返し使用できる点にある。
【0021】
また、上記ベースブロック7は、図2のほか図6に示すように成形天井2に予め形成された取付穴23にはまり得る大きさをもって所定の樹脂材料にて略矩形ボックス状に形成されているもので、その両側部には上記取付穴23の内側開口縁に係止される係合爪18が、上端開口縁には後述するエンドキャップ4が係合する複数の係合爪19がそれぞれ突出形成されている。また、このベースブロック7の内壁面の一部には先に説明した脚片部10側の爪片12が係合可能な爪受容部としての凹凸部20が形成されているほか、上記可撓性芯金5の取付座面11を受容しつつこれが着座することになる底面には取付ボルト8が貫通するボルト穴21が形成されている。
【0022】
そして、図2に示すように、車体パネル3側の取付穴17にクリップ6をそれ自体の自己弾性力をもって装着するとともに、その上からベースブロック7をはめ合わせ、そのベースブロック7に可撓性芯金5の取付座面11を着座させつつ取付ボルト8をクリップ6側のめねじ部16に締め込むことにより、それら取付座面11とベースブロック7とが車体パネル3に共締め固定されている。
【0023】
ここで、上記取付ボルト8の締付作業に先立って可撓性芯金5の突出端部にエンドキャップ4を予め挿入しておき、上記取付ボルト8の締付作業完了後にエンドキャップ4をベースブロック7の上面にかぶせて両者の係合爪19,22同士を係合させることにより上記取付ボルト8による固定部が覆われて隠蔽される。
【0024】
したがって、本実施の形態に係る取付構造によれば、グリップ本体1の格納状態では、図2に示すように上記取付座面11や脚片部10を含むところの略Z字状をなす可撓性芯金5の突出端部がその自己弾性力のために自由収縮状態にあって、その状態を自己保持している。この時、脚片部10側の爪片12は相手側の凹凸部20から離脱している。この状態はアシストグリップの不使用状態にほかならず、したがって、グリップ本体1が成形天井2側に一段と近付いた位置にあるために車室内側での突起感解消に有効に作用する。
【0025】
その一方、アシストグリップの使用に際して上記可撓性芯金5の自己弾性力に打ち勝つだけの引き出し力をもってグリップ本体1を握りつつ引き出すと、図3,4に示すように可撓性芯金5自体と脚片部10とのなすコーナー部ならびにその脚片部10と取付座面11とのなすコーナー部を中心として脚片部10が伸長展開されて、その伸長展開した分だけグリップ本体1が引き出されて、グリップ本体1と成形天井2との間には握り操作に必要十分な空間が従前よりも拡大されるかたちで確保される。なお、格納時と引き出し時とでの上記空間の差は10mm以上であることが望ましい。
【0026】
そして、上記グリップ本体1を最大引き出し位置まで引き出すと、同時に上記脚片部10に付設されている爪片12がベースブロック7側の凹凸部20に係合し、グリップ本体1が引き出し状態となったことの節度感が得られるとともに、一旦引き出し状態となった以降はその引き出し力を解除したとしても上記爪片12と凹凸部20との係合状態をもってその引き出し状態を自己保持することが可能となる。
【0027】
さらに、グリップ本体1を引き出し状態から元の格納状態に戻すには、上記爪片12と凹凸部20との係合状態を解除できるだけの力をもってグリップ本体1を押し戻せば、上記脚片部10を中心とした可撓性芯金5の自己弾性力をもって図2の格納状態に直ちに復帰する。
【0028】
ここで、上記取付構造での一般的な組付手順として、予め車体パネル3側にクリップ6を装着しておき、ベースブロック7および可撓性芯金5の順に組み付けた上で取付ボルト8を締め付け、最後にエンドキャップ4をかぶせることは先に述べたとおりである。
【0029】
他方、他の組付手順としていわゆる成形天井のモジュール工法にも対応可能である。すなわち、成形天井2に組み着けられるべき各種部品を予め成形天井2単体の状態で組み付けておき、その各種部品が装着された成形天井2を車体パネル3に組み付けるような場合には次のような手順による。
【0030】
先ず、上記成形天井2単体の状態でアシストグリップ関連部品を全て図2の状態をもってその成形天井2側に付帯させておく。つまり、取付座面11やベースブロック7に取付ボルト8を挿通させた上でその取付ボルト8にクリップ6を予め螺合させておくとともに、エンドキャップ4までも正規位置にかぶせておく。なお、成形天井2自体に対するアシストグリップ関連部品の仮保持は、ベースブロック7に付設された係合爪18と成形天井2側の取付穴23の開口縁との係合によって可能となる。そして、成形天井2を車体パネル3に組み付けた後に、グリップ本体1の両端のエンドキャップ4の上から所定の打撃力を付与して、クリップ6を車体パネル3側の取付穴17に係合させれば、上記グリップ本体1はクリップ6をもって車体パネル3に堅固に固定されることになる。
【0031】
また、成形天井2が先に車体パネル3側に取り付られる場合の他の組付手順として、可撓性芯金5を含むグリップ本体1に上記クリップ6やベースブロック7および取付ボルト8等のアシストグリップ関連部品を上記と全く同様に付帯させておき、最後に上記と同様に打撃力を付与して組み付けるようにしてもよい。
【0032】
いずれの組付手順の場合にも、一旦組み付けたグリップ本体1を取り外す必要性が生じた時には、エンドキャップ4を外しつつその位置をずらした上で取付ボルト8を緩めることによりクリップ6を車体パネル3側に残したままその脱着が可能であり、実質的にクリップ6は繰り返し使用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアシストグリップ取付構造の実施の形態を示す図で、アシストグリップを含む自動車の車室内の斜視図。
【図2】格納状態におけるアシストグリップの取付基部の要部拡大断面図。
【図3】引き出し状態におけるアシストグリップの取付基部の要部拡大断面図。
【図4】図3の要部斜視図。
【図5】図2に示すクリップの詳細を示す図で、(A)は上面から見た斜視図、(B)は同じく下面から見た斜視図。
【図6】図2に示すベースブロックの斜視図。
【図7】従来のアシストグリップ取付構造の一例を示す分解説明図。
【符号の説明】
1…グリップ本体
2…成形天井(アシストグリップ取付面)
3…車体パネル
4…エンドキャップ
5…可撓性芯金
6…クリップ(取付金具)
7…ベースブロック
8…取付ボルト(ねじ部材)
10…脚片部
11…取付座面
12…爪片
13…ボルト穴
20…凹凸部(爪受容部)

Claims (1)

  1. 握り部となるグリップ本体がアシストグリップ取付面に近い側の格納位置と引き出し位置との間で変位可能に構成された格納式のアシストグリップの取付構造であって、
    長手方向両端からそれぞれに可撓性芯金が突出しているグリップ本体と、
    アシストグリップ取付方向から車体パネルに対して装着可能で且つその装着状態を自己保持可能な取付金具と、
    前記取付金具の上に重合配置され、前記可撓性芯金の端部にあって且つ車体パネルへの締結固定部となる取付座面を受容しつつ該取付座面とともにねじ部材と上記取付金具とにより車体パネルに共締め固定される略ボックス状のベースブロックと、
    を備えてなり、
    前記可撓性芯金は、前記グリップ本体の格納位置と引き出し位置との間での変位に必要なストロークを可撓性芯金自体の端部の自己弾性力で得られるように、グリップ本体からの突出端部に略くの字状に曲折形成された脚片部およびその脚片部の端部に連接された取付座面を含むかたちで略Z字状に形成されているとともに、
    前記脚片部には爪片が曲折形成されている一方、
    前記ベースブロックには、グリップ本体の引き出し時に上記爪片と係合してそのグリップ本体の引き出し状態を自己保持する爪受容部が形成されていることを特徴とする格納式アシストグリップの取付構造。
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