JP2001302013A - 紙送り装置 - Google Patents

紙送り装置

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JP2001302013A
JP2001302013A JP2000115349A JP2000115349A JP2001302013A JP 2001302013 A JP2001302013 A JP 2001302013A JP 2000115349 A JP2000115349 A JP 2000115349A JP 2000115349 A JP2000115349 A JP 2000115349A JP 2001302013 A JP2001302013 A JP 2001302013A
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pinch
rollers
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Hiroyuki Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙送り装置において、シート材を、しわな
く、かつ、容易な操作によってセットする。 【解決手段】 カッティングプロッタ1では、複数のピ
ンチローラ(ピンチローラ2a,2cを含む)の停止位
置を制御できる。紙挟みレバー9が段階3に操作される
と、すべてのピンチローラが、シート材90を挟持しな
い位置に停止される。紙挟みレバー9が段階2に操作さ
れると、一部のピンチローラはシート材90を挟持する
位置に停止され、残りのピンチローラはシート材90を
挟持しない位置に停止される。紙挟みレバー9が段階1
に操作されると、すべてのピンチローラが、シート材9
0を挟持する位置に停止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙送り装置に関
し、特に、プリンタやカッティングプロッタ等のよう
な、シート材を送り出す機構を有する紙送り装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】図1
0は、従来の紙送り装置の一例であるカッティングプロ
ッタ100の斜視図である。カッティングプロッタ10
0では、シート材200が紙送りの対象となっている。
そして、カッティングプロッタ100では、プラテン1
05上に複数のグリットローラ(図示略)が位置し、該
グリットローラ上に、シート材200が位置している。
また、シート材200の上には、複数のピンチローラ1
12が位置している。複数のピンチローラ112は、そ
れぞれ、シート材200を挟んで、個々のグリットロー
ラに対向するように、配置されている。ピンチローラ1
12とグリットローラによって上下から挟持されること
により、シート材200は、保持(セット)され、両矢
印rの方向に、送り出されたり、巻戻されたりする。
【0003】また、カッティングプロッタ100には、
シート材200の上方に、プリンタヘッド110が設け
られている。プリンタヘッド110は、シート材200
に対して、両矢印t方向に移動できる。両矢印t方向
は、両矢印r方向に垂直な方向である。
【0004】ここで、カッティングプロッタ100にお
ける、ピンチローラ112の組付け構造について説明す
る。図11および図12は、カッティングプロッタ10
0におけるピンチローラ112の組付け構造を示してい
る。
【0005】図11および図12において、枠体111
内には、支持部113が支軸114を中心に回動自在に
取り付けられている。支持部113の先端には、軸12
1によって、ピンチローラ112が軸支されている。支
持部113の後端側上方に配設されたカム115の後端
部を上下移動させることにより、ピンチローラ112の
停止位置は上下に変更される。以下に、より詳細に説明
する。
【0006】支持部113の後部側は、クランク形状を
有している。カム115は、軸119を中心として回動
自在であり、後端部には把持部115cを形成されてい
る。
【0007】カッティングプロッタ100では、シート
材200をセットする際、まず、把持部115cを下方
に押圧してカム115を手動にて回転させ、図11に示
すように、ピンチローラ112を上方に位置させる。つ
いで、ピンチローラ112の下方にシート材を準備した
後、把持部115cを上方に持ち上げてカム115を回
転させ、図12に示すようにピンチローラ112を下方
に移動させ、グリットローラとピンチローラ112で、
シート材200を挟持させる。
【0008】しかしながら、カッティングプロッタ10
0では、ピンチローラ112が複数設けられる場合、シ
ート材200をセットする際には、各ピンチローラ11
2に対して、それぞれ、カム115を回転させる操作が
必要とされ、操作が煩雑である、という問題があった。
【0009】また、この問題を解決するため、従来の他
の紙送り装置には、複数のピンチローラ112を、一括
して、シート材を挟持させる状態、または、シート材を
挟持しない状態にできるものもあった。このような紙送
り装置に備えられていたピンチローラ112を、図13
に示す。
【0010】図13に示す従来例では、枠体130に
は、支持部132が取付けられている。支持部132の
一端は、枠体130に取付けられている。支持部132
の他端には、軸133によって、ピンチローラ112が
取付けられている。枠体130には、断面が四角形の穴
131が形成されている。穴131には、該穴131と
同じ断面を有するシャフト(図示略)が嵌め込まれる。
図13には、グリットローラと共にシート材を挟持する
状態にあるピンチローラ112が示されている。
【0011】上記のシャフトが回転すると、枠体130
も同様に回転する。これにより、枠体130は、穴13
1を中心として図の反時計方向に回転し、図14に破線
で示す、枠体130aへと変位する。これに伴い、ピン
チローラ112も、図14に破線で示す、ピンチローラ
112aへと変位する。なお、ピンチローラ112a
(図14の破線)は、グリットローラから離れ、シート
材は挟持されない。
【0012】複数のピンチローラ112に対して、それ
ぞれの穴131に、同じシャフトが嵌め込まれた場合、
一本のシャフトを回転させることにより、複数のピンチ
ローラ112を同時に変位させることができる。つま
り、このような従来例では、複数のピンチローラ112
を、一つの操作により、シート材を挟持する状態、また
は、挟持しない状態のいずれかに変化させることができ
た。
【0013】しかしながら、複数のピンチローラ112
の状態を、一つの操作により、一斉に、シート材を挟持
する状態、または、挟持しない状態のいずれかに変化さ
せる場合、新たな問題が生じた。複数のピンチローラ1
12を、一斉に、シート材200を挟持する状態にした
場合、シート材200の、両矢印t方向についての中央
部分に、しわが寄りやすくなる、という問題があった。
このような問題を解決するためには、ピンチローラ11
2の状態を変化させるための操作が行なわれる場合、該
操作を行なう作業員とは別の作業員による、シート材2
00にしわが寄らないようにするための作業が必要であ
った。
【0014】つまり、図13および図14を用いて説明
した他の従来例でも、却って煩雑な作業が必要とされ
た。
【0015】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、シート材を、しわなく、か
つ、容易な操作によって保持できる紙送り装置を提供す
ることである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に従った紙送り装
置は、シート材の第一の面側に設けられた第一のローラ
と、シート材の第二の面側に設けられた第二のローラと
を含み、前記第一のローラと前記第二のローラは、それ
ぞれ、対向するように、複数ずつ設けられ、複数の前記
第二のローラに、前記第一のローラとともにシート材を
挟むことにより前記シート材を保持できる第一の状態、
または、前記第一の状態よりも前記第一のローラから離
れて前記シート材の保持を解除する第二の状態を取らせ
ることができる、状態制御手段をさらに含み、前記複数
の第二のローラは、単数または複数の前記第二のローラ
からなるローラ群を複数含み、前記状態制御手段は、一
つの操作部を有し、前記一つの操作部を操作されること
により、前記第二のローラの状態を、前記ローラ群毎に
独立して変化させることができることを特徴とする。
【0017】本発明によると、一つの操作部を操作する
ことにより、複数の第二のローラの全ての状態を変化さ
せることができる。また、複数の第二のローラの状態
は、一斉にではなく、ローラ群毎に、変化される。
【0018】したがって、紙送り装置において、シート
材を、しわを作ることなく、かつ、容易に、第一のロー
ラと第二のローラによって保持できる。
【0019】また、本発明に従った紙送り装置は、前記
状態制御手段は、前記一つの操作部の操作態様に応じて
異なる回転位置で停止するシャフトをさらに備え、前記
シャフトは、停止する回転位置に応じて、前記第二のロ
ーラの状態を変化させる前記ローラ群が設定されている
ことが好ましい。
【0020】これにより、シャフトの回転角度を制御す
ることにより、どのローラ群に含まれる第二のローラの
状態を変化させるかを制御できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態で
ある、カッティングプロッタについて、説明する。図1
は、本実施の形態のカッティングプロッタの斜視図であ
る。
【0022】カッティングプロッタ1では、シート材9
0が紙送りの対象となっている。カッティングプロッタ
1は、主に、本体40と、該本体40を支持する本体支
持部41,42からなる。
【0023】カッティングプロッタ1では、プラテン5
1上に複数のグリットローラ(後述するグリットローラ
3a〜3c、図1では省略)が位置し、該グリットロー
ラ上に、シート材90が位置している。また、シート材
90の上には、複数のピンチローラ2a,2cが位置し
ている。
【0024】なお、後述するように、本実施の形態のカ
ッティングプロッタ1では、3個のピンチローラ2a,
2b,2cおよび3個のグリットローラ3a,3b,3
cが備えられている。ピンチローラ2bは、ピンチロー
ラ2aとピンチローラ2cの間に、配置されている。3
個のピンチローラ2a〜2cは、それぞれ、シート材9
0を挟んで、グリットローラ3a〜3cに対向するよう
に、配置されている。ピンチローラ2a〜2cとグリッ
トローラ3a〜3cによって上下から挟持されることに
より、シート材90は、三点で保持される。
【0025】また、カッティングプロッタ1には、シー
ト材90の上方に、プリンタヘッド50が設けられてい
る。プリンタヘッド50は、インクヘッドやノズル等を
備えている。また、プリンタヘッド50は、レール6に
支持され、該レール6に沿うように、シート材90に対
して両矢印T方向に移動できる。両矢印T方向は、両矢
印R方向に垂直な方向である。なお、カッティングプロ
ッタ1には、図示せぬカッタも備えられている。該カッ
タも、プリンタヘッド50と同様に、シート材90に対
して、両矢印T方向に移動できる。これにより、シート
材90は、カッティングプロッタ1において、2次元的
に、画像を印刷されたり、所定のパターンに従って切断
される。
【0026】カッティングプロッタ1では、シート材9
0がピンチローラ2a〜2cとグリットローラ3a〜3
cによって挟持された状態で、グリットローラ3a〜3
cが適宜回転することにより、シート材90は、両矢印
Rの方向に、送り出されたり、巻戻されたりする。
【0027】なお、ピンチローラ2a〜2cは、グリッ
トローラ3a〜3cと共にシート材90を挟持する状態
と、グリットローラ3a〜3cから離れてシート材90
の挟持を解除する状態を取ることができる。本明細書で
は、適宜、シート材90が挟持された状態を「シート材
90がセットされた状態」、シート材90の挟持が解除
された状態を「シート材90がフリーな状態」と言う。
【0028】本体支持部41の上面には、ピンチローラ
2a〜2cの状態を変化させる紙挟みレバー9が設けら
れている。紙挟みレバー9は、表1に示すように、「段
階1」〜「段階3」の3段階で操作される。「段階1」
では、ピンチローラ2a〜2cのすべてが、シート材9
0がセットされた状態(表1では、「セット」と記載)
にされる。「段階2」では、ピンチローラ2a,2b
が、シート材90がフリーな状態(表1では、「フリ
ー」と記載)にされ、ピンチローラ2cが、シート材9
0がセットされた状態にされる。「段階3」では、ピン
チローラ2a〜2cのすべてが、シート材90がフリー
な状態にされる。
【0029】
【表1】
【0030】次に、本体40の内部構造について、図2
を参照しつつ説明する。図2は、本体40内に備えられ
たグリットローラ3a〜3c、該グリットローラ3a〜
3cを支持するロールシャフト4、および、レバー保持
プレート20の背面図である。本体40のプラテン51
(図1参照)内部には、プレート枠45が設けられ、プ
ラテン51の下方にベアリングを介してロールシャフト
4が備えられている。ロールシャフト4上には、グリッ
トローラ3a〜3cが取付けられている。また、プレー
ト枠45には、吸着用ファン45aが設けられている。
【0031】ロールシャフト4の上方であって、レール
6(図1参照)の後方には、レバー保持プレート20が
備えられている。レバー保持プレート20には、凹部2
0a〜20cの3つの凹部が形成されている。なお、凹
部20a〜20cは、それぞれ、両矢印T方向(図1参
照)について、グリットローラ3a〜3cに対応する位
置に形成されている。
【0032】なお、ピンチローラ2bの位置が左右方向
にずれて破線で示す2bxとなった場合、ピンチローラ
2bに組付けられた水平部16b(図3等参照)も、破
線で示す16bxとなる。そして、この場合、ピンチロ
ーラ2bは、2bxにある状態では、シート材をセット
する状態にはなれない。そして、矢印P方向に移動し
て、2bの位置に移動して初めて、ピンチローラ2b
は、シート材をセットする状態にはなれる。これは、水
平部16bが16bxに示す位置にあると、レバー保持
プレーと20に突き当たって十分に上方に移動できず、
これに伴って、ピンチローラ2bが、下方に移動でき
ず、図4に示すような下方側の停止位置で停止できない
ためである。
【0033】次に、カッティングプロッタ1において、
ピンチローラ2a〜2cがどのように取付けられている
かについて説明する。
【0034】図3および図4に、カッティングプロッタ
1におけるピンチローラの組付け構造を示している。図
3および図4は、カッティングプロッタ1におけるピン
チローラの組付け体の斜視図である。なお、図3および
図4では、便宜上、ピンチローラ2a〜2cを、ピンチ
ローラ2として示している。
【0035】図3および図4において、11は枠体であ
り、略L字状の側面部11a,11bが、段違いで上下
に設けられた上面部11c,11dに連結されて一体的
に形成されている。この枠体11内には、先端にピンチ
ローラ2が軸支された支持部13が支軸14を中心に回
動自在に取り付けられており、支持部13の後端側上方
に配設されたカム7を回転移動させることにより、ピン
チローラ2の停止位置を上下に変えることができる。
【0036】このことを、図5をさらに参照して、より
詳しく説明する。図5は、枠体11内に収納された部品
の、分解斜視図である。
【0037】支持部13は、後部側に、クランク状の板
状体であるカム受部16が形成されている。カム受部1
6は、徐々に上方に向かう傾斜部16aと、該傾斜部1
6aの頂上から水平に延びる水平部16bとからなる。
また、カム受部16の下端縁部は、ばね体18a,18
bの下端部を係止するための係止部17a,17bにな
っている。
【0038】軸19は、ばね体18a,18bの上端部
を係止するために設けられている。軸19の両端がそれ
ぞれ枠体11における側面部11a,11bの上部側に
貫通されることにより、軸19は、固定され、かつ、ば
ね体18a,18bの上端部を支受している。このた
め、支持部13は支軸14を支点として、後部側がばね
体18a,18bの弾性によって上方に付勢され、前部
側(ピンチローラ2を含む)が下方に付勢される。
【0039】支持部13を上下移動させるカム7は、略
扇形の板状小片からなり、頂点側にシャフト嵌合部70
を備えている。シャフト嵌合部70には、断面が四角形
の穴が穿設され、該穴に、該穴と同じ四角形の断面を有
するシャフト10が嵌め込まれている。
【0040】カム7は、シャフト10を軸として挿通さ
せ回動自在の状態で、ばね体18a,18bの間に配設
されている。図3に示す状態では、カム受部16を下方
に押圧している。これにより、図3に示す状態では、ピ
ンチローラ2の停止位置は、上方側となっている。シャ
フト10は、レール6に平行に、本体40内部に設けら
れている。また、シャフト10は、上述した紙挟みレバ
ー9の操作段階に応じて、所定の角度だけ回転された後
停止される。
【0041】そして、図3に示す状態から、シャフト1
0の回転に伴って、カム7が矢印K方向に90°回転す
ると、図4に示す状態となる。図4に示す状態では、カ
ム7によるカム受部16の下方への押圧が、解除された
状態となっている。これにより、図4に示す状態では、
ピンチローラ2の停止位置は、下方側となっている。
【0042】軸21は、ピンチローラ2を支受するため
に設けられている。軸21の両端は、支持部13の先端
側に穿設された軸穴22a,22bに固定されており、
これにより、ピンチローラ2は、支持部13の切欠き部
23に位置決めされている。マグネット24は、切り欠
き部23の後端上部側に設けられている。マグネット2
4が設けられていることにより、ピンチローラ2(ピン
チローラ2a〜2c)の位置を、検出用に設けられてい
る。また、スライド溝25は、枠体11の両側に上下に
対峙して設けられた溝である。スライド溝25が図示せ
ぬレールに係合することにより、上記ピンチローラの組
付け体が、該レールに沿って、摺動される。
【0043】図3または図4に示すピンチローラの組付
け体は、ピンチローラ2a〜2cのそれぞれについて設
けられている。つまり、カム7およびシャフト嵌合部7
0についても、ピンチローラ2a〜2cのそれぞれにつ
いて設けられている。ここで、便宜上、ピンチローラ2
a〜2cのそれぞれについて設けられているカム7,シ
ャフト嵌合部70を、それぞれ、カム7a〜7c,シャ
フト嵌合部70a〜70cと呼ぶ。そして、図3および
図4を用いた説明から理解されるように、ピンチローラ
2a〜2cのそれぞれの停止位置(上方側または下方
側)は、シャフト10の回転後の停止位置に応じた、カ
ム7a〜7cの回転後の停止位置によって変更される。
【0044】なお、ピンチローラ2a〜2cの停止位置
に関し、上方側はシート材90がフリーな状態に対応
し、下方側はシート材90がセットされた状態に対応す
る。
【0045】ピンチローラ2a〜2cの各組付け体は、
それぞれ、グリットローラ3a〜3c(図2参照)の真
上にピンチローラ2a〜2cがそれぞれ位置するよう
に、本体40内に設置される。
【0046】また、レバー保持プレート20の凹部20
a〜20c(図2参照)は、ピンチローラ2a〜2cの
各組付け体における枠体11の後部に対応して設けられ
ている。具体的には、凹部20a〜20cは、枠体11
の後部が、凹部20a〜20cの内部に位置するよう
に、設けられている。これにより、ピンチローラ2a〜
2cの各組付け体が、ピンチローラ2a〜2cがグリッ
トローラ3a〜3cの真上に位置するように、位置決め
される。つまり、レバー保持プレート20が備えられる
ことにより、ピンチローラ2a〜2cが、グリットロー
ラ3a〜3cの真上以外に配置され、下方側に停止され
ることにより、シート材90を傷つける事態を、確実に
回避できる。
【0047】なお、表1を参照して説明したように、カ
ッティングプロッタ1では、紙挟みレバー9の操作段階
に応じて、ピンチローラ2a〜2cのそれぞれの状態
を、選択的に、変更できる。ここで、カッティングプロ
ッタ1における、ピンチローラ2a〜2cの状態を変更
するための機構について、より詳細に説明する。
【0048】図6は、シャフト10および該シャフト1
0を嵌め込まれたカム7a〜7cの平面図である。カム
7a〜7cは、それぞれシャフト嵌合部70a〜70c
を備えている。カム7a〜7cは、ぞれぞれ、ピンチロ
ーラ2a〜2cに対応して備えられている。
【0049】カム7a〜7cの先端は、それぞれ、シャ
フト10から突出している。なお、カム7a,7bは、
互いに先端の突出す方向が同じであるが、カム7cの先
端が突出す方向は、カム7a,7bのそれとは異なって
いる。具体的には、カム7a〜7cは、いずれも、同じ
構造を有している。また、カム7a〜7cは、いずれ
も、シャフト10に取付けられている。ただし、カム7
cは、カム7a,7bに対して、シャフト10の回転方
向Kについて90°回転した状態で、取付けられてい
る。これにより、カム7a,7bと、カム7cとでは、
シャフト10の静止位置に対するカム受部16bの押圧
態様が異なる。この押圧態様の差により、表1に示し
た、ピンチローラ2a〜2cの状態の差が生じる。
【0050】ここで、図7〜図9を参照して、シャフト
10の静止位置に対する、ピンチローラ2a〜2cの状
態の差を、より具体的に説明する。図7〜図9は、ピン
チローラの組付け体とグリットローラの位置関係を模式
的に示す図である。図7〜図9の各図では、(A)に、
ピンチローラ2aとグリットローラ3aの位置関係を示
し、(B)に、シャフト10が各図(A)と同じ状態に
ある場合のピンチローラ2cとグリットローラ3cの位
置関係を示している。なお、ピンチローラ2bとグリッ
トローラ3bの位置関係は、ピンチローラ2aとグリッ
トローラ3bの位置関係と同様と考えられる。また、各
図において、矢印Kは、シャフト10の回転方向を示し
ている。
【0051】まず、図7(A)を参照して、カム7a
は、回転方向Kについての先端で、カム受部16を下方
に押圧している。これにより、ピンチローラ2aは、上
方側の位置で停止している。一方、図7(B)を参照し
て、カム7cは、図7(A)に示すカム7aが回転方向
Kについて90°回転した状態で、停止している。そし
て、カム7cは、回転方向Kについての後端で、カム受
部16を下方に押圧している。これにより、ピンチロー
ラ2cも、図7(A)のピンチローラ2aと同様に、上
方側の位置で停止している。つまり、図7(A)および
図7(B)のいずれの状態においても、シート材90が
フリーな状態となっている。
【0052】つまり、図7では、ピンチローラ2a,2
cは、いずれも、シート材90がフリーな状態となって
いる。したがって、図7に示す状態では、シート材90
は、カッティングプロッタ1において、ピンチローラや
グリットローラによっては、挟持されていない。なお、
この状態は、紙挟みレバー9が「段階3」に操作されて
いることに相当する(表1参照)。
【0053】次に、図8(A)を参照して、カム7a
は、図7(A)に示したカム7aが回転方向Kについて
90°回転した状態で停止している。そして、図8
(A)のカム7aは、回転方向Kについての後端で、カ
ム受部16を下方に押圧している。これにより、ピンチ
ローラ2aは、上方側の位置で停止している。
【0054】一方、図8(B)を参照して、カム7c
は、図8(A)に示すカム7aが回転方向Kについて9
0°回転した状態で、停止している。そして、カム7c
は、カム受部16を押圧していない。これにより、ピン
チローラ2cは、下方側の位置で停止している。
【0055】つまり、図8(A)では、シート材90が
フリーな状態となっており、図8(B)では、シート材
90がセットされた状態となっている。つまり、図8に
示す状態では、シート材90は、カッティングプロッタ
1において、両矢印T方向の一方側(ピンチローラ2c
のある側:図1参照)の一点でのみ挟持されている。な
お、この状態は、紙挟みレバー9が「段階2」に操作さ
れていることに相当する(表1参照)。
【0056】次に、図9(A)を参照して、カム7a
は、図8(A)に示したカム7aが回転方向Kについて
90°回転した状態で停止している。図9(B)を参照
して、カム7cは、図9(A)に示すカム7aが回転方
向Kについて90°回転した状態で、停止している。そ
して、図9では、カム7aおよびカム7cは、いずれ
も、カム受部16を押圧していない。これにより、ピン
チローラ2a,2cは、下方側の位置で停止している。
【0057】つまり、図9では、ピンチローラ2a,2
cは、いずれも、シート材90がセットされた状態とな
っている。したがって、図9に示す状態では、シート材
90は、カッティングプロッタ1において三点で挟持さ
れている。なお、この状態は、紙挟みレバー9が「段階
1」に操作されていることに相当する(表1参照)。
【0058】以上説明したように、カッティングプロッ
タ1では、グリットローラ3a〜3cとピンチローラ2
a〜2cにより、両矢印T方向について三点で挟持する
ことにより、シート材90を保持している。
【0059】なお、カッティングプロッタ1では、シー
ト材90をセットする際、まず、ピンチローラ2cのみ
を、シート材90を挟持する状態(表1の段階2)にし
た後、ピンチローラ2a,2bを、シート材90を挟持
する状態(表1の段階1)にできる。つまり、いきな
り、三点でシート材90を挟持するのではなく、まず、
一点でシート材90を挟持した後で、三点でシート材9
0を挟持できる。
【0060】これにより、カッティングプロッタ1にお
いて、シート材90をセットする際、まず、一点でシー
ト材90を挟持させた後、シート材90においてしわを
防止する等の作業を行なった後、三点でシート材90を
挟持させることができる。つまり、カッティングプロッ
タ1では、作業者が一人であっても、シート材90をし
わにならないようにセットすることができる。
【0061】また、カッティングプロッタ1では、紙挟
みレバー9の一箇所のみを操作することにより、シート
材90をセットすることができる。つまり、シート材9
0をセットする際に、煩雑な操作を必要とされない。
【0062】以上説明した本実施の形態では、グリット
ローラ3a〜3cにより、シート材の第一の面側に設け
られた第一のローラが構成されている。また、ピンチロ
ーラ2a〜2cにより、シート材の第二の面側に設けら
れた第二のローラが構成されている。
【0063】図3、図4に示すように、本実施の形態で
は、グリットローラ3a〜3cに対向する位置に凹部2
0a〜20cが設けられている。このため、凹部20a
に、ピンチローラ2aに組付けられているカム受部16
の水平部16bが入った時点で、支持部13が回動可能
な状態となる。
【0064】また、表1等を用いて説明したように、ピ
ンチローラ2a〜2cの停止位置は、ピンチローラ2
a,2bとピンチローラ2cとに分けて、変更できる。
つまり、ピンチローラ2a,2bにより第一のローラ
群、ピンチローラ2cを第二のローラ群と考えることが
できる。
【0065】また、本実施の形態では、シャフト10
は、紙挟みレバー9の操作段階により、図7〜図9を用
いて説明したように、異なる回転位置で停止し、かつ、
シャフト10の停止した回転位置に応じて、カム7a〜
7cの停止する回転位置が決定される。そして、本実施
の形態では、紙挟みレバー9,シャフト10およびカム
7a〜7cにより、複数の第二のローラに、第一の状態
または第二の状態を取らせることができる状態制御手段
が構成されている。なお、第二のローラについて、第一
の状態とは、第一のローラとともにシート材を挟むこと
によりシート材を保持できる状態であり、第二の状態と
は、第一の状態よりも第一のローラから離れてシート材
の保持を解除する状態である。そして、紙挟みレバー9
により、状態制御手段における一つの操作部が構成され
ている。
【0066】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である、カッティング
プロッタの斜視図である。
【図2】 図1のカッティングプロッタの本体内に備え
られたグリットローラ、該グリットローラを支持するレ
ール、および、レバー保持プレートの背面図である。
【図3】 図1のカッティングプロッタにおける、ピン
チローラの組付け体の斜視図である。
【図4】 図1のカッティングプロッタにおける、ピン
チローラの組付け体の斜視図である。
【図5】 図3の枠体内に収納された部品の、分解斜視
図である。
【図6】 シャフトおよび該シャフトを嵌め込まれたカ
ムの平面図である。
【図7】 図1のカッティングプロッタにおける、ピン
チローラの組付け体とグリットローラの位置関係を模式
的に示す図である。
【図8】 図1のカッティングプロッタにおける、ピン
チローラの組付け体とグリットローラの位置関係を模式
的に示す図である。
【図9】 図1のカッティングプロッタにおける、ピン
チローラの組付け体とグリットローラの位置関係を模式
的に示す図である。
【図10】 従来の紙送り装置の一例であるカッティン
グプロッタの斜視図である。
【図11】 図10のカッティングプロッタにおけるピ
ンチローラの組付け構造を示す図である。
【図12】 図10のカッティングプロッタにおけるピ
ンチローラの組付け構造を示す図である。
【図13】 従来の紙送り装置の他の例であるカッティ
ングプロッタにおけるピンチローラの組付け構造を示す
図である。
【図14】 従来の紙送り装置の他の例であるカッティ
ングプロッタにおけるピンチローラの組付け構造を示す
図である。
【符号の説明】
1 カッティングプロッタ、2a〜2c ピンチロー
ラ、3a〜3c グリットローラ、7a〜7c カム、
9 紙挟みレバー、10 シャフト、70 シャフト嵌
合部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材の第一の面側に設けられた第一
    のローラと、 シート材の第二の面側に設けられた第二のローラとを含
    み、 前記第一のローラと前記第二のローラは、それぞれ、対
    向するように、複数ずつ設けられ、 複数の前記第二のローラに、前記第一のローラとともに
    シート材を挟むことにより前記シート材を保持できる第
    一の状態、または、前記第一の状態よりも前記第一のロ
    ーラから離れて前記シート材の保持を解除する第二の状
    態を取らせることができる、状態制御手段をさらに含
    み、 前記複数の第二のローラは、単数または複数の前記第二
    のローラからなるローラ群を複数含み、 前記状態制御手段は、一つの操作部を有し、前記一つの
    操作部を操作されることにより、前記第二のローラの状
    態を、前記ローラ群毎に独立して変化させることができ
    る、紙送り装置。
  2. 【請求項2】 前記状態制御手段は、前記一つの操作部
    の操作態様に応じて異なる回転位置で停止するシャフト
    をさらに備え、 前記シャフトは、停止する回転位置に応じて、前記第二
    のローラの状態を変化させる前記ローラ群が設定されて
    いる、請求項1に記載の紙送り装置。
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