JP2001301359A - 事務用資料 - Google Patents

事務用資料

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JP2001301359A
JP2001301359A JP2000124664A JP2000124664A JP2001301359A JP 2001301359 A JP2001301359 A JP 2001301359A JP 2000124664 A JP2000124664 A JP 2000124664A JP 2000124664 A JP2000124664 A JP 2000124664A JP 2001301359 A JP2001301359 A JP 2001301359A
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JP
Japan
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data
conference
thermal energy
color
applying
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Pending
Application number
JP2000124664A
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English (en)
Inventor
Minoru Sawada
稔 澤田
Koji Murakami
弘次 村上
Yutaka Kimura
豊 木村
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Oki Power Tech Co Ltd
Original Assignee
Oki Power Tech Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 会議等の事務用資料は、その会議の出席者全
員に配付されるために大量の資料が用意されるが、それ
らのうちのほとんどの資料は会議の終了後に使用済とな
って廃棄処分されることになる。しかし、それら廃棄処
分される資料はそれをととのえる費用の他に廃棄に伴う
廃棄費用がかかるという問題があり、ひいては環境問
題、資源問題ともなっている。 【解決手段】 会議等で使用される事務用資料におい
て、第1の熱エネルギーの印加により顕色性を呈し、第
2の熱エネルギーに印加により退色性を呈する記録層を
支持体面に有するリライタブル記録媒体に、熱エネルギ
ーを与えて必要な内容を顕色表示させて資料とし、この
資料に加筆する場合に水に反応して消色するインクによ
る筆記用具で加筆し、その資料の使用後はクリーニング
すると共に加熱減色させてもとの白紙状態に戻し、次の
使用にそなえることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種会議や回覧等
(会議等という。)の事務用資料に関する。
【0002】
【従来の技術】社内および社外の会議等においては、出
席者全員にその会議の資料が配付されるのが通常であ
る。そのような資料は、必要に応じて加筆されるがほと
んどの資料は会議終了後に使用済となる。また、回覧資
料も、閲覧した者がサインや加筆をして順次回覧させる
ことが多く、回覧後はほとんどが使用済となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、会議の資
料は、その会議の出席者全員に配付されるために大量の
資料が用意されるが、それらのうちのほとんどの資料は
会議の終了後に使用済となって廃棄処分されることにな
る。また、回覧資料も、回覧後はほとんどが廃棄処分と
なる。
【0004】しかし、それら廃棄処分される資料はそれ
をととのえる費用の他に廃棄に伴う廃棄費用がかかると
いう問題があり、ひいては環境問題、資源問題ともなっ
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、会議等
で使用される事務用資料において、第1の熱エネルギー
の印加により顕色性を呈し、第2の熱エネルギーの印加
により退色性を呈する記録層を支持体面に有するリライ
タブル記録媒体に、熱エネルギーを与えて必要な内容を
顕色表示させて資料とし、この資料に加筆する場合に水
に反応して消色するインク、例えば特開平9ー0595
47に示すようなインクによる筆記用具で加筆し、使用
後にクリーニングすると共に加熱減色させてもとの白紙
状態に戻し、次の使用にそなえることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態例を図
面を用いて説明する。本発明で用いるリライタブル記録
媒体は、図2に示す如く、支持体1上に、ロイコ染料と
熱の作用によってロイコ染料に対して顕色性を呈する基
と、減色性を呈する基を同一分子内に有する化合物であ
る顕減色剤およびバインダー等からなる記録層2を形成
し、その表面に耐久性を向上させる保護層3を重ねて構
成してる記録層2を形成し、その表面に必要に応じて耐
久性を向上させる保護層、UV保護層あるいは耐磨耗用
の保護層等の保護層3を重ねて構成してある。
【0007】上記支持体1は、合成樹脂フィルム状体が
よく、本実施の形態例では耐久性および資源性を考慮し
てPET材としてある。一般に、ロイコ染料は、フェノ
ール性化合物と熱的に反応してロイコ染料のラクトン環
が開環し、無色から有色に色変化をする。しかし、ラク
トン環を開環した有色化合物は塩基性物質にふれると閉
環してもとのラクトン環のある無色の化合物にもどる。
【0008】このように、顕減色剤とロイコ染料の可逆
性によって、顕減色剤は無色のロイコ染料を、熱エネル
ギーの制御のみでラクトン環を開環して有色化合物にし
たり、閉環して無色のロイコ染料にもどしたりすること
が複数回繰り返してできる性質を利用してリライタブル
記録媒体としてある。このような構成のリライタブル記
録媒体は、高温、短時間の第1の熱エネルギー、例えば
150〜180°Cで1〜3msecの熱エネルギーを
与えるとその個所が例えば黒色(他に青色、赤色等があ
る。)になる。つぎに、低温、長時間の第2の熱エネル
ギー、例えば130〜150°Cで5msec〜2se
cの熱エネルギーを与えるとその個所の黒色は消去され
ることになる。
【0009】そこで、本実施の形態例を図1を用いて会
議の資料の場合で説明する。会議の資料4とするために
シート状のリライタブル記録媒体を用意してこれを用紙
とする。この資料4の用紙の表面に、コンピュータ5等
で作成したデータを加熱顕色装置としてのサーマルヘッ
ド6によって熱エネルギーを与えて資料内容の表示を顕
色させて会議の資料4とする。
【0010】このようにして資料4を作成して会議の資
料として出席者に配付される。資料4は、出席者に配付
されるが、その際に書いた後に水に反応して消色するイ
ンクによる筆記用具7が共に配付される(この筆記用具
7を予め所有している者はそれを使用できる。)。そこ
で、会議中に必要に応じて資料4に加筆する場合にはそ
の筆記用具7によって加筆することができる。
【0011】このように加筆された資料4で会議終了後
必要のないものおよび必要でなくなったものは保管箱8
に入れる。このとき、資料4の中に通常の印刷用紙に印
刷もしくはコピーされた保存資料があった場合には分別
される。このようにして保管箱8に入れられた資料4
は、水や各種クリーニング溶液等によってクリーニング
装置9によってクリーニングして表面のよごれをとると
共に筆記用具7で加筆された加筆個所を洗い落とす。
【0012】その後、イレーサ10によって加熱減色
(消去)されてもとの白紙(地色は白地ではなく有色地
の場合もあり、顕色されていない状態をいう。)の状態
に戻し、次の使用にそなえてプリンタホッパに補給され
る。このようにして資料は廃棄されることなく繰り返し
使用されるもので、使用に際しても支持体1の材料が合
成樹脂フィルムであるために紙と異なり折れたり切れた
りすることがなく、扱い易くしかも資料としても見易
い。
【0013】このように資料4は、通常の廃棄処理がな
くなり、しかも材料をPET材とするとリサイクルが可
能な材料であるために最終的にも廃棄物のない資料とな
る。一般に、書換え可能回数は、使用環境や媒体の条件
等の種々の条件によって異なるが約300回程度であ
る。なお、上記の説明は会議の資料に用いた場合で説明
を行ったが、回覧資料についても同様であり、回覧後に
使用済となる回覧資料にリライタブル記録媒体を用いる
ことにより、使用後に回収して次の使用にそなえること
により繰り返しの使用を行うことができ、また各閲覧者
の閲覧済のサインや加筆を水に反応して消色するインク
による上記筆記用具7によって行うことにより、クリー
ニング時に洗い落とすことができる。これも上記の如
く、材料が合成樹脂フィルムであるために紙と異なり折
れたり切れたりすることがなく、回覧資料として扱い易
くしかも資料としても見易いものとなる。
【0014】また、コンピュータ画面では読みにくい内
容や多量の文章等においてはプリンタで印刷して一時的
に読むだけで終了し、それを保管する必要のない読み取
り資料(これも上記会議等の概念に含める資料とす
る。)がある。そのような資料においてもこのリライタ
ブル記録媒体を用いることにより、使用後に回収して次
の使用にそなえることにより繰り返し使用することがで
き、読み取り時に水に反応して消色するインクによる上
記筆記用具7によって加筆を行った場合、クリーニング
時に洗い落とすことができる。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によると、加
熱顕色性と加熱退色性とを呈するリライタブル記録媒体
に、資料内容を熱エネルギーを与えて顕色表示して資料
とし、この資料を会議終了後にクリーニングおよび加熱
減色させてもとの白紙状態に戻して次の使用にそなえる
ようにしたことにより、従来の紙の資料と異なり折れた
り切れたりすることがなく、扱い易くしかも事務用資料
としても見易いものとなる効果を有する。
【0016】さらに、大量の資料が廃棄されることなく
繰り返し使用できるもので、通常の廃棄処理がなくな
り、その処理手間と処理費用が大きく削減される効果を
有する。また、資料に必要に応じて加筆する場合に水に
反応して消色するインクによる筆記用具により加筆をす
ることにより、使用後に行うクリーニングによって加筆
個所を容易に洗い落とすことができることになり、使用
勝手が非常によく上記の効果と相まって加筆した大量の
資料でも繰り返し使用が可能となる効果を有する。
【0017】さらに、支持体の材料を合成樹脂フィルム
状体とすると、リサイクルが可能な材料であり、最終的
にも廃棄物のない資料となる効果を有し、ひいては環境
問題、資源問題に対応できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】作業工程を示す説明図
【図2】記録媒体の説明図
【符号の説明】
1 支持体 2 記録層 3 保護層 4 資料 5 コンピュータ 6 加熱顕色装置 7 筆記用具 8 保管箱 9 クリーニング装置 10 イレーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 豊 群馬県高崎市双葉町3番1号 株式会社沖 情報システムズ内 Fターム(参考) 2C061 AQ04 AS15 GG02 GG03 GG11 GG17 2H026 AA07 AA09 AA28 BB02 BB24 EE05 FF01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 会議等で使用される事務用資料におい
    て、第1の熱エネルギーの印加により顕色性を呈し、第
    2の熱エネルギーの印加により退色性を呈する記録層を
    支持体面に有するリライタブル記録媒体に、熱エネルギ
    ーを与えて必要な内容を顕色表示させて資料とし、この
    資料にする加筆を水に反応して消色するインクによる筆
    記用具で加筆し、その資料の使用後はクリーニングする
    と共に加熱減色させてもとの白紙状態に戻し、次の使用
    にそなえることを特徴とする事務用資料。
JP2000124664A 2000-04-25 2000-04-25 事務用資料 Pending JP2001301359A (ja)

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