JP2001301331A - リライタブル記録媒体の記録消去方法およびその装置 - Google Patents
リライタブル記録媒体の記録消去方法およびその装置Info
- Publication number
- JP2001301331A JP2001301331A JP2000124665A JP2000124665A JP2001301331A JP 2001301331 A JP2001301331 A JP 2001301331A JP 2000124665 A JP2000124665 A JP 2000124665A JP 2000124665 A JP2000124665 A JP 2000124665A JP 2001301331 A JP2001301331 A JP 2001301331A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording medium
- cleaning
- rewritable recording
- erasing
- rewritable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 4
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims abstract description 41
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 5
- 238000005562 fading Methods 0.000 claims abstract description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 7
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 2
- 238000011109 contamination Methods 0.000 abstract 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract 1
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 description 10
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 7
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 5
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 4
- 125000000686 lactone group Chemical group 0.000 description 4
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 3
- 230000025508 response to water Effects 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 2
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 2
- 238000002845 discoloration Methods 0.000 description 1
- 239000012634 fragment Substances 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 150000002989 phenols Chemical class 0.000 description 1
Landscapes
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 第１の熱エネルギーの印加により顕色性を呈
し、第２の熱エネルギーに印加により退色性を呈する記
録層を支持体面に有する使用済のリライタブル記録媒体
は、ごみが付着したり、使用中によごれが付くために、
リライタブル記録媒体の本来の寿命以前に表面がよごれ
て使用できなくなるという問題がある。また、加筆した
個所は消去装置による消去では消えないで残ってしま
い、その記録媒体の再使用が不可能になるという問題が
ある。 【解決手段】 使用済のリライタブル記録媒体の記録を
消去するに際し、消去の前に水やクリーニング溶液等の
クリーニング媒体によってクリーニングを行いその後に
消去することを特徴とする。
し、第２の熱エネルギーに印加により退色性を呈する記
録層を支持体面に有する使用済のリライタブル記録媒体
は、ごみが付着したり、使用中によごれが付くために、
リライタブル記録媒体の本来の寿命以前に表面がよごれ
て使用できなくなるという問題がある。また、加筆した
個所は消去装置による消去では消えないで残ってしま
い、その記録媒体の再使用が不可能になるという問題が
ある。 【解決手段】 使用済のリライタブル記録媒体の記録を
消去するに際し、消去の前に水やクリーニング溶液等の
クリーニング媒体によってクリーニングを行いその後に
消去することを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、リライタブル記録
媒体に使用する記録消去方法およびその装置に関する。
媒体に使用する記録消去方法およびその装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】リライタブル記録媒体は、図２に示す如
く、合成樹脂フィルム状体の支持体１上に、ロイコ染料
と熱の作用によってロイコ染料に対して顕色性を呈する
基と、減色性を呈する基を同一分子内に有する化合物で
ある顕減色剤およびバインダー等からなる記録層２を形
成し、その表面に耐久性を向上させる保護層３を重ねて
構成してる記録層２を形成し、その表面に必要に応じて
耐久性を向上させる保護層、ＵＶ保護層あるいは耐磨耗
用の保護層等の保護層３を重ねて構成してある。
く、合成樹脂フィルム状体の支持体１上に、ロイコ染料
と熱の作用によってロイコ染料に対して顕色性を呈する
基と、減色性を呈する基を同一分子内に有する化合物で
ある顕減色剤およびバインダー等からなる記録層２を形
成し、その表面に耐久性を向上させる保護層３を重ねて
構成してる記録層２を形成し、その表面に必要に応じて
耐久性を向上させる保護層、ＵＶ保護層あるいは耐磨耗
用の保護層等の保護層３を重ねて構成してある。
【０００３】一般に、ロイコ染料は、フェノール性化合
物と熱的に反応してロイコ染料のラクトン環が開環し、
無色から有色に色変化をする。しかし、ラクトン環を開
環した有色化合物は塩基性物質にふれると閉環してもと
のラクトン環のある無色の化合物にもどる。このよう
に、顕減色剤とロイコ染料の可逆性によって、顕減色剤
は無色のロイコ染料を、熱エネルギーの制御のみでラク
トン環を開環して有色化合物にしたり、閉環して無色の
ロイコ染料にもどしたりすることが複数回繰り返してで
きる性質を利用してリライタブル記録媒体としてある。
物と熱的に反応してロイコ染料のラクトン環が開環し、
無色から有色に色変化をする。しかし、ラクトン環を開
環した有色化合物は塩基性物質にふれると閉環してもと
のラクトン環のある無色の化合物にもどる。このよう
に、顕減色剤とロイコ染料の可逆性によって、顕減色剤
は無色のロイコ染料を、熱エネルギーの制御のみでラク
トン環を開環して有色化合物にしたり、閉環して無色の
ロイコ染料にもどしたりすることが複数回繰り返してで
きる性質を利用してリライタブル記録媒体としてある。
【０００４】このような構成のリライタブル記録媒体
は、高温、短時間の第１の熱エネルギー、例えば１５０
〜１８０°Ｃで１〜３ｍｓｅｃの熱エネルギーを与える
とその個所が例えば黒色（他に青色、赤色等がある。）
になる。つぎに、低温、長時間の第２の熱エネルギー、
例えば１３０〜１５０°Ｃで５ｍｓｅｃ〜２ｓｅｃの熱
エネルギーを与えるとその個所の黒色は消去されること
になる。
は、高温、短時間の第１の熱エネルギー、例えば１５０
〜１８０°Ｃで１〜３ｍｓｅｃの熱エネルギーを与える
とその個所が例えば黒色（他に青色、赤色等がある。）
になる。つぎに、低温、長時間の第２の熱エネルギー、
例えば１３０〜１５０°Ｃで５ｍｓｅｃ〜２ｓｅｃの熱
エネルギーを与えるとその個所の黒色は消去されること
になる。
【０００５】このようなリライタブル記録媒体は、その
再生使用が可能な性質を利用して事務用、作業支持票等
の工業用、各種カード等として広く利用されている。
再生使用が可能な性質を利用して事務用、作業支持票等
の工業用、各種カード等として広く利用されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】そこで、このようなリ
ライタブル記録媒体の記録を消去するには、ヒートロー
ラ、ホットプレートもしくは放熱ランプ等の熱源を用い
て消去するが、その消去と記録を繰り返して使用するた
めに、リライタブル記録媒体の断片くずや記録装置およ
び消去装置から転写されるごみが付着したり、使用中に
人の手や物にすれたりしてよごれが付くために、リライ
タブル記録媒体の本来の寿命以前に表面がよごれて使用
できなくなるという問題がある。
ライタブル記録媒体の記録を消去するには、ヒートロー
ラ、ホットプレートもしくは放熱ランプ等の熱源を用い
て消去するが、その消去と記録を繰り返して使用するた
めに、リライタブル記録媒体の断片くずや記録装置およ
び消去装置から転写されるごみが付着したり、使用中に
人の手や物にすれたりしてよごれが付くために、リライ
タブル記録媒体の本来の寿命以前に表面がよごれて使用
できなくなるという問題がある。
【０００７】また、使用の多様化により、記録されたリ
ライタブル記録媒体にさらに手書きで加筆するようなこ
ともあり、その場合には加筆した個所は消去装置による
消去では消えないで残ってしまい、その記録媒体の再使
用が不可能になるという問題がある。
ライタブル記録媒体にさらに手書きで加筆するようなこ
ともあり、その場合には加筆した個所は消去装置による
消去では消えないで残ってしまい、その記録媒体の再使
用が不可能になるという問題がある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、第１の
熱エネルギーの印加により顕色性を呈し、第２の熱エネ
ルギーの印加により退色性を呈する記録層を支持体面に
有するリライタブル記録媒体の使用済リライタブル記録
媒体の記録を消去するに際し、記録の消去を行う前に水
やクリーニング溶液等のクリーニング媒体によってクリ
ーニングを行いその後に加熱消去するようにしたことを
特徴とする。
熱エネルギーの印加により顕色性を呈し、第２の熱エネ
ルギーの印加により退色性を呈する記録層を支持体面に
有するリライタブル記録媒体の使用済リライタブル記録
媒体の記録を消去するに際し、記録の消去を行う前に水
やクリーニング溶液等のクリーニング媒体によってクリ
ーニングを行いその後に加熱消去するようにしたことを
特徴とする。
【０００９】さらに、リライタブル記録媒体の記録の消
去を行う装置の走行路において、クリーニング手段を有
するクリーニング部の後方に記録の消去部を配置した構
造の記録消去装置としたことを特徴とする。このように
構成することにより、記録済のリライタブル記録媒体に
加筆する場合に水に反応して消色するインク、例えば特
開平９ー０５９５４７号に示されるようなインクによる
筆記用具を用いることにより、使用後にクリーニングす
ることによってその加筆部分も他の汚れと共に消去する
ことができ、消去部による記録の消去とあいまってリラ
イタブル記録媒体をもとの白紙状態に戻し、次の使用に
そなえることができることになる。
去を行う装置の走行路において、クリーニング手段を有
するクリーニング部の後方に記録の消去部を配置した構
造の記録消去装置としたことを特徴とする。このように
構成することにより、記録済のリライタブル記録媒体に
加筆する場合に水に反応して消色するインク、例えば特
開平９ー０５９５４７号に示されるようなインクによる
筆記用具を用いることにより、使用後にクリーニングす
ることによってその加筆部分も他の汚れと共に消去する
ことができ、消去部による記録の消去とあいまってリラ
イタブル記録媒体をもとの白紙状態に戻し、次の使用に
そなえることができることになる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態例を図
面を用いて説明する。本発明で用いるリライタブル記録
媒体は、上記の如く、支持体１上に、ロイコ染料と熱の
作用によってロイコ染料に対して顕色性を呈する基と、
減色性を呈する基を同一分子内に有する化合物である顕
減色剤およびバインダー等からなる記録層２を形成し、
その表面に耐久性を向上させる保護層３を重ねて構成し
てる記録層２を形成し、その表面に必要に応じて耐久性
を向上させる保護層、ＵＶ保護層あるいは耐磨耗用の保
護層等の保護層３を重ねて構成してある。
面を用いて説明する。本発明で用いるリライタブル記録
媒体は、上記の如く、支持体１上に、ロイコ染料と熱の
作用によってロイコ染料に対して顕色性を呈する基と、
減色性を呈する基を同一分子内に有する化合物である顕
減色剤およびバインダー等からなる記録層２を形成し、
その表面に耐久性を向上させる保護層３を重ねて構成し
てる記録層２を形成し、その表面に必要に応じて耐久性
を向上させる保護層、ＵＶ保護層あるいは耐磨耗用の保
護層等の保護層３を重ねて構成してある。
【００１１】上記支持体１は、合成樹脂フィルム状体が
よく、本実施の形態例では耐久性および資源性を考慮し
てＰＥＴ材としてある。このような構成のリライタブル
記録媒体４は、高温、短時間の第１の熱エネルギー、例
えば１５０〜１８０°Ｃで１〜３ｍｓｅｃの熱エネルギ
ーを与えるとその個所が例えば黒色（他に青色、赤色等
がある。）になる。つぎに、低温、長時間の第２の熱エ
ネルギー、例えば１３０〜１５０°Ｃで５ｍｓｅｃ〜２
ｓｅｃの熱エネルギーを与えるとその個所の黒色は消去
されることになる。
よく、本実施の形態例では耐久性および資源性を考慮し
てＰＥＴ材としてある。このような構成のリライタブル
記録媒体４は、高温、短時間の第１の熱エネルギー、例
えば１５０〜１８０°Ｃで１〜３ｍｓｅｃの熱エネルギ
ーを与えるとその個所が例えば黒色（他に青色、赤色等
がある。）になる。つぎに、低温、長時間の第２の熱エ
ネルギー、例えば１３０〜１５０°Ｃで５ｍｓｅｃ〜２
ｓｅｃの熱エネルギーを与えるとその個所の黒色は消去
されることになる。
【００１２】そこで、本実施の形態例を図１を用いて説
明する。図１は説明図であり、図において、５は水やク
リーニング溶液等のクリーニング媒体６を入れた槽を有
するクリーニング部である。クリーニング手段７として
本実施の形態例の図面では洗浄ローラが示されている
が、この洗浄ローラの構造は自由である。さらに、この
クリーニング手段７はこの他例えば超音波を利用した手
段、振動を利用した手段等どのような洗浄手段でもよ
い。
明する。図１は説明図であり、図において、５は水やク
リーニング溶液等のクリーニング媒体６を入れた槽を有
するクリーニング部である。クリーニング手段７として
本実施の形態例の図面では洗浄ローラが示されている
が、この洗浄ローラの構造は自由である。さらに、この
クリーニング手段７はこの他例えば超音波を利用した手
段、振動を利用した手段等どのような洗浄手段でもよ
い。
【００１３】８はこのクリーニング部５の後方、つまり
リライタブル記録媒体の走行路９における後方もしくは
クリーニング部５内の後部に配置したクリーニング媒体
の除去部であり、リライタブル記録媒体４の表面に付着
しているクリーニング媒体６を除去するもので、本実施
の形態例の図面では除去ローラを示したが、他に温風や
発熱体によるドライヤー等どのような手段でもよい。
リライタブル記録媒体の走行路９における後方もしくは
クリーニング部５内の後部に配置したクリーニング媒体
の除去部であり、リライタブル記録媒体４の表面に付着
しているクリーニング媒体６を除去するもので、本実施
の形態例の図面では除去ローラを示したが、他に温風や
発熱体によるドライヤー等どのような手段でもよい。
【００１４】１０はクリーニング部５の後方、つまりリ
ライタブル記録媒体の走行路９における後方に配置され
る記録の消去部であり、本実施の形態例の図面ではヒー
トローラによる手段を示したが、ホットプレートや放熱
ランプ等の従来からあるどのような手段でもよい。この
ようにクリーニングされたリライタブル記録媒体４は消
去部１０で必ず加熱されるために、リライタブル記録媒
体４やクリーニング媒体６の条件によっては上記除去部
８は省略することができる。
ライタブル記録媒体の走行路９における後方に配置され
る記録の消去部であり、本実施の形態例の図面ではヒー
トローラによる手段を示したが、ホットプレートや放熱
ランプ等の従来からあるどのような手段でもよい。この
ようにクリーニングされたリライタブル記録媒体４は消
去部１０で必ず加熱されるために、リライタブル記録媒
体４やクリーニング媒体６の条件によっては上記除去部
８は省略することができる。
【００１５】このような構成によると、走行路９を送ら
れてきたリライタブル記録媒体４はまず、クリーニング
部５によってリライタブル記録媒体４の表裏両面が洗浄
される。また、このリライタブル記録媒体４による資料
には水に反応して消色するインクによる筆記用具で加筆
した場合、加筆された内容はこの洗浄によって他の汚れ
と共に洗い流して消すことができる。したがって、リラ
イタブル記録媒体４に加筆する場合には上記筆記用具で
加筆することにより、印字記録後に加筆された部分があ
るリライタブル記録媒体４であっても繰り返しの使用が
可能となる。
れてきたリライタブル記録媒体４はまず、クリーニング
部５によってリライタブル記録媒体４の表裏両面が洗浄
される。また、このリライタブル記録媒体４による資料
には水に反応して消色するインクによる筆記用具で加筆
した場合、加筆された内容はこの洗浄によって他の汚れ
と共に洗い流して消すことができる。したがって、リラ
イタブル記録媒体４に加筆する場合には上記筆記用具で
加筆することにより、印字記録後に加筆された部分があ
るリライタブル記録媒体４であっても繰り返しの使用が
可能となる。
【００１６】このようにして洗浄されたリライタブル記
録媒体４の表面に付着しているクリーニング媒体を除去
部８で除去して消去部１０に送り、記録部分が加熱減色
（消去）されてもとの白紙（地色は白地ではなく有色地
の場合もあり、顕色されていない状態をいう。）の状態
に戻し、次の使用にそなえる。この加熱消去の際、リラ
イタブル記録媒体４は加熱されるために上記クリーニン
グ媒体でぬれたリライタブル記録媒体４を乾燥させるこ
とができ、直ちに記録をして繰り返し使用が可能とな
る。
録媒体４の表面に付着しているクリーニング媒体を除去
部８で除去して消去部１０に送り、記録部分が加熱減色
（消去）されてもとの白紙（地色は白地ではなく有色地
の場合もあり、顕色されていない状態をいう。）の状態
に戻し、次の使用にそなえる。この加熱消去の際、リラ
イタブル記録媒体４は加熱されるために上記クリーニン
グ媒体でぬれたリライタブル記録媒体４を乾燥させるこ
とができ、直ちに記録をして繰り返し使用が可能とな
る。
【００１７】これは上記の如く、リライタブル記録媒体
４の材料が合成樹脂フィルムであるために紙と異なり複
数回の洗浄に耐えることができ、しかも折れたり切れた
りすることがない。
４の材料が合成樹脂フィルムであるために紙と異なり複
数回の洗浄に耐えることができ、しかも折れたり切れた
りすることがない。
【００１８】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によると、第
１の熱エネルギーの印加により顕色性を呈し、第２の熱
エネルギーの印加により退色性を呈する記録層を支持体
面に有するリライタブル記録媒体の使用済リライタブル
記録媒体の記録を消去するに際し、消去の前に水やクリ
ーニング溶液等のクリーニング媒体によってクリーニン
グを行いその後に加熱消去するようにしたことにより、
リライタブル記録媒体の汚れを落としたきれいな状態で
再使用することができると共に消去装置にごみを持ち込
まない効果を有する。
１の熱エネルギーの印加により顕色性を呈し、第２の熱
エネルギーの印加により退色性を呈する記録層を支持体
面に有するリライタブル記録媒体の使用済リライタブル
記録媒体の記録を消去するに際し、消去の前に水やクリ
ーニング溶液等のクリーニング媒体によってクリーニン
グを行いその後に加熱消去するようにしたことにより、
リライタブル記録媒体の汚れを落としたきれいな状態で
再使用することができると共に消去装置にごみを持ち込
まない効果を有する。
【００１９】さらに、加熱消去前に洗浄を行うことによ
り、記録済のリライタブル記録媒体に水に反応して消色
するインクによる筆記用具で加筆することが可能とな
り、使用勝手が非常によく、加筆した大量の記録済のリ
ライタブル記録媒でも繰り返し使用が可能となる効果を
有する。
り、記録済のリライタブル記録媒体に水に反応して消色
するインクによる筆記用具で加筆することが可能とな
り、使用勝手が非常によく、加筆した大量の記録済のリ
ライタブル記録媒でも繰り返し使用が可能となる効果を
有する。
【図１】作業工程を示す説明図
【図２】記録媒体の説明図
１ 支持体 ２ 記録層 ３ 保護層 ４ リライタブル記録媒 ５ クリーニング部 ６ クリーニング媒体 ７ クリーニング手段 ８ 液体除去部 ９ 走行路 １０ 消去部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 豊 群馬県高崎市双葉町３番１号 株式会社沖 情報システムズ内 Ｆターム(参考） 2H026 AA00 AA07 AA09 BB01 EE05
Claims (4)
- 【請求項１】 第１の熱エネルギーの印加により顕色性
を呈し、第２の熱エネルギーの印加により退色性を呈す
る記録層を支持体面に有するリライタブル記録媒体の使
用済リライタブル記録媒体の記録を消去するに際し、記
録の消去を行う前に水やクリーニング溶液等のクリーニ
ング媒体によってクリーニングを行いその後に加熱消去
するようにしたことを特徴とするリライタブル記録媒体
の記録消去方法。 - 【請求項２】 請求項１において、クリーニングのクリ
ーニング媒体を除去した後に加熱消去することを特徴と
するリライタブル記録媒体の記録消去方法。 - 【請求項３】 第１の熱エネルギーの印加により顕色性
を呈し、第２の熱エネルギーの印加により退色性を呈す
る記録層を支持体面に有するリライタブル記録媒体の使
用済のリライタブル記録媒体の記録を消去する装置にお
いて、クリーニング手段を有するクリーニング部の後方
に消去部を配置したことを特徴とするリライタブル記録
媒体の記録消去装置。 - 【請求項４】 請求項３において、クリーニング部と消
去部の間にクリーニング媒体の除去部を配置したことを
特徴とするリライタブル記録媒体の記録消去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000124665A JP2001301331A (ja) | 2000-04-25 | 2000-04-25 | リライタブル記録媒体の記録消去方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000124665A JP2001301331A (ja) | 2000-04-25 | 2000-04-25 | リライタブル記録媒体の記録消去方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001301331A true JP2001301331A (ja) | 2001-10-31 |
Family
ID=18634757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000124665A Pending JP2001301331A (ja) | 2000-04-25 | 2000-04-25 | リライタブル記録媒体の記録消去方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001301331A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1491354A1 (en) | 2003-06-25 | 2004-12-29 | Ricoh Company, Ltd. | Reversible thermosensitive recording medium, label, image recording apparatus and method. |
-
2000
- 2000-04-25 JP JP2000124665A patent/JP2001301331A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1491354A1 (en) | 2003-06-25 | 2004-12-29 | Ricoh Company, Ltd. | Reversible thermosensitive recording medium, label, image recording apparatus and method. |
| US7238642B2 (en) | 2003-06-25 | 2007-07-03 | Ricoh Company, Ltd. | Reversible thermosensitive recording medium, label and member, and, image processing apparatus and method |
| US7585813B2 (en) | 2003-06-25 | 2009-09-08 | Ricoh Company, Ltd. | Reversible thermosensitive recording medium, label and member, and image processing apparatus and method |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2003118238A (ja) | 非接触型リライトサーマルラベル及びその使用方法 | |
| JP2005221572A (ja) | 画像消去装置 | |
| JP3468614B2 (ja) | 画像形成方法及び装置並びに画像記録方法及び表示装置及び記録体 | |
| JP2001301331A (ja) | リライタブル記録媒体の記録消去方法およびその装置 | |
| CN101239545A (zh) | 非接触型可重写热敏标签 | |
| JP2001307141A (ja) | 期限付き使用券の発券方法 | |
| JPH11192737A (ja) | 印字・消去方法及び装置 | |
| JP2001301359A (ja) | 事務用資料 | |
| JPH06191151A (ja) | 可逆性感熱記録組成物および可逆性感熱記録シート | |
| JP2001301212A (ja) | 会議等の資料 | |
| JP3485230B2 (ja) | 感熱ヘッドのクリーニング方法 | |
| JP2004074652A (ja) | リライタブル記録装置及びリライタブル記録システム | |
| JPS5543669A (en) | Information recording method | |
| JPH08142357A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3101088B2 (ja) | 記録装置 | |
| JP2002113886A (ja) | リライタブル記録媒体の記録消去方法およびその装置 | |
| JP2002292912A (ja) | リライタブル記録媒体の使用回数検知装置 | |
| JP3260845B2 (ja) | 記録装置 | |
| JPH04173289A (ja) | サーモクロミックフイルム記録帯 | |
| JP3617561B2 (ja) | 画像形成方法及びその装置 | |
| JP2755928B2 (ja) | 記録媒体処理方法および記録媒体処理装置 | |
| JP2002316433A (ja) | リライタブル記録媒体の記録装置における記録消去方法 | |
| JPS61255891A (ja) | 反復記録方法 | |
| JPS61184536A (ja) | 書替記録媒体及びその使用方法 | |
| JP2004074503A (ja) | 可逆感熱記録媒体への記録方法 |