JP2001299666A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JP2001299666A
JP2001299666A JP2000128019A JP2000128019A JP2001299666A JP 2001299666 A JP2001299666 A JP 2001299666A JP 2000128019 A JP2000128019 A JP 2000128019A JP 2000128019 A JP2000128019 A JP 2000128019A JP 2001299666 A JP2001299666 A JP 2001299666A
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Hirotada Kuribayashi
尋忠 栗林
Genro Nishimaru
玄郎 西丸
Makoto Uetsu
誠 上津
Manabu Fujimoto
学 藤本
Norimasa Tanihira
憲正 谷平
Junichi Kitamura
淳一 北村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】運転状況を明確、且つ容易に把握することがで
き、使い勝手を向上した食器洗浄機を提供する。 【解決手段】食器類を内部の洗浄槽3aに収める本体1
と、洗浄槽3aに収められた食器類を洗浄する洗浄手段
40と、洗浄された食器類を乾燥する乾燥手段50と、
洗浄手段40および乾燥手段50の運転内容を指示入力
する操作部10と、操作部10による指示に基づいて洗
浄手段40および乾燥手段50の運転を実行制御すると
ともに、運転状況を把握するマイコン11と、マイコン
11からの指示により運転状況に応じた音声メッセージ
を発生する音声発生手段20とを備える。音声発生手段
20から運転状況に応じた音声メッセージを発生するこ
とによって、従来のように取扱説明書を参照することな
く、多数の運転状況を明確に区別して容易に知らせるこ
とができ、使い勝手を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器洗浄機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、操作部にランプや発光ダイオ
ード等の発光体を備え、この発光体の発光により運転状
況を表示するとともに、異常発生時には、例えば発光体
の発光および消光ならびに明滅などの点灯状態、又は複
数の発光体の点灯状態の組合せを正常時と異なるように
することにより、異常の内容を報知をする食器洗浄機が
ある。また、操作部の電源スイッチやスタートスイッ
チ、または洗浄コースを選択するコーススイッチなどの
スイッチを押すとブザー音が鳴るとともに、異常が発生
したときには、正常時と異なるブザー音を鳴らして異常
の種類を報知するものもある。例えば、操作部のスイッ
チを押したときには「ピッ」と鳴り、運転終了時には
「ピーピー…」と鳴り、これらの正常時のブザー音とは
異なって、異常が発生したときには「ピピピピピ…」と
鳴るようにしている。
【0003】このような従来の食器洗浄機は、発光体を
発光又はブザー音を発生させて運転状況を報知し、発光
体の発光状態またはブザー音の種類から食器洗浄機の運
転状況の内容を把握することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような発光体またはブザー音による報知だけでは、運転
状況の内容を把握することが難しく、運転状況の内容を
把握するのに取扱説明書などが必要となって手間がかか
るといった問題があり、特に取扱説明書を紛失した場合
には、異常が発生したときの正常状態への回復が難しく
なってしまうという問題があった。また、報知しようと
する運転状況の種類が多い場合には、それぞれの発光状
態またはブザー音の種類を明確に区別することが難しく
なって、取扱説明書などを参照しても誤って運転状況を
把握してしまったり、さらには正常か異常かの判別も難
しくなってしまうことがあった。しかもブザー音だけで
異常を報知するような食器洗浄機にあっては、台所やリ
ビングに設置された他の機器からの多種多様なブザー音
によって、食器洗浄機からのブザー音であるか、或いは
他の機器からのブザー音であるかさえも判別し難くなっ
てしまうという問題があった。
【0005】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、運転状況を明確、且つ容易に把握することが
でき、使い勝手を向上した食器洗浄機を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、食器類を内部の洗浄槽に収める
本体と、洗浄槽に収められた食器類を湯水にて洗浄する
洗浄手段と、洗浄された食器類を乾燥する乾燥手段と、
洗浄手段および乾燥手段の運転内容を指示入力する入力
手段と、入力手段による指示に基づいて洗浄手段および
乾燥手段の運転を実行制御するとともに、運転状況を把
握する制御手段と、制御手段からの指示により運転状況
に応じた音声メッセージを発生する音声発生手段とを備
えたことを特徴とし、音声発生手段から運転状況に応じ
た音声メッセージを発生することによって、従来のよう
に取扱説明書を参照することなく、多数の運転状況を明
確に区別して容易に知らせることができ、使い勝手を向
上することができる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、制御手段は、運転状況の異常を検知し、異常が発生
したとき異常の内容を知らせる音声メッセージを音声発
生手段に発生させることを特徴とし、異常が発生したと
き異常の内容を明確に、且つ容易に知らせることがで
き、早急に対処することができる。
【0008】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、制御手段は、運転状況の異常を検知し、異常が発生
したとき異常の内容に応じた処置方法を知らせる音声メ
ッセージを音声発生手段に発生させることを特徴とし、
異常が発生したとき異常の処置方法を明確に、且つ容易
に知らせることができ、早急に対処することができる。
【0009】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、制御手段は、入力手段により入力された指示に応じ
て使用方法のガイダンスを知らせる音声メッセージを音
声発生手段に発生させることを特徴とし、従来のように
取扱説明書を参照することなく、使用方法を明確に、且
つ容易に知らせることができて、使い勝手をさらに向上
することができる。
【0010】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、洗浄槽内の温度を検知する温度検知手段を備え、乾
燥手段の運転時、温度検知手段により検出された温度が
所定の温度以上である場合、制御手段は、排気に対して
注意を喚起する内容の音声メッセージを音声発生手段か
ら発生させることを特徴とし、排気に対して注意を喚起
する内容の音声メッセージを発生することによって、高
温の空気が排気されることを明確に、且つ容易に知らせ
ることができ、排気に対して早期に注意を払うことがで
きて、外部に排気される高温の空気を避けて安全に運転
することができる。
【0011】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、洗浄槽を開閉自在に閉塞するドアと、ドアの開閉を
検知する開閉検知手段と、洗浄槽内の温度を検知する温
度検知手段とを備え、温度検知手段により検知された温
度が所定の温度以上であって、開閉検知手段によりドア
の開放が検知されたとき、制御手段は、洗浄槽内の温度
に対して注意を喚起する内容の音声メッセージを音声発
生手段から発生させることを特徴とし、洗浄槽内の温度
に対して注意を喚起する内容の音声メッセージを発生す
ることによって、ドアを開けたとき洗浄槽内の空気や食
器類などが高温であることを明確に、且つ容易に知らせ
ることができ、洗浄槽内の空気や食器類などに対して早
急に注意を払うことができ、安全に取り扱うことができ
る。
【0012】請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、洗浄槽を開閉自在に閉塞するドアと、ドアの開閉を
検知する開閉検知手段とを備え、洗浄手段の運転中、開
閉検知手段によりドアの開放が検知されたとき、制御手
段は、洗浄槽内の湯水に対して注意を喚起する内容の音
声メッセージを音声発生手段から発生させることを特徴
とし、洗浄槽内の湯水に対して注意を喚起する内容の音
声メッセージを発生することによって、湯水が外に出て
来る可能性があることを明確に、且つ容易に知らせるこ
とができ、湯水に対して早期に注意を払うことができ
て、安全に取り扱うことができる。
【0013】請求項8の発明は、請求項1の発明におい
て、運転終了後、制御手段は、運転終了を知らせる内容
の音声メッセージを音声発生手段から発生させることを
特徴とし、運転終了を明確に、且つ容易に知らせること
ができる。
【0014】請求項9の発明は、請求項1の発明におい
て、制御手段は、乾燥手段の運転時、換気扇の動作を促
す内容の音声メッセージを音声発生手段から発生させる
とともに、乾燥手段の運転後に、換気扇の停止を促す内
容の音声メッセージを音声発生手段から発生させること
を特徴とし、換気扇の動作を促す内容の音声メッセージ
を発生することによって、換気扇を動作させた方が良い
ということを明確に、且つ容易に知らせることができ、
早期に換気扇を動作させて排気される高温多湿の空気が
周囲で結露するのを防いだり、例えば設置されたキッチ
ン内の温度上昇による不快感を早期に軽減することがで
きるとともに、換気扇の停止を促す内容の音声メッセー
ジを発生することによって、換気扇を停止させた方が良
いということを明確に、且つ容易に知らせることがで
き、換気扇の停止を忘れることを防止することができ
る。
【0015】請求項10の発明は、請求項1の発明にお
いて、洗浄手段は、給湯器から温度調整されて供給され
る湯水を用いて洗浄し、制御手段は、洗浄手段の運転開
始時、給湯器の設定温度を洗浄に適した温度に変更する
ように促す内容の音声メッセージを音声発生手段から発
生させるとともに、洗浄手段の運転終了後、給湯器の設
定温度の変更を促す内容の音声メッセージを音声発生手
段から発生させることを特徴とし、洗浄手段の運転開始
時に給湯器の設定温度を洗浄に適した温度に変更するよ
うに促す内容の音声メッセージを発生することによっ
て、給湯器の設定温度を上げた方が良いということを明
確に、且つ容易に知らせることができるとともに、運転
終了時には給湯器の設定温度の変更を促す内容の音声メ
ッセージを発生することによって、給湯器の設定温度を
下げた方が良いということを明確に、且つ容易に知らせ
ることができ、食器類の洗浄のために高温に温度調整さ
れていた湯水を例えば給湯器に備えられた手動給湯栓な
どから気づかずに出してしまうことを防止することがで
きて、安全に取り扱うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本実施形態の食器洗浄機は、図1
乃至図4に示すように、食器類を内部の洗浄槽3aに収
める本体1と、洗浄槽3aに収められた食器類を湯水に
て洗浄する洗浄手段40と、洗浄された食器類を乾燥す
る乾燥手段50と、洗浄手段40および乾燥手段50の
運転内容を指示入力する入力手段たる操作部10と、操
作部10による指示に基づいて洗浄手段40および乾燥
手段50の運転を実行制御するとともに、運転状況を把
握する制御手段たるマイクロコンピュータ(以下「マイ
コン」と略す)11と、マイコン11からの指示により
運転状況に応じた音声メッセージを発生する音声発生手
段20とを備えている。
【0017】本体1は、一面を開口して略矩形箱状に形
成され、開口面には内部の洗浄槽3aを開閉自在に閉塞
するドア2が取り付けられているので、食器類はドア2
を開けて洗浄槽3aに出し入れされる。
【0018】洗浄手段40は、洗浄槽3aの上下に配設
され、食器類に湯水を噴射するノズル4,4と、手動給
湯栓を備えた給湯器(図示せず)からの温度調整された
湯水を洗浄槽3aに給水するための給水電磁弁5と、本
体1の下部に収められ、洗浄槽3aに溜まった湯水を加
圧してノズル4,4に供給する洗浄ポンプ6aと、同様
に本体1の下部に収められ、洗浄槽3aに溜まった湯水
を排水する排水ポンプ6bとからなり、洗浄槽3a内に
収められた食器類をノズル4,4から湯水を噴射させて
洗浄する。
【0019】乾燥手段50は、洗浄槽3a内部を加熱す
るヒーター7と、洗浄槽3a内の空気を外部に排気する
乾燥ファン8とからなり、濡れた食器類をヒーター7に
よる加熱及び乾燥ファン8による換気によって乾燥す
る。
【0020】また、本体1の上側部には、ドア2の開閉
によってオン/オフされる開閉検知手段たるスイッチ1
2が取り付けられ、洗浄槽3a内には、洗浄槽3a内の
温度を検知する温度検知手段たるサーミスタ13が取り
付けられている。
【0021】マイコン11は、操作部10による指示に
基づいて、入出力部14を介して洗浄手段40の洗浄ポ
ンプ6a及び排水ポンプ6b並びに給水電磁弁5と、乾
燥手段50のヒーター7及び乾燥ファン8とを制御する
とともに、スイッチ12とサーミスタ13からの信号が
入出力部14を介して入力されて、ドア2の開閉状態と
洗浄槽3a内の温度を把握することができる。
【0022】音声発生手段20は、後述する複数の音声
メッセージが予め記憶され、マイコン11からの指示に
より1乃至複数の音声メッセージを選択するとともに合
成して音声信号を出力する音声合成回路21と、音声信
号を増幅する増幅回路22と、増幅された音声信号によ
り鳴動されるスピーカー23とからなる。
【0023】ところで、上述のマイコン11と入出力部
14と音声発生手段20の音声合成回路21と増幅回路
22とは、これらに応じた共通の電源を、外部電源を電
源として作成しそれぞれに供給する電源回路15と共に
同じ制御基板16上に実装される。また、操作部10を
構成する回路部品と、操作部10により操作された内容
を発光ダイオード等の発光体により表示する表示部17
を構成する回路部品とは、それぞれ同じ操作基板18上
に実装される。操作基板18は、操作部10と表示部1
7がドア2の上部前面側に配置されるように制御基板1
6とともにドア2の内部に取り付けられ、スピーカー2
3は、ドア2の内部前面側に配置される。
【0024】このような食器洗浄機を用いて食器類を洗
浄するときには、ドア2を開いて洗浄槽3a内に予め収
められている専用の食器籠30を外に引き出して、洗浄
しようとする食器類を食器籠30に入れる。そして、食
器類を入れた食器籠30を再び洗浄槽3a内にスライド
させるように収め、ドア2を閉じる。
【0025】次に操作部10に設けられた電源スイッチ
をオンし、洗浄コース及びすすぎモードを操作部10で
選択設定する。洗浄コースでは、洗浄行程とすすぎ行程
と乾燥行程との組合せ及び各行程の実施時間などから例
えば「標準」,「念入り」,「スピーディー」などのコ
ースを選択し、すすぎモードでは、洗浄コースで実施さ
れるすすぎ行程の種類を例えば「標準すすぎ」又は「高
温すすぎ」などから選択する。
【0026】なお、洗浄行程では、マイコン11は予め
洗剤が投入された洗浄槽3a内に給水電磁弁5を開いて
湯水を溜め、ヒーター7により湯水を加熱した後、湯水
を洗浄ポンプ6aの駆動により2つのノズル4,4から
食器類に噴射させて食器類を洗浄する。すすぎ行程で
は、マイコン11は洗浄により汚れた湯水を排水ポンプ
6bにより排水し、再び給水電磁弁5を開いて洗浄槽3
a内に湯水を溜めて、湯水を洗浄ポンプ6aの駆動によ
り2つのノズル4,4から食器類に噴射させてすすぎ、
乾燥行程では、洗浄槽3a内に溜まった湯水を排水ポン
プ6bにより排水し、その後ヒーター7により洗浄槽3
a内の空気を高温にするとともに乾燥ファン8を駆動し
て外部に高温多湿の空気を排気し、食器類を乾燥する。
またドライ行程は、洗浄コースの各行程が終了した後
に、乾燥ファン8によって換気のみ行うものであり、ド
ライ行程を行うときには洗浄を開始する前に予め操作部
10にてドライ行程の有無を選択設定しておく。
【0027】選択された洗浄コースの各行程が終了する
と、マイコン11は、後述の音声メッセージによる運転
終了の報知を行い、自動的に電源をオフにする。ここで
ドライ行程が有りに選択設定されていれば、乾燥ファン
8だけを所定時間駆動して外部に空気を排気し、洗浄コ
ースの運転終了後に洗浄槽3a内が冷却されたときの再
結露を防止するためのドライ行程を実行する。
【0028】ところで本実施形態では、音声発生手段2
0を設けて、マイコン11は、音声発生手段20から運
転状況に応じた音声メッセージを発生することによっ
て、運転状況をユーザーに知らせながら上述のような洗
浄手段40ならびに乾燥手段50の運転制御を行い、以
下その行程について図5〜図8に基づいて説明する。
【0029】まず、図5に示すように、操作部10の電
源スイッチが押されて、マイコン11が起動すると(S
1)、マイコン11は、電源がオンされたことを知らせ
る音声メッセージM1と、予め設定されている洗浄コー
スを知らせる音声メッセージM2と、予め設定されてい
るすすぎモードを知らせる音声メッセージM3と、予め
設定されているドライ行程の有無を知らせる音声メッセ
ージM4とをスピーカー23からそれぞれ順に発生させ
る(S2)。そしてさらに、マイコン11は、洗浄コー
スの切換方法などの使用方法のガイダンスを知らせる音
声メッセージM5と、スタート方法などの使用方法のガ
イダンスを知らせる音声メッセージM6とを発生させる
(S3)。
【0030】これらの音声メッセージM1〜M6の具体
的な内容は予め音声合成回路21に記憶させておき、例
えば図9に示すように、音声メッセージM1を「電源が
ONしました」、音声メッセージM2を「洗浄コースは
(選択メッセージW1)です」、音声メッセージM3を
「すすぎモードは(選択メッセージW2)です」、音声
メッセージM4をドライ行程が有りに選択されていると
きには「ドライ行程選択しています」、又はドライ行程
が有りに選択されていないときには「ドライ行程選択し
ていません」、音声メッセージM5を「洗浄コースの切
り替えはコーススイッチを押してください」、音声メッ
セージM6を「運転を開始するときは、スタートスイッ
チを押してください」とする。
【0031】また、選択メッセージW1は、洗浄コース
に「標準」「念入り」「スピーディ」「快速」「乾燥の
み」がある場合、図10に示すように、予め音声合成回
路21に記憶されている「標準」「念入り」「スピーデ
ィ」「快速」「乾燥のみ」から、設定されている洗浄コ
ースに合わせて選択され、音声メッセージM2と音声合
成回路21で合成してスピーカー23から発生される。
同様に選択メッセージW2は、すすぎモードに「標準す
すぎ」「高温すすぎ」がある場合、「標準すすぎ」「高
温すすぎ」から設定されているすすぎモードに合わせて
選択され、音声メッセージM3と合成してスピーカーか
ら発生される。
【0032】さらに、このような音声メッセージM1〜
M6に対して増幅回路22の音声信号の増幅率を調整可
能とすることによって、音声メッセージM1〜M6の音
量を調整して、周囲の状況に合わせて音声メッセージM
1〜M6を聞き取り易くすることができる。また、音声
メッセージM1〜M6の発生/非発生の切換設定機能を
設けることによって、使い慣れたユーザーにとって必要
のない音声メッセージを発生しないようにして、使い勝
手をユーザーに合わせてさらに向上することができる。
またさらに、音声メッセージM1の代わりに「ピッ」と
短く一回鳴るブザー音を発生させるようにすることによ
って、他の音声メッセージとの違いをより明確にするこ
とができる。
【0033】次に、操作部10のコーススイッチが押さ
れると、マイコン11は、コーススイッチが押されたこ
とを検知して(S4)、洗浄コース及びすすぎモードを
切り換え、切り換えて新たに設定された洗浄コースを知
らせる音声メッセージM7と、切り換えて新たに設定さ
れたすすぎモードを知らせる音声メッセージM8とを発
生させ(S5)、さらにスタート方法を知らせる音声メ
ッセージM9を発生させる(S6)。音声メッセージM
7〜M9の具体的な内容は、音声メッセージM2,M
3,M6と同様であって、選択メッセージW1,W2の
みが、切り換えて新たに設定された洗浄コース又はすす
ぎモードに合わせて変更される。
【0034】そして、マイコン11は、操作部10のス
タートスイッチが押されると、スタートスイッチが押さ
れことを検知し(S7)、例えば「(選択メッセージW
1)、(選択メッセージW2)で運転をスタートしまし
た」といった運転開始を知らせる内容の音声メッセージ
M10を発生させる(S9)。ここで、スタートスイッ
チが所定時間以上押し続けられると、マイコン11は運
転中の操作部10のスイッチ操作を受け付けないように
するロック機能を動作させ、「ロックされました」とい
った音声メッセージも音声メッセージM10と合わせて
発生させる。なお、音声メッセージM10は、「ピッ」
と短く一回鳴るブザー音に切り換え可能としている。ス
タートスイッチが押されたという信号が設定された時間
内に入力されなかった場合には(S8)、図6に示すよ
うに、異常の発生を知らせる音声メッセージM23と、
異常の内容に応じた処理方法を知らせる音声メッセージ
を発生させる(S16)。音声メッセージM23の具体
的な内容は、例えば「ピ、ピ、…機器に異常が発生しま
した」であり、このような異常を知らせる音声メッセー
ジに対しては、発生/非発生の切換設定機能を設けずに
常に発生させるようにし、増幅回路22の音声信号の増
幅率を予め大きくして調整できないようにした方が良
い。また、設定された時間内に他のスイッチが押された
という信号を入力したときには(S8)、ステップS4
に戻る。
【0035】ところで、すすぎ行程が終了して洗浄槽3
a内の湯水を排水ポンプ6bにより排水して乾燥行程に
移行しようとしているとき、又は乾燥手段の動作時、つ
まり、乾燥行程中の乾燥ファン8を駆動して洗浄槽3a
内の空気を排気口から外部に排気しているとき、マイコ
ン11は、サーミスタ13からの信号を入力し、洗浄槽
3a内の温度が高温であると判断すると、例えば「排気
口から排気が出ます。注意して下さい」といった排気に
対して注意を喚起する内容の音声メッセージを発生させ
る。このような音声メッセージを発生することによっ
て、高温の空気が排気されることを明確に、且つ容易に
知らせることができ、排気に対して早期に注意を払うこ
とができ、外部に排気される高温多湿の空気を避けて安
全に運転することができるとともに、衣服が濡れること
を防止することができる。さらに、例えば「換気扇を動
作させてください」といった換気扇の動作を促す内容の
音声メッセージを発生させる。このような音声メッセー
ジを発生することによって、換気扇を動作させた方が良
いということを明確に、且つ容易に知らせることがで
き、早期に換気扇を動作させて排気される高温多湿の空
気が周囲で結露するのを防いだり、例えば食器洗浄機が
設置されたキッチン内の温度上昇による不快感を早期に
軽減することができる。また乾燥行程終了後には、例え
ば「換気扇を止めてください」といった換気扇の停止を
促す内容の音声メッセージを発生させる。このような音
声メッセージによって、換気扇を停止させた方が良いと
いうことを明確に、且つ容易に知らせることができ、換
気扇の停止を忘れることを防止することができる。
【0036】そして、マイコン11は、運転中に操作部
10の一時停止ボタンが押されたとき、一時停止ボタン
が押されたことを検知し(S10)、入出力部14を介
して洗浄手段40又は乾燥手段50の運転を一時停止
し、操作部10のスタートスイッチが押されるまで待機
する。このとき、マイコン11は、例えば「一時停止し
ました」といった一時停止を知らせる内容の音声メッセ
ージM11を発生させる(S11)。しかし、ロック中
である場合には洗浄手段40又は乾燥手段50の運転を
継続し、音声メッセージM11の代わりに「ロック中で
す、一時停止できません」といった一時停止できないこ
とを知らせる内容の音声メッセージを発生させる。な
お、音声メッセージM11は、「ピッ」と短く一回鳴る
ブザー音に切り換え可能としている。
【0037】さらに、一時停止時にドア2が開放された
とき、マイコン11は、スイッチ12からの信号を入力
してドア2が開放されたことを検知し、サーミスタ13
からの信号を入力して、洗浄槽3a内の温度が例えば約
50℃以上の高温であると判断した場合には、例えば
「洗浄槽内は高温です、やけどに注意してください」と
いった洗浄槽3a内の温度に対して注意を喚起する内容
の音声メッセージM12や、それと合わせて「汚れた食
器を追加するときれいに洗えない場合があります」とい
った内容の音声メッセージを付け加えて発生させても良
い(S12)。このような音声メッセージM12によっ
て、ドア2を開けたとき洗浄槽3a内の空気や食器類な
どが高温であることを明確に、且つ容易に知らせること
ができ、洗浄槽3a内の空気や食器類などに対して早急
に注意を払うことができ、安全に取り扱うことができ
る。音声メッセージM12のような注意を喚起する内容
の音声メッセージに対しては、異常の発生などを知らせ
る音声メッセージM23と同様に、発生/非発生の切換
設定機能を設けずに常に発生させるようにし、増幅回路
22の音声信号の増幅率を予め大きくして調整できない
ようにした方が良い。また、マイコン11は、サーミス
タ13からの信号を入力して洗浄槽3a内の温度が例え
ば約50℃未満と判断した場合には、洗浄槽3a内の湯
水に対して注意を喚起する内容の音声メッセージを発生
させるようにしても良く、ドア2を開けたときに湯水が
外に出て来る可能性があることを明確に、且つ容易に知
らせることができて、さらに安全に取り扱うことができ
る。
【0038】次に、マイコン11は、操作部10のスタ
ートスイッチが押されたことを検知すると(S13)、
一時停止した洗浄手段40又は乾燥手段50の運転を、
洗浄コースの一時停止された時点から再び開始し、例え
ば「運転を再開しました」といった再運転したことを知
らせる内容の音声メッセージM13を発生させる(S1
5)。ここで、スタートスイッチが押されたことを設定
された時間内に検知しなかった場合には(S14)、異
常の発生を知らせる音声メッセージM23と、異常の内
容に応じた処理方法を知らせる音声メッセージを発生さ
せ(S16)、設定された時間内に他のスイッチが押さ
れたことを検知したときには(S14)、ステップS1
3に戻る。
【0039】さらに、図7に示すように、マイコン11
は運転中異常の発生を常時監視し、異常の発生を検知し
なかったときには(S17)、運転を終了し(S1
8)、例えば「運転を終了しました、電源をOFFしま
す」といった運転終了を知らせる内容の音声メッセージ
M17か、ドライ行程が有りに選択されている場合には
「引き続きドライ行程を行います」といったドライ行程
を行うことを知らせる内容の音声メッセージを発生させ
る(S19)。上述のように運転終了を知らせる音声メ
ッセージM17を発生することによって、運転が終了し
たことを明確に、且つ容易に知らせることができる。ま
た、音声メッセージM17は、例えば「ピー、ピー、
…」と約20秒鳴り続けるブザー音に切り換え可能とし
ている。なお、マイコン11は、運転中に異常の発生を
検知したときには、上述の音声メッセージM23を発生
させる(S16)。
【0040】ところで運転開始時に、マイコン11が給
湯器の設定温度を洗浄に適した温度に変更するように促
す内容の音声メッセージを発生させたときには、運転終
了後に、例えば「給湯器の温度設定を下げてください」
とった給湯器の設定温度の変更を促す内容の音声メッセ
ージを発生させるようにしても良い。これにより、運転
開始時には給湯器の設定温度を上げた方が良いというこ
とを明確に、且つ容易に知らせることができるととも
に、運転終了後には、給湯器の設定温度を下げた方が良
いということを明確に、且つ容易に知らせることがで
き、食器類の洗浄のために高温に温度調整されていた湯
水を例えば給湯器に備えられた手動給湯栓などから気づ
かずに出してしまうことを防止することができて、安全
に取り扱うことができる。
【0041】さらに運転終了後、食器類を取り出そうと
してドア2が開放されたとき、マイコン11は、スイッ
チ12からの信号を入力してドア2が開放されたことを
検知し(S20)、サーミスタ13からの信号を入力し
て、洗浄槽3a内の温度が例えば約50℃以上の高温で
あると判断した場合には、例えば「食器は高温です、や
けどに注意してください」といった食器類に対する注意
を喚起する内容の音声メッセージM18を発生させる
(S21)。
【0042】次に、マイコン11は、運転終了の内容を
音声メッセージM17で知らせるか、或いはブザー音に
よって知らせるかの設定が変更されたとき、設定変更の
信号を入力し(S22)、音声メッセージM17で知ら
せるように設定されたときには、例えば「運転終了時は
音声でお知らせします」といった内容か、ブザー音で知
らせるように設定されたときには、例えば「運転終了時
は音声でお知らせしません」といった内容の音声メッセ
ージM19を発生させる(S23)。
【0043】そして、マイコン11は、ドライ行程の有
無の設定変更を行うか、行わないかの設定が変更された
とき、設定変更の信号を入力し(S24)、ドライ行程
を有りに変更されたときには、例えば「ドライ行程をセ
ットしました」といった内容か、ドライ行程を無しに変
更されたときには、例えば「ドライ行程をリセットしま
した」といった内容の音声メッセージM20を発生させ
る(S25)。
【0044】また、マイコン11は、音声メッセージの
音量を変更するか、変更を行わないかの設定が変更され
たとき、設定変更の信号を入力し(S26)、例えば
「音声メッセージ音量を(選択メッセージW3)にセッ
トしました、ただいまセットされた音量です」といった
音量の変更を知らせる内容の音声メッセージM21を発
生させる(S27)。なお、選択メッセージW3は、図
10に示すように変更された音量に合わせて「大」
「中」「小」「切り」から選択されて音声メッセージM
21に合成して発生される。
【0045】さらに、マイコン11は、音声メッセージ
M5,M6などの使用方法のガイダンスを知らせる音声
メッセージの発生/非発生の切換が変更されたとき、切
換変更の信号を入力し(S28)、発生するように切り
換えられたときには、例えば「音声での操作案内をセッ
トしました」といった内容か、非発生に切り換えられた
ときには、例えば「音声での操作案内をリセットしまし
た」といった内容の音声メッセージM22を発生させる
(S29)。
【0046】ところで、マイコン11は、図8に示すよ
うに、運転中に操作部10のスイッチ操作が行われたと
いう信号を入力すると(S30)、ロック中の場合、例
えば「ロック中です、スイッチは操作できません」とい
った内容か、ロックしていない場合でもコーススイッチ
が押されたという信号を入力したときには、例えば「運
転中です、コースは変更できません」といった内容の音
声メッセージM14を発生させる(S31)。再度コー
ススイッチが押されたという信号を入力したときには
(S32)、マイコン11は、例えば「コースの変更は
電源をOFF後はじめからやり直してください」といっ
た使用方法のガイダンスを知らせる音声メッセージM1
5を発生させる(S33)。
【0047】その他、洗浄槽3a内への給水の異常を検
知する給水検知手段を備えて、給水時に異常の発生を検
知したときには、マイコン11は、例えば「水道栓がし
まっている可能性があります、点検してください」とい
った異常の内容を知らせるとともに、異常の内容に応じ
た処置方法を知らせる音声メッセージM24を発生させ
る。また、洗浄槽3aからの漏水を検知する漏水検知手
段を備えて、漏水が検出されたときには、マイコン11
は、例えば「水漏れが発生しています、直ちに水道栓を
閉じて下さい」といった音声メッセージM25を発生さ
せ、その後、例えば「点検、修理を依頼して下さい」と
いったガイダンスの音声メッセージM26を付け加えて
発生させても良い。
【0048】さらに、洗浄コースの乾燥行程の時間を約
20分又は約60分に変更したり、乾燥方法を送風のみ
による乾燥か、余熱による乾燥かを選択変更することが
できる乾燥モード選択機能を備えた食器洗浄機に対して
は、マイコン11は、乾燥モードが変更されたとき、例
えば「乾燥モードは(選択メッセージW4)です」とい
った内容の音声メッセージM27を発生させ、余熱によ
る乾燥が選択設定されたときには、例えば「余熱乾燥で
は、十分に乾燥しない場合があります」といった内容の
音声メッセージM28を発生させるようにしても良い。
なお、選択メッセージW4は、図10に示すように、選
択された乾燥モードに合わせて「20分」「60分」
「送風のみ」「余熱」から選択されて音声メッセージM
27に合成して発生される。
【0049】さらにまた、運転開始までの予約時間を2
時間又は4時間或いは6時間から選択できる予約機能を
備えた食器洗浄機に対しては、マイコン11は、予約時
間が選択設定されたとき、選択された予約時間に合った
選択メッセージW5を「2時間」「4時間」「6時間」
から選んで、例えば「予約時間は(選択メッセージW
5)です」といった内容のメッセージM29に合成させ
て発生させるようにしても良い。
【0050】上述のように本実施形態では、使用方法の
ガイダンスを知らせる音声メッセージM5,M6,M1
5や、運転状況を知らせる音声メッセージM10,M1
1,M13を発生させることによって、使用方法および
運転状況を、従来例のように取扱説明書などを要せず、
明確に、且つ容易に知らせることができて、使い勝手を
向上することができる。
【0051】さらに、異常が発生したとき、異常の発生
を知らせる音声メッセージM23と、異常の内容ならび
に異常の内容に応じた処置方法を知らせる音声メッセー
ジM24,M25などを発生させることによって、異常
の発生および異常の内容ならびに処置方法を明確に、且
つ容易に知らせることができて、早急に対処することが
できる。
【0052】
【発明の効果】請求項1の発明は、食器類を内部の洗浄
槽に収める本体と、洗浄槽に収められた食器類を湯水に
て洗浄する洗浄手段と、洗浄された食器類を乾燥する乾
燥手段と、洗浄手段および乾燥手段の運転内容を指示入
力する入力手段と、入力手段による指示に基づいて洗浄
手段および乾燥手段の運転を実行制御するとともに、運
転状況を把握する制御手段と、制御手段からの指示によ
り運転状況に応じた音声メッセージを発生する音声発生
手段とを備えたので、音声発生手段から運転状況に応じ
た音声メッセージを発生することによって、従来のよう
に取扱説明書を参照することなく、多数の運転状況を明
確に区別して容易に知らせることができ、使い勝手を向
上することができるという効果がある。
【0053】請求項2の発明は、制御手段は、運転状況
の異常を検知し、異常が発生したとき異常の内容を知ら
せる音声メッセージを音声発生手段に発生させるので、
異常が発生したとき異常の内容を明確に、且つ容易に知
らせることができ、早急に対処することができるという
効果がある。
【0054】請求項3の発明は、制御手段は、運転状況
の異常を検知し、異常が発生したとき異常の内容に応じ
た処置方法を知らせる音声メッセージを音声発生手段に
発生させるので、異常が発生したとき異常の処置方法を
明確に、且つ容易に知らせることができ、早急に対処す
ることができるという効果がある。
【0055】請求項4の発明は、制御手段は、入力手段
により入力された指示に応じて使用方法のガイダンスを
知らせる音声メッセージを音声発生手段に発生させるの
で、従来のように取扱説明書を参照することなく、使用
方法を明確に、且つ容易に知らせることができて、使い
勝手をさらに向上することができるという効果がある。
【0056】請求項5の発明は、洗浄槽内の温度を検知
する温度検知手段を備え、乾燥手段の運転時、温度検知
手段により検出された温度が所定の温度以上である場
合、制御手段は、排気に対して注意を喚起する内容の音
声メッセージを音声発生手段から発生させるので、高温
の空気が排気されることを明確に、且つ容易に知らせる
ことができ、排気に対して早期に注意を払うことができ
て、外部に排気される高温の空気を避けて安全に運転す
ることができるという効果がある。
【0057】請求項6の発明は、洗浄槽を開閉自在に閉
塞するドアと、ドアの開閉を検知する開閉検知手段と、
洗浄槽内の温度を検知する温度検知手段とを備え、温度
検知手段により検知された温度が所定の温度以上であっ
て、開閉検知手段によりドアの開放が検知されたとき、
制御手段は、洗浄槽内の温度に対して注意を喚起する内
容の音声メッセージを音声発生手段から発生させるの
で、ドアを開けたとき洗浄槽内の空気や食器類などが高
温であることを明確に、且つ容易に知らせることがで
き、洗浄槽内の空気や食器類などに対して早急に注意を
払うことができ、安全に取り扱うことができるという効
果がある。
【0058】請求項7の発明は、洗浄槽を開閉自在に閉
塞するドアと、ドアの開閉を検知する開閉検知手段とを
備え、洗浄手段の運転中、開閉検知手段によりドアの開
放が検知されたとき、制御手段は、洗浄槽内の湯水に対
して注意を喚起する内容の音声メッセージを音声発生手
段から発生させるので、湯水が外に出て来る可能性があ
ることを明確に、且つ容易に知らせることができ、湯水
に対して早期に注意を払うことができて、安全に取り扱
うことができるという効果がある。
【0059】請求項8の発明は、運転終了後、制御手段
は、運転終了を知らせる内容の音声メッセージを音声発
生手段から発生させるので、運転終了を明確に、且つ容
易に知らせることができるという効果がある。
【0060】請求項9の発明は、制御手段は、乾燥手段
の運転時、換気扇の動作を促す内容の音声メッセージを
音声発生手段から発生させるとともに、乾燥手段の運転
後に、換気扇の停止を促す内容の音声メッセージを音声
発生手段から発生させるので、換気扇の動作を促す内容
の音声メッセージを発生することによって、換気扇を動
作させた方が良いということを明確に、且つ容易に知ら
せることができ、早期に換気扇を動作させて排気される
高温多湿の空気が周囲で結露するのを防いだり、例えば
設置されたキッチン内の温度上昇による不快感を早期に
軽減することができるとともに、換気扇の停止を促す内
容の音声メッセージを発生することによって、換気扇を
停止させた方が良いということを明確に、且つ容易に知
らせることができ、換気扇の停止を忘れることを防止す
ることができるという効果がある。
【0061】請求項10の発明は、洗浄手段は、給湯器
から温度調整されて供給される湯水を用いて洗浄し、制
御手段は、洗浄手段の運転開始時、給湯器の設定温度を
洗浄に適した温度に変更するように促す内容の音声メッ
セージを音声発生手段から発生させるとともに、洗浄手
段の運転終了後、給湯器の設定温度の変更を促す内容の
音声メッセージを音声発生手段から発生させるので、洗
浄手段の運転開始時に給湯器の設定温度を洗浄に適した
温度に変更するように促す内容の音声メッセージを発生
することによって、給湯器の設定温度を上げた方が良い
ということを明確に、且つ容易に知らせることができる
とともに、運転終了時には給湯器の設定温度の変更を促
す内容の音声メッセージを発生することによって、給湯
器の設定温度を下げた方が良いということを明確に、且
つ容易に知らせることができ、食器類の洗浄のために高
温に温度調整されていた湯水を例えば給湯器に備えられ
た手動給湯栓などから気づかずに出してしまうことを防
止することができて、安全に取り扱うことができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示すブロック図である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上のドアを開けたときの斜視図である。
【図4】同上の側面要部断面図である。
【図5】同上の動作説明用のフロー図である。
【図6】同上の他の動作説明用のフロー図である。
【図7】同上のさらに他の動作説明用のフロー図であ
る。
【図8】同上のさらに他の動作説明用のフロー図であ
る。
【図9】同上の音声メッセージの内容を示す説明図であ
る。
【図10】同上の選択メッセージの内容を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
5 給水電磁弁 6a 洗浄ポンプ 6b 排水ポンプ 7 ヒーター 8 乾燥ファン 10 操作部 11 マイクロコンピュータ 12 スイッチ 13 サーミスタ 14 入出力部 15 電源回路 17 表示部 20 音声発生手段 21 音声合成回路 22 増幅回路 23 スピーカー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西丸 玄郎 大阪市港区南市岡1丁目1番52号株式会社 ハーマン内 (72)発明者 上津 誠 大阪市港区南市岡1丁目1番52号株式会社 ハーマン内 (72)発明者 藤本 学 大阪市港区南市岡1丁目1番52号株式会社 ハーマン内 (72)発明者 谷平 憲正 大阪市港区南市岡1丁目1番52号株式会社 ハーマン内 (72)発明者 北村 淳一 大阪市港区南市岡1丁目1番52号株式会社 ハーマン内 Fターム(参考) 3B082 DB01 DC02 DC06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器類を内部の洗浄槽に収める本体と、
    洗浄槽に収められた食器類を湯水にて洗浄する洗浄手段
    と、洗浄された食器類を乾燥する乾燥手段と、洗浄手段
    および乾燥手段の運転内容を指示入力する入力手段と、
    入力手段による指示に基づいて洗浄手段および乾燥手段
    の運転を実行制御するとともに、運転状況を把握する制
    御手段と、制御手段からの指示により運転状況に応じた
    音声メッセージを発生する音声発生手段とを備えたこと
    を特徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 制御手段は、運転状況の異常を検知し、
    異常が発生したとき異常の内容を知らせる音声メッセー
    ジを音声発生手段に発生させることを特徴とする請求項
    1記載の食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 制御手段は、運転状況の異常を検知し、
    異常が発生したとき異常の内容に応じた処置方法を知ら
    せる音声メッセージを音声発生手段に発生させることを
    特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 制御手段は、入力手段により入力された
    指示に応じて使用方法のガイダンスを知らせる音声メッ
    セージを音声発生手段に発生させることを特徴とする請
    求項1記載の食器洗浄機。
  5. 【請求項5】 洗浄槽内の温度を検知する温度検知手段
    を備え、乾燥手段の運転時、温度検知手段により検出さ
    れた温度が所定の温度以上である場合、制御手段は、排
    気に対して注意を喚起する内容の音声メッセージを音声
    発生手段から発生させることを特徴とする請求項1に記
    載の食器洗浄機。
  6. 【請求項6】 洗浄槽を開閉自在に閉塞するドアと、ド
    アの開閉を検知する開閉検知手段と、洗浄槽内の温度を
    検知する温度検知手段とを備え、温度検知手段により検
    知された温度が所定の温度以上であって、開閉検知手段
    によりドアの開放が検知されたとき、制御手段は、洗浄
    槽内の温度に対して注意を喚起する内容の音声メッセー
    ジを音声発生手段から発生させることを特徴とする請求
    項1記載の食器洗浄機。
  7. 【請求項7】 洗浄槽を開閉自在に閉塞するドアと、ド
    アの開閉を検知する開閉検知手段とを備え、洗浄手段の
    運転中、開閉検知手段によりドアの開放が検知されたと
    き、制御手段は、洗浄槽内の湯水に対して注意を喚起す
    る内容の音声メッセージを音声発生手段から発生させる
    ことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  8. 【請求項8】 運転終了後、制御手段は、運転終了を知
    らせる内容の音声メッセージを音声発生手段から発生さ
    せることを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  9. 【請求項9】 制御手段は、乾燥手段の運転時、換気扇
    の動作を促す内容の音声メッセージを音声発生手段から
    発生させるとともに、乾燥手段の運転後に、換気扇の停
    止を促す内容の音声メッセージを音声発生手段から発生
    させることを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  10. 【請求項10】 洗浄手段は、給湯器から温度調整され
    て供給される湯水を用いて洗浄し、制御手段は、洗浄手
    段の運転開始時、給湯器の設定温度を洗浄に適した温度
    に変更するように促す内容の音声メッセージを音声発生
    手段から発生させるとともに、洗浄手段の運転終了後、
    給湯器の設定温度の変更を促す内容の音声メッセージを
    音声発生手段から発生させることを特徴とする請求項1
    記載の食器洗浄機。
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