JP6685207B2 - 食器洗い機 - Google Patents

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Description

本発明は、食器類の洗浄を行う食器洗い機に関し、特にスピーカーの配置に関するものである。
従来、制御装置からの指示により運転状況に応じた音声メッセージを発生させるスピーカーを備えた食器洗い機がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、前面扉内部に設けられたスピーカーから運転状況に応じた音声メッセージを発生させることによって、従来のように取扱説明書を参照することなく、多数の運転状況を明確に区別して容易に知らせ、使い勝手を向上させている。
特許第4402254号公報
しかしながら、特許文献1は、スピーカーが洗浄槽とその前面側に設けられた前面扉との間の前面扉側に配置されている。つまり、組み立て時にスピーカーが前面扉側に配置されている状態で、洗浄槽の前面に前面扉が取り付けられる。そのため、洗浄槽の前面に前面扉を取り付ける際に配線の線噛みなどが起き、組立作業性が悪いという課題があった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、組立作業性を向上させた食器洗い機を提供することを目的としている。
本発明に係る食器洗い機は、前面側に前面壁を有し、食器類を収容する洗浄槽と、前記洗浄槽の前面側に設けられた前面扉と、前記洗浄槽内に収容された食器類に向けて水を噴射する洗浄ノズルと、音を発生させるスピーカーと、を備え、前記スピーカーは、前記前面壁と前記前面扉との間の前記前面壁側に配置されており、前記洗浄槽の前記前面壁には、前記スピーカーの後面を覆う囲い込み部が設けられており、前記囲い込み部は、前方に突出し、前記スピーカーの側部を支持する立壁を有し、前記立壁は樹脂または弾性部材で形成されているものである。
本発明に係る食器洗い機によれば、スピーカーは、洗浄槽の前面壁と前面扉との間の前面壁側に配置されている。つまり、組み立て時にスピーカーが洗浄槽の前面壁側に配置されている状態で、洗浄槽の前面に前面扉を取り付けることができるため、その際に配線の線噛みなどが起きづらく、組立作業性を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る食器洗い機の概略構成を示す右側方から見た断面図である。 本発明の実施の形態1に係る食器洗い機の正面図である。 本発明の実施の形態1に係る食器洗い機の洗浄槽の正面図である。 本発明の実施の形態1に係る食器洗い機の洗浄槽の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る食器洗い機の洗浄槽にスピーカーを取り付ける前の状態を示す図である。 図5のA線矢視部を拡大した図である。 本発明の実施の形態1に係る食器洗い機の洗浄槽を右方向から見た断面図である。 図7のB線矢視部を拡大した図である。 本発明の実施の形態2に係る食器洗い機の洗浄槽を右方向から見た断面の一部を拡大した図である。 本発明の実施の形態2に係る食器洗い機の洗浄槽にスピーカーを取り付ける前の状態を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る食器洗い機の洗浄槽を右方向から見た断面の一部を拡大した図である。 本発明の実施の形態4に係る食器洗い機の洗浄槽の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語(例えば「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」など)を適宜用いるが、これは説明のためのものであって、これらの用語は本願発明を限定するものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態1に係る食器洗い機1の概略構成を示す右側方から見た断面図である。
以下、本発明の実施の形態1に係る食器洗い機1の概略全体構成を説明する。
図1に示すように、本実施の形態1に係る食器洗い機1は、前面が開口した前面開口部を有し、食器洗い機1の外郭となる筐体2と、上面が開口した上面開口部を有し、食器かご50および食器かご50に載置された食器類51を収納する洗浄槽30と、洗浄槽30の上面に設けられており、洗浄槽30の上面開口部を開閉するふた体4と、洗浄槽30の前方に取り付けられており、筐体2内部に設けられた洗浄槽30が取り出される際に開閉する前面扉5と、を備えている。
また、筐体2の内部には、給水弁10が設けられている。給水弁10は、水道水を洗浄槽30に供給するものであり、後述する洗浄工程においては水に洗剤を含んだ洗浄用水を、すすぎ工程においては水に洗剤を含まないすすぎ用水を、洗浄槽30に供給する。
洗浄槽30は、ほぼ箱体形状を有しており、底面の少なくとも一部に、鉛直下方向に突出した凹部30aが設けられている。その凹部30aの四側面のうちいずれかの側面あるいは底面には、洗浄槽30内に貯留される洗浄用水の水位を検知する水位検知装置11と、洗浄用水の温度を検知する水温検知装置17と、洗浄用水を加温する湯沸かしヒーター12と、洗浄用水を加圧する加圧ポンプ13と、がそれぞれ取り付けられている。
加圧ポンプ13は、洗浄槽30の外部に設けられており、加圧ポンプ13によって加圧された洗浄用水は、洗浄槽30の底面に設けられた軸部6を通って、軸部6に取り付けられた洗浄ノズル19に送られる。そして、洗浄ノズル19から洗浄用水が食器類51に向けて噴射され、食器類51が洗浄される。また、加圧ポンプ13と同様に、洗浄槽30の外部には排水ポンプ16が設けられている。排水ポンプ16は、洗浄槽30の凹部30aと排水配管16aで連通しており、洗浄槽30内に貯留されている洗浄用水を排水するものである。
また、洗浄槽30の後方には、空気を加熱して温風にするための乾燥用ヒーター23と、その温風を洗浄槽30内に供給するための乾燥用送風機22と、がそれぞれ取り付けられている。
ふた体4は、筐体2の内面上部に取り付けられている。ふた体4には、リンク機構(図示せず)の一端が取り付けられていて、リンク機構のもう一方の他端は筐体2の内面上部に取り付けられている。そして、このリンク機構により、洗浄槽30が引き出される際にふた体4が持ち上がり、洗浄槽30を開放することができるようになっている。
これにより、洗浄槽30が引き出される際に、洗浄槽30と一緒にふた体4が引き出されないようになっている。一方で、洗浄槽30が押し込まれたときには、このリンク機構によってふた体4が下がり、洗浄槽30を閉塞することができるようになっている。
洗浄槽30は、筐体2に設けられた固定レール21と洗浄槽30に設けた可動レール(図示せず)とにより、正面側に引き出すことで前方に移動させることができるようになっている。また、筐体2には洗浄槽30が必要なとき以外は前方へ移動しないよう、洗浄槽30を筐体2内部に保持するための保持機構18が設けられている。
洗浄槽30を筐体2の内部方向に所定の保持位置まで押し込むと、保持機構18により所定の位置に保持される。このとき保持機構18は、バネ(図示せず)によって洗浄槽30が引き出し方向とは反対の力で付勢されるようになり、洗浄槽30を保持することができる。
また、前面扉5の後面と洗浄槽30の前面との間の空間には、制御装置9が設けられている。制御装置9は、例えば、専用のハードウェア、または記憶部に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)で構成され、食器洗い機1の動作を制御するものである。
また、前面扉5の後面と洗浄槽30の前面との間の空間の洗浄槽30側には、音発生手段としてスピーカー40が設けられている。スピーカー40は、制御装置9からの指示により音制御回路(図示せず)から出力したブザー、メロディー、音声などの音信号に基づいて鳴動するものである。
図2は、本発明の実施の形態1に係る食器洗い機1の正面図である。
図2に示すように、食器洗い機1の正面には前面扉5が設けられている。前面扉5は上部に操作パネル15を有し、操作パネル15の右側には操作部7が設けられている。操作部7は、ユーザーの操作指示入力を受け付け、これに対応した操作信号を制御装置9に出力するものである。操作部7には、食器洗い機1の電源を入れるための電源スイッチ8aと、食器洗い機1の運転をスタートしたり一時停止したりする運転スイッチ8bとが設けられている。
また、操作パネル15の左右方向のほぼ中央の位置には、正面側に洗浄槽30を引き出す際に手を掛けるための手掛け部14が設けられている。また、操作パネル15の左側には、洗浄槽30内の空気を食器洗い機1の外部へ排出する前面扉排気口5aが設けられている。
次に、本実施の形態1に係る食器洗い機1により食器類51を洗浄および乾燥する場合の動作について説明する。
まず、ユーザーにより手掛け部14に手を掛けて正面側に洗浄槽30が引き出され、前面扉5が開けられる。そして、洗浄槽30の上面開口部から、洗浄槽30内に収容された食器かご50に洗浄、乾燥したい食器類51を載置され、洗浄槽30内に適量の洗剤が入れられ、洗浄槽30が筐体2内に押し込まれて前面扉5を閉じられる。これにより、洗浄槽30は、保持機構18により前面扉5が閉じられた位置で保持される。
次に、ユーザーにより操作部7に設けられた運転スイッチ8bが押されたら、食器洗い機1は動作を開始する。なお、食器洗い機1の動作については制御装置9が制御し、その命令により各機能部品を動作させ、洗浄工程、すすぎ工程、加熱すすぎ工程、乾燥工程の順に進行させていくものである。
制御装置9は、運転スイッチ8bが押されたら、まず洗浄工程を開始する。洗浄工程を開始したら、まず給水弁10を開き、洗浄槽30内へ洗浄用の水道水の給水を行う。このとき、洗浄槽30内の水位は、水位検知装置11にて検知されている。そして、制御装置9は、水位検知装置11により洗浄槽30内の水位が所定の水位に達したことを検知したら、給水弁10を閉じる。
次に、制御装置9は、湯沸かしヒーター12に通電し、貯留された水道水に洗剤を含んだ洗浄用水を加熱するとともに、加圧ポンプ13に通電し、その洗浄用水に圧力を与え、軸部6を介して洗浄用水を洗浄ノズル19に供給する。そして、洗浄ノズル19の噴射口から洗浄用水が食器類51に噴射される。
このとき、洗浄ノズル19は、洗浄用水の噴射量に応じた反力によって、軸部6を中心に所定の方向に回転し、回転しながら食器類51に万遍なく噴射し、食器類51を洗浄していく。すなわち、この食器洗い機1は、洗浄ノズル19を回転させるためのモータなどの駆動手段を別途設けることなく、洗浄ノズル19から噴射させる洗浄用水によって洗浄ノズル19を回転させるようになっている。
ここで、洗浄工程における洗浄は、貯留された洗浄用水を循環しながら行うものであり、洗浄槽30の底面へ落下した洗浄用水を集め、再び加圧ポンプ13にて圧力を与え、洗浄ノズル19を利用して食器類51に洗浄用水を噴射することを繰り返すものである。なお、洗浄槽30の上面開口部はふた体4により閉塞されているので、洗浄用水が洗浄槽30の外部に飛散することはない。
また、洗浄は湯沸かしヒーター12により洗浄用水を加熱しながら行うものであり、その洗浄用水の温度は、洗剤に含まれる酵素の能力を最大限に発揮できる温度にするのが通常であり、概ね60℃程度に設定される。洗浄用水の温度は、水温検知装置17にて検知されている。そして、制御装置9は、水温検知装置17により洗浄用水の温度が所定の温度に達したことを検知したら、湯沸かしヒーター12の通電を停止する。
洗浄工程が開始され、所定の時間が経過したら、制御装置9は、湯沸かしヒーター12および加圧ポンプ13の通電を停止するとともに、排水ポンプ16に通電し、洗浄槽30内に貯留された洗浄用水を外部に排水する。そして、排水が完了したら、制御装置9は、排水ポンプ16への通電を停止し、これにより、洗浄工程が終了する。
洗浄工程が終了したら、制御装置9は、続いてすすぎ工程を開始するが、基本的な動作は洗浄工程とほぼ同様で、まず、給水弁10を開き、洗浄槽30内へすすぎ用の水道水の給水を行う。そして、制御装置9は、水位検知装置11により洗浄槽30内の水位が所定の水位に達したことを検知したら、給水弁10を閉じる。
次に、制御装置9は、加圧ポンプ13に通電し、貯留されたすすぎ用水に圧力を与え、軸部6を介してすすぎ用水を洗浄ノズル19に供給する。そして、洗浄ノズル19の噴射口からすすぎ用水が食器類51に噴射される。この噴射されたすすぎ用水は、食器類51に掛けられ、食器類51に残った洗浄用水および微細な汚れをすすぐ。
そして、すすぎ工程が開始され、所定の時間が経過したら、制御装置9は、加圧ポンプ13の通電を停止するとともに、排水ポンプ16に通電し、洗浄槽30内に貯留されたすすぎ用水を外部に排水する。すすぎ工程では、この一連の動作が数回繰り返して行われる。なお、このすすぎ工程では、湯沸かしヒーター12によるすすぎ用水の加温はされない。
すすぎ工程が終了したら、制御装置9は、続いて加熱すすぎ工程を開始するが、基本的な動作は洗浄工程あるいはすすぎ工程と同様であり、上述したすすぎ工程に、湯沸かしヒーター12によるすすぎ用水が加温されている点だけが異なる。
なお、そのすすぎ用水の温度は、洗浄の最後を仕上げるために、そして、食器類51の温度を上げて乾燥性能を高めるために、洗浄用水の温度よりも高い温度にするのが通常であり、概ね70℃以上(O−157対策では75℃以上)に設定される。
加熱すすぎ工程が終了したら、制御装置9は、最後の工程である乾燥工程を開始する。乾燥工程を開始したら、まず乾燥用送風機22に通電し、洗浄槽30内に空気を導入するとともに、乾燥用ヒーター23に通電し、空気を加熱して温風する。その温風は洗浄槽30内に供給され、食器類51および洗浄槽30内を乾燥させる。そして、これらを乾燥させた温風は、洗浄槽30の排気口(図示せず)から排気ダクト(図示せず)を経由して、前面扉排気口5aから食器洗い機1の外部へ排出される。
そして、乾燥工程が開始され、所定の時間が経過したら、制御装置9は、乾燥用送風機22および乾燥用ヒーター23の通電を停止し、これにより、乾燥工程が終了する。
乾燥工程が終了したら、全ての工程が完了となる。
全ての工程が完了したら、制御装置9は、スピーカー40により音を発生させ、全ての工程が完了したことをユーザーに報知する。その後、ユーザーにより食器類51を取り出す作業が行われる。食器かご50に食器類51が載置されたときと同様に、手掛け部14に手を掛けて正面側に洗浄槽30が引き出され、前面扉5が開けられる。そして、洗浄槽30の上面開口部から、洗浄槽30内に収容された食器かご50に載置された食器類51が取り出され、洗浄槽30が筐体2内に押し込まれて前面扉5が閉じられる。
なお、運転状況に応じてスピーカー40により音を発生させ、ユーザーに運転状況を報知してもよい。
図3は、本発明の実施の形態1に係る食器洗い機1の洗浄槽30の正面図であり、図4は、本発明の実施の形態1に係る食器洗い機1の洗浄槽30の斜視図であり、図5は、本発明の実施の形態1に係る食器洗い機1の洗浄槽30にスピーカー40を取り付ける前の状態を示す図であり、図6は、図5のA線矢視部を拡大した図である。
次に、本実施の形態1に係る食器洗い機1のスピーカー40およびそれに関連する箇所の構造について説明する。
図3および図4に示すように、洗浄槽30の前面には矩形状の前面壁31が設けられており、前面壁31の四側部には、前面壁31を囲むように前方に突出した側壁32が設けられている。また、図5および図6に示すように、前面壁31の前面側の高さ方向中央よりも上部には、前方に突出した立壁34を有するホーン形状の囲い込み部33が設けられている。なお、この立壁34は樹脂または弾性部材で形成されている。
囲い込み部33には、正面視して円形状のスピーカー40が、音が発生する前面が前方を向くように、ネジ止めなどにより取り付けられている。つまり、スピーカー40は、洗浄槽30の前面壁31と前面扉5との間の前面壁31側に配置されている。なお、スピーカー40の形状は上記に限定されない。
また、図1に示すように、スピーカー40と前面扉5との間には、隙間が形成されている。そのため、スピーカー40から発生する音が籠もったり、食器洗い機1の動作時の振動の共振によるビビリ音が発生したりするのを抑制することができ、音声品質を向上させることができる。
図7は、本発明の実施の形態1に係る食器洗い機1の洗浄槽30を右方向から見た断面図であり、図8は、図7のB線矢視部を拡大した図である。
図7および図8に示すように、スピーカー40は、その側部が立壁34に支持され、その後面が囲い込み部33で覆われるように、囲い込み部33に取り付けられている。そのため、スピーカー40は、囲い込み部33に取り付けられた際に側部から後面にかけて囲い込み部33によって密閉された状態となる。
以上、本実施の形態1に係る食器洗い機1によれば、前面側に前面壁31を有し、食器類51を内部に収容する洗浄槽30と、洗浄槽30の前面側に設けられた前面扉5と、噴射口を有し、噴射口から洗浄槽30内に収容された食器類51に向けて水を噴射する洗浄ノズル19と、制御装置9からの指示により音を発生させるスピーカー40と、を備え、スピーカー40は、洗浄槽30の前面壁31と前面扉5との間の前面壁31側に配置されている。つまり、組み立て時にスピーカー40が洗浄槽30の前面壁31側に配置されている状態で、洗浄槽30の前面に前面扉5を取り付けることができるため、その際に配線の線噛みなどが起きづらく、組立作業性を向上させることができる。
また、前面壁31の前面側の上部に設けられた囲い込み部33にスピーカー40が取り付けられている。つまり、スピーカー40は、洗浄槽30の高さ方向中央よりも上部に設けられている。そして、食器洗い機1は、ユーザーよりも低い位置に取り付けられているため、洗浄槽30の上部にスピーカー40を設けることで、ユーザーに近い位置にスピーカー40を配置することができ、ユーザーがスピーカー40から発生した音を聞き取りやすくすることができる。
また、ユーザーは、通常では食器洗い機1の使用時にその前方に位置しているため、スピーカー40がその前面が前方の前面扉5側を向くように配置されている場合の方が、その前面が後方を向くように配置されている場合よりも、スピーカー40から発生した音が大きく聞こえる。本実施の形態1では、スピーカー40がその前面が前方の前面扉5側を向くように配置されているため、ユーザーがスピーカー40から発生した音を聞き取りやすくすることができる。
また、スピーカー40は、その後面が囲い込み部33に覆われるように取り付けられるため、スピーカー40から発生する音は、食器洗い機1の動作音と異なる音域となり、ユーザーがスピーカー40から発生した音を聞き取りやすくすることができる。また、スピーカー40の側部から後面にかけて密閉されているため、食器洗い機1の動作時の振動の共振によるビビリ音などの雑音を遮断することができ、雑音のない素直な音とすることができる。
また、囲い込み部33の立壁34をホーン形状などの幾何学的な形状とすることで、低音は増強され、中音および高音は減衰されるため、スピーカー40から発生する音は、食器洗い機1の動作音と異なる音域となり、ユーザーがスピーカー40から発生した音を聞き取りやすくすることができる。
なお、囲い込み部33の立壁34を8面体形状としてもよく、その場合は立壁34の剛性を上げることができ、ビビリ音などを発生させる食器洗い機1の動作時の振動を緩和することができ、音声品質を向上させることができる。
また、立壁34は、樹脂または弾性部材で形成されているため、スピーカー40が囲い込み部33に取り付けられる際に、立壁34によって均等に支えられる。そのため、ビビリ音などを発生させる食器洗い機1の動作時の振動を緩和することができ、音声品質を向上させることができる。
実施の形態2.
以下、本発明の実施の形態2について説明するが、実施の形態1と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図9は、本発明の実施の形態2に係る食器洗い機1の洗浄槽30を右方向から見た断面の一部を拡大した図であり、図10は、本発明の実施の形態2に係る食器洗い機1の洗浄槽30にスピーカー40を取り付ける前の状態を示す図である。
図9および図10に示すように、本実施の形態2では、囲い込み部33が洗浄槽30とは別体として設けられている。また、洗浄槽30の前面壁31の上部には一部が開口した取り付け部35が形成されている。なお、この取り付け部35の開口部はスピーカー40と同様に正面視して円形状を有しているが、その直径はスピーカー40の直径よりも小さくなっている。
そして、前面壁31の後面側からスピーカー40を取り付け部35に配置し、その状態で前面壁31の後面側から囲い込み部33を取り付け部35にネジ止めなどにより取り付ける。なお、囲い込み部33は、スピーカー40と同様に正面視して円形状を有しているが、スピーカー40の側部から後面にかけて覆うことができるように、その直径はスピーカー40の直径よりも大きくなっている。
このような構成とすることにより、囲い込み部33の立壁34の高さが異なるものに付け替えることができるため、スピーカー40の後面と囲い込み部33との隙間を調整することができる。そのため、食器洗い機1の動作時の振動の共振によるビビリ音などの雑音を改善することができる。
実施の形態3.
以下、本発明の実施の形態3について説明するが、実施の形態1および2と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1および2と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図11は、本発明の実施の形態3に係る食器洗い機1の洗浄槽30を右方向から見た断面の一部を拡大した図である。
図11に示すように、本実施の形態3では、囲い込み部33には、スピーカー40が、その後面が前方の前面扉5側を向くように取り付けられている。つまり、実施の形態1とは反対向きに取り付けられている。
このように、スピーカー40をその後面が前方を向くように配置することで、スピーカー40の音は、囲い込み部33によって密閉された方向に向けて発生し、共振音が発生するようになる。そのため、スピーカー40から発生する音は、食器洗い機1の動作音と異なる音域となり、ユーザーがスピーカー40から発生した音を聞き取りやすくすることができる。
実施の形態4.
以下、本発明の実施の形態4について説明するが、実施の形態1〜3と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1〜3と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図12は、本発明の実施の形態4に係る食器洗い機1の洗浄槽30の斜視図である。
図12に示すように、本実施の形態4では、前面壁31の側部に設けられている側壁32の一部が切り欠かれて開口した切り欠き部32aが形成されている。このような構成とすることにより、スピーカー40から発生した音が切り欠き部32aから漏れるようになるため、ユーザーがスピーカー40から発生した音を聞き取りやすくすることができる。
なお、本実施の形態4では、切り欠き部32aが側壁32の下部に形成されているが、他の部分でもよい。また、切り欠き部32aは、前面壁31の一側部の全体に渡って形成してもよいし、前面壁31の一側部の一部のみに形成してもよい。
1 食器洗い機、2 筐体、4 ふた体、5 前面扉、5a 前面扉排気口、6 軸部、7 操作部、8a 電源スイッチ、8b 運転スイッチ、9 制御装置、10 給水弁、11 水位検知装置、12 湯沸かしヒーター、13 加圧ポンプ、14 手掛け部、15 操作パネル、16 排水ポンプ、16a 排水配管、17 水温検知装置、18 保持機構、19 洗浄ノズル、21 固定レール、22 乾燥用送風機、23 乾燥用ヒーター、30 洗浄槽、30a 凹部、31 前面壁、32 側壁、32a 切り欠き部、33 囲い込み部、34 立壁、35 取り付け部、40 スピーカー、50 食器かご、51 食器類。

Claims (9)

  1. 前面側に前面壁を有し、食器類を収容する洗浄槽と、
    前記洗浄槽の前面側に設けられた前面扉と、
    前記洗浄槽内に収容された食器類に向けて水を噴射する洗浄ノズルと、
    音を発生させるスピーカーと、を備え、
    前記スピーカーは、前記前面壁と前記前面扉との間の前記前面壁側に配置されており、
    前記洗浄槽の前記前面壁には、前記スピーカーの後面を覆う囲い込み部が設けられており、
    前記囲い込み部は、前方に突出し、前記スピーカーの側部を支持する立壁を有し、
    前記立壁は樹脂または弾性部材で形成されている
    ことを特徴とする食器洗い機。
  2. 前記スピーカーは、前記洗浄槽の高さ方向中央よりも上部に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の食器洗い機。
  3. 前記スピーカーは、前面が前記前面扉側を向くように配置されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の食器洗い機。
  4. 前記スピーカーは、後面が前記前面扉側を向くように配置されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の食器洗い機。
  5. 前記囲い込み部は、前記洗浄槽とは別体として設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の食器洗い機。
  6. 前記囲い込み部は、ホーン形状を有している
    ことを特徴とする請求項のいずれか一項に記載の食器洗い機。
  7. 前記洗浄槽は、前記前面壁の側部に、前方に突出した側壁を有している
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の食器洗い機。
  8. 前記側壁は、一部が開口している
    ことを特徴とする請求項に記載の食器洗い機。
  9. 前記スピーカーは、前記洗浄槽にネジで固定されている
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の食器洗い機。
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