JP2008206909A - 食器洗い機 - Google Patents

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和彦 橋本
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Abstract

【課題】収納された食器の量を正確に判定し、食器の量に応じて洗浄動作を最適にする。
【解決手段】洗浄槽12の開口部上部側面に、放射式物体検知手段30を設置高さを変えて複数個設置する。この放射式物体検知手段30は光電センサや超音波センサ等の非接触式能動型センサから成っており、光や超音波・電磁波を発しその反射波を検知することによって物体の存在を検知する。この複数の放射式物体検知手段30によって洗浄槽12に食器を投入した時の食器からの反射波を検知しその移動方向を判定することができ、食器が収納されたか取り出されたかがわかる。この洗浄槽に入れる食器検知のシーケンスを繰り返すことによって、最終的に洗浄槽12に収納された食器の総数をカウントすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗浄槽内に収納した食器類を洗浄する食器洗い機に関するものである。
従来の食器洗い機において、洗浄槽に収納された食器の形状、位置、量などの状態に最も適した洗浄動作を行うために、洗浄槽に収納する食器を検知することが種々提案されている。
1つには光センサを用いて食器を検知しようというものがある。例えば、食器洗い機の洗浄槽の左右側壁面に、食器の有無を測定する光センサからなる食器検出手段が設けられているものがある(例えば、特許文献1参照)。
この検出手段は光センサとして、赤外線センサ、側距センサ、フォトインタラプタ等の物体有無を検出するものからなっている。また、これらのセンサを用いて高さ方向に2段の食器検出手段を設け、食器の有無だけでなく、収納食器の高さ方向、すなわち大きさも検出可能となっている。さらにこれらの光センサを洗浄槽に複数設置して、食器の収納位置を検出することもできるというものである。
このようにして、光センサを洗浄槽の下方に設置して収納した食器にあてることによって、収納された食器の形状、位置、量などを検知し、それらの状態に最も適した洗浄動作を行うことができるというものである。
また、光センサにより、ファン装置の送風口に対する食器類の配置位置を検出することができるものもある(例えば、特許文献2参照)。食器洗い機の食器カゴの周囲に、複数組の光センサが設けられており、それぞれ発光素子と受光素子とを対向配置して構成されており、これらの複数組の光センサの発光素子と受光素子は、洗浄槽の左右両側壁に位置させて食器カゴを挟むように配置されている。このようにして各光センサは、食器カゴに載置された食器類の配置位置を検出することができるものである。
この配置位置をもとに制御装置は、乾燥工程において、光センサの検出結果に基づきファン装置の運転を制御することができるものである。例えば、送風口から遠い左側の食器類のみの場合には、ファン装置を強めの運転とし、送風口に近い右側の食器類のみの場合には、ファン装置を弱めの運転とし、左右両側の食器類がある場合には、ファン装置は通常運転とするものである。
このようにして、乾燥手段の送風口に対する食器類の配置位置に応じて乾燥を効率よく行うことができるようにしたものである。
特開2002−282196号公報 特開2004−283209号公報
しかしながら、前記従来の構成では、光センサが食器カゴの下方に設置されており、食器を収納すると、光センサは常にこの収納した食器にあたる構成になっているので、この食器以外にさらに追加して収納された食器はセンサに検知されないことがあるという課題がある。すなわち、食器の有無はある程度わかるが、厳密な意味での食器の量はわからないという課題がある。
また、複数のセンサを用いて収納した食器の量を検知することもできるが、複数のセンサを用いるためコストが高くなったり、設置面積が大きくなったりするという欠点があり、また上記と同じように、すでに収納された食器の近傍に新たな食器を収納する時、その食器を検知できないことがあるため食器量の検知精度も十分良くないという課題もある。
本発明は、以上のような従来の食器洗い機が有している課題を解決するものであり、食器を洗浄槽に収納する時に正確に検知し、それら食器の量の状態に対する洗浄動作を最適にすることができる食器洗い機を提供することを目的としているものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の食器洗い機は、食器等の被洗浄物を収納する食器カゴと、前記食器カゴを収容し被洗浄物を入れる開口部を有した洗浄槽と、洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、前記洗浄ポンプによって加圧された洗浄水を前記洗浄槽内に噴射する洗浄ノズルと、洗浄・すすぎの工程を制御する制御手段と、前記洗浄槽の内部の被洗浄物を検知する第1の放射式物体検知手段と、前記洗浄槽への被洗浄物の投入を検知する第2の放射式物体検知手段と、前記第1および第2の放射式物体検知手段の出力信号から前記洗浄槽に収納された被洗浄物の数量を判定する判定手段とを備え、前記制御手段は、前記判定手段の判定結果をもとに洗浄・すすぎの工程を制御するようにしたものである。
これにより、収納された食器の量を正確に検知し、この検知信号から食器の量を正確に判定することができ、食器量の検知精度を向上させるとともに、食器の量に応じて、洗剤量、水量、洗浄・すすぎ・乾燥時間、またはモータの駆動等を可変させて食器洗い機の運転制御を最適な条件を設定することができ、食器洗浄に対する利便性、正確性、信頼性を高めることができる。
以上のように、本発明の食器洗い機によれば、収納された食器の量を正確にカウント、検知することができるので、これらの情報をもとに食器洗い機の基本動作である洗浄・すすぎ・乾燥工程時の各条件である時間、洗剤量、水量、モータの駆動等をその食器量にあった、最適状態にすることができ、省エネ性、信頼性を向上させることができる。
第1の発明は、食器等の被洗浄物を収納する食器カゴと、前記食器カゴを収容し被洗浄物を入れる開口部を有した洗浄槽と、洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、前記洗浄ポンプによって加圧された洗浄水を前記洗浄槽内に噴射する洗浄ノズルと、洗浄・すすぎの工程を制御する制御手段と、前記洗浄槽の内部の食器の有無を検知する第1の放射式物体検知手段と、前記洗浄槽への被洗浄物の投入を検知する第2の放射式物体検知手段と、前記第1および第2の放射式物体検知手段の出力信号から前記洗浄槽に収納された被洗浄物の数量を判定する判定手段とを備え、前記制御手段は、前記判定手段の判定結果をもとに洗浄・すすぎの工程を制御するようにしたものである。
これによって、本発明は、物体を検知することができる放射式物体検知手段からなるセンサを洗浄槽の開口部と内部とに2個以上設置して、食器を収納する時に食器の数量を検知することによって、食器洗い機の基本動作である洗浄・すすぎ工程時の各条件をその食器量にあった最適状態にすることができ、食器洗い機の省エネ性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
第2の発明は、特に、第1の発明の食器カゴは上下方向に複数設け、第2の放射式物体検知手段は、洗浄槽の上段の食器カゴが置かれる位置に設けたものである。
これによって、本発明は、物体を検知することができる放射式物体検知手段からなるセンサを洗浄槽の上段の食器カゴ部と内部とに2個以上設置して、上段・下段それぞれの食器カゴに食器を収納する時に食器の数量を検知することによって、食器洗い機の基本動作である洗浄・すすぎ工程時の各条件をその食器量にあった最適状態にし、洗浄ノズルの駆動を制御することができ、食器洗い機の省エネ性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
第3の発明は、特に、第1の発明および第2の発明の第1および第2の放射式物体検知手段は、光電センサまたは超音波センサ等の非接触式能動型センサであることを特徴とするものである。
これによって、本発明は、物体を検知することができる非接触式能動型センサからなるセンサを洗浄槽の開口部に複数個設置して、食器を収納する時に食器の数量を検知することによって、食器に接触せずに数量を検知することができるので、食器数量の検知時の利便性、信頼性が向上し、食器洗い機の利便性、正確性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
第4の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明の第2の放射式物体検知手段は洗浄槽の外に設置されていることを特徴とするものである。
これによって、本発明は、物体を検知することができる非接触式能動型センサからなるセンサを洗浄槽の外部に設置して、食器を収納する時に食器の数量を検知することによって、洗浄水に濡れることがなくセンサとしての信頼性が向上し、食器洗い機の利便性、正確性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
第5の発明は、第1〜第4のいずれか1つの発明の開口部を開閉する蓋部を設け、放射式物体検知手段は前記蓋部に設置されていることを特徴とするものである。
これによって、本発明は、物体を検知することができる非接触式能動型センサからなるセンサを洗浄槽の蓋部に設置して、食器を収納する時に食器の数量を検知することによって、蓋を開閉する卓上コンパクト型の食器洗い機にも適用することができ、食器洗い機の利便性、正確性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
第6の発明は、第1〜第5のいずれか1つの発明の第1の放射式物体検知手段は、食器カゴに被洗浄物を載置する載置部の上方近傍に検知領域を設定したものである。
これによって、本発明は、物体を検知することができる非接触式能動型センサからなるセンサの一方を食器カゴの上方近傍、すなわち洗浄槽の下方に設置して、食器を収納する時に食器の数量を検知し、食器が収納された時は常に一方のセンサからの出力があり、食器が載置されていると判断することができ、食器洗い機の利便性、正確性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
第7の発明は、第1〜第6のいずれか1つの発明の判定手段は、第2の放射式物体検知手段から検知された信号をもとに被洗浄物の収納が開始されたと判定し、その後第1の放射式物体検知手段からの出力を加算し、被洗浄物の収納数を検知するものである。
これによって、本発明は、物体を検知することができる非接触式能動型センサからなるセンサを洗浄槽の開口部と内部とに複数個設置して、食器を収納する時に食器の数量を正確に検知することによって、収納された食器の量を正確にカウントすることができ、食器洗い機の利便性、正確性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
第8の発明は、第1〜第6のいずれか1つの発明の判定手段は、第1の放射式物体検知手段から検知された信号をもとに信号が発生した期間は常に被洗浄物を収納していると判定するものである。
これによって、本発明は、物体を検知することができる非接触式能動型センサからなるセンサを洗浄槽の開口部と内部とに複数個設置して、一方が常に食器を検知している時は収納状態であると判断し、この収納時に食器の数量を正確に検知することによって、収納された食器の量を正確にカウントすることができ、これらの食器量の情報をもとに食器洗い機の基本動作である洗浄・すすぎ・乾燥工程時の各条件をその食器量にあった、最適状態にすることができ、食器洗い機の省エネ性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
第9の発明は、第2〜第6のいずれか1つの発明の判定手段は、第2の放射式物体検知手段から検知された信号をもとに上段の食器カゴが使用されているかどうかを判定するものである。
これによって、本発明は、物体を検知することができる非接触式能動型センサからなるセンサを洗浄槽の開口部と内部とに複数個設置して、上カゴに食器を収納する時に食器の数量を正確に検知することによって、上カゴに収納された食器の量を正確にカウントすることができ、上カゴに食器が収納されていない時は上カゴ用の洗浄ノズルの駆動を停止し、水を出さないようにすることができ、食器洗い機の利便性、正確性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
第10の発明は、第1〜第6のいずれか1つの発明の判定手段は、第2の放射式物体検知手段から検知された信号をもとに洗浄ノズルが使用されているかどうかを判定するものである。
これによって、本発明は、物体を検知することができる非接触式能動型センサからなるセンサを洗浄槽の開口部と内部とに複数個設置して、洗浄ノズルの使用を正確に検知することによって、洗浄ノズルの駆動を正確に制御することができ、食器洗い機の利便性、正確性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
また、食器洗い機の運転方法の、収容している食器を検知する前記検知工程、及び、前記検知工程の後、食器量を判定する判定工程と、前記判定結果をフィードバックさせて前記食器洗い機を制御する洗浄・すすぎ・乾燥工程とを少なくとも一部をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供するものである。
そして、これら駆動方法はプログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ、サーバ等のハードリソースを協働させて本発明の食器洗い機の運転方法の少なくとも一部を容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における食器洗い機を、前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を右側から見た時の概略構成模式図を示すものである。また、図2は本実施の形態で用いる食器洗い機を、前後方向に沿った水平面で切断したときの断面を上面側から見た時の概略構成模式図を示すものである。以下に本実施の形態における構成を説明する。
図1において、13は被洗浄物である食器14等を収納する食器カゴ、12は食器カゴ13を収納する洗浄槽、15は洗浄ポンプ17によって加圧された洗浄水を食器14等に噴射するための洗浄ノズルを示している。また、30は物体を検知することができる放射式物体検知手段で、第1の放射式物体検知手段30aと第2の放射式物体検知手段30bを備えている。21はこれら第1および第2の放射式物体検知手段30a、30bであるセンサからの信号を処理する判定手段、22は食器洗い機の洗浄・すすぎ・乾燥の各工程を制御するための制御手段を示している。
洗浄槽12内の下部には、洗浄手段を構成する洗浄ノズル15が配設されている。この洗浄ノズル15は、洗浄槽12の下方に配設された洗浄ポンプ17により加圧された洗浄水を上方に向けて噴射する構成となっている。洗浄槽12内の底部には、洗浄ノズル15の下方に位置させて加熱手段20としてのヒータが配設されている。ヒータは、印加電圧により発熱量を制御可能なものを用いる。洗浄槽12内において、洗浄ノズル15の上方に位置させて、食器載置体を構成する食器カゴ13が出し入れ可能に収容されている。この食器カゴ13に、被洗浄物である食器類14が載置されるようになっている。
上記洗浄槽12の開口部上部側面に、図1、図2に示すように、第1および第2の放射式物体検知手段30a、30bが設けられている。この第1および第2の放射式物体検知手段30a、30bは光電センサや超音波センサ等の非接触式の能動型センサから成っており、光や超音波・電磁波を発しその反射波を検知することによって物体の存在を検知するものである。センサから発せられた光等は洗浄槽12の対向位置からの反射は検知しないが、洗浄槽12に食器を投入する時は食器や手からの反射波を検知することができ、食器が収納されたことがわかるようになっている。
すなわち、この第1および第2の放射式物体検知手段30a、30bは、食器カゴ13に載置するために洗浄槽12に投入される食器類14を検出するためのものであり、洗浄槽12の開閉部11側の上部に複数個設けられ、図1および図2の場合は、第1および第2の放射式物体検知手段30a、30bが上下方向に高さをずらして配置されている。第1および第2の放射式物体検知手段30a、30bの一方は、洗浄槽12の左右方向の中央部より左寄りに配置され、他方は、洗浄槽12の左右方向の中央部より右寄りに配置され、さらに高さをずらして配置されている。
この時の光電センサ等から成る第1および第2の放射式物体検知手段30a、30bの検知領域40を、食器洗い機の右面側から見た時の模式図を図3に、上面側から見た時の物体検知手段の検知領域を図4に示す。このようなセンサの設置位置、検知領域を構成することによって、食器カゴ13に載置するために洗浄槽12に投入された食器類14を容易に正確に検出することができる。
また、このセンサの設置位置は洗浄槽12の開口部であり、センサの検知領域40が収納された食器類14より上方で構成されているので、収納済みの食器は検知されず、洗浄槽12に投入されている食器類14のみを検知することができるので、食器投入検知に対する誤検知を防止することができる。さらに、センサの設置高さが異なって、検知領域が重なることがないので、食器を洗浄槽に入れたのか出したのかの方向を正確に判定することができるので、洗浄槽に収納された食器の数量を正確に検知することができる。
すなわち、光電センサ等から成る放射式物体検知手段30を洗浄槽12の開口部上部に複数個設置し、それぞれの設置高さを変えて、それらのセンサの検知領域40が収納された食器類14に当たらないように構成することによって、食器類14を洗浄槽12に投入する時に食器類が洗浄槽12の開口部を遮り、その反射波をセンサが検知することができ、さらにその食器を洗浄槽に入れたか出したかの方向も検知することができるので、容易に正確に投入された食器量を検知することができる。
なお、センサの設置位置としては洗浄槽12に投入する時の食器を検知することができるところであれば洗浄槽12の開口部のいずれでもよく、また光電センサや超音波センサ以外の非接触式の能動型センサでもよい。
このようにして検知した食器量を食器洗い機の洗浄・すすぎ・乾燥の各工程を制御する制御手段22に送信し、食器量にあった工程制御を行う。すなわち、食器量の多少によって、洗浄およびすすぎ時に駆動するモータの駆動や、洗浄およびすすぎ時に使用する水量、または洗浄時に使用する洗剤量、または洗浄・すすぎ・乾燥の時間を制御することができるものである。
このようにして、本実施の形態では、物体を検知することができる放射式物体検知手段からなるセンサを洗浄槽の開口部と内部とに2個以上設置して、食器を出し入れする時の食器の移動方向を検知することによって、洗浄槽内に収納された食器の数量を正確に検知することができ、食器洗い機の基本動作である洗浄・すすぎ工程時の各条件をその食器量にあった最適状態にすることができ、食器洗い機の省エネ性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
制御手段22は、放射式物体検知手段30において検出した結果に基づいて、食器洗い機の洗浄・すすぎ・乾燥の運転を制御する。具体的には、放射式物体検知手段30において検出した結果が、食器量が少ないと判定した場合は、洗浄時に使用する洗剤の量を少なくして、洗浄・すすぎ時に使用する水量も少なくして、洗浄時に動作するモータの駆動を弱めにして、洗浄・すすぎ・乾燥時間が短くなるような設定にする。
放射式物体検知手段30において検出した結果が、食器量が多いと判定した場合には、洗浄時に使用する洗剤の量を多めにして、洗浄・すすぎ時に使用する水量も多くして、洗浄時に動作するモータの駆動を強めにして、洗浄・すすぎ・乾燥時間が長くなるような設定にする。すなわち、洗浄槽12に収納された食器量にあった食器洗い機の工程制御を自動的に行うことができる。
上記した実施の形態によれば、洗浄槽12の開口部近傍に高さを変えて複数個設置した放射式物体検知手段30により、出し入れする食器類14の量を検出し、この検出結果に基づき洗浄槽内に収納された食器の量を正確に検知することができ、この食器量を基に食器洗い機の各工程制御を行う構成としたので、食器量にあった自動制御運転を行うことが可能となり、余分なエネルギーを節約することが可能となり、省エネも実現することができる。よって、洗浄槽12の食器類14の収納量に応じて洗浄・すすぎ・乾燥の各工程の運転を効率よく行うことができる。
なお、上記した実施の形態においては、放射式物体検知手段30を開口部の前面の方に設置した例を示したが、投入する食器類を正確に検出することができれば開口部の後面でも良く、それに基づき工程制御を行うことも可能であり、また放射式物体検知手段30の検知領域を広げてもよい。
また本発明の構成は、洗浄運転開始後に新たな食器類を追加するような場合にも有効である。すなわち、運転が開始された直後に入れ忘れた食器14があり、それを新たに洗浄槽12に入れた場合、放射式物体検知手段30によってその食器が洗浄槽に入れられたと検知することができ、食器量が増加したと判断され、その結果を食器洗い機の工程制御手段に送信することによって、洗浄・すすぎ・乾燥工程の時間を今までよりも長めにしたり、洗剤を少し多めにしたり、洗浄・すすぎ時に使用する水量を多めに設定しなおすことができる。つまり使用者が使うたび毎に、投入した食器量に応じて洗浄・すすぎ・乾燥工程の設定値を自動的に変更することができるので、確実な洗浄・すすぎ・乾燥ができるとともに、使用者にとって満足感の高い、食器量にあった最適時間かつ省エネを実現できる食器洗い機を提供することができる。
本発明は、ビルトイン型の食器洗い機以外の卓上型のコンパクト食器洗い機でもよく、また乾燥手段がある食器洗い乾燥機にも適用できる。
次に、図1に示された食器洗い機において、本発明の動作について図面を参照しながら説明する。図5、図6は同実施の形態に係る食器洗い機の処理手順を示すフローチャートを示すものである。以下に本実施の形態におけるフローを説明する。
まず、図1のような食器洗い機において、洗浄槽12の開口部上部側面に、放射式物体検知手段30が2個(第1および第2の放射式物体検知手段30a、30b)設置されている。これらのセンサは設置高さが異なり、中央の位置に対してそれぞれ右と左の位置に設置されており、それぞれの検知領域は重ならないようになっている。この第1および第2の放射式物体検知手段30a、30bから超音波を発し、その反射波を検知することによって物体の存在を検知することができ、それぞれのセンサからの反射波の時間差を検知することによってその物体の移動方向を判定することができる。従って、その食器を洗浄槽内に入れたのか出したのかを容易に検知することができる。
この食器洗い機の開閉部を前方に開くと被洗浄物である食器類14を入れるための洗浄槽12が現れる(ステップS1)。この第1および第2の放射式物体検知手段30a、30bの超音波センサから50Hz程度の超音波を定常的に放射して、その反射波を常に検知しておく。この超音波センサは洗浄槽12の対向位置や周囲からの反射波は検知しないが、洗浄槽12に食器を投入する時の食器類14からの反射波は検知することができる(ステップS2)。この状態で洗浄槽12の開口部上側から食器類14を入れて食器ガゴ13に収納する(ステップS3)。
この時、この第1および第2の放射式物体検知手段30a、30bの超音波センサから発せられた超音波は、食器カゴ13に載置するために洗浄槽12に投入されている食器類14で反射され、この反射波がまず上に設置された第2の放射式物体検知手段30bに検知されたかどうか、センサ信号の有無を判定する(ステップS4)。この超音波の反射波のセンサ信号が検知されたと判定すると、次に下に設置された第1の放射式物体検知手段30aに検知されたかどうか、センサ信号の有無を判定する(ステップS5)。これらの反射信号がそれぞれ検知されたら、超音波センサ30が洗浄槽12に投入された食器類14を検知し食器カゴ13に収納されたと判断する(ステップS6)。
この判定結果によって、洗浄槽12に収納された食器の量のカウント数を1つ増やすことができる(ステップS7)。このシーケンスを繰り返すことによって、最終的に洗浄槽12に収納された食器の総数をカウントすることができる。その後、この食器洗い機の開閉部を奥に入れて洗浄槽12を閉じる(ステップS8)。
次に、これらの得られた食器情報、収納された食器の量は食器洗い機の制御手段22に送信され(ステップS9)、その食器量に適した各種条件、洗剤量、水量、モータの駆動力、洗浄・すすぎ・乾燥の時間が決定され(ステップS10)、食器洗い機の運転を開始することができる(ステップS11)。
食器洗い機の運転が終了した後、この状態で洗浄槽12の開口部上側から食器ガゴ13に収納されている食器類14を取り出す(ステップS12)。この時、この第1および第2の放射式物体検知手段30a、30bの超音波センサから発せられた超音波は、食器カゴ13に載置するために洗浄槽12に投入されている食器類14で反射され、この反射波がまず下に設置された第1の放射式物体検知手段30aに検知されたかどうか、センサ信号の有無を判定する(ステップS13)。この超音波の反射波のセンサ信号が検知されたと判定すると、次に上に設置された第2の放射式物体検知手段30bに検知されたかどうか、センサ信号の有無を判定する(ステップS14)。これらの反射信号がそれぞれ検知されたら、超音波センサ30が洗浄槽12から出された食器類14を検知し食器カゴ13から取り出されたと判断する(ステップS15)。
この判定結果によって、洗浄槽12から取り出された食器の量のカウント数を1つ減らすことができる(ステップS16)。このシーケンスを繰り返すことによって、最終的に洗浄槽12に収納されている食器の総数をカウントすることができる。その後、この食器洗い機の開閉部を奥に入れて洗浄槽12を閉じる(ステップS8)。
例えば、50Hzの超音波を発しているセンサを用いて、この超音波センサを洗浄槽の開口部の上部に2個高さを変えて設置して、検知領域がそれぞれ重ならないように最適化されることによって、開口部を物体が遮ると反射波を検知することができ、そのセンサ信号よりその食器が洗浄槽内に入れられたのか出されたのかを判定することができ、洗浄槽に収納された食器の数を正確にカウントすることができる。すなわち、最初に上のセンサから検知信号があり、次に下のセンサから検知信号が得られたとすると、この食器は洗浄槽に入れられたものと判定することができ、センサ信号がこれとは逆の場合は洗浄槽から取り出されたものと判定することができる。
以上のような構成とすることにより、本発明の実施の形態によれば、物体を検知することができる放射式能動型センサからなる物体検知手段を洗浄槽の開口部と内部とに複数個設置して、収納された食器にあたらないような検知領域を形成し、さらに物体検知手段の設置高さを変えることによって食器を出したか入れたかを正確に検知することによって収納された食器量を判定し、食器洗い機の基本動作である洗浄・すすぎ各工程時の条件である時間、洗剤量、水量、モータの駆動等をその食器量にあった、最適状態にすることができ、食器洗い機の省エネ性、利便性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
(実施の形態2)
次に、本実施の形態の食器洗い機について図面を参照しながら説明する。図7は、本実施の形態で用いる食器洗い機を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を右側から見た時の物体検知手段の検知領域を示した模式図を示すものである。以下に本実施の形態における構成を説明する。実施の形態1と同じについては説明を省略する。
上記洗浄槽12の開口部上部側面、洗浄槽の外に、図7に示すように、第2の放射式物体検知手段30bが設けられている。さらに、洗浄槽12の内部に第1の放射式物体検知手段30aが設置されており、それぞれの検知領域は重ならないようになっている。これらの第1および第2の放射式物体検知手段30a、30bは光電センサや超音波センサ等の非接触式の能動型センサから成っており、光や超音波・電磁波を発しその反射波を検知することによって物体の存在を検知するものである。センサから発せられた超音波等は洗浄槽12の対向位置からの反射は検知しないが、洗浄槽12に食器を投入したり、洗浄槽から食器を出したりする時は食器からの反射波を検知することができ、食器が収納されたか取り出されたかがわかるようになっている。
すなわち、この第1および第2の放射式物体検知手段30a、30bは、食器カゴに載置するために洗浄槽12に投入される食器類を検出したり、食器カゴから取り出される食器類を検知したりすることができ、洗浄槽12の開閉部11側の前部、洗浄槽12の外および洗浄槽の内部に複数個設置されているものである。このように洗浄槽12の外および洗浄槽の内部に放射式物体検知手段30を複数個設置することによって、センサが水に濡れることもなく信頼性も向上し、洗浄槽に収納したり取り出したりする時の食器を正確に検知することができる。
この時の検知領域は、食器洗い機を閉じた時に上部の蓋部が検知されないように少し下を向いた領域となっており、かつ収納した食器に当たらないような領域が望ましい。この放射式物体検知手段30によって収納時や取り出し時の食器類を検知することができ、このセンサ出力から洗浄槽内に収納された食器の数量を判定することができ、この判定結果を食器洗い機の工程制御手段に送信して、洗浄槽12の食器類の収納量に適した各工程の運転を行うことができ、無駄に洗浄やすすぎ、乾燥等を行うことがないので、過乾燥による食器の傷み等も防ぐことができるとともに、省エネも実現することができ、このような実施の形態2においても、実施の形態1と同様の作用効果を得ることができる。
以上のような構成とすることにより、本発明の実施の形態によれば、物体を検知することができる放射式能動型センサからなる物体検知手段の一方を洗浄槽の外の上部側面に設置して、他方を洗浄槽の内部に設置し、収納された食器にあたらないような検知領域を形成することによって食器を出したか入れたかを正確に検知でき、収納された食器量を正確に判定し、食器洗い機の基本動作である洗浄・すすぎ各工程時の条件である時間、洗剤量、水量、モータの駆動等をその食器量にあった、最適状態にすることができ、食器洗い機の省エネ性、利便性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
(実施の形態3)
次に、本実施の形態の食器洗い機について図面を参照しながら説明する。図8は、本実施の形態で用いる食器洗い機を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を左側から見た時の物体検知手段の検知領域を示した模式図を示すものである。以下に本実施の形態における構成を説明する。実施の形態1と同じについては説明を省略する。
図8に示すように、洗浄槽12の前面に開口部を開閉する蓋部25を設け、この蓋部25の上蓋25bおよび下蓋25aに放射式物体検知手段30a、30bが複数個設けられている。これらのセンサの検知領域40はそれぞれ開口部の上下方向に構成されており、かつそれぞれ重ならないようになっている。この放射式物体検知手段30は光電センサや超音波センサ等の非接触式の能動型センサから成っており、光や超音波・電磁波を発しその反射波を検知することによって物体の存在を検知するものである。
この上部の上蓋25bに設置された第2の放射式物体検知手段30bから発せられた赤外線等は下部の下蓋25aの対向位置からの反射は検知しないが、洗浄槽12に食器を投入したり取り出したりする時は食器類からの反射波を検知することができ、また下部の下蓋25aに設置された第1の放射式物体検知手段30aから発せられた赤外線等は上部の上蓋25bの対向位置からの反射は検知しないが、洗浄槽12に食器を投入したり取り出したりする時は食器類からの反射波を検知することができ、これらのセンサ出力を基にして食器が収納されたか取り出されたかがわかるようになっている。
すなわち、この放射式物体検知手段30は、食器カゴに載置するために洗浄槽12に投入される食器類や洗浄槽から取り出される食器類を検出することができ、洗浄槽12の前面に開口部を開閉する蓋部25に設置されているものである。このように洗浄槽12の開閉部の蓋部25に放射式物体検知手段30を上下に複数個設置することによって、収納する時や取り出す時の食器を正確に検知することができ信頼性も向上する。
このようなセンサの設置位置、検知領域を構成することによって、食器カゴに載置するために洗浄槽12に投入される食器類や洗浄槽から取り出される食器類を容易に正確に検出することができる。しかも、このセンサの設置位置は洗浄槽12の前面の開口部を開閉する蓋部25であり、センサの検知領域40が収納された食器類にあたることはないので、収納済みの食器は検知されず、洗浄槽12に投入される食器類や取り出されるもののみを検知することができるので、食器投入検知に対する誤検知を防止することができる。
すなわち、光電センサ等から成る放射式物体検知手段30を洗浄槽12の前面の開口部を開閉する蓋部25の上下に複数個設置し、そのセンサの検知領域40がそれぞれ下および上方向に向いており、収納された食器類に当たらないように構成され、さらにそれぞれの検知領域が重ならないようになっていることによって、食器類を洗浄槽12に投入したり取り出したりする時に食器類が洗浄槽12の開口部を遮り、その反射波をセンサが検知することができるので、容易に正確に投入されたか取り出されたかを判定して食器類を検知することができる。
この時の検知領域は、食器洗い機の開口部の蓋部25を開いた時に、洗浄槽にかからないように少し手前に向いた領域となっており、かつ収納した食器に当たらないような領域が望ましい。この放射式物体検知手段30によって収納さらたか取り出されたかを判定して食器類を検知することができ、これらのセンサ出力から洗浄槽内の食器の数量を検出することができ、この検出結果を食器洗い機の工程制御手段に送信して、洗浄槽12の食器類の収納量に適した各工程の運転を行うことができ、無駄に洗浄やすすぎ、乾燥等を行うことがないので、水量や時間を各工程に対して最適に設定することができ、省エネを実現することができる。従って、このような実施の形態3においても、実施の形態1と同様の作用効果を得ることができる。
このように本発明によれば、放射式物体検知手段30の検知領域40が洗浄槽の外側に形成されており、的確に開口部を通過する食器類を検知し、その移動方向を検知することができる。このような構成において、洗浄槽12全体に収納された食器の量を検知することができるので、これら放射式物体検知手段30のセンサの検出結果に基づき、洗い行程やすすぎ行程において使用する洗剤量や水の噴射圧力を制御したり、洗浄およびすすぎ時に使用する水量、または洗浄・すすぎ・乾燥の時間を制御したりすることも可能である。従って、洗浄槽内の食器の量にあった最適条件の制御による省エネや、短時間での確実な食器洗浄を実現する食器洗い機を提供することができる。
以上のような構成とすることにより、本発明の実施の形態によれば、物体を検知することができる放射式能動型センサからなる物体検知手段を洗浄槽の開口部の下と上の蓋部に複数個設置し、蓋部を開いた時に検知領域がそれぞれ上下方向を向くようし、さらに検知領域が重ならないようにすることによって、食器を出したか入れたかを正確に検知することができ収納された食器量を判定し、食器洗い機の基本動作である洗浄・すすぎ各工程時の条件である時間、洗剤量、水量、モータの駆動等をその食器量にあった、最適条件設定にすることができ、食器洗い機の省エネ性、利便性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
(実施の形態4)
次に、本実施の形態の食器洗い機について図面を参照しながら説明する。図9は、本実施の形態で用いる食器洗い機を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を右側から見た模式図を示すものである。以下に本実施の形態における構成を説明する。実施の形態1と同じについては説明を省略する。
上記洗浄槽12の開口部上部側面、洗浄槽の内部に、図9に示すように、第2の放射式物体検知手段30bが設けられている。さらに、洗浄槽12の内部下部に第1の放射式物体検知手段30aが設置されている。上部に設置された第2の放射式物体検知手段30bの検知領域は収納された食器にあたらないようになっている。他方の下部に設置された第1の放射式物体検知手段30aの検知領域は収納された食器に常にあたるようになっている。
まず食器を洗浄槽に収納すると下部に設置された第1の放射式物体検知手段30aからの検知出力が常に発生し、この状態で次の食器を洗浄槽に投入すると上に設置された第2の放射式物体検知手段30bで検知することができる。この下に設置されたセンサから発せられた赤外線等は洗浄槽12の対向位置からの反射は検知しないが、洗浄槽12に食器が収納されると食器からの反射波を検知することができ、次から投入される食器が収納されたかどうかは上部に設置したセンサで検知することができるようになっている。
すなわち、この放射式物体検知手段30は、食器カゴに載置するために洗浄槽12に投入された食器類をまず下部設置のセンサで検出し、次から投入する食器は上部設置のセンサで検知することができ、洗浄槽12の開閉部11側の前部、洗浄槽12の内部上部および洗浄槽の内部下部に複数個設置されているものである。このように洗浄槽12の内部上部および下部に放射式物体検知手段30を複数個設置することによって、食器を収納するとまず下部のセンサから出力が常に発生し、その状態で次から収納する食器は上部のセンサで検知することができ、洗浄槽に収納した時の食器を正確に検知することができ、信頼性を向上させることができる。
これによって、本実施の形態によると、物体を検知することができる非接触式能動型センサからなるセンサを洗浄槽の下方に設置して、食器を収納するとまずこの下部設置のセンサが検知出力を常に発生し、次に収納する食器は上部設置のセンサで検知することができ、この上部設置のセンサからの出力をカウントすることによって、洗浄槽に収納された食器の数量を検知することができ、食器洗い機の利便性、正確性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
次に、図9に示された食器洗い機において、本発明の動作について図面を参照しながら説明する。図10、図11は同実施の形態に係る食器洗い機の処理手順を示すフローチャートを示すものである。以下に本実施の形態におけるフローを説明する。本実施の形態における手順は実施の形態1と同じところは説明を省略する。
まず、図9のような食器洗い機において、洗浄槽12の開口部上部および下部内面に、放射式物体検知手段30が複数個(第1および第2の放射式物体検知手段30a、30b)設置されている。この放射式物体検知手段30から赤外線を発しその反射波を検知することによって物体の存在を検知することができる。この放射式物体検知手段30の赤外線センサから赤外線を定常的に放射して、その反射波を常に検知しておく。この赤外線センサは洗浄槽12の対向位置や周囲からの反射波は検知しないが、洗浄槽12に食器を投入した時の食器からの反射波は検知することができる。
まず、この状態で洗浄槽12の開口部上側から食器類14を入れて食器ガゴ13に収納する(ステップS21)。食器が収納されると、この下部に設置された第1の放射式物体検知手段30aから発せられた赤外線は、食器カゴ13に載置された食器類14で反射され、下部設置のセンサから常に検知出力が発生する(ステップS22)。次に、この状態で食器を続けて入れると、上部設置の第2の放射式物体検知手段30bからの反射波が検知され、食器投入の判定を行う(ステップS23)。この上部設置の赤外線センサの反射波が検知されたと判定すると、赤外線センサが洗浄槽12に投入された食器類14を検知し食器カゴ13に収納されたと判断する(ステップS24)。
この判定結果によって、洗浄槽12に収納された食器の量のカウント数を1つ増やすことができる(ステップS25)。このシーケンスを繰り返すことによって、最終的に洗浄槽12に収納された食器の総数をカウントすることができる。その後、この食器洗い機の開閉部を奥に入れて洗浄槽12を閉じる(ステップS8)。
食器洗い機の運転が終了した後、この状態で洗浄槽12の開口部上側から食器ガゴ13に収納されている食器類14を取り出す(ステップS31)。まず、下部設置の第1の放射式物体検知手段30aからの出力がなくなるかどうかを判定する(ステップS32)。このセンサ出力がなくならないと、食器はまだ洗浄槽内に収納されているということなので、食器を洗浄槽内から取り出す時は上部設置の第2の放射式物体検知手段30bからの反射波が検知され、食器取り出しの判定を行う(ステップS33)。これらの反射信号がそれぞれ検知されたら、赤外線センサ30が洗浄槽12から出された食器類14を検知し食器カゴ13から取り出されたと判断する(ステップS34)。
この判定結果によって、洗浄槽12から取り出された食器の量のカウント数を1つ減らすことができる(ステップS35)。このシーケンスを繰り返すことによって、最終的に洗浄槽12に収納されている食器の総数をカウントすることができる。さらに、下部設置の赤外線センサからの検知出力がなくなると洗浄槽内に全く食器が残っていないことを示すので、食器のカウント枚数をリセットする(ステップS36)。その後、この食器洗い機の開閉部を奥に入れて洗浄槽12を閉じる(ステップS8)。
次に、この洗浄槽内に食器を収納する時の放射式物体検知手段からのセンサ出力信号を図12に示す。図12(a)は下部設置のセンサからの出力信号を、図12(b)は上部設置のセンサからのそれを示している。
洗浄槽内に食器が収納されると(イの時点)、まず上部に設置した放射式物体検知手段30の赤外線センサから発せられた赤外線が、食器に反射されてセンサ出力が生じるが、その出力はすぐになくなる。一方、下部に設置された放射式物体検知手段30の赤外線センサから発せられた赤外線が、食器カゴ13に載置された食器類14で常に反射され、図12(a)のように下部設置のセンサから常に検知出力が発生するようになる。
次に、この状態で食器を続けて入れると(イからロの間)、上部設置のセンサからの反射波が食器を投入するごとに検知され、食器投入の判定を行うことが可能となる。その後、食器洗い機の運転が終了し、全ての食器を洗浄槽から取り出すと(ロの時点)、下部設置の赤外線センサからの検知出力はなくなり、その後上部設置の赤外線センサからの検知出力もなくなる。これらのセンサ出力より、洗浄前に洗浄槽に収納された食器の数量を判定することができる。
例えば、波長1ミクロンの赤外線を発しているセンサを用いて、この赤外線センサを洗浄槽の開口部の上部に1個設置して、下部に1個設置して、それぞれ検知領域を最適化することによって、まず食器を投入すると下部設置のセンサから検知出力が常に出力され、この状態で食器を続けて収納すると上部設置のセンサで反射波を検知することができ、そのセンサ信号より洗浄槽に収納する食器の数を正確にカウントすることができる。また、下部設置のセンサからの検知出力がなくなったら、収納食器がなくなったということを示しているので、食器カウント数をリセットすることができる。
以上のような構成、手順とすることにより、本発明の実施の形態によれば、物体を検知することができる非接触式能動型センサからなるセンサを洗浄槽の開口部と内部とに複数個設置して、一方が常に食器を検知している時は収納状態であると判断し、この収納時に食器の数量を正確に検知することによって、収納された食器の量を正確にカウントすることができ、これらの食器量の情報をもとに食器洗い機の基本動作である洗浄・すすぎ・乾燥工程時の各条件をその食器量にあった、最適状態にすることができ、食器洗い機の省エネ性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
(実施の形態5)
次に、本実施の形態の食器洗い機について図面を参照しながら説明する。図13は、本実施の形態で用いる食器洗い機を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を右側から見た模式図を示すものである。以下に本実施の形態における構成を説明する。実施の形態4と同じについては説明を省略する。
本実施の形態は、実施の形態4において洗浄槽12内に食器カゴが上下2段に設置された場合であり、同じように適用できる。この場合、放射式物体検知手段30の検知領域40が上段に収納された食器にあたり、このセンサ出力より上段の食器カゴに食器が収納されたかどうかを検知することができる。このような構成において、洗浄槽12全体に収納された食器の量を検知することができるので、これら放射式物体検知手段30のセンサの検出結果に基づき、洗い行程やすすぎ行程において使用する洗剤量や水の噴射圧力を制御したり、また使用するノズルを制御したり、洗浄およびすすぎ時に使用する水量、または洗浄・すすぎ・乾燥の時間を制御したりすることも可能である。従って、洗浄槽に収納された食器の量にあった最適時間、最適工程での確実な食器洗浄を実現する食器洗い機を提供できる。
次に、図13に示された食器洗い機において、本発明の動作について図面を参照しながら説明する。図14、図15は同実施の形態に係る食器洗い機の処理手順を示すフローチャートを示すものである。以下に本実施の形態におけるフローを説明する。本実施の形態における手順は実施の形態4と同じところは説明を省略する。
まず、図13のような食器洗い機において、洗浄槽12の開口部上部側面および下部側面に、放射式物体検知手段30として赤外線光電センサを2個設置する。この放射式物体検知手段30の赤外線光電センサから波長1000nm程度の赤外光線を定常的に放射して、その反射光を常に検知しておく。食器を収納していき、上段の食器カゴ近傍に設置した第2の放射式物体検知手段30bからの検知出力が常に発生しているかどうかを判定し(ステップS41)、常にセンサ出力が発生していれば、上段の食器カゴを使用していると判断し(ステップS42)、常にセンサ出力が発生しているわけでなければ、上段の食器カゴを使用していないと判断することができる(ステップS43)。
その後、この食器洗い機の開閉部を奥に入れて洗浄槽12を閉じる(ステップS51)。次に、これらの得られた食器情報、収納された食器の量を食器洗い機の制御手段22に送信し(ステップS52)、その食器量に適した各種条件、洗剤量、水量、使用する洗浄ノズル、洗浄・すすぎ・乾燥の時間を決定し(ステップS53)、食器洗い機の運転を開始することができる(ステップS54)。
この時、上段設置の第2の放射式物体検知手段30bより、常に同じレベルの出力が得られているかどうかを判定する。(ステップS55)。同じ出力でなくセンサ出力がばらついていれば、水を検知しているといえるので、上段の洗浄ノズルが使用されていると判定することができる(ステップS56)。一方、センサ出力が常に同じ出力であれば水が検知されていないので上段の洗浄ノズルは使用されていないと判断することができる(ステップS57)。
例えば、1000nmの近赤外線を発しているセンサを用いて、この光電センサを洗浄槽の開口部の上段洗浄ノズルの近傍と下部に各1個計2個設置して、上段のセンサは洗浄槽に収納される食器を検知し、かつ上段食器カゴに収納された食器を常に検知し、さらに上段ノズルから噴射される水を検知することができるように検知領域を最適化し、下段のセンサは下段の食器カゴに収納された食器を常に検知することができるように検知領域を最適化することによって、食器類が検知領域を遮ると反射光を検知することができるようにする。
食器収納後、上段設置のセンサから常に検知出力が出ている場合は上段の食器カゴに食器が収納されていると判断し、また食器洗い機動作中にセンサ出力がばらついてきたら上段の洗浄ノズルから水が噴射しているものであると判断する。さらに、食器洗い機運転終了後、食器を洗浄槽から全て取り出すと下部設置のセンサから出力がなくなるので全ての食器を取り出せたものであると判断することができる。これらセンサ信号より洗浄槽に収納する食器の数を食器洗い機運転前後で正確にカウントすることができる。
以上のような構成、手順とすることにより、本発明の実施の形態によれば、物体を検知することができる放射式能動型センサからなる物体検知手段を洗浄槽の上部洗浄ノズルの近傍と内部とに複数個設置し、上部設置のセンサで洗浄槽に収納する食器と、上カゴに収納した食器と上段洗浄ノズルからの水の噴射を検知することができ、下部設置のセンサで下段の食器カゴに収納した食器を常に検知することによって、洗浄槽に収納された食器の量をカウントすることができ、食器洗い機の基本動作である洗浄・すすぎ工程時の各条件である時間、洗剤量、水量、モータの駆動等をその食器量にあった、最適状態にすることができ、さらに洗浄ノズルの使用を正確に検知することによって、洗浄ノズルの駆動を正確に制御することができ、食器洗い機の省エネ性、利便性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
また、食器洗い機本体の前面上部には図示はしないが操作パネルが設けられていて、この操作パネルに、操作スイッチや表示部が設けられている。そして、操作パネルの裏側下部には、センサの信号を入力しその信号をもとに処理し判定を行う信号処理判定手段21と、食器洗浄の洗浄・すすぎ・乾燥の各工程を制御する制御手段22とからを構成される制御装置が設けられている。この制御装置は、例えばマイクロコンピュータから構成されていて、食器洗い機における洗い・すすぎ運転及び乾燥運転の動作全般を制御する制御プログラムを有している。
また、これらの食器洗い機の制御手段で上記運転方法を行うためには、CPUコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な独自のプログラムが必要である。本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバ等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以上のように、本発明にかかる食器洗い機は、収納された食器の量を正確にカウント、検知することができ、その食器量にあわせて食器洗い機の基本動作である洗浄・すすぎ工程時の各条件である時間、洗剤量、水量、モータの駆動等を最適状態にすることができるので、家庭用およびオフィスや工場等の業務用の食器洗い機として有用である。
本発明の第1の実施の形態における食器洗い機を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を右側から見た模式図 同食器洗い機を上面側から見た模式図 同食器洗い機を右側から見た時の物体検知手段の検知領域を示した模式図 同食器洗い機を上面側から見た時の物体検知手段の検知領域を示した模式図 同食器洗い機の食器を入れた時の処理手順を示すフローチャート 同食器洗い機の食器を出した時の処理手順を示すフローチャート 本発明の第2の実施の形態における食器洗い機を右面側から見た時の物体検知手段の検知領域を示した模式図 本発明の第3の実施の形態における食器洗い機を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を左側から見た時の物体検知手段の検知領域を示した模式図 本発明の第4の実施の形態における食器洗い機を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を右側から見た模式図 同食器洗い機の食器を入れた時の処理手順を示すフローチャート 同食器洗い機の食器を出した時の処理手順を示すフローチャート 同食器洗い機の物体検知手段からのセンサ出力信号図 本発明の第5の実施の形態における食器洗い機を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を右側から見た模式図 同食器洗い機の食器を入れた時の処理手順を示すフローチャート 同食器洗い機の処理手順を示すフローチャート
符号の説明
11 開閉部
12 洗浄槽
13 食器カゴ
14 食器
15 洗浄ノズル
21 判定手段
22 制御手段
30 放射式物体検知手段
30a 第1の放射式物体検知手段
30b 第2の放射式物体検知手段
33 上段の洗浄ノズル
40 検知領域

Claims (10)

  1. 食器等の被洗浄物を収納する食器カゴと、前記食器カゴを収容し被洗浄物を入れる開口部を有した洗浄槽と、洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、前記洗浄ポンプによって加圧された洗浄水を前記洗浄槽内に噴射する洗浄ノズルと、洗浄・すすぎの工程を制御する制御手段と、前記洗浄槽の内部の被洗浄物を検知する第1の放射式物体検知手段と、前記洗浄槽への被洗浄物の投入を検知する第2の放射式物体検知手段と、前記第1および第2の放射式物体検知手段の出力信号から前記洗浄槽に収納された被洗浄物の数量を判定する判定手段とを備え、前記制御手段は、前記判定手段の判定結果をもとに洗浄・すすぎの工程を制御するようにした食器洗い機。
  2. 食器カゴは上下方向に複数設け、第2の放射式物体検知手段は、洗浄槽の上段の食器カゴが置かれる位置に設けた請求項1記載の食器洗い機。
  3. 第1および第2の放射式物体検知手段は、光電センサまたは超音波センサ等の非接触式能動型センサであることを特徴とする請求項1または2記載の食器洗い機。
  4. 第2の放射式物体検知手段は洗浄槽の外に設置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の食器洗い機。
  5. 開口部を開閉する蓋部を設け、放射式物体検知手段は前記蓋部に設置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の食器洗い機。
  6. 第1の放射式物体検知手段は、食器カゴに被洗浄物を載置する載置部の上方近傍に検知領域を設定した請求項1〜5のいずれか1項に記載の食器洗い機。
  7. 判定手段は、第2の放射式物体検知手段から検知された信号をもとに被洗浄物の収納が開始されたと判定し、その後第1の放射式物体検知手段からの出力を加算し、被洗浄物の収納数を検知することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の食器洗い機。
  8. 判定手段は、第1の放射式物体検知手段から検知された信号をもとに信号が発生した期間は常に被洗浄物を収納していると判定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の食器洗い機。
  9. 判定手段は、第2の放射式物体検知手段から検知された信号をもとに上段の食器カゴが使用されているかどうかを判定することを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の食器洗い機。
  10. 判定手段は、第2の放射式物体検知手段から検知された信号をもとに洗浄ノズルが使用されているかどうかを判定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の食器洗い機。
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