JP3520579B2 - スピーカの固定構造 - Google Patents

スピーカの固定構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なスピーカの固定構
造に関する。詳しくは、スピーカの取付が簡単であると
共に、スピーカの振動を抑制して所謂音のビリツキの発
生を防止した新規なスピーカの固定構造を提供しようと
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来におけるスピーカの固定、例えば、
テレビジョン受像機におけるスピーカの固定は、筐体の
ベズルと称される前面枠の側面に多数の放音孔を形成
し、該放音孔が形成された部分の内側にスピーカを直接
ネジ止めにより固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記した従来
におけるスピーカの固定構造では、数本のネジを締め付
ける作業が必要であり、手間がかかると共に、スピーカ
の交換をする場合には、上記ネジを緩めるためのドライ
バーが必要となり、また、手間がかかるという問題があ
る。
【0004】また、前面枠に直接ネジ止めしているた
め、音量を大きくすると、前面枠やこれの後部を覆うよ
うに取り付けられるリアカバーが振動し、所謂音のビリ
ツキが発生することが多く、そのような音のビリツキの
対策として、スピーカと前面枠との間に不織布等の振動
を吸収する部材を介在させなければならない等、余分な
部材や余分な手間がかかるという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明スピーカの固定構
造は、上記した課題を解決するために、少なくとも一面
が開口した箱状の枠体部と、開口部を覆うように枠体部
に固定されるカバー部とから成る筐体の内面に配設され
るスピーカの固定構造であって、枠体部の内側面に設け
られたスピーカの前面部が当接する当接部と、スピーカ
の前面部の外形幅よりやや大きい間隔で当接部の両側の
枠体部の内面側に設けられた押え片部を有し、断面が略
L字状で、開口した一面に略垂直方向に延在するリブ状
体と、リブ状体に沿って押え片部の当接部側の面とスピ
ーカとの隙間に開口した一面側から挿入され、スピーカ
を当接部に弾接させる弾発部をスピーカの略中央に対応
する位置に有する1対の腕片部と、該1対の腕片部を片
側で連結する連結部とから成る略コ字状のスピーカ押え
部材とを備えたものである。
【0006】
【作用】従って、本発明スピーカの固定構造にあって
は、スピーカの前面部を箱状の枠体部の内側に設けた当
接部に当接させ、弾発部によってスピーカを上記当接
に弾接させるだけでスピーカを枠体部(支持部材)に取
り付けることが出来るので、取付及び取外しの作業性が
良好であると共に、上記弾発部がスピーカの振動を吸収
するので、所謂音のビリツキを抑制することができると
いう利点をも有する。
【0007】
【実施例】以下に、本発明スピーカの固定構造の詳細を
図示した実施例に従って説明する。
【0008】尚、図示した実施例は本発明をテレビジョ
ン受像機におけるスピーカの固定構造に適用したもので
ある。
【0009】図中1はテレビジョン受像機の筐体であ
り、ベゼルと称される前面枠2と該前面枠2にその後方
を覆うように取着される合成樹脂製のリアカバー3とか
ら成る。
【0010】前面枠2は前面壁4と該前面壁4の周縁か
ら後方へ突出した側面壁5とが合成樹脂により一体に形
成されて成り、前面壁4には図示しないブラウン管(C
RT)の画面が前方へ臨まされる開口6が形成されてい
る。
【0011】上記前面枠の側面壁5の左右部分7、7
にスピーカが取り付けられるが、その取付構造は左右で
同じであるので、その一方、即ち、右側部分におけるス
ピーカの固定構造について説明し、左側部分については
説明を省略する。
【0012】側面壁5の右側部分7の略中央部には多数
の放音孔8、8、・・・が形成されている。そして、該
部分7の内面にスピーカの保持部9が形成されている。
即ち、該保持部9は放音孔8、8、・・・形成領域の上
下に近接した位置に形成された前後方向に延びる支持桟
10、10′によって形成されている。該支持桟10、
10′は前後方向から見てL字状を為し、水平に突出し
た主片11、11′と該主片11、11′の先端から互
いに近づく方向に突出した押え片12、12′とから成
る。
【0013】13はスピーカホルダーであり、合成樹脂
により形成されている。該スピーカホルダーは側方から
見て前後方向に長く且つ前方が開口したコ字状を為し、
その周縁からは側壁14が突設されている。そして、側
壁14のうち上下に並んだ2つの腕片15、15に対応
した部分はその突出量が稍少なくされ、それによって前
方と側方に開口した切欠部16が形成されている。
【0014】また、腕片15、15には弾発片17、1
7が形成され、該弾発片17、17は上方から見て略く
字状に形成され、その一端部が腕片15、15に連結さ
れ、他端は開放されていると共に、その両端を除く部分
は側壁14の突出方向と反対側に突出されている。
【0015】18はスピーカユニットであり、その前端
からはフランジ板19が側方に突出している。該フラン
ジ板19は矩形を為し、その上下幅は、上記保持部9に
おける支持桟10、10′の主片11と11′との間の
間隔に略等しくされている。
【0016】しかして、スピーカユニット18は保持部
9の支持桟10と10′との間に後方から挿入される。
そして、そのフランジ板19の前端縁が前面枠2の前面
壁4に当接したところで、その挿入が終了する。
【0017】次いで、上記保持部9内に挿入されたスピ
ーカユニット18と支持桟10、10′の押え片12、
12′との間にスピーカホルダー13を後方から挿入す
る。この時、切欠部16がスピーカユニット18のフラ
ンジ板19の方を向く向きで挿入する。
【0018】そして、スピーカホルダー13の腕片1
5、15の切欠部16の後縁16aがスピーカユニット
18のフランジ板19の後端縁に当接したところでその
挿入が終了する。その状態で、弾発片17、17はその
屈曲部が支持桟10、10′の押え片12、12′に弾
接し、それによって、弾発片17、17に蓄えられた弾
発力によって腕片15、15の部分に形成された切欠部
16の長縁16bがスピーカユニット18の後面に弾接
し、スピーカユニット18のフランジ板19を前面枠2
の側面壁5の側部7内面に弾発的に押し付けることにな
り、このようにして、スピーカユニット18が前面枠2
の側面壁5の側部7に取り付けられる。
【0019】20、20、・・・はリアカバー3の側面
部21、21の前端部内面から前方へ突設された押え突
起であり、該リアカバー3が前面枠2にその後面を覆う
ように取着されると、上記押え突起20、20の前端が
上記スピーカホルダー13の側壁14の後面部14aに
当接し、これによって、スピーカホルダー13の上記保
持部9から後方への脱落が阻止される。このようにし
て、スピーカユニット18が筐体1に固定される。
【0020】また、スピーカユニット18の交換や修理
等をするために、スピーカ18を取り外す場合には、リ
アカバー3を前面枠2から外せば、スピーカホルダー1
3を保持部9から後方へ引き抜くことができ、それによ
って、スピーカユニット18を保持部9から取り外すこ
とができる。
【0021】上記したように、本発明にかかるスピーカ
の固定構造にあっては、ネジを使用しないでスピーカユ
ニット18を筐体1に固定することができ、その取付及
び取外しの作業が極めて簡単である。
【0022】また、スピーカユニット18はネジで固定
されているのではなく、スピーカホルダー13の弾発片
17、17によって弾発的に押し付けられて保持されて
いるので、例えば、音量を大きくした場合でも、その振
動が弾発片17、17の弾力によって吸収され、所謂音
のビリツキを防止することができる。
【0023】更に、上述したように、支持部材である前
面枠2及びスピーカホルダー13を合成樹脂によって形
成しておけば、これら支持部材の帯磁が起こらず、CR
Tのランディングに悪影響を与えることがない。
【0024】尚、弾発片17、17を前面枠2と別部材
のスピーカホルダー13に形成したが、これを前面枠2
に設けるようにして、該弾発片によってスピーカを直接
弾発的に押圧するようにしても良い。その場合には、例
えば、支持桟10、10′の押え片12、12′に一体
に形成するようにすると良い。
【0025】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明スピーカの固定構造は、少なくとも一面が開
口した箱状の枠体部と、開口部を覆うように枠体部に固
定されるカバー部とから成る筐体の内面に配設されるス
ピーカの固定構造であって、枠体部の内側面に設けられ
たスピーカの前面部が当接する当接部と、スピーカの前
面部の外形幅よりやや大きい間隔で当接部の両側の枠体
部の内面側に設けられた押え片部を有し、断面が略L字
状で、開口した一面に略垂直方向に延在するリブ状体
と、リブ状体に沿って押え片部の当接部側の面とスピー
カとの隙間に開口した一面側から挿入され、スピーカを
当接部に弾接させる弾発部をスピーカの略中央に対応す
る位置に有する1対の腕片部と、該1対の腕片部を片側
で連結する連結部とから成る略コ字状のスピーカ押え部
材とを備えたことを特徴とする。
【0026】従って、本発明スピーカの固定構造にあっ
ては、スピーカの前面部を箱状の枠体部の内側に設けた
当接部に当接させ、弾発部によってスピーカを上記当接
に弾接させるだけでスピーカを枠体部(支持部材)
取り付けることが出来るので、取付及び取外しの作業性
が良好であると共に、上記弾発部がスピーカの振動を吸
収するので、所謂音のビリツキを抑制することができる
という利点をも有する。
【0027】尚、上記実施例では、本発明をテレビジョ
ン受像機におけるスピーカの固定構造に適用したものを
示したが、本発明はそれ以外の機器におけるスピーカの
固定構造に適用することができることは勿論である。
【0028】また、上記実施例に示した各部の形状及び
構造は、何れも本発明を実施するに際しての具体化のほ
んの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明
の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図は本発明スピーカの固定構造をテレビジョン
受像機におけるスピーカの固定構造に適用した実施の一
例を示すものであり、本図は要部を拡大して示す分解斜
視図である。
【図2】テレビジョン受像機の筐体を示す側面図であ
る。
【図3】図2のIII−III線に沿う拡大断面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 テレビジョン受像機の筐体(筐体) 2 前面枠(枠体部) 3 リアカバー(カバー部) 7 側面壁の左右部分(当接部) 10、10′支持桟(リブ状体) 12、12′押え片(押え片部) 13 スピーカホルダー(スピーカ押え部材) 15 腕片(腕片部) 17 弾発片(弾発部) 18 スピーカユニット(スピーカ)20 押え突起(係止片)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 1/02 105 H04R 1/02 102 H04N 5/64 541

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一面が開口した箱状の枠体部
    と、前記開口部を覆うように前記枠体部に固定されるカ
    バー部とから成る筐体の内面に配設されるスピーカの固
    定構造であって、 前記枠体部の内側面に設けられた前記スピーカの前面部
    が当接する当接部と、 前記スピーカの前面部の外形幅よりやや大きい間隔で前
    記当接部の両側の前記枠体部の内面側に設けられた押え
    片部を有し、断面が略L字状で、前記開口した一面に略
    垂直方向に延在するリブ状体と、 前記リブ状体に沿って前記押え片部の前記当接部側の面
    と前記スピーカとの隙間に前記開口した一面側から挿入
    され、前記スピーカを前記当接部に弾接させる弾発部を
    前記スピーカの略中央に対応する位置に有する1対の腕
    片部と、該1対の腕片部を片側で連結する連結部とから
    成る略コ字状のスピーカ押え部材とを備えた ことを特徴
    とするスピーカの固定構造。
  2. 【請求項2】 前記弾発部が略く字状をなして前記押え
    片部に弾接するように形成され、その一端部が前記腕片
    部に連結されるとともに、他端部が開放されていること
    を特徴とする請求項1に記載のスピーカの固定構造。
  3. 【請求項3】 前記スピーカ押え部材が前記カバー部に
    設けられた係止片により所定の位置に固定されることを
    特徴とする請求項に記載のスピーカの固定構造。
  4. 【請求項4】 前記枠体部及び前記カバー部がテレビジ
    ョン受像機の前面枠とリアカバーであることを特徴とす
    る請求項に記載のスピーカの固定構造。
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