JPH09172593A - 投射型テレビジョン受像機 - Google Patents

投射型テレビジョン受像機

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JPH09172593A
JPH09172593A JP34923395A JP34923395A JPH09172593A JP H09172593 A JPH09172593 A JP H09172593A JP 34923395 A JP34923395 A JP 34923395A JP 34923395 A JP34923395 A JP 34923395A JP H09172593 A JPH09172593 A JP H09172593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
cabinet
wedge
inclined groove
television receiver
Prior art date
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Pending
Application number
JP34923395A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Goto
勝美 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP34923395A priority Critical patent/JPH09172593A/ja
Publication of JPH09172593A publication Critical patent/JPH09172593A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投射型テレビジョン受像機のスクリーンをキ
ャビネットに取り付ける構造において、スクリーン着脱
の容易性と、確実な保持性と、細かい目地幅の実現と、
映像欠陥の少ないマルチスクリーンを得る。 【解決手段】 キャビネット13の前方上面部15と前
方側面部16のそれぞれに形成した楔状の傾斜溝19内
にスクリーン受桟24の1端部25を挿入し、傾斜溝1
9から出たスクリーン受桟24の前面端部27と、キャ
ビネット13の前方外周部28との間でスクリーン29
の外縁部30を挟持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビネットにス
クリーンを固定する構造を有する背面型の投射型テレビ
ジョン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フレネルレンズとレンチキュラー
レンズとからなる背面投射型テレビジョン受像機のスク
リーンをキャビネットに取り付ける構造としては、例え
ば特開平5−176266号公報に記載のもの等が提案
されている。
【0003】その従来の構造について、図面とともに説
明する。図6は従来の背面投射型テレビジョン受像機に
おいて、スクリーンをキャビネットに固定する構造を示
す分解斜視図、図7は図6の1部側断面図であり、方形
のキャビネット1の前方の上面外周部2と両側面外周部
3のキャビネット1の内側に微小間隔部4を形成してい
る。キャビネット側面外周部3における微小間隔部4
は、キャビネット側面外周部3と、キャビネット1内側
に取り付けられたスクリーン側部受桟5との間に形成さ
れ、そのキャビネット側面外周部3の微小間隔部4に挿
入嵌着されたスクリーン側部押え桟6の先端押え部7
と、スクリーン側部受桟5の先端押え部8との間でスク
リーン9の側部を挟んで固定している。同様に、キャビ
ネット上面外周部2においても、キャビネット1の内側
において、キャビネット上面外周部2とスクリーン上部
受桟(図示せず)との間で形成された微小間隔部4にス
クリーン上部押え桟10を挿入し、スクリーン上部受桟
に形成した突起(図示せず)にスクリーン上部押え桟の
切欠部11を嵌合させ、微小間隔部4内にスクリーン上
部押え桟10を固定し、スクリーン上部受桟とスクリー
ン上部押え桟10との間でスクリーン9の上部を挟んで
固定するものである。なお、キャビネット下面外周部に
はスクリーン下部受桟12が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の背面投射型テレビジョン受像機におけるスクリーン
9をキャビネット1に固定する構造では、キャビネット
1の内側でスクリーン9を固定しているため、キャビネ
ット1の外周のフレームの幅が広くなり、また、温度差
に基づくスクリーン9の伸縮によりスクリーン側部受桟
5、スクリーン側部押え桟6等からスクリーン9が外れ
るのを防止するため、スクリーン側部受桟5およびスク
リーン側部押え桟6の先端押え部8,7の幅を広くしな
ければならず、映像の欠落が大きくなり、マトリクス状
に多数のテレビジョン受像機を配置した場合に目地幅が
広くなり、マルチスクリーンの違和感が大きくなるもの
である。本発明は上記の従来の問題点を解決することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために本発明は、キャビネットの前方上面部と前方側面
部のそれぞれの外周角部を切り欠いて形成した挿入口に
つながる楔状の傾斜溝をキャビネットの前方上面部と前
方側面部の肉厚部内に形成し、その楔状の傾斜溝内にス
クリーン受桟の1端部を挿入し、傾斜溝から出たスクリ
ーン受桟の他端部と、キャビネットの前方上面外周部と
前方側面外周部との間でスクリーンの上縁部と側縁部を
それぞれ挟持する投射型テレビジョン受像機を提供する
ものであり、これにより、キャビネットの外周のフレー
ムの幅を狭くでき、スクリーンをほぼキャビネットの外
周一杯まで設けることができ、映像の欠落が少なく、テ
レビジョン受像機をマルチスクリーンに配置した場合で
も違和感がなくなり、また、スクリーンの伸縮に応じ
て、スクリーンを挟持するスクリーン受桟の他端部が動
きスクリーン縁部を確実に挟持する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、キャビネットの前方上面部と前方側面部のそれぞれ
の外周角部を切り欠いて形成した挿入口につながる楔状
の傾斜溝をキャビネットの前方上面部と前方側面部の肉
厚部内に形成し、その楔状の傾斜溝内にスクリーン受桟
の1端部を挿入し、傾斜溝から出たスクリーン受桟の他
端部と、キャビネットの前方上面外周部と前方側面外周
部との間でスクリーンの上縁部と側縁部をそれぞれ挟持
する投射型テレビジョン受像機であり、スクリーン受桟
の傾斜溝への挿入が容易にできる。
【0007】本発明の請求項2に記載の発明は、楔状の
傾斜溝内に挿入したスクリーン受桟の1端部の面上にバ
ネ部を形成した請求項1記載の投射型テレビジョン受像
機であり、傾斜溝に挿入されたスクリーン受桟の1端部
の面上のバネ部がスクリーンの伸縮に応じて伸縮し、ス
クリーン縁部を挟持固定するスクリーン受桟の他端部は
傾斜溝の奥を支点として傾斜溝の傾斜の範囲で上下し、
スクリーン縁部を確実に挟持するものである。
【0008】本発明の請求項3に記載の発明は、傾斜溝
から出たスクリーン受桟の他端部の面と、キャビネット
の前方上面部と前方側面部の面とを同一面とした請求項
1記載の投射型テレビジョン受像機であり、キャビネッ
トの外周部が前面に出ることがなく、スクリーン受桟の
幅のみでフレームが形成されるため、投射型テレビジョ
ン受像機を縦×横にマトリクス状に組み立てたときの目
地幅が狭く、映像欠陥が少なくなる。
【0009】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。 (実施の形態)図1,図2は本発明の投射型テレビジョ
ン受像機において、スクリーンをキャビネットに固定す
る構造を示す分解斜視図と、スクリーンをキャビネット
に固定した完成斜視図、図3,図4,図5は本発明の投
射型テレビジョン受像機において、スクリーンをキャビ
ネットに固定する構造を示す要部側断面図と要部分解断
面図と要部分解斜視図である。
【0010】13は方形のキャビネット、14はキャビ
ネット13の前方上面部15,前方側面部16,前方下
面部17の外周角部18を切り欠いて形成した挿入口、
19は挿入口14につながり、キャビネット13の前方
上面部15,前方側面部16,前方下面部17の肉厚部
内に形成された楔状の傾斜溝、20はキャビネット13
の前方上面部15,前方側面部16に対応するキャビネ
ット13内にその固定端21が固定され、自由端22が
キャビネット13の角穴23を通って傾斜溝19内に突
出している板バネ、24はキャビネット13の前方上面
部15,前方側面部16の肉厚部内に形成された楔状の
傾斜溝19内に1端部25が挿入され、その面上に設け
られた角穴26に前記板バネ20が係合して固定される
スクリーン受桟、27は楔状の傾斜溝19につらなった
挿入口14からキャビネット13と同一面上で外に出て
キャビネット13の前方外周部28との間でスクリーン
29の上方および側方の外縁部30を挟持するスクリー
ン受桟24の前面端部、31は楔状の傾斜溝19の内部
においてスクリーン受桟24に弾性力を与えるように形
成されたスクリーン受桟24上の切り起こしバネ片、3
2はキャビネット13の前方下面部17の肉厚部内に形
成された楔状の傾斜溝19内に1端部25が挿入され、
ビス33で固定されたスクリーン下方受桟であり、ビス
33で固定される以外はスクリーン29の上方および側
方の外縁部30を挟持するスクリーン受桟24と同じ構
成作用を有する。34はスクリーン受桟24をキャビネ
ット13に組み込むときに、スクリーン受桟24の長さ
方向の端部に形成した切り欠き部35と係合して、組み
込みを容易にするためにキャビネット13の角部に設け
たピンである。
【0011】以下、上記実施の形態における投射型テレ
ビジョン受像機において、スクリーンをキャビネットに
固定する過程について説明する。
【0012】まず、図1に示すように、スクリーン下方
受桟32にスクリーン29を嵌め込み、スクリーン29
をキャビネット13側に倒した後、上方のスクリーン受
桟24の端部の切り欠き部35をキャビネット13の上
方角部に設けたピン34に矢印イ方向に差し込み、この
ピン34を支点として矢印ロ方向に回転し、楔状の傾斜
溝19内にスクリーン受桟24の1端部25を挿入し、
スクリーン受桟24の角穴26に前記板バネ20が係合
することにより、スクリーン受桟24が傾斜溝19内に
固定され、キャビネット13の前方外周部28に押しつ
けられたスクリーン29の外縁部30をスクリーン受桟
24の前面端部27で挟むことになり、スクリーン29
が固定される。同様に、側方のスクリーン受桟24もそ
の端部の切り欠き部35をピン34に矢印ハ方向に差し
込み、矢印ニ方向に回転し、楔状傾斜溝19内に挿入固
定し、側方のスクリーン29の外縁部30を挟んで固定
するものである。また、キャビネット13の前面にはス
クリーン受桟24の前面端部27が出るのみでキャビネ
ット13の外周部が前面に出ることがなく、また、スク
リーン29が伸縮した場合はスクリーン受桟24の前面
端部27が、傾斜溝19内の切り起こしバネ片31によ
り、傾斜溝19の傾斜の範囲で上下するものである。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明の投射型テレビジ
ョン受像機によれば、スクリーン受桟をキャビネット外
周と兼ねることができ、バネの弾性によりスクリーンの
環境温度変化による伸縮に対しても、常に1定寸法でス
クリーンを受けることにより確実なスクリーンの保持
と、細い目地幅の実現ができ、マルチスクリーンに積み
上げた場合にも映像欠陥を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の投射型テレビジョン受像機のスクリー
ンをキャビネットに固定する構造を示す分解斜視図
【図2】本発明の投射型テレビジョン受像機のスクリー
ンをキャビネットに固定した完成斜視図
【図3】本発明の投射型テレビジョン受像機のスクリー
ンをキャビネットに固定する構造を示す要部側断面図
【図4】本発明の投射型テレビジョン受像機のスクリー
ンをキャビネットに固定する構造を示す要部分解断面図
【図5】本発明の投射型テレビジョン受像機のスクリー
ンをキャビネットに固定する構造を示す要部分解斜視図
【図6】従来の投射型テレビジョン受像機のスクリーン
をキャビネットに固定する構造の分解斜視図
【図7】従来の投射型テレビジョン受像機のスクリーン
をキャビネットに固定する構造の1部側断面図
【符号の説明】
1,13 キャビネット 2 上面外周部 3 側面外周部 4 微小間隔部 5 スクリーン側部受桟 6 スクリーン側部押え桟 7,8 先端押え部 9,29 スクリーン 10 スクリーン上部押え桟 12 スクリーン下部受桟 14 挿入口 15 前方上面部 16 前方側面部 17 前方下面部 18 外周角部 19 傾斜溝 20 板バネ 21 固定端 22 自由端 23,26 角穴 24 スクリーン受桟 25 1端部 27 前面端部 28 前方外周部 30 外縁部 31 バネ片 32 スクリーン下方受桟 33 ビス 34 ピン 35 切り欠き部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットの前方上面部と前方側面部
    のそれぞれの外周角部を切り欠いて形成した挿入口につ
    ながる楔状の傾斜溝をキャビネットの前方上面部と前方
    側面部の肉厚部内に形成し、その楔状の傾斜溝内にスク
    リーン受桟の1端部を挿入し、傾斜溝から出たスクリー
    ン受桟の他端部と、キャビネットの前方上面外周部と前
    方側面外周部との間でスクリーンの上縁部と側縁部をそ
    れぞれ挟持する投射型テレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】 楔状の傾斜溝内に挿入したスクリーン受
    桟の1端部の面上にバネ部を形成した請求項1記載の投
    射型テレビジョン受像機。
  3. 【請求項3】 傾斜溝から出たスクリーン受桟の他端部
    の面と、キャビネットの前方上面部と前方側面部の面と
    を同一面とした請求項1記載の投射型テレビジョン受像
    機。
JP34923395A 1995-12-20 1995-12-20 投射型テレビジョン受像機 Pending JPH09172593A (ja)

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JP (1) JPH09172593A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998048324A1 (fr) * 1997-04-18 1998-10-29 Sony Corporation Dispositif destine a maintenir un ecran de projection par transparence, procede de maintien dudit ecran, film maintenant l'ecran et procede de maintien dudit film
US6550521B1 (en) 2000-05-30 2003-04-22 Visual Structures, Inc. Seamless screen videowall
JP2013160838A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Mitsubishi Electric Corp スクリーン取付構造およびプロジェクションテレビ

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WO1998048324A1 (fr) * 1997-04-18 1998-10-29 Sony Corporation Dispositif destine a maintenir un ecran de projection par transparence, procede de maintien dudit ecran, film maintenant l'ecran et procede de maintien dudit film
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