JP3532783B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JP3532783B2
JP3532783B2 JP04594199A JP4594199A JP3532783B2 JP 3532783 B2 JP3532783 B2 JP 3532783B2 JP 04594199 A JP04594199 A JP 04594199A JP 4594199 A JP4594199 A JP 4594199A JP 3532783 B2 JP3532783 B2 JP 3532783B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器洗浄機に関
し、特に器具本体外面に取り付けた排気口から高温排気
を排出中であることを容易に認識することができる食器
洗浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の食器洗浄機は、食器の除菌を行う
ため70℃を超える高温水を食器に吹きかけて高温すす
ぎを行うものが、特開平6−62997号公報などに示
されている。このような食器洗浄機は、図7に示すよう
に、洗浄行程(加熱洗浄、温調洗浄)(S1)と、すす
ぎ行程(水すすぎ、加熱すすぎ、温調すすぎ)(S2)
と、乾燥行程(温調乾燥、送風乾燥)(S3)とを順次
経て、洗浄庫内の食器を洗浄する。前記乾燥行程(S
3)では、洗浄庫内の湿潤空気を庫外へ排出するため、
ファンを回転させて排気口から湿潤空気を排出させる。
【0003】通常、食器洗浄機は、システムキッチンと
してビルトイン設置されるか、あるいはキッチンの流し
台の上に設置される。そのため、食器洗浄機の背面側や
側面側が壁などの障害物で塞がれてしまうことが多いた
め、前記排気口は器具本体の前面に設けられることがあ
る。図6に示す従来の食器洗浄機では、その前面に取り
付けたドア2の上方の操作パネル部20に各種スイッチ
類と共に洗浄庫内の湿潤空気を排出するための排気口2
1が設けられたものである。
【0004】この排気口21からの排気温度は、図7に
示した庫内温度Lと略一致し、乾燥行程(S3)に入っ
てファンが回り出す初期では70℃近い高温になってい
る(図7中の点P参照。)。このとき、排気口21から
排出されている高温の湿潤空気が手などに触れるような
ことがあれば不快感を受け、また、長く触れているとと
火傷を負うようなことにもなり兼ねない。従って、使用
者等が調理などをする際に前記排気口21付近に近づく
こともあるので、排気口21からの高温排気によって使
用者等が万一でも火傷を負うようなことは未然に防ぐ必
要がある。そのため、従来の食器洗浄機では、排気口2
1からの高温排気を目視にて注意を促す表示や食器洗浄
機の運転シーケンスによって使用者等への危険を回避さ
せていた。
【0005】すなわち、前記目視にて注意を促す表示と
しては、図6に示すように、例えば排気口21のすぐ上
に“高温排気注意”、あるいは”注意 やけどの恐れあ
り”などといった表示22を付し、しかも、食器洗浄機
の取扱い説明書に「排気口付近には近づかないでくださ
い。」といった注意文が書いてあった。また、前記食器
洗浄機の運転シーケンスとしては、高温すすぎが終わっ
て乾燥行程に入ると、始めの数分間は特に排気温度が高
いので、その間は1〜3秒間毎にファンを間欠的に回し
て排気量を少なく抑え、その後は連続してファンを回し
て庫外への排気を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、排気口
21付近が熱くなっているということを前記表示22や
取扱い説明書などで明記しておいてもファンが回り出す
と勢いのある排気がなされることに変わりはない。従っ
て、このような高温排気時に使用者等自身の注意が喚起
されていなければ、不用意に高温排気されている排気口
21に近づくおそれがある。まして、使用者等が食器洗
浄機の運転シーケンスを詳細に知っていることもほとん
ど考えられず、どの時点で排気口21から高温排気が排
出されるのかが分からないため、この場合でも不用意に
高温排気されている排気口21に近づくおそれがある。
さらには、食器洗浄機が設置された環境の温度が低けれ
ば、前記排気口21から高温排気されている湿潤空気が
白濁し、これを目で見て確認できるが、常にそのような
環境下に食器洗浄機が配置されているとも限らないの
で、通常は、直接高温排気を確認するのは困難である。
【0007】なお、実際には、排気口21より出る高温
の排気が人体に触れたとしても熱いことは確かであるが
瞬時に火傷する訳でもなく、また、熱いのにそのまま手
を触れさせておくことも到底考えられないが、排気口2
1から高温排気されていることを容易に認識できれば、
使用者等は安心して、しかも心地良く食器洗浄機を使用
することができる。
【0008】本発明は、『器具本体内に配設された食器
洗浄庫と、器具本体外面に設けた排気口と、前記食器洗
浄庫内の湿潤空気を前記排気口を通して庫外へ排気させ
る排気手段とを備えた食器洗浄機』において、食器洗浄
機の排気口からの高温排気によって万一でも火傷するの
を未然に防ぐため、使用者等が排気口から高温排気され
ていることを容易に判断できるようにすることを課題と
する。 (1項)
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ために講じた本発明の技術的手段は、『前記排気口から
高温の湿潤空気が排出中であることを報知する報知手段
として、点灯または点滅する高温排気注意ランプを前記
排気口の近傍に設けたことを特徴とする食器洗浄機』で
ある。
【0010】前記技術的手段は次のように作用する。す
なわち、前記技術的手段によれば、前記排気口から高温
排気されていることは、前記報知手段としての高温排気
注意ランプが点灯または点滅することによって目視で容
易に認識することができる。かつ、前記高温排気注意ラ
ンプが前記排気口の近傍に設けられているので、排気口
の位置も間違いなく簡易に特定することができる。
【0011】
【発明の効果】本発明は、前記構成であるから次の特有
の効果を有する。すなわち、本発明に係る食器洗浄機に
よれば、使用者等が誤って排気口に近づくことを事前に
防止でき、この排気口からの高温排気に触れて不快な思
いをしたり、万一でも火傷をする危険を防止することが
できるという効果を有する。 (2項)前記1項において、『前記高温排気注意ランプ
を排気口の周縁に設ける』ことによって、排気口の位置
のみならずその大きさをも一目瞭然に認識することがで
き、高温排気に触れたり高温排気中の排気口部分に誤っ
て触れたりするようなことをより確実に防止することが
できる。 (3項)前記1項において、『前記報知手段として、排
気口から高温の湿潤空気が排出中であることを音で報知
する音発生手段を前記排気口の近傍に設ける』ことで、
排気口から高温排気中であることを音にて認識すること
ができ、例えば目の不自由な人であっても排気口に近づ
くことを防止でき、排気口からの高温排気によって万一
でも火傷をする危険を防止することができる。 (4項)前記3項において、『前記音発生手段による音
が、方言による音声である』ものでは、食器洗浄機の使
用者等の方言と一致させることで、その使用者等にとっ
て排気口から高温排気が排出されていることを容易に把
握でき、かつ親しみやすいものとなる。例えば、高齢者
のように長くその土地の方言に親しんだ者にとっては馴
染みのある方言で報知されることによって、その意味内
容も容易に理解でき、これにより排気口に近づくことを
防止でき、排気口から出る高温の排気によって火傷をす
る危険も防止することができる。 (5項)前記の1項ないし4項のいずれかにおいて、
『前記報知手段は、湿潤空気を排気するための排気用フ
ァンの作動開始で報知を開始する』ことにより、排気用
ファンが作動して排気口から勢いよく高温排気が排出さ
れる際に、報知手段の報知により高温排気中であること
を適正に認識して、排気口からの高温排気に触れて不快
な思いをしたり、万一でも火傷をする危険を防止するこ
とができる。 (6項)前記5項において、『前記報知手段として排気
温度が60℃未満になると報知を終了する』ことによ
り、排気口から高温排気中であることを過剰に報知する
ことも無くなり、その結果、使用者等の行動範囲制限を
可能な限り早期に解除することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。 実施の形態1 図1は、本発明の実施の形態1による食器洗浄機の前面
を現した正面図である。図1を参照して、この食器洗浄
機は、直方体状の器具本体3の前面に平板状のドア2が
開閉自在に取り付けられている。このドア2の上方の操
作パネル部20には、洗浄庫30内の湿潤空気を排出す
る排気口21が設けられ、その横に“高温排気注意”の
表示22とともにLEDなどを内蔵した円形の高温排気
注意ランプ1aが設けられている。この高温排気注意ラ
ンプ1aは、庫内温度が60℃を超えると点灯し、温調
乾燥が終了した時点で消灯するように制御されている。
また、この操作パネル部20には、本食器洗浄機の電源
スイッチ24、スタート/一時停止スイッチ25、各種
コースを選択するためのコース切替スイッチ26、70
℃を超える高温水での高温すすぎを実行するための高温
すすぎスイッチ27、ドア2のロック/アンロックを行
うレバー29が取り付けられている。前記コース切替ス
イッチ26の横には、各種コース(標準、念入り、スピ
ーディ、予洗い、乾燥のみ)の表示28がLEDなどに
よる発光部とともに形成されている。このコース切替ス
イッチ26を押す度にコース表示28に対応した発光部
が点灯しコースの確認が行われ、使用者等が希望するコ
ースを目で確認しながら選択できるようになっている。
【0013】図2は、本食器洗浄機の内部構造を示す断
面図である。図2を参照して、食器洗浄機は、直方体状
の器具本体3の内部に食器5を配置するための洗浄庫3
0が配設されている。この洗浄庫30内には、洗浄する
食器5を載せた食器カゴ51が収容される。食器カゴ5
1は、前面のドア2を開けて洗浄庫30の底部に敷設さ
れた載置用レール52に沿わせて洗浄庫30内に投入さ
れる。また、本実施の形態のものでは、洗浄庫30内の
天井に庫内温度を検知する検知センサ11が取り付けら
れている。洗浄庫30の下部には、食器5に対して洗浄
水を回転噴射するノズル6が取り付けられている。この
ノズル6の上部には、洗浄水を噴射するための噴射穴が
複数個形成され、また、その両端部には、洗浄水を横向
きに噴射する噴射穴を相対向して設けてこの横向き噴射
によってノズル6を回転させる。洗浄庫30の下部に
は、洗浄水を貯えるタンク7が取り付けられている。こ
のタンク7内には、貯えられた洗浄水を加熱するための
シーズヒータ73が配設されている。また、タンク7内
のシーズヒータ73付近には、図示しないがサーミスタ
が取付けられ、タンク7内の洗浄水の温度が検出され
る。なお、このサーミスタによって実験データ等に基づ
いて庫内温度を推定するようにすれば、洗浄庫30内に
前記検知センサ11を特に設けないようにしても良い。
また、タンク7の底部には、取外し自在のフィルタ71
を取り付けた凹所72が形成されている。タンク7内の
洗浄水は、このフィルタ71で食品のカス等をろ過し、
凹所72に流入される。また、タンク7の下には、凹所
72に流入された洗浄水をノズル6に供給するためのポ
ンプ9が取り付けられている。なお、前記タンク7に
は、図示しないが、水を供給する供給パイプやタンク7
に溜まった洗浄水を排水する排水パイプが連結されてい
る。一方、器具本体3下部の前面側には、本食器洗浄機
の動作を制御する制御回路を組み込んだコントロールボ
ックス41が配設されており、その前面に取付けたカバ
ー4を取外すことにより外部からこのコントロールボッ
クス41の調整ができるようになっている。また、器具
本体背面31の内部には、外気を洗浄庫30内に導くた
めのダクト33が取付けられている。このダクト33の
上部には、外気を取り込むためのファン8が取り付けら
れている。このファン8と洗浄庫30との間にはファン
8を駆動するためのモータ81が取付けられている。ま
た、ファン8が取付けられた位置に対応する器具本体3
の背面31部分は、スリット32が形成されており、こ
こから外気を導入できるようになっている。
【0014】次に、本食器洗浄機の動作を簡単に説明す
る。前記食器洗浄機は、食器5を収容した食器カゴ51
を前面のドア2を開けて洗浄庫30内に収容し、ドア2
を閉めた後、操作パネル部20の電源スイッチ24をO
Nにする。そして、コース切替スイッチ26にて希望の
コースを選択した後、スタート/一時停止スイッチ25
をONにすると、本食器洗浄機が動作する。これによ
り、洗浄行程、すすぎ行程、乾燥行程が順次に実行され
る。乾燥行程の間は背面のファン8を回転させて庫内の
湿潤空気の排気を行い、この乾燥行程が終了すると、本
食器洗浄機の全行程が終了する。
【0015】図3は、本食器洗浄機での各行程における
洗浄庫内温度の変化を表したグラフである。洗浄行程
(S1)では、シーズヒータ73で加熱した洗浄水を食
器5に噴射する加熱洗浄と、洗浄水温度を所定温度に調
整しながら食器5を洗浄する温調洗浄とを有する。すす
ぎ行程(S2)では、洗浄水を排水後、新たに給水した
水で食器5のすすぎを3回行う水すすぎと、次にシーズ
ヒータ73をONにして約70℃以上に加熱した高温水
で食器5のすすぎを行う加熱すすぎと、水温を約70℃
くらいに維持しながらすすぎを行う温調すすぎとを有す
る。また、乾燥行程(S3)では、排水後、前記シーズ
ヒータ73をONにした状態で庫内温度を50℃〜60
℃の間に保ってファン8を回させながら食器5の乾燥を
20分間行う温調乾燥と、次にシーズヒータ73をOF
Fにして食器5の乾燥を10分間行う送風乾燥とを有す
る。
【0016】排気温度と略一致する庫内温度Lは、本実
施の形態1では、洗浄庫30内の天井部分に取付けた検
知センサ11によって検知され、図3に示すように、洗
浄行程(S1)における温調洗浄で60℃近くまで上昇
するが、60℃を超えることはない。そして、すすぎ行
程(S2)では3回の水すすぎの次の加熱すすぎで食器
5の除菌を行うため70℃を超える高温水を食器5に吹
き付けるので、再び庫内温度Lが上昇し、点P1で庫内
温度Lが60℃を超える。このとき、本食器洗浄機1前
面に設けた排気口21の横にある高温排気注意ランプ1
aが点灯される。
【0017】ところで、洗浄庫30内の湿潤空気は、乾
燥行程(S3)において前記排気口21から強制的に大
気中へ排出されるが、この排気口21は常に開放されて
いるため、前記洗浄行程(S1)やすすぎ行程(S2)
においても少しずつこの排気口21から洗浄庫30内の
湿潤空気が排出されている。そのため、乾燥行程(S
3)に入る前であっても排気口21自体がすでに熱くな
っていることもある。従って、本実施の形態1では、乾
燥行程(S3)に入る前であっても、排気温度となる庫
内温度Lが60℃を超えた点P1の段階で前記高温排気
注意ランプ1aを点灯し、この排気口21部分が高温に
なっていることを報知するようにしている。そして、乾
燥行程(S3)での温調乾燥が終了してシーズヒータ7
3がOFFしたときには庫内温度Lは60℃未満になる
ので、この温調乾燥が終了する点P2で前記高温排気注
意ランプ1aを消灯する。
【0018】前記温調乾燥に入ると、背面31側の内部
のファン8を回転させ、本食器洗浄機の後方から外気を
取り込み、ダクト33を介して洗浄庫30の底部後端部
から洗浄庫30内へ外気を導入する(図2中の矢印A、
B参照)。そして、この洗浄庫30内に溜まっていた高
温の湿潤空気は、食器洗浄機の前面に設けられた前記排
気口21より外部へ排出される(図2中の矢印C、D参
照)。このとき、排気口21からの排気温度は、70℃
近い高温になっており、一瞬触れた程度で直ちに火傷を
負うようなことはないが、不快である。
【0019】本実施の形態1のものでは、既述のよう
に、排気口21の横に高温排気注意ランプ1aが設けて
あり、排気温度となる庫内温度Lが60℃を超えると、
この高温排気注意ランプ1aが点灯されている。なお、
本実施の形態1では、乾燥行程(S3)における温調乾
燥があらかじめ20分に設定されているので、前記高温
排気注意ランプ1aの消灯タイミングとして、温調乾燥
の開始から20分後になるようコントロールボックス4
1におけるタイマーで設定してある。なお、以上の高温
排気注意ランプ1aの点灯、消灯のタイミングは、前記
コントロールボックス41における制御回路にて制御さ
れる。
【0020】以上のように、本実施の形態1の食器洗浄
機では、使用者等などが前記高温排気注意ランプ1aを
見てこれが点灯していれば排気口21から高温排気が排
出されていることを目視で容易に認識することができ
る。しかも、前記高温排気注意ランプ1aは前記排気口
21の横に設けてあるので、排気口21の位置も容易に
特定することができる。従って、本食器洗浄機によれ
ば、使用者等が誤って排気口21に近づくことを事前に
防止でき、この排気口21からの高温排気に触れて不快
な思いをしたり、万一でも火傷をする危険を未然に防止
することができる。
【0021】尚、前記高温排気注意ランプ1aは、検知
センサ11によって検出される排気温度(庫内温度L)
が60℃未満になると消灯して、高温排気の報知を終え
るようにしても良い。これにより、排気口21から高温
排気中であることを過剰に報知することも無くなり、そ
の結果、使用者等の行動範囲制限を可能な限り早期に解
除することができる。 実施の形態2 図4は、本発明の実施の形態2による食器洗浄機の要部
を現した正面図である。
【0022】この実施の形態2による食器洗浄機は、図
1、図2に示した実施の形態1の食器洗浄機における高
温排気注意ランプ1aに代えて、排気口21の周縁に沿
って高温排気注意ランプ1bを設けたものであり、その
他の構成は前記実施の形態1のものと同様の構成を有す
る。このように、本実施の形態2による食器洗浄機によ
れば、高温排気注意ランプ1bを排気口21の周縁に設
けることによって、排気口21の位置のみならずその大
きさをも一目瞭然に認識することができ、高温排気に触
れたり高温排気中の排気口21部分に誤って触れたりす
ることをより確実に防止することができる。 実施の形態3 図5は、本発明の実施の形態3による食器洗浄機の要部
を現した正面図である。
【0023】この実施の形態3による食器洗浄機は、図
1、図2に示した実施の形態1の食器洗浄機において、
さらに排気口21近傍に高温排気の報知手段としてのス
ピーカ1c(音発生手段)を設けたものであり、その他
の構成は前記実施の形態1のものと同様の構成を有す
る。この場合、高温排気中であることの報知方法として
は、前記スピーカ1cからは人の声で、例えば“高温あ
ついよ”などと発声させたり、これを方言によって行わ
せたり、あるいはチャイムやブザーなどの音だけによっ
て行わせたりすることができる。
【0024】このように、本実施の形態3による食器洗
浄機によれば、前記スピーカ1cによって排気口21か
ら高温排気中であることを音にても報知するようにして
いるので、目からのみならず耳からも排気口21から高
温排気中であることを認識することができ、例えば目の
不自由な人であっても排気口21に近づくことを防止で
き、排気口21から出る高温の排気によって火傷をする
危険性が少なくなる。
【0025】また、前記スピーカ1cからの音声を方言
による場合、例えばコントロールボックス41内のメモ
リに、あらかじめ多数の地方の方言による音声を記録し
ておき、前面のカバー4を取外し、このコントロールボ
ックス41を操作して使用者等が自分に合う方言を選択
するようにしておく。これによって、前記スピーカ1c
から発せられる音声を食器洗浄機の使用者等の方言と一
致させることで、その使用者等にとって排気口21から
高温排気が排出されていることを容易に把握でき、かつ
親しみやすいものとなる。例えば、高齢者のように長く
その土地の方言に親しんだ者にとっては馴染み深い方言
で報知されることによって、その意味内容も容易に理解
でき、これにより排気口21に近づくことを防止でき、
排気口21から出る高温の排気によって火傷をする危険
が少なくなる。
【0026】また、前記コントロールボックス41の内
部メモリ等に録音機能を設け、自分の声などを録音でき
るようにし、高温排気時には、その音声を前記スピーカ
1cより発声させるようにすることも可能である。これ
により、さらに高温排気中であることをより確実に把握
でき、かつ親しみをもって本食器洗浄機を扱うことがで
きる。
【0027】なお、前記実施の形態1〜3において、高
温排気注意ランプ1a,1bは点灯させているが、点滅
するようにしても良く、また、高温排気の報知手段とし
て、前記高温排気注意ランプ1a,1bに代えて“高温
排気注意”の表示22自体が点灯または点滅するように
しても良い。このように、ランプを点滅させたり表示2
2を点灯または点滅させた場合の方が、使用者等に対し
てより注意を喚起することができる。
【0028】また、前記実施の形態1〜3において、高
温排気注意ランプ1a,1bやスピーカ1cによる報知
の開始タイミングおよび終了タイミングを前記ファン8
の作動に連動させるようにしても良い。この場合、ファ
ン8が作動して排気口21から勢いよく高温排気が排出
される間は、報知手段(1a,1b,1c)の報知によ
り高温排気中であることを適正に認識して、排気口21
からの高温排気に触れて不快な思いをしたり、万一でも
火傷をする危険を防止することができる。
【0029】また、前記実施の形態1〜3は、排気口2
1が器具本体3前面に取付けられたものの例を示すが、
排気口が器具本体の上面や側面などに取付けられたもの
に前記報知手段(1a,1b,1c)を設けるようにし
ても良い。また、前記実施の形態3において、スピーカ
1cだけで高温排気注意ランプ1aを設けないものでも
良く、また、スピーカ1cからは四六時中、音を発する
ようにせずに、例えばこのスピーカ1cの近傍に赤外線
センサを設置して使用者等が食器洗浄機に近づいてこの
赤外線センサにて検知されたときに、1回から数回、音
を発するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1による食器洗浄機の前面を現す正
面図
【図2】実施の形態1の食器洗浄機の内部構造を示す断
面図
【図3】実施の形態1の食器洗浄機での各行程における
洗浄庫内温度の変化を表したグラフ
【図4】実施の形態2による食器洗浄機の前面を現す要
部正面図
【図5】実施の形態3による食器洗浄機の前面を現す要
部正面図
【図6】従来の食器洗浄機の前面を現す正面図
【図7】従来の食器洗浄機での各行程における洗浄庫内
温度の変化を表したグラフ
【符号の説明】
1a,1b 高温排気注意ランプ(報知手段) 1c スピーカ(報知手段) 2 ドア 3 器具本体 8 ファン(排気手段) 20 操作パネル部 21 排気口 22 高温排気注意表示 30 洗浄庫

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具本体内に配設された食器洗浄庫と、
    器具本体外面に設けた排気口と、前記食器洗浄庫内の湿
    潤空気を前記排気口を通して庫外へ排気させる排気手段
    とを備えた食器洗浄機において、 前記排気口から高温の湿潤空気が排出中であることを報
    知する報知手段として、 点灯または点滅する高温排気注意ランプを前記排気口の
    近傍に設けたことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の食器洗浄機において、 前記高温排気注意ランプを前記排気口の周縁に設けたこ
    とを特徴とする食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の食器洗浄機において、 前記報知手段として、排気口から高温の湿潤空気が排出
    中であることを音で報知する音発生手段を前記排気口の
    近傍に設けたことを特徴とする食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の食器洗浄機において、 前記音発生手段による音は、方言による音声であること
    を特徴とする食器洗浄機。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の食
    器洗浄機において、 前記報知手段は、湿潤空気を排気するための排気用ファ
    ンの作動開始で報知を開始するものであることを特徴と
    する食器洗浄機。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の食器洗浄機において、 前記報知手段は、排気温度が60℃未満になると報知を
    終了するものであることを特徴とする食器洗浄機。
JP04594199A 1999-02-24 1999-02-24 食器洗浄機 Expired - Lifetime JP3532783B2 (ja)

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